大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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ECBへの緩和期待は強いが、さえない景気指標や過剰な政策期待を嫌気して4立会日ぶりに小反落
 おはようございます。 今日は昼から、大腸カメラ検査です。朝から絶食。これから2時間の間に2リットルの薬剤を飲まなけばなりません。朝から憂鬱です。もしかしたら、午後の書き込みはできないかもしれません。もしそうなれば悪しからず…。

 さて、欧州では、ECBの市場安定化策への期待が盛り上がる一方、ドイツの牽制が続いています。なにか危機収束策を準備して言いたいことをいうならいいのですが、なんにでもケチをつける評論家的な態度はいかがなものか…。なにか、当事者意識にかけているような感じがするのですが…。
 先週から、米国のガイトナー財務長官がEUを訪問。精力的に財務担当大臣と会談を重ねています。昨年開催されたユーロ圏財務相会議に、特別に出席。米国が経験した危機への対処策を提言したものの、わずか30分で追い出され、提言は何も実行されないまま、対症療法的な金融政策にしわ寄せが行く結果になっています。欧州の米国嫌いが、「聞く耳持たぬ」的な対応をさせたものですが、結局、何の根治策も施せないまま、危機だけが深化する格好になっています。
 今回の、ECBの取り組みについても、ドイツ関係者は国際買取に反対する姿勢を示していますし、連立与党の国会議員が、ECBへの法的措置を検討するよう政府に提言するなど、ECBへのプレッシャーをかけています。まあ、言いたいことをいうのはいいのですが、もし、ECBに何もさせないのであれば、金利上昇でスペイン、イタリアが、最後にフランスへと次々危機が波及することを黙認することになるのですが、その責任をどこがとるのでしょうか…。欧州に比べ、米国での期待値は下がってきたようですが…。ドラギ総裁は、ドイツの反対を押し切って、市場が屈服するような規模の対策をうちだせるのでしょうか。まさに、正念場…。

 30日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万3073ドル01セント -2ドル65セント(0.02%)

 NASDAQ総合指数 2945.84ポイント -12.25ポイント(0.42%)

 S&P500 1385.30ポイント -12.25ポイント(0.05%)

 CME日経平均先物(円建て) 8620円 +10円

 米国10年物国債金利 1.502% -0.048%

 ニューヨーク原油 89.58ドル -0.35ドル

 GOLD 1624.0ドル +6.00ドル

 ドルインデックス 82.60 +0.19
 

 昨日の米国株は、ECBの危機克服策への期待感から欧州市場が全面高になるなか、買い先行で続伸して始まりました。好業績株や景気敏感株などが買われ、ニューヨークダウは寄り付き後まもなく、この日の高値1万3128ドル(前週末比53ドル高)をつける場面もありました。ただ、その後発表されたダラス連銀製造業景況指数(7月)が、増加予想に反し大幅なマイナスになったことがわかると、急速に伸び悩み。また、ECBの政策への過剰な期待感の修正からドルが上昇したことも嫌気され、外需関連から売られ、ニューヨークダウは昼までに、この日の安値1万3042ドル(同33ドル安)まで下落しています。その後は、ECB理事会や今晩から始まるFOMC待ちの動きとなり、ひけにかけ前週末引け値をはさみ一進一退の動きとなりました。結局、主力3指数とも4日ぶりに反落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前週末比2億5410万株減の6億5739万株。騰落状況は、値上がり1480、値下がり1548。VIX指数は7.96%上げ、18.03に上昇。

 ダウは、4日ぶりに小反落。ダウ30種は、値上がり13、値下がり16、変わらず1。ドル上昇を映し、キャタピラやボーイング、スリーエム、GEなど外需関連の下落が目立ちました。業種別では、重工業、移動体通信、金鉱山などが上昇。一方、家具、開運、住宅建設、タイヤなどが下落上位でした。
 ダウはレンジ内の動き。政策イベンの結果待ちから小動きに推移。より引け同時線をつけています。昨晩もかきましたように、アルゴリズム取引での売り圧迫が懸念されます。この半年間、RSIが60~65%で目先のピークをつけるケースが多かったのですが、昨日段階で65%に上げていることも懸念材料。ここは、イベントの結果次第…。

 米国株は4日ぶりに反落。CME日経平均先物は、大証終値を10円上回る8620円で帰ってきました。レンジは、8585円~8715円。円は、ECB、FOMCの緩和期待から、対ユーロは95円80銭台、対ドルも78円10銭台に小幅上昇してかえってきました。本日の日本株は、しっかりの始まりになりそうですが、円が小高く帰ってきたことから、利食い売りが入りやすい展開に。昨日もCMEレンジを上から下までなぞる展開になりましたが、昨日のCMEレンジ下限が8585円であるおとから大きな崩れはなさそうです。当面、決算発表結果を見ながらの荒っぽい値動きが予想されます。GLOBEXと為替の動きに注意。

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欧州危機対策の前進を受けた欧米株高に支えられ、3日続伸…主力株の伸び悩み続く
 ドラギECB(欧州中央銀行)総裁の悲痛な会見に驚き、さまざまな市場でユーロ売りのポジション解消が進んだ先週の市場でした。
 まあ、あれだけの大見得を切ったわけですから、何もしないわけにはいかないのは確か…。市場の方では、大規模なスペイン、イタリア国債の購入や利下げなど勝手に、取られる政策について思惑を高めハードルを上げています。とりあえず、今週2日にECB理事会が開催され、具体策が検討されることになるのでしょうが、ドイツを中心にした財政緊縮派の中には、ECBの国債買い入れに反対するところも多く、果たしてドラギ総裁の危機感が伝わるものかどうか…。ドイツ中銀総裁は、ECBの国債買い取りには反対しているものの、EFSH(欧州金融安定化基金)による買い取りには反対していません。ただ、相変わらずの教条主義を発揮。「EFSFの国債購入は、ドイツ議会の承認が必要になる…」と話しています。もし議会承認になれば、ESMの時のように、反対派が憲法裁判所に訴訟することも予想され、また、稼働するまでに時間がかかることになります。果たして、ECBの国債買取再開がなるかどうか…。ドイツのメルケル首相とフランスのオランド大統領が電話会談し「ユーロ圏を守るために何でもする…」と共同声明を出しましたが、振り返ってみると、なんども同じことがあったような気がしますが…。夏休み中のメルケル首相は8月6日から、勤務再開のようですが、果たしてどんな政策対応を打ってくるのか…?

 これまでも危機のたびに、金融政策で応急措置をしてきましたが、肝心の病気の根本治療(政策対応)を怠ってきたために、危機を深める結果になっています。すべて、最大金主であり、ユーロ導入の最大メリット享受国であるドイツの対応にかかっていますが、ドイツがでてくると、教条主義を持ち出し、自国の価値観を押し付けようとすることから、域内対立を深める原因になっています。今回もECBが、何らかの措置を講じて、当面の危機は収束するのでしょうが、もし政治的な対応を怠れば、これまでよりもきついバッシングを受けることになります。ただ、これ以上ドイツの救済負担が増えるようなら、格下げする…と、脅されており、どこまで踏み込んだ対応ができるのか疑問です。結局、時間薬にかけることで、解体するなり、組織強化するなり流れに任せる道を選ぶんでしょう。今日は、せっかくECB総裁が国債買い入れに前向きな動きを示したのに、肝心のスペイン財務省の幹部とかいう人が「国債購入を要請する考えはない…」と、わけのわからない発言をしたようです。あんたのところの首相が、ECBが国債買い入れをしないのが危機をあおる結果になっている…と、ECBを非難していたんじゃなかったのかい。どうも、EUの構成国は何を考えているか全くわからない。土台、くっつくのが無理なんじゃないの…。

 今日の日本株は、欧州情勢の好転を映し週末の米国株が大幅続伸した流れを受け、買い先行で始まりました。CME日経平均先物が8685円で終わっていたことから、これにさや寄せする格好で先物買いが先行。裁定買いが入ったほか、円の下落を受け外需主力株にも買戻しが入ったことから、日経平均は、8658円(前週末比92円高)と高よりスタートになりました。ただ、高値8663円と20日の下落局面で開けた窓を埋めると、4~6月期の鉱工業生産が事前予想の1.6%増を大幅に下回る2.2%減になったことへの警戒感から、外需株を中心に戻り売りが増加。日経平均は上げ幅を縮め、一時、前週末比23円高まで縮小する場面もありました。引けにかけては、今晩の欧米市場の続伸を期待した先物買いが入り、上げ幅を拡大。結局、日経平均は、68円80銭高の8605円44銭、TOPIXは5.30ポイント高の731.74ポイントと、ともに3日続伸して終わりました。出来高は週明けで見送り気分が強く、週末より1億1000万株少ない14億4920万株に減少しています。騰落状況は、値上がり1247、値下がり312でした。

 今日の終値での、日経平均サイコロは6勝6敗、RSIは37、25日線かい離は-1.6%。騰落レシオは89%とモメンタムは上昇基調。一応、底値から3日続伸しました。穴だらけですけど…。窓埋めした途端に上げの勢いを失うところを見ても、まだ主力株に対する弱気があるようです。先週も書きましたように、20日の終値8670円を上回ると3本新値が陽転し、強気のサインを出してくれるのですが、25日線ももう一歩のところで回復できそうでできないのと同じで、なかなか強気になりきれない相場…といえそうです。やはり、2月の強調相場で連想されるように、為替がポイントになります。先週のECBの動きに対しても、一部ユーロを買い戻す局面があっても、2日のECB理事会では追加金融緩和期待もあるし、米国FOMCでは、預金準備の付利廃止も予想されるなどから、思い切った円安になれないことが相場の頭を押さえています。

 今回の鉱工業生産指数が予想を大幅に下回ったように、景気の実態はかなり悪いにも関わらず、日銀は、景気は拡大傾向にあると大本営発表を繰り返し、こんな景気のいい時に、金融緩和なんてできないと予防線を張っており、円は高止まりしたまま…。おまけに、発表される主力企業の決算は欧州危機の影響や円高を受けてがたがた…。これでは、なかなか主力に手を出すことはできませんね。おまけに、中小型株も決算を見るまでは手が出せない…という状況。まあ、決算発表がおわるまでは、こんな生殺しみたいな相場が続くんでしょうう。指数は米国株次第のところがありますが、このところアルゴリズム取引で上げ下げが規則的な動きをしている米国株は、最近の上げ幅を上回っており、一旦は売りが先行するかもしれません。とにかく、ここはECBの次の一手を待って、それに対する市場の勤務評定を待つしかなおのでしょうか。まだ各論相場は続く…。

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ECB総裁につぐ、独仏首脳の危機克服へ向けての声明を好感し、大幅続伸
 おはようございます。 寝苦しい夜でした。扇風機を回したまま寝ていましたら、朝方冷たい外気が入り込み、寒さで目が覚めてしまいました。また、今日も暑いみたいですが、レポート作りのためにも頭だけはクールダウンしておかなくては…。

 さて、夏休みが明けたのかどうか、欧州首脳の発言が急に目立ってきました。前日は、ドラギECB総裁の悲壮感に満ちた会見がありましたが、昨日は、急きょ電話会談を実施。ユーロ圏の安定のため各国ができることを早急に実施する…との声明を出しています。何をするかは示していませんが、銀行監督機関の早期設置などを目指しているものと思われます。また、ドイツのショイブレ財務相も、ECB総裁の発言を歓迎する声明をだし、追認する姿勢を表明しています。この日は、スペイン財務相とドイツ財務相の会談も行われたようですが、危機の拡大で、当初1000億ユーロと見られていた救済必要資金が3000億ユーロと3倍に拡大したことなどが伝えられた伝えられたようですが、EUへの正式な支援要請については、スペイン側が否定していました。今週、スペイン5年国債の金利が一時10年債金利を上回る長短金利の逆転現象が起こりましたが、これは、スペインの財政資金調達にとっての危険信号。ドラギECB総裁の会見の裏には、放置すればスペインがポルトガル、アイルランドのような危機的状況に追い込まれるとの認識があったんでしょう。メルケル首相も、夏休みの間にクールダウンして、改めて危機が切迫していることがわかったんでしょうか。後は、来週からECBが実際国債購入に乗り出すかどうか…。8月に入ったそうそうスペインの国債入札がありますから、悲壮な会見の真価を問われることになります。ただ、相変わらず、ドイツの中央銀行は国債買い取りやESMへの銀行免許付与に反対していますが…。まあ、とりあえずはメルケル首相が、ドラギ総裁の動きを追認した格好になったことに、市場は素直に反応していました。

 27日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万3075ドル66セント +187ドル71セント(1.46%)

 NASDAQ総合指数 2958.19ポイント +64.84ポイント(2.24%)

 S&P500  1385.97ポイント +25.95ポイント(1.91%)

 CME日経平均先物(円建て) 8685円 +125円

 米国10年物国債金利 1.550% +0.108%

 ニューヨーク原油 90.13ドル +0.94ドル

 GOLD 1618.00ドル +2.90ドル

 ドルインデックス 82.61 -0.21


 昨日の米国株は、第2四半期GDPが予想通りだったものの、欧州危機克服へ向けての取り組みが進展したことを好感し欧州主要株式市場が全面高になった流れを受け、続伸してスタートしました。危機克服への期待感からユーロが買い戻され、ドルが下落したことから、輸出関連株や景気敏感株に買戻しがはいったほか、欧州で銀行株が買いなおされたことから、バンクオブアメリカなど銀行株も買われるなどほぼ全面高になりました。また、独仏首脳の電話会談が行われ、「危機に対応して、あらゆる措置をとる…」との共同声明が出ると、さらに上げ幅を拡大。ニューヨークダウは、一時、この日の高値1万3117ドル(前日比230ドル高)をつける局面もありました。引けにかけやや上げ幅を縮めたものの、結局、主力3指数とも大幅続伸して終わっています。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1555万株増の9億1149万株。騰落状況は、値上がり1919、値下がり561。VIX指数は、4.73%下げ、16.70に低下しています。

 NYダウは3日続伸。ダウ30種は全銘柄が上昇。ドル安を好感し、キャタピラーが3.4%、インテル2%、マイクロソフト2%など外需関連が買われたほか、アルコア3.17%、デュポン1.9%など景気敏感株の上げも目立ちました。業種別では、旅行代理店、石炭、家電、タイヤ、不動産サービスなどが上昇。一方、金鉱山、レストラン、住宅建設などがさえませんでした。
 ダウは、19日の戻り高値を抜き、レンジ上限へ向けて上げ足を速めてきました。来週のスペイン国債入札へ向けてのECBの動きや、独仏を中心にする政策対応など具体的な危機克服へ向けての行動を確認する動きになりそうです。懸念されたNASDAQ総合指数は、100日線を回復。S&P500も前回高値を上回るなど、上値志向を強めています。一部懸念されるテクニカルな動きもありますが、詳しくは、レポートで検討してみます。

 米国株は続伸。CME日経平均先物は、大証終値比125円高の8685円で帰ってきました。レンジは8510円~8730円。円は、ユーロの買戻しから対ユーロは96円70銭台とやや円安が進行。対ドルも長期金利の急騰を受け、98円40銭台に軟化したものの、依然、高止まりしたままの状態。週明けの日本株は、CME終値にさや寄せし、続伸しての始まりになりそうです。世界経済の萎縮や企業の保守的経営の元凶になってきた欧州危機に進展の兆しが出ており、来週から出てくる政策対応によっては、主力株を中心にした買戻し相場が実現するかもしれません。31日、1日のFOMCの動き、それに呼応する日銀の政策変更への思惑などもありそうです。オプション市場や先物市場にたまりこんだ、弱気ポジションの動向もポイント…。

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ドラギマジック効果による世界同時株高を好感し続伸するも、終日値幅は47円の狭いレンジ内の動き
 ドラギ・ECB(欧州中央銀行)総裁は、昨日、「ユーロを守るためなら責務の範囲でなんでもする…」と発言。19週連続して国債買い入れをしていなかったことから、スペイン、イタリア国債を安心して売っていた投機筋は、慌てて買戻しをいれ、昨日、両国国債の利回りは急落して終わりました。前日の、ノボトニー・オーストリア中銀総裁のESM銀行家の可能性発言に続く、ECB幹部からの発言を受け、市場は落ち着きを取り戻し、欧米、アジア株と全面高で終わっています。ドラギECB総裁は、発言の最後を「私を信じてほしい(TRUST ME)」とどこかで聞いたことのあるセリフで締めくくっていますが、今日の朝も書いたように、ドラギ氏の発言は、果たして夏季休暇中のドイツのメルケル首相やショイブレ財務相とのすり合わせを終えていたものかどうか…?
 
 市場は休暇明けのドイツ首脳からタカ派発言がでて、ドラギ発言がひっくり返されてしまうのではないかとの懸念を強めています。あれだけ、きつい言い方をしたんですから、メルケル首相が何を言おうがやるということでしょうけど、投機筋にして見れば、EUが一枚岩になっていないということで、また弱いところをついてくることになるんでしょう。休暇明けのドイツ首脳が追認する発言をするよう期待したいものです。そうでなければ、ECB総裁の信用が失墜することになり、その分反動安がでることにもなりかねません。ちなみに、今日の欧州市場は高安まちまちで始まっており、もうマジック効果がはげた格好になっています。

 本日の日本株は、ドラギマジックを受け欧米株が全面高になった流れを受け、外需株や主力株に幅広い買戻しが入り、全面高の始まりになりました。CME日経平均先物が8530円と、前日の大証終値を90円上回って帰ってきたことから、先物買いが先行。裁定買いも入り日経平均は、CME終値を上回る8547円で寄り付いてきました。その後もユーロ高から、機械や精密など欧州関連に買戻しの動きが続き、日経平均は高値水準を維持しました。ただ、ドラギ総裁発言へのドイツの反応を懸念する動きが根強くあることや、CMEレンジ上限の8560円付近での先物売り圧力が強く、指数は伸び悩み。日経平均の終日値幅は、わずか47円にとどまっていました。結局、日経平均は、123円54銭高の8566円64銭、TOPIXは11.53ポイント高の726.44ポイントと、ともに続伸して終わりましたが、週末控えで見送り気分も強く、出来高は16億6506万株と、前日比で2億5000万株減少しています。騰落状況は、値上がり1136、値下がりは432。

 引け値段階での日経平均サイコロは5勝7敗(TOPIX3勝9敗)、RSIは28、25日線かい離は-2.5%と、指数的には中間反騰段階に入った感じです。騰落レシオは85%と安全ゾーンの80%割れに至らず、横ばいになりました。昨日、今日と、TOPIX型の銘柄を買い戻す動きが続き、指数の上昇率はTOPIXが日経平均を上回っています。昨日の先物手口を見ても、TOPIX先物の買い戻しが目立ちました。ただ、引き続きCTA機関店の欧州系証券は日経乎平均型のまとまった売り玉はそのまま…。来週31日、1日の米国FOMCで何らかの追加金融緩和が実施され、円高が進む…との読みがあるのかもしれません。日銀の白川総裁が「TURST ME」と言ってくれたら為替の流れも変わるのでしょうが、今みたいに景気がいい時(?)に緩和を実施したら、マジのインフレになると思い込んでいる人ですから、期待するほうが無理というもの…。

 今週は、3週連続安になったものの、日経平均は238円の下ひげを残して終わりました。日足ボリンジャーバンドの-2シグマにタッチしてからの反発で、戻りを期待したいところですが、残念ながら、国内要因では動けず、あなた任せですから、どうなるかは予想もつきません。結局、CMEの先物レンジを見ながら、来週もアルゴリズム取引に引っ張りまわされる展開になるんでしょう。とりあえず、今晩の米国4~6月期GDP(予想は+1.5%)が焦点になりそうです。

