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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
08 | 2011/09 | 10
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週初、週末を3連休に挟まれた上、ビッグイベント控えで、身動きとれずに反落
 欧州情勢は現地の夜間でも動き続けているのでしょうか? なんだかよく分かりませんが、いろんな話が流れてきます。週末のEU臨時財務相会議で、ギリシャ向け融資に「OK}を出したのは事実のようです。昨日から、三者連合(EU、IMF、ECB)調査団とギリシャの交渉が再開されたようですが、どうやら今晩のうちにも融資が正式に決まるようです。また、欧米取引終了後には、S&Pがイタリア国債の一段階格下げを実施しました。米国では、前回の格下げに関し、インサイダーの疑いで、証券会社やファンドが調査されているようですが、今回はインチなしに格下げがされたんでしようか…。昨晩は欧米とも、だいぶ下げていましたが…。

 まあ、前のブッシュ政権の時に、ウォール街が仕事をやりやすいように、何でもかんでも規制を取っ払うとともに、良心も取り払い、大口の投資家間で癒着関係ができあがっているようですから、情報のやり取りは何のためらいもなくやっているのかもしれませんね。横道にそれそうですが、そのほかに流れたところでは、ドイツの有力企業のシーメンスがフランスの銀行から預金を引き上げ、ECBに預け変えた…という話が流れていました。即、シーメンスから否定されていましたが、これもフランスの銀行を叩こうというところから、流されたものでしょう。極め付けが、ギリシャが、ユーロからの離脱の可否を問う国民投票を計画していると報じられたこと…。これは、かなり効き目があったようで、GLOBEX市場の米国株先物が下落幅を拡大し、日経平均も足を引っ張られています。もちろん、ギリシャの報道官により、否定されていますが、弱気の話ばかりが流れてくるところを見ると、弱気のポジションをはずしたがっている投資家が多い、ということかもしれませn。

 第二のリーマンショック…などと、言われていますが、米国株は8月10日の安値から、上げ歩調になっており、あまり関係がないような感じがするんですが…。ちなみにこのときに安値をつけた理由は、フランス国債の格下げの噂…。このときには、複数の格付け会社が慌てて「安定的」な見通しにしていると、打ち消しに動いていました。このときも、やはり相場の分岐点でしたね。まあ、EUとしても、これ以上、危機をあおることはできませんから、それなりの対応をしてくるんでしょう。特に、順調に戻していた世界の株価が、ECBの4月の利上げで横ばいに転じ、7月7日の七夕のプレゼントで2回目の利上げを実施してから、堰を切ったように世界の株価が下げだしています。この一事だけみても、今回の危機の原因が何だったのかは、はっきりしています。欧州の景況感も目に見えて悪化してきましたから、ECBの利下げはカウントダウンに入った、といえそうです。まあ、市場はかなりのところは織り込んでいるんではないでしょうか。焦点は利下げ幅に移っていきそうです。

 今日朝の書き込みではないですが、「会議は踊る。されど進まず」。元来、欧州は、昔の栄光にすがって「おらが一番」と思っている国の集まりですから、市場が期待する「財政・金融の統合」なんて、夢のまた夢くらいに思っておいたほうがよさそうです。

 20日の日本株動向
 
 日経平均終値:8721円92銭  -142円92銭   日経平均先物終値:8650円
 
 TOPIX終値:755.04ポイント -13.09ポイント 騰落状況:値上がり188、値下がり1398

 出来高概算:14億1621万株       売買代金:9669億円

 日経平均サイコロ:5勝7敗   騰落レシオ:101   RSI:43


 本日の日本株は、ギリシャ支援問題のもたつきを嫌気した欧米株安や朝方発表されたS&Pによるイタリア国債の格下げを受け、反落してスタートしました。イタリア格下げからユーロが下落し、一時、103円台に入ったことから、機械や精密など欧州向け輸出比率の高い業種が売られたほか、対ユーロでドルが上昇したことを受け、原油や非鉄など国債商品価格が下落。これを受け非鉄や素材株も軟調に推移しました。また、欧米市場で金融関連株が売られた流れを受け、銀行、保険、証券、その他金融なども下落。ほぼ全面安商状になっていました。週初めと週末が3連休となり、立会い日数が3日しかないうえ、今晩から始まる米国FOMC、G20会合、来週に迫ったドイツの欧州金融安定化基金増額や権限強化法案の承認があり、国内投資家も身動きがとれず、売り買いが手控えられ、急落後は小動きに推移。反落して終わったものの、日経平均の終日値幅は67円にとどまっています。

