大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
08 | 2011/09 | 10
S M T W T F S
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -



アジア株安、GLOBEX米株安を嫌気し頭の重い展開が続き、横ばいで終了
 眠気を我慢して何とか、パソコンの前に座ることができました。元気を奮い起こして書きましょう。それにしても、この眠気は何だ…。

 さて、欧州金融危機最大のヤマ場を通過した日本株ですが、昨日の後場からの上げで先食いしていたため、膠着感を強めた相場になりました。EU最大の金主であるドイツがEFSFを批准したことで、後は、とんとん拍子にいく…というのは大間違い。EU加盟国の全会一致が原則ですから、せっかく積み上げていっても、どこかの国がひとつでも批准しなかったら、終わり…。まさに、賽の河原の石積みににています。オーストリア、オランダという強硬派が残っていますし、いまだに反対派の説得段階にあるスロバキアなど、油断をしていると足元を救われるかもしれません。EU加盟の前提になるマーストリヒト条約承認の国民投票のときも、まさかの否決があっただけに予断はゆるしません。以前から書いているように、まずは、全加盟国のEFSF批准とギリシャへの融資の実行。それと、可能性には疑問符がついた(ドイツのインフレ率上昇)ものの、ECBの利下げの具体化があれば、欧州情勢は、少なくとも12月のギリシャ向け融資で混乱が始まる11月初旬までは収まるはずなのですが…。

 ただ、10月になったらなったで、11月末に本決算を控えたヘッジファンドの解約45日前ルールで、中旬にかけはランするかもしれない…など悩みの種はつきません。特に、今回は、ロボット(高速)売買で失敗するファンドが多く、解約規模が大きくなる可能性もあります。この売買では、個別の銘柄の成長性や業績など面倒な調査は無視して、一国の経済状況を見て指数売買する関係から、ファンドの閉鎖や解約売りでは、指数銘柄に売り圧力がかかってくる可能性が強く、主力株受難の相場はもう少し続くのかもしれません。

 大体、調査の手間を省いて、短時間で指数売買を行い少ない儲けをレバレッジをかけて利益を膨らますやりかた自体が邪道みたいな気がするんですが…。人がやらないときに、抜け駆け的にやるなら効果があるのですが、今のように、皆が同じように似たようなプログラムで売買するようになるとうまくいかなくなるのは当然なんですが…。良く当たる…といわれるテクニカル指標が皆が使い始めると、必ず指数を先読みしたり、出し抜いたりする動きがでて、だんだん確率が落ちてくるのと似ています。まあ、もとのファンダメンタル重視の流れに回帰していくんではないでしょうか。

 このブログでは、以前から主力株については、内外大口投資家の事情から、売り圧力が強まるとして、極力避けてきました。一方で、これらの投資家の持ち株が少ない中小型成長株に注力してきましたが、おかげで、最近の下げ相場の中でも、レポート銘柄から、ネットワン、ウェザーニュース、ハピネット、ピジョン、ニチイ学館、コメリ、ユナイテッドアロウズ、加藤産業、長府製作所など年初来高値を更新するものが続出しています。このほかにも、帝国電機製作所や鬼怒川ゴム、ニッセンホールディングス、総合メディカルサービス、横河電機なども値幅を重ねています。このところ、日替わりのように上昇してきていますが、先日、運用成績の悪い投信が、苦し紛れにグリーやディーエヌエーを買った…という話がありましたが、もしかしたら、彼らの資金が入りだしたのかもしれません。最近の動きは少々できすぎの感じがします。「曲がり屋には向かえ」が相場の鉄則ですから、もしそんな動きが出ているのなら、投資方針を修正する必要もあるかもしれません。

 主力株への売りがどの程度の残っているのか分かりませんが、少なくとも上半期を終えたことで、生保や銀行の売りだけは止まる可能性も出てきます。次回の、レポートでは、このあたりを考えてみたいと思っています(考えた結果、方針変更をしない場合もありますので、会員のかたや元会員の方は先走りしないようにしてください)。

 さて、昨日の相場は、ドイツ連邦議会のEFSF批准を先行して織り込んだ…という側面もありますが、どこかの大口投資家(年金?)が、上半期末の評価上げを狙ったドレッシング買いを先物市場で入れた可能性があります。週初めの日経平均は8300円台でしたが、火曜日からとんとん拍子で戻し、一昨日には8600円台を回復していました。前期決算期末の日経平均の水準は9755円ですから、なんとかこれに近づけようという動きから、先物を買いあおり、裁定買いを誘発し、指数を上昇させた…というところでしょうか。おかげで、なんとか、前期末より1000円下で納めることができたようです。小型株まで上がったところをみると、ドレッシングはTOPIX型に入ったのかもしれません。かなり無理したところもありますので、再び海外の状況がおかしくなると、先物売りから、裁定解消売りがでて、買われた小型株まで売られる可能性も出てきます。出来すぎ…と警戒した背景には、この可能性があるためです。

 欧州の事象は「賽の河原の石積み」としたように、今日の欧州市場は急落して始まっています。中国のPMI製造業景況指数(確報値)が、やや増額修正されたものの、3ヶ月連続で強弱の分岐である50を下回った状態に変化が無かったことへの警戒感もありますが、やはり、欧州の問題が何も解決していないことへの警戒感があります。来週から名実ともに10月相場に入りますが、年後半相場にかけて投資成果を左右するもっとも大事な月になります。今回はいつも以上に真剣に相場のことを考える必要がありそうです。ちなみに、今日の日経平均は、「8700円を割れなきゃ良いや…」という感じで、小動きに推移。日経平均は94銭安の8700円49銭、TOPIXは1.13ポイント安の761.17ポイント。出来高概算は20億1317万株。売買代金は1兆2423億円。日経平均サイコロは、7勝5敗、騰落レシオは118まで上昇してきました。RSIは47%。25日線(8730円)に到達してきましたが、対応点の状況から見て、来週25日線を上回れば、この上げ圧力を利用して、上げ相場に、向かう可能性も出てきました。まあ、それもこれも、今晩の欧米株次第ですが…。
※新規会員を募集しています。関心のある方は、レポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

スポンサーサイト
欧州情勢の進展を好感して上昇も、ニュージーランド格下げなど悪材料を受け下落するなど、乱高下したあと、反発して終わる…NASDAQは続落
 おはようございます。昨日は、また寝過ごしてしまいました。夕飯で子供が起こしにきたのに、おきなかったそうです。今日から、精力剤でも飲んで、元気をつけなければいけませんね。書き込みができずに失礼しました。 

 さて、昨日のドイツ連邦議会のEFSF(欧州金融安定化基金)の増額・権限強化合意は予想通り批准されました。野党が賛成を表明していましたので、投票結果は賛成525、反対85という圧倒的な内容。今回の批准投票は、改革案を推進してきたメルケル首相の信任投票の性格もありましたが、連立与党の賛成票だけで過半数を上回るものとなり、今後、一連の危機対策を進める上で大きな成果を残すものになりました。

 ドイツの批准で、EU加盟国の承認は11カ国。全加盟国一致が原則ですから、まだ、危機がさったわけではなく、全部の承認が終わる10月中旬までは、気をもむことになりそうです。ただ、基金最大の出資国ドイツが承認したことは、日和見をきめこんでいた未承認国への圧力になるはずで、事態は大きく改善の方向に動いたことだけは確かでしょう。次は、昨日からギリシャに入り、査定を始めた3者調査団の動向。周辺では財政緊縮に反対する国民のデモの嵐…ですが、もたもたしていると14日には20億ユーロの国債償還期限が近づいてきます。何とかするんでしょうが、とにかく、この時間がかかることは何とかなら無いのでしょうか…。市場はいらいらしているようですから、また、催促されることになったら…。

 29日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万1153ドル98セント +143ドル08セント(1.30%)

 NASDAQ総合指数 2480.76ポイント -10.82ポイント(0.43%)

 S&P500  1160.40ポイント +9.34ポイント(0.80%)

 CME日経平均先物(円建て) 8730円 +20円

 米国10年もの国債金利  2.001% +0.021%

 ニューヨーク原油  82.14ドル +0.93ドル

 GOLD 1617.3ドル +0.8ドル

 ドルインデックス 77.95 -0.15


 昨日の米国株は、ドイツのEFSF承認に加え、朝方発表された新規失業保険申請件数の減少、GDP確定値の上方修正など予想を上回る内容の経済指標を好感。買いが先行し急伸してスタートしました。欧州金融危機の落ち着きを期待して金融株が買われたほか、ドイツ連邦議会のEFSF承認を受けユーロが上昇。ドルが下落したことを受け資源価格が上昇。これを受け、資源・エネルギー株が買われたことも指数を押し上げ、ニューヨークダウは、寄り後まもなく、この日の高値1万1271ドル(前日比261ドル高)をつけました。ただ、その後は、材料出尽くし感から売りが優勢となったほか、堅調を持続してきたアップルやアマゾンなどハイテク株が売られたことから、市場心理は弱気に傾き、徐々に上げ幅を圧縮。午後になるとニュージーランドの格下げや米国市場に上場する中国企業の会計内容についてSEC(米証券取引委員会)が調査を始めている…など、マイナス材料が伝わり下落幅を拡大。一時、前日比マイナス圏に落ち込む場面もありました。引けにかけては、月末のドレッシングを意識した買いも入り、値を戻しています。結局、ニューヨークダウとS&P500は反発して終わったものの、主力株が売られたNASDAQ総合指数は、下落分を埋めきれず続落して終わっています。ニューヨーク市場の出来高は、前日比7155万株増の11億1936万株。騰落状況は、値上がり2178、値下がり858でした。
 
 業種別の値上がり上位は、生保、損保、証券、銀行、エネルギー関連など。下落上位は、中国の景気減速による需要後退を意識したギャンブルや装飾品、旅行代理店、非鉄など。ニューヨークダウ30種では、値上がり28社に対し、下落はマイクロソフトとインテルの2社のみ。欧州情勢の進展やデビッドカードの手数料徴収による収益改善期待を受けたバンクオブアメリカが3%上昇。JPモルガン、トラベラーズ、GEなど金融関連の上げが目立ちました。また、メルクやファイザーなど医薬品株も堅調でした。一方、NASDAQ市場で、前日タブレット端末の新商品を発売し買われたアマゾンが一転して3.2%下落したほか、アップル、ヤフーなどハイテク主力株が下落した流れや、半導体大手AMDが業績見通しを下方修正したことを嫌気し、インテルも売られています。

 ニューヨークダウは、高寄りしたあと、ニュージーランド格下げなど悪材料に敏感に反応。マイナス圏に沈むなど神経質な動きをしています。終日値幅は306ドルに達していました。底堅い動きを示しているものの、昨日も下落中の25日移動平均線に接近すると急速に伸び悩むなど頭の重さが目立っています。このところ、堅調を維持してきたNASDAQ100指数も、下落中の50日、75日線に押さえ込まれる格好で下落。下値抵抗と見られた25日線も下回って終わっています。月末のポジション調整の動きに絡んだものと思われますが、テクニカル的には、ニューヨークダウ、NASDAQとも悩ましい終わり方になっています。当面、値固め視ながら25日線の改善をまつということでしょうか。

 米国株は高安まちまち。CME日経平均先物は、大証先物終値を20円上回る8730円で帰ってきました。レンジは8505円~8775円と、やや振幅が拡大しています。円相場は、ドイツのEFSF承認でユーロがやや戻したものの、前日の日本市場で先行して織り込んだ部分もあり、対ユーロは104円30銭台、対ドルは76円80銭台と大きな変化はありません。本日の日本株は、CME高に追随する格好でしっかりした始まりが予想されるものの、昨日好材料を先取りして買われたことや週末控えで、大きな動きはできにくいかもしれません。昨日の上げについては不自然な動きもありドレッシングを意識した買いが入り、裁定買いから指数が上昇した側面もありそうです。買い一巡後は、GLOBEXやユーロ相場、中国株(新たな懸念要因になるか…?)を見ながら神経質な動きになりそうですが、先物の動きによっては、裁定解消売りから指数が下落する可能性もあります。昨日は小型株の上げが目立ちましたが、裁定買いの影響も大きいと思われ、株価を額面取りに受け取るのはややリスクがあるかもしれません。昨日の騰落レシオは114%と依然警戒ゾーンに近い水準にあることには注意。
※新規会員を募集しています。関心のある方はレポート案内をみるか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

重要イベントの結果待ちで4日ぶりに反落して終了
 おはようございます。 「期待は期待、現実は現実…」昨日の欧米株はそれを地でいくような展開になりました。 昨日行われたフィンランド議会は、事前予想通り、EFSF改革案を承認しました。次は、今晩のドイツ連邦議会の動向に注目が集まります。フインランドの批准でEU加盟17か国中9カ国が批准を済ませたといますが、ドイツの動向を見て、結論をだそうという国も多く、やはり、今晩が今回の危機最大のヤマ場になりそうです。昨日も書きましたように、事前予想では批准されるとの、見通しが強いようですが、国民の80%近くがギリシャ支援に反対しているという現状から、与党内なら造反者が出る可能性もあり、市場は警戒感を強めています。

 また、今日は延ばしに延ばしていた3者(IMF,EU,ECB)調査団が、ギリシャのアテネに入り、融資の可否について調査を始めます。これでは、ポジションをもてるはずも無く、昨日は、慌ててポジションを解消する動きが強まったようです。さらに、昨日は、ドイツの消費者物価指数(CPI)速報値が発表されましたが、数字は前年同月比2.8%上昇。前月の2.5%上昇から拡大しましたし、予想の2.6%も上回りました。市場は、ECBの利下げも織り込んでいましたから、これも見込み違い…。EU圏全体のCPIは+2.5%で、前月比横ばいを見込んでいますが、インフレ恐怖症のドイツの物価上昇から、利下げに対するドイツの抵抗が強まる…と市場が懸念した動きもあるんでしょう。さらに、フランス、イタリア、スペインが、金融株の空売り規制を延長したことも嫌気されています。 まあ、昨日の欧米株価は、「現実」の重みを意識して下げた…というところでしょうか。

 28日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万1010ドル90セント -179ドル79セント(1.61%)

 NASDAQ総合指数 2491.58ポイント -55.25ポイント(2.17%)

 S&P500 1151.06ポイント -24,32ポイント(2.07%)

 CME日経平均先物(円建て) 8560円 -80円

 米国10年もの国債金利 1.980% +0.009%

 ニューヨーク原油 81.21ドル -3.24ドル

 GOLD 1618.1ドル -34.4ドル

 ドルインデックス 78.11 +0.36


 昨日の米国株は、朝方発表された製造業耐久財受注(8月)が予想を上回ったことから、買いが先行し、4日続伸してのスタートになりました。フインランド議会がEFSF増強案を批准したことも好感されて上値を延ばし、ニューヨークダウは、一時、この日の高値1万1317ドル(前日比127ドル高)をつけています。ただ、今回の欧州危機最大のヤマ場であるドイツ連邦議会のEFSF採決を今晩に控え、慎重姿勢が強まったほか、原油価格がドルの上昇や予想を上回る在庫の増加を受け急落。銅などの国際商品も下落したことから資源・エネルギー関連株が下落したことも指数の足を引っ張っています。欧州で銀行株が売られた流れを受け銀行株も軟化、素材の下落を受け、景気敏感株も売られるなど、ほぼ全面安となり、引けにかけ下落幅を拡大。結局、主力3指数とも反落して終わっています。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1億4006万株減の10億4781万株。騰落状況は、値上がり506、値下がり2555でした。

 業種別の値上がり業種はゼロ。原油価格の下落を好感した航空会社、固定電話サービス、コンピューター周辺サービスなどの下落幅が小さかったようです。また、金価格や資源価格の下落を映し、貴金属、石炭、非鉄、素材、鉄鋼などが下落上位にランクされました。ニューヨークダウ30種も全面安。アルコア4.9%、キャタピラーの3.3%など景気敏感株の下落が目だったほか、バンクオブアメリカが4.9%、JPモルガンが3.4%下落するなど銀行株の動きもさえませんでした。銀行株の指数であるKBWバンク指数は3.5%弱の大幅下落になっています。全体がさえないなか、低価格の新型タブレット4機種を発売したアマゾンが2.45%上昇。ハイテク株がさえないなか、一人気を吐いていました。
 
 ニューヨークダウは、昨日も書いたように、上値の窓埋めを果たした目標達成感や25日移動平均線の下落圧力に負けて反落して終わっています。前日までに「赤三兵」の底いれパターンを達成しており、目先の調整だと思われますが、昨日の安値1万996ドルは、9月26日から、27日にかけ空けた下値の窓(11067ドルから11115ドル)に対応したもの…。次の展開は、現在、欧州で続く一連のEFSF批准やEU域内会議、ギリシャ融資の有無などのイベントを消化してからになりそう。

 欧米株は反落。CME日経平均先物は、大証終値を80円下回る8560円で帰ってきました。レンジは、8545円~8690円。円相場は、ユーロ相場が重要イベントを前に軟化したことから、対ドルが76円50銭台、対ユーロは103円50銭台に強含んで帰ってきました。本日の日本株は、海外のイベント結果待ちからさえない動きになりそうです。昨日は先物買いが先行しましたが、今日は、寄り付きから、昨日の投げを含んだ先物売りが先行。下落スタートが予想されます。また指数銘柄には裁定解消売りも予想されるなど、昨日と異なり、主力株にも売り圧力がかかりそうです。売り一巡後は、昨日に続き、GLOBEX市場、ユーロ相場を見ながらの神経質な展開か…?昨日も書いたように、騰落レシオの120%接近も全体相場のやや買われすぎ感を暗示しています。今日は、はしゃぎすぎの修正というところでしょうか。
※新規会員を募集しています。関心のある方は、レポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

権利・配当落ちを即日埋め。欧州情勢への好転期待から上げた欧米株高を受け、小幅続伸
 なんだか疲れますね~この相場は。海外株は景気良く反発していますが、日本株は、下げるときも少ない代わりに、反発力も大したことはありません。なんだか、悟りきって、欲を失った投資家ばかりの市場になってしまったようです。もちろん、主力株の話ですが…。でも、以前から書いているように、ダメだ、ダメだと言われる日本市場でも、成長が続き、指数の動きとは関係無しに、株価があがっている企業はいくらでもあります。主力株は、この戻り相場でもリバウンドが精一杯ですが、今日の新高値銘柄数は、東証一部だけで64銘柄。このブログでも、自らの力でマーケットを切り開いている企業、独自の事業性で他社を寄せ付けない企業を成長性に基準を置いて買えば、そんなに怖くない…と、書いてきましたが、最近のレポート注目銘柄は、それを実行して選択してきました。

 おかげで、全体が下落するなかでも、連日、日替わりで何かが、年初来高値を更新するという状態でした。このブログでも、主力株の側から市場を見れば、とんでもない低迷相場ですが、次世代を担う小型成長株の側から見たら、全く違う景色が見えてくる…と書いてきました。今日も、最近ここ数号で取り上げた注目株から、介護のニチイ学館のほか、加藤産業、コメリ、ピジョン、長府製作所、ハウス食品が年初来高値を更新しています。また、クラウドコンピューターサービスのネットワンと世界一の気象予報会社ウェザーニュースについては、ここでも何度も取り上げてきましたからご存知だと思いますが、最近の調整でも75日線で下げ止まり、早速切り返しに入るなど、相場の生きの良さを示しています。特に、ウェザーニュースは、月曜日に第一四半期の減益決算を発表していますが、売り上げは増加。減益は新たに事業の強化方針を打ち出した船舶部門への先行投資によるもの。事業内容の悪化によるものではありませんので、むしろ好材料とみるべきもの。それを裏付けるように、一気に切り返し、年初来高値に迫っています。会員の方には、上場来高値抜けで一旦売りとはしましたが、長期なら、ここからの株価倍増も夢ではない…なんて、馬鹿な予想もしています。

 まあ、ブランド名にこだわった投資をしている方にはきつい相場がしばらく続くことになりそうです。とにかく、大量生産・大量消費に依存しなければ維持できない企業は、震災の影響が無かったとしても、競争に勝つためには消費地の近くに出て行って生産するしかない…。これまでのように、国内で稼いで、海外で安く売ってシェアを拡大する作戦は、韓国の企業が真似をしており、もう通用しません。現地に出て、安価な生産コストで現地企業と競争して生き残るしかないわけです。これまでは、陰に陽に国の保護を受けてきましたが、海外でいきることは、国の保護を受けられなくなることでもあり、結局、現地化を進めるしかなくなるのでしょう。

 まあ、どうなるか分かりませんから、少なくとも国内を基盤に、新たな成長を模索している企業を探すのが一番分かりやすい…。今の市場は、もしかしたら構造変化を買い始めたのかもしれません。ただ、相場的には、今日はできすぎ…。昨日、今日と何でも買えばいいだろう的な相場になっています。物色範囲の広がりをみる騰落レシオは、一気に115%に乗せ、警戒ゾーンの120%超えに近づいています。サイコロジカルライン(6勝6敗)、RSI(50%)などは、まだ大丈夫といっていますが、ちょっと買いすぎ感は否めません。目先の判断が難しくなったから、冒頭の「疲れる相場ですね~」になったわけです。
 ちなみに今日の日経平均終値は、5円70銭高の9815円65銭、TOPIXは5.62ポイント高の754.07ポイント。出来高は、18億5953万株。売買代金は1兆2327億円。権利配当落ち分(68円)を埋めてプラスになったのは評価できますが、まだ、体制に影響なし…。

 昨日までは、欧州でリップサービスがたくさんあり、市場もそれに乗っかって、買いに行きましたが、今晩のフィンランド議会から、EFSFの批准が始まります。市場は、具体的な現実を織り込み始めますから、昨日までと同じようには行かなくなるのではないでしょうか。フィンランドは日本時間の9時ごろには採決があるようですが、与党の数が過半数を大きく上回っており、批准は間違いないといわれています。しかし、明日は、最大の焦点であるドイツの番。大丈夫だとは言われていますが、市場は万が一を警戒してきます。今後も、重要なスケジュールが続きますし、まだ、肝心なギリシャへの融資が行われていないことは忘れてはいけません。まあ、結果を見るまでは爪を伸ばすのは早そうですね。主力株は、ますます動きがつらくなりそうですね。

