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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
11 | 2010/12 | 01
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中国から日本の土地を買いに来る…「不動産だ、電鉄だ、倉庫だ、含みだ…」ってちょっと行き過ぎでは?
 お疲れ様でした。

 29日水曜日の日本株動向
 日経平均株価:1万344円54銭  +51円91銭  日経平均先物終値:1万360円

 TOPIX:908.01ポイント  +5.18ポイント  騰落状況:値上がり1315、値下がり220

 出来高概算:13億859万株   売買代金:8523億円

 日経平均サイコロ:6勝6敗  騰落レシオ:131  RSI:57

 25日線かい離:+1.3%   日経平均25日線:1万213円(前日比10円上昇)


 本日の日本株は、海外で円高が進行した流れを受け、CME日経平均先物が軟化。これを受け、輸出株、特にユーロに対して円高が進んだことから精密や輸送用機器が軟調に推移し、低調なスタートになりました。ただ、今年2回目の利上げ後、続落していた中国上海市場が反発したほか、他のアジア市場お堅調に推移。GLOBEX米国株先物もプラス圏で推移したことから、じょじょに買い物が増加。主力輸出株にも切り返すものが増えてきました。また、一部マスコミが、米国での電気自動車実験に、日本の充電器の統一規格である「CHAdeMO」方式の急速充電器が使われた…と報じられたことから、高岳製作所など、関連銘柄に物色範囲が拡大しました。また、午後になると、先物に手仕舞いの買戻しが入ったことや、外需株に比べ割安感のある内需関連にも買い物が拡大。金融株が買われたほか、最近の海外からの不動産取得の増加を思惑し、電鉄や倉庫関連まで買い物が広がるなどし、全33業種が上昇するという、ハッピーな終わりになりました。

 まあ、値上がり数が1300を超えていますから全面高といえるんでしょうが、実質、正月休みに入って事業法人などからの売り物が減少したことから、需給関係が好転して満遍なく上がった…ということでしょうか。今日の電気自動車関連など、来年の相場を意識した展開も始まってはいるようですが、まだ、全体としては、割安銘柄の修正高という段階が続いているものと思われます。以前、米国と日本の株価の強さの差について、米国ニューヨークダウのPER は14.76倍ですが、一年先の予想利益ではpERは13.54倍の低下。利益面で成長余地のあることが上昇につながっている。しかし、日本の場合、中間決算後の企業側の予想は慎重なのか上期に比べ、減益予想が多いほか、アナリストまで弱気になって、予想を下方修正するものが増えています。利益成長見通しの無い日本株を買ったって仕方が無いですから、無視られていた分けですが、ここにきて、米国では金融政策に財政政策が加わり景況感が大きく変わってきました。当然、日本株に対する見方も変わり、下期の数字を強気に見る会社が増えてきた…と日経が伝えています。

 当面、割安株の修正相場は一段落したかな…と考えていましたが、どうやら、年が明けても下期の分を再度評価しなおす相場が始まるのかも知れません。その中で、今日、注目される動きがありました。レポートでも長期注目株の柱にしていた、日立製作所が、今日424円の高値を抜き、425円の年初来高値をつけてきたことです。直接の原因は、一旦流れかけた英国の鉄道受注が決まったようだとの話でしたが、業績の増額修正でも抜け無かった関門をあっさり抜いてきた動きは尋常ではありません。「鬼より怖い一文新値」といい、簡単には伸び切れませんが、上値抵抗線を抜いてくると08年の6月安値658円まで節値らしい節値はありません。選択と集中を進める日立が再評価されようとしています。他にも、直近レポート銘柄の高岳製作所やウェザーニュース(1400円を割れなかったのが残念)、サンワテクノスなどが順調に株価を伸ばしていますが、今日は日立の新値取りだけで十分…。まだ、簡単にはいきませんが、上値抵抗線上に出て値固めが済めば、再度、追撃して生きたいと思っています。「後、一文あったら…」。まあ贅沢は言ってもキリがありませんね。

 来年のテーマ探しをしなければ…と思っていましたが、再度、進捗率と下期の業績の内容吟味をしなければならなくなりました。正月休みはおあずけになりそうです。
※年内立会いも残すところ明日1日となってきました。レポート直近号で解説したように、1月相場を警戒する動きもあります。しかし、ここが大きなチャンスになることもレポートで解説したところでもあります。チャンスは1月にもう一度来る…。引き続き、会員の募集をしておりますので、関心のおありの方はメールフォームを通じてお問い合わせください。

