FC2ブログ
大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
09 | 2012/10 | 11
S M T W T F S
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -



雇用統計のサプライズ結果を受け上伸するも、週明けからの企業決算発表への懸念から、高安まちまちの動きに
 おはようございます。

 昨日の米国雇用統計は、非農業部門雇用者数の増加は11万4000人となり、中央予想値の11万5000人をわずかに下回りました。失業率は、7.8%と2009年1月以来の8%割れになっています。失業率の急低下に対しては、もとGEトップのウェルチ氏が「テレビ討論会で劣勢になったオバマ陣営が、操作したのではないか…」と疑問を呈するほどのサプライズをもたらしました。ただ、今回の結果で最もサプライズをもたらしたのは、7月の数字が14万1000人の増加から18万1000人に、8月が9万6000人から、14万2000人に、それぞれ上方修正された点。3か月連続して雇用が10万人を超えています。この数字を見ても、米国の雇用が歩みは遅いながら着実に改善していることがわかります。

 ただ、民間雇用者数は、事前予想の13万人増を大幅に下回る10万4000人。建設や小売りが増加したものの、製造業が1万6000人減と、2か月連続減少したことが響いています。また、失業率低下の内容を見ると、9月中に全就業者数は87万3000人増加していますが、このうち58万2000人が、パート労働者。一時雇用の増加内容をどう見るか(就職活動をしていた人が、あきらめて一時雇用になったのか、生活苦からパートになったのか…など)という問題はありますが、就活をあきらめた人や一時雇用者を除いて出した広義の失業率は14.7%と、前月水準と変わらないといます。製造業の雇用増が今後の雇用状況改善のカギになりそうです。

 雇用統計は、サプライズを伴って終わりましたが、週明けからは、国慶節が明け中国の経済活動が再開されます。日本にとっては、こちらの動向のほうが需要でしょう。損保会社が中国暴動特約を停止し、今後発生する損失は保険でカバーできなくなります。また、デモで日本メーカーの自動車が狙い撃ちされたこともあり、今後、日本メーカー車購入を敬遠する動きが強まりそうなことから、トヨタは今月大幅減産する方針を出しました。国慶節の間に日中関係は全く改善されておらず、休日明けからもに日本商品は大きなダメージを受けそうです。先日、文化大革命に関するドキュメンタリー番組について書きましたが、この国が怖いところは、「愛国」の名のもとに、国民同士が監視し合う方向に動いてしまうこと…。お互いに関しし合って、誰かが日本製品を使っていると、売国奴呼ばわりされて攻撃されることもあるかもしれません。文化大革命を経験した人ならなおさらでしょう。日本企業からシェアを奪われた企業からの「煽り」行為もあるかもしれません。来週からの中国の消費者の動きから警戒を怠れません。

 5日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万3610ドル15セント +34ドル79セント(0.26%)

 NASDAQ総合指数 3136.19ポイント -13.27ポイント(0.42%)

 S&P500 1460.93ポイント -0.47ポイント(0.03%)

 CME日経平均先物(円建て) 8895円 +25円

 米国10年物国債金利 1.750% +0.072%

 ニューヨーク原油 89.98ドル -1.83ドル

 GOLD 1780.50ドル -15.70ドル

 ドルインデックス 79.33 -0.03


 昨日の米国株は、朝方発表された9月雇用統計の内容がサプライズな内容になったことを好感。買いが先行し、続伸スタートになりました。雇用統計で建設業の雇用増加が目立ったことから、住宅建設が買われたほか、家具や不動産サービスなど関連株も物色され、ニューヨークダウは寄り付き後、まもなくこの日の高値1万3661ドル(前日比86ドル高)をつける場面もありました。ただ、買い一巡後には、もともとQE3実施で雇用統計への関心が薄かったほか、来週から本格化する企業業績への懸念から、次第に売りが優勢になり上げ幅を圧縮。一時、前日終値を小幅に下回る場面もありました。引けにかけては、やや、買い戻され、結局、ニューヨークダウは続伸。引け値ベースで4年10か月ぶりの高値を更新しています。ただ、アップルが2%超え下落した影響で、NASDAQ総合指数とS&P500は小幅反落して終わっています。ニューヨーク市場の出来高は前日比6785万株減の6億507万株。騰落状況は値上がり1715、値下がり1292。VIX指数は、1.5%下げ、14.33に低下しています。

 ダウ30種は、値上がり20、値下がり10。住宅関連のホームデポが、2.3%上昇、デュポンやスリーエムなど景気敏感株が堅調。一方、欧州への懸念から銀行が売られたほか、ブラジルでの買収案件の浮上から、ユナイテッドヘルスケアが1.45%下げたのが目立ちました。
 NYダウは、3日続伸。9月高値を上限とするレンジ上限で終わってきました。引け値ベースでは、4年10か月ぶりの高値。9月21日のザラバ高値(1万3697ドル)更新が課題になりますが、25日線の勢いが増しており週明けには、400ドル大台乗せも早そうです。ここにきて、長期金利が急伸、昨日は1.75%に上昇してきました。これを嫌気し、金や原油など国際商品価格が下落しています。週明けもこの動きが続けば、商品間の資金の動きが変化してくる可能性もあります。大型株が多い、ニューヨークダウやS&P500が堅調だったことを見ても債券⇒株式という変化を予想したのかもしれません。来週は、債券の動きがポイントになりそう。

 米国株は高安まちまち。CME日経平均先物は、大証終値を25円上回る8895円で帰ってきました。レンジは、8800円~8945円。円は、追加金融緩和が見送られたことや、米国雇用統計のサプライズを受け、対ドルは78円70銭台、対ユーロは102円50銭台にそれぞれ軟化して帰ってきました。3連休明けの日本株は、堅調な始まりが予想されます。米国長期金利の上昇次第では、円が弱含む可能性があるものの、やはり懸念されるのは中国消費者の動き…。当面、対米依存の高い企業や、内需系の好業績株の逆張り方針の買い…。
詳しくは、月曜日発信のレポートで注目企業とともに解説します。
※レポート購読者を募集しています。関心のある方は、レポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