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ドラギ・ポジティブサプライズと予想外の新規失業保険申請の減少を好感して大幅上昇
 おはようございます。 昨日は、CT検査の造影剤でアレルギーがでてしまいました。言われたとおりに水をたくさん飲んで、造影剤を排出すればいいのに、病院をでてからうろうろしていた咎めが出たようです。まあ、相場の方も欧州の変化を先取りして反発しましたから、ご容赦ください。

 さて、前日のノボトニー・オーストリア中銀総裁の「ESMへの銀行免許付与の可能性」発言に続き、昨日は、ECB(欧州中央銀行)のドラギ総裁が「ユーロを守るためなら、責務の範囲内でなんでもやる…」と、切羽詰まった発言をしたことに、市場はサプライズを隠せなかったようです。発言の中には「(口先だけではないので)信じてほしい」と市場を意識した内容もあったようです。のんびり夏休みを取っている間に、スペインの金利は8%に近づき、ギリシャのユーロ離脱が既定路線のように言われだし、ユーロが下落。また、ユーロ下落にも関わらず、通貨安効果もなく景況感はどんどん悪化していく…、という状態になっていました。さらに、問題は、2回にわたる期間3年物融資の資金を使い銀行が取得した国債価格の下落で資産内容が劣化。再び、銀行間信用問題が起きそうになってきました。さらに、これまで、EUの域内金融を支えてきたドイツなど、高格付け国3か国の格付け見通しが「ネガティブ」に引き下げられ、今後制約を受けそうなことから、ECBが動かざるを得なくなった…ということでしょうか。

 まあ、ここまでは、いいのですが、ECBが動いたとしても、所詮時間稼ぎに過ぎないことははっきりしています。ECBの2回目の資金供給が実施されたのは2月末…本来ならこれで市場が落ち着いたときに、根本的な危機対策を講じなければならなかったのですが、ドイツを中心に、あれやこれやと、いちゃもんをつけ先延ばししてきた結果が今の状態です。さすがにECB関係者は危機意識を強めたようですが、目線が国内を向いているドイツ、メルケル首相がバカンス明けに何を言ううか…。昨日の鬼気迫るドラギ総裁の発言にも関わらずスペイン国債の金利は6.996%と7%付近に高止まりしています。以前から、メルケル首相は、市場を軽視しており、彼女が一言いえば、すべての努力は無に帰する可能性もありますが…、この辺りは事前のすり合わせは終わっているのでしょうか。

 まあ、いい方向にあるものと思っておきましょう。しかし、気になるのは米国の住宅の動き…。もしかしたら、米国経済の救世主になるかも…と期待されましたが、このところ腰折れ状態になってきました。住宅貸付金利の低下にも関わらず、前日発表された新築住宅販売件数(6月)は年率37万件の予想が35万件に、それ以前に発表された新築住宅許可件数も予想外の減少。昨日発表された中古住宅販売の先行指数になる同保留指数もー0.2%増加予想が1.4%の減少…といった具合です。保留指数に関しては、銀行の差し押さえ物件が減少し、低価格の優良物件が少なくなった、という事情もあり、裏返して見れば、好意的な評価ができるのですが、一時的な停滞なのか、ピークを打ったのかの判断が難しくなっています。次回のFOMCで、MBS(不動産担保ローン証券)の買い取りに踏込み、住宅のテコ入れに動くかどうかが注目されます。

 26日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2887ドル93セント +211ドル88セント(1.67%)

 NASDAQ総合指数 2893.25ポイント +39.01ポイント(1.37%)

 S&P500 1360.02ポイント +22.13ポイント(1.65%)

 CME日経平均先物(円建て) 8530円 +90円

 米国10年物国債金利 1.442% +0.044%

 ニューヨーク原油 89.39ドル 0.42ドル

 GOLD 1619.8ドル +11.6ドル

 ドルインデックス 82.84 -0.75  


 昨日の米国株は、相次ぐECB関係者の危機収拾策へ向けての前向き発言を受け、欧州市場が全面高になった流れや、新規失業保険申請件数の予想外の減少などを受け、買いが先行。大幅高でスタートしました。ユーロが買い戻され大幅高したことからドルが軟化。資源価格の上昇を受け資源・エネルギー株が買われたほか、輸出関連や景気敏感株に幅広い買戻しが入り指数を押し上げ、寄り付き後まもなく、ニューヨークダウはこの日の高値1万2931ドル(前日比255ドル高)をつける場面もありました。一時、住宅関連指標や耐久財受注の悪化を嫌気し、上げ幅を縮める局面もありましたが、引けにかけても買戻しが続き、結局、主力3指数とも大幅上昇して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1億1395万株増の8億9594万株。騰落状況は、値上がり2238、値下がり826でした。VIX指数は、9.36%下げ、17.53に下落しています。

 NYダウは続伸。ダウ30種は値上がり29、値下がり1(シスコシステムズ)。ホームデポ(3.14%)、AMEX(3.05%)、ウォルトディズニー(2.92%)などが指数を上回る上げになりました。業種別は、移動体通信、海運、住宅建設、重工、石油周辺サービスなどが上昇。ギャンブル、空運などが下落しました。
 NYダウは再度レンジ内に復帰してきました。下値、上値を切り上げる上げトレンドが継続しています。ただ、レンジ下限を意識した動きは依然継続中。レンジ下限を固める動きができないようです。当面、この下値固めができるかどうかが注目ポイント。NASDAQの反発力の弱さに加え、依然、100線を抜けられないS&P500の動きが気になるところ。アップル株価の立ち直りがカギを握るが…。

 米国株は急伸。CME日経平均先物は、大証終値を90円上回る8530円で帰ってきました。レンジは8360円~8560円。円は、対ユーロでは96円台に軟化したものの、追加金融緩和思惑がある対ドルでは、78円20銭台に高止まりしたままです。本日の日本株は、欧米株の上昇やCME終値にさや寄せし、先物買いが先行。裁定買いなどから高寄りスタートになりそうです。CMEレンジ上限が8560円と低いことから、大きな伸びは期待できませんが、このところの弱気相場で個別、全体とも売り込みが増えていることから、本格的な買戻しが入れば、レンジ上限を上回る高値も…。ただ、週末控えであることから後場からは模様眺め気分が強まるかもしれません。CTA(商品投資顧問)機関店の欧州証券は、昨日TOPIX型の先物にまとまった買戻しを入れていますが、今日は、日経平均型のまとまった売り残の動きがカギになりそうです。引き続き、つれ安した内需系中小型株の押し目に注目。

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欧州の緊張一服と米国主力企業の決算見通し上方修正を好感し、NYダウは反発…アップルショックが残るNASDAQ総合指数とS&P500は続落
おはようございます。今日は、術後検査です。朝一からですから、書き終わったらすぐに病院に行かなければなりません。来週火曜日の大腸検査が終わったら、結果を聞くだけ…。無事に3年目を迎えられますかどうか…。

 さて、欧州は相変わらずです。官僚や政府関係者が夏休みのせいか、なんだかコメントのトーンが低いようです。マスコミでは、相変わらず、誤報すれすれの報道が続いています。昨日は、ドイツの財務相とスペイン財務相が面談した際、ドイツの財務相が、EUへの救済支援要請を促した…との報道をドイツショイブレ財務相が否定しています。どうも思惑記事みたいですね。ただでさえ市場が緊張している時に、平気で思惑記事を流す(もしかしたら、本当かもしれませんが…)とは、モラルが疑われます。ただ、昨日は強硬派のノボトニーオーストリア中銀総裁が、ESMへの銀行免許付与について肯定的な見解を述べたことが好感され、欧州市場はほぼ全面高で終わっています。ESMを銀行化し、レバレッジを聞かせて資金枠を拡大。国債の買い取りなどを機動的に進めようというもの…。今の、危機収束策として提言されていますが、もちろん、ドイツは反対です。昨日は、ムーディーズが、EFSF(欧州金融安定化基金)の格付け見通しを安定的からネガティブに引き下げるなど、結構、いろんなことが起きているんですね。

 また昨日発表のドイツIFO企業景況感指数は予想を下回り、景況感の悪化が進行していることが示されました。これまでは、ユーロが安ければ、輸出がのび景気もなんとかなりましたが、どうやら政策的な対応が必要になってきたようです。ただ、格付け会社ムーディーズがEUの高格付け国4か国のうち3か国の見通しをネガティブに引き下げたことから、財政出動などはできず、このままでは、景気がじり貧になる可能性も出ています。格付けが、景気への政策対応の足かせになりそうです。ただ、7月末も迫り、首脳陣の夏休みも終わりに近づき、そろそろ、いろんな対応策が出てくる可能性もあります。今日明日くらいから、投機筋もポジションを閉じる動きがでてくるかもしれません。

 25日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2676ドル05セント +58ドル73セント(0.47%)

 NASDAQ総合指数 2854.24ポイント -8.75ポイント(0.31%)

 S&P500 1337.89ポイント -0.42ポイント(0.03%)

 CME日経平均先物(円建て) 8410円 +60円

 米国10年物国債金利 1.398% +0.006%

 ニューヨーク原油 88.97ドル +0.47ドル

 GOLD 1612.7ドル +16.5ドル

 ドルインデックス 83.58 -0.44 


 昨日の米国株は、ノボトニーオーストリア中銀総裁の発言を好感し、欧州市場が上昇したことを受け買い先行でスタートしました。ユーロが買いなおされたことを受け、ドル建て資源価格が上昇。これを受け資源・エネルギー株が上昇。指数の押し上げに寄与しました。新築住宅販売件数が昨年2月以来の大きな落ち込みになったことを嫌気し、上げ幅を縮める場面もありましたが、キャタピラー、ボーイングなど主力企業の決算が予想を上回ったほか、通期見通しを引き揚げたことも好感され、上げ幅を拡大。ニューヨークダウは、引け近くに、この日の高値1万2732ドル(前日比115ドル高)をつける場面もありました。引けにかけてはやや売られたものの、ニューヨークダウは、4立会日ぶりに反発。アップルの予想を下回る決算の影響から、NASDAQ総合指数、S&P500は4日続落して終わっています。ニューヨーク市場の出来高は、前日比2513万株減の7億8199万株。騰落状況は、値上がり1615、値下がり1409。VIX指数は、5.5%下げ、19.34に低下しています。

 ダウは反発。ダウ30種は、値上がり18、値下がり10、変わらず2。決算見通しの引き上げを受けボーイングが2.8%、キャタピラーは1.44%上昇したのが目立ちました。業種別では、貴金属、金鉱山、医療サービス、バイオテクノロジーなどが上昇。石炭、ギャンブル、建設資材、住宅建設などが下落しました。
 ダウは、レンジを」下回っての動き。昨日は上昇中の200日線を意識し反転…と前日同様の動き。下落中の75日線に到達したところから急速に伸び悩んでいます。このポイントは、レンジ相場の下限にあたっており、投資家が、このゾーンを上値抵抗として意識していることがわかります。当面は、上昇中の50日線と下落中の75日線の間の動き…? 懸念されるのは、NASDAQ総合指数の動き。7月19日高値が同日高値を下回っているほか、12日安値を切りそうになっており、三尊天井パターンを形成しつつあります。目先、警戒しておきたいポイントです。

 米国株は高安まちまち。CME日経平均先物は、大証終値を60円上回る8410円で帰ってきました。レンジは8325円~8440円。円は、ノボトニー発言を受け対ユーロで94円90銭台に軟化したものの、対ドルは78円10銭台に高止まりしたまま帰ってきました。本日の日本株は、CME終値にさや寄せし堅調なスタートが予想されます。キャタピラー決算を受け、建機株の見直しもありそうですが、決算発表後のミーティングで、中国での売り上げ減や在庫増などが言われており、中国関連株全般の足を引っ張る場面もあるかもしれません。当面、ユーロの反発を受け、外需株の買い戻しもありそうですが、為替の動き次第では、昨日同様欧州市場の開く時間帯から売り仕掛けが入る可能性も否定できません。先物レンジ下限8325円が意識されそうです。前段でも書きましたように、夏休み明けから欧州政治が動き出す可能性があり、ここは状況の安定化を見極め、再度内需系中小型株の買い場を探すところ…。

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円高による業績悪化や予想を下回るアップル決算で景気敏感株が売られ4日続落
 ※明日は朝市から病院の検査にいかなければなりませんので、もしかしたら、朝のブログは書けないかもしれません。

 さて、ボクシングでいえば、一方的に打ち込まれ、反撃もできない状態でしょうか。試合ならドクターストップもありますが、株の世界では、弱ったものは徹底的にたたけ…というところ。なにしろ、円高のおかげで減量に次ぐ減量で、選手の体力も全く残っていない状態。おまけに、体力がないとわかっていても、周りは誰もドリンク剤の一つも渡してくれなせん。それどころか、さらに円高を進め体力を奪うような政策をとっています。おかげで、今の日本なら、簡単に試合に勝てるぞ…と、世界中のガラの悪い投資家連中が集まってきました。なにしろ、資金力のあるところが、腕力で袋叩きしてきますから、日本の選手が持つわけはありません。真剣に先物規制を考えないと、日本経済はどんどん落ち込むことになりそうです。

 今日の日本株は、スペインの金融危機に加え、ギリシャのEU離脱懸念が強まったことを受け欧米株が下落。また、円が上昇したことからCME日経平均先物が大幅安して帰ってきたことから、先物売りが先行して始まりました。まだ、値がある電機株が売りたたかれたほか、昨日米国市場の引け後に発表されたアップルの決算が市場予想を大幅に下回り、夜間市場で急落したことも関連株売りに拍車をかけ、ハイテク株の下落を加速しました。昼にかけ売られすぎを意識した買いが、薬品や食品、情報通信など時価総額の大きい内需系に入り下落幅を縮める場面もありましたが、欧州市場の開く「魔の時間帯」になると、いつも通り先物に売り攻勢がかかり下落幅を拡大。日経平均は、一時、160円安する場面もありました。引けにかけては、ユーロが買いなおされたこともあり、やや下落幅を縮めましたが、結局、日経平均は、122円19銭安の8365円90銭、TOPIXは11.21ポイント安の706.46ポイントと4日続落して終わりました。出来高は、17億8000万株。売買代金も1兆円の大台を回復。今日は、先行きに悲観した投げもだいぶ出たようです。

 今日の終値での日経平均サイコロは3勝9敗(TOPIXは1勝11敗)、RSIは10、25日線かい離は-5.2%と、指数的にはそろそろ、一時的な反発が出てもいい水準になってきました。まだ、騰落レシオが86%と調整不足ですが…。さて、今日発表された先物と現物の間の裁定取引にともなう買い残高(7月17日~20日売買分)は、627億円増加し1兆1479億円でした。今週に入っての指数の下落は、これが原因でしょう。相場環境の悪化から、だれもインデックス銘柄なんか買いませんから、裁定解消入売りが出ても吸収できず、下の板を求めて株価の下落幅が拡大する構造になっています。先物を腕力で売る→裁定解消売り→吸収できず指数が下落→さらに先物売りがでて下落。指数の崩れをみて、投資家心理が悪化。値持ちの良かった中小型株も引きづりこまれ、見切り売りがでて全体が下げると…いう展開です。今日の先物手口をみると、裁定取引をやっている野村や三菱UFJモルガンスタンレーなどの買い手口が目立っていましたが、これらの裁定業者が裁定解消(現物売り・先物買戻し)をやったことが指数の下落幅を拡大させています。ただ、CTAの機関店である欧州証券の買い手口はわずかで、まだ、まとまった玉が残ったまま…。

 これだけ相場が弱気に傾いて、銘柄の買い指値が減少しているなかで、裁定解消売りがでつづけたら,株価の下値めどなど算定しても無駄…。理論上、1兆1429億円の裁定買い残が空っぽになるまで下げても不思議ではありません。裁定取引自体は悪いとは思いませんが、問題は、先物。資金さえあればレバレッジ(25倍)を効かせて市場を自由に動かせる余地があることが問題です。世界的にレバレッジを縮小しようというときに、こんな高いレバレッジを放置していたら、ろくでもないのが集まってくるのは自明の理。もう少し、まともな投資家が近づける市場にしてもらいたいものです。どうせ今日の薬品株の上げも、「ディフェンシブ株買い・景気敏感株売り」のロングショート取引に絡んだものでしょう。

 まあ、以前から正念場は、昨年11月安値と6月安値を結んだラインをキープできるかどうか…とみていましたが、ここを維持できれば、ファンダメンタルは大きく変わってきます。キープできなければ、中勢三段下げが待っているという、ある意味重要な分岐点になるんでしょう。いま先物を売っている連中は、欧州と中国の景気を弱気しており、両地域と関係の深い日本株を売っているといいますが、個別にもハイテク株をかなり売り込んでいるといいます。こんな時に、政府と日銀が信じられない勢いで為替介入をしてくれると、一気にひっくり返せるのですが…。何しろ日本の景気は回復に向かっておりこんな時に追加緩和をやったら、インフレになるなんて真剣に考えているから、なにもできないでしょうけど…。
 ただ、ニューヨークダウの予想PERは12.35倍に対し、日経平均の予想PERは10.8倍…。これでも日本株は割高なんですね~。とにかく、指数が落ち着かないと、中小型株のほうにも安心して入っていけない。

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欧州危機の増幅と弱気な企業業績見通しを嫌気し、3日続落…NYダウは3日連続の三桁の下げ
 おはようございます。

 欧州は、相変わらず荒れ模様です。何もしてくれないEUに対し、スペインの悲鳴が聞こえてきます。以前から、国債買い入れで金利の低下措置を講じないECB(欧州中央銀行)への批判を強めていましたが、昨日は、スペイン政府が、EUサミット合意の速やかな実施を求めて声明をだし、これにイタリアやフランスが同意するという事態になってきました。銀行の不良債権問題、自治州支援問題などが次々と浮上。スペイン政府の財政負担増加や資金調達能力の低下を見越した市場は、同国債の売り攻勢を強め、昨日は10年債金利は1996年11月以来という、7.635%に上昇。何も手が打たれないために危機感ばかりが増幅することになっています。調達金利の急激な上昇から、スペイン政府は、債務償還や自治州支援に充てる資金(280億ユーロ程度)を、EUに対し支援要請をする…と、スペイン経済紙エコノミスタが、政府に近い筋の話として記事を掲載。市場の不安感をあおりました。しかし、これだけ危機が増幅しているのに、ほったらかしているEUってなんなんでしょうね。

 また、ギリシャのEU離脱問題もだんだんエスカレートしてきたようです。ドイツ連立与党内でも、EU離脱要求が高まっており、連立与党の幹部からも公然と離脱論が出される事態になっています。他の政党からは、「年金や公務員給与の半分を旧ギリシャ通貨のドラクマで支払うべき…」と公然と離脱の準備を整えるよう要求が出ています。まだ離脱によってドイツが被る損失と、域内にとどまることによる支援負担のコスト負担の計算ができていないようで、メルケル首相も決断できていないようですが、もしかしたら、政府部内から離脱要求が高まってきたのは、環境づくりなのでしょうか…?なんだか、ドイツの本音が透けて見えるようになってきた感じです。もっとも、ギリシャ事態は、離脱する意思が全くない、ということですから始末が悪い…。とにかく、ハードランニングにならないように、あらゆる手を打ってほしいものですが、結局、市場が期待するようにはならないかもしれませんね。投資家は、それを前提に米国国債に逃げ込んでいるようです。

 24日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2617ドル32セント -104ドル14セント(0.82%)

 NASDAQ総合指数 2862.99ポイント -27.16ポイント(0.94%)

