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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
03 | 2012/04 | 05
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欧州債務危機再燃と米国景況感の悪化を懸念した売りに大幅続落…安易な強気筋の投げが始まった?
 おはようございます。

 世界の市場は、短期投資家の「リスクオン」と「リスクオフ」の性急な切り換えに振り回されているようです。昨年10月底以降の上げが、ヘッジファンドなど、短期投資家にリードされてきたことが良く分かります。現在は、リスクオフに切り替え、市場の弱いところをつき始めたようです。日本の上げもヘッジファンドにリードされた部分もありますが、昨日の日銀の現状維持で隙を見せましたから、間隙をつかれなければ良いのですが…。
 さて、4連休明けの欧州市場は、改めて先週末の期待はずれの米国雇用統計を織り込む動きになりました。昨晩、これにスペインやイタリア国債の下落がかさならなければ良いのですが…と懸念しましたが、やはりシンクロし、欧州市場は2~4%も下落することになってしまいました。特に、国債下落を契機に銀行株が狙い打ちされたイタリアのFTSE MB指数は4.98%と欧州主要国最大の下落になりました。
 
 スペインが新たに100億ユーロの債務削減策を提示したものの、特に好材料視されず、同国10年債金利は5.99%に上昇。イタリアも同5.6%に上昇。欧州債務危機再燃を懸念させるような動きになりました。この日、フランス中央銀行が、同国の第一四半期の経済がゼロ成長になったようだと弱気の見通しを示したことや、イランがイタリア、スペインを狙い打ちにし、原油輸出を停止すると発表したことも、インフレ懸念を高めるとして、投機筋がつけこむところとなったようです。今のところ、ECBなど金融当局は、動きを見せていませんが、投機筋が勢いづいてきただけに、早急に手を打たないと、市場間でで危機が伝播しスパイラル的な下げに陥る可能性があります。昨日の米国の下げ、CMEの日経平均の大商いを伴う下げ…。

 10日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2715ドル93セント -213ドル66セント(1.65%)

 NASDAQ総合指数 2991.22ポイント -55.86ポイント(1.83%)

 S&P500 1358.59ポイント -23.61ポイント(1.71%)

 CME日経平均先物(円建て) 9360円 -180円

 米国10年もの国債金利 1.982% -0.071%

 ニューヨーク原油 101.02ドル -1.44ドル

 GOLD 1660.70ドル +16.80ドル

 ドルインデックス 79.87 +0.07

 
 昨日の米国株は、4日連続安の後を受け、押し目買いから底堅い始まりになったものの、欧州株式市場が下落幅を拡大するにつれ、売り物が増加。米国景気の先行きへの懸念も強まり、終日売られる展開になりました。この日は、バーナンキFRB議長が、雇用の状況から景気の先行きに懸念を表明したことも、景気敏感株の下落につながったほか、欧州で銀行株が売られた流れを受け、バンクオブアメリカが4.3%急落するなど金融株も売られるなど全面安商状。1万2700ドル付近では下げ渋る動きになりましたが、欧州情勢を見極めたいとのムードから買いあがる動きはなく、下げ渋ったまま引けを迎えています。結局、主力3指数とも大幅続落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比2億4618万株増の9億6987万株と急増。見切売りが増えたことを暗示しています。騰落状況は、値上がり463、値下がり2609。VIX指数は、前日比8.4%上げ、20.39に上昇しています。

 ニューヨークダウは5立会日連続安。ダウ30種は、値上がり1(ヒューレッドパッカード)、値下がり29。キャタピラー(3.0%)、スリーエム(2.0%)、アルコア(2.9%)、ボーイング(2.5%)など素材、景気敏感、輸出関連などが、ニューヨークダウの下落率を上回る下げになりました。業種別では、金鉱山、鉱山、貴金属が上昇。石炭や食品小売の下落率が小さかったようです。一方、住宅建設、家具、履物、空運、資材などの下落が目立ちました。米国株は調整色を強めています。ニューヨークダウが中間反落局面を迎えつつあることは、直近レポートでも書いておきました。昨日安値(1万2710ドル)は、3月6日のざら場安値(1万2701ドル)を切っておらず、今のところ上昇トレンドは持続していますが。このポイントを下回ると、中間反落局面入りすることになります。下値メドについては、レポートに示しています、インナートレンドライン付近になるものと思われます。一度、確かめておいてください。まあ、以前も書きましたように、当面は、日米欧の中央銀行の出方待ちというところでしょうか。

 米国株は続落。CME日経平均先物は、大証終値を180円下回る9360円で帰ってきました。レンジは、9345円~9655円。円は、欧米株価の下落や日銀の追加緩和見送りに失望し、主要16通貨全てに対して上昇。対ドルは80円60銭台、対ユーロは105円50銭台に急伸して帰ってきました。今日の日本株は、急落スタートになりそうです。日銀の追加緩和を期待して作ったポジションの投げが続くほか、欧州投機筋の売り仕掛けも加わり下落幅を拡大しそう。昨晩のCME日経平均先物出来高は、3万4150枚と前日比3倍に拡大しています。ただ、先週5日(2万7050枚)、4日(3万3500枚)と大商いになっており、一段安局面では、買戻しが入る可能性もあります。当面は、下値模索の動きになりますが、下値メドについては、直近レポートの日経平均日足のチャートにメドを描いておりますので参考にしてください。まず、欧米市場のスパイラルがどこで断ち切られるかを確認すべきところ。

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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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