予想を下回る新規失業保険申請件数やFOMC議事録内容を好感し続伸して終了
 おはようございます。 寒い朝です。長袖を一枚増やしましたが、それでも寒くなってきました。また、一枚増やさなければならない時期になってきたようです。これを繰り返して、だんだん秋が深まり、冬へとつながっていくのでしょうか。

 さて、昨日のECB理事会は金融政策の据え置きを決めました。前回の会合で条件付き無制限の国債買取や借入の際の担保基準の引き下げを実施しており、当面は様子をするということのようです。ただ、景気のほうは確実に悪化しており、税収減が再び高債務国の財政状況を悪化させるため、いずれ、利下げに踏み切らざるを得なくなるものと思われます。当面の問題は、今でも支援要請を渋るスペインの動き…。同国財務相は、支援要請見返りの条件は「現在スペインが進めている緊縮策に近いものだ…」といいながら、一方で、支援は必要ないと発言。市場を当惑させています。理事会後、ドラギ総裁は「国債買取の準備はできている…」と発言。暗にスペインへの支援要請を促していますが、まだ煮え切らない姿勢が続いています。そろそろ、しびれを切らす投資家もでてきたようで、昨日実施されたスペイン国債の入札が、満額を調達したものの、10年国債金利は0.11%上げ、5.93%と、6%大台に接近してきました。こんな状態では、サプライズを伴う要請の仕方をしないと、市場は歓迎しないかもしれませんね。これを受け、当初は堅調にスタートした欧州主要市場の株式も小幅下落して終了。そろそろ神経質になってきたようです。

 4日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万3575ドル36セント +80ドル75セント(0.60%)

 NASDAQ総合指数 3149.46ポイント +14.23ポイント(0.45%)

 S&P500 1461.40ポイント +10.41ポイント(0.72%)

 CME日経平均先物(円建て) 8845円 +5円

 米国10年物国債金利 1.678% +0.058%

 ニューヨーク原油 91.71ドル +3.57ドル

 GOLD 1796.5ドル +16.70ドル

 ドルインデックス 79.34 -0.57
 

 昨日の米国株は、朝方発表された新規失業保険申請件数が、予想を下回ったことから、今晩発表される雇用統計への期待が高まり、買いが先行。続伸してスタートしました。ドラギECB総裁が改めて無制限国債買取に言及し、ユーロが上昇したことやシリア・トルコ間の関係悪化など地政学要因から原油価格が急伸したことを受け、資源・エネルギー価格が上昇。これを受け関連株が上昇したことが指数を押し上げました。また、立会時間中に前回FOMC議事録が発表され、インフレや失業率にターゲットを設ける可能性や景気が上昇しても、失業率の低下まで緩和姿勢を継続する姿勢が確認されたことから、幅広く買い物が増加。ニューヨークダウは昼までにこの日の高値1万3594ドル(前日比100ドル高)をつける場面もありました。ただ、買い一巡後は、来週から始まる企業業績発表への警戒感から頭の重い展開が続き、引けにかけ高値持ち合いの動きになっていました。結局、主力3指数とも続伸して終了。ニューヨーク市場の出来高は前日比877万株増の6億7272万株。騰落状況は、値上がり2213、値下がり826.VIX指数は、5.70%下げ、14.55に低下しています。

 NYダウは続伸。ダウ30種は値上がり25、値下がり5。日足は、3~4月時に形成したレンジ相場の上限ラインを下値支持ゾーンとし、新たなレンジを形成する動きにあります。この間、下値から25日線が上昇してきており、この上げ圧力を受ける格好で上値をトライする動きがでています。ただ、前回高値付近や6月以降の上げ相場で形成した右肩上がりバンドの上限ラインが、ともに上値を圧迫しており、このライン突破が出直りのポイントになりそうです。予想通り、NASDAQとS&P500の動きが軽くなってききましたが、業績面で期待感が持てる成長性の高い市場を市場が選好し始めたのかもしれません。

 米国株は続伸。CME日経平均先物は、大証終値を5円上回る8845円とほぼ横ばいで帰ってきました。レンジは8745円~8885円。円は、ユーロが買われた流れを受け、対ドルは78円40銭台と横ばい。対ユーロは102円10銭台と大幅に軟化して帰ってきました。本日の日本株は、明日からの3連休を控え頭の重い展開になりそうです。前原経済相が出席する日銀金融政策決定会合の内容次第では上振れする可能性があるものの、現在は、結果が読み切れません。先走りすれば、現状維持で失望売りを浴びる結果になりますし、対応が難しくなっています。ただ、FOMC議事録の結果を受け、米金利が上昇しており、ドルが強含む流れには変化はなく、引き続き対米依存の強い外需株が注目されます。また、不動産や建設など内需系も政策期待から引き続き買われそうです。まあ、今日は相場なりについていくしかないということでしょうか。
※レポート購読会員を募集しています。関心のある方は、レポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

前原財政相の日銀金融政策決定会合出席から追加緩和を思惑し、5日ぶりに反発
 今日の日本株は、5立会日ぶりに反発して終わりました。前原経済財政相が明日の日銀金融政策決定会合にお出席することが決まり、外債購入など新たな円高対策が実施されるのでは…との期待が高まり、円安が進行。米国での販売が伸びた輸送用機器や追加緩和策がETFや不動産リート購入になる可能性から不動産株が上昇するなど、市場は、さっそくこのニュースに飛びつきました。ただ、10兆円の追加緩和を実施してひと月もたたないのに、果たして、追加緩和に踏み切れるものかどうか…。レポートでは、実体経済への市場刺激効果のあるETF、不動産リートの購入枠の拡大はあるかもしれないとはしましたが、決定会合に行政が足を踏み込んで露骨に圧力をかける動きに、独立性を重視する日銀の審議委員が素直に従うものかどうか…。2003年に出席した小泉政権時代の竹中経済財政相は、それなりの理論武装ができていましたが、「言うだけ番長」の前原氏に、金融調節のプロを説得できるだけの資質があるのかどうか…。そろそろ、両資産の買い取り枠が減少していますので、前原大臣のメンツを保つため1兆円くらいの枠の拡大もあるかもしれません。

