大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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手がかり材料難から小動きに推移。ポジション調整の売りから反落して終了…ニューヨークダウ3年連続の上昇
 おはようございます。昨日は終日、新年を迎える準備に追われていました。パソコンの前に座っていると家族が冷たい視線を送っているようで、仕方なしです。そういえば、まだ、しめ飾りを買っていませんでした。何年か前、どこも売り切れで、しめ飾り無しの正月になり、家族からいやみを言われたこともありましたっけ…。今年は大丈夫かな?ブログを書き終えたら、早速、残りの仕事に取り掛からなくては…。

 今年世界の市場を引っ掻き回した欧州でしたが、昨日は、ドイツのショイブレ財務相が「ユーロ圏の分裂はありえない…。ユーロの信認回復に向け努力してる」と発言したことを好感して、主要市場は全面高になっています。スペインの財政赤字削減額が政府目標に達しない可能性があるなど、悪材料もありましたので、相場が変わりやすい年末、年始を控え、ポジション調整の買戻しが行われた…というのが、本当のところでしょう。ドイツ財務相の発言が、それほど市場に安心感をあたえるほどのものとも思えませんが…。むしろ、対円相場が10年ぶりの二ケタ台に突入するなどユーロ安が進行。来年の欧州の輸出企業には追い風が吹く…と、輸出の増加が景気を下支えするという期待感があるのかもしれません。とばっちりを食うのは、日本の輸出企業ですが…。

 30日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2217ドル56セント -69ドル48セント(0.57%)

 NASDAQ総合指数 2605.15ポイント -8.59ポイント(0.33%)

 S&P500 1257.60ポイント -5.42ポイント(0.43%)

 CME日経平均先物(円建て) 8405円 -35円

 米国10年もの国債金利 1.874% -0.017%

 ニューヨーク原油 98.83ドル -0.82ドル

 GOLD 1566.8ドル  +25.9ドル

 ドルインデックス 80.46 -0,16


 昨日の米国株は、欧州市場が全面高となるなか、年明けの欧州への懸念がぬぐえず、利食い先行のスタートになりました。この日は重要な経済指標の発表も無く、手がかり材料難となるなか、金価格の上昇を受け関連株が買われたほか、欧州で銀行株が堅調に推移したことを受け、バンクオブアメリカなど金融関連株が上昇しています。先高期待は強いものの、年明け早々、欧州でドイツ、フランス、オランダなどの国債入札が予定されているほか、ISM製造業景況指数、雇用統計など重要な経済指標の発表を控えていることから、売り買いともに手控えられ、終日小動きに推移していました。月曜日が振り替え休日になり3連休になることもあり、引けにかけてはポジション調整の売りから、やや下落幅を拡大して終わりました。結局、主力3指数とも反落して終わりましたが、ニューヨークダウの終日値幅は77ドルと狭いレンジの動きでした。ニューヨーク市場の出来高は、前日比5565万株増の5億8634万株。騰落状況は、値上がり1439、値下がり1582。VIX指数は3.3%上昇し、23.40で終了。結局、安心ゾーンの10%大への低下はなりませんでした。

 ニューヨークダウは反落。ダウ30種は、上昇7、下落23。バンクオブアメリカの1.83%上昇が目立つくらいで、他は小幅な動きにとどまっています。下落したものでは、インテルやIBMなどハイテク系の下落が目立ちました。ニューヨークダウは反落したものの、底固い動き。昨日も書きましたように、11月、12月の戻り高値で形成するゾーンが下値を支持しています。ここにきて、50日線と重なって動いていた25日線の上昇ピッチが上がってきており、新年早々、かい離修正が完了する見通しで、株価の反応が注目されます。年初は、年末に買い上げた反動から、軟調に推移しやすいという統計もあり、無理なポジションは作らない方が良いかもしれません。結局、ニューヨークダウは年間で5.5%上げ、3年連続して前年末を上回って終わりました。一方、NASDAQ総合指数は1.3%下落。ドル安のメリットを受けたかどうかが、指数の分かれ目になったようです。

 米国株は反落。CME日経平均先物は、大証終値を35円下回る8405円で帰ってきました。レンジは8400~8470円。円相場は、連休中のリスク回避の円買いから、対ユーロが99円台、対ドルも76円台に上昇して帰ってきました。市場参加者が減少するなかで、年末のドル需要の増加を見越した投機的な動きと思われますが、一旦、大台を超えたことで、年明けに年末水準に戻れるかどうかが注目されます。ずるずると円高が進行すると、主力株にはますます逆風となるだけに、年明けの為替水準が注目されるところです。ただ、週末の動きを見ると、ドレッシング的な動きがあったものの、その一方で、レポート一貫注目中のニチイ学館が年初来高値を更新。ゴールドウィンも戻り高値を更新したほか、今期増額修正余地の大きい銘柄も買われて終わっており、直近レポートで想定したとおりの展開で終わりました。
 
 日経などで、年末の株価が29年ぶりの安値に落ち込んだことをセンセーショナルに取り上げています。以前から大量生産・大量消費に依存する主力企業は、根本的な構造改革をしない限り買えない…と言い続けてきましたが、一年を通じてみると、想定どおりのい結果になりました。しかし、今回の下落が従来と異なるのは、全面安ではないこと…。ニチイ学館の年初来高値更新など、右肩上がりの上げを続ける銘柄は、いずれも新しい時代を先取りしたものになっています。相場の二極化が特徴でしたが、来年は、もっと極端に出てくるはずです。主力株が浮き上がるのは、日銀が、円高の進行に耐え切れず、欧米を上回る通過供給の増加に踏み切ったとき…。まあ、日本という国をつぶしても、日銀のバランスシートさへ健全なら良いという、石頭の人たちばかりですから、その変化にかけるのはリスクが大きすぎます。引き続き、成長重視、海外投資家・国内機関投資家が多くを保有していない需給関係の良い株を狙っていくことでしょう。

 まあ、一年間、書きたい放題の面白くもないブログをお読みいただきありがとうございました。奈良の田舎の住人で大した話もかけませんが、海外からも含め覗きにきていただき、感謝しております。新年も、個人の立場から書きたい放題書いていきますので、引き続き、よろしくお願いいたします。それでは、皆様、良いお年をお迎えください。
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無難なイタリア国債入札結果や好調な住宅関連指標を好感して反発…昨日の下落分を埋める
 おはようございます。どたばたしているうちに、大納会を迎えてしまいました。振り返ってみると、東日本大震災や欧州金融危機、北アフリカのジャスミン革命の連鎖など、大変な一年でした。まさに「辛卯」の暗示する若者の反乱、暴動、裏切りなど苛烈な星が示すとおりの結果になりました。気学上では、来年2月の節分まで続きますので、まだ油断はできませんが、来年の「壬辰」は、前年の混乱を収拾する動きが強まるものの、「不調和」になりやすい…とのこと。混乱を治める人材の登場が待たれるところですが、往々にして「奸物」がでてきて、交渉を不調和に終わらせやすいといいます。来年は、主要国の首脳交替の年。日本でも、財務省の操り人形の野田首相は、消費税増税を国際公約させられています。外堀を埋められ進退窮まった首相は、消費税増税に突っ走らざるを得ない状態にされました。一方の、公務員削減や給与削減には手付かず…。まさに財務省の思惑通りの操り人形です。でも、消費税増税の時期と幅が決まれば、野田首相は用済み…。また、財務省にとって都合の良い人物を首相にすえるのでしょう。奸物登場は日本のことかもしれませんね。来年は、こんな愚痴っぽいことは書きたくないものです。

 さて、市場が注目していたイタリア国債ですが、85億ユーロの目標に対し、70億ユーロを調達。10年債の平均落札金利は6.98%と7%を割り込みましたから、一応、順調だった…と言えそうです。ECBが実施した期間3年もの融資が効いたようです。まあ、来年には重債務国の国債償還が連続してきますし、1月20日が自己資本比率9%達成のための計画書の提出。また、1月中にはフランスをはじめとするEU首脳国への格付け引き下げも実施されます。まあ、息もつかせぬ状態ですが、全て、中身については市場は織り込み済み…。市場が知らない突発的なこと(フランス国債の3段階引き下げやドイツの2段階引き下げなど)でも起きない限り、そう大きなショックにはならないのではないでしょうか。昨日も書いたように、ここ2-3日のユーロの下落は、クリスマス休暇から戻ってきた小鬼が、大鬼がまだ休暇中なのを幸い、ちょっといたずらをした…と言うところでしょう。でも、ドイツはEU危機で、内需が冷えインフレ率が低下する一方、ユーロの下落で輸出には追い風が吹くなど、経済にとっては順風満帆状態…。もっと素直に「金」を出せば良いのに。

 29日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2287ドル64セント +135ドル63セント(1.12%)

 NASDAQ総合指数 2613.74ポイント +23.76ポイント(0.92%)

 S&P500 1263.02ポイント +13.38ポイント(1.07%)

 CME日経平均先物(円建て) 8445円 +55円

 米国10年もの国債金利 1.901% -0.022%

 ニューヨーク原油  99.65ドル +0.29ドル

 GOLD 1540.9ドル  -23.20ドル

 ドルインデックス 80.36  -0.17


 昨日の米国株は、イタリア国債入札が無難な結果に終わり欧州市場画上昇した流れを受け、反発してスタートしました。朝方発表された新規失業保険申請件数は予想を上回ったものの、トレンドをみる4週移動平均が減少したこと、中古住宅販売保留指数が予想を大幅に上回ったことなど、好調な景気指標を手がかりに買われ、終日上昇する展開になりました。欧州で銀行株が買われたことを受け、バンクオブアメリカ(前日比3.3%)、JPモルガン(同2.4%)など銀行株が上げたほか、原油価格の上昇を受けエネルギー株も上昇するなど、薄商いの中、全面高商状に成りました。特に、最近の底堅い住宅関連指標を受け、住宅建設、建設業、住宅資材など、住宅関連が裾野を広げて買われたことが目立ちました。結局、主力3指数とも反発して終了。ニューヨークダウは前日の下落分をほぼ埋めています。ニューヨーク市場の出来高は、前日比885万株減の5億2969万株と超閑散商い。騰落状況は、値上がり2391、値下がり652。VIX指数は3.7%下落して22.65に低下しています。

 業種別では住宅建設、建設資材、レジャー用品、建設などが値上がり率上位。一方、石炭、旅行代理業、装飾品などが冴えませんでした。ニューヨークダウ30種は全てが上昇しています。ニューヨークダウは、反発しましたが、昨日も書きましたように、11月初旬、12月初旬に形成した戻り高値が下値支持ゾーンを形成。昨日は、この抵抗ゾーンを意識しての反発とも読めます。10月28日の戻り高値を更新してからの押しはセオリーどおり。月末のドレッシングも手伝い、一段高して年内の取引を終えるか…?

 米国株は反発。CME日経平均先物は、大証先物終値を55円上回る8445円で帰ってきました。レンジは8335円~8450円。円は、欧州情勢が落ち着いたものの、対ドルは77円60銭台、対ユーロは100円60銭台と高止まりしたまま。本日の日本株は、CME価格にサヤ寄せする格好で堅調スタートになりそう。市場参加者もすくなく、先物に振られ易い展開になりそうです。昨日に続き、GLOBEX市場の米国株にらみの展開になりそうですが、中国上海市場が株価てこ入れ策などを好感し続伸しており、中国市場の動向も注目材料になりそう。引き続き、材料株中心の流れに変わりはありませんが、今日は、ドレッシングの動きも強まるかもしれません。引き続き、来年相場を展望し、好業績物、増配余地の大きいものの仕込み…。
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ユーロの対円相場の10年ぶり安値などを嫌気して3日続落…TOPICXは内需株買いを映し小反発
 ユーロ・円相場は100円30銭台に上昇。10年ぶりのことといいます。いよいよ100円割れが現実のものになってきました。今日の朝も書いたように、今晩行われるイタリア国債の入札に引っ掛け、ECBのバランスシートが拡大したことや、新年早々に実施されるかも知れないフランスをはじめとするEU主要国の格下げ材料をはやしてユーロを売り込んでいるようです。特に、円の場合、米国が介入に反対する姿勢を表明しましたから、投機筋にとっては買いやすくなった…ということでしょう。米国は、ドル安志向を鮮明にしていますし、ここにきて、金融引き締めを続けてきたECBが路線転換。バランスシートの拡大で量的緩和姿勢をはっきりさせてきました。新興国も、ブラジル、中国と金融緩和色を鮮明にし、中国では、海外投資家の投資枠を拡大し、株式市場へのてこ入れも始めました。

 先日からかいているように、来年のテーマは、インフレ抑制から、景気対策へと焦点が移ってきます。金利低下と金乳緩和が進むと思われますが、わが日本銀行は、バランスシートの拡大を嫌がり、通貨供給の伸びは米国の3分の1、ECBに比較しても半分にとどまっています。米国は日本の3倍、ECBも2倍のスピードで輪転機を回し始めた…ということ。特にECBはこれからさらに輪転機のスピードを上げてくると思われます。このままの状態が続けば、中学生のときに習った「需要・供給曲線」から見ても、数量が少ない円の価値が上がるのは当然だと思うのですが…。白川総裁をはじめとする日銀のメンバーは、東京大学で、私たちがしらな理論を勉強されているんでしょうね。

 自ら通貨供給を絞りデフレを促進するような金融政策をとりながら、一方で、デフレが進行しているなかで、消費税の引き上げに地道を上げる政治家。金融政策も政治もデフレを施行する政策を採りながら、円高が進みデフレが進化するのは困るので、円売り介入を実施する…海外の金融関係者から見れば、気が違っているのではないかと思いたくなるのも当然です。日銀は、通貨供給の量は関係ない。政治が需給ギャップを解消しないのが悪い…と、政治に責任を押し付けています。ただ、ECBが銀行への3年もの資金供給を決めて以降、ユーロはドルに対して下落が進んでいます。今のところ、FRBはQE3に慎重な姿勢を示し、通貨供給は横ばいですから、ここでECBが通貨供給を増やせば、ユーロ安になるのは「需要・供給曲線」から見れば当然のことでしょう。一方、ドル対円で見れば、お互いに通貨供給量に大きな変化がありませんから横ばいになっています。明らかに、今の市場は、通過供給量を大きな尺度に考えているように見えます。

 だから、来年になってECBがさらに通貨供給を増やしドル高が進行したら、輸出進行でドル安が必要な米国が、さらに通貨供給を増やす策に出てくることは確か…。そのとき、円相場は?日銀は、通貨供給を申しわけ程度に増やして、良いわけの材料にしています。事前に言い訳の材料を用意しておく、典型的な官僚のやり口ですね。自分の身の回りさえきれいなら、あとはどうでもかまわないということでしょう。橋下新大阪市長の言うとおり、この国は、官僚の保守主義が充満し、どうしようもない状態になっています。復興事業に関しても、結局、中央官庁の決済がないと動けない状態にしてしまいました。もちろん、表面的には被災地自治体の自由にさせるということのようですが、あちこちに落とし穴の文言をちりばめて、中央の官僚に頭を下げないと動けない仕組みを作り上げてしまいました。どうも、官僚の皆さん、政策よりも、修辞学の方を一生懸命勉強されたようですね。天下り先を多く作った官僚が高い評価をされるというシステムになっているといいます。まあ、ぼやいてもどうしようもありませんが、早く、この国の統治体制を変えなければ、本当に世界においていかれることになります。上げるに上がれない株価を見ても、日本というお国柄や先行きをよく読んでいる気がします。

 まあ、今日の相場も、ユーロが対円で10年ぶりの安値に落ち込んだことかから、輸出株を中心に売り込まれました。一時は、先物売がかさみ、8330円安値まで売り込まれましたが、これも、CMEの日経平均先物安値が8350でしたので、これを意識したものでしょう。後場からは、投信の設定を意識した、買いが内需株を中心に広範に入ったほか、先物に買い戻し(もしかしたら、投信の先物による手当て買い?)が入り、裁定買いが入ったことから、日経平均も下落幅を縮め、3日連続安になったものの、下値抵抗を示して終わりました。終日、GLOBEXの米国株先物が小高く推移したことや、中国株が海外投資家の投資枠拡大から続伸したことなどが下値を支えています。結局、日経平均は、前日比24円73銭安の8398円89銭と3日続落したものの、地銀など内需株への広範な買いが入り、TOPIXは0.67ポイント高の722.12ポイントと、反発して終わっています。売買代金は、市場参加者の減少を映し、5483億円と閑散商状のまま…。

 日経平均サイコロは4勝8敗に低下。RSIは37と、指数関連の低迷が目立ちます。騰落レシオは97と高止まりのままで循環物色が続いていることを示しています。このところ、終日値幅の狭さが目立ちますが、今日は74円幅と最近では多いほう。特に、今月20日の高値8355円から空けていた窓を閉めてから、下落幅を縮めに言っていますので、相場的には強さを示しました。なかなか、下落トレンドを抜け切れませんね。ただ、好業績ものや材料株については、しつこい買いが続いているようです。レポート銘柄からも引け新値をつけるものも出てきています。昨日も書きましたように、証券会社のディーラーが、資金力を減らしており、全体に派手さはありませんが、着実に下値を切り上げるものが増えています。まあ、これが本らの動きなのかも知れませんね。このところ完全に無視してきた主力株ですが、新日鉄のように25日線が上昇に転換。株価がそれに沿ってじり高するような動きを始めるものも出てきました。これは休みの間にチェックしておく必要がありそうです。昼間から一杯なんて優雅な一日はおくれそうも無いですね。
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EU銀行の流動性懸念やドル上昇を嫌気して下落…25日線の上昇待ち
 おはようございます。何もしないままに、どんどん大晦日が近づいてきます。まだ、賀状もかいていません。家の周りの掃除もまだ…、家の中も片付け途中の小物が散乱…。また、例年通りダンボール箱に押し込んで、とりあえずの年越しになるのか…。今日こそは、頑張ろう…。ということで、昨日の書き込みはできませんでした。

 さて、欧州情勢は、今晩のイタリア国債入札を控えて、再び、神経質になっています。昨日のイタリア短期国債入札は、応札金利も低下し、ひとまず順調に終わったようです。ところが、昨日発表されたECBのバランスシートが、過去最大の2.73兆ユーロに拡大。銀行向け融資も、期間三年もの融資が実行されたことから、2140億ユーロから8791億ユーロに急増。銀行の資金需要が大きいことに、市場は警戒感を抱いたようです。また、一部の銀行では、借り入れ需要が強いものの、ECBが要求する担保が不足していると伝えられたことも影響。ユーロは、対円で10年ぶりの安値、対ドルでも一年ぶりの安値に下落しています。

 以前から「ドル安は株高、ドル高は株安…」と書いてきたように、1ユーロが1.3ドルを大きく割り込んだことから、米国では輸出株や資源・エネルギー株が売られ、株価が下落しています。なかなか、落ち着きませんが、問題は、これまで悪材料が出ても波乱しなかったのに、クリスマス休暇が明けたら、突然、市場が反応し始めたこと…。戻ってきたんでしょうね~。小鬼どもが。市場が薄商いになる年末年始は、何かやるかも知れませんね。

 28日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2151ドル41セント -139ドル94セント(1.14%)

 NASDAQ総合指数 2589.98ポイント -35.22ポイント(1.34%)

 S&P500 1249.64ポイント -15.79ポイント(1.25%)

 CME日経平均先物(円建て)  8370円 -50円

 米国10年もの国債金利 1.923% -0.086%

 ニューヨーク原油  99.36ドル -1.98ドル

 GOLD 1564.10ドル -31.40ドル

 ドルインデックス 80.50 +0.66


 昨日の米国株は、この日実施されたイタリア短期国債の入札が順調に消化されたことを好感。買いが先行し堅調なスタートになりました。ECB(欧州中央銀行)のバランスシート公開後、EU銀行への経営不安が高まり、欧州株が下落に転じると、米国株も売りが優勢になっています。EU危機の再燃を懸念しドルが上昇したことから、原油が急落。再び100ドルを割り込んだことから資源・エネルギー株が下落。欧州で銀行株が売られた流れを受け、バンクオブアメリカなど銀行株も下落。ドル高による輸出への影響も懸念され、輸出株や景気敏感株も売られるなど、年末を控えた手じまい売りも重なり、ほぼ、全面安商状になっていました。ただ、1万2150ドル付近では押し目買いも入り、底這いに転じています。今晩行われるイタリア国債入札を懸念して、引けにかけ買い戻す動きも無く、結局、ニューヨークダウは続落。NASDAQ総合指数とS&P500は反落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比4670万株増の5億3850万株。騰落状況は、値上がり626、値下がり2419でした。VIX指数は7.3%上昇し23.5。

