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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2011/07 | 08
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米国株の大幅安を嫌気し、続落…先物への売り仕掛けが裁定解消売りを誘発
 米国の債務上限引き上げ問題は、世界中の関心事になっています。日本が同様な問題に直面しても、これほど大騒ぎはされないはずです。ギリシャの債務問題が大騒動になったのも、海外の投資家が同国国債を大量に保有しているから…。日本のように、発行額の5%前後しか海外投資家が持っていなければ、「関係ない」で済まされてしまう問題。ただ、米国債の海外投資家や政府の保有比率は50%を超えており、もし格下げが実施されれば、価格の下落や担保価値の減少で保有者の財務体質が大きく毀損されることになります。今日の朝も書きましたように、もし債務上限引き上げで合意したとしても、格下げされる可能性は高く、アジア通貨危機以来、外貨準備を増やし、その運用を米国債に依存してきたアジア新興国にとっては対岸の火事で済まされる問題ではありません。市場にとって、本当に怖いものは何か…。改めて認識しなおして見る必要がありそうです。

 28日の日本株動向
 
 日経平均株価終値:9901円35銭 -145円84銭    日経平均先物終値:9900円

 TOPIX終値:848.37ポイント -0.74ポイント  騰落状況:値上がり278、値下がり1283

 出来高概算:17億9526万株        売買代金:1兆1798億円

 日経平均サイコロ:6勝6敗   騰落レシオ:109  RSI:41

 25日線かい離:-0.2%     日経平均25日移動平均線:9921円(前日比3円上昇)


 本日の日本株は、引き続き債務上限引き上げ問題や景況感の悪化を受け、米国株が4日続落したことを受け、続落して終わりました。CME日経平均先物が前日の大証先物終値を130円も下回る9910円で終わっていたことから、これにサヤ寄せする格好で先物売が増加。先物価格は9930円と前日引け値を110円下回ってスタート。これを受け、裁定解消売りが多発し、日経平均も前日引値を111円下回って寄り付いてきました。寄り付き後は、一部好決算を発表した銘柄が買われたものの、米国の状況を見極めたいとのムードが強く、寄り付き後は膠着感を強め、横ばいの動き。ただ、アジア市場が軟調に推移したことや、GLOBEX市場での米国株の動きが冴えなかったことから、先物市場に仕掛け的なまとまった売りが入ったことを機に、日経平均は下落幅を拡大。引け近くには、25日線を意識してやや買い戻され、何とか9900円台を維持したものの、続落して終わりました。引け後にGLOBEX市場で米国株は戻りに入っています。

 業種別で値上がりしたのは、電力・ガスの1業種のみ。他の32業種全てが下落。特に、業績の減額修正があった鉄鋼株の下落率の大きさが目立ちました。また、与謝野財務担当大臣の不用意な発言で円高が進んだことを嫌気。海運や輸送用機器など輸出関連も下落するなど、買いが見送られる中、海外からの利食い売りも目立ち始めました。個別では、値上がり上位のソフトバンクテクノロジーや愛三工業、日産東京販売など、業績の増額修正を発表したものの上げが目立ちました。その中で、増額修正をはやし一昨日急伸したものの、昨日伸び悩んでいた日産東京販売が切り返し戻り新値を更新するなど、低位株人気の根強さが注目されました。

 本日の日経平均終値は、200日線(9929円)、25日線(9921円)という目先的な下値支持線をともに下回って終わってきました。ともに、まだ上昇しており、大きく下落することは考えにくいところです。週足ベースでは、以前から26週移動平均線が下落しており、この下落圧力が心配としてきましたが、どうやら、引きずりこまれてしまったようです。26週線の対応点は、2月高値付近にあり、まだ当分下落圧力が残るのが気がかり材料。下値には13週線(9745円)、52週線(9835円)が下値を支えていますので、これは下値の安心材料…。以前から書いているように、現在の相場は新たなレンジ相場の下限を模索する展開。本日、下値からの第3ポイントを押さえましたが、予想通りこのゾーンがレンジの下限になるのか、それとも前回のレンジ相場の上限9800円^9750円付近までさげるのか、ここからが正念場。RSIや騰落レシオなどモメンタム系指標の下落ピッチが早く、下げ止まりまでにはそんなに時間は課から無い様に思うのですが…。

 ボリンジャーバンドを見ると、日足ベースは-2σのライン付近で抵抗する動きにあるものの、週足ベースでは、下落中の+2σに押さえられるという相反するパターンになっており、当面、下値にも、上値にも大きくは動きづらい展開か…。週足では8月第一週に、日足では8月6日にそれぞれ雲のねじれが発生しており、来週は、変化週になるのかもしれません。ちなみに、「気」替わりは8月8日の立秋から…。今月は、「木」と「土」が相克関係で、大いに乱れましたが、8月は果たして、どんな月になるのやら…。それもこれも、まずは米国のごたごたが解決しないことには始まりません。また、米国債格下げが金融市場に与えるショックはどの程度のものになるのやら(国債市場は、値崩れしていませんのでたいしたことは無いと見ているようですが…)…。まあ、攻めるのは、決算発表が終わって内容を吟味してからということにしておきましょう。
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悪材料は債務上限引き上げだけではないことを意識し、4日続落…
 おはようございます。 昨日は、小用で大阪まで出ていましたので、書き込みができずに、失礼しました。
 
