大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
04 | 2012/05 | 06
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欧米株安を嫌気した先物売りと裁定解消売りが下落幅を拡大…引けにかけてはちょっとだけのドレッシングが入る
 新しいパソコンをいじっていたら、すっかり遅くなってしまいました。急いで書きます。
 
 本日の日本株は、欧米株安や円高の流れを受け、朝方から売り先行で始まりました。米国で10年債金利が過去最低を更新したことから、「債券先物買い・株先物売り」のプログラム売買が入ったほか、来週メジャーSQを控え、オプション筋からヘッジの先物売リガはいるなど、寄り付きからまとまった先物売りが先行。これにともなう現物との裁定解消売りもはいり、指数を押し下げ、日経平均は寄り付き直後、この日の安値8455円(前日比178円安)をつけています。円高を嫌気して、輸出関連株など主力株を中心に売られていますが、一方で、原発再開を思惑して、電力株や原発関連株が買われるなど、内需系の株には個人の買いがはいり、上昇するなど好対照を見せました。下落幅が1%を超えたことから、日銀のETF買いが入るのでは…との観測がでたことや、為替市場への介入の噂も入り、引けにかけ先物を買い戻す動きが増加。先物買いが先行したことから現物との裁定買いも入り、日経平均は下落幅を縮めています。結局、日経平均は、90円46銭安にお8542円73銭、TOPIXは4.13ポイント安の719.49と、ともに続落して終わっています。出来高は前日比で7億株近く増加し、23億990万株に、売買代金も1兆3000億円近くに急増しています。騰落状況は、値上がり594、値下がり957でした。指数が下げた割には、値上がり銘柄数が多く、指数売買の影響が大きかったことがわかります。
 
 日経平均サイコロは、7勝5敗(TOPIXは3勝9敗)、RSIは30、25日線かい離はマイナス4.1%。騰落レシオは67%でした。出来高の多さが目立ちましたが、投げが出たという感じではないようです。引けの先物手口をみると、裁定取引の量がもっとも多い、M証券が5370枚を買いこしていました。裁定解消は「先物売り・指数採用銘柄現物買い」を反対売買することで行いますから、手口から見て、まとまった解消売りがあり、これが指数を大きく押し下げたということでしょう。まあ、これで裁定残がへっていけば、下押し圧力が少しは柔らぎますから、がんがんやってくれればいいですね。ただ、いつも書くことですが、わずか数社の裁定業者のおかげで、これだけ振り回されるのもいかがなものかと思うのですが…。レポートでは、日経平均が三角持合を形成し、持合離れをしたところがポイントになる…としましたが、ほとんど届いた感じです。また、牧野チャートで出した下げエネルギーの解消点もこの付近ですから、まあ、いいところにきたのかもしれません。海外の状況と裁定買い残しだいというところはありますが…。

 今日で5月相場は終わりましたが、週足でみると、このままならサイコロは2勝10敗(17%)に低下しています。この数字は2001年9月10日に終わる週以来の数字。RSIも、今日現在25%まで低下。週の単位では大底圏を暗示しています。まあ、日経平均を基準に話をしても意味がないような気がしますが、こんな数字のときに、果たして弱気になっていていいものかどうか。
 今日は、欧州の話は書きたくもありませんが、日本では、民主党の若手が日銀法を改正して、総裁を罷免できるようにしようと動いているようです。日銀の独立性の上に胡坐をかいて、デフレを放置してきた責任は、大きいのですが、簡単に首を挿げ替えるようになったら、果たしてどうなんでしょうか。この動きを知っていたのかどうか知りませんが、今日の日銀総裁の記者会見で、株価の下落について質問され「資産価格のために金融政策をやっているんじゃない」とけんもほろろの回答をした見たいです。ハッタリの政策転換でも、円安・株高になったとき、日本のムードが変わったことをご存知ないようで…。金融政策という神聖な仕事をしているものには、株なんて下賎なものにかかわってはいられい…と本音を吐露したようです。相変わらずのKYぶりですね。ところで介入するのでしょうか。米国はドル高を真剣に心配し始めているのですが、OKは出るのでしょうか。

 まあ、成長株をしこしこと仕込んで後は結果を待つといおうことで良いんじゃないでしょうか。それにしても、欧州をむちゃくちゃにしたドイツとフランス…音なしの構えはどうしたの?

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欧州情勢の悪化と予想を下回る住宅関連指標を嫌気し急反落
 おはようございます。

 欧州情勢は、当面の最悪局面を迎えたようです。昨日は、ユーロ圏の景況感指数が前月水準、予想をともに下回り、景気が落ち込んでいることが鮮明になってきました。また、スペイン大手銀行バンキア支援資金の調達に苦心するギリシャ政府は、金利上昇により調達難に陥り、いずれECB(欧州中央銀行)に支援を要請せざるを得ないと市場は判断しています。(政府は、銀行再編基金の債券発行を通じて資金調達する方針を発表)また、この日発表されたスペイン銀行の預金残高(4月)が前月の1兆6460億ユーロから、1兆6250億ユーロへと、1.9%減少したことから、預金の取り付けが、依然、続いていると市場が判断。南欧国債売りに拍車がかかり、スペイ10年国債金利は、6.74%に上昇。連日、危機ラインの7%に近づいています。

 一方、フランスやドイツなどEUリーダーからの発言は皆無。日々、危機はエスカレートしているのに、何の対策も出そうとしていません。これに対し、EU委員会からは、スペインの2013年までに財政赤字のGDP比3%を達成するという公約が資金調達の制約になっているとして、2013年、14年の財政計画提出と引き換えに、期限を1年延長しようという話も出てきました。また、欧州恒久的安定化基金(ESM)からの融資の可能性も検討しています。財政一辺倒のドイツには、容認できないことばかりですが、危機が深化しているだけに、反対のコメントも出せないということでしょうか。いずれも、その場しのぎの対策ばかりですが、性急な財政均衡主義が景気や危機対策の資金調達の大きな障害になっていることは確か…。相変わらず、火達磨にならないと動かないEUですが、いったいどうするのでしょうか。

 また、昨日発表されたギリシャの3つの世論調査結果で、ひとつが急進左派連合の支持率が30%に達しトップになった、としたことも嫌気されていました。一向にリーダー国やECBが動かないことから、市場は疑心暗鬼に陥り、リスク回避の動きがエスカレート。昨日は、株式だけでなく原油も急落する意という事態になっています。スペイン国際が制御不能の7%に乗せるまでうごかないのでしょうか。それとも打つ手なしの状態なのでしょうか?

 30日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2419ドル88セント -160ドル83セント(1.28%)

 NASDAQ総合指数 2837.36ポイント -33.63ポイント(1.17%)

 S&P500 1313.32ポイント -19.14ポイント(1.43%)

 CME日経平均先物(円建て) 8500円 -110円

 米国10年もの国債金利 1.624% -0.126% ←過去最低金利

 ニューヨーク原油 87.82ドル -2.94ドル

 GOLD 1565.70ドル +14.70ドル

 ドルインデックス 83.09 +0.57 


 昨日の米国株は、景況感の悪化やスペイン問題、ギリシャ世論調査結果などを嫌気し欧州株が下落した流れを受け、下落してスタートしました。また、この日発表された中古住宅販売保留指数(4月)が増加予想に反し、大幅に減少したことも嫌気され、ほぼ終日売られる展開になりました。原油価格の急落を嫌気して資源・エネルギー株が売られたほか、リスク回避のドル買いからドルが急伸。これを嫌気し、輸出株が売られたことも指数を押し下げています。内外に不透明材料を抱え、ほぼ終日売られる展開で、結局、主力3指数とも、反落して終了しました。ニューヨーク市場の出来高は前日比5694万株増の7億6713万株。騰落状況は、値上がり424、値下がり2640。VIX指数は、前日比14.79%上げ、24.14に急伸しています。

 ニューヨークダウは急反落。ダウ30種は、値上がり1(インテル)、値下がり29アルコアやデュポンなど景気敏感株、キャタピラやボーイング、スリーエムなど輸出関連がダウの下落率を上回る下げになりました。業種別は、コンピューターハードが上昇したのみ。空運、バイオテクノロジー、テクノロジーハードの下落率が小さかったようです。一方、下落上位は、家電、石炭、住宅建設、タイヤなどでした。
 ダウは急落したものの、依然、昨年10月~12月高値を下値ゾーンとするレンジ相場の範囲内の動き。200日線も下値をささえているものの、上値に前回形成した抵抗ゾーンがあり上にもいけない状態。当面、レンジ相場を続け、新規の材料を待つ展開か?
 
 米国株は反落。CME日経平均先物は、大証終値を110円下回る8500円で帰って着ました。レンジは8485円~8665円。円は、危機が深化したユーロに対し97円80銭台に上昇。対ドルも予想を下回った中古住宅販売や金利低下を受け、79円10銭台に上昇して帰って着ました。本日の日本株は、軟調に推移し8500円の攻防線になりそうです。米国の10年債が過去最低金利を更新したことから、「債券先物買い・株先物売り」プログラム売買が入り、先物の売り圧力が増加。裁定解消売りを通じて指数銘柄に下落圧力がかかりそう。依然、裁定買い残は1兆5000億円を超えており、解消圧力には大きなものがあります。また、ストライク価格8500円のオプションをめぐって、先物でヘッジの売りが増加する可能性もあります。以前から、懸念してきたことですが、今日はこの動きが注目されます。米系証券が、再び先物の売り残を積みあげていることも懸念材料。成長率85台を狙うとした中国市場の動きが焦点に。

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中国景気対策の否定やユーロ安を嫌気し反落するも、ETF買い期待で下落幅を縮めて終了
 相変わらず「アジサイ」みたいな相場が続いています。雨が降ったとたんに色が変わるように、ちょっとマイナスのコメントが出ただけで、萎縮してしまいます。まあ、国内投資家は、もともと怖がって手を出しませんが、日本市場を舞台に指数売買を繰り返す外資系証券が、材料に敏感に反応して態度を豹変させているようです。まあ、市場の売買シェアの7割を握られている以上仕方がない動きですが、彼らの売買対象は指数。海外で悪材料が出たといっては円高を前提に「債券先物買い・株先物売り」のプログラム売買を実施。これが指数との裁定取引を通じて指数の動きに影響を与える…といった具合です。日本経済自体のファンダメンタルはいいはずなのですが、いったん、指数銘柄に採用され裁定取引の対象にされたら、企業のファンダメンタルとは違う世界で動くょうになります。また、今売買しているのは、一週間とか一ヶ月単位で売買している短期筋が中心。そうなると、指数採用銘柄には近づかないほうが無難ということになりますが…。

 短期売買をやっている連中にとって必要なのは、個々の銘柄のファンダメンタルではなく、先物と指数の「サヤ」だけ。また、悪いことに、先物の売買を支配すれば、サヤを調整することも可能になります。結局、この操作で20年間も株式市場は不振を続けてきたんですから、そろそろ、金融当局もメスを入れる時期に来ているんではないでしょうか。米国市場で禁止されている市場外売買が、日本では認められ、投資家の知らないところでポジションが形成され、翌日の相場に影響する…。倍率も20倍を超える異常な大きさ。500億円も資金があれば一兆円の売買ができるという異常な市場が今の日本です。先日、東証理事長のインタビュー記事がでていましたが、何か寝ぼけたようなことばかりいっていました。デリバティブ売買でファンダメンタルが通用しない市場をつくり、個人投資家を市場から遠ざけてしまったのは、いったい誰なのかをよく考えてみる必要があるように思いますが…。真に逆張りで買い向かう投資家がいれば、こんな情けない市場にはなっていなかったでしょうが。もっとも、株価が絶対的な割安感になっても買いに出てこないということは、まだまだ、デフレが続く…。したがって、資産を持つより現金を持つほうが良いと判断しているのかも知れませんが。

 まあ愚痴ばかり書いても仕方がありませんが、こんな指数のことばかり気にしても仕方がありません。こんなときには目線を遠くのほうにおいて、じっくり成長株を仕込んでいくのがいいのfではないでしょうか。このところ、証券会社の投資判断や株価目標の変更で株価が上下しますが、「ウォール街のランダムウォーク」という証券会の人から嫌われる本がありますが、この中で、アナリスは四半期ごとの成果を求められるため、投資判断は短期を意識したものになり勝ちという表現があるいました。また、ピーターリンチの「株で勝つ」という本のなかでも、アナリストの意見が暗示になって、10倍や20倍になった株を早売りしたという失敗談が書いております。要は自分の判断で、長期成長が可能と思ったら、短期売買なんかせずに、長期でじっくり持ちなさいということなんでしょう。今の日本株は、長期の円高で、構造変化を強制されている企業が多く、米国でGEやIBMが大きく業容を変え、株価も変貌したことと似通ったケースも多く出てきそうです。レポートでも、継続して追跡しているものにはこういうタイプのものがありますが、この相場でもほとんど影響を受けていません。おそらく、足の長い資金が入ってきているのでしょう。

 仕手株など短期間に上昇する株は、仕手筋が短期で不動株を吸い上げて、あがりやすい状態を作りますが、成長株の場合は、会社の成長とともに好材料が少しずつ現れ、そのたびに浮動株が減少。3年~5年とかけて浮動株がすいあげられ、最後には誰の目にも「すばらしい株」と認められる存在になります。そのときには、おそらく10倍以上の株価になっているはず。でも、その簡には、短期思考のアナリストから格下げや株価目標の引き下げを何度も受けてきたはず…。これに耐えて、自分の信念を通すのが成功の道としています。こんな目で見たら、将来、大きく化けそうな会社ってたくさんあるではないでしょうか。最近注目している株も、本来の部門の収益力が落ちたらからと格下げを受けて下げていますが、それが心配だから、会社は新事業に進出。高収益企業に変わろうとしています。確かに、3ヶ月でみれば収益力は落ちていますが…。どちらが正しいのでしょうね。もっとも、5年先、10年先の成長企業なんか発掘しても、証券会社の営業では価値がありませんから、アナリストはこんな銘柄なんてカバーしていないはず。それだけに、うまく発掘できれば、お・い・し・い。

 今日は腹立ち紛れに、こんなことを書いてしまいました。相場のほうは、中国と米国の動きに注目するようにと書いてきました。昨日は、中国の景気対策を期待して買われ、日本株は上昇しましたが、今日は、中国の新聞が「4兆元規模の投資政策を実施することはない…」と報道したことを嫌気し、一転して売られていました。また、スペインのバンキア支援のスキームが二転、三転していることからユーロが売られ、円が上昇したことから、昨日買われた輸出株が一転して売られ、反落しています。引けにかけては日銀のETF買いが入るのでは…との観測から下落幅を縮めていますが、これまで買ったETFで評価損を抱えた日銀が、そう簡単に出てくるはずもありません。結局、日経平均は、23円89銭安の8633円19銭、TOPIXは3.41ポイント安の723.62ポイントと、ともに反落して終わっています。

 まあ、こんなもんでしょう。中国の景気対策って、何時4兆元の規模になったんでしょうか?欧州系の銀行が2.2兆元という予測を出していましたが、大事なことは、時系列でみると、明らかに中国が景気へのてこ入れ始めていることを理解することでしょう。トレンドで見てい場」変化がはじまっていることがわかるはず。じっくり追っかけていけばいいことです。今日の欧州株は、中国への失望感に加え、欧州景況感の悪化から、軒並急落してはじまっています。スペイン国債の金利が上昇していることも嫌気されているようですが、いよいよ制御不能の7%に近づいてきおました。そろそろ、ECBの出番になりますが、市場がこれを期待して反発できるかどうかが課題になります。まあ、あなたまかせの材料が多く、方向感がつかめませんが、今日は、朝も書いたように内需系の成長株や今期額修正期待株が顕著に推移してきました。まだ日替わり的な動きから抜け出せませんが、着実に下値を切り上げているものみお増えています。

 昨日に続き、米系証券が先ものを売りこし。2日間で7000枚近くに増加しており、仕掛け的な商いが気になります。まあ、指数は、海外情勢しだいですが、個別は別の動きをはじめています。前段で腹立ち紛れで書いたように、目線を先に向ければ、だいぶ違う景色が見えてくると思うのですが…。

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中国景気対策への期待感やアジア・欧州株高を受け反発して終了
 おはようございます。

 昨日の欧州は、昨日の天気と同様に荒れ模様の展開でした。ギリシャ情勢は、投票日が近づくにつれ、財政緊縮派が支持率を回復。市場は安堵感を強めています(総選挙後に待ち受ける、トロイカとの再交渉しだいでは、再度、パンドラの箱が空きますが…)。一方、市場の懸念はスペインに集中。この日も、自治州や銀行の支援で財政負担が拡大するとして10年国債は売られ、金利は、一時、昨年11月につけた6.8%以来の、6.54%に上昇しています。昨日は、中堅格付け会社が、スペインの格付けを引き下げたことも影響したようです。これを受け、株式市場も下落。代表指数であるIBEXは2.3%下落しています。なかなか、状況は落ち着きませんが、このところの金利上昇を見て、政府は、先日公表した政府債発行によるバンキア支援の見直しを示唆。市場では、スペインがECB(欧州中央銀行)に支援をあおぐ時期が近づいているとして、ユーロ売りを強め、昨日は、対ドル、対円で安値を更新。対円レートは、一時、99円の大台を割り込む局面もありました。

 ただ、株式市場は異なる反応を見せています。アジア市場が中国の景気対策を好感して全面高になったことを受け買い物が増加。さらに、スペインの銀行への懸念を受け、銀行の資本増強に向けECBが、この日のうちにも記者会見を行うとの噂がでたことも、買い安心感を誘い、欧州主要市場は全面高で終わっています。ただ、スペイン政府が、バンキア支援の資金調達に関し、政府債発行方式を見直したことで、新たな調達方法を考えねばならず、問題を抱えたままの株価上昇であることには注意が必要です。

 29日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2580ドル89セント +125ドル86セント(1.01%)

 NASDAQ総合指数 2870.99ポイント +33.46ポイント(1.18%)

 S&P500 1332.42ポイント +14.60ポイント(1.11%)

 CME日経平均先物(円建て) 8655円 +5円

 米国10年もの国債金利 1.750% +0.006%

 ニューヨーク原油 90.76ドル 0.10ドル

 GOLD 1548.80ドル -20.20ドル

 ドルインデックス 82.46 +0.24


 昨日の米国株は、中国景気対策やECBの銀行支援への思惑を手がかりに欧州主要市場が全面高になったことを受け、買い先行でスタートしました。3連休明けだったことから、週末のポジションを手仕舞う動きなども手伝い株価は急伸。寄り付き後まもなく、ニューヨークダウはこの日の高値1万2611ドル(前週末hじ