 ただ、追加供給をするにしても、FRBやECBが目的を達成するためには「無制限」に実施したように、インフレ率1%を達成するまで、無制限に実施するくらいのインパクトを与えないと効果は上がらないでしょう。とにかく、リーマンショックが起きて以降の4年間で、FRBは通貨供給を3倍に拡大、ECBも2倍に拡大しているのです。さらに、米国はQE3でさらに供給を増やそうとしています。一方の日銀は、この間20%しか供給を増やしていません。4年間もサボってきて、絶対量にとんでもない格差がついているのに、小刻みに実施しても、投機筋になめられるだけ…。日銀が国債を買い値上がりさせてくれるとして、投機筋は日本国債を買い、それで円高が進行。また、値上がり益も確保できるので、彼らは2重に儲けられる状態になっているようです。少なくとも、円高が期待できなくなるくらいの規模の供給増をしないと、いつまでたっても円の高止まりは続いたままになります。果たして、日銀がプライドをかなぐり捨てて、外債購入など思い切った策に踏み出せるかどうか…。明日は見ものです。なにもしなければ、今日の円安を手掛かりに買われた株は梯子を外されることになりますが…。 

 さて、今日の日本株は、米国株が堅調な経済指標を背景に反発したことや、景気への信頼からドルが上昇。これを受け、CME日経平均先物が大証先物を上回って帰ってきたことから、先物買いが先行。日経平均は、前日終値を37円上回る8783円と高寄りしてスタートしました。昨日、米国でに自動車販売が大きく伸びたトヨタや日産、富士重工業などが買われたものの、明日の米国雇用統計への警戒感や中国の対日経済制裁の動向などを懸念した売りもあり、一時は小幅に下落する局面もありました。ただ全引け近くに、前原経済財政相が日銀金融政策決定会合へ出席する意向であることが伝わると、一気に円安が進行。同時に先物市場にまとまった買い物が入ると、裁定買いから指数も急伸。日経平均は昼過ぎにはこの日の高値8865円(前日比119円高)する場面もありました。追加緩和を思惑して、不動産や建設、セメントなど内需関連が買われたほか、円安を思惑して機械や海運、電気機器などに買戻しの動きも入り、一時は全面高する局面もありました。ただ、買い一巡後は、模様眺め気分が強まり、引けにかけ上げ幅を縮めて終わっています。結局、日経平均は、77円72銭高の8824円59銭、TOPIXは7.99ポイント高の735.38ポイントと、ともに5立会日ぶりに反発して終わっています。出来高は、前日比2億4000万株増の16億3692万株、売買代金は1兆円大台を回復。騰落状況は、値上がり1047、値下がり459.

 今日の終値での、日経平均サイコロは5勝7敗、RSIは41、25日線かい離は-1.1%、騰落レシオは86%でした。三本新値の陽転など、明確な底入れサインはまだ出ていません。当面、明日の金融政策決定会合の結果待ち…というところでしょうか。今日の上げで、昨日下回った7月25日安値と9月6日安値を結ぶ下値支持線を回復すると期待しましたが、結局、回復できずに終わっています。上髭を残したことから、このラインを上値抵抗として意識している感じもします。やはり、指数とつながる主力株の出直りには日柄が足りない感じを受けます。ただ、以前からレポートでも解説しているように主力株のなかでも真剣に事業再構築に取り組む企業は、それなりの評価を受けるようになってきました。中国など見向きもせず米国のユーザー開拓を進めてきたスバル(富士重工業)は販売台数の増加を受け、本日700円大台代わりと、年初来高値を更新。NEも戻り高値を更新。同社のクラウド部門や工事を受け持つNECネッツエスアイも高値を更新。日銀緩和を先取りして注目しれきた東急リバブルも年初来高値を更新しています。まあ、情けない市場でも、見るべきところは見ているということでしょう。
今日はこれから出かけ無ければなりませんので、この辺で筆をおきます。前原さん、頑張って日銀を説得してください。たまには「うどん屋の窯(湯だけ=言うだけ)」を返上してくださいね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

堅調な景気指標の発表を受け強含むも、雇用統計結果待ちで頭の重い動き…NASDAQの出直りに注目
 おはようございます。 

 昨晩、CATVを見ていると、中国の文化大革命の当事者たちの証言をもとにしたドキュメンタリーを再放送していました。おそらく、今では取材さえ無理なものだと思われます。これを見ていて、共産党一党独裁体制下、上層部の方針で人民が一斉に一方向に動き出し、神格化された毛沢東の方針で、党幹部や企業経営者・幹部、地方行政官、学校関係者らが次々と反革命分子として、粛清されていく様子が、実際に暴力を受け総括を迫られた経営者や文化人らの証言が生々しく取り上げられていました。企業や集落、家族がお互いに猜疑心を持ち、分裂。粛清の嵐が吹き荒れましたが、これに油を注いだのがもいう毛沢東の妻の江青女子の言動。破壊的な活動に根拠を与えたことから、さらに、粛清の嵐が激化。拷問や耐え切れず自殺した人が数えきれないほどいた…と、実際に叔父の首つり死体を下したという、少年期の体験を交えて話がされていました。まさに、毛主席が、こう考えておられると勝手に解釈して、これを錦の御旗にし暴走する行為は、戦前、日本の軍部が天皇の統帥権を盾に暴走した動きと通じるものがあります。

