大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
12 | 2011/01 | 02
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好調な企業決算が続出、景気指標も改善しているのに、投機筋の売り崩しを跳ね返せず続落
 31日月曜日の日本株動向

 日経平均株価:1万237円92銭  -122円42銭   日経平均先物:1万230円

 TOPIX:910.08ポイント  -9.61ポイント  騰落状況:値上がり332、値下がり1233

 出来高概算:19億7319万株    売買代金:1兆4672万株

 日経平均サイコロ:6勝6敗   騰落レシオ:104  RSI:37

 25日線かい離:-1.7%    日経平均25日線:1万415円 (前日比5円下落)


 本日の日本株は、先週末の米国株が急落、CME日経平均先物も大幅安して終わっていたことを嫌気し、売り先行でスタートしました。民主化要求が多発している北アフリカとの経済的関係が深い欧州への懸念からユーロが下落。円が81円台に上昇したこともあり、輸出株を中心に売りが増加。途中、鉱工業生産指数が2ヶ月連続して上昇したことが伝えられたものの、市場は反応せず、下落幅を拡大。日経平均は、一時、180円下落1万180円まで売り込まれました。ただ、先週末のCME日経平均先物の安値が1万200円だったことから、先物の買戻しも入り日経平均は下落幅を縮めたものの、エジプト情勢が混沌としていることから買いは続かず、続落して終わりました。

 先々週末から欧州系証券を通じた先物による日本株売り崩しの動きが強まっていましたが、先週、日本株の格下げや中東情勢の悪化から、先週末にかけ、再び、欧州筋の売り攻勢が始まっていました。週末だけで、複数の欧州系証券が5000枚や4100枚、1000枚を超える先物の大量の売り越しが観測されていました。また、先物売りが活発になったことで、裁定取引の解消売りが週末から出始めており、現物市場の下げ幅を拡大しています。今日は、週明けで北米筋の動きが鈍り下値の買いが薄いなか、欧州系証券や国内投資家の先物売りが勢いをまし裁定解消売りがでたことが下落幅の拡大につながったものと思われます。今日は、裁定取引を活発に行っている国内大手証券の先物買い手口(3560枚の買い)が目立ちましたが、同社を中心にした裁定業者が「先物買戻し・現物株売り」を活発に行い下落幅拡大に拍車をかけたことが分かります。

 今の日本株は、欧州の投機家(商品投資顧問といわれる…)に完全に牛耳られた格好になっています。個人投資家もファンダメンタルが通じない相場に嫌気がさし、先物売買に走るようになっています。一部値嵩株を動かすだけで操作できる日経平均は、欧州の投機筋に取っては、貴重な儲けの手段。おまけに、手数料が減ることを懸念して、取引所はやりたい放題にさせていますから、これくらいやりやすい市場は世界にはありません。米国経済は、大量の資金供給によって株価を上昇させて個人消費を刺激。景気は急速に立ち直りつつありますが、日本の場合、常に先物を使った売り叩きが継続して低株価が定着。一方で、BIS規制で銀行にリスク資産の圧縮といって持ち株を吐き出させ、その株をせっせと海外投資家が買っている…。なにか、へんな感じがしますね。最近、分けの分からない株主があちこちに登場していると言いますが、経済戦争に負けた日本の株式の分捕り合戦でも始まっているのでしょうか。政治が空回りしている間に、なにか得体の知れないことが進行しているのではないでしょうか。

 まあ、杞憂に終われば良いのですが…。とにかく、当面の日本株は米国次第…。米国株が底打ちしないと日本株の立ち直りも難しい。日本は決算発表が本格化していますが、利益が前期比で2倍や3倍になっている企業が続出しています。すでに、通期目標を大幅に上回っている企業もたくさんありますが、それでも通期予想を中間期のままに据え置いている企業が多いようです。残り3ヶ月の間に大幅な減益を予想してるんでしょうか。さらに、円高が進むとでも予想しているんでしょうか?企業は完全に自身をなくしてしまっているようです。今期に入っての売り上げ状況や米国の景気が急速に立ち直っていることを考えると、こんな弱気な数字が出てくるはずは無いのですが…。全ての企業がもう少し普通の見方で業績予想を立てたら、予想PERが低下して割安感が台頭。投機筋なんかに一国の経済を牛耳られることも無いと思うのですが…。まさに、1億総自信喪失というところです。

 今の中東問題にしても、原油への中東依存度の高さから考えると影響は日本の方が大きく、円安になっても不思議ではないはず…。シカゴ通貨先物市場の動きを見ると、このところ、円買いポジションがどんどん増えています。明らかに投機的な円買いが増加しいました。円高になる可能性が強まるなら、投機筋が日本株売りを仕掛けるのも当然なこと。それも、簡単に思うように動かせる日平均という便利な道具もあるし…。

 肝心な米国株ですが、レポートでも詳しく解説していますが、一年先の予想PERが上昇しています。現在のPERに比べて低い状態は変わらず、利益の増加傾向は続いているのでが、先行きのPERが上昇したということは、カッカして期待感で買ったものの「先行きは期待したほどじゃないじゃないか…」として失望売りが出たという見方もできます。確かに中東情勢も利食い売りの引き金を引いたのでしょうが、本筋のところは先走った期待感の修正…ということではないでしょうか。先行きの利益成長が期待できる以上、大きな調整にはならないも見れます。まあ、あまり悲観的にみない方が良いと思います。

 とにかく、弱みを見せれば世界の投機筋はハイエナのように襲い掛かってきます。今の日本は、本当は強いのに、回りから「弱い、弱い」、「お前なんかダメだ…」と言われて自信喪失になっている上、マスコミなど身内からも「ダメだ…」と言われて自信喪失状態になっている人見たいなもの…。こんな時に先生なり、親なりが「お前は本当は強い…」と言えば違うのに、どこかのインチキ格付け会社から格下げだ…と言われて、「そうですか…」と反論もできない首相では…ね。一言、「証券化バブルの片棒をかついだ、お前らの格付けなんか信用できるか…」といって欲しかった。格付け会社が「あんたがダメだから、格下げした…」というのも判る気がする。
 
 GLOBEX米国株先物も上がったり、下がったりふらふらしたままの状態。欧州投機筋がどこで買い戻してくるかが焦点…。

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エジプト情勢の緊迫化や予想に届かなかったGDPを嫌気して下落…NASDAQはシステムトラブルの影響も
 おはようございます。

 28日の米国市場動向
 ニューヨークダウ  1万1823ドル90セント -166ドル13セント(1.29%)

 NASDAQ総合指数  2686.89ポイント  -68.39ポイント (2.48%)

 S&P500  1276.34ポイント  -23.20ポイント (1.79%)

 CME日経平均先物(ドル建て)  1万235円  -135円

          (円建て)   1万220円  -150円

 米国10年もの国債金利  3.329%  -0.06%

 WTI原油  89.34ドル  +3.20ドル

 GOLD  1340.70ドル  +22.30ドル

 ドルインデックス  78.14  +0.42


 昨日の米国株は、エジプト情勢の悪化を嫌気し欧州市場が全面安になるなか、米国第3・四半期GDPが予想を下回ったものの、6四半期連続でプラスを維持したことを好感し堅調なスタートを切りました。ニューヨークダウは一時3日連続で1万2000ドルの大台(高値1万2012ドル)に乗せる場面がありましたが、その後は、前日発表されたマイクロソフトやアマゾンの冴えない決算やこの日発表のフードの減益決算などを嫌気して利食い売りが増加。改めて、GDPが予想に届かなかったことを織り込む動きも手伝い下落幅を拡大していきました。エジプト情勢は夜間外出禁止令が全土に拡大されたほか、カイロでのデモ鎮圧に軍隊が動員されるなどエスカレート。専制君主制を敷く他の中東産油国への影響も懸念され、原油価格が急伸しています。また、一部メディアがスエズ運河の閉鎖を伝えたことも市場の動揺を誘ったようです。ただ、狼狽売りが一巡した後は押し目買いも入り底バイの動きとなっています。朝方株価表示ができないシステムトラブルがあったNASDAQ市場では、相場動向が把握できないことから売り物が集中。アマゾンへ決算への失望売りも手伝い下落幅が拡大しています。結局、主力三指数とも急反落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比3億5513万株増の13億4204万株。騰落状況は、値上がり484、値下がり2533とほぼ全面安商状。

 この日、業種別に上昇したのは、安全資産への逃避から金価格が急伸したことを受け貴金属が上昇。スエズ運河封鎖の噂から海運株が上げています。値上がりしたのは、この2業種のみで、石油、石油掘削設備サービス、石炭などが比較的下落率が小さかったようです。一方、自動車・同部品、職業訓練、航空会社、ホテルなどが値下がり上位に来ていました。ハイテク株全般、ネット関連、証券などの下落も目立ちました。個別では、レーザー発信機メーカーのコヒレントや電子承認サービスのべりサインなどが予想を上回る決算で上昇。ダウ採用銘柄では、デュポンとプロクターアンドギャンブルだけが小幅に上昇しています。一方、特損や欧州事業の不振で減益になったフォードが大幅に下落。通信サービス大手ATTも投資判断の引き下げから下落するなど主力株の不振が指数の足を引っ張りました。

 この日は、強気予想が裏目に出たGDP統計、エジプト情勢の悪化、NASDAQ市場のシステムトラブルなど、市場外部要因で下落しました。ただ、昨日も書きましたように、RSIが過去5年間で最高水準にあるほか、1万2000ドルの大台乗せで目標達成感が対等。相場の振幅が狭まり強弱感が拮抗していることから、好悪材料に反応しやすくなっていることを指摘しました。結局、市場の綱引きは弱気が買った格好になってしまいました。大きな陰線をつけてしまったので、当面はエジプト情勢など外部環境を見ながら下値模索の相場になりそうです。下値めどや今後の方向性については、次回レポートで考察してみます。

 米国株は急反落。安全資産への逃避から円買いが先行したことからCME日経平均先物も急落。大証先物終わり値(1万370円)を大幅に下回る1万220円で帰ってきました。円相場は、中東情勢の不安定化から安全資産買いが強まり、債券や金、ドルが買われるなか、米国GDPが予想に届かなかったことから対ドルで82円10銭台に上昇。国債格下げで下落した分を帳消しにしています。対ユーロでも円は上昇し111円70銭台で取引を終えています。日本経済にとっても懸念される材料が増えてきました。週明けの相場への影響が懸念されますが、こちらも次回レポートで考えてみたいと思います。

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投機筋が思惑先行で売り崩し。週末要因に、指数銘柄の入れ替えによる売りも圧迫材料に
 28日金曜日の日本株動向

 日経平均株価:1万360円34銭  -118円32銭  日経平均先物終値:1万370円

 TOPIX:919.69ポイント  -9.97ポイント  騰落状況:値上がり263、値下がり1318

 出来高概算:21億688万株    売買代金:1兆5588億円

 日経平均サイコロ:7勝5敗  騰落指数:112   RSI:40

 25日線かい離率:-0.6%   日経平均25日線:1万420円(前日比5円上昇)


 本日の日本株は、米国株が堅調に終わったものの、昨日引け後に発表された日本国債の格下げを改めて織り込む相場となり、反落して終わりました。格下げの実施にともない円相場が対ドル、対ユーロで下落。当初は、日本の景気にとってはプラスとして輸出株を中心に買いが先行する場面がありました。ただ、格下げは国債を大量保有する銀行の資金調達コストの上昇につながるとして、海外投資家が銀行株を売却。同時に先物市場でまとまった売りが断続的に出され、意図的に売り崩そうという動きが強まっていきました。また、先物売りが先行し、現物と先物のサヤが逆転すると裁定解消売りが断続的に出され、日経平均は下落幅を拡大して行きました。決算発表の真っ只中にあり、コマツのように予想を上回る数字を出したものは買われるものの、下方修正して売られるもの、キャノンのように良い数字を出しながら、市場予想に届かなかったというだけで売られるものもあり、一般投資家としては、だんだん手が出しにくくなっているところがあるようです。証券会社のアナリストの強気が先走りしすぎていたのでしょうか。

 ただ、今日の下げは、格下げを意識して意図的に売り崩されたものと考えるのが正解でしょう。先週も週末にかけて先物筋が中国の利上げを吹聴して先物を大量に売り、日経平均は急落しています。日本国債の格下げという、市場が弱気に傾く可能性がある時に、傷口にユビを突っ込まない手はないということでしょう。今日も、欧州筋の売り仕掛けのようですが、26日の下落時にも欧州系証券の売り手口が目立ちましたが、昨日の上げで大半は買い戻していました。唯一、以前からしつこく先物を売っている1社だけが買戻しをしておらず、「おかしい…」と思っていたら昨日の格下げです。案の定、この証券会社の今日の売りは5200枚近くに達しており、意図的に売り崩したことは明らかです。また、オプションの上値に売りポジションを持っているといわれる米系証券も今日は2200枚近くを売り越しており、それぞれの思惑で売り崩しに動いた…というところでしょう。

 投機筋が売りポジションを作った後、格付け会社が格下げを実施して、さらに売り煽るというパターンは、金融危機やユーロ危機のときに多用されたパターン。S&Pがやった以上、フィッチもやる可能性があります。投機筋が悪さする環境ができつつあるということで、日本の金融当局も早いうちに投機の芽をつむ方策を講じた方が良いかもしれません。一番信用が高い格付け会社はムーディーズですが、米国について格下げの懸念を発表したものの、日本については今のところ静観の構えです。昨日、格下げを発表したあとも、日本国債のCDS(クレジットデフォルトスワップ)に動きはありませんでしたから、その意味では、投機筋が連合しての売り崩しではないということでしょう。

 とにかく、世界の投機筋が、ユーロの次は日本…と虎視眈々と狙っているときに、国内政治は小田原評定に明け暮れています。これだけ国民が窮乏している時に、公務員給与の引き下げなど、公的な経費削減に取り組むことなく、退職金への課税強化、年金支給額の引き下げ、各種控除の見直しなど、国民負担ばかりを増やしています。これでは、「官」ばかりが膨れ上がり、「民」は縮小するばかり…。国家公務員の給与は従業員50人以上の、企業の給与を参考にして決めるといいますが、日本の中小企業の大半が50人以下…。派遣など一時雇用の増加から、官民の給与格差はますます開いていきます。大体、グローバル化というのは、先進国の賃金が限りなく新興国に近づき、一方で、新興国の賃金が限りなく先進国に近づく「平準化」のことでもあります。今のままなら、恐らく、民間の賃金はもっと下落していくことでしょう。でも、官の賃金は下がらない…。

 普通の会社なら、売り上げが減少し経営に行き詰れば、従業員給与に手をつけるのが当たり前。ところが税収が減っているにもかかわらず、天下りのように、手を変え品を変えして、搾取を続けていく…。自らが血を流すことなく、消費税を引き上げ、さらに国民生活を窮乏させていく。まだ血を吸っても死なないだろうとでも考えているのでしょうか。EU加盟の問題国は通貨調整ができないため、縮小均衡の道しかないが、日本には通貨調整など拡大均衡する方策が残されている。何故、縮小均衡の道ばかり探ろうとするのか…。今回の格下げは、日銀を含め愚かな政治を続ける日本への警告…といえるんでしょう。

 また、グチを書いてしまいました。でも、日本国民は、今の政治に対し、何故腹をたてないんでしょうか。マスコミが騒ぎたてているような総選挙が実現しても、どうせまた地方のボスが当選してきて利権政治を続けるだけ…。今の日本に必要なことは「がらがらポン」で一からやり直すことだけ。
 
 まあ、株のほうは、昨日も書いたように、当面は先週つけた陰線の中での動き…。ただ、25週線はわずかですが上向きですし、日々ベースのRSIは40に低下してきました。日柄整理は順調に進んでいると見ることもでいます。以前から、12月~1月相場は流していく、勝負は2月…としてきましたが、果たしてどうか…。米国の相場が本来のリズムを壊して、前倒し、前倒しできており、思惑違いも計算に入れておくべきか…。今晩の米国GDP統計で回復の伸びが確認されたら日本株への見方も変ってくる。

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1万2000ドルの関門達成で小動き…主力企業の決算の明暗が膠着感につながる
 おはようございます。2度寝して寝過ごしてしまいました。

 27日の米国市場動向
 ニューヨークダウ  1万1989ドル87セント  +4ドル39セント(0.04%)

 NASDAQ総合指数  2755.28ポイント  +15.78ポイント (0.58%)

 S&P500  1299.54ポイント  +2.91ポイント(0.20%)

 CME日経平均先物 (円建て) 1万500円 +20円

 米国10年もの国債金利  2.389%  -0.03%

 WTI原油  85.64ドル  -1.69ドル

 GOLD  1318.4ドル -14.6ドル

 ドルインデックス  77.72  -0.18


 昨日の米国株は、S&P社による日本国債格下げや新規失業保険申請件数の予想外の増加、耐久財受注(12月)の3ヶ月連続減少など、冴えない景気指標を受け、模様眺め気分に始まりました。ただ、朝方発表された建機大手キャタピラーの第4四半期利益が、前年同期比4倍になったことが好感されたことや、今晩決算発表を予定しているフォードへの期待感が高まり、買いものが増加。ニューヨークダウは前日に続き1万2000ドルの大台(高値1万2019ドル)を回復しています。ただ、その後は、売り物がちになり、再度前日引け値を下回る場面もありましたが、12月の中古住宅販売保留指数が予想を上回ったことから押し目買いが増加し反発したものの、その後は1万2000ドルを頭に小動きに推移しました。ニューヨークダウの終日値幅は48ドルにととどまっています。主要3指数とも続伸して取引を終えましたが、ハイテク企業の好調な決算発表が多かったことからNASDAQ総合指数の上げが目立ちました。ニューヨーク市場の出来高は前日比1億3386万株減の9億8691万株。騰落状況は、値上がり1675、値下がり1311でした。

 業種別の値上がり上位は、パイプライン、自動車、旅行代理店、航空会社など。自動車部品、小売り、ネット関連なども堅調でした。一方、貴金属、金鉱山、鉱山、職業訓練が値下がり上位。家庭用品、電気サービス、エネルギー、医薬品も冴えない動きでした。個別では、オンラインDVDレンタルのネットフリークスが好調な決算や格上げで上伸。したものの、ATTやプロクターギャンブルなど主力企業の決算が市場予想に届かず、売られています。