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中国の本格的な景気てこ入れを期待した買いで日経平均は続伸…今日の上げは中身が伴う?
 「誰が猫の首に鈴を付けに行くか」。「指標から見れば底値圏だし、安全だと思うけど、自分から付けに行って深手をおいたくはないし…まあ様子を見ておくか」。最近の相場つきをあらわすと、こんな感じになるのでしょうか。ファンドの運用者などは、為替の円高転換をみて、4月中にキャッシュポジションを高めたといいますが、最近は、どこで買いに出るかのタイミングを計っていた、といいます。ただ、これまでの大底のように、力いっぱいぶん投げるという底値特有の動き(総悲観)の動きが出てこないことから、買いに入るのを躊躇していた、という状態だったようですが、今日は、猫からかまれるのを承知で一部買いに入ってきたようです。

 今日の朝も、最近の中国の動きを時系列的に見ると、明らかに景気失速を懸念して、対策を打ち始めていることがわかります。昨晩の書き込みで、最近の経済政策を書きましたが、今日は、温家宝首相が中国のサービス業の発展のために海外のノウハウを取り入れる方針を発表していました。これまでのように輸出や固定資産投資に依存する経済体質では、海外の情勢に左右され不安定になることから、消費を強化し内需で成長できる体質作りを目指そうというものです。なにか、このところ、駆け足でいろんな物事が進みだしたような気がします。おそらく、EUの危機が予想以上のダメージを与えており、危機がエスカレートした場合にそなえ、内需を強化しようということなんでしょう。市場の方も、どうやらこれを好感し始めたようです。今日、上海市場は1.2%、香港ハンセン指数は1.3%それぞれ上昇して終わりましたが、他のアジア市場もほぼ全面高になっています。今のところ、欧州市場も全面高で始まっていますし、GLOBEX市場の米国株先物は、ニューヨークダウで一時110ドルを超える上げになっていました。

 今日の中国株の直接の上げは、中国主要54都市の不動産取引量が、2011年はじめの不動産を対象とした引き締め策の導入後の最高を記録したことや、有力金融機関が、今年度中に2回程度の預金準備率の引き下げがあありそうと予想したことなどが要因と言われますが、一連の刺激策を見ながらも買いに出れなかった投資家が、痺れをきらして出てきた…ということではないでしょうか。中国政府も、このところ、株式市場をてこ入れする策を続けて打ってきましたので、上げ賛成なのでしょう。最近の上海市場のチャートを見ると、大きな三角持合を形成していますが、どちらに離れるか…。また、景気の足腰が強い米国が、中国の景気刺激や内需転換の本気度を読み取って反発に向かうか…。この二つがそろったとき、初めて日本株の割安感が評価されることになりそうです。

 ただ、欧州情勢が予断を許さないもの事実。銀行や証券会社、国際機関の調査部門が、ギリシャ離脱の影響を推測していますが、スペインやイタリアなど高債務国に波及。取り付け騒ぎの沈静化や銀行の健全性回復のために必要な資金は、軽く一兆ドルを超えるという悲劇的な予測も出ています。また、企業サイドも、ギリシャ内にある支店や現地法人の資産の引き上げや借り入れの削減などを急いでいるほか、取引決済の現金化などを急ぐなど対応を進めているといいます。この一連の流れで、これまでまったく見えていなかったギリシャ離脱後の姿や影響度がおぼろげながらも見えてきたということで、市場が織り込むことができるようになったということなんでしょう。相場では「知ったら終い」と言われるように、どんな悲劇的なことでも、織り込んでしまえば終わり…。最近、欧州株も、好材料に反応するようになってきましたが、今日の中国の材料にも素直二反応しているようです。さて、どこまで織り込んだんでしょう?

 今日の日本株も、同様なパターンになったようです。前場中は欧州情勢や対ドル、対ユーロでの円高を嫌気して、小安くなる場面もありましたが、後場から中国株が反発に向かうと、日本株でも建機や機械など中国関連株や外資系証券が評価を引き上げた海運株などが買われ、次第に買い気が広がり、主力株にも買戻しの動きが強まって生きました。先物にまとまった買いもはいり、裁定買いから指数も上昇。このところ下落していた小型株まで幅広く買われ、結局、日系平均は、63円93銭高の8657円08銭と4日続伸、高値引けして終わりました。全体の動きを表すTOPIXは、5.92ポイント高の727.03ポイントと3日ぶりに反発して終わっています。騰落状況は、値上がり1130、値下がり423と、昨日までの一部根嵩株の上げで水増しされてた上げとは異なる動きになりました。

 日経平均サイコロは8勝4敗、RSIは30、25日線かい離はマイナス4.3%、騰落レシオは68%でした。他のテクニカル指標がセーフティゾーンを示しているのに対し、日経平均サイコロの異常さが目立ちます。結局、8500円を引け値で割り込まず反転。5日線を上回ってきたことで、底入れ期待は強まってきました。ただ、まだ、三本新値が陽転するなど明確な底入れサインは入っていません。また、ずっと日本株を弱気し、まだ2万7000枚近い先物売利玉を抱えるゴールドマンザックスは、今日も新たに3360枚の売りを増やしています。今週末にかけて米国で重要な経済指標の発表を控えていますが、何かマイナスサプライズの材料でも仕込んでいるのでしょうか。今日みたいに、相場の気分が変わった日にも、買い戻していないことが気になります。まあ、勇み足にならないように、明確な底入れサインがでて動く手もあるか…。一方で、指数なんか気にしないで、業績増額修正の期待できる成長株を地道に仕込むのがいいと思うのですが。

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米国市場は休場、欧州株はスペイン情勢を懸念し高安まちまちの展開…米国株の先物は堅調推移
 おはようございます。今日も娘のパソコンからの書き込みです。なんか調子が狂っています。やはり、使い慣れたのがいいですね。

 さて、欧州はギリシャの総選挙がおわるまでは、スペインをたたいて置こうというムードです。ギリシャの方は、直近の世論調査で、旧連立政権を合わせた支持率が過半数獲得に必要な率を上回ったとして、株価は7%上昇していたようです。複数のマスコミや調査会社が独自に調査を実施して発表していますが、調査対象が2000人を下回る小規模なもののあり、ばらつきがあるのが特徴。昨日のIMF・ラガルト専務理事の「まともに税金払え…」発言見たいなものがでてくると、どう変化するかわかりません。まあ、離脱後に待っている地獄のような将来が伝わるにつれ、計算が働き、まともな判断が下されるものとは思いますが…。正直、終わってみるまでわかりませんし、市場が望むような結果になったとしても、いずれ、離脱問題が再燃する確率は、かなり高いはずです。

 スペインのほうですが、大手銀行バンキアへの支援は、政府が発行する債券と株式を交換する方式で行くみたいです。ただ、市場は、他の銀行まで含めると500億ユーロ規模の資金が必要…と見ている上、同国のラホイ首相が「金利上昇で資金調達が難しくなっている」と発言したことを受け、10年国債金利は前週末比0.19%上げ、6.53%に上昇。昨年11月以来の水準に上昇。制御不能といわれる7%に着実に近づいています。これに対し、ECB(欧州中央銀行)は11週連続して国債買い入れをおこなっておらず、今のところ、南欧国債の下落を放置したままであることも市場の不安をあおっているよいうです。

 これを受け、欧州株は高安まちまちの展開。米国や中国の景気刺激策を期待した資源価格の上昇で英国FTSE100指数は4.81ポイント(0.09%)高の5356.34ポイント。ドイツのDAX指数は、朝方はギリシャの世論調査結果を好感し上昇して始まったものの、スペイン国債や株価の下落を受け16.75ポイント(0.26%)安の6323.19ポイント。フランスCAC40も同様な経過をたどり、4.97ポイント(0.16%)安の3042.97ポイントとそれぞれ下落して終わっています。

 昨日の米国市場は、メモリアルデーで休場。先物市場では、ニューヨーク原油が0.48ドル高の91.14ドル、金は15.7ドル高の1575ドル、ドルインデックスは0.18ポイント安の82.21と久しぶりに軟化しています。CME日経平均先物は、半日立会いながら大証終値比15円安の9595円で終了。レンジは8570円~8620円と小動きでした。

 米国市場は休場。欧州株は高安まちまち。CME日経平均先物は15円安で帰ってきました。円相場は、スペイン情勢を懸念し、対ドルが79円40銭台、対ユーロは99円60銭台にそれぞれ小幅に上昇して帰ってきました。本日の日本株は、CME先物価格にさや寄せし、軟調な始まりになりそうです。昨日に続き、手がかり材料が少ないことから、膠着感を強めた展開になりそうですが、昨晩も書いたように、中国が財政面(予想では20兆円以上の規模)から景気対策に動く可能性があることから、中国市場の動き次第では、反発に向かう可能性もありそうです。昨日の中国株は、軟調に推移しているところから、引けにかけ、上海、香港とも切り返しており、今日の動きが注目されます。先行して売られてきた主力株の一部に買戻しの動きがでてきたことも注目点です。指数よりも相場の中身に注目する必要がありそうです。

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米国は休場、手がかり材料もなく小動き…日経平均は続伸、TOPIXは続落の不思議
 会員の皆様へ…昨日は、レポート(5月27日号)の発行ができずご迷惑をおかけしました。早速、新しいパソコンを手配しましたので、次号は問題なく発行できるものと考えています。

 さて、株式市場には、欧州の影が重くのしかかったままです。スペインの銀行バンキアの資本不足の問題、新たに浮上してきたスペイン地方政府の財政問題(カタルーニャ州の130億ユーロの債務借り換え問題)、ギリシャの公的資本注入銀行の資本不足問題などが、週末、新たに浮上してきました。スペイン政府は、190億ユーロの資本不足に陥ったバンキアに政府保証債を与え、ECBから借り出すことで、資金調達する道を選んだようですが、今後、同様な資本不足に陥る銀行が増加すると思われ、スペイン一国で対応することが困難になりそう。いずれ、ETFS(欧州金融安定化基金)などからの融資が必要な時期が来そうです。

 ただ、悪材料ばかりではなく、好材料も出てきました。欧州では、景気刺激に消極的だったドイツが欧州版の経済特区を設け経済成長につなげることを提案。各国が保障するプロジェクト債の発行など、欧州共同債に代わるアイデアも登場し始めました。また、ギリシャで直近に行われた世論調査で財政緊縮派の新民主主義党が、支持率トップに返り咲いたことを好感。今日の欧州株は総じて上昇して始まっています。ただ、以前から、ドイツのメルケル首相の過激発言がギリシャ国民の感情を逆撫ですることを懸念してきましたが、昨晩は、IMFのラガルト専務理事が「ギリシャ国民は、まともに税金をはらって借金返せ…」的な発言をして、同専務のブログが炎上するなど、支持率に影響を与えそうな動きがありました。まあ、気持ちはわかりますが、時期が時期だけに、発言は慎重にお願いしたいものです。まあ、こんなことを繰り返しながら市場は、最悪の局面まで織り込んでいくんでしょう。

 さて、それより大きく変化してきたのが中国の経済政策です。中国の短期金利が急低下し、1年もの預金金利を下回ったことをレポートで案内しました。資金需要が急減し、景気が失速寸前にあるサインと見られる、としましたが、最近では、低賃金者向け住宅100万戸建設計画や鉄道会社向け与信枠の拡大、中国銀行への民間資本参加、サービス業界の民間資本への開放、地方在住者向け自動車買い替え補助金の再開など矢継ぎ早に景気刺激的な政策を打ち出しています。やはり、欧州の混乱で、輸出に頼れないことから、内需刺激効果のある個別の策を打ち出してきました。インフレや不動産価格の上昇につながる利下げはやりたくないようですが、株式市場では建設や不動産などが上昇。利下げを織り込む動きがはじまっています。

 日本の投資家は、日銀にだまされ、海外投機筋に先物やオプションでいためつけられ、戦意喪失状態ですが、これまでギリシャやスペインに引きずり回されてきた欧州も、世論調査で財政緊縮派が優位にたった、というだけで買い物が入るなど、メンタル面の変化も出てきました。日本では、キャッシュポジションを高めた筋は、総悲観で投げたところを買おうと待っていますが、なかなか投げ商いが出てこないことにじれだしています。日本の場合は、あくまでも需給とメンタル面で下げているところが大きいようですが、案外、外部要因が変化すれば、状況はかわるのかも知れませんし、その兆候は出てきているよいうな気がしますが…。

 今日の日本株は、今晩の米国市場がメモリアルデーで休場のため、朝方から見送り気分の強い展開になりました。海外投機筋も、月内最終商い日であることから、積極的にしかける動きもなく、週末引け値付の小動きの展開となり、終日値幅は56円と小幅にとどまっています。ただ、欧州問題や米株安を嫌気して、円が高止まりしたことから、主力株を中心に軟調に推移。全体の動きを示すTOPIXは、1.00ポイント安の721.11ポイントと続落。騰落状況も値上がり418、値上がり1116と値下がり数は4桁に乗せる多さでした。一方、日経平均は12円76銭高の8593円15銭と3日続伸。指数採用のファーストリテーリングとファナック2銘柄で25円60銭指数を引き上げており、相変わらず全体の動きを反映しないKYぶりです。

 今日現在で、日経平均サイコロは7勝5敗、RSIは22.9%、25日線かい離はマイナス5.5%、騰落レシオは62%と前週末の69%から低下。物色意欲の低下が続いていることを示しています。日経平均のサイコロはじょじょに上昇していますが、TOPIXのサイコロは今日現在3勝9敗と底値圏を暗示。全体の動きを示すTOPIXは、全く違う動きをしており、先物やオプション、裁定取引の影響を受ける日経平均がいかに実態と離れた動きをしているかがわかります。前述のテクニカル指標で、サイコロだけを入れ替えてみると、買いサインがでているとしてもおかしくはありません。今日も、燃料電池車向けの水素スタンド設置や大手企業の再生エネルギー供給事業進出など好材料には敏感に反応しています。ポイントは指数操作でおもちゃにされている日経平均と、投資家が何時縁を切るかがポイントになりそうです。
 じっくりみると、成長性の高い企業や今期も連続増益する企業が割安に放置されたままの状態になっていることに気づくはず。相場が指数離れする時期は近いと思いますが…。やはり、米国株がポイントになるか?

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会員様へ 5月27日号休載のお知らせ
 会員様へのご案内

 本日(27日)、レポート作成、送信用のパソコンがクラッシュししたため、5月27日号レポート休載のお願いとお詫びのメールを昼ごろに発信しております。ご迷惑をおかけし、申し訳ありません。早急に新しいパソコンを手当てし、復旧させる予定です。次号のときは正常化しているものと思います。その間、日々のブログにてフォローさせていただきます。ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。
なお、メールにて簡単な解説をしておりますので、お読みいただければ幸甚です。

「大仏さんの株やぶにらみ」運営者

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3連休控えで見送り気分の強い中、スペイン銀行の格下げを嫌気して反落…ドル高を嫌気する側面も
 おはようございます。アレルギー薬の効きすぎで、朝まで寝ていました。ちょっと、相場のふがいなさに負け始めたのでしょうか…。根性を入れなおして、頑張るべし。

 さて、欧州情勢は相変わらずですが、ギリシャの方は、選挙の結果待ちのムード。各政党は、選挙戦を有利に進めようと、旧与党連合まで、合意の緩和を言い始める始末。だんだん、人気取り(ポピュリズム)の動きが強まってきたようです。周辺では、ギリシャ残留を希望するという声から、離脱した場合のコストは1兆ユーロ(IIFダラーラ専務理事)、「中銀や企業は、離脱に備え準備しておかなければ、重大な間違いを犯す…」(ベルギー財務相)、「離脱の可能性は3分の1」(モルガンスタンレー)など、様々な予想や警告が飛び交っています。本番は、選挙が終わってからの新政権とトロイカとの交渉にかかってきます。お互い感情的になれば交渉は決裂して、EU内に止まったままデフォルトを起こす可能性もあります。まあ、なかなか、事前に織り込むには不確定要因が多いといえそうです。

 ギリシャ情勢は選挙の結果待ち、というところですが、スペインの情勢が大荒れになってきました。以前から、地方財政の悪化が言われていましたが、昨日は、スペインのGDPの20%を占めるカタルーニヤ州の知事が「今年の債務借り換えに支障が出る恐れがあり、中央政府からの支援が必要」と発表。同州は今年中に130億ユーロの債務借り換え予定があり、銀行の不良債権問題と並び、新たな懸念材料として州の財政問題が浮上してきました。また、昨日はS&Pがスペインの銀行5行の格下げを実施。問題になっているバンキアなど3行を投資不適格級(ジャンク債)に格下げ。これを嫌気し米国株が下落幅を拡大するなど、スペインの問題が1人歩きし始めたことはきに成ります。

 話はそれますが、先日米財務省年次為替報告書が発表されました。中国を為替操作国に認定するかどうかで注目されましたが、このなかに日本の円高に言及する部分があり「3月下旬以降の円高は、物価上昇メド達成に向けた日銀の政策能力に対する市場の疑問が一因…」とする文言があったようです。金融緩和を唱えながら、3月、4月と連続でマネタリーベースがマイナスになったことに、海外の金融当局も疑念を持っているようです。日銀は、この指摘にどう回答するのでしょうか。また、政府は、この指摘をもとにどのように日銀を質していくのでしょうか。やはり今の日銀の金融政策は、異常としか言いようが無いようです。

 25日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2454ドル83セント -74ドル92セント(0.60%)

 NASDAQ総合指数 2837.53ポイント -1.85ポイント(0.07%)

 S&P500 1317.82ポイント -2.86ポイント(0.22%)

 CME日経平均先物(円建て) 8570円 -10円

 米国10年もの国債金利 1.744% -0.033%
 
 ニューヨーク原油 90.86ドル +0.20ドル

 GOLD 1568.90ドル +11.40ドル

 ドルインデックス 82.29 +0.14 


 昨日の米国株は、月曜日がメモリアルデー休日で3連休となることから、見送り気分が強い中、景況感の悪化からECBの利下げ期待を背景に欧州株式市場が堅調だったことを受け、しっかりに始まりました。ただ、3連休中の欧州情勢への警戒感から売り物優勢となりじり安する展開。一時、ミシガン大消費者信頼感指数の確報値が予想を上回ったことから、前日水準を回復する場面があったものの、スペイン銀行の格下げの話が伝わると、引けにかけ下落幅を拡大する展開になりました。格下げを受け、ユーロが下落、。ドルが上昇したことを嫌気し、輸出関連株が売られたほか、中国やインド、ブラジルなどの景況感の悪化を受け、景気敏感株が売られるなど、この日は、主力株が売られる展開になりました。結局、主力3指数とも下落して終了しましたが、輸出企業のウェートが高いニューヨークダウの下落が目立ちました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1億8977万株減の5億8942万株。騰落状況は値上がり1548、値下がり1452。VIX指数は、前日比1.02%上げ21.76に上昇しています。

