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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2011/07 | 08
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債務上限引き上げ問題を嫌気し3日続落…欧州でスペインに格下げ懸念。次から次に続く債務トラブルの連鎖
 7月相場が終わりました。前半はギリシャ債務問題に振り回され、後半は米国債務上限引き上げ問題に悩まされました。今年は「辛卯」の年。金が木を克する流れで、昨年と同様に、不和と緊張、突然の裏切りが特徴の年になます。もうひとつ、暗殺という嫌な流れも過去にはあるようです。辛は刃物を表しますが、昨年の刀と違い、装飾用のナイフなど小さな刃物を表すと言います。一見きれいに見えますが、突然凶器になって襲い掛かるという卦もあるようです。いまの、日本やアメリカの政治を見ていると、不和や緊張ばかり…。暗殺という嫌な卦が実現しないことを祈るばかりです。

 7月は「木」が「土」を克する月で、波乱が予想されたため、買いは6月末まで…とし、好材料がでてあげた場合は一旦利食いも、としてきました。まあ、月末にかけての相場の波乱は、ほぼ想定どおりの動きになりました。また、買いに関しては、25日線、13週線(いずれも上昇が要件)に接近してから、二期連続増益期待のあるものを…と条件をつけましたが、かなり強い材料を持つ株でも、売られてきており、来週は好買い場を提供してくれることになるのでしょうか。7月の「気」の乱れは、8月8日の立秋まで続きますので、まだまだ、油断はできません。来月の流れについては、レポート送信時に案内文に書こうと考えています。

 29日の日本株動向
 
 日経平均株価終値:9833円03銭 -68円32銭     日経平均先物終値:9830円

 TOPIX終値:841.37ポイント -7.00ポイント  騰落状況:値上がり304、値下がり:1265

 出来高概算:19億4772万株        売買代金:1兆2650億円

 日経平均サイコロ:6勝6敗   騰落レシオ:105   RSI:35

 25日線かい離率:-1.0%    日経平均25日移動平均線:9938円(前日比17円上昇) 


 本日の日本株は、暗礁に乗り上げた米国債務上限引き上げ交渉や円高の進行を嫌気し、3日続落して終わりました。朝方は、米株安や円高の進行からCME日経平均先物が9900円を大きく割り込んでかえってきたことから、これにサヤ寄せする格好で先物が売られ、つれて現物株にも裁定解消売りなどの売り圧力がかかり、日経平均は前日引値を35円下回る9866円で寄り付いてきました。前場中は、GLOBEX夜間取引市場での米国株に大きな動きがなかったことから、前日引けをはさみ小動きに推移しました。しかし、昼休み中に、米国でこの日下院で採決予定だったベイナー下院議長の債務上限引き上げ法案が、党内の意見調整がつかず、採決見送りになったことが伝わると、GLOBEX米国株先物が軟化。一時ニューヨークダウが130ドル近く下落すると、日本市場でも先物売りが増加。後場から下落幅を拡大しています。ただ、円を買う動きが強まり、円高が進んだものの、一段と売り込む動きは無く、日経平均は3日続落したものの、下げ幅は限定的なものになりました。

 業種別では、鉱業、鉄鋼、不動産、食料など8業種が上昇しましたが、いずれも予想を上回る業績を発表した企業がリード役となり業種別の指数を押し上げました。一方、その他製品、電力・ガス、空運、電気製品まど25業種が下落。任天堂やソニー、コニカミノルタなどが円高や冴えない業績を嫌気して売られたことが響きました。