 S&P500 1338.31ポイント -12.21ポイント(0.90%)

 CME日経平均先物(円建て) 8390円 -80円

 米国10年物国債金利 1.392% -0.034%

 ニューヨーク原油 88.50ドル +0.36ドル

 GOLD 1576.2ドル -1.2ドル

 ドルインデックス 84.00 +0.25


 昨日の米国株は、スペイン危機のエスカレートや欧州景況感の悪化を受け欧州株が下落した流れを受け、軟調な始まりになりました。欧州への懸念から資金を債券市場に振り替える動きが増幅しているほか、この日決算を発表したデュポンなどが、先行きの不透明感から通期見通しを下方修正したことを嫌気。また、実際の荷動きの動きを反映する宅配大手UPSが、通期見通しを引き下げたことも嫌気され売り物が増加。後場にかけじり安する展開となり引け近くに、ニューヨークダウは一時1万2521ドル(前日比200ドル安)をつける場面もありました。ただ、引け近くに、有力経済紙ウォールストリートジャーナルが「来週のFOMCで新たな景気刺激策を導入する可能性がある」と報じたことから、やや下落幅を縮小。結局、主力3指数とも下落分を埋めきれず3日続落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比6496万株増の8億712万株。騰落状況は、値上がり788、値下がり2248。VIX指数は9.9%上げ20.47に上昇。市場はリスク意識を強めています。

 ダウは三桁の下落を3日続けています。ダウ30種は値上がり4、値下がり26。売り上げが予想を下回ったATTが2%を超える下落になったほか、シスコシステムズ5.9%、デュポン1.9%、アルコア1.47%などの下げが目立ちました。
 ニューヨークダウは、レンジ内から下方に離脱しました。安値は上昇中の200日線から反発。上昇に転じた50日線上で終わり、いまのところ強気相場を維持しています。ただ、欧州機危機から経営者の業績の先行きへの弱気が増えている点が気がかり。市場が、FRBの緩和期待にすがり始めたのもきになります。当面、7月12日の安値1万2446ドルを維持できるかどうかがポイント。これを切ると6月初旬からの強気相場が崩れる…。

 米国株は続落。CME日経平均先物は、大証終値を80円下回る8390円で帰ってきました。レンジは8365円~8505円。円は、米長期金利が低下したことや、欧州危機の増幅から、対ドルは98円10銭台、対ユーロは94円30銭台にそれぞれ、上昇して帰ってきました。本日の日本株は、欧米株安、円高から軟調に推移。CME日経平均先物終値にさや寄せし、大幅下落して始まりそうです。8500円を割り込んできたことから、オプションスライク価格8250円を意識した売り攻勢も強まりそうで、当面、軟調な展開になりそうです。円高を手掛かりに外需株やTOPIX30のバスケット売りも予想されるなど、主力株への逆風が続きそうです。昨日も書いたように、CTA(商品投資顧問)やヘッジファンドが、欧州、中国の景気減速を手掛かりに日本株への売り攻勢を強めていることも気がかり。本来なら、中小型株の押し目を買いたいところですが、相場が落ち着くまでは、静観方針か?ただ、為替介入への懸念もあり投機筋も一気の売り崩しはしにくいところ。CTA機関店の欧州系証券の先物手口に注目。レポートで示した右肩上がりの下値支持線の強さが試されます。

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中国製造業PMIの前月比上昇を好感した先物買戻しで、下落幅を縮め、3日続落して終了…先物売り本尊は動かず
 記者時代に付き合いがあった経営者から電話があり、話が長引いてしまいました。経営の話かと思っていたら株の相談でした。主力株を値ごろ感から買い下がっていたようですが、ここまできて気迷い感が出てきたようです。ブログをやっていることは、伝えてあったのですが、見ていなかったようです。記者時代に取材にお伺いした時、経営者は株式投資をやるべきではないと、強くいっていたはずですが…。経営者のかたは、自分が働きかけたことが成果になって帰ってきますので、どうしても自分本位になってしまいます。自分が選んだ銘柄だから、間違っているはずは無い…として、ついつい深入りしてしまいがちになります。株なんかしなくても、会社という儲けるためのツールを持っているんだから、そっちの方に精力をつぎ込めばいいのに、どうしてなんでしょうかね~。これまで、ブログで書いてきたことを、しゃべっていたら、面倒くさくなったのか、ブログを読み直して見るとのこと…。きっと、また、ブランド株の押し目を買うんでしょうね。資金がなくなったようで、信用で買うかどうか迷って電話をかけてきたみたいです。こんな人、おおいんでしょうね。

 さて、欧州のほうは相変わらず…。首脳連中が夏休みでいないものですから、残った人は言いたい放題です。前日のEU関係者の「IMFのギリシャ支援撤退話し」もそうでしたが、今度は、ラホイスペイン首相に近い人というニュースソースのきわめて怪しいところから「スペインのユーロ離脱も排除しない」という話が流されています。日本のマスコミもいい加減ですが、あちらのマスコミも、輪をかけていい加減ですね。まあ、裏を返し見れば、まともな取材先がみんな夏休みでいないから、取材ができないということもあるんでしょう。なにしろ、第一次世界大戦で、激戦の真っ最中に、クリスマスをやるといって休戦するようなお国柄ですから、危機の真っ最中でも自分の権利だけは優先するということでしょう。ESMの合憲性を判断する憲法裁判所の判断だって、夏休みがなければ、もっと早くなったんじゃないでしょうか。

 もっとも、急速に悪化する景気に対しては夏休み前にメルケル首相が自らの口で危機をあおることを言って、ユーロ安に導いていますから、打つべき手は打っている…とみることもできるのですが。今日は、ドイツやユーロ圏の製造業・サービス業PMIが発表されましたが、予想通り悪い数字でした、ただ、欧州市場の始まりはPMI指数の悪化からドイツが安く始まったものの、今日発表された中国の製造業PMI指数は前月を上回ったことから、堅調に始まっていますが、スペインの国債入札で調達金利が上がっており、果たして、最後まで上げ相場が持つかどうか…。ドイツに格下げの懸念が付きまとっているだけに、ちょっと嫌ですね。昨年は、財政赤字の削減をめぐって与野党が歩み寄れず格下げされた米国の例もありますし、ドイツが格下げとなると、ちょっと影響は大きそうです。それでもきっちり夏休みの権利だけは行使する…ある意味立派ですが、この教条主義が世界的な危機の引き金を引かなければいいのですが…。

 今日の日本株は、ドイツの格下げ懸念などを受け欧米株が続落したことを受け、売り先行で始まりました。CME日経平均先物が8500円を大きく割り込んで帰ってきたことから、CME終値(8465円)にさや寄せする格好で先物が売られ、これにともなう裁定解消売りがでたほか、円高の進行にともなう輸出株売り、TOPIX型銘柄への海外投資家の売りなどから、一時は、8446円安値まで売り込まれました。ただ、中国製造業PMI指数が発表され前月水準を上回ったことがわかると、先物への買戻しが増加。一時は、8500円の大台を回復する場面もありました。ただ、円高や欧州市場への警戒感が強いことから上値を買いあがる動きは続かず、先物の買戻しが一巡すると、伸び悩み、結局、日経平均は20円23銭安の8488円09銭、TOPIXは2.95ポイント安の717.67ポイントとと、ともに3日続落して終わっています。出来高は昨日から2億株増加し16億4193万株になりました。騰落状況は、値上がり646、値下がり874でした。

 今日の終値での日経平均サイコロは3勝9敗(TOPIXは1勝11敗)、RSIは16、25日線かい離はマイナス3.8%と指数面は、底値圏に達してきました。物色の強さを見る騰落レシオは88%…もう少し低下が必要です。今日の朝もCMEレンジ下限について書きましたが、昨日のCMEレンジ下限は8410円。今日の大証先物下限は8410円…。中国のPMI指数の回復もあっりましたが、結局、レンジ下限に達したことで買戻しが入った。ということでしょう。先物の手口を見ると野村の買いが目立ちましたが、これは裁定解消にともなう先物の買戻しだと思われます。問題は、昨日も書きましたCTA機関店とみられる欧州系証券の手口がほとんど見られなかったこと。今日の安値からの戻しでもまとまった買いもどしをしていないことから見て、まだ、売り仕掛けを継続してくる可能性があります。過去の例をみても、結構しつこくやってきますから、ちょっと注意してみておきたいところです。明日、3時半に裁定買い残が発表になりますが、まだ一兆円以上の水準を維持しているようだと、まだ売り仕掛けが長引く可能性があります。米国の雇用統計まで引っ張られるといやですね。

 まあ、欧州のごたごたが続く限りは、リスク回避から株が売られ、そのとき売られるのは、TOPIX30や100など主力株のバスケット。内需系はファンダメンタルは改善しているはずですが、売られるときは、個別の材料はお構いなしに全部売られます。主力は、欧州や為替が落ち着かないと、需給面から手を出せません。かといって、これだけ不安材料が増えると、中小型株もよほど厳選してかからないと、全体の下向きの流れに引きづりこまれてしまいます。また、主力株を見切って乗り換える動きがでてきたことも気になります。負け組が乗ってきた相場が長続きしたためしはありません。ここは、流れを見極めることを最優先に考えたいところです。

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世界同時株安を懸念して続落するも、銀行株中心に買い戻され下落幅は圧縮
 おはようございます。 いつも通りの波乱の夏になってしまいました。毎年、同じことを繰り返す「愚」をいつまで続けるんでしょうか。夏休みシーズン入りすると、投機筋が動き始めるのがわかっていて、事前に手を打たない…一部に流れている「ユーロ安」誘導で、域内輸出国の景気を刺激しているという話は、まんざら嘘ではないかもしれません。世界経済のパイが拡大しないなか、欧州、新興国と通貨安政策をとり、パイの拡大を狙っていますが、このところ続いている米国企業決算にも、明らかにドル高のマイナスの影響が出始めています。そのうち、米国も露骨なドル安政策を取り始める可能性もあります。そんな中、また、日本だけが海外通貨安政策のあおりを食うような動きが出てきました。こんな状態の時に、「介入します…」と言って、米国や欧州が「はい、そうですか」というわけはないと思うのですが…。

 さて、昨日は、ドイツ誌の「IMFギリシャ支援停止」報道が市場のかく乱要因になりました。IMFは、さっそく、支援は継続している、と発表していますが、この話がドイツから出てきたことのほうが注目されます。IMFも次回融資は9月までない…と言っていますが、トロイカ調査団の結果次第では、「やはり、やめた」ということになるのかもしれません。ツイプラス急進左派連合党首も「政府は、トロイカとの交渉を拒絶すべきだ…」とおっしゃっていますし…。この際、ギリシャに出て行ってもらって、市場が懸念しているスペインやイタリアの救済に全力を注ぎたいということでしょうか。ギリシャ離脱、スペイン救済で、金持ち国の財政負担が悪化するとみて、格付け会社ムーディーズは、ドイツ、オランダ、ルクセンブルグの格付け見通しをネガティブに引き下げています。それにしても、この先いったいEUをどうしようというんでしょうか。ドイツは「一国も離脱国を出さない」と言っていますが、誰も信じないですよね。

 23日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2721ドル45セント -101ドル11セント(0.79%)

 NASDAQ総合指数 2890.15ポイント -35.15ポイント(1.20%)

 S&P500 1350.52ポイント -12.14ポイント(0.89%)

 CME日経平均先物(円建て) 8465円 -45円

 米国10年物国債金利 1.436% -0.026%

 ニューヨーク原油 88.14ドル -3.69ドル ← 過去最低金利

 GOLD 1577.4 -5.4ドル

 ドルインデックス 83.73 +0.23


 昨日の米国株は、EU債務危機の再燃を懸念した世界同時株安を懸念し、急落して始まりました。世界景気の主要な極である中国の関係者が景気の先行きに懸念を表明したことやドル高の進行による輸出の影響なども懸念され、全面安でスタート。ニューヨークダウは、寄り付き後まもなくこの日の安値1万2583ドル(前週末比239ドル安)をつける場面もありました。また、この日決算を発表したマクドナルドが2年ぶりに減益になったことも企業業績への懸念を強めることになりました。ただ、イタリア、スペインが銀行株への空売り規制措置をだし、欧州で銀行株が下げ止まると、バンクオブアメリカやJPモルガンにも買戻しが入りプラス圏に浮上。全体も落ち着きを取り戻し、引けにかけ下落幅を縮めています。結局、主力3指数とも続落して終わりましたが、先週末、先行して欧州の悪材料を織り込んでいたことも、底堅い動きにつながったようです。ニューヨーク市場の出来高は、前週末比2億5972万株減の7億4214万株。騰落状況は、値上がり728、値下がり2332。VIX指数は、14.44%上げ、18.62に上昇。久しぶりにボラティリティが上昇してきました。

 ダウは続落。ダウ30種は、値上がり6、値下がり24。欧州銀行株買戻しを受け、JPモルガンが1.59%、バンクオブアメリカが0.28%上昇。GEの1.1%上げが目立ちました。一方、二年ぶりの減益になったマクドナルドが2.88%下落。クラフトフーズの2.39%、マイクロソフトの2.77%、アルコア1.45%などがダウの下落率を大幅に上回りました。
 ダウは、引け値でレンジ内を維持。一時、50日線で下げ止まり反転。上昇中の25日線、下落中の75日線付近で引けており、今後、短期線の支持力と中期線の下落圧力のどちらの影響を受けるか微妙なところに来ています。先週まで、意識してきた100日線を切り込んでおり、だんだん中期線の下落圧力が増していることはきになるところ…。

 米国株は続落。CME日経平均先物は、大証終値を45円下回る8465円で帰ってきました。レンジは8410円~8600円。円は、対ユーロ、対ドルともに上昇。それぞれ94円90銭台、78円20銭台で帰ってきました。本日の日本株は、CME終値にさや寄せする格好で先物が売られ、下値模索の動きに終始しそうです。CMEレンジ下限が9410円をつけていることから、9400円台の攻防もありそうです。ただ、為替介入への思惑が日々高まっており、投機筋としても一段の売り込みはしづらいところ…か?昨晩も書いたCTA機関店の欧州系証券証券の先物買戻しが入るかどうかが焦点に。GLOBEX、為替市場を見ながらの神経質な展開。全体が落ち着かないと、中小型株への仕掛けもしづらいところ。当面、現状ポジションを持続して様子見…。

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スペイン、ギリシャ、イタリアに加え欧州銀行不安も加わったユーロ安を嫌気し大幅続落
 のんびり夏休みなんか取っている場合じゃないだろう…というのが正直な感想…。スペインの銀行支援問題は、ドイツのESM合憲裁判で、何時になったら前進するか全くわからない状態。もたもたしている間に、スペインの自治州の資金繰りがおかしくなり始め、バレンシア州の支援要請に続き、ムルシア州も支援要請を検討中といわれます。他の州も似たり寄ったりの状態で、年内に必要な債務借り換えの資金は250億ユーロに達するといいますが、債券市場でこれだけ金利が跳ね上がっては、政府の資金調達にも支障が生じてきます。一方、ECBは、市場での債券購入に動く気配は全くありません。債権買取の仕事はESMがやることだから、「わしは知らん」という感じでしょうか。かんじんのESMは、ドイツの合憲判断で9月12日までは、成立もしていないという状況…。今だったら、投機筋が何をやっても、(夏休み中は)政策的な対応は打てないだろう、として攻めまくっているようです。どうも、休みに関する感覚が日本人と違うようです。

 今日は、ドイツのシュピーゲル誌が、EU関係者の話として「IMFがギリシャの今後の融資実行を停止する…」との記事を掲載。このままでは9月にもギリシャがデフォルトを起こす可能性が強まったといいます。今のままの状態では、2020年までに債務削減目標を達成することは絶望的とし、さらに100億~500億ユーロの追加融資が必要になるが、IMFもユーロ圏の資金供給国も準備ができないとしています。「もうこれ以上支援はできないから、出ていくなら出ていきなさい」ということでしょうか。また、LIBORの不正操作問題に関し、今後訴訟の増加が予想されることから、損害賠償に備え、資本の積み増しをしておくようEUが指導しています。まあ、いろんな問題が出ていますね。でも、これに対する政府やEU関係者からのコメントは何も出てきません。やはり、俗世のことは忘れて、のんびりバカンスを楽しんでおられるのでしょうね。結構なことです。おかげで、欧州市場では、問題国の債権を多く持つイタリアの銀行が急落。一時売買が停止される状態になるなど、欧州株は、急落して始まっています。

 これだけ欧州関係の悪材料を並べられたら、ユーロが持つはずもなく、今日は、円は、一気に1円以上上げ、94円台に突入してきました。先週末、スペインの成長率見通しの引き下げやECBがギリシャ国債の担保適用を停止したことなどを嫌気し、欧米株が下落。CME日経平均先物も、一時、8600円の大台を割り込んで帰ってきていましたので、今日の日本株は、当然のように先物売りが先行。円が、対ドル、対ユーロで独歩高したことも嫌気され、外需株が売られただけでなく、TOPIX型、日経平均型の双方にの先物に売り圧力がかかり、裁定解消売りが入ったことも、指数の下落幅を大きくしたようです。内需、外需に関係なく全面的に売られましたが、欧州市場が始まる2時過ぎになると、欧州株安を先取りする格好で、先物売りに一段と拍車がかかり、引けにかけ下落幅を拡大。結局、日経平均は161円55銭安の8508円32銭、TOPIXは13.20ポイント安の720.62ポイントと、ともに続落して終了しました。出来高は14億株と先週末から1億6000万株の減少。騰落状況は、値上がり111、値下がり1503と、ほぼ全面安商状。

 今日の引け値で、日経平均サイコロは3勝9敗(TOPIXは1勝11敗)、RSIは22、25日線かい離は-3.7%、騰落レシオは94%…でした。騰落レシオを除き、底値圏に入っています。まあ、円高を嫌気している…ということはありますが、結局は、欧州のCTAなどの投機筋からの売り仕掛けにあっている、ということなんでしょう。出来高が薄くなり、裁定解消売りを吸収できなくなっていますから、先物の売り仕掛けをすれば、指数が下がりやすくなっています。まだ裁定買い残は1兆850億円ありますから、下げエネルギーとしては十分。先週も引け間際に、先物が売られ、裁定解消売りがでて、指数は急落しましたが、今日も下落幅が拡大したのは2時過ぎから。先週20日の先物手口を見ると、いつも日本株を売り崩すときにでてくる欧州系証券が2900枚近くを売り越し、最大の売り越し幅になっていました。今日は、さらに売り圧力が増加。差し引きの売り越し枚数は4440枚と、わずか2日間で7300枚を超える大量の売りをしています。

 日本のファンダメンタルは先進国の中では、一番しっかりしており、ここまで売られることはないのですが、お経の題目のように「介入、断固とした措置を取る…」と政府がいっても、どうせ何もできはしないだろうというのが、投機筋の思惑なんでしょう。以前から、書いているように、先物に増し担保など何らかの規制措置を取らないと、何時までもファンダメンタルとかい離した、仕掛け相場ばかりが続くことになります。今日は、なんとか踏ん張っていた6月26日安値の節値を一気に下回ってきましたので、6月初旬から続いた上昇相場が変質してしまいました。指数が、投機筋の思うように動かされるというのも腹の立つ話ですが、腕力で相場を捻じ曲げられているのに何もしない規制当局も困ったもの。

 まあ、今日は週明けで様子見気分が強かったこともありますが、主力の崩れのひどさから、中小型株も影響を受け、利食い売りにあって下落するものが増えています。レポートでも書きましたが、対ドル相場で77円台に入ってくると、次は74円台を意識する動きになってしまいます。円に対しては買い安心感があり、ここで放置すると、ちょっとまずいことになりそう。投機筋も介入の意思を試しているんではないでしょうか。この一両日は山場になるかもしれませんね。二極化相場が続くかどうかは、明日の相場をみ手から判断しても遅くはなさそうです。

