大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2011/07 | 08
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暗礁に乗り上げた債務上限引き上げ交渉、格下げ懸念に加え、景況感の悪化が追い討ちし、ニューヨークダウは6日続落
 おはようございます。 市場の混乱は、まだ、続いています。債務上限引き上げ交渉をこじらせた共和党の内部も強硬派と穏健派が対立したまま、ベイナー案の議会採決もままならない状態です。一方で、格付け会社ムーディーズやS&Pは、財政赤字の縮小が不十分として、格下げを臭わせ、両院の合意を催促していますが、両院がそれぞれ提示する案は、格付け会社の要求には程遠い内容。また、それに近づけるような妥協案を両院で模索するような動きも無いようです。これでは、合意が得られても、格下げリスクはますます高まった、といえます。景気の停滞色が鮮明になってきましたが、財政緊縮を強めると景気への悪影響も避けられず、再び、金融政策へのプレッシャーがかかることになりそうです。ことは、バーナンキ議長の思惑通りに運んでいるのでしょうか?

 29日の米国市場動向
 ニューヨークダウ  1万2143ドル24セント  -96ドル87セント(0.79%)

 NASDAQ総合指数  2756.38ポイント -9.87ポイント(0.36%)

 S&P500 1292.28ポイント -8.39ポイント(0.65%)

 CME日経平均先物(円建て) 9820円  -10円

 米国10年もの国債金利  2.298%  -0.155%

 ニューヨーク原油  95.86ドル  -1.58ドル

 GOLD  1631.20ドル  +15.0ドル

 ドルインデックス  73.34  -0.41


 昨日の米国株は、デッドロックに乗り上げた債務上限引き上げ交渉への警戒感に加え、この日朝方発表された4-6月期GDP成長率が予想を下回る数字になったことや、1-3月期の数字が大幅に下方修正されるというマイナスサプライズから、売りが急増。全面安商状になり、ニューヨークダウは寄り付き直後、前日比157ドル安し、安値1万2083ドルまで売り込まれました。その後、オバマ大統領が、両院に早期の合意を促すとともに、合意に対する自信を表明すると、市場は落ち着きを取り戻し、急速に値を戻し、一時、前日比でプラス圏に浮上する場面もありました。ただ、共和党内の合意取り付けが難航しているほか、この日発表されたシカゴPMI製造業景況指数(7月)、ミシガン大消費者信頼感指数がともに予想を大幅に下回り、7月に入っても景況感の悪化が続いていることが確認されると、売り物が増加。再び下落幅を拡大。結局、主力3指数とも続落して終わりました。警戒感の高まりから、売りも増加。ニューヨーク市場の出来高は前日比2億2231万株増の12億798万株。騰落状況は値上がり1014、値下がり2035。

 業種別に値上がりしたのは、旅行代理店、航空会社、耐久消費財、タイヤ、生保など。バイオテクノロジー関連、証券も堅調。一方、ニューモントマイニングの冴えないを受け、産金株が下落率トップ。紙パルプ、非鉄金属、住宅担保ローン会社などが続きました。エネルギー、ヘルスケア、ネット関連もさえ無い動き。ニューヨークダウ30種のうち、上昇したのはIBM一社。ATTが変わらずでしたが、他の28社が下落。特に、エクソン、ヒューレッドパッカード、メルクが2%超えの下落になりました。

 ニューヨークダウは、6日連続安し、一時、1万2100ドル台を割り込む場面もありました。安値から60ドル反発して終わったものの、反発力の弱さが目立っています。ただ、先日来書いてきた、6月初旬から22日にかけて形成した1万2200ドル付近の下値抵抗帯にとどいたことが下値からの戻しの原動力になっているものと思われます。下げの原因が債務上限引き上げ交渉や格下げ懸念という、不確定要因に基づいているため、テクニカルな判断がやりづらくなっていますが、昨日の下落で、いくつかの点でテクニカルな変化が近いことを暗示する動きもでています。詳しくは、明日送信予定のレポートで解説してみます。

 米国株は続落。CME日経平均先物は、大証終値を10円下回る9820円と、円が76円台に入った割にはしっかりに帰ってきました。レンジは9910円~9745円。円相場は、米国GDPが予想外に伸び悩んだことや、欧州でスペイン格下げ懸念、イタリアのギリシャ支援分担金支払い懸念などが浮上。円が単独で押し上げられる結果になったことから、対ドルが76円80銭台、対ユーロが110円50銭台に上昇して終了しています。週明けの日本株については、今日明日の二日間で、事態にどういう進展があるかが読めず、週明けの状況次第の展開か?引け後の夜間取引で、ニューヨークダウはさらに50ドル以上下落しており、週明けの相場への影響が懸念されます。好決算を発表しながら、全体にひきづられ割安感のでているものをこまめに拾って行く作戦…しかないか。
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債務上限引き上げ問題を嫌気し3日続落…欧州でスペインに格下げ懸念。次から次に続く債務トラブルの連鎖
 7月相場が終わりました。前半はギリシャ債務問題に振り回され、後半は米国債務上限引き上げ問題に悩まされました。今年は「辛卯」の年。金が木を克する流れで、昨年と同様に、不和と緊張、突然の裏切りが特徴の年になます。もうひとつ、暗殺という嫌な流れも過去にはあるようです。辛は刃物を表しますが、昨年の刀と違い、装飾用のナイフなど小さな刃物を表すと言います。一見きれいに見えますが、突然凶器になって襲い掛かるという卦もあるようです。いまの、日本やアメリカの政治を見ていると、不和や緊張ばかり…。暗殺という嫌な卦が実現しないことを祈るばかりです。

 7月は「木」が「土」を克する月で、波乱が予想されたため、買いは6月末まで…とし、好材料がでてあげた場合は一旦利食いも、としてきました。まあ、月末にかけての相場の波乱は、ほぼ想定どおりの動きになりました。また、買いに関しては、25日線、13週線(いずれも上昇が要件)に接近してから、二期連続増益期待のあるものを…と条件をつけましたが、かなり強い材料を持つ株でも、売られてきており、来週は好買い場を提供してくれることになるのでしょうか。7月の「気」の乱れは、8月8日の立秋まで続きますので、まだまだ、油断はできません。来月の流れについては、レポート送信時に案内文に書こうと考えています。

 29日の日本株動向
 
 日経平均株価終値:9833円03銭 -68円32銭     日経平均先物終値:9830円

 TOPIX終値:841.37ポイント -7.00ポイント  騰落状況:値上がり304、値下がり:1265

 出来高概算:19億4772万株        売買代金:1兆2650億円

 日経平均サイコロ:6勝6敗   騰落レシオ:105   RSI:35

 25日線かい離率:-1.0%    日経平均25日移動平均線:9938円(前日比17円上昇) 


 本日の日本株は、暗礁に乗り上げた米国債務上限引き上げ交渉や円高の進行を嫌気し、3日続落して終わりました。朝方は、米株安や円高の進行からCME日経平均先物が9900円を大きく割り込んでかえってきたことから、これにサヤ寄せする格好で先物が売られ、つれて現物株にも裁定解消売りなどの売り圧力がかかり、日経平均は前日引値を35円下回る9866円で寄り付いてきました。前場中は、GLOBEX夜間取引市場での米国株に大きな動きがなかったことから、前日引けをはさみ小動きに推移しました。しかし、昼休み中に、米国でこの日下院で採決予定だったベイナー下院議長の債務上限引き上げ法案が、党内の意見調整がつかず、採決見送りになったことが伝わると、GLOBEX米国株先物が軟化。一時ニューヨークダウが130ドル近く下落すると、日本市場でも先物売りが増加。後場から下落幅を拡大しています。ただ、円を買う動きが強まり、円高が進んだものの、一段と売り込む動きは無く、日経平均は3日続落したものの、下げ幅は限定的なものになりました。

 業種別では、鉱業、鉄鋼、不動産、食料など8業種が上昇しましたが、いずれも予想を上回る業績を発表した企業がリード役となり業種別の指数を押し上げました。一方、その他製品、電力・ガス、空運、電気製品まど25業種が下落。任天堂やソニー、コニカミノルタなどが円高や冴えない業績を嫌気して売られたことが響きました。

 今週から決算発表が本格化しましたが、震災の影響からいち早く抜け出した企業の増額修正が目立っていました。一方、ソニーやパナソニックなど主力企業の冴えない決算が目立ちましたが、内容をみると単に震災や円高の影響を受けたというよりも、新興国との価格競争が激しくなり、製品価格の低下に悩まされる動きが鮮明になっています。以前から、製品組み立て型産業は海外との構造的な安売り競争に巻き込まれて、苦戦するとしてきましたが、新興国の人件費上昇対策としての工場FA化や低賃金国への進出にともなう設備投資需要、他の企業が追随できない高品質の素材や部品を供給できる企業などしか、利益を上がられない…と書いてきましたが、今回の決算を見るにつけ、その感を深くします。まあ、製品メーカーはこれから、もっともっと大変になっていき、結局、現地化を進めざるを得なくなるんでしょう。一方、他が真似できない素材や部品を供給するところは価格支配力がますます強まりますから、利益面でもさらに上積み。また、今後は、系列をはなれ、もっと発注量の多い海外企業との取引も活発になり、さらに利益率が向上することになるんでしょう。

 「円高や電力料金、雇用制度などを何とかしろ…出なければ海外に出て行くぞ」と、大手企業の脅しみたいな要求も増えていますが、彼らが国内にいることで受けているメリットはマイナス面以上のものがあるはずです。日本という国の保護を離れて海外でやり自信があれば、どんどん出て行けばいいのです。それにより、国内で新たな産業も勃興してくるはずです。口先だけの強気ではなく、どうどうと本社を海外に移し、日本の保護を離れてやってみたら、一人前の国際企業になれるはずです。

 まあ、何を書いているか分からなくなってきましたが、相場に関しては、債務上限引き上げ交渉という不透明要因が相手…。また欧州ではムーディーズがスペイン国債に狙いを定めたほか、S&Pもスペインの銀行の格下げを狙って動き出しています。また、イタリアがもしかしたら、ギリシャ救済の奉加帳のカネを出せないかもしれないというおまけまでついてきました。債務上限引き上げが妥結しても、次のトラブルがちゃ~んと準備されています。EUが格付け会社を苛めるから、格付け会社も本気になって仕事をはじめました。テクニカルな解説を書いても、この動きがどうなるかはよめない…。根本的な債務問題の根っこにメスが入らない限り、この騒動はいつまでも続く。
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予想外の好内容の景気指標で買ってはみたが、やはり格下げが怖くて5日続落…NASDAQは5日ぶりに小反発
 おはようございます。 米国債務上限引き上げ交渉は、共和党内の対立まで発展し、泥仕合の様相を呈してきました。今日、2段階に分けて債務上限の引き上げと歳出削減を行うベイナー下院議長案は、本日、下院で採決予定でしたが。急遽延期されました。本日中には採決される予定と言いますが、共和党内で赤字削減額が不十分として反対する議員(茶会党?)が多く、説得工作を行っているようです。同法案に対しては、上院で否決される可能性が強いほか、オバマ大統領も拒否権を行使する方針と云い、もともと成立は危ぶまれていました。来年の大統領選前に再び債務上限引き上げを蒸し返して、選挙を有利にすすめようという意図が見えみえだけに、民主党としても飲めないというところでしょう。中間派という議員さん達が、昨年の選挙で保守強硬派「茶会党」の躍進で落とされてしまっており、妥協案をさぐる道が閉ざされてしまっていることが、影響していると言います。どこかの国の政権が教条主義に走って、政治を無茶苦茶にしていますが、どこか似たようなところがあるようです。心配していた「ハズミ」が現実のものになりかねなくなってきました。 

 28日の米国市場動向
 ニューヨークダウ  1万2240ドル11セント -62ドル44セント(0.51%)

 NASDAQ総合指数 2766.25ポイント +1.46ポイント(0.05%)

 S&P500 1300.57ポイント  -4.22ポイント(0.02%)

 CME日経平均先物(円建て) 9855円 -45円

 米国10年もの国債金利  2.953%  -0.025%

 ニューヨーク原油 97.44ドル +0.04ドル

 GOLD  1613.4ドル  -1.2ドル

 ドルインデックス 74.12 +0.03
 

 昨日の米国株は、4日続落し売り飽き気分が出ているなか、朝方発表された新規失業保険申請件数、中古住宅販売保留指数がいずれも市場予想を上回る好内容だったことから、反発して始まりました。最近売られてきた金融株や景気敏感株などに広範に買い物が入り、ニュヨークダウは、一時、前日比82ドル上昇し、1万2384ドルとこの日の高値をつける場面もありました。ただ、この日、引け後に共和党ベイナー下院議長の債務上限引きあげに関する法案の採決をひかえていることや、米国債格下げ懸念が根強くあることから、昼からリスク回避の売りが増加。午前中高かった銘柄も次々と値を消し、結局、ニューヨークダウとS&P500は5日続落して終わりました。一方、景気敏感株が多いNASDAQ総合指数は、予想外に増加した中古住宅販売保留指数のサプライズ効果から住宅関連株など景気敏感株が上昇した影響で、5日ぶりに小反発して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1億1120万株減の9億8567万株と、商い面からは売り急ぐ動きは無いようです。騰落状況は値上がり1139、値下がり1885。NASDAQ市場は、値上がり1252、値下がり1291と、ほぼ、拮抗した状態。

 業種別に値上がりしたのは、履物、海運、装飾品、レジャー用品、生保など。ヘルスケア、医薬品なども堅調。一方、下落上位は、タイヤ、レジャーサービス、広告代理店、家電、廃棄物処理など。ネット関連も冴えない動きでした。ニューヨークダウ30種は値上がり12、値下がり17、変わらず1。ゴールドマンザックスが投資判断を引き上げたシスコシステムズが2%超えの上昇になったほか、バンクオブアメリカ、マイクロソフトが1%超えの上昇。一方、エクソンは、四半期別売上ではここ数年で最大の売上になったものの、利益が予想に届かず2.2%下落。キャタピラー、アルコアなど景気敏感株の下落も目立ちました。クラウドコンピューターサービス関連で市場の関心を集めていたアカマイテクノロジーは、7-9月期決算の売上が予想を下回るとして売られ、ネット関連の足を引っ張りました。

 ニューヨークダウは5日続落。昨日は、ザラ場ベースでも今月16日の安値を切り込み、7月の2日の月中高値がダブルトップになる可能性が強まってきました。当面の下値支持線として期待した13週線、26週線をともに下回っており、今晩の相場で両移動平均線を回復して終われるかどうかが焦点になります。当面の下値は、昨日書いたように、6月3日から22日にかけてテーブルを形成している1万2200ドル付近となりますが、債務上限引き上げ交渉や米国債格下げという不確定要素が原因になっているだけにテクニカル要因が通用しないのが悩み…。また、全米投資家協会が出している投資家の心理調査で、強気が37%と過去の平均値近くにあり、変に強気している投資家が多い野も気になります。まあ、あまり固定観念をもたずに、相場なりについていくしかないのでしょう。日足のRSIは41%まで低下。過去35%割れで反転していますので、もう少し…というところでしょうか。

 ニューヨークダウは5日続落。CME日経平均先物は、大証終値を45円下回る9855円で帰ってきました。レンジは9960円~9850円。為替は、ドルがユーロに対して買い戻されたものの、対円は77円70銭台で高止まり円の対ユーロ相場は111円40銭台と、依然、高止まったまま。国内に帰ってからも、ほぼ、同水準の始まりになっています。本日の日本株は、海外先物安や円高を嫌気し軟調な展開が予想されます。また、GLOBEX市場での米国株の動向に神経質に反応することも予想されます。週末控えであることから、米国債務引き上げ交渉に進展が見られない場合、休み中の事態急変に備えた先物ヘッジの動きも強まりそうで、先物軟化→裁定解消売りも予想されます。そろそろ、政策的な対応が必要なところにきていますが、市場に対して無関心な現政権では何かを期待すべくもありません。もし下げたとしても、原因が分かっている下げですから、相場的には怖いものではありません。事態の推移を確認するという前提条件付ですが、押し目買いのチャンスが近づいているのかも知れません。
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米国株の大幅安を嫌気し、続落…先物への売り仕掛けが裁定解消売りを誘発
 米国の債務上限引き上げ問題は、世界中の関心事になっています。日本が同様な問題に直面しても、これほど大騒ぎはされないはずです。ギリシャの債務問題が大騒動になったのも、海外の投資家が同国国債を大量に保有しているから…。日本のように、発行額の5%前後しか海外投資家が持っていなければ、「関係ない」で済まされてしまう問題。ただ、米国債の海外投資家や政府の保有比率は50%を超えており、もし格下げが実施されれば、価格の下落や担保価値の減少で保有者の財務体質が大きく毀損されることになります。今日の朝も書きましたように、もし債務上限引き上げで合意したとしても、格下げされる可能性は高く、アジア通貨危機以来、外貨準備を増やし、その運用を米国債に依存してきたアジア新興国にとっては対岸の火事で済まされる問題ではありません。市場にとって、本当に怖いものは何か…。改めて認識しなおして見る必要がありそうです。

 28日の日本株動向
 
 日経平均株価終値:9901円35銭 -145円84銭    日経平均先物終値:9900円

 TOPIX終値:848.37ポイント -0.74ポイント  騰落状況:値上がり278、値下がり1283

 出来高概算:17億9526万株        売買代金:1兆1798億円

 日経平均サイコロ:6勝6敗   騰落レシオ:109  RSI:41

 25日線かい離:-0.2%     日経平均25日移動平均線:9921円(前日比3円上昇)


 本日の日本株は、引き続き債務上限引き上げ問題や景況感の悪化を受け、米国株が4日続落したことを受け、続落して終わりました。CME日経平均先物が前日の大証先物終値を130円も下回る9910円で終わっていたことから、これにサヤ寄せする格好で先物売が増加。先物価格は9930円と前日引け値を110円下回ってスタート。これを受け、裁定解消売りが多発し、日経平均も前日引値を111円下回って寄り付いてきました。寄り付き後は、一部好決算を発表した銘柄が買われたものの、米国の状況を見極めたいとのムードが強く、寄り付き後は膠着感を強め、横ばいの動き。ただ、アジア市場が軟調に推移したことや、GLOBEX市場での米国株の動きが冴えなかったことから、先物市場に仕掛け的なまとまった売りが入ったことを機に、日経平均は下落幅を拡大。引け近くには、25日線を意識してやや買い戻され、何とか9900円台を維持したものの、続落して終わりました。引け後にGLOBEX市場で米国株は戻りに入っています。

 業種別で値上がりしたのは、電力・ガスの1業種のみ。他の32業種全てが下落。特に、業績の減額修正があった鉄鋼株の下落率の大きさが目立ちました。また、与謝野財務担当大臣の不用意な発言で円高が進んだことを嫌気。海運や輸送用機器など輸出関連も下落するなど、買いが見送られる中、海外からの利食い売りも目立ち始めました。個別では、値上がり上位のソフトバンクテクノロジーや愛三工業、日産東京販売など、業績の増額修正を発表したものの上げが目立ちました。その中で、増額修正をはやし一昨日急伸したものの、昨日伸び悩んでいた日産東京販売が切り返し戻り新値を更新するなど、低位株人気の根強さが注目されました。

