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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
05 | 2012/06 | 07
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弱い景気指標のオンパレードに耐えられず、続落…大手証券のS&P500売り推奨も下落に拍車
 おはようございます。 昨晩は大雨でした。台風の時よりも雨足は強かったのではないでしょうか。梅雨前線と温帯低気圧が刺激し合っているようです。住んでいる奈良北西部にはまだ大雨警報が出たままのようです。今日は町中まで出かける用事があるというのに…。

 昨日は、欧州、中国の景況感の悪化について書きました。特に、中国の状況は、景気テコ入れのための利下げが急がれるのに、いまだに不動産価格の抑制を続けているため、だんだん、バブル崩壊にいたる日本の状況と似てきました。中国は日本のバブル崩壊に関して研究し尽くしているはずなのですが、やはり政権交代を前にして、住宅価格の高止まりへの国民の不満を怖がっているのでしょうか。このままでは、「角を矯めて牛を殺す」状態になり、結局、景気減速を後追いするように利下げを繰り返す方向に追い込まれていくんでしょう。

 昨日は世界経済がリンクしていることを書きましたが、昨日発表された、米国の6月の製造業PMI指数は前月の54.0から552.9に低下。まだ判断の分かれ目になる50を上回っているものの、減速感が目立ってきました。また、この日発表のフィラデルフィア連銀製造業景況指数(6月)も、前月の-5.8から、-16.6に悪化。新規受注が前月の-1.2から-18.8に悪化するなど内容的にも深刻さを増しています。ただ、同調査で、6か月先の景気について、前月の+15.0から+19.5に増加していることは、安心材料でもありました。ただ、週の労働時間が前月の+5.0から、-19.1に急減していることからみると、今後、雇用の削減につながる懸念もあり、今後発表される雇用関連数字への影響が懸念されます。これを裏付けるように、昨日発表の、新規失業保険申請件数(~16日)は、市場予想の38万件を上回る38万7000件になりました。前週比では2000件の減少でしたが、前週の数字自体が、38万6000件から38万9000件に上方修正されており、景況感の悪化が、雇用に影響を及ぼし始めた状態がうかがえます。

 21日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2573ドル57セント -250ドル82セント(1.96%)

 NASDAQ総合指数 2859.09ポイント -71.26ポイント (2.44%)

 S&P500 1325.51ポイント -30.18ポイント(2.23%)
 
 CME日経平均先物(円建て) 87840円 -80円

 米国10年物国債金利 1.617% -0.046%

 ニューヨーク原油 78.20ドル -3.25ドル

 GOLD 1565.7ドル -50.1ドル

 ドルインデックス 82.34 +0.85


 昨日の米国株は、スペイン国債入札が目標額を達成するなどしたことを受け、欧州市場が堅調に推移するなか、前日引け値水準でのスタートになりました。朝方発表された新規失業保険申請件数が予想を上回ったものにお、コンファレンスボード消費者信頼感指数(5月)が予想を上まわったことから、一時は前日比で上昇する場面もありました。ただ、製造業PMI指数、フィラデルフィア連銀製造業景況指数と立て続けに景況感の悪化を示す指標が発表されると次第に売り物が増加。原油や金市場で、QE3が見送られたことにともなうポジション調整の売りから価格が急落したことも、景気の先行きへの懸念を強め、景気敏感株や資源株などの売りにつながり、じょじょに下落幅を拡大。一連の製造業指標の弱さを見て、ゴールドマンザックスがS&P500指数を1285ポイントを目標に売り推奨を出すと一段と下落する展開となるなど、この日は弱気材料一色で終日売られる展開となりました。結局、ニューヨークダウとS&P500は続落。NASDAQ総合指数は大幅反落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1億1424万株増の8億6343万株。騰落状況は、値上がり575、値下がり2495。VIX指数は前日比16.47%上げ、20.08に上昇しています。

 ニューヨークダウは続落。ダウ30種は値上がり2、値下がり28。アルコアやデュポンなど景気敏感株、ドル高を嫌気したキャタピラー、ボーイングなど輸出関連の下落が目立ちました。業種別で上昇したものは無し。貴金属、非鉄、石炭、金属、石油周辺サービスなどが下落率上位でした。
 昨日、3指数とも下落中の100日線に接近していることから、頭打ち感を懸念しましたが、やはり下落してきました。ただ、250ドル安は少々下げすぎのような気もします。本来なら、QE3が見送られた前日の相場でポジション調整がされるべきだったのでしょうが、世界的な規模での景況感の悪化や、GSのS&P500売り推奨が見切り売りを促したものと思われます。これで、せっかく復帰したレンジ相場から、再び、はじき出されてしまいました。一応、底値で形成した逆三尊の肩まで落ちたわけで、セオリー通りなら、根固めを始めるはずですが、陰線の勢いが強すぎることがどう影響するか…。ちょっと明日以降の動きを見て考えたいと思います。

 米国株は急落。CME日経平均先物は、大証終値比80円安の8740円で帰ってきました。レンジは、8725円~8885円。円は、QE3見送りにともなうドル買い戻しから対ドルが80円20銭台に軟化。対ユーロは100円60銭台にやや軟化しています。本日の日本株は、CME価格にさや寄せして下落スタートになりそうです。CMEレンジ下限は8725円ですから終わり値との差はありませんが、米国10年債が急上昇しており、今日は「債券先物買い・株先物売り」のプログラム売買が指数を下押しする懸念もあります。円が軟化しており、売り一巡後に輸出株が買い直されるかどうかが注目点ですが、世界景気の後退懸念もあり、上値は限られそう。相場が落ち着けば、内需型成長株の見直しもありそう。引き続き、GLOBEXにらみの展開へ…。

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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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