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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
03 | 2012/04 | 05
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オーストラリアの貿易収支悪化や欧米株安を嫌気し大幅続落
 週明けに「二日新保は荒れる…」なんて書きましたが、昨日の春の嵐とともに、相場の方も荒れてきました。昨日の、米国のFRB議事録に関しては、そんなに影響は無いものと見ています。また、日本株についても、一昨年4月の戻り高値と昨年2月の戻り高値を結ぶ上値抵抗ラインが控えていますから、これを抜けることが先決としておきました。このラインを抜けられなかったら一旦は下押しても当然。レポートの方でも、昨年7月高値を抜いたあと、一昨年4月から続く下落バンドの上限付近で押さえられ、一旦、下に押したあと、バンド上限にチャレンジしバンド抜けを狙う動きになりと書いておきました。特に、昨年7月高値を抜くことで、下落トレンドが変わり、バンドを抜けやすくなる…ともしておきました。まあ、想定どおりの動きですから違和感はありません。また、会員の方にはレポートで示していますが、これまで安値をスタートにする計算上のポイントを抑えながら動いてきましたが、9810円の第3ポイントは、変化はしたものの、整理は十分でないので、この付近まで押す可能性があるとしました。

 また、このブログでも、日経平均の週足サイコロが10勝2敗(83%)、RSI92%という、過熱状態では一旦調整。その後、さらに上値を目指す展開になると、過去の例を書いておきました。まあ、テクニカルでも説明できる想定どおりの動きではあります。

 今日は、FOMC議事録で金融緩和が遠のいたとして、米国株が下落したものの、円安を好感して、まあ、まあ、堅調なスタートになりました。ただ、10時ごろに、オーストラリアの貿易収支が発表され、黒字予想が赤字になったことから、中国への輸出が減少したものだ…、中国の景況感が悪化しているとの観測から、先物売りが増加。中国関連株が売られたほか、ファーストリテーリングの月次売上高の伸びが大したことはない…などの話が流れるとともに、先物市場の断続的な売り物が増加。これが裁定解消売りを誘発して下落幅を拡大した、ということでしょう。特に、オーストラリアの貿易収支の悪化を中国の景況感の悪化につなげたのは、先月20日に資源大手BHPビリトンが「中国の鉄鉱石輸入が頭打ちになっている…」とコメントを出したとき、中国の景況感の悪化を示すものとして、欧米株が下落したときのことをイメージさせて不安感をあおったものでしょう。なにか、意図的なものを感じますね。

 ここからは、推測ですが、今日、3月26日~30日のプログラム売買状況が発表されました。これによると、同期間の裁定買い残は6850億円という強烈な増え方でした。株価のほうはそれほど動いていませんでしたので、何か別の事情があるのでしょう。たとえば、新年度入りして、ファンドや期間投資家は新たなファンド作りに動きますが、証券会社などは、前もって先物や現物買いで手当てして、注文に応じてきます。現物を手当てした場合、裸ではリスクが大きいので先物で売りつなぎ、裁定取引と同様のポジションになります。年度が替わり、玉を引き渡すと、先物の売り分だけがのこりますが、これを処分しなければなりません。今日の、10時過ぎの、まとまった売りは、この種の売り物ではなかったのでしょうか。それだとすると、そんなに大きなあくざいりょには成らないと思うのですが…。まあ、昨日、日銀に裏切られたような格好になって投資家心理がめげていますので、弱気に傾きやすいとして、売りしかけしてきたものでしょう。

 今日の日経平均は、230円30銭安の9819円99銭、TOPIXは、15.66ポイント安の835.36ポイントと、ともに続落して終わっています。出来高は21億株弱と投げ商いが入った感じではありません。今年最大の下げになりましたが、このおかげで、日経平均サイコロは5勝7敗(41%)、RSIは38%、25日線かい離は-1.4%と25日線を割り込んでしまいました。騰落レシオは90%…。テクニカルな調整は、十分行き届いてきた見たいです。それと、今日の動きを見ても、日経平均の下落率がTOPIXに比べ大きいことや、指数寄与度の大きい銘柄(ファーストリテーリング、ファナック、ソフトバンクなど)の下落が大きく、裁定解消売りが影響したことがわかります。当面は、25日線を切ったことで、下値を支える線が無いのが不安材料。まあ、悪くても、3月8日~9日に9769円~9853円、同7日~8日に9509円~9659円で「窓」を開けており、この辺まで見ておけば良いのでは…、9500円の窓付近には13週線もありますし…。

 だいたい今週は、世界の投資家の関心が集まっている中国が、今日まで3連休、欧米は、雇用統計が発表される週末金曜日が、「聖金曜日」で休み。世界の株式市場がまともに開くのは、木曜日だけしかない状態。これでは、手控えられるし、手控えられるから仕掛けが入りやすい、ということでもあります。まあ、気にせず、狙っている株が25日線や13週線に接近してくるところを待てばいいでしょう。さて、復興関連としてレポートで(3月4日号から)注目してきたマルカキカイが、今日、12月~2月の第一四半期の業績を発表してきました。通期見通しに対する進捗率は42%というものすごいものでした。この勢いでは半期で通期目標を達成する勢いです。これで四桁はほぼ決まりですね。このほかにも、小物の復興関連はたくさんありますが、マルカキカイの利益をみれば、小物の変化率がすごいものになることが分かりますね。まあ、楽しみに見ておきましょう。あまり周りに惑わされず、エスカレーターの乗り換え場面になったら、素直に買っておくこと。後は、流れが後押しして株価を押し上げてくれます。それにしても、緩和姿勢を本気で疑われた日銀は、月曜から始まる、金融政策決定会合で何か出さない限り、今後の政策運営に支障がでてきますが、なにかインパクトの強いものをやるのでしょうか。その思惑があれば、この相場はそんなには下げないことになりますが?

