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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
04 | 2011/05 | 06
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福島原発1号炉のメルトダウン懸念で安値引け…GLOBEXでの米株安、原油安も嫌気?
 12日の日本株動向
 
 日経平均株価終値:9716円65銭  -147円61銭   日経平均先物終値:9700円

 TOPIX終値:949.34ポイント    騰落状況:値上がり299、値下がり1242

 出来高概算:20億1489万株     売買代金:1兆3986円

 日経平均サイコロ:6勝6敗    騰落レシオ:84   RSI:55

 25日線かい離:+0.3%     日経平均25日移動平均線:9689円(前日比横ばい)


 本日の日本株は、国際商品急落を嫌気し米国株が急反落した流れを受け、売り先行で始まりました。日経平均は、CME日経平均先物終値9775円にサヤ寄せする格好で、9770円と148円安で寄り付いたあと、トヨタを中心にした自動車株や同部品株が買われ、値を戻す場面がありました。ただ、アジア市場が総じて軟調に推移していたことや、GLOBEX夜間取引市場でニューヨークダウが50ドル以上下落。WTI原油も1.5ドル強下げるなどしたことから、今晩の米国株の動きを懸念した売りが増加。前引けにかけ再び下落幅を拡大していました。後場に入ると、福島原発1号炉の炉心で燃料棒がむき出し状態となり溶融。格納容器を溶かした可能性があると報道されると先物売りが増加。裁定解消売りもでて日経平均は下落幅を拡大。結局、安値引けしています。

 明日のSQを控えて、4月のSQ値9612円に近づける売りが増加することを懸念しましたが、GLOBEX夜間取引市場で米国株やWTI原油が続落していることや、福島原発1号炉で炉心のメルトダウンが起きている可能性が強まるなど、渡りに舟の悪材料が出てきましたので、積極的に売り崩しに出てきたようです。福島原発事故に関しては、状況が改善しているとして、相場は織り込みに入っていましたが、それどころか最悪の状況になっている可能性が出てきましたから、失望売りがでてくるのも仕方が無いところです。GLOBEX夜間取引市場で、日経平均先物は9650円台と、さらに一段安しており、明日の相場が気になるところです。ある程度状況が改善していると見られていただけに、今回、状況が予想外に悪化していたことは、海外投資家に見切売りさせるきっかけになるかもしれません。

 やはり、東電と政府には、正確な情報開示をしてもらわないと、日本経済への不信感が増すばかりになってしまいます。震災から一日でも早く立ち直るために、切れ目のない財政支援が必要なのに、菅政権は2次補正を先延ばししようとする、とんでもない愚行を犯そうとしています。この辺を踏まえてのものなのか、日本の復興は遅れるとして、ゴールドマンザックスは、日本の株価見通しを大幅に引き下げてきました。昨日も、ヘッジファンドが4月までに組んでいたポジションの巻き返しが懸念されるとしましたが、当初、彼らがとっていた「ドルショート、ユーロロング」のポジションは、5月に入り急速にまき戻され、5月はじめに1ユーロ1.5ドルのドル安だったものが、短期間で1.40ドルのドル高に転換。これが、国際商品価格の下落に繋がっています。先日も、「価格が下落しているにもかかわらず、WTI原油の建て玉が増加しており、見切売りが懸念される…」としましたが、昨晩の暴落は明らかに投売りが入ったようです。4月までの彼らのポジションの中に、「日本株ロング」があるはずですから、この解消がどのような形ででてくるか…か懸念されます。
 
 とにかく、折角、「現実買い」の段階にに入りかけた復興関連関連株も、菅首相の「2次補正は白紙の状態…」の一言で、お蔵入り。まあ、国民が選んだ民主党の政権ですから、誰が悪いのでもありませんが、これだけ、次ぎから次へと株価の足を引っ張られると、安心して投資をすることもできないですね。このところ、占いの話を書いて顰蹙をかっていますが、やはり5月に入って、運気が急速に下降しているようです。会員向けには、期限付きの資金については、戻りを処分しておいた方がいいとレポートで書いておきましたが、案外、正解だったりして…。朝にも書いたように、ニューヨークダウは、当面、「上昇中の25日線」と「2月高値と4月高値を結ぶ支持線」の下値抵抗力を試す動きだと思われますが、今日の福島原発1号炉のメルトダウン可能性は、日本独自の悪材料なだけに、米国が下げ止まったとしてもシンクロするかどうかは不透明…。

 日経平均は、震災直後の安値8228円から、次の波動に移行していますが、当面、9358円のポイントは整理を終えており、このゾーンまでの調整は考えにくいところ。この付近で底値を模索することになるのでしょうか。それにしても、ゴールドマンザックスのTOPIX目標値の下方修正は、海外投資家への影響が大きいだけに痛い…。ほぼ、想定とおりの動きですが、今後も想定どおりだとすると…。会員のかたにはすでにご案内済み。