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スペインへの懸念増幅やオプションSQに絡む動きから4日ぶりに反落して終了
 おはようございます。 

 サマーバカンス入りにともなう、政策の停滞から相場の波乱を懸念しましたが、どうやら始まったようですね。昨日の欧州では、スペイン・バレンシア州政府が、中央政府に財政支援を要請する方針と伝えられたことや、スペイン政府が成長率見通しを引き下げたことから、財政負担が増加する…と市場が読み、スペイン国債を売却。10年債金利は、一気に7.3%に上昇してきました。また、昨日のユーロ圏財務相電話会談で、スペイン銀行へのEUの支援が決定。しかし、今後の支援条件として、劣後債などの債務カットや原資が条件となりそうなことから、銀行の債権を多く保有する個人への負担拡大の恐れが出てきたことも、懸念しているようです。ただ、いずれも、以前から言われてきたことで、いまさら感があります。すでにバカンス入りしている運用者も多く、薄商いのなか金利だけが跳ね上がったという感じでしょうか。ここ数年、バカンスシーズンが近づくと、政策対応の遅れや市場の薄商い状態をついて仕掛け的な動きが出てきますが、一気に0.3%も金利が上昇したのは、閑散商いで市場参加者が少なかったこともあるのではないでしょうか。また、昨日の欧米株の波乱は、オプションSQも関係していたようです。

 20日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2822ドル57セント -120ドル79セント(0.93%)

 NASDAQ総合指数 2925.30ポイント -40.60ポイント(1.37%)

 S&P500 1362.66ポイント -13.85ポイント(1.01%)

 CME日経平均先物(円建て) 8610円 -60円

 米国10年物国債金利 1.462% -0.048%

 ニューヨーク原油 91.44ドル -1.22ドル

 GOLD 1582.8ドル +1.8ドル

 ドルインデックス 83.50 +0.60


 昨日の米国株は、この日がオプションSQだったことや、欧州市場でスペインへの懸念が高まり主要市場が全面安になったことを受け、反落してスタートしました。この日も、予想を上回る決算を計上する企業があったものの、スペインへの懸念の増幅から、ユーロが下落。ドルが急伸したことを嫌気。原油価格が下落したことから、資源エネルギー株が軟調に推移したことや、ドル高の輸出への景況を懸念し、キャタピラーやボーイングなど外需株や景気敏感株もい売られるなどし、特に反発らしい反発もないまま、終日売られる展開になりました。結局、主力3指数とも反落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比2億4665万株増(オプションSQにともなうもの)の10億186万株。騰落状況は、値上がり1024、値下がり2011。VIX指数は、5.3%上げ、16.27ポイントに上昇しています。

 ダウは4日ぶりに反落。ダウ30種は、値上がり3、値下がり27。欧州への懸念からバンクオブアメリカが2.6%下落、パソコン販売への懸念からヒューレッドパッカードが2.55下落したのが目立ちました。業種別では、住宅建設、インターネット関連、オイル周辺サービス、公益事業などが堅調。一方、OA機器、レストラン、人材派遣、生保、消費者サービス、運輸などが下落しました。
 ダウは、レンジ内の動き。昨日も指摘しましたように、7月初旬の戻り高値に接近したことへの警戒感もあり、目先的に反落したようです。ただ、昨日引け後の正式な数字で、前日のざらば高値は1万3036ドルに修正され、7月5日のザラバ高値1万2988ドルを更新。昨日の下落は、高値更新にともなうセオリー通りの下げと見ることもできます。また、6月19日高値と7月5日高値を結ぶラインが頭を押さえた側面もあります。今後の見通しなど詳しいことは、明日発信のレポートで解説します。

 米国株は反落。CME日経平均先物は、大証終値を60円下回る8610円で帰ってきました。レンジは8595円~8810円。円は、スペインへの懸念の増幅や米株安・長期金利低下から、対ユーロは95円40銭と12年ぶりの高値を更新。対ドルも、78円40銭台に小幅上昇して帰ってきました。週明けの相場は軟調な始まりが予想されますが、詳しくはレポートで…。
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先物売り崩しの影におびえ反落…時価総額の大きい銘柄の下げが目立つ
 今日は胃カメラの検診でしたが、とりあえずはセーフで、ほっとしています。まだ、CTと大腸カメラが残っていますが、とりあえず最大関門は突破した…という感じでしょうか。気が緩んで、横になっていたら、いつも通り寝過ごしてしまいました。

 さて、朝の書き込みでも、先物の売り仕掛けを懸念しましたが、やはり…でしたね。すべて後講釈ですが、果たして、売られるような理由があったのでしょうか。市場では、LIBORで不正があったので、日本のTIBORでも検査があるとして、金融株が売られ、これが先物売りを誘ったといっているようです。また、中国で、地方政府に不動産規制を簡単に緩めるな…との指導が中央政府からあり、引き続き規制が続くとしたことに反応したということもあったようです。アジア株が安かったことをみると、案外、この辺りを嫌気したのかもしれません。ただ、引け後の先物手口を見ると、いつも通り欧州系の売り越しはあるものの、どこか特定のところが大きく売り越した形跡はありません。もしかしたら、米系証券が2万枚を超える売り買いをしていますので、この手口を見て、売り仕掛けがあったとして、先物に提灯売りがでて、裁定解消売りから指数が下落した…というところでしょうか。週末控えで、ポジション調整売りが出やすかったことも関係しているようです。銀行や生保、不動産など時価総額の大きい業種が売られたことから、今日はTOPIXの下落率が、日経平均を上回っています。しかし、わずかな資金で日本株を思うようにできる…先物業者にとっては、こんなおいしい市場はないですね。ただ、連日大きな枚数を売買していた欧州系証券の手口が薄くなっていますが、ファンドマネージャーが夏休みでもとっているんでしょうか?

 日銀の白川総裁は、日本経済は順調な拡大軌道に乗っている…と、景気が拡大基調にあるといっていますが、外資系証券は、海外景況感の悪化から、決算発表では下方修正が相次ぐ、と見ているようです。輸出株中心に主力株に新安値銘柄が相次いでいることをみても、海外投資家は本気みたいですね。どちらの見方が正しいかはわかりませんが、まだ日本経済には震災復興需要が一巡していないことや、新たな周波数帯の割り当てとそれに対応する基地局の増強、企業の固定費削減を背景にしたクラウドコンピューターサービス事業の好調など、まだ株価に十分織り込まれていないものが多くあります。なんだか、日本の企業はみんなダメみたいな感じになっていますね。でも、悪い、ダメ…と言われ続けて、その通りになる企業は本当にダメな企業。大半は、固定費の削減など損益分岐点の引き下げなどに必死に取り組んでいるはずです。以前から、2003年~2004年ごろ、重厚長大産業を中心に厳しいリストラが実行され、減収増益→増収大幅増益に変化。利益の変化率を追いかける格好で株価が上昇したことを書きましたが、この時にリストラをしなかったのが、今苦しんでいる業界…。そのうち、2003年、2004年に起きたことと同じことが起きてくるのではないでしょうか。損益分岐点の低下、借入金の減少、新規事業部門の育成などに真剣に取り組んでいる企業は、株価ではなく、経営姿勢をフォローしていく必要があります。数か月という短いサイクルで評価している株価目標や格付けは信用せず、自分の手で調査することが大事です。

 まあ、全体は大名行列状態ですが、今日も、栗本鉄工所とNECネッツエスアイが年初来高値を更新したほか、ウェザーニュース、ネットワンシステムも継続して買われています。今日は、レポート直近号で取り上げた小野測器が、増配などを好感して値を飛ばしています。ポイントさえ押さえておけば、そんなに難しい相場ではないように思いますが…。ただ、継続して買われているということは、天井が近いということでもあり、そろそろ、次の備えが必要になります。そのきっかけになるのが来週から本格化する決算発表。中身を精査すると主力株のなかから、宝物を発掘することもできるかもしれません。とりあえずは、復興関連など内需系小型株の業績上方修正銘柄を、待ち伏せ方針でいくとおもしろそうです。

 今日の日経平均は、125円68銭安の8669円68銭、TOPIXは13.21ポイント安の733.82ポイントと、ともに反落して終わりました。商いは、売買代金が1兆円を割り込ム9150億円と薄商いのまま。今日の引け値での日経平均サイコロは4勝8敗、RSIは27、25日線かい離は-1.8%、騰落レシオは100%…指数的には調整末期が近づいています。TOPIXサイコロの2勝10敗も、そこそこですね。また、日経平均の週のサイコロは5勝7敗、RSIは27%と、」依然、出直り圏内の動き…。詳しくは、日曜日発信のレポートで、注目株とともに分析してみます。
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予想を上回る企業業績と、予想を下回る景気指標の綱引き状態から、業績期待が上回り続伸
 おはようございます。 今日は朝一から胃カメラ…。モーニングコーヒーも飲めず、なんか、いつもと違い感じです。最近、胃がチクチク痛む(相場の所為?)のですが、無事に終わってほしいものです。

 さて、欧米とも、EU債務危機問題は棚上げし、企業業績を評価しようという動きになっているようです。危機の影響を課題評価して下げすぎた分を、企業の決算にあわせ水準訂正しようということでしょうか。目をつぶった分、あとの反動も懸念されるのですが…。
 昨日はスペインの国債入札が実施されました。25億~30億ユーロの目標額は達成したようですが、調達金利は上昇、応札倍率も急低下するなど内容的には、もう一つでした。調達金利が跳ね上がったことで、スペインへの財政負担の増加を懸念。10年国債の金利は、再び7%の大台を超えてきました。また、ドイツのショイブレ財務相は「スペインの財政問題の解決は程遠い。欧州のスペイン銀行支援の最終責任は政府が負うべき…」と発言。これを嫌気してユーロは下落しています。本来なら、株が売られていたはずですが、欧州企業が、ユーロ安の恩恵を受け、予想を上回る業績を計上しており、とりあえず、こちらを評価しているようです。

 米国も同様。昨日発表された新規失業保険申請件数は、前週分や予想を大幅に上回りました。また、底入れ感を強める住宅関連でも、中古住宅販売件数が発表されましたが、こちらも前月水準、予想をともに下回っています。さらに、フィラデルフィア連銀景況指数(7月)も、3か月連続で経緯判断の分かれ目になるゼロを下回った状態。コンファレンスボード景気先行指数も予想を大きく下回りました。指数はほぼ全滅状態でしたが、欧州と同様にIBMやイーベイ、クアルコムなどが予想を上回る決算を発表。欧州と同様に、厳しすぎた企業評価への見直しが続いているようです。

 19日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2943ドル36セント +34ドル66セント(0.27%)

 NASDAQ総合指数 2965.90ポイント +23.30ポイント(0.79%)

 S&P500 1376.51ポイント +3.73ポイント(0.27%)
 
 CME日経平均先物(円建て) 8800円 +10円
 
 米国10年もの国債金利 1.510% +0.009%

 ニューヨーク原油 92.66ドル +2.79ドル

 GOLD 1581.0ドル +10.2ドル
 
 ドルインデックス 82.89 -0.10
 

 昨日の米国株は、欧州市場が堅調になったことに加え、前日引け後に発表されたIBMの決算で、通期見通しが上方修正されたことを受け、堅調に始まりました。この日は、予想を上回る企業決算と悪い景気指標との綱引き相場となり、前日引け値を挟んで動くレンジ相場になっていました。シリア経済制裁の国連決議に対し、ロシア、中国が拒否権を発動したほか、イラン情勢の緊迫化など地政学要因から原油が上昇したことから資源・エネルギー株が買われたほか、前日に続き、ハイテク株全般が堅調に推移しました。ただ、複数の景気指標がさえなかったことを受け、上値を買い上がる動きはなく、1万2970ドルを超えると頭の重い展開になっています。結局、主力3指数とも3日続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比3050万株増の7億5521万株。騰落状況は、値上がり1586、値下がり1425。VIX指数は、4.395下げ、15.45に低下。市場のリスク許容度が上がっていることを示しています。

 ダウは、3日続伸。ダウ30種は、値上がり15、値下がり13、値上がり2。予想を上回る決算を受けIBMが3.7%上げたのが目立ちました。一方、モルガンスタンレーのさえない決算を受け、バンクオブアメリカ、JPモルガンなど銀行株の下落が大きかったようです。
 ダウは、依然、レンジ内の動き。7月初旬高値に接近していることから、高値を警戒する動きが出ているようです。ただ、100日線は上回ったままですし、サイコロジカルラインは5勝7敗と警戒すべき水準ではなく、引き続き、上昇トレンドが続いているようです。ただ、RSIの上昇が目立っており、レンジ上限への上げ局面があれば、一旦、調整も懸念されます。

 ダウは続伸。CME日経平均先物は、大証終値比10円高の8800円で帰ってきました。レンジは8770円~8830円。円は、欧州への懸念やさえない米国景気指標を受け、対ユーロは96円50銭台、対ドルは78円60銭台と、ともに小幅な円高で帰ってきました。本日の日本株は、欧米株高、堅調なCME終値を受け、堅調な始まりになりそうです。前日に続き、米国でSOXX(フィラデルフィア半導体株指数)が上昇したことなどを受け、ハイテク株が買われそうです。ただ、依然、為替が円高方向に振れていることから、為替次第では、先物に売り仕掛けがはいる可能性があり深追いはできないのではないでしょうか。週末控えで、後場からはポジション調整から、今週上がった株もひと波乱ありそうです。当面、内需系好内容株を「待ち伏せ」で買うのがベスト…か?

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米国、アジア株高に支えられ、反発…TOPIXは10営業日ぶりに反発
 暑いですね~。更新したパソコンも連日猛暑に耐えて頑張っています。扇風機もパソコン本体へ向け、風を送り続けています。いい加減、エアコンを設置したほうがいいのでしょうか。関電に叱られそうですから、今年の夏も我慢しましょう。

 さて、米国株次第の日本株ですが、今日は二時過ぎの「魔の時間帯」をやり過ごし、反発して終わりました。朝方は、米株高や米国でハイテク株が買われた流れをうけ、指数寄与度が高い外需株が買われました。CME日経平均先物が、大証終値を35円上回って帰ってきたことを受け先物買いが先行。これに伴う裁定買いが入ったことから日経平均は寄り付き語まもなく、8835円高値(前日比109円高)する場面もありました。ただ、朝も書きましたように、為替が円高方向に振れていたことにくわえ、先物価格がCMEレンジの上限(8795円)を上回っていたことから、一時、先物売りが強まる場面もあり、上げ幅も45円高まで縮小する場面もありました。ただ、中国主要港銀行の7月の貸し出しが大幅に伸びたことや、中国不動産価格の底入れ機運、温家宝首相の景気刺激策への前向き発言などから、中国をはじめとするアジア株全般が上昇したことを受け、コマツ、ファナックなど中国関連株が買いなおされ、上げ幅を回復。結局、日経平均は68円81銭高の8795円55銭と反発、TOPIXは6.67ポイント高の747.13ポイントと10日ぶりに反発して終わりました。出来高は15億354万株と昨日から1億株の減少。売買代金も8741億円にとどまっています。騰落状況は、値上がり1196、値下がり350でした。

 今日の終値での、日経平均サイコロは5勝7敗(TOPIXは3勝9敗)、RSIは47、25日線かい離は-0.3%。騰落レシオは105%に上昇。指数の調整はまだ不十分ですが、なかなか25日線を回復できませんね。今日も25日線に届いたところから急速に伸び悩んでいます。25日線がまだ上昇中ですので、今のうちに移動平均線上に出ていないといけません。来週になると、対応点が上がり、移動平均線は横ばいになってきますから、上値抵抗に変わってしまう恐れがあります。それも、これも米国株と為替次第ですが…。

 市場に主力株を買う新しい資金が流入していませんね。昨日は、不動産や建設など内需ものが買われましたが、米国のパソコン業界の見直しを受けハイテク株や外需株が上がると、途端に内需主力株が売られます。外需物は、売り方の買い戻しもあるのでしょうが、主力株については、特定の資金が、内需と外需の間を行ったり来たりしているんでしょう。ただ、中小型材料株は今日もしっかりでした。レポートで注目してきたクラウドコンピューターサービス関連はネットワンシステムズを中心に今日もしっかり。NECネッツエスアイと栗本鉄工所が年初来高値を更新してきました。栗本鉄鋼所には、予想通りから売りが増え、仕手化の様相を示してきました。どうしても、仕手株のイメージが付きまといますが、同社には災害時のライフライン確保のための上下水道管の耐震化という追い風が吹き、今季、来期と連続増益予想で、来期にはEPS30円を予想するアナリストもいます。今期も増額修正含みですから、単純にイメージだけで売っていたら、大きく担がれる可能性も出てきそうです。だんだん、面白くなってきました。

 今日は、特定筋の介入銘柄が急反発していましたが、いずれも13週線などチャート的な節値に差し掛かっていたことから買いが入ったんでしょう。25日線が下向いており、盟和産業もこれにタッチしたところで、伸び悩んでいました。他人任せの仕手株についてはコメントするつもりはありませんが、果たして、仕掛け本尊の玉がまだ残っているのかどうか…。案外、買い気配にぶつけられて、もぬけの空だったりして…。結構、安いところから仕込んでいた形跡がありますから、あの高値を買うとは思えませんが…。

 とにかく、物色の基本は中小型成長株。今日の日経でも海外ファンドが割安成長株を買っている…と書いていました。以前から、米国の黄金の60年代が終わり、ニューヨークダウが700ドル~1000ドルのボックス相場を20年以上続けたとき、産業構造転換を写し、成長株が多いNASDAQ市場が上昇した…という先例があります。日本も、だれが見ても構造転換期にあることは確か…。主力株に、IBMのようにパソコンを切り離しシステムサービス事業に変身、GEのように金融を取り込むなど、大胆な改革に踏み込み、将来も残れる企業がいくつ出てくるか…。とにかく、新興国企業と張り合い、大量生産・大量消費に依存する企業に明日はないということだけは確かでしょう。まあ、日本でも将来を展望したふるいがかかり始めたのではないでしょうか。配当利回り4%台の株、そろそろ動き出してきそうです。
 そういえば明日は朝一から、胃カメラ…。月末の大腸検査まで、憂鬱な日が続きます。
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好調な住宅指数や底堅いパソコン需要を好感して、主力3指数とも続伸…久しぶりにハイテク株が堅調
 おはようございます。 今日からリフォーム工事です。先週からいろんなことが続いており、ややバテ気味です。想定通り米国株が堅調になっていることくらいが救いでしょうか…。そういえば、ごみを集めて、出しに行かなければ…。

 さて、欧州です。メルケル首相が「欧州のプロジェクトは、すべてうまく機能していると確信できる形に、まだ構築できていない。まだやるべきことが残っている…」と発言したことで、ユーロが売られています。日本の官僚も顔負けのややこしい言い方ですが、要するに、まだ危機は克服されておらず、債務問題など厳しことが続くよ…とでも言っているんでしょうか。おかげで、リスク回避の動きが強まり、ドイツ短期債券は再びマイナス金利になってきました。このところ、ドイツの景気指標の悪化が激しくなっていますから、ユーロ安を誘導する狙いもあるのでしょうか。欧州でも企業決算の真っ最中ですが、発表企業の3分の2が予想を上回っているといいます。ユーロ安を享受しているんでしょうね。一方の米国では、IBMがドル高の影響で10億ドルの減収要因になった…と発表。そろそろ、米国も黙ってはおれなくなりそうです。