 ニューヨークダウは、1万2000ドルの大台乗せ後は、小動きに推移しています。昨日も書いたようにテクニカル面での加熱感も出始めており、利食い売りの圧力も強まっています。1年先の利益予想をベースにしたPERは現在水準よりも低く、先高方向に違いはないものの、大台の達成感から市場の気迷い感も強まっています。5日移動平均線を下値にする押し目買い気運は強いものの、大台より上の利食い売りも多く、相場は膠着感を強めています。好悪材料に反応しやすくなっており、材料によっては上下にぶれることも…。

 米国株は続伸。CME日経平均先物は、国債格付け引き下げを受け、一時日本の先物終値を65円下回る1万415円まで売られたものの、民間企業の格下げがなかったことから、円安が景気にプラスに働くとして買い物が入り、結局、大証終値を20円上回る1万500円で終わっています。円相場は海外で、83円台に急落する場面がありましたが、ニューヨークに入り、米国の長期金利の低下や冴えな景気指標を受けドルが売られ、82円85銭で終わっています。対ユーロは114円台に入りましたが、ドル軟化の影響を受け、113円78銭に値を戻しています。今日の日本株は、国債格下げの一時的なショックがあるかも知れませんが、すでに海外先物市場で織り込まれており、その後は円安を好感した外需株買いに堅調な動きに推移しそうです。以前から、これまで政治は日本株のリスクにはならないといわれてきましたが、今回ばかりはリスクになりうる…と書いてきました。やはり現実のものになってしまいました。いまのところ、海外投資家の反応は限定的ですが、民主党政権が続くようですと海外投資家の嫌気売りがはじまるかも知れません。当面は相場の流れに変化はない…とみて、好業績株と目先の材料株物色が続くか…。主力株はますます動きづらくなりそうです。

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物色範囲が広がり、強調相場になったが、上値は先物の圧迫で伸び悩み
 27日の日本株動向

 日経平均株価:1万478円66銭 +76円76銭   日経平均先物終値:1万480円

 TOPIX:929.66ポイント  +7.02ポイント   騰落状況:値上がり1053、値下がり463

 出来高概算:20億1610万株     売買代金:1兆4658億円

 日経平均サイコロ:8勝4敗  騰落レシオ:114   RSI:47

 25日移動平均線かい離率:+0.6%   日経平均25日移動平均線:1万415円(前日比7円上昇) 


★先物筋の抵抗で上値は伸び悩む
 本日の日本株は、米国株が大統領の「一般教書」演説や昨日開催されたFOMC後の声明文で、当面、国債買取プログラムが継続することが確認されたことを好感し上昇したことを手がかりに反発してスタートしました。円相場が92円台で安定していたことや昨日先物を売りこしていた欧州系証券会社の買い戻しもあり、先物買いがリードする格好で上伸。一時、軟化する場面もありましたが、中国上海市場が恒例のお年玉相場で続伸したことから、市場に安心感が拡大。好業績銘柄や投資判断の格上げ銘柄などを広範に物色する動きが強まり、一時、日経平均株価は1万500円の大台まで、あと4円まで迫りました。ただ、先日から、先物が、11月SQ値(1万420円)から12月SQ値(1万470円)のレンジ内に押し込められており、高値圏では先物売が増加。引けにかけては、やや上げ幅を圧縮して終わっています。

★投信設定を意識した焦点ボケの相場
 業種別で上昇したのは、鉱業や機械、鉄鋼、輸送用機器、電気製品、非鉄など外需株や資源株が上位に来ました。また、食品や不動産、電気・ガスなど内需系も買われており、全般的には焦点ボケの相場になっています。大型の投信設定が予定されており、この組み入れ対象候補になりそうな割安株を物色した…という側面モア理想です。一方、値下がり上位は、紙パルプ、海運、医薬品、銀行、陸運、石油石炭で、下落銘柄は全33業種中この6業種のみ。個別ではシンプレクス・ホールディングスが好調な業績を受け、証券会社が投資判断を引き上げたことから大幅高になったほか、この日、決算を発表するファナックへの期待感が強まり買いが先行。5%近く上昇し、同社だけで日経平均を23円押し上げています。これを機に、業績面で割安感のある銘柄への買いが拡大。住友精密や日立化成、三菱製鋼などが値上がり上位にランクされていました。また、下値懸念が薄らいだことから、短期筋の低位株物色の動きも強まっていました。

★対米輸出が伸びはじめた
 今日は、12月の貿易統計が発表されましたが、前年比の伸び率は13%。2ヶ月連続で伸びたほか、アナリスト予測の中央値9.3%を大きく上回ったことが好感されたようです。特に、米国向けが前年比16.5%増と伸び率が拡大したしたことから、今後、本格的な伸びが期待できるとして、輸出や機械など対米比率の高いところが買われたようです。世界の主要通貨に対するドルインデックスは、米国金利が上昇しているにもかかわらず、下落を続けています。このところ円は82円台でドル相場と固定状態。欧州通貨やアジア通貨に対して円安気味に推移しており、実質的な輸出競争力が強化される方向にあります。最近の株価の堅調さは、この変化を反映しているのではないでしょうか。ただ、相変わらず経営者の姿勢は慎重…。第3四半期の進捗率が90%を超えても通期見通しを据え置くなど、円高懸念が根深いようです。米国株は、好業績を背景に1万2000ドルの大台を達成しましたが、株価上昇とは逆に1年先のPERは12.7倍台から、12.5倍台に低下。先行きの利益成長が予想されることが上値を追う手がかりになっています。

★米国向け資本財の供給メーカーに注目
 一方、日本株はここまで予想PERが上昇する格好で上昇してきました。前段のように、経営者が通期見通しに対して弱気を続けると、決算発表が終わってもPERが割高なままで残り、割高感を解消するために先物売りや裁定解消売りを通じて、水準訂正される可能性も出てきます。新興国一辺倒から、本来の土俵である米国でも勝負ができる用になったんですから、国内投資家ももう少し強気になっても良いと思うのですが…。銀行などはリスク資産の圧縮などといって、持ち株を売って、せっせと今もっとも危険な商品である国債を買っているようですが、大丈夫なんでしょうか。そのうち、思いもしないような上げが始まり、海外投資家がはずす株券を一生懸命買いあさり、将来、また株の評価損に苦しめられることにもなりかねません。新興国向け輸出は、今の株価にはいやというほど織り込まれていますが、米国向け輸出の急増は、どの程度織り込まれているんでしょうか。ついこの間まで、景気の2番底が来るとまことしやかに言われていたわけですから、とても織り込まれているとは思えないんですが…。とにかく、米国が輸出を頑張れば頑張るほど、ファインケミカルや精密部品などの産業素材の輸出が増える…。米国と輸出で競合するものは何らかのプレッシャーを受けるかも知れませんが、パーツや素材はほっておいても増え続けます。「LOOK EAST」といってきたことが、ようやく現実のものになり始めたようです。
 機械や半導体製造装置など設備投資に絡んだものは、景気の最後まで買われてくる…。

★当面は先週の週足陰線内の動き
 まあ、日経平均については、しばらくは先週つけた陰線の中の動きか…。先物やオプション筋は1万1000円どころで大量の弱気ポジションを持っているといわれていますが、それをリスクにさらさないためにも1万500円には乗せさせたくないはず…。目先は先物筋の抵抗が大きくなりそうです。ただ、現物の買いが下値を厚くしていますから、下にも思ったほどは下げない。結局、各論相場になっていかざるを得ないか…。

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1万2000ドルの大台回復も、全般は小動き…主力企業の決算低迷が足を引っ張る
 おはようございます。

 26日の米国市場動向
 ニューヨークダウ  1万1985ドル44セント  +8ドル25セント(0.07%)

 NASDAQ総合指数 2739.50ポイント +20.25ポイント(0.74%)

 S&P500  1296.63ポイント +5ドル45セント(0.42%)

 CME日経平均先物(ドル建て) 1万455円 +35円

          (円建て)  1万440円 +20円

 米国10年もの国債金利  3.419% +0.0868%

 WTI原油  87.33ドル +1.14ドル

 GOLD  1333.0ドル +0.7ドル

 ドルインデックス 77.82  -0.19 
 

 昨日の米国株は、「一般教書」演説で企業重視の政策が打ち出されたことを好感し、堅調なスタートを切りました。インフラ整備やハイテクやバイオなどの先端技術の強化が打ち出されたことから、鉄鋼やバイオなど関連株が物色されたほか、原油価格の上昇を受けエネルギー株も買われるなどし、ニューヨークダウは、一時、1万2020ドルと大台代わりを達成しました。その後はボーイングやヤフー、ゼロックスなど主力企業が冴えない決算を発表したことや、大台替わり達成による目標到達感から利食い売りも増加。狭いレンジの中、再び前日比マイナス圏に下落。その後は、FOMC声明で、国債買取プログラムの継続が示唆されたことを好感。押し目買いが入り値を戻したものの、1万2000ドルの大台を引け値で回復できませんでした。結局、ニューヨークダウは反発。ハイテク株が多いNASDAQ総合指数は先端技術重視政策を好感し、大きく続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比7883万株増の11億2096万株。騰落状況は、値上がり2089値下がり920でした。

 業種別の値上がり上位は、貴金属、鉄鋼、石油掘削サービス、素材など。エネルギー、住宅関連も堅調に推移。一方、値下がり上位は、OA機器、レストラン、旅行サービス、航空会社、家庭用品など非耐久消費材など。銀行も冴えない展開。個別では、一般教書でインフラ整備が強調されたことからAKスチールなど鉄鋼株が堅調。航空会社ユナイテッド・コンチネンタルHDが業績が市場予想を上回り黒字転換を達成したことから上昇。ハードディスクドライブメーカーのシーゲートテクノロジーは銀行の投資判断引き上げから上げています。一方、20011年通期利益が予想を下回ったことでボーイングが、第一四半期の利益予想が市場の期待を下回ったとして、いずれも下落しています。

 ニューヨークダウは、ザラ場で1万2000ドルの大台を達成しましたが、今週で9週連続の上昇。週足サイコロは9勝3敗の警戒ゾーンに達しています。日足のテクニカルベーでは25日線とのかい離率は警戒ラインの3%を下回っていますが、RSIは一昨日で78.5に上昇。2007年4月20日の78.45を上回る過去5年間の最高水準に上昇しています。2007年のケースでは、しばらく上昇を続けたあと、下落に転じており、一旦は、相場の過熱感を是正するところに来ているのかも知れません。QE2の継続やドル安など市場外部要因が相場を押し上げている側面があり、テクニカルが通用しにくいかもしれませんが、手放しの強気だけは避けたいものです。

 米国株は上昇。CME日経平均は、円相場が不安定な動きをしたことから、1万395円から1万465円まで上下しましたが、結局、大証先物終値を20円上回る1万440円で終わっています。円相場は、ユーロ高に連れ高し82円10銭台に上昇したあと、金利上昇を受け82円60銭台に軟化。その後再び82円10銭台に上昇するなど神経質な動き。対ユーロは112円60銭台の終わりでした。国内に帰ってからは、対ドルが82円20銭台、対ユーロは112円50銭台と安定的な動きですが、昨日もドルインデックスは続落しており、円が高値にぶれやすい状態が続いています。昨日も欧州投機筋が円買いと株先物売りをセットにした売り仕掛けをしており、今日も彼らの出方が注目されます。明日金曜日が決算発表の第一段目のピークを迎えますが、市場では決算を意識した買いと、米国一般教書を手がかりにした材料株物色が平行して進みそうです。円相場の不安定感が強まっており、主力株の動きは鈍りそう。NASDAQの切り替えしを受けた、ハイテク株やバイオ関連、ネット関連に注目か…。

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FOMCを前に主力株はい動けず…円高懸念から欧州筋が再び売りポジションを形成
 1月26日水曜日の日本株動向

 日経平均株価:1万401円90銭  -62円52銭   日経平均先物終値:1万420円

 TOPIX:922.64ポイント -6.64ポイント  騰落状況:値上がり452、値下がり1076

 出来高:16億2773万株     売買代金:1兆2334億円

 日経平均サイコロ:7勝5敗  騰落レシオ:111   RSI:51

 日経平均25日線かい離率:-0.06%   同25日移動平均:1万408円(前日比4円上昇)


 本日の日本株は、海外での円高進行や、CME日経平均先物が一時大きく下振れしたことに加え、オバマ大統領の「一般教書」演説の中味を見極めたいとの動きから、反落してのスタートになりました。先物売りが先行し、安く始まったものの、昨年12月のメジャーSQの清算値1万420円をはさみ、強弱感が対立。売り買いが交錯し、終日の日経平均は48円の狭いレンジの動きになりました。為替が円高気味に推移。一時、82円を割り込み81円91銭まで上げる場面もあり、電気や精密、輸送用機器、海運など外需関連が売られました。一方で、国土交通大臣の鉄道ホームの安全性向上対策の強化発言を受け、京三製作など関連株が買われたほか、一般教書演説でクリーンエネルギー比率の向上や電気自動車の国内販売100万達成などが唱えられたことから、関連株が個別に物色されたものの、大型主力株までには至らず、広がりを欠いた展開になりました。33業種のうち値上がりしたのは、ゴム製品、水産・農林、空運など6業種のみ。値下がりは、海運を筆頭に、証券、銀行、鉱業など26業種におよびました。ただ、見送り気分がつよく、商いは今年裁定の16億株台にとどまっています。

 米国では、現在、国債入札が実施されており、環境作りのためニューヨーク連銀が連日、国債買い入れを実施。金利低下を促しています。また、今日の一般教書演説で、国防を除く予算の5年間凍結が提案されたことから、金利低下気運に拍車がかかるとして、投機筋が「円買い・株先物売り」や「債券先物買い・株先物売り」などの売り仕掛けをしたものの、大きく売り崩せず、先物価格は12月清算値と同じ1万420円で終わっています。裁定業者の先物買い手口が見られますので、裁定解消売りが出ていたはずですが、下落幅は限定的になっており、下値の買い物がかなり厚くなっているようです。

 ただ、レポートでもドルインデックスがボックスを下はなれており円高が懸念される…としましたが、やはり円が上がりやすい状態になってきました。欧州でも極端なインフレ恐怖症のドイツの輸入物価が対前年比で12%上昇。予想を大幅に上回っており、EUで引き締め懸念が強まってきそうです。最近の、ユーロ高は、これを織り込む動きにもなっているようです。懸念されるのは、ドルが主要通貨に対し、切り下がっているのに、円だけがドル固定のように82円台で膠着。円の割安感が生まれていること。円ドル相場を見ると、13週線と26週線のサンドイッチ状態になっていますが、26週線の上昇圧力が強まっていることも懸念材料。

 円が上昇しやすくなっているだけに、投資家も上値を買いあがれないと言うのが実態でしょう。当面、FOMCで景気に対しどういう見解を示してくるか、また雇用状況の改善や、消費者物価の上昇率1.5%と目標の2%に接近していることを受けて、FRBが国債買い入れを持続するのかなど、不透明感を増していることも事実です。市場では、FRBはQE2を持続する…との前提で動いていますが、もし、2%に達したら期限前でもQE2を中止すると方針を示したら、市場はショック状態に陥ってもおかしくはありません。FRBは、雇用状況が改善したら…、インフレ率が2%に達したら…と以前から限定条件を匂わせていることにも注意しておかねばなりません。まあ、FOMC結果を見るまでは動けないというのが本音…か。

 ドル安を映し新興国株は軒並み上昇していますが、円高懸念の日本株は安く終わりました。やはり、為替が大きなカギを握ってきそうです。欧州投機筋も、円高が進行するとみて、今日また新たに売りポジションを厚くしています。ただ、ここにきて、低下傾向にあった52週線が上昇に転じていること、上昇中の13週線が1万184円と急速に上げてきていることなど下値は固くなっています。また週足サイコロも7週連続上昇しても9勝3敗にはなりません。下値についてはあまり神経質になる必要はなさそうです。当面、時価付近で日柄整理をすることになるのでsょうか。とりあえず、一般教書演説に対し、GLOBEXの米国株先物は敬意を表して上昇しているようですから、残す不透明材料はFOMCだけ…。影響はこちらの方が大きそう。

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主力企業の冴えない決算から急反落したが、一般教書演説への期待感から下落幅を縮めて終了
 おはようございます。

 25日の米国市場動向
 ニューヨークダウ  1万1977ドル19セント -3ドル33セント(0.03%)

 NASDAQ総合指数  2719.25ポイント +1.70ポイント(0.06%)

 S&P500  1291.18ポイント  +0.34ポイント (0.03%)

 CME日経平均先物(ドル建て) 1万445円 -25円

          (円建て)  1万425円 -45円

 米国10年もの国債金利  3.3322%  -0.0722%

 WTI原油  86.19ドル  -1.68ドル

 GOLD  1332.3ドル -12.2ドル

 ドルインデックス 77.90  -0.15 


 昨日の米国株は、英国の予想外のマイナス成長になったことを嫌気し、欧州主要株式市場が全面安になった流れを受け反落してのスタートになりました。英国GDPサプライズやOPECの原油増産懸念から原油価格が続落。他の国際商品価格も下落したことから資源エネルギー株が下げ、指数を押し下げました。また、この日ダウ採用銘柄企業が6社決算発表をしたものの、いずれも冴えないものだったことからニューヨークダウは下落幅を拡大。途中、コンファレンスボード消費者信頼感指数(1月)が、昨年5月以来の水準に上昇したことを受け下落幅を圧縮する場面もありましたが、主力株の業績への失望感は強く、その後も下落幅を拡大。一時、82ドル安し、1万1900ドルの大台を割り込む場面もありました。ただ、その後は、ニューヨーク連銀の国債買い入れがこの日も実施されたことや、2年債入札が好調に終わったこと、一般教書演説で非国防予算の5年間凍結が発表されるとの観測から、金利が低下し、ドル安が進んだことを好感。一般教書演説への期待感もあり引けにかけ押し目買いが増加。結局、ニューヨークダウは小幅反落で終わったものの、NASDAQ総合指数、S&P500は小幅なプラスを維持して終わっています。ニューヨーク市場の出来高は前日比8572万株増の10億4243万株。騰落状況は、値狩り1603、値下がり1379でした。

