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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
05 | 2012/06 | 07
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イベント通過待ちで小動き…日銀の現状維持による円上昇にも反応なし
 明日は資源ごみの日です。収納庫から発掘した資料の中から必要ないものを捨てようと思い、昼から選別していました。ほとんどが、処分の対象でしたが、アナリストジャーナルには、往年のアナリストが市場分析したものもあり、後ろ髪が惹かれる思いもありましたが、思い切って処分することにしました。それでもまだ収納庫のやっと3分の1…。確か、昭和40年代のチャートもあるはずですが、果たして処分していいのかどうか…。残りは来月回しにしました。資料類のなかから、昭和50年代に一冊3万円もしたような資料も出てきましたが、何か「秘線」みたいなものがかいてあるのらしいですが、全く、読んだ形跡がありません。昔から、株式投資には、秘法なんてないという信念ですから、いい加減なものには目を通さなかったんでしょう。レポートが終わったら、流し読みでもしてみましょうか。

 さて、日銀は予想通り、なにもしませんでした。ギリシャの選挙後の波乱に備えて、もしもの場合には、主要国の中央銀行が協調して資金供給をすることで合意したようですから、余力を残して置かなければならないということでしょう。まさか、国際協調体制の話が出てくるとは思わなかったものですから、日銀が何か追加緩和した場合に備えて、円売りポジションを作っていたところが、現状維持の発表を受け、円を買い戻したことから円が78円台に急伸しましたが、株式市場のほうは、冷静に受け止めて、売り攻勢がかかることはありませんでした。もっとも、変にポジションを作って、週をまたぐと何が待っているかわからない怖さがありますから、仕掛けたくても仕掛けられなかった、というのが本当のところでしょう。
 
 結局、今日のCME日経平均先物が暗示したように、日経平均は前日比43銭高の8569円32銭、TOPIXは0.91ポイント高の726.57と、ともに横ばいで終わりました。出来高は14億7600万株、売買代金は9340億円と、薄商いでした。騰落状況は、値上がり671.値下がり849。保険、銀行、情報通信など内需系出遅れ業種などを中心に16業種が上昇。昨日上げた証券が売られたほか、円の上昇を嫌気して輸送用機器や精密、電気機器など17業種が売られました。今日の引け値での日経平均サイコロは6勝6敗、RSIは49、25日線かい離はマイナス0.5%、騰落レシオは82でした。やはり下落中の25日線を意識してももたもたしています。まあ、指数の予想をしても、先物筋は前日のCMEの日経平均先物のレンジをなぞるだけで、積極的な売買をしていないようです。昨日のCME日経平均のレンジは8495円~8605円。今日の日経平均先物のレンジは、8490円~9620円。こんな状態ですから、今の指数が日本経済のファンダメンタルを繁栄しているとはとても思えません。

 いずれ指数と個別銘柄とのかい離が起きてくるはずです。今日、四季報と会社情報が発売されましたが、来週、相場が落ち着けば、13年の数字を織り込む動きが始まるかもしれません。レポート直近号では、今季の利益が216円から255円に拡大することや、常に新たな収益源を求めて多角化している経営を評価しナックを取り上げましたが、今日発売の四季報予想ではEPSは14年3月には340円に拡大すると予想。今日は111円高し、新値を更新していました。週刊で200円以上の上げになりました。指数は、先物筋の目先売買の対象にされて、まったくファンダメンタルを反映しなくなっていますが、今の相場は個別の材料には素直に反応するようになっています。この意味では、相場の質は変わってきた…といえそうですね。

 あと気になるのは、大量の先物売り玉を抱えたまま越週するゴールドマンザックスの動き…。今週に入っても、小口に売り越しているのが気になります。来週以降、リーマンショック型の下げがくるとでも考えているんでしょうか。まあ、すべて来週になっての市場の反応を見ないことには何もわからない…。日米ともに25日線との力勝負が始まる?詳しくはレポートで分析して見ます。

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QE3への期待感と、危機時の主要国中銀の国際協商体制確認を好感し急反発
おはようございます。 昨日から術後3年目を迎える検査が始まりました。来月にかけて、いろんな検査が続きます。昨年は無罪放免でしたが、いまのところ、体調も万全ですから、大丈夫でしょう。でも、昨晩は気疲れで、6時過ぎには寝てしまい書き込みができませんでした。

