大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
09 | 2011/10 | 11
S M T W T F S
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -



為替介入を好感してあげるも、GLOBEXの米株安に足を引っ張られ、3日ぶりに反落
 さて、先週は、EUサミットでの世を徹しての話し合いで、金融危機安定化のための包括案が合意されました。延々、10時間を会議に費やしたということですから、会場の内外で、丁々発止のやり取りがあったのでしょう。まだまだ、問題含みですが、先週の世界の株式市場は「お疲れさん」と、ご祝儀相場で上昇しました。ただ、欧米市場とも、欧州危機の分水嶺は、10月4日、経営危機でバンザイしたベルギーの金融グループ・デクシアの公的な救済をフランスとベルギーが決めたとき…。米国、ドイツとも10月を通して上昇。ドイツDAX指数は30%、ニューヨークダウも16%近く上昇しています。市場はものの見事に先見性を発揮していたことになります。

 でも、気がつけばドイツDAX指数は26週移動平均線に接近。ニューヨークダウも、26週線を突破し、テクニカルな急所にも近づいてきました。10月はじめから、合意を織り込んできたとしたら、一旦は、材料出尽くしになってもおかしくないところ…。直近、レポートでも、今週は調整の可能性が高い…としておきました。レポートでも指摘したことですが、28日のニューヨークダウのRSIは66。過去、7月高値時は67、4月高値時は72、2月高値時は78で、相場は転換していますので、週末の水準は、転換点が近いことを暗示していました。今日のGLOBEX夜間取引市場でニューヨークダウは、一時、110ドル下落。日本株の先物売を誘っています。また、欧州市場も、総じて反落してスタートしていますので、やはり、一旦は、利食いして次に備えるという局面なのでしょうか。

 また、今日の日本株も、週明けで手がかり材料が少ないなか、先週末のCME日経平均先物が大証終値を10円上回る9060円で帰ってきていたものの、週末にかけ続伸していたこともあり、利食い売りが先行。日経平均はCMEの終値を下回る9011円と反落スタートになりました。円買い圧力がじわじわと強まり、高値を更新するなか、業績の下方修正なども行われ輸出株が下落。一方で、復興需要を期待し、浚渫株やセメント株が水準を切り上げるなか、金融当局が為替介入を実施。円は一気に79円50銭台まで押し下げられました。これを好感して自動車関連などが買われ、日経平均も上げに転換。日経平均も、一時、100円以上上げる場面もありました。ただ、円安という追い風があったにもかかわらず、上海市場が反落したことや、GLOBEX市場の米国株が下げ幅を拡大したことを嫌気。先物売が増加したことから、裁定解消売りが増加。引けにかけ、日経平均は下げ幅を拡大。結局、安値引けして終わりました。日経平均の引け値は前日比62円08銭安の8988円39銭、TOPIXは7.37ポイント安の764.06ポイントと、ともに3日ぶりに反落しています。出来高は、17億7912万株、売買代金は1兆1751億円でした。

 今日の引け段階での、日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは100、RSIは58でした。さて、前段では欧米株が、テクニカルな分岐点に来ている…としましたが、日本株も同様。かなり急ピッチで下げている75日線に、先週末とどいていましたし、この時点での25日線とのかい離率は4%に拡大。最近のかい離率の状況をみると4~5%で調整に入っていることから、今日の動きは予想されたことでもあります。当面、週末に空けた窓埋めや25日線(または、13週線)の上昇待ちになるのでしょうか。まあ、ここまでの上げが、裁定買い残の積み上げで上げてきているだけに、今日の動きをみると、ちょっと解消売りの影響が強まっているように感じます。まあ、いずれにしても、1日~2日にかけては米国FOMCが開催されます。FRBの財務状況を悪化させないためには、QE3には踏みこめませんが、欧州銀行のドル建て資産売りに対する備えは必要ということで、どちらともいえない状況。また、3日にはECB金融政策委員会が開催されます。欧州の景況感の悪化はひどいものですから、もしかしたら、利下げもありうるかも…。だとしたら、今日の介入は果たして、タイミングとしてよかったのかどうか…。介入が息切れしたしたところで、利下げやQE3をやられたら、将来的に為替介入で損失が拡大することにも成りかねません。もう少し、相場が勢いづいた時点で、徹底して追い上げ介入をやったほうが良かったような気がしますが…。

 まあ、今週はじっくり構えて、高進捗にもかかわらず売られているものを、仕込んでおけば良いでしょう。増額修正した株が下げ、減額修正した株が指数採用銘柄ということで上げる…こんな理屈の合わない相場は必ず是正されます。セオリーどおり動く人が、結局、最後には勝つことになるんでしょう。レポート継続注目株は、今日も堅調でした。明日の日本株は、米国株次第…。円安は勢いを失ってきたようですが、欧州、米国でも介入するのでしょうか。とことん、やらしてもらう…なんて格好の良いこと言っていますが、世界のい為替市場で動いている資金が一日当たりいくらあるか、分かっていってるんですかね、安住財務相は…。損失が拡大して、国を傾けるようなことになったら、誰が責任取るの?介入なんかに金使うんなら、新産業を育成するのに回したほうが、どれだけこの国の役に立つかわかりませんよ。
 とにもかくにも、欧州の包括案の具体化はこれから…。誰が出資し、銀行の自己資本比率の上げの具体策は?景気への影響は無いの?
※新規会員を募集しています。関心のあるかたは、レポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

スポンサーサイト
EU情勢の安定化を好感した買戻し一巡後、来週のFOMCへの期待感から主力株を中心に小幅続伸
 おはようございます。 昨晩は、また寝過ごしてしまいました。家族が夕飯の声をかけてもおきなかったそうです。最近、ちょっと疲れ気味のようです。今日は、チャートブックを買って、銘柄チェックをしてみようと思っていますが、また、寝てしまうのでは…。

 それにしても、日本株の動きの鈍さが目立ちます。EUの金融波乱は、とりあえず沈静化し、米国の景況感も改善しているにもかかわらず、もうひとつ、日本株の動きがさえません。東日本大震災から立ち直りかけたと思ったら、次はタイの大洪水…。経済の不透明感が増しているのに、政治は相変わらずの停滞。景気の建て直しをしなければならないのに、議論されているのは、複数の増税、年金減額、社会保障負担の増額…。株式市場では、大王製紙、オリンパスと、優良企業と思われていたところに不正会計疑惑が発生。日本企業のガバナンス(企業統治)能力が問われています。つい最近、中国企業の粉飾会計が問題になったばかりですから、日本企業への見方が厳しくなるのは当然です。

 金融市場のかじ取り役の日銀は、日本の景気には無関心。ひたすら、通貨供給の増加を抑制し、デフレの継続へ向けて努力しています。これでは、物価に下落圧力がかかるのも当然。市場では、PBR(株価純資産倍率)が1倍割れだから日本株は割安だ…という論議がありますが、企業の持つ資産がデフレで目減りするのなら、PBRを使っても意味はありません。また、PBRの1倍割れの持つ意味は、これだけの営業資産を持ちながら、それを有効に活用して収益につなげていないという、経営能力の無さの表れでもあります。このところ、企業の海外生産移転がはじまりましたが、長い目でみれば、やっと国内の過剰生産体制の縮小が始まったということで、需給ギャップの解消が進み始めたと見ることもできます。あとは、国内で新産業をどう育てていくか…。人、もの、金の流れを新しい産業へ向かわせれば解決するのですが、それを妨げているのが、利権にどっぷり使った体制派といわれる人たち…。やはり、この国には、無血革命みたいなものを期待するのは無理なのか?

 それにしても、マスコミのひどさといったら…。福島原発事故に際しては、巨額スポンサーである東電に遠慮し、報道に手加減を加えながら、賠償金の支払い負担で広告や交際費どころではなくなると、手のひらを返したように攻撃を始める…、オリンパスの件でも、最初は、スポンサーに遠慮して扱いは小さかったし、ワイドショーも意識的に取り上げていませんでした。しかし、世界中で問題になり始めますと、仕方なく、扱いを大きくしています。ただ、海外での取り上げ方に比べると、まだまだ、報道は生ぬるいようです。伸介さん報道でも、吉本興業という後ろ盾を離れたとたん、一気にエスカレート。真実かどうかわからないものの、スキャンダルの暴露合戦になっています。伸介さんの件は、もう何年も前から噂されていたのに、何も書かず、今になって、たたきまくる…。私たちは、果たして、これまでマスゴミから真実を伝えられてきていたんでしょうか。いまでも、都合の悪い情報はコントロールされて伝えられていないのではないでしょうか。

 日本株の低迷には、もろもろの要素が複雑に絡み合っているような気がします。でも、様々なスキャンダルがどんどん出てきていることや、あからさまに国民負担の増加をしてきたことは、すでに体制派といわれる階層が体制を維持するコストに絶えられなくなってきていることの証かもしれません。最近の一連の流れをみていると、幕末から明治維新にかけて、幕藩体制の圧迫を受けた下級武士や商人、農民らが「お上」への不信感を募らせていった流れがわかるような気がします。

 朝から愚痴じみたことを書いてしまいました。昨日の日本株について書いても、同じような内容になったかもしれません。結局、海外があがったからCMEの日経平均先物も上昇。これを受け、先物が買われた結果、裁定買いがTOPIX型、日経平均型に入り、指数採用銘柄や大型株が上がった…。市場資金は限られていますから、動きの良いものにつこうとして内容の良い中小型株を売って、大型株に乗り換えた…というのが最近の相場でしょう。指数採用銘柄には、決算の下方修正銘柄も多く、好業績株が売られ、業績下方修正株が買われるという、異常な相場付きに成っていました。昨日は、さすがに修正する動きがでて、コメリなどが戻していましたね。

 まあ、経済政策がデフレを目指している以上、株価にも下方圧力がかかり続けますから、海外株高が止まったら、日本株は下落を始めますし、海外が上昇しても、日本株の上げ幅は限定的なものになるはずです。20年もデフレを放置。口ではデフレ脱却を唱えながら、一向に政策変更をしない日銀って、いったい日本をどうしようというのでしょうか。官僚全体にいえることですが、国民の利益を考えるよりは、いかに先輩方が築かれた考え方、システムを守るかに関心があるようです。

 28日の米国市場動向
 ニューヨークダウ  1万2231ドル11セント +22ドル56セント(0.16%)

 NASDAQ総合指数 2737.15ポイント -1.48ポイント(0.05%)

 S&P500 1285.08ポイント +0.49ポイント(0.04%)

 CME日経平均先物(円建て) 9060円 +10円

 米国10年もの国債金利 2.315% -0.083%

 ニューヨーク原油 93.32ドル -0.64ドル

 GOLD 1749.2ドル -6.5ドル

 ドルインデックス 75.09 +0.05 


 昨日の米国株は、朝方発表された個人消費やミシガン大消費者信頼感指数(確定値)が予想を上回ったことを好感し買い先行でスタートしました。ただ、包括案の合意を受け上昇していた欧州株が、イタリア国債入札の不調を受け上げ一服になったことから、前日までの上げ相場に対する警戒感が台頭。一時、売り物が増加。寄り付き後まもなく、ニューヨークダウは、この日の安値1万2164ドル(前日比44ドル安)をつけています。ただ、この日も好調な企業決算の発表が続いたことや、ヒューレッドパッカードがパソコン事業の継続を決め上昇したことなどから、売り一巡後には押し目買いが増加。前日引け値をはさんで神経質な動きが続いた後、週明けのFOMCに期待した買いが入り、引けにかけ上昇して終わりました。結局、主力株で構成するニューヨークダウとS&P500は続伸したものの、NASDAQ総合指数は小幅反落しています。ニューヨーク市場の出来高は、前日比4億2006万株減の10億768万株。騰落状況は値上がり1513、値下がり1509でした。

 業種別に値上がりしたのは、貴金属、石炭、鉱山、鉄鋼、タイヤなど。ネット関連、バイオ関連も堅調でした。一方、下落上位は、保険代理業、住宅リフォーム、家具、産廃処理、広告など。ニューヨークダウ30種は、値上り16、値下がり14。パソコン事業の継続を決めたヒューレッドパッカードが3.5%とこの日一番の上げになったほか、予想を上回る決算を発表したメルクが上昇。アルコア、キャタピラー、デュポンなど景気敏感株も堅調。一方、下落銘柄ではホームデポの2.9%下落意外は、いずれも小幅な下落とどまっています。レポート注目の、AKAMAI(3.06%)、F5(1.8%)、セールスフォースドットコム(7.06%)はこの日も続伸して終わっています。

 ニューヨークダウは、続伸して終わりました。前日の上げすぎに対する警戒感もありますが、突破した200日線の下値し磁力を試す動きもあるようです。詳しくは、レポートで解説しますが、目先の動きを見たい方は7月最終週の足の動きを見ては…。

 日本株については、前段で解説したとおり。昨日のCME日経平均先物は、大証終値を10円上回る9060円で帰ってきました。円相場は、対ユーロは107円60銭台と小動きでしたが、対ドルは週明けにFOMCを控えており、76円を少し割り込む水準で帰ってきています。週明けの相場は、手がかり材料不足から膠着感を強めた展開になりそうですが、FOMCでのQE3(たぶん、見送られると思うが…)次第では、日銀の国債買取り基金の上積みなどの追加対策や介入の思惑もあり、相場が急変する可能性があることは考慮しておく必要がありそうです。まあ、前段でも書きましたように、大きな成果を望むなら、米国株や中国株を含めたグローバルな投資を視野に入れたほうが良いかもしれません。(国内成長株は別ですが…)
※新規会員を募集しています。関心のあるかたはレポート案内をみるか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

欧州情勢の進展に加え、GDP成長率の上ブレがサプライズとなり、買戻しで節値を突破し大幅続伸。
 おはようございます。 

 金融市場の風景は、一気に変化していたようです。とりあえずの出血は止められる見通しがついたようですが、次は、輸血用の血液を集めなければなりません。G20で献血をお願いすることになるのでしょうが、欧州銀行が自己資本比率上げのために、強引に血液を回収またはこれから回収する可能性があるのに、おいそれと献血する国はあるのでしょうか…。いまのところ、銀行はEUの銀行は、資産の切り売りで急場をしのぐようですが、貸しはがしに対しては、EUの金融当局も監視を強めるとしています。ただ、どれだけ監督をしても「貸しはがし」が減らないのは日本でも実証済み…。ヘッジファンドなどへの貸しはがしが増えないことを祈るばかりです。

 また、米国のQE3実施への思惑が日ごとに高まっています。昨日発表されたGDPは予想を上回る堅調ぶりで、いまさら緩和とは…と思いますが、ここにも欧州銀行の資産圧縮の影が…。先日から書いているように、欧州の銀行は、米国で発行された資産担保証券を約2000億ドル程度保有しているといいます。決済用のドル資金が不足していることや、資産圧縮過程でドル建て資産の売却を急ぐ可能性も強まっています。サブプライムローンなどの腐ったみかんが入ったこれらの証券は、密閉された箱の中で管理されているようなもので、市場性は無いといわれていますが、もし、EUの銀行が市場で売却したら…。値がつかないから問題が押さえ込まれていますが、もし、とんでもない安値で値がついたら、密閉された箱の中で再び腐敗が進み、箱が爆発してしまうかもしれません。まさに、パンドラの箱化しています。FRBから、QE3発言がかまびすしくなっているのも、欧州からの売りを吸収したいという狙いがあるのでしょう。

 放置しておけば住宅市場が奈落の底に突っ込み、再び米国経済がおかしくなりますから、米国としても必死でしょう。このあたりを市場は読み、QE3を歓迎してあげているという見方ができないこともありません。まあ、米国が困ったときの財布は日本。欧州銀行の増資に応じるように、圧力がかかってくるんでしよう。まさに、二本は米国の防波堤…。

 27日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2208ドル55セント +339ドル51セント(2.86%)

 NASDAQ総合指数 2738.63ポイント +87.96ポイント(3.32%)

 S&P500 1284.59ポイント +42.59ポイント(3.43%)

 CME日経平均先物(円建て) 9045円 +125円

 米国10年もの国債金利 2.398% +0.189%

 ニューヨーク原油 93.96ドル +3.96ドル

 GOLD 1747.7ドル +23.7ドル

 ドルインデックス 74.75 -1.25


 昨日の米国株は、EUの危機克服包括策合意を好感し、欧州株が大幅高になったことや、朝方発表された第三四半期(7~9月)GDPが予想を上回ったことなどを好感。寄り付きから大幅高でスタートしました。環境の好転を受けユーロが買い戻されたことを受けドルが下落。原油など国際商品が上昇したことを受け、資源・エネルギー株が上昇。金融市場が安定したことを受け銀行株も買われるなど、ほぼ全面高で始まりました。欧州情勢の悪化から景気の二番底懸念が強まり、金融株や景気敏感株などにはまとまった売りポジションがありましたが、この巻き戻しの動きも、指数の押し上げに寄与しています。この日は、ほぼ終日上げ基調をたどり、ニューヨークダウは、引け近くに、この日の高値1万1284ドル(前日比415ドル高)をつける場面もありました。引けにかけやや売られたものの、結局、主力3指数とも大幅続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比3億2002万株増の14億2774万株に急増。騰落状況は、値上がり2713、値下がり293でした。

 業種別は、ほぼ全面高。値下がりしたのは個人用品だけ。投資サービス、アルミ、貴金属、石炭、鉄鋼などが、上昇率上位になったほか、KBWBANK指数が6%を超える上昇になったように銀行株や証券株の上昇も目立ちました。ニューヨークダウ30種も全面高。アルコアが9%、スリーエムが5.7%、キャタピラーが5.2%、それぞれ上昇するなど、景気敏感株の上げが目立ちました。この日は、出遅れていたNASDAQ市場にも買いが入り、NASDAQ総合指数はダウの上げ率を上回る3.32%の上昇。レポートで注目したAKAMAIが、前日のF5に続き、この日、15%を超える上昇になり注目後の値幅を拡大。F5も4%を超える上昇率で続伸しています。

 米国株は大幅続伸しました。当面の抵抗線と見られた200日線を突破したことから、短気の買い信号が点灯。一気に買戻しが入ったものと思われます。欧州波乱の沈静化に予想を上回るGDP成長率がサプライズとなって、一気に上値の節を払ってきました。これで、3年間の抵抗ラインだったインナートレンドラインも突破してきました。次は、このラインを固め、2009年を基点にする上昇バンドの上限を目指せるかどうか…が焦点。目先は、QE1相場で形成したインナートレンドラインが現在も生きており、このラインが目標になります(会員のかたは、直近レポートのニューヨークダウ週足で確認してください)。

 米国株は大幅続伸。CME日経平均は、大証終値を125円上回る9045円で帰ってきました。レンジは、8735円~9085円。円相場は、ユーロが買い戻されたことから対ユーロは107円70銭台に軟化したものの、対ドルは、ユーロに対するドルの急落から75円90銭台と高止まりして帰ってきました。本日の日本株は、CME先物終値へサヤ寄せする動きから先物が買われ、高よりしてスタートしそうです。先物買いが先行し裁定買いが誘発し、TOPIX型の大型株や日経平均指数採用銘柄の上げが大きくなりそうです。主力株中心の流れになりそうですが、週末控えであることや、円高警戒も強く、買い一巡後は、海外市場や為替を見ながらの神経質な展開になりそうです。引き続き、好業績にもかかわらず売られ、割安感が出ている小売株の押し目や、米国のクラウド関連企業の好業績を受けたネット関連に妙味。まあ、予想通り10月の「火」は相場を燃やし始めましたね。気変わりは、11月8日の「立冬」…。果たして「火」は燃え続けてくれるのでしょうか。
※新規会員を募集しています。関心のある方は、レポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

EUサミットでの安定へ向けての包括策合意を好感して反発
 やっと終わった…という感じでしょうか。昨日から始まったEUサミットは、日付が替わる今日朝方まで開催され、やっと合意をみました。事前に伝えられていたギリシャ債務の50%圧縮、EFSFの1兆ユーロへの拡大などが合意されました。EFSFへの中国の出資やIMFの協力も盛り込まれています。合意された内容は、11月上旬に開催されるG20サミットに提示し、出資面などで協力をあおぐといいます。まあ、踊り疲れて、最大の難関だった銀行も折れた…というところでしょうか。公的資金は必要ではないと、突っ張ってきましたが、ギリシャ国債の50%カットにくわえ、イタリア、スペインなど大量保有している問題国債券を評価替えしたら、そうそう突っ張ってもおられないということでしょう。ただ、朝書いた「合意後、8ヶ月間に銀行がバランスシートを縮小することで生じた資本は、自己資本には算入されない…」との文言を声明文に盛り込む、という話は聞こえてきません。これから、実務作業に入った場合、景気や米国の住宅市況に大きな影響を与えるだけに、どうなったか注目されます。

 まあ、とりあえずは、サルコジさん、メルケルさん、お疲れ様でした…というところでしょうか。これを好感して、欧州株は、軒並み3%を超える上昇でスタートしていますし、米国市場もGLOBEX市場では、ニューヨークダウが180どる以上上げて、歓迎の動きを示しています。

 今日の日本株は、米国株高を受け、反発して始まったものの、EUサミットの詳しい情報が入らないことから、一時は売られ、前日終値を下回る場面もありました。ただ、ギリシャ債務の50%カットなど、合意内容が伝わるとともに上げ幅を拡大。日銀が国債などの買い取り基金を5兆円拡大する事を決めたことも好感。GLOBEX市場の米国株が上げ幅を拡大するとともに、先物の買いや買戻しが増加。指数銘柄への裁定買いが入ったことも指数の押し上げに寄与。業績の増額修正を発表下銘柄も個別に買われるなどし、引けにかけ上げ幅を拡大。結局、日経平均株価は、前日比178円07銭高の8926円54銭、TOPIXは16.31ポイント高の762.54ポイントと反発して終わりました。TOPIX型の裁定買いが入ったことから、銀行株や証券、不動産などの大型数量株が買われ、出来高は3億4437万株増の18億533万株、売買代金は、1958億円増の1兆1179億円とともに、増加しています。日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは95、RSIは65と、指数的には問題ありません。

