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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
03 | 2012/04 | 05
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海外の中央銀行と同じように考えてはいけない日銀の肩透かしで、6日続落
 「だから言ったでしょ」という表現がぴったりの今日の相場でした。米国の雇用統計ショックは、日本が最初に織り込みを開始。世界を回って昨日の米国で世界一周。スタートラインの日本は、織り込んだ…として、CME日経平均先物は、大証を15円上回る9565円で帰ってきましたが、この背景には、今日の日銀金融政策決定会合で、何らかの追加緩和策が出るという期待感があったようです、国内では、今回は何も出ず、27日に開催される次回会合で何らかの決定がなされる…というのがコンセンサスになっていました。もともと、国内は日銀の市場との対話能力を疑っていましたので、今回は何もしないと見ていました。ただ、海外投資家は、海外の中央銀行と同等の政策能力を日銀は持っており、デフレ克服を考えるなら、矢継ぎ早に政策を出してくると見ていた節があります。海外で、円を買い、株の先物を買っていたことを見ても、今日は何か出ると考えていたんでしょう。結局、だまされ続けてきた国内投資家に軍パイが上がったということでしょうか。

 日銀の追加緩和策を期待していたのに何もでなかったことから、午後からは、失望売り一色となり、円は買い戻され、主力株は売られ、前場に上げていた小型株も値を消して終わりました。これで、日銀を海外の中央銀行と同じように見てはいけないことが海外投資家にも分かったでしょう。市場という下劣なものにかかずりあうことなく、ひたすら日銀財務の健全性を追求。日本がむちゃくちゃになっても、日銀財務という自分の庭だけがきれいだったら良いということなんでしょう。一歩、外にでると日銀が推進したデフレと円高によりつぶれた中小企業の屍が累々としているのに…。まあ、中央銀行なんてものが、株式市場など投機の場にかかずりあってはいけないという、日銀の不文律でもあるんでしようか。予想通り何も出なかったことから、期待感から上げていた日本株は、後場からは、反動の円高が進行。主力株を中心に売られ、日本株はマイナスに転換。結局、日経平均は、8円24銭安の9538円02銭と六日続落して終わりました。TOPIXは0.26ポイント安の813.43ポイント。出来高は19億2560万株と、依然薄商いが続いています。

 まあ、日米欧と新興国で広がっていた緩和観測が、4月に入り一気に後退。3月までの相場の流れが一転しています。欧州では、緊縮財政派でECBの資金供給にも反対していショイブレ財務相が、EU財務相理事会のトップに座りそうな感じで、問題国の国債買い入れがタイムリーにできなくなるなど、ECBの活動に制約がかかることを懸念し始めました。ここにきてスペイン国債が売られ始めたのも、そんな事情を察知したからでしょう。ただ、財政赤字の削減で景気の上昇ができるはずも無く、結局、危機時にはECBの資金供給に頼る構図は変わらないものと思われます。そのうち、ECBが一時中断している国債の買い入れに動けば、ムードも一気にかわることに成るはず。米国も市場を重視していますから、波乱すればなんらかのコメントが出てくるんでしょう。

 やはり問題は日銀。今日何も出さなかったら、市場が波乱することは事前に予想されたことですが、コメントの中でも、先行きの緩和を匂わせるよな発言も全くなし。市場については「我関せず」といったムードです。27の会合では何らかのアクションを起こしてくるんでしょうが、投資筋にして見れば次回会合までは何も出ないことになりますから、円買い攻勢が強まる可能性もあります。まあ、無神経としか言いようがありません。市場に対して、全く配慮していません。まあ、もともと、4月は調整と見ていましたから、大したことはありませんが…。

 当面、緩和への期待感を失った円相場の動向が注目されますが、4連休で今日から相場が再開された欧州は全面安の展開。スペイン、イタリア国債の金利も上昇しているようですから、日銀への失望感も加わり、円の対ユーロ相場が105円台を覗く場面もあるかもしれません。GLOBEXの日経平均先物は、9400円台に入り下落が進んでいますが、米国株一段安した場合、対ドルの円高も進行する可能性もあります。まあ、今晩は期待はずれの日銀の動きを織り込む相場…ということでしょうか。ただ、レポートでも書いている通り、この調整は値幅ではなく日柄…。今晩の米国株次第では、当面の下値メドに明日は届くかも…。小型株の落穂拾いと主力株の買い場探し。

 今日の終値での日経平均サイコロは25%、RSIは26%、25日線かい離はマイナス4.2%、騰落レシオは84%…。テクニカルな調整は十分なのですが。

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休日発表の雇用統計マイナスサプライズを改めて織り込み、大幅続落…50日線も切り込む
 おはようございます。 大阪では桜の満開宣言がでました。でも、明日は花散らしの雨になるようです。もしかしたら、今年の満開の桜は見納めになるかもしれません。今日は、三室山の桜を見に出かけてみますか…。でも、昼には、日銀の発表があるしな~。