 ニューヨークダウは反落。ダウ30種は値上がり7、値下がり21、変わらず1。大幅な人員削減を好感されたヒューレッドパッカードが2.6%上昇と続伸したものの、ボーイングやキャタピラーなど輸出主力株が2%近い下落になったほか、ダイモンCEOの議会証言が決まったJPモルガンが1.4%近く下落したのが目立ちました。業種別では、OA機器、履物、携帯電話、半導体が上昇。一方、家電、インターネット、軍用機、商用車などが下落しました。
 ニューヨークダウは、依然、200日線を意識した底値模索の動き。昨年10月~同12月末に形成したテーブルも下値をささえ、新たなレンジ相場を形成しつつあります。前回レンジ相場の下限ラインを意識しており、今回のレンジはかなり幅の狭いものになりそうです。25日線が勢いをまして下落してきており、接近してきたときがポイントになりそうです。下落圧力に抗しきれるかどうか…。

 米国株は反落。CME日経平均先物は、大証終値を10円下回る8570円で帰ってきました。レンジは8550円~8625円と小動き。円は、対ドルは79円70銭台、対ユーロは99円75円と。ともに小動きで帰ってきました。全般的に、3連休控えで、新たなポジションをとる動きはなかったようです。日本株は、底値模索の段階。短期の海外投資家が売る一方、割安感に注目した国内個人投資家が買い向かい、じり安の展開になっています。来週は、8500円のオプション価格をめぐって、強気筋と弱気筋の対立が強まるかも知れません。短期筋が市場を支配している格好ですが、少し長い目で見た場合の今の割安感は、成果につながっているのかもしれません。まあ、ひきつけて買う…というタイミングを探る時期。

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経済指標やイランとの交渉決裂などを嫌気して下落するも、ギリシャのEU残留期待で、NYダウは反発して終了
 おはようございます。今日は朝からパソコンが機嫌よく動いています。ストレスもなく、気分爽快です。

 さて、欧州です。昨日は5月のユーロ圏の総合PMI指数が発表されましたが、前月水準、予想ともに下回りました。もちろん、判断の分かれ目になる50を下回る45.9と、谷がだんだん深くなる格好です。また、ユーロ安の追い風を受けて、絶好調に推移していたドイツも、サービス業は予想を上回ったものの、製造業のPMIは45.0に低下。予想の47を大きく下回りました。またIFO企業景況指数も予想を大幅に下回り、ドイツでさえ、欧州経済危機とは無縁でいられないということを示しました。ただ、昨日の株式市場は、景況感の悪化は、景気刺激策につながるとして、上昇するなど、最近の萎縮一辺倒からややメンタルが変化してきたことは注目されます。

 ギリシャに関しては相変わらず。イタリアのモンティ首相が、ギリシャはEUに止まるので無いか…と希望的観測を述べる一方、ギリシャは、EU内に止まるなら、約束した財政緊縮策を遵守すべき…と、ドイツのメルケル首相はタカ派発言をつづけています。この人が発言すると、ギリシャ国民の感情を逆撫でしますので、選挙が済むまではおとなしくしておいてほしいのですが、マスゴミが放っておきませんから…。おかげでというか、ギリシャのスカイハイが実施した、最新のアンケート調査では、急進左派連合が、前回調査の28%から30%に支持を拡大。新民主主義党は前回の24%からやや支持を伸ばしたものの、依然、急進左派連合に4%近い差をつけれていると言います。ただ、現状のままではいずれも過半数には達しないと、見られており、しばらくは流動的な動きがつづくことになりそうです。ますます、先が読みづらくなりました。EUサミットでは、ギリシャ離脱への準備は正式には表明されませんでしたが、国別や組織段階では、個別に備えを始めているようです。まあ、急進左派連合の主張からみて、離脱問題が本格化するのは選挙が終わってからでしょう。今年の夏は、ひやひやさせられて、クーラーがいらないかも知れませんね。

 24日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2529ドル75セント +33ドル60セント(0.27%)

 NASDAQ総合指数 2839.38ポイント -10,74ポイント(0.38%)

 S&P500  1320.68ポイント +1.82ポイント(0.14%)

 CME日経平均先物(円建て) 8585円 +25円

 米国10年もの国債金利 1,777% +0.023%

 ニューヨーク原油 90.66ドル +0.76ドル

 GOLD 1557.50ドル +9.10ドル

 ドルインデックス 82.26 +0.26


 昨日の米国株は、欧州市場が景気刺激策への期待感から堅調に推移するなか、朝方発表された新気失業保険申請件数が、わずかながら前回水準を下回ったことを好感し、堅調な始まりになりました。より後は前日引け値付近でもみ合う展開になりましたが、この日発表された耐久財受注が予想を下回る伸びしかなかったことや、バグダッドで開催されたイランとの協議が物別れに終わったことから、一時下落幅を拡大。ニューヨークダウは、この日の安値1万2419ドル(前日比79ドル安)をつける場面がありました。ただ、引け近くに、イタリア首相が、ギリシャのEU残留に関し楽観的な観測を示したことを好感し、引けにかけ買いなおされ、株価は下げ幅を縮めています。結局、ニューヨークダウは反発、S&P500は続伸して終わったものの、NASDAQ総合指数は反落して終了しました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比8070万株減の7億7819万株。騰落状況は、値上がり1760、値下がり1276。VIX指数は、前日比3.5%下げ、21.54に低下しています。

 ニューヨークダウは反発。ダウ30種は値上がり21、値下がり9。大幅な人員削減計画を打ち出したヒューレッドパッカードが、3.3%近く上昇。原油価格の上げを映してシェブロンが1%超え上げたのが目立ちました。一方、ドルの上昇を嫌気して、キャタピラーが1.4%下落したほか、ボーイング、ユナイテッドテクノロジーズなど輸出関連株の下落が目立っています。業種別では、空運、貴金属、家電、住宅リフォームなどが上げた一方、石炭、OA機器、通信、鉄鋼、パイプライン運営などが下げています。
 ニューヨークダウは底値模索の動きが始まっています。下値に200日移動平均線が控えているほか、以前から指摘している、昨年10月~12月にかけて形成したテーブルを意識しているようです。ドルインデックスの上昇が輸出への懸念を強めているほか、前回形成したレンジ相場の下限1万2700ドルが上値抵抗として意識されており、当面は、頭の重たい動きが続きそうです。

 米国株は高安まちまち。CME日経平均先物は、大証終値を25円上回る8585円で帰ってきました。レンジは8500円~8620円。円は、対ドルは79円50銭台で膠着状態ですが、対ユーロは、EUへの危機意識の高まりから、終値ベースでも100円を割り込み、99円70銭台で帰ってきました。本日の日本株は、寄りつきは、CME価格にサヤ寄せし堅調なスタートが予想されるものの、週末であることにくわえ、米国株が3連休を控えてることから手控え気分の強い展開になりそう。昨晩も書きましたように、8500円のオプションの取り組みをめぐって先物による仕掛け的な商いが入る可能性もあり、指数の動きには警戒がひつようです。個別の材料株が賑わいそうですが、欧州情勢を考えると、超目先意外は見送りが無難か?

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不透明感は続くが、節目を下回ったことによる先物買戻しで小幅反発して終了
 今日の朝は、書き込みができずに失礼しました。また、反抗期のパソコンが言うことをきかず、データがそろったのは10時近く。いまさら、「今日の日本株は…」でもないだろうと思って、止めました。ニューヨークが面白い動きをしていたので、少々残念でしたが…。とにかく、朝の機嫌が悪い…やはり買い替え時?

 さて、注目のEUサミットですが、先日のG8と同様に、インパクトのある策を打ち出すことはできずに終わりました。問題は、ギリシャ国民の選択ですから、結果を見てからしか動け無いということでしょう。とりあえず、財政緊縮策を履行した上で、ユーロ圏に止まることを求める、と、ありきたりの表現で結んでいます。新政権ができたときに、どういう要求をだしてくるか、離脱を含め、実務者レベルで詰めていこうということでしょう。ただ、ドイツなどはやはり強硬ですね。財政緊縮の履行無しには、次の融資は実行しない気でいますから、新政権が誕生しても、6月末までに追加の財政削減策をまとめることを要求するするでしょうから、まだまだ、火の粉は残ったままといえそうです。また、市場が期待した欧州共同債の導入については、意見が対立したまま終わったようで、宣言にも盛り込まれませんでした。もともと、発行の前提には財政統合がありますから、短期間で発行までこぎつけるのは無理な話し。まあ、結局、何も決められず、6月のサミットに下駄を預けた格好になりました。財政主義とならんで成長重視を打ち出したことは前進ですが。

 昨日の米国株は、サミットで何か出るのでは…と期待して引けにかけ、急送に下落幅を縮めて終わっていますが、結果的には肩透かしをくらった格好になっています。昨日の朝も書きましたように、昨年10月から12月末にかけ、1万2300ドル付近でテーブルを形成していますから、EUサミットで何かで出た場合に備え、買戻しが入ったということでしょうか。なんやかんや言っても、住宅関連指標、雇用、個人消費などは堅調に推移。経済自体は巡航速度にありますので、ファンダメンタル面から売られる要素は少ないものと思われます。むしろ、最近の景気の底堅さからFRBがQE3を実施する環境が遠のいた、との観測もでています。とはいっても、6月17日のギリシャの選挙結果いかんでは、スペイン、イタリアの銀行に取り付け騒ぎが起きたり、危機を機に、欧州の景気が一段と悪化。欧州とのつながりが深い中国の景気を悪化させ、さらに米国や日本を不況化させる恐れがないともいえません。最近の米国株の不振には、欧州危機によるドル上昇で輸出競争力の低下が顕著で、キャタピラーやボーイングなど輸出主導株に影響。またドル高は国際商品価格のドル建て価格の下落につながりますから、資源株も下落するなど、直接、間接に米国株に影響を与えています。やはり、結果が予想できないというのは、市場にとっ手の最大の脅威。まだ、しばらくは世論調査の結果を見ながら右往左往することになるんでしょう。

 ただ、レポートでも書いていますように、今回の米国株の下げについては、上げの第3波動内の第二打投げ終了にともなう中間反落と見ていますので、ショック安し、上げ波動きが終焉するような動きにはならないものと考えています。まあ、今回ばかりは6月17日まで待たないと仕方が無いのでしょうか。ちょっと、事前に織り込むというタイプのものではないだけに、予断を許しません。

 今日の日本株は、昨日の米国株が、引けにかけ急速に下落幅を縮めて終わったものの、海外為替市場で、ユーロが100円の大台を割り込んだことを嫌気し、欧州向け輸出比率が高い自動車株や精密株が売られ、続落スタートになりました。JR西日本の鉄道インフラ補修(1000億円予算)を手がかりに、橋梁株やコンクリート製品など内需株が買われたものの、円の水準が高めに推移したことや中国の景気指標の悪化から、先物売りが増加。裁定解消売りを誘い、日経平均は一時8500円を割り込む動きもありました。ただ、8500円を割り込むと、目標達成感やオプション筋の防衛買いなどから先物を買う動きも強まり、指数は反発。一時、8600円付近まで戻す場面もありましたが、成果がなかったEUサミットへの失望感から、今晩の欧州市場への懸念もあり、引けかけ利食いがでて、上げ幅を縮めて終わっています。結局、日経平均は6円78銭高の8563円38銭、TOPIXは0.68ポイント高の722.25ポイントと小幅反発して終わりました。出来高概算は、18億197万株と前日からはやや減少しています。騰落状況は、内需系が買われ、上昇814、値下がり682となりました。

 日経平均サイコロは5勝7敗、RSIは20、25日線かい離はマイナス6.8%、騰落レシオは70でした。日経平均は、下値模索の段階にありあすが、依然、先物次第の状況が続いています。今日の先物安値は847円でしたが、CMEのレンジ下限は848円ですから、これを意識して先物が買い戻されたものと思われます。問題は、8500円という水準。オプションでも一番商いの多いところですが、先物筋が8500円以下まで売り崩す動きが出てくると、オプションコールを買っていた投資家は、損失カバーのために、先物を売ってくる可能性もあります。これが、裁定解消につながれば、指数はさらに下押すことになります。まあ、明日の動きは注意したほうがいいかもしれません。やはり、指数と個別の動きがかい離するには、もう少し時間が要るのかもしれませんね。まあ、昨日、強烈に下値からたくって終わった米国株の動きに期待…というところでしょうか。

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格下げ、貿易収支の悪化、ギリシャ懸念、円高と悪材料が続き、とどめは日銀の現状維持…底入れ期待はむなしく、急反落
 まあ、よく悪材料がつづきます。
 昨日の米国では、折角、続伸していたのに、ロイターが「旧ギリシャ政権で、EU離脱準備の議論があった…」と、パパデモス元首相が話したと報道。上げた分は帳消しになってしまいました。その後には、格付け会社フィッチが日本国債の格付けを引き下げています。消費税論議が難航しているから…ということのようですが、内政干渉とちがうんでしょうか。このところ、国際機関など海外から、日本の消費税上げを後押しするような話が流れていますが、今の日本の経済状況でデフレ的な消費税引き上げを実施することは成長を阻害することは明らか。今回のEUのごたごたも、財政緊縮一辺倒では、却って財政状況を悪化させ、デフレに突っ込む可能性があるからとして、成長主義を盛り込もうとしてしているのです。これをみても、日本の進む方向が間違っていることは明らか。私企業が、どうどうと、内政干渉的な動きをしているのに、それに対して政府から何の反応も無いというのも変な話し…。消費税を引き上げをやりやすくするために、財務省の関係者が国際機関や格付け会社を利用しているのではないかとさえ疑いたくなります。なんか変ですね。今の、政府や官僚の動きは一応疑ってかかるのが正解だとおもいます。

 また、朝方発表された4月の貿易収支は赤字幅が予想の4708億円を上回る5203億円に増加。原発停止にともなう燃料の輸入が貿易収支を悪化させています。また、日銀は予想通り、現状を据え置きました。全員一致だそうです。円高に歯止めはかからないし、日銀の政策に失望して株価が下落。市場が、日本経済の先行きを懸念しているのに、全員一致…。審議委員のなかには、少しは懸念する人はいないんでしょうか。また、白川総裁は「基金の買取を進めていく」と緩和姿勢を強調しますが、3月、4月と2ヶ月連増でマネタリーベースはマイナスを続けているのです。基金の買取ばかりを増やしても、日銀本体の調節で資金吸収をやれば、マネタリーベースは増えませんね。今日の記者会見で、どこかの記者が、このことを質さなかったのでしょうか。どうも、日銀は、本気ではないのではないかとおもわれます。これでは、デフレは解消されないでしょう。市場がデフレの持続を気にしているときに、国会では、一生懸命、日本のデフレを深刻化させる消費税引き上げ論議をやっている。この国は、需給ギャップを解消するために、緊急に、新産業の育成など経済のパイの拡大を話し合わねばならないのに、経済の足を引っ張る政策しか話あっていない…。やはり、昨年11月、G20サミットの席上、誰も望んでもいないのに、消費税引き上げを国際公約にして以降、株が下落したことを見ても、市場が消費税引き上げを懸念していることは明らか。政府と、日銀とよってたかって、日本のデフレを深めたいようです。
 
 今日の日本株は、朝方から格下げ、貿易収支の赤字拡大、ギリシャ不安の拡大と悪材料がそろい踏みで、スタートしました。米国のCME日経平均先物が、円安を好感して小幅高で帰ってきていましたから、寄り付き段階では、堅調にスタートしました。ただ、寄り後は、先物売りが断続的にでて下落。さらに、中国をはじめとするアジア株も全面安になったことから、さらに先物売りが増加。裁定解消売りもでて下落幅を拡大していきました。ただ、日銀の追加緩和への警戒感もあり、売り方もやや腰が引けた感じでしたが、日銀が政策据え置きを発表すると、円が上昇。これをみていたように先物を売りたたく動きが強まり、裁定解消うりがでて、一段と下げ幅を拡大。日経平均は先週つけた安値を下回るとともに、一時は、8500円のい大台も割り込んでいます。まあ、望みの綱とみていた日銀からも見放されたのですから、こんな相場になるのも仕方が無いのでしょう。

 結局、日経平均は、172円69銭安の8556円60銭、TOPIXは11.76ポイント安の721.57ポイントと、ともに反落して終わっています。出来高は、昨日から4億株増加して、19億1663万株になりましたが、今日は「プッツン」売りがだいぶ出たようです。先週の段階で、総悲観的な売りがでたように感じましたが、まだ、地獄の釜の蓋は開いてなかったんですね。一旦は、釜の淵まで追い込まれないと底は入らない野かもしれませんが、商いが膨らんだということは、その時期が近いことを暗示しているのかもしれません。氣を張って望まなければなりませんね。
 日経平均サイコロは、5勝7敗、RSIは21、25日線かい離はマイナス7.3%、騰落レシオは67と、サイコロを除いていいところに来ているようなんですが…。
 
 また、今日発表された18日までの裁定買い残ですが、週間で2592億円減少し1兆6600億円になりました。裁定残は2週間で4400億円も減少しています。裁定解消売りがどのくらい市場に影響を与えているのか、この数字をみたら分かりますね。それも、まとまった裁定取引をやっているのは、外資系や国内を含めても数社。このわずかな証券会社のおかげで、時価総額の多くが失われています。まだ、1兆6600億円あるのですから、市場が萎縮して、下値に買い物が入らなければ、理屈ではこの1兆6600億円がゼロになるまで指数は下がり続けるということになります。以前から、裁定解消売りが本格化したら下値めどは立てられないと書いたことがありますが、どうやらその気配がでてきたようです。以前から、「賽の河原の石積み」と書いてきましたが、そろそろ、先物のレバレッジの見直しを考える時期に来ているんではないですかね。このまま、今の高レバレッジを続けていると、日本経済が破壊されてしまうことにもなりかねないと思うのですが。日本のバブル崩壊の原因を作った株価の下落は、先物と裁定取引を通して演出されたことを、忘れてしまったのでしょうか?
 