 追伸)無料レポートで、OKKを買った人からの問い合わせがありました。会員ではありませんので、直接の回答は控えさせていただきますが、現在は、世界的な景気減速を懸念して、設備投資関連が売られています。でも、バルチック海運指数などの景気指標を見るかぎり、そんなに、景気が落ちこむとは思えないのですが…。それと、3年も延期されたボーイング787「ドリームライナー」の商業生産が始まりました。OKKとの関連を調べてみては…。
※新規会員を募集しています。関心のある方は、レポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

EU金融危機回避への期待感で上昇するも、ギリシャ債務に関する民間負担増額懸念で上げ幅を圧縮
 おはようございます。 昨晩寝る前に見たニューヨークダウは、300ドル近い上昇。一体、何事があったのかと思いながら、とりあえず、野田首相も読んだといわれる勝海舟の「氷川清話」を読みながら就寝しました。起き抜けにパソコンをつけると、146ドル高…。別に空売りしているわけでもないのに、妙に「ホッ」としたのは、どういう心理なのでしょうか。

 まあ、昨日も欧州情勢は弛まず動いていた…ということ。確か、ギリシャ首相がドイツのメルケル首相と会談したはずでですが、ギリシャでは、固定資産税の引き上げ法案が議会で承認され、前向きな取り組みをアピール。メルケル首相も、ギリシャのEU残留に自信を示したほか、明日行われるドイツ議会の欧州金融安定化法案(EFSF)の批准に関しても、楽観的な見方を示しています。昨日の欧州市場の大幅な上げは、これを受けたものと思われます。このほかにも、複数の危機克服手段が検討されていることも、市場の安心感を誘っているようです。

 ただ、昨日も書いたように、EUは一枚岩でないことも事実…。米国市場の立会い後半で、英有力経済紙が「ギリシャ向け第二次支援策の条件について、民間の負担を(債務放棄)の増額を求めるなど、意見が対立している…」と報道。銀行株が売られ、上げ幅が縮小するなど、市場の期待感に水を差す動きも出ています。そろそろ、実績が必要な段階にきているのかもしれませんね。

 27日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万1190ドル69セント +146ドル83セント(1.33%)

 NASDAQ総合指数  2546.83ポイント +30.14ポイント(1.20%)

 S&P500 1175.38ポイント +12.43ポイント(1.07%)

 CME日経平均先物(円建て) 8625円 +45円

 米国10年もの国債金利  1.971% +0.066%

 ニューヨーク原油  84.55ドル +4.21ドル

 GOLD  1652.5ドル +57.7ドル

 ドルインデックス 77.78 -0.32
 

 昨日の米国株は、ギリシャ向け融資実行の可能性が高まったことや、一連の危機克服策への期待感から欧州主要市場が大幅高になった流れを受け、急伸してスタートしました。危機感の後退からユーロが持ち直しドルが下落したことから、リスク指向が強まり原油や金など国際商品が上昇したことを受け、資源・エネルギー株が上昇。指数の押し上げに寄与しています。また、前日、アップルのアイパッド減産懸念から下落していた半導体関連などのハイテク株もこの日は上昇するなど、ほぼ全面高となり指数はじり高。昼過ぎにニューヨークダウはこの日の高値1万1369ドル(前日比325ドル高)をつけていました。ただ、立会い2日で600ドルも戻したことから警戒感が強まっているるところに、ギリシャ支援に関し、民間銀行の負担拡大を求める動きがあることが報じられ、銀行株が売られたことから、ニューヨークダウも急速に値を消し200ドル近く上げ幅を圧縮してます。結局、主力3指数とも3日続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比3228万株増の11億8787万株。騰落状況は、値上がり2510、値下がり874でした。

 業種別の値上がり上位は、貴金属、広告代理店、人材派遣、タイヤ、自動車部品など。一方、下落上位は、航空会社、モーゲージファイナンス、金鉱山、ドラックストアなど。ニューヨークダウ30種は、25社が上昇、5社が下落。リストラに取り組むヒューレッドパッカードが3.8%上昇したほか、スリーエム、キャタピラー、GEなど景気敏感株も堅調。エクソンなどエネルギー株も上昇しています。一方、ギリシャ債務放棄の増額報道を嫌気し、バンクオブアメリカが1.8%、JPモルガンが1.2%、それぞれ下落するなど銀行株の不振が目立ちました。

 ニューヨークダウは、3日続伸。底値から3本連続の陽線が立ち、日本流の底入れサイン「赤三兵」が実現しています。ただ、急速に伸びたものの、高値は50日線を意識して、伸び悩んだほか、結局、引け値は25日線で押さえ込まれていることは残念な終わり方。昨日も21日からの下落で空けた「窓」埋めによる目標達成感を懸念しましたが、結果的に引け値はこれを意識した展開になっています。29日のドイツ議会承認を懸念した動きがあるのかもしれません。ただ、NASDAQ100指数は、50日線、75日線を再び回復してきており、調整に入っているアップル(10月4日にアイホンの新製品発表予定)などハイテク株の出直りが注目されます。当面は、時間待ちの展開か?

 米国株は3日続伸。CME日経平均は、大証終値を45円上回る8625円で帰ってきました。レンジは8425円~8720円。円は、ユーロの回復から、対ドルで76円70銭台、対ユーロで104円20銭台に軟化しています。本日の日本株は、欧米株高、CME高、為替の円安などの支えられ続伸しての始まりが予想されます。円が軟化していることから、昨日に続き輸出関連株に買戻しの動きが続きそうですが、買い一巡後には、再び欧州情勢やGLOBEX、アジア市場の動きに神経質な展開になりそうです。当面、配当落ち分(68円?)を埋め続伸して終われるかが焦点。ニューヨークダウと同じように、明確な底入れサインを出すことが望まれます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

危機回避策を期待した欧米株高を受け、急反発して終了…期待の先走りに警戒
 ちょっと横になっていたら寝込んでしまいました。もうちょっとで朝まで寝てしまうところでした。相場が切り返したんで、気が緩んだんでしょうか。 たいして書くこともありませんので、簡単にまとめておきます。

 まあ、危機が進んだことで、いろんな対策が出てきました。第二のリーマンショック…だといって、大騒ぎする向きもありますが、リーマンショックを経験したからこそ、学習効果が生きて、いろんな対策が出てきているという側面があることも忘れてはいけません。大体、昔から「第二の…」といって、そうなった例って少ないんではないでしょうか。朝も書いたように、今必要なことは、絵に描いた餅をずらずら並べることよりも、ギリシャ向けの融資の実行と欧州安定化基金増額と権限強化合意の批准。それと、今回の危機の原因になったECBの強引な利上げを是正すること…。まず、危機を収めることから始めなければなりません。

 ギリシャ問題やイタリア、スペインの危機拡大には、財政赤字削減と金利上げのデフレ効果が影響したことに、ようやく気づき始めてきたようで、あれだけぎちぎちに財政赤字削減に取り組んできた英国も、どうやら輪転機を回す方向に舵を切り替えるようです。ECBも輪転機を回すことを決めています。この流れのなかで、自分のことだけ考えて、通貨供給を増やすことを渋ったら、また同じ結果を招くことになります。今の日本は、財政赤字を減らすためなら国民生活なんかどうなっても良いという財務省、変に通貨供給を増やして資産内容を劣化させたくない日銀、勉強不足で官僚のいいなりになっている政治家…それぞれが、自分のことしか考えないため、日本はどんどん悪いほうに向かっています。そのうち、国民から搾り取れなくなって自滅していくんでしょうが…。そのときの日本の姿ってどんなになっているんでしょうか。

 まあ、とにかく、当面は、欧州次第…。なんだか、今日の相場をみていると。み~んなHAPPYみたいな相場になっているんですが、今年の「辛卯(かのとう)」は、裏切り、陰謀、突然の攻撃、暗殺など、ろくでもない星回り…。何が起きるかわかりません。実際、いろんな危機対策案が出るたびに、ドイツやルクセンブルグナなどの財政至上主義者が反対意見ばかり述べています。とにかく、朝も書きましたように、まずは、「結果」。期待感が先行しすぎると怖い…。

 今日の日本株、前段に書いたような期待感が先行、立会時間中のGLOBEX夜間取引市場で米国株先物が堅調に推移したことや、アジア市場が急伸したことを好感。CMEの日経平均先物高にサヤ寄せする格好で炊く始まっています。昨日は弱気一色で下落し、先物市場に売りがたまっていましたから、この買戻しが入り、これが、裁定買いを呼び指数銘柄を押し上げて、日経平均が上昇した…という所でしょう。昨日は、ほぼ全面安で主力株から新興市場株まで売られましたから、全面的に買い戻され、値下がり銘柄はわずか87銘柄にとどまっています。日経平均は、前日比235円82銭高の8609円95銭、TOPIXは19.70ポイント高の748.58ポイントと、それぞれ急反発して終わっています。ただし、出来高は、18億8390万株、売買代金は1兆1930億円と前日比では減少しています。値上がり上位の銘柄を見ても、薄商いで値だけが飛んでいるものが多かったようですね。

 日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは104に急上昇、RSIも45に急伸しています。値だけ飛んでいますが、三本新値が陽転したわけでもなく、25日線を上回ったわけでもなく、高値、安値を切り下げる下落トレンドが変わったわけでもありません。以前、弱気相場の範疇にあることを忘れてはいけません。海外情勢次第でどうにでも変わってきます。今のところ、GLOBEXは100ドルを超える上昇、欧州市場もドイツDAX市場が2%を超える上げなど、順調な始まりになっています。朝も書いたようにドイツ議会の批准の可能性は高まっていますので、市場はそのあたりを織り込んでいるようですが、まず、できることをしっかりやらないと、相場は腰を折ってしまいます。まず、3日間上昇し、3本新値が再び陽転するなど、明確な買いサインが出ることを待ちましょう。
※新規会員を募集しています。関心のある方は、レポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

欧州金融情勢の進展(?)を好感して大幅続伸して終了
 おはようございます。 停滞していたEU金融危機の状況が、やっと、動きはじめたようです。まだ、計画ばかりですが、EUの関係者が危機を意識しただけでも前進といえるのでしょう。ただ、あれこれ総花的に出てきすぎるのも、のちのち「会議は踊る…、されど進まず…」になりそうで、心配なのですが…。また、危機対策の内容が、ガイトナー財務長官が、冷たいあしらいをされた、EU財務相会議で提案した内容に沿ったものであることもきになっります。昨日は、経済ニュースが、欧州版TARF導入の可能性を示唆したことから、市場反発しましたが、早速、財政教条主義のドイツ連銀総裁から、反対声明がでています。まあ、どのみち、即効性はないのですから、言いたいように言わせておけばいいのですが、ギリシャへの融資の実行とECBの利下げだけは、すぐにできるのですから、まずはそれをスムーズにやってほしいものです。利下げには、相変わらずドイツが反対していますが、昨日の市場は、0.5%の利下げを織り込んでいますから、10月初旬のECB理事会で何もしなかったら、しっぺ返しを食らうことにもなりかねません。まあ、EUのことに関しては、結果を見ないと信用できませんね。

 26日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万1043ドル86セント +272ドル36セント(2.53%)

 NASDAQ総合指数 2516.69ポイント +33.46ポイント(1.35%)

 S&P500 1162.95ポイント +26.52ポイント(2.33%)

 CME日経平均先物(円建て) 8485円 +195円

 米国10年もの国債金利  1.905% +0.066%

 ニューヨーク原油 80.24ドル +0.39ドル

 GOLD 1594.8ドル -45.0ドル

 ドルインデックス 78.02 -0.28 


 昨日の米国株は、ECBの利下げ思惑報道や欧州金融安定化基金(EFSF)の増額思惑などを好感し、欧州株が上昇する、という支援材料があったおのの、朝方発表されたシカゴ連銀全米活動指数などの経済指標がいずれもさえないものだったことから、前週末水準での静かな始まりになりました。ただ、欧州情勢に進展が見られることや、緊縮財政を続ける英国が金融緩和方向に政策転換を行う可能性がでてきたことなどから、次第に押し目買いが優勢となり、上げ幅を拡大。CNBCがEU版TARFの可能性を報じると、欧州で銀行株が反発。これを受け銀行株が上げ幅を拡大。安全資産買いの一環として買われた債券や金価格が軟化すると、買いの範囲は景気敏感株まで広がり、引けにかけ上げ幅を広げ、結局、主力3指数とも大幅続伸して終わっています。ニューヨーク市場の出来高は、前週末比7164万株減の11億5559万株。騰落状況は、値上がり2224、値下がり829でした。

 業種別の値上がり上位は、再保険業、石炭、銀行、生保、石油探査など。一方、下落上位は、ギャンブル、半導体、移動体通信サービス、レジャー用品製造、コンピューターハードなど。ハイテク業種の下落が目立ちますが、アップルが、アイパッド用部品の発注を約25%減らしたことが伝わり市場が警戒。一時、大きく値を崩したこと(引けは0.28%安)がハイテク株全般の足を引っ張りました。ニューヨークダウ30種はすべてが上昇。欧州銀行株の上げを受け、JPモルガンが約7%、バンクオブアメリカが4.6%それぞれ上昇したほか、キャタピラーが4%、アルコアが3.7%それぞれあげるなど景気敏感株の上げも目立ちました。また、全日空への787ドリームライナーの納入が3年遅れで実現したボーイングが4.2%上げていました。

 ニューヨークダウは、大幅に続伸して終わりました。高どまりしていたVIX指数(恐怖指数)もこの日は下落。40ポイントを割り込んでいます。EU危機の深化から、多くの投資家が、債券や金の購入を進める一方、リスク資産である株を売るなどの弱気のポジションを組んでおり、状況が変化するたびに市況が大きく変化するようになっています。買い方が下落リスクにさらされているのと同様に、売り方も値上がりリスクにさらされているのが実態。欧州情勢は一筋縄ではいかないところがあり、当面、外部材料を見ながら、乱高下の動きが続くことになりそうです。安全資産と思われている、債券も、価格は過去最高に上昇。下落リスクは大きくなっています。10年債金利は、わずか3日で1.719%から1.905%へと、0.186%上昇しており、保有リスクは確実に高まっています。
 当面のニューヨークダウですが、9月21日の下落過程で1万1102ドルから空けた窓埋めが焦点に…。

 米国株は大幅続伸。ユーロが反発したことを受け、CME日経平均先物は、大証終値比195円高の8485円で帰ってきました。レンジは8285円~8500円。円相場は、欧州情勢の落ち着きを受け、対ユーロが103円30銭台に軟化したものの、対ドルは76円30銭台に高止まりしたまま。国内に帰ってからは、対ドルが76円40銭台にやや軟化しています。本日の日本株は、CME先物高にサヤ寄せする格好で買いが先行し、堅調なスタートが予想されます。昨日の相場では、弱気のポジションを取った投資家も多く、今日は、主力株から小型株、新興市場株まで満遍なく買われる展開になりそうです。先物買いが先行することから、裁定買いが増加。朝方はインデックス銘柄の上げが目立ちそうです。ただ、買い一巡後は、再び海外にらみの展開となり、GLOBEX市場の米国株の動き、欧州情勢に神経質な展開に戻りそうです。まあ、29日のドイツ議会のEFSF批准までは、荒れ模様の展開が続きそう…。まだ、ポジションを一方向に傾けるのは早いような気がしますが…。
※新規会員を募集しています。関心のある方は、レポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

連休前の海外相場の波乱を織り込み、大幅続落…EU関係者のKYな発言も足を引っ張る
 もういい加減にしてほしいですね。 EU脱退もダメ、債務削減もダメ、為替調整もできない…だったら、金持ち国が融資し続けるしか危機回避の手段がないのに、いまだにもたもたしています。今日は、ドイツのアスムセン財務次官が「10月3日のユーロ圏財務相会合までに、3者連合調査委員会の調査が終わらないので、ギリシャ向けの融資が決まると思わない…」と発言。相変わらずのKYぶりを発揮しています。自分の発言が市場にどう伝わるかの認識は全く無いようですね。おかげで、ユーロの対円相場は101円88銭まで上昇。これをきっかけに、先物の売り仕掛けが入りだし、年初来安値を更新してしまいました。

 G20財務相・中央銀行総裁会議でも、早期の解決を催促され、先週末のIMF金融委員会でも異例の声明が出され、何とかしろ…と言われているのに、全く、急ぐ気が無いようです。俺たちは、俺たちのルールでやっているんだから、お前らに干渉されたくないとでも言いたげな雰囲気です。以前から、ジャンプや柔道などスポーツでは、欧州選手が勝てなくなったら、自分たちの有利なようにルールを変える…というのが、欧州の本性。自分たちが、他の国に迷惑をかけても、自らのルールを変える気はない…。まあ、自分たちさえよければ良いという、欧州至上主義の考え方でしょうか。まだ昔の植民地時代の栄光が忘れられないんでしょうね。でも、どうやって、米国やIMFなどから、提言されても、全く受けつける気は無いようですが、一体、どうやって今回の危機を収めるつもりなんでしょうか。

 「債務国は、ただただ、耐えて財政を切り詰め、縮小均衡で財政の建て直しをやれば良い…」的な発言もあったようです。これでは、問題の解決にはなりません。また、今回の危機は4月に無理やり利上げしたことから、端を発し、7月の利上げで決定的なダメージを与えたことは、株式市場の動きを見れば明らかで、早急に利下げをすべきなのに、ルクセンブルグ中銀総裁は「インフレ対策を優先すべきで、今、利下げしたらインフレが昂進する…」と、相変わらずのインフレ恐怖症振りを発揮。国際商品が急落を始めているに、ここでもKYな発言。これに対し、オーストリア中銀総裁は「利下げの選択肢もある…」と発言。相変わらず、域内の考え方はバラバラ…。とにかく、ギリシャへの融資を急がないと、イタリアやスペイン、域内銀行の経営不安と拡大する可能性があるだけに、危機は拡大している。市場から、催促される怖さが、EUの政治家や金融関係者に分かっていないようです。

 とにかく、ドイツ議会の欧州金融安定化基金の増額と権限強化合意の批准が、当面の焦点。ギリシャ向け融資絶対反対で危機を拡大させた与党が地方選挙で惨敗する事態が続いており、融資や欧州共同債券の発行に前向きな野党が勝利していることだけは、批准への期待感を持たせてくれています。まあ、答えを見るまではわかりませんが…。今週は、覚悟していましたので、怖いものはありません。それにしても、先日。ナポレオン没落後に旧体制に戻そうとして開催された「ウィーン会議」が「会議は踊る…されど進まず」と揶揄されたときと同じ状態になりつつあります。歴史的にみても、もともと、まとまるのが無理だったんではないでしょうか。どの国が「一抜けた…」になるか楽しみですが、そういえば、組を抜ける規約がないとか…。首相が指を詰めてかんべんしてもらうのでしょうか。ちょっと、冗談が過ぎました。

 とにかく、早く問題を解決しないと、欧州の銀行が、苦し紛れに、含み損のまま抱えている、米国の住宅関金融商品を処分してくる可能性があります。そうなると、米国の住宅が無事ではすまなくなりますので、危機はさらに深刻化することにもなりかねません。自分で解決するならするで、さっさとやればいいのに、いまだにEUの首脳会談も開かれてい無い状態では…。

 本日の日本株は、連休中の海外の波乱を織り込む格好で、大幅続落して終わりました。朝方は、IMF金融委員会の前面バックアップ声明や、中国人民銀行副総裁の投資継続発言、欧州安定化メカニズムの前倒し実施機運など、連休中にあった危機対策を先取りし、小幅安でスタートしました。ただ、ドイツ財務次官のギリシャ向け融資の先延ばし発言から、ユーロが急落。101円台に入ると相場つきが一変。先物に売り仕掛けが入りだし相場は急落。あっさり8300円台に下落しています。先週木曜日、金曜日と続けてCME日経平均先物が8270をつけており、この安値が売り目標にされた格好で下落幅を拡大。ほぼ全面安となり、株主優待サービスを思惑した空運会社が買われた以外は、食品や医薬品、一部高利回り銘柄などが配当取りで買われた程度で、主力株や最近にぎわった小型好業績株も売られています。今日は、マザーズ指数が3.9%近く下落。主力株の下落を上回ってきました。すべての株が売られだした、ということは、底入れ時期が近いということかもしれません。

 今日の日経平均終値は、186円13銭安の8374円13銭、TOPIX終値は、15.69ポイント安の728.85ポイント。出来高は21億2772万株、売買代金は1兆4280億円と、週明けの商いにしては多いようです。また、日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは91、RSIは34ですが、値幅調整進んでいる割には、モメンタム指標の低下が進んでいませんね。今回は、大底を探る形になりますから、日足ベースよりも週間ベースを重視したほうがよさそうです。さて、株式レポートでは、8月21日号で、6月安値9318円から、7月8日の戻り高値までの上げ幅の倍返しポイント。8427円を下値めどとしてあげておきましたが、本日達成しています。また、この上げ相場で蓄えられた下落エネルギーの解消点が8300~8400円ゾーンにあり、これもほぼ、届いた…という感じになっています。テクニカルな指標が底値を暗示していませんので、不安が残りますが、まあ、いいところにきたといえるのではないでしょうか。また、海外投資家の売りは仕方ないにしても、BIS規制やソルベンシーマージンの評価法の変更から持ち株の売却を進めていた生保や銀行の売りも、明日が最後…。やや、需給関係も好転私的そうです。

 欧州株式市場は、ドイツIFO景況感指数が予想を上回ったことを好感(実際は、3ヶ月連続下落)し、2%を超える上昇で始まっているほか、一時、160ドル近く下げていたGLOBEX米国株先物も今は70ドル近く上げに転じています。日経平均先物も8400円をつけていますから、このままいけば、明日の相場は期待できる…ということになりますが。ただし、EUの関係者が余計なことを言わなければの話ですが…。
※新規会員を募集しています。関心のある方はレポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

G20が危機意識を共有したことを好感し、小幅反発…NASDAQ100の堅調続く
 おはようございます。 昨日は、こどもに誘われてカラオケに行ってきました。なんだか、いつもに比べ、声は大きいは、オーバーアクションになるはで、長男いわく「お父さん、どうしたの…?」。気にしてはいませんでしたが、やはり、ストレスがたまっていたのでしょうか。EUの連中、もっとしっかりしろ!

