FC2ブログ
大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
03 | 2012/04 | 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -



欧州情勢や円高を懸念し、小動きに推移し小幅続落して終了…仕手系株に復調の兆し
 株式市場は、だんだん、膠着感を強めてきました。昨日も書いたように、今週から、来週にかけて重要なイベントが山積しており、迂闊に動けないというのが本当のところでしょう。スペインの債務問題については、先日も書きましたが、政府債務の残高自体はそれほど気にする必要はないのですが、問題は、民間部門が抱える債務。これが、不動産バブルの崩壊絵劣化しており、不良債権処理から、いずれ銀行への公的な支援が必要になるとして、将来の財政状況の悪化を売っているものと思われます。銀行は、ECBの資金供給で一息ついていますが、いずれ、不良債権問題が表に出てくるときが来るんでしょう。スペインの本当の危機はそのときだと思うのですが…。今晩の国債入札は、短期ですから、何とか消化できると思いますが、問題は、19日の10年債。これが消化できたら市場のムードも変わってくると思うのですが…。まだ、2月末に実施した、3年物資金供給のお金が残っているはずですから、案外、何とかなるのかもしれません。まあ、この際、憶測は止めときましょう。

 ただ、欧州の首脳の頭に、何とか景気を良くしたいということがあるようです。ドイツは、ユーロ安のおかげで、不動産バブルが起きるくらいの好景気ですが、南のほうの国はさっぱり。選挙で不利が伝えられる、サルコジ大統領も、ECBに景気刺激的な政策を期待する発言をし、ドイツのメルケル首相が、反対意見を表明するというように、意見の相違がでています。昨日は、同大統領が「ユーロ安は景気にとって良い」と本音を現すような発言をしています。以前から、今回のユーロ危機の再燃は、演出されたものではないか、と疑問を呈しましたが、イタリア、スペインと国債金利が急騰しているにもかかわらず、格付け会社が、音なしの状態をみても「なんだかな~」と印象を持ちますが、かんがえすぎでしょうか? まあ、19日が過ぎれば一山ま超えるでしょう。欧州危機対応の資金集めに奔走する、IMFのラガルト専務理事も、20日から始まるIMFの春季総会までには4000億ドルを集めたいといっているようです。これに呼応して、安住財務相が600億ドルの拠出を総会で表明するようですが、中国など他の国とのすり合わせは終わっているんでしょうか。独り相撲にならないことを願うばかりです。

 こんな状態で、重要なイベントが続きますから、まともな投資家なら動けないのが本当のところでしょう。日本の場合、来週、27日に日銀金融政策決定会合を控えています。その前に、米国FOMCがありますが、この結果を見て、追加対策の内容を決めようということでしょう。今回のFOMCでは、何も決めないという観測がおおいようですが、昨日発表されたニューヨーク連銀製造業景気指数(4月)は、前月の20.2から6.6に急減速。中身を見ると、新規受注、出荷とも大きく落ち込んでいます。一方、受注残は-1.2から-7.2に減少しているほか、就業時間も18.6から6.0に減少するなど、今後、景気が減速する兆候も出ており、もしかしたら、何か手を打ってくるかも知れません。そうなると、日銀としては、それ以上にインパクトのある政策が必要になりますから、来週はもっと重要な週になるかもしれません。

