大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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アマゾンの好決算や堅調な個人消費を好感し、3日続伸して終了
 おはようございます。昨日、朝刊を読んでいたら、以前取材した企業の経営者が取り上げられていました。フローリングには向かないと言われた杉材を圧力をかけて硬質化し、傷が突きにくくして、建築用材として売り出した、というもの。もう、10年以上も前に、公的な研究機関が開発したものです。開発された当初、県内の材木業者にみせると、「こんなの杉材ではない…」と、さっぱりの評価。その後も、材木業者は吉野杉のブランドにこだわり、高級木造住宅向けへの販売を続けましたが、バブル崩壊で需要は急減。いまでは、高級材のはずの吉野杉の山は、手入れもされずに荒れ放題…。枝打ちもしていないため、節だらけで商品価値も低下しています。最近住宅を購入する人は、木材に節があってもこだわりませんが、業者のほうは、節があるものが建築材になるか…といまだに言い続け、倒産する業者が増えています。独りよがりなブランド信仰にこだわり、需要を読み誤った結果です。どこかの国の企業に似ていると思いませんか? この経営者、いろいろ辛酸をなめて苦労されてきた方、事業の成功を心から応援しています。

 さて、昨日はスペイン国債の2段階格下げという最悪のタイミングで、イタリア国債の入札が行われました。結果は、目標上限の62億5000万ユーロに対し、トータルで59億5000万ユーロと、ほぼ目標に近い額を調達しています。中心の10年債は、25億ユーロを調達。調達金利は、前回の5.24%から、5.84%に上昇しています。5年債は24億1600万ユーロを調達。金利は、前回の4.185から4.86%に上昇。格下げ懸念がある中での調達でしたから、利回りの上昇が目立ちました。このほか、2016年4月償還債、2019年2月償還債も募集しています。金利の上昇からみて、ECBが2月に実施した期間3年もの資金供給の効果が薄れつつあることも予想されます。また、ヘッジファンドなどの投機筋が、格下げが近いことを見越し、CDSと絡めて購入した可能性もありそうです。格下げを受けた、スペイン債が6%台に乗せたほか、イタリア債も6%大台に接近。不安定な状況が続きそうです。

 ただ、このところ、急送に台頭してきたのが成長促進への気運。EUが歳出を拡大し、雇用への配慮を強めているほか、メルケル首相が財政再建一辺倒から、成長促進に柔軟な姿勢に転換。昨日は、ドイツの報道官が「成長を促進する必要がある」とし、6月のEUサミットで、雇用・成長問題を討議する…と発言。ドイツの姿勢が大きく変わり始めています。ソブリンリスク問題が、欧州4番目の経済大国スペインに飛び火し始めたため、景況感を改善しなければ財政再建もおぼつかないことが、ようやく分かったということでしょうか。また、大統領選挙で苦戦するフランスのサルコジ大統領を側面から支援する狙いもあるのでしょう。このところ、欧州株式が、悪材料に対し打たれ強くなっているのは、市場がこの変化を感じ取っているからではないでしょうか。

 27日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万3228ドル31セント +23ドル69セント(0.14%)

 NASDAQ総合指数 3069ドル20セント +18.59ポイント(0.61%)

 S&P500 1403.36ポイント +3.38ポイント(0.24%)

 CME日経平均先物(円建て) 9525円 +25円

 米国10年もの国債金利 1.944% +0.010%

 ニューヨーク原油 104.43ドル +0.38ドル

 GOLD 1664,80ドル +4.3ドル

 ドルインデックス 78.71 -0.46


 昨日の米国株は、前日発表されたアマゾンの好調な決算を受け、買い先行で始まりました。第一四半期のGDPが予想を下回ったことから、一時、マイナス圏に沈む場面がありました。ただ、統計内容で、個人消費が堅調だったことや前回のGDP押し上げ要因になった在庫投資が減少するなど、内容的には良かったことが確認されるにつれ、買いなおされ、昼ごろまでに、ニューヨークダウは、この日の高値1万3266ドル(前日比62ドル高)をつけています。ドルが下落したことから国際商品価格が上昇。これを受け資源・エネルギー株が買われたほか、アマゾン効果でハイテク株も堅調に推移しました。引けにかけ、週末の手じまい売りに上げ幅を縮めましたが、結局、主力3指数とも続伸して終わっています。ニューヨーク市場の出来高は前日比791万株減の7億8681万株。騰落状況は、値上がり2037、値下がり981。VIX指数は、前日比0.49%上げ、16.32に小幅上昇しています。

 ニューヨークダウは3日続伸。ダウ30種は値上がり19、値下がり11。クラフトフーズ、コカコーラ、マクドナルド、AMEXなど消費関連の堅調が目立ちました。業種別では、旅行代理店、住宅建設、空運、ネット関連などが上昇。タイヤ、産業廃棄物処理、非耐久消費財、家庭用品、家電などが下落しています。
 ニューヨークダは、25日、50日、75日の各移動平均線を全て上回り、堅調に推移しています。一昨日から25日線が上方転換しており、状況は改善しています。当面、1万330ドル台の戻り高値に挑戦する格好になりますが、3月16日の戻り高値を、4月2日に上回れなかったことがウィークポイントに…。詳しくはレポートで解説します。

 米国株は続伸。CME日経平均は、大証終値比25円高の9525円で帰ってきました。レンジは9455円~9700円。円は、欧州ソブリンリスク問題、米国景気減速懸念を受け、対ドルで80円20銭台、対ユーロで106円30銭台と、円高が進行して帰ってきています。来週の野本株は、大型連休の谷間で、立会い日数は2日しかありません。海外株高を受けて、堅調な始まりが予想されるものの、日銀の政策変更に関して取られたポジション整理があり、方向感の無い展開になりそう。詳しくはレポートで解説します。

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日銀は前向きの政策を取ったものの、市場にサプライズは与えられず、カレンダーに負け反落…市場に対しては相変わらずの「KY」ぶり
 月内の最後の重要イベントだった日銀金融政策決定会合が終わりました。国債買取枠の5兆円拡大、買取対象国債年限の3年物への延長、ETF買取枠の1000億円、不動産リート100億円などリスク資産購入枠の拡大、基金による買取期間を今年末から、来年半ばに延長することが、柱になっていました。市場が期待しそうな対策を網羅した…という感じです。ただ、いつもどおり「TOO LITTLE」で…。市場も、買い取り枠5兆円に失望して、先物売りで対応。次に、リスク資産買取が出てきて、慌てて買い戻しを入れています。ただ、日銀のコメントのなかで「物価上昇率1%は、早いうちに達成できる…」とありましたので、達成したら、もう緩和は無い…と判断。円売りポジションを買い戻したことから、円が上昇。大型連休にはいることに伴う手じまい売りも手伝い、引けにかけ下落して終わってしまいました。

 結局、市場の期待をひっくり返すほどのサプライズをもたらすインパクトを与えることはできませんでした。一昨日のバーナンキFRB議長の市場を意識した発言とは大きな違いを見せました。やはり、日銀は市場というものを、理解していないといわざるを得ませんね。古臭い経済理論を勉強する前に、市場というものの機微を勉強したほうが良さそうです。結局、連休というカレンダーに負けてしまった、ということでしょう。日本の市場は、来週1日と2日しかありませんから、休みの間に、日銀の追加緩和を期待して取られた、ドル買い・円売りポジションが巻きもどされたら、大型連休明けの相場の景色は大きく変わっているかも知れませんね。今日の朝も、米系証券が先物の売りポジションを積み上げていることや、CMEの終日レンジで、9505円安値をつけていたことを懸念しましたが、心配したとおりの展開になってしまいました。また、来週から仕切りなおしになりましたね。

 さて、本日の日本株は、朝方は、米株高やCME日経平均先物高を受け、買い先行で始まりました。ただ、買い一巡後は、日銀の政策発表待ちで、見送り気分が強まりました。普通なら、昼のニュースで日銀の政策変更が報道されるのですが、今回はありませんでした。そのため、何か大きな変化が出るのではとの期待感から、買いが先行する場面がありましたが、買い取り枠が発表されると失望売りが…、リスク資産買取がでると、先物買いが強まり、先物は一気に9700円まで買い上げられ、これにともなう裁定買いが指数を押し上げるなど、短時間に230円幅を上下する荒っぽい展開になりました。ただ、明日から、大型連休にはいることから、日銀のポジティブサプライズを期待した先物買いや円売り・ドル買いのポジションが一斉に巻き戻され、急速に値を消し、反落して終わりました。結局、日経平均は40円94銭安の9520円89銭、TOPIXは5.83ポイント安の804.27ポイントと、ともに反落して終わっています。出来高は21億8920万株、売買代金は1兆4930億円と前日比で急増。この日が決算発表の前半のピークに当たっていたことから、これに伴う売買があったことがボリュームアップにつながったようです。騰落状況は、値上がり382、値下がり1176。

 まあ、日銀に振り回された週でしたが、それ以上に、アルゴリズム取引という、超短期売買に振り回された感じです。前期の数字が予想を上回り、今期の数字もアナリスト予想を上回ったにもかかわらず、勝手なプログラムの設定のおかげで、急落するものが出ています。コンピューターを使い、瞬間に板を読んで売買しますから、成長性などは無視されています。発表数字につられて買ったものの、一定の株価が出たとたん、成行きの売り物が出だして急落。ハシゴをはずされた投資家も多いのではないでしょうか。まあ、短期売買をする人には今の市場は、向いていないといったほうがいいでしょう。とにかく、相手を出し抜いて、0.0秒単位で板を読んで高速売買する…。相手が上回ったら、それ以上のスピードのものを開発する…。こんなのに付き合っていたら、勝てるはずはありません。しかし、スピード競争しているほうも、開発経費がかかるわけですし、稼動し始めることには、相手がもっと早いものを開発している…。結局、トータルで見たら、儲けがあるかどうか分からないのではないかと、他人事ながら心配してしまいます。

 まあ、個人は、以前から書いているように、装置で勝負したら負けるのは分かっていますから、ファンダメンタルにベースをおいて、エスカレーターで勝負していくことです。明日から、大型連休に入ります。日本株のことをあれこれ予想しても、海外情勢次第で、どうにでも変わりますから、臨機応変に動くしかありません。詳しくは、レポートで解説します。

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企業業績への期待感、住宅関連指標のサプライズが支えとなり、続伸して終了
 おはようございます。日替わりで、寒暖の差が激しい日が続いています。昨日、竜田川沿いを自転車で走っていると、まだ八重桜が満開状態でした。なんか変ですね。太陽の磁場が逆転しているとか言いますが、最近の天候の異変もこの辺と関係しているのでしょうか。地球のマントルの流れに影響しなければいいのですが…。今年は、「水」と「土」がお互いに相克する関係。津波や大規模な土砂崩れが懸念されるといいます。

 さて、欧州は相変わらずの状態ですが、とうとう、お騒がせ屋の格付け会社S&Pが動き、スペインを2段階格下げ。見通しもネガティブにしていますから、さらに追加の格下げも懸念される状態になっています。同国では。国内銀行の不良債権対策が本格化。資本増強や、統合がこれから進められようとしています。また、不良債権をまとめるためのバッドバンク構想も浮上しているようです。どちらにしても、支援へ向けての政府負担が増加することが予想されていましたから、格下げへの違和感はありません。7月に127億ユーロ、10月に202億ユーロの償還がありますが、当面は7月に焦点が移りそうです。今晩はイタリアが国債入札を控えていますが、スペイン国債の格下げで、次は、イタリアが焦点。格下げ懸念が強まれば、応札もその分慎重になる投資家が増えてきます。いつもどおり、タイミングは最悪…。救いは、内閣総辞職となったオランダで、与野党が歩み寄り、予算成立に見通しがついてきたくらいか…。スペイン格下げを受けた、今日のアジアでのユーロ相場が気になるところ。

 米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万3204ドル52セント +113ドル90セント(0.81%)

 NASDAQ総合指数 3050.61ポイント +20.98ポイント(0.69%)

 S&P500 1399.95ポイント +9.29ポイント(0.67%)

 CME日経平均先物(円建て) 9605円 +45円

 米国10年もの国債金利 1.934% -0.056%

 ニューヨーク原油 104.55ドル +0.43ドル

 GOLD 1660.5ドル +18.2ドル

 ドルインデックス 79.09 +0.03


 昨日の米国株は、朝方発表された新規失業保険申請件数が予想を上回ったことや、欧州株がユーロ圏景況感指数の悪化などを嫌気して下落していた流れを受け、反落してスタートしました。ただ、追加金融緩和期待から金利が低下したことや、この日発表された中古住宅販売成約指数が、予想を大幅に上回る2年ぶりの上昇になったことなどを好感し、買い物が増加。通信関連企業に好決算が相次いだことから、企業決算発表への期待感から上値を買う動きが強まり、引けかけじり高する展開になりました。前日のATTの好決算を受け電気通信サービス関連が買われたほか、予想を上回る住宅関連指標を好感し住宅関連などが広範囲に買われています。結局、主力3指数とも続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比4269万株増の7億7890万株と依然低水準。騰落状況は、値上がり2060、値下がり968。VIX指数は、前日比3.45%下げ、16.24に低下しています。

 ニューヨークダウは3日続伸。ダウ30種は値上がり24、値下がり6。贈賄疑惑で売られていたウォルマートが2.8%上げたほか、ATT、シェブロン、インテルなどがダウの上昇率を上回りました。業種別では、住宅建設、ホテル、玩具、家電、海運、耐久消費財、アパレルなどが上昇。一方、携帯電話、トラック、石炭、ヘルスケア機器・サービスが下落しています。
 ニューヨークダウは、下落中の25日線と上昇中の75日線の間で、三角持合パターンを形成していましたが、昨日の上げで持合離れの動きになってきました。4月17日の直近の戻り高値を上回り、再度高値挑戦の可能性が強まりましたが、依然、25日線の対応点が上位にあり、下落圧力が残るのは気になるところ…。

 米国株は続伸。CME日経平均先物は、大証終値を45円上回る9605円で帰ってきました。レンジは、9505円~9635円。円は、スペイン格下げからユーロが下落しているものの、日銀の追加緩和期待から上値をかいづらく、対ドルで81円付近、対ユーロは格下げの影響で106円90銭台で帰ってきました。本日の、日本株は、海外株高を受け、堅調なスタートが予想されるものの、日銀金融政策決定会合の結果を見たいというムードから買い一巡後は手控え気分が強まりそうです。日経の伝えるところでは、緩和策は、予想の範囲内にとどまる見通しで、市場へのインパクトは少ないようですが、デフレ克服へ向け、積極姿勢を見せるため、物価目標の引き上げや準備金への付利廃止などのサプライズを出せば、流れは一変する可能性もありますが、過剰期待というものでしょう。とにかく、今回の政策決定は、日銀の本気度が問われるもの…。それなりの答えを出さなかったら、市場からバッシングを受けることは、日銀も十分に承知しているはず。CMEレンジの広さと米系証券の先物売りが、日銀の動きでどう響いてくるかが焦点。ただ、指数の動きに左右される銘柄ではなく、真摯な取り組みをしている企業を愚直に買えば怖いことはありません。それにして、これからのカレンダーが最悪…。

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欧米株高を受け続伸して始まるも、小沢無罪判決後は政局を気にした売りで軟調相場へ…決算銘柄は好調を持続
 昨日の米国FOMCは、金融政策の現状維持と景気判断をやや進めたことで終わりました。ただ、予想したように株価が微妙な位置にあるところから、バーナンキFRB議長が追加金融緩和に含みを持たせる発言を行い、株式市場への口先介入を行っています。住宅価格がなかなか立ち直らないため、個人の財務バランスが財務超過状態になったまま…。ここで株価が下落して、債務が拡大するようなことになると、個人消費に影響がでて景気が腰折れしてしまうという懸念が同議長にあるのではないでしょうか。次の、FOMCまでの間に、株価が下落するようなことがあれば、すかさずQE3に踏み切ることもあるのではないでしょうか。この思惑が、昨日の発言で再び市場にインプットされましたから、調整しても下値は少ないのではないでしょうか。

 続いて、今日は小沢判決…。結果は無罪でした。朝も書いたように、無罪は、政局の波乱につながり、海外投資家が一番嫌いますから、判決後、先物売りが増加。海外株高を受けた朝方の株高も値を消してしまい、株価は下落に転じています。まあ、大した影響力ですね。ただ、判決内容は、灰色の無罪で、自民党や公明党など野党は、議会での弁明を要求しています。民主党の幹部も、党員資格停止処分の解除については奥歯にものが詰まったような言い方をしています。また、これでもめそうですね。結局、何もきまらないまま、解散に追い込まれていくんでしょう。まあ、もともと日本の政治は三流以下という評判ですから、どこかつぶれようが、大した影響はないでしょうが…。今回の判決に、苦虫を噛み潰したような顔をしているのが官僚でしょう。せっかく、盛り返し、操り人形状態作りに成功したのに、小沢さんに復活されたら、水の泡ということもあります。まあ、何でも良いですから、早いところぶっ壊してしまわないと、日本が立ち直る機会を失ってしまうことだけは確か…。

 欧州の方では、EUが歳出を歳出を拡大し、財政緊縮で起きるデフレ効果を相殺するような動きを始めるなど、これまでの緊縮財政一辺倒から変化しようという動きが始まっています。明日は、次の関門である日銀金融政策決定会合がありますが、今回は、日銀の「本気度」が問われる重要な会議。市場にサプライズを与えるような政策が出てこないと、失望感を招いてしまう可能性が出てきます。まあ、何をやってくれるか、過剰な期待をしないで待っておきましょう。

 さて、前段でも書きましたように、昨日の欧米株高を受け、朝方から買い先行で始まった日本株でしたが、小沢判決が出て行以降、先物市場で売り物が増加。現物株との裁定解消売りもでて、指数はマイナスに転換しています。野村證券への監視委員会の検査や主力株への株価見通しの引き下げなどがあり、全体は伸び悩んだものの、個別では、決算発表銘柄や増額修正銘柄を中心に買われ賑わいを見せました。引けにかけては、明日の日銀金融政策決定を警戒して先物への買戻しが増加。これに連れて指数も反発。結局、日経平均は、82銭高の9561円83銭、TOPIXは0.61ポイント高の810.10ポイントと、続伸(といえるのかどうか?)して終わりました。出来高は15億5500万株、売買代金は、5日ぶりに大台を回復し、1兆762億円で終わりました。騰落状況は、値上がり875、値下がり613でした。日経平均サイコロは、5勝7敗、RSIは44、25日線かい離は-1.9%、騰落レシオは79と、モメンタムは増大しつつあります。

 今日は、決算関連銘柄の好調振りが目立ちました。以前から、高進捗率銘柄や会社側予想とアナリスト予想が食い違うもの、今期業績見通しの明るいもの、小型の復興関連銘柄…をターゲットにするように、と書いてきましたが、レポート銘柄も、これを基準に種蒔きしてきました。今日は3月4日号から取り上げたマルカキカイが、とうとう4桁大台に乗せてきましたし、山善、ピジョン、ユナイテッドアロウズ、山善などが年初来高値を更新。レポート直近号の頭銘柄だったネットワンも今日は、好決算発表や自社株消却を好感し急伸。そのほかの銘柄も、引け後に増額修正や増配を発表してきていますので、明日の動きが期待されます。やはり、決算期にはいり、一斉に花開いてきました。

 まあ、この点では、想定どおりで一安心ですが、ひとつ気になるのが、決算発表にともなう、アルゴリズム取引(ロボット売買)の影響。今日のネットワンですが、ここ数日間大商いになっていましたが、今日一時に決算発表があると、急激に商いが膨らみ、株価が急伸。想定以上の数字が出たため、機械的に成行買いしたものでしょうが、一定の値段を超えると自動的に成行き売りするプログラムがされているのか、高値1264円(前日比239円高)したあとは急激に下げ、1140円で終わっています。ここ数日の商いの増加は、なんだったのでしょうね。まさか、インサイダーがらみの動きがあったのでは…なんて勘繰ってしまいます。どうも、最近の株式市場はおかしな動きが多すぎるような気がしますが、ファイヤーウォールは機能しているんでしょうか?