 さて、ギリシャの再選挙を控え、様々な動きが出てきました。下馬評では新民主主義党(ND)が優位に選挙戦を進めているとして、昨日のギリシャ・アテネ総合指数は10%上昇しています。一方、急進左派連合のツァイプラス党首は、相変わらず強気の発言を継続。トロイカとの財政削減合意案の破棄を提唱。引き続き、EUにとどまることを主張しています。また、1000億ユーロの支援が決まったスペインを引き合いに出し、「スペインは、見返りに一層の緊縮財政を求められていない…。EUは、ギリシャへの支援を続けるはずだ」と希望的な観測を訴えています。ただ、国民の反応は正直です。実際に、トロイカとの合意を破棄すれば、EUからの支援は停止。否応なしにデフォルトに追い込まれる、国内の金融や経済生活は混乱する…と国民が感じ、銀行からの預金引き出しは今週に入り急増。食料品の買いだめにも走っているといいます。一時の勘定で耳触りのいい主張をする政党を選択したものの、いざ、究極の選択…となると理性が働き出した、というところでしょうか。まあ、ふたを開けてみるまで、結果はわかりませんね。むしろ、問題は、どちらが勝っても、いずれ離脱に追い込まれる可能性が強いということは確かでしょう。

 一方、ここまで市場の対応はリスクオフ一辺倒でしたが、イベント通過後の市場の反応が読めず、リスクオフのポジションを取る投資家のリスクが高まっています。最近になってユーロを買い戻す動きが強まっていることや、ムーディーズによるスペインの三段階格下げにも関わらず、欧州市場が堅調に推移していることを見ても、イベント通過後のリスクオンの動きを警戒して、一方向に傾けすぎたポジションを減らす動きが始まっています。このところ、米国の景況感が悪化しているにも関わらず、債券市場で金利がじり高していることでもわかります。今日は、リスクオフのポジションを取る投資家が最も警戒する、危機の際の主要中央銀行による国際協調による資金供給の話が出てきました。リスクオフ一辺倒の市場は、週明けからどう変化していくんでしょうか?

 14日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2651ドル91セント +155ドル53セント(1.24%)

 NASDAQ総合指数 2836.33ポイント +17.72ポイント(0.63%)

 S&P500 1329.10ドル +14.22ポイント(1.06%)

 CME日経平均先物(円建て) 8580円 +10円

 米国10年物国債金利 1.643% +0.048%

 ニューヨーク原油 83.91ドル +1.29ドル

 GOLD 1619.10ドル +0.20ドル

 ドルインデックス 81.32 -0.32 


 昨日の米国株は、朝方発表された新規失業保険申請件数が、前週、予想をともに上回ったものの、この日発表された消費者物価指数が前日比で下落したことから、QE3への期待が高まり、反発しテスターとしました。為替市場でユーロの買戻しが進んだことや、QE3への思惑が高まったことで国際商品価格が上昇。これを受け、資源株や素材株が上げたことが指数を押し上げました。その後、ロイターが「ギリシャ再選挙後に市場が混乱した場合、主要先進国が強調して危機収束にあたる…」と報道。G20関係者もこの報道を認めたことから、一気にリスクオフの巻き戻しが進み、債券は下落。株価も急伸して終わっています。景気刺激を期待し、銀行株が買われたほか、住宅部門へのテコ入れ(MBS買取?)を期待して住宅関連が買われるなどしています。結局、主力3指数とも反発して終わりましたが、主力株を中心にしたNYダウ、S&P500に比べ、NASDASQの上昇率の低さが目立ちました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比7397万株増の7億7730万株。騰落状況は、値上がり2166、値下がり920。VIX指数は、前日比10.67%下げ、21.68に低下しています。

 「鯨幕相場」と予想したように、昨日のNYダウは反発して終わりました。ダウ30種は値上がり28、値下がり2。業種別は、住宅建設、食品小売り、酒類販売、住宅リフォーム、ギャンブルなどが上昇。一方、靴、通信、インターネット、自動車部品、産業機械などが下落していました。
 昨日までミニ三角持ち合いを形成していたNYダウは上離れてきました。まだ、25日線の下落が続く(下落率は緩和)ことから、予断は許しませんが、日足のパターンを見ると「逆三尊型」をつけており、相場の先行きに期待を抱かせます。ただ、以前から、今回の戻りのめどは、前回レンジ相場の下限1万2700ドル付近と書いてきましたが、昨日は高値1万2698ドルを付けた後、値を消しており、レンジ下限を上値ゾーンとして意識していることがわかります。いよいよ、正念場です。

 米国株は反発。CME日経平均は大証終値を10円上回る8580円で帰ってきました。レンジは8495円~8605円。円は、国際協調体制への期待感からユーロが買い戻された流れを受け、対ユーロは100円20銭台に軟化。対ドルは米国景気指標の悪化を受け79円30銭台に強含んで終わっています。本日の日本株は、CME先物に大きな動きはなく、先物次第の動きになりそうですが、「リスクオフのオフ」の流れから米国債券市場が軟調に推移。これを受けに日本でも「債券先物売り・株先物買い」が入る可能性もあり、意外に指数は上昇するかもしれません。欧州向け比率が高い精密や自動車、海運などに加え、復興工事発注方式の変更に伴うゼネコンなど、今日は幅広く買われそうです。日銀金融政策決定会合は、ギリシャ危機対応の協調行動もあり、ETFの買い増し枠の拡大程度でお茶を濁すか?短期売買の流れは変わらず…?

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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