 市場には不透明感が充満していますが、この状況は、格付け会社がフランスなどEU主要国の格下げを実施した昨年暮れから1月にかけての状況とよく似ています。その不透明感のなかで出てきたのが、新日本理化を種玉とする一連の加藤銘柄といわれるものでした。いまも、重要イベントが山積し、欧州情勢もおかしくなり、模様眺め気分が強まっていますが、その中から、また、加藤銘柄というのが息を吹き返してきたようです。ブログが更新されるとともに、明和産業が飛び出し、一月に買われた材料株が一斉高しています。同社のチャートをみると、典型的な手作り仕手株のパターンをしており、結構、時間をかけて仕込んだ気配があります。パターンとしては「仕込み」→「仕掛け」→「仕上げ」という段階を踏んでいきますが、週足チャートを見ると、今年には入って仕掛け的な動き(投資家の注目を集めるような動き)をしたあと、一昨年5月高値、昨年2月高値を結ぶ抵抗ラインをクリア。このライン上で3週間もみ下値を固めたあと、ブログで取り上げ一気に人気をあおる仕上げの動きに出てきたのでしょう。まあ、仕上げの段階で、値幅効果が一番でるところですから、好きな人はおやりになればいいのですが、「仕上げ」というのは、それまでに集めた玉を手放すための動きであるということをお忘れなく…。

 問題は、仕手株は不透明感が支配しているから育つものの、相場環境がクリアになれば、自然と消えていくもの。来週がポイントになりそうですから、お好きな方は、1月末から2月に天井をつけたものを注目したら良いのでは。もしかしたら焼け棒杭に火がついて相場になるものも出てくるかもしれません。ただ、注目すべきは、むしろ、これらの銘柄が天井をつけた後に動き出した、銘柄群…。どちらにするかは、それぞれの投資スタンスの問題。どちらも…というのは虫が良すぎるかも。今晩の欧州株は、全面高で始まっていますが…。

今日の相場の解説は、もう、良いでしょう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

スポンサーサイト



欧州懸念はあるものの、予想を大幅に上回る小売売上高を好感して反発…NASDAQ市場は、上昇リード株が波乱
 おはようございます。

 欧州の動揺は、なかなか収束しません。米国のほうでは、「一気に解決できない問題だから、長い間付き合っていくしかない。欧州への反応は、その日の気分次第だ…」なんて、投げやりな見方も出てきているようです。昨日も、17日、19日の国債入札を懸念してスペイン国債が売られ、とうとう、6.17%まで上昇してきました。債務不履行リスクを売買するCDSも522%と過去最高に上昇。一方で、安全資産のドイツ国債への買いが増加。金利は最低水準まで低下してきたようです。これを嫌気して、ユーロは売られ、対ドルで1.2993、対円は104円61銭まで下落しています。下落スピードが速すぎることから、ECBの国債買い支え思惑が台頭。米国の小売売上高が予想の倍に増加し株価が上昇したこともあり、さすがにユーロは買い戻されましたが、今後、国債金利上昇を受け、格付け会社が動くことも予想され、よってたかって叩かれて制御不能の7%を目指していくことになるんでしょう。景気を刺激して、税収の増加を図るしか、助かる道は無いのですが、ドイツが反対しており、この道も閉ざされています。ECBがドイツを無視して、利下げや追加緩和に踏み切れるか…。世界中が、EUのごたごたに嫌気が差し始めているようです。

 16日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2921ドル41セント +71ドル82セント(0.56%)

 NASDAQ総合指数 2988.40ポイント -22.93ポイント(0.76%)

 S&P500 1369.57ポイント -0.69ポイント(0.05%)