 EUがもたもたしているから、結局、市場に催促される格好になってしまいました。危機の拡大を受け、G20財務相・中央銀行総裁会議では、市場をなだめるため、予定になかった共同声明を行う破目になりました。もたついている欧州金融安定化基金の増額や権限強化に関する合意に関し、EU加盟国の議会承認を急ぐことなどを声明に盛り込みました。ただ、国民の8割がギリシャ支援に反対しているドイツの議会承認を29日に控え、他の加盟国も様子見姿勢を強めているため、果たして、スムーズに行くかどうか…。いくら、EU以外の国が心配しても、肝心なEU加盟国自体で政府と国民の考えが相違していては、事態は改善されませんし、根本的な対策として期待される財政・金融の統一には時間がかかる…では、まだまだ市場の攻撃が続くことになりそうです。

 今回のG20では、欧州安定化基金の大幅な増額が提案されたようです。この件については、ガイトナー財務長官がEU財務相会談に出席。わずか30分の参加しか許されず、会議参加者からは、「よその国の心配をする前に自国の心配をしたらどう…」とけんもほろろの扱いをされたといういきさつがありますが、その後、さらに市場の催促が厳しくなっています。自己解決能力が無いにもかかわらず、他の国に干渉されたくないという最悪のお国柄ですが、果たしてG20が想定した10月中旬(10日)まで、加盟国の批准が出揃うかどうか…。フィンランドの要求する融資への担保提供問題も解決されていませんし…。時間稼ぎをしているのはギリシャだけではないような気がしますが…。市場は、以前より短気になってきています。EUの国民が、仕方なしに賛成する水準って、ここから、一割り下、それとも二割下…?

 23日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万771ドル48セント +37ドル65セント(0.35%)

 NASDAQ総合指数 2483.23ポイント +27.56ポイント(1.12%)

 S&P500 1136.43ポイント +6.87ポイント(0.61%)

 CME日経平均先物(円建て) 8445円  -45円(22日大証終値比)

 米国10年もの国債金利  1.839% +0.114%

 ニューヨーク原油 79.85ドル -0.66ドル

 GOLD  1639.80ドル -101.9ドル

 ドルインデックス 78.30 -0.07


 昨日の米国株は、G20財務相・中央銀行総裁会議が、金融市場の安定を維持する方針を出したことや、危機の源泉であるEUに対し欧州金融安定化基金の実効性を高める要求をしたことなどを好感。欧州株が下げ止まった流れを受け、堅調に推移しました。欧州株がG20声明を好感して高く始まったものの、やがて下落に転じるなど神経質な動きをしたことに反応。米国株も続落スタートになりましたが、欧州株が出直るにつれ買戻しの動きが増加。ネット関連やスポーツ用品メーカーに好決算を発表するものが相次いだことや、財務面の改善を目指し、バンクオブアメリカが事業部門の売却や同行が保有する宅配ピザ「ピザハット」の株式売却交渉を進めていることなどを好感し、好業績銘柄を買いなおす動きが強まりました。ただ、金価格の急落や原油価格の80ドル割れなどから資源・エネルギー株が軟調に推移したことから、戻りは一本調子ではなく、ジグザグの上げになっています。全般的には模様眺め気分が強く、ニューヨークダウの終日値幅は170ドルと、最近では比較的小幅な値幅にとどまっています。ニューヨーク市場の出来高は前日比4億8591万株減の12億2723万株。騰落状況は、値上がり1910、値下がり1116でした。まあ、G20が危機意識を強めたことに敬意を払った、というところでしょうか。

 業種別で値上がりしたのは、原油に下落を好感した航空会社がトップ。スポーツ用品メーカー、ナイキが発表した決算で利益が予想を15%上回ったとして上昇したことを受け、履物が続いています。そのほか、タイヤ、装飾品、耐久消費財が堅調。一方、資源価格の下落を映し、貴金属、金鉱山、鉱山、資源探査などが下落上位に来てます。ニューヨークダウ30種は、19社が上昇、11社が下落しました。資産売却交渉を受けたバンクオブアメリカが4%上昇したほか、インテル(2.1%)、ホームデポ(2%)の上げも目立ちました。一方、新最高経営責任者への実力への懸念からヒューレッドパッカードが2%を超える下落になったほか、キャタピラー、アルコアなど景気敏感株画」引き続き売られています。

 ニューヨークダウは、小反発して終了。週間では737ドルの下落になりました。前日の急落により、8月10日のザラ場安値に対する二番底模索としましたが、後ほど修正された数字では、22日の安値は10日安値を10ドル下回っており、上値圧迫が強まる懸念があります。当面、上昇バンドが修正され、1万600ドル付近~1万1500ドルのボックス形成の動きに移行した…と考えられます(もちろん、EU情勢次第では、ボックス下はなれの懸念もあるのですが…)。一方、NASDAQ100指数も反発。アップルやアマゾン、ヤフーなど主力株はほぼ上昇して終わっています。指数は、昨日も書いたように25日線、100日線に支えられ、上昇トレンドを持続して終わっています。詳しい分析はレポートで行いますの参考にしてください。

 米国株は、反発したものの、トレンドを転換させる動きではありませんでした。また、CME日経平均先物は、22日大証終値を45円下回る8445円で帰ってきました。昨日の8375円からみると70円の反発です。前日安値8270円、この日の安値8270円で、目先、毛抜き底をつけたような格好になっていますが、週明けの相場では23日の波乱分を落ち込まねばならず、波乱があるかもしれません。とにかく、来週29日には今回のEU危機最大の山場である欧州金融安定化基金増額・権限強化合意の議会承認があります。月末控えでもあり大きな動きはできませんが、それだけにちょっとした材料で上下にぶれやすくなる展開か…。世界が危機意識を共有したことは、株価にとってはプラスの材料。週末の米国で債券が急落したが、好調な企業業績が続き配当利回りが2.8%(ニューヨークダウ30種の場合)を超える株式との金利裁定が働いてくるかどうか…。来週は年後半相場にかけての山場を形成しそうです。
※新規会員を募集しています。関心のある方は、レポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

FOMC声明の懸念を裏付ける中国、EUPMIの悪化を、改めて織り込み大幅続落
 おはようございます。 寒い朝です。冷え冷えとした空気のなか、今日は生駒のお山がくっきりと見えています。今日は、久しぶりに法隆寺界隈にサイクリングにでも出てみようかと、パソコンをみると、もっと寒々としてきました。外出は取りやめて、真剣に相場のことを考えなくてはいけないかな…。

 昨日も書きましたが、欧州情勢に気を取られている間に、藪から棒が飛び出してきました。昨日のFOMC声明文では、「今後、景気回復ベースが幾分高まると予想」と景気への期待感を抱かせながら、返す刀で「経済見通しには、深刻な下振れリスクがある…」としています。投資家にしてみれば、「お前、それは無いだろう」という感じでしょうか。景気の先行きに対しては、結構、強気の見方が多かったので、このFOMCの声明は、気迷い感を強めることになりました。そして、昨日は、中国製造業PMI指数が3ヶ月連続で好不調の分かれ目になる50%割れになったほか、ユーロ圏総合景気指標も50%を割り込み、49.2に下落。景気の悪化を裏付ける数字を見せ付けられたものですから、「これはいけない」として、売りを出した結果が、昨日のニューヨークダウの527ドル安(最安値時)。

 「話が違うよ」の前日は、ニューヨーク市場の出来高が2億8300万株増。「やっぱりか…」の昨日は、5億株の増加。実際に景気悪化の数字を見せ付けられて、慌てて売った投資家も多かったようです。景気との関連性が強い銅やアルミの国債市況は急落しており、実需面からも世界景気への懸念が出ていましたから、今回のFOMC声明により、強気の見方は一掃されるのかも知れません。ただ、これは、景気減速が社会不安の増大につながる新興国にとっては、金融政策転換のきっかけになるのかもしれません。ギリシャ危機の影に隠れた格好になっていますが、今回の危機の引き金を引いたのはECBの4月、7月の2度にわたる利上げ…。これだけ、景気減速が鮮明になっているのに、まだ利下げの実施が無い…。まさか、いまでもインフレが起きるなんて思ってないでしょうね。それとも危機をあおって、ユーロが下落すればするほど、輸出が増加して一部の国だけが儲けるなんて、ストーリーはないでしょうね。

 世界的に、利下げがはじまり、景気が持ち直してくると、通貨の安い国から立ち直ってくるんでしょう。お隣の国なんて、この危機が終わったら、ますます経済力を強めてきそうですね。まあ、危機が増幅したら、それだけ転換点も近くなる…ということでしょうか。でも、今回は政治のゆがみがあるので、いつもどおりにはいかないのかも…。日本も新しい国づくりを目指すつもりで徹底的な規制緩和を実施して、新しい産業作りを目指すべきですが、あれだけの不祥事を起こした東電ひとつの始末もつけられない体制では…。世界中から放射能を撒き散らした責任の膨大な損害賠償を請求されたときも、東電はいまのままに存在し、国民が税金でしはらうことになるのでしょうか。体制派の連中が犯したミス(C型肝炎など)はいつも税金で国民が尻拭い。当の本人たちは高給を食んでぬくぬくとしている。国民の年金を窓口で掠め取った連中は、当初からこれが事件になるときには時効にかかっている…と確信犯で、横領した。これも、想定どおり、時効で罪は問われない…。やはり、この国はおかしいし、変われそうも無い。

 話が脱線しました。もとに戻します。
 
 22日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万733ドル83セント -391ドル01セント(3.51%)

 NASDAQ総合指数 2455.67ポイント -82.52ポイント(3.25%)

 S&P500 1129.56ポイント -37.20ポイント(3.19%)

 CME日経平均先物(円建て) 8375円 -115円

 米国10年もの国債金利  1.725% -0.1309%

 ニューヨーク原油 80.51ドル -5.41ドル

 GOLD 1741.7ドル  -66.40ドル

 ドルインデックス  78.40 +0.72


 昨日の米国株は、アジア、欧州市場が景気への懸念を強め売られた流れを受け、急落してスタート。前日のFOMC声明の「経済見通しには、深刻な下振れリスクがある…」との文言を改めて織り込む流れになりました。リスク回避からドルが買われ、その反動で資源価格が急落したことから、資源。エネルギー株が全面安になったほか、景気の先行き懸念から景気敏感株が続落するなどし、下落幅を拡大。ニューヨークダウは、一時、この日の安値1万597ドル(前日比527ドル安)をつける場面もありました。ただ、ニューヨークダウが、8月9日につけたザラ場安値1万588ドルを下回らなかったことから、引けにかけては買い戻しもはいり、やや下落幅を縮めて終わっています。結局、主力3指数とも3%を超える大幅な続落で取引を終えました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比5億491万株増の17億1344万株。騰落状況は値上がり343、値下がり2750。

 業種別で値上がりしたのは、モーゲージファイナンスのみ。水関連、鉄道などの下落幅が少なかったようです。一方、下落上位は、貴金属、非鉄、鉄鋼、石炭、金属など。ニューヨークダウ30種は、すべて下落。アルコア(6.7%)、キャタピラー(6.3%)、スリーエム(4.5%)など、景気敏感株の下落率が目立ちました。このところ、気を吐いていたNASDAQ100指数もこの日は3.26%下落。アップルが2.5%、アマゾンが3.7%下落するなど、内容に関係なく売られる展開になっています。

 ニューヨークダウは、2日で674ドルの下落。ザラ場を含めると820ドルの変動になります。これまで持続してきた上昇バンドは壊れ、8月10日安値にたいする二番底が維持できるかどうかの瀬戸際に追い込まれています。ただ、NASDAQ100指数は、依然、上昇バンドは維持したまま…。昨日は大きく売られたものの、25日線と100日線が収束する地点で何とか下げ止まっています。これまで、堅調だったものまで売られており、その点では底入れが近いのかもしれません。昨日のニューヨークダウのPERは11.97倍。8月10日の11.99倍を下回り、割安ゾーンに入ってきました。ただ、今回の場合、国内要因とともに、欧州情勢が関係しており、テクニカルな要因が通用にくいのも事実…。やはり、立ち直りのポイントは、EUの利下げ…か?

 米国株は、大幅続落。CME日経平均先物は、大証終値を115円下回る8375円で帰ってきました。円相場は、主要通貨がドルに対して売られるなか、対ドル、対ユーロとも強含んでいます。本日の日本株は休日になりますが、先物終値からみて、全体に大きな変化が無ければ、連休明けの相場は、震災後の急落時の安値8227円を試す展開になりそうです。全体の見通しは不確定要因が多く、難しくなっていますが、詳しくは、次回レポートで検討してみます。これまで、全体が下落するなか、個別株に注目しなんとか年初来高値を更新するものを拾い出してきましたが、来週以降は、主力株を含め、方針を考える必要がありそうです。
※新規会員を募集しています。関心のある方は、レポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

連休の谷間で、来週にも需要イベントを控えていては、こんな相場も仕方ない…
 な~んか体調が変。昨日もそうでしたが、眠くて眠くて仕方がありません。相場が退屈なせいでもなでしょうが、先ごろの検査では何もありませんでしたので、おかしなことは無いはずですが…。生活のリズムを変えたほうがいいのかも…。

 それにしても退屈な3日間でした。レポート自体は今日も年初来高値更新銘柄が3銘柄でるなど、堅調を持続しているのですが、主力株がガンガン下げるので、「どうなる?」「どこまで下げる…」とうるさい質問が増えて困ります。以前から、海外の投資家が多く持っている主力株の場合、需給要因で売られるだけでなく、海外との競争にさらされるからダメ…。また、指数ばかり気にしても、指数銘柄はヘッジファンドなど海外投資家がたくさん持っているから、内容にかかわり無く、指数売買で売られるから、あまり気にしないほうが良い…、と書いてきたつもりなんですが、やはり、気になるんですかね。

 あまり、占いの話は書きたくないんですが、今月は、「丁酉」。「火」と「金」の相克関係ながら、相場にとって大事な火が入ってきますので、強いとみたのですが、九星では「一白水星」で水が入っていました。水は、「恐怖」の象徴。よくもこれだけ悪材料が出るものだ…と思うほど悪材料が出て、文字通り投資家を恐怖の底に突き落としてくれました。この流れは、10月9日の「寒露」まで、続きますので、来月、初旬まで荒れるのかもしれません。10月は「戊戌(つちのえいぬ)」ですが、どんな相場になるのやら…。

 さて、3連休と3連休の谷間で、立会い日数は3日間。当初、今月5日には実行される予定だったギリシャ向けの融資は、3者連合の強硬姿勢で引っ張るだけ引っ張られて、とうとう10月に入りそう。昨晩は、バーナンキ議長が思わせぶりな言い方で市場の期待をつないだFOMCがあり、週明けになると、フィンランドやドイツで、欧州金融安定羽化基金の増額や権限強化の議会承認が待っている…。これでは動けるはずはないし、3者連合とギリシャの交渉が先延ばしされるたびに、イタリアやスペイン国債が売られ、危機を増幅。ユーロが売られ、ユーロ建て日本株の指数が上昇。足もとの損失を埋めるために、日本株の売りが続く…という悪循環になっています。世界景気の減速で輸出株が買えないという前に、需給面から買えないというほうが正しいようです。

 今日は、FOMCの結果が予想通りのオペレーションスイストの発表がありましたが、市場は材料出尽くしで「売り」で対応。景気の下振れリスクが大きいと、非常に強い調子で発表しましたので、今日のGLOBEX市場で米国株先物は、終日軟調。中国の製造業PMI(9月)が3ヶ月連続で、好不調の分かれ目になる50を下回ると、GLOBEX市場の米国株はこれを嫌気して下落幅は100ドル台に拡大。欧州市場が開くと、債務国問題、域内銀行問題に中国景気への懸念が加わり、軒並み2~3%下落してスタート。これを見て、GLOBEXの米国株先物は、160ドルを超える下落になるなど、なんだか、下落の連鎖が続いています。

 今日の日本株も、このような世界の流れの中で見ていく必要がありそうです。寄り付きは、欧米株安やCME日経平均終値(大証先物終値比130円安)にサヤ寄せする格好で、下落してスタート。米国市場の流れを受け、非鉄や鉄鋼など景気敏感株が売られたほか、証券や銀行など金融株も下落。紙パルプや食品、電気ガス、薬品などディフェンシブ系銘柄が買われたものの、ユーロ相場が103円台に下落すると、欧州から指数銘柄にバスケット売りが出て下落幅を拡大するという展開。また、連休中の環境の急変に備えた先物ヘッジ売りの動きも加わり、終日軟調な動きでした。欧州で株安が進行していることから、ユーロは102円台に下落。今晩のCME日経平均先物への影響が懸念されます。結局、日経平均は180円90銭安の8560円26銭。TOPIXは12.59ポイント安の744.56ポイントと反落して終わっています。出来高は17億株台、売買代金は1兆2000億円台とともに増加しています。

 日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは94、RSIは36…。調整未了感が残ったまま。まあ、欧州問題が片付かないと、相場の動揺もおさまりません。今日発表されたユーロ圏総合景気指数(9月)は前月の50.7から49.2に低下。製造業は前月の49.0から、48.4へとさらに深みにはまってきています。明らかに景気が悪化しているんですから、本来なら、危機収束もかねて、思い切った利下げをすべきなのに、いまだに、なんの対策も打とうとしていません。まあ、頭でっかちのプライドだけの塊の人たちですから、対応も遅い。全く、EUという組織をどうしょうというんでしょうか。

 まあ、政治経済の世界では、新興勢力と利権まみれの既存勢力とが交替する時期にさしかかっています。既存勢力に乗っかっている企業は、もう成長できない。以前から書いているように、人が真似できない事業やアイデアで、体勢を打破して成長している企業しか株価は上がらない。バブル崩壊後に、淘汰を怠り成長と縁の無い企業を温存してきた「咎め」が今来ている。利権まみれの「エスタブリッシュメント」といわれる階層を一掃しなければ、この国の再生はない…。人、もの、金の資源再配分が必要なのだが…。東電への対応を見ていると、期待するほうが無理みたいな気がする。「日本は戦後の廃墟から立ち直った…」などの気休めは信用してはいけない。この時には、財閥解体、農地解放、公職追放など既存勢力を一掃することからすべてが始まった…。今の、日本でそれができるのか? 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

FOMC声明を受け、材料出尽くし感と景気への懸念増幅から下落幅拡大
 おはようございます。昨日は、睡魔に負けて夕食も食べずに朝まで寝てしまいました。書き込みができずにごめんなさい。
 さて、ギリシャ支援問題は、相変わらず、引き伸ばされたまま…。年金や給与カットにさらされる国民は早くもストの準備にかかり、来月初旬と半ばに大規模のストライキに訴えるといいます。昨日は、航空管制官がストを実施。空港が閉鎖に追い込まれています。これまで、ギリシャ政府は、借金の見返りに厳しい財政緊縮策を打ち出してきましたが、そのたびに、国民の反対運動にさらされ、多くが実施されないままに終わっているといいます。これまで、何度も裏切られてきており、貸す側が二の足を踏むのも分からないわけではありません。ただ、だめならダメ、追い貸しするならする、で、もう少しメリハリのある対応をしないと、市場を混乱させるばかり。ギリシャを切り捨てても、次はイタリアが待っているため、切るにも切れない…。結局、貸し手責任で債務再編するしかないのか…? でも、それも所詮は一時しのぎ。最後は、EUの組織そのもののあり方が問われてくる。

 21日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万1124ドル84セント -283ドル82セント(2.49%)

 NASDAQ総合指数  2538.19ポイント -52.05ポイント(2.01%)

 S&P500  1166.76ポイント -35.33ポイント(2.94%)

 CME日経平均先物(円建て) 8530円 -150円

 米国10年もの国債金利  1.8559% -0,08095 ← 市場最低金利更新

 ニューヨーク原油 85.92ドル -1.02ドル

 GOLD 1808.1ドル -1.0ドル


 ドルインデックス 77.70 +0.72 

 昨日の米国株は、ギリシャ支援問題が進展しないことを嫌気し欧州株が下落したものの、この日発表されるFOMC声明文への期待感から、堅調なスタートになりました。ただ、結果発表待ちのムードが強く、2時過ぎまで前日引け値付近で膠着した動きが続いていましたが、声明文が発表され、予想取りツイストオペ(短期債を売って、長期債を買い、長期金利の低下を促す政策)が発表されたものの、同時に、景気に対し「米経済は著しい下方リスクにさらされている…」と、これまでにない強い調子の懸念が示されたことを嫌気。材料出尽くし感と景気への懸念が重なり、株価は全面安。引けにかけ一本調子で下げ、結局、主力3指数とも大幅下落して終わっています。

 ほぼ、全業種にわたって売られましたが、ムーディーズが、金融規制強化で経営リスクが高まる、として、バンクオブアメリカ、シティ、ウェールズファーゴの大手3行を格下げ。バンクオブアメリカが7.5%下落しています。また、景気への強い懸念を映し、キャタピラー(5.1%)、GE(4.1%)、アルコア(3,1%)など景気敏感株の下落も目立ちました。一方、昨日引け後に、好調な決算や見通しを発表したオラクルが4.2%、アドビシステムズが1%それぞれ上昇したほか、経営トップ更迭の動きがあるヒューレッド・パッカードが、ニューヨークダウ採用30社のうち、唯一、6.7%上昇したのが目立ちました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比2億7310万株増の12億823万株。騰落状況は、値上がり474、値下がり2588でした。

 ニューヨークダウは、大幅反落。当面の下値めどと見ていた25日線も下回ってしまいました。以前、短期の上昇バンド内に収まったままですが、当面は、バンドの下値支持線を守れるかどうかを試す展開になりそうです。三線転換では、まだ陽転していませんので、弱気の範囲内の動きが続いていることには注意が必要。一方、昨日のNASDAQ100指数は、1.64%の下落と、主要3指数の下落率を下回っています。すでに、8月29日に三線転換は陽転し、強気相場を動いていますが、昨日は、想定どおり、75日線と8月31日、9月1日高値という、下値ポイントで下げ止まっており、主力株とは一味違った相場の強さを示しています。アップルやアマゾンはいずれも小幅な下落にとどまっています。NASDAQ100の陰転値は2252ポイントですが、目先はこれを守れるかどうかがポイントになりそうです。

