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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
03 | 2012/04 | 05
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スペイン、イタリア、フランス、オランダ…パンドラの箱状態に悪材料がでてくる欧州を嫌気し反落
 おはようございます。花の季節になりました。川沿いを歩いていると、土手は、菜の花の黄色が目立ちます。団地内にはいると、家の周りの花壇では、赤や紫の花が咲き乱れ、ミツバチが足にいっぱいの花粉をつけて、蜜を集めるため飛び回っています。久しぶりの晴天でしたが、帰ってくると顔がひりひりしていました。早くも、初夏の日差しが混じり始めているんでしょうか。活力の季節です。

 さて、欧州は、完全にパンドラの箱状態。次から次へと悪材料がでてきます。EU2位の経済力を持つフランスでは現役の大統領が選挙で敗北、次回の決戦投票に結論が持ち越されました。第三位のイタリアは、素人の学者首相のもと、財政再建に取り組み中ですが、国債で市場の攻撃を受けています。第4位のスペインは、銀行の経営不安が財政面に影響を及ぼそうとしていることを懸念し、こちらも市場の攻撃を受けています。ヘッジファンドなどは、国債とCDSを買って、格付け会社の格下げを待っている状態…。そして、昨日飛び出してきた悪霊は、ドイツと並び最上級の格付けを維持しているオランダで、連立政権が崩壊。財政緊縮をめざす予算成立に見通しがつかなくなり、内閣総辞職することとなり、いきなり政治リスクがでてきました。今晩、24億ユーロの国債入札を予定していましたので、市場の受けたショックは大きかったようです。早速、格付け会社のムーディーズが、政権崩壊はネガティブな材料だ…と反応。格下げが懸念される中での入札に関心が高まっています。

 EU第一の経済大国のドイツも昨日発表された製造業のPMI指数は、急激に低下。景気の先行きに懸念を投げかけています。先週末、発表されたZEW景況感指数、IFO景況感指数は、ともに予想を上回り、ドイツは危機から立ち直った…とも言われたのですが、昨日発表された数字は、この期待感を完全に打ち砕いた格好。昨日のドイツDAX指数は3.4%近く下落。他のEU市場も軒並み急落しています。危機の拡散に対し、今のところ、ドイツもECBも動く気配を見せていませんが、一体、どうやってパンドラの箱の蓋を閉めようというのでしょうか。相変わらず、頭を殴られても血が出るなどしないと動かないEUの欠点がさらけ出されてきたようです。


 23日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2927ドル17セント -102ドル09セント(0.78%)

 NASDAQ総合指数 2970.45ポイント -30.00ポイント(1.00%)

 S&P500 1366.94ポイント -11.59ポイント(0.84%)

 CME日経平均先物(円建て) 9450円 -100円

 米国10年もの国債金利 1.936% -0.035%
 
 ニューヨーク原油 103.11ドル -0.77ドル

 GOLD 1632.60ドル -10.20ドル
 
 ドルインデックス 79.37 +0.23 


 昨日の米国株は、フランス大統領選挙でのサルコジ大統領敗北や突然のオランダ連立政権崩壊を受け欧州株が急落した流れを受け、大幅反落して始まりました。リスク回避のドル買いから、ドル建て価格が低下したことを嫌気。資源・エネルギー株が下落し指数の足を引っ張ったほか、欧州の景況感の悪化を懸念し、輸出関連も下落するなど、ほぼ全面安し、より付き後まもなく、ニューヨークダウは、この日の安値1万2845ドル(前週末比184ドル安)をつけていました。ただ、今晩、相場のリード役だったアップルの決算発表やFOMCを控えていることから、一段と売り込む動きはなく、終日安値圏で推移したものの、引けにかけ下落幅を縮め、引け段階でニューヨークダウは1万2900ドルの大台を回復しています。結局、ニューヨークダウとS&P500は反落、NASDAQ総合指数は4立会日連続して下落しています。ニューヨーク市場の出来高は、前週末比1億8126万株減(SQ要因がはげたため)の7億8322万株。騰落状況は、値上がり821、値下がり2228。VIX指数は前週末比8.77%上げ、18.97に上昇。一時、20ポイントをつける場面もありました。

 ニューヨークダウは反落。ダウ30種は値上がり3、値下がり27。メキシコで子会社による贈賄疑惑が浮上したウォルマートが4.7%下落したほか、バンクオブアメリカ、GE、ユナイテッドテクノロジーズなどがダウの下落率を上回る下げになっていました。業種別で上げたのは鉄道だけ。生保や石油・ガス、石油探査などの下落率が小さかったようです。一方、貴金属、資本財供給、住宅建設、人材派遣などの下落率が大。
 ニューヨークダウは、一時、1万2800ドル台まで下落しましたが、FOMCへの期待感などがあり、上昇中の75日線付近から反転しています。ただ、50日線に接近したところで伸び悩んで終わっており、当面は、75日線の下値支持力を試す展開になりそうです。ニユーヨークダウについては、直近レポートでも触れていますが、前号と比べ前提条件が変化したとから予想を変えていますので、参考にしてください。

 米国株は、反落。CME日経平均先物は大証終値を100円下回る9450円で帰ってきました。レンジは、9400円~9645円。円は、ユーロ危機再燃を懸念し、対ユーロで106円70銭台に、対ドルは81円10銭台に、それぞれ上昇して帰ってきました。本日の日本株は、CME先物終値にサヤ寄せする格好で、先物売から下落してスタートしそうです。昨日の後場から欧州問題を織り込み始めた可能性がありますので、先物買戻しもあり、大崩れは無いものと思われます。米系証券の売りが目立ちますが、昨日もこの証券の売りから相場が下落に転じており、この出方が注目されます。日銀金融政策決定会合への過大な期待感があることは気がかりですが、当面はこの期待感が、相場をささえることになりそうです。レポートでも書いていますように、個人投資家は先週末主力株に見切りをつけた格好になっており、当面は、個人主導の小型内需株物色が続きそう。主力株の下落につられ、小型株もげらくするようなら、25日線や13週線、前回高値などポイントを捉えて買ってみる手もあるか?

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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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