 米国の債務引き上げ削減交渉ですが、相変わらず、暗礁に乗り上げたままです。以前から「ハズミ」を懸念していましたが、「どうせギリギリで手打ちして終わり…」と高をくくっていた市場も、8月2日の期限が近づいてくると流石にビビッテきたようです。市場の関心が、債務上限引き上げ問題にばかり行っている間に、足元の景気はじりじりと減速。昨日は、とうとう投資家はガードを固めに動いてきたようです。「ウンコ頭」の議員さんたちは、相変わらず、来年の選挙のことしか考えていませんが、市場が気にしなければならないのは、債務上限引き上げ問題以上に、米国債格下げの問題。民主党案も共和党案(茶会党の要求は別)も格付け会社が要求する赤字削減額とは程遠い状態…。このままでは、手打ちが済んでも、格下げ懸念は残ります。市場は、身構え始めたようです。「気」の乱れは、8月に近づくとともにエスカレートし始めたようです。

 27日の米国市場動向
 ニューヨークダウ  1万2302ドル55セント  -198ドル75セント(1.59%)

 NASDAQ総合指数  2754.79ポイント -75.17ポイント(2.65%)

 S&P500  1304.89ポイント -27.05ポイント (2.03%

 CME日経平均先物(円建て) 9910円  -130円

 米国10年もの国債金利  2.978% +0.02%

 ニューヨーク原油 97.40ドル -2.19ドル

 GOLD 1615.10ドル  -1.8ドル

 ドルインデックス 74.06 +0.54
 

 昨日の米国株は、暗礁に乗り上げた債務上限引き上げ交渉への懸念や朝方発表された耐久財受注(6月)が予想を下回り前月比でマイナスになったことを嫌気。続落スタートになりました。最終期限が来週にせまるなか、最悪の事態を想定する投資家が増加。最近かわれていたハイテク株や資源株などに利食い売りが増え、終日、じり安の展開をたどりました。またこの日発表の地区連銀経済報告で、景気が伸び悩む地区が前月の4地区から8地区に倍増。景況感の悪化が広がりをみせていることも、景気敏感株の売りにつながりました。一部の好決算銘柄を除き、ほぼ全面安商状になっていますが、これまでと違い、出来高が大幅に増加(前日比2億6104万株増)したことをみても、投資家の動きが弱気の方変化したことが分かります。ニューヨーク市場の出来高は10億9687万株と急増。騰落状況は、値上がり260、値下がり2807と全面安商状。

 業種別に値上がりしたのは、パイプライ運営と家具の2業種のみ。ブロードバンド通信、ギャンブル、保険仲介の下落率が少なかったようです。一方、通信、トラック、産業用機器などが値下がり上位でした。ニューヨークダウ30種のうち、値上がりしたのはATTとボーイングの2社だけで、上昇率も小幅にとどまっています。一方下落は28社に達しましたが、このうちアルコア、バンクオブアメリカ、キャタピラー、シスコシステムズが3%を超える下落。2%を超える下落も8社に達するなどかなりきつい下げになっていました。特に、最近買われたハイテク株の下げがきつかったほか、景気指標の低迷を意識し、景気敏感株の下落も目立ちました。個別では、液晶表示装置用ガラス大手コーニングが、テレビ販売減速からガラス需要の後退を予想し下落。日本の液晶関連銘柄への影響が気ねされます。

 ニューヨークダウは、一時、前日比210ドル近く下落。1万2300ドルの大台を割り込む局面もありました。今月18日につけた1万2276ドル安値をきっていないため、上昇トレンドが壊れたわけではありませんが、3本新値は再び陰転。弱気相場入りしています。週足で下値を支えてきた13週、26週両移動平均も下回ってきましたが、強い上昇力をもつ26週線を週末維持して終われるかどうかがカギになります。不確定要因が多く、固定した相場観で動くことはリスクがありますが、敢て次の下値支持を探すと、6月3日から同22日にかけて形成した1万2200ドル前後のテーブルが注目されます。ただし、ここまで下げると、ダブルトップを懸念する必要も出てきます。日足サイコロは4勝8敗。RSIは44%ですが、過去のパターンからいくと、RSIの30%台いりは必要。まだ下値余地を残していると見るべきか…。

 米国株は、4日続落。CME日経平均先物は、米株安や円の高止まりを嫌気し、大証先物終値を130円下回る9910円と大幅安して帰ってきました。レンジは1万0065円~9900円。円は、ドルが売られすぎ感から対ユーロで買い戻されたものの、対ドルでは77円90銭台で高止まり、対ユーロは111円90銭台と円が上昇して終わっています。国内に帰ってからは、ほぼ同水準の取引で始まっています。本日の日本株は、先物売りから軟調な始まりが予想されます。昨日の日経平均は全体が安かった割には、下落幅が少なかったようですが、ファナックやJT、セコムなど指数居殿高い銘柄によるかさ上げが影響しており、指数として実態を映していません。全体の値下がり数は1300近くに達しており、全般は米国の債務上限引き上げ交渉を懸念し、手仕舞いを急いでいる印象を受けます。昨日現在で、日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは123、RSIは48、25日線かい離は+1.3%と、過熱感の解消に動いているものの、まだ調整としては十分とはいえません。先日来書いているように、日経平均は、震災後のレンジ相場に変わる新たなレンジを模索する動きに入っており、レポートで示した第3ポイント付近をレンジの下限として意識することになりそうです。ただ、基本的には各論相場の流れ…。ネットワンが大幅な増額修正を発表するなど、新しい成長の流れに沿った株が買われる流れは不変…。今期、来期と連続増益が期待できるものを、13週線(上昇が条件)などポイントを捉えての押し目買い方針で…。あくまで、エスカレーター相場ですから、新値抜けを買いに行ったら痛い目にあいますよ。今日のネットワンも目先は材料で尽くしになるかも…。
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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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