 スペインの銀行救済問題も、明日には合意に至るようですが、いったいどうなっているんでしょうか。銀行の整理統合にあたって比較的弁済順位が高いとみられていたシニア債(無担保債)まで減額の対象になるとの観測が出ていることや、EUサミットで預金者保護が合意されなかったことから、銀行からの預金流出が続いているようです。また、昨日、スペイン中銀が出した国内銀行の不良債権比率(5月)は、前月の8.72%から8.95%に上昇したようです。先日の資産査定は、昨年末の数字で行われたようですが、こんな調子で大丈夫なんでしょうか。まだ、出血が続いているのに、諸対策は、お偉方のバカンス入りでペンディング状態…。この先いったいどうなるんでしょうか。世界中が通貨安競争に走る中、実質金利の高さで独走する円の価値はますます上がる…。

 18日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2908ドル70セント +103ドル16セント(0.81%)

 NASDAQ総合指数 2942.60ポイント +32.56ポイント(1.12%)

 S&P500 1372.70ポイント +9.11ポイント(0.67%)

 CME日経平均先物(円建て) 8775円 +35円

 米国10年物国債金利 1.501% -0.007%

 ニューヨーク原油  89.97ドル +0.65ドル

 GOLD 1570.8ドル -18.7ドル

 ドルインデックス 82.98 -0.05

 
 昨日の米国株は、ドイツメルケル首相の債務問題解決への消極的な発言や前日引け後に発表されたインテル決算への慎重な見方から、売りが先行し反落スタートになりました。この日発表されたバンクオブアメリカの決算が予想を上回ったものの、「一時的な要因で黒字化したに過ぎない…」とのアナリストの見通しから下落。他の銘柄もつれ安。一時、ニューヨークダウは、1万2754ドル(前日比51ドル安)をつける場面もありました。ただ、6月住宅着工件数が発表され3年8か月ぶりの水準に増加したことが伝わると、景気への期待感から全般に買い物が増加。インテル決算で、パソコン向けCPU需要が予想ほど落ち込んでいなかったことや外部記憶装置関連企業の予想を上回る決算を受け、半導体関連やハイテク株全般が見直され、ニューヨークダウは急伸。一気に、1万2900ドルの大台を回復しています。引けにかけては1万2900ドル付近で高止まりし、結局、主力3指数とも続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比3057万株増の7億2471万株。騰落状況は、値上がり1870、値下がり1142。VIX指数は1.94%下げ、16.16に低下しています。

 ダウは続伸。ダウ30種は、値上がり23、値下がり6、変わらず1。業績への慎重な見方からバンクオブアメリカが5%近く下落。一方、パソコンへの楽観的な見方から、インテルやヒューレッドパッカード、シスコシステムズなどハイテク株の上げが目立ちました。
 ニューヨークダウは、レンジ内の動き。昨日は50日線まで下げたところからの反発になりました。25日線のの上昇力が増しており、上値志向が強まっていますが、引け段階で100日線を上回ってきたことも強気材料。数日中に50日線の上昇転換も期待押され、下値はますます固くなりそうです。当面、レンジ上限の1万3200ドル付近を狙う展開…。

 米国株は続伸。CME日経平均先物は、大証終値を35円上回る8775円で帰ってきました。レンジは、8715円~8795円。円は、欧州情勢が緊迫化したことや、米国のさえないベージュブック(地区連銀経済報告)を受け、対ユーロは96円80銭台、対ドルは78円80銭台と、やや円高気味に帰ってきています。本日の日本株は、円高懸念はあるものの、米国市場でハイテク株が買われた流れを受け、半導体関連などに買戻しの動きが入り、堅調に推移しそうです。CMEレンジ上限が8800円に届いていないことから、大幅に上昇することはなさそうですが、久しぶりに主力株が堅調に推移するかもしれません。一方、資金が主力株に取られることから、中小型の動きは鈍りそうですが、為替が不安定な状況にあり、主力株の買い一巡後は、再び切り替えしてきそうです。指数は引き続き、先物筋の胸先三寸次第…。欧州市場が開く、魔の2時過ぎが焦点。
 

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米株高を好感して上げるも、アジア株安を材料にした売り崩しで反落…TOPIXは9日続落
 「先物遊び」はいつまで続くんでしょうね。昨日のCME日経平均先物レンジは、8715円~8805円。今日の大証先物のレンジは8710円~8800円。このところ、レンジの上限か下限、レンジそのものが一致するケースが増えています。指数がコンピューターにインプットされた状態で、動かされているとしか思えませんね。
 今日の日経平均は、米株高や円安を受け、先物買いが先行。続伸スタートになりました。円相場の79円台回復を好感し、輸出関連株など主力が堅調に推移。日経平均も、一時、8800円の大台を回復する場面もありました。温家宝首相が中国の雇用に関し厳しい見通しを示し、アジア株が軟調に推移するなか、2時ごろまでは8800円付近で堅調な動きをしていました。ただ、欧州市場が開く2時過ぎになると、突然、円を買う動きが強まり78円台に上昇。同時に先物に売りが入りはじめ、裁定解消売りから指数現物も下落に転じています。わずかな時間の出来事ですが、明らかに仕掛け的な動きがあったんでしょう。もちろん、先物価格が、CMEレンジ下限の近くの8710円を付けたところでは先物の買戻しが入り、指数も下げ止まって終わっています。どこがやっているのかわかりませんが、こういうのは株価操作って言わないんでしょうか。前にも書いたことがありますが、400億円の担保があれば1兆円の売買ができる先物市場に大きな問題があるように思うのですが…。

 結局、日経平均は、前日比28円26銭安の8726円74銭と反落して終わりましたが、TOPIXは電力株や鉄鋼株など日本を代表する大型株が軒並み売られたことから、2.92ポイント安の740.46ポイントと、実に9日続落になりました。出来高は、約16億株、売買代金は9580億円と、依然、薄商いでした。薄商いだから、裁定解消売りの影響が強まるということなんでしょうが、今日の新安値銘柄は103銘柄。日本を代表するブランド企業が多く顔を出しています。指数に下方バイアスがかかっていることから、インデックス運用のファンドなどが、ポートフォリオの処分を行っている可能性もあります。以前から、年金や海外ファンド、銀行、生保などが持つ時価総額上位の銘柄には、売り圧力がかかり続けるので、銘柄選別は、時価総額上位のものは避けたほうがいい、と繰り返し書いてきました。為替が反転すれば、また帰るのでしょうが、今回の世界的な株の調整は、世界景気の後退懸念が要因。輸出依存度の高い国ほど、売られやすくなります。日本は世界の景気敏感市場といわれるくらいのものですし、流動性が高いことから、売りの対象にされやすくなります。特に、海外投資家の買いは、TOPIX型や日経平均型などインデックス売買が中心ですから、どうしても指数銘柄への売り圧力が高まることになります。TOPIXの下げがきついのも、時価総額上位銘柄を投げてきている影響が大きいのでしょう。まあ、為替が落ち着くまでは、こんな感じの相場が続きそうです。

 今日の終わり値での、日経平均サイコロは4勝8敗(TOPIXは2勝10敗)、RSIは51、25日線かい離は-1.0%、騰落レシオは100%になりましたが、まだ整理が足りないことを示しています。
 ただ、主力株中心に新安値が103銘柄になる一方、新高値銘柄も内需系小型株を中心に45銘柄出ています。市況に底入れ感が出始めたほか、不動産リートへの規制緩和が示された不動産などが顔を出しています。また、レポート銘柄からも、ウェザーニュース栗本鉄工所など、7銘柄が年初来高値を更新しました。以前から、主力株との2極化相場になると主張してきましたが、どうやら本流になり始めたようです。海外株動向にもよりますが、明日は、直近レポートで不況関連株として書いた株が動意づきそうです。二極化が進み、新成長企業への資金還流が促されれば、新しい雇用も生まれるわけで、その意味では、日本でも企業の新陳代謝が始まってきたのかもしれません。いつまでも指数売買という背後霊を抱えた主力株を見ていると、新しい流れを見損なうような気がします。
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FGRB議長の議会証言や堅調な企業業績、景気指標が支えとなり反発
 おはようございます。 今日も一日暑い日が続くことになりそうです。 ブログを書き終わったら、また、病院です。夜、家内と話していたら、明日から住宅リフォーム業者が入るので、ベランダの荷物を片付けてほしい…とのこと。嫌な予感が的中です。相場を見る時間が、どんどん取られます。もし、今日、長男が入院となったら、どうしよう。それにしても、何も知らない間に、何時、リフォームが決まったの…?

 さて、欧州の問題は、全般的にトーンダウンです。スペインの銀行救済は、20日に開催される臨時のユーロ圏財務相電話会合で、最終合意に至るようです。また、ドイツからは、財務相が「ESMによる銀行への直接投資は、監督機関が機能した後…」と早期の実施はないと述べています。ドイツ憲法裁判所の判断が9月12日に決まりましたので、その結果を見ないと動くにも動けないということでしょうか。もし、国民投票にでもなったら、何もかもどんどん先送りされていきます。ところで、ドイツ以外の高格付け国の短期債がどんどんマイナス金利になっていますが、資金運用担当者も、とりあえず安全資産にシフトしておいてバカンスに入るのでしょうか。そういえば、ドイツ憲法裁判所が、判断を2か月先にしましたが、このうち裁判関係者はどれくらいのバカンスを予定しているのでしょうか。危機に陥っているからバカンスどころではない…という日本人的な発想は通用しないようです。

 昨日の米国市場はバーナンキFRB議長の議会証言に関心が集まりましたが、やはり、特別な材料は出てきませんでしたね。トーンとしては、景気・雇用対策を金融だけに押し付けず、財政の壁問題の解消や赤字削減にもっと真剣に取り組め…と、政治の対応を促している感じでした。まあ、景気の先行きが懸念されるといっても後退しているわけではなく、「QE3ばかり期待されてもな~」という感じでしょうか。
 ただ、レポートでも以前から触れてきたことですが、米国の住宅産業の復調が目立ってきました。昨日発表された住宅建設業者指数(7月)は、前月の29から35に上昇。2007年3月以来伸びになったといいます。予想は30でしたから、これも大幅に上回ったことになります。前年同月比でみると、15から35と、2倍以上の伸びになっています。向こう一年間の戸建て住宅指数は33から44に伸び、判断の分かれ目になる50に近づいており、住宅回復への期待感が強まっています。バーナンキFRB議長が、雇用と並ぶ政策の柱としていた住宅部門が反転してきたことは、米国経済にとって心強い動きといえそうです。ただ、銀行の住宅差押え物件の市場への放出抑制など需給調整要因もあり額面通りには受けとれないところもありますが、住宅価格は確実に戻しており、個人の家計のバランスシートが改善し始めたことも確か…。ちょっと気が早いかもしれませんが、新しいテーマになるのかも…。

 17日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2805ドル54セント +78ドル63セント(0.62%)

 NASDAQ総合指数 2910.04ポイント +13.10ポイント(0.45%)

 S&P500 1363.67ポイント +10.03ポイント(0.74%)

 CME日経平均先物(円建て) 8780円 +30円

 米国10年物国債金利 1.508% +0.032%

 ニューヨーク原油 89.22ドル +0.79ドル

 GOLD 1589.5ドル -2.1ドル

 ドルインデックス 83.01 -0.14    


 昨日の米国株は、バーナンキFRB議長の議会証言への期待感から買いが先行。小幅反発してはじまりました。ただ、証言冒頭に追加金融緩和への言及がなかったことから、一時失望売りが増加。ニューヨークダウは、一時、この日の安値1万2645ドル(前日比82ドル)をつけ場面もありました。しかし、その後の証言で、景気悪化時の対策を実施する用意があるとの発言があったこと、この日発表のコカコーラ、ゴールドマンザックスの決算がともに減益ながら市場予想を上回ったことを好感。同日発表の鉱工業生産指数(6月)が前月水準、予想をともに上回ったことも支えとなり株価は急速に回復。1万2800ドル超えでは伸び悩んだものの、結局、主力3指数とも反発して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比9424万株増の6億9414万株。騰落状況は、値上がり2044、値下がり988。VIX指数は、3.68%下げ、16.68に低下しました。

 ダウは反発。ダウ30種は、値上がり26、値下がり4。ディズニーの3.1%上昇のほか、ファイザー2%、メルク1.9%などが上昇率上位になったほか、予想を上回る決算になったコカコーラが1.6%上げるなど、業種に偏りなく上げていました。
 ニューヨークダウは、引き続きレンジ内の動き。レンジ下限付近(上昇中の25日線)から値を戻し、下落中の100日線に頭を押さえられ伸びなやんだ格好。ただ、昨日の引けで75日線を上回るなど、高値更新への期待も強まっています。レポート直近号では、上昇サインが出ていることを示しましたが果たして、暗示通りになるかどうか…。

 米国株は反発。CME日経平均先物は、大証終値を30円上回る8780円で帰ってきました。レンジは8715円~8805円。円は、米国の強含みの景気指標や長期金利の上昇、欧州情勢の落ち着きなどから、対ドルは79円台を回復、対ユーロも97円10銭台と、ともに円安気味に帰ってきました。本日の日本株は、CME先物終値にさや寄せし、堅調な始まりが予想されます。引き続き先物リードの展開ですが、CMEレンジ下限が8715円だったことから、下方へのバイアスはかかりにくく、為替の動きを見ながら8800円大台をうかがう動きになりそうです。昨日に続き、内需系企業への物色が続きそう。昨晩も書きましたように、成長株を継続買いする動きが始まっており、これまで右肩上がりを続けてきたものが一段高する可能性が強まっています。好業績内需主力株と小型成長株への物色が強まりそう。外需株は、6月安値に対する2番底を固めたものから押し目買い?とにかく、指数にこだわっていると、相場の実体を見損ないますよ。
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アジア株高、円高一服を好感して日経平均は続伸…TOPIXは8日続落
 長男の付き添いで病院に行ってました。10時前について、待たされ続け、診察してもらったのが2時半過ぎ。レントゲンではよくわからないので、CTを撮ってきて…といわれ、それからさらに待たされて、結局、全部終わったのが4時近く…。病名は気胸という肺に突然穴が開く病気。これまで5回もやり手術も3回受けているというベテランでもあります。知りたかったのは、入院や手術が必要かそうかの判断ですが、今日は判断できる専門医がいないので、明日、出直してほしい…とのこと。この6時間近い時間はなんだったのだろう。帰るころにも待ってる患者さんがまだたくさんいました。これ公立病院での話し。電子カルテの導入で、私のかかりつけの外科の若手医師はパソコンを駆使して効率的に業務をこなしていますが、慣れないベテラン医師は、パソコンに振り回され、一人あたりの診療時間が長引き、患者を待たせる原因になっている…。電子化がいいのか悪いのか…。明日は、また長男の付き添い。入院なんて言われたら、また準備で走り回らなければならない。週末には、私の胃カメラが待っている…。週明けのからのあわただしさは、いったい何の前兆でしょうか。
 
 さて、帰るまで、相場のことは全くわからない状態…。円も高いし、輸出関連が売られマイナスで終わっているのだろうと思いましたら、日経平均はプラス30円で終わっているじゃありませんか。でも中身を見てみるとやはりね~という印象。インデックス採用主力株や輸出関連が売られ、新安値銘柄は73銘柄に達していました。日本を代表するオールドファッションのブランド株が多かったようです。どうやら、大手の投資家が大量に保有している株への不信感が増幅し始めたようです。団塊の世代が年金受給世代になり、年金基金や401Kなど年金運用型のものは取り崩しの時期を迎えており、これらが運用対象にしている株には、これからずっと売り圧力がかかってくることになります。

 レポートでも、このことはずっとふれ、日立のようによほど真剣リストラに取り組む企業以外は魅力はない…とし、小型株や成長型企業に重点を置いて選別してきました。今日も、ウェザーニュース、ユナイテッドアロウズ、NECネッツエスアイ、東急リバブル、アーネストワンが年初来高値更新組に入っていました。水の宅配で急成長中のナックも2000円大台キープ、ネットワンも戻り高値を更新…と指数と逆行しています。新値更新銘柄を見ても、トリドール、パーク24など独自の事業展開でマーケットを切り開いている企業が多くなっています。市場が新たな日本経済のリード企業を探しているとみることもできます。これなの銘柄は、時価総額が小さいことから、流動性の面から大口投資家の投資対象にならなかったことが、需給面でプラスに作用しているようです。おそらく、主力株の中でも成長性を基準にふるい分けが始まるものと思われますが、まあ、インデックスに採用されているものは、よほどの材料を持たないかぎり、指数売買の対象とされファンダメンタルとは関係ない世界で売買されることになるんでしょう。

 今日の日本株は、朝方はCME終値にさや寄せし、小幅高で始まったものの、円高の進行を嫌気して一時はマイナス圏に沈む場面もありました。その後昼ごろにかけ、安住財務大尽の円高けん制発言や、中国の財政刺激策が2009年に実施された規模になるのでは…との報道を受け、アジア株が全面高になるなか、先物にまとまった買いが入って上げ幅を拡大すると、先物買いに刺激された裁定買いがファーストリテーリングやソフトバンク、ファナックなど指数寄与度の高い銘柄に入り日経平均は上昇。一時、8800円の大台を達成する場面もありました。ただ、以前から、前日のCMEレンジの影響を受けると指摘していますように、この日もCMEレンジ上限(8820円)に近づくと、先物市場の売りが増加。引けにかけ上げ幅を縮めて終わっています。日経平均は、前週末比30円08銭高の8755円と続伸して終わったものの、TOPIXは2.96ポイント安の743.38ポイントと8日続落で終わっており、指数売買の影響が色濃くでたことがわかります。ちなみにファーストリテーリングだけで29円24銭上げており、これがなければ日経平均もマイナスになっていた可能性があります。

 騰落状況は、値上がり509、値下がり1024と、指数とは大きくかい離した状態。今日の終値での日経平均サイコロは5勝7敗、RSIは56、25日線かい離は-0.6%、騰落レシオは104%と、調整未了感が残ります。まあ、相場が二極化する…と書いてきましたので、最近の動きへの違和感はありません。むしろ、先週くらいから、これまで新値を取ってはいったん下押し、しばらくしてまた新値を更新に行くという「もぐらたたき」みたいな動きをしていた株が、上値を買われるようになってきたことが注目されます。おそらく、主力株を見切り、乗り換えてきたのかもしれません。大きく伸びる場面では、いったん売りを考えてもいい局面に来たのかもしれません。レポートでも書いていますように、ドルインデックスの強さから見ると、円高にも限度があるかもしれず、これから皆が投げようとしている株も投資妙味が増してくるかもしれません。とにかく、指数だけを見ていては何もわからないことだけは確か…。決算発表が近づくにつれ「二極化」の流れはますます加速する。

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景気指標の悪化で売られるも、根強い緩和期待が支えとなり小幅反落で終了
 おはようございます。小旅行、孫のお守り、レポートつくり…と、このところ忙しい日が続きました。いづれも体力勝負みたいなところがあり、筋肉痛が収まりません。今日は何もないと思っていたら、長男が調子が悪い…ときました。どうやら持病が出た見たいです。また入院…かも。なんだか、あわただしい一日になりそうな予感がします。