 業種別にみた値上がり上位は、タイヤ、職業訓練、住宅リフォーム、保険、防衛など。不動産、電気通信サービスも堅調でした。一方、下落上位は、非鉄、重工業、航空会社など。各種金融、医薬品、バイオテクノロジーもさえない動きでした。個別では、市場予想を大幅に上回る決算を発表した光ファイバー大手コーニングが8%近い上昇で大商いになったほか、ハーレーダビッドソンが赤字幅の縮小を受け上昇。前期比4倍の利益を計上した油田サービスのベーカーヒューズが急伸。一方で、人員整理にともなう費用の拡大で予想利益を下回ったアメリカンエクスプレスや品質上の問題から製品回収があったジョンソンアンドションソン、スリーエムなど主力株がさえませんでした。

 この日のニューヨークダウは、終日水面下の動きでしたが、下落幅を拡大後も5日移動平均線にタッチしたところから急速に切り返すなど、先高期待の強さを示すことになりました。昨日も書きましたように、当面の急所だった08年8月高値を上回ったことで、強弱感が対立しやすくなっています。目先波乱含みの動きが予想されますが、今日の一般教書演説とともに、FOMC終了後の議事録で、景況感や国債買取プログラムに対しどのような見解が示されるかが注目されます。

 米国株は高安まちまち。CME日経平均先物は、一時、円相場が82円台を割り込む円高を嫌気し、1万340円安値(大証終値比130円安)まで売り込まれましたが、結局、45円安の1万425円で帰ってきました。円相場は、米国の金利低下やユーロ買いを受け、一時、82円台割れまで買われましたが、引けにかけ株価が急速に戻したことからドルが買われ、結局、82円20銭付近の終わり。対ユーロは112円50銭付近の終わりになりました。国内に帰ってからは、対ドルは海外と同水準の始まりですが、対ユーロは112円40銭台前半とやや円高に振れて始まっています。今日の日本株は、CME日経平均先物が、1万425円と、ほぼ、オプションSQ値と同水準で終わったことで、この水準をめぐって先物筋の攻防が続きそうです。ドルが下落方向を鮮明にする一方、ECB総裁のインフレ懸念発言からユーロ高が進み、円が上昇しやすくなっていることは懸念材料。今日も、欧州筋の仕掛けてきな商いがあるかもしれません。業績発表を見極めたいとのムードから、小動きの展開が予想されますが、ここからは、円相場次第…。日本時間11時からはじまるオバマ大統領の一般教書演説に関心が集まり、前場中は大きな動きはないか…?今日も個別材料株中心。

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先物の買戻しと欧米株高が支援材料になり25日線を回復
 1月25日火曜日の日本株動向

 日経平均株価  1万464円92銭 +119円31銭  日経平均先物終値:1万470円

 TOPIX:  929.28ポイント  +12.10ポイント  騰落状況:値上がり1386、値下がり187

 出来高概算:19億6958万株    売買代金:1兆4613億円

 日経平均サイコロ:8勝4敗   騰落レシオ:115   RSI:53

 25日線かい離:0.6%    日経平均25日移動平均線:1万404円(前日比6円上昇)


 本日の日本株は、米国株が続伸し1万2000ドルの大台に接近してきたことや、円相場が安定していることを好感し、続伸してスタートしました。米国でNASDAQ市場が反発、SOXX(フィラデルフィア半導体株指数)が2.5%上昇するなど、ハイテク株が買われたことから、先週末にかけ売られていた電子部品株や半導体製造装置関連、ネット関連などが買い戻されて上昇し、指数の押し上げに寄与しました。また、今日は場中にも、海外の長期性資金の見られるバスケット買いが入り下値を支えました。一方、先物市場では、週末に大量に売り越していた欧州筋が、1月のSQ値(1万420円)、12月のメジャーSQ値(1万470円)が次々と破られるなか、買戻しを入れたことも今日の反発につながったようです。日銀がCPI(消費者物価)の上昇率に関し強気見通しを発表したことから、債券先物が下落。これにともない株先物との裁定買いが入ったことも、上値圧力を強め、投機筋の買戻しを誘ったようです。ただ、12月のSQ値付近では、先物筋の抵抗から伸び悩んでおり、一気に1万500円の大台を回復するところまではいけませんでした。中国本土市場が利上げ懸念で下落するなか、今週から本格化する決算発表に期待試用という動きが強まっているようです。

 業種別では、全33業種の全てが上昇。騰落状況を見てもほぼ全面高商状になりました。特に、国際資源開発の上げにリードされた鉱業が上昇率ではトップ。買戻しが入った銀行株、ゴム製品、保険、機械などが上位にランクされました。一方、昨日値上がり上位にあった繊維や不動産が上昇率の下位にきています。個別では、中国での航空測量に参入する国際航空ホールディングスが買われたほか、自社株買いを発表した株ドットコム証券や図研、業績の増額修正が伝えられたサンリオや大倉工業なども個別に物色されていました。ただ、当面の業績注目株だった信越化学の数字が予想に届かなかったことや、通期見通しを据え置いたことから、一時、売られるなど、市場は業績感応を強めています。現在、発表されている第3四半期(10月~12月)は円高が進んだ時期でもありますから、予想に届かないケースも出てきますが、ここに来て、米国経済の回復や、為替の安定という好経営環境が生まれており、会社側がどんな通期見通しを出して来るかに関心が集まりそうです。

 今日の上げで、日経平均は25日線を回復してきました。先週末に中国の利上げ懸念を材料に日本売りを仕掛けた欧州投機筋が先物を買い戻したことが大きなエネルギーになりました。25日線が下落に転じる前に切り返したことで、25日線の上昇が持続したことは明るい材料です。また、先週末に169円安した時につけた陰線の寄付き1万459円を上回って終わったこともプラスの材料です。今日発表された、三市場信用残の動きは、売りが629億円減少する一方、買い残が1111億円増加するなど、個人の強気姿勢が目だってきました。ただ、先週末にかけての下落で、買値を下回ったものも多いと考えられ、今日も、高値に近づくと急に頭が重くなるなど、目先的に戻り売り気運が強まるかもしれません。まあ、いずれにしても、今の日本株は米国株次第次第…。

 海外では、インドが0.25%の利上げに踏み切りましたが、新興国はインフレ抑制に躍起になっています。また、明日の日本時間の11時から、米国ではオバマ大統領の「一般教書」演説があります。規制派のボルカー氏を経済諮問会議の議長からはずし、民間からGEのCEOを据え、企業との融和を図る方針を出しており、一般教書では企業減税や国内投資目的の海外からの資金還流に対し、大幅な減税措置を講ずるなど、新たな雇用対策や規制緩和を打ち出してくるのではないか…とみられています。経済活性化へ向け民間の活力をいかし、雇用の増加を図るために、共和党との妥協も進みそうです。最近の株価の上昇は、危機以降に進んだ各種の規制が緩められる…とに期待感もあると思われます。

 一方の日本は、法人税の5%減税を打ち出したものの、年金破たんを防ぐために国民負担を増やすだけでなく、企業に70才までの雇用を義務付けようとの動きもでており、ますます経済を悪化させるような政策が取られようとしています。これでは、若年労働者の雇用はますます困難になり、生産性の面でも企業は大きな負担を背負うことになります。これでは、企業は日本に来ませんし、国内企業も雇用規制のゆるい海外に出て行くことになります。先週木曜日、金曜日に株価が大きく下落するまえに、定年延長の話がでていたことを考えると、下落の要因のひとつに、政府の雇用延長発言があったことは間違いないところでしょう。出てくる発言が、先行きの影響を考えない場当たり的なものばかりですが、今のこの景気低迷気に国民負担増を求め、消費税の話まで出てくる…海外も今の日本の政治をあきれ果ててみているようです。一体、何時まで居座るつもりでしょうか。こんなことを続けていたら、折角、買い越しに転じた海外投資家の日本株買いが止まってしまう可能性もあるかもしれません。これまで日本では、政治と株は関係ない…というのが定説でしたが、今の民主党政権の政治は、日本経済にとって大きなリスクになってきたことは、頭に入れておく必要がありそうです。自治体の主張のように、国民がリコールすることはできないのしょうか。

 まあ、ぼやいても仕方がない…。明日のオバマさんの一般教書演説で、どんな対策を出してくるか、期待しておきましょう。なんだか、ますます、内需株が買いづらくなってきた。

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インテルの予想外の増配、自社株買取枠拡大が全体を押し上げ…企業保有の現金が動き始めた?
 おはようございます。

 24日の米国市場動向
 ニューヨークダウ  1万1980ドル52セント  +108ドル68セント(0.92%)

 NASDAQ総合指数  2717.55ポイント  +28.01ポイント(1.04%)

 S&P500  1290.84ポイント  +7.49ポイント (0.58%)

 CME日経平均先物(ドル建て) 1万415円  +75円

          (円建て)  1万395円  +55円

 米国10年もの国債金利  3.404%  -0.0037%

 WTI原油  87.87ドル -1.24ドル

 GOLD  1344.6ドル +3.5ドル

 ドルインデックス  78.03 -0.19 


 昨日の米国株は、先日好決算を発表したばかりのインテルが、15%の増配と自社株買取り計画枠の100億ドルへの拡大を発表したことを好感。先週末売られていたハイテク株が反発してのスタート。この日は、主要な経済指標の発表もなく、企業の決算発表をみながらの展開になりました。先週好決算を発表していたGEが引き続き買われたほか、マクドナルドもほぼ市場予想通りの決算を発表して上昇。アルミ大手アルコアも今年度のアルミ需要予測について強気の見通しを出したことからあげるなど、主力株の上げも目立ちました。また、この日も、ダンボール大手スマークイットストーンや食品・家庭用品メーカーのサラ・リーなどに同業やファンドから買収提案が寄せられたことから、M&A関連も盛況。ニューヨーク連銀が、89億ドル近い国債買い入れをを実施し、中期金利が低下。ドルが下落したことから、さらに買いが広がるなど、ほぼ終日上昇。ニューヨークダウは、1万2000ドルに手がl届くところまできました。結局、ニューヨークダウとS&P500は続伸。NASDAQ総合指数は反発して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比3億525万株減の9おく5672万株。騰落状況は、値上がり2114、値下がり882。

 業種別の値上がり上位は、アルミ、紙パルプ、コンテナー、再保険など。インテルの好材料を受けた半導体・同製造装置、テクノロジー・ハード機器などハイテク株が好調。フィラデルフィア半導体株指数(SOXX)は2.5%上昇しています。一方、プラチナ関連、金鉱山、銀行、住宅担保金融などが下落上位。ヘルスケア、サービス、各種金融なども冴えない動きでした。個別では、不採算店の閉鎖を決めた小売大手JCペニー、投資雑誌に好意的な記事が掲載された半導体メーカーエヌビディア、大手証券が投資判断を引き上げた太陽電池メーカーファーストソーラーなどが上昇。一方、クラウドサービスのセールスフォームドットコムが、投資雑誌に費用増加や株式の希薄化を懸念する記事が掲載され下落しています。

 ニューヨークダウは、ドル安と好調な企業決算、強い景気指標に押し上げられる格好で上昇。当面の急所だった08年8月11日の戻り高値(1万1933ドル)を上回ってきました。すでに、テクニカルな抵抗ゾーンに入っているほか、急所を抜いたことから、通常なら調整懸念が強まるのですが、好調な企業決算への期待感が強く、弱気筋が売りを手控える中、強気筋の買いで薄商いでも上昇するという動きになっています。ここからは、弱気の材料に反応しやすくなりますので、反落懸念も強まってきそうです。

 米国株は続伸。CME日経平均先物は米国株高はあるものの、金利低下を受け円が買われたことから上げ幅を縮小。大証先物終値を55円上回る1万395円で帰ってきました。海外円相場は、米国金利低下を受け、一時、82円30銭台に上昇したものの、米株高を受け82円51銭、対ユーロも一時112円91銭まであったものの、112円39線で終わっています。国内に帰ってからは対ドルが82円51銭、対ユーロが112円50銭台と安定した動きとなっており、今日の日本株も米株高に支援されて堅調に推移しそうです。ただ、中国の利上げ懸念から上海株の軟調が続いており、主力株については頭の重い展開になることも予想されます。CME日経平均先物の終値は、日経平均25日線の1万398円に対応しており、本日は25日線を回復できるかどうかが焦点になりそうです。昨晩も書いたように、今週に入って業績感応的な動きを強めており、業績増額修正期待の強い銘柄を物色する流れが強まりそうです。米国はテク株の切り返しも国内ハイテク株にとっては支援材料に。



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反発はしたものの、力強さにかける展開…「かさ上げ」から「業績感応相場」へ移行
 24日月曜日の日本株動向
 
 日経平均株価:1万345円11銭  +70円59銭  日経平均先物:1万340円

 TOPIX:917.18ポイント +6.23ポイント  騰落状況:値上がり1145、値下がり376

 出来高概算:18億7745万株   売買代金:1兆3126万株

 日経平均サイコロ:8勝4敗  騰落レシオ:110  RSI:56

 25日線かい離:-0.5%   日経平均25日移動平均線:1万398円(前日比1円上昇)


 本日の日本株は、週明けで手がかり材料が少ないなか、週末の米国株が主力株を中心に反発した流れを受けしっかりに始まりました。円相場が、対ドル、対ユーロとも大きな変動がなかったことを好感し、自動車や精密など外需株が買い戻されたほか、好内容にもかかわらず、先週末売られた銘柄を買い戻す動きも強まりました。また、宮崎で発生した鳥インフルエンザ関連で富士紡績や大幸薬品、ダイワボウなどの材料株や、業績の増額修正や自社株買いを発表した企業も買われるなど、個人を中心にした買い意欲は根強く残っているようです。今日の相場を支えたのが、先週末にかけ先物を売っていた欧州投機筋の買戻し。物価上昇懸念から債券市場が下落する(金利は上昇)なか、債券先物売り・株先物買いが入り、買いが優勢となったことから、投資筋の利食いの先物買戻しが断続的に入り、市場の買い安心感を支えました。先物買いが先行したことから、裁定買いも入ったようで引けに書け上げ幅を拡大しておわっています。ただ、FOMC(公開市場委員会)を控えた米国市場の動きを見たいというムードも強く、高値を追う動きは無かったようです。

 業種別では、鳥インフルエンザ対策関連や、欧州大手自動車メーカーと炭素繊維構造財で提携した東レが上昇するなどし、繊維工業がこの日の値上がりトップ。輸送用機器、保険、化学などが続き、値上がり業種は29に達しました。一方、下落したのは銀行、石油・石炭、鉄鋼の3業種で空運は変わらずでした。今日の値上がり上位をみると、一ケタ台銘柄は山水電気の1社だけ。のこりは、業績増額修正銘柄や鳥インフルエンザ関連など実際に材料が出たものが中心。先週までのように、株価が動くから買っていこうという動きは影を潜めています。その一方、期発表業績と差が大きい企業の決算修正発表が始まっており、業績の増額修正期待の持てるものを買おうという「業績感応度」を強めた流れに変化しつつあるように思われます。米国と同様に、アナリスト予想と会社側予想とが大きく食い違っているものが多いほか、中間期と比べ米国の景況感が改善しており、対米輸出企業でも業績修正が出てくるかも知れません。

 これまで、日本株は欧州の金融危機や米国の景気情勢を巡って、円高圧力がかかってきました。しかし、欧州情勢は、ドイツがいやいやながら資金支援に動く可能性が出てきたことで、情勢が安定。問題国の債券金利やCDSは低下。ユーロに買戻しの動きが始まっています。今日のところは、利食いで一服気味ですが、まだ、多くのユーロ売りポジションが残っており、さらに上昇すると見られており、円相場もしばらくな安定的に推移しそうです。これまで、円高につながってきた環境は大きく変わってきており、それにつれて円相場も方向転換する可能性も出てきました。金融危機に次ぐ円高を乗り越えるため、日本企業の財務体質は超筋肉質に変化。売り上げが増加すれば、それにともなう利益率の変化はとんでもなく大きくなってきます。「隣の芝生は青くみえる」…ではないですが、今、日本の企業のことが見えていないのは日本の投資家がもっとも多い。

 新興国は、海外から企業を誘致して雇用を確保しないとどう仕様もない状態で、海外からの借り入れを増やして工場団地や道路、港湾などインフラ整備に注力しています。こんな状態でインフレがおき金利が上昇したら、結局、財務状況が圧迫され、また通貨高で海外企業も来てくれない…という事にもなりかねません。文句を言いながらでも、先進国がいまだに中国でものづくりをするのは、原材料の調達から製品の製造、出荷までの一連のインフラが整っていることもあります。中国以外に進出したものの、原材料を、結局、中国から持ってこざるを得ず、かえってコスト高になり、中国に戻った…という中小企業の例もあります。いま、始まったインフレ→金利上昇は場合によっては新興国にダメージを与えかねないものもあります。何でもかんでも新興国と言う時代は、峠を越えたのかもしれません。今回の決算でも、米国は、ほぼ金融危機を克服し、民間が独力で景気をひっぱる力が戻ってきたようにも感じられます。やはり、以前から書いているように「西ではなく、東にも目を向ける時期ですね」。とにかく、週末2日の売り崩しは、相場に傷を残したのは確か…。当面は、業績増額修正期待の大きい銘柄の待ち伏せ買い…か。レポート注目株から今日も新高値が1銘柄。

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GE決算に支えられ主力株は反発。NASDAQ市場は過剰な期待感の修正局面。
 おはようございます。

 21日の米国市場動向
 ニューヨークダウ  1万1871ドル84セント  +49ドル64セント (0.41%)

 NASDAQ総合指数  2689.54ポイント -14.95ポイント (0.55%)

 S&P500  1283.35ポイント +3.09ポイント(0.24%)

