FC2ブログ
大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
08 | 2011/09 | 10
S M T W T F S
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -



米株高を受け反発したものの、イベントの結果待ちから手控えられ、上げ幅は縮小
 まだまだ、不安な状態から抜けきれない…。そんな、感じの相場つきでした。 米株高やCME日経平均先物高を受けて先物買いが増加。指数銘柄意裁定買いが入ったほか、為替がやや円安気味に始まったことから、輸出関連も買われ、日経平均は、前日終値を100円上回る8863円と、ほぼ、CME終わり値と同水準で始まってきました。ただ、欧米で重要なイベントを控えていることや、中国市場が軟調推移、GLOBEX市場の米国株先物も下落したことから、高より後は買いが手控えられ、イベント前に持ち株を処分する動きもでて、日経平均はじり安に向かっています。また、欧州でドイツ財務相がギリシャやイタリアに対しタカ派的な発言をしたことから、今晩の欧州市場を懸念する動きもでて先物売が増加。明日のメジャーSQに関し、前月のSQ値8750円を意識した売り崩しの動きもあり、後場より後、日経平均はこの日の安値8757円(前日比6円安)をつける場面もありました。引けにかけては、今晩の米国の大統領演説やバーナンキ講演を期待した買いも入り、やや値を戻し、日経平均は29円71銭高の8793円12銭、TOPIXは3.78ポイント高の757.41ポイントと続伸して終わりました。

 ただ、イベントの結果待ちで手控え気分が強く、出来高は14億6268万株と前日比で3億株近く減少、売買代金は9645億円と、1兆円の大台を割り込んでいます。主力株が高より後、伸び悩むなか、前日に続き、復興関連の浚渫株や橋梁株が堅調に推移したほか、政府の節電エコポイント構想を手がかりに、岩崎電気や IDEC、遠藤照明(大証二部)などLED関連が買われていました。主力株が寄り高に終わったものの、中小型材料株は値を伸ばすなど、資金は海外投資家や為替の影響を受けやすい主力株から、内需系軽量級にシフトしているようです。業種別では、鉱業、ゴム製品、鉄鋼、精密、金属など24業種が上昇。証券、保険、機械、紙パルプなど8業種が下落しています。空運は変わらず。
 日経平均サイコロは8勝4敗、騰落レシオは92(前日比2ポイント上昇)、RSIは52(同9ポイント上昇)…騰落レシオが順調に拡大しており、物色範囲が広がっていることが分かります。当面は25日線のクリアが課題。明日のSQ以降、先物筋が買いでくるか、売りでくるかで、今後の指数の方向性が決まる…。

 欧州株式市場は、軟調に始まったものの、反発に転じています。ECB理事会を控え何らかの危機対策が打ち出されるのでは…との期待感があるほか、イタリアが富裕層への課税に踏み込んだ財政赤字削減案を採択、スペインが財政赤字額の上限を憲法で規定する方針を打ち出すなど、矢継ぎ早の対策が出てきたことを好感。ソブリンリスクを売買するCDS金利も低下。株式市場はこれを好感して上げに転換したようです。GLOBEX市場の米国株も、欧州株が上げ転換したことを好感し、プラスに変わってきました。以前から書いてきたように、今回の危機の元凶は欧州の利上げ…。インフレファイター振りをしめしていたトリシェECB理事長の発言も、最近は徐々にトーンダウン。もしかしたら、利下げがあるかもというレベルまで弱気になってきました。

 とにかく、明日がギリシャ国債の民間部門のロールオーバーの期限。目標の90%が達成できなかったら、デフォルトとみなされるぎりぎりの状態。また、来週12日の期限までに、ギリシャが新たな歳出削減案を提示できるかどうかも不透明材料。できなかったら、追加の融資はしないと、いきまいてきただけに、引っ込みがつかない状態。全く、このギリシャの問題はどうなるんでしょう。結局、市場が催促しているように利下げをして、時間稼ぎをするしかないのでしょうか。まあ、難問は山積み。教条主義のドイツと南欧独特の楽天主義のギリシャ…どこまでいっても相容れない二つの国民性。どちらかがEUを離脱するしかないのか…。