 さて、相変わらずの欧州です。野党が嫌がらせで訴えたESMや新財政協定の合憲性についての判断は、9月12日に下されるようになったようです。これで、実際の稼働時期が、また伸びてしまいました。ESMの規模拡大など重要な案件を積み残したまま、長ーいバカンスシーズンに入ります。この時期は、政府関係者は何もかも放り出してリゾート地に出かけますから、手薄な時期を狙って投機筋の仕掛けが入りやすいとも言います。世界中の経済の足を引っ張っておきながら、のんびり骨休みでもないだろう…と憤りさえ感じますが、それが「欧州」というものなんでしょう。9月の憲法判断まで待たされた挙句、国民投票で賛否を問うなんてことになったら、またすべてのことが先延ばし…。これを受け、スペイン10年国債金利は、0.18%上げ6.84%に、イタリア国債は、0.08%上げ6.14%に、それぞれ上昇しています。

 欧州危機の影響はすでに、新興国に及んでいますが、昨日発表された全米企業エコノミスト協会の採用計画調査(6月中旬実施)によると、前回調査(3~4月)にくらべ採用人員を増やすとした企業は39%から25%に減少。また、47%の企業が欧州危機の影響で売り上げが減少したといいい、前回調査の25%から大幅に増加。製造業だけに絞ると80%の企業が影響を受けているといいます。昨日発表されたニューヨーク州製造業景況指数でも、新規受注が6月の+2.18から-2.69へと大幅な落ち込みを見せており、全米企業エコノミスト協会調査と符合しています。中国の温家宝首相の景気の見方も、だんだん深刻度を増してきたみたいです。これだけ、世界経済の足を引っ張りながら、バカンス入り…。まあ、救いようがないですね。

 16日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2727ドル21セント -49ドル88セント(0.39%)

 NASDAQ総合指数 2896.94ポイント -11.53ポイント(0.40%)
 
 S&P500 1353.64ポイント -3.14ポイント(0.23%)

 CME日経平均先物(円建て) 8735円 +35円(先週末大証終値比)

 米国10年物国債金利 1.476% -0.015%

 ニューヨーク原油 88.43ドル +1.33ドル

 GOLD 1591.60ドル -1.00ドル

 ドルインデックス 83.12 -0.16


 週明けの米国株は、欧州市場が高安まちまちとなるなか、朝方発表された小売売上高(6月)が、予想(+0.2%)に反し、0.5%の減少になったことから、反落スタートになりました。週末に大きく上げた反動もあり、利食い売りが先行。ニューヨークダウは寄り付き後、この日の安値1万2690ドル(前週末比87ドル安)をつけています。ただ、消費が弱含んだことにより景気へのテコ入れ期待が強まったほか、この日発表されたシティの決算が予想ほど悪くなかったこと、ニューヨーク州連銀製造業景気指数が、予想を大幅に上まわったことから、一段と売り込む動きはなく、終日1万2700ドルを挟んだ水準で推移。引けにかけ、やや下落幅を縮めたものの、結局、主力3指数とも反落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前週末比7941万株減の5億9990万株。騰落状況は、値上がり1362、値下がり1669。VIX指数は、2.21%上げ17.11ポイントに上昇しています。

 ダウは反落。ダウ30種は値上がり7、値下がり23。原油価格の上げを受けシェブロンなど原油関連が堅調。ベライゾン、ATTなど」通信関連も堅調。一方、アルコアやキャタピラーなど景気敏感株がさえなかったようです。全体的に、医薬品、ヘルスケア関連、バイオテクノロジーなどディフェンシブ系の堅調ぶりが目立ちました。
 ダウは、先週末に2~4月相場のレンジ内に復帰。この日はレンジ下限に達したところから反転。レンジ内にとどまって終わっています。レンジ下限付近には上昇中の25日線があり、これも下値を支えたようです。ただ、戻りの頭は下降中の75日線で押さえられており、当面は、レンジ下限を意識しながら、100日線、75日線の下落圧力を意識するなど神経質な展開が続きそうです。

 米国株は反落。CME日経平均先物は、大証終値を35円上回る8735円で帰ってきました。レンジは8690円~8820円。円は、ESM稼働時期先延ばし懸念や米国景気減速懸念うぃ受け、対ユーロで96円70銭台、対ドルも78円80銭台と急伸して帰ってきました。本日の日本株は、寄り付き段階はCME終値にさや寄せし堅調な始まりが予想されるものの、円の上げを受け、先物筋の売り崩しも予想され、指数は弱含みに推移しそうです。先週末にかけ、内需系成長株が高値引けするなど、為替離れ、指数離れする動きがでていましたが、この動きが継続するかどうかが焦点。指数が大崩レしなければ流れは持続することになりそうですが、このところ外需系企業に逆風が吹いていることから、売り崩しが入りやすいことは懸念材料。当面は、各論相場…。
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予想を上回る銀行決算や世界的な金融緩和の動きを好感し、7営業日ぶりに急反発
 おはようございます。2日間小用で奈良県を離れていました。車で出かけたため、帰りに渋滞に巻き込まれ予定時間までに帰宅できず、書き込みができませんでした。二日間、離れていただけなのに、相場の景色がすっかり変わったような気がします。

 さて、出発前の12日の書き込みで、中国経済への懸念を書きました。昨日発表された第二四半期(4~6月期)のGDP成長率は、ほぼ予想通りの7.6%成長になり、世界の投資家もほっと胸をなでおろしたことでしょう。ただ、時系列でみると、生産、消費など主要な経済指標の伸びが減速してることがはっきりわかります。一方、実業の弱さを見て、預金準備率の引き下げや利下げで生じた流動性は、不動産を意識。株式市場では不動産株がじり高し始めているようです。温家宝首相も、口では不動産価格の抑制を続ける…と強気姿勢を崩さないものの、オーバーキル状態で資金が実業界に循環せず、景気が減速していることに憂慮。相次いで、経済座談会を開催し情報を収集しているといわれ、景気対策の準備を整え始めたといわれています。中国人民銀行も、主要銀行のストレステスト結果を発表。景気減速しても体力は維持できるので、民間への貸し出しを積極化するように促しています。

 最近、各地でのストやデモの増加など、社会不安が増加していますが、この裏には経済の低迷が予想以上に進み、失業の増加など国民の不満が増加していることがあるようです。日本政府による「尖閣列島」国有化方針について、簡単な抗議をしたものの、国民運動をあおるようなことをしないのも、結局は、国民の不満が「反政府・反共産党」に向かわないようにしたいという意向があるのでしょう。思い切った規模の景気対策が実施される時期が近付いている感じがします。また、中国経済のアキレス腱とみられている「一人っ子政策」についても、見直しがなされるなど、様々な規制が見直されてくる(すでに証券や銀行分野では始まっている…)可能性もあります。今後の中国経済は、これまでの既成概念で見ないほうがいいかもしれません。穀物市況のあげだって、何を意識しているのかわからないところもありますしね…。

 また、中国、欧州に続き、ブラジル、予想外の韓国と利下げの動きが続いています。昨日発表された米国生産者物価指数も予想の-0.5%を上回ったものの+0.1%の伸びにとどまっており、将来的に製品価格の低下につながってくる可能性があります。12日の書き込みでも、「デフレ対策が世界経済の合言葉になるかもしれない…」としましたが、世界中が本気で「自国経済の日本化」を懸念し始めてきたようです。それに対する日銀は、相変わらず、わが道を行く…政策運営。世界の趨勢に対し、デフレ政策にまい進しているようです。このKYぶりは、まさに「イグノーベル賞」ものです。そのうち、本当に受賞するのではないかと、内心期待しているのですが…。

 13日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2777ドル09セント +203ドル52セント(1.62%)

 NASDAQ総合指数 2908.47ポイント +42.28ポイント(1.48%)

 S&P500 1356.78ポイント +22.02ポイント(1.65%)

 CME日経平均先物(円高) 8800円 +100円

 米国10年物国債金利 1.491% -0.0156%

 ニューヨーク原油 87.10ドル +1.04ドル

 GOLD 1592.00ドル +26.70ドル

 ドルインデックス 83.29 -0.31 


 昨日の米国株は、イタリア国債の2段階格下げにもかかわらず欧州市場が堅調に推移したことや、この日銀行決算が予想を上回る内容だったことを好感。独立記念日明け以来、6日続落したことに対する売られすぎ感から買いが先行。欧州での巨額損失があったJPモルガンが黒字を計上したことや、ウェールズファーゴが予想を上回る利益を計上したことから銀行全般が上昇。ドルが弱含み国際商品価格が上昇したことから資源・エネルギー株も上げるなど、ほぼ全面高商状となり、ニューヨークダウは寄り付後まもなく、1万2700ドルの大台を回復。その後、FRB関係者からQE3への前向きな発言があったことなどもあり高値圏で推移。結局、主力3指数ともこの日の高値圏で推移し、7営業日ぶりに反発して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比8154万株減の6億7931万株と閑散商い。騰落状況は、値上がり2551.値下がり520.VIX指数は8.67%低下して、16.74に下げています。

 ダウは7営業日ぶりに反発。ダウ30種は値上がり29、値下がり1(ヒューレッドパッカード)。巨額損失の影響が懸念されたJPモルガンが6%近いあげになったほか、バンクオブアメリカも4%を超える上げになるなど、銀行株の上げが目立ちました。代表指数であるKBWバンク指数は3.26%と大きな上げになっていました。このほか、ドル安を好感してボーイング、キャタピラーなど輸出・景気敏感株も指数の上げを上まわっています。
 2~4月のレンジ相場をはじき出されていたニューヨークダウでしたが、昨日の上げで再びレンジ内に復帰してきました。結局、下値から上昇してきた200日線が下値を支えた格好になりました。今回の下落で6月25日、同28日安値を下回らなかったことから、6月初旬を底とする上昇トレンドは維持する格好になっています。今後の動きなど詳しいことは、月曜日発信のレポートで解説します。

 米国株は7日ぶりに反発。CME日経平均先物は、大証終値を100円上回る8800円で帰ってきました。レンジは8670円~8815円。円は、日銀の現状維持決定や、米国景況感の悪化による長期金利低下などを受け、対ドルでは79円20銭台、対ユーロは97円台と、ともに小幅な円高で帰ってきました。週明けの日本株はCME先物終値にさや寄せし堅調な始まりが予想されます。先物筋の攻勢が強まるほど、裁定取引の影響を受ける主力株は手掛けづらくなります。先物のレンジ下限が8670円をつけており、欧州市場が開く2時過ぎに、先物筋の売り攻勢が気になるところ。レンジ相場に復帰した米国と異なり、日足上昇バンドの下限ラインを切った日経平均の動きとは異なるところがあります。詳しくは、レポートで…。週明けは再度内需ものが物色されそう。見直しが始まった消費関連や円高関連も面白そう。
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FOMC議事録への失望から売られるも、下げすぎへの警戒感から下落幅を縮めて終了
 おはようございます。朝から雨です。奈良県南部には、大雨警報が出ているようです。これから外出しなければならないのに、気の重いことです。早くすっきりした天気になればいのに…。

 さて、欧州はスペインが消費税引き上げなどを含む、650億ユーロの財政緊縮策を発表しました。ユーロから1000億ユーロの大盤振る舞いがされましたが、やはり、見返りが要求されていたんですね。不動産価格が下落し、不良債権が拡大するなかで、大幅な緊縮策を実施するわけですから、日銀が犯した誤りをあえてやろうということです。スペインへのEUの管理体制が強まった、ということですが、もしかしたら、スペインもデフレへ突っ込んでいくことになるのかもしれません。EUのデフレ化への道程は着実に進行しているようです。

 もう一つの問題国が中国です。建設機械など過去中国の景気と密接に関連してきた業界で、中国での受注が急減しています。固定資産投資増加 → 生産能力増 → 輸出増加という、これまで中国の景気を支えてきた構造が、国民の住宅価格上昇・貧富の格差拡大への不満から、修正を迫られました。また、野放図な地方政府の開発投資が不良債券化し、これ以上固定資産投資を冷やせない状況になっているという、見方もあります。国民の目を意識した住宅価格の引き下げ政策が引き締め過ぎ(オーバーキル)状態を生み、中小企業の資金繰りを圧迫。倒産や夜逃げが多発しているとも言われています。とくに、地方政府が工場団地の開発などに際し設立したSPC(特別目的会社)に対する巨額な融資が不良債権化しているといわれます。そこに、主要な貿易相手であるEUのリセッション(景気後退)です。これにより輸出がダメージを受け、過剰生産力を抱え込むことになってしまいました。一方、政府が目指す個人消費の伸びは遅々としており、今の中国には大きな需給ギャップが発生している可能性もあります。年初来、歳出の伸びが歳入の伸びを上回るという刺激的な政策をとっているものの、景気減速は月を追って進み始めています。

 需給ギャップが生じているだけに、政策効果がしり抜けになっているんではないでしょうか。不動産価格が下落、銀行の不良債権が増加(?)、需給ギャップが発生…だんだんどこかの国が過去にたどった道のりに似てきました。今年のはじめごろでしょうか、テレビで中国の若い女の子がブランド物の服をまとい、派手に遊びまわる様子が報道されていましたが、最近発表されるバーバリーやエルメスなどの決算では、中国の売り上げが急速に鈍化しているとしています。結構、危ない状況になっているんではないでしょうか。日本のバブル発生と崩壊の過程は中国でも研究し尽くされているはずですが、やはり歴史は必然なのでしょうか。そのうち、日本がとったように、見境ない景気刺激策が始まるのではないでしょうか。そのうち、世界中でデフレ防止が合言葉になりそうな感じがします…。

 11日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2604ドル53セント -48ドル59セント(0.38%)

 NASDAQ総合指数 2887.98ポイント -14.35ポイント(0.49%)
 
 S&P500 1341.45ポイント -0.02%(0.00%)

 CME日経平均先物(円建て) 8865円 +15円

 米国10年物国債金利 1.522% +0.015%

 ニューヨーク原油  85.84ドル +1.90ドル

 GOLD 1575.70ドル -4.10ドル

 ドルインデックス 83.48 +0.06 


 昨日の米国株は、欧州市場が高安まちまちとなるなか、さえない企業業績をを受け、国内景気への関心が増幅。この日発表されるFOMC議事録待ちから、見送り気分の強い始まりになりました。議事録発表を前に為替市場でポジション調整のドル買いが入り、ドルが強含むと、輸出関連が売られ、ニューヨークダウは小安く推移しています。ただ、昼過ぎに議事録が発表され、追加金融緩和に前向きなメンバーが数人にとどまり、QE3期待が遠のいたことがわかると、売り物が増加。ニューヨークダウは下落幅を拡大し、この日の安値1万2534ドル(前日比119ドル安)をつける場面もありました。引けにかけ、やや、値を戻したものの、結局、主力3指数とも続落して終わっています。ニューヨーク市場の出来高は、前日比3971万株増の7億6543万株。騰落状況は、値上がり1609、値下がり1432と、値上がり数が上回りました。VIX指数は、4.11%下げ、17.95に下落しています。

 ニューヨークダウは5日続落。ダウ30種は、値上がり9、値下がり21。ボーイングやデュポン、ユナイテッドテクノロジーズなど輸出・景気敏感株の下落が目立ちました。業種別は、紙パルプ、空運、石油探査、石油・ガスなどが上げる一方、貴金属、軍用機、産業廃棄物処理、住宅建設などが下落していました。
 ニューヨークダウは、レンジからはじき出されたあと、下落傾向を強めています。この日は、当面の下値めどと期待された25日線も下回り、下値リスクを強めています。決算発表を前に、業績予想を下方修正する企業が増加していおり、市場も新たな居所を探る動きに入ったようです。当面、200日線が焦点に…。RSIは40%台後半、ダウサイコロは4勝8敗と、テクニカル的には調整末期に近づいています。

 米国株は続落。CME日経平均先物は、大証終値を15円上回る8865円で帰ってきました。レンジは8790円~8880円。円は、為替市場でのポジション調整の動きから対ドルで79円70銭台、対ユーロで97円50銭台と、円安で帰ってきました。本日の日本株は、CME先物終わり値にさや寄せし堅調に始まったあとは、日銀金融政策会議の結果待ちになりそうです。たぶん現状維持で終わるものと思われますが、前段でも書きましたように中国景気への懸念が高まっていることから、前日に続き、中小型株を中心にした個別株物色の動きが続くことになりそうです。
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円高を米株安を嫌気して売られるも中国の追加緩和期待から下落幅を縮めて終了
お知らせ:都合により明日夕方とあさって朝のブログはお休みさせていただきます。

 上野の活性化につながると期待されたパンダ2世誕生でしたが、母親のおなかの上で心肺停止状態で発見され、結局、死亡が確認されたようです。久しぶりの明るい話題だったのに、残念でした。動物園近くの商店街などでは、パンダグッヅをそろえて連休を待っていたようですが、この辺りが民主党政権の運の悪さ…というところしょうか。

 さて、今日の日本株は、昨日の米国株が、EUではなく、アルコアのさえない決算や、AMD、アプライドマテリアルという半導体関連の大手企業が連続して業績の下方修正をするなど、国内要因によって下落したことを嫌気。大日本スクリーンなど関連株が売られ、続落スタートになりました。対ドル、対ユーロで円高が進んだことから電気製品や輸送用機器など輸出関連が軟調に推移したほか、復興需要の一巡が伝えられたことから建設株も売られるなど、主力株が総じて下落したものの、今日から始まった日銀金融政策決定会合を控え、先物筋も大きな動きはできず、日経平均の終日値幅は54円と狭いレンジの動きになりました。引けにかけては、中国の追加金融緩和期待が強まったことなどから、先物にまとまった買い(買戻し?)が入り急速に下落幅を縮めて終わっています。結局、日経平均は6円73銭安の8851円、TOPIXは1.31ポイント安の757.29ポイントと、ともに5日続落して終わりました。出来高は13億6446万株に減少。イベントを前に見送り気分の強い展開になりました。騰落状況は、値上がり466、値下がり1056。

 今日の引け値での日経平均サイコロは5勝7敗で変わらず。RSIは53%に低下。25日線かい離は+0.7%でした。物色の広がりを見る騰落レシオは116%に低下。警戒ゾーンの120%を下回ってきました。このさき、値上がり数の大きいのが落ちていきますので、騰落レシオの低下ピッチは速まっていきそうです。指数の動きは小動きでしたが、昨日ニューヨークダウが上昇中の25日線に触れたところから反転したように、日経平均も25日線(8790円付近)に近づいたところから反転。寄り付き(8819円)を上回り陽線で終わっています。直近レポートでも、下値めどとして6月安値からの出直り相場で形成した上昇バンドの下限ラインが下値めどになる…としましたが、今日は、一時このラインを下回りトレンドが壊れる懸念を持たせました。引け値はぎりぎりのところで、バンドからはみ出た可能性もありますが、なんとか明日復帰してくれれば…と思います。

 まあ指数に時間を割いても、大崩れしなければいいわけで、基本は個別の材料株物色。以前から、業績にベースを置き銘柄選別すればいい…と書いてきましたが、今日は、レポート銘柄から、ウェザーニュース、NECネッツエスアイ、ナックの3銘柄が年初来高値を更新。特に、来期予想EPSが340円を超えるとして6月3日号から注目してきたナックは400円近い値幅になってきました。また、NECネッツエスアイもネットワンシステムズ、アイネットと並んで、クラウドコンピューターサービス関連で注目していますが、この分野は、今後も企業のコスト削減や若者の起業で需要が拡大する成長性の高い分野。NECネッツエスアイは、親会社NECが注力するクラウド部門で事業が重複していることから、将来尾的に経営統合の思惑も出てきそうです。やっと、上値の壁を抜いてきたところで、ここからが正念場になりそうです。