 本日の日経平均終値は、200日線(9929円)、25日線(9921円)という目先的な下値支持線をともに下回って終わってきました。ともに、まだ上昇しており、大きく下落することは考えにくいところです。週足ベースでは、以前から26週移動平均線が下落しており、この下落圧力が心配としてきましたが、どうやら、引きずりこまれてしまったようです。26週線の対応点は、2月高値付近にあり、まだ当分下落圧力が残るのが気がかり材料。下値には13週線(9745円)、52週線(9835円)が下値を支えていますので、これは下値の安心材料…。以前から書いているように、現在の相場は新たなレンジ相場の下限を模索する展開。本日、下値からの第3ポイントを押さえましたが、予想通りこのゾーンがレンジの下限になるのか、それとも前回のレンジ相場の上限9800円^9750円付近までさげるのか、ここからが正念場。RSIや騰落レシオなどモメンタム系指標の下落ピッチが早く、下げ止まりまでにはそんなに時間は課から無い様に思うのですが…。

 ボリンジャーバンドを見ると、日足ベースは-2σのライン付近で抵抗する動きにあるものの、週足ベースでは、下落中の+2σに押さえられるという相反するパターンになっており、当面、下値にも、上値にも大きくは動きづらい展開か…。週足では8月第一週に、日足では8月6日にそれぞれ雲のねじれが発生しており、来週は、変化週になるのかもしれません。ちなみに、「気」替わりは8月8日の立秋から…。今月は、「木」と「土」が相克関係で、大いに乱れましたが、8月は果たして、どんな月になるのやら…。それもこれも、まずは米国のごたごたが解決しないことには始まりません。また、米国債格下げが金融市場に与えるショックはどの程度のものになるのやら(国債市場は、値崩れしていませんのでたいしたことは無いと見ているようですが…)…。まあ、攻めるのは、決算発表が終わって内容を吟味してからということにしておきましょう。
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悪材料は債務上限引き上げだけではないことを意識し、4日続落…
 おはようございます。 昨日は、小用で大阪まで出ていましたので、書き込みができずに、失礼しました。
 
 米国の債務引き上げ削減交渉ですが、相変わらず、暗礁に乗り上げたままです。以前から「ハズミ」を懸念していましたが、「どうせギリギリで手打ちして終わり…」と高をくくっていた市場も、8月2日の期限が近づいてくると流石にビビッテきたようです。市場の関心が、債務上限引き上げ問題にばかり行っている間に、足元の景気はじりじりと減速。昨日は、とうとう投資家はガードを固めに動いてきたようです。「ウンコ頭」の議員さんたちは、相変わらず、来年の選挙のことしか考えていませんが、市場が気にしなければならないのは、債務上限引き上げ問題以上に、米国債格下げの問題。民主党案も共和党案(茶会党の要求は別)も格付け会社が要求する赤字削減額とは程遠い状態…。このままでは、手打ちが済んでも、格下げ懸念は残ります。市場は、身構え始めたようです。「気」の乱れは、8月に近づくとともにエスカレートし始めたようです。

 27日の米国市場動向
 ニューヨークダウ  1万2302ドル55セント  -198ドル75セント(1.59%)

 NASDAQ総合指数  2754.79ポイント -75.17ポイント(2.65%)

 S&P500  1304.89ポイント -27.05ポイント (2.03%

 CME日経平均先物(円建て) 9910円  -130円

 米国10年もの国債金利  2.978% +0.02%

 ニューヨーク原油 97.40ドル -2.19ドル

 GOLD 1615.10ドル  -1.8ドル

 ドルインデックス 74.06 +0.54
 

 昨日の米国株は、暗礁に乗り上げた債務上限引き上げ交渉への懸念や朝方発表された耐久財受注(6月)が予想を下回り前月比でマイナスになったことを嫌気。続落スタートになりました。最終期限が来週にせまるなか、最悪の事態を想定する投資家が増加。最近かわれていたハイテク株や資源株などに利食い売りが増え、終日、じり安の展開をたどりました。またこの日発表の地区連銀経済報告で、景気が伸び悩む地区が前月の4地区から8地区に倍増。景況感の悪化が広がりをみせていることも、景気敏感株の売りにつながりました。一部の好決算銘柄を除き、ほぼ全面安商状になっていますが、これまでと違い、出来高が大幅に増加(前日比2億6104万株増)したことをみても、投資家の動きが弱気の方変化したことが分かります。ニューヨーク市場の出来高は10億9687万株と急増。騰落状況は、値上がり260、値下がり2807と全面安商状。

 業種別に値上がりしたのは、パイプライ運営と家具の2業種のみ。ブロードバンド通信、ギャンブル、保険仲介の下落率が少なかったようです。一方、通信、トラック、産業用機器などが値下がり上位でした。ニューヨークダウ30種のうち、値上がりしたのはATTとボーイングの2社だけで、上昇率も小幅にとどまっています。一方下落は28社に達しましたが、このうちアルコア、バンクオブアメリカ、キャタピラー、シスコシステムズが3%を超える下落。2%を超える下落も8社に達するなどかなりきつい下げになっていました。特に、最近買われたハイテク株の下げがきつかったほか、景気指標の低迷を意識し、景気敏感株の下落も目立ちました。個別では、液晶表示装置用ガラス大手コーニングが、テレビ販売減速からガラス需要の後退を予想し下落。日本の液晶関連銘柄への影響が気ねされます。

 ニューヨークダウは、一時、前日比210ドル近く下落。1万2300ドルの大台を割り込む局面もありました。今月18日につけた1万2276ドル安値をきっていないため、上昇トレンドが壊れたわけではありませんが、3本新値は再び陰転。弱気相場入りしています。週足で下値を支えてきた13週、26週両移動平均も下回ってきましたが、強い上昇力をもつ26週線を週末維持して終われるかどうかがカギになります。不確定要因が多く、固定した相場観で動くことはリスクがありますが、敢て次の下値支持を探すと、6月3日から同22日にかけて形成した1万2200ドル前後のテーブルが注目されます。ただし、ここまで下げると、ダブルトップを懸念する必要も出てきます。日足サイコロは4勝8敗。RSIは44%ですが、過去のパターンからいくと、RSIの30%台いりは必要。まだ下値余地を残していると見るべきか…。

 米国株は、4日続落。CME日経平均先物は、米株安や円の高止まりを嫌気し、大証先物終値を130円下回る9910円と大幅安して帰ってきました。レンジは1万0065円~9900円。円は、ドルが売られすぎ感から対ユーロで買い戻されたものの、対ドルでは77円90銭台で高止まり、対ユーロは111円90銭台と円が上昇して終わっています。国内に帰ってからは、ほぼ同水準の取引で始まっています。本日の日本株は、先物売りから軟調な始まりが予想されます。昨日の日経平均は全体が安かった割には、下落幅が少なかったようですが、ファナックやJT、セコムなど指数居殿高い銘柄によるかさ上げが影響しており、指数として実態を映していません。全体の値下がり数は1300近くに達しており、全般は米国の債務上限引き上げ交渉を懸念し、手仕舞いを急いでいる印象を受けます。昨日現在で、日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは123、RSIは48、25日線かい離は+1.3%と、過熱感の解消に動いているものの、まだ調整としては十分とはいえません。先日来書いているように、日経平均は、震災後のレンジ相場に変わる新たなレンジを模索する動きに入っており、レポートで示した第3ポイント付近をレンジの下限として意識することになりそうです。ただ、基本的には各論相場の流れ…。ネットワンが大幅な増額修正を発表するなど、新しい成長の流れに沿った株が買われる流れは不変…。今期、来期と連続増益が期待できるものを、13週線(上昇が条件)などポイントを捉えての押し目買い方針で…。あくまで、エスカレーター相場ですから、新値抜けを買いに行ったら痛い目にあいますよ。今日のネットワンも目先は材料で尽くしになるかも…。
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債務上限引き上げをめぐる交渉難航や期待はずれの企業決算を嫌気し続落…NASDAQの底堅さが目立つ
 おはようございます。 米国の債務上限引き上げ交渉は引き続き難航。民主党は、小幅な上限引き上げで来年の大統領選挙前に再び債務引き上げ問題を持ち出し、政権のマイナスイメージを強める作戦。一方、政権側は選挙までの十分な引き上げ枠を獲得したいということで、お互いに政局絡みの動きになってしまっています。オバマ大統領は民主党(ベイナー下院議長案)に対し、拒否権を発動する可能性があることを臭わし、けん制するなど泥仕合の様相を呈してきました。国債利払いに対する原資は確保しておあり、デフォルトに陥るリスクは少ないとされますが、ここにきて、格下げのリスクを意識する動きが強まっています。大学教授が格下げリスクを指摘したり、証券関係団体が引き下げ時の負担増の額を計算するなど、関心は国債格下げに移ってきたようです。明日は、議会でムーディーズの証言があるようですが、今、大統領よりも権限が大きくなった格付け会社に対し、ウンコ頭の議員がどんな対処をするのか…。くれぐれも、変な刺激の仕方はしてほしく無いものです。やはり、7月の「気」の乱れは大きい。

 26日の米国市場動向
 ニューヨークダウ  1万2501ドル30セント  -91ドル50セント(0.73%)

 NASDAQ総合指数  2839.96ポイント -2.84ポイント(0.10%)

 S&P500  1331.94ポイント -5.49ポイント(0.41%)

 CME日経平均先物(円建て)  1万0055円  -55円

 米国10年もの国債金利   2.958%  -0.046%

 ニューヨーク原油  99.59ドル +0.39ドル

 GOLD  1616.8ドル  +4.6ドル

 ドルインデックス  73.49  -0.62
 

 昨日の米国株は、暗礁に乗り上げた債務上限引き上げ交渉や一部企業の冴えない決算を嫌気し、続落スタートになりました。朝方発表されたコンファレンスボード消費者信頼感指数(7月)が予想を上回ったことは特に材料視されず、債務削減交渉不調の場合に備え利食いを急ぐ投資家が増加。この日、決算を発表したスリーエムが予想を上回る数字を発表しながら、ディスプレー・グラフィック部門が11%を超える減少になったことや、決算内容が同業他社にくらべ見劣りする…として、急落したことも嫌気され、指数の足を引っ張りました。ただ、前日引け後に、予想を上回る好決算を発表した通信ネットワーク用半導体大手ブロードコムが9%を超える上昇になったことに刺激され、ハイテク株が堅調に推移。NASDAQ市場がプラス圏で推移したことから、ニューヨークダウも下落幅を縮める場面もありました。引けにかけては、債務上限引き上げ交渉の行方を見たいということから、NASDAQ市場が下げに転じたことを嫌気し、ニューヨークダウも下げ幅を拡大。引け間際に、1万2489ドルと、この日の安値をつけています。結局、主力3指数とも続落して終わりましたが、ハイテク株の好決算を受け、NASDAQ総合指数の底堅さが目立ちました。ニューヨーク市場の出来高は前日比7295万株増の8億3583万株。騰落状況は、値上がり1035、値下がり1967でした。

 業種別に値上がりしたのは、住宅担保ローン金融、非鉄金属、コンピューターハード、損保。ネット関連、半導体・同製造装置も堅調。一方、鉄鋼、産業機械、石炭、運輸などが冴えない動きでした。ニューヨークダウ採用30銘柄のうち、上昇したのは、ATT、シスコシステムズ、マイクロソフトなど6銘柄。パソコン大手ヒューレッドパッカードが前日に続き、1%を超える上昇になったのが目立ちました。一方、下落したのは24銘柄。液晶部門の不振で売られたスリーエムが5.4%下落し指数の足を引っ張りました。このほか、GE(2.1%)、ボーイング(1.6%)、アルコア(1.0%)などの下落も目立ちました。個別では、予想を上回る決算でNASDAQ市場の上げをリードしたブロードコムが9.4%上昇。一方、決算が予想を下回ったUSスチールが8.3%、AKスチールが17.5%下落し素材関連の足を引っ張りました。

 ニューヨークダウは、債務上限引き上げ交渉の難航を嫌気して調整色を強めています。先日来、書いてきた上値抵抗線を抜けきれず、改めて下値模索の動きを強めています。昨日も書いたように、時価付近には上昇中の13週、26週線が下値を支持しており、当面、この付近で値固めに向かいそうです。昨日段階で、ニューヨークダウのサイコロは4勝8敗(33%)に低下。底値ゾーンに接近しているほか、RSIも51%と加熱感は解消されています。ドルインデックスが、今年6月の安値を昨日切り込み、5月4日の安値72.696に接近していることも、資源高からダウの下値を支えることになりそうです。まだ若干の下値不安は残りますが、テクニカル的な底値ゾーンいりは近そうです。

 米国株は続落。CME日経平均先物は、米株安や円高を嫌気し、大証先物終値を55円下回る1万0055円で帰ってきています。レンジは1万0130円~1万0045円。円は、対ユーロは113円台で落ち着いた動きにありますが、債務上限引き上げをめぐる混乱を嫌気し対ドルは77円92銭と、引値ベースでも78円台を割り込む円高水準で帰ってきています。国内に帰ってからも、ほぼ、海外水準を引き継いだ取引になっています。本日の日本株は、先物売りから軟調な始まりが予想されますが、好調な企業決算が支えとなり、大きな崩れはなさそうです。ただ、スリーエムの決算で液晶関連の低迷が明らかになる一方、通信。ネット関連の好調が明確になっており、今日の日本株も、これを受けてネット関連の見直しが続きそうです。一方で液晶関連へのマイナスの影響が懸念されます。米国市場の引け後に発表されたネット通販大手アマゾンの決算は売上、利益とも予想を上回り、夜間取引で上昇していることも、ネット関連を支えそうです。
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アジア株高、GLOBEX米国株高を受けた先物売買で反発
 26日火曜日の日本株動向

 日経平均株価終値:1万0097円72銭 +47円71銭    日経平均先物終値:1万110円

 TOPIX終値:866.20ポイント +4.29ポイント  騰落状況:値上がり939.値下がり543

 出来高概算:16億4113万株        売買代金:1兆830億円

 日経平均サイコロ:7勝5敗    騰落レシオ:136   RSI:56

 25日線かい離:+2.0%        日経平均25日移動平均線:9894円(前日比29円上昇)


 本日の日本株は、CME日経平均先物が米株安にもかかわらず、前日の大証先物終値を20円上回って帰ってきたことを好感。CME終値にサヤ寄せする格好で、先物買いが先行。これいともない裁定買いがはいったことから、日経平均は前日終値を28円上回って始まってきました。花王やキャノンなどの主力企業が通期業績見通しの増額修正を発表したことも指数の押し上げに寄与しています。オバマ大統領が国民向けに、債務上限引き上げに関する演説を行い、今週中の早いうちに合意をまとめるよう訴えましたが、これを受け、円が急伸。輸出株が売られたことから、日経平均は一時、前日比でマイナスになる場面もありました。ただ、午後にかけてGLOBEX市場で米国株が上昇に転じ、他のアジア市場が堅調に推移すると、円高を手がかりに先物を売っていた先物筋の買戻しが活発化。後場寄りから上げ幅を拡大し、日経平均は1万130円高値まで買われています。引けにかけては、債券先物を買い戻し、株先物を売るプログラム売買が入り、上げ幅を縮めて終わっています。終日、米国の債務上限引き上げ交渉の行方を見守る展開で、手控え気分が強く、今日も売買代金は1兆円ギリギリ。市場エネルギーの後退が目立っています。

 いよいよ決算発表が本格化してきましたが、今日も値上がり上位には、日産東京販売、メガネトップ、日本カーボン、スタジオアリスなど、今期の業績見通しを増額修正したものが並んでいます。前日や当日に好内容の決算を発表したものが、目先狙いの買いから高よりし、引けにかけては上髭を残して終わっています。いち早く乗って、薄張りでも利が乗ったらさっさと降りて利益を確定する…という格好です。サンリオのように連続して買われるなら良いのですが、折角の企業の頑張りが、目先筋やロボット売買に引っ掻き回されて、十分に織り込む前に壊れてしまうケースもあります。まあ、よほどのサプライズでもない限り、追っかけ買いはしない方が良さそうです。無理して乗らなくても、決算内容を吟味して、次期に増額修正する可能性があれば、あとからゆっくり買う場面が繰るようなきがするのですが…。先日、びっくりするよな増額修正を発表した堀場製作所が大幅高で寄った後、結局、マイナスで終わってことがありましたが、事前に証券会社が投資判断を引き上げて、安値を買った投資家が多かったですから、好材料が出たら売り…のセオリーどおり売られたんでしょう。8月4日には、通期見通しを発表してきますので、また出番があると思いますが、相場が傷んだことは間違いないところ。

 まあ、引っかかったら怖いですから、ここは無理をしない方が良さそうです。レポートでは、待ち伏せ方針で、銘柄選定していますが、堀場の場合6月中旬にも注目していますから、うまくやれば300円以上は取れたはず。今週に入って、全般的には決算の発表待ち…というムードが強くなっていますが、予想通り増額修正を発表してくれればレポート銘柄の勝ち…。今月は利食いを優先してくださいとしましたが、果たして、どれくらい利食いができるか…。単発ではなく、成長株として、当初から上場来高値2600円更新が目標としてきたウェザーニュースやネットワンは本日も高値を更新してきました。成長株として上値を追うかぶと、待ち伏せで好材料が出たら売りの銘柄とは対処法がことなります。直近レポートで割安成長株として、押し目を狙うように書いた銘柄…。予想通り下落し買い場が近づいてきました。13週線付近で値固めが始まったら、一段目の買いを入れておけば良いでしょう。

 今日の朝も書きましたように、円高にもかかわらず日本株は上げに転じており、下値不安が薄らぎ、超低位株がかさ上げと短期の値幅鳥をかねて買われています。ただ、決算発表の日程と照らし合わせながら買わないと、乗ったは良いが、トンでもない決算がでてきて、はしごをはずされることがないとはいえません。ここは、待ち伏せ方針で、思惑通り好材料がでたら売り…値幅はそのときの人気で決めてもらえば良いのではないでしょうか。とにかく、米国の債務上限引き上げ交渉は「ハズミ」がおきる可能性があることは考えに入れておかねばなりません。期限内に決着がつかず、市場に催促されて合意に至る事だってありうるのです。まあ、なめてかからないことが大事でしょう。
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デッドロックに乗り上げた債務上限引き上げ交渉を嫌気し、続落…下値の固さも目立つ
 おはようございます。 米国債務上限引き上げ問題は、週明けも緊張した状態が続いています。来年の大統領選挙をにらみ、お互い有利な立場を作ろうと、せめぎあっているようです。ぎりぎりの交渉で、少しでも要求を通し、決裂寸前で合意する…という米国式交渉術が背景にあるようですが、そのあたりが分からない海外投資家にとっては、迷惑な話です。債券市場を見る限り、決裂→デフォルトという最悪な事態は想定していないようですが、怖いのは、昨日も書いたように「ハズミ」。そうなると、市場が急変し、妥協を促すことになるだけに、一時的に痛みをともなうことになります。リーマンショックの後にも何度か経験してきたことですが、今回も市場に催促されることが無い様にお願いしたいものです。

 25日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2592ドル80セント -88ドル36セント(0.70%)

 NASDAQ総合指数  2842.80ポイント -16.03ポイント(0.56%)

 S&P500  1337.43ポイント  -7.59ポイント(0.68%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万0070円  +20円

 米国10年もの国債金利  3.004%  +0.04%

 ニューヨーク原油  99.20ドル -0.67ドル

 GOLD 1612,2ドル  +10.7ドル

 ドルインデックス  74.11  -0.14 


 週明けの米国株は、債務上限引き上げ交渉が週末に決裂して終わった事を受けて、売りが先行し、急落スタートになりました。先週上昇していたことから利食い売りも重なり、下落幅を拡大。寄り付き直後に前週末比145ドル安の1万2536ドルと、この日の安値をつけています。その後、複数の妥協案が用意されていること好感して買いなおされ、100ドル超下落幅を圧縮する場面もありましたが、民主党議員が共和党の交渉手法を非難すると、再び、交渉の先行きを懸念した売りが増加。再び、下落幅を拡大して終わっています。終日、両党関係者の発言に振り回される展開で、投資家も見送り姿勢を強め、ニューヨーク市場の出来高は7億6286万株(前週末比2526万株増)と低水準にとどまっています。騰落状況は、値上がり575、値下がり2475と、ほぼ全面安商状。