 同社株に関しては、通信業界のながれやクラウドサービス関連での独自の立場などを考えると、短期的な相場は考えていません。最低でもダブルバーガーは可能と見ていますので、これからも注目していきますが、今日のようにアルゴリズム取引で、むちゃくちゃにされると需給関係に狂いが生じ、これをほぐすのに余計な時間がかかってしまいます。まあ、決算期だけの動きと見て、大手が手を出さないときに仕込めば良いでしょう。アルゴリズム取引とかいったって、長期投資ができるわけでもなし、短期で1割、2割とるより、長期でフォーバガーやテンバガーを発掘すれば、運用成果では上回ることができます。まあ、今日は、せっかく選んだ銘柄が、何か汚されてしまったような、いや~な感じになりました。とりあえず、今期決算見通しを織り込み、後半からは来年相場を織り込むパターンに入っていきます。とりあえず、レポート銘柄については主力を除き、目先的な仕上げ局面を迎えるか?

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企業の好決算とバーナンキFRB議長の追加緩和期待をつなぐ発言を好感し続伸
 おはようございます。

 重要イベントのひとつだったFOMCは、昨日声明文を発表し閉会しました。景気の見通しをやや上方修正したものの、現在の金融政策は当面維持する…と、大きな変化は無かったようです。ただ、その後、委員会参加者のゼロ金利解除時期に関する見通しが、14年中に前倒しされたことがわかると、市場は一時動揺する局面もありました。市場が一番注目したのは、FOMC終了後のバーナンキFRB議長の会見。株価が微妙な位置にいるだけに、発言内容に関心が集まりましたが、やはり「必要に応じ、追加策を講じる用意がある…」と発言。薄れつつあった市場の追加緩和策への期待感をつなぎとめるのに成功。株価は持ち直して終わっています。
 
 欧州では、ドイツが30年国債の入札を実施しました。リスク回避の買いから、同国債の金利は過去最低水準に低下していましたから、人気が低下。30億ユーロを予定していたのに、24億1000万ユーロしか調達できず、札割れになっています。次の関心は、27日のイタリア国債入札。5年債と10年債をあわせ約63億ユーロ調達しますが、これが無事に終われるかどうか…。ヘッジファンドなどが、投機筋が格下げを見込みCDSを絡め応札するでしょうから、予定額は調達できるのかも知れませんが、金利のほうは果たしていくらになるのか…。まだまだ、悩ましい時期が続きます。一部に景気を意識し、財政緊縮策を修正する動きがでてきたことはプラス材料。

 次は日本。今日は重要イベントのひとつ、小沢一郎元民主党代表の裁判の判決が行われます。10時ごろにあるようですが、消費税論議の行方に大きな影響を与えるだけに、注目を集めそうです。無罪なら政変へ、有罪なら変化なし…との見方ですが、今日は一日、小沢裁判の結果が市場やワイドショーを賑わすことになりそうです。

 25日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万3090ドル72セント +89ドル16セント(0.69%)

 NASDAQ総合指数 3029.63ポイント +68.03ポイント(2.30%)

 S&P500 1390.69ポイント +18.72ポイント(1.36%)

 CME日経平均先物(円建て) 9595円 +45円

 米国10年もの国債金利 1.990% +0.014%

 ニューヨーク原油 104.12ドル +0.57ドル

 GOLD 1642.30ドル -1.5ドル

 ドルインデックス 79.06 -0.11
 

 昨日の米国株は、朝方発表された耐久財受注(3月)が航空機受注の大幅な減少から3年ぶりの低下幅になったものの、前日発表されたアップルの決算や、この日発表のボーイングの予想を上回る決算を好感し、大幅続伸して始まりました。前日、アップル決算への警戒感から下落していたNASDAQ市場では、アップル株や関連株に買い物が殺到。急反発して始まっていました。ドルが軟化したことから原油価格が上昇。資源・エネルギー株が上昇したことなどから、ニューヨークダウは寄り付き後まもなく、この日の高値1万3105ドル(前日比103ドル高)をつける場面もありました。買い一巡後は、FOMCの結果待ちの動きになりましたが、ゼロ金利解除が前倒しになる可能性が出てきたことを受け、急速に上げ幅を縮めています。その後、バーナンキ議長が追加緩和の可能性を残す発言をしたことから、次第に上げ幅を回復。ほぼ、高値圏で終了しています。主力3指数とも上昇して終わりましたが、NASDAQ総合指数は6立会日ぶりの反発になりました。この日は、アップルの影響が大きい、NASDAQ総合指数、S&P500の上げがダウを上回りました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比7042万株増の8億2159万株。騰落状況は、値上がり2351、値下がり706。VIX指数は、7.07%下げ、16.82に低下しています。

 ニューヨークダウは続伸。ダウ30種は値上がり24、値下がり6。好決算を発表したボーイングが5.3%上昇する一方、良好な決算を発表したものの、中国、ブラジル両市場に対し慎重な見方をしたことが嫌気され4.6%下落するなど、対象的な動きがありました。
 ニューヨークダウは、この日の上げで25日線を回復してきました。企業業績の伸びが株価を支えている格好です。ただ、依然、25日線は下向きであるほか、対応点の状況からも、まだしばらく下落が続くため、同移動平均線を引き上げるような、もう一段の上げが望まれます。

 米国株は続伸。CME日経平均先物は、大証終値を45円上回る9595円で帰ってきました。レンジは9640円~9610円。円は、バーナンキ議長発言を受け、対ドルで81円30銭台、対ユーロで107円50銭台と、小幅な円高で帰ってきました。今日の日本株は、CME高を受け堅調なスタートが予想されるものの、小沢判決の結果や影響を見たいということから、見送り気分の強い展開になりそうです。無罪判決になった場合、消費製引き上げに暗雲が生じるため、海外投資家の反応が懸念されます。特に、このところ米国系証券が先物の売り持ちを膨らませており、この動向が懸念されます。明日にも日銀金融政策決定会合を控えていますので、主力投資家は動きがとれず、個人を中心にした好業績株や個別の材料株物色が続きそう。業界再編の動きも酔う注目。まあ、今日は小沢判決が全て…か?

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米株高と日銀緩和策拡大思惑の円安を好感して5立会日ぶりに反発
 海外で27日に予定されている日銀の追加緩和が、リスク資産の買い取り枠を30兆円拡大する…という話が流されました。日銀関係者から出た話のようですが、市場の反応はもうひとつのようでした。2月14日のバレンタインデープレゼントで、国債買取枠を10兆円拡大したものの、その後、実際に日銀がリスク資産を増やした形跡はなく、枠を増やすだけなら誰でもできる…といった反応。「やるならやれ」。その後、実際に日銀の資産内容を見て、緩和策を実行しているかどうかを判断するというところでしょう。まあ、よくよく信用をなくしたものです。もっと、具体的な目標を掲げないと、市場は信用しないし、本格的な為替の反転も望み薄ということでしょうか。27日の金融政策決定会合では、インフレ目標を2%に拡大するとか、リスク資産買取についても、何時までに買いきるかなど、具体的な数字を盛り込まないと、市場が予想している5兆円や10兆円の資産買取ではマイナス効果になってしまう可能性もあります。

 今日は、日銀の30兆円緩和の話が効き、対ドルで一時81円50銭台まで円安がすすみましたが、現在、81円10銭台に円が上昇してきています。今日のFOMC(米連邦公開市場委員会)で、もしかしたら、何らかの緩和措置や、緩和を臭わすような発言が出るのではないか、と市場が気にしているようです。最近発表される指標で、製造業の新規受注が伸び悩んでいるほか、受注残がマイナスになるなど、生産が急に落ち込む兆候を示しているほか、堅調を続けていた住宅価格が再び下落するなど、FRBが景気の先行きに懸念をが生じています。特に、住宅価格の下落は、個人の財務内容を悪化させ、消費への影響が出てくるだけに、FRBとしても何か手を打っておきたいところ…。市場は何かある…と読み始めているのではないでしょうか。それを前提に考えてみると、日銀のリスク資産枠30兆円拡大の思惑もないとはいえません。もし、FRBが何らかの緩和策か発言をして円高が進行したばあい、それ以上にインパクトのある政策を打ち出さないと、市場への影響はありません。今日のFOMC、それに続く、日銀金融政策決定会合の持つ意味はかなり大きなものになりそうです。

 さて、こんな状態ですから、市場は大きな動きはできずにいます。今日は、立会中に円安が進行したことや、CME日経平均先物が大証終値を50円上回り9530円で帰ってきたことを好感。先物買いが先行、これが現物との裁定買いを誘発し、指数を押し上げてスタートしました。買い一巡後は、今晩のFOMCを見たいというムードが強く、模様眺めの展開になりましたが、野村證券、キャノン、ファナックなど主力株が予想を上回る決算や、見通しを発表したことから、動きは少ないものの主力株は堅調になりました。下値不安が遠のいたことから、個人の買い意欲がつよまり個別株が物色されましたが、本決算発表前に大幅な増額修正を発表する企業が相次ぎ、小型株を中心に賑わいを見せていました。また、昨日、引け後に発表されたアップルの決算が市場予想を大幅に上回り、GLOBEX市場でNASDAQ100先物価格が大幅高で推移したことも、ハイテク株の堅調につながりました。ただ、個別株は賑わったものの、主力株は動きが鈍く、日経平均株価の終日値幅は、52円にとどまっていました。結局、日経平均は、92円97銭高の9561円01銭、TOPIXは、5.55ポイント高の809.49ポイントと、ともに5立会日ぶりに反発して終わりました。出来高は14億株台に減少。売買代金も1兆円を割り込む閑散商いが続いています。

 日経平均サイコロは4勝8敗、RSIは41、25日線かい離は-2.2%、騰落レシオは76と、依然、底値ゾーンの動き。重要イベントを控え、主力投資家は総見送りで、個人の影響が強まっています。当面、今晩のFOMCの結果、それを受けての日銀金融政策決定会合というイベントを経て、週末に日経平均の13週移動平均線を回復して終われるかどうかが焦点。本格的な動きは連休明けからですが、生保の運用方針で国内株式が見放されているように、主力銘柄は手がけにくく、当面、個人主導の展開にならざるを得ないところ。今期業績見通しの明るいもの、これから出てくる来期見通しを踏まえた成長株指向と、主力企業の事業再編にともなう、系列会社の統合がテーマになるか…?

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欧州株の堅調や主力企業の予想を上回る決算を好感して反発…NASDAQ下落も、アップル決算で、引け儀に急伸
 おはようございます。 ジンマシン薬の効き過ぎで、寝すぎてしまいました。昨夕から12時間近く寝ていました。今日も朝から、湿疹がでています。医者も何が原因か分からないとの返事…。EUが無茶するおかげのストレスだと自己診断するのですが…。ということで、昨晩は失礼。

 さて、その欧州ですが、昨晩行われたオランダ、スペインなどの国債入札はなんとか無事に乗り切ったようです。オランダは2年債と25年債で24億ユーロの調達を予定していましたが、結局、満額は調達できず20億ユーロにとどまったようです。スペインは3ヶ月もの、6ヶ月もので20億ユーロの調達を予定。19億ユーロを調達しています。3ヶ月ものの調達金利は、前回入札(0.381%)から0.634%に、6ヶ月ものは、同(0.806%)から1.58%にそれぞれ上昇。調達環境が悪化していることを示しました。ただ、全体として無難に乗り切ったことで、金利は落ち着きを取り戻し、スペイン10年債は前日比0.16%低下の5.87%、イタリア債は0.06%低下の5.69%とそれぞれ、金利は低下しています。25日にはドイツが、27日にはイタリアが、それぞれ入札を控えており、しばらくは神経質な動きが続きそうです。欧州株株式市場は、米国株が堅調に推移したことや、問題国の資金調達が無難な結果に終わったことを好感し、前日の急落から反発しています。

 24日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万3001ドル56セント +74ドル39セント (0.58%)

 NASDAQ総合指数 2961.60ポイント -8.85ポイント(0.30%)

 S&P500 1371.97ポイント +5.03ポイント(0.37%)

 CME日経平均先物(円建て) 9530円 +50円

 米国10年もの国債金利 1.976% +0.04%

 ニューヨーク原油 103.55ドル +0.44ドル

 GOLD 1643.80ドル +11.80ドル

 ドルインデックス 79.18 +0.19


 昨日の米国株は、EU高債務国の入札が無難な結果に終わったことを好感し欧州株が反発したことや、朝方発表された主要企業の決算がいずれも予想を上回ったことから、買い先行でスタートしました。欧州情勢の落ち着きからユーロが買われドルが軟化したことから、原油が上昇。これを受け資源エネルギー株が買われたことも指数の押し上げに寄与。ニューヨークダウは、より後まもなく、この日の高値1万3050ドル(前日比127ドル高)をつけています。ただ、今晩FOMC声明文の発表を控えていることや、引け後に発表されるアップルの決算への警戒感が強く、引けにかけ売り物が増加。指数はじり安となり上げ幅を縮めて終わっています。アップル決算への警戒感から関連株やハイテク株が売られたことからNASDAQ総合指数は、続落しています。ニューヨーク市場の出来高は前日比3205万株減の7億5117万株。騰落状況は、値上がり2037、値下がり1021。VIX指数は、前日比4.59%下げ、18.10に低下しています。

 ニューヨークダウは、反発。ダウ30種は、値上がり24、値下がり5、変わらず1。予想を上回る決算を発表したATTが3.6%急伸したほか、同じく好決算を出したスリーエムが1.6%上昇。GE、ベライゾン、キャタピラーなどがダウの上げに寄与しています。業種別では、固定電話サービス、通信、住宅建設、産業機械などが上げ、履物、装飾品、コンピューターハード、アパレルなどが下落しました。
 ニューヨークダウは、依然、75日線を下値支持にし、50日線、25日線を意識するレンジ内相場になっています。特に、下落中の25日線の下方圧力が増しているのが懸念されますが、この日も25日線に届いたところから下落に転じ、50日線を下回ったところで終わっています。当面、25日線の圧力をしのぐポジティブサプライズがほしいところです。株価が現状で推移した場合、来週には50日線が低下を始めることから、下値支持線が100日線に下がる可能性もあります。昨日引け後に発表されたアップルの決算は、EPSが12.3ドルと予想の10.04ドルを大幅に上回る内容となり、引け後のNASDAQ100指数は急伸していますが、これが、今晩の市場へのサプライズになるか気になるところです。アイパッドの売り上げ台数が市場予想を大幅に下回るなど、内容が万全でないだけに、一抹の不安も残ります。

 米国株は高安まちまち。CME日経平均先物は、大証終値を50円上回る9530円で帰ってきました。レンジは9425円~9540円。円は、27日の日銀金融政策決定会合で、リスク資産買い取り枠の拡大が30兆円拡大されるとの報道があり、円安が進行。対ドルは81円30銭台、対ユーロは107円70銭台に下落して帰ってきました。本日の日本株は、円安や日銀の緩和政策への期待感から、強含みの展開が予想されます。アップル決算の好調から関連株が買われそうなほか、先物買いが先行することから、裁定買いもはいるなど、主力株を中心に堅調な始まりになりそうです。昨日、日本の引け後に中国株も反発に転じており、この動きも注目。ただ、買い一巡後は神経質な動きとなり、再度、個別の材料株物色への戻るか…。市場の低流にある、企業再建の動きに注目。

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スペイン、イタリア、フランス、オランダ…パンドラの箱状態に悪材料がでてくる欧州を嫌気し反落
 おはようございます。花の季節になりました。川沿いを歩いていると、土手は、菜の花の黄色が目立ちます。団地内にはいると、家の周りの花壇では、赤や紫の花が咲き乱れ、ミツバチが足にいっぱいの花粉をつけて、蜜を集めるため飛び回っています。久しぶりの晴天でしたが、帰ってくると顔がひりひりしていました。早くも、初夏の日差しが混じり始めているんでしょうか。活力の季節です。

 さて、欧州は、完全にパンドラの箱状態。次から次へと悪材料がでてきます。EU2位の経済力を持つフランスでは現役の大統領が選挙で敗北、次回の決戦投票に結論が持ち越されました。第三位のイタリアは、素人の学者首相のもと、財政再建に取り組み中ですが、国債で市場の攻撃を受けています。第4位のスペインは、銀行の経営不安が財政面に影響を及ぼそうとしていることを懸念し、こちらも市場の攻撃を受けています。ヘッジファンドなどは、国債とCDSを買って、格付け会社の格下げを待っている状態…。そして、昨日飛び出してきた悪霊は、ドイツと並び最上級の格付けを維持しているオランダで、連立政権が崩壊。財政緊縮をめざす予算成立に見通しがつかなくなり、内閣総辞職することとなり、いきなり政治リスクがでてきました。今晩、24億ユーロの国債入札を予定していましたので、市場の受けたショックは大きかったようです。早速、格付け会社のムーディーズが、政権崩壊はネガティブな材料だ…と反応。格下げが懸念される中での入札に関心が高まっています。

