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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
08 | 2011/09 | 10
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欧州金融情勢の緊張緩和を受けた欧米株高を好感し全面高
 第二のリーマンショックの到来必至とされた欧州情勢は小康状態を示しています。今週は、ギリシャの、第六次追加融資(80億ユーロ)の査定作業が再開されるかどうか…、また、週末に締めきられたはずの民間銀行の持つギリシャ国債のロールオーバーががハードルの90%を超えたのかどうか…という不透明材料を抱えたままのスタートになりました。ロールオーバーについては、どうやら90%に届かなかったようですが(ギリシャ当局は、内容を発表しないと声明)、EUの高官が「90%を若干下回っても問題ない…」と、状況を追認する発言をしています。これ以上、事態を混乱させたくないとの配慮でしょうか。ギリシャが「90%にいかなかったら、ロールオーバーは止める」なんて、強気の発言をしなかったら、こんな混乱にはなっていなかったはずですが、本当に、反省しているのでしょうか。また、次回の融資(12月)を前に、混乱するのではないでしょうか。

 まさに、EU内のギリシャの存在は、米国金融危機の元凶になったサブプライムローンとよく似た構造を持っています。早く、つまみ出しておかないと、ずっと支援を続けなければならない健全な国の財務にまで影響を及ぼしかねません。これからのEUの会議で、脱退の規約を作るのか、問題国の財務権限を一時的にEUが奪うのか、財政・金融の統合を図り欧州共同債券の発行に進むのか…。EUの存立基盤そのものを見直す必要に迫られています。ことがおきるたびに、根本的な治療を避け一時しのぎでやってきたことが、世界経済を揺るがしかねないことになってきただけに、対岸の火事ではすまなくなってきています。ただ、国家の財政運営の権利を奪うところまで改革を踏み込まねばならず、果たして、短期間に問題が解決できるのかどうか…。

 朝も書いたように、今晩から始まるEU財務相・中央銀行総裁会議にガイトナー財務長官が出席したのも、欧州の銀行が持つサブプライムローンを含み膨大な含み損がある証券化商品の売却を始める動きがでたためと思われます。もし、実際に売却が始まったら、米国の住宅は、さらに価格が下落することとなり、米国も金融危機に発展しかねないリスクがでてきたためでしょう。何とか、資産の売却をとめなけtればなりませんが、それが、今日のドル資金の国際協調での供給になったんでしょう。まあ、米国も欧州も、証券化商品の時価評価をストップし、取得価格で簿外で所有しており、すねに傷を持っている状態は改善されていません。

 バブル崩壊後の日本に対しては、不動産価格などの時価評価を強制し、多くの金融機関や企業が破綻させられましたが、バブル崩壊がわが身に降りかかると、時価評価をストップして、簿外で管理する楽な方法を採用。都合が悪くなると、ルールを変更するいつものずるさを発揮しています。ただ、天に向かって吐いた唾は確実に欧米諸国自らの顔にかかり始めました。日本が彼らに言われたとおりにして、身を切り刻んで不良債権処理を済ませたのに、欧米は、これから、市場に強制されることになりそうです。EUだけで3000億ドルと言われる証券化商品で、含み損を損だしすれば、銀行の損失を埋めるのに、どれだけの資金が必要になるか…。今後、売らせないために銀行に突っ込む資金はいくらになるんでしょう。また、米国市場で売られた場合に住宅市場に与える影響は…。欧米市場の危機は何も克服されておらず、正常化を図ろうとすれば、彼らが馬鹿にしてきた「日本化」の道を否応なしに歩かされることになると思うのだが…。

 16日の日本株動向

 日経平均株価終値:8864円16銭 +195円30銭     日経平均先物終値:8790円

 TOPIX終値:768.13ポイント +16.57ポイント 騰落状況:値上がり1442 、値下がり152

 出来高概算:19億2644万株       売買代金:1兆1941億円

 日経平均サイコロ:6勝6敗  騰落レシオ:112  RSI:50


 本日の日本株は、欧州金融情勢が小康状態になったことから、欧米株式市場が上昇したことや、CME日経平均先物が8730円台で帰ってきたことから、同終値にサヤ寄せする格好で、先物買いが優勢となり、日経平均は前日比117円高の8785円と高よりしています。欧州情勢の好転から、円の対ユーロ相場が軟化したことから、機械や精密、電気製品など、対ユーロでの円高を嫌気して売られた業種に買いがはいるなど、主力株、材料株、出遅れ株など幅広く買われていました。ただ、3連休控えであることや、連休中にEUで重要イベントがあることや、連休明けには米国FOMCを控えるなど、不透明要因も多く、高寄り後の値幅は90円と小幅にとどまっています。ただ、日経平均が25日線(8805円)や先週末のSQ値(8732円)を上回ったことで、来週からは上昇相場に弾みがつくことになるかもしれません。

