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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
03 | 2012/04 | 05
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日銀は前向きの政策を取ったものの、市場にサプライズは与えられず、カレンダーに負け反落…市場に対しては相変わらずの「KY」ぶり
 月内の最後の重要イベントだった日銀金融政策決定会合が終わりました。国債買取枠の5兆円拡大、買取対象国債年限の3年物への延長、ETF買取枠の1000億円、不動産リート100億円などリスク資産購入枠の拡大、基金による買取期間を今年末から、来年半ばに延長することが、柱になっていました。市場が期待しそうな対策を網羅した…という感じです。ただ、いつもどおり「TOO LITTLE」で…。市場も、買い取り枠5兆円に失望して、先物売りで対応。次に、リスク資産買取が出てきて、慌てて買い戻しを入れています。ただ、日銀のコメントのなかで「物価上昇率1%は、早いうちに達成できる…」とありましたので、達成したら、もう緩和は無い…と判断。円売りポジションを買い戻したことから、円が上昇。大型連休にはいることに伴う手じまい売りも手伝い、引けにかけ下落して終わってしまいました。

 結局、市場の期待をひっくり返すほどのサプライズをもたらすインパクトを与えることはできませんでした。一昨日のバーナンキFRB議長の市場を意識した発言とは大きな違いを見せました。やはり、日銀は市場というものを、理解していないといわざるを得ませんね。古臭い経済理論を勉強する前に、市場というものの機微を勉強したほうが良さそうです。結局、連休というカレンダーに負けてしまった、ということでしょう。日本の市場は、来週1日と2日しかありませんから、休みの間に、日銀の追加緩和を期待して取られた、ドル買い・円売りポジションが巻きもどされたら、大型連休明けの相場の景色は大きく変わっているかも知れませんね。今日の朝も、米系証券が先物の売りポジションを積み上げていることや、CMEの終日レンジで、9505円安値をつけていたことを懸念しましたが、心配したとおりの展開になってしまいました。また、来週から仕切りなおしになりましたね。

 さて、本日の日本株は、朝方は、米株高やCME日経平均先物高を受け、買い先行で始まりました。ただ、買い一巡後は、日銀の政策発表待ちで、見送り気分が強まりました。普通なら、昼のニュースで日銀の政策変更が報道されるのですが、今回はありませんでした。そのため、何か大きな変化が出るのではとの期待感から、買いが先行する場面がありましたが、買い取り枠が発表されると失望売りが…、リスク資産買取がでると、先物買いが強まり、先物は一気に9700円まで買い上げられ、これにともなう裁定買いが指数を押し上げるなど、短時間に230円幅を上下する荒っぽい展開になりました。ただ、明日から、大型連休にはいることから、日銀のポジティブサプライズを期待した先物買いや円売り・ドル買いのポジションが一斉に巻き戻され、急速に値を消し、反落して終わりました。結局、日経平均は40円94銭安の9520円89銭、TOPIXは5.83ポイント安の804.27ポイントと、ともに反落して終わっています。出来高は21億8920万株、売買代金は1兆4930億円と前日比で急増。この日が決算発表の前半のピークに当たっていたことから、これに伴う売買があったことがボリュームアップにつながったようです。騰落状況は、値上がり382、値下がり1176。

 まあ、日銀に振り回された週でしたが、それ以上に、アルゴリズム取引という、超短期売買に振り回された感じです。前期の数字が予想を上回り、今期の数字もアナリスト予想を上回ったにもかかわらず、勝手なプログラムの設定のおかげで、急落するものが出ています。コンピューターを使い、瞬間に板を読んで売買しますから、成長性などは無視されています。発表数字につられて買ったものの、一定の株価が出たとたん、成行きの売り物が出だして急落。ハシゴをはずされた投資家も多いのではないでしょうか。まあ、短期売買をする人には今の市場は、向いていないといったほうがいいでしょう。とにかく、相手を出し抜いて、0.0秒単位で板を読んで高速売買する…。相手が上回ったら、それ以上のスピードのものを開発する…。こんなのに付き合っていたら、勝てるはずはありません。しかし、スピード競争しているほうも、開発経費がかかるわけですし、稼動し始めることには、相手がもっと早いものを開発している…。結局、トータルで見たら、儲けがあるかどうか分からないのではないかと、他人事ながら心配してしまいます。

 まあ、個人は、以前から書いているように、装置で勝負したら負けるのは分かっていますから、ファンダメンタルにベースをおいて、エスカレーターで勝負していくことです。明日から、大型連休に入ります。日本株のことをあれこれ予想しても、海外情勢次第で、どうにでも変わりますから、臨機応変に動くしかありません。詳しくは、レポートで解説します。