 予想通り、上向きに転じていた25日線が下値を支え、上昇に転じてきました。これで、10月17日の戻り高値をざら場、終値とも上回ってきました。次は、9月1日高値(終値9060円、ざら場9098円)を抜いてくると、直前2つの山をぬくことになり、米国流チャートでは買いサインが灯ってきます。当面、26週移動平均線がある9270円前後が、次のめどになりますが、レポートでは、次のポイント9358円どころがある、戻りの壁くらいはあるかもしれません。ただ、今日の相場を見ても、大幅な増額修正を発表しても反応が悪ければ、すかさず売って、他の動きの良い銘柄に乗り換えるなど、まだ、新規資金が流入してきているという感じではありません。以前から、資金のパイが限られているため、一方が買われれば、他方が売られる、というシーソー相場になっています。まあ、株価は裁定買いで戻しているものの、そのほかは、短気資金が右往左往しているという状況で、決して良いものではありません。上半期の進捗率が60%を超えている銘柄を叩き売って、値動きの良いものに乗り換える…相場にこらえ性が無いようです。

 まあ、EU情勢が好転したとはいっても、日本株には「円高」というアキレス腱があります。今日も、日銀が国債など買取基金の拡大を発表しましたが、市場の反応は一瞬だけ…。現在は、再び75円80銭台の取引になっています。今晩、米国では7-9月期のGDP速報値が発表されますが、事前予想の+2.3%を下回るようなことになると、QE3が現実のものになるとして、円を買う動きを強めているのでしょう。このところ、米国で言われていたQE3に関するFRB関係者の発言は、欧州の波乱が拡大した場合に備えてのもので、実際にどこまで本気かは疑わしいものです。11月はじめに開催されるFOMCで答えはでてくるでしょうから、とりあえずは、QE3の実施を本気で信じないほうがいいかもしれません。

 とにかく、米国株はEU危機で実際の景気以上に売り込まれており、これから、景気の居所を探す動きになります。まあ、例年通り、上げに入り、節税のため年末に損だし、再度、年初から上げに転じ、2月ごろから税金の支払いのために株を売って下落する…というアノマリーどおりの動きになるのでしょうか。とりあえず、いろんな危機さえ一巡すれば円高圧力も減じるのでしょうが、なにしろ、ギリシャは「約束して守った試しが無い国…」。11月中旬には7回目の融資の交渉も始まってきますから、「おのおの方、くれぐれも、ご油断めさるな…」というところでしょうか。内容が良いのに、75日線や200日線付近まで売られたものが多くありますから、あまり時間を成果を急がずに拾っておけば、良い結果が出てくるのではないでしょうか。まあ、予想通り上げトレンドに入ってきた…ということで、今日は良しとしておきましょう。
※新規会員を募集しています。関心のある方はレポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

EUの包括策審議をめぐり乱高下。合意を受け急反発して終了
 おはようございます。

 「会議は踊る…」を続けていたEU金融危機対策は、やっと落としどころを見つけたようです。昨日開催されたユーロ圏27カ国サミット、EU加盟17カ国サミットは、EFSFの実質規模を1兆ユーロに拡大。自己資本比率9%を採用することなどで合意を見たようです。資産査定の計算で、ドイツ国債の値上がり分を参入できるなど、甘さが見られるものの、未確認ながら、銀行が自己資本比率の上げを目的に、急激な資産圧縮を進めることに懸念を表明。今後、8ヶ月以内にバランスシートを縮小することで生じた資本の増加分は含めない…という内容が盛り込まれるとの話も出ています。貸しはがしの増加などにより、景気が影響を受けることに配慮したものと思われますが、MBSなどのドル建て資産を売却され、住宅市場が再び泥沼に入る事を懸念した米国からの、何らかの働きかけもあったのかも知れません。 

 まあ、すったもんだしましたが、後は声明文をみて、市場がどういう反応を示してくるか…。銀行が公的資本の受け入れを渋っており、銀行間貸出金利は高止まりしたまま。本来なら、米国が実施したように、一律に強制資本注入をすれば問題ないのですが、それぞれ独自に資本調達して、うまくいかず、公的資本の導入をしたら、経営不安銀行のレッテルを貼られ市場からバッシングを食らう可能性があります。どうやら、EU内で銀行に再編の大波が襲うことになりそうです。

 26日の米国市場動向
 ニューヨークダウ  1万1869ドル04セント +162ドル42セント(1.39%)

 NASDAQ総合指数 2650.67ポイント 12.25ポイント(0.46%)

 S&P500 1242.00ポイント +12.95ポイント(1.05%)

 CME日経平均先物(円建て) 8790円  +60円

 米国10年もの国債金利 2,209% +0.093%

 ニューヨーク原油 90,20ドル 2.97ドル
 
 GOLD 1726.5ドル +26.1ドル

 ドルインデックス 76.19 -0.04 


 昨日の米国株は、朝方発表された耐久財受注が市場予想を上回ったことや、新築住宅販売件数が5ヶ月ぶりに回復したことなどを好感。急反発して始まりました。耐久財受注が前月比で低下したものの、設備投資の先行指標である非国防資本財受注が前月比で増加したことから、景気の基調は底堅いとして、景気敏感株やエネルギー関連などが広範に買われ、ほぼ全面高のスタートでした。ただ、買い一巡後には、欧州で開催されているEUサミットへの懸念が増幅。加盟国間での調整が難航しているとして、欧州主要株式市場が軟調に推移したことを嫌気。急速に上げ幅を縮め、前日終値を下回る場面もありました。ただ、ボーイングが予想を上回る決算を発表し、上げに転じるとともに、EU圏27カ国サミットで包括策の合意を見た…と伝えられた事から、急速に上げ幅を回復。引け近くに、ニューヨークダウは、この日の高値1万1891ドル(前日比184ドル高)をつけています。結局、主力3指数とも反発して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1億62万株増の11億372万株。騰落状況は、値上がり2452、値下がり589でした。

 業種別に値上がりしたのは、家電、人材派遣、損保、レジャー用品製造など。エネルギー、金融、保険なども堅調。一方、下落したのは、トラック、自動車、移動体通信、小売、自動車部品など。ニューヨークダウ30種は値上がり27、値下がり3。値下がりしたのは、スリーエム、シスコシステムズ、マイクロソフトでしたが、下落幅はいずれも小幅。一方、上昇銘柄では、ボーイングが予想を上回る決算で4.5上昇したのがトップ。このほか、アルコアやデュポンなど景気敏感株が2%台の上げ、EUでの包括案合意を受けバンクオブアメリカやJPモルガン、トラベラーズ、AMEXなど金融関連の上げも目立ちました。個別では、前日引け後に、大幅な減益決算を発表したアマゾンが12,66%下落しています。一方、レポート10月10日号で注目しましたF5が14%急騰、AKAMAIも2%上げるなど順調に値を延ばしています。
 
 米国株は、欧州情勢の安定化を期待して反発して終わりました。昨日も書きましたように、ニューヨークダウは100日線への接近場面と、抜け出したボックスの上限に到達しての反発で、セオリーどおりの動き。ただ、依然、下落中の200日線が頭押さえになっており、この突破が注目されます。レポート直近号で、QE3の思惑が台頭してきましたので、市場はインフレ志向を強め、NASDAQよりダウ優位の展開になるかも知れない…としましたが、昨日のNASDAQ100指数は、0.05%の下落。一時、2%近く下落する場面もあり、市場はインフレを懸念する動きを強めているようです。これまでのところは、QE3は、FRBの株式市場への口先介入の色彩が強いのですが、関心は実際に実施されるかどうかに移りそうです。もっとも、株価の上げは、長期金利の上げにつながりますから、FRBの考えている長期金利の引き下げ方針とは矛盾するのですが…。世界中で、政策の股裂き状態がつづいています。

 米国株は反発。CME日経平均先物は、大証終値を60円上回る8790円で帰ってきました。レンジは8650円~8800円。円相場は、一時、75円71銭まで買われたあと、介入警戒やEUでの包括策合意を受け、76円20銭台、対ユーロは106円に接近して終わっています。本日の日本株は、先物のCME終値にサヤ寄せする格好で反発してスタートしそうです。このところ、主力株の堅調振りが目立ってきましたが、海外から足の長い資金が入ってきているのかもしれません。今日は、日銀の金融政策決定会合が開催されますが、国債などの買い取り基金枠をどの程度に拡大してくるかが焦点になりそうです。月替わり早々には、FOMCが開催されQE3実施の思惑が高まりますので、小幅な拡大では、円高対策としては不十分。日銀対策への市場の反応を見たいところです。中国が金融政策変更への地ならしを始めており、状況が大きく変化する兆しも出ています。いよいよ、年末高へ向けての助走が始まってきたようです(スピード感はありませんが…)。米国の耐久財受注の内容を受け、設備投資関連、クラウド関連に注目か?
※新規会員を募集しています。関心のある方はレポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

欧州情勢の不透明感増幅や景況感の悪化から反落…テクニカルな壁に当たり、売りの材料待ちだった面も
 おはようございます。 EUは、今晩開催されるサミットを前に、またまた、不可解な動きをしてきました。サミットを前に開催する予定だった財務相理事会を突然延期しています。好意的に解釈すれば、包括案の概略がまとまったので、必要ないとしたのかも知れませんが、今の市場は素直には受け取ってはくれるはずはありません。もともと、EUサミットが26日に再度開催される原因になったのは、ドイツが包括案に関し議会の承認を得る必要があったためです。EFSFの拡充案は、議会承認を得る見込みですが、ECBの国債買い入れをけん制する付帯条件が盛り込まれるなど、サミットでもめる火種も残しています。

 まだ、ギリシャ債務カットに関する削減率に関して、銀行との間で対立が続いており、最終的には政治的決断が望まれることになります。まあ、細部の詰めが残っているんでしょうが、大枠で合意を見ており、余り神経質に考える必要は無いような気がするんですが…。昨晩も今年の「辛卯」が裏切りや暗殺、暴動など、ろくな意味がないとしましたが、こんなところにも現れているような気がします。ただ、資源地の欧州株式市場の下落が小幅にとどまっているところをみても、市場は深刻に受け取っている感じはしません。

 25日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万1706ドル62セント -207ドル00セント(1.74%)

 NASDAQ総合指数 2638.42ポイント -61.02ポイント(2.26%)

 S&P500 1229.05ポイント -25.14ポイント(2.00%)

 CME日経平均先物(円建て) 8700円 -70円

 米国10年もの国債金利 2.116%  -0.123%

 ニューヨーク原油 93.17ドル +1.79ドル

 GOLD 1700.4ドル +48.1ドル

 ドルインデックス 76.23 +0.03


 昨日の米国株は、EU財務相理事会が見送られたことへの警戒感や朝方発表された住宅関連指標やコンファレンスボード消費者信頼感指数がいずれも予想より悪化したことなどを嫌気。反落してのスタートになりました。住宅価格の下落や消費者心理の低下が景気に悪影響をもたらすとして、前日まで買われた景気敏感株が売られたほか、欧州危機の再燃懸念から金融株も売られるなど、ほぼ全面安の始まりになっていました。ただ、原油価格が堅調に推移していたことから、景気は底堅いとする見方もあり、一旦、売られた後は1万1800ドルをはさんだ底堅い展開になっていました。しかし、景気敏感業種であるスリーエムが、次期業績予想に関し、不透明要因が多いとして下方修正したことや、景気との関連性が高い小荷物輸送大手、UPSの実績、見通しとも予想を下回ると、再び、景気への懸念が台頭。EUサミットへの警戒感もあり、引けにかけ売り物が増加。結局、主力3指数とも急反落して終わっています。出来高は前日比8189万株増の10億710万株。騰落状況は、値上がり547、値下がり2511でした。

 業種別で値上がりしたのは、金価格の急騰を受けた金鉱山のみ。OA機器、軍需、ビール、自動車などの下落率が少なかったようです。一方、下落上位は、生保、損保など金融関連、鉄鋼、石炭、航空会社など。ニューヨークダウ30種は、値上がり2社、値下がり28社。シスコシステムスとインテルが小幅な上昇になっただけ…。さえない見通しを発表したスリーエムが6.1%と最大の下落になったほか、アルコアが4%、キャタピラーが2%それぞれ下落するなど景気敏感株の下落が目立ちました。また、バンクオブアメリカ、JPモルガン、トラベラーズなど金融株が欧州情勢の不透明感を映し下落しています。代表指数であるKBWBANKは3.17%とダウの下落率を大幅に上回りました。

 米国株は急反落しておわりました。昨日の書き込みでも、200日線の下落圧力を受けてくる…としましたが、この付近には、3年間にわたる機能線が通っており、よほどのサプライズが無いと抜けられないのは、レポートでも指摘済み…。また、ほぼ三ヶ月近いもみ合いで形成したボックスを抜けたばかりで、一旦はボックス上限を確認する動きがでるのは、セオリーどおり。いろんな状況から見て売られやすい段階にいましたので、昨晩の不透明材料が売りのきっかけになった…ということでしょう。調整がありうることは、書いてきましたので意外性はありません。当面はボックス上限を固められるかどうかを注視するところ。昨年7月以降の戻り相場が参考になりますが、そうそう簡単には上に行かしてくれませんよ。以前から書いているように「二進一退」の動き…。

 米国株は反落。CME日経平均先物は、大証終値を70円下回る8700円で帰ってきました。レンジは8675円~8870円。
 円は、欧州情勢の不透明感やFRBのQE3を思惑して買われ、一時、75円73銭と、再び、高値を更新してきました。明らかに、市場は日本の金融当局と日銀の出方を探っているように思われます。直近レポートで想定したとおりの展開になってきました。日銀は27日開催の会合で、資産買い入れ基金の規模を5兆円程度拡大すると、相変わらず小出しの対策を打っています。何もしなかったとの非難をかわす策としか受けtめられません。まあ、実質金利の高さを解消し、デフレ対策をしない限り、円高圧力は今後も続き、日本経済は縮小の一途をたどらざるをえません。日銀は、利払い負担が増えるより、デフレが続いたほうが良いと思っているんでしょう。まあ、救いがたい連中です。これでは主力株はますます買いづらくなります。結局、大口投資家が動けないなか、個人資金を中心に個別株が物色される流れが続きます。やはり、13週移動平均線の下落圧力には勝てなかった…ということでしょうか。
※新規会員を募集しています。関心のある方はレポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

円高懸念を嫌気し、主力株を中心に戻り売り圧力が強まり反落
 円の高値挑戦が続いています。安住財務相は相変わらず「断固たる処置を取る…」と、同じ言葉を繰り返しています。しかし、市場の動きを見ると、だんだん下値がきりあがっており、どこかで一斉攻撃がかけられそうなムードになってきました。まあ、政府の基本方針としては、介入するより、円高を生かす方向に切り替えているような感じですから、何もしなければ、市場は買い圧力を強めてくることになりそうです。

 昨日も書きましたように、10月のユーロ圏PMIは、前月の49.1から47.2に低下。景況感は、ますます悪化しています。フランスのPMIは、前月の50.2から46.9に低下。好不調の判断の分かれ目になる50を割り込んできました。数字を見ても結構な落ち込み方です。フランスは、成長率見通しの引き下げもありうるとしています。加盟国に緊縮財政を強制し、不況感が強まっているのに、ここで景気が悪化してくると、加盟国の間で、税収見通しの狂いなどが生じる可能性も出てきました。明らかに、今年4月と7月に実施された2回の利上げが、オーバーキルになったことを示しているようです。この利上げは、トリシェECB総裁のユーロ防衛への思惑でなされたようですが、景気の状況をみると、明らかに失敗…。同総裁の任期は今月いっぱいですが、次の総裁に就任するドラギイタリア中銀総裁の最初の仕事は利下げになるかも知れません。

 また、今日の朝も書きましたように、米国では、FRB関係者のQE3実施をにおわすような発言が相次いでいます。欧州危機を境に、ドルインデックスが急伸。輸出へのマイナスの影響が懸念されていました。しかし、これも10月4日のデクシアの公的な救済以後、下落に転換。最近の、FRB関係者の発言は、下落を促すような意図的なものが感じられます。ドルを下落させ、輸出を促し、一方、QE3を待望する株式市場に期待感を持たせ、株価を引き上げる…という一石二鳥の作戦のように見えます。資産効果により、個人消費への刺激も行おうというものでしょう。

 EUと米国がこんな状態にあるときに、果たして、介入をして効果があるものかどうか…。結局、安住財務相のけん制発言は「狼少年」に終わってしまいそうな感じです。本来なら、日銀が徹底した通貨供給の増加に乗り出せばいいのですが、これだけ需給ギャップがあるにもかかわらず、いまだにインフレ恐怖症をもったまま…。インフレになって金利が上昇したら、国債の利払い負担が増えて、国家財政が危機的な状況になると、真剣に考えているようです。デフレ状態を長期間放置しているのもこのためでしょう。

 米国に続き、EUも紙幣印刷輪転機の回転数を上げることを決めましたから、これからは、ユーロ、ドルの両面から円高圧力を受けることになります。あさってには、日銀の会合を控えていますが、投機筋が一番怖いのは、日銀が破れかぶれぬなって通貨供給を増やすこと…。もしかしたら、打診的に円買い圧力が高まるかも…。

 今日の日本株は、欧米株が上昇したものの、円高への懸念がぬぐいきれず。朝方から軟調に推移しました。CME先物価格が大証終値(8840円)と同水準で帰ってきたことや、寄り付き前の海外投資家動向が買い越しになったことから、先物市場では、やや、買いが先行。先物価格はCME終値を20円上回る8860円で寄り付き、裁定買いにも刺激され、現物価格も前日比23円高で寄り付いてきました。工作機械株など外需株が続伸して始まったものの、円相場が76円に接近すると、急速に伸び悩むとともに先物売も増加。一転して裁定解消売りがでて、引けにかけ下落幅を拡大。結局、日経平均は、前日比81円67銭安の9762円31銭、TOPIXは7.74ポイント安の747.70と、ともに反落して終わりました。出来高概算は、14億3800万株台、売買代金は9574億円と増加に転じましたが、いまや仕手株と成ったオリンパスや東京電力が大商いになった影響が大きいようです。日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは89、RSIは61でした。

 業種別では、鉱業、非鉄など国際商品高を受けた業種が上昇。このほか、ゴム、卸売りが買われたほか、オリンパスの上げを受け精密が上昇。全体で5業種が上げました。一方、下落は25業種。NAS電池のトラブルを受け急落した日本碍子の影響で、ガラス・土石が下落トップになったほか、海運や紙パルプ、その他製造などが下落上位に来ています。不透明なM&A手数料の支払いに関し、米国FBIが捜査に乗り出すと伝えられたオリンパスに買戻しが入り上昇したほか、立会い時間中に、業績の増額修正を発表したプリマハムやオルガノも買われています。

 日経平均は、予想通り下落中の13週線の下落圧力を受け反落しました。また、10月17日に戻り高値をつけ、翌日下落した際に8857円から空けていた窓を埋めた目標達成感も手控え気分を強めさせたようです。円高懸念が市場を圧迫しているものの、依然、25日線の上げが続いており、下値の固さには変化はありません。朝方も書きましたように、米国株も200日線を含む重要な抵抗帯に差し掛かっており、当面はもたもたした動きになりそうです。ただ、好業績ものを中心に個別株を物色しようという動きに変化はありません。日米とも、指数が小動きになるなか、個別の材料株がにぎわう展開になりそうです。本日は、レポートから、横河電機と五洋建設が年初来高値を更新したほか、直近号の大阪のアパレルメーカーが二日間で300円近い上昇になりました。電源関連の銘柄も本日戻り高値を更新しています。円高懸念が付きまとう限り、主力株の動きはとれず、個人資金中心の商いにならざるを得ません。ただ、いくら良いものでも、海外投資家の持ち株比率が高いと、好材料が発表されると、売り物を浴びせられる可能性もあります。当分は、余り値幅に固執せず、確実に利を懐に入れる作戦が無難でしょう。

 まあ明日の相場は、米国市場の動き次第…。欧州市場は高安まちまちの始まりですが、このところドイツ市場の強さが目だってきました。EUのブランド企業や輸出企業などユーロ安の恩恵を受ける企業も面白くなりそうです。
※新規会員を募集しています。関心のある方はレポート案内をみるか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

欧州株高、ドル安、大型M&A、FRBの口先介入を手がかりに続伸スタート
 おはようございます。

 なんだか、気持ちに落ち着きがでてきた感じです。10月の「寒露」を境に、恐怖の「水」から、喜びの「火」に変わるので、流れは大きく変わってくる…と、書いてきましたが、まさかこれほど好転してくるとは…。いまさらながら、中国3000年の統計学の重みに驚くばかりです。そろそろ、11月の見通しも立てなくては。と思いますが、来月からは、実質的に2012年を展望する相場に入ってきます。主要国で行われる政権交替を大きなテーマに考えなければなりませんが、ロシアでは、プーチン首相とメドベージェフ大統領との間に亀裂が生じそうな兆候がありますし、米国では、オバマ大統領が提示した雇用・景気対策に共和党が徹底抗戦の構え。なんとしても、金持ち優遇税制の維持をはかり富裕層の支持を取り付けたい考え…。また、今回の欧州危機に際して、ドイツとフランスが対立したのも、再選を目指すサルコジ大統領の格下げを阻止したい思惑と、負担増による国民の不満をなだめながら危機を克服。同様に再選につなげたいメルケル首相の思惑が対立。時間がかかった、という経緯があります。「政治は水もの」といわれるだけに、予想は難しくなりそうです。まあ、来年の節分まで、年の「裏切り」「暗殺」「革命」という流れは続きますから、まだまだ天候の急変には注意をしたほうがよさそうです。

 24日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万1913ドル62セント +104ドル83セント(0.89%)

 NASDAQ総合指数 2699.44ポイント +61.98ポイント(2.35%)

 S&P500 1254.19ポイント +15.94ポイント(1.29%)

 CME日経平均先物(円建て) 8840円  変わらず

 米国10年もの国債金利 2.239% +0.02%

 二ューヨーク原油  91.37ドル +3.89ドル

 GOLD 1652.3ドル +16.2ドル

 ドルインデックス 76.09 -0.18 


 週明けの米国株は、EU安定化のための「包括策」合意の可能性が高まったことや、中国PMI指数の4ヶ月ぶりの50台回復を好感し、欧州市場が全面高になった流れを受け、続伸してスタート。中国の景況感の改善や欧州危機一巡によるドル売りから、原油や非鉄などの国際商品価格が上昇。これを受け資源・エネルギー株が上げたことや、UBSが半導体市況の底打ち観測を出したことから関連株も上昇。幅広く買われ、ニューヨークダウは上げ幅を拡大。引け近くには、1万1940ドル(前週末比132ドル高)の高値をつけています。この日は、中国の景況感改善に加え、建機大手キャタピラーが、市場予想を上回る業績と通期見通しを発表。景気敏感株が買われたことも指数の押し上げにつながっています。また、この日も前週に続きFRB関係者からQE3を示唆する口先介入的な発言があったことも強気を支持。さらに、複数のM&A案件が発表されたことも刺激材料になりました。結局、主力3指数とも続伸して終わりましたが、ハイテク株の見直しからNASDAQ市場の上げが大きかったのが特徴でした。ニューヨーク市場の出来高は、前週末比2億6285万株減の9億2520万株。騰落状況は、値上がり2523、値下がり531でした。