 今週から決算発表が本格化しましたが、震災の影響からいち早く抜け出した企業の増額修正が目立っていました。一方、ソニーやパナソニックなど主力企業の冴えない決算が目立ちましたが、内容をみると単に震災や円高の影響を受けたというよりも、新興国との価格競争が激しくなり、製品価格の低下に悩まされる動きが鮮明になっています。以前から、製品組み立て型産業は海外との構造的な安売り競争に巻き込まれて、苦戦するとしてきましたが、新興国の人件費上昇対策としての工場FA化や低賃金国への進出にともなう設備投資需要、他の企業が追随できない高品質の素材や部品を供給できる企業などしか、利益を上がられない…と書いてきましたが、今回の決算を見るにつけ、その感を深くします。まあ、製品メーカーはこれから、もっともっと大変になっていき、結局、現地化を進めざるを得なくなるんでしょう。一方、他が真似できない素材や部品を供給するところは価格支配力がますます強まりますから、利益面でもさらに上積み。また、今後は、系列をはなれ、もっと発注量の多い海外企業との取引も活発になり、さらに利益率が向上することになるんでしょう。

 「円高や電力料金、雇用制度などを何とかしろ…出なければ海外に出て行くぞ」と、大手企業の脅しみたいな要求も増えていますが、彼らが国内にいることで受けているメリットはマイナス面以上のものがあるはずです。日本という国の保護を離れて海外でやり自信があれば、どんどん出て行けばいいのです。それにより、国内で新たな産業も勃興してくるはずです。口先だけの強気ではなく、どうどうと本社を海外に移し、日本の保護を離れてやってみたら、一人前の国際企業になれるはずです。

 まあ、何を書いているか分からなくなってきましたが、相場に関しては、債務上限引き上げ交渉という不透明要因が相手…。また欧州ではムーディーズがスペイン国債に狙いを定めたほか、S&Pもスペインの銀行の格下げを狙って動き出しています。また、イタリアがもしかしたら、ギリシャ救済の奉加帳のカネを出せないかもしれないというおまけまでついてきました。債務上限引き上げが妥結しても、次のトラブルがちゃ~んと準備されています。EUが格付け会社を苛めるから、格付け会社も本気になって仕事をはじめました。テクニカルな解説を書いても、この動きがどうなるかはよめない…。根本的な債務問題の根っこにメスが入らない限り、この騒動はいつまでも続く。
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予想外の好内容の景気指標で買ってはみたが、やはり格下げが怖くて5日続落…NASDAQは5日ぶりに小反発
 おはようございます。 米国債務上限引き上げ交渉は、共和党内の対立まで発展し、泥仕合の様相を呈してきました。今日、2段階に分けて債務上限の引き上げと歳出削減を行うベイナー下院議長案は、本日、下院で採決予定でしたが。急遽延期されました。本日中には採決される予定と言いますが、共和党内で赤字削減額が不十分として反対する議員(茶会党?)が多く、説得工作を行っているようです。同法案に対しては、上院で否決される可能性が強いほか、オバマ大統領も拒否権を行使する方針と云い、もともと成立は危ぶまれていました。来年の大統領選前に再び債務上限引き上げを蒸し返して、選挙を有利にすすめようという意図が見えみえだけに、民主党としても飲めないというところでしょう。中間派という議員さん達が、昨年の選挙で保守強硬派「茶会党」の躍進で落とされてしまっており、妥協案をさぐる道が閉ざされてしまっていることが、影響していると言います。どこかの国の政権が教条主義に走って、政治を無茶苦茶にしていますが、どこか似たようなところがあるようです。心配していた「ハズミ」が現実のものになりかねなくなってきました。 

 28日の米国市場動向
 ニューヨークダウ  1万2240ドル11セント -62ドル44セント(0.51%)

 NASDAQ総合指数 2766.25ポイント +1.46ポイント(0.05%)

 S&P500 1300.57ポイント  -4.22ポイント(0.02%)

