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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
08 | 2011/09 | 10
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FOMC声明の懸念を裏付ける中国、EUPMIの悪化を、改めて織り込み大幅続落
 おはようございます。 寒い朝です。冷え冷えとした空気のなか、今日は生駒のお山がくっきりと見えています。今日は、久しぶりに法隆寺界隈にサイクリングにでも出てみようかと、パソコンをみると、もっと寒々としてきました。外出は取りやめて、真剣に相場のことを考えなくてはいけないかな…。

 昨日も書きましたが、欧州情勢に気を取られている間に、藪から棒が飛び出してきました。昨日のFOMC声明文では、「今後、景気回復ベースが幾分高まると予想」と景気への期待感を抱かせながら、返す刀で「経済見通しには、深刻な下振れリスクがある…」としています。投資家にしてみれば、「お前、それは無いだろう」という感じでしょうか。景気の先行きに対しては、結構、強気の見方が多かったので、このFOMCの声明は、気迷い感を強めることになりました。そして、昨日は、中国製造業PMI指数が3ヶ月連続で好不調の分かれ目になる50%割れになったほか、ユーロ圏総合景気指標も50%を割り込み、49.2に下落。景気の悪化を裏付ける数字を見せ付けられたものですから、「これはいけない」として、売りを出した結果が、昨日のニューヨークダウの527ドル安(最安値時)。

 「話が違うよ」の前日は、ニューヨーク市場の出来高が2億8300万株増。「やっぱりか…」の昨日は、5億株の増加。実際に景気悪化の数字を見せ付けられて、慌てて売った投資家も多かったようです。景気との関連性が強い銅やアルミの国債市況は急落しており、実需面からも世界景気への懸念が出ていましたから、今回のFOMC声明により、強気の見方は一掃されるのかも知れません。ただ、これは、景気減速が社会不安の増大につながる新興国にとっては、金融政策転換のきっかけになるのかもしれません。ギリシャ危機の影に隠れた格好になっていますが、今回の危機の引き金を引いたのはECBの4月、7月の2度にわたる利上げ…。これだけ、景気減速が鮮明になっているのに、まだ利下げの実施が無い…。まさか、いまでもインフレが起きるなんて思ってないでしょうね。それとも危機をあおって、ユーロが下落すればするほど、輸出が増加して一部の国だけが儲けるなんて、ストーリーはないでしょうね。

 世界的に、利下げがはじまり、景気が持ち直してくると、通貨の安い国から立ち直ってくるんでしょう。お隣の国なんて、この危機が終わったら、ますます経済力を強めてきそうですね。まあ、危機が増幅したら、それだけ転換点も近くなる…ということでしょうか。でも、今回は政治のゆがみがあるので、いつもどおりにはいかないのかも…。日本も新しい国づくりを目指すつもりで徹底的な規制緩和を実施して、新しい産業作りを目指すべきですが、あれだけの不祥事を起こした東電ひとつの始末もつけられない体制では…。世界中から放射能を撒き散らした責任の膨大な損害賠償を請求されたときも、東電はいまのままに存在し、国民が税金でしはらうことになるのでしょうか。体制派の連中が犯したミス(C型肝炎など)はいつも税金で国民が尻拭い。当の本人たちは高給を食んでぬくぬくとしている。国民の年金を窓口で掠め取った連中は、当初からこれが事件になるときには時効にかかっている…と確信犯で、横領した。これも、想定どおり、時効で罪は問われない…。やはり、この国はおかしいし、変われそうも無い。

 話が脱線しました。もとに戻します。
 
 22日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万733ドル83セント -391ドル01セント(3.51%)

 NASDAQ総合指数 2455.67ポイント -82.52ポイント(3.25%)

 S&P500 1129.56ポイント -37.20ポイント(3.19%)

 CME日経平均先物(円建て) 8375円 -115円

 米国10年もの国債金利  1.725% -0.1309%

 ニューヨーク原油 80.51ドル -5.41ドル

 GOLD 1741.7ドル  -66.40ドル

 ドルインデックス  78.40 +0.72


 昨日の米国株は、アジア、欧州市場が景気への懸念を強め売られた流れを受け、急落してスタート。前日のFOMC声明の「経済見通しには、深刻な下振れリスクがある…」との文言を改めて織り込む流れになりました。リスク回避からドルが買われ、その反動で資源価格が急落したことから、資源。エネルギー株が全面安になったほか、景気の先行き懸念から景気敏感株が続落するなどし、下落幅を拡大。ニューヨークダウは、一時、この日の安値1万597ドル(前日比527ドル安)をつける場面もありました。ただ、ニューヨークダウが、8月9日につけたザラ場安値1万588ドルを下回らなかったことから、引けにかけては買い戻しもはいり、やや下落幅を縮めて終わっています。結局、主力3指数とも3%を超える大幅な続落で取引を終えました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比5億491万株増の17億1344万株。騰落状況は値上がり343、値下がり2750。

 業種別で値上がりしたのは、モーゲージファイナンスのみ。水関連、鉄道などの下落幅が少なかったようです。一方、下落上位は、貴金属、非鉄、鉄鋼、石炭、金属など。ニューヨークダウ30種は、すべて下落。アルコア(6.7%)、キャタピラー(6.3%)、スリーエム(4.5%)など、景気敏感株の下落率が目立ちました。このところ、気を吐いていたNASDAQ100指数もこの日は3.26%下落。アップルが2.5%、アマゾンが3.7%下落するなど、内容に関係なく売られる展開になっています。

 ニューヨークダウは、2日で674ドルの下落。ザラ場を含めると820ドルの変動になります。これまで持続してきた上昇バンドは壊れ、8月10日安値にたいする二番底が維持できるかどうかの瀬戸際に追い込まれています。ただ、NASDAQ100指数は、依然、上昇バンドは維持したまま…。昨日は大きく売られたものの、25日線と100日線が収束する地点で何とか下げ止まっています。これまで、堅調だったものまで売られており、その点では底入れが近いのかもしれません。昨日のニューヨークダウのPERは11.97倍。8月10日の11.99倍を下回り、割安ゾーンに入ってきました。ただ、今回の場合、国内要因とともに、欧州情勢が関係しており、テクニカルな要因が通用にくいのも事実…。やはり、立ち直りのポイントは、EUの利下げ…か?

 米国株は、大幅続落。CME日経平均先物は、大証終値を115円下回る8375円で帰ってきました。円相場は、主要通貨がドルに対して売られるなか、対ドル、対ユーロとも強含んでいます。本日の日本株は休日になりますが、先物終値からみて、全体に大きな変化が無ければ、連休明けの相場は、震災後の急落時の安値8227円を試す展開になりそうです。全体の見通しは不確定要因が多く、難しくなっていますが、詳しくは、次回レポートで検討してみます。これまで、全体が下落するなか、個別株に注目しなんとか年初来高値を更新するものを拾い出してきましたが、来週以降は、主力株を含め、方針を考える必要がありそうです。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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