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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
05 | 2012/06 | 07
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雇用統計のマイナスサプライズを受け、大幅続落して終了
 おはようございます。昨晩は米国雇用統計の数字を見て床に就きましたが、朝の数字を予想するだけでなかなか寝付けませんでした。おきてみると予想通りの数字…。どうやら、欧州の問題だけですまなくなりそうです。昨日も「日本株はスペイン、イタリア並みか?」なんて書きましたが、世界の景気敏感株という捉え方なら、なるほど納得…という感じでしょうか。

 さて、ギリシャ問題はどこかに飛んでいった状態になっていますが、また支持率トップに返り咲いた急進差は連動におツァイプラス党首は、トロイカとの合意破棄、一部企業の国有化、年金や給与の引き上げ…など、発言をエスカレートさせています。EUからの支援がなくなったあとの、資金調達についてはコメントがないようですが、EUにとどまったままで、借金を踏み倒すつもりなのでしょうか?借金返済のめども立たない国に誰も金なんか貸してくれないと思うのですが…。残すところあと2週間。アイルランドも国民投票で新財政協定を受け入れましたし、そろそろギリシャ国民も冷静な判断が必要になってきそうです。そこまで馬鹿な国民では無いと思いたいのですが。

 スペインに関しては、状況に進展無し。昨日発表されたスペインの5月製造業景気指数は、前月の43.5から42.0に低下。景気は悪化を続けています。稼ぐ力が弱っているということですから、市場はさらに国債売りを強め、昨日は、一時、6.79%とユーロ導入後の最高金利を更新しています。財政赤字をGDP比3%以内に抑えるという制限が、外部からの資金調達を妨げ、バンキアの支援を困難にしています。EU委員会は期限を13年から14年に1年延長する提案をしsていますが、昨日はドイツも賛成を表明したものの、市場はいったん咥えた獲物は話さないとばかりに、売り攻勢を強めています。
 
 また、昨日は、高みの見物を決め込んでいたドイツにも飛び火。5月の製造業PMI指数は、前月の46.2から45.2に低下。ユーロ圏の失業率も11%と発足以来、最悪の11%になったことから、ドイツの負担が増すとして、ドイツのDAX指数は3%を越える下落になっています。米国も、急速に景況感が悪化してきました。リーマンショックによる景気後退時にとられrた財政出動で悪化した財政を正常化させようとする動きが、欧米を中心に進められましたが、当時、早すぎる財政緊縮は、日本が「偽りの夜明け」にだまされ、緊縮財政を実施。デフレの淵に突っ込んでいった時の「愚」を繰り返す…と懸念されましたが、もしかしたら、世界はこの「愚」を犯したのかもしれません」。

 米国でも、いまのまま与野党が対立したままでは、自動的に財政緊縮策が発動されますので、景気が悪化する可能性もでてきます。ギリシャ問題に端を発してはいますが、もしかしたら、「偽りの夜明けにだまされたな…」と市場が警告を発しているのかもしれません。こうみてくると、景気の足腰も確かでないのに、消費税引き上げを実施しようとしている、日本株の下落率が大きいのも納得です。

1日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2118ドル57セント -274ドル88セント(2.22%)

 NASDAQ総合指数 2747.48ポイント -79.86ポイント(2.82%)

 S&P500 1278.04ポイント -32.79ポイント(2.46%)

 CME日経平均先物(円建て) 8255円 -165円 

 米国10年もの国債金利 1.457% -0.106%

 ニューヨーク原油 83.23ドル -3.30ドル

 GOLD 1622.10ドル +57.9ドル

 ドルインデックス 82.60 -0.26


 昨日の米国株は、景況感の悪化から欧州株が全面安になった弱地合を引き継いだことに加え、朝方発表された雇用統計で、非農業部門の雇用者数が予想の半分以下になるというマイナスサプライズがあったことから、急落し手スタートしました。景気への懸念がつよまるなか、その後発表されたISM製造業景況指数(5月)が前月水準、予想をともに下回ったことから、さらに売り物が増加。週末も手伝い、終日売られる展開になり、ニューヨークダウは引け近くに、この日の安値1万2107ドル(前日比285ドル安)をつけました。結局、戻りらしい戻りもなく、主要3指数とも大幅続落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比3億3629万株減の9億8823万株。騰落状況は、値上がり447、値下がり2630。VIX指数は、10.8%上げ、26.66に急伸しています。

 ダウ30種は全面安で値上がりは無し。ヒューレッドパッカードの6%が下落率筆頭。バンクオブアメリカ、JPモルガン、AMEX,トラベラーズと金融関連がダウの下落率を上回っていました。業種別では、金鉱山、鉱山、貴金属の3業種だけが上昇。住宅建設、ギャンブル、タイヤ、人材派遣、非テルなどが下落上位でした。
 雇用統計のマイナスサプライズを受け、ニューヨークダウは急落。下値支持だった200日線、昨年暮れにかけて形成したテーブルも下回ってきました。詳しくは、明日発行予定のレポートで考察して見たいと思います。
 
 米国株は大幅続落。CME日経平均は、大証終値を165円下回る8255円で帰ってきました。円は、介入があったのかどうかわかりませんが、対ユーロは、95円台があったあと、97円台、対ドルは77円台があったあと、78円台にかえして終わっています。週明けの相場は、CMEに追随し、下落相場が予想されます。こちらも、レポートで考察してみます。


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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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