 米国株は大幅下落。CME日経平均先物は、米株安や、ユーロが再び103円台に下落したことを嫌気。大証終値を130円下回る8530円で帰ってきました。レンジは8525円~8710円。対ドル相場は、金利低下を映し、86円40銭台と高止まりしたまま。今日の日本株は、欧米株安を嫌気。CME日経平均先物終値にサヤ寄せする格好で急落して始まりそうです。明日から3連休控えであることや、欧州情勢が依然流動的であることから、買いが手控えられるほか、連休中の事態の急変に備えたヘッジ売りなども増加しそうで、終日さえない展開になりそうです。このところ、市場をリードしてきた、SNS関連にも昨日は外資系証券がマイナスのレポート出したといわれ、ネット関連にも売り急ぐ動きがでるかもしれません。連休明けを意識した高配当もの狙いなどに買いの芽がありそうですが、ここは無理をしないことがいいか…。引き続き、GLOBEXの米国株の動きに注意。
※新規会員を募集しています。関心のある方はレポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

FOMCへの期待感とギリシャ情勢への失望感から高安まちまちの動き
 おはようございます。 朝から風雨が激しく、雨戸のがたがたという音で目を覚まされました。新聞を取りに出ると、なんだか風がなま暖かい。台風が南の暖かい空気を運んできているようです。

 欧州では、相変わらずのKY(空気読めず)ぶりが続いています。昨日はイタリア国債の格下げがあったものの、ギリシャ首相が「追加融資の交渉で進展があった…」とした発言を手がかりに買い進まれたほか、米国市場がFOMCへの期待感から上昇していたことを好感。欧州主要株式市場は、全面高で終わっています。ただ、欧州市場が終わったあとの米国市場では、引け近くに、当初、週内に行われるとされていた3者連合調査団のアテネ再訪が、10月初旬に延期される…との話が伝わると、「また、時間稼ぎか…」と市場が失望。ニューヨークダウが一気に140ドル以上下落することになりました。これに驚いたのか、引け後にEUは、「調査団とギリシャの電話会談に進展があった…」とし、「「実務上の作業を詰め、来週初めにもアテネに入る…」と声明を発表。夜間取引市場の米国株は小幅高で推移しています。

 最初に流れた話が、根拠のあるものだったかどうかは分かりませんが、もし、市場の反応をみて予定を変更したのなら、これもまたいい加減なもの…。ギリシャのいい加減な対応への批判が多いようですが、危機の根本的な問題の解決に動こうとせず、ギリシャ支援に際しても、時間軸を明確にしない対応にいい加減さを感じます。どっちもどっち…という感じですが、問題はたかがギリシャでこれだけもたついていて、次に混乱が予想されるイタリアへの支援がスムーズに行くのか、といううこと。債務残高の大きさからみても、市場の攻撃にあったら、ただではすみません。この組織、本当に大丈夫なのかな~。

 20日の米国市場
 ニューヨークダウ 1万1408ドル66セント +7ドル65セント(0.07%)

 NASDAQ総合指数 2590.34ポイント -22.59ポイント(0.86%)

 S&P500  1202.79ポイント -2.00ポイント(0.17%)

 CME日経平均先物(円建て) 8630円 -20円

 米国10年もの国債金利  1.944% -0.005%

 ニューヨーク原油  86.89ドル +1.19ドル

 GOLD 1809.1ドル +30.2ドル

 ドルインデックス 77.00 -0.34 


 昨日の米国株は、ギリシャ支援の進展を思惑して欧州株が上昇したことや、この日から始まったFOMC(公開市場委員会)への期待感から、続伸してスタート。朝方発表された住宅関連指標がいずれもさえないものだったことから、軟化し、ニューヨークダウは、この日の安値1万1373ドル(前日比28ドル安)をつける場面もありました。ただ、債券市場でFOMCの長期国債買取措置を期待し長期債金利が低下すると、株式市場も反応。短時間に180ドル近く上昇しています。金利低下を思惑してドルが下落。これを受け原油があげたことを受けエネルギー関連が上昇し指数の押し上げに寄与しました。また、前日に続き、ハイテク株に人気が集まり、アップルが422ドルと高値を更新。NASDAQ100指数の押し上げに寄与しました。ただ、引け近くの2時ごろに、3者連合調査団のアテネ再訪が10月初旬に延期されると伝わると、全体的に売り物が増加。指数も急落。結局、ニューヨークダウは、かろうじて、反発したものの、NASDAQ総合指数とS&P500は続落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1784万株増の9億2513万株。騰落状況は、値上がり1101、値下がり1902でした。

 業種別の値上がり上位は、金鉱山、レジャー関連サービス、バイオテクノロジー、酒類販売、消費者金融など。ヘルスケア、医薬品、公益事業も堅調。一方、下落したのは、石炭、貴金属、非鉄、金属、鉄鋼など。小売り、自動車・同部品もさえない動き。ニューヨークダウ30週は、高安まちまちの動き。前日に続きアルコア(2.9%)、キャタピラー(1.1%)など景気敏感株の下げが目立ったほか、バンクオブアメリカ、JPモルガンも続落しています。一方、投資判断の引き上げがあった保険大手トラベラーズが上昇。インテル、IBMなどハイテク系もしっかりでした。

 ニューヨークダウは、FOMCへの期待感などから反発し、一時、1万1550ドル高値をつけています。ただ、午前中に1万1500ドルの大台に乗せた後は、高値圏で膠着状態に入り頭の思い展開が続いていました。昨日も書きましたように、下落中の75日移動平均線が接近していますので、買いあがることに慎重になっているときに、ギリシャがらみの悪材料がでたことがきっかけとなり、下はなれたものと思われます。NASDAQ100指数も、一時、高値2337ポイントと高値を更新したものの、2350ポイント付近には過去の相場の屈折点が集中していることから、買いが手控えられていたところに、ニューヨークダウと同様。ギリシャ問題を嫌気して売られています。引けは2295.89ポイントで前日比12.87ポイントの反落。ともに、テクニカルな要因で頭打ち感が強まっているときに、ギリシャ問題が売りの引き金を引いた…というところでしょうか。この点については、すでに書いてきましたので想定内の動き。次は、ニューヨークダウは上昇中の25日線、NASDAQ100指数は、75日、50日線が下値抵抗線として機能するかのテストが行なわれる…。NASDAQ100指数は、高値付近に26週移動平均線も通っていますので、相場の強さが試されます。

 米国株は高安まちまち。CME日経平均先物は、大証終値を20円下回る8630円で帰ってきました。円相場は、金利低下期待を映し対ドルが76円40銭台とやや円高に振れたものの、対ユーロは、EUがギリシャ融資に前向きに声明をだしたことから、前日と変わらずの104円70銭台で帰ってきました。本日の日本株は、先物、為替とも大きな動きはないものの、米国FOMCへの期待感から底堅い展開になりそうです。ただ、連休のはざまで、立会い日数が今日を含め2日しかないことから、手控え気分がつよまり膠着感を強め、GLOBEX米国株先物に敏感二反応することになりそうです。昨日に続き、個別の材料株を日計り感覚で買う展開。ここは、外部材料の行くへを確認するか、少し長い目で見ての銘柄選定で行動するかを決め、中途半端な行動派しないことでしょう。一貫注目中のウェザーニュースですが、いよいよネットワン型の相場展開に発展するのでしょうか。しつこいのが取り柄。
※新規会員を募集しています。関心のある方は、レポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

週初、週末を3連休に挟まれた上、ビッグイベント控えで、身動きとれずに反落
 欧州情勢は現地の夜間でも動き続けているのでしょうか? なんだかよく分かりませんが、いろんな話が流れてきます。週末のEU臨時財務相会議で、ギリシャ向け融資に「OK}を出したのは事実のようです。昨日から、三者連合(EU、IMF、ECB)調査団とギリシャの交渉が再開されたようですが、どうやら今晩のうちにも融資が正式に決まるようです。また、欧米取引終了後には、S&Pがイタリア国債の一段階格下げを実施しました。米国では、前回の格下げに関し、インサイダーの疑いで、証券会社やファンドが調査されているようですが、今回はインチなしに格下げがされたんでしようか…。昨晩は欧米とも、だいぶ下げていましたが…。

 まあ、前のブッシュ政権の時に、ウォール街が仕事をやりやすいように、何でもかんでも規制を取っ払うとともに、良心も取り払い、大口の投資家間で癒着関係ができあがっているようですから、情報のやり取りは何のためらいもなくやっているのかもしれませんね。横道にそれそうですが、そのほかに流れたところでは、ドイツの有力企業のシーメンスがフランスの銀行から預金を引き上げ、ECBに預け変えた…という話が流れていました。即、シーメンスから否定されていましたが、これもフランスの銀行を叩こうというところから、流されたものでしょう。極め付けが、ギリシャが、ユーロからの離脱の可否を問う国民投票を計画していると報じられたこと…。これは、かなり効き目があったようで、GLOBEX市場の米国株先物が下落幅を拡大し、日経平均も足を引っ張られています。もちろん、ギリシャの報道官により、否定されていますが、弱気の話ばかりが流れてくるところを見ると、弱気のポジションをはずしたがっている投資家が多い、ということかもしれませn。

 第二のリーマンショック…などと、言われていますが、米国株は8月10日の安値から、上げ歩調になっており、あまり関係がないような感じがするんですが…。ちなみにこのときに安値をつけた理由は、フランス国債の格下げの噂…。このときには、複数の格付け会社が慌てて「安定的」な見通しにしていると、打ち消しに動いていました。このときも、やはり相場の分岐点でしたね。まあ、EUとしても、これ以上、危機をあおることはできませんから、それなりの対応をしてくるんでしょう。特に、順調に戻していた世界の株価が、ECBの4月の利上げで横ばいに転じ、7月7日の七夕のプレゼントで2回目の利上げを実施してから、堰を切ったように世界の株価が下げだしています。この一事だけみても、今回の危機の原因が何だったのかは、はっきりしています。欧州の景況感も目に見えて悪化してきましたから、ECBの利下げはカウントダウンに入った、といえそうです。まあ、市場はかなりのところは織り込んでいるんではないでしょうか。焦点は利下げ幅に移っていきそうです。

 今日朝の書き込みではないですが、「会議は踊る。されど進まず」。元来、欧州は、昔の栄光にすがって「おらが一番」と思っている国の集まりですから、市場が期待する「財政・金融の統合」なんて、夢のまた夢くらいに思っておいたほうがよさそうです。

 20日の日本株動向
 
 日経平均終値:8721円92銭  -142円92銭   日経平均先物終値:8650円
 
 TOPIX終値:755.04ポイント -13.09ポイント 騰落状況:値上がり188、値下がり1398

 出来高概算:14億1621万株       売買代金:9669億円

 日経平均サイコロ:5勝7敗   騰落レシオ:101   RSI:43


 本日の日本株は、ギリシャ支援問題のもたつきを嫌気した欧米株安や朝方発表されたS&Pによるイタリア国債の格下げを受け、反落してスタートしました。イタリア格下げからユーロが下落し、一時、103円台に入ったことから、機械や精密など欧州向け輸出比率の高い業種が売られたほか、対ユーロでドルが上昇したことを受け、原油や非鉄など国債商品価格が下落。これを受け非鉄や素材株も軟調に推移しました。また、欧米市場で金融関連株が売られた流れを受け、銀行、保険、証券、その他金融なども下落。ほぼ全面安商状になっていました。週初めと週末が3連休となり、立会い日数が3日しかないうえ、今晩から始まる米国FOMC、G20会合、来週に迫ったドイツの欧州金融安定化基金増額や権限強化法案の承認があり、国内投資家も身動きがとれず、売り買いが手控えられ、急落後は小動きに推移。反落して終わったものの、日経平均の終日値幅は67円にとどまっています。

 先週末にかけ続伸して終わっていたことから、利食い売りもでていたようですが、業種別では、紙・パルプ、食料品、繊維の3業種が上昇しただけ。残り、30業種が下落しましたが、特に、市況が急落したことを受けた海運が下落トップ。海外安を受けた保険、証券、銀行など金融関連の下落も目立ちました。先週大きく値を伸ばした小型成長株もこの日は買いが手控えられるなか、利食い売りに大きく値を崩すものが増えています。

 さて、日本株は米国株次第…ですが、朝も書きましたように、米国市場でも大きな変化が起きています。世界的な景気減速懸念を受け、輸出依存度の高い主力株が伸び悩み、ローンを基にした証券化商品の不正販売で損害賠償訴訟が急増。引当金の増加から、銀行の業績の減額修正が予想される主力指数が伸び悩んでいます。一方、NASDAQQ総合指数の堅調振りが目立ちますが、中でも、時価総額が大きい銘柄で構成するNASDAQ100指数の強さが際立っています。今日も、アップルが上場来高値を更新、アマゾンは連続して高値更新を続けています。

 この背景を考えてみる必要がありそうです。米国の法人はリストラや合理化により大量の内部留保を持っていますが、この資金はこれまで、MMFを通じ、高金利の欧州などに回されていました。しかし、危機の高まりや、米国内の法人預金にたいする規制が緩和されたことから、MMFから資金が流出。国内に還流しはじめています。しかし、資金余剰状態の銀行は、預金にたいし、手数料を取るなど実質マイナス金利状態…。これでは、預金にまわせず、かと言って、市場最低金利にある債券にもまわせ無い状態。しかし、アップルやアマゾンなどは業績面でも不安がないことから、流動性のあるNASDAQ100銘柄に資金が向かっているものと思われます。先週末段階でのNASDAQ100指数の益回りは8.8%と主要指数の中ではもっとも高い。債券と比較した株式の割安感が出ていました。

 今、米国では、債券市場からあぶりだされた資金が、次の運用先を求めて右往左往しています。自社株買いやM&Aの増加もこの流れの一環。金利が史上最低水準にあるなか、市場では徐々に金利裁定が働き始めたようです。景気の先行きに懸念はあるものの、単純な株式と債券との比較では株式が割安なのは確か…。今のところ、流動性重視でNASDAQ100に来ていますが、金利裁定が働き出すと物色範囲は拡大してくる。じわじわと浸みだしてくるだけに、株蚊の動きは派手さがかけるかもしれません。しかし、確実に水準は切り上げてくるのではないでしょうか。今の、日本株にしても、売っているのは、為替差益や短期の差益狙いの目先筋…。一方、買っているのは…?これだけ、金利が低下し債券に魅力がなくなってくれば、いやでも金利裁定が働いてくるのではないでしょうか。
※新規会員を募集しています。関心のある方はレポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

欧州情勢を嫌気し6立会日ぶりに反落…NASDAQ100指数は6連騰
 おはようございます。 ギリシャ支援問題は、相変わらずもたついたままです。市場が求めているのはスピーディな処理なのですが、何でも加盟国の合意を前提にしていますので、物事がスムーズに前に進みません。結局、この弱点を投機筋に突かれて危機を繰り返すことになっています。今回のギリシャの支援問題にしても、先週のEU財務相会議で融資方針が決まったのですから、さっさと実行すればいいのに、当初、19日に予定されていた3者連合(EU、IMF、ECB)調査団のギリシャ再入国が、いきなり電話会談に切り替えられたり、かと思うと、週内にはギリシャに入る予定だ…とくる。また、予定されていたギリシャ首相の訪米が突然中止になり、首相は「国内で取り組まなければ無ければならない課題がある…」ときた。これでは、市場が不安になるのも当然。結局、ユーロが再び売られ、せっかく立ち直りかけた欧州株式市場も、一時は、先週14日の水準まで引き戻される始末…。

 まあ、どこまでもたもたしたら気が済むんでしょうか。先週の、EU財務相会議では、米国のガイトナー財務長官の面子をつぶして追い返しています。自ら解決する能力を持たないのにプライドだけは高い…日本では、小田原表情で時間を費やしている間に自滅してしまった北条氏が有名です。しかし、欧州は、ナポレオン放逐後に、旧体制の復活を話しあったものの、何も決められない間にナポレオンが流刑地から脱出。再び挙兵した「ウイーン会議」のときから何も変わっていないようです。「会議は踊る。されど進まず…」。何百年も体質が変わっていないとしたら、この組織…本当に財政や金融の統合まで進めるの…? せめて、ギリシャへの融資を何時までに実行するか(予定では10月末というが…)を明確にしてほしい。市場は生殺しの状態に置かれるのを一番嫌うものです。

 19日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万1401ドル01セント -108ドル08セント(0.94%)

 NASDAQ総合指数 2612.88ポイント -9.48ポイント(0.36%)

 S&P500 1204.09ポイント -11.92ポイント(0.98%)

 CME日経平均先物(円建て) 8690円 -100円

 米国10年もの国債金利 1.949% -0.102%

 ニューヨーク原油  85.70ドル -2.26dる

 GOLD  1778.9ドル -35.8ドル

 ドルインデックス 77.11 +0.57


 週明けの米国株式市場は、ギリシャ支援問題への不透明感や週末に開催されたEU財務相会議で目立った進展が無かったことへの失望感から欧州市場が全面安になった流れを受け、反落してスタートしました。5日続伸したことによる利食い売りの増加に加え、ユーロが売られドルが上昇したことを受け、原油や非鉄などの資源価格が下落。資源・エネルギー株が下落したことも指数の足を引っ張っています。ニューヨークダウは、寄り付き直後、この日の安値1万1255ドル(前週末比254ドル安)をつけています。その後は、週明けで手がかり材料がないなか、安値圏での動きが続きましたが、引け近くに、ギリシャと3者連合の交渉に進展があったと伝えられ、下落幅を圧縮しています。結局、主力3指数は6立会日ぶりに反落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前週末比9億524万株減の9億729万株。騰落状況は、値上がり689、値下がり2334でした。なお、格付け会社S&Pがイタリア国債の一段階格下げを実施。GLOBEX夜間取引市場のニューヨークダウは100ドル近くに下落幅を拡大しています。

 業種別の値上がり上位は、ギャンブル、レストラン、コンピューターハード、住宅建設など。一方、下落上位は、投資サービス、生保、人材派遣、アルミなど。各種金融、銀行などもさえない動き。生保の下落は、ウエール図ファーゴが生保業界の投資判断を引き下げたことによるもの。ニューヨークダウ30種のうち、上昇したのは、IBM,マクドナルド、マイクロソフト、ユナイテッドテクノロジーズの4社だけ。26社が下落しましたが、特に、バンクオブアメリカ(3.3%)、JPモルガン(2.8%)、AMEX(2.6%)など金融関連の下落が目立ったほか、アルコアやヒューレッドパッカードの下落率が大きかったようです。

 ニューヨークダウは、一時、大きく下落しましたが、先週も書きましたように、上向きに転じた25日線にタッチしたところから反転し下落幅を縮めています。ただ、ドル高の進行は輸出依存度の高い主力株にとってはマイナスになるため、頭の思い展開に変わりそうです。また、レポートでもNASDAQ100指数の動きに注目するように書いてきましたが、同指数はこの日も全般安に逆行し6日続伸して終わっています。投資資金が業績面で不安がなく、かつ、流動性の高いNASDAQ主力株に向かっていることをあらわしています。この日はアップルが413ドルをつけ上場来高値を更新。ネット津半大手アマゾンも先週に続き上場来高値を更新し、指数の上昇を支えていました。50日線、75日線をともに上回っているほか、昨日は75日線を下値に反騰するなど、一味違う相場の強さを示しています。目先、7月14日の安値にとどいたことから、一服する可能性があるものの、投資資金が集中する可能性があり、想定外の動きをすることになるかもしれません。米国でも「二極化」相場が進みそうです。

 米国株は6日ぶりに反落。CME日経平均先物は、欧米株安を嫌気し、週末の大証終値を100円下回る8690円で帰ってきています。イタリア格下げを受けユーロ安が進行、対ドルも円高気味に推移しており、本日の日本株は軟調にに推移しそうです。先週堅調だった輸出関連や欧米で軟調だった金融株も軟調な相場が予想されます。結局、個別の材料株が日計り感覚で買われそうです。立会い日数が3日しかないうえ、今晩からFOMC、来週29日には欧州金融問題最大の山場、金融安定基金のドイツ議会承認がありますので週をまたぐポジションは持てず、短期狙いの荒っぽい相場になりそうです。米国の流れを受け、アップル・アマゾン関連も注目か…?
※新規会員を募集しています。関心のある方はレポート案内をみるか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

小康状態の欧州情勢やFOMCへの期待感から5日続伸…NASDAQ100指数の堅調が続く
 おはようございます。 注目のEU非公式財務相会議は、ペンディング状態にあった10月分の80億ユーロの融資を、ギリシャが財政赤字削減など公約を守ることを条件に実行することを決めて、終わりました。また、加盟国への財政規律の強化や経済の監視など、中長期的な危機対策の詳細を月内に詰め、年内に実施することなどを決めています。米国ガイトナー財務長官が出席し、欧州安定化基金の増額や権限強化、銀行への信用供与などの提案があったといいますが、継続審議事項とされたものの、真剣に討議されることは無かったといいます。

 以前から、プライドだけが強い土地柄。他国に干渉しても、自国には干渉されたくないということで、今回米の国の参加にも冷たい反応だったといいます。域内だけで解決できなかったから、混乱を増幅したということに、気づいているのどうか疑わしいところもあります。依然、ドイツのメルケル首相が欧州共同債券の発行に反対を表明するなど、危機克服の特効薬である域内の財政・金融の統合に不透明感が漂ったまま…。ギリシャ問題は、先延ばしに成功しましたが、イタリアやスペイン国債の動向次第では、再度、銀行の経営問題が浮上してきます。国際協調のドル資金供給体制が整備され、安全弁が準備されたものの、リーマンショックの後の銀行危機のときのように、支援を申し出れば市場から不信感を抱かれ、一気に破綻の淵に追い込まれることにもなりかねません。米国で実施されたように、内容に関係なく一律に融資するなどの配慮も必要になります。米国がやったことの真似なんかできるか…と変なプライドを出すと、危機はさらに増幅される可能性もあります。まだ、事態はなにもかわっていません。