 欧州は、1%を超える下落でスタートしていますし、GLOBEX米国株先物も安い…。

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欧州株高や予想を上回る住宅関連指標を好感し続伸するも、ギリシャEU脱退検討報道で上げは剥落へ
 おはようございます。

 相変わらず、欧州は「楽観」と「悲観」の間を漂っているようです。成長重視派は、なんとか今晩の臨時サミットで欧州共同債への道筋をつけようと、画策していますが、ドイツやオランダ、オーストリアなど財政緊縮派は、反対姿勢を貫いており、今回のサミットでは、何の成長刺激策も出てこないのでは…との懸念も生じています。ただ、デフレ色を払拭するためには、何らかの対策をとらざるを得ず、朝方伝わる話では、プロジェクト債の発行を容認する方向で合意するのではないかとの観測もでています。昨日は、ギリシャ急進左派連合の党首が「選挙で勝利しても、EUを脱退することは無い…」と改めて表明したことで、市場にも安心感が生じ、ギリシャ、スペイン両国債金利も低下しています。

 欧州内では、比較的危機感は後退したように思われますが、海外のほうは引き続き情勢を懸念。国際金融協会(IIF)が、スペインの銀行の不良債権拡大を懸念。さらに引当金を積みます必要があるなどと、予想を発表。国際機関からもギリシャが脱退した場合に、危機が世界に拡散するなど悲観的な予想が出されています。また、昨晩の米国株は、予想を上回る住宅関連指標から続伸Sていましたが、引け近くに「ギリシャ首相が、EU脱退準備の議論があった」と述べたことが報道され、上げ分を帳消しにしてしまっています。ギリシャの選挙が終わっても、まだ次の融資へ向けての削減策の策定が残っていることや、新政権がトロイカとの交渉でどういう条件を出してくるか流動的な部分も多く、まだしばらくは、懸念と楽観の間を揺れ動くことになりそうです。まあ、悲観から懸念に変わっただけ、ましということでしょうか。

 22日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2502ドル81セント -1ドル67セント(0.01%)

 NASDAQ総合指数 2839.08ポイント -8.13ポイント(0,29%)

 S&P500 1316.63ポイント +0.84ポイント(0.05%)

 CME日経平均先物(円建て) 8745円 +15円

 米国10年もの国債金利 1.769% +0.039%

 ニューヨーク原油 91.66ドル -0.91ドル

 GOLD 1576.60ドル -12.10ドル

 ドルインデックス 81.85 +0.70

 
 昨日の米国株は、今晩開催されるEU臨時サミットへの期待感から欧州市場が上昇した流れを受け、続伸してスタートしました。この日発表された中古住宅販売件数が予想を上回ったことから、住宅関連や銀行株などが買われ上げ幅を拡大。ニューヨークダウは、一時、この日の高値1万2575ドル(前日比71ドル高)をつける場面もありました。その後、リッチモンド連銀製造業景気指数が予想を大幅に下回り、上げ幅を縮める場面もありましたが、今晩開催のEUサミットへの期待感から上げに転換。この日の高値に接近したところで、ロイターが前述のギリシャ首相の談話を報じたことから、一斉に売りに転換。ドルが上昇したことから原油など国際商品が下落。これを嫌気して資源・エネルギー株が下落したほか、ドル高を嫌気して輸出関連も売られるなどし、引け間際には60ドル近く下落する局面もありました。引けかけてはやや買い戻されたものの、結局、ニューヨークダウとNASDAQ総合指数は反落。銀行株の上げでS&P500は続伸して終わっています。ニューヨーク市場の出来高は、前日比4711万株増の8億4544万株。騰落状況は、値上がり1580、値下がり1483。VIX指数は、前日比2.14%上げ、22.48に上昇しています。

 ニューヨークダウは小幅反落。ダウ30種は値上がり14、値下がり15、変わらず1。バンクオブアメリカが2.2%、JPモルガンが4.6%それぞれ上昇。一方、アルコアやキャタピラー、デュポンなど輸出・景気敏感株が売られています。業種別で上昇したのは、タイヤ、資本財、住宅建設、銀行、レジャー用品など。一方、石炭、貴金属、鉱山、インターネット関連などが下落しています。
 ニューヨークダウは、続伸していましたが、ロイターの報道で腰折れになってしまいました。ユーロの軟化でドル高が進行しており、市場は、輸出の鈍化を懸念。輸出株が多いニューヨークダウの動きが鈍くなっています。前日の上げで、目先の下落に歯止めがかかったものと思われますが、なかなか上値を追う材料が整わないようです。レポートでも指摘したように、昨年10月から12月末にかけて形成したテーブルが下値支持ゾーンとして意識されているようです。当面、このゾーンを下値に値固めする動きになりそうですが、上値から25日線が下落しながら近づいており、そろそろポジティブサプライズがでて、一気に状況を改善する動きが必要になってきているようにおもわれます。

 米国株は高安まちまち。CME日経平均先物は、大証終値を15円上回る8745円で帰ってきました。レンジは8690円~8790円。円は、フィッチによる日本国債格下げを受け、対ユーロ、対ドルともに軟化。一時80円台に乗せる場面もありましたが、ギリシャ政府のEU離脱議論を受け、再度、買いなおされ、対ドルは79円90銭台、対ユーロは101円40銭台で帰ってきました。本日の日本株は、国債格下げの影響や日銀金融政策決定会合の結果待ちで、見送り気分の強い始まりになりそうです。今日3日続伸できるかどうかは、当面の日本株底入れのサインになりますので、日銀の決定と為替の反応がポイントになりそうです。前場は様子見。後場からは、日銀の決定内容をみて物色の方向感をきめることになりそうです。昨日の海外投資家の先物売買では、大きなイベント(日銀政策決定会合)を控えているのもかかわらず、売りこしをしていましたが、まさか、格下げを知っていたのではないでしょうね~?

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海外株高や中国の経済政策転換を期待して、反発して終了…日経平均の続伸は一ヶ月ぶり
 今週に入って、世界的な「悲観」の流れは変化してきたようです。スペインのラホイ首相が、EUサミットで財政協定が採択された直後、財政緊縮策を緩和する、と発言。以後、EU南部の国を中心に財政緊縮一辺倒への批判的な動きが強まり、一番きつい財政緊縮策を押し付けられているギリシャで、爆発。連立与党が総選挙で惨敗。EU脱退の確率が増したことから、危機の連鎖を懸念した市場は、先週にかけてリスク資産売りを強めました。もともと、米国などは、財政緊縮一辺倒では、デフレ色が強まり、税収減から却って、財政赤字が拡大する…として、昨年、米国のガイトナー財務朝刊がEU財務相会議に乗り込み、ESMの銀行化などレバレッジを効かせてた資金力の増強で危機克服をすべき、など米国で経験した危機克服策を提言しましたが、冷たくあしらわれたという経緯がありました。

 結局、米国が指摘したように、厳しい財政緊縮策に取り組んだ南欧諸国の景気が低迷。計画通り財政赤字の削減ができず、そのたびに、緊縮策を強化。国民生活に影響し始めたことから、政府や、緊縮策を押し付けるドイツへの反感が募っています。また、ギリシャ債務の削減のため、民間債務の借り換え(実質、一部放棄)を行いましたが、ギリシャ国債を多く持っていたのがギリシャの銀行。実質、債権放棄のようになり、巨額損失を抱えることになっています。もともと、ユーロ導入の際に、バブル景気がおき、税収が増加したことで、香味陰の数を増やすは年金支給額を引き上げるはと無駄遣いする一方、国民の側も税金をごまかして払わない、集めるほうも本気で集めないといういい加減な国家運営をやった結果で、自動自得みたいなところはあります。一度に付けを払えといわれても、景気が悪化して収入が減っては、払いたくても払えない。なんとか、景気が立ち直って借金を払えるようになるまで、2~3年待ってよ…というのが、急進左派連合の主張というところでしょうか。

 今回の、G8では、EUから脱退されて、危機がスペイン、イタリア、ポルトガルなど高債務国に連鎖して、世界的な規模の金融危機に発展してはたまらないから、「ちょっと、待ったったらどうや」と米国あたりが言い、ドイツのメルケル首相が「甘い顔をしてたら、どこまでも付け上がるから、そんなんできない」と突っぱねたというところでしょうか。そんなら、せめて、「景気の建て直しくらい助けてやったら…」といわれ、ドイツは(「ギリシャがEUから脱退したら、ユーロが急上昇して今までどうりに儲けられないし)そんなら、しかたが無いね。そのかわり、もうこれ以上、EUには貸し込まないよといっているIMFに貸し出しを増やすように言ってよ…」てな調子で、あの声明文になったのでしょう。

 先日もかきましたが、バランスシート不況の論者であるリチャードクー氏が、欧州に足を運び、処方箋を解説したとの話もあり、EUもようやく、財政緊縮一辺倒では、デフレに突っ込んでしまうということが分かってきたのでしょう。ドイツ国内でもメルケル首相率いる与党が敗北したのも、ドイツ国民がこのリスクに気づいたからではないでしょうか。今後、ESMやECBをつかった、資金供給が増加するでしょうし、ECBの利下げ、23日の臨時EUサミットでは、欧州共同債の発行も議論されることになりそうです。実際に、導入されるには、時間が必要ですが、道筋だけでもつけられれば市場は好感してくるはずです。今日の欧州株は、この一連の変化を読み取ったのか、軒並み続伸して始まっています。何とか、収めてほしいものです。まあ、ギリシャに関しては、正直、国民感情のもつれがありますから、メルケル首相が意地を張ると悪い方向に行ってしまう可能性が無いではありません。

 今日の日本株は、海外投資家が潮目の変化を感じはじめたのか、買戻しを強めたようです。今日から日銀の金融政策決定会合が開かれ、明日の昼ごろまでには結果がわかるでしょうが、「現状維持」とみる向きは売りポジションをそのままにしています。「もしかしたら…」というところは、海運や鉄鋼、機会など景気敏感セクターの買戻しを進めたようですが、大半は、模様眺め。引けにかけては、先物買いとそれにともなう裁定買いが入り指数は続伸して終わりました。日経平均は、95円40銭高の8729円29銭と続伸、TOPIXは8.18ポイント高の733.33と反発して終わっています。ただ、日経平均は高よりした後、膠着感を強めており、終日値幅は50円と小幅に止まっています。出来高概算は15億1900万株と昨日を下回っており、見送り気分が強かったことを示しています。

 ただ、短期資金が、値の軽い仕手系株をあつかったことや、潮目の変化を感じた投資家が、早手回しに売られすぎになっている株に小口の買いを入れたことから、騰落状況は、値上がり1081、値下がり471でした。日経平均の連騰は、先月25日、26日以来、約1ヶ月ぶりのこと。まあ、日米とも、重要な下値支持線を切り込んでおり、よほどのサプライズが出なければ、重い荷物を背負って坂道をのぼるような戻りになるのでしょうか。まず、米国株の動きが焦点…。日経平均サイコロは5勝7敗、RSIは21、25日線かい離はマイナス5.7%に縮小。騰落レシオじは73に拡大。物色範囲が広がり始めています。
 円ドル相場が、だんだん80円に近づいていますが、日銀さん、何かやるのでしょうか?

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欧州の落ち着きや予想を上回る景気指標、ドル安を好感し、ニューヨークダウは7日ぶりに反発
 おはようございます。
 
 G8サミットの結果を受け、欧州の動きも活発になってきました。明日の夜には、臨時のEUサミットが開催され、成長策などが話しあわれるようですが、事前の会議では、ドイツのショイブレ財務相が、いかなる成長策も検討する用意があると、リップサービスをしていますが、メルケル首相は、欧州金融問題解決への決め手になる欧州共同債については引き続き反対、欧州恒常的安定基金(ESM)の銀行化による資金力の強化にも反対しており、サミットでは、ドイツ対南欧諸国の対立色が鮮明になるかもしれません。昨日も書いたように、輸出景気に湧き、海外からの資金流入で不動産バブルの予兆があるドイツと、他の国との状況は大きく異なっており、大規模な景気刺激策は、ドイツのインフレ恐怖症を目覚めさせる懸念もあります。

 財政と成長のバランスをとることを目指す…といっても、具体策を策定するのはドイツの資金力無しでは困難。市場は、とりあえずG8の成長重視への転換や、ギリシャのEU残留を希望するとしたことを評価しましたが、ギリシャの国民感情は揺れ動いており、来月17日の選挙結果を見てみないと、分からないというのが本音でしょう。ギリシャの財政緊縮への取り組みに不信感を抱いているドイツメルケル首相と、同首相からいじめられていると感じているギリシャ国民との感情的なもつれが背景にあり、今後の同首相の発言次第では、世論が過激な方向に傾かないともかぎりません。今年の「六白金星」は、これまでの権力者が失墜するとか、予想もしない悪い選択がなされる可能性がある星とされています。まあ、ぎりぎりまで楽観しないほうがいいのかおしれません。

 21日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2504ドル21セント +135ドル10セント(1.09%)

 NASDAQ総合指数  2847.21ポイント +68.42ポイント(2.46%)

 S&P500  1315.99ポイント +20.77ポイント(1.60%)
 
 CME日経平均先物(円建て) 8695円 +75円

 米国10年もの国債金利 1.730% +0.01% 

 ニューヨーク原油 92.57ドル +1.09ドル

 GOLD 1588.30ドル -3.20ドル

 ドルインデックス 80.97 -0.12


 昨日の米国株は、G8サミットの結果や中国・温家宝首相が景気刺激的な発言をしたことを好感。欧州市場が総じて堅調になった地合を受け、前週末の引け値水準で顕著な始まりになりました。前週までの下げへの警戒感がつよく模様眺め気分が強い中、ユーロが買いなおされたことを受け、原油価格が反発。資源・エネルギー株が買われたほか、中国の軽視刺激策への転換期待やドル安を好感し、輸出関連が買いなおされるなどし、指数はじり高に転換していました。また、フェイスブックのIPOが終わったことから、資金が他のハイテク株に還流。NASDAQ市場が上昇したことも刺激材料になり一段高しています。また、最近さえない景気指標が続く中、この日発表されたシカゴ連銀全米景気指数(4月)が、前月のマイナス0.44からプラス1.1に上昇したことも安心材料となり、引けにかけ一段高。ほぼ高値圏で終わっています。結局、主力3指数とも7反発して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前週末比3億6242万株減の7億9633万株でした。騰落状況は、値上がり2592、値下がり448と、ほぼ全面高。VIX指数は前週末比12.3%下げ、22.01に低下しています。

 ニューヨークダウは、7立会日ぶりに反発。ダウ30種は、値上がり23、値下がり7。バンクオブアメリカやJPモルガンがそれぞれ2%超え下落。銀行株への懸念が続いていました。一方、中国の景気政策転換期待やドル安を好感して、キャタピラーやボーイングが各3%超え上昇。アルコアやデュポンなど景気敏感株も堅調でした。業種別では、貴金属、コンピューターハード、石炭、鉱山株などが上昇。住宅リフォーム、個人用品やビール、固定電話サービス、通信などが下落していました。
 NYダウは陽線で先週末に陰線を包む目先の底型をつけ、底いれ期待を強めています。ただ、昨年7月高値1万2700ドルを底値とするレンジ相場を割り込んでおり、当面、このレンジ内に復帰できるかどうかが焦点。日本と同様に、「赤三兵」や三本新値の陽転など底入れサインを確認したいところ。

 米国株は反発。CME日経平均先物は、大証終値比75円高の8695円で帰ってきました。レンジは8540円~8715円。円は、ユーロが買い戻されたことを受け101円50銭台に軟化。対ドルも日銀への政策期待や米株高を受け79円20銭台へとやや軟化して帰ってきました。本日の日本株は、CME終値にサヤ寄せし、先物買いが先行。堅調なスタートになりそうです。ただ、このところ、先物売りを増やしていた米系証券は、昨日も売りこしになっており、日銀の政策変更無し→円高持続を読んでいる節があります。日銀については、政策現状維持の予想が強いものの、政府内で日銀法改正をちらつかせ圧力を強める動きもあり、予想外の行動に出ることもあるかもしれません。買い一巡後は、GLOBEX市場、中国株動向などを見ながら神経質な展開になりそうです。引き続き、売られすぎの好業績内需小型株に注目…。

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G8の成長重視や中国の景気刺激を好感して小反発するも、見送り気分の強い展開
 当面の重要イベントだったG8が終わりました。欧州に対し、「ギリシャのことを何とかしろ」と厳しい要求をつきちけたものの、「とりあえずは、自分たちでやってね…」と、一線を引いたようです。ギリシャへの甘い対処はモラルハザードをまねくとして、トロイカとの合意は、絶対に緩めないと、ドイツのメルケル首相は強硬姿勢を強めたようですが、ギリシャ国民の感情を刺激しますから、彼女には余り発言してもらわないほうが良いのかもしれません。ただ、成長促進策を、財政緊縮主義と並んで実施することにしたのは、欧州にとっては明るい材料です。ドイツの場合は、ユーロ安で輸出景気に湧いていますし、EU危機で国内にリスク回避マネーが流れ込み不動産バブルがおきそうになっていますので、今頃、景気刺激なんてやられるとインフレが起きると、反対姿勢がつよまるんでしょうけど…。まあ、少なくとも一歩前進したのは間違いないでしょう。6月にも、独仏伊にスペインの首相を加え、会談がもたれるようですが、どんな対策がでてくるか…。

 また会議では、IEAに働きかけて、備蓄原油を放出し、価格の低下をはかるような動きをしています。イランへの圧力もあると思われますが、今日、バクダッドでイラン・安保理国との協議があり包括合意を目指す予定ですが、原油価格に下落圧力をかけて、譲歩を引き出そうというのでしょうか。オバマ大統領の関心は、こちらのほうが高かったんではないでしょうか。まあ、当面は、欧州が独自に取り組むしかなさそうです。ECBの利下げや3年もの資金供給第3弾なども俎上にあがりそうです。まあ、株価にとってはプラスになりそうですね。今日の欧州株は、朝から厭な話が流れたものの、総じて高く始まっています。

 さて、先週15日までに実施されたギリシャの世論調査では、旧連立与党を合わせた支持率が41%に達し、再選挙での優勢が伝えられましたが、最新の調査では、再び、急進左派連合が、支持率28%でトップに返り咲いたようです。同党党首が「財政緊縮策の合意破棄とはEU離脱を意味しない…」と言ったのが効いたのでしょうか。同党首は、ドイツのメルケル首相など欧州首脳と会って、緊縮策実施の延期を申し入れるとのことですが、果たして会ってくれるのでしょうか。あえて、会わなければ、ギリシャ国民のメルケル首相への個人的な反感を強め、急進左派連合に有利にはたらくという計算もあるのでしょう。まあ、まだしばらくは、流動的ですから、総選挙の結果をみるまでは、予断を持って動かないほうが良いのかも知れませんね。また、今日は、スペインが、トロイカに救済を申し入れるとの話も流されていました。投機筋が、先週までの流れを壊したくないとして、流しているよたネタかも…。まあ、しばらくは、成長策への期待感とギリシャ、スペイン問題のつなひきということでしょうが、先週までの真っ暗な状態から、成長策期待という、明るい材料がでてきたがけでも、前進したということでしょう。