 CME日経平均先物(ドル建て) 1万320円  +40円

          (円建て)  1万305円  +25円

 米国10年もの国債金利  3.408%  -0,047%

 WTI原油  89.11ドル  -0.48ドル

 GOLD  1342.7ドル -4.8ドル

 ドルインデックス  78.13 -0.69


 昨日の米国株は、ドイツのIFO業況指数(1月)が20年ぶりの水準に上昇したことを好感。欧州株式市場が全面高になった流れを受け反発してスタートしました。この日は主要な景気指標の発表もなく手がかり材料難ながら、インフラから家電まで米国の基幹産業を網羅するGEの決算が市場予想を上回ったことから、景気の先行きへの期待感が高まり、ニューヨークダウは一時1万1900ドル台に乗せる場面もありました。政府系住宅金融会社との和解にともなう費用や住宅ローンの不良債権償却などの負担から大幅な赤字を計上したバンクオブアメリカの決算については特に材料視されず、シティやJPモルガンなどは堅調に推移していました。引けにかけ、半導体大手への業績見通しの引き下げからNASDAQ市場が前日に続き下落。これを受け、ニューヨークダウもハイテク株が売られ上げ幅を圧縮しています。結局、ニューヨークダウとS&P500は反発したものの、NASDAQ総合指数は、3日続落して取引を終えました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比7180万株増の12億6197万株。騰落状況は値上がり1578、値下がり1424。NASDAQ市場は、値上がり1073、値下がり1549と値下がり数が上回りました。

 業種別では、紙・パルプやビール、金融サービス、エネルギーなどが上昇したほか、ヘルスケアや医薬品なども堅調に推移しました。一方、下落したのは貴金属、石炭、非鉄、ネット関連、海運など。バイオテクノロジー、証券なども冴えない動き。ハイテク株全般の動きが悪く、SOXX(フィラデルフィア半導体株指数)はこの日も0.72%下落。ネット関連指数も1.40%と大幅な下落になっています。個別では、半導体大手アドバンスト・マイクロ・デバイスに関し、調査会社が第4四半期の業績は期待以上のものではない、CEOの辞任も考えられると発表。11年度と12年度の業績予想を引き下げたことから、商いをともなって売られ、5.8%近く下落。インテルやアップルなど他のハイテク株にも波及。NASDAQ市場続落の引き金を引きました。アプライドマテリアル、シスコシステムズ、デル、ヤフー、グーグル、アドビシステムズなど主力株が売られたことも、NASDAQ総合指数の下落幅拡大につながりました。

 米国株は、主力株で構成されるニューヨークダウやS&P500がしっかりに推移。中小型成長株が多い、NASDAQ市場が下落する…と好対照を成しています。昨日もダウジョーンズ大型株指数が0.67%上昇しているのにたいし、小型株指数は0.31%下落。以前から書いてきた債券市場から大型株への資金移動が続いているのかもしれません。NASDAQ市場は、期待先行から他の指数を上回る上昇を示してきましたが、決算が予想を下回るものも多く、過剰な期待感の修正が行われてるようです。ただ、昨日も25日線付近で下げ止まっており、昨年11月の調整時のように、25日線付近でのもみ合いで下値を固められるかが焦点になりそうです。

 米国株は、主力株堅調、小型成長株軟調で終わりました。CME日経平均先物は、ドイツの景況感改善でユーロが上昇したことを受け、対ドルは82円54銭、対ユーロは112円39銭で終わりました。週明けの相場環境としては中立要因ですが、SOXXの続落やASDAQ市場の続落はハイテク株の多い日本株にはマイナスの影響を及ぼしそうです。週末にかけて先物市場で売り攻勢を強めた欧州筋の動きが焦点。ただ、指数が大崩れすることは考えにくく、当面、決算発表に向けて底堅い動きになりそうです。石原産業や高岳製作所など大商いになった材料株が下落し短期筋の資金回転が鈍り始めたことには注意が必要。ここからは、増額修正期待株の先回り買い…。
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先物筋の売り崩しと週末要因がかさなり下落幅を拡大…
 週末21日の日本株動向
 
 日経平均株価:1万274円52銭  -162円79銭  日経平均先物終値:1万280円

 TOPIX:910.85ポイント -16.34ポイント  騰落状況:値上がり126、値下がり1580

 出来高概算:26億7441万株   売買代金:1兆9152億円

 日経平均サイコロ:7勝5敗  騰落レシオ:110  RSI:46

 25日線かい離:-1.2%   日経平均25日移動平均線:1万397円(前日比横ばい)


 本日の日本株は、米国株が続落したものの、円が83円台に入るなど相場環境の好転を受け、反発してスタートしました。円相場が対ユーロでも安くなったため、精密や電機などが買われましたが、中国で昨日に続き短期金利が急騰。前日の6.1%台から7.642%に上昇。政策金利の引き上げが接近してきた…として、欧州系の投機筋からの先物売が増加。「債券買い・株先物売り」、「円買い・株先物売り」などを絡め売り攻勢を強めてきました。今日は、ファンドのりバランス(膨らみすぎた株を売って、出遅れ物を仕込む)の動きもあり、最近上昇していた輸出株や資源株の下落が大きくなった、という側面もあります。昨日だけで欧州系証券会社4社の先物売りは、1万枚近くに達していまし、今日もCTA(商品投資顧問)が使う欧州系証券から2700枚近い売りがでており、先物筋に売り崩された…というところでしょうか。先物売が先行したことから、裁定解消売りが増加したことも。下落幅の拡大につながっています。今日の値上がり銘柄数は126しかなく、投資判断の引き上げがあった株や、好業績を発表した株、リバランスによって買われた内需系のディフェンシブ株がしっかりになっていました。

 業種別で値上がりしたのは、電気・ガス、医薬品の2業種のみ。残りの29業種が下落しています。海外で原油や金、銅など主要な商品価格が下落したことを受け、非鉄や石油などが下落上位になったほか、米国NASDAQ市場で最近急伸していたネット関連株が期待はずれの業績で急落したことも、ハイテク株への慎重姿勢を強めていました。最近買われていた雑株については、投資主体が証券会社のディーラーや短期投資家ですから、週末を控えて買いポジションを整理したのも全体的な下落につながっています。まあ、今日は先物筋にやられてしまった…というところでしょうか。ファンダメンタルではなく、外部環境の悪化を売った(それもかなり無理して)相場ですから、回復は早いものと思われます。

 さて、株式レポートでは昨年から、日米相場とも1月相場には警戒が必要…と書いてきました。米国は、10年来の大きな上値抵抗ラインに差し掛かってきますし、日本株は、昨日も書いたように、日経平均、TOPIXとも週のサイコロとRSIが警戒ゾーンに入っているとして、何時調整がきてもおかしくないとしましたが、このあたりにも、投機筋の付け込む隙があったんでしょう。今日の下落で、日経平均、TOPIXとも3本新値が陰転。目先の売りサインを出して着ました。また、日経平均も25日線を下回っただだけでなく、上昇から横ばいに転換。上値抵抗に変わろうとしています。ただ想定内の動きですから、意外性はありません。当面、下値を探る動きになりますが、それについても、これまで上値抵抗線になってきたインナートレンドラインが下値支持線に変わっており、目先的にはこのラインが下値を支えることになる…ことは、すでにレポートでも案内済み。当面、このライン付近と、上昇中の13週線(1万100円どころ)のゾーン。昨年6月の戻り高値1万252円割れ…などが下値目処として考えられます。「値幅より日柄」の整理になるのではないでしょうか。週単位のテクニカル調整が急がれます。下落中の52週線が上値を重くしてきましたが、これも対応点が時価付近に落ちてきており、来週にも横ばいから上向きに転じる可能性が強まっています。まあ、投機筋としてもこれだけ売ったのに何でこの程度しか下がらないんだ…というのも実感ではないでしょうか。

 まあ、今晩の米国の相場を見て、来週以降は決算発表を見て個別株を売り叩く方向に変化していくことになるんでしょう。海外投資家の買いについて、ヘッジファンドの買い(裁定取り引きに絡んだ買い)の玉が多く含まれており、どこかで売り要因になるのでは…と懸念しましたが、それが起こったということでは無いでしょうか。ただ、一方で、アジア系や米国からの長期性資金が入り始めており、昨年までのように裁定解消売りだけで大きく売り崩すことは難しくなっているんではないでしょうか。まあ、強気の「ガス抜き」とみておけば良さそうです。

 中国では春節をまえに、労働者の帰省準備がはじまり、預金の引き出しなどがはじまっているようです。一方、銀行側は、預金準備率の引き上げで資金を中央銀行に吸い上げられていますから、一斉に帰省用に預金が引き出される一方、企業側でも資金需要が増加してくると、払い出しに支障が生じるのは当然。最近の短期金利の急騰は、このあたりの季節的な要因が絡んでいるのでは無いでしょうか。物価についても1月は再び上昇すると予想されていますが、これも春節に絡んだ季節要因が大きいと思われます。まあ、現在の成長率や賃金上昇率の高さからみて、少々、金利を引き上げても経済がへたるような状況ではありません。株価の下落についても春節前に一旦整理しておこうという動きも多いはずで、春節休暇が明ければ、また、回復してくるものと思われます。昨晩の米国も、今日の日本の場合も、あまりに利上げを気にし過ぎているんではないでしょうか。この辺は買いのような気もするのですが…。

 まあ、日米とも今は強気のガス抜きの時期。来週になると、米国では主力企業の決算が続々と発表されますが、アナリストの強気の数字から過剰期待が生まれており、決算を見ながら高値波乱を続けることになるんでしょう。
 日本株は米国次第ですが、今週売りまくった先物筋がどこで買い戻してくるか…。来週も為替が円安気味に推移すれば、彼らも売りにくくなると思うんですが…。まあ、大方の予想と異なり節分底もあるかもしれませんね。
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中国の利上げ懸念から大幅続落するも、予想を上回る景気指標の続出で下落幅圧縮
 おはようございます。

 20日の米国市場動向
 ニューヨークダウ  1万1822ドル80セント -2ドル49セント(0.02%)

 NASDAQ総合指数  2704.29ポイント -21.07ポイント(0,77%)

 S&P500  1280.26ポイント  -1.66ポイント(0.13%)

 CME日経平均先物 (ドル建て)  1万485円 +45円

           (円建て)  1万480円  +40円

 米国10年もの国債金利  3.455% +0.118%

 WTI原油  89.59ドル  -2.22ドル

 GOLD  1346.50ドル -23.7ドル

 ドルインデックス  78.82  +0.18


 昨日の米国株は、中国の好調な経済指標や物価上昇が持続していることから、追加的な金融引き締め懸念が高まり、資源価格が下落したことから、エネルギー関連株などが売られ、続落して始まりました。原油価格の1バレル90ドル割れ、銅価格の下落、金価格の大幅な下落など商品価格の下落を嫌気して、ニューヨークダウは、一時、100ドル以上下落する場面もありました。ただ、前日相場下落の引き金を引いたゴールドマンザックスに続き、この日決算を発表したモルガンススタンレーの内容が市場予想を上回ったことから昨日売られた金融株に買い戻しが入り、指数は底打ち。この日発表された新規失業保険申請件数が予想を上回る減少になったことや、コンファレンスボード景気先行指数が過去最高水準に上昇。中古住宅販売も市場予想を上回るなど、好調な景気指標の発表が続いたことから、景気の先行きに期待を高めた投資家の押し目買いが増加。ニューヨークダウは前日比プラス圏まで切り返したものの、引けにかけ小幅に売られ、結局、主力3指数とも続落して終わっています。成長期待から買われたハイテク株の決算に期待はずれのものが多く、NASDAQ総合指数は一時2700ポイントを割り込む場面があり、他の指数を上回る下落幅で終わっています。ニューヨーク市場の出来高は前日比1億742万株増の11億9016万株。騰落状況は、値上がり1124、値下がり1845でした。

 業種別の値上がり上位は、中古住宅販売の増加を受けた住宅リフォームが上位にきたほか、防衛関連、生活必需品、食品、金融などの上げが目立ちました。一方、下落上位は、貴金属、非鉄、OA機器、自動車部品、通信など。テクノロジー、ハード機器、素材など景気敏感株の不振も目立ちました。個別では、88%増益を発表したモルガンスタンレーが上昇。他の金融株の上げをリードしました。また、ネットオークション大手イーベイも予想を上回る決算を発表し上昇したものの、クラウド関連で注目を集めたネットワーク関連ソフトのF5ネットワークスやストーレージ大手シーゲートテクノロジーなどが冴えない決算を発表して下落。アップルやグーグルなども下落したことことから、NASDAQ市場の下落幅を拡大しました。

 ニューヨークダウは、金融株の反発などから一時の100ドル安から切り返し、小幅安で終わりました。25日線とのかい離やRSIなどが加熱指標を出していないことから、まだ買い安心感が残っているようです。また、多く指数が下落する中、ニューヨーク市場の大型株指数だけがプラスで終了。債券市場の下落がつづくなか、資金の大型株への移動が指数の堅調さを支えているようです。ニューヨークダウは5日移動平均線を維持して終わりましたが、期待が先行しすぎたNASDAQ市場には、中小型株が多く、債券市場の大きな資金を受け入れるキャパシティが無いのも動きの鈍さにつながっているのでしょうか。ただ、昨日段階で25日線まで下落しており、ここから値固めして再びダウを追っかけるか、期待先行の修正安が続くか…日本株との相関性が高いだけにここからの動きが注目されます。全般的に、不安定さが増しているように感じられます。

 昨日の米国株は、小幅続落。CME日経平均先物は、好調な景気指標や金利上昇を受けた円安を好感。大証先物を40円上回る1万480円で帰ってきました。国内の円相場は海外でのい円安基調を受け、対ドルが82円90銭台、対ユーロが111円60銭台で始まっていますが、海外に比べやや円高気味。今日の日本株は、堅調な地合になりそうですが、中国の利上げ懸念に加え、昨日、上海株が当面の下値抵抗線を切っており、今日も続落するようですと、日本株の足を引っ張ることになりそうです。新興国は利上げラッシュになっていますが、経済体質の弱い国では今後景気の足を引っ張る動きも出てきそうです。やはり、米国の一人勝ちの相場になってきそうな感じがします。今日も先物にリードされる展開になりそうですが、海外投資家を中心にした下値の買いが続くかどうかが、ポイントになりそう。日本も決算発表期が近づいており、個別材料株の循買いも物色対象が絞り込まれてくるのかも知れません。新興国の金利上昇、株価の下落、素材価格の下落など、運用対象としてのリスク資産の見直しが始まっています。しばらくは、全力投球は避けた方が無難かも知れません。

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米国市場の過剰期待解消売り、中国の再利上げ懸念などから4日ぶりに反落
 1月20日木曜日の日本株動向

 日経平均株価:1万437円31銭 -119円79銭   日経平均先物終値:1万440円

 TOPIX:927.19ポイント -9.68  騰落状況:値上がり305、値下がり1245

 出来高:20億4012万株   売買代金:1兆3734万株

 日経平均サイコロ:8勝4敗  騰落レシオ:126  RSI:58

 25日線かい離:+0.4%   日経平均25日移動平均線:1万397円(前日比9円上昇)


★中国の短期金利が過去最高の上昇…懸念材料多く利食い急ぎの動きに
 本日の日本株は、米国株がゴールドマンザックスの3四半期連続減益や大手銀行ウェールズファーゴの予想を下回る決算、住宅着工件数など、期待を裏切る企業決算や景気指標が相次いだことから全面安になったことを嫌気。4日ぶりに反落して始まりました。また、中国のGDP成長率や消費者物価指数が発表されたものの、ほぼ事前予想通りで手がかり材料とはならなかったものの、月末や春節の接近で資金需要が増加。一方、銀行は、預金準備率の引き上げから貸し出し資金不足となり、短期金利が急騰。昨日の4.0808%から6.026%へと、わずか一日で2%近く上昇。(市場は政策金利の引き上げが近いと見て、上海総合指数は約2.9%も下落しています)中国の追加金融引き締めが近いとみた先物筋の売り攻勢が強まったほか。裁定解消売りも絡み日経平均の下落幅を拡大したようです。
米中首脳会談意識し、元が上昇したことを受け、円が買われたことも、輸出株のうりに拍車をかけるなどし、終日さえない展開でした。

 業種別に上昇したのは、紙・パルプ株や陸運、水産・農林、電気・ガスの4業種のみ。電気、精密、機械など輸出株が冴えなかったほか、昨日買われた不動産株が早くも反落するなど、主要33業種のうち、29業種が下落しています。主力株は全般に冴えなかったものの、個人や証券会社ディーラーなどの短期資金が手がける中小型低位株物色や投資判断の引き上げ、株価目標の上げなど個別の材料株は相変わらず日替わりメニュー的に買われていますが、出来高を伴って上昇した石原産業が反落するなど、資金の回転が止まるような動きも出始めており、かさ上げ相場にも一巡感が出てきそうな感じになってきました。
 ただ、先物の出来高が5万6000枚近くに増加。これにともなう裁定解消売りがかなり出ているものと思われますが、下落幅が120円弱にとどまっていることをみても、下値にかなり厚く指値が這わされている感じを受けます。欧米市場が大崩れしない限り、日本株も底堅い動きが続きそうです。

★過去最高益を出して売られたウェールズファーゴ…市場は過剰期待を意識?
 さて、以前からニューヨークダウは1万1800ドル超えに10年来の上値抵抗ゾーンがあり、これを突破するにはかなりのサプライズが必要としましたが、やはり、頭が重くなってきました。また、決算への過剰な期待感があり、好決算を発表しても売られるようなケースが出る懸念がある…とレポートでも書いて来ましたが、昨日の大手銀行ウェールズファーゴは、四半期別では過去最高の利益を上げながら、予想に届かなかった、として売られています。また、成長への期待感から割高に買われていたNASDAQ市場でも、クラウド関連やLED関連などが決算を発表。いずれも予想に届かなかった、として売り込まれています。昨日、NASDAQ総合指数の下落率が大きかったのも、期待感の裏返しの動きがでて、割高感が株価を押し下げたものと思われます。やはり、過剰期待が市場にはあったようですね。昨日のニューヨークダウも下落幅は0.1%と小幅にとどまっていますが、大半の採用銘柄は下落。予想を上回る決算を発表し買われたIBMと、ジョンソンアンドジョンソンの上げに支えらた側面が大きく、実際はかなりな下落幅になっていたはずです。

★先行きのEPS上昇期待が下支えに
 GLOBEX夜間取引でニューヨークダウは30ドル近く下落していますが、市場が過剰期待を意識し始めたら、調整色を強めてくるかも知れません。日本株の場合、米国株次第のところがありますが、今晩、新規失業保険申請件数や中古住宅販売、景気先行指数など重要な指標の発表を控えており、数字次第では目先的な相場の方向感が決まるかもしれません。以前は、インテルの決算発表を機に流れが変わるケースが多かったのですが、やはり、指標性はアップルに移っていたようです。これも気になるところです。ただ、米国株の場合、ニュヨークダウ(PER14.84倍→一年先予想PER12.75倍)、S&P500(PER18.34倍→同13.51倍)と先行きの利益成長が見込まれていますので、先高感に変化は無いものと思います。