 EU第一の経済大国のドイツも昨日発表された製造業のPMI指数は、急激に低下。景気の先行きに懸念を投げかけています。先週末、発表されたZEW景況感指数、IFO景況感指数は、ともに予想を上回り、ドイツは危機から立ち直った…とも言われたのですが、昨日発表された数字は、この期待感を完全に打ち砕いた格好。昨日のドイツDAX指数は3.4%近く下落。他のEU市場も軒並み急落しています。危機の拡散に対し、今のところ、ドイツもECBも動く気配を見せていませんが、一体、どうやってパンドラの箱の蓋を閉めようというのでしょうか。相変わらず、頭を殴られても血が出るなどしないと動かないEUの欠点がさらけ出されてきたようです。


 23日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2927ドル17セント -102ドル09セント(0.78%)

 NASDAQ総合指数 2970.45ポイント -30.00ポイント(1.00%)

 S&P500 1366.94ポイント -11.59ポイント(0.84%)

 CME日経平均先物(円建て) 9450円 -100円

 米国10年もの国債金利 1.936% -0.035%
 
 ニューヨーク原油 103.11ドル -0.77ドル

 GOLD 1632.60ドル -10.20ドル
 
 ドルインデックス 79.37 +0.23 


 昨日の米国株は、フランス大統領選挙でのサルコジ大統領敗北や突然のオランダ連立政権崩壊を受け欧州株が急落した流れを受け、大幅反落して始まりました。リスク回避のドル買いから、ドル建て価格が低下したことを嫌気。資源・エネルギー株が下落し指数の足を引っ張ったほか、欧州の景況感の悪化を懸念し、輸出関連も下落するなど、ほぼ全面安し、より付き後まもなく、ニューヨークダウは、この日の安値1万2845ドル(前週末比184ドル安)をつけていました。ただ、今晩、相場のリード役だったアップルの決算発表やFOMCを控えていることから、一段と売り込む動きはなく、終日安値圏で推移したものの、引けにかけ下落幅を縮め、引け段階でニューヨークダウは1万2900ドルの大台を回復しています。結局、ニューヨークダウとS&P500は反落、NASDAQ総合指数は4立会日連続して下落しています。ニューヨーク市場の出来高は、前週末比1億8126万株減(SQ要因がはげたため)の7億8322万株。騰落状況は、値上がり821、値下がり2228。VIX指数は前週末比8.77%上げ、18.97に上昇。一時、20ポイントをつける場面もありました。

 ニューヨークダウは反落。ダウ30種は値上がり3、値下がり27。メキシコで子会社による贈賄疑惑が浮上したウォルマートが4.7%下落したほか、バンクオブアメリカ、GE、ユナイテッドテクノロジーズなどがダウの下落率を上回る下げになっていました。業種別で上げたのは鉄道だけ。生保や石油・ガス、石油探査などの下落率が小さかったようです。一方、貴金属、資本財供給、住宅建設、人材派遣などの下落率が大。
 ニューヨークダウは、一時、1万2800ドル台まで下落しましたが、FOMCへの期待感などがあり、上昇中の75日線付近から反転しています。ただ、50日線に接近したところで伸び悩んで終わっており、当面は、75日線の下値支持力を試す展開になりそうです。ニユーヨークダウについては、直近レポートでも触れていますが、前号と比べ前提条件が変化したとから予想を変えていますので、参考にしてください。

 米国株は、反落。CME日経平均先物は大証終値を100円下回る9450円で帰ってきました。レンジは、9400円~9645円。円は、ユーロ危機再燃を懸念し、対ユーロで106円70銭台に、対ドルは81円10銭台に、それぞれ上昇して帰ってきました。本日の日本株は、CME先物終値にサヤ寄せする格好で、先物売から下落してスタートしそうです。昨日の後場から欧州問題を織り込み始めた可能性がありますので、先物買戻しもあり、大崩れは無いものと思われます。米系証券の売りが目立ちますが、昨日もこの証券の売りから相場が下落に転じており、この出方が注目されます。日銀金融政策決定会合への過大な期待感があることは気がかりですが、当面はこの期待感が、相場をささえることになりそうです。レポートでも書いていますように、個人投資家は先週末主力株に見切りをつけた格好になっており、当面は、個人主導の小型内需株物色が続きそう。主力株の下落につられ、小型株もげらくするようなら、25日線や13週線、前回高値などポイントを捉えて買ってみる手もあるか?

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米株高を受け上伸するも、(欧州景況感の悪化を意識した)円高の進行を嫌気し、3日続落
 フランス大統領選は、現役のサルコジ大統領がオランド候補の得票率を下回り、6日の決選投票に結論が持ち越されました。欧州危機をサポートしてきた「メルコジ体制」の一角が崩れる可能性が出てきました。同日にはギリシャ総選挙も控えており、政治面から欧州リスクが高まっています。また、今日は、欧州主要国の景気指標が発表されていますが、ユーロ圏の4月総合PMI指数は47.4と、前月水準(49.1)、予想(49.3)をともに下回りました。また、ドイツの製造魚PMI指数は46.3と、前月水準(48.4)、予想(49.0)を大幅にしたまわる数字になりました。サービス業の検討で総合指数は前月水準を上回りましたが、市場は製造業の落ち込みを嫌気。週明けのドイツDAX指数は2%を超える下落でスタート。GLOBEX市場でも米国株は三桁を超える下落になっており、欧州の景況感の悪化に対し、ミニパニック的な反応が起きています。日経平均先物も9430円台まで下落するなど、今晩の米国株や明日の日本株への影響が気になります。

 週明けの日本株は、先週末の米国株が高く終わっていたことや、円安、CME日経平均先物高を受け、買い先行せスタートしました。CME先物レンジ上限9650円を意識した先物買いがリード。裁定買いも入り主力株が上昇。日経平均は、寄り後、9643円(前週末比88円高)する場面もありました。ただ、その後はこの日発表が予定されていた中国PMI指数待ちで、手控え気分強まったところに、円がじりじりと上昇。これにともない、先物に売りが増加。急速に上げ幅を縮めマイナス圏に入りました。発表された中国のPMI指数は、予想、前月水準とも上回ったものの、上昇は、金融緩和期待を退けるものとなるなど消化難となりましたが、欧州市場のスタート時間になると円買い圧力が強まり、株価は下落。結局、日経平均は前週末比19円19銭安の9542円、TOPIXは2.40ポイント安の809.54ポイントと、ともに3日続落して終わりました。出来高、売買代金とも低調な商いになりました。騰落状況は値上がり540、値下がり984。

 欧州市場がオープンするころに、円買いや先物売りが増加したようですが。ドイツの製造業PMI指数の悪化を見越した(インサイダー?)ところが、売り攻勢をかけたんでしょう。おかげで、寄り付きに買われた輸出主導の主力は総崩れになりました。まあ、週末に日銀の金融政策決定会合を控えていますから、大崩にはなりませんでしたが、今晩の欧米市場の動向や、対米ドル相場が81円を割れて帰ってくると、ちょっと、まずいですね。とりあえずの、リハビリ相場は一巡したんでしょうか。まあ、欧州問題を除いても、今週は重要イベントが山積み、週があけたら2日立会いがあったあとは、大型連休に突入。その間に何が起こるかわからないでは、連休をまたぐポジションが取れないのは当然。無理をするところではありませんね。

 今日も主力株が値を消す一方で、仕手系株や経済産業省が再生可能エネルギーの買い取り価格が事前価格を大幅に上回る価格に設定されそうなことを好感、太陽電池関連がかわれていました。また、決算発表を控え、事前に増額修正されたものが個別に買われています。今週中に、約500社が決算を発表する予定で、この内容を見ながら、個別に物色されるでしょうが、欧州の政治リスクと同様に、日本も26日の小沢判決によっては、政治リスクが急浮上するだけでなく、海外投資家が日本株買いの基礎にすえた消費税増税による財政再建の前提が崩れることにもなりかねません。まあ、見送り気分が強まるなか、先物と裁定取引に振り回される展開になりそうです。指数は、大崩氏無ければよし…。今期も大幅な業績の伸びがも見込める企業を愚直に買う…。これで良いのではないでしょうか。今晩の米国株が落ち着いて帰ってくることを願うばかりです。直近レポートで、ニューヨークダウに起きた変化を書いていますので参考にしてください。「待つも相場…」という言葉もあります。

 レポート案内文で書きました、相場の変化日までの辛抱です。

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堅調なドイツ景気指標や予想を上回る企業決算を好感して反発…NASDAQはアップル波乱で続落
 おはようございます。今日は、朝から次女が吉野の桜を撮影に行くといって6時前から出て行きました。早く行かないと、車の混雑に巻き込まれるそうです。最近、吉野の桜の立ち枯れが目立ち始めているといいますが、多くの車が排気ガスを撒き散らし、観光客が奥山まで入り根っこを踏み荒らしては、桜が傷むのも当然でしょう。吉野の桜は、遠目で見るのが一番…。近くでみるのは、一本桜が一番きれいです。良い写真が取れたら良いですが。

 さて、IMF総会が終わりました。関係者によると、4300億ドル以上の供出にメドがついたといいます。ラガルト専務理事は、日本がいち早く供出を表明してくれたおかげ…など、ベンチャラを言っていたようですが、果たして、どこまで本気か?金融危機を起こしたくなければ、お前たちがファイヤーウォールを作れと、自助努力を放棄して、外部に丸投げしているような印象をぬぐえません。5月にはギリシャで総選挙がありますが、現政権の不利が伝えられており、新しく成立した政権が「あれは無しよ…」なんていう懸念はないんでしょうね。まったく、心配だらけです。昨日は、ZEW景気指数につづき、ドイツIFO景況感指数が発表され、低下予想が一転して上昇。前月水準も上回りました。市場は、欧州の景気が堅調として、主要株式市場は上昇しています。
 ただ、なんとか無事に乗り切ったスペイン国債は、調達金利が上昇したことなどを嫌気。再び売られ、6%を上回る場面もありました。イタリア国債も、来週27日の入札を懸念し、金利が上昇しています。前日、シティが年内にも両国の格下げが実施されると予想しており、今後の、入札に格下げ懸念がつきまとい、資金調達に支障が出るのでは…と市場は予想しています。次は、EU独自のファイヤーウォールの構築ですが、ユーロ安で稼がせてもらっているのに金を出ししぶるドイツの動きが焦点になりそうです。

 20日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万3029ドル26セント +65ドル16セント(0.60%)

 NASDAQ総合指数 3000.45セント -7.11ポイント(0.24%)

 S&P500 1378.53ポイント +1.61ポイント(0.12%)

 CME日経平均先物(円建て) 9600円 +40円

 米国10年もの国債金利 1.971% 変わらず

 ニューヨーク原油 103.05ドル +0.78ドル

 GOLD 1643.80ドル +1.40ドル

 ドルインデックス 79.14 -0.41 


 昨日の米国株は、ドイツの景況感改善に加え、前日発表されたマイクロソフトやGEの決算が予想を上回ったことを好感。買い先行で反発して始まりました。また、ユーロ上昇によりドルが下落したことを受け、原油など資源価格が上昇。これを受け、資源エネルギー株が買われたことも指数の押し上げに寄与。寄り後まもなく、ニューヨークダウはこの日の高値1万3082ドル(前日比118ドル高)する場面もありました。ただ、来週の決算発表を控え、アップルが利益確定の売りに押され2.5%安と大きく売られたことを嫌気。バンクオブアメリカが4.6%下落するなど銀行株が売られるなか、引けにかけ上げ幅を縮めて終わっています。結局、主力株で構成するニューヨークダウとS&P500は3日ぶりに反発したものの、NASDAQ総合指数は、3日続落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1億4274万株増の9億64048万株。騰落状況は、値上がり2004、値下がり1050。VIX指数は、前日比5.01%下げ、17.44に低下しています。

 ニューヨークダウは、反発。ダウ30種は、値上がり23、値下がり7。予想を上回る決算を発表したマイクロソフトが4.55%とダントツの上げ幅になったほか、GE、トラベラース、ベライゾンなど、好決算銘柄が、指数の上昇を上回る上昇になりました。一方、バンクオブアメリカ、JPモルガン、AMEXなど金融関連の下げが目立ちました。業種別では、住宅建設、産業資材、ソフトウェア、装飾品が上昇。一方、家具、石炭、レジャーサービス、コンピュータハード、空運などが下落しています。
 ニューヨークダウは、反発したものの、この日も高値から53ドル押し戻されて終わっています。前日から指摘している25日線の下落ピッチが早まっており、これに押さえ込まれる格好になっています。一方、上昇中の50日線や75日銭を意識して下値も堅調で、日足ベースでは三角持合を形成しつつあります。これまでのところ、決算発表企業の8割が予想を上回っているといい、市場の期待感は高まりつつあるようです。ダウ採用銘柄の予想PERは前週末の12.55倍から12.32倍に低下しており、企業業績面からは上値余地を増しているように思われます。持合がどちらに放れるか…。昨日も書きましたように、中間反落懸念もあるだけに注意してみていきたいと考えています。詳しくはレポートで書きます。

 米国株は反発。CME日経平均先物は、大証終値を40円上回る9600円丁度で帰ってきました。レンジは9535円~9620円。円は、ユーロが堅調だったことから、対ユーロで107円70銭台、対ドルは81円50銭台で帰ってきました。来週は、重要イベント控えであるほか、26日には消費税論議に影響を与えそうな小沢議員の判決もあります。消費製増税は、海外投資家の日本株買いの要因にもなっているだけに、予断を許しません。詳しくはレポートで。

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欧米株安を受け続落するも、重要イベント控えでこう着状態
 今晩から22日までの予定で、IMF・世界銀行春季総会が、同時にG20財務相・中央銀行総裁会議が開催されます。特に、IMF総会は欧州危機に対応する供出金の額がどれくらい上積みされるか、市場は注目しています。ラガルト専務理事は、3200億ドルの見込みをつけたといっていましたが、関係者によると会議直前で3500億ドルまでは積み上がったといっています。目標の4000億ドルまで、あと少しというところですが、この額自体が、当初の5000億ドルから下方修正されたもの…。米国では、ユーロ危機時に、無制限のドル供給で協力しているのに、まず、自分で解決したらどうだ…と言いたいところでしょう。

 ユーロ安の恩恵を受け、ドイツの景気はバブル状態。ギリシャやイタリアなど他のEU加盟国から資金が流れこみ、不動産価格が上昇するなどバブル寸前の状態。今日発表されたドイツIFO景況感指数は、前月から上昇。予想は、低下でしたから、改めて景気の腰の強さを示しました。一部では、危機を克服した…という強気の見方もでています。外部の国から見れば、世界に奉加帳を回す前に、ドイツが金をだすなり自前で救済しろと、言いたくなるのも当然でしょう。まあ、総会でどんな意見が戦わされるのか、注目ですね。また、日曜日には、フランスで大統領選挙も行われます。ドイツのメルケル首相と組んで、危機に対処する相手が、誰になるか市場は注目しています。今のところ、サルコジ大統領不利が伝えられていますが、事前予想が外れることでも、有名。相手方のオランド氏は、ECBに利下げを要望するなど、投票前の得点稼ぎに躍起になっていますが、この人、財政拡大を狙っているようですが大丈夫なんでしうょうか。まあ、平気で前言を翻すのが、欧州政治の特質ですから、誰もなんとも言わないのでしょうが…。

 来週にはFOMC、日銀金融政策決定会合を控えていますし、まともなポジションは取れないというのが本音のところでしょう。今日の日本株は、これを地で行くような展開でした。米国の景況感の悪化や欧米株安もあり、先物先行で売られ下落スタートになりました。米国の景況感の悪化や携帯電話用半導体大手クアルコムの冴えない決算を受け、輸出株やハイテク株が売られましたが、来週のイベントを考えると、先物筋も大きく売り込めず、日経平均は、前日比安値圏で推移したものの、終日値幅は、48円にとどまっていました。ただ、一部、仕手系株が続伸したほか、来週からの決算発表を控えて好業績の小型株が買われるなど、個人を中心にした個別株物色は旺盛で、指数は続落したものの、騰落状況を見ると、値上がり829、値下がり672と、値上がり数が上回っています。結局、日経平均は、27円02銭安の9561円36銭、TOPIXは2.19ポイント安の811.94ポイントと、小幅続落して終了。出来高は15億2930万株、売買代金は、再び、1兆円を割り込む9686億円に落ち込んでいます。

 まあ、米国の景況感の悪化や欧州がふらふらsた状態が続いている間は、なかなか買いづらいということでしょう。また、新年度に入り、機関投資家の運用方針が示されていますが、生保筋は相変わらず株式は上がると売る…と宣言。当分は内外の債券で運用する、としています。昨年から、年度末にかけても、生保が売りまくり、日本株の頭を押さえる原因になりましたが、新年度も「売る」と宣言されたら、投資家はどうしても主力株を敬遠することになります。今年も、海外投資家が買わなかったら、主力株は重たい動きになるんでしょう。また、ここにきて、野田首相の消費税引き上げの足元がぐらつき始めました。海外投資家は、消費税の上げによる財政状況の改善を期待して買った部分もありますので、これが流れると…。

 まあ、レポートでも書いていますように、今回の相場は、2005年の後半型の主力株置いてけぼり相場を想定していますので、当分は個別株重視で良いんでしょう。特に、小物の復興間連は業績変化率が高くなるので面白くなりそう。今日、栗本鉄鋼が業績修正を発表していましたが、当初の営業利益予想を28億円から40億円につみまして着ました。EPSでみると15円台に倍増してきます。同社の場合、耐震性の上下水道管を扱っており、今後も復興需要が見込めますので、今期の数字も上積みされてくるのではないでしょうか。他の小型復興関連も今日は高く終るものが増えていました。まあ、来週に期待をつないで終わったのは良かったですね。詳しくは、レポートで解説しますが、今日は、レポート銘柄から、NECネッツエスアイ、日本M&Aセンター、物語コーポレーション、TOA、山善の5銘柄が年初来高値を更新していました。

 ニューヨークダウに関してはレポートで解説していますように、2段上げの上昇波が継続しているのか、中間反落に向かうのかの判断がつきにくいところにあります。まあ、自然体で見ておきましょう。

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欧州への懸念に加え、冴えない景気指標が相次ぎ、続落
 おはようございます。