 今日の日本株は、週末のCME日経平均先物が大証終値を45円下回り8555円で帰ってきていたものの、G8で成長策が提唱されたことや、明日から開催される日銀金融政策決定を控えた弱気ポジションの解消から買戻しが入り、前週末比引け値に比べ、小幅高でスタートしました。為替市場で円が高めに推移したことから、輸出株が軟調に推移したものの、全国で橋の老朽化で通行止めが増加しているとの記事があり、修復需要が増加するとして橋梁株が買われたほか、好業績にもかかわらず売られた小型株にも買い戻しの動きが入り、全般は反発しました。ただ、指数については弱気と、強気が交錯。日経平均の終日値幅は68円と小幅にとどまっていました。この日は、中国で景気刺激策が期待されることから、ファーストリテーリングやファナックが買われ、両銘柄だけで指数を24円80銭持ち上げています。結局、日経平均は22円58銭高の8633円89銭と小幅反発したものの、金融株などがさえなかったことからTOPIXは0.39ポイント安の725.15ポイントと続落して終わっています。出来高は、15億965万株と前週末から急減しています。指数は冴えなかったものの、騰落状況は、値上がり958、値下がり587と個別株に押し目買いが入ったことから、全般の値動きは堅調でした。

 日経平均サイコロは、5勝7敗。RSIは15、25日線かい離はマイナス7.1%、騰落レシオは72に上昇しています。指数の鈍さが目立ちます。まあ、海外情勢(特に米国株)の動きを見ながら、底値を探る展開になりそうです。先週末で比較して、日経平均予想PERは11.39倍、ニューヨークダウは11.75倍と、同水準に落ち、数字でも日本株の割安感が目立ってきました。米国では、スポンジのように市場の資金を吸い上げていたフェイスブックのIPOが終わり、また市場に回帰してきます。レポートにも書いたようにテクニカルな下値メドにも近づいてきますので状況は変わってきそうです。レポートでも振れましたが、先週までに発表された3月期決算で経常利益が今期100%以上増加するものは65社に達し、一番増加率が多いものは3066%にも達しています。先週までの下げで、PERが10倍をきったものの多く、割安なものがふえています。今日の個別株の買いは、このあたりを意識したものもあるんでしょう。とりあえずは、底打ちサインを確認して動いても遅くはないと思いますが…。

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期待はずれのフェイスブック公開やG8などイベントリスクを警戒して6日続落して終了
おはようございます。 折角書いた原稿が、保存ミスで行方不明になってしまいました。全部書き直す気力も残
っていませんので簡単に書いておきます。朝から最悪の気分です。

 さて、欧州では、英国の紙幣印刷会社が、ギリシャの「ドラクマ」の印刷準備をはじめたとか、欧州委員会がギリシャがEUを離脱するシナリオを検討しているとの話が伝わり、一時、イタリアやスペインの国債が売られ、ドイツ国債が買われる場面がありました。ただ、離脱シナリオの検討については、欧州委員会のギリシャ担当委員が正式に否定しています。また、ギリシャで行われた世論調査結果で、旧連立与党の支持率が上昇、合意見直しを迫る急進左派連合の支持率が低下したことなどを好感。G8などイベントリスクもあり、ユーロや債券を買い戻す動きもあり、市場はやや落ち着きを取り戻しています。
 
 18日の米国市場動向
 ニューヨークダウ  1万2369ドル38セント -73ドル11セント(0.59%)

 NASDAQ総合指数 2778.79ポイント -34.90ポイント(1.24%)

 S&P500  1295.22ポイント -9.66ポイント(0.74%)

 CME日経平均先物(円建て) 8555円 -45円

 米国10年もの国債金利 1.764% -0.036%

 ニューヨーク原油 91.48ドル -1.08ドル

 GOLD 1591.9ドル +17ドル

 ドルインデックス 81.09 -0.44


 昨日の米国株は、この日IPOされたフェイスブックへの期待感から、反発してスタートしました。欧州への警戒感は強いものの、イタリア、スペイン両国債の金利が上昇から下落に転じたことなどを好感。フェイスブックへの買い人気も手伝い、ニューヨークダウは寄り付き直後、この日の高値1万2492ドル(前日比50ドル高)をつける場面もありました。ただ、コンピュータトラブルなどから、フェイスブックの株価が伸び悩み始めると、週末を意識
した売りが次第に優勢になり全体は下落に転換。同時に、SNS関連株も売られはじめ、引けにかけ軟化。休み中にG8が開催されることや、欧州への警戒から引けにかけ一段安し、結局、主力3指数とも6日続落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、オプションSQに絡む動きから、2億1674万株増の11億6375万株。騰落状況は、値上がり762、値下がり2307。VIX指数は、前日比2.49%下げ、25.10に上昇しています。

 ニューヨークダウは6日続落。ダウ30種は、値上がり10、値下がり20。好決算のウォルマートやATTが1%超えの上昇になったものの、大幅な人員整理を発表したヒューレッドパッカードが2.7%の下落になったほか、JPモルガンなど金融関連が冴えませんでした。業種別で値上がりしたのは、履物、固定電話サービス、通信のみ。石炭、ネット関連、空運、レジャー用品の下落が目立ちました。
 ニューヨークダウは、下値調べの動きがつづいていますが、上昇中の200日線が200日線付近にあり、来週の動きが注目されます。RSIは24に低下。サイコロジカルラインは8.3%と陰の極を暗示。1年先のPERは11.75倍に低下しています。「まだ」なのか、「そろそろ」なのか、レポートで検証してみます。

 米国株は続落。CME日経平均先物は、大証終値を45円下回る8555円で帰ってきました。円は、ユーロに対してやや下落101円付近ですが、対ドルは、米金利が一段と低下したことから一時79円台を割り込む場面もありました。週明けの日本株も環境面からは逆風になりそうですが、詳しくはレポートで分析してみます。
 
 

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欧州への懸念にくわえ、円高の進行や米国景気への懸念から大幅続落
 長い一週間がやっと終わりました。ギリシャのEU脱退問題に振り回された感じですが、終わってみれば日経平均は週間で3.8%を超える下げ。7週間連続で下げ続けています。3月21日にスペインの首相が財政緊縮策を緩和すると発言してから、円安が終焉。4月頭に日銀のマネタリーベースがマイナスになったことで、世界の投資家が、また日銀にだまされたとして円買い、株先物売りに転換。それ以降7週連続して日経平均は下落しています。日経平均は昨年12月から、1月中旬にかけ三角持合を形成。8400円台から、今回の上げ相場を形成していますが、完全にお里帰りした、という格好です。普通なら、スタートラインまで戻れば、何らかの変化が起こるはずですが、今回は環境が環境ですから、なかなかセオリーどおりには行かないのかもしれません。

 問題は、日銀の政策転換(?)でできた円安や株高へ向けて作られたポジションの整理が、今回の下げでどこまでついたのかということです。日銀の政策転換を期待して、シカゴIMM通貨先物市場では、5万枚を超える円売りポジションが作られましたが、先週段階でもまだ4万枚を超える玉が残ったままでしたので、円高へ向けての爆弾を抱え込んだままでした。また、円売りの一方で株先物買いが行われ、その結果裁定買い残がつみあがり、株のほうでも爆弾を抱え込むことになってしまいました。株価の方は結構下がりしたが、先週11日段階で、まだ1兆9192億円も残っています。投機筋としては、先物さえ売れば、自動的に裁定解消売りがでて現物が下げ、それがさらに先物売を誘い、スパイラル的に下げていくという流れに誘導することができます。ファンダメンタルやテクニカル面からは下げ止まっても良いと判断して、押し目を狙うつもりでしたが、結局、外部環境に刺激された需給の崩れに負けてしまった格好です。以前から、裁定解消売りがスパイラル的に入り、外部環境悪から買い板が薄くなれば、どこまで下げてもおかしくない、としましたが、今週の動きは、それを実現したような感じの下げでした。

 結局、日銀が本気かどうかしりませんが、政策変更した時にできたポジションが指数の下落幅をひろめ、主力株が下落したことで、信用取引を通じて、新興市場株や小型株にも影響を及ぼしたということでしょうか。先週から今週にかけては、今期大幅な増益が予想される株も見境無く売られ、先行して売られてきた主力株を追っかける格好で下落。まあ、全部が売られたということは底が近いという見方もできます。

 ギリシャのEU脱退については、まだ一ヶ月つきあわされますが、国民も脱退した後に起こる地獄について分かり始めたようで、最近の世論調査では、急進左派連合が支持率を下げる一方、連立与党の支持率は41%に拡大。この支持率どおりに得票すれば、164議席と過半数をうわまわることができるといいます。とにかく、今週は、ギリシャの銀行からの資金流出がスペインの銀行の資金流出に波及。もし、ギリシャが脱退したばあい、他の問題国の銀行の取り付け騒ぎに発展するという、影響が垣間見えたことが、市場の恐怖をあおったと言う見方もできます。

 まあ、成るようにしか成りませんが、日本株の場合は、やはり需給が問題。今週の下げや円高でIMMの円売りポジションがどれくらい減少したか、また、裁定買い残がどこまで減少したかが来週の相場のポイントになりそうです。徹底して緩和するといいながら、3月、4月とマネタリーベースをマイナスにした日銀が、来週22日と23日に政策決定会合をやりますが、市場の反応はどうせ何もしないだろうというもの。円高になろうが、株が下がって景況感が悪化しようが、日銀の財務内容が悪化するよりは増し…という考えを修正するかどうか。欧米の中央銀行の出方とこのところ急激に短期金利が低下。利下げが秒読みになったと見られる中国の動きが注目されます。いつも土曜日に変更を発表しますので、明日は要注意。詳しくはレポートで解説します。でもさすがに、JPモルガンの巨額損失と、ギリシャの再選挙、取り付け騒ぎまではよめませんでした。

 今日の日経平均株価は、前日比265円28銭安の8611円31銭と今年最大の下げ。TOPIXも21.62ポイント下げの725.54ポイントと急落しています。出来高は、前日と同水準の20億5300万株で狼狽売りしたという感じではありません。日経平均の日足サイコロは4勝8敗、RSIは14%、25日線かい離はマイナス7.9%、騰落レシオは68%と、そろそろ異常値に近づいています。週足サイコロは4勝8敗、RSIは44と、中期では調整未了感が残ります。

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欧州への懸念にくわえ、予想を裏切る景気指標の続出を嫌気し続落
 おはようございます。 5月は、久しぶりに「相性」の月となり期待しましたが、年盤の「水」と「土」の対立からくる不調和のほうが、強く表にでる展開になってしまいました。

 欧州情勢は相変わらずで、進展は無し、というところ。昨日、お伝えしたスペイン銀行・バンキアからの預金流出報道は、政府が正式にひていしたものの、格付け会社のムーディーズが同国銀行16行を1段階から3段階格下げしています。このところ、問題がが銀行経営への懸念に発展してきたことから、再び、銀行間貸し出し金利が上昇を始めてきたことには注意が必要です。過去、2回実施されたECBの期間3年もの資金供給で、昨年ほどの危機には至らないものの、高債務国の銀行については、資金取り入れに支障が生じる恐れがあります。ECBの3回目の資金供給の可能性も高まりますが、ギリシャのEU脱退の動向が分からないため、政策が発動できない状態。宙ぶらりんの状態が続き政策対応ができない間に事態が悪化していくのが怖い。長い1ヶ月になりそうです。

 ただ、昨日の波乱は、米国の国内要因によるもの。15日に発表されたNY連銀製造業景況指数(5月)やNAHB住宅価格指数は予想を大幅に上回りましたが、昨日発表された新規失業保険申請件数は予想を上回る増加になりました。4週移動平均は低下していますので、減少傾向に変わりはないと思われますが、前週の数字が増額修正されたことをきにしています。また、フィラデルフィア連銀景気指数(5月)は、予想の+10に対し、-5.8。4月の+8.5から大きく落ち込みました。さらに、コンファレンスボード景気先行指数(4月)も予想の+0.1%を下回り-0.1%に低下するなど、予想外の結果になっています。先のNY連銀の数字が良かっただけに市場の受けたショックも大きかったものと思われます。

 景況感の悪化から、QE3の実施可能性が高まった、として10年債金利は急低下。1.7%と過去最低金利に低下しています。またこれにより、バランスを保っていたドル円相場も、再度、79円30銭台に上昇。80円を割り込んできました。タイミングの悪いことに、ロイターが、来週行われる日銀の金融政策決定会合では、政策の据え置きが決定される可能性が強い…と報道したことも、円買いを促したようです。これを受け、CME日経平均先物は、大証終値を170円下回る8680円に下落してしまいました。一旦回りだした歯車の負の回転はなかなか止まりませんね。世界の景気が変調をきたそうとし、成長促進策をとろうとしているのに、野田政権は、景気の足を引っ張る消費税実施に地道をあげている…やはりこの国は何かがずれている感じがする。

 17日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2442ドル49セント -156ドル06セント(1.22%)

 NASDAQ総合指数 2813.69ポイント -60.35(2.10%)

 S&P500 1304.86ポイント -19.94ポイント(1.51%)

 CME日経平均先物(円建て) 8680円 -170円

 米国10年もの国債金利 1.700% -0.059% ← 過去最低

 ニューヨーク原油 92.56ドル -0.25ドル

 GOLD 1574.90ドル +38.30ドル

 ドルインデックス 81.55 +0.13


 昨日の米国株は、欧州への警戒感がつようなか、朝方発表された新規失業保険申請件数が予想を上回る増加になったことを嫌気し、売り先行ではじまりました。その後発表された景気指標がいずれも期待を裏切る結果になったことから、一部好決算銘柄を除き全面的に売られ、反発らしい反発もなく、終日下げる展開になりました。景況感の悪化からQE3実施への期待感が高まったものの、買いは債券だけにとどまり、欧州懸念がのしかかる株式市場には波及していません。結局、主力3指数とも続落して終わっています。明日のオプションSQ関連の動きもあり、ニューヨーク市場の出来高は前日比7221万株増の9億4301万株。騰落状況は、値上がり424、値下がり2669でした。先行きの警戒感はかなり増幅し、VIX指数は前日比9.97%上げ、24.49に急上昇してきました。

 ニューヨークダウは続落。ダウ30種は値上がり6、値下がり24。予想を上回る好決算を発表したウォルマートが4.2%上昇したものの、世界的に受注が減少していると伝えられたキャタピラーが4.4%下落したほか、JPモルガンが4.3%下落するなど、金融関連も売られました。業種別で上げたのは、貴金属、鉱山、金鉱山、OA機器だけ。海運や住宅建設、損保などが下落上位。ニューヨークダウは、5日連続安。サイコロは1勝11敗になりました。レンジ相場を下放れたことから、大勢上げ第3波の中の2段上げが終了し、中間反落局面いりしていると思われます。当面の下値メドとしては、上昇中の200日線がある1万2200~2300ドル付近か…。ただ、欧米とも政策対応が出る可能性があり、相場は急変する含みをのこしています。

 米港株は続落、CME日経平均先物は、大証終値を170円下回る8680円で帰ってきました。レンジは8665円~8875円。円は、欧州危機を映し対ユーロは100円67銭に、対ドルは79円30銭台にそれぞれ急伸しています。本日の日本株は、CME価格にサヤ寄せし、先物売りから急落して始まりそうです。売り一巡後の動きが注目されますが、週末控えであることから、手控え気分もつよまり先物の売りしかけ次第では、裁定解消うりが増加し、指数的には、厳しい局面も予想されます。ただ、テクニカル派底値ゾーンを暗示していることから、そろそろ押し目を拾う足の長い資金の出動も始まりそうです。引き続き、GLOBEX市場の動きに注目。 
 

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予想を上回るGDP成長率、上方修正された鉱工業生産指数にくわえ、中国の追加景気対策の思惑で買い戻しが入り3日ぶりに反発
 6月17日の再選挙が決まり、しばらくは小康状態になるかとおもったんですが、EU関係者だけでなく、世界の金融関係者から、危惧の声が飛び交っています。まあ、「破滅的な結果になる…」とは言い過ぎでしょうが、なんとか、EU内に止まってくれれば良いという声が多いようです。選挙で第一党に躍進する可能性が高い、急進左派連合の党首は。「ギリシャが強気で財政赤字削減策の見直しを、迫ればEU側は折れてくる…」と、極楽トンボみたいなコメントを出していますが、大丈夫なんでしょうか、この人。ボタンの掛け違えで、脱退なんてことになった場合、何が起きるか分かって物を言ってるんでしうょうか。いざ政権をまかされてみると、わけが分からなくなって迷走を始めた民主党よりもひどいことになりそうでけど…。

 今日流れた話では、ギリシャのマイク社が行った世論調査で、EUを脱退の可能性はない…とするものが47.4%、可能性があるとするものが45.2%だったようです。また全体の81.5%が、将来もEUを寄りどころにするということですから、この1ヶ月の選挙期間中に、EUを脱退した場合に起こることが知れ渡るでしょうから、地獄を見たくないという防衛反応から、案外、穏健な結果に落ち着くのかもしれません。関西のほうで、なんにでも一回は文句をつけてみる人を「いっちょかみ」というそうですが、どうも欧州人の気質には、同じようなものがあるようです。まあ、冷静な判断を期待するしかなさそうです。

 先日、ギリシャの銀行から、7億ユーロのお金が引き出され、もしかしたら、取り付け騒ぎが始まった…として、米国株の足をひっぱりましたが、スペイン政府が、一部国有化を発表した大手銀行バンキアからも、9日以来、10億ユーロ(約1020億円)の預金が引き出されたといいます。先日も懸念したように、、問題国の銀行に危機が波及しようとしています。スペイン政府は、今のところ、銀行各自に引当金を積むように任せていますが、不動産価格の下落が加速している上、ギリシャ危機を嫌気して、預金を引き出す動きが強まると、手がつけられなくなる可能性があります。早急に強制的な公的資金の注入をやらなければならないところに来ている気がするのですが、なんだかあまり深刻に見ている節もありません。事態の認識が甘く、事態を悪化させやすいところも、日本とよくにています。EUも日本のようにデフレに突っ込んでいくのでしょうか。そういえば、最近、野村総研のリチャードクー氏を招聘し、バランスシート不況について勉強し始めたという話もあるようです。一応、意識はしているんですね。