 日経平均サイコロは6勝6敗、RSIは50%と過熱感はないものの、騰落レシオが急伸。今日112%に載せてきました。リバウンド銘柄を含め幅広く買われたことが騰落レシオの拡大につながっていますが、以前にも書いたように、25日線への戻りでリバウンド相場第一弾が終了。次は週足移動平均線へのリバウンドが始まります。来週の海外情勢次第のところはありますが、下落中の13週への戻りで、騰落レシオは一段と拡大。戻り達成後は、再び成長株や配当取り銘柄などに物色が絞り込まれて騰落レシオが低下することになるのでしょうか。当面、RSIの80乗せ暗いまでは大丈夫…でしょうか。

 このところ、米国のNASDAQ100の強さに注目した記事を書いていますが、日本でも、主力株よりも、独自の事業性でマーケットを切り開く企業に注目するように書いてきました。レポートでもそれを基準に銘柄選定をし、最近2号分だけでも、今日のネットワン、ハピネット、コメリ、加藤産業、ニチイ学館の5銘柄が年初来高値を更新。世界最大の天気予報会社ウェザーニュースも高値圏で超然とした動きを続けています。また、資源開発や土壌改良、利益準備金だけで時価総額を上回る銘柄も戻り高値の面あわせになってきました。加藤産業は、9月決算銘柄ですが、下期の配当分だけで2円増配予定で、これを手がかりに配当取りの動きが強まるものとみて注目しました。もちろん、業績見通しも来期にかけ増益予想で、EPSは170円に達する予定。来期には、さらに増配期待ももたれます。9月4日号からの注目ですが、早くも200円近く上げてきました。9月に入り、相場は波乱しましたが、成長性を重視して」注目したものは、全体相場には影響されず上昇を続けています。

 また、リバウンド取りで8月28日号から注目した鬼怒川ゴムも、ここにきてもみ合いを離れてきました。年初来高値にあと23円のところまで来ていますので、来週は年初来高値更新の期待ももたれます。まあ、順調な終わり方でよかった、考えていますが、来週は、既出の銘柄のフォローも含め、リバウンド銘柄も対象にしなけtればいけないようです。下落中の週足移動平均線が目標になりますが、動きが早いのは、今週25日線を回復。かつ25日線が上向きに転じている銘柄。その中で、最下位にある移動平均線とのかい離が大きい銘柄が」ねらい目になりそうです。まあ、今晩から始まる、EUの会議は、サプライズはないと思うのですが…。日本株については、米国市場とことなり、まだ強気転換していませんので、体勢観についてはレポートで米国を含め分析してみます。
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欧州情勢の好転を受け買いが先行し4日続伸…際立つNASDAQ100指数の強さ
 おはようございます。 欧州情勢は、ギリシャ問題がペンディング状態にあるなか、もう一方の懸念材料だった銀行のドル資金調達問題に助け舟が出されています。欧州中央銀行、スイス国立銀行、イングランド銀行が、期間3ヶ月という長めのドル資金供給を実施。ドル子資金供給などでFRBや日銀も協調する…というもの。リーマンショック時にも採られた措置ですが、期間を長めに設定したことで、市場から短期のドル資金を借り入れ自転車操業を続けてきた欧州銀行にとっては一息つける措置になりそうです。

 ここにきて、国際協調体制が急に動き始めましたが、資金調達に苦しむ欧州銀行が資金繰りのため、含み損を抱えたままの証券化商品を含むドル資産の売却に動く姿勢を見せたため、米国の住宅市場や銀行へのマイナスの影響を懸念。危機が波及することを恐れた米国が、慌てて動き始めた…という見方もできます。ただ、銀行の場合、ドル資金調達問題が解決されたとしても、債務国国債の含み損問題が残るため、いずれ資本充実のための公的資金注入は避けられないものと思われます。まあ、ギリシャに続き、欧州銀行問題もとりあえずの時間稼ぎに成功した、ということでしょうか。昨日の欧州株式市場は、前日引け後に発表された独仏、ギリシャ3国首脳の「ギリシャのEU加盟継続」声明と、この日の国際協調によるドル資金供給を好感。軒並み3%近く上昇しています。

