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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
05 | 2012/06 | 07
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、アジア株安にもかかわらず、リスクオフの巻き戻しから指数は続伸…個別物色範囲も拡大中
 世界の景気がどんどん減速してきました。中国の製造業PMI指数は前月の48.4から48.1に低下。8か月連続で、判断の分かれ目になる50を割り込んでいます。特に新規輸出受注が2009年9月以来の水準に落ち込んだことが目立ちました。8か月前というと、EUが、域内銀行にバーゼルⅢ(自己資本比率8%)を上回る9%を要求。銀行がリスク資産圧縮を進め、新興国なsどから一斉に資金を引き揚げた時期と一致します。世界の経済は、互いに結びついていますから、資金を引き揚げた結果、貸しはがされた国の景気は悪化。これが、購買力の減少になって、欧州の景気に跳ね返った…というところでしょうか。
 
 今日発表された、ユーロ圏製造業OPMIは前月の45.1から44.8に低下。予想の44.9も小幅に下回っています。特に、輸出依存度が高いドイツの製造業PMIは前月の45.2から、44.7に低下。予想の45.2も下回りました。サービス業PMIは50.3と、判断の分かれ目になる50をかろうじて上まわっているものの、前月水準(51.8)、予想(51.8)をともに下回り、製造業、サービス業ともに景況感が悪化していることがわかりました。これまで、ユーロ安を背景にした輸出の増加で、好調な景気を維持してきたドイツにも、世界的な需要後退の影響が及び始めた…というところでしょうか。景気の悪化は、財政収入の減少になって、即、高債務国の返済能力の低下につながりますから、EUにとって、金融緩和は、待ったなしになってきました。
 今日の欧州株は、中国の景況感の悪化や欧州の景気指標の落ち込みを映し、下落して始まったものの、時間がたつにつれ、下落幅を縮小。景気テコ入れの利下げを市場が期待していることがわかります。このところのEUの景況感の悪化は著しいのですが、ECBは、ドイツから利下げの裁量権を持たされているにもか変わらず、インフレを警戒して、なかなか利下げに踏み切ろうとしません。利下げが必要な時に、逆に利上げを実施し、景気を悪化させた、前ECB総裁と同じような間違いだけは繰り返してもらいたくないものです。

 さて、中国PMI指数が悪化しアジア市場が全面安になったにもかかわらず、日本株の上げはとまりません。欧州情勢の落ち着きで、ユーロが買い戻されたほか、QE3の見送りでドルが強含んだことから円安が進行したことが支えになったようです。朝の書きこみで、CME日経平均先物のレンジ上限が8815円をつけていたことから、今日は8800円台に上振れる可能性もある…としましたが、米国で債券が売られていたことも手伝い、「債券先物買い・株先物売り」のポジション巻き戻しが入ったことが、先物買いを刺激。現物との裁定買いがはいったことも指数の上げにつながりました。引けにかけて景況感の悪化から欧米株式の下振れを懸念した売りが入り、やや上げ幅を縮めたものの、結局、日経平均は、71円76銭高の8824円07銭、TOPIXは6.62ポイント高の753.36ポイントと、ともに続伸して終わりました。売買代金は、1兆870億円と大台を超えてきました。騰落状況は値上がり1211、値下がり328と二日続けて値上がり数が1000を超えています。

 今日の終値で、日経平均サイコロは8勝4敗、RSIが65、25日線かい離は+2.7%、騰落レシオは104%でした。下値不安が薄らいだことから、個人投資家の物色意欲が回復。出遅れ銘柄や低位株を買いはじめたことから騰落レシオが急激に上昇してきました。また、RSIも急激に上がり、注意信号の80に近づいています。25日線が目先的に反落が懸念される3%に近づいているほか、あと120円ほど上の8945円には200日線が下落しながら近づいており、そろそろ相場が息継ぎするところに来ているのかもしれません。ただ、25日線は横ばいに転じていますが、対応点は8720円台に低下。明日以降上げに転じることも予想され、海外に大きな変化がなければ、25日線が下値の支えになりそうです。日経平均は、8690円のポイントでワンクッションおいてあげましたが、次のポイントは9250円…。このゾーンにはここ3年来の抵抗ゾーンがありますので、当面は、ここをめどにしたらいいのではないでしょうか。

