FC2ブログ
大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
08 | 2011/09 | 10
S M T W T F S
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -



アジア株安、GLOBEX米株安を嫌気し頭の重い展開が続き、横ばいで終了
 眠気を我慢して何とか、パソコンの前に座ることができました。元気を奮い起こして書きましょう。それにしても、この眠気は何だ…。

 さて、欧州金融危機最大のヤマ場を通過した日本株ですが、昨日の後場からの上げで先食いしていたため、膠着感を強めた相場になりました。EU最大の金主であるドイツがEFSFを批准したことで、後は、とんとん拍子にいく…というのは大間違い。EU加盟国の全会一致が原則ですから、せっかく積み上げていっても、どこかの国がひとつでも批准しなかったら、終わり…。まさに、賽の河原の石積みににています。オーストリア、オランダという強硬派が残っていますし、いまだに反対派の説得段階にあるスロバキアなど、油断をしていると足元を救われるかもしれません。EU加盟の前提になるマーストリヒト条約承認の国民投票のときも、まさかの否決があっただけに予断はゆるしません。以前から書いているように、まずは、全加盟国のEFSF批准とギリシャへの融資の実行。それと、可能性には疑問符がついた(ドイツのインフレ率上昇)ものの、ECBの利下げの具体化があれば、欧州情勢は、少なくとも12月のギリシャ向け融資で混乱が始まる11月初旬までは収まるはずなのですが…。

 ただ、10月になったらなったで、11月末に本決算を控えたヘッジファンドの解約45日前ルールで、中旬にかけはランするかもしれない…など悩みの種はつきません。特に、今回は、ロボット(高速)売買で失敗するファンドが多く、解約規模が大きくなる可能性もあります。この売買では、個別の銘柄の成長性や業績など面倒な調査は無視して、一国の経済状況を見て指数売買する関係から、ファンドの閉鎖や解約売りでは、指数銘柄に売り圧力がかかってくる可能性が強く、主力株受難の相場はもう少し続くのかもしれません。

 大体、調査の手間を省いて、短時間で指数売買を行い少ない儲けをレバレッジをかけて利益を膨らますやりかた自体が邪道みたいな気がするんですが…。人がやらないときに、抜け駆け的にやるなら効果があるのですが、今のように、皆が同じように似たようなプログラムで売買するようになるとうまくいかなくなるのは当然なんですが…。良く当たる…といわれるテクニカル指標が皆が使い始めると、必ず指数を先読みしたり、出し抜いたりする動きがでて、だんだん確率が落ちてくるのと似ています。まあ、もとのファンダメンタル重視の流れに回帰していくんではないでしょうか。

 このブログでは、以前から主力株については、内外大口投資家の事情から、売り圧力が強まるとして、極力避けてきました。一方で、これらの投資家の持ち株が少ない中小型成長株に注力してきましたが、おかげで、最近の下げ相場の中でも、レポート銘柄から、ネットワン、ウェザーニュース、ハピネット、ピジョン、ニチイ学館、コメリ、ユナイテッドアロウズ、加藤産業、長府製作所など年初来高値を更新するものが続出しています。このほかにも、帝国電機製作所や鬼怒川ゴム、ニッセンホールディングス、総合メディカルサービス、横河電機なども値幅を重ねています。このところ、日替わりのように上昇してきていますが、先日、運用成績の悪い投信が、苦し紛れにグリーやディーエヌエーを買った…という話がありましたが、もしかしたら、彼らの資金が入りだしたのかもしれません。最近の動きは少々できすぎの感じがします。「曲がり屋には向かえ」が相場の鉄則ですから、もしそんな動きが出ているのなら、投資方針を修正する必要もあるかもしれません。

 主力株への売りがどの程度の残っているのか分かりませんが、少なくとも上半期を終えたことで、生保や銀行の売りだけは止まる可能性も出てきます。次回の、レポートでは、このあたりを考えてみたいと思っています(考えた結果、方針変更をしない場合もありますので、会員のかたや元会員の方は先走りしないようにしてください)。

 さて、昨日の相場は、ドイツ連邦議会のEFSF批准を先行して織り込んだ…という側面もありますが、どこかの大口投資家(年金?)が、上半期末の評価上げを狙ったドレッシング買いを先物市場で入れた可能性があります。週初めの日経平均は8300円台でしたが、火曜日からとんとん拍子で戻し、一昨日には8600円台を回復していました。前期決算期末の日経平均の水準は9755円ですから、なんとかこれに近づけようという動きから、先物を買いあおり、裁定買いを誘発し、指数を上昇させた…というところでしょうか。おかげで、なんとか、前期末より1000円下で納めることができたようです。小型株まで上がったところをみると、ドレッシングはTOPIX型に入ったのかもしれません。かなり無理したところもありますので、再び海外の状況がおかしくなると、先物売りから、裁定解消売りがでて、買われた小型株まで売られる可能性も出てきます。出来すぎ…と警戒した背景には、この可能性があるためです。