 さて、今日の日本株は、久しぶりに国内要因から反発しました。朝方発表された1-3月期のGDPは予想(3.5%増)を上回る4.1%成長となり、3期連続で成長しました。この段階では、まだ欧州への警戒感が強く、株価は前日引け値をはさんでの出入りとなっていましたが、午後になって発表された鉱工業生産指数(3月)が速報段階から上方修正されると、まず、債券市場が反応。先物が売られたことから、「債券先物売り、株先物買い」の取引が増加。先物買いが先行したことから、現物との裁定買いも入り、指数は急速に戻しています。また、中国で追加景気刺激策の話が流れ、上海市場が上昇したことも弱気のポジションの解消につながりました。このところ、売られてきた、証券株や海運株、鉄鋼株などが幅広く買われ、食品や医薬品などを除き、全33業種中、26業種が上昇しています。引けにかけても買い脅しの動きが続き、結局、日経平均は前日比75円42銭高の8876円59銭、TOPIXは8.28ポイント高の747.16ポイントと、ともに3日ぶりに反発して終わっています。出来高は、前日比で約1億株増え20億7800万株でした。騰落状況は、値上がり1173、値下がり419.値上がり数が4桁を超えたのは、先週8日以来、7立会日ぶり。

 今日の終値で日経平均サイコロは4勝8敗、RSIは24、25日線かい離は-5.1%、騰落レシオは71%に、それぞれ上昇しています。昨年後半に日経平均が三角持合を形成したときの高値11月に接近したところから、下げ渋る動きがでています。とりあえずセオリーどおり(ここまでは罫線破りの動きでしたが…)ですが、このゾーンは週足一目均衡表の雲の下限付近。今日の戻しでなんとか、雲の中に踏みとどまったかんじです。今日の動きは、まだ、買戻しの域を出ていませんが、これが確かなものになるためには、米国株が上がり、再び、9100円台の支持ゾーンに復帰してくること…。米国も、昨年7月高値付近で形成したレンジを下方突破しており、明日のうちに回復できるかどうかが課題になります。まあ、週足で長い下ヒゲを引くとか、来週月曜日も上昇して「赤三兵」をつけるとか、三本新値が陽転するとか、明確な底入れサインを待つところ…?まだ、欧州から何が飛び出してくるか分からない。

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予想を上回る景気指標を好感して反発するも、ギリシャ銀行への懸念から売られ、続落して終了
 おはようございます。

 「どこまで続くぬかるみぞ…」という昔の軍歌がありますが、今の欧州の状態は、まさにこの状態。何か手を打とうにも選挙の結果をみるまでなにもできず、その間にあちこちでほころびが出てきました。昨日は、債務削減で大きな損失をかぶり資本不足に陥っている銀行向けの流動性供給を停止した…ことが伝わり、折角、立ち直りかけていた米国株の腰を折ってしまいました。結局、ギリシャ金融安定基金が大手4行に180億ユーロの繋ぎ資金を供給することとなり、支援が継続されることになったようですが、この一ヶ月の間に、果たして何がでてくるのか。ひとつ間違えれば、取り付け騒ぎが起こり、ギリシャの銀行が破綻。これが、同じく不良債権の増加で、資本不足に陥っているスペインの銀行にも波及しないともかぎりません。いまは、ぬかるみが何もかも飲み込む底なし沼にならないことを願うばかりです。世界中でリスク資産に売り安心気分が出ていますが、時としてこのようなときに流れが変化するもの…ですが、もうは、まだなりという格言もありますし。

 16日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2598ドル55セント -33ドル45セント(0.26%)

 NASDAQ総合指数 2874.04ポイント -19.72ポイント(0.68%)

 S&P500 1324.80ポイント -5.86ポイント(0.44%)

 CME日経平均先物(円建て) 8755円 -5円

 米国10年もの国債金利  1.759% -0.011%

 ニューヨーク原油 92.81ドル -1.17ドル

 GOLD 1536.60ドル -20.50ドル

 ドルインデックス 81.42 +0.19 


 昨日の米国株は、朝方発表された鉱工業生産指数や住宅着工件数がいずれ予想を上回ったことから、反発してスタートしました。著名投資家バフェット氏のファンドがGMに投資したことが分かり、自動車や同部品株が買われたほか、医薬品なども買われ、ニューヨークダウは寄り付き直後、この日の高値1万2722ドル(前日比90ドル高)をつける場面もありました。ただ、欧州情勢への懸念が強く伸び悩んでいるところに、ECBのギリシャ銀行への流動性供給停止が伝えられると売り物が増加。全体はじり安の展開になりました。この日発表されたFOMC議事録で、複数のメンバーが、景気回復腰折れ時の、追加緩和を容認したことがわかると、一時、反発する場面もありました。ただ、ギリシャ情勢への懸念は強く、引けにかけ再度売られ、結局、主力3指数とも4日続落して終了しました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比358万株増の8億7080万株。騰落状況は、値上がり990、値下がり2051。VIX指数は、前日比1.37%上げ、22.27に上昇。じり高傾向が続いています。
 
 ダウは4日続落。サイコロジカルラインは、2勝10敗(17%)に低下しています。ダウ30種は、値上がり13、値下がり17。金融子会社からの配当が再開されたGEが3.2%上昇したほか、ファイザー、メルクの医薬品株がいずれも1%超えの上げになりました。一方、欧州金融情勢への懸念からバンクオブアメリカやJPモルガンが2%超えの下落。アルコアやキャタピラーなど景気敏感株の下げも目立ちました。業種別では、タイヤ、ネット関連、空運、家庭用品・パーソナル用品な度が上昇。一方、石炭、生保、鉄鋼、紙パルプ、テクノロジー・ハード機器などが下落しています。
 昨年7月高値ゾーンを下値支持としてレンジ相場を続けてきましたが、ギリシャ情勢やJPモルガンの巨額損失問題から、ジリ貧状態で売られ、レンジを下方突破しています。RSIが31%に低下するなどテクニカルな注目点もあるものの、昨日の高値がレンジ相場の下限ラインに達したところで急激に伸び悩むなどレンジ相場を上値抵抗として意識する動きができきたことが懸念されます。米国経済のファンダメンタルは堅調が続いているものの、このところのドルの上昇も輸出株への懸念を強めています。欧州情勢が落ち着かないと、なかなか買いの手がふれないようになってきました。ジリ貧の下げ方をみても、何らかの政策対応が出ることを、市場は期待していうるようです。プッツンするときが怖い。

 米国株は続落。CME日経平均先物は、大証終値比5円安の8755円で帰ってきました。レンジは、8720円~8885円。円は、米国の強い景気指標を受け、対ドルで80円30銭台に軟化、対ユーロは、ギリシャ銀行への支援が継続されることがわかり102円10銭台と前日と変わらない水準で帰ってきました。本日の日本株は、見送り気分の強い中、先物に振られやすい展開になりそうです。CMEのレンジ下限が8720円をつけており、売り込む動き画出るかもしれません。オプション市場で8500円プットの商いが多く、先物売りで誘導する動きもでそうです。円が対ドルでじり安していることや、昨晩書いたように、テクニカルな指標が記録的な水準まで低下しており、本来なら押し目買いが入っても良い水準ですが、外部環境の不透明感を嫌い手控えているようです。今日も、GLOBEXの米国株先物、中国市場などの動きをみながらの神経質な展開か?米系証券の先物買戻しが焦点。

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ギリシャ、スペインへの懸念に加え、JPモルガンの巨額損失の処理が世界の市場を圧迫…?日本株もとばっちりで続落
 欧州は、むちゃくちゃになってきました。初のオランド・メルケル会談は、ギリシャのEU残留や成長協定へ向けて協力することを確認。しゃんしゃん会談で終わったようです。ただ、市場の方は短気ですから、早くも次の政策を要求して、ウィークポイントをつつき始めています。実質的に、EUへの残留の可否を問う総選挙が決まったギリシャは、脱退を前提に10年国債の金利は30%を突破してきました。脱退したら、誰も資金を貸してくれませんが、市場は脱退後の金利がいくらになるか模索を始めています。また、不良債権の急増でいずれ銀行への公的資金の投入が決まるとして、政府の資金需要増を見越し、金利が急騰。今日は、とうとう6.5%を突破。制御不能の7%に接近してきました。次のターゲットであるイタリア債の金利も上昇。6%の大台に乗せてきています。

 スペインの首相も、このままでは調達金利が跳ね上がってしまうと議会で警告。財政赤字削減に真剣に取り組むように演説で述べています。もともとEUサミットで財政協定がまとまった直後に、財政緊縮ピッチを緩める…とあんたが言ったんだろうが、といいたくなりますが、まあ、いい加減な連中が多いですね。ECBも国債の買い支えに動く気配はありませんし、まだ、それほどの危機になっていないと判断しているのでしょうか。スペインの問題と、ギリシャの問題は別物ですから、この辺も分けて考え置かねばなりません。特に、スペインの問題は、銀行がかかわっていますから、打つ手が間違っていたり、遅かったりすると、再び、欧州全体の銀行に波及する懸念があります。今日のところは、落ち着いているようですが、ギリシャ問題でも動かなかったLIBOR(銀行間貸し出し金利)が上げだしたことには注意が必要です。まあ、蜂の巣をつついたようになっていますが、EUやECB、ドイツが一向に動こうとしないのはどうしたわけでしょう。
 
 まだまだ、問題はあります。JPモルガンの巨額損失の原因になった、CDSの売りはまだ決済されていないようですが、最近の欧州の混乱で、損失が拡大しているとも言われています。また、損失について公表する前後から、商品市場で原油や金が下落。為替市場でも、インドやブラジル、韓国など新興国の通貨が急落。株価も同時的に下落しています。CDSは、他の投資商品のヘッジとして買い立てされていますから、損失処理に当たっては、ヘッジされていた商品もポジションを閉じる必要があります。このところ、堅調をつづけていた香港市場が、急落を始めていますが、これもJPモルガンの損失計上付近から…。全く関係ないとはいえないでしょう。

 日本だって、同様です。証券会社別の手口は知る由もありませんが、今日発表された裁定取引き状況(11日までの一週間)をみると、裁定解消売りのシェアは45%。実に8000万株以上を売っています。それまでの週では、ベスト5に入はるか、入らないかのレベルでしたから、突然トップに立ったのは、やはり異常といえます。おそらく、様々な方面でポジションを閉じる動きが出ているようです。もしかしたら、欧州情勢の好転を見込んで、イタリアやスペインの国債を買っていたかもしれません。今の、波乱には、多かれ少なかれ、JPモルガンの損だしや益出しが関係しているとみても良いでしょう。因みに、先週だけで裁定買い残は1882億円減少。残高は1兆8192億円に減少してきましたが、まだまだ、残は高水準。おそらく今週の下げも、先行きを懸念した機関投資家が先物で打ちつなぎ、さらに投機筋が売り叩き、それが裁定解消売りを誘発。さらに下げ先物売が増加するという、スパイラル的な動きになっているようです。ただ、一気に下げないのは、大量な売りポジションを抱える米系証券が少しづ使い戻しを入れていることに関係しているんでいょう。結果、先週からのしとしとと飴が振るような厭な下げ方になっているということでしょうか。需給の崩れだけに、玉のしこりがほぐれないと、なかなか立ち直れない…。

 ちなみに、今日も先物売と裁定解消売りがスパイラルに出て、日本株は終日だらだらと下げる展開になりました。特に、香港市場が前日に続き、下落すると、先物市場にまとまった売りがでて裁定解消売りがでるたびに、日経平均の下落幅が拡大するという、ジリ貧状態の下げになっています。日経平均の予想PERが11倍台と、リーマンショック時の10月に9.53倍をつけていますが、11倍台の数字は、このとき以来の数字。普通なら、下値に買いものが入って解消売りを吸収するのですが、外部環境が邪魔して、買いが入らないため、解消売りが出るたび下値を切り下げるというパターンになっています。まあ、何時のときもこんなときに買っておけば、長い目では成果が残っているのですが…。

 ということで、今日の日本株も、ジリ貧状態で下落。日経平均は一時、8756円をつけ、1月に相場がじり高を始めたスタートラインまで戻ってしまいました。結局、日経平均は、99円57銭安の8801円17銭、TOPIXは、8.52ポイント安の738.88ポイントと続落して終わっています。出来高は19億8840万株と前日並みの水準。騰落状況は値上がり325、値下がり1260。新安値数は昨日の555に続き、この日も526と高水準。新安値銘柄数は、震災時の1048を除けばリーマンショック以後、もっとも多い数。また、騰落指数は、今日、64%まで低下していますが、この数字も、昨年8月22日の63以来の数字。厳しい底をつけた09年11月は57まで低下しましたが、今回は果たしてどうか…。週のサイコロは4勝8敗、RSIは47%と整理未了感は残りますが、13週線とのマイナスかい離は最近の底入れ時の10%前後にちかい9%に拡大しています。気分は、うっとうしいののですが、取り上げた指数はいずれも記録的な数字に近づいているのですが…。市場にたまりこんだ、弱気ポジションを一気に踏み上げさせるだけの、ポジティブサプライズが起きないものでしょうか。株式市場に関心が無い日銀や政府から材料がでるはずもなく、頼れるのはECBとFRBだけ…、なにしろ、日銀は居直ってしまっていますから。

 これだけ危機が世界に拡大してきたんですから、そろそろ何かでそうですが、やはり、ギリシャがEUに残るかどうかが決まらないと、次の手がうてないか。長い一ヶ月になりそうです。 

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好調な景気指標を背景に反発するも、ギリシャの再選挙が決まったことを嫌気し続落
 おはようございます。今日のパソコン、朝から機嫌よく動いてくれています。久しぶりに気分爽快です。

 さて、ギリシャ情勢ですが、やはり大統領の組閣へ向けての説得工作は失敗。再選挙に突入することになりました。まあ、予想されたこととはいえ、簡単に物事が決まらない欧州の正確を如実に現しています。総選挙終了時は、一時的な高揚感から、EU脱退、財政削減合意見直しなど威勢の良い、論調が占め、削減策見直しを主張する急進左派連合への支持が高まりました。しかし、脱退した場合に待ち受けている「地獄」の様子が伝わるにつれ、財政緊縮策受け入れへの容認の数が増加。組閣の障害になった急進左派連合への支持も急速に低下しているといいます。ようやく、一時の感情で動いた結果が悲劇的な結果を招くという冷静な判断が働き始めたようです。次の選挙では、案外、穏健な判断が下されるのかもしれません。

 ただ、問題も残っています。今晩、債務削減の対象外だった国債5億6200万ユーロの償還がありますが、まだどうなるのか決まっていないといわれています。支払えば、債務削減に応じた債権者が黙ってはいないでしょうし、払わなければデフォールト(債務不履行)…。まだまだ、悩みは続きます。総選挙まで、一ヶ月もありますしね。また、昨日は、組閣へ向けての党首会談で大統領が「総選挙後、ギリシャの銀行から最大7億ユーロの子音が引き出された…」と発言したことが、大統領府のウェブサイトに掲載され、すわ、取り付け騒ぎが始まったとして、下げ止まりかかっていた米国株の足を引っ張っています。まさに、欧州はパンドラの箱を開けた状態ですが、最後に残っているという「希望」はいつ姿をみせるのでしょうか?

 15日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2632ドル00セント -63ドル35セント(0.50%)

 NASDAQ総合指数 2893.75ポイント -8.82ポイント(0.30%)

 S&P500 1330.66ポイント -7.69ポイント(0.57%)

 CME日経平均先物(円建て) 8845円 -65円

 米国10年もの国債金利 1.770% -0.005%

 ニューヨーク原油 93.98ドル -0.80ドル

 GOLD 1544.1ドル -3.90ドル

 ドルインデックス 81.22 +0.54

 
 昨日の米国株は、ドイツの1-3月期GDPが予想を大幅に上回ったことを好感。朝方発表された小売売上高が予想通りとなりなど、堅調な経済指標を受け、しっかりに始まりました。続いて発表された、全米ホームビルダー協会住宅価格指数(5月)、ニューヨーク連銀製造業景気指数(同)がいずれも予想を上回ったことから買い物が増加。昼過ぎに、ニューヨークダウは1万2758ドル(前日比63ドル高)をつけています。ただ、ギリシャで組閣工作が失敗し、総選挙になることが決まると次第に売り物が増加。ギリシャ銀行からの預金引き出しの話が伝わると、売りが加速し、引けにかけ下落幅を拡大しておわりました。ギリシャ問題を嫌気してドル買いが進んだことから、原油価格が続落し、これを嫌気して資源・エネルギー株が下落したほか、半導体への弱気見通しを受けて、SOXX(フィラデルフィア半導体株指数)が軟化したことから、インテルなど関連株も売られています。結局、主力3指数とも続落して終わりました。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1274、値下がり1974。VIX指数は、0.46%上げ、21.97に上昇。今年2月10日の20.79を抜き、上げトレンドに転換しています。

 ニューヨークダウは、3日続落。ダウ30種は値上がり6、値下がり24。JPモルガンが、久しぶりに反発したものの、決算見通しで売り上げが予想を下回ったホームデポが2%を超える下落になったほか、アルコアやヒューレッドパッカードも2%超えの下落になりました。業種別では、住宅建設、アパレル小売、ネット関連、トラック、食品、生活必需品などが上昇。石炭、鉱山、非鉄、OA機器、貴金属などが下落上位でした。ニューヨークダウは、昨年7月高値をレンジ下限とし、下値抵抗を続けていました、一昨日の段階で下限を下回ってきました。米国の景気指標は再び拡大傾向を強めようとしており、大きく崩れる懸念はないものの、欧州問題やこれに端を発するドル高が株価を圧迫しています。FRBは株価下落による消費への逆資産効果を懸念しており、そろそろ緩和的な発言も増えてくるかもしれません。ギリシャ問題も総選挙が決まったことで、とりあえずは、中立要因に成りそうです。

 米国株は続落。CME日経平均先物は、大証終値を65円下回る8845円で帰ってきました。レンジは8835円~8960円。円は、ギリシャ情勢を嫌気して対ユーロが102円10銭台に上昇したものの、対ドルは、堅調な米経済指標を受け80円20銭台に軟化して帰ってきました。本日の日本株は、CME日経平均先物安から下落して始まりそうですが、売り一巡後は、改めて企業業績を評価する動きが始まりそうです。昨日段階で、日経平均の予想PERは11.64倍に低下。ニューヨークダウの予想PER12.1倍を下回り割安感がでています。数字が増額修正含みであることを考えると、そろそろ評価の見直しが始まっても良いころです。今期増額含みのものや増配見通しにあるものを地道に押し目買いするところ。