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企業業績への期待感、住宅関連指標のサプライズが支えとなり、続伸して終了
 おはようございます。日替わりで、寒暖の差が激しい日が続いています。昨日、竜田川沿いを自転車で走っていると、まだ八重桜が満開状態でした。なんか変ですね。太陽の磁場が逆転しているとか言いますが、最近の天候の異変もこの辺と関係しているのでしょうか。地球のマントルの流れに影響しなければいいのですが…。今年は、「水」と「土」がお互いに相克する関係。津波や大規模な土砂崩れが懸念されるといいます。

 さて、欧州は相変わらずの状態ですが、とうとう、お騒がせ屋の格付け会社S&Pが動き、スペインを2段階格下げ。見通しもネガティブにしていますから、さらに追加の格下げも懸念される状態になっています。同国では。国内銀行の不良債権対策が本格化。資本増強や、統合がこれから進められようとしています。また、不良債権をまとめるためのバッドバンク構想も浮上しているようです。どちらにしても、支援へ向けての政府負担が増加することが予想されていましたから、格下げへの違和感はありません。7月に127億ユーロ、10月に202億ユーロの償還がありますが、当面は7月に焦点が移りそうです。今晩はイタリアが国債入札を控えていますが、スペイン国債の格下げで、次は、イタリアが焦点。格下げ懸念が強まれば、応札もその分慎重になる投資家が増えてきます。いつもどおり、タイミングは最悪…。救いは、内閣総辞職となったオランダで、与野党が歩み寄り、予算成立に見通しがついてきたくらいか…。スペイン格下げを受けた、今日のアジアでのユーロ相場が気になるところ。

 米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万3204ドル52セント +113ドル90セント(0.81%)

 NASDAQ総合指数 3050.61ポイント +20.98ポイント(0.69%)

 S&P500 1399.95ポイント +9.29ポイント(0.67%)

 CME日経平均先物(円建て) 9605円 +45円

 米国10年もの国債金利 1.934% -0.056%

 ニューヨーク原油 104.55ドル +0.43ドル

 GOLD 1660.5ドル +18.2ドル

 ドルインデックス 79.09 +0.03


 昨日の米国株は、朝方発表された新規失業保険申請件数が予想を上回ったことや、欧州株がユーロ圏景況感指数の悪化などを嫌気して下落していた流れを受け、反落してスタートしました。ただ、追加金融緩和期待から金利が低下したことや、この日発表された中古住宅販売成約指数が、予想を大幅に上回る2年ぶりの上昇になったことなどを好感し、買い物が増加。通信関連企業に好決算が相次いだことから、企業決算発表への期待感から上値を買う動きが強まり、引けかけじり高する展開になりました。前日のATTの好決算を受け電気通信サービス関連が買われたほか、予想を上回る住宅関連指標を好感し住宅関連などが広範囲に買われています。結局、主力3指数とも続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比4269万株増の7億7890万株と依然低水準。騰落状況は、値上がり2060、値下がり968。VIX指数は、前日比3.45%下げ、16.24に低下しています。

 ニューヨークダウは3日続伸。ダウ30種は値上がり24、値下がり6。贈賄疑惑で売られていたウォルマートが2.8%上げたほか、ATT、シェブロン、インテルなどがダウの上昇率を上回りました。業種別では、住宅建設、ホテル、玩具、家電、海運、耐久消費財、アパレルなどが上昇。一方、携帯電話、トラック、石炭、ヘルスケア機器・サービスが下落しています。
 ニューヨークダウは、下落中の25日線と上昇中の75日線の間で、三角持合パターンを形成していましたが、昨日の上げで持合離れの動きになってきました。4月17日の直近の戻り高値を上回り、再度高値挑戦の可能性が強まりましたが、依然、25日線の対応点が上位にあり、下落圧力が残るのは気になるところ…。

 米国株は続伸。CME日経平均先物は、大証終値を45円上回る9605円で帰ってきました。レンジは、9505円~9635円。円は、スペイン格下げからユーロが下落しているものの、日銀の追加緩和期待から上値をかいづらく、対ドルで81円付近、対ユーロは格下げの影響で106円90銭台で帰ってきました。本日の、日本株は、海外株高を受け、堅調なスタートが予想されるものの、日銀金融政策決定会合の結果を見たいというムードから買い一巡後は手控え気分が強まりそうです。日経の伝えるところでは、緩和策は、予想の範囲内にとどまる見通しで、市場へのインパクトは少ないようですが、デフレ克服へ向け、積極姿勢を見せるため、物価目標の引き上げや準備金への付利廃止などのサプライズを出せば、流れは一変する可能性もありますが、過剰期待というものでしょう。とにかく、今回の政策決定は、日銀の本気度が問われるもの…。それなりの答えを出さなかったら、市場からバッシングを受けることは、日銀も十分に承知しているはず。CMEレンジの広さと米系証券の先物売りが、日銀の動きでどう響いてくるかが焦点。ただ、指数の動きに左右される銘柄ではなく、真摯な取り組みをしている企業を愚直に買えば怖いことはありません。それにして、これからのカレンダーが最悪…。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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