 15日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万1433ドル18セント +186ドル45セント(1.66%)

 NASDAQ総合指数 2607.07ポイント +34.52ポイント(1.34%)

 S&P500 1209.11ポイント +20.43ポイント(1.72%)

 CME日経平均先物(円建て) 8730円 +130円

 米国10年もの国債金利 2.079% +0.085%

 ニューヨーク原油 89.40ドル +0.49ドル

 GOLD 1781.4ドル -45.8ドル

 ドルインデックス 76.28 -0,39
 

 昨日の米国株は、ギリシャ問題や銀行のドル資金調達問題への懸念が払拭されたことで欧州市場が急伸した流れを受け、続伸して始まりました。消費者物価や鉱工業生産指数、連銀製造業景況指数などの経済指標は、好悪それぞれの内容でしたが特に材料視されず、欧州情勢の好転が買い材料にされ、終日上昇する展開になりました。欧州銀行への資金供給で経営危機が遠のいたことから金融株が買われたほか、ドルの下落により原油価格が上昇した流れを受けエネルギー関連株が上昇したことも、指数の押し上げに寄与しています。ほぼ終日あげる展開となり、結局、主力3指数とも4日続伸して終わりました。前日に続き、NASDAQ100指数の堅調振りが目立りました。ニューヨーク市場の出来高は前日比1億2105万株減の9億6500万株と、再び10億株割れ。騰落状況は、値上がり2321、値下がり712。

 業種別に値上がりしたのは、保険、投資サービス、自動車・同部品、エネルギー、証券など幅広く上昇。一方、金価格の下落を映し、貴金属。金鉱山が下落率上位にきたほか、旅行代理店、耐久消費財などがさえませんでした。ニューヨークダウ30種はすべて上昇。欧州銀行情勢の好転を受けバンクオブアメリカが4%近く上昇したほか、JPモルガンも3%上昇。指数採用以外でも、ゴールドマンザックスが3.3%、モルガンスタンレーも7%を超える上げになっています。NASDAQ市場では、アップルが0.9%の上げで392ドルをつけていますが、上場来高値404ドルに迫っており、新たにハイテク株の動きをリードすることになりそうです。

 ニューヨークダウは4日続伸。終値でも25日線を上回ってきました。また、同移動平均線は前日まで下落を続け株価の頭を押さえてきましたが、上昇に転換。今後、下方からの上げ圧力が増すことになりそうです。また、NASDAQ市場の好調が続いています。昨日の書き込みでNASDAQ100指数の堅調ぶりについて書きましたが、この日も主力株を中心に続伸。懸念された50日線、75日線をあっさり上抜いてきました。当面、7月14日の安値2318ポイントが、目標になりますが、目先の上昇バンドを上方突破してくると上げが加速してくるだけに、アップル、グーグル、アマゾンなど主力株の動きが注目されます。

 米国株は4日続伸。CME日経平均先物は、大証終値を130円上回る8730円でかえってきました。円相場は、欧州情勢の落ち着きから対ユーロが106円台半ばに下落したものの、対ドルは、米国家気の減速懸念を映し76円70銭台と高止まりしたまま…。本日の日本株は、海外株高、CME日経平均先物高を受け、大幅高の展開が予想されます。対ユーロでの円安を受け、精密、機械、海運などに買戻しが増加する可能性があるほか、輸出株を含む主力株全般に買い戻しの」動きが強まりそうです。ただ、週末控えであることや、今晩からガイトナー米財務長官が出席するEU財務相・中央銀行総裁会議が開催されることから、後場からは見送り気分の強い展開になりそうです。今のところ、GLOBEX米国株先物は堅調に推移していますが、海外先物に敏感な展開が続きそうです。
 先日から、目先の上昇バンドを形成している米国株とことなり、日本株は高値と安値が切り下がる下降バンドを形成していることを懸念していますが、本格的に主力株を買うのは、下落トレンドが修正されてから…。目先はあくまでもリバウンド狙いの範疇。順張りで買えるのは、成長株だけ…。米国でNASDAQ銘柄が強い意味を考えるべきでしょう。
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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
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