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欧州問題や円高を嫌気して下落するも、8900円台は維持…小型株、新興市場株への投売りは変化のサイン?
 今日の朝は書き込みができずに失礼しました。大事なと時なのに、朝からパソコンが言うことを聞かず、データが全部集まったのは、10時過ぎ…。疲れ果てて、ギブアップしてしまいました。今は、機嫌よく動いていますが、10年選手は、そろそろ引退してもらったほうがいいのでしょうか。

 さて、今日も欧州に振り回された一日でした。ギリシャはいまだに組閣できずもたもたしていますが、来月総選挙の可能性がだんだん強まってきました。パプリアス大統領は、イタリアを見習って学者や官僚からなる実務者内閣を提案し、調整にはいっていますが、もし成立しても、6月分の融資50億ユーロを受けるために、すぐに、追加財政削減策の提示にかからなければなりません。トロイカ(EU、ECB、IMF)との財政削減合意の見直しや、EUからの脱退を唱える政党の勢力が強いことから、支持が得られるわけもなく、イタリアのようにはいきません。一部に、EUが追加削減計画提出の1年延期など、猶予策を検討しているという話も流れているようですが、EU内には本気で追い出しにかかっている国もあるといいます。まあ、この問題は、成行きを見てみないと分かりません。

 それよりも、スペインのほうが気になります。制度改正で、これまでひた隠しにしてきた、不良債権が表面化。処理を本格化してきたことで、不動産が動き出し価格が下落。不良債権がさらに拡大するという、かつての日本と同じような状況になってきました。これに対し、政府は引当金の積み増しを厚くするように指導していますが、いまのままではいたちごっこになり、引当金の調達ができず、最終的に公的資金の投入にいたるのではないかと、市場は懸念し始めました。ここにきて、ギリシャのごたごたでも動かなかった銀行間貸し出し金利が上昇に転じるという危険信号が点ってしまいました。銀行間の不振が増幅しているということで、早期に対処しないと、危機の最初の段階に戻ってしまう可能性があります。問題がややこしくなる前に、スペイン政府が、早期に、公的資金を投入したほうがいいのですが、もたもたしていると、破綻する銀行がでないとも限りません。欧州の状況は、不思議なくらい、バブル崩壊後の日本と似てきました。

 ただ、ギリシャやスペインのおかげでユーロが下落。輸出景気に湧いているのがドイツ。今日発表された1-3月のGDPはプラスの0.5%…。前月のマイナス0.2%から大幅に改善しました。予想は0.1%のプラスですから、実に5倍の実績です。個人消費の伸びも大したことはないし、投資も伸びていない。結局は、ユーロ安の追い風を受けた輸出で稼いだ、ということですね。ギリシャやスペインのことを悪くはいえませんね。もし、問題児のギリシャが出ていき、スペインの処理がうまくいけば、ユーロの価値はあがり、これまでのようにおいしい目にはあえません。北朝鮮と中国の関係のように、問題児だが、いなくなっては困る(中国はも民主主義の国と国境をせっすることになる)という関係で、土壇場では手を差し伸べるのかもしれません。

 今日の欧州株式市場は、ドイツのGDPが予想を5倍も上回ったというポジティブサプライズで急反発して始まっています。今日の日本株も、2時過ぎから、ユーロが戻し、なんとなく地合が変わったようなきがしましたが、欧州のこの動きと関係していたのでしょう。GLOBEX市場の米国株先物も100ドル近く上げていますが、今晩の相場につなげ、底割れしかかったレンジ相場内に復帰できるかが注目されます。

 さて、今日の日本株は、米国株が続落して帰ってきたことや、格付け会社のムーディーズがイタリアの主要銀行26行の格付けを引き下げたことなどを嫌気。CME日経平均先物が大証終値を105円下回る8865円と大幅安して帰ってきたことから、先物売りや見切売りが増加し、大幅反落してスタートしました。昨日と異なり、先物売りが先行したことから、指数銘柄に裁定解消売りがでたことも、指数の下落に拍車をかけました。売り一巡後は、下値模索の動きになりましたが、昼過ぎにかけ売り込まれ、日経平均は、一時8838円(前日比135円安)をつける場面もありました。その後もさえない動きだったものの、欧州市場画開く2時ごろにかけ、この日発表される欧州加盟国のGDPに期待したユーロ買いが入ると、先物も戻し始め、引けにかけ下落幅を縮めています。結局、日経平均は、73円10銭安の8900円74銭と反発。かろうじて8900円の大台を維持して終わりました。TOPIXは、9.28ポイント安の747.40ポイントと続落して終わりました。出来高は、前日比4億株増の20億5941万株。騰落状況は、値上がり358、値下がり1297でした。値上がり銘柄数は引けにかけ増加しています。

 日経平均サイコロは5勝7敗、RSIは19%、25日線かい離はマイナス5.5%、騰落レシオは66%。厳しさはないものの、一旦は反発が出てもおかしくはない水準ではあります。これまで、日銀への失望や円高転換から主力株を中心に厳しい下げになっていましたが、先週後半くらいから高値で踏ん張っていた小型株や新興市場株の下げが目立ってきました。特に今週に入ってから下落ピッチが早まり、今日はマザーズ指数が一時5%を越える下落になるなど、中身にかかわらず投げる動きが出ていました。相場の不透明感や信用の負担に絶えられなくなった投げとみれますが、相場論からみると、最後まで踏ん張っていた株が崩れたということで、底入れがちかいというシグナルでもあります。日本の場合、米国株次第という要因はありますが、昨日に比べ出来高が急増したことを見ても、悲観が支配的になった感じがします。今日、成長性の高い銘柄や今期も増益見通しの企業が引けにかけ急速に値戻ししましたが、もしかしたら、足の長い資金が底が近いと見て、買いを入れたのかもしれません。まあ、いろんな動きが始まってきたようです。

 とにかく、ギリシャの問題は、スペインに波及。欧州の景況感を悪化させ、ひいては中国の景気にも影響を与え始めました。欧州と中国という二極が落ち込めば、米国も無事ではすみません。何らかの対策を講じることが焦眉の急になっていることは間違いないところ。相場がそれを読み始めたら回復は早いとおもうのですが…。PERが13倍台まで低下してきた、今晩の米国株に注目したい。

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指数のマジックで日経平均は反発したが、相場の実勢は調整継続
 「今年もか…」、「今年は違う…」。企業業績からみた割安感と、欧州の混迷した状況を受けた相場環境悪が、綱引きをしています。以前から言われていた「SELL IN MAY(5月に売れ)」が現実のものになるのか、それとも「もやもや感」から脱して高値を取りにいくのか、相場は気迷っている感じがします。最近の下落は分からなければ、とりあえず売っておけ…ということでしょうか。
 
 欧州は相変わらず混沌とした状態が続いています。ギリシャは大統領が乗り出してきても、各党が勝手なことを言って話がまとまりません。トロイカとの合意見直しを主張する急進左派連合は、国民の70%近い支持を受け、再選挙では第一党になると言われていますが、公約どおり合意の見直しを図るといきまいています。借金は返さないけど、EUには残りたいという、国民の虫のいい要求がありますが、一体、どうやって交渉すると言うんでしょうか。組閣しても、すぐに、次回融資の条件である追加削減策の提示を要求されますが、「返せないから出てゆく…」というのか、残るかどうかを決めるのはギリシャだから、居座ってデフォルトする手もあります。まあ、こればかりは、成ってみないと分からないところがありますが、ギリシャ国民は虫のいいことを言っていますが、EUを脱退したら何がおきるのか分かっているのでしょうか。そのうち、パン一個買うのにボストンバック一杯の紙幣が必要になるような時がくるかもしれません。ありとキリギリスの童話では、冬になって、苦しんでいるキリギリスをありが助けるというような話だったと思いますが、実際は、助けずに飢え死にしたキリギリスをありが食べる…という話のようです。徹底的にむしりとられるんでしょうね。

 日本の銀行も、危ない会社については、銀行から人を送り込み、追い貸しをしながら、個人保証を付けされるは、価値があるものにはついては徹底的に担保をつけ、もう回収するものが無くなったら、送り込んだ社員を引き上げさせる。その次には、融資を止めて息の根も止める…。破綻が公になったときには、貸した側は、損失がもっとも少ない状態になっているということです。どこの銀行にも、この荒療治をやる社員がいるらしいですが、将来を約束されているんですかね。話がそれましたが、もっとも借金をしている、ドイツの資産を取得している資金もあるといいますが、差し押さえを食うこともあるんではないでしょうか。まあ、これだけ世界の投資家を苦しませているんですから見てみたい気がしないでもないですが…(冗談です)。

 ギリシャ問題はスペインにも波及。不良債権処理にゆれる銀行がたたかれています。スペインの銀行は、不良債権処理にそなえ、大きな引当金をつむように言われ、今、頑張っています、ただ、今日は、同国の銀行がECBから借り入れている額が3月の2276億ユーロから、4月に2631億ユーロへと355億ユーロも増加したことを懸念。国債が売られ、10年債の利回りが6.15%に上昇。ついに、制御不能といわれる7%に向けて動き始めました。イタリア国債の金利も急騰しています。これに加え、昨日は、ドイツの地方議会の選挙があり、メルケル首相率いるキリスト教民主連盟が大敗しています。ギリシャへの支援を批判したのか、ドイツでも進める財政緊縮策に反対したのか分かりませんが、今日の欧州株はこれらの悪材料を嫌気して大幅安でスタートしています。

 今日の日本株は、中国の預金準備率の下げを好感。先週末のCME日経平均先物が、小高く終わっていたことから。買い先行でスタート。コマツや日立建機など中国関連株や円が80円台に入ったことから、輸出株も買われるなどし、日経平均は9031円(前週末比78円高)と9000円大台を回復する場面もありました。ただ、預金準備率引きさげを受けて始まった中国株が、軟調に推移したことから、再び、欧州への警戒感が強まり、売り物が増加。一時、マイナス圏に沈む場面もありましたが、値嵩指数株が堅調に推移したことから、結局、日経平均は前週末比20円53銭安の8973円84銭と小幅はんぱつしたものの、TOPIXは1.70ポイント安の756.68と続落しています。欧州市場を懸念し、出来高は16億6000万株弱に減少。日経平均はプラスだったものの、ファーストリテーリングが14.8円、ファナックが9.6円、ソフトバンクが8.1円と、この三社だけで32円分指数を押し上げています。騰落状況をみると、値上がり391、値下がり1198となっており、実際は厳しい下落相場だったことが分かります。

 今日現在で、日経平均サイコロは5勝7敗、RSIは20、25日線かい離は-5.0%、騰落レシオは68%と、まだ、調整未了感は免れません。まあ、欧州が落ち着かないと、相場のほうもなかなか安定しません。また、4月3日に日銀の3月のマネタリーベースが発表され、前年同月比で-0.2%と久しぶりにマイナスになったことから、2月14日のバレンタインプレゼントへの疑問が生じ、翌日の日経平均は200円以上急落しましたが、4月もマネタリーベースは0.3%のマイナス。連休明けの日経平均は261円さげましたが、どうやら欧州の選挙結果だけではなかったようですね。2ヶ月連続、マイナスになったことで、「日銀の変身」を期待して買った海外筋が、失望。まただまされた、として先週処分売りを出したのではないでしょうか。

 今週末には、ワシントンでG8サミットが開催されますが、欧州のごたごたが、景気に影響をもたらし、中国の景気にハードランディング懸念をもたらしています。週末の準備率下げは、これを意識したものと思われます。すでに、短期金利は預金金利を下回る水準まで低下しており、金利に手をつけるかもしれません。おそらく、次のサミットでは、「成長」が課題となり、何らかの手が出てくるかもしれないという期待感はもたせます。まあ、売るものを売ってしまえば、需給の調整もつきます。まあ、今は、外部環境の落ち着きを待つしかないのでしょうかね。でも。上がる株は上がっていますね。今晩のニューヨークが、レンジ相場の下限を維持できるように祈っていきましょう。

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JPモルガンの巨額損失の影響は限定的だったものの、欧州への懸念は強く、反落して終了
 おはようございます。 アレルギー薬が効きすぎて寝過ごしてしまいました。急いで書きます。

 次から次へと悪材料が飛び出してきます。欧州のごたごたは、金融面だけでなく実体経済の悪化につながり、欧州経済とのつながりが深い中国経済を直撃。4月の工業生産は9.3%増と3年ぶりの低い伸び率に止まりました。外需依存から内需依存への転換を図っている最中ということもありますが、小売の状況をみると、4月の伸びは14.1%増と、昨年実績の17.1%増を下回っています。本来なら、緩和的な金融で経済を刺激する必要があるのですが、政権交代を控え、緩和により住宅価格上昇を招き、国民の不満を増幅させたくないという思惑もあるようです。ただ、通過供給の伸びは2000年代に入ってからの最低水準に低下。この間の経済規模の拡大から見ると、成長通貨を供給するためにも、金融を緩和する時期が近づいているような感じがします。

 また、ギリシャでは、議席獲得上位党により、政権樹立工作がなされていますが、いずれも失敗。だんだん、再選挙が濃厚になっています。EU側も、再選挙で財政緊縮反対派が過半数を占めた場合に備えていますが、先行きが読めない状態になっています。そんななか、ギリシャでは、債務交換の対象になっていない4.3億ユーロの国債の償還期限が来週15日に接近。財務省が、首相に返済するかどうかの決定を要望するという事態になっているといいます。もし返済できなければデフォルトになりますので、市場はまた新たな荷物を背負わされることに成ります。負債総額は3000億ユーロ程度といいますから、さっさと退場してもらったほうが良いと思いますが…。

 また、新たに浮上したJPモルガンの巨額損失問題ですが、昨日の米国市場では、金融業界だけの影響に止まったようです。昨日も書きましたように、今年初めから巨額の損失を抱えているという噂がありましたから、ある程度、織り込み済みだったこともあります。同行の財務基盤からみて屋台骨を揺るがすようなものではありませんが、ヘッジ取引を隠れ蓑に投機的な商いをしていた疑いもあり、自己勘定取引を禁止するボルカールールの骨抜きを画策する銀行業界にとっては、大きなマイナス。14年7月の実施に先延ばしされたものの、規制強化に向けての動きが加速する懸念もあり、金融業界にとってはおきな制約要因になりそうです。一時は米国企業の利益の20%以上を占めた金融業界は、成長に大きな制約が設けられることになりそうです。

 11日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2820ドル60セント -34ドル44セント(0.27%)

 NASDAQ総合指数 2933.62ポイント +0.18ポイント(0.01%)

 S&P500 1353.39ポイント -4.60ポイント(0.34%)

 CME日経平均先物(円建て) 8965円 +15円

 米国10年もの国債金利 1.845% -0.011%

 ニューヨーク原油 96.13ドル -0.95ドル

 GOLD 1584.00ドル -11.50ドル

 ドルインデックス 80.30 +0.10


 昨日の米国株は、欧州への懸念に加え、前日引け後に発表されたJPモルガンの巨額損失問題を嫌気して売りが先行。反落スタートになりました。ただ、巨額損失の影響が限定的だったことや、寄り後に発表されたミシガン大消費者信頼感指数(5月)が前月水準、予想をともに上回り2008年1月以来の水準になったことを好感。押し目買いが増加し株価は急速に回復。ニューヨークダウは、昼ごろまでに。この日の高値1万2918ドル(前日比63ドル高)をつける場面もありました。ただ、週末控えであることやギリシャのEU脱退懸念やデフォルト懸念からポジションを手仕舞う動きが強まり引けにかけては下落に転じています。半導体関連企業の好決算を受け、ハイテク株がしっかりになる一方、ドル高を嫌気し、資源・エネルギー株や輸出関連株が下落したほか、JPモルガンが9.28%下落し、指数の足を大きく引っ張りました。結局、銀行株の下落が影響し、ニューヨークダウとS&P500が反落する一方、半導体関連の堅調でNASDAQ総合指数は小反発して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比182万株増の7億8516万株。騰落状況は、値上がり1209、値下がり1828。VIX指数は、前日比5.63%上げ、19.89に上昇しています。

 ニューヨークダウは反落。ダウ30種は値上がり12、値下がり18。業種別は、人材派遣、家具、タイヤ、家電、住宅建設が上げる一方、銀行、資本財、投資サービス、石油探査、自動車などが下落しています。ニューヨークダウは引き続き、100日線を下値支持として意識する動き。昨年7月高値をベースラインにするレンジ形成の動き。25日線が、50日線とデッドクロスしながら接近しており、来週はこの下落圧力をしのいでレンジ相場を維持できるかどうかの試金石になりそうです。ニューヨークダウの予想PERは前週の12.56倍から12.11倍に低下するなど、割安感は強まっており、当面、テクニカルとファンダメンタルの綱引きになりそうです。

 CME日経平均先物(円建て)は、全般安にもかかわらず大証終値を15円上回る8965円で帰ってきました。円は、安全通貨としてドルが買われた流れを受け、対ドルは79円90銭台、対ユーロは103円20銭台。対ユーロで小幅に円高になっています。 

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欧州への懸念やJPモルガンの巨額損失を懸念し続落…日銀の偽りのバレンタインプレゼントの前日水準まで下落。元の木阿弥に。
 やっと連休明けの相場が終わりました。週間の勝敗は1勝4敗。連休中に遊びほうけた付けをしっかり払わされた格好です。連休最後の日曜日にフランス大統領選の決戦投票とギリシャの総選挙があり、フランスは、成長重視のオランド氏が当選。ギリシャは与党の連立政権があわせても過半数を取れず、予想もしなかった極左や極右の政党が票を伸ばすという市場が歓迎しない結果に終わっています。ギリシャは新政権樹立のメドが立たず、6月にも再選挙の可能性が強まっています。市場はギリシャのEU脱退もありうるとして、織り込みにかかり、今週に入り世界の株価は調整を余儀なくされました。

 相場の足を引っ張る材料は、欧州だけに止まらず、今日はJPモルガンが投機的な取り引きで1600億円の損失を計上したことが伝えられ、GLOBEX市場で米国株の先物は、ダウが110ドル安するなど終日軟調に推移。影響は、アジア市場全全般におよび株価は下落。前場中堅調に推移していた日本株も、後場に入ると今晩の欧米株安を懸念し手じまい売りが増加したほか、先物市場にも仕掛け的な売りが入り、これが裁定解消売りを誘発。引けにかけ売られ、日経平均は9000円大台を割り込んだまま終わりました。日経平均終値は、56円34銭安の8953円31銭、TOPIXは7.04ポイント安の758.38ポイントと、3日続落しています。出来高は、前日比で1億株増加し19億9668万株になりましたが、この増加分のうち6200万株がオプションSQに伴う分で、実商いはそれほど増えていません。騰落状況は、値上がり198、値下がり1415と、ほぼ全面安商状でした。