 業種別、ダウ30種構成銘柄とも全面安。ニューヨークダウは続落しています。1万2150ドル付近で底堅い動きに転じましたが、これは12月初旬のもみ合いで形成したテーブルを意識したもの。昨日も書いたように、10月28日につけていた戻り高値を更新したことにより、一旦、益出しする動きが出たものと思われます。25日線が上げの勢いを増して上昇を始めており、このラインとの接近場面が次の出直りのきっかけになりそうです。日柄待ち…というところでしょうか。

 米国株は下落。CME日経平均先物は、昨日の大証先物終値を50円下回る8370円で帰ってきました。レンジは8350円~8460円ユーロ急落を受け、円相場は対ユーロが100円80銭台に上昇したものの、対ドルは77円90銭台にやや軟化しています。本日の日本株は、CME先物価格にサヤ寄せし、軟調な始まりになりそうです。対ユーとでの円高を嫌気して輸出関連が軟調に推移しそうなほか、金や原油の下落を嫌気し資源関連も軟調に推移しそう。また、欧州で投機筋が動き始めてことから、先物への売り攻勢が強まる可能性もあり、下落幅が拡大する懸念もあります。米国が日本の為替介入に反対の意向を示したことも、先物筋の手がかりにされそう。当面、主力株の軟調相場が続くなか、個別の材料株でつないでいくしかない展開か。今日の後場あたりから予想されるドレッシング買いがどの程度下値をささえるかがカギ。このところ書いているように、来月中旬以降の、業績感応相場への備えをするほうが賢明か?
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三連休明けの米国株は、薄商いの中、高安まちまちの動き…ダウは戻り高値を更新
 おはようございます。 今日は官庁の仕事納めです。東北や南紀の被災地域は正月どころの話ではないでしょうが、公務員は世間の常識とはかい離したボーナスをもらい、家族団らんの正月を迎えられるのでしょう。官の経費がかさむ一方、公の政策失敗で歳入が減少。実入りが減った分は、自分の身を削るより、税率の引き上げで補い、自分たちの生活レベルは維持する…今、何公何民になっているか分かりませんが、だんだん、公の率ががっているような気がします。昔は、「逃散、欠け落ち」といって、重税の藩から逃げる動きになったようです。さしずめ、今の日本企業の海外脱出がこれに当たるのでしょう。でも、次に来るのは、酷税にあえぐ住民の「一揆」です。さすがにここまではいたっていないようですが、いずれ、似たような現象が出てくるのでしょう。

 来年は「壬辰」…。相場が一番嫌う「水」が登場してきます。また、水とは相克関係にある土も出てきます。今年のような暴力的な対立関係ではなく、「不調和」がキーワードになるようです。今年、暴力的に浮上してきた問題を解決する方向に向かうことになり、人材が必要になりますが、往々にして「奸物」が出て物事を解決の方向に向かわせない可能性もあるといいます。来年は、各国で首脳交替が行われますが、果たしてどんな政治が行われるのでしょうか。日本では、守旧主義の官僚や政治家が「奸物」と化し、世界が進化するなか、日本の変化を阻害してきました。来年は、これに輪をかけたような「奸物」が出てこないように祈るばかりです。

 朝から、おかしなことを書いてしまいました。まあ、クリスマス休場明けの欧米株式も大した動きがありませんでしたので御容赦ください。欧州市場は、明日(29日)行われるイタリア国債85億ユーロの入札待ちで、膠着状態です。リスク回避からドイツ国債が買われる一方、イタリア国債が売られています。株式市場でも、全般が高安まちまちの中、イタリア市場だけが1%近い下げになっています。まあ、緊縮財政で景気の先行きに懸念がありますから、クリスマス商戦もさっぱり…株安も仕方が無いところでしょう。

 27日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2291ドル35セント -2ドル65セント(0.12%)

 NASDAQ総合指数 2625.20ポイント +6.56ポイント(0.25%)

 S&P500 1265.43ポイント +0.10ポイント(0.01%)

 CME日経平均先物(円建て) 8445円 -5円
 
 米国10年もの国債金利 2.009% -0.022%

 ニューヨーク原油 101.34ドル +1.66ドル

 GOLD 1595.5ドル -10.5ドル

 ドルインデックス 79.81 -0.18


 3連休明けの米国株は、朝方発表されたケースシラー住宅価格指数(10月)が予想(-0.5%)を大幅に下回る1.2%の下落になったことから、売り先行でスタートしました。EU危機を懸念しバンクオブアメリカやJPモルガンなど銀行株やアルコアやキャタピラーなど景気敏感株も売られ、寄り付き直後、ニューヨークダウはこの日の安値1万2269ドル(前週末比25ドル安)をつけています。ただ、内戦状態のシリアからの原油輸出が減少していることや、イランが追加制裁があればホルムズ海峡を封鎖する、と発表したことを受け、原油価格が急伸。これを受け、石油開発かぶなどエネルギー関連が買われたことや、この日発表されたコンファレンスボード消費者信頼感指数(12月)が前月水準、予想をともに上回ったことから、上値を買う動きが増加。午前中半ばに、ニューヨークダウはこの日の高値1万2328ドル(同34ドル高)をつけています。その後は前週末の引けを下値に底堅い動きを続けていましたが、この日の高値を抜けないことを警戒し、引けにかけ売られています。結局、ニューヨークダウは小幅反落。NASDAQ総合指数とS&P500は小幅続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前週末1480万株増の4億9170万株と低迷したまま。騰落状況は、値上がり1548、値下がり1460。市場の恐怖度を示す、VIX指数は、5.59%上昇の21.91でした。

 ニューヨークダウは、薄商いのなか前週末引け値をはさみ神経質な展開になりました。ただ、終日値幅は59ドル幅にとどまっています。休暇入りした市場関係者が多く、売買ともに手控えられています。ニューヨークダウは、小動きに終始したものの、この日の高値1万2328ドルをつけたことで、10月20日の戻り高値1万230ドルを上回ってきました。全体としては上値指向を強めているものと思われます。現在は、戻り売りを消化しているところですが、25日線が上昇力を強めており、早いうちに高値挑戦の動きが出てきそうです。

 米国株は高安まちまち。CME日経平均先物は、昨日の大証終値を5円下回る8445円で帰ってきました。レンジは8430円~9470円と小動き。円相場も、対ドルが77円80銭台、対ユーロが101円70銭台と前日並みの水準で帰ってきています。今日の日本株も、CMEの動きを受け膠着感を強めた相場展開になりそうです。官庁や大手企業が正月休みいりすることで、個別の材料株を日計り的に売買する動きが強まるかも知れませんが、基本的に、流れは新年相場を展望した流れに移行しそうです。引き続き、業績増額修正余地の大きい銘柄の押し目買いで…
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昨日に続き膠着相場が続き、反落して終了…意外な打たれ強さも出てきた?
 今日も手がかり材料がなく、膠着した相場でした。日経平均の終日値幅は30円と、値動きは昨日の半分…。売買代金は、さらに減って4600億円。まさに、身動き取れない状況になってきました。まあ、朝も書きましたように、長引く市場の低迷で、証券会社のディーラー資金も減っており、あれこれ味付け買いすることも難しくなっているんでしょう。後3日の立会いですから、せめて大納会くらいは気合を入れてやってほしいものですね。

 さて、市場では相変わらず、おかしな話が飛び交っています。北朝鮮では、明日の告別式に向かって盛り上がっているところですが、なんと、トップになったはずの金正恩氏の死亡説や病気説が飛び出してきました。また、中国が保護していると伝えられる故金正日総書記の長男、正男氏が北朝鮮に向かい、内部分裂が始まる…など、いろんな観測が出ています。また、悪いことは重なるもので、個人の誤発注があったこともあり、韓国株は一時3%近い下落になっていました。中国株も、生産指数の減速や中国工商銀行の劣後債発行を嫌気し、1%を超える下落になりましたが、日本株はほとんど反応していません。

 やはり、日本市場の関心は欧米市場にあるようですね。クリスマス休日明けの欧州市場は、週末の米国株が好調な経済指標を映し引けにかけ急伸したことを受け、続伸して始まっていることは明るい材料になりそうです。ただ、29日に85億ユーロという巨額の国債入札を控え、イタリア国債が再び、危機ラインの7%台乗せになっている一方、ドイツ国債が買われるなど、リスク回避の動きが、依然、残っているのは懸念材料です。また、米国は今晩、消費者信頼感指数やケースシラー住宅価格指数の発表を控えていますが、住宅関連指標は、底這いに変化しており、もう悪材料ではなくなっています。当面、消費者信頼感指数がポイントになりそうです。まあ、週末の引け間際に買われた流れを見ても、ドレッシングを意識した買いが入っているようですから、よほど悪い数字が出ない限りは、大きく崩れる可能性はなさそうです。後は、ドルインデックスの動き次第…。

 まあ、半島情勢のの緊張増幅の噂や中国株の下落にもかかわらず、この薄商いのなかで下げないのは、日本株は、結構、強いと見ることもできます。朝も書きましたように、米国景気への期待感が下値を支えているような気がします。もともと、日本経済は構造変化の時期を迎えており、指数よりも各論を重視すべき…としてきました。ただ、今回のレポートでは、日経平均週足について「梯子返し」という底入れパターンが出ているほか、先週の足が4週前の陽線の寄付きを下回らずに終わったことなどから、出直り相場に入る可能性が高い…としておきました。また、週足サイコロが、3勝9敗と、2008年8月以来の水準に落ち込んだことも、底値ゾーン到達の可能性を強めています。もちろん、米国株が上昇するという前提条件つきではありますが…。証券関係者のコメントを聞いていると、いまだに欧州危機が…などと言っているようですが、今年、7月以降の下落で、考えられる悪材料はあらかた織り込んでしまってのではないでしょうか。また、投機筋にとっても、一旦、織り込んでしまった懸念材料が出現しても、下値が限られていますから、あえてたたく事はしないものと思われます。案外、杞憂に終わるんではないでしょうか。

 まだいきなり主力株に行くのは、需給面のリスクがありますので、もう少し、チャートが出来上がってからにしたほうが良さそうですが、全体は、小動きを続けながら、じり高をたどることになるものと思われます。今日は、直近レポートで取り上げたウェザーニュースが急伸していましたが(昨日は下落)、これは業績発表を受けたもの。今は、短期的なものより、来月半ば以降の決算感応相場に備えるべき、と書いてきましたが、今日のウェザーニュース型の相場を想定しています。今回のレポートでは、会社予想とアナリスト予想のかい離しているものを中心を取り上げていますが、引き続き、52週線や200日線、以前の山や谷など、ポイントに届いたところを狙うようにしてください。

 まあ、今日の相場は、材料が出たものや低位株が日替わりメニューで買われれていますが、すでに正月休みに入ったようで、値上がり率も少なってきました。まあ、無理して変な株を抱えたままで年を越したくない、ということなんでしょう。昨日買われた輸出絡みの株は、円がやや強含んだことから、早くも売られています。終日、膠着したままで、結局、日経平均は38円78銭安の8440円55銭、TOPIXは2.19ポイント安の724.25ポイントとともに反落して終わっています。商いは、最初に書いた通りの超閑散商状。また、日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは99、RSIは44でした。
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クリスマスの代替市場は振り替えで休場…手がかり材料無く、今日も材料株相場?
 おはようございます。今日も寒い朝です。前の空き地の草に霜が降りて真っ白になっています。なんだか、一層、寒々とした感じになります。せめて市場位は暖まってもらいたいのですが、頼みの証券会社のディーラーも長引く相場の低迷で金欠病になっているのか、もうひとつ材料株の動きも冴えませんね。金はあるところにはあるのに、高い実質金利が、お金を拘束して動けないようにしてしまっています。お金が動かないから景気が悪い…この単純な理屈がわからないのでしょうかね。為政者の皆さんは。

 さて、昨日の海外市場は、キリスト教国の市場は全てクリスマスの振り替え休日でお休み。市場は、休日明けにならないと動いてきません。基本的に今日の日本株も、昨日のような立ち枯れ相場になるのかもしれません。市場が弱含むと、あちこちから変な話が流れてきますが、昨日は野村證券におかしな話が流れていたようです。以前から、欧州市場で損失を抱えているのではないか…などいろんな噂が流れていましたが、企業の破綻リスクを売買するCDS市場でも価格が上昇していました。ただ、これは野村だけに限ったことではなく、ゴールドマンザックスやモルガンスタンレーなど旧投資銀行に総じて不安が高まっているようです。預金ではなく、市場性資金に依存していることが、欧州の経営不安を抱えている銀行と同様の構造。不信感の増加から資金調達に問題が生じるとの見方を市場はしているようです。まあ、いずれ真相は分かるのでしょうが、CDSや社債、株の空売りの三点セットを使って、ベアスターンズ、リーマン、メリルリンチ、GM、AIGなど、次々に破綻の淵に追い込んでいった米国の金融危機の例もありますし、予断は許しませんが、まあ、こんな話が出てきても、相場が下げないことの方を評価すべきではないでしょうか。

 昨日も書きましたように、来年の市場環境は、今年とは正反対の流れになる可能性があります。経済評論家は、口をそろえて、欧州景気のリセッション入りから、来年の景気は悪くなるといいます。当然市場は、前倒しして景況感の悪化を織り込んできます。7月以降の株価の下落はこれを織り込んだものでしょう。でも、大勢の弱気予想をよそに、米国の景気は拡大の様相を強めています。QE1,QE2の緩和効果が出始めたほか、銀行がリスク許容度を上げ、中小企業への融資を拡大していることが、設備投資や雇用を下支えするという動きも出始めています。今日の日経でも、米国南部での生産基地設立が話題になっていました。以前から、世界で一番弱い通貨なら、米国で生産して輸出すれば良い…なんて書いてきましたが、労働生産性が高い国で、通貨が下落し人件費コストが下がれば、海外で作るよりも有利になるのは当然。日経では、中国の生産コストを下回る可能性すら指摘しています。未開拓だった南部地域が開拓されることで、米国に新たなフロンティア開発が進む可能性も出てきました。この流れを、大したことではないと見るのか、新たな発展の芽と見るのか…少なくとも来年中は米国景気の下支えをするように思うのですが。

 レポートでは以前から、ニューヨークダウは史上最高値を上回る可能性がある…と書いてきましたが、だんだん条件が整ってきたような感じですね。日本も「おこぼれ頂戴」で4桁乗せ位はありそうですね。(日銀が考え方を改めれば、もっと上値が期待できるのですが…20年間もデフレを維持してきたのに、いまさら政策転換などするはずはありませんね。なにしろ、海外のエコノミストから見れば、宇宙人的な発想の集団ですから)。

 まあ、今日も引き続き材料株中心の展開。指標が中国株しかなく、今日も膠着相場が続きそう。引き続き、1月中旬以降の業績感応相場を意識して、好業績・高進捗率銘柄の押し目買い…。皆が弱気のうちが華ですよ。
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反発したものの、手がかり材料難から高値膠着相場に…主体性無き相場展開が続く
 今日の東証一部の売買代金は、5008億円…2003年5月以来、8年7ヶ月ぶりのことといいます。バブル崩壊後に、金融危機が深刻化し、政府がりそな銀行を実質国有化。日本株がバブル崩壊後の安値から立ち直りつつあった時期の水準です。いくら、今晩の欧米市場が休みとはいっても、ちょっとひどい状態です。
 日本が3連休の間に、欧米株高が進行。CME日経平均先物が、連休前の大証先物終値を170円上回っていましたので、今日の日本株はCMEの終値8540円にサヤ寄せする格好で、買いが先行してスタートしました。しかし、高より後は、GLOBEX夜間取引市場がクリスマス休日で海外の状況が読めないほか、中国株も軟調に推移したことから手がかり材料難となり、急速に伸び悩んでいます。先週の欧米株高を受け、週明けの相場に期待した向きも多かったようですが、余りの閑散商状のひどさに、早々に手仕舞いする動きも強まり、朝方買われたものにも上げ幅を縮めるものが増えていました。結局、日経平均は84円18銭高の8479円34銭と反発したものの、終日値幅は39円にとどまっています。TOPIXは3.32ポイント高も726.44ポイントと反発していますが、日経平均の上げ率が大きく、先物買いに刺激された裁定買いで指数が押し上げられた格好です。

 日経平均サイコロは、5勝7敗、騰落レシオは98、RSIは43でした。先週書いたように、残念ながら三本新値が陽転するにはいたりませんでしたが、とりあえず25日線(8459円)を回復してきただけでも良しとしましょうか。25日線は横ばいに入っていますから、ここで踏ん張ると、同線の上げ圧力で上向きに転じるる可能性も出てきます。ただ、今日の相場を見ても分かるように、米国市場が休みになると全く動けない状態になってしまいます。以前から、日本株は自立性を失っており、米国株次第…と書いてきましたが、今日の動きに典型的に出ています。まあ、来年の相場展開については、昨日発信したレポート直近号でも振れていますが、ニューヨークダウは、先週、13週線と26週線が、ともに上昇しながらクロスする真正のゴールデンクロスをつけています。2009年3月にリーマンショック後の安値をつけたあと、3度目になります。

 ニューヨークダウの動きを見ると、2009年3月を基点に今年4月に高値をつけるまで、大きく2段上げ(QE1相場、QE2相場)をしていますが、大勢波は、依然、上昇基調にあります。それもかなり規則的な…。この二つの上げ波動の、初期にいずれもゴールデンクロスをつけています。第一波ではその後1年近く、第二波では7ヶ月上昇しており、今回も持続的な上げが期待できます。以前から、米国の株の格言「11月の安値を買い、5月に売って、市場を離れよ…」というのがありますが、今回のゴールデンクロスにダマシがないとすれば、来年の大型連休近くまで上げが続くことになりますが…。欧州の危機、半島の緊張、イラン制裁問題など、多くの不透明材料を抱えて、「それはないだろう」という感じですが、市場が早めに欧州危機による景気減速を織り込んだとしたら…。

 昨年から今年にかけて、新興国を中心にインフレ抑制から金融引き締めが続き、EUも昨年4月、7月と2度にわたり利上げを実施しました。ニューヨークダウをみると4月と7月に高値をつけていますが、特に、7月以降株価は急落。ECBの2回目の利上げが、景気にダメージを与えると市場が先読みしたものと思われます。そのときに、市場が読んだように、欧州に景気はリセッションの色を濃くしてきました。世界の景気が減速するなら、景気と密接な国際商品価格も下落してきます。そうなると、新興国のインフレも沈静化し、次は景気対策のための利下げが焦点になってきます。また、あれだけ「インフレが、インフレが…」と言っていた、ECBが、先週21日に期間3年もの銀行融資の入札を実施。50兆円の資金を市場に流しました。明らかに、緊縮財政による景気へのマイナスの影響を意識したものでしょう。これだけユーロをばら撒いたら、今度は、ドルが上昇してきます。これは、米国は困りますから、いずれ理由をつけ、さらに量的な緩和を実施してくる可能性が出てきます。

 欧州、米国、新興国のこのような動きが、新年はでそろう可能性が強まってきます。そのとき何がおきるのか…。また、このような流れのなかで、いやいやながら、小出しの緩和を続ける日銀が、新年も同じような政策を続けたら…?日本株が冴えない動きなのが、説明できるよな気がします。まあ、詳しくは、レポートに書いていますので、読んでおいてください。日本は、すばらしい能力の政治家と、どこかの大学で守旧主義とエリートの心得を学んだ優秀な官僚を有していますから、彼らが足を引っ張って、日本を地獄の淵に導いていってくれることでしょう。新年は、米国株も投資対象にしたほうが良さそうです。まあ、米国株がはじまらないかぎり、材料が出た株を個別に追うしかないということでしょう。もう来年を向いて、仕込みを開始したほうが良いような気がしますが…。
 今日は、書くことに苦労して、昨日のレポートの一部を使ってしまいました。会員様、御容赦を。
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市場参加者が減少するなか、好調な経済指標を受け続伸…NYダウは三角持合の上値抵抗を突破?
 おはようございます。昨日にもまして寒い朝でした。今日から、年内最後のレポート作りに入ります。自分なりの、来年相場の見通しをまとめてみたいと思います。占いでは、パッとしませんが、相場環境はそれなりの状況…。まあいつもどおり、相場に媚びることなく冷静にまとめてみたいと思います。

