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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
05 | 2012/06 | 07
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欧米株高を受けた先物買戻しで反発して終了…内需優勢の展開
 だんだんエンジンが温まってきたようですね。まだ、欧州に多くの課題が残っており、弱気ポジションを抱えたままの上げ相場です。強気相場は「総悲観」の中で生まれ、「懐疑」の中で育ち…という格言通り、世界の株価は、スペイン、イタリアへの不安やギリシャのEU離脱懸念を引きづりながらじりじりと水準を切り上げています。弱気を引きづったままの相場は、予想外に長続きするもの。今年も、なんとかサマーラリーを迎えることができそうな感じになってきました。

 レポート6月3日号で、米国雇用統計のネガティブサプライズがあった時、これまであまり反応しなかった金価格が上昇。前回高値を上回ったことから、資産価格の上昇が始まる…とし、主力のNECやパナソニックの難ピン場探しや米国産金株や住友金属鉱山などを注目しましたが、結果的にこの時が底値となりました。この号で、日経平均の下値について、今年3月に昨年7月高値を上回っているので、昨年11月安値を切る可能性は小さい。むしろ、11月安値に対する2番底をつける可能性が強いとしました。いまのところは、正解だったようです。また、一昨年4月高値をつけてから、2年にわたり高値と安値を切り下げる下落バンドを形成してきました。しかし、3月に昨年7月高値を上回ったことで、これまでの高値安値が切り下がるトレンドに変化が生じたことになります。もしダブル底が入ったとすれば、最低でも下落バンドの上限ラインまで…。もしトレンド転換が起きているなら、下落バンドを抜け出してあげる可能性もないとは言えません。ちょっと期待してみたいですね。

 さて、昨日の欧州は、ZEW景況感指数が、+2.3の予想だったのに、出てきた数字は-16.9。予想外に悪い数字で、欧州の景気だけでなく、輸出の仕向け先の米国やアジアの景気が悪化していることも示しました。ドイツが稼げなくなったらEUもおしまいですから、景気刺激の利下げが早い時期にあると市場が読んで、株が上げたんでしょう。米国も、FOMCでの追加緩和を期待して上げていますが、インフレ率や堅調な住宅状況を考えると、まだQE3には踏み切れず、今月末で終了するQE2に変わり、現行のツイストオペの期間を延長することにとどめるかもしれません。もちろん、QE3への期待を持続させるような文言を加えるでしょうけど。とにかく、欧州、米国、中国、新興国…と世界中が金融緩和に踏み切ろうとしています。昨日は、世界の株が、じゃぶじゃぶの流動性を思惑してあげたのに、日本だけが、下げました。勘繰って考えれば、どうせ日銀は大した緩和はしないだろう。結果的に円高が進行して、景気悪くなるので日本株は買えないとでも言いたげな下げでした。

 ただ、世界中が景気刺激に踏み切ろうとしているときに、日銀だけが手をこまねいていることはできませんよね。また、日本株は4月、5月と下げましたが、この間、日銀のマネタリーベースは2か月間(3月、4月分)マイナスになりましたが、6月初旬に発表された5月のマネタリーベースは、3か月ぶりにプラスに転じています。この発表時期と相場の底入れ時期が重なっていたのは、単なる偶然でしょうか?7月初めに発表される数字がプラスを続けているかどうか…これで、7月相場の流れも決まるような気がするのですが…。

 さて、今日の日本株は、朝も上振れする可能性がある…と書いたような展開になりました。欧米株高に加え、CME日経平均先物が昨日の大証終値を上回って帰ってきましたので、買い先行で始まりました。円が小高く帰ってきましたので、今日はTOPIX型の先物に買いが集まったようで、値上がり業種をみると、証券、不動産、生保など内需系大型株の上げが目立ちました。また、米国で債券が下落した(金利は上昇)したことから、「債券先物買い・株先物売り」のポジション解消から、日経平均が想定以上に振れると予想したように、今晩のFOMCを警戒した先物筋が、引けにかけポジションの解消に動いたことが裁定買いを誘発して上げ幅を拡大することになったようです。結局、日経平均は96円44銭高の8752円31銭、TOPIXは12.65ポイbント高の747.34ポイントと、ともに続伸して終わりました。売買代金は、昨日の8100億円台から9532億円に増加。ボリュームアップしてきました。騰落状況は、値上がり1429、値下がり175。
 
 今日の引け値での日経平均サイコロは8勝4敗、RSIは57、25日線かい離は+1.9%、騰落レシオは104と、モメンタムは上向きになっています。今日の上げで、25日線の対応点が並びましたので、明日行こう25日線は横ばいから上げに転じてきます。テクニカル面でも下値は堅くなってきますね。当面は想定どりの動き。日本でも不動産が動き始めており、いよいよ資産価格の上げが始まるか…。継続注目していますマルカキカイが通期見遠しの増額修正を発表してきました。通期の売上は、前回より40億円上積みして400億円に、営業利益は13億円から20億円、経常利益は14億円から21.5億円に、それぞれ上方修正。予想EPSは84円70銭から、121円に修正しており時価の割安感が出ています。また、半期の進捗率が55%ですから、通期見通しも増額含み…。6月10日号のナック型の相場になってくれたらいいのですが…。まあ、とにかく流れの変化が読めて、ほっとしています。今晩の米国が、QE3見送りに対してどういう反応をするかも注目点です。(もちろん、やればやったで、いいのですが…) 
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欧州情勢の落ち着きや欧米金融当局の利下げ期待から上昇
 おはようございます。 台風一過の朝は晴れとはいかず、どんよりとした雲が覆っています。いまは雨が降り出しました。家の周りを調べてみましたが、なんとか無事だったようです。一難去ったと思ったら、もう次の台風が発生したといます。なんだか、今の欧州みたいです。天候の異変は太陽黒点の減少と関係しているようですが、欧州のごたごたも…。

