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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
05 | 2012/06 | 07
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EUサミットのポジティブサプライズを受け急反発。予想を上回る経済指標も支えとなりNYダウは高値引け
 おはようございます。 昨晩はすっかり気が緩んだうえ、昼過ぎに飲んだアレルギー薬のおかげで、朝まで寝てしまいました。6月初めからテクニカルを頼りに強気してきましたので、緊張のタガが緩んでしまったようです。ご容赦!

 さて、昨日のEUサミットは事前に根回しされている可能性があり、なめてかからないほうがいいかもしれない…と昨日朝書きましたが、ふたを開けてみると、投機筋に一撃を加えるような内容になりました。7月に発足するEMSが直接銀行に資金供給できるようにしたほか、国債の買い支えも実施。監督権限については、ECBに統一する方向が示されました。また、財政統合に向けた工程表も作るなど、市場に配慮した内容になりました。ただ、ESMの債権が他の債権に優先するという項目の見直しはせず、スペインに関しては、EFSF時代に融資を決めたもので、EUが優先弁済権を放棄するという格好でおさめをつけています。

 決定内容を見ていると、金利上昇に苦しむスペインうやイタリアと、ドイツのメルケル首相との間で、どんなやり取りがあったか容易に想像がつく感じですね。昨日朝の書き込みで、イタリアのモンティ首相が、国債買い取りなど、市場の安定化策が実施されないと、成長協定には調印しない…という決意について書きましたが、どうやら本気だったようですね。まあ、スペイン、イタリアにとっては満足のいく結果になったんでしょう。ただ、欧州共同債や銀行の預金者保護、銀行破たん処理などの懸案事項に関して何の決定もなかったことを見見ると、南北痛み分けで終わった…ということでしょうか。まあ、散りあえずの時間稼ぎには成功した…ということですね。

 昨日は、ドイツ議会がESMの設立を圧倒的多数で批准。発足ぎりぎりになっての批准のうえ、ドイツ司法裁判所が、審議不足を指摘するなどしていましたから、心配していました、とりあえず最大金主が批准したことで、7月1日には無事発足することができることは、安心材料です。ただ、このところ、ドイツの司法側から、EU関連の決定内容について、不備が指摘されるケースが増えていることや、産業界は競争力確保のためにユーロの保持が必要とする意見が多数を占めるものの、国民の間ではドイツの負担ばかりが増えるEUやユーロへの不満が増加。反対者の比率が40%を超え、半数に接近していることは、将来大きなリスク要因になる可能性もあります。今回の合意内容への司法の判断は大丈夫でしょうか…。また、今日で締め切られた域内銀行の自己資本比率9%は、達成できたのでしょうか…? まだまだ投機筋の付け込む余地はある。

 29日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2880ドル09セント +277ドル83セント(2.20%)

 NASDASQ総合指数 2935.05ポイント +85.56ポイント (3.00%)

 S&P500 1362.16ポイント +33.12ポイント(2.49%)

 CME日経平均先物(円建て) 9105円 +95円

 米国10年物国債金利 1.654% -0.070%

 ニューヨーク原油 84.96ドル +7.27ドル

 GOLD 1604.20ドル +48.2ドル

 ドルインデックス 81.59 -1.01
 

 昨日の米国株は、朝方発表されたミシガン大消費者信頼感指数、個人消費はともにさえないものだったものの、EUサミット合意が市場の見方を覆すポジティブサプライズになったことを好感。弱気ポジションの巻き戻しなどから大幅反発して始まりました。為替市場でもリスクオフの巻き戻しが起きドルが下落。原油、金など国際商品価格が急騰したことを受け、資源・エネルギー株が上昇。ドル安を好感した輸出株も上げるなど、ほぼ全面高。新しい景気の牽引役になりそうな住宅関連株も買われるなど、終日買われる展開が続き、結局、主力3指数とも急反発して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比1億8769万株増の10億9059万株。騰落状況は、値上がり2688、値下がり407。VIX指数は、13.34%下げ、17.08に低下しています。

 ニューヨークダウは急反発。ダウ30種は、値上がり29、値下がり1(JPモルガン)。欧州で銀行株が買われた流れから、バンクオブアメリカが5.68%上げたほか、輸出株、景気敏感株などがダウの上昇率を上回る上げになりました。業種別では、醸造、非鉄、ビール、住宅建設、家電などが上げ上位。靴、自動車、空運などの下げが目立ちました。
 ダウは、寄り付き安、引け高の「陽の丸坊主」で終了。以前から課題としてきた先週木曜日の長大陰線を一気に上回り、再び、2月~4月のレンジ相場内に入ってきました。先週レンジ内に復帰した時は、113週など下落中の移動平均線の影響をうけレンジ外に押し戻されてしまいましたが、今回は果たしてどうか…。今後の見通しなど詳しくは、明日発信のレポートで分析します。

 米国株は急反発。CME日経平均先物は、大証終値を95円上回る9105円で帰ってきました。レンジは8795円~9115円。円は、リスクオフの巻き戻しが強まったことから、対ユーロは、101円台に急落。対ドルも79円80銭台に軟化しています。週明けの日本株は、EUサミット合意の余波から強含みに始まりそうですが、週末の上げで、25日線かい離が+4.1%に拡大。騰落レシオも警戒ゾーンの120%を超える122.9%に上昇するなど、気になる指標も出てきています。当面の目標、今後の見通しなど、詳しくはレポートで分析します。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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