 このなかで、お互いに猜疑心が高まり、少しでも考え方が異なると、昨日まで同志だった相手を異端分子とみて攻撃する動きに転換。やがて派閥対立に移行。学生を中心に暴力がエスカレート。最終的には、地方の軍隊の武器庫から重火器を持ち出し、互いに相手を攻撃しあう内戦状態に移行しています。ここに至って、毛沢東が動き、軍隊を差し向け、対立している当時者を呼び出し説得。「毛主席は、対立するのではなく、連合することを望んでおられる」と、話し、これを受け入れ事態が沈静化していったという経緯が描かれていました。拷問の様子や家族がお互いに猜疑心を抱き分裂していく様子が描かれていましたが、この流れを見ると、今回のデモで毛沢東の肖像が掲げられたことに、党中央部が「恐怖」を感じたであろうことは、容易に想像がつきます。

 毛沢東の肖像を掲げていた若者に、老人が抗議し暴行を受けた…という報道がありましたが、この若者に、番組を見せたらどんな反応が返ってくるのでしょうか。まさに、狂気の世界でした。今の中国政府は、文化大革命の悪夢の再来を一番懸念しています。その矢先に、のこのこつけ入るすきを見せた日本の野田政権…。飛んで火にいる夏の虫ではないですが、しばらくは国内の不満をそらす材料として使われそうです。それとともに、狂気に陥りやすい中国人民がエスカレートした場合、日本との間に何が起きるかわからない…という底知れない怖さを感じました。次は、農村への下放が取り上げられるようですが、中国を知る上でも、見てみたいと思います。

 3日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万3494ドル61セント +12ドル25セント(0.09%)

 NASDAQ総合指数 3135.23ポイント +15.19ポイント(0.49%)

 S&P500 1450.99ポイント +5.24ポイント(0.36%)

 CME日経平均先物(円建て) 8790円 +40円

 米国10年物国債金利 1.620% +0.01%

 ニューヨーク原油 88.52ドル -3.75ドル

 GOLD 1779.8ドル +4.2ドル

 ドルインデックス 79.94 +0.19


 昨日の米国株は、朝方発表された雇用統計の先行指標になるADP全米雇用報告で、民間の雇用者数の増加が予想を上回ったことを好感。買いが先行し反発スタートになりました。また、その後発表されたISM非製造業景況指数が前月水準・予想ともに上回ったことから買いが増加。ニューヨークダウは昼までにこの日の高値1万3525ドル(前日比43ドル高)をつける場面もありました。ただ、ADP報告で、7月、8月の数字が下方修正されたことや、明日の雇用統計への警戒感も強く、引けにかけては前日引け値を挟んだ神経質な動きとなり、結局、ニューヨークダウは小幅反発。新型アイパッド生産の開始報道を受けアップルが上昇したことを受け、NASDAQ総合指数、S&P500は続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比6977万株増の6億6415万株。騰落状況は、値上がり1512、値下がり1513とほぼ同数。VIX指数は、1.78%下げ、15.43に低下しています。

 ダウ30種は、値上がり21、値下がり9。来期業績見通しの下方修正やCEOがリストラ策の遅れを認めたパソコン大手ヒューレッドパッカードが約13%急落したほか、原油価格の下落を受けシェブロンやエクソンの下落も目立ちました。一方、住宅株の上げを受け、バンクオブアメリカやJPモルガンなど銀行株の上げが目立っています。
 NYダウは、引き続き3~4月のレンジ相場の上限ライン上で下値を固める動きが続いています。材料待ちの展開ですが、ここにきて、テクニカルな調整が先行したNASDAQ市場の動きが良くなってきました。アップル、グーグル、アマゾンなど主力株が買われているほか、クラウド関連のF5、アカマイ、VMウエアなども堅調で、短期的な運用成果の上げを狙って、ファンド勢が原油などからの乗り換えを図った可能性もありそうです。目先は、成長株の動きに注目。

 米国株は小幅反発。CME日経平均先物は、大証終値比40円高の8790円で帰ってきました。レンジは8720円~8785円。円は、好調な景気指標を映しドルが買われた流れを受け、対ユーロは101円20銭台、対ドルは78円40銭台にそれぞれ軟化して帰ってきました。本日の日本株は、CME高や円安に支えられ堅調に推移しそうです。米経済誌が新型アイパッドの発売を報じたことや、KDDIの小型アイパッド発売参入など刺激材料が出ていることから関連株が人気化しそうです。ただ、明日に雇用統計の発表や3連休を控えていることから、上値を買いあがるリスクは高く、頭の重い動きには変化はなさそうです。米国市場を重点に開拓している富士重工業や事業再構築が成果を上げつつあるNECなどレポート銘柄が注目されます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

材料待ちで手控え気分が強まるなか、見切り売りからじり安となり4日続落
 今日は水曜日。関西テレビのアンカーに政治評論家の青山繁晴氏がでるということで、いましがたまで放送を見ていました。相変わらず、熱い話しぶりでしたが、今日は野田改造内閣について触れ「国民に対する背徳」だと切り捨てていました。松原拉致担当大臣がわずか9か月で任を解かれましたが、この裏事情について、野田内閣が進めている北朝鮮への制裁解除に同大臣が猛烈に反対したことや、もともと、問題がある人権保護法案についても同大臣が反対の意向を持っていたため、同大臣が外遊中に閣議決定したことなどを話していました。今回の人事で、拉致被害者家族会からの信頼が厚い同大臣をはずしたのも、有料の遺骨引取りや制裁解除により、一人でも二人でも拉致被害者を返還させ、選挙を有利にしたいという狙いがあるといいます。