 欧州ですが、なかなか安定してくれませんね。昨晩は、スペイン国債の入札が無事終わり、株価も反発して始まっていたのですが、終わってみれば欧州主要市場はスイスを除き全面安…。この日発表されたイタリアの鉱工業生産指数が予想を上回る減少になったことから、イタリア財務省が「債務返済コストが上昇する…」と表明。これを受け、イタリア国債が売られ、それにつられて、入札が成功したばかりのスペイン国債も下落しています。スペイン10年債は、また5.9%台に乗せてきました。また、これに追い討ちをかけるように、「格付け会社ムーディーズとS&Pが年内にもスペイン、イタリア、フランス、アイルランドなどの格付けを引き下げる可能性がある」とするレポートをシティが発表しています。なんだか、ユーロ安を終わらせてたまるか…という感じですね。
 
 また、ニューヨーク連銀製造業景況指数など最近発表された製造業関係の指標で、新規受注や生産が前月を下回り始めたことを書きました。この日、発表されたフィラデルフィア連銀製造業景況指数(4月)も、前月、予想をともに下回る数字になりました。まだ、判断の分かれ目になるゼロは上回っているものの、減速傾向に入った確率が高いようです。週平均労働時間が減少傾向にあり、雇用への影響が懸念されますが、このところ発表される新規失業保険申請件数で、トレンドを見る4週移動平均の申請件数が増加傾向にあるなど、やや、心配される点も出てきています。来週開催されるFOMCは、予断を許さなくなってきたように思われます。次回開催は6月になりますので、何か手を打つとしたら、来週…。でも、やはり次回のほうが可能性が高そうです(悪い数字が出てからでないと反対が多そう)。日銀の出方がますます注目されます。

 19日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2964ドル10セント -68ドル65セント(0.53%)

 NASDAQ総合指数 3007.56ポイント -23.89ポイント(0.79%)

 S&P500 1376.92ポイント -8.22ポイント(0.59%)

 CME日経平均先物(円建) 9560円 -40円

 米国10年もの国債金利 1.971% -0.008%

 ニューヨーク原油 102.27ドル -0.60ドル

 GOLD 1641.40ドル +1.80ドル

 ドルインデックス 79.58 -0.01


 昨日の米国株は、スペイン国債入札が無難な結果に終わったことや、朝方発表された新規失業保険申請件数が、予想を上回ったものの、前週比では減少したことを好感し、小高く始まりました。前日引け後に発表された携帯電話用半導体大手クアルコムの決算が冴えなかったことや、発表のなかで同社の供給能力に問題があることが分かり、関連株が売られたことから、一時、軟化する場面もありました。ただ、トラベラーズやベライゾンなどこの日決算を発表した企業に予想を上回るものが多く、ニューヨークダウは、一時、1万3080ドル(前日比47ドル高)まで上昇する場面がありました。しかし、中古住宅販売、コンファレンスボード景気先行指標、フィラデルフィア連銀製造業景気指標など、この日発表された景気指標がいずれも冴えないものだったことから、引けにかけ下落。結局主力3指数とも続落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、明日のSQ対策含みで、前日比1億190万株増の8億2574万株。騰落状況は、値上がり1246、値下がり1766。VIX指数は、前日比1.5%下げ、18.56に低下しています。

 ニューヨークダウは続落。ダウ30種は、値上がり3、値下がり27。好決算を発表したトラベラーズ、ベライゾンがそれぞれ3.2%、1.3%上昇しています。IBM、インテルは続落。業種別では、石炭、航空会社、バイオテクノロジー、タイヤなどが上昇。一方、鉄道、鉄鋼、家具、コンピューターハードなどが冴えませんでした。
 ダウは、レンジ内の動きですが、やや不安定になりつつあります。昨日は、一旦反発に転じていますが、25日線に届いたところから下落に転換。75日線を意識して、下落幅を縮めて終わった…という動きです。引け値では50日線を回復できませんでした。懸念されるのは、すでに下落に転じた25日線が下方圧力を増しつつある点。13週線も頭打ち感を強めており、今晩、同移動平均線を回復して終われるかが焦点になります。VIX指数が落ち着いていることから、波乱はなさそうですが、当面は、下値支持ラインと上値抵抗の25日線をめぐって神経質な動きが続くことになりそうです。

 米国株は続落。CME日経平均先物は、大証終値を40円下回る9560円で帰ってきました。レンジは9515円~9665円。円は、対ドルで81円60銭台、対ユーロで107円10銭台にそれぞれ軟化して帰ってきました。本日の日本株は、CME安や欧米市場が続落したことから、弱含みの始まりが予想されます。週末控えであることや、来週、FOMC、日銀金融政策決定会合という需要イベントを控え、売り買いとも手控えられそうですが、CMEレンジの加減が9515円をつけており、先物筋の9500円大台を試すような売り仕掛けが入るかもしれません。このところの、日銀首脳の緩和へ向けての前向きな発言を上回るサプライズを来週期待したいものです。雑株については、週末の手じまい売りに注意。クアルコムの供給能力不足を補うことを思惑した半導体関連が注目されるか?

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不透明感を増す海外要因を受け、見送り気分の強い展開となり反落して終了
 注目のスペイン国債入札は、目標の25億ユーロをやや上回る、25億4100万ユーロを調達。成功裏に終わったようです。2月末に実施した期間3年ものの資金供給効果がまだ残っていたということでしょうか。調達額は2年債が11億1600万ユーロ。調達金利3.463%(前回3.495%)、応札倍率3.3倍(同2.0倍)、10年債は14億2500万ユーロ。調達金利5.743%(同5.403%)、応札倍率2.4倍(同2.2倍)と、10年債の金利がやや上昇したものの、まずまずの内容でした。まあ、昨日のスイスフランの動きをみると、市場は順調に消化できると読んでいたふしがあります。今日の欧州株式市場は、これを好感してほぼ全面高で始まっていますが、急反発するにはいたっておらず、とりあえず、一安心した、というスタートになっています。GLOBEX市場の米国株も、一時は、100ドル近くあげていましたが、現在は60ドル高、日経平均先物も大証終値を35円上回る程度。


 関心は今晩開催されるECB理事会に移っている感じです。明日にはIMF・世界銀行春季総会とG20財務相・中央銀行総裁会議と重要なイベントが控えています。特に、IMF総会はEU危機救済をめぐる資金拠出をめぐり、EUの自助努力を主張する米国、カナダなどと、発言権の拡大を狙い供出金の拡大を図る中国など新興国の思惑が交錯しており、果たして、ラガルト専務理事が望む4000億ドルの資金が集まるかどうか…。まだまだ、予断許さない状態が続きます。

 今日の日本株は、IMFが前日とは一変して、EU銀行の資産圧縮懸念や円高回帰懸念を出したことを嫌気。米国株がIBMやインテルの弱気の決算見通しを懸念し反落して帰ってきたことから、売り先行で始まりました。CME日経平均先物が大証先物終値を60円下回る9600円で帰ってきていたことから、先物売が先行。指数採用銘柄に裁定解消売りが広範にでたことから、日経平均は前日終値を90円近く下回って始まっています。円は、終日81円台で推移したものの、米国のハイテク株決算への慎重な見方から買いが手控えられ、終日安値圏で推移。欧州市場を意識する2時過ぎには、スペイン国債入札を思惑した円買いと株先物売が先行。日経平均は、一時、前日比102円安する場面もありました。ただ、円が81円を割れなかったことから、押し目買いが入り、日経平均は、寄付きを上回る9588円38銭(前日比78円88銭安)、TOPIXは814.13ポイント(同5.14ポイント安)と、ともに反落して終わっています。出来高は、16億2920万株、売買代金はかろうじて大台を維持した1兆43億円で終わりました。騰落状況は、値上がり333、値下がり1232。

 今日も特定筋介入の噂がある明和産業がストップ高で値上がり率トップ。すごいですね。3日連続のストップ高です。うらやましいですね~。出来高は425万株ですか。どこからこんなに売り物が出てきているんでしょう。まあ、このあたりを良く考えてみることですね。そのうち、会社関係の株券まで市場にでてきて、冷やされることになるんでしょう。多分、大証の新日本理化が種玉になっているんでしょうが、4月初旬には、株価は3分の1近くにまで下落。おそらく、街金関係からは厳しい取立てが始まっていたんでしょう。その段階での、明和産業の急騰ですから、ぎりぎりの勝負をかけてきたようです。1月相場時は、この銘柄も、この銘柄も…と、結構、思惑で上げる銘柄が多かったのですが、今回は銘柄が絞り込まれています。それだけに、野中の一本杉みたいな相場になるのかも知れませんが、広がりがでないと、短命に終わる可能性が大きくなってきます。浮動株は8.9%しかありませんし、大株主には、そうそうたる企業がそろっています。調子に乗って仕掛けていると、大株主から売り浴びせられてくる可能性もあります。昔、ある株をやったことがありますが、買っても買ってもどこかかから売り物が出てくる。調べてみると、大株主名義の株券がたくさんでてきました。結局、こちらの資金が続かなくなり、ギブアップしたことがあります。この特定筋はどの程度の資金を用意してやっているんでしょうかね。この筋は、依然は、浮動株の多いものをしかけ、万が一の場合は、会社に買い取らせるような動きもしたものですが、ちょっと、以前とうやり方が違っているような気がしないでもないですが…。

 まあ、ここは全てのイベントが終わるまでは、動かないのが賢明か。動くなら、来週のFOMC前…か。緩和しなくて当たり前。緩和したら儲けもの。米国が緩和したら、日銀は、それ以上の緩和をしなければならなくなります。いずれにしても、相場にはプラス。このところ、JVCケンウッドやクラリオン、富士重工業など、事業再建に取り組む企業の株価が堅調に推移するなど、新しい動きが出てきました。またクラウド普及率が低い日本へ向け、米国からの進出も増えています。仕手株も良いですが、もっと、分かりやすい材料株が増えているように思うのですが。

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スペイン銀行の不良債権増加や米企業決算への懸念から反落
 おはようございます。 昨日は、アレルギー薬が効きすぎて、朝までぐっすり寝てしまいました。まあ、相場のほうも良かったことですし、ご勘弁を!

 さて、欧州の人気者スペインが、相変わらず市場を揺り動かしています。同国の問題は、民間(銀行)債務の多さにあることは、これまでにも書いてきましたが、スペイン中央銀行が発表したところによると、国内銀行の不良債権比率(2月)は8.16%。前月の7.91%から増加しています。規制強化で、不動産担保物件の処理が始まり、実勢価格が下落支持始めたことが不良債権の拡大につながっているようです。このところ、下落ピッチが拡大しているようですから、3月、4月の数字はさらに悪化することになるんでしょう。これに対し、銀行の債務処理に必要な資金も算出されているようですが、コストは538億ユーロに達するといいます。前回予想は500億ユーロということですから、こちらも現在進行形。財政緊縮でデフレ感が強まるときですから、景気刺激して不動産価格の下落に歯止めをかけないと、事態はますます悪化すると思うんですが…。

 また、昨日発表でわけが分からないのが、IMFの報告。前日世界の景気予想の上方修正をしたばかりですが、この日発表した世界金融安定報告で、欧州の銀行が13年末までに総資産の7%を圧縮。規模は2兆ユーロに達すると予想。市場の下落や融資先への貸し渋りなど悪影響が世界に広がる懸念がある…としています。これは、世界の景気がおかしくなるという表現にはならないのでしょうか。だとすると、明らかに前日の予想とは矛盾することになりますが…。エコノミストの見方によって、予想が違ってくるのでしょうが、組織としての見方なのか、エコノミスト個人の見方なのか、このあたりをはっきりさせてほしいものです。昨日の、市場は明らかに木迷っているみたいです。

 18日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万3032ドル75セント -82ドル79セント(0.63%)

 NASDAQ総合指数 3031.45ポイント -11.37ポイント(0.37%)

 S&P500 1385.41ポイント -5.65ポイント (0.41%)

 CME日経平均先物(円建て) 9600円 -60円

 米国10年もの国債金利 1.979% -0.031%

 ニューヨーク原油 102.67ドル -1.53ドル

 GOLD 1639.60ドル -11.50ドル 

 ドルインデックス  79.58 +0.02


 昨日の米国株は、スペイン銀行やIMFによる欧州銀行の債務圧縮予想などを懸念し欧州株が下落した流れを受け、売り先行で始まりました。前日引け後に発表されたIBMやインテルの決算で先行き見通しが予想を下回ったことも嫌気され、半導体関連株やハイテク株に売りが波及したことも市場を弱気にさせました。シーゲートテクノロジーが好調なハードディスクドライブの売り上げで予想を上回る決算を発表。関連株が買われ、一時、下落幅を縮める場面もありましたが、欧州への警戒感が強いことや期待はずれの企業決算への懸念もあり、引けにかけ下落幅を拡大しています。結局、主力3指数とも反落しておわりました。ただ、全般には模様眺め気分が強く、NYダウの終日値幅は87ドルにとどまっています。ニユーヨーク市場の出来高は、前日比1164万株減の7億1984万株。騰落状況は、値上がり1003、値下がり2021。VIX指数は、前日比0.98%上げ、18.64に上昇しています。

 ニューヨークダウは反落。ダウ30種は、値上がり7、値下がり22、変わらず1(バンクオブアメリカ)。冴えない決算見通しを示し、IBMが3.5%、インテルが1.8%それぞれ下落したほか、GE、マイクロソフト、JPモルガンなどがダウの下落率を上回って売られました。業種別では、レジャー用品、ギャンブル、タイヤ、非鉄などが上昇。一方、コンピューターサービス、生保、住宅建設、移動体通信などが下落しています。
 ニューヨークダウは小幅反落しましたが、懸念していた25日線に頭を押さえられる格好になりました。下値は、2月ニ形成したテーブルと50日線が支えています。市場では、経営者の先行きへの慎重な見方から、行き過ぎた企業業績への期待感がはげようとしています。業績発表の一巡を待って新たな収益見通しを織り込む展開になりそうです。再度、膠着感を強めたレンジ相場へ。

 米国株は反落。CME日経平均先物は、大証終値を60円下回る9600円で帰ってきました。レンジは9590円~9690円。円は、対ドルで81円20銭台、対ユーロは106円60線台と円安で帰ってきました。欧州の投資アドバイス会社がユーロの上昇を予想し、ユーロが買い戻された流れを受けています。本日の、日本株は、欧米株安やIMFの急激な円高再燃予想などを受け、不安定な動きになりそうです。昨日の相場も先物とそれにともなう指数銘柄への裁定買いの影響で上昇した側面が強いようですが、本日も同様な流れになりそうです。円買い・株先物売りなどの仕掛け的な商いが懸念されますが、CMEの終日レンジから見て、大きな波乱は無さそうです。日本でも、決算発表が近づいていますが、昨日くらいから増額修正や今期見通しの上方修正できるもの(レポートではTOA)などが、買いなおされる動きが始まっていることは注目点。再度、小物好業績ものに注目か?

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ZEWサプライズ、スペイン国債入札成功、IMF世界景気上方修正…冴えない米景気指標を打ち消し大幅高
 おはようございます。 家の前の桜は、まだ花がたくさん残っています。信貴山は今が満開とか…。ひさしぶりに、山に登って朝護孫子寺におまいりしてみましょうか。本尊の「毘沙門天」は、相場の神様。ご利益に預かるのも、一興です。

 さて、注目のスペイン短期国債の入札が終わりました。目標の30億ユーロに対し、31億8000万ユーロを調達したようです。12ヶ月債には前回の2.1倍を上回る2.9倍の応札があったものの、応札金利は前回の1.481%から2.623%に、18ヶ月債は3.77倍(前回2.93倍)、3.11%(同1.71%)という内容で、調達金利の上昇が目立ちました。まあ、なんとか乗り切ったことで、同国10年債金利は、0.18%低下し、5.89%と節目の6%を割り込み、落ち着きを取り戻しました。次回は明日19日の2014年満期と2022年満期分25億ユーロの調達。ここを乗り切れば、景色はずいぶん変わってきそうです。
 また、昨日は4月のZEW景気期待指数が発表されました。ドイツは、前月の22.3から23.4に上昇。5ヶ月連続と絶好調な数字になりました。市場予想は、19への低下でしたから、ちょっとしたサプライズ効果をもたらしました。ユーロ圏も11.0から13.1に上昇しています。一方、現状指数はドイツが37.6から40.7に上昇したものの、ユーロ圏は-48.4から-49.0に悪化していました。ドイツの指数が上昇している昨年12月以降、欧州危機がエスカレート。加盟国の景気が悪化したものの、ユーロ下落で輸出が伸びたドイツが、好況感を満喫しているという構図が浮かび上がります。こんな状態ですから、他の加盟国の景況感が悪化しても、自国のインフレ懸念が高まるため、ECBが景気刺激的な対策をとることに反対するんでしょうね。もっとも、ドイツが「景気のことは気にせずに財政赤字削減に頑張りなさい。必要なお金は、どんどん出してあげるから…」というなら話は別ですが…。南北対立はエスカレートしそうな感じですね。

 17日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万3115ドル54セント +194ドル13セント(1.50%)

 NASDAQ総合指数 3042.82ポイント +54.42ポイント(1.82%)

 S&P500 1390.78ポイント +21.21ポイント(1.55%)
 
 CME日経平均先物(円建て) 9600円 +150円

 米国10年もの国債金利 2.010% +0.04%

 ニューヨーク原油 104.20ドル +1.27ドル

 GOLD 1650.7ドル +1.0ドル

 ドルインデックス 79.56 変わらず


 昨日の米国株は、スペイン国債入札の成功やZEW景気期待指数がもたらしたサプライズ効果に加え、IMFが世界経済見通しを上方修正したことなど好材料が相次ぎ、欧州株が急伸した流れを受け、買い先行で大幅高でスタートしました。世界景気の上方修正を受け、資源・エネルギー価格が上昇したことから関連株が買われたほか、この日決算を発表したコカコーラやジョンソンアンドジョンソンの業績が市場予想を上回ったことから、決算発表への期待感が高まり幅広く買われ、ニューヨークダウは、昼ごろにはこの日の高値1万3131ドル(前日比210ドル高)をつけています。この日発表された、鉱工業生産指数や住宅着工件数はいずれも予想を下回る冴えないものでしたが、特に悪材料視されることはなかったようです。ただ、1万3000ドルの大台回復後は、19日に今週2回目のスペイン国債入札への懸念から模様眺め気分が強まり、引けにかけ膠着感を強めた展開になりました。結局、ニューヨークダウは大幅続伸。他の指標もハイテク株の上昇を受け、反発しています。ニューヨーク市場の出来高は、前日比2602万株減の7億800万株と低調な商い。騰落状況は、値上がり2352、値下がり698。VIX指数は、前日比5.18%下げ、18.46に低下しています。なを、引け後に発表されたIBMとインテルの決算は、今期に対して慎重な見通しが出され市場予想を下回ったことから、夜間取引で売られており、今晩の市場やGLOBEXへの影響が懸念されます。