 業種別で値上がりしたのは、貴金属、コンピューターハード、鉄道、玩具、商用車など。公共事業関連、運輸も堅調でした。一方、航空会社、ヘルスケア機器・サービス、アパレル小売り、家庭用品、パーソナル用品などの下落が目立ちました。ニューヨークダウ採用30銘柄のうち、上昇したのは、キャタピラー、マイクロソフト、ホームデポ、ヒューレッドパッカードの4社だけ。他の26社は売られたものの。特に下落率の大きいものはありませんでした。オンライン証券のイートレードが、大株主からの提案で身売りを含めた事業展開で投資銀行との契約を迫られ上昇。一方、アップルなどとのスマートホン競争で出遅れた携帯電話のリサーチインモーションが、、大幅(2000人)な人員削減を発表し、5%近く下落しています。

 ニューヨークダウは、続落スタートになりました。以前から2月高値、4月上旬高値を結ぶラインが上値抵抗線として機能していることを書いてきましたが、7月8日、同22日と2度にわたりこのラインを突破したものの、結局、押さえ込まれてしまい、再び、ラインの下に押し戻されてしまいました。改めてこのラインの強さが確認された格好です。ただ、下値については、13週、26週という中期の移動平均線が、ともに上昇しながら下値を支えており、底割れ懸念もありません。当面、上値抵抗ラインと両移動平均線との間でのレンジを形成しながら債務上限引き上げ交渉の行方を見守ることになるのでしょうか。

 米国株は続落。CME日経平均先物は、前日GLOBEX市場出の米国株急落を受け、日本株は先行してこの日の日の下落分を織り込んだとして、大証先物終値を20円上回る1万70円で帰ってきました。レンジは1万0040円~1万0115円。円は、債務上限引き上げ交渉の難航から、スイスフランと並びリスク回避通貨として買われ、対ドルは78円20銭台に上昇しています。ギリシャ格下げがあったユーロに対しては、112円50銭台とやや高い水準。国内に帰ってからは、対ドル、対ユーロとも、ほぼ海外水準を引き継いだ始まりになっています。今日の日本株は、CME高を受けしっかりの始まりが予想されます。ただ、日本時間10時からオバマ大統領が国民向けの債務上限引き上げに関する演説を行う予定で、模様眺め気分が強まりそうです。円高の進行による輸出株の低迷が懸念されるものの、介入警戒感も根強くあり、ポジションを一方向に傾けるにはリスクがありそうです。指数は、GLOBEX夜間取引市場の米国株の動きを見ながら神経質な動き…か。ただ、個別では海外資源採掘への金融支援など新たな材料が出ており、資源商社など関連株が注目されます。また、今期業績見通しの上方修正が増えており、個別に買われることになりそうです。昨日に続き、中小型低位株の短期的な値幅取り相場と業績発表関連が平行して買われる展開になりそう。引き続き、ネット関連、今期、来期にかけ増益基調を維持できる成長力のある株に注目。
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ギリシャ格下げ、円高、デッドロックに乗り上げた米国債務上限引き上げ交渉…悪材料山積で反落
 7月の「気」の乱れは、まだ続いたままです。ギリシャ問題が片付いたと思ったら、早速、格付け会社ムーディーズが、ギリシャ国債の3段階格下げを実施。デフォルト一歩手前まで落としました。ECBは、格下げしても融資の担保として認めるといっていますから、実質的な影響は無いのでしょうが、ギリシャ国債を多く保有する銀行の信用度が毀損されたことは確実でしょう。それを見て、次はこちらの番だ…と、GLOBEX夜間取引市場でニューヨークダウは190ドル近く急落。これを見てビビッタアジア株は軒並み下落しています。ムーディーズとしては、債務上限引き上げ問題でもたつく米国に対し、プレッシャーをかける意味合いもあるんでしょうが、格下げなんかどこ吹く風…という感じで意地の張り合いが続いています。

 日本の政治家さんたちは、政局にらみで、被災者救済や経済の建て直しなど忘れて、互いに相手の足の引っ張り合いをしていますが、日本の政治家のバカさ加減は世界でも有名で。「また、馬鹿なことやってる…」で済みます。しかし、米国の場合は、世界中に国債をばら撒いていますから、もし格下げにあうと、国債保有者の資金調達力にも影響が及んでくるだけに、「バカやってるは…」で染まされる問題ではありません。政権側、共和党とも、来年の中間選挙にらみになっていますから、お互いに相手が有利になるようなことは飲めないということでしょう。特に、共和党の場合は、前回の中間選挙で、共和党躍進の原動力になった保守強硬派の「茶会党」が、「デフォルトになっても構わないから徹底的にやれ」とたきつけつけているといいます。共和党の良識派の議員には、最悪の事態を避けるため、そろそろ妥結を…と考える人も増えているといいますが、次の選挙で「茶会党」の支持を得たい議員にとっては、「ヤバイ」と思っても、選挙のためには仕方がない…という人も多いはず。日米とも、「ウンコ頭(議員の蔑称)」には泣かされます。市場は「大丈夫」から「多分、大丈夫」にトーンダウンしてきているようですが、今、一番怖いのは「ハズミ」で最悪の事態が起きてしまうこと…。「気」の流れは、7月が悪いだけに、ハズミが怖い…。

 25日月曜日の日本株動向

 日経平均株価終値:1万0050円51銭 -82円10銭    日経平均先物終値:1万0050円

 TOPIX終値:861.91ポイント  -6.90ポイント    騰落状況:値上がり467、値下がり1037

 出来高概算:14億1401万株      売買代金:9596億円

 日経平均サイコロ:6勝6敗    騰落レシオ:137   RSI:54

 25日線かい離:      日経平均25日移動平均線:     


 本日の日経平均は、米国債務上限引き上げ交渉が暗礁に乗り上げていることを手がかりに、海外市場で円買い仕掛けが入り、78円10銭台に急騰したことを嫌気。朝方から売り先行で始まりました。ギリシャ国債の格下げの話が伝わったことやGLOBEX市場での米国株急落を受け、先物売りが増加。CME日経平均先物終値1万135円を下回る1万80円と安寄りしてきたことから、裁定解消売りも増加。日経平均は、前週末終値を52円下回って始まってきました。円が対ドル、対ユーロ双方に対して買われたことから、精密や電気製品、輸送用機器など輸出株が売られ、日経平均は、一時、1万0039円安値まで売りこまれています。ただ、円相場が77円台に接近する場面では、介入警戒感が根強くあり、一段と売り込む動きはなく、全体は膠着感を強め終日値幅は今日も52円の小幅にとどまっています。業種別出値上がりしたのは、鉱業と陸運の2業種のみ。全33業種中、31業種が下落しました。

 ただでさえ、週明けで手がかり材料が少ない中、ギリシャの格下げ、GLOBEX夜間取引市場のニューヨークダウ19ドル安、これを受けて始まった中国・上海市場は3%近い下落…。これではいくら強気筋といっても動きようがありませんね。ただ、日経平均は先週末、7月8日高値からの下落で、1万126円から空けた窓を埋めていますから、当面の目標達成感がでていたことや、出遅れていたTOPIXが200日移動平均線に届いたことも当面の目標達成感に繋がっています。直近のレポートでも書いているように、いくら業績の増額修正が期待できると言っても、ここから日本の景気がどんどん上向くというわけでもありませんから、当面は、震災後に形成したレンジ相場に次ぐ、新たなレンジを模索する段階に入っています。2003年後半から2004年にかけてと同様な相場展開を想定しています。震災時に1万254円からあけた窓を埋めても達成感はでるし、震災前の水準1万400円台に戻っても達成感がでてくる…結局、そのあたりがレンジの上限になるでしょうから、やはり心配になるのは、レンジの加減…。200日線なのか、前のレンジの9750円付近なのか…。今は、それが気になっているように思われます。

 ただ、すでに業績相場に入っていますから、予想を上回るものは素直に買われる相場になっています。地デジ実施前のテレビの駆け込み需要、節電のための扇風機の需要増(30%増)などを映し、家電量販店の業績が好調に推移しているほか、LEDランプ販売も絶好調。メーカーにも特需的な動きが始まっています。このような動きは、指数とは関係なく個別に出てきますから、ここからはあまり、指数を気にしない方が良いかもしれません。スsなおに、テーマに沿った銘柄を追っていくことが大事になります。レポート注目のクラウドコンピューターサービス関連のネットワンは本日も高値更新してきました。ネットワンのミニバンとして注目している株(直近レポート参照)も一旦下押したものの、切り替えし小幅安で終わっています。今期予想EPSは前期比倍増予想ですが、クラウド受注が増加すれば増額修正も夢ではありません。500円の壁を突破してからが正念場…。レアアース関連で6月19日号から注目した銘柄も本日動意づいてきました。他の注目株も堅調な終わり…。流れに流されていないですね~。

 まあ、今週いっぱいは、米国に振り回されそうですが、もしかしたら、ギリシャ格下げはスペインやイタリア、ポーランドに飛び火しないとも限りません。そうなると、円だけが押し上げられることになる。そろそろ口先介入も聞き飽きた…。日銀さんもデフレ対策や円高対策でサボタージュしないで、本気で仕事しようよ。今の、日本は本来自分のしなければならない仕事をしない人が多すぎる。もちろん、本来、人格、識見を政治家として選ぶ仕事をしなければならない国民が、マスゴミに煽られて、気分で投票した結果が今の政治を生んでいることも忘れてはいけない。国民のレベルと政治のレベルはイコールということ。米国民の頭も「ウンコ頭」かどうか…。理性が試されるときが来た。
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企業決算の明暗をめぐり、ニューヨークダウとNASDAQ総合指数が対照的な動き
 おはようございます。 昨晩は体調不良のため、書き込みができず失礼しました。 もっとも、指数売買が先行し、下値不安が遠のいたことで、底上げ相場になっただけで、特別書くような材料も見当たりませんでしたが…。

 22日の米国市場動向
 ニューヨークダウ  1万2681ドル16セント -43ドル25セント(0.34%)

 NASDAQ総合指数  2858.83ポイント +24.40ポイント(0.86%)

 S&P500  1345.02ポイント  +1.22ポイント(0.05%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万135円  -5円

 米国10年物国債金利  2.964%  -0.053%

 ニューヨーク原油  99.87ドル +0.74ドル

 GOLD 1601.5ドル +12.5ドル

 ドルインデックス 74.24  -0.23 


 昨日の米国株は、ギリシャ支援問題の一巡で欧州主要株式市場が続伸となったものの、主要企業の決算発表のに亜要をめぐり、高安まちまちの始まりになりました。建機大手キャタピラーの決算は増収増益になったものの、日本の震災の影響を受け営業利益が市場予想に届かなかったことから急落してスタート。景気敏感株の足を引っ張り、ニューヨークダウは軟調スタートになりました。一方、前日のマイクロソフトの予想を上回る決算や、この日の半導体大手アドバンストマイクロデバイス(AMD)の予想を上回る決算を好感。ハイテク株が買われ、NASDAQ総合指数は続伸スタートしています。昨日、EU首脳会議のギリシャ支援合意を好感して買われた金融株が利食い売りに軟化したことやキャタピラー決算への失望がGEやスリーエムなど景気敏感株の足を引っ張り、ニューヨークダウは終日マイナス圏で推移。結局、小幅反落して終わりました。一方、NASDAQ総合指数は、アップル、インテル、マイクロソフトなど主流ハイテク株の決算がいずれも予想を上回ってきたことや、AMDが第3四半期への強気見通しや投資判断の引き上げを受け19%を超える上昇になったことが刺激材料になり、終日上げ歩調となり、結局、続伸して終わるなど、ニューヨークダウとは異なる動きになりました。ただ、週末控えであることや、債務上限引き上げ問題がいまだに合意に至らないことから見送り気分が強く、ニューヨーク市場の出来高は、前日比2億2860万株減の7億3758万株。騰落状況は、値上がり1440、値下がり1549と、拮抗していました。

 業種別に値上がりしたのは、半導体、貴金属、インターネット関連、石油周辺サービス、エネルギー関連など。一方、下落したのは、商用車、OA機器、人材派遣、エンジニアリング、ヘルスケア、金融、医薬品など。個別では、好決算で上昇したAMDのほか、メモリーカード大手サンディスクが予想を上回る決算を発表し10%近く上昇。半導体全般の見直し買いにつながり、代表指数であるフィラデルフィア半導体株指数(SOXX)は約2.5%上昇し、ハイテク株全般の上げに繋がりました。また、ファーストフード大手マクドナルドが予想を上回る増資増益と7月の好調な内外売上を発表し2.3%上げていました。

 昨日の米国株は、景気敏感株とハイテク株が好対照の動きになりました。資源・エネルギー株の指数寄与が少なく出遅れていたNASDAQ指数のキャッチアップが始まったものと思われます。ニューヨークダウについては、昨日も書きましたように、2月、4月初旬高値を結ぶ上値抵抗ラインを前日抜いたばかりで、このラインの下値確認が必要になっていました。昨日は安値でこのラインをタッチした後40ドル近く切り返しており、当面の下値確認が済んだものと思われ、いよいよ年初来高値更新へと向かう可能性が強まっています。

 22日の日本株
  
 日経平均株価終値:1万132円11銭 +121円72銭    日経平均先物終値:1万140円

 TOPIX終値:868.81ポイント +8.70ポイント  騰落状況:値上がり1113、値下がり379

 出来高概算:17億7757万株       売買代金:1兆1681億円

 日経平均サイコロ:7勝5敗    騰落レシオ:134  RSI:64

 25日線かい離:+3%    日経平均25日移動平均線:9837円(前日比29円上昇)


 米国株は高安まちまち。CME日経平均先物は、円の高止まりを嫌気し、大証先物終値を5円下回る1万135円で帰ってきました。レンジは1万80円~1万170円。円は、ギリシャ支援問題の一巡からユーロが買い戻されドルが下落した影響で78円20銭台まで上昇しましたが、欧州債務国不安がくすぶり、再びドルがかわれたことから、78円60銭付近に軟化して終わっています。対ユーロは112円70銭台に押し上げられました。先物リードで週末の日本株は1万132円で終わり、出遅れていたTOPIXも週末には200日移動平均線(868ポイント)を1ポイント上回って終わってきました。週明けの日本株は決算発表が本格化してくることから、堅調な展開が予想されます。レポート注目株も、IDEC、堀場製作所、日本調剤などが次々と増額修正に踏み切り株価水準を引き上げています。全体的には先物先行で業績の好転は織り込んできているものと思われますが、当面は、震災時の相場で1万1254円から空けた週足の窓埋めがポイントになりそうです。以前から書いているように、今の相場は、新しいレンジ相場の上限と下限を模索する流れ…。今のところ、(自分の勝手計算の)ポイント9923円が下限ラインになっていますが、この上のポイントが上限ラインになるかどうか(会員jにはレポートで掲載済み)…。これまでのところ、震災後の安値から、ポイントを一つずつ抑えながら行儀の良い上げ方をしてきているだけに、上のポイントが注目されます。注目株のケアを含めて、詳しい分析は直近号で…。
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EU首脳会議が予想以上の進展をみせたことや、好調な景気指標など好材料が後押しし急反発。年初来高値に接近…
 おはようございます。

 21日の米国市場動向
 ニューヨークダウ  1万2724ドル41セント +152ドル50セント(1.21%)

 NASDAQ総合指数   2834.43ポイント  +20.20ポイント(0.72%)

 S&P500  1343.30ポイント  17.86ポイント(1.36%)

 CME日経平均先物 (円建て)  1万0105円  +95円

 米国10年もの国債金利  3.017% +0.088%

 ニューヨーク原油  99.13ドル +0.73ドル 

 GOLD  1587.0ドル -9.9ドル

 ドルインデックス  73.98  -0.74
 

 昨日の米国株は、朝方発表された新規失業保険申請件数が予想を上回ったものの、EU首脳会議への期待感から、小幅高のスタートになりました。その後、ギリシャへの1090億ユーロの追加融資や民間参加分が370億ドルになるほか、欧州記入安定化基金の拡充強化を計ることなどが伝えられると、金融株を中心に買われ急伸。ニューヨークダウは一気に1万2700ドル台に駆け上がっています。その後は、高値で持ち合う動きになりましたが、フィラデルフィア地区連銀製造業景況指数(7月)やコンファレンスボード景気先行指数(6月)が、いずれも予想を上回ったことから、景気の先行きへの期待感も高まり、買いが増加。昼過ぎにニューヨークダウは、この日の高値1万2751ドルをつけています。この日は、医療サービス関連で大型のM&Aがあったことや、ドル下落による原油価格の上げがエネルギー関連株の上昇につながるなど、主力株優位の展開が続き、引けにかけても高値圏の動きが続き、結局、主力3指数とも急反発して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比1億2724万株増の9億6616万株。騰落状況は、値上がり2439、値下がり610。

 業種別で値上がりしたのは、職業訓練、投資サービス、タバコ、家電、鉄道などが上位。金融、証券、エネルギーなどの上げも目立ちました。一方、食品小売り、貴金属、ドラックストア、耐久消費財製造などが下落。ネット関連、バイオテクノロジー関連もさえない動きでした。個別では、欧州金融情勢の進展やモルガンスタンレーの決算で赤字が予想を下回ったことなどから、銀行、証券が人気化。バンクオブアメリカが3.9%、JPモルガンが3.3%、モルガンスタンレーが11%、それぞれ上昇しています。また、原油価格が一時バレル100ドルの大台を回復したことから、エクソンが2%、シェブロンが2.2%、各上昇するなどエネルギー関連の上げも目立ち、指数の押し上げに寄与しています。また、この日は、鉄道大手ユニオンパシフィックが、好調な決算を背景に5%近く上昇。鉄道や運輸など他の輸送関連株の上げにもつながりました。

 ニューヨークダウは、寄り付き段階では、1万2600ドルをはさんで神経質な動きをしていました。前日、前々日と1万2600ドル台が頭押さえになってきたことが買いの手を鈍らせたようです。ただ、EU首脳会議で、ギリシャ支援や債務国対策がより踏み込んだ内容になったことを好感し、一気にふし値を取っ払い、上げにハズミをつけています。7月の戻り高値(1万2780ドル)に接近した場面では、流石に伸び悩んだものの、昨日上値抵抗線として指摘した2月高値、4月初旬高値をわずかに上回ってきたことは、明るい材料。ここで、このラインを下値支持線として固められたら、いよいよ、今年4月末につけた年初来高値への挑戦がありそうです。ただ、直近のレポートでも示しましたが、景気敏感株が多い、NASDAQ総合指数の動きの鈍さが気になります。