 16日の米国市場動向
 ニューヨークダウ  1万1509ドル09セント  +75ドル91セント(0.66%)

 NASDAQ総合指数 2622.31ポイント +15.24ポイント (0.58%)

 S&P500 1216.01ポイント +6.90ポイント(0,57%)

 CME日経平均先物(円建て) 8815円 +25円

 米国10年もの国債金利 2.051%  -0.028%

 ニューヨーク原油  87.96ドル -1.44ドル

 GOLD 1814.7ドル +33.3ドル

 ドルインデックス 76.54 +0.27


 昨日の米国株は、朝方発表されたミシガン大消費者信頼感指数が、前月の55.7から57.8に上昇。予想の56.5も上回ったことや、ギリシャ向け融資が実施されることなどを好感し、続伸してスタートしました。前日発表された国際協調によるドル資金供給も引き続き買い材料となり、寄り付き後、まもなくニューヨークダウはこの日の高値1万1532ドル(前日比99ドル高)をつけています。ただ、EU財務相会議で、ドイツが欧州共同債券の発行に反対するなど、意見対立があると伝えられると、売り物が増加。ニューヨークダウは、一時。この日の安値1万1407ドル(前日比26ドル安)まで売り込まれました。その後は、財政赤字削減などで違反があった加盟国への制裁強化などで合意して会議が終了したことが伝わると、再び上げ幅を拡大。来週開催されるFOMCへの期待感もありニューヨーク台は再び、1万1500ドル台を回復。その後は、SQを控え小動きに推移しています。結局、主力3指数とも5日続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比8億4933万株増の18億1253万株。騰落状況は、値上がり1535、値下がり1487でした。

 業種別での値上がり上位は、家庭用品・パーソナル用品、小売、ブロードバンドサービス、金鉱山、履物など。一方、下落したのは石炭、非鉄、金属、海運、鉄鋼など。銀行、自動車・同部品も軟調でした。ニューヨークダウ30種は、上昇21社、下落9社。インテル(2.0%)、IBM(1.7%)などハイテク株がダウの上昇率を上回ったほか、ATT(1.4%)、ベライゾン(1.4%)など通信関連もしっかり。一方、スリーエム、アルコアなど景気敏感株がさえなかったほか、バンクオブアメリカ、JPモルガンが、各1%以上下落するなど、銀行株の下落が目立ちました。個別では、前日引け後にさえない決算を発表した、リサーチインモーションが20%を超える下落。競争が激しいスマートフォン業界で、新製品の上市が遅れたことが決算に響きました。

 ニューヨークダウは5日続伸して終了。日足は25日線を上回り強気相場を維持しています。ただ、50日銭や75日線が下落しながら近づいており、来週はこの上値圧迫をうけそうです。一方、主要ハイテク株で構成するNASDAQ100指数の好調が続いています。ニューヨークダウなど主力株で構成する指数が、いまだに8月31日の戻り高値を更新していないのに、同指数はこれを更新。一段と上げ基調を強めています。ただ、当面の上値抵抗である2620ポイント近づいているほか、上昇バンドの上限にも近づいており、来週は当面の相場の強さを図られることになりそうです。昨日も1.92%上昇し、いよいよ400ドル大台に乗せてきたアップルが、来週404ドル50セントの高値を更新できるかどうか…。これが焦点になりそうです。

 米国株は、5日続伸。CME日経平均は大証終値を25円上回る8815円で帰ってきました。円相場は予想を上回る景気指標や株高を受け、ドルが強張り76円70銭台に軟化したものの、対ユーロは、欧州情勢を懸念して105円90銭台に高止まりしたまま…。3連休控えで、全体的に小動きでしたが、日本株も下降バンドから抜け出せるかどうかの正念場に差し掛かっています。海外株高の後押しがあるのに月曜日が休日になるのは、残念。詳しい見通しや注目株は月曜日発行のレポートで詳しく解説します。
※新規会員を募集しています。関心のある方はレポート案内を見るか、メールフォームにて直接お問い合わせください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

欧州金融情勢の緊張緩和を受けた欧米株高を好感し全面高
 第二のリーマンショックの到来必至とされた欧州情勢は小康状態を示しています。今週は、ギリシャの、第六次追加融資(80億ユーロ)の査定作業が再開されるかどうか…、また、週末に締めきられたはずの民間銀行の持つギリシャ国債のロールオーバーががハードルの90%を超えたのかどうか…という不透明材料を抱えたままのスタートになりました。ロールオーバーについては、どうやら90%に届かなかったようですが(ギリシャ当局は、内容を発表しないと声明)、EUの高官が「90%を若干下回っても問題ない…」と、状況を追認する発言をしています。これ以上、事態を混乱させたくないとの配慮でしょうか。ギリシャが「90%にいかなかったら、ロールオーバーは止める」なんて、強気の発言をしなかったら、こんな混乱にはなっていなかったはずですが、本当に、反省しているのでしょうか。また、次回の融資(12月)を前に、混乱するのではないでしょうか。

 まさに、EU内のギリシャの存在は、米国金融危機の元凶になったサブプライムローンとよく似た構造を持っています。早く、つまみ出しておかないと、ずっと支援を続けなければならない健全な国の財務にまで影響を及ぼしかねません。これからのEUの会議で、脱退の規約を作るのか、問題国の財務権限を一時的にEUが奪うのか、財政・金融の統合を図り欧州共同債券の発行に進むのか…。EUの存立基盤そのものを見直す必要に迫られています。ことがおきるたびに、根本的な治療を避け一時しのぎでやってきたことが、世界経済を揺るがしかねないことになってきただけに、対岸の火事ではすまなくなってきています。ただ、国家の財政運営の権利を奪うところまで改革を踏み込まねばならず、果たして、短期間に問題が解決できるのかどうか…。

 朝も書いたように、今晩から始まるEU財務相・中央銀行総裁会議にガイトナー財務長官が出席したのも、欧州の銀行が持つサブプライムローンを含み膨大な含み損がある証券化商品の売却を始める動きがでたためと思われます。もし、実際に売却が始まったら、米国の住宅は、さらに価格が下落することとなり、米国も金融危機に発展しかねないリスクがでてきたためでしょう。何とか、資産の売却をとめなけtればなりませんが、それが、今日のドル資金の国際協調での供給になったんでしょう。まあ、米国も欧州も、証券化商品の時価評価をストップし、取得価格で簿外で所有しており、すねに傷を持っている状態は改善されていません。

 バブル崩壊後の日本に対しては、不動産価格などの時価評価を強制し、多くの金融機関や企業が破綻させられましたが、バブル崩壊がわが身に降りかかると、時価評価をストップして、簿外で管理する楽な方法を採用。都合が悪くなると、ルールを変更するいつものずるさを発揮しています。ただ、天に向かって吐いた唾は確実に欧米諸国自らの顔にかかり始めました。日本が彼らに言われたとおりにして、身を切り刻んで不良債権処理を済ませたのに、欧米は、これから、市場に強制されることになりそうです。EUだけで3000億ドルと言われる証券化商品で、含み損を損だしすれば、銀行の損失を埋めるのに、どれだけの資金が必要になるか…。今後、売らせないために銀行に突っ込む資金はいくらになるんでしょう。また、米国市場で売られた場合に住宅市場に与える影響は…。欧米市場の危機は何も克服されておらず、正常化を図ろうとすれば、彼らが馬鹿にしてきた「日本化」の道を否応なしに歩かされることになると思うのだが…。

 16日の日本株動向

 日経平均株価終値:8864円16銭 +195円30銭     日経平均先物終値:8790円

 TOPIX終値:768.13ポイント +16.57ポイント 騰落状況:値上がり1442 、値下がり152

 出来高概算:19億2644万株       売買代金:1兆1941億円

 日経平均サイコロ:6勝6敗  騰落レシオ:112  RSI:50


 本日の日本株は、欧州金融情勢が小康状態になったことから、欧米株式市場が上昇したことや、CME日経平均先物が8730円台で帰ってきたことから、同終値にサヤ寄せする格好で、先物買いが優勢となり、日経平均は前日比117円高の8785円と高よりしています。欧州情勢の好転から、円の対ユーロ相場が軟化したことから、機械や精密、電気製品など、対ユーロでの円高を嫌気して売られた業種に買いがはいるなど、主力株、材料株、出遅れ株など幅広く買われていました。ただ、3連休控えであることや、連休中にEUで重要イベントがあることや、連休明けには米国FOMCを控えるなど、不透明要因も多く、高寄り後の値幅は90円と小幅にとどまっています。ただ、日経平均が25日線(8805円)や先週末のSQ値(8732円)を上回ったことで、来週からは上昇相場に弾みがつくことになるかもしれません。

 日経平均サイコロは6勝6敗、RSIは50%と過熱感はないものの、騰落レシオが急伸。今日112%に載せてきました。リバウンド銘柄を含め幅広く買われたことが騰落レシオの拡大につながっていますが、以前にも書いたように、25日線への戻りでリバウンド相場第一弾が終了。次は週足移動平均線へのリバウンドが始まります。来週の海外情勢次第のところはありますが、下落中の13週への戻りで、騰落レシオは一段と拡大。戻り達成後は、再び成長株や配当取り銘柄などに物色が絞り込まれて騰落レシオが低下することになるのでしょうか。当面、RSIの80乗せ暗いまでは大丈夫…でしょうか。

 このところ、米国のNASDAQ100の強さに注目した記事を書いていますが、日本でも、主力株よりも、独自の事業性でマーケットを切り開く企業に注目するように書いてきました。レポートでもそれを基準に銘柄選定をし、最近2号分だけでも、今日のネットワン、ハピネット、コメリ、加藤産業、ニチイ学館の5銘柄が年初来高値を更新。世界最大の天気予報会社ウェザーニュースも高値圏で超然とした動きを続けています。また、資源開発や土壌改良、利益準備金だけで時価総額を上回る銘柄も戻り高値の面あわせになってきました。加藤産業は、9月決算銘柄ですが、下期の配当分だけで2円増配予定で、これを手がかりに配当取りの動きが強まるものとみて注目しました。もちろん、業績見通しも来期にかけ増益予想で、EPSは170円に達する予定。来期には、さらに増配期待ももたれます。9月4日号からの注目ですが、早くも200円近く上げてきました。9月に入り、相場は波乱しましたが、成長性を重視して」注目したものは、全体相場には影響されず上昇を続けています。

 また、リバウンド取りで8月28日号から注目した鬼怒川ゴムも、ここにきてもみ合いを離れてきました。年初来高値にあと23円のところまで来ていますので、来週は年初来高値更新の期待ももたれます。まあ、順調な終わり方でよかった、考えていますが、来週は、既出の銘柄のフォローも含め、リバウンド銘柄も対象にしなけtればいけないようです。下落中の週足移動平均線が目標になりますが、動きが早いのは、今週25日線を回復。かつ25日線が上向きに転じている銘柄。その中で、最下位にある移動平均線とのかい離が大きい銘柄が」ねらい目になりそうです。まあ、今晩から始まる、EUの会議は、サプライズはないと思うのですが…。日本株については、米国市場とことなり、まだ強気転換していませんので、体勢観についてはレポートで米国を含め分析してみます。
※新規会員を募集しています。関心のある方はレポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

欧州情勢の好転を受け買いが先行し4日続伸…際立つNASDAQ100指数の強さ
 おはようございます。 欧州情勢は、ギリシャ問題がペンディング状態にあるなか、もう一方の懸念材料だった銀行のドル資金調達問題に助け舟が出されています。欧州中央銀行、スイス国立銀行、イングランド銀行が、期間3ヶ月という長めのドル資金供給を実施。ドル子資金供給などでFRBや日銀も協調する…というもの。リーマンショック時にも採られた措置ですが、期間を長めに設定したことで、市場から短期のドル資金を借り入れ自転車操業を続けてきた欧州銀行にとっては一息つける措置になりそうです。

 ここにきて、国際協調体制が急に動き始めましたが、資金調達に苦しむ欧州銀行が資金繰りのため、含み損を抱えたままの証券化商品を含むドル資産の売却に動く姿勢を見せたため、米国の住宅市場や銀行へのマイナスの影響を懸念。危機が波及することを恐れた米国が、慌てて動き始めた…という見方もできます。ただ、銀行の場合、ドル資金調達問題が解決されたとしても、債務国国債の含み損問題が残るため、いずれ資本充実のための公的資金注入は避けられないものと思われます。まあ、ギリシャに続き、欧州銀行問題もとりあえずの時間稼ぎに成功した、ということでしょうか。昨日の欧州株式市場は、前日引け後に発表された独仏、ギリシャ3国首脳の「ギリシャのEU加盟継続」声明と、この日の国際協調によるドル資金供給を好感。軒並み3%近く上昇しています。

 15日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万1433ドル18セント +186ドル45セント(1.66%)

 NASDAQ総合指数 2607.07ポイント +34.52ポイント(1.34%)

 S&P500 1209.11ポイント +20.43ポイント(1.72%)

 CME日経平均先物(円建て) 8730円 +130円

 米国10年もの国債金利 2.079% +0.085%

 ニューヨーク原油 89.40ドル +0.49ドル

 GOLD 1781.4ドル -45.8ドル

 ドルインデックス 76.28 -0,39
 

 昨日の米国株は、ギリシャ問題や銀行のドル資金調達問題への懸念が払拭されたことで欧州市場が急伸した流れを受け、続伸して始まりました。消費者物価や鉱工業生産指数、連銀製造業景況指数などの経済指標は、好悪それぞれの内容でしたが特に材料視されず、欧州情勢の好転が買い材料にされ、終日上昇する展開になりました。欧州銀行への資金供給で経営危機が遠のいたことから金融株が買われたほか、ドルの下落により原油価格が上昇した流れを受けエネルギー関連株が上昇したことも、指数の押し上げに寄与しています。ほぼ終日あげる展開となり、結局、主力3指数とも4日続伸して終わりました。前日に続き、NASDAQ100指数の堅調振りが目立りました。ニューヨーク市場の出来高は前日比1億2105万株減の9億6500万株と、再び10億株割れ。騰落状況は、値上がり2321、値下がり712。

 業種別に値上がりしたのは、保険、投資サービス、自動車・同部品、エネルギー、証券など幅広く上昇。一方、金価格の下落を映し、貴金属。金鉱山が下落率上位にきたほか、旅行代理店、耐久消費財などがさえませんでした。ニューヨークダウ30種はすべて上昇。欧州銀行情勢の好転を受けバンクオブアメリカが4%近く上昇したほか、JPモルガンも3%上昇。指数採用以外でも、ゴールドマンザックスが3.3%、モルガンスタンレーも7%を超える上げになっています。NASDAQ市場では、アップルが0.9%の上げで392ドルをつけていますが、上場来高値404ドルに迫っており、新たにハイテク株の動きをリードすることになりそうです。

 ニューヨークダウは4日続伸。終値でも25日線を上回ってきました。また、同移動平均線は前日まで下落を続け株価の頭を押さえてきましたが、上昇に転換。今後、下方からの上げ圧力が増すことになりそうです。また、NASDAQ市場の好調が続いています。昨日の書き込みでNASDAQ100指数の堅調ぶりについて書きましたが、この日も主力株を中心に続伸。懸念された50日線、75日線をあっさり上抜いてきました。当面、7月14日の安値2318ポイントが、目標になりますが、目先の上昇バンドを上方突破してくると上げが加速してくるだけに、アップル、グーグル、アマゾンなど主力株の動きが注目されます。

 米国株は4日続伸。CME日経平均先物は、大証終値を130円上回る8730円でかえってきました。円相場は、欧州情勢の落ち着きから対ユーロが106円台半ばに下落したものの、対ドルは、米国家気の減速懸念を映し76円70銭台と高止まりしたまま…。本日の日本株は、海外株高、CME日経平均先物高を受け、大幅高の展開が予想されます。対ユーロでの円安を受け、精密、機械、海運などに買戻しが増加する可能性があるほか、輸出株を含む主力株全般に買い戻しの」動きが強まりそうです。ただ、週末控えであることや、今晩からガイトナー米財務長官が出席するEU財務相・中央銀行総裁会議が開催されることから、後場からは見送り気分の強い展開になりそうです。今のところ、GLOBEX米国株先物は堅調に推移していますが、海外先物に敏感な展開が続きそうです。
 先日から、目先の上昇バンドを形成している米国株とことなり、日本株は高値と安値が切り下がる下降バンドを形成していることを懸念していますが、本格的に主力株を買うのは、下落トレンドが修正されてから…。目先はあくまでもリバウンド狙いの範疇。順張りで買えるのは、成長株だけ…。米国でNASDAQ銘柄が強い意味を考えるべきでしょう。
※新規会員を募集しています。関心のある方はレポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

欧州情勢の落ち着きを受けた欧米株高で、反発…主力株は、米国景気指標待ち
 欧州情勢は、ギリシャがEU内にとどまると、独仏首脳とギリシャの首相が声明を出したことで、とりあえず小康状態を取り戻したようです。これだけ世間を騒がせたんですから、まさかギリシャへの融資をしないなんてことは無いでしょう。まあ、市場も相判断したようです。また、EUのバローズ委員長から、欧州共同債券の発行の提言もでていました。短期的な解決手段としては、一番有効なものですから、実際に発行に踏みきるとなれば、市場は好感するものと思われます。欧州共同債券は、格付けの高い国から低い国まで、加盟国のすべてが関係することから、格付けが懸念されていました。通常なら、格付け最下位の国の格付けが適用されるようですが、欧州共同債券に関しては、高格付け国がおおいことから、この適用はないようです。具体的にどのような格付けになるかは示されていませんが、関門のひとつはクリアされた格好になっています。

 まあ、具体的な運用に関しては、金融、財政を統合した欧州財務省みたいなものがいるようで、そのレベルにいたるまでは、金持ち国が稼いで、貢しかないんでしょう。次は、12月が次回融資月になりますが、ギリシャが今のように真剣味を欠いた対応をしていると、また11月ごろになるとすったもんだを繰り返すことになってしまいます。まあ、とりあえず今回乗り切れば、売られ過ぎの市場は反発することになりそうです。ただ、欧州の銀行の問題は別…。長い間、米国のMMFを通じてドル資金を取り入れてきましたが、米国が重要な制度変更を実施。MMFに流れ込んでいた資金が銀行へと還流。MMFを通じた資金パイプが細っているときに、欧州債務国問題が発生。お互いが疑心暗鬼になって、資金を融通しなくなったことからロンドン銀行間貸出金利が上昇。ますます、資金繰りが苦しくなるという、状態で、この状況は現在もあまり変わっていません。現在では、ECBだけが貸し手という状態ですから、どこから火が吹き出すか分からない状態。

 まあ、いずれ、資本の増強から公的資金の注入をしなければならないでしょうが、その際には資産の売却が条件。先日、日経でも書いていましたが、欧州の銀行には、米国で組成されたMBSやCDOなどサブプライムがらみの金融商品が3000億ドルはあるといわれています。もし、これを処分したら、米国の住宅や不動産は無事ですむのでしょうか。先ほどの、制度改正も、MMFから銀行への資金ルートを作り、国債消化を円滑に図る狙いがあるようですが、先ごろの、連邦住宅金融局の主要17行への損害賠償の提訴も、よそからとられる前に、取れるだけとっておこうという狙いがあるのではないでしようか。民間と、公的部門が損害賠償や買取で競争して銀行を攻め立てるわけですから、日本の過払い金返還で苦しむ、消費者ローン会社みたいなことが始まるのかもしれません。一方で、金融規制強化で締め上げられるわけですから、これで、長期の座敷牢入りが確定することになります。まあ、しばらくは手が出せなくなりますね。苦し紛れに、米銀が持っている証券化商品を売ったら…。まあ、そんないやな話は先に考えることにしましょう。

 まあ、とりあえず状況が落ち着いているところから、欧州株は軒並み1%を超える上昇で始まっています。まあ、ドイツの関係者の皆様、しばらくは「お口にチャック」ですよ。

 15日の日本株動向
 
 日経平均終値:8668円86銭 +150円29銭  日経平均先物終値:8600円

 TOPIX終値:751.76ポイント +10.07ポイント 騰落状況:値上がり1316、値下がり248

 出来高概算:16億8610万株     売買代金:1兆414億円

 日経平均サイコロ:6勝6敗  騰落レシオ:104  RSI:45


 本日の日経平均は、ギリシャ問題が小康状態になったことから欧米株が上昇したことや、CME日経平均先物が、前日の大証終値を100円近く上回って帰ってきたことから、CME終値にサヤ寄せする格好で先物買いが先行。日経平均は前日終値を127円上回る8645円と高寄りして始まってきました。先物買いが先行したことから、指数採用銘柄への裁定買いも活発に入ったほか、米国市場で半導体株を中心にハイテク株が買われた流れを受け、輸出関連株も高よりしてスタートしていました。ただ、より後は、今晩米国で発表される複数の景気指標への警戒感が高まり、上値は伸び悩んでいます。主力株への欧州からの売りが続き、日経平均は150円高で終わったものの、終日値幅は61円と小幅にとどまっていました。出来高など市場エネルギーも低迷したままです。

 業種別では、前日まで欧州危機を嫌気して売られた精密や、輸送用機器、海運などが買われ、30業種が上昇。一方、食料品、その他製品、空運の3業種が下落。主力株から、成長株、材料株などほぼ全面高商状でした。ただ、主力株については、世界的な景気後退懸念があり、今晩米国で発表されるニューヨーク連銀製造業景気指数、フィラデルフィア連銀指数、消費者物価指数などを見極め体とのムードが強く、伸び悩む展開が続きました。一方、米国でNASDAQ市場が堅調になった流れを受け、成長株買いが強まり、年初対高値を更新するものが増加。当社レポート前号、直近号のなかから4銘柄が高値を更新しています。