 昨日も民主党政権になって、歴代首相がやってきたことは、日本を貶めることばかりで、本当に日本国民のことを考えているのか疑問だ…としましたが、真偽のほどはわかりませんが、客観的な事象をみるかぎり、信憑性があるように思われます。制裁解除に関しては、米国からの圧力もあるかもしれませんが、拉致被害者の全員返還は国民的な合意だったはず。それを反古にして、制裁を解除することは、まさに背信としか言いようがありません。人権保護法案にしても、一つ間違えると、海外からの言論統制につながる可能性がある怖い法案です。なぜマスコミがとりあげないのか、不思議としか言いようがありません。国民の知らないところで、民主党を中心に、亡国へ向けての動きが進められているといわれても仕方がない動きが増えています。以前から、国会議員や官僚などに、中国や半島政府から資金の提供を受けたり、ハニートラップにかかり、いうことを聞かざるを得ない輩が多くいるといわれます。もし、この圧力がフルに活用され、官僚や政治家が動き、今の状態が生まれているとしたら…。この国の先行きは危ういと言わざるを得ません。

 野党に安倍総裁が誕生しましたが、同様にハニートラップにかかったり、カネをつままされた議員がいる状況は変わりません。宗主国の情報機関に二号さんの存在や汚職の情報を握られて逆らえない議員も多いといいます。安倍総理の時代、安倍氏が憲法改正や日本の国力増強にのめりこんだとき、身内の自民党から外圧を受けたのか、ものすごい反対運動がおこり、総理を引かざるを得なかったという話も、今日の青山氏はしておられました。本当なら、大変な国民への背信行為といえそうです。バブル崩壊以降の日本の国力の低下が、外圧で演出されていたとしたら…。まあ、野田政権が次に打ち出す政策拝見といきましょうか。

 今日も材料待ちの、値動きの少ない相場が続いていました。スペインの支援要請がいつになるかはっきりしませんし、ドイツは議会でギリシャ、スペインなどへの支援の妥当性を審議するので、要請はまだ早すぎる…というスタンス。格付け会社のムーディーズは、月内に判断を行う、としていますが、いったん、ジャンク級に引き下げられたら、あちこちの銀行やファンドから売り物が出てきて、買い支えするにも今以上の資金が必要になります。早いうちに、支援条件で合意し、市場を安定させるべきだと思うのですが、なかな前を向いて進んでいか無いのが欧州ですね。昨日の米国市場も、週末にも要請⇒首相が否定⇒EUサミットがある前には要請と、二転三転。そのたびに株価は浮き沈みしています。また、週末には、米国の雇用統計、大統領選の本格化。来週からは米国の第三四半期の決算発表…これでは動きが取れませんね。

 また、尖閣列島では、相変わらず中国と台湾の艦艇による嫌がらせが続いています。海外の有力経済紙は、現在の尖閣列島付近は世界で最も危険な「火薬庫」として、警戒報道しています。国慶節が終わると、次はどんな手を打ってくるやら…。野田政権は、「領土問題は存在しない…」の一点張りですが、南シナ海のような強引な乗っ取り手段に出てきたら、どう対処するつもりでしょうか。このところ、海外投資家の売りが増加したり、円がじりじり水準を切り下げているのも、これから始まる日本企業への締め付けを考えると当然のような気もします。当面、頭の重い展開が続きそうですね。今日の相場も、米国の自動車販売の好調を受け、関連株が買われ、一時、反発する場面はあったものの、結局、主力株を中心に売られ、日経平均は、39円18銭安の8746円87銭、TOPIXは3.80ポイント安の727.39ポイントと、4日続落して終わりました。出来高は昨日をやや上回る13億9811万株、売買代金は9222億円と、閑散商状に戻ってしまいました。騰落状況は値上がり410、値下がり1104と、4日続けて値下がり数が4ケタになっています。

 本日の引け値での日経平均サイコロは4勝8敗(TOPIXは5勝7敗)、RSIは39、25日線かい離は-2.1%。騰落レシオは86%でした。この一週間でRSIが落ちてきますので、いったん反発する局面が出てきそうですが、直近安値を結ぶ下値支持線を切っており、本格的な反発には日柄がかかりそうです。当初予想のように、日足バンドの下限ラインをのぞくことになるかもしれません。今日あたりは売られ過ぎの成長株に押し目買いが入っていましたが、まだ上値を買いあがる環境になく、買うなら、もっと引きつけて、反発場面で利食いできる水準まで待つ必要がありそうです。さて、このところ事業再構築関連で注目していたNECや富士重工業の動きが良くなってきました。昨日発表されたスバルの米国での売り上げは30%超えと、相変わらず米国ユーザーの人気を集めています。また、NECもITサービス部門が成長。外資系証券は上半期の営業利益が従来の10億円から120億円に拡大するかも…なんて強烈な予想を出してきました。注目後、日銀のちゃぶ台g返しで痛めつけられましたが、安値圏で再注目しましたので、なんとか損のカバーができそうな感じになってきました。全体の地合いはひどいものですが、評価するものは評価していこうという市場の機能は生きているようです。まあ、当分は徹底した逆張り方針が無難でしょう。でも、売りの相場でもないような気がします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

スペインの支援要請時期をめぐって乱高下。指数間で高安まちまちの動き…
 おはようございます。 昨日は、月一の内科検診(薬の処方箋もらい)でしたが、待ち時間が長く、帰宅時間が遅れてしまいました。まあ、予想通り「ダメ」な相場でしたので、ご勘弁を…