 米国株は急反発。CME日経平均先物は、大証先物終値を95円上回る1万105円で帰ってきました。レンジは9970円~1万120円。為替は、EU首脳会議の合意を受けてユーロが買い戻され、円は対ユーロで113円10銭台jに下落しています。ドルも対ユーロで1.442台に急落しているものの、ドル・円は78円40銭台と以前円高基調が定着しています。ドル・ユーロ間でドルが下落したことから、ドル・円でもドルが下落。一時78円20銭台まで円が上昇していました。本日の日本株は、不透明材料の一角が解消したことや、CME日経平均先物高を受け、買いが先行してはjまりそうです。週末、対ドルでの円高というハンディはあるものの、対ユーロでの円安を受け、精密や機械などが買われそうです。一段高には米国株高の援護が必要ですが、昨日引け後にマイクロソフトが市場予想を上回る決算を発表しており、今日のGLOBEX夜間取引市場の米国株動向を見ながらの神経質な展開になりそうです。国内に帰ってからの円相場は対ドルで78円50銭台とやや円安気味に推移していることはプラス材料…。円の動向が相場の方向を作用しそうですが、環境が不透明なら昨日に続き、低位材料株が賑う展開へ…。来週から本格化する」企業業績発表を意識した個別株物色もつよまりそう。
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欧米債務問題の結果待ちで小動きの展開…幕魔つなぎで材料株が乱舞
国会中継を見ていました。今日は、参院予算委員会でした。不謹慎な話ですが、吉本新喜劇を見ているより面白いですね。在日の方からの政治献金に関する領収書問題、法人拉致犯との関係が深い政治団体への民主党関係者の2億円を越える献金…。菅首相のすっとぼけたような態度に業を煮やし、審議が中断するのもしばしばでした。それにしても、元学生運動の過激派、市民運動家など反体制活動をやっていた経験者のなんと多いことか…。また、旧社会党出身者には、以前、北朝鮮の拉致問題など存在しない…と言ってのけた連中も多くいる。その人たちが政権を握り、拉致被害者帰国活動をしているが、最近は何をやっているかさっぱり分からない。それだけならまだしも、日本国籍を取得して政治家になった議員も複数いるといいます。別に、差別的な考えで言うのではありませんが、外国人参政権の問題、(日本の教育綱領に従わない)朝鮮人学校への支援など、一方に偏った政策も目立ちます。

 最近では、ソフトバンクの孫氏を重用。大臣に起用するのでは…との話も流れてきます。また、今日の日経の記事で、気になったのは、文部科学省の科学技術振興機構が新型半導体技術に関する特許を韓国サムスン電子に供与するとの記事です。卑しくも、国民の税金を投入して開発した技術を、何故、国内企業に先行して日本のライバル企業に提供しなければならないのか…。この決定過程で、何らかの政治的圧力が無かったのか…。記事は、サラリと事実だけを記載していますが、なんらの問題点の指摘もありません…。別に、この政権のせいではないかもしれませんが、この政権が誕生して以来、かの国の利益に貢献する話が多く出てきすぎる。この政権は、日本の国民生活向上を図るという日本の政治家が本来持たねばならない「基本精神」が欠落しているように思う…。いままで、おかしいな…とは感じつつも、まさか…と思ってきましたが、今日の科学技術振興機構の50以上の特許を一括して供与する…という記事を読んで、正直、背筋に悪寒が走るのを覚えました。やはり、この政権は、まずい…。

 21日の日本株動向

 日経平均株価終値:1万0010円39銭  +4円49銭  日経平均先物終値:1万0010円

 TOPIX終値:860.11ポイント -0.55ポイント  騰落状況:値上がり487、値下がり996

 出来高概算:17億9700万株      売買代金:1兆1245億円

 日経平均サイコロ:7勝5敗   騰落レシオ:121   RSI:61

 25日線かい離: +2.0%       日経平均25日移動平均線:9808円(前日比18円上昇)


 本日の日本株は、欧米株がEU首脳会議や米国債務上限引き上げ交渉の結果待ちムードが強いなか、CME日経平均先物が前日の大証終値を上回る1万55円で帰ってきたことから、先物買いが先行する格好で、高よりして始まりました。米国で銀行株が買われた流れを受け主力銀行株が買われたほか、昨日に続き、原発事故収束工程の進展を好感した買戻しから東電が急騰するなど、手控え気分が強い中、短期の値幅取り資金が信用好取り組み株に向かい、値を飛ばすものが増えていました。ただ、中国のPMI指数(7月)が、好不調の分かれ目になる50を28ヶ月ぶりに割り込み、48.9に低下したことが伝わると、一時、前日比30円以上下げる場面がありました。しかし、債券市場で後場から先物が下落するとともに、株先物にまとまった買いが入ったことから、急速に下落幅を縮小。日経平均はかろうして続伸して終わったものの、TOPIXは反落して終わりました。日経平均はプラスで終わったものの、債券先物と株先物との間のプログラム売買が押し上げた可能性が強く、騰落状況では値下がり数が大きく上回っています。

 業種別で上昇したのは、水産・農林、電気・ガス、石油・石炭、その他製品、その他金融など12業種。一方、下落したのは、紙・パルプ、不動産、金属製品、精密、など、21業種。個別では、膨大な信用売り残の踏み上げが続く東京電力が急伸したほか、飼料ワラの放射能汚染から、飼料需要が増加するとして、日本配合飼料や協同飼料など飼料関連が買われたほか、水産物への需要が高まるとして、東都水産、マルハニチロホールディングス、ニチモウなど魚業関連も上げていました。ただ、いずれも業績の裏づけなどはなく、幕間つなぎ的な域を抜けていないものと思われます。

 日経平均は、先物買いに支えられて、プラス圏を維持したものの、指数の動きと相場の実態は大きくかい離したものになっています。今晩、欧州でギリシャ第二次支援の枠組みが決まる(?)可能性があることや、米国の債務上限引き上げ交渉の行方が定まらないことが手控え気分を強めさせています。また、米国株相場の転機になりやすいインテルの決算が発表されたものの、粗利益率が市場予想に届かなかったことや、事業展開に対する懸念などから、夜間取引で同社株が下落したことも見送り気分を強めさせています。朝の書き込みでも書きましたように、米国株は、強い上値抵抗ゾーンに差しかかった所から足踏みに転じており、相場的にも一段高に向かうか、頭を押さえられるかの微妙な段階に入っています。日本株の場合は、自律して動けませんし、どうも円相場がやばい方向に向かいそうな感じになってきましたので、方向感が見極めにくくなっています。日本株については、震災後のレンジ相場から、震災からの立ち直りを映す新たなレンジ相場を模索する段階に入っており、まだ下値も上値も固まっていないところが弱みになっています。

 まあ、まず米国株の動向を見極めてから動いても遅くないと思いますが…。

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アップル最高益更新効果なく、債務上限引き上げ懸念から小反落して終了
 おはようございます。 欧州では、今晩のEU首脳会議を控え、トリシェECB総裁、サルコジフランス大統領、メルケルドイツ首相との間で、ギリシャ支援スキームに関する最終的な詰めが行われているようです。民間銀行の参加方式をめぐる調整のようですが、結局は時間稼ぎの結果しか出てこないのではないでしょうか。市場では、有効策としての欧州共同債券の発行まで踏み込むkとは無いと見ているようですが、果たして、サプライズが飛び出してくるかどうか…。問題は、米国です。やはり、保守過激派ティーパーティの圧力が強まっているようです。無茶な要求と分かっていても、来年の選挙を考えると支持母体には邪険にできない…。やはり、市場は「ハズミ」を気にしているのでしょうか。

 20日の米国市場動向
 ニューヨークダウ  1万2571ドル91セント -15ドル51セント(0.12%)

 NASDAQ総合指数  2814.23ポイント -12.29ポイント(0.43%)

 S&P500  1325.84ポイント  -0.89ポイント(0.07%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万0055円  +35円

 米国10年物国債金利  2.929%  +0.041%

 ニューヨーク原油  98.14ドル +0.64ドル

 GOLD  1596.9ドル -4.2ドル

 ドルインデックス  74.81 -0.33


 昨日の米国株は、EU首脳会議への期待感から欧州市場が全面高になったものの、債務上限引き上げへの懸念が強く、また、前日急伸した後だけに、利食い売りが先行。反落して始まりました。前日、引け後に発表されたアップルの過去最高利益更新も特別材料視されず、好業績株が個別に買われる程度で、全体への波及効果はなく、午前中は前日引け値を頭に小動きの展開でした。午後になると、インテル決算への期待感から買われ、1万2603ドルとこの日の高値をつける場面もありましたが、利食い売りを吸収することができず、引けにかけ下落。結局、主力3指数とも小反落して終わっています。終日、見送り気分の強い展開で、ニューヨークダウの終日値幅は57ドルにとどまっていました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比7438万株減の7億9431万株と閑散商い。騰落状況は、値上がり1695、値下がり1356。

 業種別で値上がりしたのは、投資サービス、銀行、コンピューターハード、ビール、廃棄物処理など。エネルギー、証券も堅調に推移しています。一方、下落したのは、自動車部品、ソフトウェア、ネット関連、装飾品、バイオ関連など。個別では、複数のアナリストが、割安感や増資の不要説から買い推奨したバンクオブアメリカが3%近い上昇になったほか、アメリカン航空の親会社からエアバス社とともに大型受注(460機)があったボーイングが2.2%上昇。過去最高決算を発表したアップルは、2.7%の上げにとどまっていました。また、引け後に決算を発表したインテルは売上げ、利益とも市場予想を上回ったものの、粗利益率が市場予想に届かなかったことや、スマートホン、タブレット端末への対応の遅れなどを懸念し、引け後の取り引きでは小安くなっているようです。

 米国株は、前日急伸したことや、債務上限引き上げ交渉の遅れを嫌気し、利食い売りに反落しています。先日も、ニューヨークダウは急騰したものの、三本新値は依然陰転したままで、まだ強気転換していないことを書きました。また、前日高値は1万2607ドル、この日は1万2603ドルと、1万2600ドル台の頭の重さが目立ちますが、このゾーンは、以前、目先の上値抵抗ゾーンとして紹介した2月高値、4月初旬高値を結ぶラインがあります。三本新値が陽転していれば、一気に抵抗帯を突破したのでしょが、まだ、弱気が支配しているだけに頭を押さえられたものでしょう。当面、このライン突破が一段上昇のカギになります。どうやら、インテル決算も支援材料にならなかっtようですから、債務上限引き上げ交渉の結果をまつしかないのでしょうか。

 米国株は小反落したものの、CME日経平均先物は、大証先物終値を35円下回る1万0055円で帰ってきました。レンジは9990円~1万0060円。為替は、欧米債務交渉の行方を見たいということから、安全通貨としての円買いが続き、対ドルは78円80銭台。対ユーロは112円10銭台と高止まりが続いたままです。国内に帰ってからは、対ドルが78円80銭台とい海外水準を受けた始まりになっていますが、対ユーロは112円40銭台とユーロの買戻しが進んでいます。本日の日本株は、CME水準にサヤ寄せする格好で先物買いが先行。しっかりの始まりが予想されます。ただ、米国市場でアップル効果が期待はずれになったことや、ハイテク株が売られた流れを受け、外需株は軟調な流れになることが予想されます。引き続き、国内的な要因で業績向上が予想される個別の材料株や、内需主力株が買われる展開になりそうです。当面の日本株は、新たなレンジの上限と下限を模索する動きから、指数的には膠着感を強めた動きになりそうです。
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米国株高、原発事故収束の前進などを交換し反発。1万円大台を回復して終了。
 20日水曜日の日本株動向

 日経平均株価終値:1万0005円90銭 +116円18銭    日経平均先物終値:1万0020円

 TOPIX終値:860.66ポイント +6.91ポイント  騰落状況:値上がり947、値下がり547

 出来高概算:15億3902万株     売買代金:9833億円

 日経平均サイコロ:7勝5敗    騰落レシオ:125   RSI:61

 25日線かい離: +2.2%      日経平均25日移動平均線:9790円(前日比18円上昇)   


 本日の日本株は、好調な企業決算や債務上限引き上げに関し前進があったことを好感。米国株が大幅高になった流れを受け、反発して終わりました。CME日経平均先物が大証先物終値を105円上回る9995円と1万円大台近くで終わっていたことから、サヤ寄せする格好で先物買いが優勢となり、1万0010円と高寄り。先物買いが先行したことから、裁定買いも活発に入り、日経平均の現物も1万008円と、大台に乗せてスタートしました。米国でアップルが過去最高の決算を計上したことや、IBMが好決算を背景に急伸した流れを受けハイテク株が買われていました。特に、四半期の「アイホン」の売上が2000万台の大台を超えたことを受け、ソフトバンクやファナックんど関連株が買われています。また、政府が原発事故収束へ向けての工程が第二ステップへ移行する…としたことから、電力株に買戻しが入り東電が急伸したことも、全体の買い安心感に繋がりました。ただ、米国債務上限引き上げや、明日開催されるEU首脳会議の結果を見極めたいというムードが強く、売買代金は1兆円の大台を下回り、日経平均の終日値幅も56円の小幅にとどまっています。

 業種別の動きを見ると、原発事故収束の工程前進を好感した電力・ガスが値上がりトップ。精密機器、保険、鉱業、ゴム、電気機器などが上げ、全33業種中26業種が上昇。一方、空運、倉庫、運輸、その他製品などが売られ、7業種が下落していました。個別では、震災特需で業瀬の増額修正期待があダイユーエイトがストップ高までまで買われたほか、プリマハム、トピー工業、日本ケミコンなどが業瀬の増額修正を受け買われるなど、業績感応を強めた展開になりました。昨日、米国市場の引け後に発表されたアップルの予想を上回る決算を受け、GLOBEX夜間取引市場で米国株が高く推移していることから、今日の日本株は、今晩の株高を先行して織り込む格好になっています。

 また、大きな窓を空けてしまいました。日本独自の材料で動けないだけに、前日の米国市場次第で、上に行ったり下に行ったりで、窓だらけになっています。とりあえず。200日線を回復してきたことで、レンジ相場の下限が200日線になる期待感が強まったことはいいことです。後は、今晩のインテルの決算。昨日発表された半導体のBBレシオは良くありませんでし、アップルのアイホンやアイパッドの販売台数が伸びたということは、インテルの半導体が納入されるパソコンの販売不振の裏返しということでもあり、手放しで期待することはできません。デルやヒューレッドパッカードなどは安売りで販売台数を維持しているようですから、落ち込みは無いのかもしれませんが、市場は、スマートホンやタブレット型端末への同社の対応を読みに行きますから、果たして市場が満足するような成果を残してくれるかどうか…。このところ、同社の決算発表はポジティブサプライズをもたらし、相場の上向き転換の契機になりましたが、期待はずれになると、弱気相場への転換点にもなりかねません。まあ、アジアのパソコン需要やアイホン向けも開拓しているようで、失望させるような内容にはならないと思いますが、果たしてどうか…。

 ただ、全体相場は、以前から書いているように、新たなレンジを模索する相場…。世界的に、財政出動に依存して急回復した景気は、財政や金融の支援なしに民間主導で自律した流れに移行できるかを試されている段階。支えが外れた以上、これまでのような高い成長は望めず、当面、どのくらいが巡航速度なのかを模索している段階といえるのでしょう。そんな相場は、足元を確認しながらになりますから、相場のほうも当然、ステップを固めながらの上昇になりますから、レンジ相場を積み重ねる格好になっていくはずです。こうなると、主力株は動きづらくなり、成長力のある中小型が買われる「二極化」相場に変化していくことになります。今日も新高値銘柄は72銘柄に達していますが、いずれも、独自の業態をもつ成長力の強い企業ばかりです。

 以前から書いているように、今回の震災を景気に国民のライフスタイルが大きく変化。また、電力を多消費する大量生産・大量消費型の企業は否応無しに成長に制約を受け、海外に出ざるを得なくなります。産業構造自体が大きく変わろうとしている時に、旧態依然とした企業で構成される指数が果たしてどんどん上昇していけるものかどうか…。米国で、重厚長大産業が成長を終えた黄金の60年代のあと、ニューヨークダウは20年近く700ドルから1000ドルのレンジ相場に移りました。しかし、この間に、IBMやユーレッドパッカードなど新しい産業群が育ち、彼らが属したNASDAQ市場は右肩上がりの上昇に転じています。ニューヨークダウにこだわっていたら、見えなかった変化です。先日も書いたように、今の日本では、節電や省エネなど新しいニーズが生まれ、中小企業が続々と新製品を市場に投入。少し違う側面から見たら、経済の景色はまったく違うものになります。

 あまり、くどくどと書くと長くなりますので、この辺で止めときますが、いまの相場はバブル崩壊から立ち直り始めた2003年後半から2005年前半にかけての階段相場と似ています。新しいレンジ模索は始まったばかりですから、その分二極化の流れも続くことになります。個性の強い企業が面白くなります。まあ、あまり指数にこだわらないことです。
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債務上限引き上げ問題の進展、予想を上回る住宅着工、IBMの好決算など好材料相次ぎ、急反発…今晩はアップル効果か?
 おはようございます。 8月2日のタイムリミットまで2週間を切り、デフォルト(実際にはなることはないのだが…)懸念がでていた米国債務上限引き上げに関する混乱が、複数の超党派議員が提出した法案でまとまる方向に動き出しました。強硬姿勢を続けてきた共和党内にも、妥協点を探る動きが台頭。ようやく議員としての「理性」が働き始めたようです。同法案に対しては、これまで共和党案に拒否権を発動する方針を出していたオバマ大統領も賛意を表していると言い、どうやら、解決へ向けて大きく前進し始めたようです。ただ、中間選挙で共和党躍進の原動力になった草の根保守運動のティーパーティーはいまだに、強硬姿勢を続けており、まだ、流動的な要素も残っているようです。保身に走るどこかの国の議員さん達と違って、理性のかけらがのこっているだけ、まし、といえそうです。

 19日の米国市場動向
 ニューヨークダウ  1万2587ドル42セント +202ドル26セント(1.63%)

 NASDAQ総合指数  2826.52ポイント +61.41ポイント(2.22%)

 S%P500  1326.73ポイント +21.29ポイント(1.63%)

 CME日経平均先物(円建て) 9995円  +105円

 米国10年もの国債金利  2.888% -0.045%

 ニューヨーク原油 97.50ドル +1.17ドル

 GOLD 1601.1ドル -1.3ドル

 ドルインデックス 75.13  -0.29


 昨日の米国株は、21日のEU首脳会議でギリシャ支援問題の進展があるとの観測で欧州主要株式市場が上昇したことや前日引け後に発表されたIBMの決算が市場予想を大幅に上回ったことを好感し、買いが先行。反発してスタートしました。また、朝方発表された6月住宅着工件数が市場予想を大幅に上回る二桁増となったことや、難航していた債務上限引き上げ問題が、超党派議員の提出した法案でまとまりそうな動きになったことも好感され、終日堅調な相場展開が続き、引け近くにニューヨークダウはこの日の高値1万2607ドルをつけています。好材料が続いたうえに、この日決算を発表したコカコーラやハーレーダビッドソンなど主力企業の決算が、いずれも予想を上回ったことから、決算への期待が強まり、終日、上げ歩調となり、結局、主力3指数とも大幅反発して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比260万株減の8億6868万株。騰落状況は、値上がり2417、値下がり632でした。

 業種別に値上がりしたのは、コンピューター関連サービス、住宅建設、旅行代理店、半導体、ソフトウエアなど。一方、下落したのは金価格の下落を受けた貴金属、金鉱山が上位になったほか、非耐久消費財、ヘルスケアサービス、保険代理業なども冴えない動きでした。ニューヨークダウ採用銘柄のうち、下落したのは、スリーエム、バンクオブアメリカ、ジョンソンアンドジョンソンの3社のみ。IBMの好決算が刺激となり、インテルが3.5%、マイクロソフト3.6%、コカコーラ3.3%が3%を超える上げになりました。全体をリードしたIBMは5.7%の上昇。またこの日引け後に発表されたアップルの決算は、売上高が285.7億ドル(予想250.7億ドル)、EPS7.79ドル(同5.84ドル)と売上、利益とも市場予想を大幅に上回るもの。アイホンとアイパッドの」売上が予想を上回る伸びになったことが原動力になったようです。今晩の市場への大きな刺激材料になりそうです。

