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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
05 | 2012/06 | 07
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JPモルガンの損失拡大懸念やEUへの懸念から急落するも、EUサミットでのポジティブサプライズに備えた買いから、下落幅を縮めて終了
 おはようございます。 今日も朝から強い日差しが差し込み、目を覚まされました。梅雨前線が居座っており、天気予報は雨の予想が多かったのですが、北から暖かい空気が入りこみ、晴天続き…。予報は外れっぱなしでした。このまま、梅雨前線が南下して、梅雨明けになるのでしょうか。今年は、あまり先入観をもって物事を見ないほうがいいのかもしれませんね。

 さて、欧州では、EUサミットが始まりました。市場は事前の首脳の発言を受け、なにも決まらない…というのが大勢です。ただ、市場の混乱を考えると何らかの対策を講じる必要があることも確か…。特に、焦眉の急として、金利が急騰するスペイン、イタリアをなんとかする必要があります。イタリアのモンティ首相は、国債の買い取りなど対策が打ち出されないと、今回のサミットで合意が急がれている「成長・雇用協定」に署名しないとも言われています。これに対し、SPV(特別目的会社)の資産を裏付けとするカバードボンドの発行案が浮上。検討が始まっているといます。過去、北欧の財政改革の時にも効果を発揮した手法で、金利低下につながる資金調達法として、急浮上してきました。おそらく、サミット前から検討されてきたことでしょうが、今回のサミットが、いつになく重要なものと各国首脳が認識していることが垣間見れます。あまり、なめてかからないほうがいいのかもしれませんね。

 昨日発表されたユーロ圏の景気指標は、月を追うごとに落ち込みが厳しくなっており、早期の成長刺激策が待ったなしになっています。ECBは7月初旬にも、景気刺激を狙い思い切った利下げ(1%→0・5%?)を実施する可能性もあるようです。LIBORなど市場金利の動きをみると、すでに大幅な金利低下を見越して動き始めています。ドイツのCPIが2%を切ってきたことも大幅な利下げ余地を高めています。とにかく、欧州の指導者はしつこい市場の攻撃に辟易としており、何かポジティブサプライズを準備している可能性もあります。昨日の、日本株、底堅い欧州株、引けにかけ急激に値を伸ばした米国株…市場は何を感じているのでしょうか?

 28日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2602ドル26セント -24ドル75セント(0.20%)

 NASDAQ総合指数 2849.49ポイント -25.83ポイント(0.90%)

 S&P 500 1329.04ポイント -2.81ポイント(0.21%)

 CME日経平均先物(円建て) 8835円 -35円

 米国10年物国債金利 1.584% -0.038%

 ニューヨーク原油 77.69ドル -2.52ドル

 GOLD 1550.40ドル -27.0ドル

 ドルインデックス 82.74 +0.19


 昨日の米国株は、欧州の景況感悪化やEUサミット後の市場の反応などを懸念した売りに加え、JPモルガンのデリバティブ損失が、当初の20億ドルから90億ドルに大幅に拡大する、との報道があったことから、朝方から売りが先行。大幅安してスタートしました。欧州でのLIBOR操作疑惑などもあり銀行株が売られたほか、EUへの懸念からリスクオフのドル買いから原油が急落。これを受け、資源株が下落するなど指数の足を引っ張り、ニューヨークダウは、寄り付き後まもなく、この日の安値1万2450ドル(前日比176ドル安)をつける場面もありました。売り一巡後は、回復傾向を強める住宅への期待感なっどから関連株を中心に押し目を買う動きが強まったほか、引けにかけては、EUサミットでのポジティブサプライズを懸念した買いが増加。下落幅を急速に縮めています。ただ、すべての下落幅を埋めることはできず、主力3指数とも反落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比2億2086万株増の9億290万株。騰落状況は、値上がり1715、値下がり1321と値上がり数が上回っています。

 NYダウは小幅反落。ダウ30種は、値上がり13、値下がり16、変わらず1。損失拡大を嫌気してJPモルガンが2.45%下落したほか、ドル上昇を嫌気し、輸出関連やハイテク株がさえないうごきでした。一方、薬品や食品、生活必需品などディフェンシブ系がしっかりでした。
 ニューヨークダウは、一時176ドル安する場面がありました。出来高は前日比2億株強増加しており、EUサミットを懸念した見切り売りが出たことを暗示しています。ただ、この日も25日線に接近するところから急速に反転。150ドルの下ヒゲをつけて終わっています。月曜、火曜も25日線付近から下ひげを残しており、市場が25日線を下値支持とみていることがわかります。引き続き、長大陰線内の動きとみますが、当面は、上値から下落してくる50日線の圧力をしのげるかが焦点になりそうです。テクニカルな上値圧迫を一掃するポジティブサプライズが望まれます。

 米国株は反落。CME日経平均先物は大証終わり値比35円安の8835円で帰ってきました。レンジは8775円~8880円。円は、米金利の低下やEU圏の景況感悪化から、対ドルで79円40銭台、対ユーロは98円80銭台と、ともに上昇して帰ってきました。本日の日本株は、EUサミットの不透明感や週末控えで手控え気分の強い展開になりそうです。米国債金利の低下やCMEレンジ下限が8775円だったことから、売り仕掛け的な動きが出ることもありそうですが、EUサミットの結果を考えるとポジションを作ったまま週を超す動きはしたくないはず…。結局、指数はCMEの終値水準で、サミットの結果を待つことになるのでしょうか。週末の手じまい売りもあり、今日は、来週も買われる株とリバウンド一巡株の選別がありそうです。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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