 とにかく指数は短期投資に凝り固まった自己売買筋やヘッジファンドなどに汚染されているほか、時価総額の大きい主力株は、株を売りたい年金や生保が大量に持っています。長い目では、彼らが手を出さない銘柄の中から銘柄を選別して買うほうがよさそうです。また、主力株でも、無配に転落したもののリストラが成功しし筒あるところや、大赤字に転落して、規約上、運用対象からはずされたものなら、買いの対象になります。レポートでは、真剣に事業再建に取り組む企業を取り上げましたが、順調に株価を回復しています。指数売買という雑音に惑わされることなく、地道に経営に取り組む会社を買っていくことでしょう。電力を高値で買い取ってくれるからと言って、簡単になびいて大規模な太陽光発電設備を作る…利回りは3%以上に回るいといいますから、設備投資してやっても十分採算にあうということから参入する尻軽企業が増えています。ただ、上乗せの負担は消費者に回されるほか、米国のシェールガス革命でエネルギー体系も大きく変化しており、果たして買い取りを続けるという10年間今のエネルギー事情のまま行くとは限りません。むしろ、不確定な要素のほうが大きいと思われます。まあ、世界の太陽光発電装置メーカーがどうなっているかについて、もっと検証したほういいと思います。本業を忘れ、不動産売買に走った企業がバブル崩壊でどうなったか…時代に安易に流されない「頑固一徹」な企業のほうが、これからは評価されそうな気がしますが…。

 下落中の100日線に突き当たった米国株が、どう反応するかで明日の日本株は決まる。
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QE3見送りに失望して下落するも、追加緩和期待は消えず高安まちまちの動きに
 おはようございます。 2日間続けて10時前に床に就きました市場に安心感が戻りましたから、今は体力温存に注力です。なんだか、体調がいいみたいです。しばらくは早寝させてもらえるんじゃないでしょうか。

 さて、FOMCですが、予想通りQE3は見送り。長期金利の低下を促すツイストオペを年末まで延長することを決めました。ただ、景気見通しを下方修正したほか、QE3実施の前提になる雇用について、回復が遅れると予想しています。また、欧州の危機に対し、措置を講じる用意がある…など、将来的にQE3を実施する可能性に含みを残しています。市場もこのサインを評価。堅調に終わりました。
 また、欧州に関しては、相変わらずドイツの水を差す動きが続いていいます。イタリアのモンテイ首相が、EFSFやESMによる国債買い取り実施の可能性に触れましたが、メルケル首相は、規定はあるが検討はしていない…と暗に否定しています。ただ、以前のようにバケツで頭から水をかけるようなやり方ではなく、婉曲的な表現に変わってきた点は注目されます。

 ただ、Eの危機対応の根治策は、短時間にできるものではなく、短期的にはECBの追加緩和策が焦点になります。これに対し、昨日、英紙フィナンシャルタイムズとのインタビューで、ECBのレーン理事は「6月開催の理事会で利下げが検討された…」ことを認め、「7月の理事会では、具体的に利下げが検討されることになるだろう」と、追加利下げの可能性を示唆しています。さらに、英国も失業率の悪化などから、追加的な金融緩和を行うことを示唆。主要国は夏場にかけ、一斉に金融緩和に動く可能性が出ています。