 業種別の値上がり上位は、非鉄、ギャンブル、素材、石炭、タイヤなど。各種金融、半導体・同製造装置も堅調。一方下落上位は、個人用品、非耐久消費財、住宅リフォーム、固定電話サービス、タイヤなど。ニューヨークダウ30種は、上昇23社、下落7社。予想(EPS1.54ドル)を上回る業績(同1.71ドル)を発表したキャタピラーが5%の上昇。アルコア(3.4%)、スリーエム(2.1%)、デュポン(2.0%)など景気敏感株の上げも目立ちました。この日は、アップル(3.3%)、ヤフー(3.6%)、オラクル(2.3%)など、NASDAQ主力株の上げが目立ったほか、前号のレポートで注目したAKAMAI(3.4%)、F5(5.0%)など、クラウド関連の上げも目立ちました。

 ニューヨークダウは続伸して終わりました。懸念されていたVIX指数(恐怖指数)が再び29.26と、節とされる30を下回ってきたことも市場の安心感につながっているようです。下値でのボックス圏を明確に抜け出してきましたので、下値はますます硬くなってきたようです。当面の抵抗線である200日線に到達してきましたので、この下落圧力をしのげるかがカギになります。会員の方は、インナートレンドラインとの兼ね合いを注目していてください。このところ、FRB関係者からのQE3に関する口先介入が増えていますが、本来はデフレ対策用の手段であるため、実現の可能性は低いものです。どうやら、口先介入により株高に誘導。年末に向けての資産価格の上昇効果による個人消費の刺激を狙っているのかもしれません。株高歓迎の動きに市場が素直に反応するかもカギ…。

 米国株は続伸したものの、CME日経平均先物は大証終値比変わらずで帰ってきました。危機一巡からユーロが買い戻され、ドルが大幅に下落したことから、円が再び76円台を割り込んだことを嫌気したところもあるようです。本来なら、UBSの半導体底打ち見通しやNASDAQ高に反応しても良いのですが、円高懸念が嫌気されているようです。また、オリンパスのM&Aスキャンダルに関し、FBIが動き始めたことも、日本企業のガバナンスに対する不信感につながっているようです。以前、中国企業の不正会計問題に悩まされただけに、今回のオリンパス問題にも神経質になっているようです。本日の相場は、キャタピラーの予想を上回る決算や中国の景況感改善を手がかりに、コマツなど中国関連株が物色されそうですが、CME価格の方向性がないだけに、GLOBEXや中国市場、ドル相場の影響がつよまり、市場が振られやすい展開になりそうです。引き続き、低位株や個別の材料株を中心にした流れが続く…。
※新規会員を募集しています。関心のある方はレポート案内をみるか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

EU金融安定包括策の大枠合意や海外株高を好感し、反発
 すったもんだしたEUの金融危機も、23日のEUサミットで提示された「包括策」(欧州銀行の資本増強、ギリシャ債務カットの民間負担分の50%~60%への引き上げ、EFSFの実質規模拡大など)の大枠で合意。26日のサミットで「包括戦略」として正式な合意を目指すことになりました。時間がかかりましたが、やっと危機克服に向け、半歩前進した、ということでしょうか。9月段階では、「会議は踊る、されど進まず…」で、加盟国の首脳やECB関係者が、個々に勝手なコメントを発し、市場を混乱させましたが、10月に入ると状況は一変。EU、ECB首脳やリーダー国であるドイツ、フランス首脳からのコメントに限定されたことから、方向性が読みとれたことが、市場に安心感を与えたようです。おそらく、裏側で市場を意識した何らかの合意があったのでしょう。

 また、市場の動きをみると、米国株、欧州株、ドルインデックスは、10月第一週を底に反転。ドルインデックスは下落に転じています。詳しく見ると、10月4日が転換点でした。前日はベルギーの金融大手デクシアが追加支援が必要として、ムーディーズが格下げを実施。続く4日には、ベルギーとフランスが公的な支援を表明しています。市場はこの段階で、現在の包括策に至る過程を読みきっていた…と言うことでしょうか。なんだか、バブル崩壊後の下落相場が、りそな銀行への公的資金の投入で底を打った日本と状況が似ています。まあ、これで、年末、年始高へ向けての地ならしが終わった…ということでしょうか。

 これで、次の関心は景気に向かうことになります。ニューヨークダウに関しては、レポートで昨年4月以降のQE1からQE2への移行期の調整相場との類似点を指摘してきましたが、上昇バンドやインナートレンドラインの圧迫状況など、恐ろしいほどの類似点があります。また、景況感の悪化に関しても同様。異なるのは、QE2実施の前提になったデフレ懸念が無い点だけです。現在は、食料品やエネルギー価格を除くコアのCPI(消費者物価指数)はFRBの目標にする2%を超えており、デフレ懸念は後退しています。本来なら、デフレ対策用のQEは実施する必要はないのですが、FRB関係者からは、実施をにおわすような発言が続いてます。先週末の米国株が急騰したのは、欧州情勢の好転よりも、この口先介入の効果が大きかった、という見方もあります。ただ、冷静に考えてみると、これだけ物価上昇率が高いとおいうことは、米国の景気は市場が考えてるよりも、底堅く推移しているという見方もできます。このところの、米国株の上げは、欧州危機が及ぼす景気への影響を過大評価して、売りすぎた分を、経済の実勢に合わせて修正しているという見方もできます。

 以前から、この相場が一段高するには、欧州の利下げや中国の金融緩和、米国の追加緩和が焦点になる…としてきましたが、今日発表されたEU圏の10月PMIは、前月の49.1から47.2に低下。2009年7月以来の水準に低下しています。ユーロ安の支援を受けていたはずなのに、ドイツの製造業のPMIも低下。景況感の悪化は予想以上に進んでいます。ユーロ防衛で今年4月、7月と無理やり利上げしたことが、オーバーキル(引き締めすぎ)となり、契機に悪影響を与えています。やはり、次は利下げが焦点になりそうです。包括策の合意や中国PMIの50%台回復を好感して、高よりしていた欧州株にもマイナスになる市場が増え始めました。これを受けた米国株の動きが注目されます。

 今日の日本株は、EUサミットでの包括策の太枠への合意や、先週末の米国株の上昇を受け、CME日経平均先物終値(8745円)にサヤ寄せする格好で、高寄りスタートしました。対ドルで、一時、円の最高値を更新したものの、EUサミットへの警戒感から先物をヘッジ売りしていた投資家の買い戻しが入ったことから、裁定買いを誘発。内需株、外需株にかかわらず満遍なく買われ、全面高になりました。タイの洪水からの復旧需要を先取りし、先週に続き、工作機械株が買われたほか、業績の増額修正を発表した企業が個別に買われるなど、売り物薄のなか、8%を超える上昇率の銘柄が続出。久々に活況を呈しました。ただ、出来高は、13億株台、売買代金も8400億円台と閑散商状は続いたまま。日経平均の終日値幅も80円強にとどまっています。日経平均は、ほぼ高値にちかい、前日比165円09銭高の8843円98銭。TOPIXは11.23ポイント高の755.44ポイントと、ともに反発して終わっています。日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは98と前日の89から急伸。RSIも48%から。61%に急伸しています。

 さて、日経平均は13週移動平均線(8805円)に届いてきました。ニューヨークダウは26週移動平均線に近づいています。ともに、下落しており、当面は、下方圧力がかかったまま…。詳しくは、直近のレポートで解説していますので、会員の方はよくお読みください。日本株の場合、三本新値が陽転しているほか、25日線も上昇しており、当面、大きく崩れる心配はなさそうです。問題は、為替…。週末の新値更新はテクニカルに絡むものだったようですが、欧州で利下げ思惑が高まり、米国ではQE3に関する口先介入があり、どうしても円高圧力がかかりやすいところ。また、27日には日銀の会合がありますが、どうせインパクトのあることはしないでしょうから、どうしても主力株は動きづらくなるはず。やはり、13週線の下落圧力はしのげないかもしれません。今週は、物色の方向を間違えないようにしたほうがよさそうです。今日は、何でもかんでもあがっていますから、個別銘柄の解説はいらないでしょう。日本と同様に節値に差し掛かってきた米国株がどういう動きをしてくるか…。今週はこれがすべて…。
※新規会員を募集しています。このところ、指標の動きに関係なく、注目株は堅調に推移しています。関心のある方は、レポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

欧州情勢の進展やFRBのQE3を思惑して急伸…オプションSQに絡む動きも
 おはようございます。 相変わらず、講演準備に忙殺されています。経済統計はなんとかなりますが、企業経営者のことは、新たに取材しなければなりません。ホームページを調べていると、以前あったものがなくなっているところが数社ありました。新聞社を辞めるころころには羽振りがよかったのですが…。いまさらながらに、地方景気の厳しさを思い知らされました。現役だったら、もっと紙面を通じて活性化につなげられるようなことができると思うのですが…。居酒屋で飲みながら、夢を語っていた社長さんたちの笑顔が思い出されてしかたがありません。せめて、中小企業経営者が、将来への「夢」を描けるような政治や行政が望まれますが…今の政治家では高望みか…。

 さて、現実の話にもどると、欧州情勢は混沌としたなかでも、燭光が見え始めたようです。銀行への公的資金投入による財政の悪化→格下げを懸念するフランス・サルコジ大統領は、EFSFの銀行化により、レバレッジを膨らまし、これを銀行への投入資金とする思惑にこだわってきましたが、これにドイツとECB(欧州中央委員会)が反対。事態を複雑化させていました。ただ、ここにきて、欧州恒常的安定システム(ESM)を前倒し実施し、EFSFと統合。資金枠を拡大する案が浮上。フランスの金融当局がEFSF銀行化案にこだわらない…と、強硬論から後退する発言をしています。結局、最終的な資金の出し手になるドイツの意向には逆らえなかった、ということでしょうか。

 26日までに開催されるEUサミットでは、統合案を含めた安定化策が話し合われることになりますが、合意を見たとしても、また、加盟国議会の批准が必要になります。まだ、ギリシャの債務カットの比率も目標とする自己資本比率も決まっていません。安定の方向に動いていることは確かですが、しばらくは、格付け会社とヘッジファンドのお騒がせコンビにかき回される状況はが続きそうです。

 21日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万1808ドル79セント +267ドル01セント(2.31%)

 NASDAQ総合指数  2637.46ポイント +38.34ポイント(1.49%)

 S&P500 1238.25ポイント +22.86ポイント(1.88%)

 CME日経平均先物(円建て) 8745円 +65円

 米国10年もの国債金利  2.219% +0.025%

 ニューヨーク原油 87.40ドル +1.33ドル

 GOLD 1636.1ドル +23.2ドル

 ドルインデックス 76.28 -0.65  


 昨日の米国株は、欧州情勢が安定化に向け前進しているとの観測から欧州株が全面高になった流れを受け、高よりしてスタートしました。また、有力経済紙が「FRBがQE3の実施へ向け準備をしている…」との記事を掲載。これを裏付けるように、FRB副総裁が「インフレより景気を重視した金融政策が必要」と発言。FRBが追加的な金融緩和に踏み込むとの観測が強まり、ドルが下落。これを受け、原油などの国際商品が上昇したことから、株式市場では資源・エネルギー株が上げ、指数を押し上げました。また、この日発表されたマクドナルドやハネウェルなど主要企業の決算がいずれも市場予想を上回ったことも、景気の先行きへの期待感を強め、景気敏感株の上げを促したほか、ドルの下落が輸出の増加につながるとして、輸出関連株も堅調に推移。ほぼ全面高で、終日、右肩上がりの展開になりました。結局、ニューヨークダウとS&P500は続伸。NASDAQ総合指数は反発となったものの、タイの洪水の影響でパソコン関連の動きがさえないなど、一抹の不安を残す相場つきでした。ニューヨーク市場の出来高は、オプションSQの関係で、前日比2億3126万株増の11億8805万株。騰落状況は、値上がり2656、値下がり408。

 業種別の値上がり上位は、家電、タイヤ、自動車、家具、自動車部品など。一方、下落上位は、航空会社、ギャンブル、コンピューターハードなど。ニューヨークダウ30種は、値上がり28社、値下がり2社。大幅増益決算だったものの、粗利益率が予想を下回ったことから、GEが1.9%下落。バンクオブアメリカが0.1%の下落になりました。一方、好決算を発表したトラベラーズやAMEXが5%近く上昇。ニューヨークダウの上げをリードしたほか、予想を上回る決算を発表したマクドナルドが3.7%上昇。キャタピラーやスリーエム、デュポンなど景気敏感株も上昇するなど、この日は主力株中心の商いになっています。

 ニューヨークダウは、フランスの強硬姿勢が緩んだことで欧州情勢が安定化に近づいたことや、WQE3への思惑が高まったこと手がかりに、一気に、100日線、75日線を突破。ボックス圏を抜け出してきました。ただ、6月16日、同23日につけた1万1800ドル台の壁に到達したことで、テクニカル的な警戒感も出てきそうです。それよりも大きいのがレポートにしめしたインナートレンドラインの存在(直近号参照)。昨日の上昇でニューヨークダウのPERが13倍台に乗せるなど、目標達成感を示す指標もでています。来週の米国株は、欧州情勢に加え、11月初旬のFOMCも展望した展開になり、材料に一喜一憂する神経質な相場になりそうです。詳しくは、レポートで分析してみます。

 米国株は、大幅上昇したものの、CME日経平均先物は、円が、一時、史上最高値を更新したことを嫌気。大証先物終値を65円上回る8745円で帰ってきました。円相場は、FRBのQE3を思惑し対ドルが76円飛び台の終わり(一時、75円78銭)。対ユーロは105円60銭台とい落ち着いた動き。週明けの日本株は、CME高に支えられ、反発スタートが予想されるものの、為替に神経質な動きになりそうです。週末には、主力株が出直る兆しをみせましたが、円の高値更新で出鼻をくじかれた感じ…。テクニカルな分析や物色動向など、詳しいことは次回レポートで…。
※新規会員を募集しています。関心のある方はレポート案内をみるか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

欧州情勢の情報を受け、上げさげを繰り返した後、高安まちまちで終了…景況感の改善も支えに
 おはようございます。

 欧州ではEFSF(欧州金融安定化基金)の強化をめぐって独仏の駆け引きが続いています。危機対策を強化する方向では一致しているのでしょうが、格下げ懸念という凶器を突きつけられているフランスとしては、EFSFを銀行化し、レバレッジを効かせ資金枠を拡大。公的資金投入負担を減らそうという思惑のようです。一方、ドイツやECB(欧州中央銀行)は、不良資産を抱え込むのを嫌い反発する動きを強めています。ただ、何らかの形で、EFSFの規模を拡大しない限り、市場が満足する危機克服策とは成りえませんので、昨日の欧州市場は、結論を催促する格好で全面安になっています。これに刺激されたのか、26日までにEU首脳会議を再度開催し、安定化策の合意を急ぐ方針と伝えられ、米国市場がとばっちりを受けることは避けられたようです。

 市場では、フランスが主張するEFSFの銀行化に代わり、来年に前倒し実施が予想される恒久的支援制度(ESM)とEFSFを統合し、資金規模を1.3兆ユーロに拡大する案も検討されているといいますが、市場の方はしびれを切らし始めていますので、そろそろ絵に描いた餅だけでなく、現物を見せなければならない時期に来ているようです。26日までに開催されるEU首脳会議で提示される安定化策はどのようなものになるのか…市場のいらいらが募っているだけに、早期の結論をだすことが望まれます。

 20日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万1541ドル78セント +37ドル18セント(0.32%)

 NASDAQ総合指数 2598.62ポイント -5.42ポイント(0.21%)

 S&P500 1215.39ポイント +5.51ポイント(0.48%)

 CME日経平均先物(円建て) 8690円 +20円

 米国10年もの国債金利  2.194% +0.03%

 ニューヨーク原油  85.30ドル -0.81ドル

 GOLD 1612.9ドル  -34.1ドル

 ドルインデックス 76.07ドル -0.09


 昨日の米国株は、欧州株が軟調に推移していたものの、朝方発表された新規失業保険申請件数が減少したことや、フィラデルフィア連銀製造業景況指数が予想を大幅に上回る上昇になったことを好感。前日終値水準での堅調なスタートになりました。予想を上回る景況指数を受け買いあがる動きがあったものの、安定化策に関する独仏間の対立が根深いことや、23日開催のEUサミットの見送り説などが伝えられ欧州株が一段と下落したことを嫌気。寄り後まもなく下げに転じ、ニューヨークダウは、一時、1万1391ドル(前日比113ドル安)とこの日の安値をつけています。ただ、その後、EUサミットを26日までに再度開催し、安定化策の合意をはかる方針と伝えられたことを好感。買戻しの動きが入り、引けにかけ値を戻しています。結局、ニューヨークダウとS&P500反発したものの、半導体BBレシオの低下やタイ洪水の影響を懸念したハイテク株の不振でNASDAQ総合指数は続落して終わっています。引き続き、欧州情勢に神経質な動きで、ニューヨーク市場の出来高は、前日比566万株減の9億5679万株と、低水準の商いが続いています。騰落状況は、値上がり1821、値下がり1191でした。

 業種別に値上がりしたのは、航空会社、鉄鋼、再保険、生保など。石油周辺サービス、金融、証券も堅調。一方、下落上位は、モーゲージファイナンス、ギャンブル、半導体、家電など。ニューヨークダウ30種は、値上がり21、値下がり9。スリーエムやキャタピラー、アルコアなど景気敏感株が指数の上昇率を上回ったほか、JPモルガンが2%を超える上昇になるなど、バンクオブアメリカなど金融株も堅調。一方、前日好決算を発表して買われたインテルが、半導体BBレシオの低下やタイの洪水によるオアソ紺販売の低下を懸念して2.5%下落したのが目立ちました。

 ニューヨークダウは、頭の重い展開が続いています。先日から書いているように、下落中の100日線と75日線が頭を押さえており、両移動平均線の低下とともに、頭が切り下がるパターン担っています。ただ、下値からは50日線と25日線が上昇してきており、下値を売り込むこともできにくい状況。ダウ自体もボックス上限の1万1500ドル付近でのもみ合いで、なにか好材料がでれば、いつ上にはなれても良い状態にあります。当面は、50日線と下落する75日線、100日線にはさまれて、持ち合い相場が続きそう…。

 米国株は高安まちまち。CME日経平均先物は、大証終値を20円上回る8690円で帰ってきました。レンジは8640円~8760円。円相場は、独仏対立を嫌気してユーロが売られる場面があったものの、対ドル、対ユーロとも、前日と比べ大きな動きはなく帰ってきました。本日の市場もCME先物終値にサヤ寄せする格好で小幅高で寄り付いた後は、再び膠着感を強めそうです。週末控えであることや、日曜日にEUサミットを控えており、積極的にポジションを作る動きはないものと思われます。ただ、一昨日くらいから、欧州筋に売り仕掛けをする動きがでており、ヘッジの先物売を誘うような動きが出るかもしれません。昨日も書いたように、増額修正や好調な決算が予想される中・小型成長株をポイントを捉えて押し目買いする作戦が有効かと思われます。ここは我慢比べです。欧州情勢は、すでに首脳間で危機意識が共有されており、悪い方向には向かいようがない、という認識を持ってけば良いのでは…。
※新規会員を募集しています。関心のある方はレポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

米株安や中国上海株の安値更新、ユーロ安などを嫌気して反落…膠着相場が続く
 ひたすら我慢の相場が続いています。欧州の状況が、もうひとつ、はっきりしません。ギリシャの債務カット幅をめぐって銀行と加盟国政府・ECBとの間で、駆け引きが続いています。また、スペイン、イタリアなど問題国の債権の評価額を決めなければ、資産査定もできません。もたもたしている間に、市場ではイタリアやスペイン国債を売る動きが強まっており、査定率がどんどん低下していきます。もし、格付け会社がフランスの格付けを引き下げたら…。EFSF(欧州安定化基金)そのものが危ぶまれることになる…。

 とにかく、ギリシャは何をやっても助からないことは確か…。ドイツに、永久に貢ぎ続ける覚悟ができるかどうかにかかっています。それよりも、今後の市場の問題は、欧州の銀行が、資産査定の結果や決められた自己資本比率をすんなり受け入れるかどうか…。公的資本を入れられて、経営に口出しされてはかないませんから、決まった自己資本を満たすため、徹底した資産の圧縮を進めた場合、強烈な貸しはがしは起こるは、ドル建て資産の売却で米国の住宅市場が再び奈落の底に落ち込むは…で欧米の景気が再びダメージを受けてくる可能性があります。今回のスキームでは、銀行の自助努力が第一にされていますから、国の介入を嫌う銀行が資産圧縮の道を選ぶ可能性が強く、これを市場が懸念している部分もあります。FRBが前回のFOMCで、一旦、取りやめていたMBS(資産担保証券)の買取を復活した背景が、これで分かります。欧州の銀行が、売ってきた場合に備え、受け皿を作っておく目的があったんでしょう。本来なら、銀行への一律強制資本注入が、一番良いと思われますが、民主的な手続きにこだわるEUに果たして、そんな果敢な行動がとれるかどうか。

 欧米銀行の間では、投資銀行部門や自己売買部門の圧縮や撤退が始まっていますが、この部門gはヘッジファンドがレバレッジを効かせる際の資金供給源になっていますから、裏側では、結構、厳しい 貸しはがしが行われているのではないでしょうか。そのため、金や原油などに投資していた資金が巻き戻されたほか、「債券買い・株売り」のロング・ショート取引も解消されているといます。最近、株価が上昇したのも、このポジションの解消が行われた影響が大きいといいます。このところ、金融規制を強化しようという動きが強まっていますが、強烈なレバレッジを効かせて、巨額の資金を動かすような取引は、今後影を潜めてくるのかもしれません。そうしてみると、今の株価の動きは、実際の資金需給や経済動向を反映した、当たり前の相場にになっているのではないでしょうか。ファンダメンタルの良し悪しにかかわらず、指数銘柄というだけで、売買されるような動きも沈静化し、もっと、個別の材料を大事にするような相場になるような気がするのですが…。また、「甘い」としかられそうですね。