 さて、欧米市場は予想通り、薄商いのなか、上げ基調を強めています。中身にはいろいろ問題もありますが…。ちょっとした懸念を針小棒大に拡大解釈して大騒ぎする短期投資家がいない市場は、しずかなものです。昨日の欧州は、ECBの3年もの資金供給があり、金融市場はジャブジャブ状態。ユーロ建てLIBOR(銀行間貸し出し金利)も低下しています。あとは、ECBが考えているように、資金供給を受けた銀行が、金利差を利用して国債を買ってくれるかどうか…。危機はまだ去っておらず、銀行が資金を手元においてしまえば、問題国の国債金利の低下が果たせない。ユーロ建てLIBORは低下したものの、ドル建てLIBORは、2009年7月以来の水準に上昇。まだまだ、ドル資金不足に悩む銀行があることを示しています。まだまだ、ECBの悩みは多いようです。

 昨日はフランスの7-9月期のGDP改定値が発表され、速報の+0.4%から、同0.3%に下方修正されました。また、イタリアが29日に過去最大の85億ユーロの国債入札を行うことを発表。10年債金利は6.97%に上昇。再び危機ラインに近づいています。一方、ドイツの2年債金利は低下しており、リスク回避の動きが続いていることを示しています。でも、株式市場は、反応せず欧州市場は全面高…。このことを見ても、今回の危機が、原因は別にして、投機筋によって演出されていたことが分かります。年初まで、つかの間の息抜きをさせてもらいましうょうか。

 23日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2294ドル00ドル +124ドル35セント(1.02%)

 NASDAQ総合指数 2618.64ポイント  +10.19ポイント(0.74%)

 S&P500 1265.33ポイント +11.33ポイント(0.90%)

 CME日経平均先物(ドル建て) 8540円 +170円

 米国10年もの国債金利 2.031% +0.076%

 ニューヨーク原油 99.68ドル +0.15ドル

 GOLD 1606.48ドル -4.6ドル

 ドルインデックス 79.97 +0.08

 
 昨日の米国株は、朝方発表された新築住宅販売(11月)や耐久財受注(11月)がいずれも予想を上回ったほか、懸念されていた社会保障税減税が2ヶ月延長で合意されたことを好感。買い先行ではじまりました。欧州市場が堅調に推移したことから銀行株が買われたほか、原油価格の上昇を受け資源・エネルギー株も上昇。好調な景気指標を受け景気敏感株も買われました。クリスマス休暇で市場参加者が減少し、売りもの薄のなか、主力株中心に上げています。1万2250ドルを抜けた場面では上値抵抗線を意識して伸び悩む場面もありましたが、引けにかけ週末の価格上げを狙ったドレッシングと見られる買いが入り、急伸して終わっています。結局、主力3指数とも続伸して終わっていますが、NASDAQ市場に比べ、ニューヨークダウ、S&P500など、主力株の影響が大きい指数の上げが目立ちました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比2億9416万株減の4億7688万株に急減しています。騰落状況は、値上がり2087、値下がり920でした。VIX指数は、前日比2.03%低下し20.73まで下がってきました。

 ニューヨークダウは続伸して終わりました。このところ書いてきました下落バンド(三角持合)の上限ラインが上値を押さえてきましたが、昨日の引け間際の買いで抵抗線を抜いてきました。引け値ベースでは10月28日の終値1万2331ドルを上回り、戻り高値を更新しています。ざら場ベースでは、10月27日の1万2299ドルと同28日の1万2303ドル抜けが残っていますが、昨日の抵抗線抜けは、先高期待を強めることになりそうです。NASDAQ100は依然持ち合い圏内の動きで、出遅れ感がめだってきましたが、ニューヨークダウ堅調、NASDAQ不振という動きが何を暗示しているか…。この背景を考え手見る必要がありそうです。

 米国株は続伸。CME日経平均先物は22日の大証先物終値に比べ170円高の8540円で帰ってきました。レンジは8470円~8550円。円は、ドル・ユーロが小動きだったことを受け、対ドルが78円10銭台とよこばいでしたが、対ユーロは101円70銭台に上げています。週明けの日本株は、CME先物高を受け、先物買いから大幅高してスタートしそうです。指数銘柄への裁定買いがはいることも予想され、主力株中心に買われそうですが、買い一巡後は再び膠着感を強め、低位材料株へとシフトしていくことになりそうです。年内最終週になることから、目先狙いの動きも後半にかけトーンダウンし、新年を展望した安全パイ銘柄へのシフトが鮮明になりそうです。来週は、中途半端な行動をしないことが大事。
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欧州の落ち着きと好調な景気指標を受け続伸…三角持合の突破がなるかどうかの正念場に
 おはようございます。 久しぶりに厳しい冷え込みの朝でした。正月を迎える準備も待ったなしになってきました。今日は腹をくくって、庭の掃除…と覚悟sているのですが、果たして…。

 さて、市場の「小鬼」たちが休暇に入っている所為か、マーケットは至極穏やかなものになっています。相変わらず、ドイツや米国の短期国債を買うというリスク回避の動きは続いており、昨日は、格付け会社ムーディーズがスロベニアの格付けを引き下げましたが、欧州市場は前面高で終わっています。前日実施されたECBの3年もの資金供給で50兆円の資金が供給されたことで、当面の銀行の経営危機が回避されただけでなく、市場を圧迫していた銀行の資産処分圧力が減少する、との読みもあったんでしょう。ただ、あいかわらず、ドル建てLIBORの金利は高止まりしたままですが…。

 まあ、1月第一週くらいまで、「小鬼」たちは南海の楽園あたりに出かけているのでしょうから、しばらくは平穏な市場が続きそうです。ただ、昨年はこの時期にヘッジファンドの連中が集まり、EUを攻撃する(最終目標はフランスだった…?)計画を練ったといいますが、今年は、どこをターゲットに選ぶのか?このところ、日本の短期国債を海外投資家が取得する動きが強まっているといいますが、CDSと絡めて攻撃されたら、ひとたまりもありませんが、日本の金融当局や政府は、もしもの備えができているのでしょうか。EUの状況が、あれほどひどい状態になったのは、ドイツのメルケル首相をはじめ、ECBなどEUのリーダーが市場を軽視したからに他なりません。日本の政府も、株式市場には全く無関心ですし、東電の問題にしても市場を無視した処理の仕方をしています。こんな政府相手なら、赤子の手をひねるようなものでしょう。そろそろ民主党の皆さんには、昔、ゲバ棒を振り回していた当時の、古臭い階級闘争思想から抜け出し大人になってもらいたいものですが…無理な相談か?

 22日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2169ドル65セント +61ドル91セント(0.51%)

 NASDAQ総合指数 2599.45ポイント +21.48ポイント(0.83%)

 S&P500 1254.00ポイント +10.28ポイント(0.83%)

 CME日経平均先物(円建て) 8485円 +115円

 米国10年もの国債金利 1.955% -0.017%

 ニューヨーク原油 99.53ドル +0.86ドル

 GOLD 1610.6ドル -3.0ドル

 ドルインデックス 79.94 -0.08


 昨日の米国株は、前日のECBの3年もの資金供給を好感して欧州株式市場が続伸したことや、朝方発表された失業保険申請件数やコンファレンスボード景気先行指数、ミシガン大消費者信頼感指数がいずれも予想を上回ったことから、買いが先行してスタートしました。同日発表の第三四半期GDP確定値が下方修正されたことは、特別、悪材料視されず、終日堅調な相場展開になりました。欧州で銀行株が買われた流れを受け、バンクオブアメリカやJPモルガンなどが買われるなどし、代表指数であるKBWBANK指数は2.8%を超える上昇になりました。また、在庫の減少や好調な米国景気指標を受け、原油価格が一時1バレル100ドルの大台を突破したことを受け、資源・エネルギー株が上昇したことも指数の上げに寄与しています。また、前日、冴えないオラクル決算を嫌気して売られたハイテク株にも買戻しの動きが強まり、半導体関連、インターネット関連なども反発。ほぼ終日右肩上がりの展開になりました。結局、ニューヨークダウとS&P500は続伸、NASDAQ総合指数は反発して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1億7060万株減の7億7100万株と前日に続き減少。クリスマス休暇による市場参加者の減少が進んでいます。騰落状況は、値上がり2297、値下がり766でした。VIX指数は、1.26%低下し21.16と、巡航速度の20ポイント割れに近づいてます。

 ニューヨークダウは続伸して終了。ダウ30種は、値上がり23、値下がり7。銀行株にくわえ、GEやスリーエムなど景気敏感株も堅調。前日売られたインテルやヒューレッドパッカードなどハイテク株も買われています。全体では、石炭、銀行、半導体、人材派遣、重工、ネット関連などが上昇。金鉱山、履物、住宅建設、輸送サービスなどが下落しました。ニューヨークダウは予想通り、年末にかけ上げ歩調を強めてきました。当面は、下落バンド(三角持ち合い)の上限ライン突破がカギになる…としましたが、この日も抵抗ラインに頭を押さえられた格好。ただ、25日線の対応点が下落。一方で、25日線の上昇が勢いを増し、上げ圧力を強めて来るため、上方突破への期待が強まります。市場へのクリスマスプレゼントで上方突破してくれるかどうか…。今晩の動きが注目されます。

 米国株は続伸。CME日経平均先物は、大証終値を115円上回る8485円で帰ってきました。レンジは8375円~8495円。円は、ユーロが堅調だったことや米国の堅調な景気指標を受け、対ユーロは102円台、対ドルも78円10銭台に軟化して帰ってきました。良好な相場環境が整っており、今日、日本市場が休場なのは残念な気がします。今晩の米国株の状況にもよりますが、大きな変化がないとすれば、週明けの相場は先物の買戻しや円安を好感したハイテク株の買いなどから堅調な展開が予想されます。材料株については、指標となる取り組み株が週末の手じまい売りで軟化して終わっており、この建て直しがなるかどうかが焦点になります。来週は、目先を狙うより、枕にして年を越せる好内容の株を探したほうが良いよな気がしますが…。
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内外市場が連続休場になることを嫌気し売りが先行。反落して終了。
 退屈な一週間の相場が終わりました。今日も年初来高値銘柄があったほか、直近号の注目株も想定どおり好調な動きになっています。まあ、今週もレポートはまあまあの成果でしたな動きでした。ただ、主力株に関しては「さっぱり…」で、どうしても迫力に欠ける展開になってしまいます。個人主導の低位株物色は、日替わりメニュー的な動き。それはそれで面白いのですが、これを繰り返していると、だんだん資金が痛んでくるという側面があります。やはり、主力株が動いて、トレンドとしてあげ歩調にならないと、新規資金を呼び込めません。まあ、日本を取り巻く環境が悪すぎますから、こんな相場になるのも仕方がないのですが、それにしても…。

 本日の日本株は、昨日の米国株が高安まちまちになったものの、米国でオラクル決算を嫌気してハイテク株が売られた流れを受け、電機株が下落。また外資系証券が工作機械業界の投資判断を引き下げたことから設備投資関連が売られるなど輸出型ハイテク株が軟調に推移。主力株も海外投資家や国内機関投資家の小口の売りに軟調に推移しました。また、欧州ソブリンリスク問題やイラン・北朝鮮問題など地政学的な不透明要因を抱えたなか、明日が天皇誕生日で日本市場が休場になるうえ、週明け月曜日には海外市場がクリスマス休日になることから、ポジションを閉じる動きが強まり、売り物が増加。リスクに備え先物売りでヘッジする動きも強まり、引けにかけ下落幅を拡大して終わっています。昨日と異なり、先物売が先行したことから、裁定解消売りが出たことも、指数の下落幅の拡大につながったようです。ただ、終日の動きを見ると先物の値幅は8370円~8500円。昨日のCMEのレンジが8380円~8495円ですから、今日も、CME価格をなぞる自立性のない展開でした。

 結局、日経平均株価は、64円82銭安の8395円16銭、TOPIXは2.56ポイント安の723.12ポイントと、ともに反落して終わっています。商いはさらに減少し、売買代金は7265億円と7000億円の大台も割り込みそうな勢いです。日経平均サイコロは、5勝7敗、騰落レシオは100、RSIは40でした。日経平均に関連する指標は低迷していますが、物色状況をみる騰落レシオは、拡大基調にあり、週明けも低位株や個別の材料株を中心にした流れが続きそうです。昨日も振れましたが、今日の下げで、日経平均週足のサイコロは3勝9敗に低下。ここ3年間なかった水準まで落ち込んできました。

 まあ、昨日も書いたように、日本の周辺をめぐる環境を考えると、ちょっと主力株は手がけづらくなっています。地政学要因もありますが、中国の状況が良くありません。せっかく預金準備率を引き下げ市場に緩和のサインを送ったのですが、このところ資金の海外流出が増加したためか、短期金利が上昇し始めています。市場の金融の逼迫度合いが強まっているようですから、早急に、大幅な緩和をする必要がありますが、インフレや不動産価格への影響を考えると、安易に緩和に踏み切れない状況になっています。また、EUは明らかに、低成長路線の中で、財政赤字の削減を行おうとする方向に舵を切っていますから、これも中国にとってはマイナス。最近の中国株の低迷は、このあたりの事情を映したものかもしれません。いずれ、刺激型の景気対策を採ってくるものと思われますが、目先的には、難しい政策運営を迫られそうです。来年は、欧米、中国、韓国、台湾などの輸出主導国の間で、少ないマーケットを奪いあうような事態が予想されますが、その中で物言えない日本は、シェアを確保していけるのか…。主力株はますます、買いづらくなりそうです。
 
 あきらかに、今の日本は、日本やドイツの追い上げで 黄金の60年代が終わった米国の状況と似ています。技術的には優位に立っているものの、大量生産技術と安価販売のノウハウで日独に負け、重厚長大産業から撤退。半導体やコンピューターなど軽薄短小型産業に活路を見出して行きました。今の日本は、まさに新興国から、大量生産ノウハウとコストでやられており、当時の米国の状況と同じという見方もできます。米国の場合、結局、当時の主力企業は衰退の道を歩いています。もし、いまの日本を代表する企業が同じ道を歩いているのなら、過去のイメージに頼って、変な値ごろ感を持って投資すると、痛い目にあう可能性があります。やはり、今の日本市場では、次の日本を支える可能性がある産業群を狙うべきだと思いますが…。実際、独自の事業ノウハウを持って成長している企業は、この悪地合の中でも右肩上がりを維持しています。通常の調整なら、全面安になるのが当たり前。そうではなく相場が二極化している、という事実そのものが、つぎの相場へ向けてのヒントを与えてくれているような気がします。米国の黄金の60年代以後の相場を研究するようにと書き続けて、一年以上になりますが、相場の世界では確実の、当時の米国をなぞる動きが出ているように思います。

 今日は、書きなぐりになってしまいました。分かりずらければご容赦!
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オラクル決算への失望からハイテク株中心に売られるも、押し目買い意欲は強くプラス転換して終了…NASDAQは下落
 おはようございます。 もう完全に年末休暇モードに入った感じです。有力投資家がクリスマス休暇に入ったことで、様々な市場の変動幅が縮小しています。決算期末を控え、対策も終わったし、市場環境が不透明な時に新たなポジションを作っても仕方が無いということでしょうか。

 昨日の欧州では、S&Pがハンガリー国債の格付けを投資不適格(ジャンク債)に引き下げています。また、ECBが、金融危機安定化策として導入した期間三年の融資の入札があり、523行が応札。約4900億ユーロ(50兆円)が供給されることになりました事前予想に比べ、入札への応募行や応札額の多さに、市場は、銀行の経営実態は予想よりも悪いのでは…と疑い、ユーロが一時売られる場面もありました。ただ、ユーロについては、ECBがイタリアやスペイン国債を市場から購入したことを好感し、値を戻していますが…。

 とにかく、危機対策の有力手段が実行されました。まだ、ECBが企図する銀行による国債購入が行われるかどうかなど、不透明な部分は残るものの、この資金注入で当面の危機を回付できる銀行が多かったことは確かでしょう。あとは、国債価格が落ち着けば当面の危機は回避されますが、焦点はクリスマス休暇が明けてからの投資家の反応次第…。まあ、しばらくは平穏な市場が続くと期待したいが…(イランの制裁強化が決まったし、シリアも荒れているし、米国も減税問題で混乱しているし…)。

 21日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2107ドル74セント +4ドル16セント(0.03%)

 NASDAQ総合指数 2577.97ポイント -25.76ポイント(0.99%)

 S&P500 1243.72ポイント +2.42ポイント(0.19%)

 CME日経平均先物(円建て) 8455円 +15円

 米国10年もの国債金利  1.972%  +0.045%

 ニューヨーク原油 98.67ドル +1.43ドル

 GOLD 1613.6ドル  -4.0ドル

 ドルインデックス 79.89 +0,7

 昨日の米国株は、ハンガリー格下げなどを嫌気して欧州株が下落したことや、前日大きく上がったことによる利食い売りなどから、軟調なスタートになりました。ECBの資金注入を好感し欧州で銀行株が買われた流れを受け銀行株などが物色されたものの、昨日引け後に冴えない決算を発表したオラクルが急落。法人のIT投資の手控えが同社の業績低迷の要因になった、として、IBMやシスコシステムズなどIT関連株やハイテク株が広範囲に売られたことから、ニューヨークダウは、一時、この日の安値1万1999ドル(前日比104ドル安)をつける場面もありました。昼からは、イラン制裁強化や在庫減少から原油価格が続伸したことを受け資源・エネルギー株が上昇したことや、決算対策を意識したハイテク株への買いも入り、引けにかけ下げ幅を圧縮。ニューヨークダウやS&P500は続伸して終わったものの、NASDAQ総合指数は、下落分を埋めきれず反落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1億2210万株減の8億1950万株と、市場参加者の減少から薄商いになっています。騰落状況は、値上がり1871、値下がり1171。VIX指数は、前日比7.71%低下の21.43でした。
 
 ニューヨークダウは小幅続伸。ダウ30種は値上がり20、値下がり10。指数寄与度の大きいIBMやシスコの下落率の大きさが指数の足を引っ張りました。業種別では、自動車・同部品、住宅建設、生保などが上昇。ソフトウエア、コンピューター周辺機器、テクノロジー株の下落が目立ちました。この日のニューヨークダウは、終日値幅は120ドルと小動き。再び、300日線、50日線を下値支持として意識し、引けにかけ反転しています。以前、下落トレンド(三角持合)の上値抵抗線を意識して伸び悩む展開ですが、注目ポイントとして上げている25日線の上昇ピッチが加速してくることから、いよいよ上値抵抗線突破へ向けてのチャレンジが始まりそうです。

 米国株は堅調。CME日経平均先物は弱含みの円相場を好感して、大証終値を15円上回る8455円で帰ってきました。レンジは、8380円~6495円。ドルが強含みで推移したことから、円相場は対ドルが78円台、対ユーロは101円80銭台と、ともにやや軟化して帰ってきました。本日の日本株は、CMEのレンジから見て小動きに推移しそうです。また、明日から3連休に入ることも、ポジションを作りづらくしており、当面、GLOBEX市場の米国カウや上海市場をみながら、神経質な展開になりそうです。材料株についても、週末控えでディーラー資金の手仕舞いが予想され、今日は後場にかけ手詰まり感がつよまることもありそうです。来期も続けて増益期待のある株や、中間期の進捗率が50%を大きく超えているものを、長期の移動平均線などポイントを捉えて仕込むのがベスト…か?
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欧米株高を受け続伸するも、小動き…物色の中心は個人好みの材料株
 日経平均は続伸して終わりました。日本株は米国株次第…と書いていますが、ますますシンクロの度合いを強めています。レポート12月11日号で、前日のCME日経平均先物レンジと、当日の日経平均との相関性を取り上げましたが、高値、安値のどちらかが、符合しているケースが多くなっています。今日の日経平均先物の高値は8470円ですが、昨日のCME先物高値は8485円。今日も、CME高値に接近したところから、先物が軟化し、全体は伸び悩んでいます。まあ、指数的には、米国CMEのレンジを見ておけば、その日の日本株の動きが分かるという、情けない状態です。政治や経済などが、市場を動かすほど変化がないということを示しています。