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欧州高債務国の金利上昇やFOMC議事録公開による緩和期待の後退を嫌気して反落
 おはようございます。 春の嵐が過ぎたら、次は寒が戻ってきました。天気も相場も気迷っているようですね。

 さて、日銀の緩和に対する姿勢が疑われ、昨日は81円台に円が上昇する場面がありましたが、昨晩は一転して、ドルが買われました。昨晩、公開されたFOMC議事録(3月13日開催分)で、「景況感の改善に影響が出たり、物価上昇率が2%を下回らない限り、金融緩和をする必要は無い…」としたことから、緩和期待が遠のき、金利が上昇。ドルが買い戻されたものです。円は対ドルで83円に接近する場面もあったようです。まあ、当たり前といえば当たり前ですね。緩和=ガソリン高という図式が出来上がっていましたから、これをけん制する狙いもあったんでしょう。ガソリン価格は昨年4月の水準に近づいていますが、昨年はガソリン価格の上昇が家計を圧迫。個人消費への影響を懸念して、株価調整の引き金になりました。緩和期待が先走って、ガソリン価格がこれ以上上げてほしくないというのが、FRBの本音でしょう。でも、FRBが追加緩和をしないということでガソリン価格が落ち着けば、経済にはプラスですから、それはそれでよし。また、個人消費が圧迫され、景気が悪化すれば、多少のインフレを無視しても、緩和を実施するということですから、これはこれで良しということでしょう。実際、VIX指数には大きな変化はありませんでした。日米とも、株価の上昇から、変な強気が増えていましたから、ガス抜きが必要な段階に来ていました。まあ、3月は迷いの季節でしたが、今月は、今日の清明から、4月入りします。4月は何の季節になるのでしょうか。少なくとも落胆の季節にはならないような気がしますが…。

 3日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万3199ドル55セント -64ドル94セント(0.49%)

 NASDAQ総合指数 3113.57ポイント -6.13ポイント(0.20%)

 S&P500 1413.38ポイント -5.66ポイント(0.40%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万0070円 +20円  

 米国10年もの国債金利  2.306% +0.0114%

 ニューヨーク原油  104.01ドル -1.22ドル

 GOLD 1672.00ドル -7.7ドル

 ドルインデックス 79.38 -0.50

 
 昨日の米国株は、欧州でスペインやイタリアなど高債務国の国債金利が上昇したことや、一部の銀行が売られたことを嫌気し、欧州株全般が下落した流れを引き継ぎ、軟調スタートになりました。また、この日発表された製造業受注(2月)が、予想を下回ったことを嫌気し、前日買われた景気敏感株などから売られ、徐々に下げ幅を広げる展開になりました。昼ごろ、FOMC議事録が発表され、金融緩和期待が遠のきドルが上昇に転じると、資源株や輸出関連株などが幅広く売られ下落幅を拡大。ニューヨークダウは、昼過ぎにこの日の安値1万3131ドル(前日比133ドル安)まで売られる場面もありました。ただ、NASDAQ市場でアップル株が急伸するなど、市場が比較的冷静だったことから押し目買い気運が強まり、引けにかけては、下落幅を縮めています。結局、主力3指数とも小反落して、この日の取引を終えました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比5300万株増の8億1580万株。騰落状況は、値上がり1095、値下がり1972。VIX指数は、0.13%上げ、15.66に上昇しています。

 ニューヨークダウは、反落。ダウ30種は、値上がり5、値下がり25。欧州で銀行株が売られた流れを受けバンクオブアメリカが2%近く下落したほか、弱気の受注見通しを発表したシスコシステムズが1.3%下落するなど、下落するものが目立ちました。業種別では、旅行代理業、空運、海運、コンピューターハード、パイプライン運営などが上げる一方、ビール、貴金属、金鉱山、石炭などが下落しました。
 ニューヨークダウは、依然、三角持合の範囲内の動き。高値時に過熱していた指標は、RSI57% 、サイコロ4勝8敗と解消に向かっています。過去、新月、満月で変化するケースが多く、明日の週内最終商いか、週明けに変化する可能性が出てきました。

 米国株は反落。CME日経平均先物は、大証終値を20円上回る1万0070円で帰ってきました。レンジは1万0010円~1万0185円。円は、米国の緩和期待の先送りから対ドルで82円80銭台、対ユーロは109円60銭台と、ともに軟化しています。今日の日本株は堅調な展開画予想されます。今日もCME先物レンジをなぞる動きが、続きそうですがm下値は1万0010円まであり、GLOBEX市場の米国株の動きによっては波乱する動きもあるかも知れません。昨日売られた主力株に買戻しの動きが強まるほか、引き続き、消費関連、復興関連の小物などが買われてきそうです。基本的に個別の材料株を物色する流れに変化は無いように思われます。週明けから日銀の金融政策決定会合が開かれますが、疑惑の目を向けられた日銀の出方が注目されます。なにしろ、プライドだけは高いですから、市場を裏切ったなんていわれると…ね。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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