 CME日経平均先物(円建て) 9855円 -45円

 米国10年もの国債金利  2.953%  -0.025%

 ニューヨーク原油 97.44ドル +0.04ドル

 GOLD  1613.4ドル  -1.2ドル

 ドルインデックス 74.12 +0.03
 

 昨日の米国株は、4日続落し売り飽き気分が出ているなか、朝方発表された新規失業保険申請件数、中古住宅販売保留指数がいずれも市場予想を上回る好内容だったことから、反発して始まりました。最近売られてきた金融株や景気敏感株などに広範に買い物が入り、ニュヨークダウは、一時、前日比82ドル上昇し、1万2384ドルとこの日の高値をつける場面もありました。ただ、この日、引け後に共和党ベイナー下院議長の債務上限引きあげに関する法案の採決をひかえていることや、米国債格下げ懸念が根強くあることから、昼からリスク回避の売りが増加。午前中高かった銘柄も次々と値を消し、結局、ニューヨークダウとS&P500は5日続落して終わりました。一方、景気敏感株が多いNASDAQ総合指数は、予想外に増加した中古住宅販売保留指数のサプライズ効果から住宅関連株など景気敏感株が上昇した影響で、5日ぶりに小反発して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1億1120万株減の9億8567万株と、商い面からは売り急ぐ動きは無いようです。騰落状況は値上がり1139、値下がり1885。NASDAQ市場は、値上がり1252、値下がり1291と、ほぼ、拮抗した状態。

 業種別に値上がりしたのは、履物、海運、装飾品、レジャー用品、生保など。ヘルスケア、医薬品なども堅調。一方、下落上位は、タイヤ、レジャーサービス、広告代理店、家電、廃棄物処理など。ネット関連も冴えない動きでした。ニューヨークダウ30種は値上がり12、値下がり17、変わらず1。ゴールドマンザックスが投資判断を引き上げたシスコシステムズが2%超えの上昇になったほか、バンクオブアメリカ、マイクロソフトが1%超えの上昇。一方、エクソンは、四半期別売上ではここ数年で最大の売上になったものの、利益が予想に届かず2.2%下落。キャタピラー、アルコアなど景気敏感株の下落も目立ちました。クラウドコンピューターサービス関連で市場の関心を集めていたアカマイテクノロジーは、7-9月期決算の売上が予想を下回るとして売られ、ネット関連の足を引っ張りました。

 ニューヨークダウは5日続落。昨日は、ザラ場ベースでも今月16日の安値を切り込み、7月の2日の月中高値がダブルトップになる可能性が強まってきました。当面の下値支持線として期待した13週線、26週線をともに下回っており、今晩の相場で両移動平均線を回復して終われるかどうかが焦点になります。当面の下値は、昨日書いたように、6月3日から22日にかけてテーブルを形成している1万2200ドル付近となりますが、債務上限引き上げ交渉や米国債格下げという不確定要素が原因になっているだけにテクニカル要因が通用しないのが悩み…。また、全米投資家協会が出している投資家の心理調査で、強気が37%と過去の平均値近くにあり、変に強気している投資家が多い野も気になります。まあ、あまり固定観念をもたずに、相場なりについていくしかないのでしょう。日足のRSIは41%まで低下。過去35%割れで反転していますので、もう少し…というところでしょうか。

 ニューヨークダウは5日続落。CME日経平均先物は、大証終値を45円下回る9855円で帰ってきました。レンジは9960円~9850円。為替は、ドルがユーロに対して買い戻されたものの、対円は77円70銭台で高止まり円の対ユーロ相場は111円40銭台と、依然、高止まったまま。国内に帰ってからも、ほぼ、同水準の始まりになっています。本日の日本株は、海外先物安や円高を嫌気し軟調な展開が予想されます。また、GLOBEX市場での米国株の動向に神経質に反応することも予想されます。週末控えであることから、米国債務引き上げ交渉に進展が見られない場合、休み中の事態急変に備えた先物ヘッジの動きも強まりそうで、先物軟化→裁定解消売りも予想されます。そろそろ、政策的な対応が必要なところにきていますが、市場に対して無関心な現政権では何かを期待すべくもありません。もし下げたとしても、原因が分かっている下げですから、相場的には怖いものではありません。事態の推移を確認するという前提条件付ですが、押し目買いのチャンスが近づいているのかも知れません。
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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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