大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
03 | 2011/04 | 05
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予想を上回る景気指標と好調な企業業績でニューヨークダウは4日続伸…キャタピラーが一時上場来高値を更新
 おはようございます。

 29日の米国市場動向
 ニューヨークダウ  1万2810ドル54セント +47ドル23セント(0.37%)

 NASDAQ総合指数  2873.54ポイント +1.01ポイント(0.04%)

 S&P500  1363.61ポイント  +3.13ポイント (0.23%)

 CME日経平均先物(円建て) 9935円  +65円(28日大証終値比)

 米国10年もの国債金利  3.290%  -0.022%

 ニューヨーク原油 113.93ドル  +1.07ドル

 GOLD  1556.4ドル  +25.4ドル

 ドルインデックス  73.03  -0.09


 昨日の米国株は、この日発表された経済指標がいずれも予想を上回る堅調なものだったことから、続伸してのスタートになりました。個人消費支出(3月)は、予想(+0.5%)を上回る0.6%増となり、9ヶ月連続して増加、ミシガン大消費者信頼感指数(4月)の確報値も速報段階の69.9から、69,8に上方修正されています。景気の足腰の強さが続いていることが確認されたことから、原油価格の上昇につながり、エネルギー株が上昇。指数の押し上げに寄与しています。また、この日、決算を発表した建機大手、キャタピラーの第1四半期決算で、利益が前期比5.3倍に急増。2%を超える上昇になったことに刺激され、好業績銘柄や景気敏感株が上昇するなど、市場のリード役を果たしました。エネルギー株や景気敏感株など、ダウ採用銘柄の上げが目だったことから、ニューヨークダウは、1万2800ドルの大台を回復、2008年5月来の高値圏に上げています。週末要因によるポジション調整から、引けにかけ伸び悩んだものの、結局、主力3指数とも続伸して終わっています。ニューヨーク市場の出来高は前日比1450万株増の9億7246万株、騰落状況は、値上がり1953、値下がり1028でした。

 業種別で上昇したのは、タイヤ、石炭、石油開発関連、重工、家具など。エネルギーや医薬品も堅調でした。一方、下落したのは、装飾品、OA機器、レジャー用品、職業訓練など。バイオテクノロジー、証券なども冴えない動き。個別では、大幅増益になったキャタピラーが、一時、上場来高値を更新したほか、市場予想の3倍を超える利益を計上した製薬大手、メルクが上昇。住宅大手、DRホートンが3四半期ぶりに黒字決算となり3%近い上げになっていました。また、ソーラーパネルメーカー、サンパワーが、フランス石油会社に発行株式の6割を取得され上昇するなど、M&Aの動きも根強く続いています。一方、増収総益決算を発表しながら、主力のOS(基本ソフト)「ウィンドウズ」の伸び悩みからマイクロソフトが3%下落、カナダのスマートホンメーカー、RIMが3~5月期の利益予想を引き下げ下落するなど、業績感応を強めた展開になっています。

 ニューヨークダウ、S&P500は4日続伸、NASDAQ総合指数は8日続伸と、好調な動きが続いています。ここにきて、資源株の影響が強いニューヨークダウの揚げ足が早まっており、市場でインフレを織り込む動きが強まってきたようです。ただ、一方で債券価格が上昇し、年初来高値圏にきており、市場はインフレを一時的な要因と見ており、市場間の食い違いが目立ち始めました。このところ、ニューヨークダウ採用銘柄のPERは低下傾向が続き、好業績が続いているものの、一年先の利益予想をベースにしたPERは上昇するなど、先行きの利益の伸び悩みの兆しが出ています。一方、成長株が多いNASDAQ総合指数では、予想PERの低下が目立ってきました。NASDAQ総合指数は、いち早く、金融危機以前の高値を更新したことから、伸び悩んでいますが、戻り売り消化後には、再び上げ足を速めてきそうです。決算発表が一巡する連休明けくらいが潮目の変化になるか…。

 米国株は続伸。CME日経平均は前日比5円上昇の9935円(28日大証終値比65円上昇)。為替相場は、ロンドン市場が、ロイヤルウエディングで休場となるなか、週末を控えたポジション調整の動きや、バーナンキFRB議長の景気への慎重見通しを受け長期金利が続落したことから、ドルが一段と下落。円相場は一時81円05銭と81円台割れ寸前まで上昇しています。以前から、連休期間中の円買い仕掛けを懸念していましたが、昨日はロンドン、日本が休場で、薄商いとなるなか、やはり仕掛けてきな動きが出てきたようです。通貨先物市場では、円買戻しの動きが強まり、売りポジションは縮小したものの、以前、大幅なショート残があり、週明けの欧州勢の動きによっては一段の円上昇懸念がもたれます。日本株の見通しをたてることは、連休を終わって外部環境を点検しないと、できにくいようです。

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冴えない景気指標を、好調な企業業績でカバーして3日続伸…今晩は「SELL  IN MAY」との戦い?
 おはようございます。昨晩は、急用で書き込みができずに失礼しました。

 28日の米国市場動向
 ニューヨークダウ  1万2763ドル31セント  +72ドル35セント(0.57%)

 NASDAQ総合指数  2872.63ポイント +2.65ポイント (0.09%)

 S&P500  1360.48ポイント +4.82ポイント (0.36%)

 CME日経平均先物(円建て) 9930円 +60円

 米国10年もの国債金利  3.312%

 ニューヨーク原油  112.86ドル  +0.10ドル

 GOLD  1531.2ドル  +14.1ドル

 ドルインデックス  73.12  -0.40
 

 昨日の米国株は、朝方発表された第一四半期GDP成長率が前期から大きく後退したことや、新規失業保険申請件数が、予想を上回る増加になったことを嫌気し、反落してスタートしました。ただ、前日のFOMC声明文で、当分、ゼロ金利状態が続く…との観測が台頭。安心感から買いが増加したことや、この日も好調な企業決算の発表や、M&A関連のニュースがあったことから、それを手がかりに引けにかけじり高。結局、主力3指数とも3日続伸して終わりました。この日は、景気との相関性が高いとされるダウ輸送株20種が、鉄道大手ノーフォークサザンの大幅上昇を受け、過去最高値を更新しており、米国景気の基調の強さを示していました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比118万株減の9億5796万株。騰落状況は、値上がり1838、値下がり1144でした。

 業種別に値上がりしたのは、鉄道、生保、損保、ヘルスケア、紙パルプなど。医薬品や証券なども堅調。一方、家電や食品小売り、貴金属、飲料、余暇サービスなどが下落。バイオテクノロジー、ネット関連も冴えない動きでした。個別では、予想を上回る決算を発表した保険大手エトナが4%を超える上昇になったことから、昨日決算を発表したアフラック、オールステート・インシュアランスがそれぞれ5%を超える上げになるなど保険関連の上げが目立ちました。同じく、好調な決算を発表したプロクターアンドギャンブルやダウケミカルも上昇。赤字幅が市場予想を下回ったとして携帯電話大手スプリントネクステルが6%を超える上げになるなど、見直し買いの動きも強まりました。さらに、東芝メディカルシステムズによる買収が決まった医療画像ソフトのバイタルイメージズや電力のコンステレーションエナジーなど、M&A関連も上げています。一方、クラウドコンピューターサービス関連のアカマイが、通期の利益予想が市場予測に届かないとして急落。最近上昇していたフォードやGEが、利食い売りに小幅下落しています。

 ニューヨークダウは、金融引き締めへの政策転換が遠のいたことを好感し、上げ足を早めています。NASDAQ総合指数は、いち早く金融危機前の高値を上回り、ITバブル崩壊の2000年12月以来の高値圏に上昇しています。好調な企業業績に支えられ米国株は上昇トレンドをたどっていますが、成長株が多いNASDAQ総合指数が、他の指数に先行して金融危機前の高値を更新。ITバブル時の高値に近づいていることは、米国経済が、新たな成長局面に入りつつあることを暗示しているように思われます。短期的には、「SELL IN MAY」のアノマリーに対して投資家間の先行きの見方が対立しており、相場に対するブレーキになっている可能性があるものの、このところ、景気の鈍化を示す指標への反応が鈍感になっていることや、ドルキャリートレードなど、リスクテイクの増加をみると、やや、強気が行き過ぎている感じがしないでもありません。決算発表の一巡後、手がかり材料難から景気の鈍化を織り込むことも懸念されます。昨日も書いたように、投資枠の拡大は控えたいところ。

 28日の日本株動向

 日経平均終値:9849円74銭 +157円90銭  日経平均先物終値:9870円

 TOPIX:851.85ポイント +11.98ポイント  騰落状況:値上がり1255、値下がり129

 出来高概算:21億8440万株    売買代金 :1兆6028億円

 日経平均サイコロ:6勝6敗  騰落レシオ:90   RSI:53

 25日線かい離:+2.25%   日経平均25日移動平均線:9633円(前日比17円上昇)


 昨日の日本株は、米国株が続伸したことや、FOMC(米公開市場委員会)で、当面、ゼロ金利状態が続くことが確認されたことで買い先行でスタートしました。円相場が上昇して帰ってきたものの、主要企業が好調な決算を発表したことから、業績面での割安修正の買いが増加。外需株を中心に続伸しています。ただ、この日は日本の大型連休を控えての最終商い日になっており、先物や個別銘柄でポジションを解消する動きが多かったようです。債券先物は、米国金利が急伸したものの、価格が上昇(金利は低下)するなど、前日までとは異なる反応を示しているほか、債券先物が上昇しているにもかかわらず、株先物が売られていませんので、やはり、全体としては、ポジション解消による反対売買の動きが予想以上に指数を押し上げた…と見ておくべきではないでしょうか。大型連休が終わるまで、立会い日数は、週明け月曜日と週末金曜日の2日だけしかないうえ、海外では、EUのソブリンリスク問題、中東・北アフリカの紛争激化、中国の利上げ懸念など外部要因に不透明感が増しており、ポジションを一方に傾けるには、リスクが大きくなっています。

 米国株は3日続伸。CME日経平均先物は、米国株の上昇を受け、大証先物終値を60円上回る9930円と、9900円台を回復して帰ってきています。円相場は、米国景気指標の低迷や金利の低下があったものの、81円50銭台と膠着状態。対ユーロは、120円80銭台と、やや円高に振れて帰って着ています。環境的には、相場の後押し要因の方が強いようですが、週明けの相場は、今晩の米国株の動き次第…。米国でも、今晩が4月最終商いとなり、嫌でも「SELL IN  MAY」を意識せざるを得なくなりますので、市場のセンチメントの変化が注目されます。ただ、以前から書いているように、日本でも、新興市場や中小型株を中心にした、成長株物色の流れは不変。今週案内した、クラウドコンピューター関連では、2327、7518が順調に値を伸ばしてきました。震災を機に、データ保護や節電、経費節減からクラウド需要がこれからが本番。まだまだ、上値は大きそうです。とにかく、流動性が高い主力株は、連休明け後には、その時の環境をにらんで、また、新しいポジション作りで波乱してくるはず。指数をみていては、これからの流れは読めない。


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FOMC声明文、FRB議長会見でネガティブ材料が出ず、買い安心感で続伸
 おはようございます。

 27日の米国市場動向
 ニューヨークダウ  1万2670ドル96セント  +95ドル59セント(0.76%)

 NASDAQ総合指数  2869.88ポイント  +22.34ポイント(0.78%)

 S&P500  1355.66ポイント  +8.42ポイント (0.62%)

 CME日経平均先物(円建て) 9730円  +20円

 米国10年もの国債金利  3.359% +0.05%

 ニューヨーク原油  112.76ドル  +0.56ドル

 GOLD  1517.1ドル  +13.6ドル

 ドルインデックス  73.36  -0.48  


 昨日の米国株は、この日行われるバーナンキFRB議長の記者会見やFOMC声明文の結果待ちで、見送り気分の強い始まりになりました。ただ、前日引け後に発表されたアマゾンの強気決算見通しや、予想を上回る製造業耐久財受注を好感し、底堅い動きとなり、前日引け値水準でのもみ合いになっていました。その後、FOMC声明文で、成長率見通しが下方修正され、インフレ率が上方修正されたものの、QE2が予定通り6月末まで実施されることやFRBが保有する証券について当分市場に放出する考えはないことなどが伝わると、市場に安心感が広がり買い物が増加。好調な企業決算や増配発表が続いたことから引けにかけ、上げ幅を拡大。引け近くに、ニューヨークダウは、一時、1万2700ドルの大台に乗せる場面もありました。結局、主力3指数とも続伸して取引を終了。2年11ヶ月ぶりの水準を回復しています。ニューヨーク市場の出来高は、前日比5257万株増の9億5915万株。騰落状況は、値上がり1932、値下がり1041でした。

 業種別に値上がりしたのは、金価格の上昇を映し貴金属、金鉱山が上位を占めました。また、通信サービス、余暇サービス、ヘルスケア、医薬なども堅調。一方、産業機械、鉄鋼、職業訓練、重工業、コンテナーなどが下落しています。個別では、増配継続の考えを表明したGEが商いをともない2.7%上昇したほか、光ファイバーなどのコー人グや油田サービスのベイカー・ヒューズなどが予想を上回る決算で上昇。決算が予想に届かなかったものの、今期の見通しを強気したアマゾンが上昇しています。一方、石油大手、コノコ・フィリップスや半導体のブロードコムなどが予想を下回る決算や見通しで下落。7700万人の顧客情報が流出したSONYが2%を超える下落になっています。

 ニューヨークダウは、FOMC声明文やバーナンキFRB議長の記者会見で「ネガティブ」な材料がでなかったことから、リスク指向が強まり、上昇。二日続けて年初来高値を更新しています。ただ、FOMCでインフレ率見通しが引き上げられたことや、時期を見て保有証券償還分の国債への再投資を止める方針を示すなど、実質的な金融のタイト化を示す動きもあり、債券市場では金利が上昇。敏感に反応しています。昨日もドルインデックスが下落。リスク指向が強まり、金や原油が上昇していますが、新興国を中心に金利上昇が進む中、やや、リスクテイクが行き過ぎている感じもします。株式市場でも「SELL IN MAY。AND、GET AWAY(5月に売って、市場から去れ)」という、アノマリーについて、対立する見方が出てきており、市場が神経質になっていることは確か…。ここからは、持ち高を一定にし、超過分を利食いしてキャッシュを積み増すなどのリスク管理が大事になりそうです。

 米国株は続伸。CME日経平均先物は、日本国債の評価下げや業績への不透明感、大型連休控えなどから、小動きに推移。終値は大証先物終値を20円上回る9730円で帰ってきました。円相場は、FOMCでインフレ率見通しが引き上げられたことから、米国金利が上昇したことを受け、82円20銭台に軟化して帰ってきました。対ユーロも金利差を意識し121円40銭台に軟化。国内に帰ってからも、対ドルが82円20銭台、対ユーロは121円50銭台で取引されており、今日の日本株は底堅く推移しそうです。ただ、大型連休入り前の最終商い日ですから、昨日に続き、ポジション解消の動きが続き、需給要因中心の展開になりそうです。円の軟化、米国金利の上昇など、先物での売り仕掛けが入る環境ではないため、相場的には安定した動きか…。今日は、業績発表の前半戦のピークを迎えるため、個別に内容を消化する動き。ただ、日計り的な動きも強まりそうですので、無理をしないことがが大事…。

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大型連休入りを控えたポジション調整で上昇…今晩のFRB議長会見が山場?
 27日水曜日の日本株動向

 日経平均終値:9691円84銭  +133円15銭  日経平均先物終値:9710円

 TOPIX終値:839.87ポイント +6.27ポイント  騰落状況:値上がり867、値下がり642

 出来高概算:17億4972万株      売買代金:1兆3184億円

 日経平均サイコロ:5勝7敗   騰落レシオ:84   RSI:54

 25日線かい離:+0.8%     日経平均25日移動平均線:9616円(前日比10円上昇)


 本日の日本株は、米国株が好調な企業決算や予想を上回る消費者信頼感指数に支えられ上昇した流れを受け、反発してスタートしました。米国で金利が低下し、円高になったにもかかわらず、朝方から、電気や機械、輸送用機器、精密など外需関連が買われたほか、大型連休を前に昨日まで続いた先物売りを手仕舞う動きもはいり、日経平均は上昇。一時、9728円高値をつける場面もありました。米国で債券が上昇したものの、日本に入ると債券先物が下落。一方で、株先物が上昇するなど、昨日までとは異なる動きがでており、株と債券の裁定取引の解消が行われたようです。昼ごろには、S&Pが日本国債の格付け見通しを「ネガティブ」に引き下げる動きがありましたが、円相場がやや軟化したものの、債券市場は逆に上昇するなど、ファンダメンタルとは異なる動きが目立っており、終日、大型連休入りを前にしたポジション調整の動きが優先されたようです。結局、日経平均は4日ぶりに反発。3日分の下落幅を埋めて取引を終えました。

 指数的には、色んな思惑が入り混じったものの、買戻しが先行し高く終わりました。個別では、明日が決算発表の前半戦の山場になることから、決算への感応を強める相場になりました。ダイハツやクラレ、ファナック、京セラ、コマツなどが決算を発表。予想を上回ったり、今期に対し強気の見通しを発表して買われ値上がり上位に顔を出していました。震災で直接的な被害を受けた日立も、500億円を超える被害があったものの、各種の経費の圧縮などでしのぎ、前期の見通しは据え置くなど、強気の決算処理が目立ちました。また、キャノンのように、事前に決算の減額修正を発表。実際に決算が発表されると、悪材料出尽くしとして、買われるなど、欧米型の相場展開になっていました。

 ただ、指数売買でも高値に行き、200日線に接近すると、どうしても伸び悩んでしまいます。近くには52週線が急ピッチで下落してきていますから、どうしても、下方への圧力がかかってしまいます。今日は、25日線を回復。同移動平均線も上向きに転じていますから、当面は、この両移動平均線間での狭いレンジでの動きとなり、業績などの個別の材料を消化していくことになるんでしょう。

