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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
04 | 2011/05 | 06
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菅さんのご乱心を嫌気し続落…個別材料株はしっかり
 9日の日本株動向

 日経平均株価:9794円38銭  -64円82銭   日経平均先物終値:9810円

 TOPIX終値:853.21ポイント  -3.295  騰落状況:値上がり524  値下がり968

 出来高概算:16億9876万株     売買代金:1兆2076億円

 日経平均サイコロ:5勝7敗   騰落レシオ:90   RSI:56

 25日線かい離:+1.1%     日経平均25日移動平均線:9680円(前週末比13円上昇)


★菅さん、またまた、ご乱心で続落
 本日の日本株は、週末の米国株が、事前予想を大幅に上回る雇用統計を好感して反発した流れを受け、小反発して始まりました。週末の米国株は昼ごろ流れた「ギリシャのユーロ通貨圏離脱」報道で上げ幅を3分の1に縮めましたが、その後ギリシャがこれを否定。今日は急落していた原油や国際商品が反発し、GLOBEX夜間取引市場でも米国株が反発。これを好感して、アジア市場は総じて高くなっていました。日本も、為替が円安気味に推移し、買いが先行したものの、菅首相の浜岡原発全面停止要請の中京経済への影響を懸念した自動車株などへの売りや、停止にともなう負担増を嫌気し中部電力が急落したことから、主力株を中心に冴えない動きとなり、ほぼ終日下落。まとまった先物売が入ったことも、裁定解消売りを通じ、現物に影響。結局、続落して終わりました。

 裁定解消売りが影響したのか、いとも間単に200日線を割り込んでしまいました。また、52週線も割り込んでおり、引け味としては、あまり、良いものではありません。週末の米国で、円が下落、米国株も高いのに、CME日経平均先物が大証先物終値を65円下回り、9785円で終わっていましたから、今日の動きはCMEの終値に追随したとみることもできるのでしょう。菅首相の突然のご乱心(浜岡原発停止要請)の経済への影響を懸念したとも、考えらえます。まあ、次から次へと、マイナス材料を出してくれますね。どうも、今の政権と株式市場は相性が悪いようです。普通は、中部電力の15%を占める電力を停止させるんですから、代替案くらいは用意しておくものですが…。思いつきといわれても仕方が無いですね。次は、どんな悪材料を出してくれるんでしょうか。国民総マゾ化が菅政権の狙いなんでしょうか。もっともっと、つらくなるから、痛みに耐える訓練をしてくれようというありがた~い配慮なんでしょう。

★国際商品急落で痛んだヘッジファンドのポジションまき戻しを懸念
 まあ、冗談はさておいて、気にしなければいけないのは、ヘッジファンドなどの動き。5月に入っての銀や原油など国際商品の急落で、かなり痛んだようですが、問題は、彼らがドルキャリー取引で調達した資金で、株や債券、為替、商品などをロングやショートで組み合わせ色んなポジションを作っていること。ドルショート、円ショート、日本株買い、米国株売り、原油・金買い、ユーロ買いなどを組み合わせて持っているようです。レポートでも、シカゴIMM通貨先物市場で不自然に積み上がった円売りポジションを気にしておきましたが、今から、考えると、ヘッジファンドのポジションだったのかもしれません。この一角が、先週崩れたわけですから、4月までに作られたポジションが、まき戻される可能性を考えておく必要がありそうです。株式市場からみれば、ドル売りが買い戻され、円売りも買い戻されるほか、売られていた米株が買い戻され、日本株は売られる…ということになるのですが、果たしてどうか…。ヘッジファンドのポジションは、市場を越え複雑に絡み合っているだけに、「藪から棒」ということにもなりかねません。今晩の米国株とCME日経平均先物の動きを見ておく必要がありそうです。

★材料的には日本株が一番上がりやすい…
 ただ、指数取引という悪霊が憑いた主力株と異なり、新興市場や中小型株は今日もしっかりに推移。復興関連やLED関連、業績増額修正銘柄など、個別の材料株を中心に顕著な動きをしています。新興国をはじめとした、海外が、金融引き締めや金融の量的緩和を修正しているのに、日本はこれから量的な緩和と財政出動を実行してきます。本来、リーマンショック後にやらなければならなかったことを、2年半も遅れて実施するわけです。その意味では、日本が一番株が上がる可能性が強いわけですから海外からの買いが入らないわけはありません。ただ、大量生産・大量消費を前提にした企業は、電力多消費型企業が多く、否応無しに海外に出て行くことになるんでしょう。

★先端テーマの実用化に一番近い国
 一方、国内に残るのは、多品種少量生産の高付加価値商品を扱う企業が中心になりますが、一方で、スマートグリッドやLED照明への切り替え、クラウドコンピューターサービス、生産の地方への分散化、福祉サービスなど、国内には新しい需要がでてきます。いずれも、国民の生活の豊かさを追求する分野で、これに関連する企業は大きな成長が約束されてきます。まあ、利権が複雑に入り組んでおり、そう簡単にはいかないでしょうが、いまのように、寄生虫だらけの経済では落ち込んでいくしかありません。流れは「必然」と考えて、徹底的にテーマを追っかけても良いのではないでしょうか。

★指数は日柄薬の段階…当分は各論勝負
 さて、日経平均は200日線を下回って終わりました。上向きに転じていましたので、もう少し抵抗する…と思ったのですが、あっさり切ってしまい、ました。直近のレポートでも、52週移動平均線や13週線の下落圧力を指摘しておきました。また、3月震災後の週足長大陰線の圧力も書いておきました。やはり、圧力には抵抗しきれないようです。ただ、日柄勝負とかいていますように、あと数週間で状況は改善してきます。問題は、そのときに、移動平均線との位置関係がどうなっているか…。まあ、しばらくは、日柄薬というところ。今日、レポート注目のニッタ(5186)が、前期の決算を発表してきましたが、予想通り10%を越える修正になりました。明日の反応が注目されますが、同社の場合、期待されるのは今期の数字の方…。まあ、じっくり攻めればいでしょう。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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