 昨日の書き込みで、米国株は底打ちした可能性が高い…としましたが、市場内部要因や外部要因で好材料が相次ぎ、急反発して終わりました。先週の上髭や下ヒゲを残す気迷い感を打ち消す上げになり、相場的には強気の方向に傾いたようです。ただ、ニューヨークダウ、NASDAQ総合指数とも、まだ3本新値は陰転したまま…。今晩以降の動きで陽転し、テクニカル的にも強気相場入りが確認できるかが焦点になりそうです。アップルのサプライズ決算に加え、今晩はたびたび相場の転機になってきたインテルの決算が発表されます。市場では、エネルギー株とハイテク株という相対立する業種の綱引きが続いていますが、この状況が続けは相乗効果となって指数の上げに繋がるだけに、動きが注目されます。

 米国株は大幅反発。CME日経平均先物は、米株上昇や円相場の安定を受け、大証終値を105円上回る9995円で帰ってきました。レンジは9870円~1万0005円でした。円は、21日開催のEU首脳会議への期待からユーロが買われ対ユーロは112円台に軟化したものの、米国金利の低下を受け対ドルは79円10銭台と高止まりを続けたままです。国内に帰ってからは、ほぼ海外終値を受けた水準で推移sています。本日の日本株は、為替の安定、欧米株高、米国債務上限引き上げ問題の進展、CME日経平均先物高を受け、買い先行で始まりそうです。ただ、円が高止まりを続けていることから、前日に続き、小売りや個別の好材料株など内需系が買われることになりそうです。アップルの絶好調な決算を受けた関連株やネット関連が引き続き注目されます。
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海外株安を受け反落するも、米企業業績への期待感から下げ幅は限定的
 19日火曜日の日本株動向

 日経平均株価終値:0889円72銭 -84円75銭     日経平均先物終値:9890円

 TOPIX終値:853.75ポイント -5.61ポイント   騰落状況:値上がり675  値下がり841

 出来高概算:14億9946万株      売買代金:1兆289億円

 日経平均サイコロ:7勝5敗   騰落レシオ:129   RSI:63

 25日線かい離:プラス1.2%     日経平均25日移動平均線:9772円(前週末比13円上昇) 


 3連休明けの日本株は、欧州債務国問題や米国債務上限引き上げ問題が難航していることを嫌気し欧米市場が下落したことを受け、売りが先行して始まりました。CME日経平均先物が、先週末の大証先物終値を105円下回る9895円で帰ってきたことから先物に売り圧力がかかったものの、日経平均200日線を意識した買いが入り、先物はCME終値を上回る9930円でスタート。これを受け、日経平均現物の寄り付きは9921円。前週末比53円安と、CME先物の下落幅に比べると小幅安で始まりました。欧米市場で銀行株が売られた流れを受け金融株の動きが冴えなかったほか、欧米市場の債務問題を受け、円の独歩高になったことを受け、精密や電気製品、輸送用機器など外需関連が売られていました。円高が進行したことで、ドルやユーロ建ての日本株が上昇。欧米市場からの利食い売りが出る動きもあったようです。

 一方、アジア系資金と見られる買いが内需系の株を中心に入り、下値をささえたことで、にっけいへいきんの下落幅は限定的なものになっています。引けにかけ、先物価格が、CME終値にサヤ寄せする格好で下落。裁定解消売りなどから、日経平均はやや下落幅を拡大。安値引けしています。欧米債務問題に解決の糸口が見えないことから、慎重な姿勢を続ける投資家が多いものの、今晩から米国で本格化する企業決算への期待感もあり、全般的に売り急ぐ動きはなく、日経平均の終日値幅は56円にとどまっています。

 欧米株安を受けアジア株が軟調に推移したことも見送り気分を強めさせたようですが、米国株のほうは、GLOBEX夜間取引市場で、IBMNの予想を上回る決算を好感して上昇しており、全体的に売り込みにくかった、ところもあるようです。業種別にみると、マレーシアの格安航空会社との提携が伝えられた全日空の上げを受け航空会社が値上がりトップ。情報通信、卸売り、陸運、不動産。建設など内需系が買われ、値上がり業種は13.一方、証券、その他製品、電気・ガス、電気機器、精密など20業種が下落しています。個別で飼料用藁が放射能に汚染されたことから、市販の飼料需要が高まるとして日本配合飼料が買われたほか、好業績を発表した東洋炭素が上昇するなど、個人を中心にした物色意欲の強さを示す動きになっています。

 相変わらず底堅い動きが続いてます。アジア系資金の買いが下値を支えているようですが、この背景については、レポート直近号で解説しています。安心材料として、目を通しておいてください。相場の現状については、レポート直近号でも説明していますように、新たなレンジを作る相場に入っています。現在は、レンジの下限を模索する段階ですが、下限が200日線になるのか、前のレンジ相場の上限になるのかがまだ分からないようです。200日線の上昇が続いており、今日下回った、といっても、まだ上げ圧力を受けていますので、復帰は早いかもしれません。ただ、同様に下値支持線として期待された26週線は下落が続いており、この下落圧力が今日の下げにつながったのかもしれません。当面、米国株の動向が注目されますが、今日の朝も書いたように、米国株が目先底打ちした可能性が強く、案外早期に200日線復帰はあるのかもしれません。しばらくは、レンジ下限を模索してもたもたした動きが続きそうです。ただ、以前から書いているように、レンジ相場になれば、強力な材料を持つ中小型株が買われる「二極化相場」になるとしました。今日も全般が冴えない中、新高値銘柄は59に達しており、早速、成長性の高い銘柄に物色の矛先が向かっています。

 レポート銘柄からも、本日は、ネットワン、堀場製作所、コメリなど6銘柄が新高値に顔を出してきました。新規の買いは6月までとしておきましたので、そろそろ利食い圏に入った方もおられると思います。ただ、今日も新値更新とともに、売られて安くなるなど、相変わらずのエスカレーター相場になっているものが多くあります。以前から、書いているように、相場は「仕込み」→「仕掛け」→「仕上げ」のステップを踏みますが、角度でみると15度、30度、45度を経て、後はエレベーター相場に移行していきます。この段階になれば、さっさと売りを考えねばなりませんが、一階、一階、乗り換えているうちは売る必要はありません。7月相場は買わないほうが良いとは行っても、エスカレーターの乗り換え段階なら話は別…。日本株も決算発表時期が近づき、ますます、二極化相場を強めていきます。この相場の怖いところは、置いてきぼりを食った株はしばらくほったらかしにされること…。自分の、持っている銘柄は二極化の流れに乗れるのかどうか…。厳しくチエックしておく必要がありそうです。
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欧州金融情勢、米国債務上限引き上げをめぐる混乱を嫌気し下落も、業績への期待感から下落幅圧縮
 おはようございます。 互いが相手を克する7月の「気」の流れが強まっています。欧州ではギリシャ支援問題でロールオーバーの扱いをめぐりドイツとECB・フランスが、格付けへの不信感に対しEUと格付け会社が、米国では債務上限引き上げをめぐり政権と共和党が…それぞれ対立。お互いに相手を圧倒しようと対立関係を強めています。この対立関係は格付け問題を除き、いずれも期限付き…。理性が働いて、妥結の道を探ることができるかどうか…。今週から、来週にかけて山場を迎えますが、果たして…。

 18日の米国市場動向
 ニューヨークダウ  1万2385ドル16セント -94ドル57セント(0.76%)

 NASDAQ総合指数  2765.11ポイント -24.69ポイント(0.89%)

 S&P500  1305.44ポイント  -10.70ポイント(0.81%)

 CME日経平均先物(円建て) 9865円 -105円

 米国10年もの国債金利  2.933%  +0.022%

 ニューヨーク原油  95.93ドル  -1.31ドル

 GOLD  1602.4ドル  +12.3ドル

 ドルインデックス  75.37  +0.25


 週明けの米国株は、21日に予定されるEU首脳会議でのギリシャ支援問題が不調に終わるのでは…との懸念から欧州市場が全面安となったことを受け、反落スタートになりました。欧州と同様に米国も債務上限引き上げ問題を抱えており、8月2日の期限切れを控えデフォルト(債務不履行)懸念が高まっていることから、売りに拍車がかかり、より後に、ニューヨークダウは、一時、前週末比189ドル安の1万2296ドル安値まで売り込まれました。欧州で銀行株が売られた流れを受け金融株が売られたほか、景況感の悪化やドル高を受け原油価格が軟化。エネルギー株が売られたことも指数の足を引っ張りました。ただ、今晩から決算発表が本格化することから、好決算を期待した買いが増加。引けにかけては下落幅を約90ドルほど縮めています。ただ、プラス圏に浮上することはできず、結局、主力3指数とも反落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前週末比2億90万株減の8億7127万株。騰落状況は、値上がり454、値下がり2603と、ほぼ全面安商状。

 業種別に値上がりしたのは、金価格の過去最高値更新を受け、貴金属、金鉱山がトップ。鉱山株、石炭株など資源株が続きました。また、コンピューターハードも堅調。一方、下落したのは、不動産担保金融、タイヤ、航空機、出版、損保など。企業業績の悪化で売られたものが多くなっています。ニューヨークダウ採用銘柄のうち、上昇したのは、シェブロンだけ。アルコアやバンクオブアメリカ、ボーイング、トラベラーズがそれぞれ2%を超える下落になっています。個別では、資本増強要請や金融商品の買戻しなどから配当原資が毀損されることを嫌気してバンクオブアメリカが2.8%下落。この日、引け後にIBMが決算を発表していますが、売上、利益とも予想を上回っています。

 ニューヨークダウは、一時、1万2300ドルの大台を割り込みました。直近レポートでも、先週の日中足が上下にぶれる日が多くなっていることや、下値が切り下がっていることを懸念しましたが、やはり、下値に振ってきまいした。これまで下値支持として機能してきた13週線を切り込んでおり、新たな支持線を模索する動きになっています。ただ、昨日は1万2300ドル割れから反転していますが、このゾーンは、上昇中の25日線、26週線に対応したもの。過去、下値支持力は13週線より強かったので、そろそろ底がための動きに入りそうです。今晩から、ニューヨークダウ採用銘柄をはじめとする主力企業の決算発表が本格化しますが、内容次第で底打ちのきっかけになるかも…。

 米国株は、反落。CME日経平均先物は、先週末は1万円大台に乗せて終わったものの、昨日は欧米株安を嫌気。週末の大証終値を105円下回る9865円で帰ってきました。レンジは1万50円から9715円。為替は、21日のEU首脳会議でギリシャ支援問題に進展が見られるのではとの観測から、ユーロを買う動きがあったものの、欧米株安から、円への通貨逃避が続き、対ドルは79円05銭、対ユーロは111円52銭と依然高止まりしたまま。国内に帰ってからは、対ユーロがやや軟化しているものの、対ドルはじり高基調にありあす。本日の、日本株は、海外株安やCME日経平均先物安を受け、軟調な始まりが予想されます。CMEのレンジが335円と大きく、どちらに収斂するかは先物筋次第の展開。先週に続き、主力株は動きつらい展開になりそう。売り一巡後は、前週末にかけ芽生え始めた小売りや節電関連株を買う流れに戻りそうです。直近レポートでも示したように、当面は、新しいレンジ相場の下限ラインを模索する動き…。まず、200日線を維持できるかどうかがカギに…。しかし、基本は「二極化」相場。強い材料を持つ銘柄の右肩上がりは続く…。長い目で見てネット株を。
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悪化した景気指標と企業業績への期待感が交錯。期待感が勝り反発して終了
 おはようございます。 注目のEU域内銀行90行に対するストレステストの結果が公表されました。不合格は8行(スペイン5、ギリシャ2、オーストリア1)ということで、市場予想を大幅に下回りました。確か、ドイツの銀行がひとつ問題になっていたはずですが、予想どおりというか、合格したようです。でも市場の反応はもうひとつのようで、欧州主要市場は総じて安く終わっています。ギリシャ国債の価値が割高に見積もられるなど、評価基準自体に問題があると市場は見ているようです。21日にEU緊急首脳会議を開催し、ギリシャ支援問題などが話しあわれるようですが、ドイツは「9月までに決めれば良い…」などと悠長に構えているほか、民間にも負担させる方針に固執しており、会議で結論を出すのは難航しそうです。そういえば、ドイツは新たな格付け機関を設立する案を持ち出しましたが、民間銀行の(ギリシャ国債の)借り換えをデフォールトと看做すという格付け会社へのけん制でしょうか。そんなに、格付け会社を刺激したら、やばいんでないの…。

 15日の米国市場動向
 ニューヨークダウ  1万2479ドル73セント +42ドル61セント (0.34%)

 NASDAQ総合指数 2789.80ポイント +27.13ポイント(0.98%)

 S&P500  1316.14ポイント +7.27ポイント(0.56%)

 CME日経平均先物(円建て)  1万0005円 +35円

 米国10年もの国債金利  2.911% -0.046%

 ニューヨーク原油  97.24ドル +1.55ドル

 GOLD 1590.10ドル  +0.8ドル

 ドルインデックス  75.13 -0.08 


 昨日の米国株は、経済指標への失望感と企業業績への期待感が交錯し、値動きの荒い展開になりました。朝方は、前日引け後に発表された検索大手グーグルの決算で四半期ベースの売上が過去最高になったことを受け、ハイテク株やネット株を中心に買われ、反発してスタート。欧州のストレステストの結果、問題行の数が予想を下回ったことを好感。ユーロが買い戻されたことから原油価格が上昇。資源・エネルギー株が上げたことも指数の押し上げに寄与し、ニューヨークダウは寄り後、すぐに1万2504ドルとこの日の高値をつけています。その後、発表された経済指標がいずれもさえないものになり、急速に上げ幅を圧縮。ニューヨークダウは、前日比マイナスに下落。短時間に100ドル近く下落し1万2406ドル安値をつけています。その後は、前日引値をはさんで神経質な動きなったものの、引けにかけては来週決算発表を控えるアップルなど主力企業への期待感から、値を戻し、結局、主力3指数とも反発して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比1億4855万株増(SQ分含む)の10億7217万株。騰落状況は、値上がり1831、値下がり1178でした。

 業種別に値上がりしたのは、インターネット関連が値上がりトップ。原油価格の上昇やエネルギー関連へのM&Aを受け、石油探査、パイプライン運営、石油周辺サービスなどの上げも目立ちました。石炭株も堅調でした。一方、軍需関連、損保、航空会社、保険ブローカー、住宅建設などが冴えない動きでした。個別では、過去最高の売り上げを計上したグーグルが13%急伸した影響を受け、ネット競売のイーベイや同業のヤフーなども買われています。また、玩具メーカーのマーテルが、予想を上回る第二四半期の利益を受け買われたほか、家庭用線材メーカーのクロロックスや石油・天然ガスのペトロホークエナジーが、M&Aの材料で急伸していました。ニュヨークダウ採用銘柄は、アルコアやキャタピラーなど景気敏感株やマイクロソフト、IBMなどハイテク株が買われたものの、マクドナルドやコカコーラなど食品やトラベラーズ、JPモルガンなど金融関連が冴えず、値上がり、値下がりは同数(15銘柄ずつ)となりました。

 ニューヨークダウは、景気指標悪と企業決算への期待感が交錯して、荒っぽい動きになりました。前日に続き下落中の5日線を意識した頭の重い展開になっています。下値は、13週移動平均線、75日線という、上昇中の移動平均線に支えられ底堅い動きにあるものの、このところ、じょじょに下値を切り下げる動きにある点は気になるところ。ミシガン大消費者信頼感指数、ニューヨーク連銀製造業景況指数などともに7月の経済統計が大幅に悪化している点は注意が必要。来週は5日線の下落圧力と二つの移動平均線の支持力の鬩ぎあいになりそうです。そのカギを握るのが企業決算の発表。最近の景況感の悪化で、下方修正されているものが多く、案外サプライズをもたらすものの出てくるかも…。

 米国株は反発。CME日経平均先物は、大証先物終値を35円上回り、1万0005円と大々台に乗せて帰ってきています。海外市場で円は対ドルが79円11銭、対ユーロは111円90銭台と、依然、円高圧力がかかったままの終わりになっています。連休明けの日本株はCME先物高に支えられ堅調な始まりが予想されるものの、米国格下げ懸念やギリシャ支援問題など懸念材料も多く、突発的な悪材料出現を嫌気し、主力株は動きづらくなるか…。業績変化率の大きい銘柄の個別物色へ…。
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3連休控えで小動きになるも、下値不安が遠のき材料株中心に堅調な終わり
 厚いですね~。クーラーのない部屋にパソコンがありますので、すぐに悲鳴が上がります。反応速度が遅くなってきたので、クールダウンしていました。何とか再起動しましたが、机の上の何もかもが熱を帯びています。パソコンもそろそろ寿命が近づいているような感じ…。クーラーを入れなかったら熱中症でお釈迦になるかも。悲鳴をあげる前に書くものだけ書いておきましょう。

 15日の日本株動向
 
 日経平均株価終値:9974円47銭 +38円35銭   日経平均先物終値:9970円

 TOPIX終値:859.36ポイント  +2.48ポイント  騰落状況:値上がり916 、値下がり595

 出来高概算:14億7291万株       売買代金:9759億円

 日経平均サイコロ:8勝5敗   騰落レシオ:128   RSI:72

 25日線かい離:+2.2%     日経平均25日移動平均線:9754円(前日比18円上昇)


 本日の日本株は、米国株がバーナンキFRB議長のQE3時期尚早発言から反落した流れを受け、小幅安ではじまりました。CME日経平均先物が、前日の大証終値をわずか10円下回って帰ってきただけに、先物も9920円と大きな波乱なく寄り付いています。昨日は、同議長のQE3容認発言からドルが下落。円高になったことが嫌気され下落につながりましたが、今日は、一転して時期尚早発言が飛び出し、円相場が再び79円台に入ったことも投資家に安心感を与えたようです。また、利上げ後の中国・上海市場が堅調に推移していることや、昨日下落した米国株が、グーグルの予想を上回る決算を好感し、GLOBEX夜間取引市場で上昇していることも相場を後押し。建設株が買われたほか、冬場のエコポイント制度復活などを手がかりに家電量販店など小売り関連が上げるなど、内需株中心に買われ、日経平均はより後に、9985円とこの日の高値をつけています。ただ、日本市場が3連休を控えていることや、今晩、米国で重要な経済指標の発表を控えていることで、主力株中心に見送り気分の強い展開となり、終日値幅は66円と、小動きにとどまりました。引けにかけては債券先物が軟化するとともに、株先物に階が入ったことを受け、日経平均は小幅反発して終わっています。

 全33業種中、値上がりしたのは24業種。陸運、石油・石炭、機械、建設、証券、小売りなどが値上がり上位。一方、値下がりしたのは9業種。鉱業、その他製品、海運、空運、輸送用機器などの下落が目立ちました。個別では、昨日好調な受注状況を発表した機械から、オークマ(3月下旬~レポート注目中)が大台を変えるなど、全般に業績の好転を先取りする動きが強まっています。また、家電エコポイントにLED照明が採用される可能性が出てきたことで、岩崎電気やIDECなど、関連株が賑っていました。

 立会時間中に、ポルトガルの住宅担保ローン証券などの格下げやムーディーズに続き、S&Pが米国債の格下げ方向での見直しを発表するなどマイナス材料はありましたが、FRBがQE3への含みをもたせたことや、国内で2次補正の審議が始まるなど景気への下支え効果のある政策が動き出したことから、下値不安が遠のき、好業績ものや、投資判断や株価目標の変更があったもの、テーマ株などが個人を中心に積極的に買っていこうという動きが強まっています。日本株は、底割れ懸念から脱し、震災後のレンジ相場から、一段上で新たなレンジ相場の形成に入るとしまいsたが、どうやらその動きが始まってきたようです。前回のレンジが9400円~9750円ですが、今回のレンジは20日線(または、前回レンジの上限9750円付近)を下値にする動き…。まだ、下限がどちらになるかは分かりませんが、下値に関する不安がなくなれが、再び、中小型の材料株が動き出して来るとしました。特に、レポートで取り上げてきたものが注目されるとしましたが、今日は、免震関係の株が戻り高値を更新、ガイガーカウンター関連が証券会社の投資判断上げから急伸、農業復興関連も高値に接近、クラウドサービス関連も年初来高値更新、医療費圧縮関連も大台を変えて終わるなど、予想通り一斉に動き出してきました。また、先行していたプラント設備関連も25日線で下げ止まり次の出直りのタイミングを迎えています。