 朝の書き込みで解説しましたように、米国市場ではNASDAQ100指数が戻り高値を更新。上昇トレンドの継続を確かなものにしています。アップルやアマゾン、ヤフー、アドビシステムズなど成長株への評価が高まっているほか、企業の経営合理化を裏で支えるクラウドコンピューターサービス関連などネット関連も切り返しに入っています。市場は、世界景気減速の影響を受ける主力株よりも、独自の成長エネルギーを持つ企業を買う方向へと変化しているようです。このことは、以前からこのコーナーで書いてきたことですが、米国市場で明確に示現してきたようです。日本でも、クラウド技術の根幹を支える仮想化技術を持つネットワンに証券各社の株価目標の引き上げや格上げの動きが続き、今日も高値を更新してきました。このコーナーでもレポート銘柄として公開して以来かなりの上げ幅になったはずです。日本でも米国と同様に経済の構造転換がはじまり、新しい産業が生まれ始めています。今日の日経3面のウェザーニュースの記事も、新しい成長事業の誕生を示しています。株価を見る方向を間違えると、今の市場は理解できなくなってしまいます。まあ、後は今晩のニューヨーク市場が順調にあげてくれることだけ。

 ところで、あんまり長い陰線ばかりで、しばらく陽転がなかった日経平均ですが、小幅な陰線が続いたことから、今日の上げで「陽転」したのですが、これって素直に強気に変わっていいのでしょうか?
※新規会員を募集しています。関心のある方はレポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

欧州情勢の好転を受け3日続伸して終了…目立つNASDAQ100指数の強さ
 おはようございます。 昨晩は、講演会の打ち合わせで書き込みができずに失礼しました。

 さて、欧米市場では、相変わらず「水鳥の羽音にも驚く…」相場展開が続いています。昨日は、温家宝首相が、「中国ばかり 頼らず、自助努力すべき…」と、突き放したような発言をしているにもかかわらず、市場では中国が、イタリア国債を買うとの観測がでえいるほか、BRICSが、欧州救済に乗り出す…など、楽観的な観測が出る一方、昨日は、オーストリア議会が、欧州安定化基金の増額案を秘訣した(実際は延期)…と伝えられ、誤報で株価が急落するなど、刻々入ってくる情報に市場が踊らされている格好になっています。

 昨日は、独仏首脳と、ギリシャ首相の電話会談で、財政赤字削減への取り組みを強化する要求があった一方、ギリシャがユーロ圏にとどまる…」との声明が出されたことや、ガイトナー財務長官が、ユーロ圏諸国は第二のリーマンショックを起こさないよう努力している…と発言したことなどを好感。結局、欧米市場とも株価は高く終わっています。ただ、ニューヨークダウの終日値幅が400ドル近くに達するなど、欧州情勢に神経質な状態に変化はありません。

 14日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万1246ドル73セント +140ドル88セント(1.27%)

 NASDAQ総合指数  2572.55ポイント +40.42ポイント(1.60%)

 S&P500 1188.68ポイント +15.81ポイント(1.35%)

 CME日経平均先物(円建て) 8575円 +95円

 米国10年もの国債金利 1.994% -0.002%

 ニューヨーク原油  88.91ドル -1.30ドル

 GOLD 1826.5ドル -3.6ドル

 ドルインデックス 76.67 -0.23 


 昨日の米国株は、朝方発表された8月の小売売上高が予想を下回ったことや、オーストリア議会が欧州安定化基金増額案を否決した…との報が伝わったことから、反落してスタートしました。景気の先行きへの懸念が増幅し売り物が増加。ニューヨークダウは、寄り後まもなくこの日の安値1万993ドル(前日比113ドル安)をつけています。その後、オーストリア議会の決定が否決ではなく「遅延」であるとつたわるとともに、買い安心感が戻り、株価は反転。その後、独仏、ギリシャ3国首脳による電話会談後の声明で、「ギリシャが将来もEUにとどまる…」と確認されたことから、金融支援が継続されるとの期待感が高まり、一段と買いが増加。引け近くには、この日の高値1万1386ドル(前日比280ドル高)をつけました。ただ、3日続伸のあとであることや、今晩、重要な経済指標の発表を控えていることから高値警戒感も強まり、引けにかけ急速に上げ幅を縮めています。結局、主力3指数とも3日続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1480万株増の10億8425万株。騰落状況は、値上がり2249、値下がり776でした。

 業種別の値上がり上位は、航空会社、ホテル、家具、半導体・同製造装置、商業サービス・用品、運輸など。一方、下落したのは、貴金属、金鉱山、非鉄、鉱山など金がらみが上位。ギャンブルもさえない動きでした。ニューヨークダウ30種のうち、値下がりしたのはシスコシステムズの1社のみ。保険大手トラベラーズは変わらず。8月の小売売上高で増加が確認された建材関連(ハリケーンの影響?)でホームデポが2.7%上昇と採用銘柄トップの上昇になったほか、スリーエムやGEなど景気敏感株も堅調な動き…。個別では、大株主であるヘッジファンドが買い増しを示唆したヤフーが2%上昇、50億ドルの自社株買いを発表したパソコン大手デルが3.3%上昇するなどNASDAQ銘柄の検討振りが目立ちました。

 ニューヨークダウは、3日続伸して終わり、目先の上昇バンド内の動きを維持しました。ただ、25線を抜くとともに急速に伸び悩み、結局、25日線を上回れずに終わっています。一方、強さが目立ったのが、NASDAQ総合指数の動き。50日線で頭を押さえられたものの、引け値ベースでは8月31日の終値2579ポイント(ざら場は2611ポイント)を上回っています。さらに、それを上回る強さを示したのがNASDAQ100指数の動き。8月31日につけた戻り高値2268ポイントを上回っており上昇トレンドを確実なものにしています。すべての指数の中で、いち早く50日線、75日線に到達しており、ハイテク株中心の立ち直りを象徴しています。NASDAQ総合指数、NASDAQ100指数とも、25日線上にあるほか、25日線が上向きに転じており、次はこれを支えに、50日線を突破できるかどうかに焦点が移ってきます。米国でも、輸出依存殿高い主力株が伸び悩むという日本と同様な動きが出ており、世界景気減速を織り込んでいるようです。米国でも「成長性」が、株価のキーワードになり筒あるようです。

 米国株は3日続伸。CME日経平均先物は、大証終値を95円上回る8575円で帰ってきました。レンジは8485円~8665円。円相場は欧州情勢の落ち着きから対ユーロが105円80銭台に軟化したものの、対ドルは経済指標の悪化を受け、76円60銭台とやや円高に振れています。本日の日本株は、CME先物終値にサヤ寄せする格好で、堅調に推移しそうです。ギリシャ問題がとりあえず収束のほうに向かいつつある(12月の追加融資前には再発しそうだが…)ことを好感し、、主力株を買い戻す動きが強まりそうですが、世界景気の減速感もあり上値は限られそう…。今日もGLOBEXにらみの展開ですが、いまのところ米国株はしっかりになっており、主力株中心に堅調なスタートが予想されます。ただ、主な流れは米国でNASDAQがリードするように成長性をテーマにしたもの。引き続き、中小型優位の展開が続くことになりそう。
※新規会員を募集しています。関心のある方はレポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

欧州情勢のめまぐるしい動きを受け乱高下。小幅続伸して終了
 おはようございます。 欧州情勢は、ギリシャ、イタリアに加え、民間金融機関の経営不安が入り混じり、混沌とした状態になっています。ギリシャに関しては、ドイツの中から破綻を選択すべきという意見が飛び出し、それをメルケル首相が火消しするなど、意見の対立が目立っています。イタリアの中国への国債購入要請に関しても、政府が否定したとか、中国側が購入に難色を示しているなど、情報が錯綜した状態。また、フランスのBNPパリバが、米国のMMFからのドル資金調達難から資金不足に陥っている、との報道もなされています。日本にいたら、分かりませんが、どうやらEUは大騒動になっているようです。

 ただ、昨日も書いたように、ECBの銀行救済や問題国国債購入などに関し、意見の集約が見られていることや、ギリシャ破綻回避へ向けて、3者連合との融資交渉の再開、ギリシャ支援へのEU加盟国の賛成など、一歩前進する動きも始まっています。オバマ大統領が提言するように、域内の金融・財政の統一が課題として浮上していますが、その中で、ドイツ式の厳格な財政規律求める動きと柔軟に政策を推進する体制を目指す立場が、主導権争いをしている感じも受けます。
 今回危機が拡大した背景には、域内の意見が対立し、市場の催促するスピードに機動的についていけていないところがあるようです。昨日は、ドイツとフィンランドの首脳が会談、16日からはEU財務相・中央銀行総裁会議が開催され、別途、ギリシャ首相とメルケルドイツ首相、サルコジフランス大統領との電話会談が予定されているといいます。なんだか、会議ばかりやって、何も決められず、結局、北条氏が滅びた小田原評定みたいな感じになっています。 どうせなにか決まっても、どこかが反対するわけですから、市場の混乱が収束するのはまだ遠い先のような気がするのですが…。

 13日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万1105ドル85セント +44ドル73セント(0.40%)

 NASDAQ総合指数 2532.13ポイント +37.06ポイント (1.49%)

 S&P500 1172.87ポイント +10.60ポイント(0.91%)

 CME日経平均先物(円建て) 8590円 +20円

 米国10年もの国債金利 1.996% +0.045%

 ニューヨーク原油  90.21ドル +2.02ドル

 GOLD 1830.1ドル +16.80ドル

 ドルインデックス 77.05 -0.08


 昨日の米国株は、錯綜する欧州情勢を受け、反落してスタート。欧州銀行への不安やドイツ連立与党党首がギリシャの破綻・EUによる管理に言及したことなどを嫌気。ニューヨークダウは、寄り付き直後にこの日の安値1万987ドル(前日比74ドル安)をつけています。その後、メルケル首相が、ギリシャ破綻に賛同する意見を批判。支援に前向きな発言をしたことから、一気に1万1140ドル(前日比80ドル高)まで上伸。その後も、欧州発の情報に一喜一憂する展開で、前日比プラスからマイナスに転換する荒っぽい動きを繰り返したあと、ギリシャ、フランス、ドイツの電話による首脳会談に期待した買いが勝り、結局、主力3指数とも続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1709万株減の10億6945万株。騰落状況は、値上がり2338、値下がり713。

 業種別の値上がり上位は、鉱区会社、産業資材、鉄道、タイヤ、ホテルなど。半導体・同製造装置、アパレルなども堅調。一方、貴金属、保険仲介、住宅建設、石炭などがさえない動き。ニューヨークダウ30種の動きをみると、値上がりが23社、値下がり7社。キャタピラー、GEなど景気敏感株が高かったほか、NASDAQ市場のハイテク株人気を受け、インテル、シスコシステムズ、ユナイテッドテクノロジーズなどの上げが目立ちました。一方、下落したものでは、大規模な人員整理を発表したバンクオブアメリカやトラベラーズなど金融関連がさえなかったほか、マクドナルド、クラフトフーズなどディフェンシブ系の動きがさえませんでした。

 ニューヨークダウは続伸したものの、まだ25日線を回復できず、目先の下降トレンドから抜け出していません。世界景気の減速懸念から輸出比率の高い主力株への警戒感が強まっているようです。一方、景気の先行き懸念から増加するICT需要を受け、NASDAQ市場の堅調振りが目立ちます。すでに、25日線を回復しているほか、25日線の状況も改善。上向きのモメンタムが働き始めています。特に、NASDAQ100指数の底堅さが目立っており、当面、ハイテク株を中心に戻りが模索されることになりそうです。

 米国株は続伸。CME日経平均先物は、大証終値を20円上回る8590円でかえってきました。レンジは8455円~8600円。海外円相場は、対ドルが76円90銭台、対ユーロが105円20銭台と高止まりの動き。本日の日本株は、海外先物だかから、小高い始まりが予想されます。世界的な景気後退懸念やユーロ安を受け、輸出関連は頭の思い展開が続きそう。前日に続き、中小型の材料株や米国の流れを受けたハイテク株などが物色されそうですが、騰落レシオが短期間に110%近くまで上昇するなど、物色範囲の広がりすぎを示す動きがあることは注意が必要です。今日も、GLOBEX市場の米国株先物を見ながらの神経質な展開。3連休控えであることや、欧州情勢が不透明感を増している(特に銀行問題)ことから、ポジションを拡大しないほうが無難か…。
※新規会員を募集しています。関心のある方は、レポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

海外要因の落ち着きを受け反発…買戻しと成長株買いが交錯
 EU騒動は、まだ治まる気配を見せません。 不動産課税や議員の歳費カットまで踏み込んだギリシャに対し、先々週、追加融資交渉の席を蹴って出国していた、3者連合(EU、ECB、IMF)の代表は、明日14日にも再入国。ギリシャが提出した財政赤字削減案の査定を始めるといいます。ドイツのメルケル首相が、言ったようですから、事態は前を向いて進んでいるのでしょうか…。それにしても、このところ、めっきりドイツの強硬な発言が聞けなくなりました。以前は、ドイツの首相や財政担当者が発言するたびに、市場が動揺したものですが、結局、財政赤字削減原理主義では、問題の解決ができないことに、ECB関係者も気がついたようです。

 ドイツの連銀総裁、ECBのシュタルク専務理事と、立て続けに辞職。メルケル首相にも、一時、辞任説が流れていました。いずれも、財政タカ派と言われる人たちですから、この裏には、債務問題をめぐる考え方に大きな変化があったのかもしれません。ECBの次期専務理事には、ドイツの野党から、人選がされたようですが、教条主義の与党と異なり、野党は債務国支援や欧州共同債券の発行などに前向きと、言われています。結局、ECB内で財政タカ派が一掃され、ドイツ色が薄まった…ということも、できます。このあたりが、ドイツがEUから脱退するのではないか、といわれる所以ですが、実際、EUから離れて、マルクが復活したら、マルクが急騰し、ドイツは一気に不況化することになるんでしょう。少々、債務国支援で負担があっても、輸出競争力を維持できるユーロの圏内にいたほうが、メリットが大きいということ…。しばらくは、黙っていて、債務国問題への対処を見守ろうということでしょうか。とにかく、ECB内でおきた政策転換が株式市場にどんな影響をもたらしてくるか…。紙幣の輪転機の稼働率を上げるということですから、マイナスということはないと思うのですが…。

 さて、朝も書きましたように、今回の危機に懲りたのか、イタリアの積極的な赤字削減の取り組みが目立っています。昨日は、中国の政府系投資ファンドとの間で国債購入要請をするなど、資本導入の交渉が手がかりとなり、米国株の反発につながりました。それを受けた、今日の欧州株ですが、高寄りして始まったものの、中国が要請に応じない…との話が流れたほか、米国・オバマ大統領がEUに対し、金融・財政面での統合を急ぐように促した、と伝えらたことも嫌気されたようです。国内銀行への格下げ懸念がでているフランス市場や中国との交渉不調が伝えられたイタリア市場の下落率が大きいようです。

 また、午前中は欧州情勢の落ち着きを好感しGLOBEX夜間取引市場の米国株(ニューヨークダウ)も70ドルほど上昇。今日の日本株の堅調さを支えていましたが、欧州市場が下げに転じるとともに下落に転じ、現在は徐々に下落幅を拡大し、160ドル近く下げ、今晩の米国株への影響が懸念される状態になっています。ユーロも再び売られ104円台に上昇。今晩の米国株への影響を懸念し、ドルも76円台に上昇してきました。

 今日の日本株ですが、昨日引け近くの米国株の上げや、欧州情勢の落ち着きなど、一番外部環境のいい状態を背景に、堅調な始まりになりました。欧州株式の先物が1%を超える上昇になっていたことや、GLOBEX市場の米国株高を受け、先物に買戻しの動きが増加。米国で半導体関連が、業界再編の思惑や投資判断のい引き上げなどから買われた流れを受け、半導体関連が上昇。円がやや軟調になったことから、これまで売られてきた輸出株に買戻しの動きが出たこともあり、引けにかけじり高。日経平均は一時100円近く上昇する場面もありました。立会時間中、外部環境が堅調に推移したこともあり、日経平均は前日比80円88銭高の8616円55銭、TOPIXは8.56ポイント高の749.82ポイントとともに反発して終わりました、

 出来高概算は、16億8952万株、売買代金は、1兆457億円と、市場エネルギーは増加せず、買戻し中心の相場だったことが分かります。日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは109、RSIは48…。騰落レシオの上昇が目立ち、いつの間にか黄色信号の120%に近づいてきました。まあ、日本株の場合は、あくまでも前日の米国株次第のところがありますので、予想が立てにくくなっています。米国のほうも、欧州情勢に影響されていますが、とりあえず、ギリシャと3者連合の交渉再開に道が開かれたほか、イタリアは、5000億ユーロに上る国有財産を処分して赤字削減二充当するなど前向きな動きを始めています。また、ECBの政策転換も市場にとってはプラス。銀行の問題は債務国以外の問題も絡んでおり、予断を許さないところがありますが、短期的な事態は改善に向かっているとみることもできます。まだ、神経質な動きで乱高下していますが、海外市場も徐々に落ち着きを取り戻してきそうです。

 ただ、欧米が輸出をてこにした景気刺激に動く以上、日本への円高圧力は続く。デフレ的な圧力が強まる以上、自らの経営力で国内市場を開拓できる企業でないと、評価の対象にはなりにくい。このところ、レポートでは、ユナイテッドアロウズ、ネットワン、ウェザーニュース、コメリ、ハピネット、ニチイ学館など、独自の事業性で成長している企業を集中的に取り上げていますが、全体がさえない展開にもかかわらず、年初来高値を更新するものが日替わりで出ています。また、直近号では、ニチイ学館について、2月の戻り高値をめどに買い方針としましたが、今日は想定通り反転上昇しています。

 以前から書いているように、全体はさえない相場展開ですが、以前と異なり全面安ではなく、主力株が売られ、成長株が買われる二極化相場になっています。市場を見る場合、主力株側から見たときと、成長株側から見たときとでは、相場観が全く異なってきます。大量消費・大量生産に依存する企業は、国内マーケットが縮小する場合、新たなマーケットを求めて、海外に出て行くのは当然…。彼らが出て行って、人、モノ、金が余ったとき、経営資源の再配分が始まり新たな経済構造がスタートする…。主力企業が出て行ったら、日本経済は終わり…みたいな議論が多いが、バブル崩壊後、銀座にはパチンコ屋やゲーム店、風俗ばかりになる…といわれたものの、現実にはどうなったか…。まああまり物事を悲観的に考えないほうがいいような気がしますが…。旧態依然とした企業が居座っているから、新しい産業や雇用が生まれないという側面もある…。官のリストラとともに民のリストラにも再チャレンジすべきと思うが…。日経平均は、まず、高値、安値を切り下げるパターンから抜け出してから考察すればいい。それまでは各論相場。
※新規会員を募集しています。関心のある方は、レポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

EUのお家騒動を懸念して大幅続落して始まるも、引けにかけ状況改善への期待感から急反発して終了
 おはようございます。 EUのお家騒動はまだ続いているようです。ギリシャは、なんとか融資側の意向に沿うようにと、頑張って身を削っていますが、その裏側で、国民がプラカードを掲げて緊縮財政に反対していては、市場も実効性を信じるわけには行かないというところでしょうか。まあ、主な金主のドイツも、足元の銀行への影響もあるので、ギリシャへの融資をなんとかしないと…と、考えてはいても、「借金を返す努力もしない奴になんで金を貸す…」という、国民の思惑を考えれば、一応、強行姿勢を示さねばならないし…。まあ、融資しないと、国民生活まで影響する…というくらい、市場から催促されないと動かないんでしょう。1987年のブラックマンデー、2003年のリーマンショック後など、いつものこととは、言いながら、お騒がせなことです。

 ただ、市場の催促に、さすがのトリシェECB総裁も、折れてきたようです。銀行の経営不安に対し、無制限に資金供給すると発言。ついに輪転機を回す決断をしたようです。プライドがあるのか、利下げに関しては、さらに市場から催促された場合に備えて、動かしませんでした。ただ、昨日、対円でのユーロレートが103円台に下落したように、市場は利下げを織り込み始めており、ECBも否応なしに利下げに追い込まれいくんでしょう。昨日も、書きましたように、今回の危機は一部の国のご都合で、無理やり利上げを実施したことから始まり、景気への下押し圧力が高まっているのに、デフレ的な財政赤字削減を強制したことが、状況を悪化させています。ここで、輪転機を回す決断をしたことは、財政至上主義に景気刺激的な政策を併用する、米国流のやり方を導入することを決めたのと同じ…。また「日本化」の仲間が増えることになります。まあ、政策の舵が変わったことは、のちのち市場にも効いてくるはずです。財政至上原理主義のメンバーが外れたことは、後から、考えるとECBの方向転換を示した出来事だった、と分かることになるのかもしれません。

 昨日は、債務国への締め付けの厳しさを見て、イタリアは独自の財政赤字の削減案をまとめていますし、国債の消化先を求めて中国の政府系投資ファンドとの交渉をしていると、報じられ、市場はこれを評価しています。また、16日に開催されるEU財務相・中央銀行総裁会議に米国のガイトナー財務長官が出席するといいます。きわめて異例のことのようですが、これももしかしたら、ECBの方針転換と関係があるのかもしれません。さて、市場はこの変化に対し、どう反応するのでしょうか。もっとも、景気刺激策には輸出の振興がありますが、EUと米国がともに、輸出増加に走ったら、安住財務大臣が期待しているような円高の修正って、ほんとにできるのかな…。また、欧州銀行危機の本質は、ギリシャ危機だけではありませんしね。

 12日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万1061ドル12セント +68ドル99セント(0.63%)

 NASDAQ総合指数 2485.19ポイント +27.10ポイント(1.10%)

 S&P500 1162.27ポイント +8.04ポイント(0.70%)

 CME日経平均先物(円建て) 8515円 +35円

 米国10年もの国債金利 1.951% +0.033%

 ニューヨーク原油 88.19ドル +0.95ドル

 GOLD 1813.3ドル -46.2ドル

 ドルインデックス 77.14 -0.07
 

 昨日の米国株は、ギリシャのデフォルト懸念やお騒がせ屋の格付け会社ムーディーズによるフランス銀行3行の格下げ懸念を映し欧州株が大幅続落した流れを受け、急落してスタートしました。ECBの無制限の域内銀行への資金供給方針を受け、欧州株が下げ渋るなか、米国株も、模様眺めとなり下げ渋りました。ニューヨークダウは、一時、安値1万824ドル(前週末終値比168ドル安)まで売られています。ただ、引け近くに、イタリアの中国の政府系投資ファンドとの国債購入交渉や財務長官のEU財務相・中央銀行総裁会議への出席方針が伝わると、事態の改善を期待した買いが増加。ニューヨークダウは引けにかけ、一気に237ドル上伸。結局、主力3指数とも3日ぶりに反発して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前週末比1億3420万株減の10億3854万株。騰落状況は、値上がり1464、値下がり1580でした。