 あと注目されるのは、今晩、米国で行われるバーナンキFRB議長の記者会見。景気の頭打ち感が言われるなか、どのような景況感を出してくるか、QE2を予定通り6月末まで実施するのか、インフレに対する懸念を表明するかどうか、MBS償還金による国債買い入れがどうなるか…など、市場が気にしている政策に対し、議長の考え方が分かります。これまで、バーナンキ議長はほとんど音なしの構えで、FRB関係者が、タカ派、ハト派
の意見を表明し市場も戸惑いをみせてきましたが、今晩、一定の方向性が見えるかもしれません。市場は、ハト派的な意見を組み入れているようですが、「インフレ懸念が増大した…」なんて言おうものなら、金利は跳ね上がるし、ドルは上昇するし…で、明日の市場の姿は打って変わったものになるはずです。まあ、失業率は大して低下していませんから、恐らく市場が織り込んでいるような内容になるのでしょう。

 どっちにしても、日本市場は、大型連休入りしたも同じ状態。昨日も書きましたように、例年、大型連休の時期になると、為替市場に溜りこんだ、円ショートポジションを踏み上げさせるような動きがでて、円高が進むケースが多くなっています。まあ、変なポジションを持ったままで、連休を過ごすのは、止めたほうが良いかもしれませんね。以前から、4月相場は良いとしてきましたが、いまのところ、順調に運んでいます。ただ、5月3日が「新月」で相場の変化日にあたっているほか、5月6日の立夏から、「癸巳(みずのと・み)」月に入ります。水と火と最悪の相性の月になります。今年、運気のもっとも悪い月は3月と5月と12月といわれてきましたが、3月はご存知のように大変なことが起こりました。来月は果たして何が起きるのか…。とにかく、今晩の記者会見に注目。景気に対しては、株価の上昇が特効薬と信じている議長ですから、足を引っ張るようなことはしないと思いますが…。どこかの国の中央銀行総裁とは大違いですが。昨日朝から書いているクラウドコンピューターサービス関連(2327、7518、8056など)は経過良好…。

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好決算や予想を上回る景気指標に支えられ反発…今晩のFRB議長の記者会見を控え手控えの動きも
 おはようございます。

 26日の米国市場動向
 ニューヨークダウ  1万2595ドル37セント  +115ドル49セント(0.93%)

 NASDAQ総合指数  2847.54ポイント  +21.66ポイント (0.77%)

 S&P500  1347.24ポイント  +11.99ポイント(0.90%)

 CME日経平均先物(円建て) 9635円 +75円

 米国10年物国債金利  3.309%  -0.054%

 ニューヨーク原油  112.21ドル -0.07ドル

 GOLD  1503.50ドル  -7.5ドル

 ドルインデックス  73.79  -0.20 


 昨日の米国株は、4連休明けの欧州主要市場が好調な企業決算を背景に上昇した流れを受け、買い先行でスタートしました。前日に続き、フォードやスリーエムなど主要企業が予想を上回る決算を発表したことや、有力調査会社コンファレンスボードの消費者信頼感指数(4月)が予想を上回ったことから、買いが増加。終日じり高し、ニューヨークダウは、一時、高値1万2613ドルと08年5月以来の水準を回復しています。この日、発表されたS&P・ケースシラー住宅価格指数(2月)が、2ヶ月連続で下落し、2番底懸念を強めたものの、すでに織り込み済みとして、悪材料視されませんでした。高値更新後は1万2600ドルを中心にもみ合ったものの、結局、主力3指数ともほぼ高値圏で取引を終えています。出遅れていたNASDAQ総合指数とS&P500はこの日2月高値を更新し、年初来高値圏に出てきました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比2億1102万株増の9億658万株。騰落状況は、値上がり2188、値下がり887。

 業種別の値上がり上位は、航空会社、産業機械、商用車、鉄道など。半導体・同製造装置など資本財も堅調。一方、下落したのは、貴金属、タイヤ、重工、旅行代理店、レストランなど。小売り、消費者サービスなども冴えない動きでした。個別では、フォードやスリーエム、運送大手のユナイテッドパーセルサービス(UPS)などが予想を上回る決算で買われたほか、IBMが15%の増配を発表し上昇。燃料費などコスト上昇の影響が懸念されたデルタ航空の赤字幅が予想を下回り買われています。一方、増収増益決算を発表しながら、EPSが予想に届かずコカコーラが下落。自動車販売最大手のオートネーションが日本の震災の影響で車の調達ができず、2011年度の売り上げ予想を引き下げて売られるなど、震災の影響が、方々に出てきています。また、アマゾンドットコムが市場予想を下回る決算を発表しています。
 
 米国株は、好調な企業決算を背景にじり高歩調をたどっています。債券市場が先読みしているように、FRBのQE2が予定通り6月まで継続され、終了後もゼロ金利政策が続けられる…との前提で動いているようです。ただ、国際商品上昇下でのドル安は、米国のインフレ懸念を強めますので、MBSの償還分(約2500億ドル)のQE2への流用は修正される可能性もあります。今晩FOMC終了後にバーナンキFRB議長の記者会見が行われますが、QE2の見通しに加え、インフレに対する考え方など、当面の金融政策に影響を与える事項も多く、市場の注目を一点に集めそうです。市場は緩和継続を先取りして動いているだけに、内容次第では大きな波乱が起きることもありそうです。

 米国株は反発。CME日経平均先物は、大証先物終値を75円上回る9625円で帰ってきました。円相場は、2年債入札が好調だったことや、FRBの緩和政策持続期待などから金利が急低下。一時、81円40銭台に上昇する場面もありましたが、株価の上昇を受けドルが買い戻され、81円50銭台で終わっています。本日の、日本株は海外株高やCME日経平均先物高にささえられ、堅調な展開が予想されるものの、米国債券上昇から、日本でも債券買いが予想され、裁定取引で株先物が売られる可能性があり、大幅な上昇は考えにくいところ。また、CMEの終値は、このところの先物売買のレンジ上限に対応していることも、上値を限定的なものにしそうです。主力株が堅調になりそうですが、主体は流動性の少ない中小型と新興市場株。昨日に続き、クラウドコンピューターサービス関連の二番手銘柄に注目。
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重要イベント待ちの閑散相場のなか、需給要因で3日続落
 26日火曜日の日本株動向

 日経平均株価終値:9858円69銭 -113円27銭  日経平均先物終値:9550円

 TOPIX終値:833.64ポイント -7.04ポイント  騰落状況:値上がり364、値下がり1177

 出来高概算:15億4010万株    売買代金:1兆419億円

 日経平均サイコロ:4勝8敗    騰落レシオ:83    RSI:48

 25日線かい離:-0.5%     日経平均25日移動平均線:9606円(前日比2円の下落)


 本日の日本株は、米国株が高安まちまちだったものの、米国債券市場でQE2(国債買取プログラム第二弾)終了後も、ゼロ金利政策は続く…との観測が台頭。長期金利が低下したことから円が買われ、81円台で帰ってきたことを嫌気し、輸送用機器や電気製品、精密など外需関連が売られ、続落してスタートしました。また、昨日、格付け会社S&Pがトヨタやホンダ、デンソーなど自動車セクター6社の格付けを(いつもどおり後出しじゃんけんで)引き下げたことも響き、輸送用機器は本日の下落率トップにランクされ日経平均の足を引っ張りました。ただ、毎週火曜日が日銀のETF購入日にあたっていることや、FOMC、日銀金融政策決定会合など重要なイベントを控え大きく売り込む動きもなく、指数は終日だらだらと下落。結局、3立会日連続で下落しています。上昇したのは石油石炭、ゴム製品、その他金融など7業種。全33業種中26業種が下落しています。

 朝の書き込みでも、円高に加え、米国金利の低下を受け、売り仕掛けのお膳立てができているとしましたが、やはり朝方から債券先物を買う動きが強まり、債券価格が上昇。想定どおり指数間の裁定取引が実施され株先物が売られました。先物売が先行したことから、現物との間の裁定解消売りが出て、日経平均が下げる…という、いつものパターンに逆戻りしています。今日から欧州市場が4連休明けになりますから、仕事はじめに、いつもどおり、日本株を売りに来た…というところでしょう。指数採用銘柄の下落上位をみると、ファナックやソフトバンク、東京エレクトロンなど指数寄与度の大きい銘柄が並んでいますから、今日の下げに裁定解消売りが影響したことがわかります。

 まさに、「賽の河原の石積み」相場の再開です。欧州の「鬼」が積まれた石を壊しにきた…というとことでしょうか。とにかく、今の東証一部銘柄は、指数間取引や裁定取引など鞘取り商いで汚染されていますから、個人投資家はできるだけ、遠くに避難しておくに越したことはありません。裁定業者にとって必要なのは、いつでも売買できる「流動性」ですから、あまり流動性のない、中小型株や新興市場株は、汚染の区域外…。個人投資家としては、彼らが手をだしてこないところに、的を絞って、その中からベストな選択をすることに気を使った方が良さそうです。

 ブログでもこのことは何度も書いてきましたし、レポートの銘柄選定に当たっても、できるだけこの方針に沿って注目株を選んできました。特に、2期連続増益で進捗率の高いものにターゲットを絞ってきましたが、最近でもIDEC、サンワテクノス、津田駒工業、ウェザーニュースなどが、しっかり、値幅を稼いでくれました。日曜日に発信した直近レポートで注目した日本調剤も2日で200円近く上昇しています。最近、病院でもらった処方箋を調剤薬局にもっていくと、薬剤師さんが「この薬にはゼネリック薬があります。安くなりますからどうですか…」と声をかけてくれます。恐らく、医療費の抑制を狙う厚生労働省の指導が行き届いているんだと思われますが、同社の場合、自社で製薬子会社を持っているため、コスト競争力は他社の比ではありません。積極的なM&Aで薬局チェーンを拡大しているほか、今期から、製薬子会社が連結利益に貢献してくることもあり、EPSは400円を超えてこるのではないでしょうか。目先は別にして、じっくり育ててみたい株のひとつで取り上げてみました。

 また、今日の朝は、震災による企業データ保持や節電対策としてクラウドコンピューターサービス関連が注目されるとしましたが、早速、ネットワンや新日鉄ソリューションなどが上げてきていました。米国でも、一時期下落していたアカマイなどのクラウド関連が上げに転じており、上げ易い環境が出来上がっています。本命は富士通やNECなどですが、これらには裁定取引やアルゴリズム売買という背後霊がついており、狙うなら、大手が入って来れない過小資本の企業…。このテーマは直近のレポートで取り上げるかどうか迷った末に、5月度に見送った経緯があります。クラウドサービスは、いまいち普及が遅れていましたが、今回の震災と電力不足を機に一気に拡大する可能性が出てきています。

 このように、新興市場や中小型株の堅調ぶりは指数にこだわっていると、見えてきません。以前から、指数は大きく崩れなければ良い…として、中小型株を狙うようにとかいてきましたが、今後、この傾向がますます強まってきます。まあ、紙よりも薄い利ざやを求めて、コンピューター売買を繰り返す、大型株なんか気にしないで、ひたすら成長性を追及しておけば、今の相場はそんなに怖いものではありません。

 当面の相場は、4月のSQ値9612円を上限に、下限9500円のレンジ相場と見ておけばいいでしょう。為替次第では売り仕掛けが強まるかもしれませんが…。
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重要イベントを控え模様眺め気分増幅…市場間で強弱まちまちの動き
 おはようございます。

 25日の米国市場動向
 ニューヨークダウ  1万2479ドル88セント  -26ドル11セント(0.21%)

 NASDAQ総合指数  2825.88ポイント  +5.72ポイント(0.20%)

 S&P500  1335.25ポイント  -2.13ポイント(0.16%)

 CME日経平均先物(円建て)  9660円  -20円

 米国10年もの国債金利  3.363%  -0.031%

 ニューヨーク原油  112.28ドル  -0.01ドル

 GOLD  1509.10ドル +5.3ドル

 ドルインデックス  74.01  +0.02  


 3連休明けの米国株は、欧州主要市場が休場で方向感がつかめないなか、模様眺め気分が強まり軟調なスタートになりました。今晩からFOMC(米連邦公開市場委員会)が始まり、27日の終了後には、史上初めてというFRB議長の記者会見が実施される予定で、内容を見極めたいというムードも手控え気分を強めさせました。市場参加者が少ないなか、中東情勢の悪化から上昇していた原油価格が下落に転じるとともにエネルギー関連株が下落。原油価格の上昇や日本の震災の影響で業績見通しを下方修正する企業もあったことから利食い売りが増加。一時、ニューヨークダウは前週末比60ドル近く下落する場面もありました。ただ、アップルやヤフーなどハイテク株が堅調に推移したことから、下げも限定的となり、引けにかけては、やや下落幅を縮めて終わっています。ニューヨークダウとS&P500は小反落。主力ハイテク株が上昇したNASDAQ総合指数は続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、市場参加者の減少を映し、前週末比1億1574万株減の6億9554万株と閑散商状。騰落状況は、値上がり1379、値下がり1640でした。

 業種別で値上がりしたのは、航空会社、タイヤ、住宅担保金融、ギャンブルど。半導体・同製造装置、不動産、医薬品、ネット関連も堅調。一方、金鉱山、貴金属、鉱山、自動車部品、家庭用品などが下落。素材、エネルギーなども冴えない動きでした。個別では、ヤフーが経営改革に前向きと報じられ上昇したほか、新築住宅販売が予想を上回ったことから、レナーやDRホートンなど住宅建設会社も上げています。このほか、ビデオ会議システムのボリコム、オンライン映画配信のネットフリックスなど、ネット関連が予想を上回る利益を計上し上昇。一方、紙パルプ大手のキンバリークラークが、原油価格の上昇を理由に、業績見通しを下方修正、自動車部品大手、ジョンソンコントロールが、日本の震災の影響で減収になると発表し下落しています。

 米国株は、バーナンキ議長の史上初めてのFOMC後の記者会見を控え、見送り気分を強めています。債券市場では、QE2終了後も、ゼロ金利政策は続くとして、長期金利が低下していますが、株式市場でも、不動産株が買われル一方、銀行株が冴えない動きになるなど、会見内容を先取りする動きが出ています。市場では、現状の国債買取プログラムに加えて実施している、MBS(不動産担保ローン証券)償還分の国債買取への投入を中止するのでは…など、いろんな憶測を呼んでいます。ただ、株式市場の上昇と景気との相関性を重視する同議長が、株価を毀損するような政策を出すことは考えにくく、変更があったとしても小幅なものにとどまるとみるのが妥当なところではないでしょうか。チャート的には、25日線とのかい離の拡大が進んでいることから、短期線の5日線の上昇を待っているところ…か?2月高値の頭を叩いていないため、このあたりまでの調整もあるかも。08年5月高値(1万3058ドル)抜けがポイント。

 米国株は高安まちまち。CME日経平均先物は、米株安もあり、大証先物終値を20円下回る9660円で帰ってきました。円は、ゼロ金利政策継続期待から長期金利が低下したことを受け、ドルに対して上昇。81円80銭台で帰ってきました。対ユーロは、119円30銭台と小幅な円高。本日の日本株は、米国NASDAQ市場の堅調を受け、ネット関連などハイテク系が堅調に推移しそうです。円がやや高くなっていることや、米国で債券が上昇したことから、株先物への売り圧力がかかることが懸念されます。欧州市場が動き始める、後場からの売り仕掛けに注意。ただ、バーナンキ議長の記者会見の内容を見極めない限り、ポジションを一方に傾けることはリスクが大きく、指数が小動きに推移するなか、個別材料株で幕間をつなぐ展開が続きそう。節電や震災に対するデータベースの保護から需要が増加しそうなクラウドコンピューターサービス関連が注目されるか…。
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海外市場の休場で方向感無く、レンジ相場の動きのなかで、個別の材料を消化する動き
 25日月曜日の日本株動向

 日経平均株価:9671円96銭  -10円25銭    日経平均先物終値:9680円

 TOPIX終値:840.68ポイント -1.50ポイント  騰落状況:値上がり677、値下がり802

 出来高概算:14億6194万株      売買代金:9079億円

 日経平均サイコロ:5勝7敗    騰落レシオ:94   RSI:52

 25日線かい離:+0.7%     日経平均25日移動平均線:9608円(前週末比18円上昇)  


 本日の日本株は、週末の米国株が続伸して終わっていたことや、円相場が82円台に下落したことから、先物が買われ、反発してスタートしました。東電の国有化が避けられそうなことから、同社株に買い物が入り上昇したことも、買い安心感に繋がったようです。ただ、イースター休日で、今晩の海外市場が米国を除き休場になることから、海外投資家の動きは鈍く、全体的に方向感の無い展開になりました。一部、海運株など前期決算の上方修正銘柄や、風力発電関連など個別材料株が買われたものの、銘柄の広がりはなく、円がじり高にあるとともに、朝方買われた先物の処分売りなどから、軟化。その後は、前週末の終値をはさんだ小動きの展開となり、結局、日経平均は小幅続落、TOPIXは小反落して終わりました。

 今日は、欧州市場が休場のため、先物を使った仕掛け的な商いも少なく、平穏な一日になりました。相変わらず、CTA(商品投資顧問)の機関店の先物売りが続いていますが、先物の出来高は2万4000枚強と薄商い状態でした。今週末から、大型連休入りすることから、連休中の不測の動きに備えたヘッジの動きも始まってきたようです。銀行や輸出関連など売り込んでいる銘柄を買い戻したり、外部環境の変化に対して安定的な動きをする業種に資金を移したりするなど、今週は守り中心の展開になりそうです。日本企業が、多いところでは10連休になり、市場参加者が減少することから、この時期をはさんで市場が大きく変化するケースが多くなっています。昨年も、為替、株ともこの時期に方向転換しているだけに、気になるところではあります。