 今日は日銀金融政策決定会合が開催されましたが、市場が期待するように、全員一致で何もしないことを決めました。さすがに、東大卒の優秀なメンバーの集まりです。市場の期待を裏切りませんね。会合後の記者会見で、白川総裁は「欧州のソブリンリスク問題をうまく処理しないと大変なことになる」と警鐘を鳴らしていましたが、来年はECBが景気対策から量的緩和を拡大する可能性がありますし、米国はドル高是正から、QE3に踏み切る可能性が出てきています。新興国も、金融緩和を強化してくるはずです。「景気対策のための金融緩和」が来年のテーマになる可能性もあります。にもかかわらず、日銀が、欧米に比べ通過供給を絞り込む政策を続けていると、円高がさらに進行する懸念が出てきます。正直、よその国のことを言っている場合では無いと思うのですが…。小泉政権時代のように、海外投資家が、政権の動向に注目するような状況を作らないと、どこまで言っても、日本株の自立性は産まれません。

 まあ、今日の相場もCMEをなぞる格好で展開しています。まず、寄り付きはCME先物終値と前日の大証先物終値との間に130のギャップがありましたから、先物買いが先行して始まりました。先物買いが先行したことから、現物との間で裁定買いが入り、指数銘柄が買われています。ただ、高値8470円とCMEのレンジ高値8485円に接近すると急速に伸び悩んでいます。主力株は裁定買いで買われた程度で、さらに高値を買いあがる動きはなく、寄り後は高値圏で膠着。終わってみると、日経平均の終日値幅は31円と、超小動きでした。落ち着いた、と言っても、欧州情勢はいまだに不透明。てこ入れされているにもかかわらず中国株は連日安値を更新中。北朝鮮はどうなるか分からない。日銀は、デフレへの対応を全くサボタージュしている…これでは、とても主力株は買えないということでしょう。結果、外部環境の影響を受けにくい、内需系の材料株に買いが向かう…というのが今日の流れだったのでしょう。

 今日の指数銘柄の状況を見ると、ファーストリテーリング(16円)、京セラ(4.8円)、東エレ(4.6円)、ホンダ(4.4円)など、指数寄与度の大きいものが上位に並んでおり、今日の日経平均が、裁定買いで上がった状況が分かります。今日の朝も書いたように、大口のファンドマネージャーがクリスマス休暇に入っており、市場が悪材料に反応しづらくなっており、欧米市場は堅調に推移する可能性が高くなっており、日本株もシンクロして引き上げてもらえる可能性が強まっています。ただ、今日でも、本当に強いのなら、一気に買い上げて、25日線を突破。8536円の転換値を抜けて、一気に三本新値が陽転するなど、強気のサインを出してほしかったのですが、そうならないところが今の相場の弱さでもあるようです。ただ、今週日経平均が安くなると、週のサイコロは3勝9敗に落ち込むところでした。週足サイコロの3勝9敗は、この3年間無かった数字ですから、違った意味で「陰の極」的な段階にあったのは間違いない所でしょう。 今日の日経平均は、123円50銭高の8459円98銭、TOPIXは7.19ポイント高の725.68ポイントと、ともに続伸しています。売買代金は7654億円と今日も閑散商状。日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは97、RSIは44と、指数的にはまだ中途半端。騰落レシオの拡大基調が続いており、循環物色が拡大していることを示しています。

 まあ、引き続き、指数は米国株次第の展開が続く…ということ。その米国株は、ファンドの損切りも終わり、来週にかけては利益が乗っている銘柄を買い上げ、ドレッシングする動き強まってくる…。IBM,アップル、グーグル、マクドナルドなど株価が高値圏にあるものがさらに上昇してくる可能性がある。すでに、アノマリーになっている、「SELL IN MAY」への動きがはじまっている…?目先のどたばたにのるのも良いが、来月中盤以降になると、いやでも決算を意識した動きが始まる…。いま、仕込んで、株を枕に年越しできる銘柄はなにか…。少なくともばくち株ではないことは確か…。
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有力投資家の動きが鈍るなか、スペイン国債入札の成功や住宅関連指標のサプライズにより、大幅反発して終了
 おはようございます。 何かとあわただしい状態が続きます。昨日は、以前、経営の支援をしていた企業からの呼び出しで、県中部まで出ていました。ややこしい相談でしたが、何とか、他の企業を紹介して解決(?)しましたが、例によって終わってから一杯…。経営支援からは撤退していたはずですが、思い出してみると、昨年も複数件ありました。何年か前と比べると、相談内容がだんだん深刻になっているケースが増えています。資金調達先を紹介してくれといわれてもね~。以前は、地銀や信金トップとの関係もありましたが、今は、自ら交際を絶って隠遁生活の身。もう人脈も枯渇しています。

 昨日の日本株は、北朝鮮情勢が不透明感を増すなか、小幅反発して終わりました。まだ、欧州から小口の売りが出ているようですが、有力なファンドマネージャーはクリスマス休暇に入り、動きが鈍っていますので、見方によっては、昨日の動きが国内投資の動向を判断する良い指標になったような気がします。新日本理化が柱になった取り組み仕手株も堅調でしたし、超低位株や品薄株も堅調。短期の個人資金の建材振りを示しました。まあ、この動きはこれまでの流れを踏襲したものですが、一方で、ラウンドワンやウェザーニュースなど、好業績でありながら売られてきた株が、下値付近で買われています。前日のブログでも書きましたように、少し長い目で投資を考える個人資金が、しっかり動き出していることが分かります。直近のレポートでも、成長型企業が52週線に接近するところを押し目買いしたら…しましたが、予想通りの動きになっています。これから、年末にかけては、ますます国内資金主導の展開になりそうですので、来期も業績が続伸するものを柱に来年前半のポートフォリオを作ってみてはいかが…。

 さて、昨日の欧州は、久しぶりに静かな動き。フィッチが、欧州銀行の格下げや見通しの引き下げを実施したものの、市場は反応していません。常に過剰に反応し、価格を変動を狙うファンドの運用担当者がクリスマス休暇に入っていることが影響しているのでしょうか? 何も状況は変わっていないんですけど…。結局、ヘッジファンドなどの資金力のある投資家が危機を演出していた…ということ? もっとも、昨日は、懸念されていたスペイン国債の入札が、予想以上に順調に消化。安心感が生まれ、イタリア国債の金利が低下したことや、ドイツのIFO企業景況感指数(12月)が、低下予想が、一転、増加に転じるなど、サプライズがあったことを好感。欧州株は全面高になっています。輸出を中心に景況感が改善しているようですが、最近のユーロの下落を考えると、ドイツの輸出は増加して当然。これで、また外貨を稼ぐわけですが、これだけメリットを受けていながら、ユーロの下落に貢献している債務国支援には冷淡。「やらずぶったくり」も良いところ。ドイツに対する他のEU加盟国の不満はこのあたりにあるようですが、ドイツもEUにとどまるなら、そのうち、ずるずる金を、むしられていくことになるんでしょう。盟主になろうとするなら、それなりのコスト負担をドイツは覚悟しなければなりませんが、今のドイツには、盟主にはなりたいがコスト負担はしたくない、という姿が見えています。

 20日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2103ドル58セント +337ドル32セント(2.87%)

 NASDAQ総合指数 2603.73ポイント +80.59ポイント(3.19%)

 S&P500 1241.30ポイント +35.95ポイント(2.96%)

 CME日経平均先物(円建て) 8460円 +130円

 米国10年もの国債金利 1.927% +0.116%

 ニューヨーク原油 97.22ドル +3.34ドル

 GOLD 1617.60ドル +20.90ドル

 ドルインデックス 79.86 -0.48


 昨日の米国株は、スペイン国債入札の成功やドイツの予想を上回る景気指標を受け欧州株が全面高になった流れを受け、買い先行で始まりました。また、この日発表された住宅着工・許可件数がともに、前月水準、予想を上回ったことがサプライズ効果をもたらし、寄付きから全面高スタートになりました。欧州で銀行株が買われた上がれから、バンクオブアメリカなど金融関連が買われていました。特に、バンクオブアメリカが、運用の基準となる株価5ドル台を回復したことも市場に安心感をもたらしています。さらに、市場の安定からユーロが買い戻されドルが軟化したことから、原油や金など国際商品価格が上昇したことも、資源・エネルギー株の上昇につながり、指数を押し上げています。市場参加者が少ない中、終日上げ歩調をたどり、結局、主力3指数とも大幅反発して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1億6950万株増の9億4100万株。騰落状況は値上がり2716、値下がり368と全面高。VIX指数は7,7%低下し、23.0ポイントになっています。

 ニューヨークダウは大幅に反発。30種の全てが上昇しています。昨日、下値を支えてきた300日線、50日線を下回り、下押しが懸念されましたが、予想を上回る住宅関連指標がサプライズになり、急伸しています。昨日の上げで、3本新値が陽転し、再び強気転換してきました。また、25日線を上回ってきたほか、対応点の状況からみて、今後25日線の上昇が期待できることから、次は、このラインを下値として意識することになりそうです。まだ、三角持合のゾーン内にありますので、この持合ゾーンからの脱出が焦点になってきます。以前から書いてきたように、ファンドなどの決算を意識した損だしが一巡。次は利が乗った持ち株をさらに買いまして、評価上げを狙ったドレッシング相場もはじまってきます。当面、日足の下落バンド(三角持合でも可)の上値抵抗線抜けがポイント。

 米国株は大幅反発。CME日経平均先物は、大証終値を130円上回る8460円で帰ってきました。レンジは8280円~8485円。円は、ユーロが買い戻された流れを受け、対ドルは77円80銭台に小幅上昇、対ユーロは101円80銭台に軟化して帰ってきました。本日の日本株は、CME終値にサヤ寄せする格好で先物が買われ急伸してはじまりそうです。先物買いが先行することで、裁定買いが増加。指数銘柄を中心に主力株が買われる展開になりそうです。ただ、主力株への不信感は強く、高よりしたあとは膠着感を強めてきそうです。ただ、最初に書いたように2タイプの個人資金が動き出している流れに変化はなく、主力株が伸び悩めば、個人好みの銘柄が再び勢いを増してきそうです。二極化の流れは不変。
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欧州情勢の不透明感に加え、米銀への自己資本積み増し要求懸念で下落
 おはようございます。相変わらず気ぜわしい毎日が続いています。昨日は、野暮用があり、自転車で町内を走り回っていましたが、帰ってテレビのニュースを見ると、金正日・北朝鮮総書記死亡の話が流れていました。今年の「辛卯」の暗殺、暴動の卦が頭をよぎりました。つくづく、今年の荒れ模様の干支を思い知らされました。この干支には「突然の攻撃」の意味もありますが、気学の上では、この流れは来年2月の節分まで続きますから、年が変わったからといって、安心はできません。まあ、中国の指導力に期待するしかありませんか…。

 さて、昨日の欧米株は、金総書記死亡に対しては反応せずに高寄りしてはじまっています。市場では、中国や米国が事前に知っていたか否かが話題になっていますが、先週末のCME日経平均先物が、米国株が堅調に終わっていたにもかかわらず、あっさり8400円台を割り込んで終わっており不自然さを感じていましたが、「やはり…」という印象です。遠くの懸念は無視できても、危機の源が近くにある日本市場は無視できなかったということでしょう。これで、円高などの六重苦に加え、新たな地政学要因が加わってきました。日本が、変わろうとしないから、神様は試練を与え続けているのでしょうか…。ますます、海外投資家は、日本から遠ざかっていきそうです。

 一方、西に目を転じてみれば、相変わらず欧州のごたごたが続いています。昨日は、ECBのドラギ総裁が。欧州の危機が続いていると発言。さらに、恒例の「国債買取拡大」の消極発言を行い、市場のやる気をくじいています。また、昨日は、緊急のECB財務相電話会議が開催され「IMFへの拠出金」問題が討議されましたが、英国など非ユーロ圏加盟国の協力が得られず、サミットで合意された2000億ユーロが1500億ユーロに減少したことも市場の失望をかっています。また市場が「プッツン」しなければ良いのですが…。

 19日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万1766ドル26セント -100ドル13セント(0.84%)

 NASDAQ総合指数 2523.14ポイント -32.19ポイント(1.26%)

 S&P500 1205.35ポイント -14.31ポイント(1.17%)

 CME日経平均先物(円建て) 8280円 -20円

 米国10年もの国債金利 1.811% -0.036%

 ニューヨーク原油  93.88ドル +0.35ドル

 GOLD 1596.7ドル -1.20ドル

 ドルインデックス  80.35 +0.20


 昨日の米国株は、金総書記死亡は特に材料視されず、欧州市場が堅調に推移していたことを好感し、買い先行でスタートしました。イラン情勢の緊迫化を受け、原油価格が上昇したことを受け、資源・エネルギー株などが買われ、ニューヨークダウは寄り付き直後、この日の高値1万1925ドル(前週末比59ドル高)をつけています。ただ、前段で書いたように欧州情勢の不透明感が増幅すると売りが増加。株価は下落に転じています。さらに有力経済紙が、「FRBが銀行に自己資本増強を求める…」と報じると、銀行株を中心に売りが加速するなど、ほぼ、終日下落する展開になりました。結局、反発らしい反発もないまま、ニューヨークダウは続落、NASDAQ総合指数とS&P500は反落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前週末比10億1400万株減の7億7200万株。有力投資家がクリスマス休暇入りしたことから、SQ分を除いても商いの減少が目立ちます。騰落状況は、値上がり654、値下がり2416でした。VIX指数は、2.69%上昇しています。

 業種別では、タバコなどを除き、ほぼ全面安の状況。貴金属、石炭、鉄鋼などの下落が目立ちました。ニューヨークダウ30種は、値上がり3、値下がり27。自己資本上げ要求を嫌気してバンクオブアメリカが4.1%下落、JPモルガンも3.9%下落するなど銀行株の下落が目立ちました。KBW銀行株指数は2.7%下落しています。上昇銘柄はいずれも小幅な上げにとどまっていますが、ファイザーやメルクなどディフェンシブが中心。市場が不透明感の増加から、安全指向を強めていることが分かります。特に、バンクオオブアメリカの株価が、ファンド運用の指針である5ドルを割り込んだことで、運用担当者は処分するか保有するかの決断を迫られるため、同社株が波乱する可能性が強まってきました。

 ニューヨーク株は反落。ドルインデックスの上昇を嫌気しています。前週まで下値を支えてきた300日線、50日線を、それぞれ割り込んできたことは気になるところ。25日線が下落しながら株価を圧迫しており、当面、形成中の三角持合の下限ラインへの下落も考えられます。鍵は、ドルインデックスの下落…。
 
 米国株は下落。CME日経平均先物は、大証終値を20円下回る8280円で帰ってきました。レンジは8265円~8360円。米国株の下落の割には下げ幅は小幅にとどまっており、週末のCME価格の不自然な下げに、北朝鮮の材料を織り込んでいた可能性を感じさせます。円は、金総書記死亡による姿勢学要因から、対ドルは78円台、対ユーロは、101円40銭台に、ともに小幅軟化して帰ってきました。本日の日本株は、CME先物価格にサヤ寄せし、弱含みにはじまりそうですが、北朝鮮情勢が読みきれないため、手控え気分が強まりそうです。海外投資家もクリスマス休暇入りし、積極的に売り崩す動きはないものと思われます。当面、不透明感が増幅することから、機関投資家の動きが鈍り、短期狙いの個人資金リードの展開になりそうです。昨日も書いたように、短期にのるか、来月後半にかけるか…投資方針を固めて望むことが大事に成ります。
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EU諸国の格下げや北朝鮮・金正日(キム・ジョンイル)死亡による地政学要因を懸念し反落。TOPIXは5日続落
 欧州のごたごたは、もういい加減にしてほしいと思っていたら、こんどは、お隣の朝鮮半島がきな臭くなってきました。かねて、体調不全が伝えられていた金正日総書記が、心不全で客死したと、突然の訃報が飛び込んできました。韓国は急遽臨戦態勢を敷いて、不足の事態にそなえています。資本市場も、南北の緊張状態が増す…として、ウォンが売られ、周辺諸国の株式市場も下げています。まあ、突然の知らせに、市場もどう織り込んで良いのか分からず、終わってみれば、材料の割には、たいして下げなかった、という感じでしょうか。

 まあ、振り返って考えてみると、いつも北朝鮮のテレビに出てきた名物アナウンサーのおばさんが50日近く、登場していなかったこと、野田首相の中国訪問が、突然キャンセルされ、間無しに25日に決またこと、18日、北朝鮮がウラン濃縮を止める見返りに米国が食料援助することが決まる…など、時系列に追っていくと、何か重大なことがあったことが分かります。いまさらですが…。特に、最後の突然の北朝鮮援助は変でした。ようするに、後見国の中国と核開発を止めさせたい米国が、金正日以後の対処を打ち合わせたあと、今日の発表になったということでしょうか。北朝鮮トップの死去で直接的な影響を受ける韓国の大統領と、日本の野田首相が、従軍慰安婦問題ですったもんだしている間に、事態は先に進んでいた…ということです。外見上だけ見ていると、両首脳には何も知らされていなかったようですから、国防上、外交上の面から、何故、死亡の情報をつかめ無かったのか、責任追及されることになりそうです。特に、韓国は、直接的な利害間開国ですから、大統領の責任追及の声が強まるかもしれません。

 まあ、北朝鮮の今後については、まだ、息子の金正恩氏に帝王学を仕込んでいる最中でしたから、果たして、軍部を把握できるものかどうか、また、軍部がハネ返って、韓国を攻撃するようなことがあるかもしれない…など、統治面で問題が出てくるかもしれません。ただ、現在の国力からいって、実際に戦闘行為になったら、物量的には勝てっこないことは軍部も分かっているはず…。また、中国も、北朝鮮が制圧され、韓国と統一するようなことになれば、民主主義の国と直接国境を接することになるため、結局、中国が圧力をかけ、平和裏に治める道を選ばせるのではないでしょうか。西側諸国との「緩衝国」としての存在価値は、まだまだ、中国にとって大きいはず…。まあ、用心はしますが、過剰な心配はしないでも良いのかもしれません。問題は、日本に来る脱北者が増えるのではないか、ということですが…。

 さて、今日の日本株は、週末の米国株が高安まちまちで終わったものの、日本の財政や景気への懸念からCME日経平均先物が、大証先物終値を45円下回り、8355円で帰ってきていたことから、先物価格がCME価格にサヤ寄せする格好で下落してスタート。安寄りした後は、CMEの安値8340円付近で膠着した状態を続けていました。週明けで手がかり材料が少ないことや、海外の主要な投資家がクリスマス休暇に入っていることも、低調な商いにつながっています。ただ、昼前に北朝鮮の金正日総書記死亡の報が伝わると、南北の緊張を懸念した売りが入るとともに、為替相場では、有事のドル買いから、円やウォンが売られる場面もありました。一方、緊張の増加を映し、東京計器(レポート銘柄)、石川製作所、飽和工業など、防衛関連が買われる場面もありました。結局、他のアジア株も下げたことから、下落して終了。日経平均は、105円60銭安の8296円と反落し8300円を割り込んで終わりました。また、TOPIXは7.18ポイント安の716.38ポイントと5日続落しています。売買代金は、8100億円と閑散商いでした。

 日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは92、RSIは43と、まだ数字的には調整不十分…。レポートでも解説していますように、日本株は、野田首相がG20で消費税引き上げを国際公約して以来、下落基調にあります。ただえさえ、景気の先行きが危ういのに、消費税の引き上げをはじめとした国民負担の増大。一方で、年金支給の減額をおこなうという政策を実施。本来なら、経済成長戦略を明確にし、デフレ効果を減殺品ければならないのに、こちらのほうには全く言及がない…。このままではデフレ状況が強まるばかり、として海外投資家が日本株売りを進めているんでしょう。海外投資家のアンケートでは、買いたくない市場のナンバー2として日本株が上がっている状態です。もちろん第一は欧州。ともに、景気配慮の政策を置き去りにして、財政対策ばかりに地道を挙げているところばかりです。

 おそらく、来年には、ECBも景気配慮の通貨供給の増加策をとるでしょうし、レポートで解説したように、ドル高対策から米国もQE3に踏み切るかもしれません。新興国も、資金流出から国内の流動性を増加させる方向に動いていくでしょう。世界がそういう趨勢にあるなかで、日本だけが今の政策を続けたら、今より激しい円高になるだけでなく、デフレ傾向ももっと激しくなる可能性も出てきます。なぜ、かくも長く海外投資家が日本株を売り続けているのか…、米国株とシンクロして動いてきた日本株が、何故、米国株とこれほどかい離してしまったのか…。株価は本来政治家の勤務評定みたいなところがありますが、今の民主党の人は株式市場をブルジョワのゲームの場くらいにしか考えていない節がみうけられます。ひどいことにならなければ良いのですが…。今の日本株(指数)の下値めどは立てにくい。

 だから、海外投資家が大量に保有している主力株や指数採用銘柄は買えないと、書いてきました。一方で、海外状況の影響を受けにくい内需系成長株を注目してきましたが、主力株ほどきつい下げにはなっていません。最近のレポート注目株も順調に値を上げるものが続いています。今日も上げていますが。復興関連で毎回書いてきた銘柄は、今日で実質5連騰になっています。流れを捉えて機敏に動けばそんなに怖い相場ではないように思えますが…。機動性のある個人だからこそ、儲けられる相場というもののあります。今は、材料株中心の相場ですが、来期も連続増益で来期の予想EPSから見たら、PERが4倍台という銘柄も放置されています。今、値動きの良いものに乗るために、動きの悪いものを売る結果ですが、来月になれば、否応無しに第三四半期の決算を評価する相場が始まります。目先のどたばたに乗るもの良いですが、一ヶ月先を見通して、今、売られているものから「宝石」を捜してみる手もあるんじゃないですか。時間を節約すればリスクが上がり、時間をかければリスクは低下する…その結果、手元に残る成果はどちらが大きい?

