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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
08 | 2011/09 | 10
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バーナンキ議長講演への失望感で反落するも、相場環境には変化の兆しが…
 おはようございます。 強面(こわもて)インフレファイター振りを発揮してきたトリシェECB総裁でしたが、昨日の理事会で引き締めの御旗をおろしてきました。会議ではユーロ圏の成長率見通しを0.3%引き下げたほか、物価見通しを「上向きのリスクがある」から「上下で釣り合いが取れている…」と表現を交替させ、当面、金利を据え置く方針に転換しています。ほぼ、予想通りの結果ですが、「景気の下方リスクが増している」としたことから、ユーロ圏金利先物は、年内にも0.25%の利下げがあるものとして、織り込みをはじめました。これを受け、昨日の欧州主要市場の株式は全面高で終わったほか、ユーロが急落しています。

 また、昨日は、バーナンキFRB議長の講演も注目されましたが、ジャクソンビルでの講演をなぞるだけで、新規の材料や緩和の具体策が出なかったことから、市場は失望売りを出し、株価は下落しています。ただ、具体策は今月20、21日に開催されるFOMCで発表する、としていますし、今回は、オバマ大統領の雇用・景気対策のほうがメーン。大統領演説の具体的な内容が入ってきていませんから、分かりませんが、事前の説明では、全体が3000~4000億ドルの規模ということのようです。そのうち半分が財政出動になるようですが、今回のFRBは、財政出動による財政悪化から、上昇懸念が強まる長期金利の抑制をはかるという補助的な役割がメーンになると思われます。まあ、政府の対策がでてから、動き出すということで、市場はやや先走りしすぎた、ということでしょう。それだけ、ワラにもすがる想いで、好材料をほしがっていることの裏返しでもあるのでしょうが…。

 8日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万1295ドル81セント -119ドル05セント(1.04%)
 
 NASDAQ総合指数  2529.14ポイント -19.80ポイント(0.78%)

 S&P500  1185.90ポイント  -12.72ポイント(1.06%)

 CME日経平均先物(円建て) 12月限り 8720円 -10円(大証12月限り終値比)

 米国10年もの国債金利  1.982%  -0.07%

 ニューヨーク原油  89.05ドル  -0.29ドル

 GOLD  1857.5ドル +39.9ドル

 ドルインデックス 76.27  +0.76 


 昨日の米国株は、朝方発表された新規失業保険申請件数が予想を上回る増加になったことを嫌気し、小幅続落して始まりました。ただ、この日発表の7月貿易赤字が市場予想を下回ったことや、輸出額が過去最高になったこと、この日予定されているバーナンキFRB議長の講演やオバマ大統領の雇用・景気対策に関する議会演説を期待した買いに反発に転じ、昼前には、1万1477ドル(前日比63ドル高)と、この日の高値をつけています。しかし、バーナンキ議長の講演で期待した緩和の具体策や新規の材料が出なかったことから、次第に売り物が増加。再び銀行株が売られたことも市場のムードを悪化させ、引けにかけてじり安となり、ほぼこの日の安値圏で取引を終えています。主力3指数とも反落して終わりましたが、ネット関連への見直し買いがあったNASDAQ総合指数の下落幅の少なさが目立ちました。ニューヨーク市場の出来高は前日比744万株減の9億4559万株。騰落状況は、値上がり667、値下がり2362.

 業種別に値上がりしたのは、3業種のみ。金価格の上昇を受けた金鉱山、貴金属がトップ。ネット関連がこれに続きました。通信やソフトドリンクの下落率が少なかったようです。一方、下落上位は、家電、石炭、タイヤ、紙パルプなど。ニューヨークダウ30種のうち、値上がりしたのは、シスコシステムズ(2.3%)、クラフトフーズ、マイクロソフト、コカコーラ、P&Gの5社のみ。一方、バンクオブアメリカ(3.7%)、JPモルガン(3.7%)など銀行株がさえない動き。前日6%近く上昇したKBW銀行株指数は2.67%下落しています。ボーイング、デュポン、ウォルトディズニーなどが、ニューヨークダウの下落率を上回っています。個別では、大手ヘッジファンドが5.1%の株式を取得したことが分かったヤフーが6%を超える上昇になったことが目立ちました。

 米国株に関しては、昨日朝の書き込みで、NASDAC総合指数が、下げの道中で空けた窓を閉めたので、目先、目標達成が出やすい…としました。昨日は、二ューヨークダウも高値1万1477ドルをつけた後、急速に伸び悩んでいますが、これは9月1日の下落過程で1万1471ドルから空けていた窓を埋めた目標達成感もあったようです。当面は、材料待ちの展開ですが、ニューヨークダウ、NASDAQともすでに25日線を上回っています。対応点の状況からみて来週前半には上向きに転じる可能性があり、株蚊の反転が期待されます。世界的に、金利上昇への警戒的な動きがでているほか、景気への警戒感から刺激的な政策を求める動きもではじめており、株価をめぐる環境は急速に好転しはじめたようです。

 米国株は反落。CME日経平均は大証12月銀り終値比10円安と、しっかりで帰ってきています。レンジは8685円~8820円。ECBが利上げ路線を修正したことから、ユーロが対ドルで急落。円も引きづられ対ドル相場は77円50銭台に軟化。ただ、対ユーロでは107円60銭台に上昇してかえって来ました。本日の日本株は、メジャーSQですが、CME先物が前月SQ値と同水準でかえってきているので、大きな波乱は無く終わりそうです。対ユーロでの円高を受け、機械や精密など対ユーロ輸出比率の高い業種が売られそうです。週末控えであることから、終日SQ値をめぐって神経質な動きが続きそうですが、主力株が伸び悩む中、前日に続き、内需系の材料株が買われるこ戸になりそうです。ただ、グリーやディーエヌエーなどここまで相場をリードしてきた株の乱高下が目だって着ていることや、海外投資家の姿勢変化。前段で書いた市場環境の変化を考えると、そろそろ…。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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