 まだ、エスカレーター相場の範囲内ですから、一喜一憂する必要もありませんが、相場全体が業績感応色を強めており、案外早く目先の仕上げがくるかもしれません。ただ、あわてて売ってしまうと、買い戻すことが難しくなりますから、よほど資金が要るとき以外は種玉としておいておいたほうが良いと思います。まあ、全体が方向感を失うなか、個別の材料株hが賑う展開になりそうです。株価の分析などは、直近のレポートで行いますので、そちらをご覧ください。なお、今回は月曜日が休日になりますので、配信は月曜日になりますのでよろしくお願いします。今月、来月と「気」の乱れが続きますので、銘柄選別に当たっては、とにかく、再起可能を条件に選別することが大事…。 また、パソコンがうなり声を上げてきました。休ませて上げなくては…。
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予想を上回る経済指標で上げるも、バーナンキ証言で水を差され反落
 おはようございます。 7月は前月の安定した運気とは異なり、乱れが生じるとしましたが、このところの相場環境はめまぐるしく変化。「気」の乱れは予想以上に激しいようです。今晩は、米国で消費者物価指数、鉱工業生産指数、ミシガン大消費者信頼感指数、ニューヨーク連銀製造業景況指数という市場が注目する指数が発表される上、株式市場ではオプションSQがあります。加えて、欧州では域内銀行のストレステスト結果発表と、重要なイベントがいっぱい。そんな日に月齢は「満月」で相場の変化日…。揺れ動く「運気」は果たしてどちらに流れてゆくのやら…。

 15日の米国市場動向
 ニューヨークダウ  1万2437ドル12セント  -54ドル49セント(0.44%)

 NASDAQ総合指数 2762.67ポイント -34.25ポイント(1.22%)

 S&P500  1308.87ポイント -8.85ポイント(0.67%)

 CME日経平均先物(円建て) 9920円 -10円
 
 米国10年もの国債金利  2.957%  +0.053%

 ニューヨーク原油  95.69ドル -2.36ドル

 GOLD  1589.3ドル +3.8ドル

 ドルインデックス 75.20 +0.25


 昨日の米国株は、朝方発表された新規失業保険申請件数や小売り売上高などの経済指標がいずれも予想を上回ったことから、買い先行で始まりました。好調な経済指標に加え、前日のFRBバーナンキ議長のQE3実施可能性発言を手がかりに買い進まれ、ニューヨークダウは、一時、前日比90ドル高の1万2581ドル高値まで買われていました。ただ、この日も開催された議会証言で、同議長がQE3実施可能性はあるものの、「今はまだその時期ではない…」と発言したことから、失望売りが広がり、その後は終日下げる展開。QE3を手がかりに上昇していた原油価格が急反落したことから、資源・エネルギー株が売られ指数の足を引っ張ったほか、半導体生産の縮小を懸念したハイテク株の売りも続き、ニューヨークダウは、引け間際に、この日の安値1万2414ドルまで売り込まれていました。結局、反発らしい動きをみせることもなく、主力3指数ともこの日の安値付近で反落して終わっています。ニューヨーク市場の出来高は前日比4216万株増の9億2362万株。騰落状況は、値上がり640、値下がり2400とほぼ全面安に近い状況でした。

 業種別に値上がりしたのは、飲料、タイヤの2業種のみ。レストランや医薬品、ギャンブルなどの下落率が少なかったようです。一方、下落上位は、ホテル、職業訓練、家電、アルミ、半導体・同製造装置など。ニューヨークダウ30種のうち、上昇したのは、この日、予想を上回る決算を発表したJPモルガン(1.84%)のほかマクドナルド(1.0%)など7銘柄。下落銘柄の中では、先日大幅増益決算を発表したアルミ大手アルコアが2.5%近い下落になったほか、バンクオブアメリカ、トラベラーズ、AMEXなど金融関連株がいずれも1%を超える下落になっており弱さが目立ちました。ハイテク株全般が売られるなか、この日引け後に決算発表を予定していた検索大手グーグルも1%を超える下落になりましたが、引け後に発表された決算は売上、利益とも市場予想を上回り、夜間取引市場では8%を超える上昇になっています。

 ニューヨークダウは、この日で3立会日連続で長い上髭をのこして終わっており、1万2600ドル付近の上値の重さが目立っています。下落中の5日移動平均線を嫌気していますが、以前から指摘している2月、4月上旬高値を結んだラインが上値抵抗線として意識されているようです。ただ、下値については1万2400ドル付近の底堅さが目だっていますが、ここには上昇中の13週移動平均線があり、これを下値支持線として意識しているようです。当面、13週線と5日線の間で、レンジ相場を形成する流れか…。注意したいのはNASDAQ総合指数の動き…。三尊天井のパターンができかかっています。もっとも、最近の安値は上昇中の13週線、26週線という2本の支持線でガードされてをり簡単に下押すとは思われませんが…。これまでと違って、単独企業の好決算が周辺に波及しなくなっているのが気がかり…。グーグル決算の相場への影響が注目されます。

 米国株は反落。CME日経平均は、大証先物終値を10円下回る9920円で帰ってきました。レンジは9875円~1万円。前日は、バーナンキFRB議長のQE3発言を受け円高になったことから、CME安につながりましたが、この日は、同議長の早期実施否定発言でドルが買い戻されたことから、下落幅を縮小したものと思われます。海外市場の円相場は、対ドルが79円10銭台、対ユーロが112円をはさんだ動き。国内に帰ってからも、ほぼ、同水準で取引が始まっています。本日の日本株は、CME日経平均先物が落ち着いていたことから、しっかりしたスタートになりそうです。ただ、3連休控えであることや、今晩に重要なイベントを控えていることから、後場からはヘッジ的な動きがつよまり、やや弱含む動きになるかもしれません。今日は、主力株より、中小型優位の展開か…。昨日、好調な受注状況を発表した工作機械など、業績変化率が大きくなりそうな業種に注目…。でも無理はしないほうが…。日本株堅調の裏に、SDRの通貨構成比率が関係しているって話も。
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円高を嫌気して下落するも、介入を思惑し、下落幅を圧縮
 14日木曜日の日本株動向

 日経平均株価終値:9936円12銭  -27円02銭   日経平均先物終値:9930円

 TOPIX終値:856.88ポイント -3.65ポイント  騰落状況:値上がり495、値下がり1041

 出来高概算:17億6786万株       売買代金:1兆1361億円

 日経平均サイコロ:8勝4敗   騰落レシオ:130    RSI:63

 25日線かい離:         日経平均25日移動平均線:


 本日の日本株は、米国株が反発したものの、円が78円台に上昇したことを嫌気し、輸出関連株が売られ、反落し
てのスタートになりました。米株高にもかかわらず、CME日経平均先物が大証終値を下回る9930円で帰ってきてていたことから、先物価格がこれにサヤ寄せする格好で売り先行で始まり、裁定解消売りがでたことから、日経平均現物も前日引値を34円下回る9929円で寄り付いてきました。その後、円が78円40銭台まで強含んだことや、GLOBEX夜間取引市場で、米国債格下げを思惑してニューヨークダウが90ドル近く下落したことを嫌気。日経平均は一時、安値9884円をつける場面もありました。その後、手がかり材料のないままマイナス圏で推移していましたが、引け近くに、ドルがまとまって買われ、円が1円近く急落。79円台半ばまで軟化すると先物に買いが入り、一気に1万円大台まで買い上げられています。これを受け、日経平均も一時前日比プラスになる場面もありました。ただ、ギリシャ国債のジャンク級への格下げ、米国債の格下げ懸念から上値を買い上がる動きはなく、結局、小幅に反落して終わっています。今日も、上昇中の200日移動平均線が下値の支えになったようです。

 引け近くのドルの急騰については、外銀が大量にドルを買ったことが原因のようですが、市場は、円高が進行している時期でもあり、為替介入を思惑して株の買いに回ったようです。政府関係者は介入に関しては、口を濁していますが、財界関係者からの不満が多く政府に寄せられており、委託介入があったのかもしれません。明日も、同じような動きがでるのなら、市場も本気になり、ドルを買い戻す動きになるかも知れませんが、これまでの例でも単発で終わるケースが多く、果たして、どうなるか…。今の民主党政権自体が市場からなめられていますから、変な動きをしたら、帰って投機心を煽ってしまう可能性もあります。まあ、期待しないで見ておきましょう。

 昨日も、今の相場は、震災後の9400円~9750円のレンジ相場から、このレンジの上限または、200日線をベースにした新たなレンジ相場を形成する動きにあるとしましたが、今のところ、市場は200日線(9900円)をレンジの下限と考えているようです。上限については、レポートで次のポイントを明示していますが、大体このゾーンが上限ラインとなり、日柄をかけて次の動きを模索する流れになると思われます。これも想定どおりの動き…。市場が、新たなレンジ形成に自信を持ったら、下値不安が遠のき、再び個別株物色がはじまってきます。指数は、レンジ相場になりますが、業績面で変化率が大きくなりそうなものは、エスカレーター方式でじょじょに買い上げられていくことになるんでしょう。 

 それにしても、欧州ではインフレ過敏症のドイツと自信過剰のフランスが対立。それに傲慢なECBのトリシェ総裁が加わり、問題を複雑化しています。もともと、ややこしい交渉をで対立関係を煽りながら、もうだめだ…と回りが思うと、急転直下握手して妥結するお国柄。多分、また臭いものに蓋をしながら、デフォルトかEU脱退への道筋をつけることになるんでしょう。なにしろ、ギリシャにしてもイタリアにしても南欧の国は楽天的過ぎて、緊縮財政などちまちました生活には耐えられないお国柄ですから…。

 また、米国でも、国会議員は「シットヘッド(ウンコ頭)」とあだ名されるくらいのお国柄。売名のためなら何でもする議員さんが多いのですが、日本と同じように上院と下院でねじれが生じ、物事が先にすすまなくなっています。いま、もめている債務上限変更法案でも、小さい政府を指向する共和党が赤字削減幅を拡大するように要求。この点でなかなか話がまとまらないようです。政府関係者は、今、共和党が要求するような大規模な財政削減を実施したら、偽りの夜明けに騙されて、引き締めに転換。デフレの渕に突っ込んでいった日本の二の舞になると考えており、なかなか妥協点を見出せないようです。来年、大統領選挙を控えており、共和党も実績を残さずに、引くことはできませんから、今回ばかりは何が起こるか予想がつきません。どこかの国のサラリーマン議員は、問題外…。自らの職をなげうって、国政に尽くそうという議員は皆無。菅首相を引きずり下ろすすべがないというなら、被災地をそのままにしておけないなどと格好いいことを言わないで、さっさと議員全員辞めてしまえば話が早い。結局、失業者になるのが怖い連中しかいないということか…。米国のシットヘッドな議員さんたちより、職にしがみついている分、始末が悪い。まあ、政治の季節ということか。

 以前から書いているように、今は、運気が逆向かい…。うまく立ち回ってやろうと思っても簡単にはいかない。ここは株価の成長が期待できるものを、じっくり仕込んで、日柄が満ちるのを待つところ…。明日15日が「満月」で相場の変化日にあたりますが、果たしてどう変化するのか…。国債格下げ懸念で下げていた米国株はGLOBEX夜間取引市場で上げに転じていますが…。

 変な話ですが、菅首相が無茶苦茶やってくれているおかげで、企業は独自にエネルギー確保に動いたり、海外企業を買収したり、工場の分散化を進めたり、クラウドサービスを利用したり…と、今までに無く動きが活発になっていますが、これは、株式市場にとってはマイナスの話なのでしょうか?クラウド関連のネットワン(6月19日号注目株)、本日も高値更新してきました。「待てば海路の日和あり」ですね。今日はこれから出かけますので、書きなぐってしまいました。支離滅裂でごめんなさい。
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QE3期待で急反発するも、債務上限引き上げ法案の行方や欧州情勢を懸念し上げ幅を圧縮
 おはようございます。 昨日も書いたように、格付け会社が大活躍しています。ギリシャ支援スキームで、民間部門のロールオーバーを債務不履行(デフォルト)と看做す…と強硬姿勢を続けていたフィッチが、二次支援の遅れを理由に同国国債のジャンク級(投資不適格)への4段階引き下げを発表。米国では、債務上限引き上げ法案の審議難航を理由に、ムーディーズが、米国債を引き下げ方向で見直す、と発表。GLOBEX夜間取引市場でニューヨークダウ先物は90ドル近く下落しています。欧州は、ECBトリシェ総裁の強硬姿勢、資金拠出をしぶるドイツ、金融不安のイタリアへの波及を防ぎたいフランス…など、政府間の思惑が対立。米国では、債務上限引き上げ法案を政争の道具とする共和党の強硬姿勢で、8月2日の期限内妥結に暗雲が生じるなど、政治が経済のリスクに発展するケースが増えています。日本の政治ごっこは論外ですが、欧米を含め、はずみで何が起こるかわからないリスクが高まっています。まあ、欧米は大人の政治家が多いですから、最後は、大人の解決をするのでしょうが…。「気」の乱れは、まだまだ続く。

 13日の米国市場動向
 ニューヨークダウ  1万2491ドル61セント +44ドル73セント(0.36%)

 NASDAQ総合指数 2796.92ポイント +15.01ポイント(0.54%)

 S&P500  1317.72ポイント +4.08ポイント(0.31%)

 CME日経平均先物(円建て) 9930円 -20円

 米国10年もの国債金利  2.904%  +0.023%

 ニューヨーク原油  98.05ドル +0.62ドル

 GOLD  1585.5ドル  +23.2ドル

 ドルインデックス 75.02 -1.06


 昨日の米国株は、中国のGDP統計や鉱工業生産が予想を上回り、景気の拡大傾向が続いていることが確認できたことを好感。買い先行でスタートしました。原油在庫の予想を上回る減少やイタリアで財政緊縮法案の成立可能性が高まったことからユーロが買い戻されドルが下落したことなどから、原油価格が上昇。これを受け資源・エネルギー株が買われたことも指数を押し上げました。この日開催された議会証言で、バーナンキFRB議長が、冴えない景気や雇用情勢を受け、追加的な金融緩和を実施する可能性もあることに言及。これを好感した買いが増加し、ニュヨークダウは、一時、165ドル上昇し、1万2611ドルと、この日の高値をつけています。ただ、欧州金融情勢への根強い懸念があることや、債務上限引き上げ法案に関し、ベイナー下院議長が強硬発言をしたことなどから、売り物が増加。次第に上げ幅を圧縮しています。結局、主力3指数とも反発して終わったものの、ニューヨークダウが高値から120ドル上げ幅を圧縮するなど、上値の重さが目立つ展開でした。ニューヨーク市場の出来高は前日比4157万株減の8億8146万株。騰落状況は、値上がり2049、値下がり980でした。

 業種別の値上がり上位は、金の最高値更新を映し、貴金属、金鉱山が上位を占めました。また、これに鉱山株、石炭、非鉄金属が続くなど資源関連の上げが目立ってます。エネルギー、メディア、素材も堅調。一方、玩具、ビジネス支援サービス、レジャー用品、住宅建設などが下落。昨日に続き、半導体生産の縮小を懸念し、半導体・同製造装置も冴えませんでした。ニューヨークダウ採用銘柄は幅広く買われ22銘柄が上昇したものの、1%を超えル上げになったものは、キャタピラー(1.6%)、メルク(1.1%)、ウォルトディズニー(1%)の3銘柄だけ。個別では、JPモルガンが投資判断を「アウトパフォーム(買い)」とした、グーグル、アマゾン、ネットフリックスの上げが目立ちました。

 二ユーヨークダウは、4日ぶりに反発したものの、昨日に続き、長い上髭を残す頭の重さを示す展開になりました。下落中の5日移動平均線を意識しているところもありますが、さきごろ指摘した2月、4月初旬高値を結ぶラインが上値抵抗線として戻りを押さえている動きになってきたようです。今晩から、検索大手グーグルやJPモルガン、半導体のフエアチャイルドなど有力企業が決算発表をしてきますので、内容次第のところはありますが、格付け会社の強硬な動きや政治の混乱を考えると、目先は頭の重い展開が続きそう。当面、26週線、100日線付近が焦点になりそう。(急転直下、政府と共和党が合意する可能性はないのでしょうか。折角、格付け会社が尻をたたいてくれているんですから…)

 米国株は4日ぶりに反発。CME日経平均先物は、円の78円台への上伸にもかかわらず、大証先物終値を20円下回る9930円と、しっかりに帰ってきました。レンジは9800円~10015円。為替市場では、ユーロが買いなおされたことから、対ユーロは112円付近に軟化したものの、バーナンキ議長が議会証言で追加的な金融緩和に言及したことから対ドルで円が上昇。78円80銭台になっています。国内に帰ってからは、対ドルが78円90銭台、対ユーロは112円20銭台にやや軟化して始まっています。本日の日本株は、引け後に発表された、ギリシャ国債の格下げ、米国債の引き下げ方向での見直し宣言の市場への影響を見定める展開になりそうです。昨日は、意味不明の買いが入り、日本株は反発しましたが、昨日発表された裁定取引状況で裁定買い残が1544億円増加。残高は1兆3640億円と4ヶ月ぶりの水準に増加してきています。レポートやこのブログでも、先物買いを先行させて裁定買い残を積み上げる狙いがあるのでは…としましたが、どうやら、その動きが始まっているようです。買い残を増やすだけ増やしておいて、日本政府の震災対応の遅れが景気の足を引っ張る…とか難くせをつけて格下げすれば、ひとたまりもありません。まあ、ひとつの可能性として頭に入れておけば良いと思いますが、当面は、新しいレンジ作りの相場。業績感応を強め始めていますので、目先のドタバタ愛好家にとっては面白い相場になるのかも…。GLOBEX夜間取引市場の米国株の動きを見ながらの神経質な展開…か。
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中国景気指標のサプライズ効果で、3日ぶりに反発…テクニカルな買い要因も
 13日水曜日の日本株動向

 日経平均株価終値:9963円14円 +37円22銭   日経平均先物終値:9950円

 TOPIX終値:860.53ポイント +3.34ポイント 騰落状況:値上がり932、値下がり571

 出来高概算:17億5194万株         売買代金:1兆849億円

 日経平均サイコロ:9勝3敗   騰落レシオ:133    RSI:68

 25日線かい離:+2.5%       日経平均25日移動平均線:9717円(前日比20円上昇)   


 本日の日本株は、米国株が欧州金融情勢の混乱を嫌気し3日続落したことを受け、続落してスタートしました。CME日経平均先物の終値が、大証終値を110円下回る9810円で帰ってきたことから、先物売が増加。前日引値を50円下回る9890円で寄り付いてきました。ただ、寄付きがCME終値を大幅に上回って始まってきたことから、先物を買い戻す動きも強まり、日経平均は反発に転じています。朝方は、海外市場で逃避通貨として円が買われた流れを見て、仕掛け的な買いが入り、円は78円台半ばまで上昇する場面がありました。寄り付きの先物売には、3月15日に円に仕掛け的な買いが入り円が急騰。これを嫌気して、先物売りが入り、裁定解消売りを絡めて株価が急落したことをイメージして売ったものも多く、先物価格が予想以上に高く寄り付いたことから、早々に手仕舞う動きが出たことも、株価の反転につながったようです。前引けにかけ、再度売られル場面があったものの、直後に発表された中国の第二四半期GDPと6月の鉱工業生産指数がともに予想を上回ったことから、中国株が上昇。これを受け、コマツなど中国関連株が買われたほか、先物に小口買いが断続的に入り、上げ幅を拡大。結局、日経平均、TOPIXとも3日ぶりに反発して終わっています。