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資源・エネルギー株の上げに支えられ高値更新…水面下では成長と過剰流動性の綱引き
 おはようございます。

 28日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万1575ドル54セント  +20ドル51セント(0.18%)

 NASDAQ総合指数  2662.88ポイント  -4.39ポイント(0.16%)

 S&P500    1258.51ポイント +0.97ポイント (0.08%)

 CME日経平均先物(ドル建て) 1万310円 -10円

         (円建て)  1万270円 -50円

 米国10年もの国債金利  3.491%  +0.16%

 WTI原油   91.49ドル  +0.49ドル

 GOLD  1405.6ドル  +22.7ドル

 ドルインデックス  80.37   変わらず


 昨日の米国株は、利上げ後の中国株が冴えないことや、この日発表された住宅価格指数や民間調査会社コンファレンスボードの消費者信頼感指数がいずれも冴えないものだったことから、低調な始まりになりました。依然、休暇中の投資家が多いことや、この日の大雪の影響で市場参加者が少なく、方向感の無い展開でした。ただ、ユーロに対するスイスフラン上昇との比較感からドル売りが増加。これを好感して原油価格が上昇したことや、中国のレアアース輸出規制強化から、関連株に注目が集まるなど、資源、エネルギー関連の上げに支えられ、ニューヨークダウは上昇。再び、戻り高値を更新しています。しかし、この日行われた5年国債の入札が不調に終わり、金利が上昇。ドルが持ち直したことから、引けにかけ上げ幅を圧縮して終わっています。結局、資源株や、銀行株の上げに支えられたニューヨークダウやS&P500は高かったものの、主力ハイテク株が安かったNASDAQ総合指数は反落して終わっています。ニューヨーク市場の出来高は前日比9073万株増の5億5750万株、騰落状況は、値上がり1440、値下がり1543でした。

 業種別の値上がり上位は、プラチナ・貴金属関連、産金株、鉱山株、石油・ガスなど資源関連が多くなりました。食品、生活必需品、小売、金融もしっかり。一方、値下がり上位には、住宅建設、住宅担保金融、ギャンブル、玩具など。バイオテクノロジー、ネット関連などハイテク株全般も冴えず、フィラデルフィア半導体株指数は0.4%近く下落しています。個別では複数社が投資判断を引き上げたGMが上昇したのが目立ちました。一方、来年の主役として期待されるハイテク株のなかで、デルやヤフー、グーグル、オラクルなどが下落し、NASDAQ指数の足を引っ張っています。金利上昇、資源価格の上昇は将来のインフレを意識させますが、インフレとハイテク株は逆相関で動くだけに、来年の資源価格の動きからは目が離せません。

 この日のニューヨークダウも、資源価格の上げに支えられ上昇トレンドを持続。上昇中の5日線に支えられる格好でじり高をたどっています。この日も、5年物国債入札の結果が冴えず、10年もの金利は一気に0.16%上昇しましたが、その一方で、大型株の上げが目立つなど、債券から株式への資金移動の兆候も見られます。来年の米国の成長を意識したNASDAAQを重視するのか、債権→株式への資金還流の流れを追うのか…休み明けで市場に戻ってきた投資家がどういう判断をするのかが注目されます。

 米国株は高安まちまち。CME日経平均先物は、スイスフラン上昇との比較感で円が一時81円81銭まで買われたマイナス材料を引きずり、大証先物終値を50円下回る1万270円で終わっています。円急伸時には、1万225円まで売り込まれており、今日の相場の先物筋の売り仕掛けの目処になりそうです。国内に帰ってからは、対ドルが82円40銭台と比較的落ち着いた動きですが、対ユーロは107円80銭台の取引になっており、今日の取引の圧迫材料になりそうです。昨日に続き、外需関連が圧迫されそうですが、このところ始まった内需関連の見直し買いがどの低度指数の下支えをするか…。参加者が少なくなっているだけに、先物筋の売り仕掛けが気になるところです。会員のかたは、このところレポートで注目してきたものの押し目を、ポイント、ポイントを捉えて押し目買いしてください。
※年内立会いも残すところ今日を含め2日となってきました。以前から、12月、1月はもうひとつと書いてきましたが、どうやら、新年を前に気迷い感が強まってきました。レポート直近号で解説したように、1月相場を警戒する動きも出始めました。しかし、ここが大きなチャンスになることもレポートで解説したところでもあります。チャンスは1月にもう一度来る…。引き続き、新規会員の募集をして降りますので、関心のおありの方はメールフォームを通じてお問い合わせください。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
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