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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
05 | 2012/06 | 07
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イベント通過待ちで見送り気分が強いものの、先物リードで反発して終了…物色の主役は日計り銘柄
 世界中重要イベント控えで身動き取れない、といった感じですね。海外市場の動きしか手がかり材料がない日本株ですが、今日の日経平均の寄り付いてからの終日値幅は61円。指数のほうはこう着感を強めています。国内的には明日から日銀の金融政策決定会合ですが、何かやろうと思っても17日には何が起こるかわからないギリシャ総選挙。来週19日~20日は、米国FOMCが控えています。今月末でQE2が終わりますから、来月以降どうするか決めなければいけません。今日の国会での証言では、「ETFを頑張って購入し、資金供給をしています」と、説明。「円高やデフレを克服するため金融緩和を続けなくちゃ…」と殊勝な発言を繰り返していました。まあ、バリバリの証券マンを送りこまれて、もっと市場を意識した金融政策をしろ…とあてこすられたわけすから、内心面白くないはずですが…。とにかく、ギリシャ総選挙とFOMCの結果を見ないと円の動きは判断できず、FOMC後に臨時の金融政策決定会合を開く、ということでお茶を濁すかもしれません。

 まあ、イベントリスクがある以上、ここは軽々しく動けないというところ。EUはプロジェクトチームを作ってギリシャの離脱に備え、ATMからのユーロの引き出し制限、国境でのユーロ持ち出しチェックなど想定される事態に備えているようです。また、ギリシャ国民も、大手銀行からユーロを引き出し、ドイツ国債の購入や海外に送金するなど資産保全に動いているようで、銀行からの引き出し額は一日当たり5億~8億ユーロに上っており、特に選挙が近づいた今週になって引き出しが激しくなっているといいます。相場的には、EU離脱まで織り込んだとは言うものの、どういう政権が誕生するかわからないし、市場が望む旧連立政権が勝ったとしても、トロイカとの再交渉を公約しており、これももめることは必至。急進左派連合が政権樹立した場合は、トロイカとの合意破棄。銀行の国有化など過激な公約をしており、いくらEU離脱をしないといってもEU内にとどまったままデフォルトを起こすことは、これまた必至。相場的にはやはり「現実悪」が怖く、手を出せないのが本音でしょう。

 スペインの銀行支援問題も、まだ、EFSFが出すのか、それとも7月に発足するESMに任せるのかがまだ決まっていません。市場は、この債券が国債に優先した場合、取りはぐれるケースも出てくることを懸念しています。これも来週まで引っ張られそうです。リーマンショック後の米国は、市場が望むことを先回りして実行し、危機の進行を未然に防ぎましたが、EUはこの時に」手を抜いていたことが今回のショックにつながりました。嫌いな米国の言うとおりにできるか…というのが本音なんでしょう。変なプライドで意地をはって、おかしくなった中小企業経営者をたくさん見てきましたが、それとよく似た感じがします。話がそれましたが、今日、行われたスペインの一年国債の入札は、5月実施時の2.34%から3.91%に急上昇。倍率も1.7倍しかなく、実質的には失敗に終わったようです。おかげで、昨日のスペイン銀行18行の格下げを乗り切った欧州市場も今日は下落してスタートしています。

 日本の場合、消費税をめぐって与野党が談合していますが、お互いの党内でも意見が分かれ、このままいくと、解散含みになりそうです。海外投資家が最も嫌うパターンです。昨日、円が安かったにも関わらずCME先価格が米国ほど上げなかったのも、政変を気にしているところがあるようです。今日の日本株も、GLOBEX米国株先物など海外の動向を見ながらの神経質な動きでした。円安を受け外需株がしっかりだったものの、腰の据わった買いは入らず、値を飛ばしているのは、日ばかり感覚で帰る軽量級のものばかり…。とにかくイベントが通過しないと、長めのポジションの買いが入れられないのも事実。まあ、今週から、週明けにかけたは回転商い中心の流れで行くんでしょう。また、今日の朝も、米国の主要3指標がいずれも25日線との勝負になっていると書きましたが、日本も、25日セントのかい離率はマイナス0.7%と急接近。同様に目先の正念場に入ってきました。ただ、あまり指数にこだわっても仕方がない。5月後半から取り上げてきた内需関連の成長株には値を伸ばすものが増えています。また、構造転換で注目しているNECとパナソニックはともに25日線を上回っています。この辺で頑張ってくれれば25日線が上向きに転じ、新たな局面入りがあるかもしれません。指数は頼りない動きですが、個別ではしっかりした動きをする株が、結構、増えています。まあ、森を見るより、木を見て大木に育ちそうなのをじっくり育てれば、そのうち森よりも大きい大木に育つかも。夢のない指数売買より、夢のある成長株探しのほうが、ここでは正解だと思うのですが…。まあ、今晩の米国に期待…ですが、この環境で25日線を引き揚げるだけの力を発揮できるかどうか…。乞う、ご期待!