 さて、世界の株式市場は、ECBの国債無制限買い取り作戦、FRBのQE3発動以降、材料出尽くし感から方向感を見失った展開が続いています。宴が終わってみると、これまで無視してきた世界景気の状況が予想以上に悪化していることが分かり、戸惑っている状態でしょう。その分、中国の景気刺激策への期待感が高まっているのですが、その中国が尖閣問題を巡って日本とさやあてを繰り返し、お互いの足の引っ張り合いで、景気が下向きに引っ張られそうな状況になってきた…。でも、スペインがEUに支援を申し込めば、国債の無制限買取が始まり、状況は改善するはず…。また、米国は、経済波及効果の大きい住宅が結構な勢いで回復しているうえ、QE3でMBS(住宅担保ローン証券)の買い取りを行い、直接、住宅市場を刺激する方策に出てきた…とりあえず、結果を見るまで売れないな。というのが現在の状態でしょう。ただ、来週から、米国では、第3四半期の決算発表が始まります。すでにアナリストの予想は引き下がっているはずですが、さらに、それを下回る内容になれば、失望感から一時的にうられないとも限りませんね。もっとも大統領選後には、「財政の崖」解消へ向け与野党の交渉が始まりますから、下値も限られるでしょうけど…。

 今週に入っての日本株も、世界の投資家事情と同様な状態です。尖閣問題が一段の円高進行をブロックしてくれている感じですが、今回の日中間のイライラは、対中進出企業の業績悪化を通して、日本株にも影響を与えてきそうです。中国は国内企業の操業に影響を与えそうな代替えが効かない素材やパーツの輸入に関しては、干渉しないようですが、代替えが効く汎用品への締め付けを厳しくしているようです。おそらく、日韓の分断を狙い、韓国への発注を増やしてくるのでしょう。また、これまでグレーの部分として見逃してきた脱法行為などは許さないとして、日本企業を狙いうちにして摘発する方針といいます。もともと、あいまいな表現で作られている法律ですから、解釈を変えるだけで、いくらでも企業を攻撃できるといいます。いくら、日本企業が、現地化しようとしても、目をつけられたら終わり…。現地資産が根こそぎ取りあげられるリスクもはらみます。不当な行為に対して、守ってくれるはずの日本政府は…というと、この体たらく。日本への締め付けは、政権基盤を安定させるため来年3月の「全人代」まで続く可能性があります。共産党内での出世を狙い、上層部にアピールするための実績作りで、日本企業が予想もしない因縁をつけられることもありそうです。日中間のイライラの現実悪はこれからが本番…か?

 2日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万3482ドル36セント -32ドル75セント(0.24%)

 NASDAQ総合指数 3120.04ポイント +6.51ポイント(0.21%)

 S&P500 1445.75ポイント +1.25ポイント(0.09%)

 CME日経平均先物(円建て) 8790円 +10円

 米国10年物国債金利 1.623% -0.005%

 ニューヨーク原油 91.89ドル -0.59ドル

 GOLD 1776.6ドル -7.70ドル

 ドルインデックス 79.75 -0.06 


 昨日の米国株は、スペインのEUへの支援要請が近いとの観測から欧州株が堅調に推移したことを受け、前日水準での堅調な始まりになりました。ただ、この日は主要な経済指標の発表もなく、見送り気分の強いてんかいでしたが、寄り後まもなく、欧州で週内の支援要請をスペイン・ラホイ首相が否定し、欧州株が下落に転じると、利食い急ぎの動きが広がり、株価は下落。ニューヨークダウは、昼ごろにこの日の安値1万3424ドル(前日比91ドル安)をつける場面もありました。その後、来週末には支援要請がなされるのでは…との観測が高まり、引けにかけては下落幅を縮めています。世界的な景気減速懸念を受け、景気敏感株が売られ、一方、住宅関連やディフェンシブ株の上げが目立ちました。結局、景気敏感・輸出株の比率が高いニューヨークダウは3日続落。アップルの上げを受け、NASDAQ総合指数は反発、S&P500は続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比7683万株減の5億9437万株。騰落状況は、値上がり1600、値下がり1402。VIX指数は、3.74%下げ15.71に低下しています。

 ダウ30種は、値上がり10、値下がり19、変わらず1。医薬のメルクやファイザーのほか、ユナイテッドヘルスグループなどヘルスケア関連が上昇。デュポン、アルコア、ボーイングなど、景気敏感・輸出株の下落が目立ちました。
 ダウは、依然、3~4月のレンジ相場上限を下値抵抗ゾーンにする下値固め相場が続いています。下値から25日線が上昇してきており、押し目では25日線の下値支持力を期待した買い物が入っています。当面、このゾーンで下値を固めながら、次の上げ材料を待つ展開が続きそうです。

 米国株は高安まちまち。CME日経平均先物は、大証終値を10円上回る8790円で帰ってきました。レンジは、8760円~8840円。円は、対ドルが78円10銭台と前日水準、対ユーロは100円90銭台に軟化しています。本日の日本株も、手がかり材料難から頭の重い展開が続きそうです。円がやや弱含んでいることやNASDAQ市場が上げていることから、外需関連が買われそうですが、中国リスクを意識して上値には限界。引き続き、個別の材料を後追いする展開になりそうです。業績下方修正で相場が波乱するリスクが高まっています。買いは、全体の指標が底値を暗示してからのほうがよさそうです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

欧州株高、予想を上回る米国ISM製造業景況指数を好感し反発して終了…アップル下落でNASDAQは続落
 おはようございます。

 民主党・野田政権は、早くも第三次の改造になりました。やることなすこと支離滅裂な政治が続いていますが、いったい、いつまでやるつもりでしょうか。民主党政権になって以来、対日関係を悪化させ、原発事故を拡大、経済が悪化しているときに消費税の引き上げを決定、震災復興事業は遅延、日中、日韓関係を悪化させる…など、外交、内政関係で冒してきた失敗は数限りありません。また、何か事件があるたびに、規制を強め国民生活にも干渉してきています。また、震災復興予算を横取りするような官僚の暴走を許した責任も大きい。これから、来年夏まで居座られたら、この国はいったいどうなってしまうのでしょうか。後ろを振り返って、自分たちがしてきたことの結果を見ると、政権担当能力の無さがはっきりわかると思うのですが、やはり、いったんつかんだ権力の甘い蜜から離れることはできないのでしょう。野党は自民党に安倍総裁が誕生し、次期政権を目指すことになりますが、谷垣前総裁がだまされたような失敗はせず、解散に追い込んでほしいものです。まず、総選挙のために、一票の格差の是正を最優先にし違憲状態を解消。野田政権が一番頭を痛めている特例公債法案の審議を後回しにするくらいはやってほしいものですね。