 さて、昨日は、スペイン国債の入札が条件は別として、必要額を確保できたことで、とりあえず市場は落ち着きを取りもどしたようです。応札の中身は、投機筋の買戻しが中心といわれお寒い限りですが、入札終了後、10年債金利はさらに低下。0.155低下し7.04%になっています。一部に、EFSFやESMの資金を使いスペインやイタリア国債を買い支えようという話が流れていたようですが、ドイツがいつも通りに否定。どうやら、欧州の決済機関であるLCHクリアネットがスペイン国債取引の証拠金率を引き上げた(10年債13.6%→14.7%)ことと関係しているようです。明日には、銀行資本査定の結果がわかり、必要資本額が判明。その後、スペインがEUに支援を正式に要請する運びとなるようですが、結局、EFSF、ESM、どちらから支援されるのか…。次はこれをめぐって市場の駆け引きが始まりそうですが、資金の出してのドイツとしては、優先弁済権は確保したいはずで、ESM→スペイン政府経由を選びたいところ。まだまだ、紆余曲折がありそう。

 ただ、銀行同盟やIMFの資金拡大、EUサミットでの「成長・雇用協定」合意など、とりあえず危機対策がいろいろ出てきたことを、市場は好感しているようです。特に、昨日のドイツZEW景況感指数の落ち込みはドイツだけでなく、世界全体の金融関係者にとっても予想外の出来事。ドイツ短期国債金利も限りなくゼロ%に近づくなど市場は、一段の景況感の悪化を防ぐための金融緩和を催促しています。昨日、欧州株が全面高になったのは、絵に描いた危機対応策ではなく、現実の利下げが近づいた…と判断したからでしょう。まあ、市場にとって、じょじょに風向きが変わってきたようです。追い風になって動き出したのでは遅いよいうな気がしますが…。

 19日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2837ドル33セント +95ドル51セント(0.75%)

 NASDAQ総合指数 2929.75ポイント +34.43ポイント (1.19%)
 
 S&P500 1357.98ポイント +13.20ポイント(0.98%)

 CME日経平均先物(円建て) 8695円 +45円

 米国10年物国債金利 1.622% +0.044%

 ニューヨーク原油 84.03ドル +0.76ドル

 GOLD 1623.20ドル -5.8ドル

 ドルインデックス 81.39 -0.53 


 昨日の米国株は、さまざまな危機対応や追加金融緩和期待を受け欧州市場が全面高になるなか、米国でもFOMCが開催されたことから追加緩和期待が増幅。朝方から買い先行で始まりました。欧州市場の落ち着きを受けドルが売られたことを好感し資源価格が上昇。資源・エネルギー株が買われ指数の上げに貢献しています。また、G20で世界的な景気浮揚策が討議されたことから素材や銀行など景気敏感株も買われ、一時は、全面高。ニューヨークダウは、引け近くにこの日の高値1万2878ドル(前日比157ドル高)をつける場面もありました。引けにかけては、追加緩和に慎重な見方をする投資家の売りもあり、上げ幅を縮めています。結局、ニューヨークダウは反発。NASDAQ総合指数とS&P500は4日続伸して終わっています。ニューヨーク市場の出来高は、前日比6540万株増の7億6996万株。騰落状況は、値上がり2577、値下がり603。VIX指数は、0.33%上げ、18.36に上昇しています(何か理由がある…?)。

 NYダウは反発。ダウ30種は値上がり23、値下がり7。欧州情勢の落ち着きや景気刺激を好感しバンクアブアメリカが4.5%上げたほか、アルコアやキャタピラー、ボーイングなど景気敏感、輸出株の上げが目立ちました。業種別では、タイヤ、鉄鋼、金属、非鉄など景気敏感の上げが目立つ一方、薬品小売り、飲料、公共事業などディフェンシブ系の下げが目立ちました。
 NYダウは1万2800ドルの大台に乗せ、前回レンジ相場の下値ゾーンを突破してきました。とりあえず、前回レンジ内に復帰してきたことは注目されます。ただ、上値は100日線、75日線がともに下落しながら接近しており、昨日高値から40ドル近く上げ幅を縮小したのも、この両ラインを意識したものと思われます。レンジ下限を下値抵抗として、高値挑戦がなるか注目jされます。

 米国株は上昇。CME日経平均先物は、大証終値比45円高の8695円で帰ってきました。レンジは8620円~8730円。円は、対ユーロが100円10銭台に軟化したものの、対ドルは利下げ期待から78円90銭台に強含んで帰ってきました。本日の日本株は、CME終値にさや寄せし堅調な始まりが予想されますが、米国債金利が大幅に上昇。リスクオフの巻き戻しが始まっており、日本でも「債券先物売り・株先物買い」」のプログラム売買から指数が上振れる可能性もあります。CMEレンジ上限8730円付近がターゲット?昨日につづき、個別材料株がにぎわいそうですが、指数高に刺激され主力株も反転上昇へ。レポートで取り上げた、業態変換に取り組む、4銘柄に再度注目。
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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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