 先ごろ発表された6月のPMI指数が好不調の判断の分かれ目になる50%割れに近づき、輸入も大幅に減少するなど景況感の悪化が懸念されていただけに、今回の経済統計は市場にサプライズを与えたようです。これ受け、軟調に推移していたGLOBEX夜間取引市場のニューヨークダウがプラスに転換(現在は68ドル高)、WTI原油も上昇に転じています。日本株は、円高を嫌気して、精密や輸送用機器、海運などが売られたものの、非鉄や金関連、石油・石炭など資源株が上昇。中国経済が底堅さをしめしたことに、一種、安堵感が生まれた格好になり、全33業種中27業種が上昇。下落したのは、6業種にとどまりました。

 このところ、市場の予想とは裏腹の結果が出るケースが多くなっています。今日の日本株も、CME先物安、円の78円台への急騰など最悪の環境にもかかわらず、先物は9890円と予想よりも高よりしてきました。中国の景気指標のサプライズは前場の立会いが終わってからですから、高よりしてきた説明がつきません。このところ、日本株を弱気してきた欧州系証券会社(CTA=商品投資顧問=の機関店といわれる)が、買いに転じており、このあたりが影響しているように思われます。昨日の書き込みで、日経平均は、200日線を下値にする、新しいレンジを作る相場に移行するのではないか…としましたが、今日の先物寄り値(9890円)は200日線(9895円)に対応しており、やはり、200日線を当面お下値とみる動きが強まっているようです。また、日経平均は上げの道中で、「3空」になっていましたが、本日は、7月1日の9901円から空けていた2番目の窓を閉めたところで、買いのポイントにもなっていました。震災後のレンジは9400円~9750円どころでしたが、ここから200日線を下値にしたレンジ相場に移れるか、それとも、前回のレンジ上限の9750円台を覗きに行くことになるか…このあたりが当面の焦点になりそうです。

 物色動向を見ても、これまでのテーマ重視から、業績重視の方向へ変化しつつあるようです。米国も明日から、本格的な決算発表になりますが、果たして、立ち直りのきっかけをつかめるか…。今日は、立ち直ろうとした矢先に、ムーディーズのアイスランド国債の格下げで足払いをかけられ、ずっこけてしまいました。まだ、7月の気の乱れは残ったままですから、15日のEU域内銀行のストレステストの結果や、EUとの対決姿勢を強める格付け会社の出方など、まだまだ何が起こるかわかりません。とにかく、ここは何かあっても立ち直りが効く株に資金を集めておくこと…か。昨日書いた直近レポーとの銘柄は予想通り大幅高。また、利益剰余金だけで時価総額を上回るとして取り上げた株も本日から動意づいてきました。まあ、いずれもエスカレーターに乗った銘柄群ですから、黙って乗っておれば自然に上の階に運んでくれます。本格的な業績相場に移行すれば、フォローの風が吹いて、スピードが早くなるかも…。昨日に続いて、今日は同じく直近レポートで取り上げた機械株が通期業績を増額修正してきました。中間期で進捗率が50%を超えていますので、これも期末には増額修正が期待できそうですね。
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QE3への期待感から立ち直りかけた相場は、アイルランド格下げで泡に消え、3日続落
 おはようございます。 欧州の動揺がなかなか収束しません。昨日は、ECB(欧州中銀行)が国債市場のテコ入れに乗り出すのでは…との観測から、イタリア、スペイン国債の値戻しが進んでいた(金利は低下)ところに、格付け会社ムーディーズがアイルランド国債のジャンク債(投資不適格級)への引き下げを発表。また、立ち直りのきっかけを封じられてしまいました。EUでは、格付け会社の寡占を是正しようと、独自の格付け機関の設置を検討するなど、格付け会社との対決姿勢を鮮明にしており、報復的な意味合いもあるのかもしれません。当面、格付け会社が金融市場を引っ掻き回す動きが懸念されます。(もっとも、つけこまれるような隙を作っている側にも問題があるのですが…)

 12日の米国市場動向
 ニューヨークダウ  1万2446ドル88セント -58ドル88セント(0.47%)

 NASDAQ総合指数 2781.91ポイント -20.71ポイント(0.74%)

 S&P500  1313.64ポイント -5.85ポイント(0.44%)

 CME日経平均先物(円建て) 9810円 -110円

 米国10年もの国債金利 2.881% -0.038%

 ニューヨーク原油 97.43ドル +2.28ドル

 GOLD 1562.3ドル +13.1ドル ←引値での過去最高値

 ドルインデックス  76.01 +0.11


 昨日の米国株は、ECBの国債買い入れ思惑から、イタリア、スペイン国債が値戻ししたことを好感。前日引け値付近での落ち着いた始まりになりました。この日、6月開催のFOMC議事録の発表を控えていたことから、材料待ちの気分が強く小動きの展開が続きました。午後になり、FOMC議事録が発表され、委員の中に追加的な金融緩和の実施を主張する動きがあったことが分かると、押し目買いが増加。ユーロが買い戻され、ドルが軟化すると原油価格も反発に向かい、資源・エネルギー株も上昇。ニューヨークダウは、一時、前日比65ドル高の1万2570ドルまで反発する局面もありました。ただ、引け近くに格付け会社ムーディーズがアイルランド国債の格付けを投資不適格急に引き下げたことが伝わると、再び売り圧力が増加。引けにかけ急速に下落し、結局、主力3指数とも3日続落して終わりました。NASDAQ総合指数は、半導体関連メーカーに悪材料が続いたこともあり、終日ほぼマイナス圏で推移。下落率も他の指数を上回っています。ニューヨーク市場の出来高は、前日比9604万株増の9億2303万株。騰落状況は値上がり1281、値下がり1749でした。

 業種別で値上がりしたのは、金価格の上昇を映し、産金株、貴金属が上位にランクされたほか、タイヤ、非鉄、ネット関連が値上がりしました。公共事業、ヘルスケアなども堅調。一方、冴えない決算を背景に半導体関連が値下がり率トップにランク。航空機、電子部品、タバコなども値下がりしています。産業資材など景気敏感株も冴えませんでした。ニューヨークダウ採用銘柄30社のうち、値上がりしたのはAMEX、トラベラーズ、ウォルマート、シスコシステムズの4社のみ。シスコシステムズは、1%を超える上げになりましたが、前日発表された1万人の従業員削減計画が好感されたようです。一方、前日引け後に予想をやや下回る決算を発表したアルミ大手アルコアは1.2%を超える下落。アナリストが下期のアルミ需要に対して警戒的な見方を示したことが嫌気されました。また、半導体製造装置のノベラス・システムズが半導体メーカーの生産縮小から受注が減少すると予想したことを受け株価が11%を超える下落となったほか、半導体の」マイクロチップテクノロジーの決算が予想を下回り下落。同じく、マキシムインテグレーテッドが投資判断の引き下げから下落するなど、半導体関連にマイナス材料が相次いだことを嫌気。インテルが1.7%を超える下落になったほか、フィラデルフィア半導体株指数(SOXX)が約2.9%下落するなどハイテク株の足を引っ張りました。

 ニューヨークダウは、3日続落して終わりました。昨日、朝の書き込みで当面の抵抗線として示したライン付近まで戻したところで頭を押さえられ反転。このラインを上値抵抗として意識しはじめたことは、気になる点です。一時、因縁場のい70%ラインに近づいていたRSIも54%に低下。サイコロジカルラインも7勝5敗に低下するなど短期のテクニカル指標の調整が進んでいることは歓迎されます。ニューヨークダウの3本新値の陰転値は1万2414ドルですが、昨日段階ではまだ下回っておらず、かろうじて強気相場の中を動いてます。当面、ここまで下値をささえてきた100日線での反応が注目されます。明日の夜から、グーグルやJPモルガンなど主要企業の決算発表が始まりますが、何か「ポジティブサプライズ」な材料が出るかどうかがカギになります。

 米国株は、3日続落。CME日経平均先物は、対ドル、対ユーロで円高が進んだことを嫌気し、大証先物終値を110円下回る9810円で帰ってきました。レンジは9970円~9780円。為替市場で、EU金融情勢の混乱や米株安を受け、円は対ユーロで110円40銭台、対ドルが78円90銭台に上伸しています。国内に帰ってからは、対ドルが79円30銭台、対ユーロが110円70銭台と、海外に比べやや円安気味に始まっていますが、今日の株式市場の圧迫要因になりそうです。今日の日本株は、海外先物安を受け、先物売が先行。軟調な始まりが予想されます。先物の手口を見る限り、積極的に売り崩すような動きはないようですが、昨日のCMEの下限は9780円になっており、売り目標にされると市場のムードを悪くしそうです。円高に加え、米国でハイテク株が売られた流れを受け、輸出関連が売られそうですが、一方で、金が引け値ベースで高値を更新したことから、関連株の物色も強まりそうです。今回の欧州の混乱は、ストレステスト結果の公表を15日に控え、投機筋が仕掛けた可能性が強く、根本的な解決は別にして、短期的にはユーロの買いポジションの投げが一巡すれば解消する可能性もあります。日本株の場合、震災後に形成した9400円から9750円のレンジ相場の上限付近が下支えになる可能性もあり、あまり悲観的に相場を見ない方が良いように思われます。いまのところ、レポート等でご案内したように、想定どおりの動きですので、流れを見ておけばいいでしょう。
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海外要因に振り回され大幅続落…海外要因の落ち着き待ち
 7月に入り、悪材料がどんどん出てくるようになりました。下半期入りで、ヘッジファンドやそれと歩調を合せる(?)格付け会社の動きも活発化。EUで格付け会社の格付け手法への改革気運が高まる中、対決姿勢を強めるように、関係国への格下げ警告をだしています。EUでは、民間銀行が持つギリシャ国債の借り換え(ロールオーバー)が救済スキームとして浮上していますが、格付け会社は、ロールオーーバーを債務不履行と看做す…としており、実際に格下げが実施された場合、銀行の資金調達力に大きな障害がおこります。ECB(欧州中央銀行)は、投資不適格級に格下げされたポルトガル国債も担保として受け入れる方針を出し、格付け会社との対決姿勢を強めています。15日には、EU域内銀行のストレステストの結果が発表されますが、結果によっては、また一荒れくるのかもしれません。

 一時、ギリシャ支援問題は解決したかのようなムードがあり、シカゴIMM通貨先物市場では、ユーロ買いのポジションが積み上がっていましたので、この踏みを狙った仕掛けもあったようです。ヘッジファンドは中間決算を終えたばかりで、資金を潤沢に持っていますので、腕力で仕掛けた部分もあり、波乱が長期化することは考えにくいのではないでしょうか。ただ、格付け会社の動きは日に日に活発化しており、今月は波乱の火種として動きが注目されることになりそうです。後だしじゃんけんのような感じがしますが、今日はムーディーズが、複数の中国企業を、決算内容や企業統治面で問題ありとして指摘。折角、立ち直りかけていたのに水をかけられて下落しています。米国だって、財政赤字上限法案でもめていると格下げをやられるかもしれません。日本も、そのうち、菅さんが居座っていること事態が日本の将来へのリスク…として、格下げ、なんてことにもなりかねません。まあ、格付け会社の影響が強すぎるということも問題ですが…。インチキ証券化商品の拡散に貢献した件はこれから、じっくり責任を取らされるのでしょうけど…。

 12日の日本株動向

 日経平均株価終値:9925円92銭  -143円61銭   日経平均先物終値:9920円

 TOPIX終値 :857.19ポイント -12.97ポイント  騰落状況:値上がり245、値下がり1306

 出来高概算:18億3072万株      売買代金:1兆1985億円

 日経平均サイコロ:8勝4敗   騰落レシオ:131   RSI:64

 25日線かい離:         日経平均25日移動平均線:   


 本日の日本株は、欧米株安に加え、立会時間中に報じられた欧州金融情勢に関する悪いニュースを受け、大幅続落して終わりました。ギリシャ債務支援の遅れが、次の支援候補とされるイタリアやスペイン国債の下落(金利は上昇)に波及。EU債務国問題の拡大を嫌気して米国株が続落したことや、EU金融危機を意識してユーロが急落。米国株の下落を映して、対ドルでも円高が進んだことを嫌気し、CME日経平均先物が大幅安。大証先物終値を170円下回る9910円で帰ってきたことから、サヤ寄せする格好で先物が売られ、日経平均は前日終値比126円安の9943円と下はなれて寄り付いてきました。先物売りが先行したことから、裁定解消売りも出て、下げ幅を拡大することになりました。ただ、安寄りしたあとは、さらに売り込むような動きはなく、9900円大台付近を意識した底堅い動きとなり、結局、大きな動きのないまま一日の取引をおえています。

 日経平均の終日値幅は、わずか64円。GLOBEX夜間取引市場でニューヨークダウが130ドル近く下落し、中国株がムーディーズによる問題企業指摘により下落、スペイン銀行6行がストレステストに不合格との報道、ドイツ財務相が「ギリシャ支援は急ぐ必要はなく、9月までに決めれば言い…」との先延ばし発言など、立会時間中に悪材料が続いたわりには、底堅い展開でした。特に、ドイツ財務省の発言に関して為替市場の反応は大きく、ユーロの
対ドル相場は1.3843ドル台に急落。円の対ユーロ相場が111円台(現在は110円台にさらに上伸)、対ドルも79円台に突入していたことを考えると、良く頑張った…ということではないでしょうか。ただ、GLOBEX夜間取引市場では、円高の進行を嫌気し、日経平均先物は9780円まで売り込まれており、明日の相場への影響が懸念されます。

 まあ、日本株の場合、海外情勢次第の根無し草のようなものですから、あれこれ解説しても仕方がありません。会員の皆様には、7月相場は7日の「小暑」以降は波乱含みになるとして、買いは6月末までとしておきましたので、今週に入ってからの相場に違和感はないものと思います。当面の動きについても直近レポートで解説しておきましたので、そちらを参考にしておいてください。今週末、15日はEU域内銀行のストレステスト結果の公表、米国株のSQなどがありますが、それに合せたように「満月」の相場変化日でもあります。このあたりが、目先のポイントになるのかも知れません。ただ、月内に流れるお互いを食い合う「運気」が続きますので、変化は大きなものにならないものと思われます。当面は、日柄整理の段階。相場が落ち着けば、好材料を持つものからじょじょに切り返しに入ってくるものと思われます。最近レポートで取り上げたものはいずれも材料的に強いものを持っていますから、25日線くらいまで押す局面があれば一弾目の買いを入れても良いと思います。そういえば、直近レポートで最初の注目株として取り上げたものですが、今日、会社側が今期見通しの増額修正を発表してきました。ちょっと全体の環境が悪いので、一気に上抜けるかどうか分かりませんが、この数字を受けて、週足移動平均の重石を突破できたら、いよいよ、値幅取り相場に入る可能性も…。まあ、当分は各論相場…か。
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期待はずれの雇用統計に加え、欧州、中国から悪材料が出現し大幅続落…業績発表への期待がつなげるかそうか
 おはようございます。 7月7日の七夕を過ぎ、気の乱れが大きくなってきたように思われます。日米とも与野党の対立が激しくなり、政策は遅遅として前に進みませんし、欧州ではギリシャ支援スキームの合意遅れをつき、投機筋との対立がエスカレートしています。ここは、対立の流れが、同収束していくかを見極めるところ…。

 11日の米国市場動向
 ニューヨークダウ  1万2505ドル76セント -151ドル44セント(1,20%)

 NASDAQ総合指数  2802.62ポイント -57.19ポイント(2.00%)

 S&P500  1319.49ポイント -24.31ポイント (1.81%)

 CME日経平均先物(円建て)  9910円  -170円

 米国10年もの国債金利  2.919%  -0.111%

 ニューヨーク原油  95.15ドル  -1.05ドル

 GOLD  1549.2ドル  +7.6ドル

 ドルインデックス  75.98  +0.90


 週明けの米国株は、期待はずれの雇用統計結果を改めて織り込む動きに加え、中国消費者物価指数(CPI)が予想を上回る上昇となり利上げ懸念が強まったこと、欧州でギリシャ支援スキームの合意遅れが他の債務国に波及してきたことなど、悪材料が重なり、急落して始まりました。リスク回避の動きからドルが上昇。これを受け原油価格が下落したことを受け資源・エネルギー株が下落したことも指数の下落に拍車をかけました。また、欧州でギリシャやスペイン、イタリアなど問題国の債務を多く持つ銀行が売られた流れを受け、銀行株が大きく売られたことも指数の足を引っ張りました。銀行株に関しては、証券化バブル時に組成した金融商品の顧客からの買取負担という新たなリスク要因がでていることも懸念されています。寄り付きに急落して始まったあとも、急落はしなかったものの、じりじりと売られる展開が続き、終日、じり安。ニューヨークダウは引け近くに前週末比187ドル下落。この日の安値1万2470ドルをつけています。結局、反発らしい反発もなく、主力3指数とも大幅続落して終わりました。

 業種別に値上がりしたものはゼロ。非耐久消費財、個人用品、レストラン、タバコなどの下落幅が比較的少なかったようです。一方、下落上位は、金融サービス関連、レジャー用品、石炭、ギャンブルなど。ニューヨークダウ採用30銘柄は全て下落。特に、バンクオブアメリカの3.2%、JPモルガンの3.3%、シティの5.3%など大手銀行株の下落が目立ちました。また、この日引け後に決算発表を予定しているアルコアが約2.9%、キャタピラーが2%それぞれ下落するなど、景気敏感株も冴えず、ほぼ全面安商状。

 週明けの米国株は急落して始まりました。週末は、期待はずれの雇用統計に対しても買い向かう姿勢が見られたものの、この日は、懸念材料の大きさに押しつぶされた格好になっています。先週末、押し目買いを誘った企業業績への期待感については、この日引け後に、アルコアが決算を発表。売上は予想を上回ったものの、EPSは市場予想をわずかに下回っていました。夜間取引では、ほぼ横ばいの動きで市場の評価も定まらないようですが、業績への期待感がそがれた可能性もあります。チャート面では、2月高値、4月初旬高値を結ぶラインが注目されましたが、週末このラインを維持したものの、昨日はあっさりこのラインを割り込んできました。早期にこのラインを回復できない場合、上値抵抗線に転換する恐れもあり、目先下値リスクが増すことにもなります。大きな下げにはならないものの、目先は下値模索の動きに…。

 米国株は大幅続落。CME日経平均先物は、欧米株安やリスク回避の円買いなどを嫌気し、大証先物終値比170円安の9910円と急落して帰ってきました。レンジは1万110円~9865円。レンジの下限が9800円台に入っており、今日の先物筋の売りターゲットになることが懸念されます。この相場については、短期テクニカル指標の過熱感から買いの相場ではないとしてきましたが、想定どおりの動きになっています。直近レポートでも、日本株は新たなレンジを模索した動きになるとしましたが、今週はその下限ラインとして期待している200日線(9892円)の信頼性が問われることになりそうです。中期テクニカル指標の現状から見て、大きな崩れは無いものと思われますので、強力な材料をもつ株の押し目買いのチャンスとしてみておけば良いのではないでしょうか…。コア30、MSCI世界株価指数採用銘柄、日経平均採用銘柄など、指数採用銘柄は売り圧力が増加する可能性も…。相場の流れは、日米とも業績相場へと移行していきます。
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米株安を受け反落するも底堅い動き…今晩の米国株の動きが焦点
 11日月曜日の日本株動向