 まあ、欧州が落ち着けば、円も落ち着き、米国株が上がれば、日本株も上がる…当面は流れを見るしかない。ただ、このところの内需系の株の動きは堅調。クラウドコンピューターサービスを活用して、若者の起業も増えてきたといいます。これからの成長性に比較してクラウド関連の評価はまだ低い…。
※新規会員を募集しています。関心のある方はレポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

スポンサーサイト



欧州株高の好感と今晩のオバマ演説、バーナンキ講演への期待感で急反発
 おはようございます。 スイス中銀の英断以降、停滞していた事態がドミノ倒し的に動き出してきました。域内債務国への金融支援が憲法に違反するとの提訴がドイツ連邦憲法裁判所によって退けられ、債務国融資への道を残したこと、イタリア議会上院が、政府が渋っていた富裕層向け増税を含んだ債務削減案を承認、スペイン議会上院も財政赤字上限を憲法で規定する法案を可決するなど、大した勢いです。特に、イタリアが富裕増向け増税を財政再建案に盛り込んだことは、今回の危機の引き金の一つになっていただけに、明るい材料になったようです。おかげで、昨日の欧州株は、先物の売りを中心に買い戻され、全面高。特に、空売り規制が無かった先物市場への売りが集中していたドイツDAX指数の戻りが大きかったようです(ここまでの下落率に比べれば焼け石に水…ですが)。

 ただ、危機の根源であるギリシと銀行の問題は放置されたまま。来週12日までに歳出削減案の追加策を求められているギリシャはあきらめムードですし、デフォルト回避のための民間銀行のギリシャ国債借り換えは遅々として進んでいない状態。期限は間近です。また、憲法判断は合憲になったものの、欧州金融安定化基金の増額にたいする議会承認が29日にありますが、いまのところ、承認が危うくなっているという話もあります。また、欧州銀行への資金供給源だった米国で制度改正があり、供給が絞られたことも今回の危機につながっているといいます。この状況はいまだに改善されていませんので、銀行間金利は高止まりしたまま…。資金の取り入れ難は現在も続いています。今日8日はECB理事会が開催されますが、何も出なかったら、再び、懸念事項が浮上する可能性があることは頭に入れておく必要がありそうです。

 7日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万1414ドル86セント +275ドル56セント(2.47%)

 NASDAQ総合指数  2548.94ポイント +75.11ポイント(3.04%)

 S&P500  1198.62ポイント +33.38ポイント(2.86%)

 CME日経平均先物(円建て) 8870円 +90円  12月限り 8810円 +30円

 米国10年もの国債金利 2.052% +0.075%

 ニューヨーク原油 89.34ドル +3.32ドル

 GOLD 1817.6ドル -55.7ドル

 ドルインデックス 75.42 -0.48


 昨日の米国株は、欧州主要株式市場が大幅高になったことを受け、急反発して始まりました。米地区連銀経済報告で、地方経済の減速が確認されるなどマイナス材料があったものの、特別に材料視されず、今晩行われるオバマ大統領の雇用・景気対策に関する演説やバーナンキFRB議長講演への期待感から、買戻しを中心に終日あげる展開になりました。大手銀行が地銀の投資判断を引き上げたことやバンクオブアメリカが、新たに共同経営者として最高執行責任者(COO)職を設けたことを好感。同社が7%を超える上げになったことから、金融株全般が上昇したことも市場の安心感をさそいました。また、株高やドル安、新たなハリケーンの発生懸念を受け原油価格があげたこともエネルギー関連株の上昇につながり指数を押し上げています。結局、主力3指数ともほぼ高値引けとなり、4日ぶりに急反発して終わっています。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1億6882万株減の9億5297万株。騰落状況は、値上がり2747、値下がり317と全面高商状。
 