 ニューヨークダウは続伸。ダウ30種は全銘柄が上昇。ウォルトディズニー、IBM、ウォルマート、シェブロンなどがダウの上昇率を上回っています。業種別では、コンピューターハード、石炭、テクノロジーハード、重工などが上昇。一方、貴金属、ビール、パイプライン運営、広告代理店などが下落しています。
 ニューヨークダウは、好材料が相次ぎ、1万3000ドルの上値抵抗ゾーンを突破。上値抵抗線だった50日線も突破。25日線を回復してきました。やはり、3月6日の安値を切らず、上昇トレンドを維持してきたことが効いたようです。当面は、25日線を上向きに転じるほどの上げを持続できるかがポイントになりますが、対応点の状況からみて、25日線の下落圧力が続くことから、かなりのエネルギーが必要になります。IBM、インテル決算の影響が気になります。

 米国株は急伸。CME日経平均先物は、大証終値を150円上回る9600円で帰ってきました。レンジは9440円~9620円。円は、欧州市場の落ち着きや米国株高を受け、対ドルが80円80銭台、対ユーロは106円10銭台に軟化して帰ってきました。本日の日本株は、前日売られた先物の買戻しなどから急反発して始まりそうです。先物買いが先行し、指数銘柄に裁定買いが入り、指数を押し上げそうですが、買い一巡後も買い物が続くかどうかが焦点。スイスフランが売られた状況をみても欧州の波乱は一巡した感がありますので、一旦は、底打ち反転という動きになるのでしようか。IBM、インテル決算の影響がGLOBEX市場の米国株先物にどう出てくるかが、今日、2段ロケット上昇になるかどうかのカギになりそうです。

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欧州情勢や円高を懸念し、小動きに推移し小幅続落して終了…仕手系株に復調の兆し
 株式市場は、だんだん、膠着感を強めてきました。昨日も書いたように、今週から、来週にかけて重要なイベントが山積しており、迂闊に動けないというのが本当のところでしょう。スペインの債務問題については、先日も書きましたが、政府債務の残高自体はそれほど気にする必要はないのですが、問題は、民間部門が抱える債務。これが、不動産バブルの崩壊絵劣化しており、不良債権処理から、いずれ銀行への公的な支援が必要になるとして、将来の財政状況の悪化を売っているものと思われます。銀行は、ECBの資金供給で一息ついていますが、いずれ、不良債権問題が表に出てくるときが来るんでしょう。スペインの本当の危機はそのときだと思うのですが…。今晩の国債入札は、短期ですから、何とか消化できると思いますが、問題は、19日の10年債。これが消化できたら市場のムードも変わってくると思うのですが…。まだ、2月末に実施した、3年物資金供給のお金が残っているはずですから、案外、何とかなるのかもしれません。まあ、この際、憶測は止めときましょう。

 ただ、欧州の首脳の頭に、何とか景気を良くしたいということがあるようです。ドイツは、ユーロ安のおかげで、不動産バブルが起きるくらいの好景気ですが、南のほうの国はさっぱり。選挙で不利が伝えられる、サルコジ大統領も、ECBに景気刺激的な政策を期待する発言をし、ドイツのメルケル首相が、反対意見を表明するというように、意見の相違がでています。昨日は、同大統領が「ユーロ安は景気にとって良い」と本音を現すような発言をしています。以前から、今回のユーロ危機の再燃は、演出されたものではないか、と疑問を呈しましたが、イタリア、スペインと国債金利が急騰しているにもかかわらず、格付け会社が、音なしの状態をみても「なんだかな~」と印象を持ちますが、かんがえすぎでしょうか? まあ、19日が過ぎれば一山ま超えるでしょう。欧州危機対応の資金集めに奔走する、IMFのラガルト専務理事も、20日から始まるIMFの春季総会までには4000億ドルを集めたいといっているようです。これに呼応して、安住財務相が600億ドルの拠出を総会で表明するようですが、中国など他の国とのすり合わせは終わっているんでしょうか。独り相撲にならないことを願うばかりです。

 こんな状態で、重要なイベントが続きますから、まともな投資家なら動けないのが本当のところでしょう。日本の場合、来週、27日に日銀金融政策決定会合を控えています。その前に、米国FOMCがありますが、この結果を見て、追加対策の内容を決めようということでしょう。今回のFOMCでは、何も決めないという観測がおおいようですが、昨日発表されたニューヨーク連銀製造業景気指数(4月)は、前月の20.2から6.6に急減速。中身を見ると、新規受注、出荷とも大きく落ち込んでいます。一方、受注残は-1.2から-7.2に減少しているほか、就業時間も18.6から6.0に減少するなど、今後、景気が減速する兆候も出ており、もしかしたら、何か手を打ってくるかも知れません。そうなると、日銀としては、それ以上にインパクトのある政策が必要になりますから、来週はもっと重要な週になるかもしれません。

 市場には不透明感が充満していますが、この状況は、格付け会社がフランスなどEU主要国の格下げを実施した昨年暮れから1月にかけての状況とよく似ています。その不透明感のなかで出てきたのが、新日本理化を種玉とする一連の加藤銘柄といわれるものでした。いまも、重要イベントが山積し、欧州情勢もおかしくなり、模様眺め気分が強まっていますが、その中から、また、加藤銘柄というのが息を吹き返してきたようです。ブログが更新されるとともに、明和産業が飛び出し、一月に買われた材料株が一斉高しています。同社のチャートをみると、典型的な手作り仕手株のパターンをしており、結構、時間をかけて仕込んだ気配があります。パターンとしては「仕込み」→「仕掛け」→「仕上げ」という段階を踏んでいきますが、週足チャートを見ると、今年には入って仕掛け的な動き(投資家の注目を集めるような動き)をしたあと、一昨年5月高値、昨年2月高値を結ぶ抵抗ラインをクリア。このライン上で3週間もみ下値を固めたあと、ブログで取り上げ一気に人気をあおる仕上げの動きに出てきたのでしょう。まあ、仕上げの段階で、値幅効果が一番でるところですから、好きな人はおやりになればいいのですが、「仕上げ」というのは、それまでに集めた玉を手放すための動きであるということをお忘れなく…。

 問題は、仕手株は不透明感が支配しているから育つものの、相場環境がクリアになれば、自然と消えていくもの。来週がポイントになりそうですから、お好きな方は、1月末から2月に天井をつけたものを注目したら良いのでは。もしかしたら焼け棒杭に火がついて相場になるものも出てくるかもしれません。ただ、注目すべきは、むしろ、これらの銘柄が天井をつけた後に動き出した、銘柄群…。どちらにするかは、それぞれの投資スタンスの問題。どちらも…というのは虫が良すぎるかも。今晩の欧州株は、全面高で始まっていますが…。

今日の相場の解説は、もう、良いでしょう。

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欧州懸念はあるものの、予想を大幅に上回る小売売上高を好感して反発…NASDAQ市場は、上昇リード株が波乱
 おはようございます。

 欧州の動揺は、なかなか収束しません。米国のほうでは、「一気に解決できない問題だから、長い間付き合っていくしかない。欧州への反応は、その日の気分次第だ…」なんて、投げやりな見方も出てきているようです。昨日も、17日、19日の国債入札を懸念してスペイン国債が売られ、とうとう、6.17%まで上昇してきました。債務不履行リスクを売買するCDSも522%と過去最高に上昇。一方で、安全資産のドイツ国債への買いが増加。金利は最低水準まで低下してきたようです。これを嫌気して、ユーロは売られ、対ドルで1.2993、対円は104円61銭まで下落しています。下落スピードが速すぎることから、ECBの国債買い支え思惑が台頭。米国の小売売上高が予想の倍に増加し株価が上昇したこともあり、さすがにユーロは買い戻されましたが、今後、国債金利上昇を受け、格付け会社が動くことも予想され、よってたかって叩かれて制御不能の7%を目指していくことになるんでしょう。景気を刺激して、税収の増加を図るしか、助かる道は無いのですが、ドイツが反対しており、この道も閉ざされています。ECBがドイツを無視して、利下げや追加緩和に踏み切れるか…。世界中が、EUのごたごたに嫌気が差し始めているようです。

 16日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2921ドル41セント +71ドル82セント(0.56%)

 NASDAQ総合指数 2988.40ポイント -22.93ポイント(0.76%)

 S&P500 1369.57ポイント -0.69ポイント(0.05%)

 CME日経平均先物(円建て) 9470円 変わらず

 米国10年もの国債金利 1.983% -0.005%

 ニューヨーク原油 102.93ドル +0.10ドル

 GOLD 1649.70ドル -10.50ドル

 ドルインデックス 79.56 -0.32


 週明け16日の米国市場は、スペインへの懸念を受け欧州市場が波乱含みに推移したものの、朝方発表された3月の小売売上高が予想を大幅に上回り景気の底堅さが確認されたことから、買い先行で反発してスタートしました。この日発表されたシティグループの決算が予想を上回ったことから、銀行株が買われ指数の上げを支えました。4月のニューヨーク連銀製造業景況指数(4月)が前月から大幅に低下したことを嫌気して、上げ幅を縮める場面もありましたが、欧州が落ち着きをとりもどしたことを好感し、再び買い物が増加。ニューヨークダウはこの日の高値1万2986ドル(前週末比137ドル高)をつける場面もありました。ただ、NASDAQ市場で、市場のリード役だったアップルが、一部アナリストのアイパッド販売への懸念をきっかけに急落したことや、株式分割への疑問からグーグルが続落したことなどを嫌気。引けにかけて、再び上げ幅を縮めています。ニューヨーク市場の出来高は、前週末比3618万株減の7億5422万株。騰落状況は、値上がり1727、値下がり1303。VIX指数は前週末比変わらずの19.55。NASDAQ総合指数は、一部銘柄の下げの影響で下落したものの、騰落状況は、値上がり1316、値下がり1185と値上がり数が上回っていました。

 ニューヨークダウは反発。ダウ30種は値上がり24、値下がり6。シティの予想を上回る決算を受けバンクオブアメリカが1.3%近く上昇したほか、今晩発表される予定の決算を期待してインテルが1.2%上げたのが目立ちました。業種別では、空運、トラック、非耐久消費財、住宅リフォームなどが上昇。一方、玩具、レジャー用品、コンピューターハード、ネット関連などが下落しました。
 ニューヨークダウは、2月の1万3000ドル付近のレンジ相場で形成した抵抗ゾーンをなかなか上抜けることができません。3月6日の安値を下回っていないことから、上昇トレンドは壊れていないものの、このところ、上昇中の75日線と50日線にはさまれたレンジ相場が始まっています。この日も、50日線に届いたところから、急速に伸び悩んでいました。レンジ相場が長引くと、下落中の25日線の下押し圧力を受けるほか、50日線の下落も予想され、早急に、1万3000ドル大台を開封することが望まれます。市場をリードしてきた、NASDAQ100指数が、アップルなど成長株の下落で、調整中の主力株に追随し始めたのは気になるところ…。

 米国株は高安まちまち。CME日経平均先物(円建て)は、大証終値比変わらずの9470円で帰ってきました。レンジは9435円~9540円。円は、欧州市場で急伸したものの、米国に入り落ち着きを取り戻したものの、対ドルは80円40銭台、対ユーロは105円60銭台に上昇して帰ってきています。本日の日本株は、不安定な動きが続きそうです。為替が円高方向に動いていることに加え、商品投資顧問の機関店と見られる欧州系証券の先物売りが活発になっており、欧州市場が開く2時過ぎの仕掛けが気になるところです。重要イベントが相次ぎ見送り気分が強まっているだけに、先物売にともなう裁定解消売りの影響が強まっていることも心配です。日本株の場合、先高感が強いだけに下値は固そうですが、指数の動きに振り回される局面があるかもしれません。復興関連需要を取り込む小型の材料株や再編思惑のある大手の系列企業などの押し目狙い。 

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週末の欧米株の下落を織り込み下落スタートするも、欧州市場を意識し、引けにかけ下落幅を拡大
 4月第三週の相場が始まりました。今週はレポートでも書きましたように、重要なイベントが山積しています。明日17日は、スペイン、ギリシャが短期国債の入札を行います。19日には、スペインが長期国債の入札です。欧州ソブリンリスク問題が再燃するなか、同日には、ECB理事会も開催されます。どうするんでしょうね。スペインに火がついたら、ギリシャの騒動どころではなくなります。スペインの場合、GDPに対する政府債務の比率は30%を切っていて、EUの中では優等生。ところが、民間債務に目を転じると対GDP比は192%とEUトップ。EUの通貨統合時に、ものすごい資金が流れこみ不動産バブルが起こりましたが、この192%という数字は、バブル時に民間銀行が国外から借り入れたもの。すでにバブルは崩壊していますが、これまでは、帳簿上のゴマ貸しで、不良債権の計上を免れてきましたが、制度が変わり、損失を計上しなくてはならなくなってきました。最近、不動産価格の下落ピッチが早まったといわれますが、不良債権処理にともなう担保の処理がはじまったためといわれます。
 
 売るから下がる、下がるからさらに売る…という、日本でもあった悪循環が始まり、銀行の損失が拡大。いずれ、財政資金の投入で政府が救済しなければならなくなる…財政赤字が急増して危機に陥る、という流れを読んでいるのでししょう。まあ、大変です。早めに、EUも処置しないと大事に至りますが、フランスの選挙を控えているのか、動きがにぶいようです。まさか、IMFの資金増強が遅々として進まないために、危機を演出しているということは無いですよね。さっさと、国債の買い支えをするなり、手を打ってほしいものです。そういえば、今日の朝から、スペイン国際は売られ、とうとう6%台に突入。朝方は6.1%台の取引で始まったそうです。そのIMFの総会も今週20日から22日までの日程でスタート。同日に、G20財務相・中央銀行総裁会議もあります。22日日曜日にはフランスの大統領選も行われます。どのイベントも、何か話がでれば相場に与えるインパクトが大きく、投資家としては動きが取れませんね。

 また、来週になると、24日、25日が米国FOMC、27日には日銀金融政策決定会合、同日にはイタリア国債の入札…。よく見てみると、どれもこれもインパクトの大きな材料ばかり。迂闊にポジションを取って、逆目に出てしまうと大きな傷を受けてしまいます。まあ、この二週間は様子を見なければ仕方がないというところでしょうか。

 今日の相場が、まさにそんな感じの相場。朝方は、先週末の欧米株の下落と、ユーロの下落を改めて織り込む相場で、急落して始まりました。CME日経平均先物も、9530円で帰ってきましたので、今日は先物売りが先行。これに伴い裁定解消売りが指数採用銘柄に広範に出て、日経平均は、週末の終値を110円以上下回ってスタートしています。ただ、売り一巡後は模様眺め気分が強く、膠着した展開が続きました。ただ、欧州市場が始まる2時過ぎになると、スペイン問題を気にして、対ユーロ、対ドルで円が上昇。これを嫌気した先物売が増加。再び、裁定解消売りが入り、指数採用の値嵩株が売られ下落幅を拡大。この日の安値圏で取引を終えています。結局、日経平均は、167円35銭安の9470円64銭、TOPIXは11.65ポイント安の803.83ポイントと3日ぶりに反落して終わりました。週明けで手がかり材料が少ないことや、重要イベントが相次ぐことから、見送り気分が強く、出来高は15億2000万株台に急減しています。

 日経平均サイコロは3勝9敗、25日線かい離は-4.6%といずれも底値ゾーンを暗示。RSIは17%に低下し、昨年10月ごろの水準に、騰落レシオは、75%台に低下。昨年8月22日の63%以来の数字。今回相場のスタート時点の76%を下回っています。まあ、底値ゾーンに入ったということで良いと思います。ただ、先ほど列挙したイベントが、プラスやマイナスに作用するものが複数あり、単純に丁半勝負ができないところが悩ましいところです。見送り気分が強まるとともに、裁定解消売りの影響が強まってきますので、ここからは、仕掛け的な商いが増えそうなことは覚悟しておいたほうが良いのかもしれません。しばらくは、欧州のCTA業者に悩まされそうです。それにしても、欧州の輸出は、この危機でまた伸びるんでしょうね。身内に弱みを抱えていると、EUの場合は良いこともあるんですね。為替操作がしやすいし…。とりあえずは、米国企業の業績に期待…というところ。

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中国GDP結果への失望売りと欧州債務危機への懸念がシンクロし大幅反落
 おはようございます。昨日は、名残の桜を見ようと、桜の名所三室山に行ってきました。いつもは、ふもとから眺めるのですが、昨日は山(といえるほどのものでも無いのですが…)の上まで上ってみました。まさに桜の参道といった感じでしたが、風が吹くたびに花びらが舞い散り、淡雪が降っているような風情。若い女性も感激したようで、桜吹雪を背景に写真を取り合っています。こどもも、はしゃぎながら駆け回っていました。久しぶりに、命の洗濯をしたような爽快な気分でした。来年も、この風景を見たいと思いながら、心に焼き付けたものです。

 さて、欧州情勢です。スペインの金融問題が、尾を引いています。昨日、スペイン中央銀行が発表したところによると、3月のECB(欧州中央銀行)からの同国銀行借り入れが、前月の1698億ユーロから、3163億ユーロに拡大した、といいます。前月比で1465億ユーロ増と急増していました。これを受け、スペイン国債の利回りが急上昇。10年債は前日比0.18%上げ、5.99%と、節目となる6%大台に接近してきました。5年債のCDSは、初めて500bpの大台に乗せてきました。来週、国債入札を控えており、このままでは6%を超え、制御不能といわれる7%に接近するのでは…と市場は本気で心配し始めました。影響はイタリア国債にまで波及。再び金利は上昇しています。