 業種別の値上がり上位は、半導体・同製造装置、履物、再保険など。一方、下落したのは、タイヤ、石炭、金鉱山、鉱山、貴金属など。素材や運輸もさえない動きでした。ニューヨークダウ30種は、22社が上昇。8社が下落しました。半導体メーカーに大型M&Aがあったことから、業界再編を思惑してインテルが3%近く上昇したほか、スリーエムやATT、シスコシステムズなどハイテク株の上げが目立ちました。一方、下落幅が少ないものの、アルコア、キャタピラー、GEなど景気敏感株の動きがさえませんでした。

 ニューヨークダウは、一時、8月10日安値を基点にする上昇バンドを大きく下回る場面がありましたが、引けにかけての上げで、かろうじてバンド内にとどまって終わっています。8月19日の安値1万749ドルを下回っていませんから、上昇トレンドが壊れたわけではありませんが、25日線など上値圧迫もあり、目先、底固めをしながら、欧州情勢やオバマ大統領の雇用・景気対策の議会交渉、経済効果を見守ることになるのでしょうか。

 米国株は3日ぶりに反発。CME日経平均先物は、米国株の反発を好感し、大証終値を35円上回る8515円でかえってきました。レンジは8375円~8520円。円相場は、対ユーロ相場が金融危機を映し、103円90銭だまで上昇したものの、ECBの方針転換などから市場が落ち着き、105円50銭台に、対ドルも77円20銭台に乗せてかえってきました。国内に帰ってからは、海外に比べ小幅な円高で始まっています。本日の日本株は、先物高を受け反発して始まりそうですが、対ドル、対ユーロとも円が高止まりしていることから、輸出株のさえない動きが続きそうです。先週からの流れを受け復興関連株が注目されるほか、円高による不況色がつよまりそうなことから、景気に左右されず成長している企業や、新規に発行された四季報や会社情報で来期にかけての業績見通しの明るいものが個別に物色されそうです。当面、再び中小型株優位の流れに戻りそうです。
※新規会員を募集しています。関心のある方はレポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

期待したギリシャ救済策は出ず、欧米株安にサヤ寄せして大幅続落
 アジア市場が開く前に何らかの解決策がでるか…と期待させたEUでしたが、結局、サプライズを伴うような策は何も出てきませんでした。まあ、何かあればもっと早くに出ていたはずですから、結局、手詰まりになってしまっているということでしょうか。ギリシャは、現在、今晩を期限とした財政赤字削減の検討期間にありますが、昨日、政府は新たに不動産課税や議員の報酬カットなどを柱とする追加の赤字削減策を提示。EU、ECB、IMFが要求する今期財政赤字のGDP費7.5%以内の抑制に向けて努力していることを示しています。EUの担当員は、おおむね歓迎する動きをしていますが、交渉の席をけって帰国してしまった3者の代表が戻って作業を再開できるかどうか…。10月には国庫が底をついてしまうと、悲鳴に近い発表もでています。予定では、14日から交渉再開…ということですが、ECB内部が意見対立している状態で、果たしてうまくいくのかどうか…。

 ドイツあたりでは、いっそデフォルトさせて、債務の50%カットでもしたら…という意見まで出始めました。すでに、政府を中心に国内銀行で50%を超える損失が出た銀行に対し、公的資金を注入する計画もでており、デフォルトの可能性が無くなったわけではないようです。ただ、市場サイドからみれば、デフォルトして、銀行に公的資金が注入されれば、ギリシャ問題は材料出尽くしになります。そうなると、これだけユーロが下落すれば、ドイツなどの輸出企業やフランスのブランド企業にとっては競争力の増加になりますので、逆張りで買える…ということになるのですが果たしてどうか…。もっと深刻に考えなくてはならないのでしょうか。

 まあ、今日は、ギリシャ問題がイタリアやスペインの国債に波及。ECBが買い支えに動いたようですが、やはり、問題が銀行に波及。格付け会社が問題国の債券を多く保有するフランス銀行の格下げをにおわしたことから、欧州市場は急落して始まっています。銀行株の空売りが禁止されていることから、指数先物の売りを行っていることから、何もかも売られるという感じになっています。いずれも大幅に下げて始まっていますが、銀行3行の格下げが懸念されるフランス株は4%を超える下落。ドイツDAX指数も5000ポイント割れ寸前まで売り込まれています。これをみて、GLOBEX市場の米国株先物も、ニューヨークダウも一時200ドル近く下げるという状態で、そろそろ、何らかの手を打つ必要があるところにきているような気がしますが…。手っ取り早いのは、すべての元凶になった金利を引き下げることですが、いまだにインフレとか言っていますので、もう少し痛い目にあわないと踏みきれないのかもしれません。おかげで、一時、ユーロの対円相場は104円台に上昇。精密や機械、電気機器など対欧州輸出比率の高い業種はぼろぼろです。

  米国だって、このまま連鎖株安が続くと、消費に影響して景気が低迷しますし、欧州の銀行が破綻すると、彼らが発行している債券で運用するMMFがダメージを受け、米国の銀行の経営不安につながるなど、負の連鎖につながる可能性がありますから、利下げ圧力を強めてくるのではないでしょうか。まあ、あげる必要も無かった金利を2回も引き上げ、債務国の景気の足を引っ張り、利払い負担を増加させ、見通しが狂ったから、もう一度、歳出削減策を見直せ…。今回の騒動ですが、本当に悪かったのは誰なんでしょうか。

 今日の日本株は、欧州騒動のあおりを食って、大幅続落201円99銭安の8535円67銭で終わりました。週末のCME先物価格が8500円を割り込んで帰ってきていましたので、今日の下げは予想されたことですが、朝方から、ユーロ売りを絡めて売り崩す動きもでていて、日経平均は急落して始まっています。欧州向け輸出比率の高い工作機械や産業機械、精密、電気機械など日本を代表する著名ブランドが売り込まれ、年初来安値を更新しています。特に、欧州からの売りが多いようですが、欧州株が軒並み下落。その一方でユーロの対円相場は急落していますので、ユーロ建て価格は急騰。相対的にウェートがあがった日本株は、損失補填も絡めて売られるという図式になっているようです。おかげで、先週まで、相場を支えてきたゲーム関連も利食いの対対象になり下落。相場の柱が無くなってしまいました。

 先週も書いたように、短期的には、騰落レシオが61から100に上昇するなど、物色範囲が広がりすぎた修正もあるように思われます。まあ、今まで、ファンドに組み入れていない銘柄ばかりが上昇しては、グリーなどを組み入れざるを得なかった…と言うことで、往々にして、こういうときが相場の転機になりやすいということでしょう。いつものことですが、またやっちゃいましたね…投信のマネージャーさん。

 まあ、先週までの日本株は、世界の株価が調整する中で、比較的下落率も少なく、しっかりしていたほうですから、今回の欧州の騒動を十分に織り込んでいなかった…ということでしょう。先ほども書きましたように、日本株が割安感や来期の業績回復をテコに頑張れば頑張るほど、海外投資家のファンド内の日本株のウエートが上がることになる。それに自国通貨が下落すると、ますますウエートがあがる。そうなるとウエートを落とすために自動的に売りが出てくる。出てくるときは、個別の企業のファンダメンタルは関係なしに売られる…。今の状況はそんなところでしょう。したがって、欧米市場の株が下げ止まらないことには、日経平均の下値は…なんて議論しても意味が無いのかもしれません。ただ、震災後の安値8605円を下回ったことで、三本新値で、それ以後、今日で新たに2本の陰線が追加されました。明日も安ければ、陽転しやすくなるメリットもでてきます。

 それにしても、介入、介入といきまいていた財務大臣さん。ユーロでの円高はどうでもいいんでしょうか。もしかしたら、ドイツの輸出産業やフランスのブランド企業は、元気になるかもしれませんよ。まあ、そろそろ米国も黙ってはおられません。急激に流れが変わるかも知れないことを頭に入れて、相場に流されないようにすることが大事になりそう。
※新規会員を募集しています。関心のある方はレポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

ECB内不統一懸念とギリシャデフォルト確率の上昇を懸念し大幅続落
 おはようございます。 昨晩は、ダンピング症状が出て、書き込みをお休みさせていただいました。油断しているとでてきます。病院の先生が言われたように「飴玉」を常備薬として置いておかなくては…。でも、いい年こいて、飴をなめながら原稿書きも無いだろうと思うが…。

 それにしても、目が覚めてパソコンをつけてみてビックリ! なんと、ニューヨークダウは303ドル安。オバマ大統領は、市場予想を大幅に上回る4370億ドルという大盤振る舞いの雇用・景気対策を発表しましたが、市場は「そんなもん、共和党の反対でできるかい…」として、お仕置きでもしたのだろうかと思いましたら、やはり原因は欧州でした。それもやっぱりドイツがらみ…。もともと、週末に民間銀行のギリシャ国債に関するロールオーバーの期限を控えています。また、追加融資の作業を進めていたEU、ECB、IMFの3者が、ギリシャが公約していた財政赤字の削減目標を達成できないとして、作業を中断。歳出削減額の積み増し策を検討させる猶予を与えた期限が週明け12日に来ます。すでに、ギブアップに近い要請を行っていますし、ロールオーバーに関しても、事前に90%が達成できなかったら、ロールオーバーを見送るとハッタリをかましていますので、いまさら変更や期限延長などもしにくい…という事情もあります。まだ、75%くらいということですから、一体、どうしようとしているのか、全くわかりません。

 これだけでも、十分、投機筋が仕掛ける材料になるのですが、昨日は、ECBのシュタルク専務理事が、ECBによるイタリア、スペイン国債の買取に反対して辞職するという、材料が飛び出してきました。市場は、危機対策にあたる金融当局が一枚岩では無いことを察知。危機対応ができないとしてユーロ売りを強め、ユーロの対円相場は、リーマンショック以来の105円台に下落しています。今回は、ギリシャに加え、イタリアが財政改革の一環になる富裕層への課税を躊躇したことが時間稼ぎと見られ、市場がイタリアとスペイン国債を売ったことも引き金になっています。財政赤字の縮小に対し、南欧楽天主義の国が「苦しいことはしたくない…」と抵抗していることが分かります。しかし、抵抗すればするほど、事態は深刻化。市場のバッシングを受けることになってしまいます。すでに、ギリシャのCDSや2年もの国債金利は、デフォルトは確実という水準まで上昇しています。週明け12日には、ギリシャの歳出削減計画の再考案が出されますが、満足するできではなく、80億ユーロの融資が見送られた場合、デフォルトは確実になりますから、市場はそれを警戒したのでしょう。

 イタリア、スペイン国債の買い支えに反対したシュタルク専務理事はドイツ出身。ギリシャがデフォルトした場合に備えて。銀行への支援準備を始め、市場の混乱を助長したのもドイツ。借りる方も借りる方なら、貸すほうも貸すほう…。これだけ混乱したら行くへは読めない…。米国もとりあえず手をすかせておこうということか…。ひとつはっきりしてきたことは、ECBもいよいよ輪転機をフル稼働させる時期が近づいてきたということか。欧州危機を織り込むということにかけては出遅れていた日本株の下落が目立ってきた。

 9日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万992ドル13セント -303ドル68セント (2.69%)

 NASDAQ総合指数 2467.99ポイント -61.15ポイント(2.42%)

 S&P500  1154.23ポイント -31.67ポイント(2.67%)

 CME日経平均先物(円建て) 8495円 -155円

 米国10年もの国債金利 1.918% -0.064% ←過去最低金利

 ニューヨーク原油  87,24ドル -1.81ドル

 GOLD 1859.50ドル +2.0ドル

 ドルインデックス 77.20  +0.96 


 昨日の米国株は、オバマ大統領による予想を上回る雇用・景気対策の発表があったものの、ギリシャのデフォルト懸念から欧州株式市場が急落した流れを受け、大幅続落してスタートしました。一旦下落したあとは、売られすぎを警戒し買い戻す動きがでて下げ渋る場面がありましたが、ECBのシュタルク専務理事の辞任やドイツがギリシャのデフォルトに備え銀行への支援を準備していると伝えられると、再び、下落幅を拡大。週末のポジション調整による売りも加わり、1万1000ドル付近へ下落しています。ただ、この付近では押し目買いも増加。引けにかけては底這いの動きになりました。結局、主力3指数とも大幅続落して終わっています。デフォルトを懸念して銀行株が売られたほか、ドル高による原油価格の下落を受けエネルギー関連が売られ指数の足を引っ張っています。出来高は前日比2億7521万株増の12億2074万株。騰落状況は、値上がり462、値下がり2595でした。

 業種別では、全部が下落。半導体、金鉱山、トラック、固定電話サービスなどの下落率が小さかったようです。一方、住宅ローン担保金融、人材派遣、非鉄、OA機器などの下落が目立ちました。ニューヨークダウ30種はずべて下落。AMEX、JPモルガン、バンクオブアメリカなど金融株が3%を超える下落。8月の既存店売り上げが市場予想を下回ったマクドナルドが45下落。アルコア(3.7%)、キャタピラー(3.3%)、スリーエム(3.6%)など景気敏感株も、ダウの下落率を上回る下げになっていました。

 ニューヨークダウは、大幅続落しました。当面の下値めどと見ていた25日線も下回っています。目先的な上昇バンド内にはかろうじて踏みとどまっています。今月6日の安値1万932ドルはきっていませんので、上昇トレンドは続いていますが、テクニカル指標が弱気サインを出すものがでており、週明けの反応が注目されます。今回の波乱の元凶であるギリシャ問題は、月曜日中には何らかの結論が出る可能性があるものの、事態は流動的で、結論をみないと判断はできません。テクニカルや欧州情勢に関することは、日曜日に発信しますレポートで考察してみます。

 米国株は大幅続落。CME日経平均先物は、大証終値比155円安い8495円と8500円の大台を割り込んでかえってきました。危機の増幅からドルの見直しが進み、ドルインデックスの上げが目立っていますが、円も対ドルでは77円70銭台と円安方向にぶれたものの、対ユーロは105円台とリーマンショック時に以来の円高水準に上昇。ドル対ユーロの上昇率を上回り、ユーロの逃避先として円が選択されていることが分かります。週明けの日本株は、下落してはじまりそうですが、休み中に欧州でなんらかの対策が打ち出される可能性もあり、週明けの相場は流動的。騰落レシオが短期間に100近くまであげるなど、物色面でやや買いすぎの傾向が出ていました。以前から書いているように、米国株は短期の上昇バンドを形成していますが、日本株は高値、安値がきり下がる加工トレンドを形成していた点が気になっています。詳しい分析はレポートに譲りますが、おいぞぎの会員の方は、8月21日号の投資方針欄で、下落エネルギーの解消点など下値めどを示しておりますので、参考にしてください。
これまで、日本株は欧州の混乱とは一線を画してきましたが、欧米の株価の下落が国際分散投資のウェート調整として需給面から影響するようになっています。ただ、昨日も書きましたように、相場の基調には変化も見られるようになってきました。まあ、今日と明日、混乱を収拾するどんな策が打ち出されるか…出なかったら出なかったときとかんがえるしかないか…。今週のレポート銘柄は好調でしたが、来週から方針転換するかどうか、とても悩ましい。
※新規会員を募集しています。関心のある方はレポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

バーナンキ議長講演への失望感で反落するも、相場環境には変化の兆しが…
 おはようございます。 強面(こわもて)インフレファイター振りを発揮してきたトリシェECB総裁でしたが、昨日の理事会で引き締めの御旗をおろしてきました。会議ではユーロ圏の成長率見通しを0.3%引き下げたほか、物価見通しを「上向きのリスクがある」から「上下で釣り合いが取れている…」と表現を交替させ、当面、金利を据え置く方針に転換しています。ほぼ、予想通りの結果ですが、「景気の下方リスクが増している」としたことから、ユーロ圏金利先物は、年内にも0.25%の利下げがあるものとして、織り込みをはじめました。これを受け、昨日の欧州主要市場の株式は全面高で終わったほか、ユーロが急落しています。

 また、昨日は、バーナンキFRB議長の講演も注目されましたが、ジャクソンビルでの講演をなぞるだけで、新規の材料や緩和の具体策が出なかったことから、市場は失望売りを出し、株価は下落しています。ただ、具体策は今月20、21日に開催されるFOMCで発表する、としていますし、今回は、オバマ大統領の雇用・景気対策のほうがメーン。大統領演説の具体的な内容が入ってきていませんから、分かりませんが、事前の説明では、全体が3000~4000億ドルの規模ということのようです。そのうち半分が財政出動になるようですが、今回のFRBは、財政出動による財政悪化から、上昇懸念が強まる長期金利の抑制をはかるという補助的な役割がメーンになると思われます。まあ、政府の対策がでてから、動き出すということで、市場はやや先走りしすぎた、ということでしょう。それだけ、ワラにもすがる想いで、好材料をほしがっていることの裏返しでもあるのでしょうが…。

 8日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万1295ドル81セント -119ドル05セント(1.04%)
 
 NASDAQ総合指数  2529.14ポイント -19.80ポイント(0.78%)

 S&P500  1185.90ポイント  -12.72ポイント(1.06%)

 CME日経平均先物(円建て) 12月限り 8720円 -10円(大証12月限り終値比)

 米国10年もの国債金利  1.982%  -0.07%

 ニューヨーク原油  89.05ドル  -0.29ドル

 GOLD  1857.5ドル +39.9ドル

 ドルインデックス 76.27  +0.76 


 昨日の米国株は、朝方発表された新規失業保険申請件数が予想を上回る増加になったことを嫌気し、小幅続落して始まりました。ただ、この日発表の7月貿易赤字が市場予想を下回ったことや、輸出額が過去最高になったこと、この日予定されているバーナンキFRB議長の講演やオバマ大統領の雇用・景気対策に関する議会演説を期待した買いに反発に転じ、昼前には、1万1477ドル(前日比63ドル高)と、この日の高値をつけています。しかし、バーナンキ議長の講演で期待した緩和の具体策や新規の材料が出なかったことから、次第に売り物が増加。再び銀行株が売られたことも市場のムードを悪化させ、引けにかけてじり安となり、ほぼこの日の安値圏で取引を終えています。主力3指数とも反落して終わりましたが、ネット関連への見直し買いがあったNASDAQ総合指数の下落幅の少なさが目立ちました。ニューヨーク市場の出来高は前日比744万株減の9億4559万株。騰落状況は、値上がり667、値下がり2362.

 業種別に値上がりしたのは、3業種のみ。金価格の上昇を受けた金鉱山、貴金属がトップ。ネット関連がこれに続きました。通信やソフトドリンクの下落率が少なかったようです。一方、下落上位は、家電、石炭、タイヤ、紙パルプなど。ニューヨークダウ30種のうち、値上がりしたのは、シスコシステムズ(2.3%)、クラフトフーズ、マイクロソフト、コカコーラ、P&Gの5社のみ。一方、バンクオブアメリカ(3.7%)、JPモルガン(3.7%)など銀行株がさえない動き。前日6%近く上昇したKBW銀行株指数は2.67%下落しています。ボーイング、デュポン、ウォルトディズニーなどが、ニューヨークダウの下落率を上回っています。個別では、大手ヘッジファンドが5.1%の株式を取得したことが分かったヤフーが6%を超える上昇になったことが目立ちました。

 米国株に関しては、昨日朝の書き込みで、NASDAC総合指数が、下げの道中で空けた窓を閉めたので、目先、目標達成が出やすい…としました。昨日は、二ューヨークダウも高値1万1477ドルをつけた後、急速に伸び悩んでいますが、これは9月1日の下落過程で1万1471ドルから空けていた窓を埋めた目標達成感もあったようです。当面は、材料待ちの展開ですが、ニューヨークダウ、NASDAQともすでに25日線を上回っています。対応点の状況からみて来週前半には上向きに転じる可能性があり、株蚊の反転が期待されます。世界的に、金利上昇への警戒的な動きがでているほか、景気への警戒感から刺激的な政策を求める動きもではじめており、株価をめぐる環境は急速に好転しはじめたようです。

 米国株は反落。CME日経平均は大証12月銀り終値比10円安と、しっかりで帰ってきています。レンジは8685円~8820円。ECBが利上げ路線を修正したことから、ユーロが対ドルで急落。円も引きづられ対ドル相場は77円50銭台に軟化。ただ、対ユーロでは107円60銭台に上昇してかえって来ました。本日の日本株は、メジャーSQですが、CME先物が前月SQ値と同水準でかえってきているので、大きな波乱は無く終わりそうです。対ユーロでの円高を受け、機械や精密など対ユーロ輸出比率の高い業種が売られそうです。週末控えであることから、終日SQ値をめぐって神経質な動きが続きそうですが、主力株が伸び悩む中、前日に続き、内需系の材料株が買われるこ戸になりそうです。ただ、グリーやディーエヌエーなどここまで相場をリードしてきた株の乱高下が目だって着ていることや、海外投資家の姿勢変化。前段で書いた市場環境の変化を考えると、そろそろ…。
※新規会員を募集しています。関心のある方はレポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

米株高を受け反発したものの、イベントの結果待ちから手控えられ、上げ幅は縮小
 まだまだ、不安な状態から抜けきれない…。そんな、感じの相場つきでした。 米株高やCME日経平均先物高を受けて先物買いが増加。指数銘柄意裁定買いが入ったほか、為替がやや円安気味に始まったことから、輸出関連も買われ、日経平均は、前日終値を100円上回る8863円と、ほぼ、CME終わり値と同水準で始まってきました。ただ、欧米で重要なイベントを控えていることや、中国市場が軟調推移、GLOBEX市場の米国株先物も下落したことから、高より後は買いが手控えられ、イベント前に持ち株を処分する動きもでて、日経平均はじり安に向かっています。また、欧州でドイツ財務相がギリシャやイタリアに対しタカ派的な発言をしたことから、今晩の欧州市場を懸念する動きもでて先物売が増加。明日のメジャーSQに関し、前月のSQ値8750円を意識した売り崩しの動きもあり、後場より後、日経平均はこの日の安値8757円(前日比6円安)をつける場面もありました。引けにかけては、今晩の米国の大統領演説やバーナンキ講演を期待した買いも入り、やや値を戻し、日経平均は29円71銭高の8793円12銭、TOPIXは3.78ポイント高の757.41ポイントと続伸して終わりました。

