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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
03 | 2012/04 | 05
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半島情勢など外部環境を懸念し見送りだが、明日のオプションSQを意識した先物買いで反発
 朝鮮半島ばかりが気になって仕方が無い…という相場でした。北朝鮮も海外の武官や武器の売り込み先を招いてのミサイル打ち上げですから、面子がかかっています。そうそう簡単に失敗もできないでしょう。それよりも、取引相手に着弾地点の精度など性能をアピールすることが目的のような気がするんですが…。まあ、おかげで、円安にしてくれましたので、株式市場の方も事なきを得た感じです。しかし、こんな調子で16日まで引っ張られたんでは、自衛隊など迎撃するほうも神経がくたくたになりそうですね。今回のミサイルは、かなり長距離を打ち上げるようですが、まさか、イスラエルの攻撃に怯えているイラン向けに売るために、攻撃距離をアピールしているなんてことはないでしょうね。米国が何時になく神経をとがらせていますが、やはり、攻撃距離が気になるんでしょう。

 さて、株式市場は、北朝鮮のミサイルの動向を見ながら午前中は見送り気味に推移しました。ECBの国債買い入れ再開示唆やベージュブックによる米景気の底堅さから欧米株が上昇。CME日経平均先物も9500円を回復して帰ってきましたので、先物買いが先行。日経平均は高よりしてスタートしました。寄り後、一時前日比で小幅に下落する場面があったものの、中国株が堅調に推移したほか、GLOBEX市場の米国株も終日高く推移していたことから、コマツや日立建機など中国関連や円安を好感した輸出関連の主力株が買われ、前日比で小幅なプラスで推移していました。ミサイル発射の期限が過ぎた午後になると、買い安心かがでたのか、先物にまとまった海外入りだし、引けかけ上昇。結局、日経平均は前日比66円05銭高の9524円79銭、TOPIXは4.04ポイント高の809.80ポイントと、ともに8日ぶりに反発して終わりました。出来高概算は、18億1850万株、売買代金は1兆990億円と、薄商い状態が続いています。

 後場、2時過ぎから急に先物にまとまった買いが入りだしましたが、明日は、オプションのSQになりますから、9500円以上で強気のポジションを取ったコール筋が、権利行使価格の引き上げを狙った動きだと思われます。まあ、今の市場にとっては、中国の粛清や経済動向、欧州のソブリンリスク問題のほうが関心事。今晩はイタリア国債の入札が行われますが、果たして無事に済むかどうか。今のところ、2月のユーロ圏鉱工業生産指数(2月)が予想、前月水準を上回ったことで、堅調な始まりになっていますが、イタリア株式市場は1.7%を超える下落で始まっており、依然、国債の価格下落が懸念されているようです。昨日は、ECBが国債買い支えに前向きな発言をしていますが、EUをリードする独仏のうち、フランスのほうが大統領選で、政治的な対策のとりまとめができない状態。投機筋も政治的な空白をついてきた可能性があるので、あまりなめずにみていきましょう。CDSやLIBORの動きを見ていると、大きな問題にならないとは思いますが…。

 ニューヨークダウのところでも3月6日のざら場安値を下回らないことが、上げトレンド持続の条件…とし、結局、これを下回らずに反発。なんとか強気相場を維持しました。日経平均も状況は同じ。3月6日のざら場安値9509円を切らないことが強気トレンド持続の条件でしたが、昨日、あっさり切り込んでしまいました。同時に、13週移動平均線も下回っていましたが、これは今日回復しています。明日の終値で13週線を維持して終わってくれれば正解ですが、一旦、3月6日の安値を切りましたので、戻り売り圧力が強くなってしまいました。米国株がよほど強い力でひっぱり上げてくれないと、ちょっと高値で波乱することになるかもしれません。まあ、まだまだ、今月中は、リスクオフだリスクオンだ言っているあいだは、日柄調整の範囲内。以前から、4月は値幅整理ではなく、日柄整理と書いていますので、無理はしたくありません。レポートでも書いていますように、上げの第二ポイント(調整済み)と第三ポイント(未整理)の間で、下げ止まりましたので、ここまでは想定どおりの動き。あとは、明日13週線をキープできるかどうかが注目点。来週くらいから、外部環境をみて5月相場の作戦を考えれば良いか…。

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ECBの国債買い支え再開示唆とベージュブックによる景気回復持続確認を好感し、6日ぶりに反発
 おはようございます。 昨日の花散らしの雨にもかかわらず、向かいの桜は、満開状態を保ったまま。道路に落ちた花びらの数は増えていますが、今しばしの名残の桜が楽しめそうです。昨晩は、薬の効き過ぎで、また、寝過ごしてしまいました。

 さて、弱みを見せたスペインへの投機筋の攻勢が続く欧州ですが、どうやらECBが重い腰を上げてきたようです。昨日は、クーレ専務理事が「スペインは、財政赤字削減努力を続けている。不当な圧力をかけるのは許されない」として、「必要に応じユーロ圏諸国の国債買い支えを再開する…」と示唆。これを受け、スペイン10年国債金利は0.11%低下し5.87%に、イタリア国債は0.15%低下し5.54%に、それぞれ金利が下落しました。欧州のソブリンリスク問題は、国債を多く保有する銀行の経営問題でもありましたが、今回の揺り戻してきな動きでは、銀行間貸し出し金利には大きな動きはなく、国債価格の下落さえ落ち着けば、市場が沈静化する側面はありました。