 欧州市場では、まだスペインの銀行救済スキームの詳細もわからないのに、スペイン10年国債の金利は0.27%低下し、6.77%と、一気に危機ラインの7%を割り込んできました。一方、リスクオフで資金逃避の対象になったドイツ国債金利は上昇しています。マスコミなどは、危機の処理でドイツの負担が増える…と解説していますが、もっと、簡単にリスクオフの巻き戻しが始まった…と簡単にみることはできないのでしょうか。米国でも、10年債金利は、徐々に上昇を始めています。一方、米国のVIX指数(恐怖指数)は、6月初旬の26.68から、昨日は17.24まで急激に低下。市場にリスクオンのゴーサインを出しています。
 今日は24節句の「夏至」。季節的には夏の盛り。夏の暑さと、月命「丙」の火が重なって相場的には活況が期待されるはず…。

 20日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2824ドル39セント -12ドル94セント(0.10%)

 NASDAQ総合指数 2930.45ポイント +0.49ポイント(0.02%)

 S&P500 2930.45ポイント -2.29ポイント(0.17%)

 CME日経平均先物(円建て) 8785円 +45円

 米国10年物国債金利 1.663% +0.041%

 ニューヨーク原油 81.80ドル -2.23ドル

 GOLD 1615.80ドル -7.4ドル

 ドルインデックス 81.41 +0.02


 昨日の米国株は、追加金融緩和期待から欧州株が堅調となるなか、この日開催のFOMCの結果待ちから見送り気分の強い始まりになりました。会議終了まで、ほぼ前日終値水準を挟んだ展開を続けたものの、会議後の声明文でQE3が見送られたことがわかると、一時的に失望売りが増加。ニューヨークダウは1万2744ドル(前日比93ドル安)安値まで売り込まれました。ただ、会議後の記者会見で、バーナンキFRB議長が、QE3実施に含みを持たせた発言をしたことを好感。押し目買いの動きが強まり、一時プラス圏に浮上する場面もありました。引けかけてはやや売られたものの、結局、ニューヨークダウとS&P500は小反落。NSADAQ総合指数は、小幅続伸して終わっています。ニューヨーク市場の出来高は、前日比2077万株減の7億4919万株。VIX指数は、前日比6.25下げ、17.24に低下しています。

 NYダウは小反落。ダウ30種は、値上がり16、値下がり14。ダイモンCEOが議会証言を無難に乗りきったJPモルガンが3%強上げたほか、ヒューレッドパッカード、マイクロソフト、インテルなどハイテク系が堅調。一方、中国や米国の景気減速を意識し業績見通しを減額修正したプロクターギャンブルが2.9%下落したのが目立ちました。業種別では、空運、タイヤ、石炭、レジャーサービス、通信などが上昇。家庭用品、非耐久消費財、トラック、商用車などが下落していました。このところ、フィラデルフィア半導体株指数(SOXX)の堅調ぶりが目立ちます。
 昨日も、目先的に下落中の100日線、75日線に到達していることから上値圧迫が懸念されるとしましたが、やはり、抑え込まれたようです。NADAQ総合指数、S&P500とも同様のパターンになっており、ここから正念場に差し掛かってきます。昨日も、QE3が見送られた場合に市場の反応が注目されるとしましたが、一時的に100ドル近く下げたものの、レンジ下限の1万27850ドル付近から切り返しており、投資家が、再びr展示相場を意識し始めたことは、明るい材料です。やはり、相場の基調はかなり強くなってきたようです。

 米国株は高安まちまち。CME日経平均先物は、大証終値比45円高の8785円で帰ってきました。レンジは8695円~8815円。円は、欧州の落ち着きから対ユーロは100円90銭台、対ドルはQE3が見送られたことから79円40銭台にそれそれ軟化して帰ってきました。本日の日本株は、CME高や円安にささえられて堅調に推移しそうです。米国で債券が引き続き売られていることから、昨日に続き「債券先物売り・株先物買い」のプログラム売買が予想されるほか、昨日のCMEレンジ上限が8815円をつけており8800円大台回復も予想されます。企業の再構築に取り組むハイテク株や市況回復から」、野村証券をはじめとする証券株の見直しも…。

  

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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