 今回のレポートでも書きましたが、昨年も4月にかけて、シカゴIMM通貨先物市場で対ドルの円売りポジションが積み上がっていました。ところが、連休中から欧州でポルトガルの債務問題がくすぶり始め、一方、米国では、QE1終了後の金融政策をめぐって米国株が下げ始めていました。連休中から、じりじりと円高が進み始め、連休明けとともに、円買い攻勢がスタート。円売りポジションが溜りこんでいただけに、この買戻しから、一気に円高が加速することにんりました。現在は、3月の震災後の協調介入以降、円売りポジションが積み上がり、IMMでは対ドルでの円売りは6万6000枚弱と、昨年と同じレベルになっています。一方、欧州ではギリシャの債務再編問題が急浮上。米国でもQE2や終了後の金融政策をめぐって不透明感が増しており、昨年と同様に投機筋が仕掛けるお膳立てが出来上がっています。企業もこのあたりは十分承知しているでしょうから、今週はヘッジ的な動きが先行して出てくるかもしれません。

 まあ、業績も含めて、これだけ不透明感が増せば、身動きはとれませんね。また、指数間裁定んど仕掛けてきな商いも増えそうですから、個人投資家は指数売買の影響を受けない新興市場に資金をシフトしています。ネット関連など節電の影響を受けにくい、非製造業が多くなっていますので、安心して売買できるということでしょう。まあ、まともな商いができなくなっているといえば、東証第一部は、異常な市場になってしまっているといえます。今の、デリバティブ取引の起訴は、米国の黄金の60年代が終わったあとの、20年にわたる、700ドルから1000ドルのボックス相場で、どのように儲けるかというところから生まれたようですが、機関投資家がデリバティブ商いに走るなか、成長指向の投資家は、NASDAQ市場に資金をシフトし、大きな利益をつかんでいます。米国経済が、大量生産大量消費が行き詰まり、付加価値の高いハイテク産業にシフトしていった状況が、この一時でも分かります。
 
 もしかしたら、日本でも同じことが始まったのかも知れません。電力多消費型産業は重厚長大型産業つまり、大量生産大量消費に依存しないとやっていけない産業は、今回の電力供給の壁にあたり、縮小や海外への移転を余儀なくされてくるのではないでしょうか。国民の暮らしやすさを追求するサービスを提供する企業が新興市場には多くあり、その意味では新興市場が動いているのは、日本の新しい社会を読み始めているのかもしれません。まあ、今からこんな話を書くのは早いかも知れませんが、パナソニックが早速リチウムイオン電池の生産再編で中国に新工場を設置するなど、早くも、日本脱出の動きがはじまりました。今回の震災は、いよいよ日本でも大量生産大量消費の時代の終わりを告げる分岐点になるのかもしれません。国民の豊かさを追求する会社がキーワードになりそうです。

 まあ、全体は、先週も書いたように、ボリンジャーバンドの±2シグマが急接近。相場の方向転換が近いことを暗示。また、一目均衡表も雲は抜けたものの、雲に株価を押し上げる力は無い…。以前から書いているように、指数が膠着感を強める中、個別の材料を消化する動きか…?連休中に変な仕掛けが無いことを祈るばかり…。
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サプライチェーンの早期回復を期待して堅調推移…引けはNT間裁定解消で小幅反落
 22日の日本株動向

 日経平均株価:9682円21銭  -3円56銭   日経平均先物終値:9680円

 TOPIX終値:842.18ポイント +0.46ポイント  騰落状況:値上がり760、値下がり735

 出来高概算:17億7007万株      売買代金:1兆1660億円

 日経平均サイコロ:6勝6敗  騰落レシオ:101   RSI:48

 25日線かい離:+1%    日経平均25日移動平均線:9590円(前日比29円上昇)


 本日の日本株は、海外株式市場が堅調に推移したものの、米国景気指標の悪化からドルが売られ円高が進行したことを嫌気し、輸出株などが売られ軟調な始まりになりました。また、CME日経平均先物が、前日の大証先物終値を30円下回って帰ってきたことから、先物売りが先行。CME終値を下回る9630円でよってきたことから、裁定解消売りを通じ現物株にも売り圧力がかかり、日経平均も67円安と安寄りして始まりました。米国市場が3連休を控え、手がかり材料難になるなか、賠償問題に揺れる東京電力が売られたほか、巨額損失に揺れる三菱UFJホールディングスなど大型株が売られたことから、日経平均を買って、TOPIXを売る裁定取引も入り、TOPIX型銘柄への売り圧力が強まっていました。後場になり、被災していた自動車用マイコンの主力メーカー、ルネサンスエレクトロニクスの工場が6月15日にも前倒しで再開できる…との報が伝わると自動車関連株が一斉に買われ、指数も反発。先物市場にも買戻しの動きが入り、日経平均は、一時、9732円とこの日の高値をつけにいきました。ただ、引けにかけては、NT間の裁定取引の反対売買が行われたことから、日経平均は下落。反対に、TOPIXは上昇して取引を終えています。

 業種別では、サプライチェーンの一角が早期に回復することを好感した輸送用機器が値上がりトップ。機械や化学など業績好調グループも買われ、11業種が上昇。一方、円高によるドル建ての指数の上昇から、TOPIX型銘柄に売り圧力がかかり、不動産、電気ガス、紙パルプ、医薬、小売など内需型を中心に22業種が下落しました。個別では、レポート継続注目株で先月21日号でも注目したサンワテクノスが増額修正を好感しストップ高。値上がリトップにランクされました。また、値上がり第2位の大日精化も三菱ケミカルホールディングスとともに継続注目してきましたが、本日は、放射性物質セシウム吸着に効果があるとされるフェロシアン化鉄のメーカーとして注目され急伸しています。このほか、理想科学工業も増額修正で買われるなど、業績への反応を強めています。このほか、自動車の復調を期待して、割安感のでている自動車部品株が軒並み買われていました。

 今週の日経平均は、週間で91円の上昇になりました。米国が週間で164ドル上げたのに比べると、見劣りしますが、震災による業績の不透明と円高というハンディを抱え、集中治療室に入れられている状態ですから、まあ、これで良しとしなければいけないのでしょうか。ただ、今週は、25日線が上向きに転じ、日経平均も同線上に復帰してきましたから、先週と比べると状況は改善した…と言えそうです。また、昨日は、下げ過程の11日に空けた窓を閉め、今日は、一昨日空けた窓を閉め、25日線付近から反転して終わっていますから、引け味としては、まあまあ、だったといえます。昨日も書きましたように、日足ベースでは一目均衡表の雲を抜けてきましたし、ボリンジャーバンドも±σが急接近。相場の方向転換が近いことを暗示しています。

 週明けの相場は開けて見ないと分からないところはありますが、GLOBEX夜間取り引き市場ではNASDAQ100、ニューヨークダウともに高く推移。先高感を強めています(日経平均先物は小安い)ので、米国株にリードされ、堅調な動きになるのでしょうか。とにかく、来週は下落中の200日線と52週線をクリアできるかどうかが焦点。取とりあえず大きな崩れはないでしょうから、個別の材料株を狙って見るところ…。今日のサンワテクノスのように、11年3月期決算で第3四半期決算で進捗率の高かったものを先回りして買っておくという手法も有効なのではないでしょうか。

 今週は、為替にやられた…という感じでしたが、シカゴIMM通貨先物市場では、円売りポジションが極端に積み上がっていましたが、今週は、このポジション調整の影響が大きかったようです。週明けに、投機筋がロング、ショートどちらのポジションを取ってくるかも注目されます。もし、踏みを狙って円買い攻勢をかけられたら、ストーリーは狂ってくる…。こればっかりは、開けてみないと分からない。
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予想を下回る景気指標を好調な企業業績でカバーし3日続伸…
 おはようございます。

 21日の米国市場動向
 二ューヨークダウ  1万2505ドル99セント  +52ドル45セント(0.42%)

 NASDAQ総合指数  2820.16ポイント  +17.65ポイント(0.63%)

 S&P500  1337.36ポイント  +7.02ポイント(0.53%)

 CME日経平均先物(円建て)  9650円  -30円

 米国10年もの国債金利  3.394%  -0.016%

 ニューヨーク原油  112.29ドル +0.84ドル

 GOLD  1509.9ドル  +4.9ドル

 ドルインデックス  74.10  -0.27  


 昨日の米国株は、前日引け後に発表されたアップルの予想を上回る決算を好感し、買い先行でスタートしました。朝方発表された、新規失業保険申請件数やフィラデルフィア地区連銀製造業景況指数がいずれも予想より悪化したことを嫌気し、上げ幅を縮める場面もありました。ただ、この日発表された企業決算は予想を上回るものが多く、その後は、じり高に転じています。また、EUの追加利上げ懸念や米国の金融緩和継続観測からドルが下落。これを受け、原油や銅など国際商品が上昇したことから、資源・エネルギー株が上昇したことも指数の上げに津上がりました。今晩から、イースター前の休日に入り、3連休となるため、引けにかけてはポジション調整の買戻しなどがあり、ニューヨークダウは、この比の高値で終了。前日に続き、年初来高値を更新して終わっています。S&P500、NASDAQ総合指数とも続伸しています。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1億5516万株減の8億1128万株と、3連休を控え低調。騰落状況は、値上がり1960、値下がり1022でした。

 業種別に値上がりしたのは、職業訓練、住宅ローン担保金融、ヘルスケア、貴金属、非鉄など。自動車・同部品、証券、ネット関連も堅調。一方、OA機器、住宅建設、航空会社、家庭用品・パーソナル用品などが下落。医薬品、バイオテクノロジー関連なども冴えない動きでした。個別では、予想を上回る好決算を発表したアップル、保険大手トラベラーズが上昇したほか、オンライン証券のEトレード、携帯電話用半導体のクァルコム、金鉱山のニューモント・マイニングなども利益が予想を上回り買われていました。一方、純利益が前期比77%増になったほか四半期配当を増やしたにもかかわらず、予想に届かなかったとして、GEが2%を超える下落になるなど、市場の期待値はかなり高くなっているようです。

 米国株は、好調な企業決算に支えられ上げ基調を強めています。ニューヨークダウは、昨日指摘した2月、4月各高値を結ぶ上値抵抗ラインをわずかに上回って終わってきました。一部景気指標に日本の震災による落ち込み懸念がでているものの、好調な決算と強気の見通しが株価の上昇を支える格好になっています。とりあえず、上値抵抗線を上回ったことで、目先的に一段高しそうですが、本格上昇は、このラインの信頼性をテストしてから…。ドルの下落が商品価格の上昇につながり世界のインフレを加速しているだけでなく、米国内でも消費に影響をあたえはじめており、何らかの政策変更が行われるリスクも高まっています。業績発表一巡後の上げ材料について考えておく必要もありそうです。

 米国株は3日続伸して帰ってきたものの、CME日経平均先物は、円の上昇や余震の発生を嫌気し、大証終値を30円下回る9650円で帰ってきました。円相場は、米経済指標の悪化を受けた長期金利の低下から、円が買われ、一時、81円60銭台に上昇する場面もありました。引けにかけては3連休控えのポジション調整から、ドルが買い戻され81円80銭台の終わりになっています。対ユーロは、119円付近の終わり。国内に帰ってからは、対ドルが81円90銭台、対ユーロは119円10銭台とやや、円安気味に推移しています。今日の、日本株は、海外先物安にくわえ、81円台の円高、週末要因も加わり、冴えない展開が予想されます。25日線が上昇に転じ下値を支えるものの、上値には、200日線、52週線が下落しながら近づいており、頭は重く、当面、狭いレンジでの動きになりそうです。今日も、先物次第の展開になりそうですが、円高、米債券高の地合から、株先物に売り圧力がかかってきますので、指数的には下落圧力が強まりそうです。ただ、昨晩も書いたように、全体的な流れは、個別の材料を消化する動きに変わっており、指数が狭いレンジの動きになるかな、設備投資関連や業績増額修正銘柄など各論相場が続きそうです。

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米株高、インテル・アップル効果で続伸…窓埋めで、目先の目標達成感も
 21日木曜日の日本株動向

 日経平均株価:9685円77銭 +78円75銭   日経平均先物終値:9680円
 
 TOPIX終値:841.72ポイント +4.55ポイント  騰落状況:値上がり812、値下がり700

 出来高概算:16億8307万株    売買代金:1兆1380億円

 日経平均サイコロ:6勝6敗  騰落レシオ:103   RSI:48

 25日線かい離:+1.3%    日経平均25日移動平均線:9561円(前日比24円上昇)


 本日の日本株は、米国株がインテル決算のサプライズ効果で大幅上昇して帰ってきたことや、米国市場の引け後に発表されたアップルの予想を上回る好決算を好感し、ハイテク株を中心に買われ、続伸してスタートしました。CME日経平均先物が、大証先物終値を70円上回っていたことから、先物買いが先行。裁定買いを誘発したことも指数の上げにつながりました。ただ、円相場が82円台前半に上昇したことから、高値を買いあがる動きはなく、前引けにかけては伸び悩んで終わりました。後場になると、先物の踏みを狙った買いが入り、先物価格は9740円とこの日の高値に上昇。裁定買いに押し上げられ、日経平均も9725円と高値をつけにいきました。ただ、後場に入ると、為替市場でドルを売ってユーロを買う動きが強まり、つれて円も対ドルで上昇。82円を割り込むと、先物売りが強まったほか、債券先物が上昇。つれて株先物を売る動きが強まり、引けにかけ上げ幅を縮めて終わっています。

 商いの状況を見ても、国内投資家の物色意欲は乏しく、指数に絡んだ商いが中心だったように思われます。節電用に需要が増加するLED関連が買われたほか、杉本商事、石塚硝子など増額修正を発表した企業がかわれるなど、日本も決算発表が材料になり始めました。ただ、震災の影響が読みきれないために、個人投資家は素直に買えないという状況が続いてるようです。テーマで買っても業績発表で悪い数字が出てきたんではたまりませんから、いっそのこと決算発表が終わるまで様子見を決め込もうということのようです。ただ、米国GLOBEX夜間取引市場でニューヨークダウは50ドル近く上げていますので、明日も一段高した場合、我慢できるかどうか…。

 とにかく、今の日本株の足を引っ張っているのは、円高と震災・節電の業績への影響が読みきれないこと。米国株の上昇は、リスク許容度を増加させ、ドルを売って高金利通貨や新興国、国際商品への投資を促しています。ドルが売られるためどうしても円高になりやすく、株価が伸びきれないということになってしまいます。これでは、折角、インテルサプライス、アップル業績好調関連といっても、上値を買いあがることはできません。やはり、しばらくは、もたもたしながら、個別の業績材料を消化していく流れになるのでしょうか。

 さて、昨日書いたように、今日は先物の踏み上げを期待していました。後場より後に、踏み上げを狙うような先物買いがあり、一時、9740円高値とストップロスの買戻しが入ったような形跡がありましたが、タイミングを見計らったように円高が進行。82円を割れると、「債券先物買い・株先物売り」の裁定取引が入り、押しもどされ、結局、先物は寄り付きと同じ価格(9680円)で終わってしまいました。十字足になっていますので、どちらかに放れる期待はもたれますが、GLOBEXを見る限りは、円高を嫌気しているのか、ほぼ変わらずの状態になっています。昨日も書きましたように、200日線(約9800円)、52週線(約9860円)が下落しながら迫っていますので、どうしても売り圧力を受けやすくなっています。また、今日の場合は、下落中、4月11日に9701円から9604円にかけて空けた窓を埋めたことによる、目標達成感もあるようです。気迷い感が強いだけに、なかなか方向感がつかめませんが、日経平均日足のボリンジャーバンドをみると、±2σが急接近し、近々方向転換があることを暗示していますし、一目均衡表でも雲を上抜いてきており、少なくとも200日線に挑戦する動きは出てきそうです。

 まあ、方向感さえ出れば、国内投資家も前向きになって出てくることでしょう。あまり、指数の話ばかりしていても仕方がありませんが、基本は、個別株中心の流れに変化はありません。世界中が、金融引き締めに入り、公的部門が資金を吸収しはじめるのに、日本では今から、景気刺激策が始まってきます。日銀も、今回はだましは通用しません。大きな流れは株高に向いていることは間違いないところでしょう。久しぶりに、夢を追える相場が近づいているような気がします。

 今日は、病後検診で病院に行っていましたので、相場の方を詳しく見れませんでした。この辺で、ご勘弁を…。

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インテルサプライズで大幅続伸…今日の日本株はアップル効果?
 おはようございます。

 20日の米国市場動向
 ニューヨークダウ  1万2453ドル64セント  +186ドル54セント(1.52%)

 NASDAQ総合指数  2802.51ポイント  +57.54ポイント(2.10%)

 S&P500  1330.36ポイント +17.74ポイント (1.35%)

 CME日経平均先物(円建て) 9680円  +70円

 米国10年もの国債金利  3.410%  +0.045%

 二ユーヨーク原油  111.45ドル +3.17ドル

 GOLD  1498.90ドル  +3.8ドル

 ドルインデックス  74.35  -0.68


 昨日の米国株は、前日引け後に発表されたインテルの決算が市場予想を大幅に上回る過去最高を計上するという「ポジティブサプライズ」になったことを好感。ハイテク株を中心に買い物を集め、急伸してスタートしました。また、この日発表の中古住宅販売件数(3月)が予想を上回ったことも買い材料となったほか、原油在庫の週間統計で原油在庫が市場予想(110万バレル減)を上回る230万バレル減になったことを好感。株高によるリスク指向の増加からドルが下落したことも原油価格の押し上げにつながり、エネルギー関連株を押し上げるなど、この日はサプライズが相次いだことも、指数の押し上げにつながったようです。ただ、寄り付きに買い物が集中して棒上げしたあとは1万2450ドルをはさんだ狭いレンジの動きになり、4月初旬につけた高値の戻り売りを消化。頭の重い展開になっていました。結局、主力3指数とも大幅続伸して取引を終了。ニューヨークダウは引け値ベースで2年11ヶ月ぶりの高値になっています。ニュヨーク市場の出来高は、前日比1億1858万株増の9億6590万株。騰落状況は値上がり2488、値下がり510でした。