★短期では過熱感は無いが、週間ベースでは加熱寸前
 日本株は米国株次第ですから、ここで予想しても無駄かも知れません。日経平均について、市場では25日線や1月5日から6日にかけて空けた窓埋め1万413円や25日線を上げる関係者も多いようです。ただ、日経平均、TOPIXとも3本新値の陰転値が近づいており、これも焦点になってきます。昨日は、日経平均週足のサイコロが9勝3敗、RSIが78といずれも警戒ゾーンに近づいてる…としましたが、TOPIXの場合も週足サイコロ9勝3敗、同RSI86と日経平均以上に加熱しています。まあ、日米とも、過剰な期待簡易対するガス抜きが必要なところにきていた…ということでしょうか。ここからは、自動車部品や新興国・先進国インフラ関連、高進捗率銘柄など再チャレンジが効く銘柄にシフトしておいた方が良さそうです。  
 今晩の米国株の動きがポイント。

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好決算になるも市場予想に届かず売られる銘柄が増加。指数の下落以上の全面安商状に
 おはようございます。

 19日の米国市場動向
 ニューヨークダウ  1万1825ドル29セント  -12ドル64セント(0.11%)

 NASDAQ総合指数 2725.36ポイント  -40.49ポイント (1.46%)

 S&P500  1281.92ポイント  -13.10ポイント (1.01%)

 CME日経平均先物(ドル建て) 1万485円 -85円

          (円建て)  1万455円 -115円

 米国10年もの国債金利  3.337%  -0.031%

 WTI原油  90.73ドル  -0.65ドル

 GOLD  1370.2ドル +2.0ドル

 ドルインデックス 78.59 -0.37 


 昨日の米国株は、前日引け後に発表されたアップルやIBMの予想を上回る決算を好感し、続伸してのスタートになりました。ただ、朝方発表されたゴールドマンザックスの決算が3四半期連続の減益になったほか、銀行大手ウェールズファーゴの決算が四半期ベースでは過去最高になったものの、市場予想に届かなかったことから、最近買われていた銀行株に利食い売りが増加。これを嫌気して全般にじり安の展開になりました。また、朝方発表された住宅着工件数(12月)が、前月比4.3%減の52万9000戸と市場予想の55万戸を大幅に下回ったことも米国景気の足かせになる、として売り物が増加。全般はじり安に転じました。高値警戒感が強まっていたことから、売りは全般に拡大。押し目買いからやや値を戻す局面もありましたが、ニューヨークダウはほぼ終日下落する展開になりました。また、LED大手クリーの決算が実績、予想とも市場予想に届かなかった、としてハイテク株全般に売りが波及。NASDAQ総合指数が急落するなど、主力3指数はともに反落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比1億4149万株減の10億8274万株。騰落状況は、値上がり673、値下がり2319と、実質的には全面安の展開でした。

 業種別で上昇したのは、コンピューターサービスの1業種のみ。レストランや防衛、タバコなどの下落率が少なかったようです。一方、住宅ローン保証のMGICインベストが冴えない決算で急落したことを受け、住宅ローン担保金融が下落率トップ。鉄鋼や職業訓練、自動車、投資サービスなどが下落上位に来ました。NASDAQ市場では、銀行(2.67%)、バイオテクノロジー(2.34%)、通信(2.12%)の下落が目立ちました。ハイテク株の代表指数であるSOXXは2.36%の下落。騰落状況は、値上がり460、値下がり2218と、こちらもほぼ全面安商状。

 ニューヨークダウは、12ドル安と小幅な反落にとどまっているものの、IBMやジョンソンアンドジョンソンなど一部の大幅高銘柄に支えられた格好。実質的な下落幅はもっと大きかったのではないか、と予想されています。ドルインデックスが安値を更新しており、本来なら輸出株や、資源株が買われても良いのすが、最近買われてきた銀行株の下落率が大きかった(バンカメ4.2%など)ころが足を引っ張っています。指数だけで判断すれば、5日移動平均線を割り込んではいませんので強気相場は継続していますが、以前から書いているように、1万1800ドル超えのゾーンは10年来の抵抗帯になっており、投資家の強弱感が対立するポイントでもあります。NASDAQ、S&P500の崩れもあり、目先的には方向性の確認を優先した方が良さそうです。

 米国株は反落。CME日経平均先物は、米国株の下落や円高気味の動きを嫌気して下落。大証先物終値を115円下回る1万455円で帰ってきました。円相場は、欧州でドイツがギリシャ債務の再編するとの噂(ギリシャ、ドイツともに否定)からユーロが急伸。米中首脳会談で元の上昇が思惑されたことも円買いを刺激。一時81円80銭まで上昇する局面がありました。結局、海外では82円をはさんだ水準で終わっています。国内に帰ってからは、対ドルが82円07銭、対ユーロは110円50銭台の取引となっており、やや円高気味に推移してます。今日の日本株は、CME日経平均先物安やNASDAQ市場の急落を受け、先物売りが先行。軟調な展開になりそうです。個別材料株を主体にする循環的なかさ上げ相場は継続するものと思われますが、動きは指数の動き次第。あまり下落幅が大きくなると物色範囲や利食い急ぎの動きになることもありそうです。日本でも来週から決算発表が始まりますので、ここは、まず米国株の方向を見極めることが優先されるのではないでしょうか。先行きの円高を見越した海外投資家のTOPIX型銘柄の買いもあり、下値は限定的と思われます。エスカレーターの踊り場とみて、次の階に備えるところ…か? 

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海外株高に支えられ3日続伸…円買い仕掛けが始まったみたいだが…大丈夫。
 19日の日本株動向

 日経平均株価:1万557円10銭 +38円12銭   日経平均先物終値:1万570円

 TOPIX:936.87ポイント  +5.29ポイント  騰落状況:値上がり1049、値下がり468

 出来高:22億1500万株   売買代金:1兆3441億円

 日経平均サイコロ:8勝4敗  騰落レシオ:131  RSI:62

 25日線かい離:+1.6%   日経平均25日線:1万388円(前日比10円上昇)  


 本日の日本株は、米国株がアップルCEO休養ショックを乗り越えたことを好感し続伸してスタートしました。上海市場が切り返すなどアジア株全般が上昇したことから、下値の固い動きが続きました。ただ、これといった手がかり材料の無いまま主力株が伸び悩む中、ドル安を受け国際商品価格が上昇したことから鉱業や非鉄が買われたほか、昨日に続き、炭素繊維関連や酸化チタン関連が買われるなど、全般的には個別の材料株がリードする格好で相場が上昇しています。先物の上値や下値に売り注文や、買い注文が這わされるなど先物市場が方向感を失っていることも、個別材料株主導の流れを強めているように思われます。一時、海外投機筋が円買い攻勢を仕掛け、日経平均が緩む場面がありましたが、対ドルでユーロの買戻しが続いていることが支えとなり82円台を維持したことから引けにかけ、値を戻し、3日続伸して終わりました。相変わらず海外投資家のTOPIX型銘柄へのバスケット買いが継続。TOPIX優位の展開になっています。

 業種別では、鉱業、繊維、非鉄、不動産などが値上がり上位にランクされ、33業種中26業種が上昇。海運や食料医薬品など7業種が下落しています。大手証券が投資判断を引き上げた不動産や日立などの堅調振りが目立ちました。ただ、懸念されるのは、円に買い仕掛けの動きが出ていること。欧州金融当局の前向きなソブリンリスク軽減の動きから、シカゴIMM通貨先物市場では8万7540枚を超える規模まで膨れ上がったユーロ売りの買戻しが続き、ドルを押し下げています。毎朝紹介しているドルインデックスは昨日節値の79ポイントに差し掛かっており、このポイントを割り込むと主要通貨に対し、一段とドル安が進む可能性が強まっています。ただ、ドルとい円だけで見ると、82円でこう着状態になっており、他の通貨の上昇に比べ円の割安感が目立っていました。直近のレポートでも、ドル・円相場のこう着状態について、上昇中の13週線と下落中の26週線にはさまれているため…としましたが、下落中の26週線の状況によっては、円高になる可能性もある…としました。現在の取引では82円飛び台の商いですが、瞬間82円割れになっており、明日の海外為替相場次第では、先物売が活発化し、一荒れ来るかも知れません。ただ、今日発表された裁定買い残が減少していたことを見ても、裁定解消売りを市場が吸収する力をつけており、大きな崩れの心配はなさそうです。

 以前から、2005年~2006年1月高値型の相場が出るのではないか…と書きましたが、このときは主力株よりも、中小型株が海外投資家の買いに煽られれて全般的に上昇。主力株は脇役に回るという流れになりましたが、今回また再現されるのでしょうか?もっとも、海外投資家は主力株の仕込み必死ですから、やっているのは短期狙いの個人と証券会社のディーーラー。回転が止まれば終わりということでしょう。まあ、今のところは順調に回転して波乗りしていますから、水を差すような話は止めましょう。

 ただ、昨日現在で、日経平均週足サイコロは9勝3敗と75%の警戒ゾーンに達していますし、RSIは78と警戒ゾーンの80%に限りなく近づいています。中期指標の加熱ゾーン入りは、かなりと確率で調整に向かっていますので、ここからは、急伸するような銘柄には近づかず、一定のキャッシュを確保しておくことも大事になってきます。今年は、秋にかけ一段と上昇すると見ていますので、こんなところでこけていると、挽回が効かなくなります。例年、1月は冴えない相場になることが多く、本来なら、もう少し、円高になっていたはず…。シカゴIMM通貨先物市場には4万3000枚を超える円ロングポジションが残っています。今日急に始まった円への買い攻勢は注意が必要ではないでしょうか。

 まあ、慌てなくても相場は逃げていきません。今晩の、海外為替、特にドルインデックスの動きは要注意です。間の悪いことに、明日は24節句の「大寒」で「満月」の変化日にあたっていますが、果たしてどうか…。
 
 今日もレポート注目株から、日立や高岳製作所、大日精化、ウェザーニュースなど8銘柄が年初来高値を更新していますが、いずれも、業績面やテーマ性から上値余地を残したままですので、全体が大崩れでもしない限り、持続方針で良いと思います。

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企業業績への期待感から、ニューヨークダウを中心に一段高…引け後にアップルは上昇
 おはようございます。

 18日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万1837ドル93セント  +50ドル59セント(0.43%)

 NASDAQ総合指数  2765.85ポイント  +10.55ポイント (0.30%)

 S&P500  1295.02ポイント  +1.78ポイント(0.14%)

 CME日経平均先物(ドル建て)1万605円 +85円

         (円建て) 1万575円 +55円

 米国10年もの国債金利 3.368%  +0.037%

 WTI原油  91.38ドル -0.16ドル

 GOLD  1368.2ドル  +7.3ドル

 ドルインデックス  79.00 -0.34


 昨日の米国株は、朝方発表されたニューヨーク連銀製造業景況指数や建設業者指数、シティの決算がいずれもさえないものだったことや、アップルCEOジョブズ氏の休養を嫌気し、反落してのスタートになりました。ただ、ドイツのZEW景気期待指数が市場予想を上回ったことやEU財務当局が域内債務国の支援を公約したことからユーロが上伸。ドルが下落すると、資源価格が反発。これにリードされる格好で全般は戻り足を速めるとともに、決算期待の買いが増加。急速に値を戻し、ニューヨークダウはこの日の安値1万1777ドルから一気に1万1858ドルまで上伸。その後は高値付近での狭いレンジでの動きになりました。また、一時、6%以上下落していたアップルが引けにかけ下落幅を圧縮したことも、買い安心感につながったようです。大引け近くに、まとまった売りが出てやや上げ幅を縮めたものの、結局、主力3指数とも続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比1億6632万株増の12億2424万株。騰落状況は値上がり1626、値下がり1374でした。

 業種別では、値上がり上位に鉄鋼、アルミなど素材株がきたほか、金価格の上昇を受けた貴金属が、また、予想より新型旅客機「787」の納入時期が早まった、としてボーイングが上昇したことから航空機製造が値上がりしています。このほか、ソフトサービス、不動産なども上昇。一方、値下がり上位は、決算が予想を下回り売られたデルタ航空の影響で航空会社が4%を超える下落率でトップ。銀行、電話サービス、タイヤなどが続きました。証券やレジャーサービスなども冴えあい動き。個別では、ダラの地銀からの買収が決まった銀行持ち株会社スターリング・バンクシェアーズが急伸。ドイツ銀行が投資判断を引き上げたウイルスソフト大手シマンテックも上伸。一方、投資判断の引き下げがあったヤフーが下落していました。

 尚、引け後に発表されたアップル第一四半期の決算は、純利益が前年同期比78%増の60億ドル(EPS6.43ドル)となり、アナリスト予想平均の5.4ドルを大幅に上回りました。また、売上高も同71%増の267億ドルとなり、事前予想の244億ドルを上回っています。第二四半期について同社は、売上高220億ドル(市場予想207億8000万ドル)、EPS4.90ドル(同4.47ドル)を予想していますが、常に慎重な見方をしてくるのでも知られ、見通しがアナリスト予想を上回ったことは、来期の一段の業績向上への期待感を抱かせます。同社株は時間外取引で4%を超える上昇。NASDAQ100も大幅い上伸しています。

 ニューヨークダウは、ボーイングの上伸や、アルコアやキャタピラーなど景気敏感株、ドル安を好感した輸出株の買いに支えられ、さらに高値を更新して終わりました。アップルCEOの休養ショックはありましたが、取引開始前のGLOBEX夜間取引で、あらかた織り込んでいたこともショックを和らげたようです。これまでのところ、企業決算は市場予想を上回る格好で推移しており、さらに先高感を強めることになりそうです。このところじり高だった状態から、上昇角度を拡大し始めており、注目されます。10年来の抵抗ゾーンになっているポイントを突破し、最高値挑戦への足場を固められるかどうか…。正念場の状態は続きます。

 米国株は悪材料をこなし続伸。CME日経平均先物も大証終値を55円上回る1万575円で帰ってきました。米国の景気指標が予想を下回ったことから、円がやや買われたものの、82円50銭台の終わり、ドイツの景況感の改善などからユーロが上昇。円は110円50銭台の終りになっています。国内に帰ってからは、対ドルが82円60銭台、対ユーロは110円50銭台の取引になっており、今日の相場環境は良好になりそうです。米国市場の再開上昇を受け、今日の海外投資家動向が注目されます。昨日売られたアップル関連株の買戻しなど、外需銘柄への見直しに加え、テーマ性を持つ材料株物色の流れが続きそうです。不動産や消費関連など出遅れ感のある内需がらみも注目されそうです。

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今晩の米国市場待ちで小動きの展開…材料株は乱舞模様を呈し始めた
 18日火曜日の日本株動向

 日経平均株価:1万518円98銭  +16円12銭   日経平均先物終値:1万520円

 TOPIX:931.58ポイント +2.85ポイント  騰落状況:値上がり943、値下がり547

 出来高概算:19億6317万株  売買代金:1兆2365億円

 日経平均サイコロ:8勝4敗  騰落レシオ:128  RSI:63

 25日線かい離:+1.4%   日経平均25日線:1万378円(前日比12円上昇)


 今日の日本株は、米国市場が休場だったことから手がかり材料難だったほか、今晩決算発表を控え市場の注目度がもっとも高いアップルのジョブスCEOが体調不良を理由に休養に入る…との報から、米国夜間取引でNASDAQ100先物が急落。先物売から反落してのスタートになりました。中国の利上げへの警戒感が強く、中国株眺めの展開になり増したが、中国本土株が小反発してスタートをしたことを好感。先物市場に小口の買いが断続的に入り日経平均は50円ほど上昇しましたが、上海市場が軟化するとともに、売り物が増加。上げ幅を圧縮して終わりました。債券市場で先物が下落し、長期金利が1.25%まで上昇したことを受け、債券先物売り、株先物買いの最低取引が入ったことも主力株が堅調だった背景にあるようです。指数的には伸び悩んでいたものの、今日も個人や証券会社のディーラーによる個別株物色の流れは強く、値上がり銘柄数は、値下がり数を上回り、1000銘柄に接近しています。今日も雑株を中心に年初来高値更新銘柄は69に達しており、個人を中心としたかさ上げ相場の流れは依然として続いているようです。

 業種別では前33業種のうち、26業種が上昇。値下がり業種は、鉄鋼、精密、医薬、証券など7業種にとどまりました。今日は、経済紙で航空機向けのチタンや炭素繊維の需要が増加、価格面でも上昇していることが伝えられ、東レや帝人など関連株が物色されましたが、やはり大阪チタニウムなど軽量級の法の動き良かったようです。また、今日も電気自動車用電池関連が物色され、リーダー的な存在になりそうな高岳製作所が早くも切り返し新値を更新、第一工業製薬や戸田工業などにも広がりをみせていました。さらに今日は、東京都内の橋梁補修の話が続いたことから、橋梁関係もしっかりでした。今日発表された、3市場信用買い残は約664億円増え、1兆4548億円になりましたが、一方、売り残の方も292億5800万円増加し8565億円になるなど、企業内容を度外視したかさ上げ相場の特徴を示してきました。「こんなものが上がるはずは無い…」として、売り込んでくるわけですが、こういう流れの中から、テーマ性を持った「仕手株」が育ってくることになります。まだ、何になるかは分かりませんが、信用取り組みが逆転したうえに、一見、相場が終わったような格好から新値に切り替えしてきた高岳製作所の動きは気になります。

 さて、気になるのは、3連休明けの今晩の米国株ですが、GLOBEX夜間取引で一時30ポイント以上下落していたNASDAQ100指数は、下落亜幅を半分に縮小。ニューヨークダウはプラスに転換するなど、だいぶ落ち着きを取り戻しています。出来高も多いようですから、かなりの部分は織り込んでしまったのかも知れません。韓国では、ジョブスCEOの休養で攻勢が緩むとして、サムソンが上場来高値をつけるなど、前向きの評価をしています。まあ、実際、どういう始まり方をするか、乞う御期待というところでしょう。会員の皆さんにはレポートでもご案内していますように、10年来続く抵抗ラインに接近しており、すんなり抜いて一段高できるか、高値波乱に移行するか…米国も正念場に来ています(先行きの一段高は予想していますので、弱気ではありませんので念のため…)。