 まあ、レポートでもこのブログでも、主力株のリバウンド相場は週の前半で終わり…としましたが、欧州のもたつきが、また市場の不安をかきたて、低迷色を強めてきました。昨日は、ドイツとフランスの首脳間で意見の対立があった…ということで、市場が動揺していますが、EFSFの増額が簡単にできない以上、一定の比率の財務保証を行いレバレッジを効かせることしか、道は残されていないように思われます。結局、米国が先のEU財務相・中央銀行総裁会議で提案したとおりにことが進んでいるようですね。だったら、体裁を取り繕わないで、さっさと実行していれば、こんな問題にはなっていませんでしたが、何しろ、来年は選挙の年…。国民の機嫌を損なわないようにするためには、市場の催促という「危機感」を使いながらしか説得できないという、危険な綱渡りをしなければなりません。今日の欧州市場も、この辺を読み取ってか、全面安で始まっています。

 こんな状態ですから、海外の影響を受ける主力株が動けるはずもありませんね。今日もいつも通り、CME先物終値にサヤ寄せし、ほぼ同値の8750円で寄り付いたあとは膠着状態。中国上海市場が安値を更新したことや、ユーロが売られた(先物への売り仕掛け…?)ことから、終日軟調な展開になりました。ただ、終日値幅は、61円と小幅にとどまっていました。東電にまとまった買いが入り上げると、他の電力株も買われたほか、低位株が日計り感覚で買われる程度で大きな動きはありませんでした。また、オリンパスの社長解任劇が、反社会的勢力との不適切な取引問題に発展する可能性が出てきたことも市場のムードをわるくしています。ただ、このところ書いていますように、相場は基本的に「2進1退」の戻り相場に入っているという方針に変更はありません。今日の朝も書きましたように、今の市場は新規資金の流入がないことから、動きの良いもののほうに手持ち株を売って乗り換えるシーソー相場になっています。ただ、決算発表が近いことから、主力のリバウンド前に買われ、乗り換えで売られた成長株を、25日線、75日線、200日線などポイントを捉えて押し目買いするのがベスト…と書きました。予想通り、さえない相場の中でも、しっかり下げ止まり底固めをする銘柄が増えています。直近レポートでも、厳しいところで買うように…として、注目株を選定しておきました。まあ、ここで安値を仕込んで、あとは順番が回ってくるのを待つ…。今はそれで十分と思います。当面の注目ポイントは、いかにして欧州の銀行に資産圧縮をさせないか…。

 今日の日経平均終値は90円39銭安の8682円15銭、TOPIXは5.47ポイント安の746.22ポイント。出来高は14億5787万株、売買代印は8822億円。日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは94、RSIは48…とまだまだ中途半端。
※新規会員を募集しています。関心のあるかたは、レポート案内を見るか、メールフォームして、直接、お問い合わせください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

アップル決算への失望感とベージュブックが指摘する景気の不透明感を警戒し反落
 おはようございます。

 昨日に続き、奈良県の経済について調べていました。従業員4人以上の製造業の企業数は、平成13年の3243社から、最新統計(平成21年)では2387社に減少していました。わずか8年の間に856社が姿を消したことになります。県内製造業の4社に1社以上の割合です。ものすごい数字です。また、平成21年統計では、製造業出荷額が前年比で4467億円(18.1%)も減少しています。パナソニックやシャープ、森精機など大手企業が、生産再編から県外や海外に生産を移転しているためと思われますが、これにともない下請け企業の倒産も増加しているようです。平成21年統計でも企業数は前年から271社(10.2%)も減少していました。

 いまさらながら、驚きの数字です。おそらく、日本の地方でも同じような状態ではないかと思われます。これでは、日本経済が沈滞するのも当たり前のような気がします。大手企業の海外展開は、震災後拍車がかかり始めましたが、これにともない、中小企業へのダメージはもっと増えそうな気がします。一方、企業の増加に必要な「起業」は「廃業」を大幅に下回ったまま…。日本のものづくり基盤は、予想以上のスピードで低下していることが数字の上でもわかり、なんだか暗澹とした気分になりました。若者が起業しようと思っても、金融機関は金を貸さない。補助金制度を利用すれば、年度末には膨大な報告書提出で仕事もできない状態になる…。ベンチャーキャピタルは、短期的な成果をもとめ、公開が近い企業にしか投資しない…。どうもこの国の、システムは大企業を重視して、新興企業が台頭してくると、足を引っ張るようにできているようです。救いようがありませんね。

 マイクロソフトが急成長したウインドウズ方式の基本ソフトの考え方は、もともと、日本人が考えたものといわれます。事業化しようとして、金融機関をめぐったものの、どこも将来性を見抜けないばかりか、「担保は…、担保は…」の連呼で、結局、事業化を見送ったといいます。ビルゲイツは、これに目をつけて、世界一の企業を作り上げたといいます。これまで、どれだけの将来性のあるアイデアが、事業の将来性評価より「担保、担保…」という言葉で闇に葬られたのでしょうか…。日本は、すべてのシステム、考え方を見直さない限り、救われないような気がしてきました。

 19日の米国市場動向
 ニューヨークダウ  1万1504ドル62セント -72ドル43セント(0.63%)

 NASDAQ総合指数  2604.04ポイント -53.30ポイント(2.01%)

 S&P500 1209.88ポイント -15.50ポイント(1.26%)

 CME日経平均先物(円建て) 8755円 -35円

 米国10年もの国債金利 2.164% -0.016%

 ニューヨーク原油 86.11ドル -2.23ドル

 GOLD  1647.0ドル -5.8ドル

 ドルインデックス 77.09 -0.06


 昨日の米国株は、欧州金融情勢が足踏みを続けるなか、前日発表のアップル決算への失望感から、軟調スタートになりました。ただ、スペイン格下げなどがあったにもかかわらず、欧州主要市場の株式が堅調に推移したことや、この日発表された住宅着工件数(9月)が前月比で大幅に増加したことを好感。ニューヨークダウは上げに転換し、昼近くに、この日の高値1万1633ドル(前日比57ドル高)をつけています。ただ、欧州への警戒感が強く頭の重い展開が続くなか、午後になって発表された地区連銀経済報告(ベージュブック)が米国経済の不透明感が増していることを指摘したことから売り物が増加。引けにかけ売り物が増加。引け近くに、ニューヨークダウはこの日の安値1万1469ドル(前日比107ドル安)をつけています。結局、主力3指数とも反落して終わりましたが、アップルショックが尾を引き、NASDAQ総合指数が2%を超える下落になったことが目立ちました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1億2083万株減の9億6245万株。騰落状況は値上がり835、値下がり2214でした。

 業種別で上昇したのは、災害保険、医療サービス、保証会社、水関連の4業種のみ。非鉄の下落幅が少なかったようです。一方、下落上位は、貴金属、金鉱山、コンピューターハード、ギャンブル、鉄鋼など。ニューヨークダウ30種は値上がり5社、値下がり25社。好決算を受けたインテルが約3.6%、トラベラーズが5.5%、それぞれ上昇したほか、コカコーラ、P&G、ウォルマートが堅調。一方、景況感の悪化を受け、アルコアが3.6%下落したほか、デュポン、キャタピラーなど景気敏感株の下落が目立ちました。

 ニューヨークダウは、振幅が160ドル強にとどまり、最近では小動きになりました。昨日も指摘しましたように下落中の75日線を意識して上値の思い展開になっています。ただ、下値では25日線と50日線が、ともに上昇しながらクロスする真正のゴールデンクロスをつけており、下値不安は乏しくなっています。昨日の動きも、ボックス上限で踏みとどまっており、基調の強さを暗示しています。当面、75日線抜けがまたれるところです。

 米国株は反落。CME日経平均先物は、大証終値を35円下回る8755円で帰ってきました。円相場は、対ドル、対ユーロとも、ほぼ前日水準。本日の日本株は、手がかり材料がないなか、CME終値にサヤ寄せする格好で先物が売られ、小幅安で始まりそうです。ただ、そのごはいつもどおりこう着状態に陥り、アジア株やGLOBEX米国株先物を見ながらの神経質な展開になりそうです。予想通り個別の材料株と超低位株を物色する動きになってきましたが、新規資金の流入がないことから、値動きの良い株に乗るため、他の株を売って乗り換えるシーソー相場の動きが強まっています。増額修正を発表した企業が、一転して売られる動きにも反映されています。ここでは、仕方無しに売られている好業績ものが200日線や75日線に押してくるところを押し目買いする動きがベストだと思われます。下に不安は乏しいですから、ここは「待つも相場…」で望むところ。 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

欧州情勢を懸念しながらも、好調な企業業績や予想外の建設指標を受け反発
 おはようございます。

 欧州市場は、相変わらず不安定な状態が続いています。昨日は、ムーディーズがスペイン国債を2段階格下げ、S&Pがイタリアの24金融機関の格下げをそれぞれ実施。ドイツのメルケル首相は、念押しするように「23日のEU圏首脳会議」での最終安定化策の提出はない…と発言。その一方で、IMF関係者が、「最終安定化案は23日までに提出すべき…」と発言するなどし、市場は気迷い感を強めてます。欧州市場は、ドイツが小幅上昇したものの、フランス、英国が下落するなど高安まちまちの動きになっていました。 極めつけは米国市場の動き…。朝方は欧州情勢の不透明感や前日のIBM決算を嫌気してもたもたしていましたが、午後になり、フランスとドイツが、欧州金融安定化基金(EFSF)の2兆ユーロへの拡大で合意…」と英国のガーディアン紙が報道。これを受け米国株は急伸しています。ところが、引け後には、この記事が否定されるなど、欧州発の情報は混乱しています。まあ、利害関係者も多いことですから、しばらくは情報戦が続くことになるのかも知れません。 もっとも、相場の基調は転換しているよううな感じですが…。

 18日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万1577ドル05セント +180ドル05セント(1.58%)

 NASDAQ総合指数 2657.43ポイント +42.51ポイント(1.63%)

 S&P500  1225.38ポイント +24.52ポイント(2.04%)

 CME日経平均先物(円建て) 8870円 +120円

 米国10年もの国債金利 2.180% +0.023%

 ニューヨーク原油 88.34ドル +1.06ドル

 GOLD 1652.8ドル -23.8ドル

 ドルインデックス 77.16 -0.04


 昨日の米国株は、前日引け後に発表されたIBMの決算が市場予想を下回ったことや、欧州情勢の不透明感が増していることへの警戒感から続落してスタート。前週まで上げに対する利食い売りも増加し、ニューヨークダウは寄り付き後、この日の安値1万1296ドル(前日比101ドル安)まで下落する場面がありました。ただ、この日発表された建設業者指数(10月)が前月水準、市場予想をともに上回ったことから、住宅市場が改善しているとの見方が台頭。住宅建設株がかわれたほか、住宅ローンを多く抱える金融株にも見直し買いが入るなどし、じり高に転換。また、この日発表されたバンクオブアメリカの決算が(内容は別として)市場予想を上回ったことや、ゴールドマンザックスの赤字幅が予想を下回ったことなどを好感したことも、金融株を買う材料になったようです。この日は、アップルやインテルなど主力企業の決算発表を多く控えていることへの期待感も、押し目買い気分を強めていたようです。引けにかけ、じり高歩調をたどりましたが、午後になり「EFSFの2兆ユーロへの拡大」の報が伝わると一時的に上げ幅を拡大。ニューヨークダウは、この日の高値1万1652ドル(前日比255ドル高)をつけていました。ただ引けにかけては、高値警戒感も手伝い、やや上げ幅を縮めています。結局、主力3指数とも、反発して終了。金融株の上げが影響し、S&P500の上げ幅が2%を超えたのが目立ちました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1億7927万株増の10億8328万株。騰落状況は、値上がり2566、値下がり486でした。

 業種別の値上がり上位は、住宅建設、銀行、アルミ、生保など。証券やエネルギーも堅調。一方、下落したのは、コンピューター周辺サービス、レジャー用品製造、履物、タバコ、金鉱山など。ニューヨークダウ30種は、値上がり28、値下がり2。前日引け後のさえない決算を受けたIBMが4.1%下落。コカコーラも小幅に下落しました。一方、バンクオブアメリカが10%超え、JPモルガンが約6%それぞれ上昇。金融株の上げが突出していました。銀行株の指数であるKBWBANKは6.1%も上昇しています。また、住宅建設の回復期待からアルコアが5.8%上昇したほか、キャタピラー、ホームデポなど景気敏感株も堅調でした。 この日は、インテルとアップルが引け後に決算を発表しましたが、インテルは市場予想を上回り時間外取り引きで3.7%を超える上昇になっているものの、過剰な期待感があった、アップルは市場予想を下回り、同6.5%下落しています。ただ、アップル決算については、アイホン新製品の販売に備えて、既存製品を押さえた影響が大きく、想定内との見方が強いうえ、次期見通しは強気方針を出しており、下落の理由は失望感というより、材料出尽くし感が大きいのではないでしょうか。

 ニューヨークダウは、上下350ドルの幅で動きました。欧州情勢により振幅が拡大した…という側面が大きいようです。高値1万1650ドル付近から急速に伸び悩んで終わりましたが、昨日も書いたように、下落中の75日線を意識したようです。ただ、下値では25日線と50日線がゴールデンクロスを達成しており、当面、押し目買いが強まり下値の固い動きになりそうです。75日線抜けがポイントになりますが、この鍵を握るのは、やはり欧州、中国の利下げ、FRBの追加金融金輪ということになるのでしょうか?

 米国株は反発。CME日経平均先物は大証終値を120円上回る8870円で帰ってきました。円相場は、対ドルが76円80銭台、対ユーロは105円40銭台とやや円高気味に推移。今日の日本株は、前日に続き、CME先物価格にサヤ寄せして反発したあとは、再び、材料難からこう着状態を強めそうです。アップル決算が予想を下回ったことからGLOBEXの米国株が軟調に推移していることから、高より儀は、海外市場動向を見ながらの神経質な展開に…。前日に続き、業績増額修正株など個別材料株、日計り感覚の低位株が個人資金を中心に物色されそう。
※新規会員を募集しています。関心のある方は、レポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

欧州懸念の再燃、欧米、中国の景況感の悪化、米国企業決算への懸念などで動けず反落
 講演の原稿準備をしていたら、書き込みが遅れてしまいました。「県経済の特長と企業経営者の取り組み」というタイトルでやろうかと思いますが、記者時代に書いた過去記事を振り返ってみたら、開発途上国と日本企業の賃金が平準化する…。事業の高付加価値化を進めないと、賃金の低下だけでなく、空洞化が促進される…と書いていました。10年以上前に書いた記事ですが、奈良県の産業はアジア諸国と競合する生活用品製造の中小企業が多く、ダメージはかなり大きかったようです。県のGDPの半分近くを占めていた大手の加工組み立て産業も、生産基地の再編から、パナソニック、シャープと次々に工場が移転。企業城下町も往年の姿は見るべくもありません。記者時代に親しくお付き合いさせていただいた経営者の方のなかにも、倒産の憂き目を見た方が、少なからずおられます。

 いろいろ調べていたら、だんだん日本の縮図をみるようで、憂鬱な気分になってきます。やはり、日本の経済構造全体を付加価値重視型に切り替える必要がありそうです。これまでの、日本経済は、団塊の世代の消費力とともに成長してきましたが、引退とともに、消費が減少。団塊の世代に依存した供給が過剰になる一方、団塊の世代が新しく生み出す需要に産業が追いついていないところがあるようです。団塊の世代が現役のころの消費がなくなった以上、それに応じて供給力を削減しなければなりませんが、いまだにそれができずに、過剰な供給力を抱えたまま…。

 一方、新しい需要に即応した事業を起こそうとすると、行政の規制の壁に突き当たる…。記者時代にも、よくけんかしたことだが、新し事業や商品を持って行政のところに行くと、必ず言われるのが「前例がありません…」。「初めてのことをやるのに、前例もクソも無いだろう…」と、突っ込んでも、変な前例を作って上司にとがめられてはかなわない…というのが、公務員の本音。震災の復興事業でも、もう官庁間の縄張り競争が始まっている、といいます。手に余るほどの利権を抱え込んで、許認可が遅れ、海外で事業化したり、海外企業に先を越されることも、多々あるといいます。こんなに、がんじがらめにしている上、さらに、利権で縛りまくろうという官僚の動き…。彼らは、この国をどうしたいのでしょうか。講演会の現行の準備をしていたら、いろいろ考えて、暗澹とした気持ちになってしまいました。

 さて、相場のほうは、やはり、調整色を強めてきました。市場の期待が先行しているのが、よほど怖いと見えて、ドイツの財務相と、広報官は「まだ23日のユーロ圏首脳会議での安定化策の提出はできない…」とコメントしています。朝も書きましたように、公的な資本が入り銀行経営がやりにくくなるのは、かなわないとして、銀行の抵抗が続いています。まだ、ギリシャの債務カットの比率も決まっていません。これが決まらないと、試算査定もできませんし、目標とする自己資本比率をいくらにするかで、必要資本の額も異なってきます。今後、決まる内容によっては、公的資金投入による財政負担の増加も懸念されます。ムーディーズが、財政負担が大きくなりそうなフランスの格付け方針をネガティブにする方向で見直す…としたのも、このあたりを受けてのものです。絶対的な信用を誇っているドイツだって、今後、債務国絵の資金支援負担が増加する…として、CDS市場では、格下げ状態と同様の取り引きになっており、市場の動きを追認する格好で、格下げに言及する格付け会社が出てこないともかぎりません。まだまだ、将来的な危機が終わったわけでは無いことを頭に入れておく必要がありそうです。

 ただ、市場の先走りを懸念しての発言が出てくるというのは、EUの首脳が市場を意識していることを示しており、今回は空振りに終わることはなさそうです。今日の欧州株は、昨日のドイツ財務相などの発言やフランスの格付け見通しの「ネガティブ」への変更を嫌気し、続落してスタートしています。また、昨日の米国と同様に、この日発表されたZEW景気指数が9月の-44から、-51に悪化。景気への懸念を織り込む動きになっています。また、中国の7~9月期GDPが、予想、前月水準ともに下回ったことも嫌気されているようです。ただ、先週末までに、ドイツDAX指数が13週移動平均線まで戻すなどテクニカルな戻り一巡感が出ていましたから、ここでの調整を余り気にする必要はないような気がするんですが。むしろ、ドイツなどEUの輸出国にとっては、ユーロ安がプラスに作用する可能性のほうが大きいものと思われます。実際、この日発表されたルイビトンの業績は、アナリスト予想を上回る売り上げになっています。

 まあ、とりあえず相場の段階は、強気相場は相悲観の中から生まれ、懐疑の中で育つ…ところに移行してきたといえそうです。

 日本株については、国内の政治経済は機能停止状態ですから、海外情勢次第の展開。特に、CME日経平均先物の終値に追随して、寄り付き段階で先物売買があり、その後は膠着状態に陥るという状態が続いています。今日の日本株も同じ状態…。昨日のCME終値が8795円でしたが、円が高くなった分売りが増加。先物は8750円とCME価格を下回って始まっています。昨日まで買われた輸出株が売られたほか、前週まで上げていた成長株も売られるという、ほぼ全面安の展開。その中で、超低位株が日計り感覚で買われたほか、ファンドの買い増し思惑の日産車体、リチウムイオン電池の画期的なセパレーターを開発した特殊東海製紙など材料株が個別に買われる程度…。日経平均の終日値幅は46円と、ますます膠着感が強まっています。まあ、方向感がつかめない以上、動くこともできず、出来高はとうとう11億株台、売買代金は8384億円と、昨年12月28日以来の水準に減少しています。

 想定通りとはいいながら、ちょっとひどい状態ですね。欧州情勢への懸念が再燃したうえ、欧米、中国の景況感
の悪化が投資家の買いの手を鈍らせています。欧州の場合は、4月、7月の2回の利上げで、中国は資産インフレと食料インフレの押さえ込みを重視する余りオーバーキル状態となっており、ともに、利下げや金融緩和が焦点になっており、次の相場ので直りは、これがポイントになりそうです。案外早い時期に実施されそうですが、もし実施されたとしても、日本の場合、どうせ日銀は何もしませんから、円高になり主力株の動きは鈍ることになります。いっそのこと、海外株を買うほうがましみたいな気がしますが、ドルの軟化は、リスク指向を強めますから、国内では、成長余力の大きい企業と、底割れ懸念の後退から、材料株がかわれることになりそうです。まあ、どうするかは、日米とも25日線に届いたときの相場の反応を見て考えても遅くはないものと思われます。当面は、次の買い場探し…。それにしても、今日のサイバーネットシステム(レポート直近号の銘柄)の動きにはビックリでした。
※新規会員を募集しています。関心のある方は、レポート案内をみるか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

景況感の悪化に加え、欧州情勢の不透明感の増幅から、急反落して終了
 おはようございます。 今日の朝の生駒のお山は、くっきりと見えています。周りには雲ひつと無い青空です。心なしか、深緑の山肌に、赤の色が混ぜ込まれたような感じになってきました。秋の色は日ごとに深みを増してきたようです。

 さて、「あまり期待ばかり先走りすぎてもね~」と、昨日はドイツのショイブレ財務相とメルケル首相の報道官から、23日のEU圏首脳会議で「安定へ向けての最終案の提出は無い…」という発言が相次いで出てきました。今回の危機収束では域内銀行の自己資本引き上げが焦点になりますが、自己資本査定の前提になるギリシャの債務カットの比率(金融当局の50~60%と銀行側の30%が対立)が決まらないほか、、目標とする自己資本比率についても8%なのか9%なのかが、いまだにはっきりしません。企業経営への干渉を嫌う銀が、公的資本の導入を嫌うのは、日本や米国の金融危機時にもあったことですから、23日までに解決する…と期待するほうに無理があります。まあ、株価のほうも一旦戻り、利食い場を探していたところですから、絶好の利食い売りの材料になった…というところでしょうか。