 業種別に値上がりしたのは、家電、レジャー用品、半導体、自動車部品などが上位にランク。エネルギー、ネット関連、証券も堅調でした。一方、値下がり上位は、住宅担保ローン金融、鉄道、飲料、銀行、航空機など。個別では、サプライズをもたらし昨日の上げをりーどしたインテルが7.8%上昇。同じく予想が予想を上回ったユナイテッドテクノロジーが4.3%上昇し、キャタピラーやGEなど他のダウ採用銘柄の上げにつながりました。また、クラウド関連で仮想化技術で有力なVMソフトウエアや検索大手ヤフーなどの決算も予想を上回り買われたほか、この日引け後に発表を予定しているアップルも期待感から買われ、上昇しています。一方、予想を上回る増益決算を発表しながら、収入や融資残の減少を嫌気され金融大手ウェールズファーゴが売られると、JPモルガン、バンクオブアメリカなど銀行株全般が売られさえない動きになりました。 なお、引け後に発表されたアップルの決算は、売り上げが246億7000万ドル(予想238億8000万ドル)、EPS6.40ドル(予想5.39ドル)とともに予想を上回り、夜間取引で同社の株価は上昇しています。

 米国株は、インテル決算がサプライズとなり、企業決算を素直に評価する流れに変わったようです。ニューヨークダウは、一気に引け新値になり、当面の課題だった18日の長大陰線を一気にクリアしてきました。ただ、昨日も高より後に伸び悩んだように、目先は2月高値、4月初旬高値時の戻り売りを消化する必要があるほか、両高値を結ぶ上値抵抗線があり、当面は、この抵抗ライン抜けが次の課題になります。今回の好調な企業業績は売り上げの増加をともなっており、米国経済が拡大基調に入ってることを示しています。企業業績の拡大から、今後、減らしすぎた雇用の修復が始まる可能性もあり、米国経済は民間主導で拡大基調をたどる公算が強まっています。これらを映し、案外、短期間に上値抵抗線を抜き、上げのスピードを早めるのではないでしょうか。

 米国株は大幅続伸。CME日経平均先物も、高値9705円まであり大証終値を70円上回る9680円で帰ってきました。円相場は、スペインの財政資金調達が順調に消化されたことや、ギリシャの債務再編懸念が和らいだことなどからユーロが買い戻されドルが軟化したことを受け、対ドルで82円50銭台、対ユーロは119円80銭台で終わっています。国内に帰ってからは、対ドルが82円40銭台に、やや円高気味に推移しています。本日の、日本株は堅調な展開が予想されます。昨晩書いたように、CME日経平均先物の引け値は、先物売り筋のストップロスの買戻し水準で終わっており、今日は先物筋の動きが注目されます。朝方から円が上昇しているのも先物の売り方が、買戻しを嫌って買っている可能性もあり、売り方はかなり追い込まれてきたのかもしれません。昨日のインテルに続き、今日はアップルが予想を上回る決算を発表しており、今日もハイテク株が物色され、指数が上昇する可能性が強く、先物のストップロスの買い戻しかから裁定買いを巻き込み、指数が思わぬ上げになるかも知れません。引き続き設備投資関連に注目。
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先物買戻しとインテルサプライズによる米株高を先取りして反発
 20日水曜日の日本株動向

 日経平均株価:9606円82銭  +165円79銭    日経平均先物終値:837.17ポイント

 TOPIX終値:837.17ポイント  +9.61ポイント  騰落状況:値上がり1034、値下がり493

 出来高概算:17億6091万株      売買代金:1兆1916億円

 日経平均サイコロ:5勝7敗   騰落レシオ:110   RSI:43

 25日線かい離:+0.7%    日経平均25日移動平均線:9537円(前日比40円上昇)

 
 本日の日本株は、国債評価下げの悪影響を一日で消化。好調な企業決算に支えられ米国株が上昇したことを好感。また、CME日経平均先物が、前日の大証終値を60円上回り9500円台を回復してきたことから、先物に買戻しが入り、反発して始まりました。米国市場の引け後に発表されたIBMとインテルの決算が市場予想を上回ったことから、このところの円高を嫌気して売られてた半導体関連やインテルにICパッケージを納入するイビデンなど関連株が買われ日経平均も上昇。立会時間中に円が対ドル、対ユーロで安くなったことや、GLOBEX夜間取引市場でニューヨークダウが上昇していたことから、今晩のニューヨーク株高を先取りする格好で、買いが入ったことも指数の上げに寄与しました。ただ、9600円を抜けると急速に伸び悩みましたが、この間、債券先物市場が上昇し、株先物に売り圧力がかかったことが影響したようです。企業業績見通しが立たない中での上昇で、全体的には見送り気分が強く、出来高や売買代金などは低水準のままでした。

 それにしても、インテルの決算は市場にとってサプライズになりました。スマートホンやタブレット型端末の普及で、パソコン販売は減少傾向にあり、パソコン用にCPUを供給する同社の決算についても、大したことは無いとする見方が大勢でした。ところが、ふたを開けてみると、売上高は市場予想の115億9000万ドルを上回る128億ドル、EPSは46セントの予想に対して、56セントを計上するという好調ぶり。欠陥半導体が見つかり製品回収トラブルもあったことから、弱気の見通しが多かっただけい市場にとっては「ポジティブサプライズ」になったようです。サーバ用んどに用途開拓をした効果が上がったようですが、GLOBEX夜間取引市場でもこれを好感して上昇。今晩の米国市場への影響が注目されます。

 日本株については、震災の影響で業績への不透明感が強まり、国内投資家は総じて見送り勝ちになっており、その分、先物の影響が強まっています。昨晩も書きましたように、昨日の下落で、先物の売買レンジを9500円~9300円台に押し下げる動きがありましたが、今日は、先物が9520円と、一昨日までのレンジに戻ってスタートしてきたことから、前日売った分の買戻しがあったようです。今日の先物の高値は9640円と、以前のレンジ相場に戻った感じになっています。引け後、円相場は一段安が進んでおり、今晩の米国市場とCME日経平均先物の動き次第では、明日は、ストップロスの先物買戻しが入る可能性も出てきました。まあ、あまり期待しすぎると、ろくな答えは帰ってきませんので、期待しすぎずに待つことにしましょう。

 先週から今週水曜日になると、日経平均の25日線が上向いてくるとしましたが、今日の引け値でみた25日線は前日比で40円上昇してきました。日経平均は移動平均線上にありますから、当面、これを下値支持線として強調相場が続く可能性が出てきました。200日移動平均線が、9800どころにあり、柳の下のお化けのように覆いかぶさってきますので、これを抜け出すだけのパワーを発揮できるかがカギになります。以前から書いているように、3月中旬の暴落時に大量に買われた海外投資家の玉には6000億円を超える先物のヘッジ売りがかけてあり、これを踏ませられたら、裁定買いを巻き込んで一気に200日線を越えてくることも夢ではありません。

 さて、日本株については、日本の投資家が一番弱気のようですね。ただ、今回の震災に対して、日銀は市場に大量の資金供給を実施。政府は、復興へ向大型の復興予算を組んできます。世界の趨勢は、金融危機時にばら撒き政策を実施し、悪化した財政を立て直すために金融政策の転換を行おうとしています。EUの利上げ、中国、韓国と利上げが続き、今日もタイとスエーデンが利上げを実施しました。世界の趨勢は、政府が民間から資金を吸い上げる方向に転換し始めているのです。いずれ、公と民が資金を奪い合って金利が上昇していくことになるのですが、とりあえず、2008年のリーマンショックを乗り切るためにばら撒いた資金は、景気の建て直しについて応分の効果を上げました。ただ、日本は、リーマンショック後、日銀はおざなり程度の金融緩和しかしていませんし、景気刺激策も大したことはしていません。しかし、今回は、否応無しに、日銀は大量資金供給を迫られていますし、政府も復興用に巨額の資金を投入するなど、リーマンショック後に中国や米国が採ったリフレ策をとってきます。本来、リーマンショック後に実施すべきものだったのですが、日本も2年遅れで実施することになります。

 とくに、前回と異なり、今回は供給サイドが傷んでおり、資金投入効果は大きなものがありそうです。いまは、被災したばかりで詳細がつかめず混乱していますが、少し長い目で見れば、リーマンショック後の米国や中国のような景気回復が始まるのかもしれません。あまり、今の相場は弱気しないほうが良さそうです。以前から、設備投資関連を注目。レポートでも工作機械などを取り上げてきましたが、このところ一斉に花開いてきました。先にも書きましたように、今回の震災では需要面よりも供給サイドがやられており、この修復が最大課題になってます。すでに、日本からの部品輸入に悩む韓国が、被災企業の誘致など、日本の資本財作りのノウハウを取り込もうと動き始めていますが、まさに、時間を置けばおくほど、マーケットを奪われるという、時間との勝負…。このとき何が必要になるか…。自動車部品ひとつとっても、孫受け企業やひ孫受け企業が工作機械を使った手作業で精密な部品を作っているののが実態…。その生産設備が根こそぎいかれた。サプライチェーンを復活するには、大手企業が今まで知らなかったような企業の被災状況から調べないと復旧はできない…。
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予想を上回る企業決算とガイトナー財務長官の格下げ否定発言を好感し反発
 おはようございます。

 19日の米国市場動向
 ニューヨークダウ  1万2266ドル75セント  +65ドル16セント(0.53%)

 NASDAQ総合指数  2744.97ポイント  +9.19ポイント(0.35%)

 S&P500  1312.62ポイント  +7.48ポイント(0.57%)

 CME日経平均先物(円建て) 9500円  +60円

 米国10年もの国債金利  3.365% -0.015%

 ニューヨーク原油  108.15ドル  +1.03ドル

 GOLD  1495.10ドル  +2.2ドル

 ドルインデックス  75.06  -0.45 


 昨日の米国株は、朝方発表された住宅着工件数(3月)が予想を上回ったことや、ゴールドマンザックスなど主要企業の決算がいずれも予想を上回るものだったことから、買いが先行して始まりました。一時、原油価格が軟化したことから、上げ幅を縮める場面もありましたが、前日行われたS&Pによる米国債評価下げに対し、ガイトナー財務長官が「実際に格下げが行われることは無い…」と発言したことを好感。予想を上回る企業決算や今期見通しを引き上げる企業が増えたことも評価。、再び買い物が増加し、上げ幅を拡大。引け近くには、ニューヨークダウはこの日の高値1万2275ドルをつけています。結局、主力3指数はともに反発して終わりました。格下げ懸念は、とりあえず、好調な企業決算に吸収された格好になりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1億9315万株減の8億4733万株。騰落状況は、値上がり2006、値下がり980でした。

 業種別に値上がりしたのは、鉄鋼、素材、非鉄など景気敏感型が上位に来ています。そのほか、住宅建設、商用車、ヘルスケア、医薬品なども堅調でした。一方、下落したのは、広告代理店、ギャンブル、損保、OA機器、ネット関連などが冴えない動きでした。個別では、アルコアやデュポンなど素材株、住宅着工件数の増加を受けレナー、DRホートンなど建設株も上昇。ジョンソンアンドジョンソンは、減益決算だったものの、利益が予想を上回ったことや、ガイダンス(収益見通し)を引き上げたことを好感して上昇。電炉のスチールダイナミクスや医療用機器のICUメディカルなどが、予想を上回る決算で買われていました。一方、冴えない決算を発表したハーレーダビッドソンが予想を下回る利益で売られています。

 ニューヨークダウは、S&Pによる格下げショックを、好調な企業業績でカバーし、下げ止まりました。対ユーロでドルが売られたことや米株高で、リスク指向が回復。原油などの国際商品が買い戻されるなどしたことも、指数の上げに繋がったようです。このところ買いていますように、1万2200ドル付近には、25日、50日、13週移動平均が上昇しながら下値を支えているほか、2月末~3月はじめにかけ、形成した抵抗帯もあり、当面、この付近で、企業業績を消化しながら、次の材料を待つ展開になりそうです。とりあえず、前日つけた長大陰線を早期に上回り、下方圧力を払拭することが課題になりそうです。

 米国株は反発。CME日経平均先物は、米株高を好感し、大証終値を60円上回る9500円丁度で帰ってきました。高値は9510円、安値は9395円でした。円は、ユーロが買い戻されたことから、落ち着きを取り戻し、対ドルが82円60銭付近、対ユーロは118円40銭付近と、やや弱含みに推移しています。国内に帰ってからは、ほぼ、海外と同水準での取引で始まっています。今日の日本株は、外部要因が落ちついていることから、強含みの展開が予想されます。ただ、昨晩も書きましたように、先物筋は、9500円~9600円台のレンジ相場から、過去の9300円台~9500円台へのレンジへの引き下げを狙って動いており、本日、9500円を大きく上回れるかどうかがカギになります。企業業績が好調な米国と異なり、震災や節電の影響で業績見通しに不透明感が増している日本株は、手がかり材料難となっており、当面、先物に振られ易い展開になりそうです。来週から本格化する個別企業の決算内容を見ながら、方向感を探る動きになるのでしょうか。テーマ株物色の復活が待たれます。

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市場外部要因の悪化に振り回され続落…手がかり材料難に陥った日本株
 19日火曜日の日本株動向

 日経平均株価:9441円03銭  -115円62銭    日経平均先物終値:9440円

 TOPIX終値:827.56ポイント -8.78ポイント   騰落状況:値上がり 274、値下がり1281

 出来高概算:18億6293万株      売買代金:1兆1610億円

 日経平均サイコロ:5勝7敗   騰落レシオ:99   RSI:35

 25日線かい離:-0.6%     日経平均25日移動平均線:9497円(前日比7円の下落)


 本日の日本株は、ギリシャの債務再編懸念、米国債評価見通しの唐突な引き下げ、リスク回避の円買いなど外部環境の悪化から、大幅続落してスタートしました。決算発表シーズン入りを控え見送り気分が強まるなか、円相場が82円台に上昇したことを嫌気し、電気や自動車、精密など輸出関連株が軟調になったほか、東電の補償金捻出のための持ち株売却を懸念。主力銀行株などが売られたことも、冴えない展開に繋がりました。先物売りが先行し、裁定解消売りが出たことも、指数の下落に拍車をかけました。安より後、先物が一時9400円台を割り込んだものの、売られすぎを警戒した押し目買いも入り、現物は9400円大台を維持しています。引けにかけ先物への買い戻しも入りやや下落幅を圧縮して終わりました。全般的に、強引に売り崩すような動きも無く、寄り後の日経平均終日値幅は、72円と狭いレンジの動きになっていました。

 日本株は、すでに先行してギリシャ国債の債務再編と中国の預金準備率の上げを織り込んでいましたので、昨日の米国株の急落を比較的冷静に受け止めていたようです。S&Pの米国債評価下げは、唐突に行われた感じがありますが、債券市場では、早いうちから引き下げの可能性を予想し、大手の債券ファンドなどは米国債の持ち高を減らしていた、といいますから、とりあえず織り込み済みになっていた、ということでしょうか。昨日の、米国10年もの国債金利は0.033%低下(債権価格は上昇)しています。債券市場は、今回の評価下げで、債務削減に関する合意がうまくいくのでは…との期待を持ったところもあるようです。

 ただ、その後の反応を見ると、共和党側は、目の前に迫った連邦債務上限を変更する法案に、評価下げを逆用しようという動きもでているようで、市場が思ったように、ことが運ぶかどうかは、分かりません。むしろ、先を越されたとして、フィッチなど他の格付け会社がエスカレートすることが懸念されます。まあ、日本と同じように、米国の議員もシットヘッド(くそ頭)といってバカにされているようですが、来年の大統領選を控え、すでに政局入りしており、何がおきるかわからない状態になっていることには、注意が必要です。米国は経済が順調に行っているだけに、政治が足を引っ張らないように願うばかりです。どこやらの国を含め、政治家の節操のなさは遺憾とmしがたいですね。

 さて、世界の金融市場が波乱色を強め、市場のリスク回避の動きが強まっています。一時、国際商品や新興国市場に流れていた資金も、一時、本国回帰をして様子見をすることになるのでしょうか。ギリシャの債務再編を言い出したのがドイツの財務相というのが、意図的なものを感じさせますが、ギリシャはEUやIMFから言われた通りに、公務員の給与引き下げや、年金支給の減額など赤字削減に取り組んできましたが、そのため、景気の足を引っ張られ、返って事態が悪化するという事態を招いています。これ以上の縮小均衡は無理で、結局、債務の切捨てなど再編を実施せざるを得なくなった、ということです。アジア通貨危機後の韓国でも同様でした。結局、IMF方式では、財政の再建はできないということでしょう。日本でも財務省を中心に同じようなやり方をしようとしているようですが、これをみても失敗することは目に見えています。まだ、たちが悪いのは、普通の生活者の給与と数倍の開きが出ているにもかかわらず、公務員給与を削減もせずに、いきなり、消費税の上げの話が出てきたこと…。自分は傷まず、他人に痛みを背負わせる…。今回の震災で、旧来の統治体制の膿が出てきているのに、まだこんなことをする…まさに、くそ頭をもった連中ばかり。それに対して、政治家やマスコミも何も言わないで、震災被害者を助けるためとの美名につつんで話を通そうとしている。まず、先にやることがあるだろう。

 まあ、今日は何を書いても仕方が無いが、注目点は、予想通り25日線の下落ピッチが鈍ってきました。昨日28円下落。今日は7円の下落。明日から横ばいに転じてきますが、もたもたしていたら、また下落してきますので、早期に25日線に復帰し、200日線を上回ることが大事。ただ、決算発表をみても、株価の急落による持ち株の下落で、前期の数字を下方修正するところも出てきましたし、今期の見通しを当面見送るところも出てくるなど、残念ながら一気に膿を出すにはいたらないようです。当面、決算をみながら、50%減益を織り込んだという3月15日安値に対する、2番底をさぐる展開になるのでしょうか。しばらくは、上げも下げもだらだらとした展開になりそうです。GLOBEX夜間取引市場ではニューヨークダウは、一時、50ドル安、日経平均も一時9400円を割り込み9395円をつけています。まあ、米国市場の落ち着き待ち…というところでしょうか。