 欧州の事象は「賽の河原の石積み」としたように、今日の欧州市場は急落して始まっています。中国のPMI製造業景況指数(確報値)が、やや増額修正されたものの、3ヶ月連続で強弱の分岐である50を下回った状態に変化が無かったことへの警戒感もありますが、やはり、欧州の問題が何も解決していないことへの警戒感があります。来週から名実ともに10月相場に入りますが、年後半相場にかけて投資成果を左右するもっとも大事な月になります。今回はいつも以上に真剣に相場のことを考える必要がありそうです。ちなみに、今日の日経平均は、「8700円を割れなきゃ良いや…」という感じで、小動きに推移。日経平均は94銭安の8700円49銭、TOPIXは1.13ポイント安の761.17ポイント。出来高概算は20億1317万株。売買代金は1兆2423億円。日経平均サイコロは、7勝5敗、騰落レシオは118まで上昇してきました。RSIは47%。25日線(8730円)に到達してきましたが、対応点の状況から見て、来週25日線を上回れば、この上げ圧力を利用して、上げ相場に、向かう可能性も出てきました。まあ、それもこれも、今晩の欧米株次第ですが…。
※新規会員を募集しています。関心のある方は、レポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

スポンサーサイト



欧州情勢の進展を好感して上昇も、ニュージーランド格下げなど悪材料を受け下落するなど、乱高下したあと、反発して終わる…NASDAQは続落
 おはようございます。昨日は、また寝過ごしてしまいました。夕飯で子供が起こしにきたのに、おきなかったそうです。今日から、精力剤でも飲んで、元気をつけなければいけませんね。書き込みができずに失礼しました。 

 さて、昨日のドイツ連邦議会のEFSF(欧州金融安定化基金)の増額・権限強化合意は予想通り批准されました。野党が賛成を表明していましたので、投票結果は賛成525、反対85という圧倒的な内容。今回の批准投票は、改革案を推進してきたメルケル首相の信任投票の性格もありましたが、連立与党の賛成票だけで過半数を上回るものとなり、今後、一連の危機対策を進める上で大きな成果を残すものになりました。

 ドイツの批准で、EU加盟国の承認は11カ国。全加盟国一致が原則ですから、まだ、危機がさったわけではなく、全部の承認が終わる10月中旬までは、気をもむことになりそうです。ただ、基金最大の出資国ドイツが承認したことは、日和見をきめこんでいた未承認国への圧力になるはずで、事態は大きく改善の方向に動いたことだけは確かでしょう。次は、昨日からギリシャに入り、査定を始めた3者調査団の動向。周辺では財政緊縮に反対する国民のデモの嵐…ですが、もたもたしていると14日には20億ユーロの国債償還期限が近づいてきます。何とかするんでしょうが、とにかく、この時間がかかることは何とかなら無いのでしょうか…。市場はいらいらしているようですから、また、催促されることになったら…。

 29日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万1153ドル98セント +143ドル08セント(1.30%)

 NASDAQ総合指数 2480.76ポイント -10.82ポイント(0.43%)

 S&P500  1160.40ポイント +9.34ポイント(0.80%)

 CME日経平均先物(円建て) 8730円 +20円

 米国10年もの国債金利  2.001% +0.021%

 ニューヨーク原油  82.14ドル +0.93ドル

 GOLD 1617.3ドル +0.8ドル

 ドルインデックス 77.95 -0.15


 昨日の米国株は、ドイツのEFSF承認に加え、朝方発表された新規失業保険申請件数の減少、GDP確定値の上方修正など予想を上回る内容の経済指標を好感。買いが先行し急伸してスタートしました。欧州金融危機の落ち着きを期待して金融株が買われたほか、ドイツ連邦議会のEFSF承認を受けユーロが上昇。ドルが下落したことを受け資源価格が上昇。これを受け、資源・エネルギー株が買われたことも指数を押し上げ、ニューヨークダウは、寄り後まもなく、この日の高値1万1271ドル(前日比261ドル高)をつけました。ただ、その後は、材料出尽くし感から売りが優勢となったほか、堅調を持続してきたアップルやアマゾンなどハイテク株が売られたことから、市場心理は弱気に傾き、徐々に上げ幅を圧縮。午後になるとニュージーランドの格下げや米国市場に上場する中国企業の会計内容についてSEC(米証券取引委員会)が調査を始めている…など、マイナス材料が伝わり下落幅を拡大。一時、前日比マイナス圏に落ち込む場面もありました。引けにかけては、月末のドレッシングを意識した買いも入り、値を戻しています。結局、ニューヨークダウとS&P500は反発して終わったものの、主力株が売られたNASDAQ総合指数は、下落分を埋めきれず続落して終わっています。ニューヨーク市場の出来高は、前日比7155万株増の11億1936万株。騰落状況は、値上がり2178、値下がり858でした。
 