 また、今日の日経平均も、戻しに入ったものの、5日線に触れたところから下落に転じており、頭の重さは変わりません。日経平均週足のサイコロは、いまのところ9勝3敗、RSIは78と警戒ゾーンに入っていますので、ちょっと買いあがるには勇気がいるところです。主力の投資家も当然この数字を見ているはずですから、上値に対しては強気になれないというところでしょうか。ただ、一方で、昨日段階で、日経平均200日線と75日線がクロスするなど、中期的な強気トレンドには変わりは無く、以前から書いているように、調整があったとしても、25日線かせいぜい13週線まで…という所でしょう。下値の心配が乏しいわけですから、かさ上げ相場は、まだまだ続くことになりそうです。筋の良くない銘柄は一気に相場を出していますが、増額修正の期待できるような内容のあるところは、まだ、新値をとっては一服するというエスカレーター相場が続いています。レポートでも取り上げてきた、ウェザーニュースや大日精化、三菱ケミカルが新値をとってきましたが、これも高値を抜いて一服していたもの。同じくレポート注目株のサンワテクノスも高値更新後のもみ合い場面にありますが、今期予想EPS100円からみたPERは7倍弱。中間期の進捗率は55%ですから、決算発表での増額修正期待ももてます。自動車部品などでは、まだこんなのがごろごろしてますから、エスカレーター型の動きをしているものをじっくり狙って言った方が面白いと思うのですが…。でも、せっかちな人が多いようですから、皆高速エレベーターに乗りたがるんですよね。でも、エレベーターに乗り損ねたら、次のが来るまで待たなければなりませんね…。遅れてついたら、良いところは何も残っていなかった…という事にもなりかねません。まあ、第二のGSユアサに育ちそうなものを探して早めに乗ることですね。

 インフルエンザの流行と来月から始まる例年の5倍の花粉が飛来することの対策株…今日また高値を更新してきました。ちょっとイライラする動きですね。でも、すでに利幅は拡大期に入ってきました。イーグル工業型のパターンを考えていますので、引き続き注目してください。

 まあ、日米とも大きな関門に来ていることは確か…。経験則を無視するとろくなことはない。

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米国市場は休場ながら、アップルCEOの休養が波乱材料になりNASDAQ100先物が下落
 おはようございます。

 昨日の米国市場は、「キング牧師生誕デー」で休日になりました。欧州主要市場は、FTSE100(英国)が16.37ポイント安の5985.7、DAX指数(ドイツ)は2.36ポイント高の7078.06、CAC40指数(フランス)は、7.87ポイント安の3975.4と、高安まちまちの動き。買収関連が堅調に推移する一方、銀行や鉱山株が不振でした。
 
 この日、20日に国債入札を控えていたスペインが、入札を中止。銀行を中心とする引き受けシ団方式に切り替える、と発表したことが話題になっています。以前から、噂されていたことですが、市場の評価は、「国債消化が安定的なる」とするものから、「情報が少なくなる不透明性が増す…」など、分かれており、実際、発表後に同国国債価格が下落。ドイツ国債との利回り格差が拡大。これを受けユーロが下落し、対ドル相場は前週末の、1.3382ドルから1.3288ドルに下落。対円相場も、先週末の110.99円から109円77銭に下落しています。

 一方、商品市場では、ドルの上昇を受け原油価格が0.52ドル安の91.02ドル。金価格は0.6ドル高の1361.1ドル、銅は2.75ドル安の438.25ドルで終わりました。また、CME市場は休日だったものの、GLOBEX夜間取引市場で、日経平均先物は、ドル建てが大証終値比35円高の1万535円、円建ては同10円高の1万510円の取引。

 この日は、主要市場が休場で、主要な材料は無かったものの、今晩、引け後に決算発表を控えるアップルのスティーブ・ジョブCEOが、体調問題(一部、肝臓移植を受けていた…といわれる)を理由に休養する…と報じられ、同社株はフランクフルト市場で7%下落。GLOBEX夜間取引では、NASDAQ100先物が28ポイント(1.2%)を越す下落。S&P500、ニューヨークダウともに小幅に下落して取引しています。

 GLOBEX日経平均先物は大証終値比10円高と横ばい。円相場は、海外で、対ドルが82円60銭台、対ユーロが109円70銭台の取引。国内に帰ってからは、対ドルが82円70銭台、対ユーロが109円80銭台と小幅に円安に振れて取引を始めています。今日の日本株は、外部環境的には、ユーロ安が懸念材料になりまますが、アップルCEOの休養を受け、NASDAQ先物が急落しており、ハイテク株の足を引っ張ることが予想されます。昨日から、先物市場で売り圧力が強まっており、まだ、中国の預金準備率上げなど悪材料を織り込んでいない今晩の米国株下落を先取りする展開になるかもしれません。昨晩も、書きましたように、一部新興国からの資金流出懸念も出ており、しばらくは、相場の変化に対応するリスク管理が必要になりそうです。引き続き、短期資金による材料株の循環買いが続きそうですが、主力株については、米国市場再開後の投資家動向を見たいということから、模様眺め気分が強まりそうです。FRB理事なかからQE2を中止すべき…との発言が出始めたことも要注意。業績増額修正期待銘柄など今月後半からの決算発表に備えた動きを始めておいた方が良いのではないでしょううか…。

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利上げ懸念の中国株の下落とオプションSQの後始末で上げ幅圧縮…?
 週明け17日の日本株動向

 日経平均株価: 1万502円86銭  +3円82銭   日経平均先物終値:1万500円

 TOPIX:928.73ポイント -1.58   騰落状況:値上がり779、値下がり702

 出来高概算:18億6859万株    売買代金:1兆2510億円

 日経平均サイコロ:7勝5敗  騰落レシオ:132  RSI:58

 25日線かい離:+1.3%   日経平均25日線:1万366円(前日比14円上昇)


★週末のSQの後始末と中国株安から上げ幅を縮小
 本日の日本株は、週末の米国株が好調な景気指標や企業業績への期待感から反発。戻り高値を更新したことや、CME日経平均先物が1万575円と週末の大証先物終値を75円上回っていたことから、買い先行で始まりました。週末の円相場が海外で82円90銭台と円安気味に終わっていたことも買い安心感を誘い、輸出関連株や政府のウラン備蓄方針が出されたことから日本製鋼や木村化工機あど原発関連が買われるなど、幅広く物色されていました。ただ、中国株が上海、香港とも下落して始まるとともに、主力株を中心に頭の重い展開になり始め、一時は、先物売が増加し、先物価格は先週末のオプションSQ値1万470円に接近する局面もありました。まとまった先物売が出たことで、裁定解消売りも出たようで、引け近くに上げ幅を縮小して終わっています。結局、日経平均はインテルの設備投資大幅積み増しや明日の引け後に発表されるアップル決算を意識した電機株の上げが支えとまり、日経平均は小幅上昇して終わりました。ただ、TOPIXは海外投資家の動きがつかめず今日は続落して終わってます。

 業種別に見ると、上昇したのは水産・農林、倉庫・運輸、小売、食品など10業種。残り、23業種が下落して終わりました。特に、石炭・石油、非鉄、海運、鉄鋼など世界景気敏感業種の値下がりが目立ちました。個別では、北興化学や二ッケなど業績増額修正銘柄が買われたほか、自社株買い銘柄も活況。原発関連で重量物運搬の宇徳も買われるなど、今の相場には好材料を一気に裾野を広げて買う強さが出てきたようです。その他、手垢のついてない企業を買うかさ上げの流れも生きており、商い、指数的にさえ無い展開ながら、年初来高値銘柄は73にも達っしました。まあ、懸念材料は中国の利上げだけでなく、インドやインドネシアなどの新興国で株価が下落を始めていますし、今日は、オーストラリアドルやインドネシアルピーやフィリピンペソなど新興国通過の中にも売られるものが出るなど、世界の投機資金の流れに変調をきたし始めていることは無視していますが…。

★米国の消費者物価が1.5%まで上がったが、誰も気にしていないのが不思議
 さて、今日の日経夕刊で「米株式、投資心理が改善」…と、米国株に強気の記事を書いています。でも、全米個人投資家協会がまとめているブル・ベア指数では、投資家が一番強気だったのは12月23日お63.2%で、先週13日現在では指数は52.3%まで10ポイント下落。強気は減少しています。一方、弱気の方は12月22日の16.4%が、1月13日現在では23.4%に増加しています。この間、中立は20.1%→28.1%→24.22と変化しており、一旦は強気した投資家が中立のスタンスに戻し、最近は弱気のポジションを取るようになった…ということでしょうか。米国株は、明日の夜再開しますが、中国の預金準備率の引き上げは織り込んでいません。また、週末の相場で気になったことは、12月の消費者物価が予想の1.3%を上回り、年率1.5%に上昇したことです。今の、米国株はFRBが実施している国債買い上げ第二弾(QE2)に依存するところが大きいのですが、バーナンキFRB議長は、雇用の回復のほかインフレ率が2%程度に上昇すること…を継続実施の条件にしていました。

★投資資金の流れが変わり始めた?
 普通なら、あと0.5%しか余裕がなくなっているんですから、次回の数字次第では、QE2を中止する可能性だってあるわけですから、市場は少しくらいは気にしても言いのですが、まったく無視した格好で終わっています。米国の投資家の頭の中には、今週発表されるアップル決算しか頭に無いような感じになっています。一方、先に好決算を発表したアルコアやインテル、JPモルガンは好材料出尽くし…とばかりに、売られています。まあ、個人的にはあまり良い状況では無いような気がするんですが…。最近の米コル株を見ると、産金株や貴金属、鉱山株が連日値上がり上位に入っていますし、一方で、インド株は三尊天井型をつけて、新興国株の黄色信号を出してます。インドの場合は、昨年11月までに6回も利上げをしてきましたが卸売り物価の上昇が止まらず、再度の利上げ懸念も出ています。これだけ金利が上がってくると、経済に影響が出ないわけはなく、12月の鉱工業生産指数は前月の11%
台から2%台に落ち込んできました。インドの経常収支の赤字は381億ドル(09年末)です。外貨準備高と対外財務残高は2610億ドル台で、ほぼ 拮抗した状態。、もし投機筋や投資家が一斉にインドから資金を引き上げたら、第二のタイにはならないのでしょうか。

 別に、インドに限らず、皆が強気の金も下落。原油価格も伸び悩んでます。ちょっとリスク投資の見直しが始まっている…と考えるのは、早すぎるのでしょうか。日本株に入ってきている資金だって、先が読めないから一時的に避難して来ていると考えられないでしょうか。週末の米国株が、消費者物価をまったく無視したことが気になって仕方がありません。とにかく、バーナンキ議長は、6月を期限にQE2をやるとは言っていますが、インフレ率や雇用が回復したあともやるとは言ってないことには注意が必要です。 まあ、全米投資家協会の数字を見る限りは、カッカとした強気にはなっていないようですから、多分、考えすぎだとは思うのですが…。日本株も、下落懸念が遠ざかったことから、かさ上げ相場が続いていますが、ここからは、できるだけ短期の回転で利を確実に取るやり方か、何かあっても挽回の効く銘柄を持っておくが大事…と思っています。とにかく、米国市場が始まらないことには、日本市場の予測もできない…。

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中国の預金準備率上げ、冴えない景気指標を企業業績期待と銀行の増配期待が上回り反発。高値更新。
 おはようございます。

 14日の米国市場動向
 ニューヨークダウ  1万1787ドル38セント +55ドル48セント(0.47%)

 NASDAQ総合指数  2755.30ポイント  +20.61ポイント (0.73%)

 S&P500 1293.24ポイント  +9.48ポイント(0.74%)

 CME日経平均先物 (ドル建て) 1万595円  +95円

          (円建て)  1万575円  +75円

 米国10年もの国債金利  3.331%  +0.030%

 WTI原油  91.54ドル  +0.14ドル

 GOLD  1360.50ドル  -26.50ドル

 ドルインデックス 79.07  -0.13


 昨日の米国株は、昨年12月に続く中国の預金準備率引き上げを嫌気して、続落してのスタートになりました。この日発表された1月ミシガン大消費者信頼感指数が前月を下回ったほか、小売売上高(12月)も市場予想を下回るなど期待はずれの指標があったものの、鉱工業生産指数(12月)が事前予想を上回ったほか、消費者物価指数(12月)が前月比0.5%上昇。前年同月比で1.5%の上昇になったものの、変動の大きいエネルギーや食料を除いた指数は0.1%と落ち着いていたことを好感。JPモルガンの決算発表で、貸し倒れ引当金の減少が進むなど、財務状況が改善してきたことから増配期待が強まったとして、主要銀行株をリード役に終日上昇する展開になりました。また、週明け18日に決算発表を控えたIBM、アップルなど主要企業への決算期待も強く、指数の押し上げに寄与しました。結局、主力3指数とも反発して取り引きを終了しています。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1億2979万株増の10億5792万株。騰落状況は値上がり1712、値下がり1255.

 業種別の値上がり上位は、住宅建設、銀行、ホテル、余暇サービスなど。その他、エネルギーや証券、ネット関連も堅調に推移しています。一方、下落上位は、石炭、鉱山、産金株、貴金属など資源・商品関連が上位。このほかタイヤ、医薬品も冴えない動きでした。個別では、前日の決算発表でインテルが設備投資の増額を発表したことを受け、半導体製造装置のアプライド・マテリアルが7%を超える上昇になるなどハイテク株が全般にしっかり。フィラデルフィア半導体株指数(SOXX)は2.6%を超える上昇となり、アップル決算への期待感が強いことを示しました。増配期待や景気回復による貸し出し増加を期待して銀行株が上昇。バンクオブアメリカは3%を超える上昇になっています。

 ニューヨーク株は、悪材料が多かったにもかかわらず、ほぼ終日上げ歩調をたどり、再び高値を更新してきました。商い面でも増加し始めており、市場が強気に傾いていることが分かります。ただ、予想を上回る決算を発表したにもかかわらず、アルコアやインテルは好材料で尽くしで売られており、市場が先行して好材料を織り込み、発表後は売られる、という流れが出てきたようです。本来、ドル下落の代替として上げてきた金価格が下落。新興国株の下落が加速するなど資金の流れに変調の兆しが出ていることには警戒が必要です。資金運用の世界で大きな変化がおき始めたのかもしれません。次のレポートで、新興国や商品価格を含め考えて見たいと思います。

 米国株は反発。CME日経平均先物も、米株高にリードされ大証終値を75円上回る1万575円で帰ってきています。円相場は、一部景気指標の悪化から、円が強含み82円台半ばに上昇する場面がありましたが、株高による金利上昇を受け82円90銭台と83円に接近。対ユーロもユーロ買戻しの流れを受け、111円に接近して終わっています。月曜日の米国市場はキング牧師生誕デーで休場になるものの、米国では18日のアップル決算発表前に玉を手当てしておこうという動きが強まっており、週明けの日本株は、主力輸出株を中心に堅調な始まりが予想されます。ただ、その一方で、伸び悩む原油価格、下落する金、頭打ち感を強める新興国市場…など変調の兆しもいくつか出てきています。来週からは相場の変動リスクに対処できる投資が望まれそうです。
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中国の短期金利急伸から利上げを意識し、下落幅を拡大
 週末14日の日本株動向
 
 日経平均株価:1万499円04銭 -90円72銭   日経平均先物:1万500円

 TOPIX*930.91ポイント  -7.43   騰落状況:上昇581、下落937

 出来高概算:24億5993万株    売買代金:1兆7867億円

 日経平均サイコロ:7勝5敗  騰落レシオ:134  RSI:56

 25日線かい離:+1.4%   日経平均25日線:1万352円(前日比14円上昇)


★中国の利上げ懸念とオプション清算値を意識した売りで引けにかけ下落
 本日の日本株は米国株が、予想を大幅に上回る新規失業保険申請件数や格付け会社による格下げ警告、商品取引規制強化思惑などが重なり、反落して帰ってきたことを嫌気して、軟調にスタート。オプションSQの清算値を押し下げようとする売り物もかさみ、1万502円と前日比87円安でスタートしてきました。おかげで、清算値は1万470円13銭と予想外に低い価格に決定。弱気ポジションを取ったオプション筋の損失もやや縮まった見たいですね。ただ、主力株を中心にした海外投資家の買いが入った事や、昨日引け後に発表されたインテルの決算が事前予想を上回ったことから、インテル関連や、同社が設備投資を上積みしたことから、半導体製造装置関連もしっかりになっていました。一方で、手あかのついていない株の循環買いも続き、全般は下落したものの、新値銘柄数は60と高水準を維持しています。ただ、引けにかけては、短期金利の上昇をみて上海市場が下落したことによる利食い急ぎの売りや、オプション清算値を意識した売り、米国市場が3連休になることに備えた手仕舞い売りが増加。引けにかけ下げ幅を拡大して終わってます。昨年の悪いときのように、欧州市場が動き出すころに円を買って先物を売る動きが出ており、ちょっと気になリます。

★今回の商品価格の上昇はなめていると怖い
 全33業種中、値上がりしたのは小売の1業種のみ…。個別の値上がり上位も、売り方の踏み上げを狙った消費者金融株が目立ったくらいで、後は方向感を欠いた動きでした。EU問題国の財政資金調達は、格好だけでも無事通過しましたが、どうも、市場全般をめぐる懸念材料は増幅しているような感じがします。以前から、日・米、欧の緩和策は、新興国の金利上昇につながり、経済力の弱いところは、投機筋の狙い撃ちに会いやすくなる…としました。ここにきて、中国のレアアース輸出規制に始まり、アラスカのパイプライン事故、主要農産物輸出国アルゼンチンの輸出削減、世界各地の天候異変や不作による農産物価格の高騰など、急速にインフレを促進するような流れが強まっています。新興国の食料価格の上昇率は軒並み20%近かくに達しており、原油など原材料価格の上昇とあわせ、コストプッシュ型のインフレが起きそうな感じになってきました。水曜日の日経でも一面で「アジア各国の利上げ遅れ…」と、金利からインフレ率を引いた実質金利がマイナス状態になっていることを懸念しています。