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悪材料が山積みとなり全面安で急反落…国債評価下げに対し債券市場は冷静に反応
 おはようございます。

 18日の米国市場動向
 ニューヨークダウ  1万2201ドル59セント  -140ドル24セント(1.14%)

 NASDAQ総合指数  2735.38ポイント  -29.27ポイント(1.06%)

 S&P500  1305.14ポイント  -14.54ポイント (1.10%)

 CME日経平均先物(円建て) 9490円  -70円

 米国10年もの国債金利  3.380%  -0.033%

 ニューヨーク原油  107.69ドル  -2.53ドル

 GOLD  1492.90ドル  +6.90ドル

 ドルインデックス  75.51  +0.68


 昨日の米国株は、中国の預金準備率引き上げやギリシャの債務再編懸念に加え、格付け会社S&Pが米国債見通しを「安定的」から「ネガティブ」に唐突に引き下げたことから、ショック安となり、急落してスタートしました。欧州ソブリンリスク問題の再燃から、ユーロが下落。ドルが上昇したことに加え、サウジアラビア石油相が、価格高騰による需要減退の影響で原油の減産をしていることを発表。原油価格が急落したことから、資源・エネルギー株が売られたほか、ギリシャ債務再編問題を嫌気して、バンクオブアメリカやJPモルガンなど金融株も売られるなど、ほぼ全面安商状になりました。ニューヨークダウは、一時、前週末比250ドル近く下落し、1万2093ドル安値まで売り込まれています。ただ、米国債の評価下げにもかかわらず、債券市場は織り込み済みとして冷静な反応を示し、価格が上昇したことを受け、株式市場も落ち着きを取り戻し、引けにかけては下落幅をやや縮めて終わっています。結局、主力3指数とも、1%を超える下落幅で反落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前週末比585万株減の10億4048万株、騰落状況は、値上がり577、値下がり2444とほぼ全面安。

 業種別に値上がりしたのは、ギャンブル、ホテル、住宅建設の3業種のみ。コンピューターハード機器、タイヤなどの下落率が比較的小さかったようです。一方、下落上位は、貴金属のほか輸送サービス、重工、商用車などの景気敏感株、職業訓練なども下落幅が大きかったようです。個別では、原油価格の下落を映し、エクソンやシェブロンなど、エネルギー関連が売られたほか、衣料販売のギャップがやビジネスソフトウェアのBMCソフトウエアなどが、投資判断の引き下げで下落しています。一方、主力銘柄のうち、ダウ採用ではボーイング、NASDAQ市場ではアップルの上げが全面安の中で目立っていました。

 週末、ニューヨークダウが、12日につけた長大陰線を上回れなかったことを懸念しましたが、こんな悪材料が隠れていたわけですか…。格付け会社S&Pも、来年の大統領選挙を控え、対決色を強める共和党の頑なな態度に、警告を発したものと思われます。債券市場では、実際に格下げまで踏み込むことは無く、かえって債務削減策での合意形成に役立つのでは…と、楽観的に反応しています。ニューヨークダウは、1万2000ドルの大台を割り込みそうな勢いで売り込まれましたが、75日線に接近したあたりから買戻しの動きが強まり、引け値では、上昇中の25日線と50日線をキープして終わりました。また、2月後半から、3月前半にかけ形成した抵抗帯付近で下げ止まっており、上昇トレンドは維持されています。ただ、ギリシャ債務問題の再燃から、ドルの上昇懸念があり、ドル建ての国際商品価格や輸出への影響も懸念されるなど、当面、頭の重い展開になるかもしれません。特に、ギリシャの債務再編問題は、返済遅延や債務の切捨てなどの負担を債権者に負わせることになるだけに、貸し込んでいる銀行への影響も懸念されます。ポジティブサプライズが出る見通しがないだけに、頭の重い展開が続きそうです。

 米国株は、急落。CME日経平均先物も、対ユーロ、対ドルでの上げや米国株の急落を嫌気。一時、9365円安値まで売り込まれたあと、やや値を戻し、大証終値を70円下回る9490円でかえってきました。円は、海外で、対ドルが82円19銭、対ユーロで116円49銭まで買われたあと、82円50銭台、117円40銭台にやや下落して終わっています。国内に帰ってからは、対ドルが83円30銭台、対ユーロが117円20銭台と、やや円高気味に推移しています。今日の、日本株は、外部環境の悪化を映し、冴えない展開になりそうです。晩も書きましたように、先物筋は9500円~9600円台のレンジ相場の引き下げを狙って動いており、CMEが引け値で9500円を割り込んだことや9365安値まで売り込まれたことは、先物筋に売り叩く口実を与えたことになります。日本も、来週から本格的な決算発表入りすることから、テーマ株物色にも持続性が無く、手詰まり感がでており、目先は先物の動きに振られ易い展開に。中国の預金準備率上げやギリシャ債務再編問題は、昨日の相場で織り込まれており、欧州筋の売り叩きが無ければ、案外、少ない下落幅で済むのかも…。

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手がかり材料無く、小幅続落して終了…引け後の相場は荒れ模様に
 18日月曜日の日本株動向

 日経平均株価:9556円65銭  -34円87銭   日経平均先物終値:9560円

 TOPIX終値:836.34ポイント -4.95ポイント   騰落状況:値上がり660、値下がり857

 出来高概算:16億4577万株      売買代金:1兆299億円

 日経平均サイコロ:5勝7敗  騰落レシオ:97   RSI:54

 25日線かい離:+0.5%   日経平均25日移動平均線:9504円(前週末比28円下落)   


 本日の米国株は、週末の米国株が続伸したことや、CME日経平均先物が週末の大証終値を30円上回って終わっていたことを手がかりに、先物買いが先行。小幅に反発してスタートしました。ただ、休み中に中国が預金準備率の引き上げを決定したことや、欧州のソブリンリスク問題が再燃する兆しを見せてることから、円が上昇。対ドルで82円台に入った事を嫌気し、輸出関連株が売られたことや、先物売りが増加したことから、前週末比マイナスに転じています。後場からは先物に買い戻しが入ったことから、一時、プラス圏に浮上する場面もありましたが、ムーディーズがアルランドの銀行の2段階格下げを実施したなどと伝わるとともに、再び、先物売が増加。引けにかけ値を崩し、続落して終わっています。ただ、米国で今週主力企業の決算発表が行われるほか、日本でも3月決算の発表が始まることから、全般的に見送り気分が強く、日経平均の終日値幅は、70円を下回っていました。また、売買代金は1兆円割れ寸前まで減少。今年最低を記録しました。

 全般的には模様眺め気分の強い展開でした、外資系証券では、NT倍率に絡んだ、「TOPIX先物売り・日経平均先物買い」など、指数間の裁定取引を相変わらずやっているようです。週末の米国市場で金利が低下した流れを受け、「債券先物買い・株先物売り」の最低取引も活発に行われたようで、今日の債券先物の動きと、株先物の動きは正反対の動きをしています。日経平均先物は先々週の9600円~9800円のレンジから、先週、9500円~9600円台のレンジ相場に引き下がりましたが、今日も、高値9620円で頭打ちしています。この水準は4月のオプションSQ値9612円に対応しており、オプションSQ値を上限とするレンジ相場が今週も続くことになるのでしょうか。今週半ばから25日線の改善期待があるものの、200日移動平均線や、13週移動平均線が下落しながら売り圧迫を強めており、25日線の方向転換だけでこの圧力をしのげるかどうか…。今週は、分岐点になるかも知ません。

 大いに期待を抱かせるところですが、相場が終わってから、外部要因は再び荒れ模様になっています。ギリシャの新聞が、ギリシャ政府が、EUとIMFに対し、債務再編を要求した…と伝えられ、円の対ユーロ相場は118円台に1円以上上昇。GLOBEX夜間取引で、ニューヨークダウは70ドル近く下落。日経平均も9500円を割り込んで取引きされており、明日の相場では、また先物筋が元気になって売り崩しに来るかもしれません。このところ、ドイツを中心にユーロ高に音を上げる国が増えていましたが、その中で、ポルトガルやアイルランド、ギリシャの債務問題が唐突に出てきました。前回のユーロ高修正のときと状況が良く似ています。また、やるつもりなのかな…という感じです。

 ギリシャの債務再編問題は先週あたりから出ていました。今日の記事に関して、ギリシャ財務省は否定していますが、IMF関係者からは是認するような発言がでるなど何が本当か良く分からないものがあります。ただ、EUの場合、経済が強い国がせっせと働いて、問題国に資金を廻さないと、債務問題は爆発しますから、何とか通貨を安くしたいというのが本音…。その作業が始まったのかも知れませんね。まあ、ドルががんがん買われて、円もついでに売られれば…ということですが、震災や原発事故で無茶苦茶になっているのに、円は安全通貨ということらしいし、通貨先物市場には円売りがたっぷり溜りこんでいますから、踏ませるエネルギーも十分。まあ、無事に済むことを願うばかりです。

 先週も書きましたように、やはり主力株は動けなくなってきました。指数間や個別銘柄間の裁定取引でぐるぐる巻きにされていますから、動こうにも動けないという感じです。おかげで、中小型材料株の動きが良くなってきました。今日もLED関連や好業績もの、好取り組みもの、復興関連などテーマ株が買われています。まだ、相場の柱になるものが無いだけに、しばらくは、短期のテーマ循環相場が続きそうですが、今後の売り込み状況などを見ながら、中心になるものが出てくるかもしれません。しばらくは、この辺に的を絞ってみるところでしょう。ただ、これも指数が安定していてのこと…。大きく崩れる(崩される…)ようなことがあると、買いの手が引っ込んでしまうだけに、注意しておきたいところ。まあ、今晩の米国株はまだ中国の利上げを織り込んでいませんから、どう反応するか、そしてCME日経平均先物が9500円台を維持して帰ってくるか…明日の相場は、これ次第。

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業績悪を好調な景気指標でカバーして続伸
 おはようございます。昨晩は、またダンピング症状がでて、書き込みができずに失礼しました。油断して食べ過ぎると、すぐにでてきます。困ったもんです。

 15日の米国市場動向
 ニューヨークダウ  12341ドル83セント +56ドル68セント(0.46%)

 NASDAQ総合指数  2764.65ポイント  +4.43ポイント(0.16%)

 S&P500  1319.68ポイント +5.16ポイント(0.39%)

 CME日経平均先物(円建て) 9590円 +30円

 米国10年もの国債金利  3.413%  -0.083%

 ニューヨーク原油  109.66ドル  +1.55ドル

 GOLD   1486.00ドル  +13.6ドル

 ドルインデックス  74.82  +0.14 


 昨日の米国株は、前日引け後に発表された検索大手グーグルや、この日発表のバンクオブアメリカの決算が市場予想を下回ったことを嫌気したものの、鉱工業生産指数(3月)が予想を上回る伸びになったことから、気迷い感を強めた始まりになりました。この日、3月の消費者物価指数(CPI)などいくつかの重要な経済指標の発表を控えていたことから、売りも手控えられ、前日引け値をはさんで神経質な動きを続けていました。ただ、ニューヨーク州製造業景況指数(4月)、ミシガン大消費者信頼感指数(同)など、次々に発表される指標が全て予想を上回ったほか、3月のCPIコア指数が前年同月比1.2%の上昇にとどまったことから、「利上げが遠のいた…」との観測が台頭。堅調な米国景気や金利低下を映して原油価格が上昇。エネルギー関連株が上昇したこともあり、上げ幅を拡大。1万2350ドル抜けでは伸び悩む場面もりましたが、結局、ニューヨークダウとS&P500は続伸。NASDAQ総合指数は、小反発して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、オプション決済絡みで前日比1億1989万株増の10億4551万株。騰落状況は、値上がり2044、値下がり931でした。

 業種別に上昇したのは、重工、タイヤ、玩具、住宅担保ローン金融、レジャー用品など。エネルギー、ヘルスケア、医薬品も堅調。一方、グーグルの急落を受け、ネット関連が値下がりトップ。銅市況の下落を受けた非鉄、ソフトウエア、靴、自動車、金融などが冴えない動きでした。個別では、増益だったものの利益が市場予想に届かなかったとしてグーグルが8%を超える下落になったほか、同じく冴えない決算を発表したバンクオブアメリカも売られています。グーグルの下落は他のハイテク株にも波及。アップルやヤフー、デルなどNASDAQの主力企業を下落させ、指数の足を引っ張りました。一方、オンライン証券のチャールズ・シュワブ、玩具大手マテル、ダウケミカルなどが、市場を上回る決算や大幅な増配を好感して買われています。
 
 ニューヨークダウは、上昇中の25日線、50日線を下値支持として想定どおり反発してきました。今週は、国際商品価格が波乱したことから、市場も気迷い感を強めましたが、週末になり、米国の景気回復基調の持続が数字の上からも確かめられたことやCPIがコントロールされ、利上げ懸念が遠のいたことなどが確認され、市場の安心感を誘ったようです。昨日のニューヨークダウは続伸し、目先の抵抗線である5日線を上回ってきましたが、引け値ベースでは、火曜日の117ドル安の陰線を上回れず、下押し圧力は残ったまま…。週明け18日には確定申告が終わり、税の還付金お支払いが増加してきます。例年通り、投信への資金流入が増加し、株高に繋がるかどうか…。引き続き企業決算と中国の金融政策が焦点になって来そうです。

 米国株は続伸。米国コアCPIが予想を下回ったことから金利が低下したことを受け、円が上昇。これを嫌気し、CME日経平均先物は、9550円安値まで売られたものの、米株高を受け、大証終値を30円上回る9590円でおわりました。円相場は、ギリシャの格下げを受け対ユーロでドルが上昇。円は一時82円台に強含む場面もありましたが、株高を受け対円でドルが買いなおされたことから、83円10銭台に戻しています。ただ、対ユーロは119円90銭台に円高が進んでいます。週明けの日本株は、指数がレンジ相場の色合いを強めるなか、テーマ株の循環物色を強めてきそうです。復興需要や電源確保の原油・天然ガス輸入の拡大から、当面の円高は日本経済にとってはプラスとする見方もあり、週明けの相場の反応が注目されます。復興需要関連、設備投資、代替エネルギー関連、スマートグリッド関連などが循環的に買われそうです。

15日の日本株テクニカル動向

 日経平均サイコロ:6勝6敗   騰落レシオ:91  RSI:55

 25日線かい離:+0.6%   日経平均25日移動平均線:9532円(前日比34円下落)
 
 
 ちょっと流れに変化がでてきたみたいです。次回レポートで解説して見ます。今週は、復興関連が堅調に推移。LED関連でIDECが年初来高値を更新。津田駒工業、ウェザーニュースも堅調推移でした。
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下院でのつなぎ予算可決を好感して上げに転換…上値追いには慎重
 おはようございます。

 14日の米国市場動向
 ニューヨークダウ  1万2285ドル15セント  +14ドル16セント(0.12%)

 NASDAQ総合指数   2760.22ポイント  -1.30ポイント(0.05%)

 S&P500   1314.52ポイント  +0.11ポイント(0.01%)

 CME日経平均先物(円建て)  9620円  -30円

 米国10年もの国債金利  3.496%  +0.036%

 ニューヨーク原油  108.11ドル  +1.00ドル

 GOLD  1472.4ドル  +10.8ドル

 ドルインデックス  74.70  -0.28


 昨日の米国株は、欧州でギリシャ債務問題が再燃し、欧州株が全面安となったことや、朝方発表された新規失業保険申請件数が予想に反して増加したこことなどを嫌気し、急反落してはじまりました。前日に続き、銀行株が売られるなどし、ニューヨークダウは、一時、108ドル下落。1万2163ドルとこの日の安値をつけました。その後は、原油価格がサウジの減産報道や製油所火災の発生などから急反発したことからエネルギー株が上昇に転じるなど、全般はじり高に変化。午後になり、下院が9月までのつなぎ予算を可決したことから、買い安心感が広がり株価はプラス圏に浮上。結局、ニューヨークダウとS&P500は小幅に続伸。NASDAQ総合指数は、アップルやデルなどパソコンハードメーカーの下落が響き、わずかに反落して終わっています。ニューヨーク市場の出来高は前日比2934万株増の9億2562万株。騰落状況は、値上がり1600、値下がり1358でした。

 業種別の値上がり上位は、金価格の反発を映し貴金属がトップ。パイプライン運営、トラック、食品小売り、金鉱山などが続きました。ヘルスケアやエネルギーもしっかり。一方、下落したのは、原油反発を嫌気した航空会社がトップ。ゴールドマンザックスが、金融危機時の取引内容に疑義があったとして司法省に調査要請があったとして売られたことを嫌気して銀行株も売られています。このほか、コンピューターハード、非鉄、消費者金融も冴えない動きでした。個別では、スーパーマーケットなど経営のスーパーバリュー、輸送会社JBハント・トランスポート・サービスなどが予想を上回る決算を発表し上昇する一方、玩具メーカーハスブロが市場予想を下回る決算で売られるなど、決算への反応を強めてます。この日、引け後に決算を発表した検索大手グーグルは、売り上げが予想を上回ったものの、利益が予想を下回ったことから、引け後の取り引きで3%以上下落。今晩の市場への影響が懸念されます。

 ニューヨークダウは、内外の悪材料を消化するため、急落して始まりましたが、前日から下値支持ラインとして示してきた、25日、50日のともに上昇する移動平均線に支えられ、切り返して終わっています。3日間にわたり下ヒゲを残して終わっており、下値抵抗の強さをしましています。ただ、上値を買いあがる力強さがなく、NASDAQ総合指数、ニューヨークダウとも下落中の5日線を意識して上げ幅を縮めるなど、頭の重さも気になるところです。今晩はオプションSQに加え、バンクオブアメリカや玩具大手マーテル、半導体大手フエアチャイルドなど主要企業の決算がありますが、予想を下回ったグーグル決算のマイナスの影響を埋められるかが焦点になりそうです。今週で、確定申告が終了し、月後半にかけ税還付金の支払いが始まるため投信への資金流入が増加。例年通り株価の押し上げに繋がるかも焦点。

 米国株は高安まちまち。CME日経平均先物は、米株安につられ一時9550円安値まで売られたものの、前日の安値は下回らず、大証終値を30円下回る9620円で帰ってきました。円は、米国雇用指標の悪化から、一時82円台に上昇する場面があったものの、金利上昇83円40銭台後半で終わっています。屋内に帰ってからは、対ドルが83円60銭台、対ユーロは121円台とやや円が軟化して始まっています。本日の、日本株は、週末を控え手控え気分の強い展開になりそうです。先物は売り先行で始まりそうですが、為替が弱含みで推移していることや、米国金利が上昇していることから、売り仕掛けをする環境にはなく、指数的にはレンジ内で膠着感を強めた展開になりそうです。前日から、小型の好取組株や復興関連、代替エネルギー関連、設備投資関連、好業績など、材料株が賑わい始めており、今日も個別色を強めた展開になりそうです。小水力発電の酉島製作所、メタンハイドレートの三井造船などが注目されるか…?