 当面は、ECBが動いたことで、落ち着きを取り戻しそうですが、スペインの景況感の悪化は、不動産の含み損問題や失業率の高さ、消費の弱さなどスペイン経済が抱える問題をあぶり出してくるだけに、今後も投機筋に狙われることになりそうです。昨日イタリアが実施した1年もの国債入札では、調達金利が前回の1.405%から、倍以上の2.84%に跳ね上がっており、両国への市場の不信感が続いていることを示しています。現在は、ECBが実施した銀行への資金供給で、時間稼ぎをしている段階。フランスの大統領選挙などで、危機対策もペンディング状態になっています。投機筋もこの間隙をついてきたものでしょう。まだまだ、油断はできないということでしょうか。

 11日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2805ドル39セント +89ドル46セント(0.70%)

 NASDAQ総合指数 3016.46ポイント +25.24ポイント(0.86%)

 S&P500 1368.71ポイント +10.12ポイント (0.74%)

 CME日経平均先物(円建て) 9500円 +60円

 米国10年もの国債金利 2.038% +0.056%

 ニューヨーク原油 102.70ドル +1.63ドル

 GOLD 1660.30ドル -0.40ドル

 ドルインデックス 79.75 -0.10


 昨日の米国株は、イタリア、スペイン両国債金利が低下したことを受け、欧州株が下げ止まったことを好感し、買い先行で、高寄りしてスタートしました。欧州の落ち着きからドルが軟化。これを好感して原油価格が上昇したことを受け、資源。エネルギー株が堅調に推移したほか、前日発表されたアルミ大手アルコアの決算が赤字予想から黒字になったことを好感。同社株が大幅高になったことも、これから発表される企業決算への期待感を強め押し目買いが増加しました。また、この日発表された地区連銀経済報告(ベージュブック)で、直近の米国経済が、依然、緩やかな拡大基調にあることが確認されたことも企業業績へのい期待感を強めました。ただ、欧州情勢など外部要因への警戒感も強く高値を買い上がるまでにはいたらず、ニューヨークダウは、終日、1万2800ドルを中心にした狭いレンジの動きになりました。引けにかけてはやや上げ幅を縮めています。結局、主力3指数とも、反発して終了しました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1億8050万株減の7億8837万株。騰落状況は、値上がり2429、値下がり644。VIX指数は、前日から1.8%下げ、20.02に低下しています。

 ニューヨークダウは、6立会日ぶりの反発。ダウ30種は、値上がり24、値下がり6。アルコアが予想を上回る決算で6.2%上げたほか、欧州金融情勢の落ち着きから、バンクオブアメリカが3.7%それぞれ上昇したのが目立ちました。また、景気敏感株や輸出関連などもダウの上昇率を上回る上げになりました。業種別では、アルミ、住宅建設、移動体通信、ギャンブル、ホテルなどが上昇。一方、貴金属、非鉄、金鉱山、石油探査などが下落。
 ニューヨークダウは、昨日書いたように、3月6日のざら場安値を下回らず、何とか上昇トレンドを維持しています。ただ、25日線、50日線、75日線と当面の抵抗線を次々に切っており、反発局面では、これが上値抵抗になる懸念があります。昨日の動きでは、一時、75日線を上回ったものの、引けは同移動平均線に押さえ込まれて終わっており、まだ下げ止まったと判断するのはリスクがあります。週足ベースでも13週線を切り込んでおり、最終判断は、週末まで持ち越しになるかもしれません。久しぶりの米国内要因になる企業決算の動向が注目されます。景況感の悪化からアナリストが弱気の見通しを出しているだけに、ポジティブサプライズにつながる可能性も…。

 米国株は反発。CME日経平均先物も、為替の落ち着きや欧米株反発を好感し、大証終値を60円上回る9500円で帰ってきました。レンジは9360円~9540円。出来高は4万枚近くに増加しており、まとまった買戻しが入ったようです。円は、ユーロが落ち着いたことや、米金利上昇を受け、対ユーロは105円80銭台、対ドルは80円80銭台にやや軟化して帰ってきました。本日の日本株は、外部要因の好転を受け堅調な展開が予想されます。前日まで7日連続安となっていることで、目先的に売り飽き気分もでており、先物中心に買い戻す動きが強まり指数の反発が予想されます。27日の日銀の追加緩和期待はあるものの、円相場が高止まりしており、主力株については方向感を欠いた展開になりそう。今回の下げでも比較的下げが軽微で済んだ消費関連や下げに転じる前にあげていた小型株で25日線など急所に来ているものが個別に買われる展開になりそうです。引き続き、中国株、GLOBEX米国株先物動向が注目されます。日経平均13週移動平均線を回復して終われるかどうかがポイントになりそう。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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