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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
08 | 2011/09 | 10
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欧州情勢のめまぐるしい動きを受け乱高下。小幅続伸して終了
 おはようございます。 欧州情勢は、ギリシャ、イタリアに加え、民間金融機関の経営不安が入り混じり、混沌とした状態になっています。ギリシャに関しては、ドイツの中から破綻を選択すべきという意見が飛び出し、それをメルケル首相が火消しするなど、意見の対立が目立っています。イタリアの中国への国債購入要請に関しても、政府が否定したとか、中国側が購入に難色を示しているなど、情報が錯綜した状態。また、フランスのBNPパリバが、米国のMMFからのドル資金調達難から資金不足に陥っている、との報道もなされています。日本にいたら、分かりませんが、どうやらEUは大騒動になっているようです。

 ただ、昨日も書いたように、ECBの銀行救済や問題国国債購入などに関し、意見の集約が見られていることや、ギリシャ破綻回避へ向けて、3者連合との融資交渉の再開、ギリシャ支援へのEU加盟国の賛成など、一歩前進する動きも始まっています。オバマ大統領が提言するように、域内の金融・財政の統一が課題として浮上していますが、その中で、ドイツ式の厳格な財政規律求める動きと柔軟に政策を推進する体制を目指す立場が、主導権争いをしている感じも受けます。
 今回危機が拡大した背景には、域内の意見が対立し、市場の催促するスピードに機動的についていけていないところがあるようです。昨日は、ドイツとフィンランドの首脳が会談、16日からはEU財務相・中央銀行総裁会議が開催され、別途、ギリシャ首相とメルケルドイツ首相、サルコジフランス大統領との電話会談が予定されているといいます。なんだか、会議ばかりやって、何も決められず、結局、北条氏が滅びた小田原評定みたいな感じになっています。 どうせなにか決まっても、どこかが反対するわけですから、市場の混乱が収束するのはまだ遠い先のような気がするのですが…。

 13日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万1105ドル85セント +44ドル73セント(0.40%)

 NASDAQ総合指数 2532.13ポイント +37.06ポイント (1.49%)

 S&P500 1172.87ポイント +10.60ポイント(0.91%)

 CME日経平均先物(円建て) 8590円 +20円

 米国10年もの国債金利 1.996% +0.045%

 ニューヨーク原油  90.21ドル +2.02ドル

 GOLD 1830.1ドル +16.80ドル

 ドルインデックス 77.05 -0.08


 昨日の米国株は、錯綜する欧州情勢を受け、反落してスタート。欧州銀行への不安やドイツ連立与党党首がギリシャの破綻・EUによる管理に言及したことなどを嫌気。ニューヨークダウは、寄り付き直後にこの日の安値1万987ドル(前日比74ドル安)をつけています。その後、メルケル首相が、ギリシャ破綻に賛同する意見を批判。支援に前向きな発言をしたことから、一気に1万1140ドル(前日比80ドル高)まで上伸。その後も、欧州発の情報に一喜一憂する展開で、前日比プラスからマイナスに転換する荒っぽい動きを繰り返したあと、ギリシャ、フランス、ドイツの電話による首脳会談に期待した買いが勝り、結局、主力3指数とも続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1709万株減の10億6945万株。騰落状況は、値上がり2338、値下がり713。

 業種別の値上がり上位は、鉱区会社、産業資材、鉄道、タイヤ、ホテルなど。半導体・同製造装置、アパレルなども堅調。一方、貴金属、保険仲介、住宅建設、石炭などがさえない動き。ニューヨークダウ30種の動きをみると、値上がりが23社、値下がり7社。キャタピラー、GEなど景気敏感株が高かったほか、NASDAQ市場のハイテク株人気を受け、インテル、シスコシステムズ、ユナイテッドテクノロジーズなどの上げが目立ちました。一方、下落したものでは、大規模な人員整理を発表したバンクオブアメリカやトラベラーズなど金融関連がさえなかったほか、マクドナルド、クラフトフーズなどディフェンシブ系の動きがさえませんでした。

 ニューヨークダウは続伸したものの、まだ25日線を回復できず、目先の下降トレンドから抜け出していません。世界景気の減速懸念から輸出比率の高い主力株への警戒感が強まっているようです。一方、景気の先行き懸念から増加するICT需要を受け、NASDAQ市場の堅調振りが目立ちます。すでに、25日線を回復しているほか、25日線の状況も改善。上向きのモメンタムが働き始めています。特に、NASDAQ100指数の底堅さが目立っており、当面、ハイテク株を中心に戻りが模索されることになりそうです。

 米国株は続伸。CME日経平均先物は、大証終値を20円上回る8590円でかえってきました。レンジは8455円~8600円。海外円相場は、対ドルが76円90銭台、対ユーロが105円20銭台と高止まりの動き。本日の日本株は、海外先物だかから、小高い始まりが予想されます。世界的な景気後退懸念やユーロ安を受け、輸出関連は頭の思い展開が続きそう。前日に続き、中小型の材料株や米国の流れを受けたハイテク株などが物色されそうですが、騰落レシオが短期間に110%近くまで上昇するなど、物色範囲の広がりすぎを示す動きがあることは注意が必要です。今日も、GLOBEX市場の米国株先物を見ながらの神経質な展開。3連休控えであることや、欧州情勢が不透明感を増している(特に銀行問題)ことから、ポジションを拡大しないほうが無難か…。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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