 銀行の自己資本の目標が8%になるか9%になるかで、国の財政負担の額も異なってきますが、市場が安定しては困る(?)格付け会社ムーディーズは、早速、フランスの格付け見通しを、3ヶ月以内に「ネガティブ」方向で見直す…と、市場を引き戻す動きをしてきました。このところ、主要格付け会社が、米国や欧州の銀行を中心に格下げを連発してきましたが、全く市場は受け付けませんでしたから、ドイツの発言に歩調を合わせるように悪材料を出して気ました。まえもって、どこかの投機家がポジションを作っていたのを援護射撃するような意図はなかったのでしょうね。欧州の波乱の一服から、景気に関心が移っていた米国では、景気指標の悪化に加え。、ドイツの水をかけるような発言を受け、せっかく20ポイント台に下落していたVIX指数が18%を超える上昇になり、再び、30ポイント台に乗せてしまいました。まあ、予想通りですから意外性はありませんが、ここからの株価の戻りが、一本調子ではないという、啓示みたいな動きと見ておけばいいでしょう。

 17日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万1387ドル10ドル -247ドル49セント(2.13%)

 NASDAQ総合指数 2614.92ポイント -52.93ポイント(1.98%)

 S&P500 1200.86ポイント -23.72ポイント(1.94%)

 CME日経平均先物(円建て) 8795円 -105円

 米国10年もの国債金利  2.157% -0.091%

 ニューヨーク原油 86.38ドル -0.42ドル

 GOLD 1676.60ドル -6.4ドル

 ドルインデックス 77,22 +0.61  


 昨日の米国株は、朝方発表されたニューヨーク連銀製造業景気指数(10月)が予想を大幅に下回ったことや、欧州情勢の不透明感が再び強まったことを嫌気し、反落してスタートしました。市場の関心が、景気に移行していたときに景況感の悪化を示す指標がでてきたことを嫌気。産業資材など景気敏感業種が売られたほか、ドイツ財務相などの発言を受け、ドルが上昇。原油など資源価格が下落したことを受け資源・エネルギー株も売られています。また、この日発表されたシティの決算が、決算手法の見直しによりかさ上げされていたことや、ウエールズファーゴの利益が予想を下回るなどしたことを嫌気。金融株も売られるなどしたことから、次第に利食い売りが増加。終日、じり安する展開になりました。結局、主力3指数は反落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前週末比5788万株増の9億401万株。騰落状況は値上がり575、値下がり2471と、大幅な値下がり超でした。

 業種別に値上がりしたのは、パイプライン運営のみ。水関連、公共事業関連、ガス供給などの下落率が小さかったようです。一方、下落上位は、アルミ、石炭、鉄鋼、産業資材、人材派遣など景気敏感業種が目立ちました。ニューヨークダウ30種は全面安。景況感の悪化を嫌気し、アルコアが6.6%下落したほか、スリーエム、デュポンなど景気敏感株が下落。タイ洪水によるHDD供給への懸念からヒューレッドパッカードが4.8%下落したのが目立ちました。この日は、引け後にIBMが決算を発表しましたが、売り上げが市場予想を下回り、引け後の夜間取引で下落。今晩の市場への影響が懸念されます。

 週明けの米国株は、急反落してスタートしました。欧州発の悪材料や米国景況感の悪化が引き金になりましたが、直近レポートでも指摘していたように、ニューヨークダウは、ボックス相場の上限に週末とどいていたことや、下落中の75日線の下落圧力も受けており、昨日の動きは予想されたものでもあります。当面、下押し圧力がかかりそうですが、すでに25日線が上向きに転じているほか、50日線との間でGC(ゴールデンクロス)が接近しており、下値はこの付近までと見ておけばよさそうです。また、昨日は、NASDAQ100指数も、窓埋めと9月20日の戻り高値からやや反発しておわるなど、相変わらずの腰の強さを示して終わっています。史上最高値更新まで余り時間はかからないかもしれません。

 米国株は急反落、CME日経平均先物は、大証先物終値を105円下回る8795円で帰ってきました。円は、EU危機懸念が再発したことを受けて買われ、対ドルが76円80銭台、対ユーロが105円50銭台にそれぞれ上昇して帰ってきmした。今日の日本株は、海外安やCME先物終値にサヤ寄せする格好で軟調に始まることが予想dされます。為替が円高に振れたことで、昨日上げた輸出主導株にも売り圧力がかかりそうです。直近レポートでも主力株のリバウンドは一巡する可能性が高いとし昨晩の書き込みでもシーソーの話を書きましたが、やはり、懸念した動きが出そうです。まあ、想定通りの動きですから、意外感はありません。レポートでは、成長株について、結構、厳しい押し目買い水準を設定して注目株を選びましたが、うまく引っかかってくれるかもしれませんね。引き続き、第一四半期の高進捗率銘柄に注目。昨日は、第一四半期の進捗率が40%を超えていたハウス食品が増額修正を発表してきました…。
※新規会員を募集しています。関心のある方は、レポート案内をみるか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

海外株高を受け反発するも、買い一巡後はいつも通りの膠着相場に…
 日本企業には疫病神でも憑いているんでしょうか。震災のサプライチェーン寸断から立ち直ったら、次はタイの大洪水…。日本から進出した300社を超える企業が影響を受けるといいます。また、被害を受けた工業団地に日本から進出した中小企業も多いようですが、主力納入先の大手企業が海外に進出したため、仕方無しについていった企業も多いと思われ、経営体力もそれほど強くないはず…。なるべく短期間に収束するようにお願いしたいものです。それにしても、日本のGDPのわずか1%くらいしか稼ぎ出していない農業を保護するために、TPP参加を渋り、企業に過大な負担を強いている、今の体制派といわれる人たちは、どこまで日本を貶めたら気が済むのでしょうか。もっと、国内生産のコストを下げることを為政者がすれば、無理して、低関税の海外に出て行く事も無いのに…。今回の九州電力のやらせメールの顛末についても、政と民のもたれあいを守ろうというところから発生しています。良いですね、この国は…。他の国の国民なら、これだけコケにされたら、とっくの昔に暴動が起こっていますよ…。

 さて、株式市場は相変わらずの無気力相場が続いています。欧州問題が、とりあえず収束へ向けて動き出したことを好感。海外市場が売られすぎの修正相場に入ってきたにもかかわらず、市場エネルギーは一向に盛りあがってきません。今日は、先週末のCME日経平均先物が、週末の大証終値を100円上回る8870円で帰ってきていたことや、ユーロ買戻しから円相場が対ドル、対ユーロに対し、下落したことを好感。先週に続き輸出株が買われたことや、先物価格がCME終値にサヤ寄せする格好で買いが先行。裁定買いを誘発したことから指数銘柄を中心に反発して始まりました。ただ、買い一巡後は、いつものように見送り商状となり高値で膠着。中国・上海市場が方向感を書いた展開になったほか、GLOBEX市場の米国株の動きも小動きで、手がかり材料のないままに、引けまで小動きに推移。日経平均の終日値幅は、わずか56円にとどまっています。

 結局、日経平均は、131円64銭高の8879円60銭高、TOPIXは13.07ポイント高の761.88ポイントと、ともに反発して終わっています。ただ、商いはさっぱりで、出来高が14億5314万株、売買代印は8916億円と、今年最低に落ち込みました。日経平均サイコロは6勝6敗と落ち着いているものの、騰落レシオは99、RSIは68と、急激に上昇してきました。まあ、あまり肩に力を入れて解説するような相場ではありませんね。

 ただ、今日の上げで、9月16日の戻り高値を上回り、直近、二つの高値を抜いてきました。米国流のチャートなら強気のサインです。また、陰転していた3本新値も、本日陽転してきました。このあたりを、海外投資家がどう評価してくるか…。これだけ相場環境が好転し、為替も円安に振れているのに、朝の海外投資家動向は売り越し…。決算発表を控えて、ただでさえ業績の減額修正が怖いのに、タイの水害の影響が読みきれないことから、大口投資家は、なかなか買いに出れないようです。海外投資家にしても、業績の下方修正や景気への懸念が強まっているときに、増税論議をしている国の株なんて買う気はしないでしょう。

 それより、ユーロが戻せば、ドルが下落。リスク許容度が増しますから、売り込まれてきた新興国株や欧米株を買ったほうが妙味が大きい…ということでしょう。今日も欧州株は上昇して始まっています。直近、レポートでは、当面の相場は強調相場が予想されるものの、前週号のリバウンド取り方針に修正を加えておきました。まあ、成果が上がった、ということもありますが、米国のNASDAQ100指数の史上最高値更新が目前になっており、物色の方向性が再度「成長性」重視にシフトしてくる可能性があります。とくに、系列企業を多くもつところや、投資有価証券が多い企業では、藪から棒で株式の評価損を計上してくる怖さもあります。それと、大きいのは、欧州危機のときにも。、それほど下がっていないことが、投資妙味を希薄化させているようです。

 まあ、頭の良い人は、あれこれ考え理論付けして動かないことを選択しますが、個人投資家は、ひとまず下値不安が遠のいたとして、日計りディーリングを復活。今日は、ひさびさに、超帝位株がにぎわってきました。雑株の決算が発表されるまで、まだ時間がありますので、当面、超帝位株が循環物色される流れが起きるかもしれません。ただ、こんな「当たるも八卦…」みたいなやり方をするのは、お勧めできません。ここは、あくまでも成長性をベースに置いた投資がベスト…。以前から、第一四半期の進捗率の高いものに注目するように書いてきましたが、最近、この中から増額修正を発表し、株価が上げるものが増えています。
 引き続き、独自の販売形態をとる小売やネット関連、オンリーワンの事業を営む企業を、主力株が買われている間に押し目買いするのが良いんじゃないですかね。市場に新規の資金が入ってこない以上、相場の物色対象はシーソーゲーム。一方が買われると、一方が沈む…。確率を上げようと思ったら、どちらを狙えば良いか…。

 テクニカルな節目に近づいた米国株…。当面は強いが、目先の糊代はあんまり大きく無いように思うのだが…。会員の方は、昨日送信したレポートの米国株のチャート分析のところを読んで置いてください。今の相場が意外なところに位置していることが分かります。まだまだ、米国株次第の展開が続く…。
※新規会員を募集しています。関心のある方は、レポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

好調な景気指標や企業業績を背景に急伸…過去最高値に近づくNASDAQ100
 おはようございます。 今日の朝は、ものすごい雷鳴と雨音で目を覚まされました。屋根や外壁をたたく風雨は、奈良県に引っ越してきてから、一番、強かったのではないでしょうか。そのまま眠れずに、日経が配達されるのを待っていましたが、新聞を取りに行くと空気が生暖かい…。日本の天気が亜熱帯化していると、どこぞの学者が言っていましたが、さしずめ、朝まだきの雨はスコールというこか…。いやはや、大変な時代になりそうだ。

 さて、市場をめぐる景色はすっかり変わろうとしています。まだ、欧州問題はlくすぶり続けたままですが、市場というものは移り気なもの…。すでに、危機のことは忘れ、景気のほうに関心が移っているような感じです。「第二のリーマンショック再来…」などといって、慌ててリスク資産を売ったものの、回りの景色が変わって、冷静にみると、最近発表される米国の景気指標には、アナリストの予想を上回るものが増えていました。昨晩発表された小売売上高は、予想を倍近く上回り、グーグルの決算は、企業の広告が増加し、四半期ベースでは、売上高、利益とも過去最高を更新…。アップルの新商品「i Phone4」は今週末までに米国内だけで400万台を売り上げる勢い…。これって、ほんとに景気が下向きになってるの…。これが、最近の投資家心理では無いでしょうか。

 リーマンショックによる急激な景気後退以来、財政資金や金融政策のてこ入れで景気は急回復。財政の支援が撤退し息切れが目立った昨年7月以降は、金融政策が後押しし、景気はそれなりのスピードの回復をしてきました。しかし、それも終わり、現在は景気の自律回復力を試す段階に入っています。市場は、カンフル剤を注入されたときの回復スピードの幻想に惑わされて、景気二番底に向かう…など、弱気が支配的になってきました。しかし、弱気の見通しと異なり、景気は一向にマイナスに転じてきません。低い水準ながらプラスを維持しているのです。もしかしたら、政策の後押しなしに民間の実力で成長し始めているのかもしれません。これが、景気の巡航速度だとしたら…。これまでの株価の低迷は、カンフル剤の支援を受けていた景気に対する幻想と、自律回復による巡航速度とのギャップから生まれているものかもしれません。そうだとすると、「これが当たり前…」という考えに早く切り替えたものの勝ち…。当面は、幻想への失望感から売られすぎた分を、巡航速度まで修正する相場になりそう。のりしろはあまり残っていないと思いますが…。

 14日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万1644ドル49セント +166ドル36セント(1.45%)

 NASDAQ総合指数 2667.85ポイント +47.61ポイント(1.82%)

 S&P500 1224.58ポイント +20.92ポイント(1.74%)
 
 CME日経平均先物(円建て) 8870円 +100円

 米国10年もの国債金利 2.248% +0.063%

 ニューヨーク原油 86.80ドル +2.57ドル

 GOLD 1683.0ドル +14.5ドル

 ドルインデックス 76.61 -0.46


 昨日の米国株は、パリで開催されているG20財務相・中央銀行総裁会議への期待感に加え、朝方発表された小売売上高が予想を大幅に上回ったことを好感し、急反発してスタートしました。前日引け後に発表された検索大手グーグルの決算が四半期ベースで過去最高を更新したことに加え、業績好調の要因がネット広告の増加にあったことから、景気は予想外に底堅いとの観測が広がり買い物が増加しています。一時、10月のミシガン大消費者信頼感指数が前月から低下したことを嫌気し、上げ幅を縮める場面もありました。ただ、ドルの軟化を受け、原油など国際商品が上昇したことから、資源関連株などが買われ、指数を押し上げ、引けにかけ上げ幅を拡大。結局、ニューヨークダウとS&P500は反発。ハイテク株が多いNASDAQ総合指数は5日続伸して終わっています。ニューヨーク市場の出来高は、前日比5119万株減の8億4613万株と低調。買戻し主導相場だったことが予想されます。また騰落状況は、値上がり2527、値下がり516。

 業種別で値上がりしたのは、家電、石油関連サーボス、ネット関連、石油探査などが上位。一方、原油上昇を嫌気した航空会社、水関連、ビール、バイオテクノロジー、ソフトドリンクなど。ニューヨークダウ30種は、値上がり28、値下がり2。下落したのは、AMEX,バンクオブアメリカの金融関連2社のみ。いずれも下落幅は小幅にとどまっています。一方、デュポンやキャタピラーがそれぞれ3%を超える上昇。GE、スリーエムが各2%上げるなど景気敏感株の堅調ぶりが目立ちました。個別では、業績好調をうけたグーグルが5.3%、アイホン4の販売好調が伝えられるアップルが3.3%上昇。特にアップルは上場来高値422ドル86セントに、あと86セントに迫っています。また、アイホン4向けに、半導体チップを供給しているクアルコムが急伸するなど関連株人気も広がっています。

 予想通り米国株はNASDAQ市場をリード役として出直り色を強めてきました。もっとも注目するようにと書いてきたNASDAQ100指数は昨日も1.94%上昇。主要3指数を上回っています。今年7月の市場最高値に急接近していますが、上げの内容をみると7月相場とは大きくことなっています。詳しくは、レポートで解説する予定です。日本株に関しても構造転換を書いてきましたが、米国も同様に大きな転換が起きようとしています。いつも書くことですが、主力株から見るのか…、成長株から見るのか…。自分の立ち位置で相場観が大きく変わることだけは頭に入れて置いてください。

 米国株は上昇。CME日経平均は大証終値を100円上回る8870円で帰ってきました。G20開催を嫌気して、ユーロを買い戻す動きが強まり、円の対ユーロ相場は再び107円30銭台、対ドルは77円20銭台にそれぞれ軟化しています。このまま、悪材料が出なければ、週明けの日本株は堅調に推移することになりそうです。物色対象、銘柄などは、レポートを参考にしてください。日本株は米国株次第…ですが、昨日VIX指数が8月3日以来、30ポイント割れになりました。米国の投資家が一番注目してきた指標ですが、これで投資家のムードもずいぶんと変わりそうですね。
※新規会員を募集しています。関心のある方はレポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

スペイン格下げなどを嫌気し反落…週末控えで、一旦、ポジションを解消する動きが強まる
 格付け会社の動きを気にしていましたが、今週の格下げ実施は異常なくらいでしたね。大手3社が、競うように格下げやネガティブ見通しを発表していました。相場解説をみると、「事前に予想されたこと…」で片付けているようですが、先々週の地合だったら果たして無事に済んだかどうか…。見通しを「ネガティブ」にした場合、3ヶ月以内に格下げするかどうかの結論を出さなければならない、という内規があるようですから、正月までには、銀行や問題国国債の格下げラッシュがくるかもしれません。そのときに、市場が「織り込み済み」で片付ける強さを身に着けているかどうか…。もし、今、「あれをする、これもする…」と言っていることが、ぜんぜん実行されていなかったら…。まあ、これまでの「会議は踊る…」の再来をみていたら、まんざら無いとはいえないだけに、油断なく見ていく必要がありそうです。

 今日朝の書き込みでも、欧州銀行の自己資本比率引き上げの仕方が問題になる…と書きましたが、公的資金を導入して、あれこれ経営に口を出されてはかなわない、として、資産圧縮を進めた場合、保有国債の売却で正常な国の債券まで下落してしまう懸念がありますし、貸し出し債権の圧縮をした場合、貸しはがしが行き過ぎ、景気が影響を受ける可能性も出てきます。それに、今回、米国は、かなり熱心に口を挟み、ガイトナー財務長官が、初めて、ECB財務相理事会に歓迎されざるオブザーバーとして出席するという、異例の干渉をしています。これに先立つ、前回のFOMCで、FRBは、一度取りやめた住宅担保ローン証券(MBS)の買い取りの再開を唐突に決めましたが、市場では、疑念を挟む向きも多かったようです。この背景は、資産圧縮を進める欧州銀行がMBSを売却する可能性が強まり、放置しておけば、米国の住宅市場が、再び、底割れする可能性が高まったためではないでしょうか。そのため、FRBが受け皿作りをおこなったほか、財務長官が、強行に口出しした、ということでしょう。

 一説には、欧州の銀行が持つドル建てのMBSなど証券化商品は3000億ドルに達しているといい、これが実際に売りに出されたら市場性がなくなっているだけに、欧米の銀行は大変な損失がでることになります。住宅市場もただではすみません。米国としては、なんとしても資産売却なしに資本充実をさせるように、欧州を導いていくことが重要になります。もし、欧州銀行が、公的資本の導入をしぶった場合、再度、全体がおかしくなる可能性があることは考えに入れておいたほうがよさそうです。おそらく、米国は薄氷の上を渡るような感じではなかったのでしょうか。いまでもその状態は変わりませんが…。

 さて、昨日は、鬱憤ばらしみたいに書きたいことを書いてしまいました。少々、冷静さを欠いていたと反省しております。まあ、今日の日本株も、基本的には同じような相場展開…。CME日経平均先物にサヤ寄せする格好で、安寄りしたあとは、再び、(指数は)こう着状態に突入。朝方、スペイン国債の格下げが実施され、ユーロが下落し、円高になった分だけ余分に売られた形ですが、終日値幅は、54円と小幅にとどまっています。日経平均は75円29銭安の8747円96銭、TOPIXは10.02ポイント安の748.81ポイントと、ともに反落して終わっています。出来高は15億6172万株、売買代金は1兆1148億円と、ともに薄商いですが、今日は、オプションSQで、これに関係する分が、出来高に1億4900万株、売買代金に1542億円含まれていましたから、実際は、記録的な閑散商いだったことが分かりますす。日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは97、RSIは56と、株価が下落したもののモメンタム系の指数は上昇しています。

 まあ、昨日までは欧州情勢の落ち着きから、「外需株売り・内需株買い」のロング・ショートポジションの解消が行われ、電機や精密、機械、海運などが勢いよく戻り、一方で、小売株や紙パルプ、不動産などセットで買われたものが売られて下落する…という展開になりました。ただ、週末控えであるほか、円が上昇したことから今週上昇した外需株が売られたものの、一方の内需株・ディフェンシブ株が買い戻されることはなく、ほぼ全面安になっています。まあ、休みの間に何が起きるか分かりませんから、とりあえず、売るものは売って、ポジションを持たずに越週しようということでしょう。

 まあ、スペインの格下げを受けた欧州市場は、中国のCPI(消費者物価指数)、PPI(生産者物価指数)の低下を好感。ドル安から国際商品が値戻ししたことから、資源株などが買われ上昇して始まっています。G20財務相・中央銀行総裁会議がパリでありますので、何らかの進展があるのでは…とする期待感もあるようです。欧州の立会時間中に、米国の小売売り上げ高、ミシガン大消費者信頼感指数など重要指数が発表されますので、最終的な動きは予想がつきませんが、欧米市場が高く終わってくると、来週の日本株も高くなることが期待されるだけに、何とか頑張ってもらいたいものです。

 今週の日本株は、3連休明けの11日に、下落トレンドからの転換につながる9月30日高値を上回る大きな変化を起こしています。7月8日以来続いた下落トレンドの転換ですから、今後の展開に大きな期待を抱かせます。当面、上値の壁を形成している9400円どころへの戻りが予想されますが、会員のかたにはレポートで図示してきたように、今週の高値は、上げの第2ポイントに対応したものであることが分かります。詳しい分析は、日曜日発信のレポートに譲りますが、おそらく、基調は年始高に向けて動き出しているものと思われます。
 今週も、五洋建設、JUKI,オークマ、島精機などが上昇しましたが、レポートでも書いていたように、今の相場は爪を伸ばすことは禁物。少ない値幅でも確実に手に入れることが大事になります。海外の状況を見ながら、来週の銘柄選別に入りましょうか。それにしても、「寒露」をはさむ「火」の登場でこれほど情勢がへんかするとは…。
※新規会員を募集しています。関心のある方はレポート案内をみるか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

欧州への懸念や銀行格下げの動きを受けニューヨークダウは反落…決算期待でNASDAQ市場は4日続伸
 おはようございます。 欧州情勢は、次のステップへ向けて、小休止というところでしょうか。市場は、資産査定のやり方や、銀行の自己資本の充実の仕方に関心が集まっています。また、裏では、銀行の資本充実に関し、EFSF(欧州金融安定化基金)からの資金導入が必要として、形態を転換する動きが始まるなど、早くも、次のステップへ向けての駆け引きが始まっています。