 まあ、明日の指数は、米国株次第…。週明けの欧州は堅調に始まっていますが…。
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堅調な米国景気と欧州波乱の綱引きで膠着相場…三角持合形成へ
 おはようございます。 昨日は、かねてから気になっていた玄関周りの落ち葉掃除をやりました。紅葉だけでポリ袋2つ分…。風が強かったので掃除している傍ら、上から枯葉が降ってきます。やり終えて、家の裏に回ると、木瓜の枯葉が大量に散って側溝を埋めています。あ~、見るんじゃなかった。また、気になる仕事がひとつ増えてしまいました。紅葉だけで疲れて、また寝過ごし…。書き込みはできませんでした(もっとも、コメントするような相場ではありませんでしたが…)。朝起きたら、身体のあちこちが痛い。来週は、裏の枯葉との戦いが待っています。

 さて、市場では、EFSFが発行する債券の関連資料に、ユーロの崩壊を前提にした文言が盛り込まれていたことが分かり、ちょっとした話題になっています。早々に削除されたようですが、EUの市場に対する無関心さがうかがえる動きです。また、EUサミットの合意を受け、新条約の草案作りが進んでいますが、全会一致方式から多数決方式に変更されるようで、スエーデンが署名を拒否する動きを示すなど、水面下では「会議がおどり」始めています。さらに、拒否権を行使し、EUとは一歩距離を置くことになった英国も、会議へのオブザーバー参加は認められたものの、影響力の行使は封じられたまま…。その一方で、ユーロ関連商品の決済はEUに集中するという計画が発表され、英国シティーの存亡に影響を与える事態になっています。英国は訴訟も辞さない構えのようですが、今後水面下での足の引っ張り合いが一段とエスカレートすることは必至。このことを見ても、EUがひとつにまとまるのは至難の業のような気がします。さらに、短期的な危機収束の対応は無し…。

 こんな状態を受け、格付け会社は次々と、EU加盟国の格付けを引き下げる方向で見直しを進めていますが、昨日は、ムーディーズがベルギーの格付けを2段階引き下げる決定をしました。EUの広報は、今月20日(来週火曜日)までにEU財務相会合が開催される、と発表していますが、一体何を決めるのやら…。歳の瀬も近いというのに、来週も、欧州情勢に引きずり回される展開になりそうです。

 16日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万1866ドル79セント -2ドル42セント(0.02%)

 NASDAQ総合指数 2555.33ポイント +14.32ポイント(0.56%)

 S&P500 1219.66ポイント +3.91ポイント(0.32%)

 CME日経平均先物(円建て)8355円 -45円

 米国10年もの国債金利 1.847% -0.066%

 ニューヨーク原油 93.53ドル -0.34ドル

 GOLD 1597.9ドル +20.7ドル

 ドルインデックス 80.14 -0.10


 昨日の米国株は、イタリアやドイツで予算案が可決されたことや、米議会で来年9月までの予算に関し、与野党合意が成り、政府機関の閉鎖が回避されたことなどを好感。続伸してスタートしました。ユーロが買いなおされたことから、金など国際商品価格が回復したことを受け、資源・エネルギー関連や金関連が上昇。欧州の落ち着きを見て銀行株も買い戻されたことから、ニューヨークダウは、寄り付き後まもなくこの日の高値1万1968ドル(前日比99ドル高)をつけています。ただ、格付け会社が、欧米主要銀行の格下げに続き、イタリア、フランス、スペインなどEU加盟国の格付けを引き下げ方向で見直すとしたことから、再び欧州への懸念が再燃。急速に上げ幅を縮め、昼過ぎには、この日の安値1万1819ドル(同48ドル安)まで売り込まれる場面がありました。ただ、その後は来週発表される景気指標への期待感などから底這いのうごきとなり、結局、ニューヨークダウは小幅安。S&P500とNASDAQ総合指数は、続伸して終わりました。この日は、オプションなどの決済にかかるクアドロプル・ウィッチングで、二ューヨーク市場の出来高は前日比9億1749万株増の17億8628万株と倍増。騰落状況は、値上がり1862、値下がり1152と値上がり数が上回りました。市場の先行き懸念を示すVIX指数は、前日比3.27%低下。市場の落ち着きを示していました。

 ニューヨークダウは、小幅安で終わりました。ダウ30種採用銘柄は値上がり20、値下がり10と、値上がり数が上回っています。バンクオブアメリカ(1.14%下落)やIBM(2.09%下落)など指数寄与度の大きい銘柄の値下がりが響いたようです。この日も、指数は上昇中の300日線と下落傾向にある200日線の間の動き。サンドイッチ状態が続いています。また、300日線付近は、上げの勢いを増しつつある50日線も下値を支えています。当面、25日線の動向が注目されますが、現状のまま300日線、50日線が下値をささえると、対応点の状況から見て、来週から25日線の改善が望めるため、全体の動きにも変化が出てきそうです。他にも、状況の変化を暗示する動きが出てきそうですが、詳しくは日曜日発信の最新レポートで解説します。

 米国株は、高安まちまち。CME日経平均先物は、大証終値を45円下回る8355円で帰ってきました。レンジは8345円~8445円。円は、ユーロがやや買い戻されたものの、米国金利低下を受け対ドルは77円60銭台、対ユーロは101円30銭台に高止まりしたまま。週明けの相場は、先物リードで軟調な始まりが予想されます。昨日の日本株は、米株高を受けて、一部主力株が買い戻され高く終わったものの、値下がり数は1000に達しており、実態は弱気相場でした。ファーストリテーリング(指数寄与16.8円)、ファナック(同6.4円)、ソフトバンク(同3.7円)と、この3銘柄だけで日経平均を27円押し上げています。週末を控えた証券会社ディーラーの材料株からの撤退で取り組み仕手株も値崩れし、物色の柱のない焦点ぼけの相場展開でした。週明け相場は欧州情勢が再び波乱色を強めそうで、材料株の柱になり取り組み仕手株が出直れるかどうかが、焦点になりそうです。詳しくは、最新レポートで解説します。
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好調な景気指標を背景に上げ幅を拡大するも、IMFのEU情勢への懸念表明で、上げ幅を縮め、4日ぶりに小幅反発して終了
 おはようございます。師走という呼び名の通り、12月は駆け足で通り過ぎようとしています。もう、来週末はクリスマスイブ、週が明ければ歳の瀬…なんだか駆け足から、全力疾走に変わってきたような…。庭には、もみじの落ち葉が風に吹き寄せられて山のように積みあがっている。山茶花の花びらも、下に落ちてピンクの色を撒き散らしている…。今日こそ、掃除をしようと思う日が続いていが…。

 さて、お騒がせの欧州ですが、昨日は、スペイン国債の入札も予定額を上回る応札があり、成功裏に終わりました。ドイツからの市場を無視した発言もなく、久しぶりに静かな一日だったようです。そのなかで、昨日はドラギECB総裁の講演があったようです。ロイターが伝えるところでは、「利下げ効果が薄まっている。景気の落ち込みが予想される」と久しぶりに、景気への言及があったようです。その上で、域内銀行に融資を絞らないように要請し、景気への配慮をしています。また、銀行が資本調達に腐心していることを認めながら、資本政策に関し「資産売却は、好ましくない。実体経済への貸し渋りはもっと悪い…」と、話しています。どうやら、景気への懸念や銀行の資産売却が危機増幅の一因になっている…との認識はあるようです。自己資本比率9%達成のための資本計画の提出を来月20日に延期することが決まってから、再び資産価格の下落が始まったことで、ようやく、認識を強めたようです。

 いまのところ、計画書で提示される資産圧縮による自己資本上昇分は認めない方針のようですが、だったら計画提出前に売却してしまえというのは、誰しもが考えること…。ECB総裁が、資産売却や貸し渋り・貸しはがしに言及した以上、何らかの対策が出てくることを期待しても良いのかもしれません。まあ、それにしても、危機対策という点に関しては、欧州という国は稚拙というほかありませんね。水面下で、ごそごそ動く、政治ゲームは大得意なのに…。

 15日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万1868ドル81セント +45ドル32セント(0.38%)

 NASDAQ総合指数 2541.01ポイント +1.70ポイント(0.07%)

 S&P500 1215.75ポイント +3.93ポイント(0.32%)

 CME日経平均先物(円建て) 8405円 +35円

 米国10年もの国債金利  1.913% +0.007%

 ニューヨーク原油 93.89ドル -1.08ドル

 GOLD  1579.20ドル -9.70ドル

 ドルインデックス 80.30 -0.23


 昨日の米国株は、朝方発表された新規失業保険申請件数やフィラデルフィア連銀景気指数(12月)など、雇用・景気指標がいずれも予想を上回る好内容になったことを好感。4日ぶりに反発して始まりました。好調な景気指標を受け、前日まで売られてきた景気敏感株やドル下落を好感した輸出株など、主力株に広範に押し目買いが入り指数の上げに寄与しています。また、この日決算を発表した宅配大手FEDEXの決算が予想を上回ったことから、景気の体温計としての荷動きが活発になっていることが裏付けられたことも買い安心感につながっています。ニューヨークダウは、一時、この日の高値1万1967ドル(前日比144ドル高)をつける場面がありました。ただ、IMFのラガルト専務理事が、「EUの危機は予断を許さない状態。欧州以外の支援も必要」と発言したことが伝わると、急速に伸び悩み上げ幅を縮めています。結局、主力3指数とも4日ぶりに反発しましたが、半導体市況の弱さなどを映し、NASDAQ市場の動きの悪さが目立ちます。ニューヨーク市場の出来高は、前日比5730万株減の9億2600万株。騰落状況は、値上がり1903、値下がり1122でした。市場の恐怖度を示すVIX指数は、前日比3.57%下落しています。

 ニューヨークダウは4日ぶりの反発。国内要因から上伸し、EU要因から頭を押さえられた、という格好です。ニューヨークダ30種は、値上がり22、値下がり7、変わらず1。景気敏感株と医薬品・食品などディフェンシブ系が同時に買われるという展開。この日も300日線が下値を支え、一方、200日線が頭を押さえる…という、サンドイッチ状態になっています。より短期の線で見ると、50日線も上昇しながら下値を支えており、当面は膠着した相場展開になるか…?200日線は下落傾向にあり、上値での下方圧力はかかったまま。大きな動きでは三角持合を形成しつつあることも、動きづらいことを暗示しています。

 米国株は4日ぶりに反発。CME日経平均先物は、大証終値を35円上回る8405円で帰ってきました。レンジは8365円~8435円。円は、ユーロがやや反発したこともあり、対ドルは77円90銭台にやや上昇。対ユーロは101円40銭だいにやや軟化しています。本日の日本株は、CME先物終値にサヤ寄せし、堅調な始まりになりそうです。ただ、週末控えであることや、欧州からの売りが継続することが予想され、主力株の動きは限定的になりそう。引き続き、超低位株や材料株中心の展開になりそうですが、後場にかけてはディーラー筋の週末の手仕舞い売りから波乱するものも出てきそうです。飛びつき買いは慎みたいところ…。
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欧州金融危機拡大や中国株式の安値更新を嫌気し、3日続落…米国の写真相場続く
 欧州危機の余波は世界中に広がりを見せています。EUサミットでは、ドイツがかねて主張していた強制力付きの財政規律主義が合意され、市場は事態が前進したと評価しましたが、当面の危機収束や緊縮財政への対応が何も打ち出されなかったことから、早速、市場はバッシングを始めています。本来、来週末までだった自己資本達成計画提出(それまでは、資産の圧縮ができる)が1月20に延期されたことから、再度、国債や株式など、リスク資産への売り圧迫が強まっています。また、安全パイとみていた金まで売る羽目に陥ってるようです。来年、1月20日に自己資本9%の達成計画を提出して以後は、資産圧縮による自己資本上げは認めらませんから、目先的には貸しはがしも含めたリスク資産売却が市場を圧迫することになりそうです。結局、資産圧縮するから、資本の不足額が増加して、さらに資産売却を迫られる…といういたちごっこになっています。こうなることは、最初から分かっていたはずで、重債務国の国債を多く持っている銀行の場合、これだけ値下がり(金利は上昇)してくると、そろそろ、ギブアップして公的資金の申請をするところも出てくるかもしれません。

 先進6カ国の中央銀行が協調してドル資金を供給しても、ドル建てLIBOR金利は上昇する一方。とにかく、ドル資金をかき集めねばならない状態に追い込まれている危機的な銀行があることを示しています。金が急落していることや、9日のメジャーSQで、オプション・先物がらみの決済が、7630億円に上ったことをみても、ヘッジファンドなどからの貸しはがしが増加。ヘッジファンドなどが利が乗っている金や株の裁定取引を仕方なしに清算していることが予想されます。EUは当初から、市場を敵視しており、自己資本9%という高い目標を掲げたときから、資産圧縮による市場の混乱が予想されていました。もし市場に配慮するなら、公的資本の強制注入を無差別にすべきだったのですが、EU関係者(特に、ドイツ)の頭の中には、市場の反応なんて全く気にする動きはありませんでした。その結果が、現在の、市場のバッシングです。どこまでも、頑なな態度を続ければ、それだけ、資産価格の下落と、資産処分のいたちごっこが続くことになります。なにしろ、相手は教条主義のドイツ…。今日の朝も書いたように、ドイツ連銀総裁の口から、EUサミットの合意を平気で反故にするような言葉が飛び出してきます。

 この状態では、とても海外の影響を受ける主力株を買うことはできません。とにかく、この頑固さは、もしかしたら、市場が崩壊しても改めないのではないかという恐怖心さえ抱かせます。今日の日本株の動きは、そんな投資家の心理が強まった印象を受けます。短期的な危機の解決手段は無いと言い切るドイツメルケル首相に米国など他のIMF加盟国が、資金を拠出しないならドイツも金をださない…と、信じられない暴言を吐き、ユーロが急落。朝方から、海外投資家の売り越しが1200万株を超えては、国内の投資家は誰も手を出してはきませんね。結局、CME先物終値にサヤ寄せして、安よりしたあとは、いつも通り。底這いの動きでしたが、場中にも欧州からと見られる売りが出たことや、中国市場が安値を更新したことなどから、先行きに対する警戒感が増幅。先物を使ったヘッジ売りや、売り崩しの動きも加わり、先物主導で下落幅を拡大。結局、日経平均は141円76銭安の8377円37銭、TOPIXは11.96ポイント安の725.02ポイントと、3日続落して終わりました。出来高概算は15億4400万株。売買代金は9430億円と、ともに薄商い。

 日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは90、RSIは57でした。まあ、裁定買い残が8000億円台に減少していたことから、売り圧迫は弱まりましたね。もともと、主力株については、欧州銀行の資産処分の影響を受けるので買えないとしてきました。また、年末が近づいており、決算を控えるファンドは、損を抱えた株式を売却し、含み益を抱える株式を買い増すドレッシングを行いますが、このところの動きにはこの辺も関係しているのでしょう。まあ、どこかで、今下がっているものを買いに出なければ成らないとは考えています。おそらく、ドイツの為政者やECBが市場のバッシングに負けて方針転換をする時期も近いと思いますので、買いのタイミングを計らねばなりません。当面、11月最終週の長大陽線の寄り付き(8224円)付近をめどに考えておけば良いのでは…?