 日経平均株価終値:1万0069円53銭  -68円20銭  日経平均先物終値:1万0080円

 TOPIX終値:870.16ポイント -4.18ポイント 騰落状況:値上がり800、値下がり714

 出来高概算:15億1588万株     売買代金:1兆119億円

 日経平均サイコロ:9勝3敗   騰落レシオ:143   RSI:79

 25日線かい離:+4.0%       日経平均25日移動平均線:9677円(前週末比27円上昇)


 本日の日本株は、先週末の米国株が期待はずれの雇用統計を受け下落したことから、売りが先行し反落して始まりました。CME日経平均先物が週末の大証先物終値を大幅に下回る1万0045円で終わっていたことから、この価格にサヤ寄せする格好で先物が売られ、1万0060円で寄り付いてきました。これにともない現物との裁定解消売りが出て日経平均も軟化。週末終値を約70円下回って始まっています。ただ、利上げ後の中国上海市場が短期金利の低下を受けて上昇したことを好感し、下落幅を縮める場面もありました。しかし、ギリシャに続き、イタリアの銀行の財務不安からユーロが対円で114円台に下落したことから、電気製品、精密、自動車など輸出企業が軟調に推移し指指数の足を引っ張りました。引けにかけては債券先物が急伸。一方で、株先物が売られたことから指数もジリ安、終日マイナス圏で推移して終わっています。期待はずれの、雇用統計を受け、GLOBEX夜間取引市場でニューヨークダウが80ドル近く下落するなど、下落幅を拡大していることも、買いを手控えさせることになりました。

 業種別で上昇したのは、電気・ガス、小売り、陸運、空運、など6業種。一方で、下落上位は海運、証券、電気製品、銀行など。27業種が下落しています。個別では、政府の原発ストレステストの基本方針が決まったことを好感して東電など電力株が上げたほか、好業績を発表した良品計画、前週に続き株式分割が買い材料とされたヒラマツ、土壌改良需要の増加予想からダイセキ環境ソリューションなど個別の材料株が賑いました。一方で、新株と転換社債発行による資金調達計画を発表したエルピーダメモリーが株式の希薄化を嫌気し、大幅下落になっていました。

 相場全体に過熱感を抱えたまま、期待はずれの雇用統計で米国株が反落。CME日経平均先物のレンジ下限が1万円でしたので、今日の日本株も大台の攻防戦になるかと思われましたが、先物の手口を見ても積極的に売り崩そうという動きはなく、予想外に強い相場だった…といえなくもありません。米国株の関心が、今晩のアルコアからスタートする決算発表に移っており、ヘタに売り込むと怖いという観測もあるのかもしれません。ただ、今日の日経平均は先週末の引値から下離れて寄り付いており、先週末の足は、「離れ小島」を形成。目先の天井型をつけていることは、気になるところです。まあ、7月相場は6月と違い、一筋縄ではいかない…としてきましたので、今日の動きには違和感はありません。

 直近レポートでは、指数は波乱含みになるものの、6月前半に指数が低迷していたころ、先行して動いていた中小型材料株が再度動き始めてくる…としましたが、本日は継続注目中のコメリが新値を更新。読みどおり動きを始めています。当初から、2600円の上場来高値更新を目標にしてきたウェザー・ニューズも本日新値を更新し2200円台に載せてきました。先週中台を変えた免震関連の株も、本日さらに値を伸ばしています。いずれも、派手さはありませんが、着実に値幅を重ねてくれています。このブログでも、今の相場はエスカレーター相場…新値を抜けたら一旦休憩し、改めて高値を更新。じょじょに水準を切り上げていきます。このタイプの株は、次第に放物線状のパターンを描き、最後は急伸して終わるもの。問題はエスカレーター相場を繰り返してるときに、どれだけの玉を溜め込めるか…。また、じりじり増える値幅を売らずに我慢できるか…。企業の取り組みや将来性、業績などをしっかり理解していれば、何時まででも我慢してもてるもの…。

 今年秋口以降には、結構な相場が来るはずですから、ドタバタはそのときやればいい。今は、値幅が取れそうなものをじっくり仕込んで時を待てば良い。先週も書いたように、短期のテク二カル指標は赤信号が点滅中。騰落レシオは、とうとう、143%まで上昇してきました。物色範囲が拡大しているから強い相場だといえなくもありませんが、反対から見れば、何でもかんでも中味に関係無しに買っている相場と見れなくもありません。まあ、ここは相場の流れとは関係無しに動いていける株が、エスカレーターの乗り継ぎにきているものを仕込んで待っておけばいい。ヘタに途中から飛び乗っても、バカみたいに長いエスカレーターなら利食いもできますが、普通のデパート並なら利食いする前に乗り換えさせられてしまう。

 全体相場は、震災後の長大陰線を抜け出した以上、下押し圧力からは開放されています。むしろ、上向きの200日線の上げ圧力を受ける流れに変化しており、下げても大したことは無いはず…。まあ、あまり目先バタバタしないことだとおもいますが…。
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期待はずれの雇用統計に失望売りが出るも、決算発表への期待感が支えとなり下落幅を圧縮
 おはようございます。 7日の「小暑」から「乙未」月に入りました。6月の順調な運気に対し、木と土が対立する乱れが生じてくる…としましたが、早速、その兆候が出てきたようです。ADP雇用報告、新規失業保険申請件数と予想を上回る好調な数字が続きましたので、今回の数字は、高いところに登ってはしごをはずされたようなものでした。もともと、出来高を見ても、それほど高いところに登った人は少ないようですので、パニック的な売りにはいたらなかったようです。市場は来週から始まる決算発表に期待をつないでいるようですが、ニューヨークダウの立会い10日前、6月23日の一年先利益をもとにしたPERは12.15倍。これが7月8日現在、12.76倍に上昇しています。果たして、市場が期待するほどの利益が出てくるかどうか…。ここでも「気」の乱れが影響してきそう。

 8日の米国市場動向
 ニューヨークダウ  1万2657ドル20セント -62ドル29セント(0.49%)

 NASDAQ総合指数 2859.81ポイント -12.85ポイント(0.45%)

 S&P500  1343.80ポイント -9.42%(0.70%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万0045円 -115円

 米国10年もの国債金利  3.030% -0.113%

 ニューヨーク原油  96.20ドル  -2.47ドル

 GOLD 1541.6ドル +11.0ドル

 ドルインデックス 75.08 +0.17 


 昨日の米国株は、朝方発表された6月雇用統計で非農業部門の雇用者数が大幅に予想を下回ったことや、失業率が低下予想に反し上昇したことから、失望売りに急落して始まりました。景況感の悪化を嫌気し原油価格が急落したことを受け、エネルギー関連株が売られたほか、前日まで変われていた素材や重工などの景気敏感株が売られるなど、ほぼ全面安商状でのスタートでした。ただ、雇用統計に先立って発表された雇用関連指標がサプライズだったたことから、もともとは弱気予想だった、として市場は冷静に反応。一段と売り込む動きは無く、ニューヨークダウは、昼前に前日比152ドル安の1万2567ドルとこの日の安値をつけた後は、次第に下落幅を縮めています。イタリアの銀行株が経営不安から売られた流れを受け、銀行株が下落幅を拡大する場面はあったものの、来週から始まる決算への期待感から、アップルやマイクロソフト、メルクなど好決算が期待されるものが上昇したことから、押し目買い気運が強まったものの、下落分を埋めきれず、結局、主力3指数とも反落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比7078万株減の7億6987万株。騰落状況は、値上がり900、値下がり2104でした。

 業種別で上昇したのは、ギャンブルと旅行代理店の2業種のみ。コンピューターハード、タバコ、非鉄の下落幅が少なかったようです。一方、下落上位は、職業訓練、ネット関連、タイヤ、鉄道、石炭など。金融、エネルギー、証券も冴えませんでした。個別では、イタリアで財務への懸念から銀行が売られた流れを受け、JPモルガンが1.4%、バンクオブアメリカが2%それぞれ下落するなど、大手銀行株の下落が目立ちました。また、モルガンスタンレーが投資判断を引き下げた検索大手グーグルが2.7%近く下落したほか、キャタピラーやGEが各1%以上下落するなど景気敏感株の下げが目立ちました。一方、決算への期待感から、アルコアが小幅な下げにとどまったほか、アップルが0.7%上昇。上場来高値に接近している動きが注目されました。

 昨日も書きましたように、米国株は短期的な加熱感を抱え、反落懸念が強まっていました。ただ、悪材料を短期間で消化する強さが戻っており、大きく下押す懸念も薄いとしましたが、昨日の動きをみると、5日移動平均線をきったところや、5月31日の戻り高値1万2569ドルの頭を叩いたところから、セオリーどおり反発しており、依然として基調は強いようです。来週から、決算発表が本格化してきますが、日本の震災の影響があり、期待ほどの数字がでず、ガイダンスの方が注目されてくるのではないでしょうか。4~6の収益悪化を見越して採られた企業の雇用政策も注目点です。案外、減収増益なんて企業が増えるかも知れませんね。とにかく、これくらいの下げで済んで良かった…ということです。

 米国株は反落。CME日経平均先物は、大証終値を115円下回る1万0045円で帰ってきました。レンジは1万230円~10000円。大台を割り込まなかったことは救いでした。円は、期待を裏切る雇用統計の内容からドルが売られたことから、80円台半ばに上昇する場面がありましたが、イタリア銀行株の急落を受けドルが買いなおされたことから、80円70銭台に軟化して終わっています。対ユーロでは115円10銭台に上昇しています。週明けの日本株は、CME日経平均先物にサヤ寄せする格好で、先物が売られ軟調な動きになりそうです。昨日、SQ値を上回ることができなかったため、強弱感が対立。売り圧力が強まる懸念がありましたが、米国株の下落は弱気筋を勢いづかせることになるかもしれません。まあ、7月相場は、買わずに売り場探し…としてきましたので、想定どおりの動きですが、一昨日あたりから、先行し休憩していた中小型成長株に動意が見られ、再び、指数離れの動きが始まるかもしれません。中国かどうか知りませんが、実需筋が週明けの裁定解消売りをどの程度吸収してくれるかで、押しの深さが決まりそうです。
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米国株高を受けた先物買いで、戻り高値更新…強弱感対立の原因になる?「幻のSQ値」
 今週は、週初の旅行疲れが尾を引き、頭がボーッとした状態が続きました。昨日は、術後検査で病院にいきましたが、そろそろ1年を迎えるということで、CTやら直腸検査や内視鏡検査などの予約とりで、院内を歩かされました。8月初旬は、検査だらけ…。直腸検査は初めてですが、また、何か出てきたらどうしよう…。「何時死んでもいいや」なんて、勝手なことをいっていましたが、お前はガンだ…といわれたとき、一瞬、貧血を起こし倒れそうになり、娘からバカにされました。まあ、何事も受け入れなければ仕方が無いのが人生でしょうか。それにしても、政治の暴走振りはひどい…。こればかりは、仕方が無い…では済まされない。自称ヒーロー転じて、独裁者になったか。そのうち戦中みたいに特高警察が突然来て拉致される時代が来ないとも限らない…。

 8日の日本株動向
 
 日経平均株価終値:1万137円13銭 +66円59銭   日経平均先物終値:1万160円

 TOPIX終値:874.34ポイント +3.86ポイント   騰落状況:値上がり863、値下がり601

 出来高概算:17億8477万株(内、SQ分2億8800万株) 売買代金:1兆2604億円(同2661億円)

 日経平均サイコロ:9勝3敗  騰落レシオ:138   RSI:86

 25日線かい離:+5.0%    日経平均25日移動平均線:9650円(前日比26円上昇)


 本日の日本株は、米国株が予想を上回る雇用関連指標を受け続伸した流れを受け、買いが先行。寄付きから1万200円を回復して始まりました。CME日経平均先物が1万195円で終わっていましたので、これにサヤ寄せする格好で先物が買われ、裁定買いが入ったことが、高よりのエネルギーになったようです。ただ、当面の目標値として意識される1万254円の窓埋めに接近。目標達成感が出たことから利食い売りも増加。週末を控えた手仕舞い売りもあり、次第に上げ幅を縮める展開になりました。また、この日はオプションSQでしたが、清算値は1万225円82銭に決まったものの、終日、この価格を上回れず、「幻のSQ」になったことも、先行きへの警戒感を強めた格好になっています。

 業種別では、その他サービス、鉱業、電気・ガス、不動産など25業種が上昇。一方、空運、その他金融、陸運、ゴムなど8業種が下落しました。個別では、前日に続き、大東紡や住友軽金属、OKIなど超低位株が買われたほか、市場予想を上回る業績を発表したリョービが上昇。株式分割を発表したヒラマツが買われるなど、個別の材料株も堅調でした。
 
 まあ、今週の日本株は好調に推移しました。日銀や政府が景気の見通しを示したことや、鉱工業生産指数の予想を上回る上昇という国内的な要因はあったものの、やはり、上げをリードしたのは、ギリシャ支援問題の一段落、米国経済指標の好転、悪材料に打たれ強くなった米国市場など外的な要因にリードされた先物高。円が81円台に軟化したことも貢献しています。また、6月のメジャーSQの清算値に比べ、上げ幅が拡大。これをヘッジする先物買いや弱気ポジションの解消も続騰に繋がったものと思われます。おかげで、日経平均サイコロは9勝3敗、騰落レシオは138、RSIは86と3拍子揃っての警戒ゾーン入り。25日線かい離も+5%に拡大してきました。昨日も書いたように、震災発生の日の終値1万254円に近づいたことも目標達成感に繋がってきます。

 この数字で買い向かって行くのか、それとも危ないと見て利食い場を探すのか…。ここからさきは、自らの判断と責任で望むところでしょう。ちなみに、日経平均週足の、サイコロは7勝5敗、RSIは62と、ともに余裕含み…。指数的には、週のテクニカル指標が警戒信号を出したときの方が危ないのですが…。一目均衡表週足は雲を抜けてきました。来週の動き次第では、雲が下値抵抗に変わってくる可能性もあります。また、次に雲のねじれが発生するのは8月の頭…。これから見ると、まだ日柄は残っているような気がするのですが…。

 全ての鍵は、やはり米国が握っている。このところ、悪材料を受け付けない強さがありますが、今晩の雇用統計も強気に織り込んでいる。まさか、織り込み済みで……なんてことは無いでしょうね。
 
 今日は、免震関連株が大台買え、工場再建関連株は年初来高値に大手、農業復興関連株は本日年初来高値を更新。いずれも順調に値を伸ばしています。今日あたりから、先行し、一服していたグループが切り返しはj目増したので、来週以降大きく値を伸ばす場面が出るかも知れません。そういえば、上場来高値更新として注目してきたウェザーニューズが昨日新値を更新していましたが、何かを暗示しているのでしょうか。再注目しなければならないのが増えてきそうですね。
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雇用関連指標がサプライスとなり続伸…NASDAQ総合指数は8連騰
 おはようございます。 バーナンキFRB議長は、6月FOMC後の記者会見で、「米国景気の停滞は、日本の震災の影響による一時的なもの…」と分析しましたが、日本のサプライチェーンの回復とともに、米国の状況も改善し始めており、同議長の見方が正しかったことが証明されました。現在は、悲観に傾きすぎた振り子が、経済の現状に合せて戻る過程にあるようです。ただ、ISM製造業景況指数の内容を見ても、震災以前の内容とは見劣りしており、振り子が元のところまで戻るかどうかは流動的…。

 7日の米国市場動向
 ニューヨークダウ  1万2719ドル49セント  +93ドル47セント(0.74%)

 NASDAQ総合指数  2872.66ポイント +38.64ポイント(1.36%)

 S&P500  1353.22ポイント +14.00ポイント(1.05%)

 CME日経平均先物(円建て)  1万0195円  +115円

 米国10年もの国債金利  3.143%  +0.029%

 ニューヨーク原油  98.67ドル  +2.02ドル

 GOLD  1530.6ドル +1.4ドル

 ドルインデックス  74.9 -0.11


 昨日、欧州中央銀行(ECB)は、予想通り0.25%の利上げを発表しました。ただ、次回の利上げに関するトリシェ総裁の示唆的な発言は無く、市場は、当面、現状維持が続くものと判断。材料出尽くし感から、欧州主要市場はイタリアを除き全面高になっています。
 昨日の米国株は、欧州株が上昇したことに加え、ADP雇用報告、新規失業保険申請件数の雇用関連指標が、いずれも好内容だったことから、買いが先行し高寄りして始まりました。この日は、予想を上回る雇用関連指標に加え、小売り関連企業の6月売上が予想を上回り、消費の底堅さが確認されたことから小売り関連が上昇。また、利上げを受けユーロが上昇したことや、雇用関連指標の改善を受け、原油価格が上昇したことなどから、幅広く買いが入り、米国株は終日上げ歩調をたどりました。ニューヨークダウは、引け近く、1万2753ドルとこの日の高値をつけています。ただ、今晩発表される雇用統計への警戒感もあり、引けにかけてはやや上げ幅を圧縮しています。結局、ニューヨークダウとS&P500は続伸、NASDAQ総合指数は8連騰して終わっています。ニューヨーク市場の出来高は、前日比2147万株増の8億4065万株。

 業種別の値上がり上位は、非鉄、アパレル小売り、ギャンブル、職業訓練、素材など。景気敏感株の上げが目立ちました。金融、エネルギー、ネット、証券も堅調。一方、下落上位は、モーゲージファイナンス、タイヤ、家具、ヘルスケア、医薬品など。個別では、アルミ大手アルコアが1.5%、キャタピラーが1.4%、GE1.3%など景気敏感型主力株の上げが目立ちました。また、住宅競売に関し不正があったとされた銀行や住宅ローンサービス会社について、州や連邦政府と訴訟解決に向けた動きが進展した…と報じられたことから、バンクオブアメリカが約1.7%、JPオルガンが約1.9%上げるなど、銀行株もあげました。この日も、主要株の上げが目立ち、ニューヨークダウ採用30銘柄のうち、下落したのは、IBM,ファイザー、ベライゾンの3社のみ。

 米国株はこの日も、雇用関係指標のサプライズを受け、上昇しています。ニューヨークダウの日足ボリンジャーバンド、25日線かい離など、警戒信号を出すものも出てきました。過去、相場の転換点を暗示してきたRSIは67と、まだ過去の転換点(70%以上)には達していませんが、警戒ゾーンに近づいてきたことは確か…。ニューヨークダウの一段の上伸のためには、4月29日高値1万2810ドル(ザラ場は5月2日の1万2876ドル)抜けが条件になりますが、この場合でも新値更新後は一旦調整に入る可能性が強まります。週のRSIは、まだ60を超えたばかりで、警戒ゾーンの70%台には距離があり、押し目買い基調。4月高値まで残された値幅が少なくなっていますので、ここからは、無理をせず、高値更新がなるかならぬかを見極めるところでしょう。

 米国株は続伸。CME日経平均先物は、米株高、円安を好感し、大証先物終値を115円上回る1万195円で帰ってきました。レンジは1万0020円~1万0205円。円は、対ユーロでは利上げを受け116円70銭付近に、対ドルは株高や予想を上回る雇用関連指標を受け、81円20銭台に軟化。国内に帰ってからも、同水準で推移しています。本日の日本株は週末控えで動きが鈍りそうですが、米株高やCME日経平均先物を受け、先物先行で堅調な展開が予想されます。CME先物高値が1万205円をつけており、震災時から翌週の週足の窓埋め(1万254円)を意識する展開になりそう。ただ、過熱感を抱えたままの上げですから、窓埋め後は目標達成感から売られる可能性も…。今日の焦点は、S清算値を上回って終わり、来週につなげられるかどうか…。引き続き、クラウドサービスを中心にしたネット関連に注目。
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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
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