 また、6月24日号から再注目した栗本鉄工が、本日229円で終わり、引け新値になってきました。これで値幅は10%を超えてきました。仕手株のように思われがちですが、れっきとした業績関連で注目しています。震災の際は、地震により上下水道管が寸断され、ライフラインが大きなダメージを受けました。これを、機に自治体の間で下水道管の更新時に耐震製品を使う動きが増加。同社製品の受注が増え、今期予想EPSは25円、来期は30円に拡大する予想。一時的な特需でなく、持続的な受注の増加が期待できます。2月、3月、4月と3回高値を付けており、ここからが正念場ですが、一方で、売込みが入ってくるのもここから…。今日は500万株の商いをこなしましたが、誰しも4度目の正直はない…として売り込んでくるところ。つぶされるか、ファンダメンタルで売り玉を踏み上げさせてしまうか…一番面白いのはこれからですね。

 このほか、5月の連休ごろから取り上げて、なかなかものにならなかったシノブフーズとMORESCOが予想通り好調な四半期決算を発表してきました。ともに来期の予想EPSは、100円、130円に達する見通しで水準訂正が期待されます。とにかく、指数売買で下落圧力がかかっている主力銘柄を見ていると、本当の流れはわかりません、ここは素直に右肩上がりの銘柄につくこと…。
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市場の関心はEUから米企業業績へ。半導体関連企業の下方修正が続き米国株は続落
 おはようございます。 朝から強い日差しが差し込むいい天気です。でも、今流れている天気予報では、これから梅雨前線が北上し、強い雨がふるそうです。この前線、いったい、いつまで居座るんでしょうかね。

 梅雨前線の居座りに負けず劣らず、EU危機も次から次へと姿をかえ続いています。昨日は、スペインの銀行救済に関し、合意ができ、7月中に300億ユーロの融資が実施されることになったようです。見返りに、スペインもバッドバンクを作って銀行の統合を進めるようですが、EUとの覚書で、これまで公的資金が投入された銀行の劣後債などを保有する投資家に債務カットを要求することになったようです。ギリシャのように大幅にならなければいいのですが…。支援に関しては、20日に最終合意に達し調印が行われるようですが、交渉の裏側では、いろんな要求が出ているんですね。また、ギリシャ時と同様に「支援してほしいなら担保を出せ…」とフィンランドが主張。スペインとの間で、交渉も始まっているようです。依然、国対国の概念から抜け出せないようです。こんな状態で、経済や政治の統合を進め、米国のような連邦形成ができるんでしょうか。

 また、ドイツでは、野党がESMや新財政協定が憲法違反として、憲法裁判所に訴えた審理が始まりました。いつ結審するかはわかりませんが、ドイツ財務相は、合憲判断されなかったら、市場が混乱する…と、懸念を表明しましたが、バイトマン・ドイツ連銀総裁は、成立が遅れたから危機が深化するわけではない、と突っぱねた言い方をしています。ESMは本来7月初めにスタートする予定だったようですが、どんどん先送りされているようです。昨日の市場では、まさか違憲判断するようなこともないだろう…と見切り発車するような動きがでて、スペイン、イタリア国債の金利が急低下していますが、まさか、足払いをかけられるようなことはないでしょうね。金利上昇で財政資金調達コストが上がったイタリアは、ユーロ圏救済基金による国債買い入れを要請する可能性を示唆。債務不安を解消するために、ユーロ圏に支援を要請可能性に言及しています。スペインの救済もままならない状態で、支援がイタリアに及ぶと、EU崩壊につながりかねない状態になります。ECBの国債買い入れの再開など、何らかの即効性のある危機対応策が必要になってきたようです。

 10日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2653ドル12セント -83ドル17セント(0.65%)

 NASDAQ総合指数 2902.33ポイント -29.44ポイント(1.00%)

 S&P500 1341.47ポイント -10.99ポイント(0.81%)

 CME日経平均先物(円建て) 8835円 -25円 

 米国10年物国債金利 1.507% -0.009%

 ニューヨーク原油 83.91ドル -2.08ドル

 GOLD 1579.80ドル -9.30ドル

 ドルインデックス 83.41 +0.26


 昨日の米国株は、欧州市場がスペイン銀行支援問題に関して前進したことを好感し上昇したことを受け、買い先行でスタートしました。ドイツ憲法裁判所でのESM審理への楽観的な見方から、ニューヨークダウは、一時100ドル近く上昇。1万2830ドルをつける場面もありました。ただ、昨日引け後に発表されたアルコア決算が予想を上回ったものの、前期に比べ大幅に落ち込んだことから景気の先行きへの警戒感が台頭していたことに加え、前日の半導体大手AMDの業績下方修正見通しに続き、この日は半導体製造装置大手のアプライドマテリアルズも下方修正の可能性を発表。本格化する決算発表への警戒感からハイテク株や景気敏感株を中心に売り物が増加。引けにかけ下落幅を拡大、一時、ニューヨークダウは1万2600ドル付近まで売り込まれていました。引けにかけ、やや値をもどしたものの、結局、主力3指数とも続落しています。ニューヨーク市場の出来高は7782万株増の7億2571万株。騰落状況は、値上がり1026、値下がり2006。VIX指数は、4.12%上げ、18.72に上昇しています。

 ニューヨークダウは、4日続落。ダウ30種は、値上がり9、値下がり20、変わらず1。アルコアが4%を超える下落になったほか、キャタピラ、GE,インテルなど景気敏感・輸出関連が2%を超える下落になりました。業種別で上げたのは、靴、産廃処理、水、空運、公共事業など。一方、貴金属、商用車、石炭、アルミ、非鉄などの下落率が多きかったようです。
 この日のニューヨークダウは、安値1万2606ドル安値まで売り込まれました。ただ、この水準は上昇中の25日線付近で、セオリー通り押し目買いが入り下落幅を圧職しています。また、先月28日に上げの道中で1万2631ドルから開けた窓(ギャップ)を埋めており、下値意識を強めた終わり方になっています。しかし、ここまで抵抗してきた2~4月相場のレンジ下限を下回って終わっており、いったん弱気相場入りしたことは否めません。これまではS&P500構成企業の増益率3%を意識して動いてきましたが、市場の見方は下方修正に傾いており、新たな水準を探る動きが出てきたのかもしれません。当面、業績発表に神経質な動きが続きそうです。

 米国株は続落。CME日経平均先物は大証終値を25円下回る8835円で帰ってきました。レンジは8815円~8965円。円は、米国金利低下や株安を受け対ドルで79円40銭台に、対ユーロは、EU危機への懸念から97円20銭台に、それぞれ強含んで帰ってきました。本日の日本株は、軟調な始まりが予想されます。円高に加え、米国半導体関連企業が欧州や中国の需要鈍化を理由に、連続して業績を下方修正してきたことから、ハイテク企業だけでなく、輸出企業全般が弱含みそうです。本日から日銀金融政策決定会合が開催されることから、無理な仕掛け的な商いはないものとおもわれますが、コンセンサスは「何もしない」に傾いており、先物筋が値嵩ハイテク株への売り仕掛けをかけることもあるかもしれません。引き続き、内需に立脚した高配当利回りもの、増額修正期待ものへの押し目買い…。

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中国の景気減速やドイツ連邦裁判所の合憲判断を手掛かりにした先物売り仕掛けで、4日続落
 日本株は4日続落して終わりました。昨日は、EUサミット合意への不信感からユーロが売られ、円高になり先物に仕掛け的な売りが入り下落しましたが、今日は、CME日経平均先物が高かったものの、中国の輸出入の縮小から景気減速懸念が強まり、売られたほか、今日は、ドイツの連邦裁判所がESM(欧州恒久的安定基金)とEUサミットで合意した新財政協定に関する合憲判断を行うことを弱気の材料にして、ユーロ売り・株先物売りを仕掛けてきたようです。朝方は、CME終値にさや寄せし、上げてスタート。その後、先物にまとまった買いが入り、8970円高値まで買い上げられ、現物も、8966円(前日比70円高)をつける場面もありました。ただ、中国の貿易統計が発表されると、一転して先物を中心に売られだし、当然のごとく裁定解消売りが入り指数も下落を始めています。
 昼過ぎでは、値上がり数が値下がり数を上回る状態で、指数だけが下落する、というパターンでしたが、欧州市場が開く2時過ぎになると、欧州からの売り仕掛けがエスカレート。先物は8850円安値まで売り込まれてくると、高かったものにも値を崩すものが増え、結局、日経平均は39円15銭安の8857円73銭、TOPIXは5.33ポイント安の758.60ポイントと4日続落して終わりました。出来高は、15億2480万株と前日にくらべ2億4000万株増加。EUサミット合意のユーロ高で買われた主力株が見切り売りされたという感じでしょうか。

 本日の引け値段階で、日経平均サイコロが5勝7敗、RSIは57、25日線かい離は+1%と、指数の過熱感はだいぶ解消されてきました。ただ、騰落レシオは127%とまだ警戒ゾーン内。まあ、先物業者に遊ばれているという感じです。以前から、前日のCME先物レンジをなぞって動く…としましたが、昨日のCMEレンジは8850円~8980円。本日の大証先物レンジは、8850円~8970円。あまりに符合しすぎていますね。朝方は、CME終値にさや寄せして(コンピューターが)買い注文をだし、CMEレンジ上限に達したら、(コンピューターが自動的に)売り注文をだし、下げ始めると、CMEのレンジ下限まで売り注文を出し続け、下限に達したら買い戻して、その日の取引は終わり…というかんじでしょうか。この間、ファンダメンタルのことなんか何も介在していません。そんな売買が、裁定取引を通じて現物市場に影響を与える…こんな馬鹿な格好で株価が形成されているのが今の日本株です。指数採用銘柄なんか、ばかばかしくてやってられませんね。

 また、主力株は、年金支払い増加に伴い現金化のための売りが出てきますし、企業間の持ち合いも、資産の効率的運用の点から見直され売りの対象になってくる…。需給面から見たら、まさに「大名行列」状態です。だから、こんなところと関係のない忠小型成長株を狙えと書いてきました。レポートで一貫して取り上げている成長株は、新値を更新しては一服、また更新しては一服と、じり高をしていますが、確実に水準を切り上げています。また、今日は、政府の日本再生戦略原案が示され医療介護で50兆円市場ができるとして、介護関連が一斉蜂起しています。レポート6月17日号では、頭銘柄としてニチイ学館を取り上げましたが、本日は、65円高し812円高値引けしています。同様に、介護用ベッドのパラマウントベッドも2400円の大台を回復していました。

 まあ、原案が示すように簡単にはいかないでしょうが、市場が成長の芽に飢えていることはよくわかります。本来なら、メタンハイドレートや小水力発電など新しいテーマを買いたいところですが、何かしようとすると、省庁の縄張り争いが出てきてつぶれてしまいます。今回の民主党の目標だった幼保一体型の子供園も保育園管轄の厚生労働省と幼稚園を管轄する文部科学省の利権争いでつぶされてしまいました。最近、衝突防止装置つきの乗用車がやっと製品化されましたが、基本技術は10年以上前にできていたのに、電波を使うため総務省が反対。商品化が遅れた…ということのようです。ことほどさように、入り組んだ利権構造が、日本の発展を妨げていることは確か…。安いシェールガスを米国から輸入すれば、今の電力料金を引き下げることも可能になるのに、高い天然ガスを買う利権を持っているところが、それを邪魔する…。いくらいい案を出しても、この利権構造に手を付けないかぎり、物事は先に進みません。坂本竜馬は「日本を洗濯しそうろう」といったようですが、明治時代から続いた権力維持機構は、根こそぎひっくり返さない限り、治らないでしょう。それができないとしたら、日本は、衰退の道を歩むしかない。だから、自助努力で伸びていく会社を買うしかないということです。

 中国が市場の自由化を始めた当時、してはいけないことを決め、それ以外は何をしてもいい…ことにしましたが、今の日本はこれくらいしないと変われないでしょう。そんなこと、国民を守るという名目のもと、官僚連中がやらせるはずはありませんが…。とにかく、目線が顧客や株主のほうを向いている株を、地道に買うのが一番。
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欧州危機克服策への懸念や企業業績発表への警戒感から続落
 おはようございます。

 欧州は、LIBOR不正操作懸念が、英中銀の次期総裁候補まで巻き込んでエスカレートしています。バークレイズとの間で責任のなすりあいが続いていますが、不正操作があったことは事実。今後訴訟問題に発展する可能性があるほか、JPモルガンチェースに続く不祥事で、今後、金融業界への締め付けが増すことだけは確か…。日本でも、増資に関するインサイダー問題がだんだんエスカレートしてきましたが、単に増資情報だけにとどまるのでしょうか。企業業績、格付け変更、新技術など株価に影響を与える情報が、日常的に発表前に流されていた事実はないのでしょうか。コンプライアンス(法令順守)の基本精神に立ちかええるとともに、一部の先物業者に市場が支配されているゆがんだ構造へのテコ入れ(市場占有率規制など)も望まれます。まず、ルールに従った株価形成がなされることが、まともな個人投資家を市場へ回帰させ、市場を再生させることにつながると思うのですが…。コンピューター売買の速さだけを競う今のやり方は、将来的に、投資費用を増価させるだけで、果たして収益につながるのかどうか疑わしいとおもうのですが…。

 さて、欧州ではユーロ圏財務相会合が行われました。EUサミットで示された方向性(あえて決定事項とは書きません)を検証したようですが、やはりスペインの銀行救済の決定は、20日まで持ち越されるようです。また、欧州委員会のノボトニー委員は、年末までにユーロ圏の銀行監督機関が設立される見通し、と発言。やはり、ESMが実際に稼働し始めるのは来年半ば以降…ということになりそうです。スペインに関しては、財政赤字削減目標を1年延長する方向を示し、スペインは、バッドバンクの設立による銀行の統合、自己資本比率9%達成を目指す…ということで、一歩前進したような印象をうけるのですが、やはり、1000億ユーロの融資は政府の負担になるようです。結局、何もきまらないまま終わったということでしょうか。スペイン10年債金利の7.1%乗せなど、市場の催促はまだ続くことになりそうです。

 9日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2736ドル29セント -36ドル18セント(0.28%)

 NASDAQ総合指数 2931.77ポイント -5.56ポイント(0.19%)

 S&P500 1352.46ポイント -2.22%(0.16%)

 CME日経平均先物(円建て) 8920円 +40円

 米国10年物国債金利 1.516% -0.040%

 ニューヨーク原油 85.99ドル +1.54ドル

 GOLD 1589.10ドル +10.2ドル

 ドルインデックス 83.12 -0.17 


 週明けの米国株は、EU危機克服策への不信感から欧州市場が軟調に推移するなか、スペイン国債金利が7%を超えたことへの警戒感や週末発表の雇用統計への失望売りから、続落スタートになりました。この日からスタートする企業決算への警戒感が強まっているところに、半導体大手AMDが業績の下方修正見通しを公表。ハイテク株などが売られ、ニューヨークダウは、昼ごろまでにこの日の安値1万2686ドル(前週末比86ドル安)をつける場面もありました。ただ、特に材料はなかったものの、為替市場でまとまったユーロの買戻しがありドルが軟化すると、住宅建設関連、薬品や医療保険などヘルスケア関連などが買われ、引けにかけ下げ幅を縮めています。ただ、下落分を取り戻すことはできず、結局、ニューヨークダウとS&P500は3日続落。NASDAQ総合指数は続落して終わりました。ニューヨークの出来高は前週末比5272万株増の6億4787万株。騰落状況は、値上がり1346、値下がり1699。VIX指数は5.15%上げ、17.98に上昇していますが、依然、落ち着いた状態。

 ダウは3日続落。ダウ30種は、値上がり、値下がりが同数。メルクやATT、ウォルマートなどが上昇。医薬、通信、小売りなどディフェンシブ系の上げが目立ちました。一方、下落銘柄は、キャタピラー(1.7%)、デュポン(2.92%)、バンクオブアメリカ(1.31%)など金融、輸出・景気敏感株で、下落率の大きさが目立ちました。ニューヨークダウは、依然、レンジ内の動き。一時、1万2700ドルの大台を割り込んだものの、前週末の安値は切らず、50日線を下値に下落幅を縮めています。底堅い動きが続いていますが、当面は、レンジ内の動きを維持しながら25日線の上げを待つ展開。引け後に発表されたアルコアの決算は、EPSが6セントで予想の5セントを上回ったほか、売上高も、前年同期比で減少したものの、予想に対しては5000万ドル上回り、同社株は夜間取引で上昇しているようです。

 米国株は続落。CME日経平均先物は、大証終値を40円上回る8920円で帰ってきました。レンジは8850円~8980円。円は、軟調な米株や国債金利低下を受け対ドルで79円50銭台に小幅に上昇。対ユーロは、買戻しの影響から98円台にやや軟化して帰ってきました。本日の日本株は、CME先物終値にさや寄せし堅調な始まりが予想されます。米国債金利の低下から先物筋の売り仕掛けが懸念されるものの、今日から始まる日銀金融政策決定会合を展望。無理な仕掛けはしづらいところで、大きな動きはないか…。昨日の機械受注が、予想外に大きな落ち込みとなり、投資に変調が見られることから、何らかの手が打たれる可能性もあり、無理に仕掛けるのはリスクが大きそうです。昨日に続き、低位株の循環物色。また、内需株のなかで業績の上振れ余地があるもの、高配当利回り株などが個別に買われそうです。前週末値上がりトップのアタカ大樹が昨日値下がりトップになるなど、値動きが荒くなっており、一歩引いた投資姿勢が望まれます。
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さえない米国雇用統計や予想を下回る機械受注を嫌気した先物売りで3日続落…長期金利が0..8%割れ
 やっと夏らしくなったと思ったら、また明日からぐずついた天気になるようです。いつになったら、すっきりするんでしょうか。わけのわからないEUのように、このままずっと、ぐずぐずした天気が続きそうで憂鬱になります。昨日の夜も夢見が悪かった…。

 さて、スペインの銀行救済については、サミットでまとまったものと思っていましたが、違っていたんでしょうか。今日から開催されるユーロ圏財務相会合で詳細を詰めるということですが、スペイン政府機関を通して銀行を支援したとしても、EUは優先弁済権を放棄することでスペイン政府の負担にはしない…ということで決まり、市場もそれを評価してスペイン債の利回りは急低下していたはずです。ところが、あとになって、まだトロイカ(EU,ECB、IMF)調査団からのレポートがあがってきていないので、今日の決定は無理…。今月中に開催する財務相会合で決定することになりそう、ということです。相変わらず、もたもたしています。このほか、市場が安定化の特効薬として期待していたESMの国際買取は、ECBの傘下に監督組織ができて、それ以降になるということ。ふるっているのは、その組織が稼働し始めるのは来年半ば以降いだから、実際買い取りができるのは、来年後半になるということです。市場は早期の対応を求めているのに、悠長なものですね。

 今日の欧州では、スペイン10年債の利回りが再び7%に乗せてスタート。またイタリア債も6.09%に上昇してスタートしています。明らかに市場は、早期の対策を求めているのですが、金利への介入ができるのは来年後半…。このピッチで金利が上がれば、ESMの買い取りが始まる前に、イタリアとスペインの資金調達が息づまるのは確実でしょう。また、ESMの規模は、EUが増枠を提言したものの、ドイツなどの反対で、5000億ユーロでのスタート。このうち、スペイン銀行救済に1000億ユーロ使いますから、残りは4000億ユーロ。これで、ユーロ圏の銀行への資本注入や国債買い取りをやろうということですから、これも物理的に無理。資金規模を大きくしようと、米国がESMの銀行化を図り、ECBからの融資を受けて資金規模を拡大したら…と提言しても、ドイツが一蹴しています。とにかく、これ以上資金を出したくないEU北側諸国と、資金を出させたい南欧諸国との利害が対立し、根本的な問題解決はボトルネックに入ってしまった感じがします。先週金曜日の日経夕刊で、エコノミストの中では一番信頼している中前忠氏が、「現状の枠組みのなかでは、根本的な解決への期待はできない」と言い切っていましたが、まさに同感です。これから先の投資を考える上では、解決しないことを前提にしたほうがよさそうです。

 先週末の米国の予想を下回った雇用統計も要因は、EU危機による景気減速懸念でしょう。ユーロ危機のおかげで、ドルインデックスは昨年春からの一年間で14%近く上昇。先週発表されたISM製造業景況指数の輸出受注が50を割り込むなど、ドル高の影響が出始めています。ドル高に加え、世界経済の減速懸念が加わったら企業経営者は雇用を増やすでしょうか。今回の雇用統計でも、雇用者数の伸びは鈍ったものの、週平均労働時間や時間給はやや上昇しています。実際は、増やしたいけど、欧州や中国の先行きを考えると増やせないということでしょう。それくらい、欧州の不透明感が米国企業の経営にも影を落としているということです。オバマさん、大統領選挙のことを考えるとEUへの語気が強まるのも当たり前ですね。でも、今日発表された5月のドイツの貿易収支は予想を上回ったということのようですが、ユーロ安の恩恵を一番受けているのがドイツ…。まさか、意図的にかき回しているんじゃないでしょうね~?