 先週末にかけ続伸して終わっていたことから、利食い売りもでていたようですが、業種別では、紙・パルプ、食料品、繊維の3業種が上昇しただけ。残り、30業種が下落しましたが、特に、市況が急落したことを受けた海運が下落トップ。海外安を受けた保険、証券、銀行など金融関連の下落も目立ちました。先週大きく値を伸ばした小型成長株もこの日は買いが手控えられるなか、利食い売りに大きく値を崩すものが増えています。

 さて、日本株は米国株次第…ですが、朝も書きましたように、米国市場でも大きな変化が起きています。世界的な景気減速懸念を受け、輸出依存度の高い主力株が伸び悩み、ローンを基にした証券化商品の不正販売で損害賠償訴訟が急増。引当金の増加から、銀行の業績の減額修正が予想される主力指数が伸び悩んでいます。一方、NASDAQQ総合指数の堅調振りが目立ちますが、中でも、時価総額が大きい銘柄で構成するNASDAQ100指数の強さが際立っています。今日も、アップルが上場来高値を更新、アマゾンは連続して高値更新を続けています。

 この背景を考えてみる必要がありそうです。米国の法人はリストラや合理化により大量の内部留保を持っていますが、この資金はこれまで、MMFを通じ、高金利の欧州などに回されていました。しかし、危機の高まりや、米国内の法人預金にたいする規制が緩和されたことから、MMFから資金が流出。国内に還流しはじめています。しかし、資金余剰状態の銀行は、預金にたいし、手数料を取るなど実質マイナス金利状態…。これでは、預金にまわせず、かと言って、市場最低金利にある債券にもまわせ無い状態。しかし、アップルやアマゾンなどは業績面でも不安がないことから、流動性のあるNASDAQ100銘柄に資金が向かっているものと思われます。先週末段階でのNASDAQ100指数の益回りは8.8%と主要指数の中ではもっとも高い。債券と比較した株式の割安感が出ていました。

 今、米国では、債券市場からあぶりだされた資金が、次の運用先を求めて右往左往しています。自社株買いやM&Aの増加もこの流れの一環。金利が史上最低水準にあるなか、市場では徐々に金利裁定が働き始めたようです。景気の先行きに懸念はあるものの、単純な株式と債券との比較では株式が割安なのは確か…。今のところ、流動性重視でNASDAQ100に来ていますが、金利裁定が働き出すと物色範囲は拡大してくる。じわじわと浸みだしてくるだけに、株蚊の動きは派手さがかけるかもしれません。しかし、確実に水準は切り上げてくるのではないでしょうか。今の、日本株にしても、売っているのは、為替差益や短期の差益狙いの目先筋…。一方、買っているのは…?これだけ、金利が低下し債券に魅力がなくなってくれば、いやでも金利裁定が働いてくるのではないでしょうか。
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欧州情勢を嫌気し6立会日ぶりに反落…NASDAQ100指数は6連騰
 おはようございます。 ギリシャ支援問題は、相変わらずもたついたままです。市場が求めているのはスピーディな処理なのですが、何でも加盟国の合意を前提にしていますので、物事がスムーズに前に進みません。結局、この弱点を投機筋に突かれて危機を繰り返すことになっています。今回のギリシャの支援問題にしても、先週のEU財務相会議で融資方針が決まったのですから、さっさと実行すればいいのに、当初、19日に予定されていた3者連合(EU、IMF、ECB)調査団のギリシャ再入国が、いきなり電話会談に切り替えられたり、かと思うと、週内にはギリシャに入る予定だ…とくる。また、予定されていたギリシャ首相の訪米が突然中止になり、首相は「国内で取り組まなければ無ければならない課題がある…」ときた。これでは、市場が不安になるのも当然。結局、ユーロが再び売られ、せっかく立ち直りかけた欧州株式市場も、一時は、先週14日の水準まで引き戻される始末…。

 まあ、どこまでもたもたしたら気が済むんでしょうか。先週の、EU財務相会議では、米国のガイトナー財務長官の面子をつぶして追い返しています。自ら解決する能力を持たないのにプライドだけは高い…日本では、小田原表情で時間を費やしている間に自滅してしまった北条氏が有名です。しかし、欧州は、ナポレオン放逐後に、旧体制の復活を話しあったものの、何も決められない間にナポレオンが流刑地から脱出。再び挙兵した「ウイーン会議」のときから何も変わっていないようです。「会議は踊る。されど進まず…」。何百年も体質が変わっていないとしたら、この組織…本当に財政や金融の統合まで進めるの…? せめて、ギリシャへの融資を何時までに実行するか(予定では10月末というが…)を明確にしてほしい。市場は生殺しの状態に置かれるのを一番嫌うものです。