 CME日経平均先物(円建て) 9470円 変わらず

 米国10年もの国債金利 1.983% -0.005%

 ニューヨーク原油 102.93ドル +0.10ドル

 GOLD 1649.70ドル -10.50ドル

 ドルインデックス 79.56 -0.32


 週明け16日の米国市場は、スペインへの懸念を受け欧州市場が波乱含みに推移したものの、朝方発表された3月の小売売上高が予想を大幅に上回り景気の底堅さが確認されたことから、買い先行で反発してスタートしました。この日発表されたシティグループの決算が予想を上回ったことから、銀行株が買われ指数の上げを支えました。4月のニューヨーク連銀製造業景況指数(4月)が前月から大幅に低下したことを嫌気して、上げ幅を縮める場面もありましたが、欧州が落ち着きをとりもどしたことを好感し、再び買い物が増加。ニューヨークダウはこの日の高値1万2986ドル(前週末比137ドル高)をつける場面もありました。ただ、NASDAQ市場で、市場のリード役だったアップルが、一部アナリストのアイパッド販売への懸念をきっかけに急落したことや、株式分割への疑問からグーグルが続落したことなどを嫌気。引けにかけて、再び上げ幅を縮めています。ニューヨーク市場の出来高は、前週末比3618万株減の7億5422万株。騰落状況は、値上がり1727、値下がり1303。VIX指数は前週末比変わらずの19.55。NASDAQ総合指数は、一部銘柄の下げの影響で下落したものの、騰落状況は、値上がり1316、値下がり1185と値上がり数が上回っていました。

 ニューヨークダウは反発。ダウ30種は値上がり24、値下がり6。シティの予想を上回る決算を受けバンクオブアメリカが1.3%近く上昇したほか、今晩発表される予定の決算を期待してインテルが1.2%上げたのが目立ちました。業種別では、空運、トラック、非耐久消費財、住宅リフォームなどが上昇。一方、玩具、レジャー用品、コンピューターハード、ネット関連などが下落しました。
 ニューヨークダウは、2月の1万3000ドル付近のレンジ相場で形成した抵抗ゾーンをなかなか上抜けることができません。3月6日の安値を下回っていないことから、上昇トレンドは壊れていないものの、このところ、上昇中の75日線と50日線にはさまれたレンジ相場が始まっています。この日も、50日線に届いたところから、急速に伸び悩んでいました。レンジ相場が長引くと、下落中の25日線の下押し圧力を受けるほか、50日線の下落も予想され、早急に、1万3000ドル大台を開封することが望まれます。市場をリードしてきた、NASDAQ100指数が、アップルなど成長株の下落で、調整中の主力株に追随し始めたのは気になるところ…。

 米国株は高安まちまち。CME日経平均先物(円建て)は、大証終値比変わらずの9470円で帰ってきました。レンジは9435円~9540円。円は、欧州市場で急伸したものの、米国に入り落ち着きを取り戻したものの、対ドルは80円40銭台、対ユーロは105円60銭台に上昇して帰ってきています。本日の日本株は、不安定な動きが続きそうです。為替が円高方向に動いていることに加え、商品投資顧問の機関店と見られる欧州系証券の先物売りが活発になっており、欧州市場が開く2時過ぎの仕掛けが気になるところです。重要イベントが相次ぎ見送り気分が強まっているだけに、先物売にともなう裁定解消売りの影響が強まっていることも心配です。日本株の場合、先高感が強いだけに下値は固そうですが、指数の動きに振り回される局面があるかもしれません。復興関連需要を取り込む小型の材料株や再編思惑のある大手の系列企業などの押し目狙い。 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK



プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
購読にご興味のある方は、こちらをご覧下さい。↓
*大仏さん株式レポートのご案内*




経済・株式の原稿作成・講演会(関西圏内)もうけたまわります。
依頼・取材等はこちらもしくはメールフォームをお使い下さい。
daibutusan-kabu@live.jp
(迷惑メールが増えたので、連絡専用アドレスを作りました。)

大仏さんからの返信がない、というかたはこちらをご一読ください↓
* 新規レポート会員様およびお問い合わせいただいたブログ読者様 *

***************

*ブログ内すべての文章・チャートの無断転載・引用は禁止いたしております。
ご利用になられたい方は、ご一報よろしくお願いいたします。


***************

メールフォーム

レポートサンプル請求・原稿依頼・取材等のご連絡にお使い下さい。件名にご用件の明記をよろしくお願いします。
*現在、相互リンクは受け付けておりません。申し訳ございません。 *週刊レポート、原稿執筆等で現在手いっぱいの為、ブログの内容に関するご質問には対応いたしておりません。ご容赦ください。

名前:
メール(添付ファイル受信可能なアドレス):
件名:
本文:

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード

おすすめ