 2月初旬には中国の正月に当たる「春節」を控え、食料品需要が増加。食品価格の上昇への不満をつのらせている国民の感情を和らげるため、海外からの輸入を増やしていることも世界的な食品価格の上昇につながっています。すでに、先進国や開発途上国との間で、買い付け競争が始まっており、十分な量を確保できなかったアフリカなどでは、食料を求めての暴動も発生しています。昨日の、米国商品取引委員会の持ち高規制など投機抑制を狙った動きも出始めています。ただ今回の場合は、供給面が問題になっており、投機を抑制して沈静化するというものではないように思われます。恐らく、新興国を中心にインフレ抑制の利上げが続き、経済的にもダメージを受けるところが増えてくると思われます。新興国には、先進国から大量の資金が流れ込んでいますから、もし、一斉に引き上げるような動きが出れば外貨準備の少ない国は、以前のタイのように通貨危機に見舞われるところも出て来るかもしれません。以前から、西(新興国)ではなく、東(米国)の動きを見るほうが大事…と書いてきたことが、どうやら現実のものになりそうな感じになってきました。

★米国企業決算に反映され始めたドル安効果
 インテルの決算をみると、同社の売り上げの9割くらいは海外ですから、今回の好決算は「ドル安」のメリットをフルに享受していた可能性があります。恐らく、これから決算を発表してくる米国の輸出企業も、ドル安の恩恵を受けて、為替でかさ上げされた好決算が出てくるんでしょう。やはり、副作用がでてきたようですね。昨日の格付け会社の、米国の信用格付け引き上げ懸念の表明だって、政府とつるんでのドル安誘導の裏があったかも知れません。まあ、最近のインドやインドネシア、ブラジルなど新興国の市場の崩れ方は、今後の金利上昇を市場が読んだんでしょう。どこが第二のタイや韓国になるんでしょうか。以前から気になっていた米国の一人勝ちもあるかもしれません(しっぺ返しは強烈になるでしょうが…)

★今日の下げで週足の加熱は回避。来週は円高の再燃が懸念材料に
 さて、日経平均はかろうじて、先週末の引け値を下回って終わりましたので、何とか週足サイコロジカルラインが75%の警戒信号を出さなくて済みました。ただ、朝も書きましたように、米国の金利が落ち着き始めてきたことから、ちょっと円高に注意する必要が出てきそうです。レポートの年末号でも、1月という特殊性を指摘しておきましたが、昨日のドルインデックスが主要通貨に対して大幅に下落したにもかかわらず、円はほとんど動いていません。一方、シカゴIMM通貨先物市場では対ドルの円ロングポジションが溜ってきています。来週あたりから、この調整が始まってくるかも知れません。当然、株価にも影響を与えてくるはずですから、このブログでも今のかさ上げ相場に対して全力投球するのは止めたほうが良いと書いてきました。ここからは、なにか、問題がおきても、決算発表での増額修正や米国のWEB2.0のニューウエーブに乗って生き返れるものを持つことが大事でしょう。1月の押し目狙いで2月に一回転。また、拾い場を探すなど、今年の相場も昨年と同じで、爪を伸ばしたらやられる…。年後半には我を忘れさせるような相場が来ると、会員さんには年間の見通しを書いて送りましたが、果たしてどうか…。今月後半の動きに注意したい…。
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格付け会社からの警告、商品取引規制期l強化懸念などを乗り越え、業績期待から小幅安で終了
 おはようございます。

 13日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万1731ドル20セント -23ドル54セント (0.20%)

 NASDAQ総合指数  2735.29ポイント  -2.04ポイント (0.07%)

 S&P500   1283.76ポイント  -2.20ポイント(0.17%)

 CME日経平均先物(ドル建て) 1万590円 +10円

         (円建て) 1万565円 -15円

 米国10年もの国債金利  3.301%  -0.058%

 WTI原油 91.40ドル -0.46ポイント

 GOLD  1387.0ドル  +1.2ドル

 ドルインデックス  79.20  -0.83 
 

 昨日の米国株は、懸念されたスペイン、イタリアの資金調達が無難に終わったものの、朝方発表された新規失業保険申請件数が市場予想を大幅に上回ったことから反落してのスタートになりました。S&Pやムーディーズの格付け会社が米国の財政状況からすると信用格付け引き下げの可能性もある…と言及した事から、一時、資源価格が上昇。値を戻す場面もありました。ただ、米国商品取引委員会が、持ち高規制など投機の抑制を考えてると伝わると、商品価格が下落。それに連れ、ニューヨークダウも、1万1700ドルの大台割れ寸前まで下落しましたが、この日、引け後に決算発表を予定しているインテルへの期待感から押し目買いが増加。やや下落幅を圧縮したものの、結局、主力3指数とも小幅に反落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比3245万株減の9億2812万株。騰落状況は値上がり1363、値下がり1622でした。

 業種別の値上がり上位は、パイプライン保守、旅行代理店、住宅リフォーム、ホテル、鉄道など。その他、ヘルスケア機器・サービス、家庭用品なども堅調に推移しています。一方、値下がり上位は、貴金属、タイヤ、アルミ、非鉄、金鉱山など。医薬、バイオ、アパレル関係も冴えない展開でした。個別では、開発段階後期にあった血栓症治療薬からの撤退を公表したメルクが急落。一方で、燃料生産事業の分割・分社化を好感されたマラソンオイルが急騰しています。農機メーカーのディアが投資判断の引き上げから上昇。種子のモンサントなど農業関連への関心が高まっています。

 引け後に発表されたインテルの昨年10~12月期決算は、純利益が33億9000万ドル(EPS59セント)となり市場予想の53セントを上回りました。また、売上高も115億ドルと予想の114億ドルを上回っています。また1~3月期の売り上げ予想についても111億~119億ドルとし、予想の107億ドルを上回っています。粗利益率に関しては64%±2%の予想。

 ニューヨークダウは、格付け会社による格下げ懸念や商品取引への規制強化懸念、新規失業保険申請件数の増加など悪材料が出たことが、利食い売りの口実となり軟化して終わりました。ただ、前日の上昇で回復した5日移動平均線に接近した所から切り返すなど、底堅い動きが続いています。商品取引への規制強化など懸念材料はあるものの、当面の関門だったインテルの決算を乗り切ったことで、次は、アップルの決算への期待感が高まっていきそうです。新規失業保険申請件数の予想を上回る増加で債券市場の見直しが始まっており、一時的に債券市場に資金が還流することも予想されます。当面、債券市場と、企業業績をにらみながら神経質な動きが続きそうです。

 昨日の米国株は小反落。CME日経平均先物も、手がかり材料が無いまま終日値幅が75円と狭いレンジの動きになり、米国株の下落にあわせ、大証終値を15円下回る1万565円で帰ってきました。円の海外相場は、米国の格下げ懸念からドルが主要通貨に対し急落しましたが、対円は82円80銭と落ち着いた動き。問題国の資金調達を終えたユーロに対しては、110円60銭に軟化しています。国内に帰ってからは、対ドルが82円75銭、対ユーロは110円55銭付近の取引。相場環境としては弱含みながら、インテル決算効果もあり、ハイテク株を中心に底堅い動きが予想されます。指数的には、オプションSQの清算値をめぐり強弱感が対立しそうですが、外資系証券が2月限りで1万1000円で大きなショートポジションを持っているといわれ、来週以降の焦点になりそうです。また、他の通貨に比べ上昇率が低い円への攻勢も気になるところです。今日も、対欧州向け輸出比率が高い企業が注目されるほか、雑株の循環かさ上げからめまぐるしい相場が続きそうです。為替の動きに注意したいところ。
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欧州情勢の落ち着きと米国株高と海外投資家買いにリードされ続伸…米国写真相場の色彩強まる
 13日木曜日の日本株動向

 日経平均株価:1万589円76銭 +76円96銭   日経平均先物終値:1万580円

 TOPIX:937.74ポイント +8.10ポイント  騰落状況:値上がり1100、値下がり426

 出来高概算:22億6135万株     売買代金:1兆5226億円

 日経平均サイコロ:7勝5敗  騰落レシオ:143  RSI:68

 25日線かい離:+2.4%   日経平均25日線:1万338円(前日比16円上昇) 


 注目のポルトガル国債(4年債、10年債)12億4900万ユーロの入札は、予想外に波乱なく終わりました。特に10年債については前回の2.1倍を大きく上回る3.2倍の応札があったことから、利回りも前回の6.806%を下回る6.716%に低下して終わりました。今晩には、スペイン、イタリアが入札を予定していますが、双方については順調に消化されるとの見通しが強くなっています。EUも、欧州金融安定化基金の増額を検討し危機を乗り越える方針を示していますが、これから2月から4月にかけて問題国の大型の国債償還を控えており、まだまだしばらくは波乱が続くことになりそうです。通常なら、財政状況が悪化すれば通貨調整が行われ、輸出が伸びることで状況が改善するものですが(韓国の例)、共通通貨のおかげで、状況を改善するには年金の引き下げや公務員給与の引き下げ、増税など緊縮財政を取って借金を返済するしかなく、この問題を解決しない限り、ドイツのように外貨収入のある国が支援していかねばならないという泥沼状態に入っています。これまでは、何とか、EUやIMFの融資で対処してきましたが、ついに、中国や日本を巻き込むところまで事態が悪化してきた、という見方もできます。まあ、しばらくは、軽震くらすの軽いゆれが続くことになりそうです。

 今日の日本株は、ポルトガルの資金調達を乗り切ったことから、欧米市場が全面高になった流れを受け、先物買いが先行。寄付き前の外国証券の買い越しも1000万株を超えるという久しぶりの高環境から高寄りしてスタート。寄付き直後には昨年5月以来の1万600円大台を回復する場面もありました。米国で政府により増配が抑えられていた銀行に大幅な増配の可能性が得てきたことから大手銀行株が軒並み急伸した流れを受けて、みずほや三菱UFJなど大手銀行や証券、売り込みが多い消費者金融株など金融株全般が買われています。また、ユーロが買いなおされたことから対欧州向け輸出比率の高いキャノンなど精密株も上昇するなど、ほぼ全面高商状で終わっています。海外投資家は、日本の代表株で構成されるTOPIX30型などをバスケット買いしていることも、下値を固くしています。

 一方、個人や、証券会社ディーラーなどお目先筋は、相変わらず低位出遅れ株に照準を合わせ、回転商いをしていますが、昨日、急伸した前沢工業に業績下方修正がでて、大きなヒゲを残して終わるなど、ファンダメンタルを無視したかさ上げ相場にも変化の兆しが出てくるかも知れません。昨日発表された3市場信用取引残高は、買い残が48億円減少する一方、売り残が677億円増加するなど、やれやれの売りが出たり、高岳製作所や日立など上昇した株に売込みが入るなど、個人が完全な強気になっていないのは、先行きへの期待を抱かせます。

 どうも、日本の投資家は、国内情勢ばかりをみて弱気になっているようですが、日本にも、米国のQE2の影響が及んでいる点を見逃しているようです。先日も書いたように、米国の株高はFRBのQE1,QE2通じてもたらされた資産効果から個人消費を刺激。年末商戦ではスマートホンやタブレット型端末がバカ売れしたようです。また、中国やインドなど新興国でも情報インフラの整備からパソコンの売れ行きが伸びているといい、資本財を供給する日本の製造業に恩恵をもたらしています。米国株が上がれば上がるほど、国債分散投資に占める日本株の比率が落ちてきますので、機械的に買い増ししなければなりません。ただ、これまでは、世界の運用担当者の間で、ダメ日本と言われ続け、企業のフォローもなされていませんでした。昨年末から、証券会社のミッションなどが海外投資家を回り、昨年の円高を乗り切り高収益を上げた日本経済の再評価が始まり、主力株が買われている…というのが現状でしょう。まあどこまで続くか分かりませんが、例年なら月半ばで一呼吸おいてくるはずなのですが、果たして、来週からの動きはどうなるか…。

 高岳製作所のように、EV向け高速充電装置を手がかりに上昇した株が売り長になるなど、以前のGSユアサみたいな相場に発展する素地のあるものが出てきたことには注意が必要です。とにかく、明日のSQが終わらないと先物筋の動きが読めませんし、米国企業の決算発表に続いては、日本ですから、今は、高速回転商いで波乗りしているものよりも、先行しながら休憩している所をじっくり探していったほうがいいようです。レポート(10月24日号)以来継続注力していたウェザーニュースが新値をとっていますが、まだPERは12倍弱。1800円手前の関門が待っていますが、来期のEPSは150円台に拡大する予定ですから、この関門を突破したら、次は上場来高値2600円が目標に変化します。先行したグループにはこんなのがごろごろしていますから、何を好き好んで危ないところに近づく必要があるのか…。業績発表が終わったらテーマ株物色が始まるかも…。日本の不動産の防衛買いなんかもテーマになるか…?
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好材料が相次ぎ、米国株は高値更新…先週末の強気のガス抜きが奏功?
 おはようございます。

 12日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万1755ドル44セント +83ドル56セント (0.72%)

 NASDAQ総合指数  2737.33ポイント  +20.50ポイント (0.75%)

 S&P500  1285.96ポイント  +11.48ポイント (0.90%)
 
 CME日経平均先物(ドル建て) 1万620円 +100円

         (円建て)  1万595円 +75円

 米国10年もの国債金利 3.369% +0.024%

 WTI原油  91.86ドル  +0.75ドル

 GOLD 1385.8ドル +1.5ドル

 ドルインデックス 80.03  -0.82 


 昨日の米国株は、当面の懸念材料だったポルトガル国債入札が堅調に消化されたことや、EUが次の危機に備え金融安定化基金の積み増しを計画しているなどソブリンリスクが後退したことを好感。欧州主要株式市場が全面高になったことを受けて、続伸してスタートしました。ユーロが買い戻されドルが軟化したことや在庫の大幅減少をを好感し、石油など資源株が買われたほか、前日のJPモルガン・ダイモンCEOの増配可能性発言に続き、この日は大手銀行ウェールズファーゴが、今後、銀行株の配当が倍増する可能性があるとして、投資評価を引き上げたことから銀行株や金融株全般が全面高。指数の押し上げに寄与しました。また、この日行われた10年もの国債入札が成功裏に終わったことも金利の低下につながり、ドル安要因となり輸出株の押し上げに寄与。さらに、この日発表された地区連銀報告(ベージュブック)で全米12地区全てで、景況感が改善していることが確認されたことで、買い安心感が広がり終日高値圏で推移。後場にかけてはベージュブックの結果を受け金利が上昇に転じたことを嫌気し、やや上げ幅を圧縮したものの、結局、主要3指数とも大幅続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比2032万株増の9億6058万株。騰落状況は、値上がり2158、値下がり854と、ほぼ全面高商状。

 業種別の値上がり上位は、重工業、ファインケミカル、銀行、紙パルプなど。各種金融。インテル決算を意識した半導体・同製造装置なども堅調に推移。一方、産金株、アルミ、玩具、鉱山株のほか、メディアや消費者サービスの動きが冴えませんでした。個別では、この日は増配期待から銀行株の上げが目立ち、ニューヨークファィナンス指数は2.29%を超える上昇。個別にも、シティやバンクオブアメリカなど主要銀行が軒並み2%を超える上昇になっています。また、当初予想では40万バレル増加すると見られてた原油在庫が在庫の取り崩しなどから220万バレル減少したことを好感。エクソンやシェブロンなどエネルギー株の上げも目立ちました。

 ニューヨークダウは、好材料が相次ぎ、大幅に続伸して再び高値を更新して終わりました。懸念された5日線も回復。再び、高値を更新して終わってきました。ただ、出来高の増加をともなっておらず、ドル相場や債券市場の動きに影響されやすい体質には変化はありません。昨日も、ベージュブックの結果を受け、長期金利は上昇しており、欧州情勢の落ち着き後は、再び金利が注目されることになりそうです。先週後半から3日続落し、強気のガス抜きをしたことがよかったのでしょうか。今晩は、当面の焦点であるインテルの決算が発表されますが、スマートホンやタブレット端末の流行でパソコンのシェアが食われており、同社の決算内容が注目されます。やはり、市場の関心は、アップルに向かっていくのでしょうか。例年なら、後半戦は冴えなくなるのですが、インテルのジンクスがまだ生きているのかどうかが注目されます。

 米国株は大幅続伸。CME日経平均先物も欧米株高を好感し、大証先物終値を75円上回る1万595円で帰ってきています。円相場は、好調な景況感を受け米国金利が上昇した流れを受け、一時83円台半ばまで軟化したものの、ドルに対するユーロ買いなおしの影響を受け対ドル相場は83円を割り込んで終了。対ユーロは108円98銭と109円円に接近して終わっています。国内に帰ってからは対ドルが再び83円台乗せ、対ユーロは109円台に入っており、今日は、外需株を中心に堅調な相場展開が予想されます。ただ、今晩、スペインやイタリアの国債入札、米国30年債入札を控えており、市場の警戒的な動きは続きそうです。米国の流れを受けた、金融株、資源株を中心にした流れと海外投資家の主要企業の指数であるTOPIX70買いが継続か…。また、昨日腰折れ状態で終わったかさ上げ関連の雑株物色の流れもさらに回転を早めて続きそう。引き続き、商社や海運、非鉄、鉄鋼などが注目されそうです。指数の方は昨日のように、明日のSQを意識した流れがあり1万500円付近に押し下げようとする動きが強まりそうですが、1万750円を意識した強気筋もあり、今日もこの攻防が続きそうです。

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週末のオプションSQをめぐる攻防で指数は小動き。かさ上げ株は今晩の欧州を懸念してディーラーが早降り
 12日水曜日の日本株動向
 
 日経平均株価:1万512円80銭 +2円12銭  日経平均先物:1万520円

 TOPIX:929.64ポイント  +2.70ポイント  騰落状況:値上がり595、値下がり911

 出来高概算: 25億1013万株   売買代金:1兆5492億円

 日経平均サイコロ:6勝6敗  騰落レシオ:141  RSI:60

 25日線かい離:+1.84%   日経平均25日線:1万322円 (前日比14円上昇)