 ただ、レポートは、すでに方針転換していましたから、この相場でも、餅代を稼いでくれる銘柄が続いています。11月から取り組んできたゴールドウィンが昨日309円高値まで上昇。アルプス技研、フルサト工業などが順調に値幅を重ねています。また、本日は、レポートで毎回注目するように書いてきた応用地質が急伸。高値848円をつけてきました。直近号でも取り上げていますので、短期で100円近い上げになりました。利益準備金だけで、時価総額を上回る状態が続いていたほか、今後、津波対策や、日本周辺での資源探査で同社の果たす役割は大きいものがあります。大きな三角持合を放れてきたばかりで、まだ、相場は残っていそうです。また、直近号でトップの注目株で取り上げた銘柄も本日は値上がり上位にランクされています。まあ、順調に餅代は稼げているものと思います。ただ、以前から書いているように、今の相場は新規の資金が入らないゼロサムの世界。材料株が浮かべば、資金作りで値動きの悪いものが売られてきます。レポートで注目してきたものにも、過去最高益や高進捗率を示しながら売られている銘柄も増えています。今のところ、ファンダメンタルは変わっていませんから、次に、再注目する方向に変化はありません。改めて、レポートを通じご案内します。

 とにかく、欧州情勢は、ドイツ首脳とECBの出方次第で急変する可能性があります。仕手株の指標株として新日本理化を見るように書いてきましたが、やはり、簡単には死ななかったようですね。ここからが、仕手筋の真骨頂を見せるところ…。目先、材料株がにぎわいそうですが、これも市場の不透明感と、下値に対する安心感が背景になっていることを忘れてはいけません。ハシゴをはずされても怪我をしないように、また、次の流れに備えるためにキャッシュだけは確保しておいたほうが良いと思います。目先は、進退の決断が大事…。
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ドイツ関係者の発言で国際商品市場が動揺…関連株の下げで米国株は3日続落
 おはようございます。なんだか、だんだん追い立てられるような感覚になってきました。あれもしなくては、これもしなくては…と考えてはいるのですが、何も先に進みません。来週末はクリスマスイブ、再来週末は大晦日…。何もかにも、待ったなし。困った、困った。

 さて、欧州では教条主義国ドイツの暴走が続いています。メルケル首相は、EU合意の議会説明で、改めて欧州共同債の発行を否定。それだけでなく、危機の収束に対し、「すばやい解決策などはなく、時間をかけて解決するしかない」と言い放ちました。市場なんかどうでも良いという感じです。それを上回る衝撃を与えたのが、ドイツ連銀のバイトマン総裁の発言。ECBの無制限の国債買取が、将来のインフレにつながる…との発言は従来どおりですが、問題は、EUサミットで合意されたIMFへの2000億ドルの出資に関する発言。EU加盟国だけの出資だけでは、EUの条約で禁止されている迂回融資に当たるから、他のIMF加盟国も資金出資をしなければならない…と、暗に米国などの資金拠出を促す発言をしています。FRBのバーナンキ議長をこれを拒否する声明を出していますが、バイトマン総裁は、他国の拠出が無い場合、ドイツの負担分の450億ドルの拠出は無い…としており、EUサミット合意の根幹部分が崩壊しそうな状態になっています。

 これを受け、昨日、ユーロは急落。対ドル相場は1.30を割り込み、今年1月以来のい安値に落ち込んでいます。おかげで、金価格は急落するは、原油をはじめとする国際商品価格も大幅に下落。市場が混乱し始めました。米国にとっても、ドルの急騰は、オバマ政権が進める輸出増加策のい障害になります。まったく、またか…という感じですが、1987年10月のブラックマンデー、リーマンショック後など、国際協調を求められたときも、金融緩和はインフレにつながるというドグマに縛られて、反対の行動をとり危機を深めるという愚を冒しています。今回は、これまで以上に頑迷な態度が目立ちます。財政規律主義ばかりが前面に出て、デフレ的な影響を緩和する措置が全く設けられておらず、下手をすると、強行的な動きに深化しないとも限りません。IMFのアナリストなども、本気で心配し始めたようです。市場のバッシングなんか関係ないという態度が何時まで続けられるんでしょうね。困ったものです。

 14日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万1823ドル48セント  -131ドル46セント(1.10%)

 NASDAQ総合指数 2539.31ポイント -39.36ポイント(1.55%)

 S&P500 1211.82ポイント -13.91ポイント(1.13%)

 CME日経平均先物(円建て) 8420円 -80円 

 米国10年もの国債金利  1.906% -0.063%

 ニューヨーク原油  94.75ドル -5.19ドル

 GOLD  1586.90ドル -76.20ドル

 ドルインデックス 80.54 +0.29 


 昨日の米国株は、イタリア国債の金利が再び、危機ラインの7%を超えたことや、ドイツメルケル首相の「短期的な危機の収束手段は無い」との発言にくわえ、ドイツ連銀総裁がサミット合意内容を反故にするような発言を行いユーロが急落するなど欧州の混乱を受けて、続落してスタートしました。ドルが急伸したことから原油価格をはじめとするドル建て国際商品の価格が急落。鉱山株やエネルギー株、素材株など関連株が売られ指数の足をひうっぱりました。また、ブラジルで原油流出事故をおこした子会社に対し、ブラジル当局が操業停止と課徴金の支払いを命令したことを嫌気。親会社のシェブロンが売られたことから、石油開発関連や周辺サービス関連なども幅広く売られています。また、ドル上昇による輸出環境の悪化を懸念し、輸出比率の高い主力株も売られるなど、ほぼ終日、右肩下がりの相場となり、結局、主力3指数とも3立会日連続の下げとなりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比155万株増の9億2610万株と比較的落ち着いた動き。騰落状況は、値上がり870、値下がり2192でした。VIX指数は、2.48%上昇したものの、欧州の材料の大きさに比べると、上げ幅はすくないようです。

 ニューヨークダウは3日続落。昨日は、下値支持線の200日線も割り込み、300日線と50日線のところまで売り込まれました。今回の欧州危機については、国家レベルの問題としてVIX指数の反応が鈍いことが市場の動揺を防いでいるようです。日足ベースでは、下落バンドのなかに引き釣りこまれ、下値で形成したボックス上限に接近しています。ただ、前回の下げで下値支持力の弱さが確認されており、当面、ダブルデックの下落バンドの上部バンドの下限付近までの下落リスクがあるかもしれません。ただ、レポート直近号で解説しているように、ここからは週の動きを重視するところ…。とにかく、最近も書いたようにドルインデックスとニューヨークダウが逆相関で動く…がネックになっています。

 米国株は続落。CME日経平均先物は、大証先物終値を80円下回る8420円で帰ってきました。レンジは8410円~8520円。円は、ユーロに対しドルが急伸したことを受け、対ドルは78円台に下落、一方、対ユーロは101円20銭台に上昇して帰ってきました。本日の日本株も、CME先物終値にサヤ寄せし続落スタートになったあとは、小動きに終始。中国歌舞の動向やGLOBEX米国株の動きを見ながらの展開になりそうです。引き続き、超低位株や取り組み仕手株、新興市場株など中心の相場展開になりそうです。ただ、この相場を支えているのはあくまでも下値不安の解消であり、これ以上海外市場が波乱すると、相場の前提が崩れる可能性もでてきます。相場では、何が出てくるか分からない状態ですが、途中で飛び乗ることは丁半ばくちと同じ…。昨日も書いたように、全力投入は避けたいところです。内需型成長株を地道に拾うという手もありますよ。
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欧米株安に加え、中国、インドの新興国リーダーへの懸念から続落…仕手材料株の引け際のしまりに期待
 なんだか、もうクリスマス休暇に入ってしまったような方向感の無い相場になってきました。昨日の米国株は、FOMCでQE3の発表がなかった事への失望感から下げた、との解説が多かったようですが、もともと、国債買取プログラムは、デフレ対策として導入したもので、いまのようにインフレ率が高い状態では実施する可能性は低いものと思われます。それよりも、12月に入り動きが鈍っているのは例年通りのこと…。12月中に節税用に持ち株の損だしをすることが影響しているのでは無いでしょうか。月が替われば今度は税金の支払いのために株価を上げる動きに変わってきます。今週末には、クワドルプルウィッチングを控えており、デリバティブがらみの動きも関係していそうです。米国株の動きが小動きになっているのは、需給要因が大きいようです。

 やはり、問題は、欧州情勢ですね。昨日は、EU首脳が危機対応策を提示しているのに、ドイツのメルケル首相が、提案に消極的だと伝えらられ、ユーロが急落。1ユーロ100円台も時間の問題になってきました。先週のサミットで財政規律の強化で合意したものの、もう、スエーデンが反旗を翻すような動きを始めています。また、度重なる危機を招いたメルケル首相の手腕に、ドイツ国内から疑問を呈する動きが出ていることや、ドイツ国民自体がEUの存在そのものに疑問を抱き始めており、ドイツ自体も内憂外患状態になりかかっています。月が替われば、EU加盟国の格付けの引き下げ懸念も待っています。「トリプルA」の国でも、引き下げ幅に差があるといわれています。今後、EFSFの格付けの下げもあるといい、市場の影響は全く読みきれない状態…。朝も書いたように、ドイツのプレゼンスが高まれば高まるほど、国家主権をEUに委譲することを敬遠する動きも、強まりそうで、果たして、すんなりと加盟国の議会の合意が得られるものかどうか…。また、先進国の中央銀行が協調してドル資金供給を支援したのに、いまだにドル建てLIBORは上げ続けています。どこか、必至になってドル資金を取り入れている銀行があるということで、裏返して言えば、破綻寸前の銀行があるとの見方もできます。まったく、何がどうなっているのやら全く読めない状態です。しばらく、欧州は手出し無用ということでしょうか。

 日本の場合、もうひとつ気になるのが、中国とインドという新興国リーダーの動き。伝えられるところでは、中国の不動産価格の下落がスピードアップしてきたようです。来年までに、3割程度は下がるだろうとの予測が出ていますが、もしバブル状態にあったのなら、3割程度の下げで済むはずはありません。すでに金融緩和に舵を切り変えていますが、外資の引き上げが絡んでいると厄介です。株価も預金準備率の下げや銀行株の買い支えなど株価のテコ入れがあったにもかかわらず、安値を更新し続けています。中国の場合、実需がありますので、日本のようなバブル崩壊にはならないものと思いますが、下げ止まらない株価が何を暗示しているのか…確かめる必要があるのではないでしょうか。また、インドも対外財政収支の問題などからルピー売りが止まらない状態。欧米景気減速の代替として、現地進出してきた日本市場にとってはルピー安など新興国通貨の下落は痛手…。

 まさに海外進出を進めている日本企業にとっては踏んだりけったりの状態になっています。結局、復興対策が景気を下支えする内需ものしか買えないということでしょうか。今日の日本株は、ここまで書いてきたことを絵に描いたような相場展開でした。朝方は、CME終値にサヤ寄せして、先物から売られ寄り付いたあとは、小動きに推移。中国の続落を見て下落幅が拡大。8500円を割り込む場面もありましたが、ファーストリテーリングやソフトバンクなど内需系の指数寄与度の高い銘柄に買い物が入り、何とか8500円を維持して終わりましたが、下落銘柄数は1100を超えており、指数の見かけほどしっかりした相場ではなかったようです。指数的には膠着した状態で、日経平均のい終日値幅は54円と小幅にとどまっていました。相変わらず、超低位株が日替わりメニュー的に買われていますが、これまで仕手系株をリードしてきた信用好取り組み株が、波乱したことも全体の動きを冴えないものにしたようです。ただ、今日も引けにかけ買いなおされており、やはり、ここが流れの中心であることに違いはないようです。本来は、避けて通らなければならない流れですが、これが本流になるのなら仕方がないところか…。極力、リスクを押さえ、遊び金で望むところ…。または、内需系の成長株を移動平均線などのポイントを捉えてかうか?
 
 結局、日経平均株価は、33円68銭安の8519円13銭、TOPIXは3.73ポイント安の736.98と、ともに続落して終わりました。日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは101、RSIは63。冴えない相場の割には、指数だけは上昇しています。このところ、日経平均の足は陽線が多く、押し目買いの資金が入っていることを予想させますが、このところ、低下している25日線(13週線も…)に沿って動いており、25日線の下方圧力を受けているのが気になります。まあ、日本株は米国株次第…。前段で書いたように米国株が動けなければ、日本株も小動きにならざるを得ない。当面は、材料株で巻く間をつなぎ、年明けの主力株相場を期待するしか無いか…。

 今日は、余り書くことがないので、おもいつくままに書いてしまいました。まとまりを欠いていますので分かりにくければ御容赦。
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欧州の不協和音と期待はずれのFOMC声明を受け、続落して終了
 おはようございます。 昨晩は、小用で帰りが遅くなり書き込みができずに失礼しました。

 さて、昨日の欧州市場は、スペイン国債の入札が順調に消化できたことや、ドイツのZEW景気期待指数(12月)が、前月水準、市場予想をともに上回ったことを好感し、大幅に上昇していました。しかし、EUの幹部らが検討を進める欧州安定メカニズム(ESM)の基金増額に対し、ドイツメルケル首相が消極的(ドイツ連立与党幹部)…と伝わると、一気に上げ幅を縮めています。このところ、EU関係者が危機を克服しようと、欧州共同債の発行可能性やESMの銀行化など安全弁を設けようとしても、ドイツのメルケル首相や教条主義で歩調をあわせるECB関係者の発言で一蹴されるという事態がつづいています。それに対し、市場が過剰に反応するところを見ても、英国をはずし、事実上、欧州大陸諸国だけで構成するようになった新しいEUが、ドイツの意向次第で方向が決まる…という流れを読み始めているのでしょう。以前にも書いたように、債務危機を乗り切るためには、ドイツの資金力に頼らざるを得ず、加盟国も、しぶしぶ、承諾書に合意したわけですが、これ上、ドイツのタカ派的な行動が目立った場合、欧州諸国は否応無しにヒトラーの第三帝国をイメージし始め、水面下でけん制しあう動きが強まることも予想されます。

 なにより、ドイツが今の資金力を持つことができたのは、統一通貨ユーロの採用でマルク高の呪縛を解かれ、新たにユーロ圏というマーケットに有利な条件で輸出できたため…という不満を加盟国は持っています。にもかかわらず、救済資金を出し渋る「やらずぶったくり」的な態度をとり続けるドイツに対し、批判的な動きも強まっています。EUが目指す政治・経済の統合が、ヒトラーが周辺諸国を次々と併合。国家の独立を損なわれた時代を想起させたら、果たして、簡単に国家主権をEUに委ねるようなことをするのでしょうか。口うるさい番頭(英国)がいなくなり、突然、暴走を始める2代目経営者みたいなことにならなければ良いのですが…。しばらく、欧州には近づかないほうが良いかもしれませんね。

 13日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万1954ドル94セント -66ドル45セント(0.55%)

 NASDAQ総合指数 2579.27ポイント -32.99ポイント(1.26%)

 S&P500 1225.73ポイント -10.74ポイント(0.87%)

 CME日経平均先物(円建て) 8500円 -50円

 米国10年もの国債金利 1.969% -0.052%

 ニューヨーク原油 100.14ドル +2.37ドル

 GOLD 1663.10ドル -5.10ドル

 ドルインデックス 80.27 +0.68 


 昨日の米国株は、スペイン国債の入札が順調に終わったことや、ドイツの景況感の改善などを受け、欧州主要市場が堅調に推移したことを受け、反発して始まりました。朝方発表された小売売上高(11月)が事前予想を下回ったものの、欧州市場の落ち着きや、この日のFOMC後の声明を期待した買いなどから上伸。ニューヨークダウは一時、この日の高値1万2147ドル(前日比127ドル高)をつける場面もありました。ただ、ドイツメルケル首相のESM拡大構想への反対報道により、欧州市場が軟化。ユーロが急落し、ドルが上昇すると利食い売りが増加。株価は上げ幅を縮める展開になりました。2時過ぎにFOMC声明が発表され、金融政策に変更が無かったことが伝わると、失望売りが増加。株価は下げ足を早め、ニューヨークダウは、この日の安値1万1904ドル(前日比116ドル安)をつけるなど、値動きの荒い展開になっています。引けにかけてはやや下落幅を縮めたものの、結局、主力3指数とも続落して終わっています。ニューヨーク市場の出来高は前日比1億4800万株増の9億2450万株。騰落状況は、値上がり868、値下がり2181でした。VIX指数は、この日も0.56%低下しており、下げを深刻に考える必要が無いことを示しています。

 ニューヨークダウは、続落して終了。構成銘柄の状況は、値上がり7、値下がり21、変わらず2でした。引き続き、200日線が下値を支える格好になっていますが、昨日の下落で、ニューヨークダウは再び下落バンド内に引き戻される格好になりました。日足のパターンも「丸天井型」を描き始めており、10月、11月戻り相場の「やれやれの売り」を消化しきれていない状態が読み取れます。昨日、ドルインデックスが80.27をつけ、10月5日につけた戻り高値79.87を上回り、上げ基調を鮮明にしています。過去、ドルインデックスの動きとニューヨークダウの動きは逆相関で動いており、一段と上昇した場合の株価への影響が懸念されます。ドルの上昇が、輸出や国際商品価格に影響を与えることが関係しているのかもしれません。QE3に関しては、デフレ懸念が遠のいている以上、現段階では期待するほうがおかしい。

 米国株は続落。CME日経平均先物は、大証終値比50円安の8500円で帰ってきました。レンジは8445円~8610円。円は、ユーロが売られた流れを受け、対ユーロは101円60銭台に急伸。対ドルはドル上昇の流れを受け、78円にやや軟化して帰ってきました。本日の日本株は、海外株式の波乱やCME安を受け、軟調に推移しそうです。CME先物の安値が8445円まできり下がっており、先物への売り圧力が強まる可能性も…。主力株は、ますます動きがつらくなりそうです。
 昨日は、仕手材料株の指標である新日本理化が信用規制強化からストップ安したことが影響し、大阪市場の類似株にや同じ仕手介入が噂される銘柄に影響しましたが、一方で、急浮上するものも出ています。当面は、超低位株や小型材料株、新興市場株を物色する流れに変化は無いものと思われますが、新日本理化の下落が行き過ぎると、周辺にも悪影響を与えそうです。これに代わる新しい取り組み仕手株の登場が期待されます。ただ、新日本理化も本当に過去の大物して筋が入っているなら、ここからが、腕の見せ所。本州製紙の大相場を演出した組織力は顕在か?
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欧州金融情勢不安を意識して反落するも、VIX指数の低下で底堅さも…
 おはようございます。 なんだか公私ともにあわただしくなってきました。年賀状書き、掃除、あちこちへの連絡などなど…。気持ちはあせりますが、なにも進みません。海外の情勢について、じっくり考える必要があるのに、これではいけませんね。あ、来年は年明け早々に初孫が産まれる予定もありました…。

 さて、週明けの欧米株のEUサミット成果への、判定は厳しいものになりました。ドイツDAX指数が3%を超える下落になるなど、欧州株式は軒並み2%を超える下げになっています。政治的には、なにかとうるさかった英国を、体よく追い出し、ヨーロッパ大陸だけの連合へ向け踏み出す(事実上、ドイツの覇権が確率)という大きな成果を残しましたが、経済的には、格付け会社のムーディーズやS&Pが「何も目新しいことは決めていないじゃないか…。状況が変わっていないから、格下げの可能性を探る…」としたことが、下落幅の拡大につながりました。重債務国の国債金利もジワリと上昇しています。市場が「危ないよ…」といっているのに、ドイツ連銀総裁は、債務危機対応はECBではなく、各国が個別に対応するもの、と、市場無視の発言を繰り返しています。まあ、大欧州へ向け一歩踏み出した高揚感もあるのでしょうが、市場という「最強の敵」を軽く見ていると、大欧州の夢も一夜にして崩壊してしまう可能性すらあります。

 最近、ドイツのタカ派的な発言が増えていますが、英国という目の上のたんこぶがいなくなって、ますます、ドイツの独走がエスカレート。加盟国や周辺国の間からも、過去の悪夢がよみがえり、ドイツに対する警戒感が高まってくる可能性もあります。今回のEUの結束を固めたのは、ドイツの資金力だけだったのではないでしょうか。昨日のドイツ株の下落幅が他国を上回っていたのも、市場は「あんた、これからむしられるよ…」と、警告しているのかもしれませんね。

 12日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2021ドル39セント -162ドル87セント(1.34%)

 NASDAQ総合指数 2612.26ポイント -34.59ポイント(1.31%)

 S&P500 1236.47ポイント -18.72ポイント(1.49%)

 CME日経平均先物(円建て) 8545円 -75円

 米国10年もの国債金利 2.021% -0.045%

 ニューヨーク原油 97.77ドル -1.64ドル

 GOLD 1668.20ドル -48.60ドル 

 ドルインデックス 79.53 +0.94


 週明けの米国株は、EUサミットの合意内容では、当面のソブリンリスク問題を解決できないとしたことや、格付け会社がEU加盟国国債の格下げ方向で動き出したことを嫌気。欧州市場が大幅安になったことを受け、急反落してスタートしました。格下げの可能性が高まったことからユーロが急落。ドルが急伸したことから、原油や金、非鉄など国際商品が急落。これを受け、エネルギー株や産金株、素材株などが広範に売られ、指数の足を引っ張りました。また、欧州で銀行株が売られたことから、バンクオブアメリカや、JPモルガンなど金融株も売られるなど、EUサミットの前進を期待して買われた先週末の上げ分を全て失い、ニューヨークダウは、一時、1万1940ドル(前週末比243ドル安)まで落ち込む場面もありました。

 ただ、急落後さらに売り込む動きが無かったことや、VIX指数(恐怖指数)が株安にもかかわらず低下したことなどから、好調な景気を評価しようとする押し目買いが増加。引けにかけては、やや下落幅を縮小して終わっています。結局、主力3指数とも反落して終わりましたが、欧州に比べると下落幅は限定的だったようです。ニューヨーク市場の出来高は、前週末比4100万株減の7億4100万株と閑散商い。騰落状況は、値上がり642、値下がり2416でした。業種別では、レジャー用品・サービス、レストランなど消費者向けサービスが上昇しただけ。一方、石炭、損保、鉱山、貴金属の下落幅が大きかったようです。ニューヨークダウ30種は、マクドナルドとウォルトディズニーの2社が小幅上昇しただけ。タイ洪水の影響で業績を下方修正したインテルが4%下落し、半導体や同製造装置関連の足を引っ張りました。

 週明けのニューヨークダウは反落。引き続き、下降バンドの下落圧力を受けているようです。また、10月、11月高値付近の戻り売り圧力も強く、需給面からも圧力を受けているようです。ただ、この日も200日線付近では、下値支持力を期待して下げ止まり、引けにかけ反転するという、底堅さは持続しています。何か、ポジティブサプライズが飛び出し、一気に節値を払う動きを期待したいところ…。下方から25日、50日、75日の各移動平均線が近づいており、この接近場面がポイントになりそう。NASDAQ100が先行するか?