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前場は売り崩し挑戦、後場は敗戦処理の買戻しで上昇のパターン
 14日木曜日の日本株動向

 日経平均株価:9653円92銭  +12円74銭   日経平均先物終値:9650円

 TOPIX終値:846.72ポイント +2.13ポイント  騰落状況:値上がり1173、 値下がり355

 出来高概算:22億1553万株      売買代金:1兆3810億円

 日経平均サイコロ:7勝5敗   騰落レシオ:88    RSI:55

 25日線かい離:+0.9%    日経平均25日移動平均線:9566円(前日比37円下落)


 本日の日本株は、福島原発4号炉使用済み核燃料プールの燃料棒の一部に破損の恐れがあるとの発表から、CME日経平均先物が一時9500円を割り込むなど、軟調に帰ってきたことから、先物売りが先行し軟調なスタートになりました。米国市場で銀行株が安かった流れを受け、大手銀行株が売られたほか、為替市場で円高が進んだことを嫌気。輸出株や主力株が売られたこともあり、日経平均は、寄りつき直後、88円下落。9553円とこの日の安値をつけています。しかし、朝方から、小型の復興関連株や代替エネルギー株、好業績株などが堅調に推移していたことから、指数の下落とは別に、底堅い動きが続いていました。昨日と同様に先物筋の間に下値をトライする動きがありましたが、9550円から下を売り崩せず、後場になると、債券先物を売って株の先物を買い戻す裁定解消の動きもでて、日経平均は急速に回復。自動車株や電機株など主力株にも買戻しの動きが増加。下げすぎになっている銘柄を広範囲に買う動きも強まり、日経平均は小幅高だったものの、値上がり数はほぼ全面高といってもいいような相場つきになっていました。

 このところ、日経平均とTOPIX間、債券先物と株の先物、新興市場と日本株など、いろんな商品との裁定取引が行われており、悪霊を背負ってしまった指数は当てにならない…とかいてきましたが、昨日、今日と二日続けて前場に売り崩す動きがでるものの、売り崩せず、結局、後場になって買い戻し、指数が上昇するという展開になっています。裁定取引は、個別の銘間でも行われている節があり、主力株全体がコンピューターを使ったアルゴリスム取引に毒されてしまっている感じがします。今日も指数の動きと実際の相場は完全にかい離してしまっています。もう、指数や主力株はファンダメンタルとは関係の無い世界で動きだしているんでしょうか。

 指数は、9500円を下値にして、上値は200日線で押さえられるというレンジ相場のパターンになっています。一方、復興関連の小型株などは、13週、26週、52週線が上向きに転じ、かつ、上昇中の25日線との短期的なかい離修正も終わり、新たな上昇相場に入ろうとしているものが多くなっています。指数取引の影響を受ける主力株は好業績であっても、中期の移動平均線が下落し、戻っても頭を押さえられるパターンになっており、当面、戻り売り相場が続きそうです。今の相場は、戻り売りのものと、順張りで買えるものを最初から区別してかかることが大事です。指数取引や個別銘柄間の裁定取引きの対象になった株は、当面、浮かばれないかもしれません。個人投資家としては、大口投資家が売買できないような、中・小型株に的を絞っておいた方が良さそうですね。指数と、銘柄間裁定に組み込まれた主力株は、悪霊退散のお払いでもしたほうが良いかもしれません。とにかく、指数は波乱して他の銘柄に迷惑をかけなければ良し…。下落リスクが少ないとなったら、今日のように、雑株に買いの手が向かい相場のムードが良くなってきます。

 さて、以前から、中国の人件費の上昇は、繊維や縫製など労働集約的な産業の海外移転を招き、工場の海外移転や無人化工場の増加に繋がるとして、レポートで編み機や繊維機械、工作機械など設備投資関連を取り上げてきました。予想通り、津田駒工業は、新興国向け需要の拡大から大幅な増収増益に転じてきています。中国以外の新興国でも人件費の上昇は顕著になっており、工場移転に際しては高性能機器が売れてきます。すでに新興国間でも生産性の競争が始まっていますから、日本の設備投資メーカーは大きなメリットを受けてきます。それにさらにオンされるのが、震災からの復興需要。東北の自動車産業は末端まで入れると1000社を超えると言われていますが、この末端の中小の加工メーカーを再建しない限り、サプライチェーンの回復はないと言われています。その中小企業が、津波や震災で設備がダメージを受けており、これからは親会社によるテコ入れが始まってきます。資金的に問題があるとしても、親会社からの設備貸与などにより、下請け体制の回復も急ピッチですすむはず。それにつれ、旋盤やNC工作機械などの需要増加も予想され、関連業界は震災の復興需要よりも早くメリットを受けてくる可能性があります。

 今日は住金の工場被災額の特損が600億円発生するなど、損失額が発表され、具体的な影響が数字になって出てきました。相場は不透明感を一番嫌いますから、数字が分かれば内容がどうであれ、一人歩きしてきます。全般は弱気一色ですが、テーマによっては、これから相場のスタートになる銘柄群も多くあります。まあ、指数は大きく下げなければ良し…と考えて、世界の流れの変化、震災がもたらす経済効果などを考えて、これから始まる新しい流れに適応するようにポートフォリオを調整していくことでしょう。
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緊縮財政への懸念と景気拡大指標との間で小動きの展開
 おはようございます。

 13日の米国市場動向
 ニューヨークダウ  1万2270ドル99セント  +7.41ドル(0.06%)

 NASDAQ総合指数   2761.52ポイント  +16.73ポイント(0.61%)

 S&P500  1314.41ポイント  +0.25ポイント(0.02%)

 CME日経平均先物(円建て) 9580円  -60円

 米国10年もの国債金利  3.460%  -0.032%

 ニューヨーク原油  107.11ドル  +0.86ドル

 GOLD  1455.60ドル  +2.0ドル

 ドルインデックス  74.96  +0.13

 
 昨日の米国株は、JPモルガンの予想を上回る決算を好感し、反発してスタートしました。引当金の減少などを手がかりに銀行株などが買われ、寄付き直後、ニューヨークダウはこの日の高値1万2335ドルをつけています。ただ、オバマ大統領が、12年間で4兆ドルを削減する財政緊縮案を発表すると、景気の先行きを懸念した売りが増加。好決算で買われたJPモルガンが、「今後数四半期にわたり配当を増加させることは無い…」とのダイモンCEOの発言を受け下落したことも嫌気され、ニューヨークダウは、一時、前日終値を50ドル以上下回る場面のありました。しかし、米地区連銀経済報告(ベージュブック)が発表され、景気や雇用がゆっくりとしたペースながら順調に回復していることが伝えられると、民間主導の景気回復への期待感が高まり、買い物が増加、引けにかけやや値を戻し、結局、主力3指数とも小幅に反発して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比5006万株減の8億9628万株。騰落状況は、値上がり1535、値下がり1374でした。

 業種別に値上がりしたのは、消費者家電、ギャンブル、貴金属、装飾品、履物など。ネット関連やエネルギー関連も堅調に推移しました。一方、銅市況の下落を嫌気し非鉄が下落したほか、軍需関連、航空会社、余暇サービス、銀行が冴えない動き。ヘルスケアや証券も軟調でした。個別では、震災特需が予想される建機大手キャピラーが1%を超える上昇になったほか、9ヶ月連続で増加した小売売上高を好感し、ウォルマートやクラフトフーズ、プロクターアンドギャンブルなど消費関連も堅調に推移しました。ハイテク株では、このところ売られていたアップルが昨日に続き続伸。この日は1%を超える上昇になったほか、検索大手グーグルもシェアの拡大を手がかりに買われています。一方、大統領が発表した財政緊縮予算案で、軍事予算の4000億ドル削減が打ち出されたことから、ロッキード、マーチン、レイセオンなど軍需企業が売られています。

 米国株は前日、アルコアの決算への失望感などから、売られましたが、この日も、一時的に、JPモルガンの数四半期にわたる配当据え置き予想から売られるなど、決算発表が株価の足を引っ張る動きが続いています。両社とも市場予想を上回る利益を上げているものの、一方は、売上高が市場予想に届かなかったこと、一方は、期待していた配当政策が裏切られるなど、市場の過剰な期待感が裏目に出ているところもあるようです。明日のよるからグーグルやフエアチェアセミコンダクターなどハイテク株の決算発表が始まりますが、そろそろ、ポジティブサプライズが無いと市場の失望感につながる可能性もでてきます。NASDAQ総合指数は先行して25日線とのかい離修正を終了。予想どおり他の指数を上回る反発力をしめしました。ただ、ニューヨークダウとS&P500はエネルギー株や金融株の方向性がつかめず、下値懸念を残しています。ニューヨークダウは、25日線と50日線がともに上昇しながら、同水準にあり下値支持力は強いものと思われますが、目先的にはもたもたした動きが続きそう。

 米国株は小幅に反発。CME日経平均先物は、一時大証終値(9640円)を上回る9670円まで買われたものの、大統領の財政赤字削減策が示され長期金利が低下すると円が上昇。これを嫌気して一時9490円安値をつけた後、値を戻し、大証終値を60円下回る9580円で終了しています。円相場は長期金利の低下を映し、83円70銭台に上昇。国内に帰ってからも同水準で取り引きされています。今日の日本株は、引き続き、先物筋による売り圧迫を受けそうです。現在は、9500円を下値にするレンジ相場の動きですが、先物筋は9500円割れからレンジの引き下げを狙い売り圧力を強めているようです。昨日の米国の長期金利が低下したことも、「債券先物買い・株先物売り」から、裁定解消売りを巻き込み下落圧力を強める懸念があります。ただ、下落幅の半値押し水準の時価近辺は、居心地の良いところで、売り崩すにも力がいるところ…。指数は、こう着状態か…。主力株には、個別の銘柄間で裁定取引が組まれるなど、手垢まみれになっており、当面、裁定業者がコンピューター売買に組み込んでいない2番手、3番手銘柄から銘柄選択するとこ…か。引き続き、復興関連銘柄と設備投資関連、代替エネルギー関連。

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売り崩しを狙った先物筋の買戻しで3日振りに反発…東電高を市場が好感
 13日木曜日の日本株動向

 日経平均株価:9641円18銭  +85円92銭  日経平均先物終値:9640円

 TOPIX終値:844.69ポイント +6.08ポイント  騰落状況:値上がり995、値下がり485

 出来高概算:21億1788万株      売買代金:1兆3491億円

 日経平均サイコロ:6勝6敗   騰落レシオ:86   RSI:58

 25日線かい離:+0.4%    日経平均25日移動平均線:9603円(前日比36円下落)


 本日の日本株は、米国株が続落して帰って来たものの、下落の原因になった福島原発のレベル7への引き上げやゴールドマンザックスの国際商品下落リスクの警告などは、昨日織り込済みになっていたことや、東電の原発保証に関して、8電力で負担する案が浮上したことを好感し、買い先行でスタートしました。また、昨日、日銀のETF購入があったことや、寄りつき前の海外投資家動向が久しぶりに買いこしになったことも買い安心感につながったようです。自動車用半導体を手がけるルネサンステクノロジーの工場再開が一ヶ月前倒しで行われる事を好感し自動車株が買われたほか、精密株も堅調に推移。日経平均は10時ごろにこの日の高値9600円をつけています。ただ、その後は、債券先物が上昇するとともに、先物売が増加。日経平均は前引けにかけ、値を消し、前日比マイナスで終わりました。後場に入っても、東電の上げが続いたことや、円相場がやや軟化したことを好感し、再びプラス圏に浮上。先物売が続いたものの、結局、節値となる9500円の壁を突破できず(安値は9510円まで)、2時ごろから先物の買戻しが増加。結局、日経平均は3日ぶりに反発して終わっています。

 高く終わって良かった…というところですが、今日も、売り仕掛けが続いたということですね。GLOBEX米国株先物が高くなっていましたから、先物を売り続けるのはリスクが大きいので、引けにかけ買い戻したことから、指数は高く終わりました。まだ、安心できる状態ではありません。以前から日本株を売り続けている、欧州系証券(商品投資顧問の機関店?)は、このところ、先物の売り玉をため込んでいますし、先週、寄付きから先物買いをいれ、裁定取引を誘うような動きをしたことから、裁定取り引きをやっている野村証券やモルガンスタンレー(両社で8割近く)を中心に、先週の裁定買い残は920億円近く増加。2兆2253億円に積み上がってきました。裁定買い残が減少して破壊力が小さくなったので、積み増しに動いてきたんでしょうかね。また、そのうち、指数採用銘柄の格上げや格下げを実施して、指数を操作するようなことを始めるんでしょう。

 大体、昨日の一昨日の自動車の投資判断の下げ自体が、部品供給などサプライチェーンの途絶を材料にしているのに、わずか2日後にルネサンステクノロジーの工場の前倒し再開の話が出てきています。結局、自動車株を下げたいという思惑から格下げをした…と言われても仕方がないかもしれません。とにかく、外資系や海外証券のノウハウを導入した国内証券などが出してくる情報は信用できなくなってきました。特に、自己勘定取引をやっているところについては、ファイアーウォールが守られているのかどうか…。個人投資家の中にも証券会社の投資判断を神社の御札のようにありがたがって信用する人が多いようですが、意図的なものは無いんでしょうか?昔、4大証券が市場を支配していたとき、引受業務を通じて取得したさまざまな情報を、どの時点で、どの情報を出すかの情報操作をする力を持っていたことが、中小証券との格差を生む要因になっていましたが、また、おなじょうなことが始まっているんではないでしょうね~。どうも、今の東電や、官僚と同じで、おかしなことがまかり通っているような気がします。

 まあ、ぼやいても仕方がありませんが、昨日も書いたように、今は、まだ日柄整理の段階。今日25日線を回復したものの、まだ前日比では36円下落しており、引き続き下方圧力は続いたままです。対応点の状況からみて来週初めころには、横ばいかに転じる(株価が売り崩しに会わなければ…)予想で、勝負はそこからになります。現状、25日線、200日線、13週線がともに下落しながら、頭を圧迫しており、短期の線から少しずつ、状況を改善していかねばなりません。今日のルネサンステクノロジーの工場前倒し再開に見られるように、取引先や設備投資メーカーがどんどん人材を送り込んで生産設備の回復に協力しており、どんどん状況は改善していきます。問題は、部品の下請け加工をしている中小企業ですが、こちらの方にも設備の貸与などにより、サプライチェーンは急速に回復していくはず。設備投資メーカーには、多くの受注が舞い込んでくるはず…。

 ただでさえ、日本の設備投資産業には、中国の人件費上昇でファクトリーオートメーションや労働集約型産業の海外移転で追い風が吹くのに、日本のサプライチェーン回復でさらに追い風が強まります。この関連でレポートで注目した津田駒工業が四半期決算を発表して来ましたが、黒字は順調に拡大。予想通りの展開になってきました。ここで手を抜けば、市場シェアを奪われる企業の必至の努力と、何をどうして良いか分からず、対策本部ばかりたてて、混乱のきわみにある政権とを混同してはいけません。恐らく、世界の日本の企業は、世界の競争相手がびっくりするような速さで立ち直ってくると思います。ただ、政府や官僚が足を引っ張らなければ…の話ですが。すでに、被災地で、ここはどこの管轄、ここはあそこの管轄といった縦割り行政の弊害がでて、再建の障害にあっているという話も聞きます。やはり、この国の政治と行政は、福島原発と同様に耐用年数が過ぎて、制度崩壊を起こしかけているようです。
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原発事故のエスカレート、国際商品価格の下落を嫌気し続落…決算への不信感も
 おはようございます。

 12日の米国市場動向
 ニューヨークダウ  1万2263ドル58セント -117ドル53セント(0.95%)

 NASDAQ総合指数  2744.79ポイント -26.74ポイント(0.96%)

 S&P500  1314.16ポイント  -10.30ポイント(0.78%)

 CME日経平均先物(円建て) 9500円  -60円

 米国10年もの国債金利  3.492%  -0.089%

 ニューヨーク原油  106.25ドル  -3.67ドル

 GOLD  1453.6ドル  -14.5ドル

 ドルインデックス 74.90  -0.16


 昨日の米国株は、昨日引け後に発表されたアルミ大手アルコアの決算で売上高が市場予想に届かなかったこと、福島原発の事故レベルが最高の「レベル7」に引き上げられたことなどを嫌気し、大幅続落して始まりました。また、ゴールドマンザックスが、国際商品の買い推奨を打ち切り、下落リスクを警告したことから原油や銅、穀物価格などが一斉に下落。これを映し資源・エネルギー関連株が下落したことも下落幅の拡大につながりました。ニューヨークダウは、寄付き後しばらくして150ドル近く下落。この日の安値1万2233ドルをつけています。午後からは、原油価格の下落を好感して、自動車株や航空会社などが買いなおされたことから、やや値を戻したものの、結局、主力3指数とも大幅続落して終わっています。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1億2938万株増の9億4635万株。騰落状況は、値上がり756、値下がり2225でした。