 本日の日本株は、欧州ソブリンリスク問題が日本のアイルランド支援EU債の日本取得、ECB(欧州中央銀行)の問題国国債買い支えなどから落ち着きを取り戻したことや、米国企業決算に期待した買いから欧米市場が堅調に推移したことを好感。買い先行でスタートしました。円相場が対ドル、対ユーロともに円安気味に推移したことから自動車など外需株に買い物が入ったものの、今晩、欧州でポルトガルの国債入札があることを懸念して伸び悩みました。一方で、ポートフリオ作りに絡む海外からの日本株買いがTOPIX70を中心に入り、銀行や不動産、生保など時価総額の大きな銘柄の強さが目立ちました。昨日に続き、前場中は個人やディーラーを中心にした個別材料株の掘り起こしや、かさ上げ的な動きから前沢工業が一時ストップ高するなど、これまで動きの無かったものが突飛高する動きが目立ち値上がり数が1000を超える場面もありましたが、今晩のポルトガル国債の入札状況を気にして、証券会社のディーラーが早めに手仕舞いした事から、引けにかけ値を崩して終わるものも多かったようです。結局、引けにかけては、債券が買われたのにあわせ、株の先物売が散発的に出て、裁定解消売りを誘発。前日比で変わらずで終わってます。海外筋が関係したTOPIXは2.7ポイント高と上げ率では日経平均を上回っていました。

 業種別では、不動産や銀行など内需系が買われ、全33業種中値上がりは11業種で、全般的には利食いが優先された格好です。出来高は、25億株に増加していますが、みずほ、三菱UFJ、新生の3銀行を合せた商いだけで5億株にも
達しており、景気敏感株としてや割安株との見方から海外投資家の買いが入っているようです。ただ、先物の商いを見ると前場の1万8333枚から、後場には2万1000枚近く増加しており、やはり週末のオプションSQをにらみ、一段上のストライク価格1万750円まで持ち上げて弱気筋を踏ませたい思惑と、何とか1万500円で押さえたい筋が激しく対立しているようです。まあ、指数はSQが終わるまで動くに動けないという感じでしょうか。個別の材料株も高よりして始まったものの、引けにかけ軟化。陰線で終わっているものも多く、今晩の海外相場次第では調整に時間がかかるものも出てきそうです。煎餅を焼くように、手早い手返しが必要…と書きましたが、最近の上昇銘柄を見ると「あれ」というようなものも多くありましたので、一旦は、強気のガス抜きが必要な時期に来ていたんでしょう。まあ、米国の決算発表が一巡すれば、日本の番になりますので、以前から書いているように、増収増益基調にあり、高進捗率の銘柄の押し目を丹念に拾っておく…今は、これに尽きるのではないでしょうか。
 
 それにしても、レポート直近号で高岳製作所の目先頭打ちが近いとし、TBKは500円近くが目先のポイントとしましたが、やはりその付近でユーターンしました。まあ、想定どおりに動いている間は、相場全般に過熱感は無い…ということでしょう。米国のSOXX(フィラデルフィア半導体株指数)の3年ぶり高値更新を見ると、スマートホンやタブレット端末の世界的な増加を織り込んでいる感がしますが、そうなると焦点は12日のインテルではなく、24日のアップル(予想EPS5.313ドル)ということになりますが、アナリストはますます強気になっていますので、それまでに、この数字がどの程度積み増されてくるか注目されます。もっとも、次期予想について、同社は慎重な数字を出してくるのでも知られていますので、実績値が予想を上回るかどうかが焦点になりそうです。円相場さえ落ち着けば、日本でも関連株が賑うことになりそうです。

 まあ、今晩のポーランド国債入札と米国10年債入札結果に、為替、債券、株式がどう反応して帰ってくるか…明日の朝、結果を見て考えても遅くは無いと思いますが…。(投機筋は、どんな結果でもやるときはやるんでしょうけど…) 

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資源株の上昇と決算への期待感でニューヨークダウは4日ぶりに反発…アップル決算への関心高まる
 おはようございます。

 11日の米国市場動向
 ニューヨークダウ  1万1671ドル88セント +34ドル43セント(0.30%)

 NASDAQ総合指数   2716.83ポイント  +9.03ポイント (0.33%)

 S&P500   1274.48ポイント  +4.73ポイント(0.37%)

 CME日経平均先物 (ドル建て)  1万585円  +75円

          (円建て)   1万555円  +45円

 米国10年もの国債金利  3.345%  +0.056%

 WTI原油  91.11ドル  +1.86ドル

 GOLD  1384.3ドル +10.2ドル

 ドルインデックス  -0.06%  


 昨日の米国株は、日本が欧州安定化基金債の購入を決めたことや、ECBがアイルランドやギリシャ国債を購入し金利が落ち着いたことを好感。欧州株が全面高になったことから4立会日ぶりに反発して始まりました。アラスカからのパイプラインが原油漏れをおこし全面閉鎖になったことを受けて原油が上昇したことや、オーストラリアの大洪水で探鉱に浸水がが相次ぎ輸出に問題が生じそうなことから石炭株が上昇するなど、資源株の上昇が指数を押し上げています。また、アルコアの決算がアナリスト予想を上回ったことから、決算発表への期待感が増幅したことも上げにつながりました。債券市場で金利が上昇し、一時ドルが上昇した局面では、ニューヨークダウが前日比マイナスに転じる局面がありましたが、業績期待や資源・エネルギー株への強気の買いが支えとなり、ニューヨークダウとS&P500 は反発。NASDAQ総合指数は続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比131万株減の9億4026万株。騰落状況は値上がり1756、値下がり1213でした。

 業種別の値上がり上位は、豪州の大洪水を受けた石炭がトップ。鉱山、貴金属、ギャンブル、鉄鋼が続いたほか、スマートホンやタブレット型端末の世界的な需要拡大を受け、半導体・同製造装置も堅調に推移。ハイテクの代表的な指数であるSOXXは、3年ぶりの高値になっています。一方、下落上位は、原油価格の上昇を嫌気した航空会社、タイヤのほか、ギャンブル、通信・電話サービスなど。運輸なども燃料価格上昇を嫌気して売られています。
個別では、前日引け後に市場予想を上回る決算を発表しながら、今年度の中国のアルミ需要の減速可能性を示唆したアルコアが下落しました。ただ、百貨店シアーズが業績上方修正見通しを発表、住宅建設のレナーが市場予想を上回る9~11月決算を発表するなど、予想を上回る決算を発表する企業が増加したことも、今後の決算発表への期待感を強めています。

 ニューヨークダウは、4立会日振りに反発して終わりました。一時的な要因による資源価格の上げが指数の上げを促している格好です。ただ、高値への警戒感も強く、昨日も、すでに下回っている5日線に接近した所から、急に上げ幅を圧縮するなど、上値の重さが目立っています。今晩行われる米国10年もの国債入札とポルトガル国債の入札結果次第では、為替に変動がある可能性もあり、結果を見守りたいとのムードも強いようです。出来高がいまだに10億株を下回ったままの状態が気になります。当面は、12日のインテル、来週18日のアップル決算も焦点になりそうです。

 米国株は反発。CME日経平均先物は、米国株の上昇や対ドル相場の円の軟化を受け、大証終値を45円上回る1万555円で帰ってきました。円相場は、米国金利上昇を受け対ドルで83円20銭台、対ユーロも欧州国債市場の落ち着きを受け108円近くまで円安気味に推移して終わっています。国内に帰ってからは、対ドルが83円30銭台、対ユーロが108円10銭台とさらに円安気味に始まっており、今日は買い先行でスタートしそうです。ただ、昨晩も書きましたように、オプションSQを週末に控えており、今日は先月のメジャーSQで弱気ポジションを取ったオプション筋への攻撃があるかもしれません。先物でヘッジしてくれば意外高も…。ただ、個人が出遅れ株を物色する流れは変わらず、今日も、低位出遅れ株やPBRで見た割安株などを個別にかさ上げする動きが続きそうです。米国のハイテク株物色の流れを受けた電子部品、半導体製造装置関連のほか、資源関連の商社、海運のほか、米国で投資判断の引き上げがあった鉄鋼など主力株も注目されそう。
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日経平均は下落したが、相場は活況…指数と実態のかい離が進む
 11日火曜日の日本株動向
 
 日経平均株価:1万510円68銭 -30円36銭  日経平均先物:1万510円

 TOPIX:926.94ポイント +0.52ポイント  騰落状況:値上がり1069.値下がり462

 出来高概算:21億1274億円    売買代金:1兆3454億円

 日経平均サイコロ:6勝6敗  騰落レシオ:152  RSI:59

 日経平均25日線かい離:2% 同25日線:1万318円(前週末比21円上昇)


★円相場の安定が下落幅を圧縮 
 今日の日本株は、今週のポルトガル、スペイン、イタリアの財政資金調達を巡ってユーロ相場が乱高下したあおりで円相場が上昇。CME日経平均先物も前週末の大証終値を115円下回る1万435円で帰ってきましたから、今日は「アカン」と思った人(私も含めて…)も多かったのではないでしょうか。確かに、寄り付きは先物売りが先行、輸出株なども売られ、安寄りして始まりましたが、玉木財務官や野田財務大臣の「欧州アイルランド支援債券」の購入(全体の20%強)発言などから、海外に比べ円安が進行。これを好感した先物買いが入り下落幅を圧縮。輸出株なども買い戻され、やや値を戻して終わっています。

★相場の実態は活況なのに指数は低迷…ますます当てにならなくなる指数
 結局、日経平均株価は、30円安で終わっていますが、騰落状況状況を見ると値上がり銘柄数は1000を超えていますし、年初来高値銘柄は時間を追って増加し、結局、101銘柄に達しています。マスコミの活字では「日経平均は反落…」と、弱含みで終わったように書かれていますが、実態は、これまで割安に放置されてきた株を循環的に買いあがるかさ上げ相場になっています。まあ、以前から、先物やオプションという「背後霊」がついた指数は充てにならない…と書いてきましたが、今日の動き当たりは典型的なものですね。終日、オプションのストライク価格1万500円をはさみ、先月のメジャーSQの「幻のSQ値」で引っかかったオプション筋が、何とか損失を少なくしようと価格を固定するような動きを先物を使ってやっているんでしょう。今週末のオプションSQまで、外部環境の変化が無い限り、指数的にはこんな感じの相場が続くのかも知れません。

★自分の気持ちとテクニカル指数とどちらを信用する?
 また、新年になって、不思議なくらい、欧州商品筋の動きがとっていますが、どうしたんでしょうか。シカゴIMM通貨先物市場での円買いポジションは膨らんでいるんですが、なかなか仕掛けに動いてきません。個人投資家にしたら、相場が波乱しないなら、割安なものを短期方針でどんどん買っていこう…となってるのが昨今の相場でしょう。騰落レシオは再び150台に入ってきましたし、日経平均の週足RSIは先週末78に上昇しています。過去、80を越えてくると相場が転換するケースも多く、今のかさ上げ相場に参加するなら資金は半分程度にとどめ、確実に利を取るやり方が良さそうです。今週は、今晩から、米国で3日連続で3年、10年、30年国債計660億ドルの入札があります。期間の短いもには人気が出そうですが、10年ものと30年ものの入札結果次第では、金利が上がってひと波乱あるかもしれません。また、欧州では12日にポルトガルが12億5000万ユーロ、13日にはスペインが30億ユーロ、イタリアが70億ユーロの入札を行う予定ですが、問題はポルトガルの分…。昨日も欧州主要国がポルトガルに対し、EUやIMFに支援を要請するよう圧力をかけている(ドイツ、フランスとも否定)など根拠のない話を流して、相場をかく乱するような動きがあり、まあ、正直、どうなるか予想はつきません。こんなときに、全力投球するのはリスクが大きすぎますね。物色されているものも、そろそろファンダメンタルからかけ離れたものも増えていますから、…余計なお世話ですね。

★バーナンキ金融政策の成果
 それしても、レポートを書いていて思ったんですが、やはり、FRBのバーナンキ議長ってすごいですね。米国の家計部門の株式保有残ってリーマンショック前の07年末いは9.2兆ドルもあったのに、08年末には5.5兆円にほぼ半減。これに、負債が乗っかってきたのですから、個人が消費する余裕なんか吹っ飛んでしまいました。しかし、新たに就任したバーナンキFRB議長は「株価を上げれば資産効果から景気は上向く…」と公言。徹底した量的緩和を始めました。おかげで10年6月には約6.8兆円に回復。一時、株価は、下落しかかりましたが、すかさずQE2を実施。推計ですが、7月の安値から最近までにS&P500は24%上昇していますから、単純計算では家計の株式残高は8.34兆ドルに膨らんでいる勘定になります。わずか半年で1.6兆ドル(約133兆円)も回復したわけですから、クリスマス・年末商戦で高級品が売れるのも当然のことでしょう。恐らく、同議長は、どれだけ反対されようが徹底してやって来るんでは無いでしょうか。

★どこかの国はどれだけ失敗しても同じことの繰り返し
 結局、量的緩和で景気が上向いてきたときに「偽りの夜明け」に騙されて、さっさと引き締めに転換。デフレの泥沼に突っ込んでいった、どこかの国の中央銀行の失敗を徹底して研究し尽くした結果の、行動なんでしょう。その大失敗をした国の中央銀行は、リーマンショック後に、海外から非難されて、いやいやながら、量的緩和に踏み切りましたが、緩和する傍ら、巧妙に市場から資金を吸い上げ、通貨供給を絞り、結局、強烈な円高を招いてしまった…という、大失敗をまた繰り返しています。目の前に、成功例があるのに、あれこれ理屈をつけて、先輩方が積み上げた古臭い金融政策理論にしがみついて失敗を繰り返す…そして、だれも責任を取らない。やはり、この国は官僚主義の「滓」が溜りすぎている。ガラガラポンでゼロから、やり直さないと助からないような気がしました。政治家も思考停止状態で、わが身大事で右往左往…。本当に、国のことを思うんだったら、もい一度、国民の信を問えばいいのに、前の自民党政権と同じで、折角とった絶対多数を話す気持ちは無い…。これでは政界再編もできはしない。せめて、成功例があるならそれを真似すればいいのに、あれこれ理屈をつけてそれさえやろうとしない…。レポートでバーナンキの政策を調べていて、日本はどこに流れていくんだろう、と正直頭を抱え込んでしまいました。

 話が飛んでしまいましたが、明日の米国株が大事。昨日、出したサインがどっちに転ぶか…。まあ、今週はいろいろなことが多すぎる…。
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欧州ソブリンリスク懸念に揺さぶられたが、業績発表期待で下落幅を圧縮して終了
 おはようござます。

 10日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万1637ドル45セント -37ドル31セント(0.32%)

 NASDAQ総合指数  2707.80ポイント +4.63ポイント(0.17%)

 S&P500  1269.75ポイント  -1.75ポイント (0.14%)

 CME日経平均先物(ドル建て) 1万480円 -70円

          (円建て)  1万435円 -115円

 米国10年もの国債金利  3.289%  -0.037%

 WTI原油  89.25ドル  +1.22ドル

 GOLD  1374.1ドル +5.2ドル

 ドルインデックス  80.90 -0.23


 昨日の米国株は、ドイツやフランスなど欧州主要国が財政資金調達い苦しむポルトガルに対し、EUやIMFに対し支援を要請するよう圧力をかけている…との観測から、欧州主要株式市場が全面安になった地合を受けて続落してのスタートになりました。リスク回避からドルが上昇した事を嫌気し、資源株や輸出株などが売られ、ニューヨークダウの下落幅は一時100ドルを超える局面もありました。ただ、ECB(欧州中央銀行)が、ポルトガル国債など問題国の債券を買い上げたことや、日本の玉木財務官が、ユーロ資産購入の可能性に言及したことから、ユーロが急速に切り返し、主要通貨に対してドル安に転換。また、この日、アルミ大手アルコアの決算発表を控えていることから、企業決算への期待感から押し目買いが増加。複数のM&A関連のニュースが出たことも買い方を刺激しました。ただ、引けにかけ下落幅を圧縮したものの、結局、ニューヨークダウとS&P500は3日続落。一方、アップル効果でNASDAQ総合指数は反発し終わっています。ニューヨーク市場の出来高は前週末比1億3281万株減の9億5336万株。騰落状況は、値上がり1543、値下がり1458と、わずかながら上昇目柄数が上回っています。

 業種別にみると、上昇上位は自動車部品、タイヤ、金鉱山、鉄道、家電などでしたが、ネット関連、証券なども堅調。一方、下落上位は生保、住宅建設、固定電話サービスなど。金融、ヘルスケア、医薬品なども冴えませんでした。個別では、通信大手べライゾンが同社ネットワーク対応の「i Phone」を発表するとしてアップルが上昇。NASDAQの上げを支えました。一方、ベライソンのライバルであるATTは下落しています。また、この日は、デュポンによるデンマーク・食品添加物メーカー買収、ブラジル食肉会社による食品・家庭用品メーカーサラ・リーの買収打診、電力会社デュークエナジーによる同業の買収などM&A案件が多くあったことも市場の反発につながりました。

 引け後に発表されたアルコアの10~12月期決算で、EPSは21セントとなり、市場予想の19セントを上回りました。ただ、売上高は前年同期比4%増の56億5000万ドルになったものの、予想の57億ドルは下回っています。

 ニューヨークダウは3日続落して終わりました。やはり、今週になって、ポルトガル、スペイン、イタリアという問題国の国債入札から、為替の動きがきな臭くなってっきました。レポート最新号でも昨晩の米国株の動きが大事になる…としましたが、残念ながら心配した結果になってしました。ただ、以前から書いているように、市場の待機資金は多く、下値は乏しいと見ています。

 米国株は高安まちまち。CME日経平均先物は、週末の大証先物終値を115円下回って帰ってきました。一時1万365円まで売られていますので、今日の先物筋のターゲットになりそうです。円相場は、欧州ソブリンリスク問題からユーロが急落。その後急伸すると言う荒っぽい動きになり、対ドルで一時82円60銭まで、買われたあと、ユーロの落ち着きからやや軟化したものの、米国金利の低下から下落しきれず82円70銭台で終了。対ユーロも一時106円80銭まで上昇した後、何とか107円台を回復して終わっています。国内に帰ってから、ほぼ同水準の動きですが、やや円安に振れている感じです。今日は、円高もあり先物主導で売られることになりそうですが、最近の戻りが外需株に主導されてきただけに、売り叩く動きも強まりそうです。ただ、個人を中心にした個別の材料株物色の流れに変化はありませんから、今日も、低位材料株の掘り起こしでかさ上げする動きが続くそうです。不動産、ネット関連に注目か…。 

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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