 米国株は反落。CME日経平均先物は、昨日の大証終値を75円下回る8545円で帰ってきました。レンジは8490円~8670円。円は、ドルがユーロに対して急伸したことを受け、対ドルは77円90銭台にやや軟化。一方、対ユーロは102円70銭台に急伸しています。本日の日本株は、CME先物価格にサヤ寄せする動きから、売り先行ではじまりそうです。昨日買われた主力株への売り圧力が増しそうですが、一時的に、CME先物の安値8490円をトライする場面も…。ただ、昨日夜も書いたように、引き近くに場味が変化しており、今日は売り一巡後に材料株の流れが勢いを増すかどうかが注目されます。引き続き、主力株や指数はGLOBEX、上海市場眺めとなりそうですが、大きく崩れなければ、一気に材料株に流れが移行することもありそうです。
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EUサミットでの財政統合前進を好感して反発するも、欧州への懸念から伸び悩む動き
 EUサミット明けの日本株は、週末の欧米株の上昇を受け、3日ぶりに反発して終わっています。ただ、他のアジア株の反応は、まちまちで、中国上海総合指数は2300ポイントを割り込むなど、EUサミットへの反応は一様ではなかったようです。日本も、一見、強いように見えますが、ECBのドラギ総裁が記者会見で、国債買取の増額を頭から否定する前の高値は抜けずにいます。3本新値もまだ陰転したままですね。週明けの欧州株も総じて軟調に始まっていますしGLOBEXの米国株先物でニューヨークダウは80ドルを超える下落になっています。今日の、東京マーケットでもユーロは売られ103円20銭台に下落。EUサミットに対する市場の反応は、落第点のようですね。

 ドイツが資金力にものを言わせて、財政規律の遵守を誓わせ新たな協定を結ぶ方向で動き出したことは、財政統合を目指すという当初の目的からすれば、大きな前進になりました。ただ、決定に際し、これまでの全加盟国一致主義から多数決方式に変更することには、今回の合意に賛同する国の中からも反対が多く、実際に決まるまでは、まだ、何が起きるか分からない不安定な状態が続くことになります。また、確かに、将来へ向けての布石は打ったものの、危機の発端になった国債金利の低下のための対策が何もなされていません。本来なら、ECBが「無制限に買い取る…」と言えば、方はつくのでしょうが、「そんなことをしたらインフレになる…」と一蹴しています。

 前回サミットの合意で、域内大手行は自己資本比率9%を目指すことになりましたが、経営への公的な関与を嫌う銀行は、資産圧縮の道を選び、国債や株式などリスク資産を売るだけでなく、新興国などに貸し付けた資金の引き上げを行っており、これが世界的な危機をあおることになっています。当初は、今月の25日までに自己資本目標達成のための計画書を提出するように決まっていましたが、資産価格の下落で、必要資本額は大幅に増加。これを受け、提出期限は来年1月に延期されています。まあ、資産売却期限が一ヶ月延びたようなものですから、EU銀行によるリスク資産の売却や貸しはがしがまだ続く…として、GLOBEXが下げ、中国株が安値を更新しているんでしょう。
 
 EUだって、小康状態になっている重債務国国債に売り圧力がかかる懸念もあります。結局、自分の首を自分で絞めるようなやり方をしているんですから、短期的には、強制資本注入をしてリスク資産の売却を止めるか、ECBが徹底して買い支えるしかないのですが、今回のECB理事会やEUサミットでは、短期的な対策が全くでてきませんでした。格付け会社は、今回のサミットの結果を踏まえて、来年3月くらいまでに格付けの判断をするということですが、3月ごろには、イタリア国債の償還などいろんなことが固まってきますから、2月ごるがヤマ場になるのかもしれません。
まあ、財政規律を押し付け、他の加盟国を従わせたことはドイツにとって大きな成果。また、シティに打撃を与える金融取引税の話を持ち出して、体よく英国を仲間はずれにしたことも大きな成果…。しかし、市場に付け入る隙を与えてしまったことは、大きな失敗でした。ドイツのメルケル首相は、以前から市場を敵視しており、このまま行くと、否応無しにECBが無制限の買取に追い込まれる時期がくることになるんでしょう。

 まあ、今日のアジア市場の動き、オープンした欧州市場、これから始まる米国市場が、サミットの成果に評価を下すことになるのでしょうが、とりあえず、ごたごたは来年2月ごろまで先延ばしされることになりそうです。

 今日の日本株は、週末の米国株がEUサミットが財政規律の強化で合意したことや、中国人民銀行が欧米に投資する新しい投資会社を作るとのニュースを好感。米国株が大幅反発したことや、CME日経平均先物が、週末の大証終値比125円高の8645円で帰ってきたことを手がかりに、寄付きからまとまった先物買いが入り、上昇してはじまりました。先物買いが先行したことから、現物との裁定買いも入り、指数採用銘柄が広範に上昇。日経平均は一時8700円近くまで上昇する場面もありました。ただ、終日、GLOBEX市場の米国株や上海株式が軟調に推移したことから、主力株の高値を買いあがる動きはなく、高値で膠着する動きになりました。一方、この日も、業績の増額修正を発表した日東製網が値を飛ばしたのをはじめ、以前、仕手筋が介入して大相場になった安藤建設や丸善ホールディングスなど小型品薄株が買われるなど、個人の短期資金を中心にした個別株物色は勢いを増しています。特に、引け近くになって、主力株が上げ幅を縮める一方、前場軟調だった仕手材料株が切り返すなど、明日の相場を暗示するような動きも出ていました。
 日経平均の終日値幅は、60円弱にとどまるなど、この日も見送り気分の強い展開。結局、日経平均は前週待末比117円36銭高の8653円82銭、TOPIXは8.67ポイント高の769.69ポイントと、ともに3立会日ぶりに反発。出来高は15億株台、売買代金は8770億円とともに閑散商状に戻ってしまいました。

 まあ、EU情勢の不透明感が残ったままでは、主力株は手がけにくいというところでしょう。レポートでもこのあたりの事情については解説しておきましたから読んでおいてください。とくに、今週は週末が米国のSQになります。これで、ポジションを解消したら、有力なファンドマネージャーは長期の休暇に入りますから、主力株はますます動きがつらくなってきます。だから…ですね。以前から、年末から年始にかけては2005年後半にあった個人投資家主導のミニ版相場があるかもしれないとしましたが、今日の引け前の動きをみると、もしかしたら…という感じを抱かせました。まだ、新規の資金が入っていませんから、材料株の動きが良くなれば、動きの悪い株を売って乗り換える動きも出てくるかも知れません。これだけ、PBRの低い銘柄が増えると、グリーンメーラーが出てきてもおかしくはありません。よく日本は、米国に30年は遅れているといわれますが、1980年代の米国では、PBRの割安な企業を買い占めて企業を解体する動きや、相手の資産を担保にTOBをかけるレバレッジドバイアウトなどがありましたが、日本でも始まるかもしれません。これだけ割安に放置されたら、それなりに裁定が入ってくるものだと思うのですが…。今回のレポート銘柄の変身ぶりには驚かれたもののと思いますが、これからの流れを考えれば仕方が無いものと、ご容赦ください。
まあ、指数を気にしていては何もわかりません。
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EUサミットでの財政統合へ向けての前進や好調な景気指標を受け、急反発して終了
 おはようございます。 寒い朝です。5時起きして、分担の食器洗いをしましたが、もう、温水無しでは厳しい状態。また、手荒れを心配しなければならない季節の到来です。さて、昨晩は「満月」でした。寒さが厳しかったせいか、ひときわ、澄んで見えました。相場的には、変化日だったのですが、問題を残しながらも、この日にEUサミットが終わり、米国株が急伸したというのも、単なる偶然の産物だったのでしょうか…?

 さて、EUサミットは、財政規律を守り、財政統合へ向けて踏み出そうという決意を再確認して終わりました。予想通り、英国が反対。提言に賛同する26カ国で新条約を作り、来年3月までに賛同する国の議会の承認をうる運びとなりました。反対したのは、英国だけ…。結局、資金力という大きな武器をちらつかせ、「これ以上、無駄な借金を増やしません」と誓約書を入れた国は、救済してやろうということのようです。交渉の過程で、独仏は英国が反対することを承知で金融取引税の話を持ち出し、これまた予想通り英国が反対…。結局、実質的にEUから締め出される格好になりました。まあ、してやられた、という感じですね。

 これで、EU域内で金融取引税の導入やドイツがかねてから敵視している市場への規制強化が打ち出されてくるのでしょう。まさに、メルケルブルドーザーともいえる、ここ数ヶ月の動きでした。これで、ドイツはEUの盟主という立場を固めたわけですが、市場への挑戦的な政策を強めた場合、来年には加盟国の国債償還に加え、域内銀行の社債償還も控えており、また、市場の挑戦を受ける可能性がでてきます。市場との蜜月期間は果たしていつまで続くやら…。ただ、以前から書いているように、財政規律の遵守でまとまったことから、ECBが動きやすくなったことは確か…。今後、投機筋が国債の売り仕掛けを図っても、ECBが介入してくるリスクがあるため、動きにくくなってきます。市場に積み上がったキャッシュが動き始めるきっかけになるかも…。ただし、徹底した短期狙いになると思われ、相場の振幅が大きくなることも予想されます。

 9日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2184ドル26セント +186ドル56セント(1.55%)

 NASDAQ総合指数 2645.85ポイント +50.47ポイント(1.94%)

 S&P500 1255.19ポイント +20.84ポイント(1.69%)

 CME日経平均先物(円建て) 8645円 +125円

 米国10年もの国債金利  2.066% +0.094%

 ニューヨーク原油 2.066% +0.094%

 GOLD 1716.8ドル +3.4ドル

 ドルインデックス 78.59 -0.24


 昨日の米国株は、EUが財政規律の遵守や財政統合へ向け一歩前進したことを好感したほか、朝方発表されたミシガン大消費者信頼感指数(12月)が前月、予想ともに上回ったこともあり、急反発してスタートしました。ユーロが上昇(ドルは下落)したことを受け原油価格が上昇。これを受け資源・エネルギー価格が上げたことも指数の押し上げに寄与しています。また、立会時間中にロイターが、「中国人民銀行が、欧米に投資する3000億ドル規模の運用会社を立ち上げる計画」と報道。これをきっかけに上昇が一段と加速。引け間際にニューヨークダウはこの日の高値1万2212ドル(前日比215ドル高)をつける場面もありました。引けにかけてはやや上げ幅をちぢめたものの、結局、主力3指数とも大幅に反発して終わりました。週末控えで、模様眺め気分が強く、ニューヨーク市場の出来高は、前日比1億1113万株減の8億1767万株と薄商い。騰落状況は、値上がり2608、値下がり442。恐怖指数(VIX指数)は、この日、4.21低下(13.76%)し、26.38と、下値リスクが低下したことを示しました。

 業種別では、個人用品、ブロードバンド回線小売など3業種を除き全面高。貴金属、人材派遣、タイヤ、石炭、空運などが値上がり上位。ネット関連、建設、エネルギー、なども堅調でした。ニューヨークダウ30種は、2011年の利益が市場予想を下回るとして3.18%下落したデュポンを除き、全面高。キャタピラー、GE、ボーイングなど輸出企業が買われたほか、アルコアやスリーエムなど景気敏感株も中国の景気刺激策を期待してあげていました。

 ニューヨークダウは急反発して終わりました。再び、下落バンドの上限ラインを上回ってきました。引き続き200日線が下値を支えています。まだ、前回の戻り高値を上回っていませんが、来週からはEUの不透明感が、一応、晴れ、関心は米国の景況感に移ってきます。このところ、25日線の上げが勢いを増してきており、この接近が次の相場のステッピングボードになりそうです。短期的な移動平均線の状況からみて、NASDAQ100指数の動きが来週の焦点になるか…。

 米国株は反発。CME日経平均先物(円建て)は3月限りに変わりましたが、昨日は大証終値を125円上回る8645円でかえってきました。レンジは8495円~8650円。円は、ユーロが買われた流れを受け、対ユーロは103円90線台に軟化。対ドルは、77円60銭台で膠着したままの状態。週明けの日本株は、先物主導で強含みの展開が予想されます。中国の景気政策の転換を受けた中国関連にくわえ、米国のネット関連の復調、震災復興関連などテーマものに加え、下値不安の後退から、低位株のかさ上げ的な動きも加速。年末、年始高相場へのスタートを切るのかもしれません。詳しくは、日曜日発行のレポートで解説します。
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EUサミットの結果待ちで手控え気分がつよまるなか、CME終値にサヤ寄せして続落して終了
 あいかわらず、EU情勢に敏感な動きが続いています。ただいま、EUサミット開催中ですが、各国の思惑が対立して、いろいろ大変なようです。交渉の様子は外には漏れてきませんが、結構、激しくやり合っているのではないでしょうか。おそらく、ドイツのメルケル首相あたりが、財政規律の遵守に対し、EU司法裁判所の権限強化など強制装置を設置することを主張。規則で縛られたり、独立国としての権限(財政政策立案など)をEUに移転することを敬遠する英国あたりが反対しているんでしょう。事前に予想されたことでもあり、これまた予想通り、メルケル首相は、強制力をともなう財政規律主義や延長線上にある財政の統一に賛同する国だけで、見切り発車しようとしているようです。

 今回のサミットでは、EUの財政統合を進めたい独仏が、反対する英国を、封じ込めるために動き、一方で、ソブリンリスク問題の米銀への波及を気にする米国が、フランスと組んで、ドイツのメルケル首相やECBの懐柔に乗り出すなど、裏面で様々な駆け引きが行われているようです。もっとも、フランスのサルコジ大統領はメルケル首相の迫力に圧倒されたのか、ECBへの圧力を止めています。昨日のEVB理事会後の会見で、ドラギ総裁が、「国債の買い入れ枠を拡大するなんて、一言も言ってない…」と、凄んで見せたのも、ECB・メルケルラインの勝利宣言みたいなものでしょう。ただ、市場の反応は正直なもので、イタリアやフランスなど問題国の国債は急落。これにより、自己資本調達圧力が増す銀行のCDSが上昇。これを嫌気して株式が下落するなど、当初、懸念されていた通りの反応になりました。ムーディーズは、BNPパリバやクレディアグリコルなど欧州主要行の格下げに踏み切っています。

 EUサミットでは、IMFに2000億ユーロ拠出し、債務国の救済に当てることで合意したようですが、肝心なEFSFの資金調達をどうするのか、来年に前倒し実施するESMとの関係をどうするのか…など、まだ、決めなければ成らないことが多く残っています。結局、ECBが重債務国の国債を買い支えるしか、当面の危機を押さえる手段は無いわけですから、財政規律主義の導入とともに、ECBが徹底した買い支えを宣言して危機を収めるというのが、ベストな解のような気がするんですが…。メルケル首相のちょうちん持ちのような仕事をしているECBでは、無理か…。ギリシャでは、ついに国有財産の切り売りが始まったようですが、実質的な差し押さえということでしょうか。とにかく、EUサミットが良い方向に向かうかどうかは、メルケルさんの妥協ひとつにかかってきたような感じですが、もうびた一文出さないぞ…という、国民の視線を背景に、ハト派見たいな動きがとれるんでしょうか。とにかく、重債務国の国債の下落だけは何とかしないと、第二のリーマンショックは現実のものになるかもしれません。その場合の震源地は、欧州ではなく米国になりそうです。メルケルさん、ヒットラーのように、欧州をかき回し、騒乱状態にするのだけは止めてくださいね。

 本日の日本株は、昨日のドラギショックで米国株が下落したことや、CME日経平均先物が、大証終値比130円安の8530で終わっていましたので、その価格にサヤ寄せする格好で先物が売られ、続落して始まりました。この日は、メジャーSQも重なっていましたので、指数銘柄一銘柄あたり20万株程度の売り物が出たこともあり、日経平均は8521円と前日終値を143円も下回ってスタートしています。ただ、大きく下落して始まったあとは、EUサミットの結果を見極めたいとのムードから、売り買いともに手控えられ、小動きに終始。終日値幅は、73円にとどまっていました。昨日のCMEのレンジは8500円~8700円でしたが、この日の国内の日経平均先物レンジも8490円~8700円とCMEをなぞる格好。全く、国内要因で動けない状態になっています。市場全般を不透明感が覆っているものの、三次補正の執行から、景気の下支えがあり、底値不安が小さいことから、低位建設株や復興関連株が個別ににぎわっており、個人を中心に、強い物色意欲がうかがえます。以前から、2005年後半の個人主導型相場が規模を小さくして再現されるのではないか…としましたが、もしかしたら現実のものになるのかもしれません。かさ上げ相場(仕手材料株相場?)を意識しておいたほうが良さそうです。もちろん、主力株は置いてきぼりですが…。

 今日の日経平均は、前日比128円12銭安の8536円46銭、TOPIXは6.99ポイント安の738.12ポイントと、ともに続落して終了。出来高概算は、25億7042万株(内、SQ分8億5200万株)、売買代金は1兆7709億円(同、7629億円)でした。また、日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは100、RSIは56ですが、日経平均など指数のテクニカル指標が冴えないのに、全体の物色状況をみる騰落レシオは上昇。低迷相場のなかで、物色範囲が拡大していることがわかります。前段で、かさ上げ相場の可能性を指摘しましたが、この動きは騰落レシオにも現れているような気がします。来週からは、あまりファンダメンタルが…、割高感が…なんて言ってはおれないかもしれません。まあ、とにかく、EUサミットが大過なく終わることを期待しておきましょう。詳しくはレポートで考察してみます。
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好調な景気指標はあったものの、欧州情勢の緊迫化を嫌気して反落
 おはようございます。また、寝過ごしです。術後減りっぱなしだった体重が増加しはじめ、ピークの半分まで回復してきました。それとともに、血圧がじんわりと上昇してきました。「いけない、危ない」と感じながら、4時過ぎの睡魔との闘いには負けっぱなしです。

 さて、EUは予想通り市場の期待を裏切り続けています。あれだけ痛い目にあっていながら、ドイツやECBの教条主義者は市場に配慮する気持ちがまったくないようですね。昨日は、予想通りECBは0.25%の追加利下げを行いました。トリシェ前ECB総裁がユーロ防衛のため、重債務国への影響を無視して、実施した4月、7月の利上げを、とりあえずスタート時点に戻した…というところでしょうか。利上げ実施時に比べると、景況感が悪化しており、利下げ幅が拡大する可能性もあっただけに、これも市場の失望するところとなったようです。銀行の資金調達不安については、期間三年の融資を導入し、対処することを決めました。来年から、銀行の債券償還が増加するため、これに備える動きもあるようです。ただ、ドラギ総裁の記者会見が、良くなかった…。国債買い入れの拡大は一刀両断に切捨て、IMFへの資金投入も否定…。市場は、これを前提に動いていた部分もありましたから、ちょっとしたショック状態になりました。

 ただ、ECBが買い取り枠を拡大するにしても、その前提条件に、EU加盟国間で財政規律の引き締めに関する合意があったことも確か…。これがなにも決まらないまま、ECBが買い入れの拡大に動くことは無いはず。この点では、意外性はなかったといえないこともありません。また、この日は、欧州銀行監督機構(EBA)が銀行の資本不足額を発表しました。国債の下落で不足額は1147億ユーロと、当初見込みの1060億ユーロから8.2%増加しています。この分には11月以降の下落分は織り込んでいないといいますから、銀行への不信感はまた増加することになりそうです。次の、悪材料は、EUが提示した安定化策に盛り込まれた、EFSFとESMの分離や、ESMの銀行化に反対という、ドイツ高官の発言が伝えられたことも、EUサミットへの懸念をもたらしました。まあ、何をしても危機を押さえ込みたいEUと財政規律が全て…とするECB、ドイツの教条主義との対立軸が、ますます、鮮明になっていました。投機筋は、EUサミットの会場で、ドイツのメルケル首相が大暴れして、会議をぶち壊すことを期待しているようですが、まあ、大したこともきめられないまま、次回サミットまでに云々…でお茶を濁しておわるのでしょうか。
 