 業種別に値上がりしたのは、原油価格の下落を好感した航空会社がトップ。タイヤ、飲料、非耐久消費財、ヘルスケアサービスなどが続きました。フォードやGMなど自動車メーカーも、一時は売られたものの、引けにかけては買いなおされプラスに転じています。一方、アルコア決算を嫌気し、アルミが値下がりトップ。石油探査、石炭・ガス、鉱山株も冴えませんでした。特に、エネルギー関連株指数は3%近く下落しています。個別では、原油価格下落による個人消費への好影響を思惑し、ウォルマートやマクドナルド、プロクターギャンブルなど消費関連が上昇。デルタ航空、AMRなど航空会社も原油価格の下落を好感して上昇しています。一方、資源価格の下落を映し、エクソンやシェブロン、フリーポートマクモランなど最近の上昇を支えてきた資源・エネルギー関連の下落が目立ちました。また。リストラや業務見直しを嫌気し、ネットワーク機器大手のシスコシステムズが売られ、ハイテク株全般の足を引っ張っています。このところ、NASDAQ100指数の比率見直しから売られていたアップルは上昇していました。

 このところ「丸天井型」をつけ、上値の圧迫が強まっていたニューヨークダウは、アルコアの決算発表を機に下落してきました。原油などの資源価格も下落に転じましたが、最近も書きましたように、天然ガスへのシフトが進み、原油在庫が増加している中での上昇であることや、穀物の生産予想が増加し、かつ、これまで穀物輸出を停止していたロシアが輸出再開に踏み切るなど、需給関係が好転する中での国際商品の上昇であること。また、短期間に上げ足を速めたことから、来月に中間決算を控えたヘッジファンドなど短期投資家が介入している可能性があり、相場的には急変するリスクがある…としました。ドルが下落傾向を強めており、大きく崩れることは無いと思われますが、ポジション調整の売りから一時的に下落幅が拡大する可能性もあります。今週末に、オプションSQを控えていることも、目先、下押し圧力がかかるかもしれません。ただ、昨日、先行して調整していたNASDAQ総合指数が上昇中の25日線に届き、下値を意識して戻しており、今晩以降のハイテク株の動きが注目されます。ニューヨークダウについては、25日線が1万2170ドル付近、13週移動平均線が1万2200ドル付近にあり、当面、このあたりが下値めどになりそうです。まあ、売りの口実を探していた投資家が多かった、ということでしょうか。

 米国株は続落。CME日経平均先物は、一時、9485円まで売られたあと、大証終値比60円安の9500円で帰ってきました。円相場は、株安や金利の大幅な低下、リスク回避などから円が買われ、83円70銭台に上昇して帰ってきました。今日の日本株については、円高や福島原発事故のレベル7への引き上げ、ゴールドマンザックスの国際商品下落リスクの発表などの悪材料は全て昨日の日本株では織り込まれていた材料で、今日の相場には大きな影響は無いかもしれません。ただ、米国の金利が急低下(価格は上昇)しており、リスク回避の円買い(リスクだらけなのに変な話し…)とあわせ、「債券先物買い・株先物売り」など、投機筋の売り仕掛けの材料になるかもしれません」。先物価格は9500円を下値に動いてきましたが、昨日のCMEで9500円を割り込んだことは懸念材料。目先的に、指数には下押し圧力がかかりそうですが、このところ書いていますように、裁定買い残の減少から、下落にも限界がありそうです。復興関連株に底堅い動きがでているほか、代替エネルギー関連を模索するなど新たな動きもでており、今日、指数が波乱しなければ、動きがより鮮明になってくるかもしれません。

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為替、債券、先物を含めた売り崩し作戦を実施…3月15日の再来はならず
 12日火曜日の日本株動向

 日経平均株価:9555円26銭  -164円44銭  日経平均先物終値:9560円

 TOPIX終値:838.51ポイント -13.83 騰落状況:値上がり133、値下がり1485

 出来高概算:22億3146万株     売買代金:1兆4158億円

 日経平均サイコロ:5勝7敗   騰落レシオ:82   RSI:54

 25日線かい離:-0.9%   日経平均25日移動平均線:9639円(前日比38円下落)


 本日の日経平均は、米国株は高安まちまちだったものの、昨晩発生した強い余震に続き、朝方も同規模の余震が発生したことから、企業や原発への影響を懸念し、売り先行で始まりました。また、原子力保安院などが、福島原発事故の国際評価を最悪の「レベル7」に引き上げたことや立会時間中も規模の大きい余震が頻発したことから、買いが手控えられるなか、先物売りに終日軟調に推移。日経平均は、一時、前日比206円安し、9513円安値をつける場面もありました。終日9550円をはさんだ神経質な動きに終始。引けにかけ先物が買い戻されたことから、やや下落幅を縮めたものの、再び25日線を下回ってしまいました。

 不謹慎な言い方で申し訳ありませんが、これだけ規模の大きい余震が広域で多発しては、ちょっと手が出せません。折角、立ち上げた工場も影響を受けるかも知れませんし、福島原発の作業の進展の心配。他の原発も大丈夫か…となると、とても買いには出れないということでしょう。また、朝方から、悪材料が揃い踏みになると、円が急伸。午前中に83円40銭台の円高になりました。昨日、シティが自動車株の投資判断を引き下げ、今日は日本精工など自動車部品の判断を引き下げてきましたから、輸出株はひとたまりもありません。おまけに、午前中は債券先物も上昇。株先物の売り、それに刺激された「裁定解消売り」、「円買い・株先物売り」、「債券先物買い・株先物売り」など、株先物への売り圧力が一気にかかっています。まさに、3月15日の急落を演出したメンバーが勢ぞろいした…という感じでしょうか。オプション市場でも、15日の相場を意識したのか、7000円や6000円のプットを買う動きもあった、といいます。

 まあ、やってくれますね。水におちた犬は徹底的に叩け…ということでしょううか。円相場はわずかな時間で1円動いていますから、かなり大きな資金が介入した気配があります。シカゴIMM通貨先物市場では、円売りポジションが6万枚近くに膨らんでいましたから、踏みを狙った仕掛け的な動きが出たんでしょう。立会い終了後には、再び84円台半ばに戻していますし、午前中買い上げられた債券先物は、後場から売られて下落。それとともに株先物が買い戻されています。明らかに、債券や為替が理由も無いのに、これだけ短時間に乱高下したのは、明らかに異常な動きですね。午前中、3月15日の急落相場をイメージして仕掛けたものの、思ったほど売り崩せなかったので、後場から反対売買に転じた…というところでしょうか。

 震災のドタバタですっかり忘れていましたが、来月はヘッジファンドの中間決算月にあたります。ヘッジファンドは、新興国から先進国への資金シフトや円買い介入などで損失を抱えているところも多く、最近の国際商品の上げも、彼らが短期的な利益を狙って介入しているといいます。いつも、言われる解約申込の45日ルールの期限が今週末ですし、来月の中間決算へ向け利益の確保をしなければならず、マイナス材料しかない日本市場に狙いをつけて叩きにきたのではないでしょうか。国内投資家もこれだけ、悪材料が続き、現在進行形で原発事故処理が続いていては、買いを見送らざるを得ず、裁定解消売りの影響が大きくなっているということでしょうか。今日の先物の手口を見ても、国内大手証券や米系証券など裁定業者の買い手口が目立っていましたから、「先物買戻し・指数採用現物株売り」の裁定解消が活発に行われたことがわかります。やはり、「賽の河原の石積み」相場が続いています。ただ、先月15日と比べると裁定買い残は半減しており、その分、破壊力が減少しているということもできます。まあ、以前から書いているように、このあたりは、2月の戻り高値から、15日の安値8228円までの押しの半値返し水準。このあたりを中心に、居所を探るという感じでしょうか。

 テクニカル的には、先週も書きましたように、25日線の対応点の状況から見て、今週いっぱいは下落が続き、日経平均は下落する25日線と200日線の下方圧力を受けることになります。その他のテクニカル指標やモメンタム系の指標を見ても、買いゾーンには入っていませんので、目先は、指数の改善待ちというところでしょうか。ただ、昨日も書きましたように、八方塞の相場ではなく、復興関連株第一弾のグループが次ので直りゾーンに来ています。今日の悪相場のなかでも橋梁株などがしっかりしてます。浚渫やセメントなども、上昇中の25日線とのかい離修正を終えてきており、出直りのタイミングを図っています。まあ、今週いっぱいは、ヘッジファンドなど日本株を下げたい連中の売り仕掛けが続きそうですが、今日、9500円の節値を売り崩せなかったことは、彼らにはショックだったはず…。ただ、相変わらず、福島原発に関して、東電と政府のもたもたは続いており、彼らに売りの口実を与える動きが続いていることには注意が必要。

 それにしても、政府も東電も、放射能汚染水を海洋投棄したことに、あっけらかんとしていますが、彼らがやったことは人類史上初の出来事だった…という認識はあるのでしょうか。もしかしたら、人類の生存に大きな脅威をもたらしたものかもしれません。世界へ向けての政府のメッセージくらいはあっても良いのではないでしょうか。東電も政府も、トップの姿が見えないということはどういうことなんでしょうか…。日本国民として恥ずかしい!

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国際商品価格の下落で高安まちまちの動き…NASDAQの先行調整の動きを懸念
 おはようございます。
 
 11日の米国市場動向
 ニューヨークダウ  1万2381ドル11セント +1ドル05セント(0.01%)

 NASDAQ総合指数  2771.51ポイント  -8.91ポイント(0.32%)

 S&P500  1324.46ポイント  -3.71ポイント (0.28%)

 CME日経平均先物(円建て)  9635円  -85円

 米国10年もの国債金利  3.587%  +0.004%

 ニューヨーク原油  109.92ドル  -2.87ドル

 GOLD  1468.10ドル  -6.0ドル

 ドルインデックス  75.07  +0.01
 

 昨日の米国株は、リビア情勢に好転の兆しがでたことや、複数のM&A関連ニュースが出た事を好感し、反発してスタートしました。この日のアルコアからスタートする決算発表への期待感も強く、寄り後も買い進まれ、ニューヨークダウは、一時、65ドル近く上昇する場面もありました。ただ、リビア情勢の好転期待から国際商品価格が軟調に推移したことから、エネルギー株や資源株が軟調になったほか、IMFが米国の2011年の成長率見通しを下方修正したことなどを嫌気し利食い売りが増加。引けにかけじり安となり、引け近くにニューヨークダウは30ドル近く下落しこの日の安値1万2352ドルをつけています。大引けにかけアルコアの決算を期待した買いからやや値を戻したものの、結局、ニューヨークダウは、強含み横ばい、NASDAQ総合指数とS&P500は小幅続落して終わってます。ニューヨーク市場の出来高は、前週末比4116万株減の8億1697万株。騰落状況は値上がり911、値下がり2089と、指数が示す以上の冴えない展開でした。

 業種別に見ると、値上がり上位は、原油の下落を好感した航空会社がトップ。タバコ、余暇サービス、装飾品、医療器具などが上昇。食品、飲料、医薬品も堅調でした。一方、国際商品の下落を受け、貴金属、非鉄、石炭、エネルギーが軟調。中国での自動車販売の減速予想から自動車・同部品もさえない動きでした。引け後に発表されたアルコアの第1四半期決算は、利益(EPS28セント)が予想(同27セント)を上回ったものの、売上高(59億6000万ドル)が予想(60億6000万ドル)を下回ったため、夜間取引で売られています。また、 この日は、深海油田開発のトランス・オーシャンや通信会社レベル3、医療機器メーカーなどにM&Aのニュースがが相次ぎ、前半の株高をリードしました。一方、NASDAQ100指数の比率見直しから比率が低下するアップルが売られ、ハイテク株全般の足を引っ張っています。

 ニューヨークダウは前週に続き、2月高値付近でのもみ合い相場が続いています。この日は主要な経済指標の発表もなく、見送り気分の強い展開。前週に続き、「丸天井型」が続いているのが懸念材料。インフレ懸念を映し、NASDAQ総合指数は2月高値を更新できないままに、他の指数に先行して調整いりしていることが懸念されます。当面、25日線とのかい離修正後の動きが注目されますが、恐怖指数(VIX指数)はこの日も7%下落しており、市場は先行きをさほど警戒していないことが分かります。当面、高値持合のなかで、個別企業の決算発表をみながら上下する動きになるのでしょうか…。今週実施される国債入札結果が金利に与える影響が注目されます。

 米国株は高安まちまち。CME日経平均先物は、頻発する強い地震や福島原発事故の最高レベル7への引き上げなどを嫌気。大証終値を85円下回る9635円で終了。一時、東京の夜間取引と同水準の9605円安値まで売り込まれており、先物筋の売りターゲットにされそうです。円相場は、強い地震発生後に買われる場面がありましたが、今晩から実施される国債入札を懸念し、金利が上昇したことからドルが買い戻され、84円70銭台と膠着状態で終わっています。今日の、日本株は、CME日経平均先物安やIMFの成長率見通しの引き下げなどを受け、続落してのスタートが予想されます。外資系企業の日本企業の投資判断の下げが相次いでおり、主力株はますます動きがつらくなりそうです。東京電力が前期と今期の配当見送りを発表しており、TOPIXへの売り仕掛けが気になるところ…。指数が大崩れしないことが前提ではありますが、浚渫やセメント、電気工事など復興関連の第一陣や電力設備投資関連、代替エネルギー関連などの中小型株が注目されます。

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円高、米株安を嫌気して反落するも、材料不足から小動きの展開
 11日月曜日の日本株動向

 日経平均株価:9719円70銭  -48円38銭(0.5%)  日経平均先物終値:9720円

 TOPIX終値:852.34ポイント  -0.79ポイント(0.09%) 騰落状況:値上がり906、値下がり638

 出来高概算:20億3354万株      売買代金:1兆2154億円

 日経平均サイコロ:6勝6敗   騰落レシオ:83    RSI:55

 25日線かい離:+0.4     日経平均25日移動平均線:9679円(前週末比39円下落) 


 本日の日本株は、週末の米国株が議会と政府の間でつなぎ予算で調整がつかず政府機関が閉鎖の危機にあったことを嫌気し下落したほか、週末のCME日経平均が大証終値を50円下回って終わっていたことから、先物売が優勢となり反落してスタートしました。先週末大きく上げていたことも利食いの売りにつながりました。放射能汚染水のくみ出しが始まった事を好感し、東京電力株が上げると、市場に安心感が戻り、日経平均も上昇。一時プラス圏に浮上する局面もありましたが、円が84円台半ばに上昇するとともに、シティが自動車株の投資判断の引き下げを発表すると、輸出関連株が軟化。引けにかけて下落幅を拡大して終わりました。ただ、終日値幅は75円と狭いレンジの動きになっています。復興関連や市況関連などに買い物が入り、値上がり数は値下がり数を上回って終わっており、全般は底堅い動きだったといえそうです。
 引け後に、東北関東地方で震度6弱の強い地震があり、日経平均先物は9600円まで下落しています。福島原発への影響はなかったようですが、なかなか、落ち着きませんね。

 相変わらず、海外投機筋は日経平均とTOPIXとの間の裁定取引をやっているようですね。東京電力が上昇に転じるまでは、連日、トピックスの下落幅が日経平均を上回っていましたが、東電が寄ってからは、反対になっています。今日もTOPIXの下落幅は0.09%にとどまっているのに、日経平均は0.5%と5倍以上の下落率です。今日の外資系の手口をみても、日経平均先物が売り越しになっているのに、TOPIX先物は買い越しになってます。まあ、何でもサヤがあるものは商売にしようということでしょうか。今日は、後場から債券先物が上昇していますから、どうせ「債券先物買い・株先物売り」の裁定取引もはいったのでしょう。どこか知りませんが、東京電力を大量取得し、これを種玉に、つなぎ売りをしたり、買戻しをしたりして、指数間のサヤを操作しながら、裁定取引をやっているのかもしれません。まあ、やりたい放題ですね。指数は、債券先物、株式指数間、為替、新興市場など市場間の裁定取引という、悪霊(背後霊より始末が悪い)に取り付かれてしまっています。まあ、しばらくは、25日線と200日線にはさまれて、膠着状態に入り、他の株の足を引っ張らなければ良いくらいに思っておけば良いでしょう。

 さて、震災被災地では、水、電気、通信、ガスのインフラ復旧工事が急速に進んでいます。テレビの報道をみてると、流出物が片付けられ、元の姿を現した道路沿いに整然と電柱が並んでいる姿をみると、復旧作業が順調に進んでいることが分かります。また、港湾でも、生活基盤だった漁業の復興に向けて、市場が片付けられ、セリができる体制作りが進んでいます。大半の漁船が流されたり破壊されたりしているものの、残った船で漁を再開しようという動きも始まっているといいます。これまでは、ライフライン中心に復旧してきましたが、今後は、予想外に早いピッチで市場の冷凍保管庫の整備など、事業のインフラ整備が始まってくるのかもしれません。復興関連も単なる思惑優先から、実際の受注が獲得できるものに流れがシフトしていく可能性が出てきます。
 
 チャートをみると、復興関連第一段で買われた、浚渫やセメント、ゼネコン、鉄構などが、調整後の底値模索段階に入っています。いずれも、13週、26週、52週の各移動平均線が上向きに転じており、震災発生後の暴落でチャートが壊れてしまった銘柄に比べると、投資妙味が出ています。今回の上げで、長期の下落トレンドに終止符を打ったものも多くあるようです。テクニカル的には移動平均線とのかい離修正待ちたいところですが、トレンド線や前回高値などけい線上のポイントでもみ始めたものはねらい目になりそうです。直近のレポートでも、不動建設の日足三角持合について書きましたが、今日の動きをみると、なにやら動きが出そうな感じになっています。
当面、復興関連と資源、穀物関連ぐらいしか買うものはないような感じです。前回のレポートでは、銘柄をタイプ別に3分類し、攻めるもの、戻りを売って守るもの、中期か短期化を確定して望むものとに分けましたが、目先的には、銘柄別に投資方針を確定して望むことが大事になりそうです。