 業種別の値上がり上位は、石炭、損保、鉄鋼、生保など。半導体、ネット関連なども堅調。銀行株の代表指数であるKBW銀行株指数は5.8%の上昇。一方、下落上位は、金価格の下落を受けた貴金属、金鉱山、非鉄など。ソフトドリンク、ビールなど飲料関係がさえませんでした。ニューヨークダウ採用30種は全面高。バンクオブアメリカのほか、AMEX4%、JPモルガン4.2%、トラベラーズ4.3%など金融関連の上げが目立ったほか、アルコア4%、スリーエム3.1%、キャタピラー3.5%など景気敏感株の上げも目立ちました。

 ニューヨークダウは、昨日も書きましたように8月9日の安値を基点に目先の上昇バンドを形成していますが、前日はバンド下限から反転し下落幅を縮めていました。昨日は内外の好材料を手がかりに、バンド上限へ向けて上昇していますが、今後の焦点は、バンドを上方突破し、本格的な反発相場になるかどうか…。昨日の上げで、NASDAQ総合指数が、下げの道中で空けた窓埋めを達成しており、目先的な目標達成かがでていることには注意。今晩のオバマ大統領の雇用・景気対策への期待感が強いようですが、3000億ドルといわれる対策のうち半分は既存の減税策を延長するものといい、実質的な呼び水になるのは社会資本整備への投入資金ぐらいとの見方もあります。出来高の減少を見ても、買いの中心は売り方の買戻しのようですので、大半の投資家は様子見…。当面は、バンド内の動きを続けるか…。

 米国株は急反発したものの、CME日経平均先物は、大証終値をわずか90円上回る8870円でかえってきました。レンジは8705円~8875円。限月交替が明日に迫っていますが、12月限りは8810円と大証終値をわずか30円しか上回れずにかえってきています。株価は上昇したものの、ベージュブックなど米国の景況感がさえなかったことや、昨日の日銀金融政策決定会合でなんらの為替対策が出なかったことから円が買われたことが、先物の足を引っ張ったようです。国内では対ドルが77円39銭台、対ユーロが108円80銭台と海外市場に比べやや円安推移。本日の日本株は、海外株高や先物高を受け、先物買いが先行し、続伸してのスタートになりそうです。指数売買に絡み主力株が続伸して始まりそうですが、相場の持続力は、GLOBEX市場の米国株の動きと為替次第の展開。買い一巡後は、再度個別の材料株優位の展開へ…。まだ、買戻しが終わっていない欧州系証券のメジャーSQを前にしたポジション整理が注目されます。前回SQ値8750円をめぐって駆け引きが続きそう。
※新規会員を募集しています。関心のある方はレポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK



プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
購読にご興味のある方は、こちらをご覧下さい。↓
*大仏さん株式レポートのご案内*




経済・株式の原稿作成・講演会(関西圏内)もうけたまわります。
依頼・取材等はこちらもしくはメールフォームをお使い下さい。
daibutusan-kabu@live.jp
(迷惑メールが増えたので、連絡専用アドレスを作りました。)

大仏さんからの返信がない、というかたはこちらをご一読ください↓
* 新規レポート会員様およびお問い合わせいただいたブログ読者様 *

***************

*ブログ内すべての文章・チャートの無断転載・引用は禁止いたしております。
ご利用になられたい方は、ご一報よろしくお願いいたします。


***************

メールフォーム

レポートサンプル請求・原稿依頼・取材等のご連絡にお使い下さい。件名にご用件の明記をよろしくお願いします。
*現在、相互リンクは受け付けておりません。申し訳ございません。 *週刊レポート、原稿執筆等で現在手いっぱいの為、ブログの内容に関するご質問には対応いたしておりません。ご容赦ください。

名前:
メール(添付ファイル受信可能なアドレス):
件名:
本文:

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード

おすすめ