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国際商品の急落を嫌気し4日ぶりに反落…ハイテク株の底堅さが目立つ
 おはようございます。市場は水と火が対立する「癸巳(みずのとみ)」の特徴を映し、荒れ模様になってきました。

 11日の米国市場動向
 ニューヨークダウ  1万2630ドル03セント  -130ドル33セント(1.02%)

 NASDAQ総合指数  2845.06ポイント -26.83ポイント(0.73%)

 S&P500  1342.06ポイント -15.08ポイント(1.11%)

 CME日経平均先物(円建て) 9775円  -85円

 米国10年もの国債金利 3.156%  -0.056%

 ニューヨーク原油  98.31ドル  -5.69ドル

 GOLD  1501.40ドル -15.5ドル

 ドルインデックス  75.34 +0.73 


 昨日の米国株は、中国の消費者物価指数が予想を上回って高止まりし、金融引き締め懸念が強まったことや、朝方発表された原油在庫が予想を大幅に上回る増加になったことから、資源株を中心に売られ、反落してのスタートになりました。また、前日引け後に発表されたウォルトディズニーの決算が売り上げ、利益とも予想を下回り、急落したことも嫌気されています。3日続伸した後だけに、利食い売りも増加、終日だらだらと下げる展開になりました。ニューヨークダウは、一時、前日比で180ドル以上下落し、1万2600ドルを割り込む場面もありましたが、一部主力株に増配や投資判断の引き上げなどの好材料が伝えられたことから、押し目買いもはいり、引けにかけては、やや下落幅を圧縮。結局、主力3指数は4日ぶりに反落して終わりましたが、騰落状況は値上がり476に対し、値下がり2579と、ほぼ全面安状態で「SELL IN MAY」への懸念が高まりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1億4143万株増の9億7679万株と、このところ下落時の出来高増加が目立ちます。

 業種別で上昇したのは、原油価格の下落を好感した航空会社と家電の2業種のみ。ギャンブルや損保、一般消費財の下落率が小さかったようです。一方、下落したのは、非鉄、素材、貴金属、石炭など資源関連が上位を占めています。タイヤや金融も冴えない動きでした。個別では、原油価格が急落したことを受け、エクソンやシェブロンが2%を超える下落になったほか、アルコアやキャタピラーなど景気敏感株の下げも目立ちました。さらに、ドルが上昇したことから、輸出関連も冴えない動き。一方、四半期配当を16%引き上げたインテルやゴールドマンザックスが、今後3年間の利益上昇が期待できるとして投資判断を引き上げたジョンソン・アンド・ジョンソンが上昇。高級百貨店、メーシーズも2-4月期の利益が予想を上回り買われています。また、損保大手、AIGが政府持ち株売り出しによる民間への移転を好感して買われています。

 米国株は4日ぶりに反落して終わりました。昨日朝も書きましたように、先週つけた週足陰線の寄付きを上回れず、再び、下値を模索する動きになっています。当面、上昇中の25日線を意識するか、先週の安値を支えた2月、4月高値を結ぶ下値支持線の信頼度を試す展開になりそうです。昨日も、金融市場や他の商品との裁定取引で張り巡らされたヘッジファンドのポジション解消の動きを懸念。特に、下落したにもかかわらず建て玉が増加した原油市場についての懸念を書きましたが、やはり、昨日は投げ商いが出たようです。ドルショート、ユーロ買い、原油ロングなどこれまで、ヘッジファンドが採ってきたポジションのまき戻しが始まっており、4月までの株価上昇の基調が崩れつつあることには注意が必要です。日本株については、ロングのポジションが取られていますので、反対売買への懸念もあります。

 米国株は4日ぶりに反落。CME日経平均先物も、米国株下落を受け、大証終値を85円下回る9775円で帰ってきました。為替市場では、欧州のソブリンリスク問題の増幅やリスク資産からの逃避が加速。ドルがユーロに対して急伸したことを受け、円の対ドル相場は81円台に軟化しています。ただ、ユーロ売りの流れから対ユーロは115円を挟んだ水準に上昇しています。国内に帰ってからは、ほぼ海外と同水準の始まり。今日の日本株は、CME安や明日のSQを控え指数的には頭の思い展開になりそうです、昨晩も書いたように、SQ清算値の引き下げを意識して先物売を強める動きがあり、昨晩のCME日経平均先物安値9715円付近にサヤ寄せする懸念もあります。ただ、決算発表銘柄を個別に売買する流れは変わらず、今日も日計り感覚で好決算銘柄が買われそうです。引き続き、米国株リードの展開に変わりはなく、GLOBEX夜間取引市場の米国株、原油価格の動向が注目されます。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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