 世界中から、いつまで馬鹿なことをやってるんだ…との非難も行っているでしょうから、案外…ということもあるかもしれません。まあ、変な先入観を持たずに、自然体でいきましょうか。

 8日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万1997ドル70セント -198ドル67セント(1.63%)

 NASDAQ総合指数 2596.38ポイント -52.83ポイント(1.79%)

 S&P500 1234.35ポイント -26.66ポイント(2.11%)

 CME日経平均先物(円建て)3月限り 8530円 -130円

 米国10年もの国債金利 1.972% -0.063%

 ニューヨーク原油 98.34ドル -2.15ドル

 GOLD 1713.4ドル -31.40ドル

 ドルインデックス 78.82 +0.40


 昨日の米国株は、新規失業保険申請件数が急減し、分岐点とされる40万件を、再び、大きく割り込むという好材料があったものの、ECB総裁の会見やEU安定化策へのドイツの反対姿勢など、欧州発の悪材料を受け、反落してスタートしました。利下げや期間三年の新規融資などを好感し、やや値を戻す場面もありましたが、ECB理事会後のドラギ総裁の記者会見、欧州銀行監督機構(EBA)による域内大手71行の予想を上回る資本不足額など、つぎつぎと欧州から伝えられる材料に反応。終日売られる展開になりました。とくに、欧州で銀行が売られた流れを受け、銀行株の下落が大きかったほか、欧州国債CDSに絡むポジションを多く持つ金融機関の下落の下落も目立ちました。欧州情勢の悪化から景気減速が一段と進むとして、原油価格も急落。資源・エネルギー株が売られたことも下落幅の拡大につながりました。結局、終日下落基調が続き、主力3指数とも大幅下落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比3785万株減の9億2880万株と、商い面からは冷静な反応。騰落状況は、値上がり416、値下がり2628と、ほぼ全面安。

 業種別は全て下落。ソフトドリンク、コンピューターハード、レストランなどの下落幅が少なかったものの、損保、石炭、生保、投資サービス、非鉄などの下落が大きかったようです。ニューヨークダウ30種は、好調な月間売り上げを発表したマクドナルド1社が上昇。他の29社が下落しました。バンクオブアメリカとJPモルガンがそれぞれ5%を越す下落幅になったほか、アルコア、デュポン、キャタピラーなど景気敏感株の下落も目立ちました。また、冴えない半導体需要見通しが発表されインテルが3.7%と市場を上回る下落幅になっています。

 ニューヨークダウは急反落しました。下落トレンドを抜け出したような気配がありましたが、昨日も書きましたように10月、11月高値時の戻り売り玉の消化に手間取っていることから、下落バンドの下方圧力に負けることを懸念しましたが、やはり、抵抗することはできなかったようです。再び、下落バンド内に引き戻された格好ですが、昨日で三本新値も陰転。目先は弱含むことが予想されます。ただ、依然、下落バンドの上限付近の展開であることと、200日線が下値支持として機能。25日線もちかづいていることから、EUサミットの内容次第、または週明けの米国景況感次第では、再度、上値をトライする可能性も残っています。もしかしたら、年内最後の買い場が近づいているのかも…。

 米国株は急反落。CME日経平均先物は、大証終値比130円安の8530円でかえってきました。レンジは8500円~8710円。円は対ドルでは、77円60銭台と膠着したまま。対ユーロは、ユーロがドルに対して売られたことを受け、103円40銭台に上昇しています。本日の日本株は、EUサミットの結果を見極めたいという動きから手控え気分が強まるなか、CME先物終値にサヤ寄せする格好で、下落圧力が強まりそうです。対ユーロの上昇から、輸出関連や海運などが売られるほか、銀行株にも売り圧力がかかりそうです。売り一巡後は、SQ値をめぐって神経質な売買が繰り返されそうですが、欧州からの上方やGLOBEX市場の動きに縛られた動きになりそう。個別の超低位株相場物色が主に成りそうですが、週末控えで後場にかけては手じまい売りも予想され、深追いは避けたいところ。今日一日くらい様子を見ても良いのでは。昨日は、レポート銘柄が結構動いていましたが、別に、今どうこうするところではなく、持続して様子見で良さそう。
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EUサミットの混乱を予想して下落するも、予想を上回り消費関連指標と日経報道を好感し続伸
 おはようございます。 今日の朝は、耳元で飛ぶ蚊の羽音で起こされました。もう、産卵も終わり、親は皆死んだはずだと思っていたのに…。思わず殺虫スプレーに手を伸ばしたものの、姿が見えません。結局、あきらめて起きる羽目になってしまいました。今ごろの蚊は「哀れ蚊」といって、殺してはいけないといいますが、聞くところによると、太宰が小説の中で作り出した造語とかいいます。明日の朝、襲ってきたら遠慮なくスプレーを噴射してやろう!

 さて、今晩から、EUサミット…。よくもまあ、これだけでてくるものと思われるほど、様々な安定化策がでてきます。プランがあったのなら、「もっと早くやれよ」という感じですが、果たして、今回も会議は踊り続けるのか…?会議の決裂を待っている投機筋は、メルケルドイツ首相のぶっ壊しを大いに期待しているようです。その前哨戦かどうかわかりませんが、昨日、ドイツ政府の関係者は、EFSFとESMとを統合する案を拒否しています。また、EUサミットはうまくいかないだろう…とも発言してくれました。投機筋は大いに勇気付けられたことでしょう。また、S&Pはこの日も大活躍。EU域内銀行や地方自治体の格付け見通しを「ウォッチネガティブ」へ引き下げています。

 おかげで、市場は動揺。高寄りしていた欧州株は、マイナス圏に沈み、米国も下落して始まるという状態になっていました。ただ、日経が、G20がIMFに6000億ドル前後の融資枠を設定するという記事を掲載。これに救われ、欧州市場や米国株は、下落幅を縮小するかプラス圏に浮上しておわっています。もっとも、この話は、カナダの財務相が否定、当のIMFも正式に否定していますので、今のところ誤報となっています。ただ、火の無いところに何とやら…で、GLOBEX市場での米国株は、上昇しています。市場はEUサミットに余り期待していませんが、当面は、ドイツのメルケル首相が過激な発言を繰り返し、市場を刺激しないようにしてもらいたいものですね。

 7日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2196ドル37セント +46ドル24セント (0.38%)

 NASDAQ総合指数 2649.21ポイント -0.35ポイント(0.01%)

 S&P500 1261.01ポイント +2.50ポイント(0.20%)

 CME日経平均先物(円建て) 8710円 +30円

 米国10年もの国債金利  2.035% -0.058%

 ニューヨーク原油 100.49ドル -0.79ドル

 GOLD 1744.80ドル +13.0ドル

 ドルインデックス 78.4 -0.10


 昨日の米国株は、ドイツ政府関係者が重債務国救済のための基金拡充案を拒否したことや、S&Pが加盟15カ国国債の格付け見通しを「ウオッチネガティブ」に引き下げたことに続き、域内銀行に対しても同様な措置を取ったことを嫌気し、売り先行ではじまりました。今晩から開催されるEUサミットでの危機克服策での合意が後退するのでは…との観測から、売り物が増加。ニューヨークダウは、寄り付き後まもなくこの日の安値1万2060ドル(前日比120ドル安)をつけています。その後、この日発表された消費者信用残高(10月)が予想を上回ったことから、個人消費が堅調に推移しているとして、買い直す動きが強まり反転上昇。引けにかけては日経が報じた「G20によるEU支援のための支援枠の確保」を好感。一段と上げ幅を拡大し、一時107ドル高し最近の戻り高値を更新する場面もありました。ただ、引け間際には、EUサミットへの警戒感から売りが増加上げ幅を急速に縮めています。終日、EU情勢に神経質な動きが続き、結局、ニューヨークダウとS&P500は続伸。NASDAQ総合指数は、続落して終わっています。ニューヨーク市場の出来高は前日比1億6650万株減の9億6696万株。騰落状況は、値上がり1598、値下がり1407でした。

 業種別で値上がりしたのは、投資サービス、旅行代理店、宅配サービス、空運など。半導体、医薬品、ヘルスケアなども堅調。一方、下落上位は石炭、石油周辺サービス、レジャー用品、水関連など。ニューヨークダウ30種は、値上がり23、値下がり7。ダイモンCEOが自社株買いの可能性に言及したJPモルガンが2.3%上昇したほか、消費者信用残の増加を好感しAMEXが1.2%上昇しています。

 ニューヨークダウは続伸して終了。下落バンドの上限ラインを上抜き、トレンド転換を起こしつつありますが、相場環境の不透明感もあり、10月後半から11月中旬高値時の戻り売り玉の消化に手間取っているようです。EUサミットが終了し不透明感が晴れれば、スピード感が出るかもしれませんが、現在はまだ下落バンドの下方圧力を受けたままなので、半身に構えていたほうが無難か…。

 米国株は続伸。CME日経平均先物は、大証終値を30円上回る8710円でかえってきました。レンジは8585円~8730円。円は、対ドルが77円60銭台、対ユーロは104円20銭台と、イベント待ちの状態で膠着。本日の日本株は、CME価格にサヤ寄せし、堅調なスタートが予想されます。ただ、日経記事の消化状況が分からず方向感の無い展開か…。昨日に続き、明日のメジャーSQをめぐっての思惑がらみの動きが続きそう。ひきつづき、個別の材料株中心の動き…。PBR割安株のかさ上げ的な動きもありそう…。EUサミットが終わるまで、主力株は動きがつらいか?
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EUサミットへの期待感とGLOBEX米国株高に支えられ、反発して終了
 相場のほうは、年末に向けて少ずつ、エンジンがかかってきたようです。S&Pの格下げラッシュなど足を引っ張る材料はありますが、今日の朝も書きましたように、市場のメンタル面はずいぶんと改善しており、材料を前向きに評価していこうという動きに変わってきました。以前から、危機克服に前向きに取り組んできたEU関係者は、次回のEUサミットで欧州共同債の発行や欧州安定メカニズム(ESM)の銀行化などを提案(ファンロンパイEU大統領)するといい、今日の株式市場は、これを素直に好感したようです。このところ、いちいちEUの提案を否定していたドイツが音なしの構えです。ドイツ内部からもメルケル首相の強硬姿勢が危機をあおったとの批判がでているほか、独仏首脳会談で、財政規律の遵守と強制装置の導入についての合意が得られたことで、とりあえずは、目的を達したということでしょうか。まあ、市場は、今回のサミットで、一気に危機を収束させるようなサプライズは無いと見ていますから、とりあえず小康状態を保つ方向にいくことになるのでしょう。

 ただ、主要国中央銀行が協調したドル供給システムが動き出していますが、一時、低下したLIBOR金利が再び上昇。危機前の水準を上回っています。ECBにドル資金供給を要望すると、危機的な状況にある銀行とレッテルを貼られかねませんから、引き続き、市場から資金を取り入れているのでしょうか。どうも、このあたりが良く分かりませんね。これだけ高い金利を払っても、ドル資金を確保したいという危機的な状況にある銀行があるということでしょうか。まあ、国債相場やCDSもギリシャを除き、落ち着きを取り戻していますから、緊急の資金供給体制が本格稼動すれば落ち着きを取り戻してくるんでしょう。レポートでも、危機状況の見極め指標としてLIBPRを上げておきましたが、これが低下すれば、今見送りを決めこんで現金をたっぷり抱え込んでいる投資家も市場に出てくることになるはずです。

 あまり、占いの話を書くと敬遠されそうですが、今日「大雪」から「庚子」となり、来月の「辛丑」と月ベースでは相性の良い状態が続きます。暴動や突然の攻撃などの気を持つ「辛卯」の年の気は2月まで続きますので、油断はできません(イスラエルによるイラン攻撃など)が、まあ、月次のよさでしのいでいければ良いでしょう。大体、投資家の手元に現金がうなっていて、相場が天井をつけるなんてことが異常事態のような気がするんですが…。まあ、とりあえずはレポートで書いている壁のところまでは案外簡単にもどるのかもしれません。

 今日の日本株は、ニューヨークダウが続伸して終わったものの、CME日経平均先物に大きな動きがなかったことから、先物はCME価格を下回る8560円と安寄りしてきました。ただ、GLOBEX夜間取引市場の米国株が上昇したことを受け、先物買いが優勢となり、上げに転じました。他のアジア諸国の株式市場も反発に転じたことから、次第に買いが増加。危機克服を期待してユーロが上昇したことを受け、輸出株が後半に買われたことで指数も上げ幅を拡大。午後になり、GLOBEX市場の米国株が上げ幅を拡大すると、先物市場にまとまった買いが入り急伸すると、裁定取引の現物買いが指数銘柄に広範に入り、上げ幅を拡大。結局、日経平均は前日比147円01銭高の8722円17銭、TOPIXは11.62ポイント高の749.63ポイントとともに、反発して終わりました。出来高は、18億1000万株台、売買代金も1兆円大台を回復しています。値上がり数は1366に達していますから、全面高といっても良いんでしょう。日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは93、RSIは60と。モメンタム系指標が上げてきましたので、買いエネルギーは増加し始めたようです。

 まあ、昨日のCME日経平均先物のレンジは、8545円~8670円。今日の日本の先物のレンジは、8540円~8730円ですから、これまでと同様に、CMEをなぞる格好で相場が進み。週末のSQにらみで買い戻しがあった分、日本のほうが上に出た…というところでしょうか。基本的に、米国頼みに展開に変化はありません。その米国株ですが、今日の朝も書いたように、どうやら、下落バンドを上方に抜け出してきた感じです。今晩の相場で、はっきりして来ると思いますが、米国株は、EU問題とは関係無しに、景気の拡大期待を背景に動き出してくるはずです。昨年のQE1、QE2相場では、デフレ懸念が市場の背景にありましたので株価が上昇してもOERは低下していきましたが、今回の上昇相場は、デフレを克服し、インフレを意識した相場に転換していますので、PERの上昇を伴っています。明らかに、今年4月までの相場とは、上げの背景が異なっています。日本の場合は、意図的?にデフレを維持していますので、米国並みの上げにはならないでしょうが、とにかく、上げてはいくでしょう。多分、指数的には物足りないでしょうから、個別で値幅がとれる成長株にシフトするか、ストレートに米国株を買ったほうが投資効率はあがるものと思われます。

 まあ、良いもの、悪いものが混在したままでかさ上げ相場が続くことになるんでしょう。EUの問題はとりあえず銀行の資金繰りさえつけば、小康状態になりますので、相場にのるなら、あまり理屈を言わないで、早めに乗っておいたほうが良いかもしれませんよ…。日本経済の構造転換が背景にありますから、あまりブランドに頼った買い方はしないほうが懸命かも知れませんね。まあ、米国市場の動きを見手入れば、明日の日本株の動きは分かる。情け無い話ですが…。海外からは日本の政治は崩壊しているとみなされているんですから、結局は、米国株のエスカレーターに乗るしかないということ、か?
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EUサミットへの期待感から続伸して終了…NASDAQ総合指数は5日ぶりに小反落
 おはようございます。 昨晩は、また、寝過ごしてしまいました。目が覚めたら朝の五時…。いくらなんでも12時間は寝すぎですね。最近は、家族も起こしてくれなくなりました。娘は「いい加減、病院に行ったら…」と、つれないもの。「相場さえ良くなったら、元気になるよ」と強がってみせるのですが…。

 さて、欧州情勢には、大きな変化は無かったようです。独仏首脳会談で、財政規律も重視がまとまったわけですが、もととも、EU規約の遵守事項のなかにあったもの。市場は「いまさら…」と受け取ったようです。違反国へのEU裁判所による罰則発令という強行手段は見送られたようですが、ギリシャのようないい加減な国がでてきたら、どうやって強制力を行使するのでしょうか。なんだか、だんだん、解決策が遠くになっていくような感じがしますが?

 また、昨日はS&Pが、EU15カ国の格付け見通しの「ネガティブ」への引き下げに続き、EFSFへも同様の措置をとりました。市場が解決策のひとつとして期待するスキームですが、この措置でますます資金が集めにくくなりました。EUサミットを8・9日に控え、解決策を促すつもりなのでしょうが、米国の財政赤字削減のときの、格付け見通しの引き下げといい、一民間企業が市場の圧力を利用して、政治の方向性に影響を与えるような行為をすることは、許させるものでは無い、と思うのですが…。また、事前にマスコミを通じて、リークするやり方も、不正行為を招きやすいこともあります。最近の強引な動きに裏に何があるのか分かりません。ただ、S&P自体、まだ、証券化バブル時代に間違った格付けを行い被害を拡大した責任を取っていないという問題は残っています。まあ、昨日も書いたように、タイトルが大きかった割には、市場への影響は少なかったと見れないことはありません。やはり、S&Pへの信頼がていかしているということでしょう。

 6日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2150ドル13セント +52ドル30セント(0.43%)

 NASDAQ総合指数 2649.56ポイント -6.20ポイント(0.23%)

 S&P500 1258.47ポイント +1.39ポイント(0.11%)

 CME日経平均先物(円建て) 8590円 +10円

 米国10年もの国債金利  2.093% +0.042%

 ニューヨーク原油  101.28ドル +0.29ドル

 GOLD 1738.80ドル -2.70ドル

 ドルインデックス 78.53 -0.07

 昨日の米国株は、S&PによるEU加盟15カ国やEFSF(欧州金融安定化基金)の格下げ懸念を受けて、主要欧州市場が軟調に推移したことを受け、軟調な始まりになりました。ただ、EFSF増強へ向けての取り組みが強化されていることや、ECBの利下げ実施思惑などから、押し目買いが増加。午後にかけてじり高の展開になりました。イラン情勢の緊張を受け原油価格が上昇。これを受け資源・エネルギー株が買われたほか、増配期待などから投資判断の引き上げがあったGEが買われるなど、ダウ採用銘柄に刺激材料があったことから指数をが上昇。引け近くにニューヨークダウは、この日の高値1万2215ドル(前日比117ドル高)をつけました。ただ、高値圏では、EU情勢への警戒感も強く、戻り売りを浴び、引けにかけては上げ幅を圧縮しています。結局、ニューヨークダウ、S&P500は続伸したものの、NASDAQ総合指数は、5日ぶりに小反落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比8355万株減の8億48万株と閑散商い。騰落状況は、値上がり1536、値下がり1487と拮抗。

 業種別の値上がり上位は、貴金属、ビール、金鉱山、複合企業など。ヘルスケア関連、エネルギー、医薬品も堅調。一方、家電、ギャンブル、鉄道、人材派遣などが下落上位に。ニューヨークダウ30種は、値上がり17、値下がり11、変わらず2.投資判断の引き上げがあったGEが2.4%上昇、インテル、マイクロソフト、IBMなど主力ハイテク株も堅調でした。

 ニューヨークダウは続伸して終わりました。これまで書いてきたように、下降バンドの上限ラインに位置しており、下落圧力を受けやすい展開になっています。ただ、昨日の上げで、どうやら抵抗ラインを上抜けてきたような感じがあります。EU15カ国の格下げ問題は、前日の相場で織り込んでおり、市場は、EUサミットでの前向きな合意とともに、拡大期待がでてきた米国景気を織り込む動きも出てきたようです。今晩の相場への期待が強まるとともに、日中のGLOBEXの動きが注目されます。次は、7月最終週の週足長大陰線の寄り付き1万2289ドル抜けがターゲット?

 米国株は続伸。CME日経平均先物は、大証終値を10円上回る8590円と、小動きで帰ってきました。レンジは8545円~8670円。円は、対ドルが77円70銭台、対ユーロは104円10銭台と、ともに小動きでした。本日の日本株は、膠着感を強めた展開になりそうです。週末のメジャーSQをにらんだ動きが強まり、強気、弱気のポジションを抱える先物筋やオプション筋がそれぞれの事情から、仕掛ける動きが強まっています。GLOBEX市場の米国株の動き、上海市場の動きを見ながら、先物市場の動きは荒っぽいものになるかもしれません。引き続き、超低位株や個別材料株中心の展開。今日の日経で、海外投資家が好財務内容や成長型企業を買っている記事が出ていましたが、この流れが、本流のような気がします。
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プロフィール

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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
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