 前回の銀行査定では、各国で問題国国債の評価率について相違があり、市場が不信感を抱く原因になりましたが、ECBが果たして、統一的な基準を強制できるか、また、加盟国がそれを受け入れるかどうかが、次の問題になりそうです。目標とする自己資本比率を、8%にするのか9%にするのか…も問題。市場は冷静に事態の推移を見守っています。スイス大手銀行の試算では、必要資本額は2200億ユーロに達するとされ、これだけでEFSFの半分の資金を使い切ってしまいます。

 次に懸念されるのが、資産査定後の自己資本比率の上げ方。欧州銀行は一応に、公的資金の投入は必要ない、といっていますが、それに代わり、資産の圧縮が取られる可能性があります。つまり、日本で流行った貸しはがしによる貸し出しの回収や資産の売却などです。前者は、景気の悪化につながりますし、後者が実施されれば、ドル建ての証券化商品が売られる可能性もでてきます。それにより、米国の住宅業界は再び大きなダメージを受ける可能性がでてきます。結局、米国が行ったように、一律の強制注入が望ましいのですが、これをやれば国家財政が悪化して、格付け会社の餌食になる…。プライドばかりの銀行経営者が、果たして強制資本注入を受け入れるかどうかも問題…。ここでも、また、政治、経済が誘導していないEUの限界がでてくる…。

 13日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万1478ドル13セント -40ドル72セント(0.35%)

 NASDAQ総合指数  2620.24ポイント +15.51ポイント(0.60%)

 S&P500 1203.66ポイント -3.59ポイント(0.30%)

 CME日経平均先物(円建て) 8795円 -5円

 米国10年もの国債金利 2.185% -0.027%

 ニューヨーク原油 84.23ドル -1.34ドル

 GOLD 1668.5ドル -14.1ドル

 ドルインデックス 77.04 +0.01


 欧州金融危機への懸念がくすぶるなか、小売大手カルフールが欧州市場での販売不振を理由に、今年度2度目の業績下方修正を行ったことから、欧州景気の弱さを懸念。また、中国の輸出が鈍化したことから世界景気の減速も懸念され、欧州の主要株式市場は全面安になり反落して終わっています。昨日の、米国株は欧州株安に加え、この日発表された銀行大手JPモルガンの決算内容が、予想以上に悪かったことや、格付け会社フィッチが主要13行をネガティブ方向で見ていくと発表したことから、金融株中心に売られ、反落してスタートしました。また、欧州株が軟調になったことからユーロが売られ、ドルが上昇したことを受け、原油など国際商品が下落。資源・エネルギー株が軟調に推移したことも、指数の足を引っ張り、ニューヨークダウは、一時、1万1377ドル(前日比141ドル安)をつける場面もありました。ただ、決算発表への期待感から、ハイテク株が堅調に推移したことから、一段と売り込む動きはなく、安値圏では買い物もはいり、引けにかけニューヨークダウは下落幅を縮めて終わっています。ハイテク株が堅調に推移したことを受け、NASDAQ総合指数は4日続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比1億6608万株、騰落状況は、値上がり1179、値下がり1809でした。

 業種別でのい値上がり上位は、航空会社、半導体、ネット関連、水関連、石炭など。一方、下落したのは、銀行、損保、投資サービス、ギャンブル、生保など。JPモルガンのさえない決算、米主要行13行のネガティブ方向での見直しを受け、KBW銀行株指数は約3%下落しています。ニューヨークダウ30種は、値上がり11社、値下がり18社。バンクオブアメリカが5.5%、JPモルガン4.8%がそれぞれ下落。連日、乱高下を繰り返しています。

 ニューヨークダウは反落して終わりましたが、昨日も書きましたように、テクニカルな壁に到達していましたので、昨日の動きはセオリー通りと見ることもできます。昨日は、安値1万1377ドルをつけたあと、反発に転じていますが、これは、9月27日の戻り高値1万1398ドルの頭をたたいてからのもので、これもセオリーどおり。すでに25日線が上昇に転じているほか、50日線とのゴールデンクロスの時期も迫っており、ボックス突破のためのエネルギー蓄積期とでも見ておけば良いでしょう。一方、今後の相場の指標としてみていくようにと書いたNASDAQ100指数は、昨日0.86%上昇。4連騰しています。すでに、200日線もクリアしています。終値ベースでは、9月19日の戻り高値を抜いていますが、今後、アップルやアマゾンなど主要企業の決算発表とともに、一段と主力株との格差を広げることになりそうです。昨日引け後に発表されたグーグル決算は市場予想を上回っており、引け後の取引では6%を超える上げになっています。

 昨日の米国株は高安まちまちの動き。CME日経平均先物は、大証終値比5円安の8795円で帰ってきました。レンジは8745円~8855円。円相場は、米国市場の引け後に、S&Pがスペイン国債の2段階引き下げを実施したことを受け、対ドルが76円80銭台、対ユーロは105円60銭台に上昇して取引されています。本日の日本株は、CME終値は変わらずですが、スペイン格下げによる円高を受け、寄付きから軟調スタートが予想されます。またSQ値を低めにしようという売りもありそうです。昨日も、外需株からロングショート取引で、このところ売られてきた内需株に投資妙味がでてきた…と書きましたが、どうやら、今日は買戻しの動きが入りそうです。米国で、ネット関連が上昇。クラウド関連のアカマイが4.8%上げるなどしており、ネット関連の見直し買い…。週末控えで無理するところではありませんが…。
※新規会員を募集しています。関心のある方はレポート案内をみるか、メールフォームにて、直接お問い合わせください。 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

海外株高を受けて反発するも、新規資金の流入無く、相場はこう着状態
 野田政権が成立して「どじょう」だ、「低姿勢だ…」とおばちゃん受けする発言や行動をしているものの、ソフトムードと裏腹にやってることは、所得税を含め国民負担の増大を求めることばかり…。結構、ハードなことをやっていますよ。とんでもない原発事故をおこした東電は、いまでも存在していますし、ボーナスも給料も支給されています。C型肝炎患者への賠償など、国が犯したミスの付けを何故国民が払わなければならないのか…。原発事故の賠償にも、最終的には税金が投入されることになるものと思われますが、肝心な原発行政失敗の責任を誰かが取るのか…。そして、まず、第一に、責任者たる国が、責任をとるために身を削ったのか…。

 これから、数年かかって国民負担を求めていくというのに、国会議員はわずか半年だけ給与を減らして、良しとしている…。海外では、エスタブリッシュメント(体制派と言われる階層への批判が強まっているが、度重なる失政や改革の足を引っ張り、日本の成長を阻害しながらも、のうのうと高給を食んでいる…。昨日の経団連との会談で軽佻浮薄な財務大臣は、消費税の引き上げを、体制派の経営者の前で、高らかに宣言してくれました。でも、輸出企業の場合、消費税が還付されるのを分かっているんでしょうか。いくら税率が上がっても、痛くもかゆくもないといいます。それどころか、系列取引をとおして、消費税をただ取りするようなシステムも存在しているといいます。まさに、やりたい放題の利権構造が、今の日本に張り巡らされいるのです。問題があるのを分かっていても、マスコミは広告料欲しさのために書かない…。どうしようもない、体制派のもたれあい構造がこの国には蔓延しているのです。

 震災を機に、日本は、戦後のような奇跡の復活をする…なんて甘い観測もあるようですが、戦後は、GHQが、財閥解体、戦争責任者の公職追放、農地解放など、戦前のしがらみを、すべて壊したことが、発展を容易にしたことを忘れてはなりません。ひるがえって、震災の復興作業をみると、何かしようとすると、そこは何省の管轄、別のことをしようとすると、ここは何省の管轄…といって作業が一向に進まないといいます。縦割り行政のひずみがすでに顕在化していますし、復興事業にしても、自由にやれるようにするといいながら、中央官庁の許認可がいるような文言を滑り込ませてあり、いちいち、震災の現場にもいったことが無い官僚にお伺いを立てにいかなければならない…。これで、戦後のような復活が可能になるわけはない。結局、政治家とつるんだ土建業者を儲けさせて終わり…ということになるんでしょう。

 まあ、一旦、中止が決まりながら、いつの間にか建設が再開されていた朝霞の公務員住宅の一件をみていれば、この国をむちゃくちゃにしているものの正体が分かるはず。日本の国際競争力低下の原因に、公的システムの不効率性が海外からも指摘されています。なぜ、彼らが横柄なのか分かりませんが、自らの失政の付けを国民に持ち込まれてはかなわない。まず、自らの身を削ったあとに、国民にお願いするのが筋だと思うのだが…。もっとも、筋論が通用するようなら、この国はとっくの昔に変わっていたはずだが。野田さん、これだけの難題…あなたは解決できますか?国民が立ち上がるしかないと思いますが、大手マスコミまでが体制派になってしまい、国民に真実を知らせないばかりか、洗脳的な記事しか書かない。これでは、国民に目覚めろというほうが無理か?

 さて、冒頭から愚痴を書いてしまいました。最近の日本株を見ていると、朝方、CME日経平均先物にサヤ寄せすると、後はこう着状態。中国市場の動きや、GLOBEX夜間取引市場の米国株動向を見て、先物売買で海外の動きに合わせる…。日本には、独自の政治や経済が存在。また、海外には無い震災対策の財政出動という大きな好材料もあるというのに、全く国内要因から株価が形成されるということがありません。このところ、夕方の書き込みが、正直、苦痛になることもあります。銘柄の話だけだったら、レポートの、銘柄は順調ですから書くことはありますが、相場解説になると、海外要因ばかり…。国民生活がある以上、経済活動が営まれ、それをコントロールするために政治が動いているはずですが、相場から見る限り、完全に機能停止しているようです。

 今日の、相場も同様…。米株高を映し、CME日経平均先物が8800円台を回復して帰ってきたほか、欧州市場の安定から、円が対ドル、対ユーロで売られたことから、先物が買われ、それに機械的に裁定買いが追随。高よりしたあとは、こう着状態で、日経平均の終日値幅は46円…。円安になり外需株が買われたことで、これまでロングショート取り引きで売られていた外需株を買い戻し、買われていた小売株や紙パルプなど内需株が売られる…という展開になっています。為替の状況が変わったからといって、逆張りで、輸出株を買おうという動きがあれば、売買代金や出来高が増加するはず…。今日の出来高は、15億7951万株で前日比5400万株の増加。売買代金は、1兆53億円で。前日比300億円の増加…。とても新規の資金が流入してきているという動きではなさそうです。ロングショート取引の解消が、個別の動きを作り出しているだけ…ということでしょうか。レポートでは、ロングショート取引の解消が近いとして、直近号でJUKI,オークマ、島精機を取り上げましたが、うまくいっても満足感はえられません。

 全く、いつまでまっても復興計画の概要が出てこないのだったら、予算を与え、中央が一切関知せず自由にやってもらったほうが、経済が活性化するようにおもうのですが…。今のままだったら、被災地から、中央官庁や政治家にお伺いをたてにいくため、鉄道利用が高まるため、JR株がもっとも魅力がある…ということにもなりかねません。まあ、ぼやいて、政治が動くわけもなしで、当面は、海外株次第の展開…。

 欧州株は、たとえばドイツ株は6連騰し、すでに13週線にとどいてきました。また、世界2位の小売業者カルフールが今年度2度目の業績下方修正を実施。理由は、欧州市場の販売低迷…というように、景況感が急速に悪化しています。また、中国の輸出の伸びが鈍化し、世界の景況感の悪化が懸念され始めています。金融の混乱が落ち着いたら、次は景気の急減速懸念が待っていた…ということでしょうか。景気に関しては、あまり心配はしていませんが、朝も書きましたように、米国株も、上値抵抗帯に差し掛かっており、目先的に動きが鈍る可能性もでてきます。こういうときに、国内からのしげき要因が無いと、ずるずると、引きずられることになります。全体が一服するなら、業績の裏づけがありながら、ロング・ショート取り引きの解消で売られたところに妙味がでてきます。
全く、こんなやり方をして利益があがっても、全く感動がない。なんとか、日本に眠りから覚めてほしいものだ…。日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは99、RSIは52、なんともいえない数字。
※新規会員を募集しています。関心のある方は、レポート案内をみるか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

欧州情勢の安定を好感して上昇するも、高値の壁接近で上げ幅を縮める
 おはようございます。 

 欧州市場は、どうやら、平常心を取り戻したようです。域内銀行の資産査定のやり直し。それに基づく、段階的自己資本充実の推進…と、銀行のリスク許容度を高める動きが評価されたようです。また、欧州安定メカニズム(ESM)の一年前倒し実施の提案など、市場安定へ向けての一連の動きも、好感しているようです。ついこの間まで、加盟国首脳がてんでに勝手な発言をして市場を混乱させましたが、最近は、EU、ドイツ、フランスが、整合性の取れた発言をし、雑音がなくなったことも、市場の安心感を誘っています。ただ、本質は「会議は踊る…、されど進まず」で明らかになったように、お山の大将の集まり…。株価が戻り、為替が安定するなど市場が落ち着いてきたときに、果たして、黙っておられるか…。

 資産査定についても、イタリア、スペイン、ポルトガル国債のリスクまで含めた査定を行えば、最終的な資本注入でEFSFに依存する可能性は高く、増額案が出てきたときに、また、同じことが繰り返される可能性があります。現在、進められている対策は、あくまでも、一時しのぎ、時間稼ぎに過ぎないことを頭に入れておいたほうがよさそうです。昨日は、最後まで、欧州危機を懸念していたユーロが、ドル、円に対して買い戻され、通貨市場でも山場が過ぎたことを暗示しています。気になるのは、これで手がすいた資金がどこに向かうのか…。以前から、財政危機が目前に迫っているのに、手をこまねいているどこかの国がターゲット…と言ったヘッジファンドの親玉がいました。今回の危機で国債が海外投資家に買われており、支配玉が増えたということは、それだけ操作が容易になることでもあります。何時までも堂々巡りをしている場合ではないような気がするんですが…。

 12日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万1518ドル85セント +102ドル55セント(0.90%)

 NASDAQ総合指数 2604.73ポイント +21.70ポイント(0.84%)

 S&P500 1207.25ポイント +11.71ポイント(0.98%)

 CME日経平均先物(円建て) 8815円 +75円

 米国10年もの国債金利  2.212% +0.62%

 ニューヨーク原油 85.57ドル -0.24ドル

 GOLD 1680.60ドル +21.60ドル

 ドルインデックス 77.03 -0.60


 昨日の米国株は、EFSF強化案を否決したスロバキア議会が14日までに可決される見通しが強まったことや、銀行自己資本充実に向けての工程表が明らかになったことなどを好感。欧州株が上昇したことを受け、続伸してスタートしました。欧州銀行への資本注入により、住宅ローンを組み込んだドル建て証券化商品の売却可能性が遠のいたことから銀行株が上昇。欧州情勢の安定化を受け、大手銀行が生保や損保の株価見通しを上方修正したことから、金融株全般が上昇し、全体の上げをリードしました。相場環境の好転を受け、買戻しも入り、ニューヨークダウは、一時、1万1625ドル高値(前日比210ドル高)をつける場面もありました。ただ、9月中旬の戻り高値に接近するとともに、戻り売り警戒の動きも強まり、引けにかけ上げ幅を半分まで圧縮しています。結局、ニューヨークダウは反発。NASDAQ総合指数、S&P500は3日続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比1億8272万株増の10億6335万株、騰落状況は、値上がり2454、値下がり612でした。

 業種別の上昇上位は、損保、ホテル、生保、銀行、人材派遣など。一方、下落したのは、アルミ、水関連、酒類製造・販売、旅行代理業、医療サービスなど。ニューヨークダウ30種は、上昇25、下落5。欧州金融情勢の安定を受け、バンクオブアメリカが3.3%、JPモルガンが2.8%、AMEX2.7%、トラベラーズ2.4%など、金融関連の上げが目立ちました。銀行株の代表指数であるKBWBANKは3.3%の上げでした。また、キャタピラー、スリーエム、GEなど景気敏感株も指数の上げを上回る上昇率になりました。一方、市場予想を下回る利益でアルコアが約2.5%下落しています。

 ニューヨークダウは、反発しましたが、この日の高値からみると100ドルの上髭を残して終わっています。昨日高値の1万1625ドル付近には、下落中の25日線があり、昨日はこの下落圧力を意識した利食い売りが出たものと思われます。ザラ場ベースでは9月16日の高値を上回りましたので、強気は持続していますが、この1万1600ドル~1万1800ドルのゾーンはかなり強い抵抗帯。当面、高値波乱の動きになるのかもしれません。一方、昨日は、NASDAQ100も0.53%上昇。昨日は金融株が主役になりましたので、上げ率では見劣りしますが、当面の抵抗ラインとされた20日線もあっさりと上回ってきました。9月20日のザラ場高値2337ポイントを上回り、目先は一服…。200日線を固められるかがポイントに。
 
 米国株は上昇。CME日経平均先物は、大証終値を75円上回る8815円と、8800円の大台を回復して帰ってきました。レンジは8695円~8910円。昨日は、危機の一巡感から、ユーロが買い戻されドルが急落。これを受け、円相場は対ドルが77円20銭台、対ユーロが106円50銭台に下落して帰ってきました。本日の日本株は、CME高、円安を好感し外需株中心に買い戻される動きが強まりそうです。特に、欧州向け比率が高い、精密、機械、電機製品に加え、バルチック海運指数の上昇を受けた海運株なども注目されそうです。明日のオプションSQを控え、9月のSQ値8732円を意識した先物売に波乱する局面もありそうですが、個別では、外需株に大きく値を伸ばすものが出てきそうです。引き続き、ユーロ相場、GLOBEX、上海市場を横目で見ながらの神経質な展開…か。
※新規会員を募集しています。関心のある方にはレポートサンプル送付中。レポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

欧州情勢を懸念し、見送り気分の強い展開で4日ぶりに反落
 予想通り10月9日の「寒露」をはさみ、欧州情勢や相場つきも一変してきました。銀行の破綻危機を目前にして、欧州首脳がやっと危機意識を強めたことに、市場は満足。相次ぐ格下げやギリシャ国債の50%以上カットなど、結構大きい悪材料も跳ね返す力を示し始めました。昨日は、予想通り(?)スロバキアがEFSF増強合意を否決しましたが、今日の欧州市場は高よりして始まっています。ギリシャの債務カットについては、現行の21%では不足として、拡大すべきと言われてきました。すでにドイツでは、50%カットした場合に生じる銀行の損失について、補填ができない場合は、公的資金を投入する計画を持っており、市場は、銀行への資本注入の代わりに、債務カットがあるのでは…と考えてきていたはずです。市場が気にしていたのは、政府の支援の裏づけがないままに、債務カットだけが先行した場合、経営危機に発展する…こと。EU首脳が、危機意識を強め、公的資金投入やむなし…と腹をくくったことを市場が好感したことは、容易に分かります。

 すでに、米国では、ニューヨークダウが底入れサインである「赤三兵」をつけ、3本新値も陽転。強気相場入りを確認しています。日経平均日足も、7月8日に高値をつけて以来、3ヶ月にわたり、高値、安値を切り下げるダウントレンドをたどってきましたが、昨日の上げで、9月30日の戻り高値を抜き、初めてトレンド転換を起こしています。レポートでも、相場がトレンド転換する急所として、書いてきたポイントでもあります。やっと、面白くなってきそうです。これも「寒露」から、恐怖の「水」→喜びの「火」に気変わりしたおかげでもあるのでしょうか。

 昨日は、徹底的な引き締め策を実施。オーバーキルになって、中小企業経営が困窮。高金利のやみ金が横行している中国が、大手銀行の株の買い支えに動き、ついに株価対策に動いてきました。中国政府ががまとめた(中小企業経営を反映した)PMIは、判断の分かれ目になる50を下回り、景気に失速懸念が出ています。早めに手を打つ必要がありますので、株式市場てこ入れに続き、預金準備率の引き下げ(利下げまでは行かない…?)くらいはあるかもしれません。まあ、状況はまだ何も改善されていない感じがしますが、10月はじめの、先行きが見えない状況に比べると、先行きに光明がさしただけでも、市場は好感するものです。

 さて、今日の日本株は、昨日まで3日続伸したところに、ニューヨークダウが反落して帰ってきたことに加え、朝方から、スロバキア議会がEFSF合意を否決したとつたわり、売り先行で始まりました。また、GLOBEX米国株先物が軟調だったことも、利食い売りを誘いました。しかし、政府の四大銀行への株価てこ入れを好感して、中国株が上昇したことから、日経平均も一時前日引け値に接近する場面もありました。ただ、週末にSQを控え、9月のSQ値8732円を意識した売りが入り、終値はSQ値にサヤ寄せする前日比34円78銭安の8738円90銭、TOPIXは1.56ポイント安の753.44ポイントと、ともに小反落して終わっています。出来高は、15億2453万株、売買代金は9750億円と1兆円の大台を割り込んでいます。まだ、強気になり切れない投資家が多いことを示しています。 日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは94、RSIは50でした。

 業種別では、家運、鉱業、機械、ガラス・土石など11業種が上昇。一方、金属、証券、不動産、保険、食品など22業種が下落しています。ディフェンシブ系売り・外需株買いの商いが続いており、ロング・ショート取引の解消が進んでいるようです。今日は、機械株が好調な受注を背景に買われましたが、すでにレポートでは9月25日号からオークマを注目株として取り上げています。週足をみると先週、先々週と下ひげを残し典型的な「毛抜き底」をつけていました。また、ここ3年の下値支持線も維持していました。直近号では、オークマとならんでJUKIも取り上げましたが、ともに、レポートで指摘して目標値に近づいていますので、これ以上の買いは控えてください。その他、直近号から取り上げた電源装置がらみの銘柄も順調に値をのばしています。引け後に9月の工作機械受注が発表されていましたが、こちらも外需の伸びに支えられ好調でした。明日は、目先の仕上げ的な動きが出るかもしれませんね。復興関連と期日向かいで取り上げた五洋建設が予想外に値が伸びていますが、売り方の踏み上げが言われ始めました。ただ、セオリー通りなら、新値抜けは一旦売りになるのですが…。