 さて、今日の日本株は、先週末の米国雇用統計の結果を改めて織り込む相場になりました。CME日経平均先物が、8995円と9000円大台を割り込んで帰ってきたうえ、円が、ドル、ユーロ双方に対して上昇。また、朝方発表された機械受注が予想を大幅に上回る落ち込みになったことから、半導体製造装置や工作機械などが売られたほか、ファーストリテーリングの海外売り上げがさえないことが伝わると、早速、格下げが実施されています。機械ではファナックが売られましたが、この2銘柄は指数寄与度の大きい銘柄。2銘柄だけで、日経平均が35円近く下落しています。先物業者としては、裁定解消売りで一段安が狙えますから、当然、売り仕掛けしてきます。また、レポートでも触れましたが、ECBが預金への付利をゼロにしたことから、日本国債への需要が高まってきます。案の定今日の債券先物は上昇。とうとう0.8%を割り込んできました。こうなると、当然、「債券先物買い・株先物売り」が入ってきます。今日の日経平均の下げが予想以上に大きくなったのは、このあたりの仕掛け的な動きも関係していたんでしょう。とくに、欧州市場が開く2時過ぎに、下落が拡大していますから、CTAなど欧州筋が仕掛けたと思われます。週末にオプションSQを控えているだけに、今日の動きは気になります。

 結局、日経平均は123円87銭安の8896円88銭、TOPIXは7.90ポイント安の763.93ポイントと、ともに3日続落して終わりました。出来高は、日銀政策会合を控え見送り気分が強く、13億株を割り込んでいます。騰落状況は、値上がり535、値下がり1016でした。今日の引け値で、日経平均サイコロは、5勝7敗、RSIは63、25日線かい離は+1.6%と、指数の調整は順調。ただ、物色状況を見る騰落指数は137%に上昇。物色の広がり過ぎが懸念されます。直近レポートでも詳しく書きましたが、日経平均は、ここ3年の分水嶺にさしかかったところで、予想通り足踏みをしました。2月にも、このポイントに近づきましたが、この時には、日銀のバレンタインプレゼントで一気に突破し、1万円大台に突っかけていきました。さあ、今回はどうか…。同じように、日銀の金融政策決定会合がありますが、何か出れば急伸、出なければ、このゾーンの手前でちゃぶつく展開へ。下値めどなどは、チャートに示していますので参考にしてください。ただ、今年の安値を切るようなことはないと思いますよ。それにしても、米国ではバブル崩壊の原因になった住宅産業が強くなってきましたね。今度の決算発表で数字がよければ、ちょっと流れが変わるかも…。
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欧州不安の再燃に加え、予想を下回る雇用統計への失望から続落
 おはようございます。昨日は、月一の検診に行きましたが、患者さんが多く、しっかり待たされ、結局、書く時間が無くなってしまいました。まあ、朝の段階で下振れする可能性を書きましたので、意外感はありませんが…。

 さて、米国雇用統計は、発表前のADP雇用統計が予想を上回ったことや、ゴールドマンザックスが非農業部門雇用者数を上方修正したことから、期待感が高まったのですが、蓋を開けてみれば、予想の10万人増を下回る8万人に増加にとどまりました。事前の期待感が強かっただけに市場には、ミニショックが走ったようです。数字が悲劇的に減少すれば、QE3への期待感が高まったのでしょうが、雇用の増加傾向が止まったわけではなく、これでは追加緩和の実施は難しいと市場が判断したんでしょう。ただ、雇用に過剰感があるか…といえば、そうでもないようです。週平均労働時間は34.5時間と前月からわずかに増加。平均時給も前月の23.44ドルから、23.5ドルにわずかに上昇しています。中国、欧州の景気がおかしくなっているので、忙しくても雇用を増やすより、現在の人員の労働時間を増やして対処しているというところでしょうか。在庫の削減を急いでいるのにも、世界景気の減速を懸念している状況がうかがえます。

 でも、昨日の下げの要因は、やはり欧州でしょう。先週開催されたサミットでは、ESMの国債買い入れや、直接資本注入など様々なことが決まり(?)、市場はポジティブサプライズを持って迎えました。でも、その後、フィンランド、オランダが国債買い取りに反対。直接資本注入も、ECBの傘下に設立する監督機構の成立以後で、できても実際に機能し始めるのは来年半ば以降。資本注入ができるのは、年後半以降のこと…とEU連合関係者が明かしています。また、支援を要請する国は、支援額に見合う政府保証が必要とし、支援が財政負担につながるとしました。また、スペインの支援についても、9日のユーロ圏財務相理事会では決定できず、月内に開催される会合まで、持ち越される見通しといいます。「あれ!話が違うんじゃないの?」という感じです。あのときの話では、EFSFのもとで支援要請がされたもので、とりあえずスペインの政府機関を通じて支援するものの、EUは請求権を放棄し、支援分はスペインの財政負担にならない…とするものでしたが、もしかして、この話も、希望的観測を述べただけのもの…?この疑問を映し、昨日のスペイン10年国債は一時、危機ラインの7%を突破。引けでも前日比0.19%上げ6.97%とデッドライン寸前で終わっています。
まあ、何をやるにしても、基本になる組織ができてから…。稼働し始めても、実際に機能するのはさらにそこから時間がかかる…詐欺みたいな話ですね。これでは市場が許してくれるはずもありません。………。

 6日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2772ドル47セント -124ドル20セント(0.96%)

 NASDAQ総合指数 2937.33ポイント -38.79ポイント(1.30%)

 S&P500 1354.68ポイント -12.90ポイント(0.94%)

 CME日経平均先物(円建て) 8995円 -25円

 米国10年物国債金利 1.556% -0.046%

 ニューヨーク原油 84.45ドル -2.74ドル

 GOLD 1578.90ドル -25.9ドル

 ドルインデックス 83.28 +0.46
 
 
 昨日の米国株は、欧州市場がスペイン債権下落などを嫌気して続落したことに加え、朝方発表された6月雇用統計が予想を下回ったことへの失望から、下落してスタートしました。EUへの懸念が再燃し、ユーロが2年ぶりの安値に下落したことを受け、原油など国際商品価格が下落。資源・エネルギー株が売られたほか、ドル高を嫌気して、輸出株やハイテク株も下落するなど、ほぼ全面安となり、ニューヨークダウは、寄り付き後まもなくこの日の安値1万2702ドル(前日比194ドル安)をつける場面もありました。ただ、売り一巡後は、追加緩和期待などから引けにかけ下落幅を縮める動きになりました。ただ、下落分を埋めることはできず、結局、ニューヨークダウとS&P500は続落。NASDAQ総合指数は反落して終了しました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比8571万株減の5億9516万株と閑散商い。騰落状況は値上がり987、値下がり2033。VIX指数は、2.29%下げ、17.10と、落ち着いた動き。

 NYダウは続落。ダウ30種は値上がり5、値下がり25。キャタピラー(2.5%)、アルコア(2.2%)、デュポン(1.4%)など、輸出・景気敏感株の下落が目立ちました。業種別では、空運、不動産が上昇。石炭、タイヤ、ソフトウェア、家電、鉱山などが下落上位にランクされました。
 ニューヨークダウは、依然、レンジ内の動き。この日は、50日線まで下落したところから反転し、引けかけ70ドル戻しています。この日の安値1万2700ドル付近は、2月~4月にかけ形成したレンジ相場の下限にあたり、市場が下値抵抗ゾーンとして意識していることがわかります。当面、三本新値の陰転など弱気のサインは出ておらず、レンジ内の下値を固める動き…か。詳しくは、レポートで考えて見ます。

 米国株は下落。CME日経平均は、大証終値比25円安の8995円で帰ってきました。レンジは8930円~9070円。円は、軟調な米国経済指標や欧州への懸念を受け、対ドルは79円60銭台、対ユーロは97円90銭台に、それぞれ上昇して帰ってきました。昨日段階での日経平均サイコロは6勝6敗、RSIは68、25日線かい離は+3.2%、騰落レシオは132%。日経平均関連の指標は、調整中を暗示していますが、全体の物色意欲の強さを見る騰落レシオは警戒ゾーンの120%を大きく上回る132%に上昇しています。来週から、内外で企業決算への意識が強まってくるほか、週半ばには日銀の金融政策決定会合を控え、動きが鈍りそう。日経平均に関しては、レポートで9100~9200円ゾーンにここ3年来の抵抗ゾーンがあることは指摘してみましたので、ここでの足踏みは想定内と考えています。詳しくは、レポートで考察してみます。今週は、アイネットや日本M&A、ネットワンシステムなどが堅調に推移しました。来週からは、銘柄の絞り込みが始まりそうですので、それを踏まえて選定してみます。
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休日明けの米国株は、堅調な雇用関連指標を受け、緩和期待が遠のいたとして反落
 おはようございます。 日替わり相場ではなく、日替わり天気ですが、今日は朝から、陽光が差し込んでいます。明日は雨の予報です。いったいどうなっているんでしょう。そういえば、米国株も日替わり相場です。

 さて、金融緩和の一日でした。まず、中国が予想通り2か月連続で利下げしてきました。景気減速に歯止めをかけるためです。オーバーキル(引き締めすぎ)状態が続きましたので、おそらく景気減速に加速度がつき、当分、利下げと景気減速のいたちごっこが続くことになりそうです。次は、預金準備率の引き下げでしょうか。日本のように、実物経済に資金が回らず、資産価格の上げが再開しなければいいのですが…。
 次は、英国イングランド銀行も、国債買い取り枠を、約500億ポンド拡大。3750億ポンドに増額。景気刺激姿勢を鮮明にしています。続いて開催されたECB理事会では予想通り0.25%の利下げを実施。ECBへの預け入れ金利をゼロ(従来は0.25%)とし、資金の市中への還流を促す政策をとりました。

 なんだか、協調金融緩和みたいな感じですが、ECBのドラギ総裁は、協調については否定しています。世界的に景気減速が懸念されるなか、日銀は昨日国内の景況感を引き上げましたが、昨晩の発表を事前に知っており、高まる日銀への緩和圧力に釘を刺す狙いがあったのでしょうか。来週11日から2日の日程で金融政策決定会合が開催されますが、追加利下げ観測が残るユーロに対し円は98円台に上昇。円高が進行しています。何もしなければ、一段高の恐れがありますが、いつも通りのKYぶりを発揮し、知らん顔の半兵衛を決め込むのでしょうか?一部には、今日にも緩和があるのでは…との観測もあるようですが、まさかね~。

 それより、EU内で、先週末のEUサミット合意に関し、「ああでもない、こうでもない」との首脳の発言が増加。スペインやイタリアの国債利回りが急上昇し始めたことのほうが気になります。昨日のスペイン10年国債利回りは、0.041%上げ、6.81%と危険ラインの7%に近づいてきました。全く、厄病神みたいな地域ですね。

 5日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2896ドル67セント -47ドル15セント(0.36%)
 
 NASDAQ総合指数 2976.12ポイント +0.04ポイント(0.00)

 S&P500 1367.58ポイント -6.44ポイント(0.47%)

 CME日経平均先物(円建て) 9065円 -25円

 米国10年もの国債金利 1.602% -0.029%

 ニューヨーク原油 87.22ドル -0.44ドル

 GOLD 1604.80ドル -17.00ドル

 ドルインデックス 82.80 +0.60 


 昨日の米国株は、ECBの利下げが予想の範囲内にとどまったことよる材料出尽くし感から欧州株が下落した流れを受け、軟調な始まりになりました。利下げによるドルの上昇から原油など国際商品価格が軟化。資源株が売られたことも指数の足を引っ張りました。ただ、この日発表された新規失業保険申請件数が予想を上回る減少になったほか、雇用統計の先行指標とされるADP全米雇用報告で雇用者数が予想を上回ったことから急速に値を戻し、前立会日の終値を上回りプラス圏に浮上する場面もありました。しかし、ISM非製造業景況指数が2年半ぶりの水準に落ち込んだことがわかると、一転して売られ、休日前の終わり値を90ドル下回るなど、短時間に乱高下する動きになりました。売り一巡後は、好調な雇用関連指標やゴールドマンザックスが明日の雇用統計予想を上方修正したことなどから、金融緩和期待が遠のいた、として安値圏で推移。結局、ニューヨークダウとS&P500は反落。NASDAQ総合指数は横ばいで終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、休日前比2億1622万株増の6億8087万株。騰落状況は、値上がり1329、値下がり1695。VIX指数は5.04%上げ、17.6に上昇しています。

 NYダウは反落。ダウ30種は、値上がり7、値下がり23。連邦エネルギー規制委員会から市場操作の疑いで提訴されたJPモルガンが4%を超える下げになったほか、資源株の下落が目立ちました。業種別では、アパレル小売、履物、装飾品、住宅建設などが上昇上位。一方、貴金属、移動体通信、投資サービス、銀行、石油探査などの下落が目立ちました。住宅関連株の持続的な上げが際立ちます。
 ニューヨークダウは、レンジ内の動き。100日移動平均線と6月20前後の戻り高値を下値支持として意識する堅調な動きになっています。上向きの移動平均線の接近など、上げエネルギーにかけるため、当面は、材料待ちの展開になりそうです。

 休日明けの米国株は反落。CME日経平均先物は、大証終値を25円下回る9065円で帰ってきました。レンジは9035円~9155円。円は、ECBの利下げを受け対ユーロで98円90銭台に上昇。対ドルは、横ばいで帰ってきました。本日の日本株は、CME終値にさや寄せし軟調な始まりが予想されます。昨日も、CMEレンジをなぞる動きがありましたが、本日もレンジ加減9030円に接近し、裁定解消売りから指数が弱含む動きも予想されます。当面、昨日の中国の利下げから中国関連株が注目されそうですが、株式市場の反応は鈍く、中国市場の反応次第では、日本株も弱含む可能性もあります。今晩の米国雇用統計発表や週末控えでもあり、全般的に模様眺め気分が強まりそうです。あまり無理をせず、好内容株で新値更新後一服しているものを、25日線などタイミングをとらえて仕込むところ…。
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イベントの結果待ちで小動きの展開…日銀の景況感の改善は懸念材料に?
 本日の日経平均は、24円37銭安の9079円80銭、TOPIXは2.33ポイント安の776.37ポイントと3日ぶりに小幅反落して終わりました。出来高は前日比7000万株減の14億2665万株、売買代金は750億円減の8356億円と、薄商いでした。騰落状況は、値上がり565、値下がり965。
 今日の引け値での日経平均サイコロは7勝5敗と変わらず。RSIは77に低下。25日線かい離は+4.1%でした。騰落レシオは129%でした。日経平均の終日レンジは61円と今日も小幅動きに終始しました。ただ、昨日9082円から空けた窓を閉めて小幅安で終わるなど、買われすぎ感を抱えながらもしっかりした展開が続いています。

 今日は米国市場が独立記念日で休場となり手がかり材料難だったことや、今晩にECB理事会を控え、朝方から見送り気分の強い展開になりました。朝方は、利下げを思惑してユーロが下落。これを受け先物が下落し、前日引け値を割り込んでスタートしました。しかし、中国がまとまったリバースレポを実施し、預金準備率の引き下げが近いとの思惑が高まると先物買いが先行。現物との間に裁定買いが入り、日経平均はプラス圏に浮上していました。ただ、円がドル、ユーロに対し上昇すると、先物市場から軟化。引けにかけ下落するなど、小幅なレンジのなかでしたが、出入りの激しい展開になりました。前日に続き、循環物色が続き、昨日の海運株に変わり低位の銀行株やセメント、倉庫などに物色の矛先が向かっていました。一方、昨日買われた不動産株は、首都圏の空き室率の増加から、今日は一転して売られたほか、個別株もいったん新値を更新すると売られるなど回転の早い展開になっています。

 堅調な展開にもかかわらず、売買代金の増加を伴わず、一定の資金が出遅れ株やスポット的に材料がでた株を波乗りしている…という感じでしょうか。新規資金の増加を伴わないと、回転が止まったら終わりという危うさはあります。やはり、リバウンド一巡感を頭に入れながらやったほうがいいのかもしれません。

 さて、今日は値上がり上位に三菱化学が顔出すなど、業績面でのハイテク素材株の健闘ぶりが光っています。リチウムイオン電池素材などハイテク素材で高い世界シェアをもつ企業が多いのですが、素材関連企業は、バブル崩壊後の景気後退期に系列を超えた事業の再編や不採算事業からの撤退など、徹底したリストラを実施。損益分岐点を大幅に引き下げ、高収益体質を作り上げました。現在もこれが生き、世界的な景気の足踏みの中でも、そこそこの利益を確保するようになっています。しかし、当時(2003年~2005年)ころは、海外景気の立ち直りから、ハイテク企業には追い風が吹き、電気や自動車、精密などは、重厚長大産業が行った徹底したコスト削減努力に後れを取っています。そのコスト高体質を新興国企業から突かれた結果が、現在の業績不振につながっているものと思われます。

 バブル崩壊後に重厚長大産業が実行したリストラは人、モノ、カネのすべてに及ぶという厳しいものでしたが、果たして「軽薄短小」業界に血を流す覚悟があるのか…。レポートでは、パナソニック、富士重工業、JVCケンウッド、NEC、マツダを業態転換株として注目していますが、いずれも身を切る努力が効果を上げ、増益や黒字転換、復配を達成できるまでに浮いたっています。まだ、徹底的…という点では不満もの頃ますが、いずれも他の企業に比べると、リストラでは先行しているとみています。一方、リストラに成功したとみらrてていた重厚長大産業には、以前の努力を忘れ、損益分岐点が上昇した企業も増えてきました。以前から今回の相場は2004年相場に似ている…としてきましたが、企業の置かれている状況にも類似点が見られます。どこまで冷酷にリストラに取り組めるか…これが、企業評価の基準になると思います。しかし、まだ、他の企業の救済に安易に資金を出すなど、時々甘さが顔を出すのは気になります。

 まあ、とにかく目先は、中国の預金準備率引き下げ時期が近いことや、ECBの緩和が注目点ですが、米国は景気が底堅く緩和はやりにくい…。日本は今日日銀が景況感を引き揚げたことから、緩和はしないといったようなもので、当面、対ユーロでの円高は覚悟したほうがいいかもしれません。受注環境が整いだしたゼネ?ン、住宅エコポイントの延長思惑がある住宅、建設資材など内需系に注目か…?
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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
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