 ただ、イベントの結果待ちで手控え気分が強く、出来高は14億6268万株と前日比で3億株近く減少、売買代金は9645億円と、1兆円の大台を割り込んでいます。主力株が高より後、伸び悩むなか、前日に続き、復興関連の浚渫株や橋梁株が堅調に推移したほか、政府の節電エコポイント構想を手がかりに、岩崎電気や IDEC、遠藤照明(大証二部)などLED関連が買われていました。主力株が寄り高に終わったものの、中小型材料株は値を伸ばすなど、資金は海外投資家や為替の影響を受けやすい主力株から、内需系軽量級にシフトしているようです。業種別では、鉱業、ゴム製品、鉄鋼、精密、金属など24業種が上昇。証券、保険、機械、紙パルプなど8業種が下落しています。空運は変わらず。
 日経平均サイコロは8勝4敗、騰落レシオは92(前日比2ポイント上昇)、RSIは52(同9ポイント上昇)…騰落レシオが順調に拡大しており、物色範囲が広がっていることが分かります。当面は25日線のクリアが課題。明日のSQ以降、先物筋が買いでくるか、売りでくるかで、今後の指数の方向性が決まる…。

 欧州株式市場は、軟調に始まったものの、反発に転じています。ECB理事会を控え何らかの危機対策が打ち出されるのでは…との期待感があるほか、イタリアが富裕層への課税に踏み込んだ財政赤字削減案を採択、スペインが財政赤字額の上限を憲法で規定する方針を打ち出すなど、矢継ぎ早の対策が出てきたことを好感。ソブリンリスクを売買するCDS金利も低下。株式市場はこれを好感して上げに転換したようです。GLOBEX市場の米国株も、欧州株が上げ転換したことを好感し、プラスに変わってきました。以前から書いてきたように、今回の危機の元凶は欧州の利上げ…。インフレファイター振りをしめしていたトリシェECB理事長の発言も、最近は徐々にトーンダウン。もしかしたら、利下げがあるかもというレベルまで弱気になってきました。

 とにかく、明日がギリシャ国債の民間部門のロールオーバーの期限。目標の90%が達成できなかったら、デフォルトとみなされるぎりぎりの状態。また、来週12日の期限までに、ギリシャが新たな歳出削減案を提示できるかどうかも不透明材料。できなかったら、追加の融資はしないと、いきまいてきただけに、引っ込みがつかない状態。全く、このギリシャの問題はどうなるんでしょう。結局、市場が催促しているように利下げをして、時間稼ぎをするしかないのでしょうか。まあ、難問は山積み。教条主義のドイツと南欧独特の楽天主義のギリシャ…どこまでいっても相容れない二つの国民性。どちらかがEUを離脱するしかないのか…。

 まあ、欧州が落ち着けば、円も落ち着き、米国株が上がれば、日本株も上がる…当面は流れを見るしかない。ただ、このところの内需系の株の動きは堅調。クラウドコンピューターサービスを活用して、若者の起業も増えてきたといいます。これからの成長性に比較してクラウド関連の評価はまだ低い…。
※新規会員を募集しています。関心のある方はレポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

欧州株高の好感と今晩のオバマ演説、バーナンキ講演への期待感で急反発
 おはようございます。 スイス中銀の英断以降、停滞していた事態がドミノ倒し的に動き出してきました。域内債務国への金融支援が憲法に違反するとの提訴がドイツ連邦憲法裁判所によって退けられ、債務国融資への道を残したこと、イタリア議会上院が、政府が渋っていた富裕層向け増税を含んだ債務削減案を承認、スペイン議会上院も財政赤字上限を憲法で規定する法案を可決するなど、大した勢いです。特に、イタリアが富裕増向け増税を財政再建案に盛り込んだことは、今回の危機の引き金の一つになっていただけに、明るい材料になったようです。おかげで、昨日の欧州株は、先物の売りを中心に買い戻され、全面高。特に、空売り規制が無かった先物市場への売りが集中していたドイツDAX指数の戻りが大きかったようです(ここまでの下落率に比べれば焼け石に水…ですが)。

 ただ、危機の根源であるギリシと銀行の問題は放置されたまま。来週12日までに歳出削減案の追加策を求められているギリシャはあきらめムードですし、デフォルト回避のための民間銀行のギリシャ国債借り換えは遅々として進んでいない状態。期限は間近です。また、憲法判断は合憲になったものの、欧州金融安定化基金の増額にたいする議会承認が29日にありますが、いまのところ、承認が危うくなっているという話もあります。また、欧州銀行への資金供給源だった米国で制度改正があり、供給が絞られたことも今回の危機につながっているといいます。この状況はいまだに改善されていませんので、銀行間金利は高止まりしたまま…。資金の取り入れ難は現在も続いています。今日8日はECB理事会が開催されますが、何も出なかったら、再び、懸念事項が浮上する可能性があることは頭に入れておく必要がありそうです。

 7日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万1414ドル86セント +275ドル56セント(2.47%)

 NASDAQ総合指数  2548.94ポイント +75.11ポイント(3.04%)

 S&P500  1198.62ポイント +33.38ポイント(2.86%)

 CME日経平均先物(円建て) 8870円 +90円  12月限り 8810円 +30円

 米国10年もの国債金利 2.052% +0.075%

 ニューヨーク原油 89.34ドル +3.32ドル

 GOLD 1817.6ドル -55.7ドル

 ドルインデックス 75.42 -0.48


 昨日の米国株は、欧州主要株式市場が大幅高になったことを受け、急反発して始まりました。米地区連銀経済報告で、地方経済の減速が確認されるなどマイナス材料があったものの、特別に材料視されず、今晩行われるオバマ大統領の雇用・景気対策に関する演説やバーナンキFRB議長講演への期待感から、買戻しを中心に終日あげる展開になりました。大手銀行が地銀の投資判断を引き上げたことやバンクオブアメリカが、新たに共同経営者として最高執行責任者(COO)職を設けたことを好感。同社が7%を超える上げになったことから、金融株全般が上昇したことも市場の安心感をさそいました。また、株高やドル安、新たなハリケーンの発生懸念を受け原油価格があげたこともエネルギー関連株の上昇につながり指数を押し上げています。結局、主力3指数ともほぼ高値引けとなり、4日ぶりに急反発して終わっています。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1億6882万株減の9億5297万株。騰落状況は、値上がり2747、値下がり317と全面高商状。
 
 業種別の値上がり上位は、石炭、損保、鉄鋼、生保など。半導体、ネット関連なども堅調。銀行株の代表指数であるKBW銀行株指数は5.8%の上昇。一方、下落上位は、金価格の下落を受けた貴金属、金鉱山、非鉄など。ソフトドリンク、ビールなど飲料関係がさえませんでした。ニューヨークダウ採用30種は全面高。バンクオブアメリカのほか、AMEX4%、JPモルガン4.2%、トラベラーズ4.3%など金融関連の上げが目立ったほか、アルコア4%、スリーエム3.1%、キャタピラー3.5%など景気敏感株の上げも目立ちました。

 ニューヨークダウは、昨日も書きましたように8月9日の安値を基点に目先の上昇バンドを形成していますが、前日はバンド下限から反転し下落幅を縮めていました。昨日は内外の好材料を手がかりに、バンド上限へ向けて上昇していますが、今後の焦点は、バンドを上方突破し、本格的な反発相場になるかどうか…。昨日の上げで、NASDAQ総合指数が、下げの道中で空けた窓埋めを達成しており、目先的な目標達成かがでていることには注意。今晩のオバマ大統領の雇用・景気対策への期待感が強いようですが、3000億ドルといわれる対策のうち半分は既存の減税策を延長するものといい、実質的な呼び水になるのは社会資本整備への投入資金ぐらいとの見方もあります。出来高の減少を見ても、買いの中心は売り方の買戻しのようですので、大半の投資家は様子見…。当面は、バンド内の動きを続けるか…。

 米国株は急反発したものの、CME日経平均先物は、大証終値をわずか90円上回る8870円でかえってきました。レンジは8705円~8875円。限月交替が明日に迫っていますが、12月限りは8810円と大証終値をわずか30円しか上回れずにかえってきています。株価は上昇したものの、ベージュブックなど米国の景況感がさえなかったことや、昨日の日銀金融政策決定会合でなんらの為替対策が出なかったことから円が買われたことが、先物の足を引っ張ったようです。国内では対ドルが77円39銭台、対ユーロが108円80銭台と海外市場に比べやや円安推移。本日の日本株は、海外株高や先物高を受け、先物買いが先行し、続伸してのスタートになりそうです。指数売買に絡み主力株が続伸して始まりそうですが、相場の持続力は、GLOBEX市場の米国株の動きと為替次第の展開。買い一巡後は、再度個別の材料株優位の展開へ…。まだ、買戻しが終わっていない欧州系証券のメジャーSQを前にしたポジション整理が注目されます。前回SQ値8750円をめぐって駆け引きが続きそう。
※新規会員を募集しています。関心のある方はレポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

スイス中銀のサプライズ効果とGLOBEX高に支えられ反発
 スイス中銀の30年ぶりの通貨リンク製の復活は、世界の市場のカンフル剤になったようです。実効性については、疑問視されていますが、投機筋がスイスフランを買いにくくなったことだけは確かでしょう。また、EU の債務問題も、今回の波乱をエスカレートさせたイタリアの富裕層への課税見送りが、再度、課税方針に転換。市場は財政赤字削減が前進したとして、歓迎しているようです。また、今日は、EU債務国への支援がドイツの憲法に違反するのでは…との訴訟の判決があり、訴えが退けられたことも好感されています。今日のところは、好材料が相次ぎ、ユーロは上昇。欧州株式市場もほぼ全面高で始まっています。とりあえず、ドイツにとってはひつとの山を越えた…というところでしょうか。

 ただ、問題は、今月29日に欧州金融安定化基金の枠を拡大したことについての議会承認が控えています。先週行われた地方選挙で与党が大敗。この原因がギリシャへの際限の無い支援でした。与党内の議員も選挙結果を見て、反対に回り始めたといい、ます。最大の金主であるドイツで承認がなされなかったら、今後の債務国問題への対処が事実上できなくなってきます。銀行の資本不足の問題もなんら解決がついていませんから、いずれ、またユーロを売る動きが出てくるはず…。

 スイス中銀の果断を受け、昨日、今日と日銀金融政策決定会合が開かれましたが、何もしないことを決めました。もしかしたら、投機の対象が円に向かうかも知れないときに、「何もしない…」ことを決めたのは、これもまたすばらしい決断。ユーロが売られた場合、円が受け皿になりますから、どうぞ買ってくださいと公言したようなもの…。相変わらず、すばらしいKYぶりです。政府も、税調会長に増税論者の藤井氏を選任。増税へ向けての路線を着着と固めています。こんな景気が低迷しているときに、増税をやろうとし、片や日銀は円高歓迎の姿勢…。なんだか、国民はハーメルンの笛向きの話よろしく、笛に踊らされて水に飛び込んで死ぬねずみのような感じがしてきます。民主党はいったい何をやろうとし、日銀はどんな仕事をしているのか…なんだか、怖くなってきました。

 もうきれいごとはやめたらどうでしょう。世界は米国の力が衰え、弱肉強食の時代に入ろうとしているときに、八方美人みたいなことをしていたら、危なく東西に分割されかかった終戦後のような目に合わされないとも限りません。まあ、今回の欧州危機の原因のひとつに、国債の消化を円滑に進めたいという米国の意思が働いていた可能性もあるようです。何もしなかったら、食われるということを肝に銘じるべきでしょう。平和ボケの体制派の皆さんは…。

 今日の日本株はスイス中銀の決断で円安のプレゼントをもらい、これを好感してCME日経平均先物が、120円高し8700円台を回復して帰ってきたことを好感。昨日の軟調相場で売っていた玉の買戻しや、新規の先物買いで急反発してスタート。先物yとの裁定買いが指数銘柄に入ったことや、円安に伴い輸出株が買われたことも指数の押し上げに寄与しました。また、GLOBEX夜間取引市場で米国株が高く推移したことや、アジア市場が全面高になったことも相場を高止まりさせていました。ただ、円高への警戒感が強く、主力株が伸び悩むなか、昨日売られたディーエヌエーやグリーなどネット関連が反転上昇。高値を更新するなど、短期資金は軽量級に向かい、日本橋再開発に絡む思惑からヒューリックが上昇。不動テトラやディーシーなど復興関連も値を伸ばしていました。

 欧州でドイツ連邦憲法裁判所が、EU債務国への支援を違憲とする訴訟を却下し、イタリアが富裕層への課税案を復活させ、一時期、ユーロが上昇。円も軟化しましたが、易い場面ではすかさず買いが入り、77円10銭台に押し戻されるなど、円への需要は強く、じりじりと円高方向に動いています。なにしろ、日銀や政府は何もしないといったんですから、投機筋も安心して円が変えます。EUの域内銀行の資金不足問題やギリシャに与えられた10日の猶予(12日が期限)など問題は山積み…。何かあったらユーロが売られる地合はまだ続いたまま…。野田内閣に本気で為替対策をやるんだったら昨日、今日は良いタイミングだったような気がするんですが…。まあ、だんだんボロが出てくるんでしょう。

 まあ、当面、主力株のリバウンドと軽量級の値幅取りが平行していく相場展開になるんでしょう。ただし、難問は山積みですから、ひとつのポジションを持ち続けるのはリスクが大きいのかもしれません。ニューヨーク株は、前月9日に底入れしてから、高値、安値が切り上げるパターンになっていますが、日経平均は、9日安値をつけたあとは、高値と安値がきり下がるパターンを描いています。欧米株がさえないことや円高から、相対的にウェートが高まった日本株を売っているものと思われますが、為替が安定し、米国株が反発に向かえば売り物もとまってくるはずです。最近では、短期資金の売り、長期資金の買いというパターンも定着してきたといいます。

 まあ今日のところは、スイス中銀効果であげましたが、かえって円高懸念が強まっただけに、まずは、指標である米国株の底入れを確認するところからはじめたほうがよさそうです。まあ、今日は何でもかんでもあがっていますから個別の解説はいらないでしょう。あさってにメジャーSQを控え、先物やオプション筋の思惑も交錯しているようですが、今日も指数は8750円の先月のSQ値を中心にもみ合う時間が長かったようです。目先はこれも懸念材料…。逆張りと順張りの区別をはっきりし、中途半端な動きをしないことが大事…か。(全体感について、弱気ではありませんので誤解の無いように) 
※新規会員を募集しています。関心のある方はレポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

3連休明けの相場は悪材料山積みで安寄り、その後は政策期待で下落幅圧縮へ
 おはようございます。 欧州情勢は相変わらずですが、昨晩はスイス中銀によるスイスフランのユーロリンクが市場の話題になりました。EU域内金融の混乱から、安全通貨として買われたスイスフランが急騰。国内輸出産業がダメージを受けたことから、通貨高を是正するため強行手段に訴えたものです。市場は、スイス中銀の強固な意志を察知し、慌てふためいてスイスフランを売却。ドルに資金を移し変えたことから、ドルインデックスが急伸しています。スイスフランと同様に安全通貨として買われた円にも影響はおよび、円は77円50銭台に軟化するなど、昨日の為替市場はポジション調整から大波乱になっていました。

 株式市場では、スイスフラン高修正を好感し、スイス市場が4%を超える上昇になりました。他の市場については、スイス市場の動きにつられ、高く始まったものの、ドイツの製造業新規受注(7月)が市場予想を下回り4ヶ月ぶりにマイナスになったことや、欧州安定化基金のドイツでの議会承認が、地方選挙での与党の大敗から不透明になるなど、を受け、ドイツやフランスなどは下落しておわっています。結局、英国とスイスを除く、他の欧州主要市場はすべて下落して終わっており、EUの債務問題になんら進展が見られないことを示しました。

 この状況を受け、IMFのラガルト専務理事が、ドイツの行き過ぎた財政赤字削減に警鐘を鳴らすなど、EUの金融・財政政策に批判を強める動きが出てきたことには注意が必要です。EUの状況は、サブプライムローン崩壊で米国金融界が資金不足に見舞われ、次々と破綻していったときの状況と似通ってきた感じがします。日本や米国では、政府による徹底した資本注入で危機を乗り切りましたが、欧州ではリーマンショック後の銀行への対応が不十分となっており、債務国国債だけでなく、サブプライムローン関連金融商品も残ったまま、といわれています。欧州の銀行が資本不足に見舞われるのはほぼ確実…。域内銀行間の相互不信感が高まり、銀行間貸し出し金利は上昇したまま…。米国から欧州への資金の流れも細っており、資本注入が焦眉の急になってきたようです。債務国支援問題と銀行の資本不足という大きな問題を前に、加盟国がそれぞれ勝手なことをし始めており、EUの存立基盤そのものが揺らぎ始めているようです。このお金、どのようにして調達するんでしょうか。

 6日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万1139ドル30セント -100ドル96セント(0.90%)

 NASDAQ総合指数  2472.83ポイント -6.50ポイント(0.26%)

 S&P500  1185.24ポイント -8.78ポイント(0.74%)

 CME日経平均先物(円建て) 8730円 +120円

 米国10年もの国債金利  1.977% -0.014%

 ニューヨーク原油  86.02ドル -0.43ドル

 GOLD 1873.3ドル -3.6ドル  ← 一時、1923.7ドルの最高値

 ドルインデックス 75.91 +0.65  


 三連休明けの米国株は、前週末の雇用統計ショックや、欧州金融情勢の混乱、連邦住宅金融局による損害賠償提訴などを一気に織り込む格好で、急落してスタートしました。朝方発表されたISM非製造業景況指数が予想を上回ったものの、特に材料視されず、損害賠償を受けた銀行株やスイスフランの下落によりドルが買われたことから資源価格が軟化。資源・エネルギー株が下落し、ニューヨークダウは、寄り付き後、まもなく1万932ドル(前週末比308ドル安)と、この日の安値をつけています。ただ、売りが一巡したあとは予想を上回ったISM指数を評価しなおす動きがでたことや、8日に予定されている景気雇用に関する大統領演説、バーナンキFRB議長の講演に期待した押し目買いも増加。引けにかけ下落幅を縮めています。結局、主力3指数とも続落して終わりましたが、この日はバイオテクノロジー関連など次の米国をリードする産業群への期待が強まり、NASDAQ市場の戻りの強さが目立ちました。ニューヨーク市場の出来高は、前週末比1億4820万株増の11億2179万株。騰落状況は、値上がり832、値下がり2224でした。

 業種別に値上がりしたのは、大型の買収案件があった紙パルプがトップ。コンテナ輸送、貴金属、バイオテクノロジーが上位にきました。小売り、医薬品も堅調。一方、下落上位は、タイヤ、人材派遣、生保、鉄鋼、蒸留酒・ワイン製造など。銀行、各種金融もさえない動き。ニューヨークダウ30種のうち、値上がりしたのはキャタピラー、ジョンソンアンドジョンソン、ファイザーの3社だけ。連邦住宅金融局の提訴を受けたバンクオブアメリカ、JPモルガンがそれぞれ3%を超える下落になったほか、金融事業をもつGEも3%を超える下落になるなど金融株の下落が目立ちました。

 ニューヨークダウは前週末から続落しましたが、欧州とことなり8月前半につけた安値をした回ることはありませんでした。8月9日安値を基点に高値、安値をそれぞれ切り上げる上昇バンドを形成していますが、昨日の安値もこのバンド下限から反転したものです。展墓が開けない欧州とことなり、財政出動や金融政策での支援期待が背景にあるようです。欧州情勢は米国とリンクしており、予断を許しませんが、当面、この上昇バンドを維持できるかどうかを見極める必要がありうそうです。
 
 米国株は続落したものの、CME日経平均先物はスイス中銀のユーロリンク策を受けた円の下落を好感。大証終値を120円上回る8730円で帰ってきました。レンジは、8590円~8840円。円の国内相場は対ドルが77円50銭台、対ユーロが108円60銭台と、ともに円安のスタート。本日の日本株は、CME先物終値にサヤ寄せする格好で先物の買いや買戻しが増加。先物先行で反発相場が予想されます。昨日までうられてきた輸出関連株や小型成長株などに買い戻す動きがよそうされますが、買戻し一巡後は、再び、GLOBEXや上海など海外市場にらみの展開へ。あさってのメジャーSQをにらみ、欧州系証券のもつ先物売り玉の処分が注目されます。スイスフランへの攻撃ができなくなった資金が、何時円買い姿勢を強めてくるか…これが市場の懸念材料となり、戻りの頭は押さえられそうです。まず、欧州情勢をみきわめてからでも動くのは遅くない…か。
※新規会員を募集しています。関心のあるかたはレポート案内をみるか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK



プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
購読にご興味のある方は、こちらをご覧下さい。↓
*大仏さん株式レポートのご案内*




経済・株式の原稿作成・講演会(関西圏内)もうけたまわります。
依頼・取材等はこちらもしくはメールフォームをお使い下さい。
daibutusan-kabu@live.jp
(迷惑メールが増えたので、連絡専用アドレスを作りました。)

大仏さんからの返信がない、というかたはこちらをご一読ください↓
* 新規レポート会員様およびお問い合わせいただいたブログ読者様 *

***************

*ブログ内すべての文章・チャートの無断転載・引用は禁止いたしております。
ご利用になられたい方は、ご一報よろしくお願いいたします。


***************

メールフォーム

レポートサンプル請求・原稿依頼・取材等のご連絡にお使い下さい。件名にご用件の明記をよろしくお願いします。
*現在、相互リンクは受け付けておりません。申し訳ございません。 *週刊レポート、原稿執筆等で現在手いっぱいの為、ブログの内容に関するご質問には対応いたしておりません。ご容赦ください。

名前:
メール(添付ファイル受信可能なアドレス):
件名:
本文:

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード

おすすめ