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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
03 | 2012/04 | 05
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欧州ソブリンリスクの再燃やISM非製造業景況指数の悪化など内憂外患を背景に大幅続落
 おはようございます。 

 久しぶりに欧州情勢が荒れてきました。このところ、欧州の景況感が悪化しており、通貨安を画策しているのではないか…と書いてきましたが、どうやら、スペインをだしにしてきたようです。昨日行われたスペイン国債入札は、失敗といわれていますが、何とか目標レンジ(25億ユーロ~37億ユーロ)の下限にちかい26億ユーロは確保したようです。今回の入札に先立って、スペイン政府は、今年の財政赤字額が過去最高につみあがるとの観測を発表しており、事前に応札が減少し、調達金利が上昇するのでは…との価の観測が出ていました。予想通り、応札倍率は前回実施時の2.59倍から、2.46倍に減少。落札金利は、3.38%から4.32%と、1%近く上昇しています。おかげで、CDSは昨年11月以来の460bpに上昇してきました。スペインの場合、不動産バブルの崩壊が、国を傾ける原因になりましたが、なんとか持っていた住宅価格がここにきて下落ピッチを早め始めており、金融機関の資産劣化につながるのでは、という観測も強まっていました。

 一方で、昨日発表されたドイツの製造業受注(2月)は、+0.3%と前月から回復したものの、予想の+1.5%は大きく下回っています。EU圏内、ドイツ国内からの受注が減少。域外からの受注が5%のびたことが何とか数字を支えました。危機一巡後、ユーロが持ち直しましたから、域外からの受注に懸念が生じており、通貨安を演出する必要もでていたようです。かんぐりかもしれませんが…。安全ネットは危機時よりも強まっていますので大事には至らないと思いますが、通貨安を指向しているとしたら、危機を演出してきますので、今後の動きには注意しておくにこしたことはなさそうです。おかげで、昨日の市場は大荒れでした。

 4日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万3074ドル75セント -124ドル80セント(0.95%)

 NASDAQ総合指数 3068.09ポイント -45.48ポイント(1.46%)

 S&P500 1398.76ポイント -14.42ポイント(1.02%)

 CME日経平均先物(円建て) 9750円 -70円

 米国10年もの国債金利 2.229% -0.077%

 ニューヨーク原油 101.47ドル -2.52ドル

 GOLD 1621.7ドル -57.9ドル

 ドルインデックス 79.75 +0.35

 
 昨日の米国株は、スペイン国債入札の不調から、高債務国の国債金利が軒並み急騰。ソブリンリスク問題が再浮上したことを嫌気し欧州株が全面安した流れを受け、急落してスタートしました。前日のFOMC議事録で金融緩和期待が遠のいたことも引き続き足を引っ張っていました。この日は、雇用統計の先行指標とされるADP全米雇用報告(3月)が発表され、雇用者数が予想を上回ったものの、下落に歯止めはかからず、ISM非製造業景気指数が前月水準、予想をともに下回ると下げに下落幅を拡大。一時、ニューヨークダウは1万3020ドル(前日比179ドル安)をつける場面もありました。ただ、原油価格の下落に伴いガソリン価格が急落すると、全体も落ち着きを取り戻し、引けにかけてはやや下落幅を縮めています。結局、主力3指数とも大幅続落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比1549万株増の8億3129万株と落ち着いた動き。騰落状況は、値上がり595、値下がり2452。VIX指数は、前日比4.98%上げ、16.44に上昇しています。

 ニューヨークダウは続落。ダウ30種は、値上がり4、値下がり26。欧州ソブリンリスク懸念からバンクオブアメリカが3%、JPモルガンが2.2%それぞれ下落したほか、アルコア、デュポンなど景気敏感株の下げも目立ちました。業種別では、損保、鉄道が上昇。タバコ、空運、固定電話サービスの下落幅が小さかったようです。一方、金鉱山、貴金属、ビール、レジャーサービス。鉱山株の下落が目立ちました。
 ニューヨークダウは、続落しましたが、昨日も、2月に形成したレンジ相場のテーブル上限に接近したところから反発。予想通りこのテーブルが下値を支えています。一時、25日線を下回り、50日線に接近する場面もありましたが、引け値では25日線をかろうじて回復して終わっており先高感は強いようです。13週移動平均線が1万3000ドル大台に接近していることも下値の強さを感じさせます。このところ、アップルの1000ドル目標が提示されるなど、現実とはかい離した強気予想がでるなど、メンタル面で強気に傾いていましたので、この調整はガス浮きと見ておいて良いのではないでしょうか。

 米国株は続落。CME日経平均先物は、大証終値を70円下回る9750円で帰ってきました。レンジは9695円~1万0090円。円は、ユーロが下落しドルが買われた流れを受け、対ユーロが108円30銭台に上昇。対ドルも82円40銭台に上昇して帰ってきました。本日の日本株は、主力株を中心に冴えない展開が予想されます。先物売りにともなう裁定解消売りが下落幅を拡大する懸念はあるものの、昨日、他の市場に先駆けて急落したことから、事前に織り込んだ可能性もあり、売り一巡後は買戻しの動きがでるかもしれません。昨日も書きましたが、まだ、一昨年から続く下落バンドも抜けていないのに、1万2000円や1万3000円など強気予想が出ていましたから、日本も同様にガス抜きの動きと見ておいて良さそうです。米国と異なり、明確に下値を支える指示線がないだけに、下値メドがたちにくいのが難点ですが、とりあえず、昨晩書いた窓埋めや上げの第三ポイントの9810円付近を見ておけば良いのではないでしょうか。清明節明けの中国市場の動きが注目されますが、明日は、聖金曜日で欧米市場が休み…。カレンダーが悪すぎます。引き続き、復興関連の小物の押し目買い。

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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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