 政府は、皇室予算にまで手をつけて財政赤字の削減に取り組んでいるものの、今回問題になっているのは民間債務。スペインの不動産バブルが崩壊して、しばらくたちますが、最近まで銀行の決算には不動産融資の不良債権を計上しなくて済んだのが、制度が変わり、負の資産の計上を迫られているといいます。そのため、担保不動産の処分に追い込まれたことから、最近になって住宅価格が下落し始めたといいます。日本のバブル崩壊時と同じように、不動産が動かなかったから価格が下落しなかったのが、動き始めたから下落し始めた、とういうことのようで、銀行経営を不良債権が圧迫するのはまさにこれから…。ECBへの融資申し込みが、不良債権の処理にともなう損失の補填とすれば、事態は思わぬ方向に行くかもしれません。政府は、銀行への支援にともない、新たな負担を迫られることになります。まだ、ECBなどが動いていませんので、事態の推移を見守るしかありませんが、大事な時期に首脳の交代を控え、政策対応に隙間が生じていることは大きなマイナスです。当面、ECBが買い支えに動くかどうかが焦点。

 13日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2849ドル59セント -136ドル99セント(1.05%)

 NASDAQ総合指数 3011.33ポイント -44.22ポイント(1.45%)

 S&P500 1370.26ポイント -17.31ポイント(1.25%)

 CME日経平均先物(円建て) 9530円 -110円

 米国10年もの国債金利 1.988% -0.068%

 ニューヨーク原油 102.83ドル -0.80ドル

 GOLD 1660.20ドル -16.5ドル

 ドルインデックス 79.88 +0.53
  

 昨日の米国株は、中国の1-3月GDPが上方修正から一転して前期水準を下回ったことへの失望に加え、欧州でスペイン民間債務の問題が急浮上してきたことで欧州株が全面安になったことを受け、売りが先行。反落スタートになりました。欧州で銀行株が売られた流れを受け、バンクオブアメリカやJPモルガンなど金融株が大幅安したほか、中国景況感の悪化から資源・エネルギー株も下落するなど、前日急伸した反動から、ハイテク株も売られるなど、ほぼ全面安商状になりました。この日決算を発表したJPモルガンやウェールズファーゴの決算が予想を上回り下げ幅をちじめる場面もありましたが、欧州への警戒感は強く、終日マイナス圏で推移。引けにかけ週末の手じまい売りもあり、下落幅を拡大。ほぼ安値圏でこの日の取引を終えています。ニューヨーク市場の出来高は前日比1466万株増の7億7040万株。騰落状況は、値上がり709、値下がり2320。VIX指数は、前日比13.66%上げ、19.55に上昇しています。

 ニューヨークダウは、3日ぶりに反落。ダウ30種は、値上がり2(クラフトフーズ、ホームデポ)、値下がり28。業種別では、モーゲージファイナンス、住宅利フォーム、タバコ、レストランが上昇。一方、銀行、投資サービス、ネット、アルミ、タイヤなどが値下がり上位。
 ニューヨークダウについては、昨日も2月のレンジ相場の壁を抜くのが課題と書きました。今回の調整過程でも、このレンジ上限で数度にわたり下げ渋っており、抵抗力の大きさを示していました。当面、日柄をかけて、この抵抗ゾーンに挑戦することになりそうです。今のところ75日銭が下値を支えていますが、13週線を下回って終わっていることから、100日線を意識する展開もあるかもしれません。詳しくは、明日発信のレポートで分析してみます。

 米国株は3日ぶりに反落。CME日経平均先物は、大証終値を110円下回る9530円で帰ってきました。レンジは9525円~9690円。円は、欧州の波乱から、対ユーロで105円80銭台に上昇sたものの、対ドルでは中国経済の減速などから売られ、80円90銭台に軟化しています。週明けの日本株は、欧米株の軟化を改めて織り込む動きから、軟調スタートが予想されます。中国経済の減速から、預金準備率の引き下げなどてこ入れの動きも予想されますが、これまでの例では土曜日に出されることもあり、この動き次第では週明けの動きは変わってきます。詳しくは、レポートで。今週は、これまでの注目株のチェックを重点にしてみたいと思います。

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欧米株高や北朝鮮のミサイル発射失敗による不安材料の解消から続伸して終了
 北朝鮮の人工衛星打ち上げは失敗だったようです。マスコミは、いうことがなくなったのか、しきりと打ち上げに関する情報の取り扱いと告知の仕方について政府の姿勢を批判していました。まあ、もと総理大臣が皆が必死になって止めるのも聞かずにイランを訪問。言ったのか言わないのか知りませんが、IAEAについて批判したと、イランから公式に世界に流され、「TRUST ME」以来の赤っ恥をさらして帰ってきましたが、今日は、発射後の空中分解の情報分析が遅れ、マスコミが韓国情報で発射されたと流しているのに、政府は「確認していない」と記者会見で官房長官が述べています。米国が監視していたはずですから、当然、日本に第一報が来るものと考えるのが自然ですが、もしかしたら、韓国に伝えて、日本に伝えていなかった可能性さえ出ています。韓国の大統領は、オバマ大統領と親密な関係を築いているといわれ、米国からの格安天然ガス輸入についても、個人的な関係が効果を上げたといわれています。この政権は、消費税さえ上げられたら、他の事はどうなっても良いと考えているんではないかとさえ疑ってしまいます。外交や安全保障の面では、この政権は日本を大きく後退させてしまったような感じを受けます。福島原発処理問題、復興事業の遅れなど、こんな政府で、本当に大丈夫なんでしょうか。

 さて、米国株に頑張ってもらわないと、日本株は危ない…とし、欧米中央銀行の出方が注目されるとしましたが、ECB専務理事の国債買い支え再開発言に続き、昨日は、米国FRBの副総裁が、雇用を増加させるための追加緩和の可能性に言及。株価は急伸し、「陽の丸坊主」という、非常に強い線をつけました。朝も書きましたように、まだクリアすべき関門はありますが、おかげで今日の日本株は続伸してスタート。北朝鮮の人工衛星(?)打ち上げ失敗で、当面の不安要因が無くなったことから、幅広い買いが入っています。もうひとつの注目点だった中国のGDPは、もしかしたら9%台も…という予想を大きく裏切る8.1%だったことから、中国関連は伸び悩みましたが、景気減速は、金融緩和期待につながるとして、先物に断続的な買いが続き、一時、日経平均は9700円に接近する場面もありました。
 特に、指数寄与度の大きいファーストリテーリングが、好調な月次売り上げや、証券各社の株価目標の引き上げから急伸したことが指数を押し上げ(同社単独で60円上昇)ています。引けにかけては、週末の手じまい売りやGLOBEX市場で米国株が軟調だったことから、先物に売り物が増加。やや、上げ幅を縮めて終わっています。結局、日経平均は、前日比113円20銭高の9637円99銭、TOPIXは5.60ポイント高の815.48ポイントとともに続伸して終わりました。出来高は、21億5453万株(内SQ分3億1000万株)と、依然低調な商いが続いています。

 今週は、日経平均週足が13週線を維持できるかどうかがカギになる、としましたが、引け値では13週線上で終わってきました。週足で177円の下カゲを残して終わりましたから、底打ちムードが出ていますが、日足ベースでは三本新値は陰転したままですから、まだ、安心はできません。ただ、レポート今週号でも2003年と2005年の例を取り上げましたが、ひやりとしたものの、とりあえず同様のパターンを形成して終わってきました。また、ポイント計算から、調整済みの第二ポイントと未整理だった第三ポイントの間で底打ちするとの見通しも、いまのところ正解のようです。

 ただ、米国のアップルと同じように、野中の一本杉状態になりつつあるファーストリテーリングの指数への影響度が強まっており、指数の判断は難しくなりますが、以前から書いているように、指数は大崩れさえしなければよし…。今日のように底打ち感が強まれば成長株や好業績ものがすかさず切り返してきます。昨日の欧米市場の上げは、中国GDPの上方修正があるのでは…として上げた部分があり、日本のように、緩和期待へとつなぐことができるかどうか…。また、株価への意識を強めているFRBのバーナンキ議長が講演で緩和へのリップサービスをするかどうか…。今日の朝も書きましたように、下げの道中で抵抗した2月のレンジ相場の壁が重石になる可能性があり、この壁を今晩突破して、1万3000ドルの大台を回復できるかどうか。日本株の行方がかかっているだけに、一気に突き破ってほしいものです。

 先行き予想や物色銘柄など詳しいことは、日曜日発信のレポートで解説します。

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イタリア国債入札の無難な結果、FRB副議長の追加緩和示唆発言などを好感し、大幅続伸
 おはようございます。

 懸念されていた昨日のイタリア国債入札は、ほぼ目標(50億ユーロ)に近い49億ユーロ弱を調達して終わりました。ほぼ、成功とは言うものの、3年ものの調達金利は前回の2.76%から3.89%へと1%以上も上昇。今後の利払い負担を増す結果になっています。入札が無難な結果に終わったことから、債券市場もこれを好感。イタリア10年国債金利は、0,13%低下し5.40%に、スペイン国債は0.06%低下し5.81%になったものの、スペイン国債の低下幅が少なく、市場は、依然、スペイン経済を懸念していることが分かります。同国では、昨日、債務安定法案が可決されていますが、当面、節となる6%を上回るかどうかが注目されます。

 また、先週から日米欧、中国など中央銀行の出方が注目される…としましたが、一昨日のECB(欧州中央銀行)による国債買い支え再開の示唆に続き、昨日はFRBのイエレン副総裁が「雇用見通しは、非常に緩和的な政策を正当化させる…」と、追加緩和に含みを持たせる発言をしています。この日発表された、新規失業保険申請件数は、市場予想の35万5000件を大幅に上回る38万件に増加。市場の反応がきになるところでした。ニューヨークダウのトレンドが壊れるかどうかの微妙な位置にある段階での発言で、FRBが個人消費に影響がある株価を意識していることが分かります。米欧では、中央銀行が何とか市場を支えようと懸命に努力をしていますが、27日の日銀は、どんな貢献をしてくれるのでしょうか。このところ、マスコミで、「緩和しても効果が無い…」的な論調を見受けますが、日銀よりの記者を使って予防線を張っているのではないでしょうね~?

 12日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2986ドル58セント +181ドル19セント(1.41%)

 NASDAQ総合指数 3055.55ポイント +39.09ポイント(1.30%)

 S&P500 1387.57ポイント +18.86ポイント(1.38%)

 CME日経平均先物(円建て) 9600円 +60円

 米国10年もの国債金利 2.056% +0.018%

 ニューヨーク原油 103.64ドル +0.94ドル

 GOLD 1676.3ドル +16.0ドル
 
 ドルインデックス 79.35 -0.39


 昨日の米国株は、朝方発表された新規失業保険申請件数が期待を裏切る内容になったものの、イタリア国債入札が無難に終わったことや、今日発表予定の中国GDPが予想から上振れするとの予想から欧州株が上昇した流れを受け、買い先行でスタートしました。中国景気への期待やドルが下落したことから資源・エネルギー価格が上昇。これを受け素材やエネルギー株が上昇。また、有力アナリストからパソコン市場の改善観測が出されたことからハイテク株全般も上昇するなど、全面高商状になりました。さらに、この日発表された2月の貿易赤字が3年ぶりの水準に減少したことも好感。輸出増加傾向が維持されたことから、輸出関連も買いなおされるなど、ニューヨークダウは終日上げる展開となり、高値圏で取引を終えました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比3260万株減の7億5570万株。騰落状況は、値上がり2505、値下がり549。好材料が相次いだこともありVIX指数は前日比14.09%下げ、17.20%に急低下しています。

 ニューヨークダウは続伸。ダウ30種は、値上がり26、値下がり4。パソコン事業環境の好転を期待してヒューレッドパッカードが7.2%上昇したほか、欧州情勢の落ち着きを好感してバンクオブアメリカが3.5%上昇したのが目立ちました。また、予想を上回る決算でアルコアがこの日も2.7%上げたほか、キャタピラー(4.4%)、ボーイング(2.4%)など輸出関連も堅調。業種別では、石炭、非鉄、金属、鉄鋼、鉱山などが上昇。一方で、タバコ、ビール、医薬品などが下落しています。
 ニューヨークダウは、昨日、下落トレンドに転換する寸前で下げ止まり、昨日にかけ続伸して終わりました。なんとか75日線で踏みとどまった格好ですが、次は、この日の終値付近にある50日線を回復できるかどうかがカギ。昨日の終値ゾーンは、2月後半に形成したレンジ相場付近。下げの過程で、何度も踏みとどまったポイントでもあり、戻り売り圧力の強いところでもあります。今晩、このゾーンを抜けて、再び、1万3000ドル台の持合ゾーンに復帰できるかどうかが焦点になります。

 米国株は続伸。CME日経平均先物は、大証終値を60円上回る9600円で帰ってきました。レンジは9460円~9615円。円は、イタリア国債入札を無難に乗り切ったことで、対ユーロは106円60銭台に軟化したものの、対ドルは80円80銭台と横ばいで帰ってきました。本日の日本株は、寄りつきがオプションSQに当たり、不透明感はあるものの、海外株高やCME高を受け、堅調な展開が予想されます。昼ごろ発表される中国GDP統計が波乱要因。数字が上振れる下振れるかで状況が変わるため、寄り付き買い一巡後は、模様眺め気分が強まるかもしれません。当面は主力株中心の展開になりそうですが、下値不安が遠のけば、休んでいる小型材料株が復調するか…。引き続き、中国株とGLOBEXの米国株先物の動き、特に、対ドル相場には神経質な動きが続きそうです。今日は、13週線を回復する動きに期待したい。

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半島情勢など外部環境を懸念し見送りだが、明日のオプションSQを意識した先物買いで反発
 朝鮮半島ばかりが気になって仕方が無い…という相場でした。北朝鮮も海外の武官や武器の売り込み先を招いてのミサイル打ち上げですから、面子がかかっています。そうそう簡単に失敗もできないでしょう。それよりも、取引相手に着弾地点の精度など性能をアピールすることが目的のような気がするんですが…。まあ、おかげで、円安にしてくれましたので、株式市場の方も事なきを得た感じです。しかし、こんな調子で16日まで引っ張られたんでは、自衛隊など迎撃するほうも神経がくたくたになりそうですね。今回のミサイルは、かなり長距離を打ち上げるようですが、まさか、イスラエルの攻撃に怯えているイラン向けに売るために、攻撃距離をアピールしているなんてことはないでしょうね。米国が何時になく神経をとがらせていますが、やはり、攻撃距離が気になるんでしょう。

 さて、株式市場は、北朝鮮のミサイルの動向を見ながら午前中は見送り気味に推移しました。ECBの国債買い入れ再開示唆やベージュブックによる米景気の底堅さから欧米株が上昇。CME日経平均先物も9500円を回復して帰ってきましたので、先物買いが先行。日経平均は高よりしてスタートしました。寄り後、一時前日比で小幅に下落する場面があったものの、中国株が堅調に推移したほか、GLOBEX市場の米国株も終日高く推移していたことから、コマツや日立建機など中国関連や円安を好感した輸出関連の主力株が買われ、前日比で小幅なプラスで推移していました。ミサイル発射の期限が過ぎた午後になると、買い安心かがでたのか、先物にまとまった海外入りだし、引けかけ上昇。結局、日経平均は前日比66円05銭高の9524円79銭、TOPIXは4.04ポイント高の809.80ポイントと、ともに8日ぶりに反発して終わりました。出来高概算は、18億1850万株、売買代金は1兆990億円と、薄商い状態が続いています。

 後場、2時過ぎから急に先物にまとまった買いが入りだしましたが、明日は、オプションのSQになりますから、9500円以上で強気のポジションを取ったコール筋が、権利行使価格の引き上げを狙った動きだと思われます。まあ、今の市場にとっては、中国の粛清や経済動向、欧州のソブリンリスク問題のほうが関心事。今晩はイタリア国債の入札が行われますが、果たして無事に済むかどうか。今のところ、2月のユーロ圏鉱工業生産指数(2月)が予想、前月水準を上回ったことで、堅調な始まりになっていますが、イタリア株式市場は1.7%を超える下落で始まっており、依然、国債の価格下落が懸念されているようです。昨日は、ECBが国債買い支えに前向きな発言をしていますが、EUをリードする独仏のうち、フランスのほうが大統領選で、政治的な対策のとりまとめができない状態。投機筋も政治的な空白をついてきた可能性があるので、あまりなめずにみていきましょう。CDSやLIBORの動きを見ていると、大きな問題にならないとは思いますが…。

 ニューヨークダウのところでも3月6日のざら場安値を下回らないことが、上げトレンド持続の条件…とし、結局、これを下回らずに反発。なんとか強気相場を維持しました。日経平均も状況は同じ。3月6日のざら場安値9509円を切らないことが強気トレンド持続の条件でしたが、昨日、あっさり切り込んでしまいました。同時に、13週移動平均線も下回っていましたが、これは今日回復しています。明日の終値で13週線を維持して終わってくれれば正解ですが、一旦、3月6日の安値を切りましたので、戻り売り圧力が強くなってしまいました。米国株がよほど強い力でひっぱり上げてくれないと、ちょっと高値で波乱することになるかもしれません。まあ、まだまだ、今月中は、リスクオフだリスクオンだ言っているあいだは、日柄調整の範囲内。以前から、4月は値幅整理ではなく、日柄整理と書いていますので、無理はしたくありません。レポートでも書いていますように、上げの第二ポイント(調整済み)と第三ポイント(未整理)の間で、下げ止まりましたので、ここまでは想定どおりの動き。あとは、明日13週線をキープできるかどうかが注目点。来週くらいから、外部環境をみて5月相場の作戦を考えれば良いか…。

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ECBの国債買い支え再開示唆とベージュブックによる景気回復持続確認を好感し、6日ぶりに反発
 おはようございます。 昨日の花散らしの雨にもかかわらず、向かいの桜は、満開状態を保ったまま。道路に落ちた花びらの数は増えていますが、今しばしの名残の桜が楽しめそうです。昨晩は、薬の効き過ぎで、また、寝過ごしてしまいました。

 さて、弱みを見せたスペインへの投機筋の攻勢が続く欧州ですが、どうやらECBが重い腰を上げてきたようです。昨日は、クーレ専務理事が「スペインは、財政赤字削減努力を続けている。不当な圧力をかけるのは許されない」として、「必要に応じユーロ圏諸国の国債買い支えを再開する…」と示唆。これを受け、スペイン10年国債金利は0.11%低下し5.87%に、イタリア国債は0.15%低下し5.54%に、それぞれ金利が下落しました。欧州のソブリンリスク問題は、国債を多く保有する銀行の経営問題でもありましたが、今回の揺り戻してきな動きでは、銀行間貸し出し金利には大きな動きはなく、国債価格の下落さえ落ち着けば、市場が沈静化する側面はありました。