 さて、世界の景況感の悪化は、厳しいものですが、昨日発表された製造業のPMI指数を見ると、ドイツはまだ50を下回っているものの、2か月連続で改善。イタリアも前月から上昇など、工業国の堅調が目立ちました。欧州債務国危機で、ユーロが下落したことが輸出を刺激し、工業生産を刺激したんでしょう。一方、フランスなど製造業の弱いところは、さらに落ち込みを強めています。ドイツなどは、危機の果実を確実にものにしているようです。後ろめたいのか、このところギリシャ債務削減期限の延長論など、債務国への柔軟な態度が目立ってきました。ただ、相変わらず、債務削減優先の立場を変えるつもりはないようです。危機克服に必要なのは、景気拡大による税収の増加で、前回のEUサミットでもこの点を確認したはずですが、ドイツはEUに対し歳出の削減を要求するなど、やっていることは景気刺激とは正反対のこと…。財政赤字を削減する縮小均衡が景気の立て直しにつながると、本気で信じ込んでいるだけに始末が悪い…。欧州の低迷は、かなり長引くことになるかもしれません。スペインの景況感も低迷したまま…。税収減と財政削減のいたちごっこが続きそう。格付け会社のフィッチは、来年まで格下げはしないといっていますが、景気に回復の見込みがない以上、ムーディーズは格下げに踏み切るのではないでしょうか。投資不適格級になったら、投資家も見切らざるを得なくなる。 

 1日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万3515ドル11セント +77ドル98セント(0.53%)

 NASDAQ総合指数 3113.53ポイント -2.70ポイント(0.09%)

 S&P500 1444.49ポイント +3.82ポイント(0.27%)

 CME日経平均先物(円建て) 8810円 +30円

 米国10年物国債金利 1.628% -0.010%

 ニューヨーク原油 92.48ドル +0.29ドル

 GOLD 1783.3ドル +9.40ドル

 ドルインデックス 79.81 -0.08 


 昨日の米国株は、欧州市場がスペイン銀行の資本不足額が想定の範囲にとどまったことへの安心感や同国の救済支援が来週中にも実施されるのでは、との観測から欧州市場が全面高になった流れを引き継ぎ、買いが先行。反発してスタートしました。またこの日発表されたISM製造業景況感指数(9月)が4か月ぶりに(判断の分かれ目になる)50を上回ったことを好感。幅広い買い物を集め、急伸し、ニューヨークダウは寄り付き後まもなくこの日の高値1万3598ドル(前週末比161ドル高)をつける場面もありました。ただ、1万3600ドル付近で頭の重い展開になったところに、建設支出が増加予想に反し、マイナスになったことなどから、再度、景気の先行き懸念が台頭。住宅関連などが売られ、引けにかけ次第に上げ幅を縮小しています。結局、ニューヨークダウとS&P500は反発したものの、アップル下落(1.2%安)の影響でNASDAQ総合指数は続落しています。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1億5972万株減の6億7120万株。騰落状況は、値上がり1884、値下がり1174。VIX指数は、3.75%上げ、16.32に上昇しています。

 ダウ30種は、値上がり25、値下がり5。バンクオブアメリカやJPモルガン、AMEX、トラベラーズなど金融関連が、いずれも1%を超える上げになったほか、大型買収を発表したスリーエム、増益期待のIBMなどがダウの上げ率を上回りました。
 NYダウは3~4月のレンジ相場の上限ラインで踏みとどまっていましたが、昨日は、このゾーンからの反発となり、下値支持の強さを示しました。また、週末の安値が上昇中の25日線に支えられたことも、投資家の強気を誘ったようです。ただ、NASDAQ市場の弱さを懸念し、戻り売り気運も強く、当面は、レンジ上限付近で新たなレンジを形成しながら、材料を待つ展開になりそうです。

 ダウは反発。CME日経平均先物は、大証終値を30円上回る8810円で帰ってきました。レンジは8760円~8870円。円は、米景気指標の上向きを受け、対ドルが78円、欧州リスク後退から対ユーロも100円50銭台にともに軟化して帰ってきました。本日の日本株は、景気の先行きへの懸念はあるものの、先物にささえられ堅調な始まりになりそうです。ただ、ここにきて、企業業績の下方修正への懸念が急速に強まっており、全体的には手控え気分が強まりそうです。出来高が減少してきており、先物売買や裁定取引の影響が強まっていることが懸念されます。今週も個別の株を、材料が出るたび買ううごきになりそうですが、にテクニカル指標が底値を暗示するまで、無理な商いは手控えたほうがよさそうです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

世界的な景気減速懸念や業績下方修正懸念から続落して終了
 はやいもので今日から10月です。カレンダーも残り三枚になってしまいました。10月は「神無月」と呼ばれ、全国津々浦々の神様が、出雲に集まり、男女の縁や出来事を決める…といます。出雲では、10月を「神在月」というようですね。相場の神様も出雲にお出かけになるようで、例年この時期には相場はさえません。今年は「壬辰(みずのえたつ)」。水が土の上にきており、関係はお互いを克する相克の関係。昨年のように、武器を持って互いを傷つけあったような激しい相克の関係ではなく、「不調和」が特徴になるとしていました。また、壬の水は海の水でしたが、9月になってまさに海上の尖閣列島をめぐって、対立がエスカレートしています。とくに、10月、11月の冬の季節にさしかかるころが危ない…ということでしたが、10月が近づくにつれ、尖閣問題だけではなく、欧州の問題もくすぶり始めてきましたね。株価のほうも6月4日に底打ちし、小回り3か月上昇したわけですから、ここで休憩しても別におかしくはないはずです。それにしても、株価が上がるためには「火」が必要ですが、確かに、6月は「九紫火星」で火がきて株価が底打ちしました。しかし、その後は、火がなかったものの、季節の夏(火)の陽気が株価を押し上げてくれました。秋の声を聴くとともに、相場が下げ始めたことも納得ですね。

