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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
03 | 2012/04 | 05
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中国GDP結果への失望売りと欧州債務危機への懸念がシンクロし大幅反落
 おはようございます。昨日は、名残の桜を見ようと、桜の名所三室山に行ってきました。いつもは、ふもとから眺めるのですが、昨日は山(といえるほどのものでも無いのですが…)の上まで上ってみました。まさに桜の参道といった感じでしたが、風が吹くたびに花びらが舞い散り、淡雪が降っているような風情。若い女性も感激したようで、桜吹雪を背景に写真を取り合っています。こどもも、はしゃぎながら駆け回っていました。久しぶりに、命の洗濯をしたような爽快な気分でした。来年も、この風景を見たいと思いながら、心に焼き付けたものです。

 さて、欧州情勢です。スペインの金融問題が、尾を引いています。昨日、スペイン中央銀行が発表したところによると、3月のECB(欧州中央銀行)からの同国銀行借り入れが、前月の1698億ユーロから、3163億ユーロに拡大した、といいます。前月比で1465億ユーロ増と急増していました。これを受け、スペイン国債の利回りが急上昇。10年債は前日比0.18%上げ、5.99%と、節目となる6%大台に接近してきました。5年債のCDSは、初めて500bpの大台に乗せてきました。来週、国債入札を控えており、このままでは6%を超え、制御不能といわれる7%に接近するのでは…と市場は本気で心配し始めました。影響はイタリア国債にまで波及。再び金利は上昇しています。

 政府は、皇室予算にまで手をつけて財政赤字の削減に取り組んでいるものの、今回問題になっているのは民間債務。スペインの不動産バブルが崩壊して、しばらくたちますが、最近まで銀行の決算には不動産融資の不良債権を計上しなくて済んだのが、制度が変わり、負の資産の計上を迫られているといいます。そのため、担保不動産の処分に追い込まれたことから、最近になって住宅価格が下落し始めたといいます。日本のバブル崩壊時と同じように、不動産が動かなかったから価格が下落しなかったのが、動き始めたから下落し始めた、とういうことのようで、銀行経営を不良債権が圧迫するのはまさにこれから…。ECBへの融資申し込みが、不良債権の処理にともなう損失の補填とすれば、事態は思わぬ方向に行くかもしれません。政府は、銀行への支援にともない、新たな負担を迫られることになります。まだ、ECBなどが動いていませんので、事態の推移を見守るしかありませんが、大事な時期に首脳の交代を控え、政策対応に隙間が生じていることは大きなマイナスです。当面、ECBが買い支えに動くかどうかが焦点。

 13日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2849ドル59セント -136ドル99セント(1.05%)

 NASDAQ総合指数 3011.33ポイント -44.22ポイント(1.45%)

 S&P500 1370.26ポイント -17.31ポイント(1.25%)

 CME日経平均先物(円建て) 9530円 -110円

 米国10年もの国債金利 1.988% -0.068%

 ニューヨーク原油 102.83ドル -0.80ドル

 GOLD 1660.20ドル -16.5ドル

 ドルインデックス 79.88 +0.53
  

 昨日の米国株は、中国の1-3月GDPが上方修正から一転して前期水準を下回ったことへの失望に加え、欧州でスペイン民間債務の問題が急浮上してきたことで欧州株が全面安になったことを受け、売りが先行。反落スタートになりました。欧州で銀行株が売られた流れを受け、バンクオブアメリカやJPモルガンなど金融株が大幅安したほか、中国景況感の悪化から資源・エネルギー株も下落するなど、前日急伸した反動から、ハイテク株も売られるなど、ほぼ全面安商状になりました。この日決算を発表したJPモルガンやウェールズファーゴの決算が予想を上回り下げ幅をちじめる場面もありましたが、欧州への警戒感は強く、終日マイナス圏で推移。引けにかけ週末の手じまい売りもあり、下落幅を拡大。ほぼ安値圏でこの日の取引を終えています。ニューヨーク市場の出来高は前日比1466万株増の7億7040万株。騰落状況は、値上がり709、値下がり2320。VIX指数は、前日比13.66%上げ、19.55に上昇しています。

 ニューヨークダウは、3日ぶりに反落。ダウ30種は、値上がり2(クラフトフーズ、ホームデポ)、値下がり28。業種別では、モーゲージファイナンス、住宅利フォーム、タバコ、レストランが上昇。一方、銀行、投資サービス、ネット、アルミ、タイヤなどが値下がり上位。
 ニューヨークダウについては、昨日も2月のレンジ相場の壁を抜くのが課題と書きました。今回の調整過程でも、このレンジ上限で数度にわたり下げ渋っており、抵抗力の大きさを示していました。当面、日柄をかけて、この抵抗ゾーンに挑戦することになりそうです。今のところ75日銭が下値を支えていますが、13週線を下回って終わっていることから、100日線を意識する展開もあるかもしれません。詳しくは、明日発信のレポートで分析してみます。

 米国株は3日ぶりに反落。CME日経平均先物は、大証終値を110円下回る9530円で帰ってきました。レンジは9525円~9690円。円は、欧州の波乱から、対ユーロで105円80銭台に上昇sたものの、対ドルでは中国経済の減速などから売られ、80円90銭台に軟化しています。週明けの日本株は、欧米株の軟化を改めて織り込む動きから、軟調スタートが予想されます。中国経済の減速から、預金準備率の引き下げなどてこ入れの動きも予想されますが、これまでの例では土曜日に出されることもあり、この動き次第では週明けの動きは変わってきます。詳しくは、レポートで。今週は、これまでの注目株のチェックを重点にしてみたいと思います。

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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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