 当面は、ECBが動いたことで、落ち着きを取り戻しそうですが、スペインの景況感の悪化は、不動産の含み損問題や失業率の高さ、消費の弱さなどスペイン経済が抱える問題をあぶり出してくるだけに、今後も投機筋に狙われることになりそうです。昨日イタリアが実施した1年もの国債入札では、調達金利が前回の1.405%から、倍以上の2.84%に跳ね上がっており、両国への市場の不信感が続いていることを示しています。現在は、ECBが実施した銀行への資金供給で、時間稼ぎをしている段階。フランスの大統領選挙などで、危機対策もペンディング状態になっています。投機筋もこの間隙をついてきたものでしょう。まだまだ、油断はできないということでしょうか。

 11日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2805ドル39セント +89ドル46セント(0.70%)

 NASDAQ総合指数 3016.46ポイント +25.24ポイント(0.86%)

 S&P500 1368.71ポイント +10.12ポイント (0.74%)

 CME日経平均先物(円建て) 9500円 +60円

 米国10年もの国債金利 2.038% +0.056%

 ニューヨーク原油 102.70ドル +1.63ドル

 GOLD 1660.30ドル -0.40ドル

 ドルインデックス 79.75 -0.10


 昨日の米国株は、イタリア、スペイン両国債金利が低下したことを受け、欧州株が下げ止まったことを好感し、買い先行で、高寄りしてスタートしました。欧州の落ち着きからドルが軟化。これを好感して原油価格が上昇したことを受け、資源。エネルギー株が堅調に推移したほか、前日発表されたアルミ大手アルコアの決算が赤字予想から黒字になったことを好感。同社株が大幅高になったことも、これから発表される企業決算への期待感を強め押し目買いが増加しました。また、この日発表された地区連銀経済報告(ベージュブック)で、直近の米国経済が、依然、緩やかな拡大基調にあることが確認されたことも企業業績へのい期待感を強めました。ただ、欧州情勢など外部要因への警戒感も強く高値を買い上がるまでにはいたらず、ニューヨークダウは、終日、1万2800ドルを中心にした狭いレンジの動きになりました。引けにかけてはやや上げ幅を縮めています。結局、主力3指数とも、反発して終了しました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1億8050万株減の7億8837万株。騰落状況は、値上がり2429、値下がり644。VIX指数は、前日から1.8%下げ、20.02に低下しています。

 ニューヨークダウは、6立会日ぶりの反発。ダウ30種は、値上がり24、値下がり6。アルコアが予想を上回る決算で6.2%上げたほか、欧州金融情勢の落ち着きから、バンクオブアメリカが3.7%それぞれ上昇したのが目立ちました。また、景気敏感株や輸出関連などもダウの上昇率を上回る上げになりました。業種別では、アルミ、住宅建設、移動体通信、ギャンブル、ホテルなどが上昇。一方、貴金属、非鉄、金鉱山、石油探査などが下落。
 ニューヨークダウは、昨日書いたように、3月6日のざら場安値を下回らず、何とか上昇トレンドを維持しています。ただ、25日線、50日線、75日線と当面の抵抗線を次々に切っており、反発局面では、これが上値抵抗になる懸念があります。昨日の動きでは、一時、75日線を上回ったものの、引けは同移動平均線に押さえ込まれて終わっており、まだ下げ止まったと判断するのはリスクがあります。週足ベースでも13週線を切り込んでおり、最終判断は、週末まで持ち越しになるかもしれません。久しぶりの米国内要因になる企業決算の動向が注目されます。景況感の悪化からアナリストが弱気の見通しを出しているだけに、ポジティブサプライズにつながる可能性も…。

 米国株は反発。CME日経平均先物も、為替の落ち着きや欧米株反発を好感し、大証終値を60円上回る9500円で帰ってきました。レンジは9360円~9540円。出来高は4万枚近くに増加しており、まとまった買戻しが入ったようです。円は、ユーロが落ち着いたことや、米金利上昇を受け、対ユーロは105円80銭台、対ドルは80円80銭台にやや軟化して帰ってきました。本日の日本株は、外部要因の好転を受け堅調な展開が予想されます。前日まで7日連続安となっていることで、目先的に売り飽き気分もでており、先物中心に買い戻す動きが強まり指数の反発が予想されます。27日の日銀の追加緩和期待はあるものの、円相場が高止まりしており、主力株については方向感を欠いた展開になりそう。今回の下げでも比較的下げが軽微で済んだ消費関連や下げに転じる前にあげていた小型株で25日線など急所に来ているものが個別に買われる展開になりそうです。引き続き、中国株、GLOBEX米国株先物動向が注目されます。日経平均13週移動平均線を回復して終われるかどうかがポイントになりそう。

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欧州債務危機再燃と米国景況感の悪化を懸念した売りに大幅続落…安易な強気筋の投げが始まった?
 おはようございます。

 世界の市場は、短期投資家の「リスクオン」と「リスクオフ」の性急な切り換えに振り回されているようです。昨年10月底以降の上げが、ヘッジファンドなど、短期投資家にリードされてきたことが良く分かります。現在は、リスクオフに切り替え、市場の弱いところをつき始めたようです。日本の上げもヘッジファンドにリードされた部分もありますが、昨日の日銀の現状維持で隙を見せましたから、間隙をつかれなければ良いのですが…。
 さて、4連休明けの欧州市場は、改めて先週末の期待はずれの米国雇用統計を織り込む動きになりました。昨晩、これにスペインやイタリア国債の下落がかさならなければ良いのですが…と懸念しましたが、やはりシンクロし、欧州市場は2~4%も下落することになってしまいました。特に、国債下落を契機に銀行株が狙い打ちされたイタリアのFTSE MB指数は4.98%と欧州主要国最大の下落になりました。
 
 スペインが新たに100億ユーロの債務削減策を提示したものの、特に好材料視されず、同国10年債金利は5.99%に上昇。イタリアも同5.6%に上昇。欧州債務危機再燃を懸念させるような動きになりました。この日、フランス中央銀行が、同国の第一四半期の経済がゼロ成長になったようだと弱気の見通しを示したことや、イランがイタリア、スペインを狙い打ちにし、原油輸出を停止すると発表したことも、インフレ懸念を高めるとして、投機筋がつけこむところとなったようです。今のところ、ECBなど金融当局は、動きを見せていませんが、投機筋が勢いづいてきただけに、早急に手を打たないと、市場間でで危機が伝播しスパイラル的な下げに陥る可能性があります。昨日の米国の下げ、CMEの日経平均の大商いを伴う下げ…。

 10日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2715ドル93セント -213ドル66セント(1.65%)

 NASDAQ総合指数 2991.22ポイント -55.86ポイント(1.83%)

 S&P500 1358.59ポイント -23.61ポイント(1.71%)

 CME日経平均先物(円建て) 9360円 -180円

 米国10年もの国債金利 1.982% -0.071%

 ニューヨーク原油 101.02ドル -1.44ドル

 GOLD 1660.70ドル +16.80ドル

 ドルインデックス 79.87 +0.07

 
 昨日の米国株は、4日連続安の後を受け、押し目買いから底堅い始まりになったものの、欧州株式市場が下落幅を拡大するにつれ、売り物が増加。米国景気の先行きへの懸念も強まり、終日売られる展開になりました。この日は、バーナンキFRB議長が、雇用の状況から景気の先行きに懸念を表明したことも、景気敏感株の下落につながったほか、欧州で銀行株が売られた流れを受け、バンクオブアメリカが4.3%急落するなど金融株も売られるなど全面安商状。1万2700ドル付近では下げ渋る動きになりましたが、欧州情勢を見極めたいとのムードから買いあがる動きはなく、下げ渋ったまま引けを迎えています。結局、主力3指数とも大幅続落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比2億4618万株増の9億6987万株と急増。見切売りが増えたことを暗示しています。騰落状況は、値上がり463、値下がり2609。VIX指数は、前日比8.4%上げ、20.39に上昇しています。

 ニューヨークダウは5立会日連続安。ダウ30種は、値上がり1(ヒューレッドパッカード)、値下がり29。キャタピラー(3.0%)、スリーエム(2.0%)、アルコア(2.9%)、ボーイング(2.5%)など素材、景気敏感、輸出関連などが、ニューヨークダウの下落率を上回る下げになりました。業種別では、金鉱山、鉱山、貴金属が上昇。石炭や食品小売の下落率が小さかったようです。一方、住宅建設、家具、履物、空運、資材などの下落が目立ちました。米国株は調整色を強めています。ニューヨークダウが中間反落局面を迎えつつあることは、直近レポートでも書いておきました。昨日安値(1万2710ドル)は、3月6日のざら場安値(1万2701ドル)を切っておらず、今のところ上昇トレンドは持続していますが。このポイントを下回ると、中間反落局面入りすることになります。下値メドについては、レポートに示しています、インナートレンドライン付近になるものと思われます。一度、確かめておいてください。まあ、以前も書きましたように、当面は、日米欧の中央銀行の出方待ちというところでしょうか。

 米国株は続落。CME日経平均先物は、大証終値を180円下回る9360円で帰ってきました。レンジは、9345円~9655円。円は、欧米株価の下落や日銀の追加緩和見送りに失望し、主要16通貨全てに対して上昇。対ドルは80円60銭台、対ユーロは105円50銭台に急伸して帰ってきました。今日の日本株は、急落スタートになりそうです。日銀の追加緩和を期待して作ったポジションの投げが続くほか、欧州投機筋の売り仕掛けも加わり下落幅を拡大しそう。昨晩のCME日経平均先物出来高は、3万4150枚と前日比3倍に拡大しています。ただ、先週5日(2万7050枚)、4日(3万3500枚)と大商いになっており、一段安局面では、買戻しが入る可能性もあります。当面は、下値模索の動きになりますが、下値メドについては、直近レポートの日経平均日足のチャートにメドを描いておりますので参考にしてください。まず、欧米市場のスパイラルがどこで断ち切られるかを確認すべきところ。

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海外の中央銀行と同じように考えてはいけない日銀の肩透かしで、6日続落
 「だから言ったでしょ」という表現がぴったりの今日の相場でした。米国の雇用統計ショックは、日本が最初に織り込みを開始。世界を回って昨日の米国で世界一周。スタートラインの日本は、織り込んだ…として、CME日経平均先物は、大証を15円上回る9565円で帰ってきましたが、この背景には、今日の日銀金融政策決定会合で、何らかの追加緩和策が出るという期待感があったようです、国内では、今回は何も出ず、27日に開催される次回会合で何らかの決定がなされる…というのがコンセンサスになっていました。もともと、国内は日銀の市場との対話能力を疑っていましたので、今回は何もしないと見ていました。ただ、海外投資家は、海外の中央銀行と同等の政策能力を日銀は持っており、デフレ克服を考えるなら、矢継ぎ早に政策を出してくると見ていた節があります。海外で、円を買い、株の先物を買っていたことを見ても、今日は何か出ると考えていたんでしょう。結局、だまされ続けてきた国内投資家に軍パイが上がったということでしょうか。

 日銀の追加緩和策を期待していたのに何もでなかったことから、午後からは、失望売り一色となり、円は買い戻され、主力株は売られ、前場に上げていた小型株も値を消して終わりました。これで、日銀を海外の中央銀行と同じように見てはいけないことが海外投資家にも分かったでしょう。市場という下劣なものにかかずりあうことなく、ひたすら日銀財務の健全性を追求。日本がむちゃくちゃになっても、日銀財務という自分の庭だけがきれいだったら良いということなんでしょう。一歩、外にでると日銀が推進したデフレと円高によりつぶれた中小企業の屍が累々としているのに…。まあ、中央銀行なんてものが、株式市場など投機の場にかかずりあってはいけないという、日銀の不文律でもあるんでしようか。予想通り何も出なかったことから、期待感から上げていた日本株は、後場からは、反動の円高が進行。主力株を中心に売られ、日本株はマイナスに転換。結局、日経平均は、8円24銭安の9538円02銭と六日続落して終わりました。TOPIXは0.26ポイント安の813.43ポイント。出来高は19億2560万株と、依然薄商いが続いています。

 まあ、日米欧と新興国で広がっていた緩和観測が、4月に入り一気に後退。3月までの相場の流れが一転しています。欧州では、緊縮財政派でECBの資金供給にも反対していショイブレ財務相が、EU財務相理事会のトップに座りそうな感じで、問題国の国債買い入れがタイムリーにできなくなるなど、ECBの活動に制約がかかることを懸念し始めました。ここにきてスペイン国債が売られ始めたのも、そんな事情を察知したからでしょう。ただ、財政赤字の削減で景気の上昇ができるはずも無く、結局、危機時にはECBの資金供給に頼る構図は変わらないものと思われます。そのうち、ECBが一時中断している国債の買い入れに動けば、ムードも一気にかわることに成るはず。米国も市場を重視していますから、波乱すればなんらかのコメントが出てくるんでしょう。

 やはり問題は日銀。今日何も出さなかったら、市場が波乱することは事前に予想されたことですが、コメントの中でも、先行きの緩和を匂わせるよな発言も全くなし。市場については「我関せず」といったムードです。27の会合では何らかのアクションを起こしてくるんでしょうが、投資筋にして見れば次回会合までは何も出ないことになりますから、円買い攻勢が強まる可能性もあります。まあ、無神経としか言いようがありません。市場に対して、全く配慮していません。まあ、もともと、4月は調整と見ていましたから、大したことはありませんが…。

 当面、緩和への期待感を失った円相場の動向が注目されますが、4連休で今日から相場が再開された欧州は全面安の展開。スペイン、イタリア国債の金利も上昇しているようですから、日銀への失望感も加わり、円の対ユーロ相場が105円台を覗く場面もあるかもしれません。GLOBEXの日経平均先物は、9400円台に入り下落が進んでいますが、米国株一段安した場合、対ドルの円高も進行する可能性もあります。まあ、今晩は期待はずれの日銀の動きを織り込む相場…ということでしょうか。ただ、レポートでも書いている通り、この調整は値幅ではなく日柄…。今晩の米国株次第では、当面の下値メドに明日は届くかも…。小型株の落穂拾いと主力株の買い場探し。

 今日の終値での日経平均サイコロは25%、RSIは26%、25日線かい離はマイナス4.2%、騰落レシオは84%…。テクニカルな調整は十分なのですが。

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休日発表の雇用統計マイナスサプライズを改めて織り込み、大幅続落…50日線も切り込む
 おはようございます。 大阪では桜の満開宣言がでました。でも、明日は花散らしの雨になるようです。もしかしたら、今年の満開の桜は見納めになるかもしれません。今日は、三室山の桜を見に出かけてみますか…。でも、昼には、日銀の発表があるしな~。

 さて、金曜日の米国雇用統計ショックを織り込む動きが続いています。発表当日が、「聖金曜日」で休日だったため、織り込むのに時間がかかっています。欧州は昨日まで休みでしたから、今晩の4連休明けで織り込むことになるのですが、こちらには、高債務国問題が絡んでおり、問題国の金利次第では下落が増幅されルカ脳性があるだけに目が離せません。そういえば、先週の欧州はスペイン国債が売られ、荒れ模様になりましたが、同国ラホイ首相が、救済を申請する可能性について、2度も言及していたのですね。だから、売られたわけです。納得。昨日は、一転して、医療や教育などで重複する分野の統合など行政改革を進めるのと同時に、国保有の銀行株を売却して100億ユーロを削減する…と提言しています。これに反応し、ユーロがドルに対して買われ、一時、米株下落で買われていた円も、やや売られて終わりました。4連休明けの欧州市場の動きが注目されますね。ECBは動くのでしょうか。

 9日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2929ドル59セント -130ドル55セント(1.00%)

 NASDAQ総合指数 3047.08ポイント -33.42ポイント(1.08%)

 S&P500 1382.20ポイント -15.88ポイント (1.14%)

 CME日経平均先物(円建て) 9565円 +15円

 米国10年もの国債金利 2.053% -0.135%

 ニューヨーク原油 102.46ドル -0.85ドル

 GOLD 1643.90ドル +13.80ドル

 ドルインデックス 79.80 -0.04
 

 昨日の米国株は、休日中に発表された雇用統計のマイナスサプライズを改めて織り込む動きとなり、急落してスタートしました。雇用の伸び減少で追加緩和期待が増したものの、企業決算発表を控えていることから、景気減速への懸念が高まり、ハイテク株から景気敏感株まで幅広く売られました。全面安となり、寄り後まもなくニューヨークダウはこの日の安値1万2903ドル(前週末比157ドル安)をつけています。売り一巡後は、さらに売り込む動きは無かったものの、FRBの出方や欧州情勢を見極めたいとのムードが強く、売り買いとも手控えられ安値圏でのもみ合いが続きました。午後になると、FRBの追加緩和を期待した買いに、下落幅を縮める場面もありましたが、引けにかけ売りなおされています。結局、ニューヨークダウとS&P500は続落。NASDAQ総合指数は反落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前週末比525万株増の7億2369万株と、比較的冷静な展開でした。騰落状況は、値上がり636、値下がり2415。VIX指数は、前週末比12.65上げ、18.81に急伸しています。

 ニューヨークダウは、4立会日連続の下落。ダウ30種は、値上がり2(ヒューレッドパッカード、マクドナルド)、値下がり28。景気への懸念の高まりから、バンクオブアメリカが3.25%下落したほか、キャタピラー、ディズニーが2%超えの下落。全体で18銘柄がダウの下落率を上回る下げになりました。
 ニューヨークダウは、依然、2月もみあいのレンジ内にあるものの、25日線につづき、50日線も下回ってきました。RSIは41%に低下。昨年10月高値からの調整過程の37%に接近してきました。全体の動きについては直近レポートで解説していますが、大事なのは、現在の相場の位置…です。
 先月末まで、FRBのバーナンキ議長は、講演などで現在の景気回復度は雇用を改善させるほど十分でない、と警戒的な発言を続けていました。一方、ゴールドマンザックスが、発表直前に、非農業部門雇用者数を増額修正するなど、過剰な期待感があったのは確か…。今回の調整は、過剰な期待感を修正する意味もあります。昨日の下げで13週線に届きましたので、当面は、底値を模索する動きが始まりそうです。