 19日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万1401ドル01セント -108ドル08セント(0.94%)

 NASDAQ総合指数 2612.88ポイント -9.48ポイント(0.36%)

 S&P500 1204.09ポイント -11.92ポイント(0.98%)

 CME日経平均先物(円建て) 8690円 -100円

 米国10年もの国債金利 1.949% -0.102%

 ニューヨーク原油  85.70ドル -2.26dる

 GOLD  1778.9ドル -35.8ドル

 ドルインデックス 77.11 +0.57


 週明けの米国株式市場は、ギリシャ支援問題への不透明感や週末に開催されたEU財務相会議で目立った進展が無かったことへの失望感から欧州市場が全面安になった流れを受け、反落してスタートしました。5日続伸したことによる利食い売りの増加に加え、ユーロが売られドルが上昇したことを受け、原油や非鉄などの資源価格が下落。資源・エネルギー株が下落したことも指数の足を引っ張っています。ニューヨークダウは、寄り付き直後、この日の安値1万1255ドル(前週末比254ドル安)をつけています。その後は、週明けで手がかり材料がないなか、安値圏での動きが続きましたが、引け近くに、ギリシャと3者連合の交渉に進展があったと伝えられ、下落幅を圧縮しています。結局、主力3指数は6立会日ぶりに反落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前週末比9億524万株減の9億729万株。騰落状況は、値上がり689、値下がり2334でした。なお、格付け会社S&Pがイタリア国債の一段階格下げを実施。GLOBEX夜間取引市場のニューヨークダウは100ドル近くに下落幅を拡大しています。

 業種別の値上がり上位は、ギャンブル、レストラン、コンピューターハード、住宅建設など。一方、下落上位は、投資サービス、生保、人材派遣、アルミなど。各種金融、銀行などもさえない動き。生保の下落は、ウエール図ファーゴが生保業界の投資判断を引き下げたことによるもの。ニューヨークダウ30種のうち、上昇したのは、IBM,マクドナルド、マイクロソフト、ユナイテッドテクノロジーズの4社だけ。26社が下落しましたが、特に、バンクオブアメリカ(3.3%)、JPモルガン(2.8%)、AMEX(2.6%)など金融関連の下落が目立ったほか、アルコアやヒューレッドパッカードの下落率が大きかったようです。

 ニューヨークダウは、一時、大きく下落しましたが、先週も書きましたように、上向きに転じた25日線にタッチしたところから反転し下落幅を縮めています。ただ、ドル高の進行は輸出依存度の高い主力株にとってはマイナスになるため、頭の思い展開に変わりそうです。また、レポートでもNASDAQ100指数の動きに注目するように書いてきましたが、同指数はこの日も全般安に逆行し6日続伸して終わっています。投資資金が業績面で不安がなく、かつ、流動性の高いNASDAQ主力株に向かっていることをあらわしています。この日はアップルが413ドルをつけ上場来高値を更新。ネット津半大手アマゾンも先週に続き上場来高値を更新し、指数の上昇を支えていました。50日線、75日線をともに上回っているほか、昨日は75日線を下値に反騰するなど、一味違う相場の強さを示しています。目先、7月14日の安値にとどいたことから、一服する可能性があるものの、投資資金が集中する可能性があり、想定外の動きをすることになるかもしれません。米国でも「二極化」相場が進みそうです。

 米国株は6日ぶりに反落。CME日経平均先物は、欧米株安を嫌気し、週末の大証終値を100円下回る8690円で帰ってきています。イタリア格下げを受けユーロ安が進行、対ドルも円高気味に推移しており、本日の日本株は軟調にに推移しそうです。先週堅調だった輸出関連や欧米で軟調だった金融株も軟調な相場が予想されます。結局、個別の材料株が日計り感覚で買われそうです。立会い日数が3日しかないうえ、今晩からFOMC、来週29日には欧州金融問題最大の山場、金融安定基金のドイツ議会承認がありますので週をまたぐポジションは持てず、短期狙いの荒っぽい相場になりそうです。米国の流れを受け、アップル・アマゾン関連も注目か…?
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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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