 業種別の値上がり上位は、生保、損保、証券、銀行、エネルギー関連など。下落上位は、中国の景気減速による需要後退を意識したギャンブルや装飾品、旅行代理店、非鉄など。ニューヨークダウ30種では、値上がり28社に対し、下落はマイクロソフトとインテルの2社のみ。欧州情勢の進展やデビッドカードの手数料徴収による収益改善期待を受けたバンクオブアメリカが3%上昇。JPモルガン、トラベラーズ、GEなど金融関連の上げが目立ちました。また、メルクやファイザーなど医薬品株も堅調でした。一方、NASDAQ市場で、前日タブレット端末の新商品を発売し買われたアマゾンが一転して3.2%下落したほか、アップル、ヤフーなどハイテク主力株が下落した流れや、半導体大手AMDが業績見通しを下方修正したことを嫌気し、インテルも売られています。

 ニューヨークダウは、高寄りしたあと、ニュージーランド格下げなど悪材料に敏感に反応。マイナス圏に沈むなど神経質な動きをしています。終日値幅は306ドルに達していました。底堅い動きを示しているものの、昨日も下落中の25日移動平均線に接近すると急速に伸び悩むなど頭の重さが目立っています。このところ、堅調を維持してきたNASDAQ100指数も、下落中の50日、75日線に押さえ込まれる格好で下落。下値抵抗と見られた25日線も下回って終わっています。月末のポジション調整の動きに絡んだものと思われますが、テクニカル的には、ニューヨークダウ、NASDAQとも悩ましい終わり方になっています。当面、値固め視ながら25日線の改善をまつということでしょうか。

 米国株は高安まちまち。CME日経平均先物は、大証先物終値を20円上回る8730円で帰ってきました。レンジは8505円~8775円と、やや振幅が拡大しています。円相場は、ドイツのEFSF承認でユーロがやや戻したものの、前日の日本市場で先行して織り込んだ部分もあり、対ユーロは104円30銭台、対ドルは76円80銭台と大きな変化はありません。本日の日本株は、CME高に追随する格好でしっかりした始まりが予想されるものの、昨日好材料を先取りして買われたことや週末控えで、大きな動きはできにくいかもしれません。昨日の上げについては不自然な動きもありドレッシングを意識した買いが入り、裁定買いから指数が上昇した側面もありそうです。買い一巡後は、GLOBEXやユーロ相場、中国株(新たな懸念要因になるか…?)を見ながら神経質な動きになりそうですが、先物の動きによっては、裁定解消売りから指数が下落する可能性もあります。昨日は小型株の上げが目立ちましたが、裁定買いの影響も大きいと思われ、株価を額面取りに受け取るのはややリスクがあるかもしれません。昨日の騰落レシオは114%と依然警戒ゾーンに近い水準にあることには注意。
※新規会員を募集しています。関心のある方はレポート案内をみるか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK



プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
購読にご興味のある方は、こちらをご覧下さい。↓
*大仏さん株式レポートのご案内*




経済・株式の原稿作成・講演会(関西圏内)もうけたまわります。
依頼・取材等はこちらもしくはメールフォームをお使い下さい。
daibutusan-kabu@live.jp
(迷惑メールが増えたので、連絡専用アドレスを作りました。)

大仏さんからの返信がない、というかたはこちらをご一読ください↓
* 新規レポート会員様およびお問い合わせいただいたブログ読者様 *

***************

*ブログ内すべての文章・チャートの無断転載・引用は禁止いたしております。
ご利用になられたい方は、ご一報よろしくお願いいたします。


***************

メールフォーム

レポートサンプル請求・原稿依頼・取材等のご連絡にお使い下さい。件名にご用件の明記をよろしくお願いします。
*現在、相互リンクは受け付けておりません。申し訳ございません。 *週刊レポート、原稿執筆等で現在手いっぱいの為、ブログの内容に関するご質問には対応いたしておりません。ご容赦ください。

名前:
メール(添付ファイル受信可能なアドレス):
件名:
本文:

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード

おすすめ