 米国株は続落。CME日経平均先物は、雇用統計ショックを先行して織り込んだとして、大証終値比15円上昇。9565円で帰ってきました。レンジは9515円~9620円。円は、ユーロが買い直された流れを受け、対ユーロは106円90銭、対ドルは81円50銭台で帰ってきました。本日の日本株は、CMEの落ち着きはあるものの、日銀金融政策決定会合の結果発表まちから、前場中は小動きに推移しそうです。日銀は、昨日大幅に下落したことから、これまでに無い規模のETF買いを実施しましたが、今日の結果発表に関しては予断は禁物。何もなければ失望売り、何かでると急騰…と、大きな変動が予想されます。まあ、昨日の海外市場を見ても、投機筋は日銀の動きを読みきれず狭いレンジの動きになっています。まあ、今日は、結果発表を見て動くしかないのでしょう。ただ、日経平均の日足サイコロは25%、RSIは25%、25日線かい離はマイナス4.2%、騰落レシオは84%とテクニカルには底値ゾーンに入っているのですが…。

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何もしてくれず、期待は明日になった日銀。半島で核実験疑惑が登場。GLOBEXの米国株は安い…不透明材料山積で、手だしができず5日続落
 昨日の孫の初宮参りの疲れが取れません。眠たいので簡単にまとめておきます。
 九州出身で関西との文化の違いに戸惑うことが多いのですが、大阪の初宮参りで、「ひも銭」といって、祝儀袋を水引結び、晴れ着に添えて参内するという週間には驚きました。子どもが、一生お金に困らないように…との願いをこめてのものだといいますが、さすがに大阪と、感嘆した次第です。宮参りが終わって、写真撮影に行きましたが、そこが、何度かレポートに取り上げようかどうかと迷ったことがあるスタジオアリス。日曜日だというものの、宮参りや新入学、誕生日などの記念撮影で、満員盛況でした。おじいちゃんやおばあちゃん同伴で、ドレス(衣装がただで借りられる)で着飾った子どもが、様々なセットで写真をとっていました。まさに、子どもに夢をうるようなビジネスでした。あとで、パソコンで写真をチョイスしていましたが、あれもこれも…と選び、結局、数万円を支払って買える客が多かったようです。今日も株価は上がっていたようです。もっと早くに現場に足を運んでいれば、買えたのに…と、悔しく思った次第です。現場で調査することの大事さを思い出させてくれました。

 さて、本日の相場ですが、日本市場は、週末の期待はずれの雇用統計を織り込む最初の市場になりましたが、予想どおり、きつい下げではじまりました。おまけに、10時過ぎに発表された中国のCPI(消費者物価指数)が予想の3.3%を上回る、3.6%…。これで、緩和期待が遠のき、上海市場が下落。日本株は立ち直りのきっかけを失いました。また、朝鮮半島では衛星打ち上げの準備が着々と進んでいるうえ、韓国から、北朝鮮が核実験を行う可能性がある…ときました。これでは、動きようがありませんね。ただ、先週、徹底した売り仕掛けをした海外証券(CTA=商品投資顧問業者)も、日銀の追加緩和思惑があり、売り崩すこともできず、買戻しも入り、一時は9600円台を回復する場面もありました。ただ、日銀からなんのアクションもなかったほか、GLOBEX市場で米国株が大幅安していたこともあり、引けにかけては売り物が増加。結局、日経平均は、142円19銭安の9546円26銭、TOPIXは12.02ポイント安の813.69ポイントとともに、5日続落して終わりました。出来高は、16億株、売買代金は9643億円と、1兆円を割り込む閑散商いでした。騰落状況は、値上がり269、値下がり1317。

 米国の雇用統計数字を受け、円が81円台前半に上昇。欧州では、高債務国の国債利回りが急上昇、お隣の半島では、衛星ロケットに核実験と新たに地政学要因が加わってきました。国内では、だましの日銀の政策をめぐって、不透明感が増幅。4月に入って、流れは逆転したかのように、変化しています。レポートでは、先々週くらいから、警戒的な見方をしてきましたが、直近レポートでは、過去の相場パターンから調整日柄と下落のメドについて、示しておきましたので参考にしてください。まあ、このブログでも「SELL IN MAY AND GO AWAY」について何度も書いてきましたが、当然、市場関係者は意識しているはず…。前倒しで来たのでは…、すでに始まったのでは、と疑心暗鬼になっているようです。まあ、1万2000円や1万3000円なんて目標が出るくらい強気になっていましたので、丁度良いガス抜きになるんでしょう。

 占いのことを書くと、お叱りを頂戴することが多いのですが、1月の「辛丑」、2月の「壬寅」、3月の「癸卯」と相性関係が続き、相場のほうも順調に上げてきました。しかし、4月4日の「清明」から「甲辰」に変わり、気が土を克する相克関係に変化しました。今年初めての対立する関係です。やはり、気変わりした先週から、いろいろ起こりましたね。この流れは、5月5日の立夏まで続きます。5月の気と4月の流れの関係については、レポートの案内文で書いておきましたので、今月の対処法については会員方はおわかりと思います。
 まあ、当面は、朝も書きましたように、ECBの緩和姿勢への疑問、FRBの緩和期待の後退、日銀の緩和姿勢転換への不信感などが流れが変わる主因になっています。ただ、冷静に考えればこれまでの流れが変えられないことは容易に推測がつくはず。1月以降の相場が、流動性を背景にした主力株優位の相場なら、「迷いや不信」を背景にした相場は、年末にかけての相場への里帰りを暗示してくるはず。当面は、新興市場、小型株の中から材料を持つ株の落穂ひろい。まあ、5月相場が落ち込むのか、上げるのかは分かりませんが、4月相場はこれへ向けての溜めの時期と見て置けば良いでしょう。

 明日は日銀さん、なにか出してくるのかな…。(なにもしたくないが、なにもしなければ民主党がうるさいし、株は下がるかもしれないしな~。総裁も頭の痛いことですね。)

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日米欧の中央銀行のアクションひとつで、どうにも変化する展開に…日本株は、米国雇用計への失望を織り込む最初の市場だが、先物次第では上に波乱することも
 おはようございます。私用で忙しくしていましたので、書き込みができませんでした。簡単にまとめておきます。

 週末の米国雇用統計は、失業率が低下したものの、非農業部門の雇用者数が、予想の20.5万人が、蓋を開けてみると12万人の増加にとどまりました。製造業部門の好調が続いているものの、サービス業部門の伸びが大幅に鈍ったことが影響したようです。ガソリン価格が急騰し、昨年、個人消費がダメージを受けた、バレル5ドル付近に接近していることから、早めに、雇用を抑制したところが増えたのが影響したのかもしれません。事前に、ゴールドマンザックスが雇用統計予想で雇用者数を増額修正するなど、期待感が強かっただけに、発表された数字への失望が大きかったのかもしれません。ただ、雇用者数の増加は18ヶ月連続で続いており、相場への影響を除いて考えれば、悪い内容ではなかったように思われます。ただ、相場論からは、事前の期待感が強かった分、失望感は強そうです。

 GLOBEX市場の日経平均先物は、9510円安値(大証終値比1.75%安)まで売られたほか、FRBへの緩和期待から、円相場も81円60銭台に上昇するなど、今日の日本株への影響が懸念されます。特に、雇用統計発表の当日が、イースター前の聖金曜日で、欧米市場が休場になっていたことから、雇用統計への失望的な内容を織り込むのは、日本の株式市場が最初…。当初は、急落してのスタートは仕方が無いものと思われます。ただ、先週の欧米投機筋の先物売り攻勢は、雇用統計の変化を思惑した「確信犯」的な売りのように思われ、一旦は、材料出尽くしで買い戻される可能性もあります。GLOBEXの安値は9510円ですが、すぐ下には、日経平均の13週株価移動平均線が接近(9430円付近)しており、これ以上売り込むにはリスクが大きくなっています。

 また、どこまで当てになるか分かりませんが、今日の相場がオーバーシュートする場合、日銀が先行して動いてくるリスクもあり、投機筋にとっても、今日は正念場になりそうです。寄り付きの、売り一巡後の動きが注目されます。とにかく、今週は、欧州で、ECBが高債務国の国債購入に動くか、株価を意識するFRBが緩和に関する何らかのコメントを発表するか、日銀が不信感を払拭するため、何らかのアクションを起こすか…中央銀行の姿勢が相場の物色の方向性を決めます。
 まずは、外部環境の確認が第一…。どうしても買いたいなら、今期業績が増額修正される可能性の強いもの…くらいか?上にも下にも、動けば変化は大きそう。

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不透明要因多く、手控え気分の強い中、先物の売り仕掛けで4日連続安
 会員様へのお知らせ━日曜日発信予定のレポート4月8日号は、都合により、明日土曜日発信に早めさせてただきます。

 今週初めに「二日新保は荒れる…」と書きましたが、相場だけでなく、天候まで荒れました。春の嵐は我が家も直撃。雨戸を吹っ飛ばして通り過ぎていきました。おまけに、カレンダーも最悪。政権交代を前に粛清の嵐が吹きまくる中国市場が、週初めから水曜日まで3連休。ようやく休みがあけたら、今度は今晩から欧米市場が、イースター前の「聖金曜日」で休日。週明けからは、日銀の金融政策決定会合が始まります。この間隙をぬうように、欧州ではスペインをだしに、危機をあおるような動きがでて、リスクオフのとばっちりを受けた円は、急伸。これでは、投資家は動きようもなく、週初めから見送り気分の強い展開になりました。

 これを待っていたように、日本では、欧州系証券が、オプション市場にたまりこんでいた先高ポジションをを狙って売りしかけ。慌てた、投資家が損失をカバーするために先物で売りヘッジを実行。これが、裁定解消売りを誘発。市場は不透明感が強い事から見送り気分が強く、解消売りを吸収できなかったことから、日経平均の下落幅が拡大した…ということでしょうか。昨日のこの証券会社の手口をみると一社で先物全体の出来高の32%を占めていました。以前から、マーケットシェアが異常なほど高く、相場に対する影響が大きいので、何らかの規制が必要ではないか…と書いてきた証券会社です。特に、日本の場合、欧米市場で禁止されている、場外での取引が認められていますので、どうしても不透明な商いが多くなってしまいます。

 何故、欧米で禁止されていることが、日本では認められるのか、レバレッジの大きさなど、博打場みたいな市場になっており、海外から質の悪い投資家が集まり、無茶をやっているといいます。わけの分からない市場になっていますから、個人投資家が他の市場に逃げていくのも当然でしょう。そのため、厚みの無い市場になり、裁定解消売りの影響をもろに受ける薄っぺらい市場に成り下がりました。これを管理している取引所も官僚上がりの連中が運営しています。弱者には強く、強者には弱い…。堂々と、不正がまかり通っているのに、たいした摘発もできない。まあ、愚痴になりますからこれ以上は、書きませんが、そろそろ、一部の投資家が捜査できるような発展途上の取引所から先に進んでほしいものですが…。なにか、IT化することが良いことのように勘違いしているきらいがありますが、取引所は国富を増すための場であって、不正な手段で国富を奪取される場ではないことを意識してほしいものですが、目先の手数料のほうが大臣なんでしょうね。

 まあ、今週は、仕掛け的な商いで、日経平均は390円下落しました。まあ、米国で、FRBの追加緩和期待が遠のいて、調整が進んでいるように、日本でも、今週は、見事に日銀が裏切ってくれました。週初めに発表された3月のマネタリーベースは、前年比で2.2%減少。08年以来3年半ぶりの減少になります。2月14日、インフレ目標1%を掲げ、デフレファイターへの変身をアピール。国債買取枠を10兆円も拡大してきました。当初から、本気度を疑ってきましたが、最近では、日本の通貨供給を観察している海外投資家からも、日銀に不信感を抱くところが増えていました。昨年3月は、震災がおき、通貨供給を増やしたため、今回は減少した…と言い訳していますが、月次で見ても何もしていないのは明らか。株価が崩れてもETFの買いにも動きません。ここまでくると、本気度を疑われても仕方がありません。背信行為といっても良い過ぎではないでしょう。昨日は、野田首相と白川日銀総裁が会談したようですが、マネタリーベースの話がでたかどうか…。市場では、月曜日からの会議では何も出ない…と予想していますが、野田首相が何か言ったなら、何かアクションが出てくるかも知れません。何しろ、国会でたたかれたあとに、変身していますから、また、たたかれないと分からないのかも知れませんね。どこかの、たちの悪い子どものようですね。まあ、余利期待しないで、待っていましょう。

 今日で日経平均は、4連続安。サイコロは4勝8敗、RSIは29、25日線かい離は、-2.8%、騰落レシオは93…。指数的には何時反発してもおかしくないところにはきています。ただ、週のサイコロは9勝3敗、RSIはやや低下して78。今後の見通し、物色動向などは、レポートで解説します。

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欧州危機の再燃懸念や連休を前に模様眺め気分が強く、主要指標は高安まちまちの動き
 おはようございます。 春の嵐が過ぎたとおもったら、今日は、朝未だきのころ、強風と豪雨になりました。窓をたたきつける雨音を聞いていると、霙混じりだったような感じもします。相場といい、天候といい、な~んか変になってきましたね。昨晩は、ジンマシンの薬が効きすぎて寝過ごしてしまいました。まあ、無理する相場ではない、としてきましたので、ご容赦。

 さて、欧州情勢は相変わらず。先ごろ、スイスフランが上昇を始めたが、ユーロを下落させる思惑があるのではないか…と書きましたが、その後、やはりユーロが下落してきました。今回のスケープゴートはスペインです。ポルトガルのほうが悪いような気がするのですが…。スペイン首相は、EUサミットで、新財政協定に調印した直後、財政削減ペースを緩めると発言し、注目されましたが、今思えばこれが伏線になっていたんでしょうかね。ECBの果敢な資金供給から危機が一巡。ユーロが上昇し始めると、このところ、ドイツを中心とする輸出主導国の景況感が悪化。EU最大金主であるドイツのPMI指数の50%割れなど、予想を下回る景気指標が増えています。昨日発表された鉱工業生産指数も、マイナスに下落。予想、前月水準ともに下回っています。一方、IMFの報道官が、「スペインは深刻な危機に直面している」など、危機をあおるようなコメントを出しています。いまさら、言われるまでもなく、住宅価格の下落など危機の兆候はだいぶ前から出ていました。確かに、危機を映してスペイン10年国債の金利は上昇し、昨日は5.86%まできました。危機ラインの7%まではまだ余裕があります。6%を超えると、ECBが購入に動く可能性もあります。まあ、安全弁もありますし、少々危険な綱渡りをしても、ユーロ安で景況感が改善すれば御の字というところでしょうか。米国もドル高で、ガソリン価格が下落すればそれでよし。日本は、とりあえず80円台になったから、しばらくは我慢してよ…ということでしょうか。朝から妄想を書いて、すみません。

 5日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万3060ドル14セント -14ドル61セント(0.11%)

 NASDAQ総合指数 3080.50ポイント +12.41ポイント(0.40%)

 S&P500 1398.08ポイント -0.88ポイント(0.06%)

 CME日経平均先物(円建て) 9715円 -75円

 米国10年もの国債金利 2.188% -0.041%

 ニューヨーク原油 103.35ドル +1.84ドル

 GOLD 1630.10ドル +16.00ドル

 ドルインデックス 80.07 0.33


 昨日の米国株は、欧州でスペインなど高債務国の国債金利が上昇。これを嫌気して欧州株式が総じて軟調になった流れを受け、下落してスタートしました。朝方発表された新規失業保険申請件数が、予想や前週水準を下回ったことは、特別に材料視されず、より後、まもなく、ニューヨークダウは、この日の安値1万3012ドル(前日比63ドル安)をつける場面もありました。今晩から連休に入ることから、総じて見送り気分の強い展開でしたが、場中に、大手投資銀行が、今晩発表される雇用統計数字について、失業率や非農業部門の雇用者数に関して予想を上方修正したことから、買いが増加。一時、前日比でプラス圏に浮上する場面もありました。ただ、連休控えであることから、引けにかけ手じまい売りが増加していました。結局、主力株中心のニューヨークダウとS&P500は続落したものの、フェイスブックの上場を好感しNASDAQ総合指数は反発して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1億1285万株減の7億184万株。騰落状況は、値上がり1299、値下がり1701。VIX指数は前日比1.58%上げ、16.70に上昇しています。

 ニューヨークダウは、3日続落。ダウ30種は値上がり11、値下がり19。AMEXが1.27%、ホームデポが1.54%、ウォルマートが0.8%、それぞれ上げるなど消費関連の堅調が目立ちました。一方、アルコアなど素材が下落、GEやスリーエム、ユナイテッドテクノロジーなど輸出株がドル上昇を嫌気して売られていました。業種別では、ギャンブル、旅行代理店、装飾品、レストラン、消費者金融などが上昇。金鉱山、アルミ、固定電話サーボビス、鉄鋼などが下落しました。
 ニューヨークダウは、依然、2月のレンジ相場の下値抵抗力を試す展開が続いています。RSIなどテクニカルな過熱感は解消に向かっているものの、ドル高が輸出株を圧迫し、ニューヨークダウは昨日、25日線を割り込んできました。3月初旬の小幅調整時は50日線が下値を支えましたが、今回は、FRBの追加金融緩和への過剰な期待感を削ぐという側面もありますから、もう一段下(13週移動平均線?)を見ておいたほうが良いのかもしれません。緩和期待→景気実態の反映という流れへの変化がポイントになりますから、業績発表待ちの日柄整理に入るのかも…。ただ、追加金融緩和への期待感は潜在化しながら継続しますが…。

 米国株は高安まちまち。CME日経平均先物は大証終値を75円下回る9715円で帰ってきました。レンジは、9640円~9815円。レンジ下限が前日の969円から下回っています。円は欧州危機再燃懸念から買われ、対ユーロで107円50銭台、対ドルで82円30銭台に上昇。対ユーロは一時106円台に入っています。本日の日本株は先物売が先行。裁定解消うりなどから、軟調な展開が予想されます。今回の下落の引き金を引いた欧州系証券の手元にはまだ、まとまった先物の買い玉が残っており、動向が注目されます。株価が崩れても、一向にETF買いにも動かない日銀に対し、2月に示した緩和姿勢自体を疑う気分が市場で高まっていることも、円の先高観を強めています。月曜から始まる日銀金融政策決定会合で、最近の市場と日銀政策のかい離をどのように説明(言い訳)するかが注目されます。まあ、米国と同様に、日本も金融緩和への夢を買った増場が終わり、次のステップへ向けての踊り場に入った…とおいうこと。当面は、主力株はお休みか…。復興関連の小物を買う落穂拾い相場へ。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
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