 さて、米国のシカゴ製造業PMI指数は2009年9月以来初めて、判断の分かれ目になる50を下回ってきました。今日発表された日銀短観も輸出の減速から3期ぶりに悪化してきました。同じく、中国国家統計局が発表した製造業PMIは、前月から増加したものの、2か月連続で50を割り込んでいます。また、ユーロ圏の製造業PMI指数も、やや改善したものの、やはり50を割り込んだまま…と、世界的に景気の減速感が強まっています。特に日本の場合は、尖閣国有化以来、日本製品敬遠の動きが強まっていることや、今後、日本企業をターゲットにした労働争議や生産縮小などの動きも予想され、一段の景況感の悪化が予想されています。また、日本国内でも日中経済関係の先行きが読めないことから、投資や発注を手控える動きも予想され、景気の落ち込みは想定を上回る可能性も出てきそうです。

 中国については、共産党大会の日程が決まったことで、人事は固まったものと思われますが、香港紙の伝えるところでは,中央軍事委員会主席、国家主席、総書記が、それぞれ分かれ、権力が分散。胡錦濤主席が引き続き、中央軍事委員会主席にとどまる…との観測記事を載せており、果たして、習近平氏が全権を掌握するかどうかは、11月8日の党大会をみるまでわかりません。胡主席はデモで毛沢東の肖像を掲げて見せた保守派の台頭を、かなり気にしているようで、軍部を掌握することで、中国を後戻りさせないようにしているようです。レポートでも触れましたが、鄧小平氏が進めてきた「改革開放政策」が貧富の格差を生んだという批判がでており、今後、外資優遇策の見直しなどが始まるのかもしれません。いろんな意味で、今の中国はリスクが大きくなっているといえそうです。ただ、日本の場合、来年3月に開催される全人代に向け、政権基盤の安定を図るため、対日圧力を強める可能性もあります。合弁で中国に進出している企業は、嫌がらせを受けて、中国に持つ資産から技術まで、巻き上げられないよう注意したほうがよさそうですね。

 さて、本日の日本株は、世界的な景況感の悪化や円高に加え、朝方発表された日銀短観が3期ぶりに悪化したことを嫌気。景況感の悪化の原因になった輸出の減速を受け関連株が売られたほか、CME先物安から先物売りが先行。日経平均は、前週末比55円安の8815円と続落スタートになりました。寄り後も円高の進行を嫌気し、主力株への売りが続いほか、成長株にも業績の下方修正がつづいたことから、売りは広範に拡大。下げ幅を拡大する展開になりました。また、昼前に中国の製造業PMI指数が発表されると、コマツやファナックなど中国関連株の下げ幅が拡大。日経平均の下落幅は110円を超える場面もありました。引けにかけ、やや下げ渋ったものの、結局、日経平均は、73円65銭安の8796円51銭、TOPIXは5.07ポイント安の732.35ポイントとともに、続落して終わりました。出来高は、前週末から4億株近く減少し、13億7393万株。売買代金は8915億円と、急減してきました。騰落状況は、値上がり419、値下がり1109でした。

 今日の終値での日経平均サイコロは6勝6敗(TOPIXは7勝5敗)、RSIは46、25日線かい離は-1.8%。騰落レシオは86%でした。テクニカル的には、まだまだ、調整未了感は否めません。レポート前週号でも日米ともきつい上値抵抗線に届いていたので、調整気味の動きになるとしていましたので、意外感はありません。今日の場合、中国市場が休みになっていたため、手掛かり材料がなく軟調になりましたが、問題は、今晩の米国ISM製造業景況指数(9月)。今のところ、予想では50をキープするとしていますが、50を割り込むと、円高が進むなど日本株にはいい影響が出てきません。レポートでは、日経平均の下値支持線について、バンド下限と7月安値、9月安値を結ぶラインを上げておきましたが、今日の段階で後者のラインをやや切り込んできました。とりあえず、バンド下限と8月初旬に明けた「窓」付近を見ておく必要があるかもしれません。ヘッジファンドの決算が近づき、一方で、裁定買い残が増加しているのが気になる…。直近レポートで次の出直り時期と予想したところまであまり無理はしないほうがいいかもしれませんね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK



プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
購読にご興味のある方は、こちらをご覧下さい。↓
*大仏さん株式レポートのご案内*




経済・株式の原稿作成・講演会(関西圏内)もうけたまわります。
依頼・取材等はこちらもしくはメールフォームをお使い下さい。
daibutusan-kabu@live.jp
(迷惑メールが増えたので、連絡専用アドレスを作りました。)

大仏さんからの返信がない、というかたはこちらをご一読ください↓
* 新規レポート会員様およびお問い合わせいただいたブログ読者様 *

***************

*ブログ内すべての文章・チャートの無断転載・引用は禁止いたしております。
ご利用になられたい方は、ご一報よろしくお願いいたします。


***************

メールフォーム

レポートサンプル請求・原稿依頼・取材等のご連絡にお使い下さい。件名にご用件の明記をよろしくお願いします。
*現在、相互リンクは受け付けておりません。申し訳ございません。 *週刊レポート、原稿執筆等で現在手いっぱいの為、ブログの内容に関するご質問には対応いたしておりません。ご容赦ください。

名前:
メール(添付ファイル受信可能なアドレス):
件名:
本文:

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード

おすすめ