 今日の引け値で、日経平均サイコロは4勝8敗、RSIは17と3月15日の水準に並びました。25日線かい離は-5.6%、騰落レシオは66に低下しています。週レベルで、日経平均サイコロは5勝7敗(42%)、RSIは52%とともに低下していますが、中期的な底入れには整理が足りない感じがします。

 あっさりと、この3年間の壁を切ってしまいました。早期に復帰できないと、昨年10月半ばの戻り高値のように、このゾーンが上値抵抗線になってしまいますので注意が必要です。まあ、ギリシャ問題など不透明要因が多いのが、下げの原因だと思いますが、日本株の場合、主な要因は、海外ではなく、むしろ国内にあるような気がします。3月後半まで日本株は堅調に推移していましたが、4月4日、日経平均は230円安し、一気に25日線を下回り、下落を始めています。それでは、この付近で何があったのか。前日3日に日銀の3月のマネタリーベースが発表され、前年同月に比べ二桁以上減少したことが伝えられました。日銀は、2月14日のバレンタインデーにインフレ率1%を目指し、これを達成するまでは緩和的な政策を続けると声明。内外の投資家が日銀が変身した…とばかり円を売り、株を買っています。この間は、非常に市場のムードも明るかったように思うのですが…。しかし、3月後半になると、海外投資家を中心に日銀の緩和姿勢を疑うところが増加。国内の金融関係者へも、日銀の姿勢を疑う質問が多く寄せられたといいます。

 その段階での、3月のマネタリーベースの二桁減少です。これで、内外投資家は、また日銀にだまされた…として日本株売り、円買いを進めた結果が今回の下げの原因だと思われます。実際、買い越しを続けていた海外投資家は、4月第3週に売りこしに転じ、以後、3週にわたって、売り越しが続いています。結局、国会に何度も呼びだされ、攻められるから、ポーズだけ示したということで、裏側では相変わらず、デフレ政策を続けていたということです。まさに、背信行為ですが、マスコミも経済紙も責任追及をしようとしませんでした。結局、今日の下落で、日銀が「偽りのバレンタインプレゼント」をくれる前日2月13日のレベルまで戻ってしまいました。全く、どうしようも無い連中です。日本をどんどんデフレの淵に引き釣り込みながら、海外の政策に対し、批判を加えるなど、まともな神経では無いように思えるのですが…。20年近くも現在の政策を続けることでデフレを深化させながら、反対の政策を取ろうともしない頑迷さ。なんとか成りませんかね。今回のことで、日銀は、完全に海外投資家の信頼を失ったと思いますが、政府も政府。一体、いつまでこんな暴挙をさせておくのでしょうか。日銀なんか無視して、政府紙幣を発行するくらいの蛮行をするくらいの度胸がほしいものです。

 まあ、消費税の引き上げを決めたって、今の政策が続いていると、10年たっても引き上げはできず、民は疲弊し、官ばかりが膨れ上がり、それを維持するために、ますます民からの搾取が強まる。企業も人も日本から出て行くべきだと思うのですが…。今日、いともあっさり、抵抗ゾーンを切りましたので、海外要因ではなく国内要因を検証してみたら、日銀への疑惑→失望という流れが、時系列的にも符合することが分かりましたので書いてみました。相場立ち直りの鍵も、案外この辺にありそうですね。今後の相場動向や物色の方向性は、レポートで検証してみます。

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欧州の落ち着きや雇用関連指標の好転を手がかりに反発…引け後のJPモルガンの巨額損失計上の影響に注目
 おはようございます。相変わらず、パソコンが重たいです。データ集めに時間がかかり、考えをまとめる時間が足りません。そろそろ、新しいのが必要かな。

 さて、欧州では、相変わらずギリシャとスペインがごたごたしています。第二党の急進左派連合も組閣の取り組んでいましたが、どうやらギブアップしたみたいです。これで、再度の総選挙が濃厚になってきました。今日の日経によれば、大半の国民は、緊縮財政は厭だが、EUには止まりたい…という意向のようです。来月10日か17日に選挙が行われる可能性が強いといいますが、実質的には、EUに残るか、借金を踏み倒すかの国民投票になりそうです。一時の感情で腹立ち紛れに投票した結果、ひどい状況になるのは日本でも経験済み。次回の選挙では、冷静な判断をしてもらいたいものです。ただ、EU側は、選挙が終わり新政権が誕生するまでは支援を続ける…と大人の対応をしていますが、おかしな政権が誕生したら、甘い顔は見せないでしょう。とりあえずは、EUが支援継続を表明したことで、小康状態になるのかもしれません。

 ギリシャが落ち着いたと思ったら、今度は、米国からパンチが飛んできました。なんとか、下げ止まっていたのですが、引け後にJPモルガンが、ヘッジ取引で20億ドル(1600億円)の損失を出したと発表。時間外の取引で銀行株が下落。GLOBEX市場でもニューヨークダウは、一時、100ドルを超える下落になっていました。以前から、JPモルガンがデリバティブ取引で大きな損失を抱えていることは市場でも噂されていましたから、ある程度は織り込まれているものとは思いますが、目先的には、市場はショックを受けるのかもしれません。日本市場は、今日もまた悪材料を受け最初に開くマーケットになります。タイミングが悪いですね。外資系の仕掛け材料にされるのが厭ですね。

 10日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2855ドル04セント +19.88ドル(0.16%)
 
 NASDAQ総合指数 2933.64ポイント -1.07ポイント(0.04%)

 S&P500 1357.99ポイント +3.41ポイント(0.25%)

 CME日経平均先物(円建て) 9060円 +30円

 米国10年もの国債金利 1.856% +0.025%

 ニューヨーク原油 97.08ドル +0.27ドル

 GOLD 1595.5ドル -9.0ドル

 ドルインデックス 80.21 +0.06
 

 昨日の米国株は、EUがギリシャに対し新政権成立までの支援を表明したことから欧州株が反発したことに加え、朝方発表された新規失業保険申請件数が前週から減少したことを好感。買い先行で始まりました。ユーロが買いなおされたことから原油価格が上昇。これを受け資源株が買われたことや薬品や食品などのディフェンシブ株が買われたことなどから、ニューヨークダウは、昼ごろまでにこの日の高値1万2931ドル(前日比96ドル高)をつける場面もありました。ただ、前日決算を発表。欧州への懸念か弱気の見通しを発表したシスコシステムズが10%を超える下落になると、他のハイテク株への懸念が広がり下落したことから、引けにかけては上げ幅を縮めています。結局、ニューヨークダウやS&P500は反発したものの、ハイテク株が多いNSASDAQ総合指数は続落しています。ニューヨーク市場の出来高は前日比1億5608万株減の7億8324万株。騰落状況は、値上がり1894、値下がり1128。VIX指数は、前日比6.23%下げ、18.83に低下しています。

 ニューヨークダウは7立会日ぶりに反発。ダウ30種は値上がり19、値下がり11。シスコシステムズの10.5%下落が目立ったほか、キャタピラー、ボーイング、スリーエムなど輸出関連の下落も注目されます。
 ニューヨークダウは、前日に続き上昇中の100日線に支えられ下げ止まっています。ただ、昨日も76ドルの上ヒゲを残すなど頭の重い展開が続いています。上げてくると、どうしても75日線を意識してしまうようです。上方から下落中の25日線が近づいてきており、この圧力をしのげるかが当面の課題になりそうです。その点でも、ダウ採用のJPモルガンの巨額損失の影響が気になります。

 米国株は高安まちまち。CME日経平均先物は、大証終値比30円高の9060円で帰ってきました。レンジは8965円~9095円。円は、米金利上昇やギリシャへの支援を受け、対ユーロは103円30銭、対ドルは79円90銭台とともに、円安気味で帰ってきました。本日の日本株は底堅い展開が予想されます。JPモルガンの巨額損失の為替やGLOBEXへの影響が懸念されますが、影響を受けるのは指数。今日は決算発表のピークにかかりますので、個別に内容を評価する展開になりそうです。予想PERの低下など日本株を売りにくい環境になってきたこともプラス。今日も個別重視で…。

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円相場の安定や先物筋の買戻しから一時はプラス圏になるも、欧州への懸念が強く指数は続落…個別は堅調
 今日は、野暮用で自転車に乗り強風の中、あちこち走りまわっていました。まあ、相場が落ち着いていたこともありますが…。久しぶりに息抜きさせてもらった…という感じでしょうか。

 さて、今日は、朝の書き込みで、CME日経平均先物のレンジ下限(8940円)をターゲットに先物売りが強まりそうとしましたが、寄り付きから売り攻勢がかかり、日経平均の寄り付きは前日比32円安の9013円と大台割れ寸前で寄り付いてきました。さらに、CMEレンジ下限を意識した売りが入り、先物は8930円まで下落。これにつれ裁定解消売りもでて、日経平均は8985円と大台割れまで売り込まれています。ただ、前日のトヨタの好決算に続き、この日は日立が好決算を発表。株式分割や増配を行う企業も増えたことから、改めて企業決算を見直そうという動きが強まり、すでに決算発表を終えた企業の中から買いなおされ、高値を更新する銘柄も増えていました。レポートやこのブログでも、先物市場で大量の売りポジションを抱える米系証券の動きが焦点になるとしましたが、どうやら大台割れから買い戻しに入ったようで、急速に地合が好転。前引け段階で、日経平均は前日引け値を31円上回る場面もありました。引け後の手口をみると同証券は3500枚近くの買いこしになっていましたから、

 ただ、後場にはいると、中国の貿易黒字が予想を下回ったことや、欧州情勢を懸念する動きが強まり、再び、先物から軟化。買い戻しも前場で一巡し、日経平均は前日比マイナス圏で推移。結局、前日比ではプラスにならなかったものの、9000円大台は維持して終わりました。日経平均は、前日比35円41銭安の9009円65銭、TOPIXは0.42ポイント安の765.42ポイントと続落。出来高は、前日から7500万株増加し、18億9546万株。騰落状況は、値上がり814、値下がり696。業種別では、電力、紙パルプ、金属製品、精密機器など15業種が上昇。海運、食料品、ゴム製品など18業種が下落しています。

 今日は、海外株安に加え、対ユーロが102円台に上昇していましたので、この三年間の壁が破れて終わるかと、少々心配しましたが、予想PER15.2倍、PBR0.96倍と割安感が出ていましたからさすがに売り込んでくるところは無かったようです。また、大量に売り玉を抱えている米系証券がいますから、下手に売りを入れると買戻しをぶつけられるという怖さもあったのでしょう。とりあえず、想定した動きになってほっとしています。まだ、3万枚近く残っていますから、引き続き同社の出方が注目されます。オプション市場でも先物市場でも売りがたまりこんでいますから、何か好材料が出てくると一気に踏み上げる動きが出ると思いますが、まあ、国内から出てくるのは期待薄でしょうかね。今晩、FRBのバーナンキ議長が、講演を行いますが、朝も書きましたように、ニューヨークダウは、レンジの下限付近にいますので、もしかしたら、何か「口先介入」みたいなことをするかもしれません。今のところこれくらいしか、市場に与えそうなインパクトの大きな材料はありませんね。

 米国のほうでも日本と同様に、弱気が増加しています。全米個人投資家協会がまとめたブルベア指数がありますが、9日現在で強気は前週比10ポイント減の25.4、弱気は同13.6ポイント増加して42.1に上昇しています。強気と弱気の差は-16.7に拡大していますが、前週が4週ぶりに強気が弱気を上回っていただけに、5月に入って、急速にセンチメントが悪化していることが分かります。この数字は、昨年9月後半に-22.7になって以来の弱気の超過。その後10月はじめに米国株は底入れしていますから、この数字を見る限り、米国株が上げに転じやすいところにあると見ていいでしょう。欧州も、財政緊縮のデフレ効果を、成長政策を導入して緩和しようという動きが出ています。株にとってはプラスとみることもできますし、市場が大騒ぎしている割には、LIBOR(銀行間貸し出し金利)は平静を保っています。CDSは上げていますが、市場が大騒ぎしているほどには上げていません。まあ、あまり感情的にならないほうが良いのかも知れませんね。明日、日経平均が3年間の抵抗線の上で終わってくれれば、来週の状況も変わって来るんではないでしょうか。

 まあ、指数の話にこだわりすぎましたが、個別銘柄は堅調を続けています。今日は、ウェザーニュースが、上場来高値を更新、ネットワンもで直ってきました。物語コーポレーションも高値に近づいています。個別はしっかりですが、以前から書いてるように、問題は次の出直り相場をリードするのが主力になるのか、現在の個別株物色が続くのか…という点。主力には、今期の内容が良いのに法外な安値に売り込まれているものが多く、うまくはまったときの投資効率は小型株を上回るはず。ただ、まだ「もうは、まだなり」という一抹の不安が付きまといます。全体の押しが深くなれば文句無く主力ということになるのですが、そうなると全体が持たないかも知れないし…。これが、いまの相場の悩ましいところです。まあ、全体の流れに影響されない、成長株を地道に買うのが一番無難か?

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欧州の混乱やドル高の悪影響を懸念し続落…レンジ下限では買い戻す動きも
 おはようございます。 今日も朝からパソコンが重たい。データ集めに時間がかかりすぎました。大事なときなんですがね…。

 さて、欧州はフランスの大統領選挙、ギリシャの総選挙後、蜂の巣をつついたようになっています。前政権党はさっさと組閣を放り出し、議席数を大きく伸ばした緊縮財政反対派は、連立政権を作って、EUから脱退しようといきまいています(さっさと、出て行けば良いのに…)。一方、EU側は今日実施する予定の、52億ユーロの融資について、10億ドルは6月まで必要ないとして、融資額を42億ユーロに減らす計画があると伝えられ、市場を動揺させました。また、ドイツを中心に融資そのものを渋る動きも出ているといいます。まあ、実質、無政府状態ですから、早々に総選挙を実施し、EUから脱退するかどうかを、国民に決めさせれば良いと思いますが、同国に多く貸し込んでいるドイツやギリシャ国債を大量保有するECBは、土壇場になると脱退を阻止するような動きに出るかも知れませんし、先が読めないことだけは間違いないところでしょう。ただ、投機筋などには、チャンスと見てギリシャ国債を買う動きもあるとしていますが…。

 また、不動産バブル崩壊の影響が銀行経営に及び始めたスペインも昨日は、10年債金利が、再び、6%台に乗せてきました。銀行に対し不慮債権の償却に備え、資本をつみますように要求したと伝えられ、市場の警戒感をあおりました。特に、同国3位のバンキアの経営が懸念されていましたが、欧州市場の終了後、銅銀行の親会社への公的融資分を、資本に振り替えることで、一部、国有化する方針を打ち出しています。これを受け、米国株やユーロは、やや持ち直しましたが、まだ、救済には不十分との声も多く、今後、同国銀行への公的資金投入が増加。財政を圧迫するとの懸念が強まっています。次から次へと問題が起き、そのたびにユーロが売られますが、それにより、メリットを受ける国も出てきます。欧州株が全面安するなかで、ドイツのDAX指数だけが上昇していますが、市場は何を見ているのでしょうか。ドイツにしてみれば、問題児のギリシャが出て行って、ユーロが上昇したら、厭だと思うのですが…。

 9日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2835ドル06セント -97ドル03セント(0.75%)

 NASDAQ総合指数 2934.71ポイント -11.56ポイント(0.39%)

 S&P500 1354.56ポイント -9.14ポイント(0.47%)

 CME日経平均先物(円建て) 8990円 -50円

 米国10年もの国債金利 1.828% -0.003%

 ニューヨーク原油 96.81ドル -0.20ドル

 GOLD 1594.20ドル -10.20ドル

 ドルインデックス 80.14 +0.28


 昨日の米国株は、ギリシャ支援の先行きに懸念が生じたことや、スペイン銀行の不良債権問題を嫌気して欧州株が全面安になったことを受け、続落して始まりました。ユーロへの懸念からドルが上昇したことを嫌気。原油画続落したことからシェブロンなど資源・エネルギー株が売られたほか、ユナイテッドテクノロジーやボーイングなど輸出関連も下落するなど全面安となり、ニューヨークダウは、寄り付き直後この日の安値1万2748ドル(前日比183ドル安)をつける場面もありました。ただ、この日まで6日続落していたことや、スペインのバンキアが一部国有化されたことが伝わると。押し目買い気運も高まり、引けにかかては下落幅を縮めています。ただ、欧州への懸念は強く、結局、主力3指数とも続落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比3848万株増の9億3942万株。騰落状況は、値上がり975、値下がり2067。VIX指数は、警戒感が強まったことから、前日比5.4%上げ、20.08に上昇しています。

 ニューヨークダウは6日続落。ダウ30種は値上がり6、値下がり24。好決算のディズニーが買われたものの、景気敏感株や銀行株が売られています。前日に続き、この日も上昇中の100日線を意識。一時は下回ったものの引けでは、同移動平均線を維持して終わりました。相場の急所は、4月10日安値の1万2689ドル(ざら場ベース)を切るかどうかでしたが、何とかキープした格好です。このポイントを切るとストップロスの売り物が出ることも予想され、明日移行の動きが注目されます。現在のところは、昨年7月の戻り高値を下値支持とするレンジ相場内にありますが…。

 米国株は続落。CME日経平均先物は、大証終値を50円下回る8990円と9000円大台を割り込んで帰ってきました。レンジは8940円~9110円。円は、欧州の混乱を受け対ユーロは102円90銭台に上昇。対ドルは米金利の低下や株安を受け、79円60銭台にともに上昇して帰ってきました。本日の日本株は、続落してスタートしそうです。CME先物のレンジ下限が8940円をつけており、これを目標に先物を売り込む動きも予想され、裁定解消売りが指数の下落幅を拡大する可能性もあります。全般的に手控え気分が強まっており、裁定解消売りの影響が強まりそうです。今日も、決算発表の内容を見ながら個別株物色の色彩が強い展開になりそうです。明日のオプションSQをにらんで仕掛け的な動きがあれば面白そうです。2時過ぎの欧州市場のオープン近くの仕掛け的な商いに注意したいところ。結局、仕掛けは指数が中心。利益の伸びが高い小型成長株を地道に仕込むのがベスト。

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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
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