 まあ、11月8日の「立冬」までは、現在「火」の影響が続く…。そういえば、11月初旬からギリシャ向けの第7次融資の交渉が始まるが。また、どたばたするのかな…。とりあえず、日経平均で、9358円付近のポイントは押さえに行くのかも。
※新規会員を募集しています。関心のある方は、レポート案内をみるか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

手がかり材料待ちで小動き…NASDAQ100は先行性を発揮し200日線を回復
 おはようございます。 昨晩は病院の診察が長引き、書き込みができませんでした。妙に眠たいなど、ちょっと、体調が変です。EUの呪いでしょうか。

 さて、市場は想定どおり、「寒露」を境に立ち直ってきました。EUの問題は計画ばかりで、まだ実行されていないため、まだ「現実悪」から、波乱する場面がでることもありそうです。ただ、EU首脳が危機意識を共有したことは、市場にとってはプラス材料。最初は買戻しが先行しますが、一巡後は、現実悪を一つ一つこなしながら、じわりじわりとあげていくことになりそうです。直近レポートでも書いているように、本格的な仕掛けまでは、もう少し時間がかかりそうです。

 昨日は、現実悪のひとつ、スロバキアのEFSF拡充策の議会審議が行われました。与党の反対派が棄権したことで、予想通り否決されたものの、首相辞任後の新内閣下で野党の賛成を得て、批准される見通しといいます。こんな国際的に影響が大きい案件を政争の具に使うのはどうかと思いますが、これが欧州の政治というものなんでしょう。EFSFが否決されたという報は世界に伝わったようですが、今のところユーロが急落するとか、GLOBEX市場の米国株が急落するなどの反応はでていないようです。

 まあ、織り込み済み…ということなんでしょう。また、昨日、格付け会社の不可解な動きについて書きましたが、昨日は、S&Pとフィッチがスペインの主要10行の格下げを実施。見通しを「ネガティブ」としており、一段の格下げに含みを持たせています。さらに、銀行の救済が決まりましたが、公的資金の投入が行われる場合、国の負担が増すことから、次は、国家レベルの格下げが実施される可能性もでてきます。しばらくは、事態の好転と格下げの綱引きが続くことになりそうです。

 11日の米国市場動向 
 ニューヨークダウ 1万1146ドル30セント -16ドル88セント(0.15%)

 NASDAQ総合指数 2583.03ポイント +16.98ポイント(0.66%)

 S&P500 1195.54ポイント +0.65ポイント(0.06%)

 CME日経平均先物(円建て) 8745円 -25円

 米国10年もの国債金利 2.150% +0.082%

 ニューヨーク原油 85.81ドル +0.4ドル

 GOLD 1664.0ドル -9.5ドル

 ドルインデックス 77.85 +0.03 
 

 昨日の米国株は、スロバキアのEFSF批准の可否を見たいということや、トリシェECB総裁が「債務危機が、金融システムリスクにつながりかねない段階に来ている」と警告したことから、模様眺め気分が強まり、反落して始まりました。前日大きく上げたことによる利食い売りも増加。ニューヨークダウは、寄り後、この日の安値1万1365ドル(前日比68ドル安)をつけています。ただ、この日からはじまる決算発表への期待感もあり、押し目では買い物も増加。一時、前日比プラス圏に上昇する場面がありましたが、欧州への根深い不信感から再び売り物を浴びて下落するなど、狭いレンジの中で上げ下げを繰り返したあと、ニューヨークダウは小幅反落して終了。ハイテクが堅調だったNASDSAQ総合指数とS&P500は続伸して終わっています。ニューヨーク市場の出来高は、前日比594万株減の8億803万株。騰落状況は、値上がり1672、値下がり1340でした。

 業種別での値上がり上位は、タイヤ、貴金属、航空会社、商用車、コンピューターハードなど。一方、下落したのは、公共事業、保険代理業、固定電話サービス、非鉄、医療サービスなど。ニューヨークダウ30種は、値上がり11、値下がり17、変わらず2.引け後に決算発表を控えていたアルコアが2%上昇したほか、キャタピラーが1.9%上げるなど、景気敏感株が堅調。欧州金融情勢の好転を受け、バンクオブアメリカやAMEXなど金融株も堅調。一方、ATTやベライゾンなど通信株やメルク、ファイザーなど医薬品のさえない動きが目立ちました。

 米国株は、手がかり材料待ちの展開。欧州情勢に関しては強弱感が対立したままで、強気、弱気とも、まだ大きくポジションをくずすところまでは行っていないようです。昨日のニューヨークダウは、終日値幅が82ドルと小幅にとどまっていますが、押し幅も少なく、意外と堅調な動きになっています。前日の上げで、三本新値が陽転しましたが、目先の上値抵抗線である8月21日高値と9月20日高値を結ぶラインを、やや上回っており、簡単に崩れるような相場つきとはおもわれません。また、指標として注目していますNASDAQ100はNASADAQ総合指数の上げを上回る0.71%の上昇。いち早く200日線を回復してきました。市況変動の影響を受けやすいダウとことなり、自力でマーケットを開拓している企業が多く、決算発表を機に、格差が広がる期待もあります。受注状況が好転しているといわれるクラウド関連企業の決算見通しが注目されます。

 米国株は高安まちまち。CME日経平均先物は、大証終値を25円下回る8745円で帰ってきました。円相場は、外部環境に大きな変化はなく、対ドルが76円60銭台、対ユーロは104円60銭台と横ばい。本日の日本株は、海外市場に大きな動きがなく方向感を欠く、小動きの展開が予想されます。週末には、オプションSQを控えており、前月のSQ値8732円をめぐり、先物を使った思惑的な動きが強まりそうです。昨日は、ロング・ショート取引の解消から、外需株が上昇しましたが、レポートでも触れましたように欧米の特殊な事情もありますので、深追いは慎んでください。昨日は、レポートから5銘柄が年初来高値を更新しましたが、いずれも、まだ上値を見ていますので、ポイント、ポイントを捉えて押し目買いしてみてはどうでしょうか。昨日上昇した機械株については、レポートに示した目標値を参考に、利食いできる範囲で、玉数を絞っていってください。今回の、相場は慌てなくても、逃げていきませんので、買値はできるだけケチるように…。
※新規会員を募集しています。関心のある方はレポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

欧州情勢の前進を好感し急反発して終了…景気への弱気の見方を修正する動きも
 おはようございます。 3連休が終わりました。どこにも行かず、パソコンとにらめっこを続けていました。以前から、「寒露」が分岐点になる、としてきましたが、先週一週間の動きは、まさに「水」の恐怖から、「火」の喜びへの変化を象徴するような一週間でした。個別のチャートを見ていると、外需株の状態は全くひどいもの…。一方、電鉄株や一部地銀株、小売株など内需系の株がファンダメンタルを無視して買われている…。明らかに、ヘッジファンドなどが、「外需株売り、内需株買い」のロング、ショート取引をやったことは明らか…。今週は、この反対売買が焦点になりそう。それにしても、無差別に売られたように見える外需株ですが、止まるべきところではしっかり止まっていた…というのは、しっかり、相場を見ている投資家がいた、ということでしょうか。

 さて、日本のバブル崩壊後の金融危機が、りそな銀行への公的資金の投入で一区切りついたように、欧州もベルギーの大手金融グループ、デクシアが「バンザイ」して、初めて事態が進行しました。その後の、ドイツ、フランスの両首脳の動きのすばやさは、さすが…というものがありました。市場は、EU首脳が危機を意識した時点で、すばやく反転。欧州株は昨日まで4日続伸して終わっています。まだ、ギリシャへの融資、スロバキアのEFSF批准という大きな課題が残っていますが、スロバキアに関しては、万が一、批准が見送られても、内閣総辞職と引き換えに、野党が賛成するといっていますから、最終的には、なんとかなるんでしょう。もっと早くしていれば、ワイドショーで、EU危機にかんするコメンテーターのわけの分からないご高説を聞かされることも無かったんでしょうが…。

 あとは、なにかと危機を煽り立てようとしているような格付け会社が、おとなしくなれば良いのですが…。先週までは、格下げしまくり…という感じでしたが、今度は、厳しい緊縮財政を実施していたものの、景況感が悪化したことから、緊縮財政を棚上げにして景気刺激型に切り替えた英国に対し、格付け会社が、「財政赤字削減策を続けるなら格下げはしない…」として、暗に格下げをにおわす発言をしています。世界的に景況感が悪化しているときに、世界中が格付け会社の意向を満足させるために、緊縮財政に走ったら、それこそ、恐慌に陥ってしまいます。まあ、しばらくはおとなしくしていてもらいたいものです。もっとも、みんながリスクを意識しなくなったら、商売ができなくなりますけど…。彼らの商売のベースは、相手への「不信感」にありますから…。

 10日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万1433ドル18セント +330ドル06セント(2.97%)

 NASDAQ総合指数  2566.05ポイント +86.70ポイント(3.50%)

 S&P500 1194.89ポイント +39.43ポイント(3.41%)

 CME日経平均先物(円建て) 8790円 +160円

 米国10年もの国債金利  2.068% +0.08% ←市場休場のため気配 

 ニューヨーク原油  85.41ドル +2.43ドル

 GOLD 1670.8ドル +35.0ドル

 ドルインデックス 77.54 -1.22


 昨日の米国株は、独仏支給脳会談で、銀行救済が決まったことや、ギリシャ問題を含めたEU金融安定化策を検討するとしたことを好感。また、週末の予想を上回った雇用統計を改めて織り込む動きから、急反発してスタートしました。債券市場が休場(コロンバスデー)だったため、手がかり材料が少なく売り買いともに手控えられるなか、買戻しが先行した格好。また、欧州金融危機が沈静化へ向け前進したことからユーロが急伸。ドルが売られたことから、原油をはじめとする国際商品が上昇。これを受け、資源・エネルギー株が売られたことも、指数の押し上げに寄与しました。買い一巡後、直近の戻り高値1万1400ドル付近で伸び悩む場面もありましたが、引けにかけさらに買われ、結局、主力3指数とも急反発して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前週末比2億4850万株減の8億8691万株と薄商い。騰落状況は、値上がり2797、値下がり266と、ほぼ 全面高商状。

 業種別は、全面高で値下がり業種は無し。金価格の上昇を受けた貴金属が値上がりトップ。ギャンブル、石炭、タイヤ、家具がも上位。一方、タバコ、移動体通信サービス、ソフトドリンクなどの上昇率が低かったようです。欧州で銀行株が急伸したことを受け、銀行株が上昇。代表指数であるKBWBANK指数は5.3%上昇しています。ニューヨークダウ30種は、すべて上昇。バンクオブアメリカが6.4%、JPモルガンが5.2%、保険大手トラベラーズが4.5%、それぞれ上げるなど金融株の上げが目立ったほか、今晩決算発表を控えたアルコアが3.9%上昇。キャタピラーが4.7%、スリーエムが3.9%あげるなど、景気敏感株の上昇率もダウの上昇率を上回っていました。個別では、買収思惑があるヤフーが、買収を計画している中国・検索大手アリババが、買収資金調達でシンガポールSWFと交渉していると伝えられ上昇。アップルの新型アイホン4の販売が、12時間で20万台を超えた、として上昇しています。

 米国株は、欧州情勢の前進を受け、急反発して終わりました。債券市場が休場だったため、商いは盛り上がりませんでしたが、10年債金利は、2%台を回復しています。このところ発表されたISM製造業景況指数、雇用統計など、事前予想を上回るものが増えており、景気の底堅さを暗示しています。欧州が当面安定を取り戻したことで、関心は米国景気に向かいそうですが、市場は、景気の二番底から、後退まで織り込んでいる可能性があり、適正水準を模索して、水準訂正があるかもしれません。ただ、景気の先行きに対し弱気の見方が多いため、これから発表される企業決算の見通し部分が悪化することも予想され、相場の強さが試されることになりそうです。昨日の上げで、ニューヨークダウの3本新値が陽転しており、先日の「赤三兵」に続き、強気にサインがでてきたことは明るい材料。VIX指数が33.02に低下してきましたが、20ポイント台に入れるかどうかも焦点。市場には売りがたまっているだけに、本格的な「踏み」」が入れば意外高も…。

 3連休の間に、市場環境は様変わりしています。欧州株は4日続伸。週明けの米国株も急反発して帰ってきました。このところ、海外株高への反応が鈍かったCME日経平均先物も、昨日は、前週末の大証終値を160円上回る8790円で帰ってきました。円は、対ドルでは変動はないものの、対ユーロは、104円台半ばに下落しています。本日の、日本株海外株高やCME先物高を受けて、続伸して始まりそうです。CME先物終値にサヤ寄せする格好で先物が買われることから、裁定買いを刺激。指数的には意外高の可能性もありそうです。冒頭でも書きましたように、L、S取引の解消も、外需株にプラスに作用しそう。買い一巡後は、スロバキアのEFSF批准をめぐる動きを受けたユーロ相場やGLOBEXの米国株先物に神経質な動きに入りそう。
※新規会員を募集しています。関心のある方は、レポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

格下げが続いた欧州情勢に反応し乱高下したあと4日ぶりに反落して終了
 おはようございます。 3連休の初日は、晴天。でも、ちょっと肌寒い朝でした。今日は、保育園の運動会ということで、次女は、朝早くから飛び出していきました。そういえば、今日、明日は運動会のピーク。大音量の音楽が流れ、さぞかし賑やかな一日になりそうです。こどもの歓声が救いです。

 さて、欧州問題は、EUやECBなど統治機関の前向きな行動で、小康状態を取り戻し、欧州主要市場の株式市場は3日続伸して終わりました。市場が安定を取り戻しては、商売にならない(皮肉ですよ)と、格付け会社ムーディズが、一気に、英国銀行12行の格下げを実施。せっかくプラス圏にあった英国株は急落。目的(?)を達したかに思われましたが、他の欧州諸国が堅調に推移していたことや、英国が緊縮財政から緩和策に転じていることを好感し再度上昇。結局、プラス圏で終わり、格下げの影響は場中に消化していました。ところが、堅調を続ける欧州市場で、問題国の債券も堅調だったにもかかわらず、イタリア国債が下落。市場の流れと逆行する動きをしていましたが、市場が終わると、格付け会社フィッチが、イタリアとスペインの国債を格下げ。市場が開いていた米国株が影響を受け、下落に転じています。これに、追い討ちをかけるように、ムーディーズがベルギー国債の格下げを示唆しています。

 おかしいですね。昨日も、何か思惑があるのではないか…としましたが、債券全般が戻しているにもかかわらず、イタリア国債が売られ、その後に格下げが発表される…。フロントランニングがあったとしか思えない不自然な動きです。ヘッジファンドなどが売り仕掛けをすると、その後に何かの格下げが出てきますし、相場が立ち直ろうとすると、格下げで足を引っ張ろうとする…。まるで安定状態を歓迎していないような動きです。まあ、信用一番の格付け会社が、そんなことをするなんて、あるはずはありませんけど…。たまたま、たまたま、たまたま、たまたま、タイミングが合っただけのことなんでしょうね。

 まだ、ブッシュ政権時代の何でもありの風潮が残ったままですし、これから、格付け会社にも、問題金融商品意に最高格付けをしたことにたいする訴訟の嵐が待っていますから、稼いでおかなければ…という台所の事情もあるかも知れませんが…。そろそろ、彼らの動きに、何らかの「タガ」をはめる時期が来ているのではないでしょうか。せっかく、傷をふさぎ出血をとめようとしているのに、無理やり傷口を開いてしまっては、これまでの努力が無意味になってしまいます。まあ、つけこまれる隙を作った側にも問題はあるのですが。

 7日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万1103ドル12セント -20ドル21セント(0.18%)

 NASDAQ総合指数 2479.35ポイント -27.47ポイント(1.11%)

 S&P500 1155.46ポイント -9.51ポイント(0.82%)

 CME日経平均先物(円建て) 8600円 +10円

 米国10年もの国債金利 2.068% +0.08%

 ニューヨーク原油  82.98ドル +0.39ドル

 GOLD 1635.8ドル -17.4ドル

 ドルインデックス 78.75 +0.11  


 昨日の米国株は、朝方発表された9月の雇用統計で、失業率は前月と変わらなかったものの、非農業部門の雇用者数が予想を大幅に上回ったことを好感。買いが先行し続伸して始まりました。欧州株が続伸したことから、買い物が増加。ニューヨークダウは、一時、1万1232ドル(前日比109ドル高)をつける場面もありました。ただ、3日続伸のあとだけに利食いも増加。ムーディーズによる英国銀行12行の格下げも嫌気し、下落に転換。一時、前日比72ドル安の1万1051ドルまで下落する場面もありました。ただ、英国株が反発に転じたことから、再び押し目買いが増加。この日の高値圏に近づいたところで、イタリア、スペイン国債の格下げが伝わり引けにかけ下落するという、欧州情勢に神経質な展開になりました。結局、主力3指数は4日ぶりに反落して終わっています。ニューヨーク市場の出来高は前日比2080万株増の11億3541万株。騰落状況は、値上がり878、値下がり2178でした。

 業種別で値上がりしたのは、住宅リフォーム、タバコ、ソフトドリンク、半導体など。食品、小売なども堅調。一方、下落上位は、貴金属、移動体通信サービス、生保、銀行、投資サービスなど。構成銘柄に格下げが続いたバイオ関連の下落も目立ちました。ニューヨークダウ30種は、値上がり16、値下がり14。インテルやIBMなどハイテク株の堅調や医薬のメルク、ファイザーなどディフェンシブ系も堅調。一方、住宅関連損失の拡大懸念や欧州で銀行や国債の格下げが相次いだことで、銀行株が下落。バンクオブアメリカが6%、JPモルガンが5%を超える下落になるなど、このところ銀行株が乱高下する動きが強まっています。代表指数であるKBW銀行株指数は、4.2%の下落。

 米国株は、欧州情勢に振り回され4日ぶりに反落して終わりました。予想を上回る雇用統計も、欧州情勢に帳消しにされた格好です。ただ、昨日も、下落中の25日線、50日線の下押し圧力をひっくり返せるかが焦点になる…とかきましたが、昨日の動きは、50日線に届いたところで急速に伸び悩んでおり、欧州情勢の悪化が、売りの口実にされたに過ぎない感じがします。むしろ、テクニカルな調整と見たほうがよさそうです。一方、NASDAQ100は、すでに25日線が、50日線を上回っていますが、昨日は、25日線で押さえこまれたものの、50日線を意識して下げ止まっており、基調の強さが目立っています。昨晩書いたネットワーク関連のアカマイが0.6%上昇して終わったほか、新型タブレット端末を発売したアマゾンも1.5%近くあげて終わっており、来週荷」期待をつなぐ動きになっています。週明け11日のアルコアを皮切りに、本格的な決算発表シーズンのいはいりますが、年末、年始高へ向けての足場を固められるか…日本株にとっても大事な週になりそうです。

 米国株は4日ぶりに小反落。CME日経平均先物は、大証終値を10円上回る8600円で帰ってきました。円相場は、雇用統計の予想を上回る数字から一時ドルが買われる場面kがあったものの、株安で、76円70銭台と膠着状態。対ユーロは、格下げなどが影響し102円60銭台の円高水準。週明けの日本株は3連休になりますが、外部環境次第の動きは変わらず。特に、月曜日から中国市場が「国慶節」休場明けとなることから、この動向が注目されます。欧州情勢の変化に合わせ、金利政策の手直しがあるかどうかも焦点。とりあえず、連休明けの相場環境をみて、破断するところでしょう。
※新規会員を募集しています。関心のあるかたは、レポート案内をみるか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

海外株高、欧州情勢の好転を受け続伸…三連休控えにもかかわらずプラスで終わったことを評価
 危機の深化が政策対応を促す…では、ないですが、市場に尻を蹴飛ばされる格好で、様々な対応策が出てきました。ギリシャへの融資やEFSF拡充案に関する加盟国の批准は、まだ、終わっていないものの、とりあえず、銀行に対する不安に蓋をしてしまうことを優先したようです。資産査定をやり直して資本注入を行い経営を安定されることを狙っているようですが、昨日の会見で、EU委員会のバローゾ委員長が、問題のある銀行が20数行あると会見ではなしており、EUが加盟国銀行のリスクを把握していることは、市場に大きな安心感を与えたようです。まだ、流動的な部分は、各所に残ったままですが、朝も書いたように、加盟各国の首脳や財務担当者らが、勝手な発言をして、見通しがつかなかったころに比べると、事態が改善したことは間違いなく、市場はこれを好感して動き始めています。

 雇用統計の発表を控えた米国株はGLOBEX市場で膠着状態を強めたままですが、欧州市場は続伸してスタートしています。英国市場では、お騒がせ屋のムーディーズが相場を立ち直らせてはたまらないとばかり、ロイズ銀行とRBS(ロイヤルバンク・オブ・スコットランド)の格下げを実施しましたが、今のところはプラス圏を維持しています。バラバラ、バラバラと散発的に格下げするより、いっそのこと、まとめてやってくれれば、短期の影響ですむんですが、どうも局面が変わりそうになると、影響の大きいところを格下げしてくるような気がするのは被害妄想でしょうか。ただ、英国は、財政立て直しの緊縮財政から、英国版QEへ大きく舵を切り変えており、あんまり悪材料は受け付けないような気もするのですが…。まあ、まだ世界中の株価は、高値と安値が切り下がる下落トレンド内にありますが、どの市場が、最初に直近の戻り高値を抜いてトレンド転換を起こしてくるか…今は、これが焦点。

 朝も書きましたように、ニューヨークダウは、下落中の25日線、50日線という関門に接近。テクニカル的な関門に差し掛かっていますが、NASDAQ100は、25日線を抜き、50日線もやや上回る水準まできており、これまでと変わらず先行性を発揮しています。アップル創業者ジョブズ氏の死去を惜しむ声でいっぱいですが、彼が生前予想していた「携帯電話はすべてスマートホンに置き換わる」という動きは着実に進んでいるようです。アップルの製品は、アイマックのほか、アイポッド、アイホン、アイパッドですが、いずれも、ネットワークを通してアプリをダウンロードしたり、情報をやり取りすることに特徴があります。他の競争相手も、タブレット型端末やスマートホンに注力。普及率は急速に高まっています。