 さて、金曜日の米国雇用統計ショックを織り込む動きが続いています。発表当日が、「聖金曜日」で休日だったため、織り込むのに時間がかかっています。欧州は昨日まで休みでしたから、今晩の4連休明けで織り込むことになるのですが、こちらには、高債務国問題が絡んでおり、問題国の金利次第では下落が増幅されルカ脳性があるだけに目が離せません。そういえば、先週の欧州はスペイン国債が売られ、荒れ模様になりましたが、同国ラホイ首相が、救済を申請する可能性について、2度も言及していたのですね。だから、売られたわけです。納得。昨日は、一転して、医療や教育などで重複する分野の統合など行政改革を進めるのと同時に、国保有の銀行株を売却して100億ユーロを削減する…と提言しています。これに反応し、ユーロがドルに対して買われ、一時、米株下落で買われていた円も、やや売られて終わりました。4連休明けの欧州市場の動きが注目されますね。ECBは動くのでしょうか。

 9日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2929ドル59セント -130ドル55セント(1.00%)

 NASDAQ総合指数 3047.08ポイント -33.42ポイント(1.08%)

 S&P500 1382.20ポイント -15.88ポイント (1.14%)

 CME日経平均先物(円建て) 9565円 +15円

 米国10年もの国債金利 2.053% -0.135%

 ニューヨーク原油 102.46ドル -0.85ドル

 GOLD 1643.90ドル +13.80ドル

 ドルインデックス 79.80 -0.04
 

 昨日の米国株は、休日中に発表された雇用統計のマイナスサプライズを改めて織り込む動きとなり、急落してスタートしました。雇用の伸び減少で追加緩和期待が増したものの、企業決算発表を控えていることから、景気減速への懸念が高まり、ハイテク株から景気敏感株まで幅広く売られました。全面安となり、寄り後まもなくニューヨークダウはこの日の安値1万2903ドル(前週末比157ドル安)をつけています。売り一巡後は、さらに売り込む動きは無かったものの、FRBの出方や欧州情勢を見極めたいとのムードが強く、売り買いとも手控えられ安値圏でのもみ合いが続きました。午後になると、FRBの追加緩和を期待した買いに、下落幅を縮める場面もありましたが、引けにかけ売りなおされています。結局、ニューヨークダウとS&P500は続落。NASDAQ総合指数は反落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前週末比525万株増の7億2369万株と、比較的冷静な展開でした。騰落状況は、値上がり636、値下がり2415。VIX指数は、前週末比12.65上げ、18.81に急伸しています。

 ニューヨークダウは、4立会日連続の下落。ダウ30種は、値上がり2(ヒューレッドパッカード、マクドナルド)、値下がり28。景気への懸念の高まりから、バンクオブアメリカが3.25%下落したほか、キャタピラー、ディズニーが2%超えの下落。全体で18銘柄がダウの下落率を上回る下げになりました。
 ニューヨークダウは、依然、2月もみあいのレンジ内にあるものの、25日線につづき、50日線も下回ってきました。RSIは41%に低下。昨年10月高値からの調整過程の37%に接近してきました。全体の動きについては直近レポートで解説していますが、大事なのは、現在の相場の位置…です。
 先月末まで、FRBのバーナンキ議長は、講演などで現在の景気回復度は雇用を改善させるほど十分でない、と警戒的な発言を続けていました。一方、ゴールドマンザックスが、発表直前に、非農業部門雇用者数を増額修正するなど、過剰な期待感があったのは確か…。今回の調整は、過剰な期待感を修正する意味もあります。昨日の下げで13週線に届きましたので、当面は、底値を模索する動きが始まりそうです。

 米国株は続落。CME日経平均先物は、雇用統計ショックを先行して織り込んだとして、大証終値比15円上昇。9565円で帰ってきました。レンジは9515円~9620円。円は、ユーロが買い直された流れを受け、対ユーロは106円90銭、対ドルは81円50銭台で帰ってきました。本日の日本株は、CMEの落ち着きはあるものの、日銀金融政策決定会合の結果発表まちから、前場中は小動きに推移しそうです。日銀は、昨日大幅に下落したことから、これまでに無い規模のETF買いを実施しましたが、今日の結果発表に関しては予断は禁物。何もなければ失望売り、何かでると急騰…と、大きな変動が予想されます。まあ、昨日の海外市場を見ても、投機筋は日銀の動きを読みきれず狭いレンジの動きになっています。まあ、今日は、結果発表を見て動くしかないのでしょう。ただ、日経平均の日足サイコロは25%、RSIは25%、25日線かい離はマイナス4.2%、騰落レシオは84%とテクニカルには底値ゾーンに入っているのですが…。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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