 もちろん、仕掛けてきな商いで、指数が崩れないことが条件ですが…。被災地の復興だけでなく、グローバルマーケットの中で生き残りをかけた企業の努力が、大きな投資を生んでくることも忘れてはいけません。浄水場や下水処理場など24時間水流があるところで発電する小水力発電など、自然的な影響に左右されない電源が見直されて来そうです。今は、苦しいですが、少し長い目で見たら、日本は色んなことができそうな気がします。

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インフレ関連株買い、コスト上昇関連売りで二極化相場へ…決算発表に対する警戒感も
 おはようございます。

 8日の米国市場動向
 ニューヨークダウ  1万2380ドル05セント  -29ドル44セント(0.24%)

 NASDAQ総合指数  2780.42ポイント  -15.72ポイント(0.56%)

 S&P500  1328.17ポイント  -5.34ポイント(0.40%)

 CME日経平均先物(円建て) 9720円 -50円

 米国10年もの国債金利  3.582%  +0.034%

 ニューヨーク原油  112.79ドル  +2.49ドル

 GOLD  1474.10ドル  +14.80ドル

 ドルインデックス  74.86  -0.73


 昨日の米国株は、前日発生した宮城県沖地震が大きな影響を与えなかったことや、原油をはじめとする資源価格の上昇が、資源関連株を押し上げたことから反発してスタートしました。ニューヨークダウは、寄付き直後にこの日の高値1万2450ドルをつけています。ただ、つなぎ予算をめぐる政府と議会の調整が難航し、このままでは政府機関が機能停止に追い込まれるリスクが高まっていることを嫌気し売り物が増加。原油価格上昇の経済への影響を懸念する動きも加わり、全体はじり安。引け近くには100ドル近く下落し、1万2320ドルと、この日の安値をつけています。ただ、来週から本格化する企業決算への期待感は強く、引けにかけ買い物が増加。下落幅を縮めたものの、結局、主力3指数とも小幅に続落して終わっています。ニューヨーク市場の出来高は前日比8934万株減の8億22431万株。騰落状況は値上がり1013、値下がり1985でした。

 業種別に値上がりしたのは、金価格の上昇を受けた貴金属がトップ。家具や旅行会社、石油探査関連など。ヘルスケア、エネルギー、バイオテクノロジー、医薬品も堅調でした。一方、下落したのは原油価格の上げによるコスト上昇を嫌気した航空会社、輸送サービスが上位にランク。家電、レジャーサービス、その他金融、銀行などが冴えない動きでした。個別では、原油価格の上げを好感した、エクソン、シェブロンなどエネルギー関連のほか、金や銅、アルミなどの上げを受け、ニューモント・マイニング、フリーポートマクモランなど鉱山株が上昇。2009年以来の配当実施を決めたディスク駆動装置メーカー、シーゲートテクノロジーが急伸。第一四半期の業績が市場予想を上回りそうなことも好感されました。一方、原油価格の上昇を嫌気して、ユナイテッド・コンチネンタルやデルタアメリカンなど航空会社、航空貨物輸送サービスのフェデックスなども売られています。また、来週決算発表を予定しているアルコアやJPモルガン、グーグルなどが内容を懸念した売りに押されて下落しています。

 ニューヨークダウは、原油価格の上昇や予算をめぐる政府と議会の対立を懸念し、下落して週末の取引を終えました。前週水準を上回ったものの、週足は小幅な陰線になりました。今週は2月高値を上回り、セオリー的には一旦調整があっても良い局面にきていますが、決算発表への期待感が強いことが素直な調整の妨げになっているようです。昨日も指摘した日足の「丸天井型」が来週どうなるかが焦点。詳しくは、レポートで検証してみたいと思います。

 米国株は、続落。CME日経平均先物は、米予算を巡るドル安を嫌気し、大証終値を50円下回る9720円で帰ってきました。円は、追加的な利上げ懸念があるユーロに対しては軟化したものの、対ドルは予算をめぐるごたごたから円買いが進行。84円70銭台の円高水準で終わっています。週明けの日本株は、対ドルでの円高やCME日経平均先物安から軟調な始まりが予想されますが、週半ばのG7、G20会合が開催されるほか、米企業決算の本格化、米国消費者物価指数など重要な経済指標の発表など重要なイベントが続くことから、動きづらい展開が続きそうです。昨日も書きましたように、テクニカル面でも、下落中の200移動平均線、52週移動平均線という上値抵抗線が接近していることも頭押さえの材料。当面、復興関連や企業の生産増強関連が個別的に物色される流れに…。

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東電の立ち直りから急伸して終了…不透明要因が少しずつ剥げてきた?
 8日金曜日の日本株動向

 日経平均株価:9768円08銭  +197円15銭  日経平均先物終値:9770円

 TOPIX終値:853.13ポイント +12.03ポイント  騰落状況:値上がり1357 ,値下がり224

 出来高概算:27億9234万株(内、SQ分1億8600万株)  売買代金:1兆8154億円(同1900億円)

 日経平均先物:6勝6敗  騰落レシオ:84   RSI:69

 25日線かい離:+0.5%      日経平均25日移動平均線:9716円(前日比33円下落)


 本日の日本株は、米株安や昨晩発生した宮城県沖地震を嫌気した売りに軟化してスタートしました。3・11震災発生時をイメージし為替が円高に振れたことも、先物売りを促し、寄付き直後に日経平均は55円安し9536円とこの日の安値をつけています。しかし、オプション清算にともなう現物売買で、やや買いが優勢になったことや、このところ市場のガンになってきた東電株について、国内証券が900円の株価目標を打ち出したことを好感。買戻しや目先の利ざやを狙った買いに急伸したことから、全体的に落ち着きを取り戻し、上げに転換。債券先物市場が来週の国債入札を前に下落すると、裁定の株先物買いが入り、前場中に先物を売った投資家も買戻しを余儀なくされ上げ幅を拡大。日経平均は4日に続き、9800円台を回復しています。ただ、引けにかけては、債券先物が買戻しから上昇したことを受け、株先物が売られ、上げ幅を圧縮して終わっています。日経平均は、震災後の相場で初めて25日線を回復しています。

 まあ、昨日まではNT倍率に絡んだ指数売買や東電をまとめ取得した投資家の仕掛け的な売買から、面白くもない無味乾燥な相場が続いていました。日経平均への寄与率の大きい銘柄の投資判断を引き上げて無理やり、日経平均とTOPIXの変化率に差を設け、そのサヤを抜くという、けち臭い商いに振り回されてきました。日経平均を無理やり支えたことから、立会日の6日間にわたって小幅の陰線が続いてきました。ただ、今日の陽線で一気に全ての陰線を包み、引け値ベースで暴落後の高値をつけて終わっています。昨日までと異なり、今日は東京電力が計画停電を中止することを発表。企業業績の見通しをつけやすくなったことが市場に好感されていたようです。市場は不透明感を一番嫌いますから、節電や輪番制採られるにしろ、生産計画が立てられるようになった意義は非常に大きいものと思われます。また、岡田民主党幹事長の口から、第一次補正予算規模が4兆円位になると公表されたことも市場に好感されています。

 今日の上も先物や裁定取引に影響されたことは否めないものの、市場を覆っていた「不透明感」に方向性が見えたことは、今日の相場にとって大きな収穫になりそうです。今日、日経平均は25日線を上回って終わってきましたが、対応点の状況からみて、後一週間は下落が続く…。また、今日高値から反落したのも、9819円にある200日線を意識したもの。すぐ上の9915円には下落中の52週線も控えており、来週は、長期抵抗線のクリアが焦点になります。いずれの抵抗線も下っているので、下落圧力はかなり強い…。これをクリアするためには、業績や生産面の不透明感が一層明確になる必要があります。

 まあ、直近のレポートでも、金融危機の大底からスタートした上昇バンド内に復帰した以上、バンドの下限ラインが下値抵抗線になり、相場は次の上昇の機会を探る…としましたが、予想通り週足は3週連続で前週を上回って終わってきました。ただ、レポートにも示しましたように、ここからの上値抵抗は多く、簡単に高値を更新していく…というわけにはいかないようです。まあ、当分、リハビリ相場が続くことになるんでしょう。ただ、いつも書いているように、ここからの企業生産の回復は、これから10年先までの競争力を維持する正念場になります。自分のところで発電所を作っても成し遂げなければならないこと。資本力を持った企業からどんなアイデアが飛び出してくるかわかりません。日本企業の真価が問われるときですから、株価的には日本株が一番ダイナミズムがあるはずです。過去、今回のプラザ合意による円高やオイルショックなど震災以上のダメージを乗り越えてきた日本企業の実力を買いかぶってはいけないように思います。

 少し、長い目でみてみると、変化率という点ではどこの市場が一番面白いのでしょうか…?
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日本の地震発生を嫌気して下落するも、企業決算への期待感がささえとなり下落幅を圧縮
 おはようございます。

 7日の米国市場動向
 ニューヨークダウ  1万2409ドル49セント  -17ドル26セント(0.14%)

 NASDAQ総合指数  2796.14ポイント  -3.68ポイント(0.13%)

 S&P600  1333.41ポイント  -2.03ポイント(0.15%)

 CME日経平均先物(ドル建て) 9505円  -85円

 米国10年もの国債金利 3.549%  変わらず

 ニューヨーク原油  110.30ドル  +1.47ドル

 GOLD  1459.3ドル  +0.8ドル

 ドルインデックス  75,58  +0.07


 昨日の米国株は、欧州の利上げやポルトガルのEUへの救済要請、リビア情勢などを嫌気して、軟調なスタートになりました。朝方発表された新規失業保険申請件数が予想を大幅に下回ったことを好感し、一時、ニューヨークダウはこの日の高値になる1万2440ドルまで買われる場面もありましたが、日本の宮城県沖で、再び強い地震が発生したことが伝わると売り物が増加。ニューヨークダウは一時100ドル近く下落し、この日の安値1万2328ドルをつけています。その後は、消費者信用残(2月)や小売売上高(3月)がともに予想を上回るなど、堅調な個人消費動向を示したことや、企業決算への期待感から買いなおされ、下落幅を圧縮したものの、下落分を埋めきれず、結局、主力3指数とも小幅に反落して終わりました。この日は、議会でつなぎ予算の合意が難航し、今晩8時で政府機関の機能が停止する懸念が出てきたことも市場の空気を重苦しいものにしていたようです。ニューヨーク市場の出来高は、前日比2585万株増の9億1046万株。騰落状況は、値上がり1116、値下がり1872でした。

 業種別の値上がり上位は、国際商品価格の上昇を受けた金鉱山や非鉄が上位。飲料、保険代理店、エネルギー、食品・生活必需品、小売などが堅調でした。一方、原油価格上昇を嫌気し航空会社、自動車・同部品が下落。消費者サービスやネット関連、証券も冴えない動きでした。個別では、原油価格上昇を受け、エクソン、シェブロンなどエネルギー関連が上昇、好調な小売売上高を映し、会員制小売のコストコやアパレルのリミテッド・ブランズなどが買われる一方、冴えない売り上げを発表したギャップなどが売られています。

 ニューヨークダウは、日本の強い地震発生を受け一時的に下押す場面があったものの、引けにかけ買いなおされ、5日線を回復して終わっています。内外に不透明要因を多く抱えている割には、強い動きです。今週から本格化する企業決算への期待感が株価を支えているように感じられます。ただ、今のところ、上値を買いあがる材料が無く、1万2400ドルをはさんで膠着感を強め、丸天井型を形成しつつあることは注意点。市場が決算への過剰な期待感を持っており、膠着感を打ち破るにはサプライズが必要になっています。人件費が抑制される一方で、原材料など投入コストの上昇が続いており、利益面の伸びと次期見通しが注目されそうです。

 昨日の米国株は小幅反落。CME日経平均先物は、昨晩発生した大規模地震の影響を懸念し、大証終値を85円下回る9505円で帰ってきました。ただ、地震発生後、一時9405円まで売り込まれており、今日の相場で先物筋の売り目標とされる懸念があります。為替は、ECBの利上げによる材料出尽くし感や再度発生した地震を受け円が上昇。対ドルが85円丁度、対ユーロも121円50銭台の円高水準になっています。国内に帰ってからは、対ドルが84円90銭台へとさらに円高が進行しています。今日の日経平均は、SQ清算値の引き下げ圧力がかかることや、円の上昇、CME日経平均先物安から、下落しての始まりが予想されます。このところ、出来高の減少が目立ってきたことから、先物売りにともなう裁定解消の影響が拡大することが懸念されます。週末要因も重なり、重苦しい相場になりそうですが、注意したいのは、分けも分からずに売った3月15日の安値で、考えられる最悪局面を織り込んでいること。今回の下落は、現実悪をうる2番底を探る動きだと思われます。被災工場の再開に目処がつくなど事態は改善に向かいつつあり、一番底をきることは考えづらいところ。目先的な買い場を作りに行くのかもしれません。海外投資家の動きなど、じっくり見て行きたいところです。

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米国高、円安で小反発…NT売買の解消?
 7日木曜日の日本株動向

 日経平均株価:9590円93銭 +6円56銭    日経平均先物終値:9590円 

 TOPIX終値:841.10ポイント  +1.49ポイント  騰落状況:値上がり558、値下がり973

 出来高概算:22億2820万株    売買代金:1兆3875億円

 日経平均サイコロ:5勝7敗   騰落レシオ:83  RSI:71

 25日線かい離:-1.6%    日経平均25日移動平均線:9749円(前日比36円低下)


 本日の日本株は、米国株が反発したことや、円相場が対ドル、対ユーロともに円安になったことを好感し、買い先行で始まりました。昨日まで、裁定筋のNT倍率を手がかりにしたTOPIX先物売りにともなう裁定解消や仕掛けてきな売りに押されてきた、電力株や銀行、証券、保険など大型株が買い戻され、日経平均は反発。寄り付き直後、103円高し、この日の高値をつけました。しかし、その後は、明日のSQや企業業績の先行き、再び水素爆発懸念がでてきた福島原発事故を嫌気した売りがでて、終日、だらだらとした下げに転じ、日経平均は一時、前日安値を小幅に下回る場面もありました。引けにかけてはやや買い戻され、日経平均は、かろうじて反発して終わっています。

 まあ、何を怖がっているのか知れませんが、無気力な相場展開になっています。一般の株は、個人の嫌気売りに押され、だらだらと下値を切り下げる一方、指数売買に絡んだ主力株が、無機質に売買され、上下しています。円安下で、一番被害を受けている自動車株が買われ、精密株が売られるという分けの分からない動きも出ています。昨日も、書きましたので、こんなみみっちい商いのことなんか書きたくないのですが、今日も、NT倍率に絡んだ動きがあったんではないでしょうか。日経平均の水準を意図的に引き上げて、東京電力や銀行の下落の影響が大きいTOPIXとのサヤを拡大。この間で、サヤを抜く商いをやっていたようです。昨日のNT倍率は11.41倍に拡大。3月14日の11.35倍を上回ってきましたので、今日、反対売買をやってサヤを確定する取り引きをやったんでしょう。TOPIXの先物が買い戻されたことから、これが裁定取引を誘発し、電力株や銀行株、食品など内需系の株を押し上げ、一方で、日経平均方型の先物に売り圧力がかかり、だらだら下げた…ということでしょうか。

 明日は、SQですが、この商いの仕方はオプションには関係なさそうですので、これからもまだ続くことになるんでしょう。外資系だかどこだか分かりませんが、東電株を大量に取得したところがあるようで、これを種玉にして、指数の動きを操作しているようです。まあ、次から次と、考えだすもんです。ファンダメンタルなんかまったく関係無しにサヤだけを抜く商いをやっていますが、意図的にサヤを拡大したりするような動きは、株価操作っていわないんでしょうか。

 今の、日本株はほんの一握りの投資家によって牛耳られてしまっています。取引所の対応のおかしさは何度も書いてきましたが、民間の企業が電力の節約に動いているのに、どうやら取引所は立会時間の延長を強行するようです。これではどこやらのプロ野球のオーナーと同じで、ちょっと問題あり…と思われます。震災の時も、敢て取引所を空けて、国内投資家の投売りをさせ、海外投資家に安値を拾わせ、国富の海外への移転という仕事を立派にやってくれました(皮肉ですよ…)。なんだか、東京電力の傲慢無礼な経営トップと同じような匂いがぷんぷんとします。証券取引所は、もともと国民の国富を増やす場として設けられたのではなかったんでしょうか。

 グチってもせん無いことですが、原発処理もどうやら主導権は海外に移った(容器へのチッスガス注入は米国NRCのアドバイスによるもの)ようですから、これからは、もうすこし安心してみていられるようになるんでしょう。また、計画停電も見送られ、企業も生産計画が立てやすくなるなど、状況は改善されつつあります。一時、120近くに上昇していた日本のCDSも90台に低下。状況が改善されつつあることを読み始めています。これから、決算シーズン入りを控え、震災の影響で業績を修正するものも出てきますので、不透明感がじょじょに晴れてきます。それにっよって、来期業績見通しがわかってきますが、でてきた数字以上に今の相場が売られているとすれば買いなおされてきますし、個別でも影響をうけるもの、受けないものの格差もはっきりしてきます。いま、大事なことは、全体の流れに考えなしに流されないで、冷静に、好悪を選別することでしょう。もし、日本経済に信頼が置けないなら、円安の進行を期待して中国やインドの出直り、またはブラジル、オーストラリア、南アなど資源国株を買って円安により資産が膨らむほうにかけたほうが良いでしょう。

 まあ、目先は明日のSQ…。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
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