 これにともなって、クラウドコンピューターサービスなど新たなサービスが生まれているほか、情報端末の普及により、通信システムへの負荷も増加。今後、機能強化が必要になってきます。日本でも、携帯電話がつながりにくくなるという障害が置き始めていますが、情報端間tの普及にインフラが追いついていない状況が生まれてます。今後、このインフラ強化が、中継局の見直しやサーバーの能力強化につながり、相場の有力なテーマに発展する可能性が強まってきます。株式レポートでも、ネットワンや新日鉄ソリューションズを高値圏にもかかわらず、一貫注力してきましたが、全体がさげるなかでも、見事に逆行高を演じてくれました。でも、この技術では、本命は米国…。アカマイやセールスフォースドットコム、F5などを狙ってみる手もありそうです。
 
 日本株に関しては、米国株次第のところがありますが、今日は3連休控えで、かつ、今晩、米国雇用統計の発表というビッグイベントを控えているにもかかわらず、続伸して終わってきました。続伸といっても、依然、高値と安値が切り下がる下落トレンド内にあり強気相場に変化したわけではありませんが、今日の朝も書いたように、相場つきは変化してきたようです。今日の動きをみると、これまで堅調だった、内需株や小型株を売って、急落していた外需株や主力株を買う…という格好で、新規の資金が入った形ではありませんが、市場全般が流れの変化を意識しだしたのは間違いないところでしょう。ただ、朝も書いたように、だらだらと高値、安値が切り下がるダウントレンドを抜け出すためいは、どこかで夜離れ高する局面が必要…。今晩の雇用統計がそれなのか、悪い数字が出て、FRBがQE3にのりだすのか…、共和党がオバマ大統領の雇用景気対策に賛成するか(あるわけけないが…)。いずれにしても、米国からサプライズ材料がでてくる可能性が高そうです。また、今日のリバウンド銘柄を見ても、設備投資など資本財関連が強く、これも、米国の堅調な設備投資や新興国の投資の増加を移していますので違和感はありません。

 日経平均日足のサイコロは6勝6敗、騰落レシオは89、RSIは47と整理未了感は否めませんが、週足では、サイコロが5勝7敗、RSIは29(6日終わり値)と過熱感はありません。特に、RSIの水準は、昨年6月の26%以来の水準…。短期的なリバウンドがあってもおかしくない段階にきています。

 占いの話は気が引けますが、9月の水(恐怖)の影響は明日で終わり、来週から、相場にとってエネルギーになる「火」が入ってきます。まだ、しばらくは、余震が続きそうですが、じょじょに安心感が相場を支配し、上げに転じてくるのではないでしょうか。すでに会員の皆様にはご案内済みですが、底入れパターンは「逆三尊底」になりそう。それだけに、前回高値を何時上回れるかが焦点になります。次回レポートでは、長期的な観点で分析してみたいと思いますが、問題は、これまでの銘柄方針を見直すかどうか…。今日もハピネットとウェザーニュースが年初来高値を更新してきましたが、売られすぎ銘柄に柱が移れば、当然、売られてきますので、銘柄感の構築が重要になってきそうです。この3連休は、ちょっとサイクリングなんて気分にはなれないかもしれません。
※新規会員を募集しています。関心のある方はレポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

欧州情勢の好転と米銀不安の払拭で3日続伸…今回は信用できるか「赤三兵」
 おはようございます。 昨日は天気が回復しましたので、法隆寺周辺の散策に出かけました。彼岸花が枯れ始め、コスモスが満開でした。法起寺近くでは、三脚をたて写真撮影に熱中するカメラ小僧ならぬカメラ親父が、あちこちにたたずみ、コスモスと古寺の絶好のアングルを狙っていました。なんだか、時が止まったみたいで、じっと座ってみていると、何時の間にか夕方になっていました。大急ぎで帰ると、今度は急に、疲れがでて寝てしまい、結局、書き込みができませんでした。 以上、昨日書き込みができなかった言い訳です。

 さて、欧州情勢は改善へ向け、小さな一歩を踏み出しました。相変わらず、「そんなことは言っていない」という発言もあるようですが、昨日開催されたECB理事会は、銀行への資金供給を拡大。従来の期間6ヶ月をさらに12~13ヶ月に延長することを決めています。また、リーマンショック時に導入されたカバードボンド(債権担保付社債)購入を4000億ユーロ規模で再開することも決めました。さらに、英国中央銀行(BOE)が、米国流の資産買取プログラムの750億ポンド増額を決定。緩和へ向け歩調を合わせる姿勢を明確にしています。

 ただ、残念ながら、市場が期待した利下げは実施されず、欧州株式市場は、一時、前日比変わらず…の水準まで上げ幅を縮めましたが、その後の会見で、トリシェECB総裁が、会議で利下げを検討した…と発言。これを受け、利下げ期待が強まり引けにかけ上昇。市場が、いかに利下げを望んでいるかを示しました。まあ、インフレファイターとして名前を刻むために、意地を通したということでしょうか。ただ、利下げ期待を市場に残したことは、評価できます。まだ、ギリシャへの融資も実行されていませんし、最大の難関であるスロバキアのEFSF増強合意の批准も終わっていませんが、これまでの「お先真っ暗」状態から、期待感が出てきたことは市場にとっては大きなプラスです。

 また、もう一方の懸念材料だった米国銀行への不安にたいし、昨晩、ガイトナー財務長官が「大手米銀の財務内容は健全化しつつあり、リーマンショックのような状況に陥る可能性はゼロ…」と言い切ったことも市場への安心感を呼び、米株高につながったようです。不安を抱えながら、先行きに灯りが見え始めており、もしかしたら、例年通り、年初高へ向けての助走がはじまってきたのかもしれません。

 6日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万1123ドル33セント +183ドル38セント(1.68%)

 NASDAQ総合指数  2506.82ポイント +46.31ポイント(1.88%)

 S&P500 1164.67ポイント +20.93ポイント(1.83%)

 CME日経平均先物(円建て) 8590円 +60円

 米国10年もの国債金利 1.988% +0.093%

 ニューヨーク原油 82.59ドル +2.91ドル

 GOLD 1653.20ドル +11.60ドル

 ドルインデックス 78.82 -0.28 


 昨日の米国株は、朝方発表された新規失業保険申請件数が増加したことや、ECBが利下げを見送ったことなどを嫌気して、反落スタートになりました。前日まで続伸したことによる利食い売りもあり、ニューヨークダウは、一時、1万858ドル(前日比81ドル安)をつけています。ただ、ECB理事会後の会見で、利下げが検討されたことやこれを受けて、欧州株がひけにかけ急伸したことから、米国株も出直りに転換。ガイトナー財務長官が、「リーマンショックのような危機に陥ることはない」と強い調子で言ったことを好感。銀行株をリード役に、上げ幅を拡大しています。欧州情勢の好転から、ドルが軟化。リスク許容度が増したことから、原油や非鉄など国際商品が上昇したことも、資源・エネルギー株の上げにつながり指数を押し上げています。主力3指数とも引けにかけ上げ幅を拡大。結局、3日続伸して終わっています。ニューヨーク市場の出来高は前日比7783万株減の11億1461万株。騰落状況は、値上がり2609、値下がり471。

 業種別では、ソフトドリンクなど一部をのぞき、ほぼ全面高。ギャンブル、旅行代理店、アルミ、タイヤ、銀行などが値上がり上位にきたほか、自動車、同部品、ネット関連、バイオ関連などの上げが目立ちました。ニューヨークダウ30種は、値上がり26、値下がり4。バンクオブアメリカが8.8%上昇したほか、JPモルガンの4.9%、AMEXの2.3%上昇など金融関連が好調。アルコア(5.4%)、キャタピラー(3.8%)、スリーエム(2.9%)など景気敏感株の上げも目立ちました。個別では、昨日創業者のジョブ元CEOが死亡したアップルが0.23%下落と予想外にしっかりに終わっています。一方、昨日、マイクロソフトが、再度、買収に乗り出すと伝えられたヤフーが、噂を否定されたことで1.7%下落しています。

 ニューヨークダウは、三連騰して終わりました。一応、底値から3本連続陽線となったことで「赤三兵」の底型をつけています。ただ、昨日も指摘しましたように、25日線が勢いをつけて下落してきており、この圧力をしのいで上抜けられるかが、目先の焦点になります。また、上抜いても上には50日線が控えてますので、どこかで、大きく上がって、抵抗線を払拭する動きが必要になっています。テクニカル的には、まだ警戒感を解けませんが、メンタル的(勘…)には、状況は改善しはじめたように思うのですが…。

 米国株は3日続伸。CME日経平均は、大証終値比60円高の8590円で帰ってきました。レンジは8480円~8610円。欧州情勢の改善を受け、対ユーロは片足103円台に軟化。対ドルは76円70銭台と膠着したまま…。本日の日本株は先物高に支えられて、堅調推移が予想されるものの、3連休や米国雇用統計控えで、手控え気分も強まりそうです。今日の日経でゴールドマンザックスの日本株の弱気記事がでていましたが、バブル崩壊後の安値を下回る可能性がある…とする、文章の前に、世界経済がリセッション入りしたら、という文言がついていることが抜けています。また、すでにレポートとして出されており、今週の海外投資家の売りがこれに基づくものであることは明らか…。今日の記事は冷静に見る必要があります。前段でも書きましたように、今後、EU、英国、米国で追加的な緩和が予想されるほか、日本、中国からもなんらかのアクションが出る可能性もあり、売られすぎになっ手いる日本株への見直しがはじまるかもしれません。まず、メンタル面の建て直しから始めるところか…。昨日に続き、ネット関連。
※新規会員を募集しています。関心のある方はレポート案内をみるか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

欧州金融情勢の前進や予想を上回る米景気指標を好感し続伸
 おはようございます。 昨日から雨が続いています。気温が下がらないのは助かりますが、しとしと、と降られると気分が滅入ってきます。せめて、相場くらいは重苦しい気分から解放されたいものですが…。

 さて、前日のフィナンシャルタイムズの、「EU 各国による銀行への資本注入」報道は、ドイツ首相の追認するような発言やフランス政府による「国内銀行の株式を取得する用意がある…」とする声明があったことから、確度が高い、として市場は好感。欧州市場はどいつDAX市場が4%を超える上昇になるなど全面高になりました。市場の混乱を意識してか、強硬派のオランダ議会も、EFSF拡充案の批准を6日に早めることにしています。また、市場がもっとも懸念する、スロバキアの野党党首が、連立与党内の対立も、妥協案の提示で解消できるだろう、と前向きな見通しを示したことも、市場の安心感につながったようです。

 まあ、欧州の混乱が世界中に迷惑をかけている…という認識をやっと持ったようです。先延ばしすればするほど、市場から攻撃を受けることが痛いほど分かったんでではないでしょうか。ギリシャでは、相変わらず公務員が激しい抵抗を続けているようですが、これまでお手盛りで給与を引き上げ財政状況を悪化させてきたという認識が全く無いようです。また、税金をごまかして払わない、という習慣もあるようですから、なにおかいわんや…という感じ。 あとは、政治と国民との交渉の問題ですから、市場が云々しても仕方が無いことです。

 すくなくとも、EU加盟国が危機意識を強めた(?)ことは前進といえそうです。後は、ECBのトリシェ総裁がユーロ高を狙い、無理やり引き上げた金利を引き下げ、景気への配慮を示すこと。昨日の、上げには改めて利下げを織り込んでいる可能性もあります。トリシェ総裁も、任期は今月いっぱいですから、自分の犯した政策的な失敗の尻拭いくらいはして辞められたら…。

 6日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万939ドル95セント +131ドル24セント(1.21%)

 NASDAQ総合指数 2460.51ポイント +55.69ポイント(2.32%)

 S&P500 1144.04ポイント +20.09ポイント(1.79%)

 CME日経平均先物(円建て) 8515円 +135円

 米国10年もの国債金利  1.895% +0.069%

 ニューヨーク原油 79.83ドル +4.01ドル

 GOLD 1641.6ドル +25.6ドル

 ドルインデックス 78.94 -0.16 


 昨日の米国株は、欧州市場が堅調に推移していたものの、依然、欧州金融危機への警戒感が強く軟調な始まりになりました。また、朝方発表されたISM非製造業景況指数が市場予想を上回ったものの、前月水準を下回ったことも嫌気され、先日引け際に買われた急騰した反動がでて、ニューヨークダウは寄り付き直後に、この日の安値1万738ドル(前日比70ドル安)をつけています。ただ、欧州市場が引き続き上昇したことや、この日発表されたADP全米雇用報告で、民間部門の雇用が予想、前月水準とも上回ったことから、週末の雇用統計への期待感が強まり買い物が増加。ユーロ危機の一巡感によるドルの低下や在庫の急減を受け、原油価格が上昇。資源・エネルギー株が上昇したことも、指数の押し上げに寄与。前日に続き引けにかけ上げ幅を拡大(PKO?)。結局、主力3指数とも続伸して終わっています。ニューヨーク市場の出来高は、前日比4億6584万株減の11億9244万株。騰落状況は値上がり2231、値下がり815でした。

 業種別の値上がり上位は、非鉄、石炭、産業素材、鉄鋼、貴金属など、景気敏感株や資源関連が中心。半導体、ネット関連、住宅関連も堅調推移。一方、下落上位は、固定電話サービス、レストラン、水、通信など。ニューヨークダウ30種は、値上がり26、値下がり4の内訳。アルコア、キャタピラー、GE、デュポンなど景気敏感株が2~3%上昇したほか、インテル、マイクロソフト、シスコシステムズなどハイテク株の検討も目立ちました。個別では、アリババ、プライベートエクイティファンドなどの連合による買収思惑があったヤフーに、再度、マイクロソフトによる買収思惑が浮上。約10%上昇し、ナスダック指数の上げをリード。このほか、英国ボーダフォンによる買収思惑が浮上した携帯電話のリサーチインモーションが12%超えの上昇になるなど、M&Aがらみの堅調が目立ちました。

 米国株は、欧州情勢の落ち着きを好感して、続伸して終わりました。ただ、9月1日に米国政府が、今年の成長率見通しを+2.7%から同1.7%に引き下げて以来続いている高値、安値を切り下げる下落トレンドは続いたまま…。当面、前回の戻り高値を上抜き、トレンド転換が必要になっています。上方から下落ピッチを増している25日線や50日線が接近しており、この下方圧力をしのげるかどうかが焦点になってきそうです。最近の動きをみると、PER12倍を割り込むと、買いが入る傾向があり、なんらかのPKO的な力が働いている感じがします。欧州ECBの利下げFRBの追加金融緩和の時期が近いのかも…。日銀も何かやらないと、円高圧力がさらに増してきます。なにかが置きそうな気がするのですが…。

 米国株は続伸。CME日経平均先物は、大証終値を135円上回る8515円と、8500円の大台を回復して帰ってきました。レンジは、8355円~8545円。円相場は、対ドルが76円70銭台、対ユーロは102円50銭台。本日の日本株は、CME先物終値にサヤ寄せする格好で、高よりスタートになりそうです。昨日売り込まれた銘柄を中心に買い戻す動きも強まりそうですが、買い一巡後は、GLOBEX、ユーロ動向を見ながらの不安定な動きに…。一部外資系証券が日本株に対する弱気方針をだしているほか、ヘッジファンドなどのポジション縮小の動きが続いていることも懸念材料。米国と同様に、下落トレンドの解消が望まれるところ。米国でクラウド関連などネット企業の業績好転が言われだしており、日本でも見直し買いがはじまりそう。
※新規会員を募集しています。関心のある方はレポート案内をみるか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

日経平均は4日続落…海外投資家の売りで、どしゃ降り状態の主力株
 「会議は踊る、されど進まず…」。ナポレオンが破壊した中世的な支配体制を、元に戻そうと欧州列侯が集まって話し合ったものの、何も決められずもたもたしている間に、ナポレオンが流刑地を脱出し再度挙兵。その後も、もたついている間に、プロイセンなど新興国がでてきて、欧州の地図が塗り変わってしまったことを皮肉ったものですが、もしかしたら、後世、今のEU危機(将来、存在しているかどうかは分かりませんが…)に関しても同じことが言われているのかもしれません。とにかく、伝わってくる情報にまとまりがありません。

 昨日の米国では、ベルギーの大手金融グループべクテルに対して、フランスとベルギー政府が支援を行うということでしたが、今日になると流動性は十分にあるとか、具体策は6日までに決める…など、もう内容がふらついています。また、大丈夫…見たいな話が流れた、EFSFに対するスロバキアの批准も、まだ首相が連立与党の相手を説得している段階で、来週中に行われるという、議会での批准もどうなるか分からない状態といいます。また、支援に関し担保を取る…と噛み付いた、フインランドの財務相が、今度は、ギリシャ債務に関して、民間の負担分が少ない…と、いい始めました。話をまとめる方向に動いているのに、いまごろ持ち出す話じゃないような気がしますが…。なんだか、田舎の自治会で、次から次と、各人が勝手なことを言って、なかなか、話がまとまらないことがありますが、よく似ている感じがします。この組織には、結束して、事に当たり、強固な組織にしようという加盟国の気概がないように思われます。なんだか、利害だけで、入会したものの、「なんだ…、話が違うじゃないか…」という感じではないでしょうか。

 まあ、何が本当か分かりませんが、決まったことだけ信用するようにしましょう。ただ、会議が踊っている間に、EUの景況感は確実に悪化しています。先日は、ユーロ圏の製造業PMIが悪化したことを書きましたが、今日発表されたユーロ圏非製造業PMI指数は2年ぶりに判断の分かれ目になる50を割り込み、景況感の悪化が非製造業まで広がっていることが分かりました。まあ、EFSFの帰趨に関しては、どうなるか分かりませんが、少なくともECBに関しては、景気対策をかねて、6日のECB金融政策委員会で利下げを行う可能性が出てきました。市場は、ドイツのCPIが2.8%に上昇し、ユーロ圏も3%に乗せており、利下げはできないだろうと見ているようですが、短期金融市場では、一年以内に0.5%以上の利下げがある確率が45%くらいはあると想定しており、案外、織り込みに
かかるのではないでしょうか。まあ、今日は、昨日の米国が上げた、EU加盟各国が自国の銀行を支援する…という材料を織り込みドイツDAX指数も2%を超える上昇で始まっています。GLOBEXの米国株先物は小安く推移していますから、米国は昨晩先行して織り込んだと見ているのでしょう。でも、もし、欧州株が、利下げを織り込みだしたとすれば、米国も上げてくるはずです。欧州の上げの中身は気になるところですね。

 さて、日本株は、欧米投資家からの株売りが雨あられと押し寄せ、主力株をはじめ、海外投資家の持ち株比率が高いところは、問答無用の売られ方をしています。有力外資系証券が、「世界経済がリセッションになったら、日本株はバブル崩壊後の安値を下回る可能性がある…」と大弱気のご託宣を出しており、日本株への弱気をあおっています。同社は、いろんなところに売りポジションを抱えているといわれ、下値に誘導する思惑があるのかもしれません。どうも、海外投資家のすることは、ヘッジファンドの後追いをする格付け会社の動きなどとあわせて、裏がありすぎる感じがします。つい先日、海外投資家を集めて、日本株推奨のガイダンスをやったのは、どこの外資系証券会社でしたっけ…。まあ、後日経平均で、1500円も下がれば、バブル崩壊後の安値を下回ることになりますから、指呼の間ですけど…。とにかく、世界中で売り安心感が出てきました。いよいよ、待っていた状態が近づいてきたようですね。

 ただ、売られている銘柄を持っている人にはたまらない動きです。今日も、主力株に加え、成長株として評価されたリチウムイオン電池関連株など成長株が軒並み安値をつけてきています。内容などお構い無しに売る動きは、一定の金額相当分を無差別に売る外人特有の売り方。どうなんでしょうか。利益が出ているから喜んでうっているんでしょうか。それとも、金策の都合から仕方なしに売っているんでしょうか。連日、新安値に顔を出している株があるくらいですから、少なくも利食いは無いはず…。だったら…。

 まあ、海外投資家が、流動性がないとして買わなかったところが、今、逆行高していますが、売られている株が、ヘッジファンドの解約に伴う金策とすれば、ヤマ場は来週。欧州情勢もある程度見通せるようになっているでしょうし、もしかしたら、ECB、日銀、FRBともしかしたら中国も加わった、金融緩和なんてことも実施されているかもしれません。そろそろ、腰をすえ相場の中身を見ておく必要があるかもしれません。今日、日経平均は、ザラ場で3月15日の8227円以来の安値を更新してきましたが、昨日も書いたように、すでに大型株指数は、震災時の安値も大きく下回り、土砂降りの状態。単にこれを追っかけているだけですから解説しても無意味。

 日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは89、RSIは42、25日線かい離はマイナス4%と、テクニカルな調整はまだまだ不十分。ただ、週のRSIは28%に低下してきています。また、先週29日の不自然な動きを指摘しましたが、今日発表された裁定買い残は1360億円も急増。月末のドレッシングをするために先物を使って無理やり買い上げたために裁定買いが増加したようです。結局、それが今週になって解消売りになって出てきているということでしょう。まあ、しばらくは、指数銘柄は扱えませんね。

 とにかく、今はタイミング待ち。国内投資家は株価だけみて弱気になっていますが、まだ、本気の弱気ではないようです。値段にかまわず投げる動きや、空売りという実力行使になってきたら底が近い…。力いっぱいたたきつけたボールはよく弾む…もの。待つも相場…。レポート最新号のクラウド関連は今日も堅調。
※新規会員を募集しています。関心のある方は、レポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK



プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
購読にご興味のある方は、こちらをご覧下さい。↓
*大仏さん株式レポートのご案内*




経済・株式の原稿作成・講演会(関西圏内)もうけたまわります。
依頼・取材等はこちらもしくはメールフォームをお使い下さい。
daibutusan-kabu@live.jp
(迷惑メールが増えたので、連絡専用アドレスを作りました。)

大仏さんからの返信がない、というかたはこちらをご一読ください↓
* 新規レポート会員様およびお問い合わせいただいたブログ読者様 *

***************

*ブログ内すべての文章・チャートの無断転載・引用は禁止いたしております。
ご利用になられたい方は、ご一報よろしくお願いいたします。


***************

メールフォーム

レポートサンプル請求・原稿依頼・取材等のご連絡にお使い下さい。件名にご用件の明記をよろしくお願いします。
*現在、相互リンクは受け付けておりません。申し訳ございません。 *週刊レポート、原稿執筆等で現在手いっぱいの為、ブログの内容に関するご質問には対応いたしておりません。ご容赦ください。

名前:
メール(添付ファイル受信可能なアドレス):
件名:
本文:

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード

おすすめ