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追加的な景気刺激策へ期待感から幅広く買われ反発…鯨幕相場の兆し?
 おはようございます。

 欧州情勢は相変わらずです。昨日は、お騒がせ屋の格付け会社フィッチが、スペイン銀行18行の格下げを実施。これを嫌気してスペイン国債は叩き売られ、昨年11月のEU発足後の最高利回りを上回り6.857%に上昇。とうとう制御不能の7%にリーチがかかりました。まあ、いいタイミングですね。以前も書きましたが状況が改善しかかると、すかさず格下げを実施してきます。ムーディーズやスタンダードプアーズは、格下げの警告はするものの、まだ状況を見極めている段階というのに、矢継ぎ早にやってきます。弱気ポジションを取っている投機筋にとっては、天使のような存在ですね。あまり頑張って仕事しなくてもいいのに…。

 また、このところ、EU関係者の間の発言が相違するようになってきました。ECBの副総裁は、銀行監督統一組織(銀行同盟)を作る必要があるといい、ドイツは、その前に政策同盟がいる…ときます。また、柔軟な対応で市場を懐柔しようとするEUの動きに、教条主義を持ち出し反対するドイツに対し、(文句言うなら)早く財政合意を批准しろと反論しています。ギリシャ問題に関しては、出ていくなら、いつでもどうぞ…ということでは一致しているようですが…。フランスのオランド大統領は、どうやら総選挙を有利に進めているようで、政権基盤が安定しそうなことから、このところドイツに対する発言のトーンも上がったきたように思われます。意見百出で勝手なことを言い出され、会議は踊る状態になっては困りますが、欧州共同債や財政政策の共通化などの懸案事項は、ドイツ包囲網の高まりから、進展するのかもしれません。株式市場がスペイン問題に影響されなくなったのは救いです。

 12日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2573ドル80セント +162ドル57セント(1.31%)
 
 NASDAQ総合指数 2843.07ポイント +33.34ポイント(1.19%)

 S&P500 1324.18ポイント +15.25ポイント(1.17%)

 CME日経平均先物(円建て) 8565円 +35円

 米国10年もの国債金利 1.652% +0.072%

 ニューヨーク原油 83.32ドル +0.62ドル

 GOLD 1613.80ドル +17.0ドル

 ドルインデックス 82.36 -0.31


 昨日の米国株は、スペイン銀行の格下げやギリシャのEU離脱懸念などから見送り気分が強まるなか、景気刺激策への期待感から小反発してスタートしました。世界的な景況感の悪化から来週19日~20日に開催されるFOMCへの期待感が強まっていますが、この日は、シカゴ連銀総裁が追加緩和に前向きな姿勢を示したことを好感。また、ドルがユーロに対し下落したことから原油など商品市況が堅調隣資源・エネルギー株が上昇したことも指数の上げに寄与しています。このほか、ドル安を好感した輸出関連株や半導体需要の回復を期待してフィラデルフィア半導体株指数(SOXX)が2%超え上昇するなどハイテク株も上昇。引けにかけ物色範囲が拡大。つれて指数の上げ幅も拡大し高値圏で取引を終えました。ニューヨーク市場の出来高は前日比1782万株減の7億2100万株と依然薄商い状態。騰落状況は、値上がり2385、値下がり667。VIX指数は、前日比6.22%下げ、22.09に低下しています。

 NYダウは反発。ダウ30種は、値上がり29、値下がり1。ドル安を好感し、ボーイングが3.5%、キャタピラーが2.1%上げたほか、アルコア2.4%、デュポン2.5%など景気敏感株の上げも目立ちました。業種別では、貴金属、タイヤ、商用車、鉄道、レジャーサービスなどが上昇。一方、家電、出版、空運、海運、インターネットなどが下落していました。
 ダウはこのところ日替わりで上げ下げを繰り返し、鯨幕相場のパターンを呈しています。週末にオプションや先物のクアドロプル・ウイッチングを控えており、このポジション調整が関係しているのかもしれません。昨年10月~1月にかけて形成したテーブルの下値支持と25日線の下落圧力の綱引き…と書いてきましたが、昨日はドル安を好感したニューヨークダウの上昇率が他の指数を上回り、引け値で25日線を上回ってきました。ただ、NASDAQ総合指数、S&P500は25日線を上回れていません。25日線の下落圧力は強く、どこかで、一気に平均線を引き揚げるような上げ局面が必要になっています。

 米国株は反発。CME日経平均先物は、大証終値を35円上回る8565円で帰ってきました。レンジは8435円~8570円。円は、ユーロが買い戻された流れを受け、対ユーロは99円50銭台に軟化。対ドルも米株高や金利上昇を受け79円50銭台にやや下落して帰ってきました。本日の日本株は、CME先物高を受け、堅調に推移しそうです。引き続き先物リードのパターンですが、今週に入り先物筋にお商いが細っており、イベントリスクを警戒している印象を受けます。円がやや軟化しており、輸出株にも見直し買いが入りそうですが、上値は限定的か。昨日から、好業績ものやゼネコンなどこれまでと異なる銘柄が動きはじめたことが注目されます。大量生産・大量消費に依存しなければ生き残れない企業は淘汰され、自らマーケットを切り開いていける企業が生き残る…。企業経営の真剣度が問われます。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
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