大仏さんの「株やぶにらみ」
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2か月連続の日銀緩和を好感した先物買いにリードされ、反発して終了
 小用で昼から出かけていました。帰り道で、ビールやつまみを買っていたら、遅くなってしまいました。なんか、好決算で売られたり、減益決算で買われたりと、結構、けたたましい相場だったみたいですね。

 さて、どうやら世界同時株高の兆候がでてきたみたいですね。米国のQE3実施に続き、日銀も追加緩和に踏み切りました。米国の大統領選後には、財政の崖の解消への取り組みが始まりますが、FRBとしては、交渉がまとまらず、景気に悪影響が出る場合に備え、12月のFOMCで何らかの緩和措置を講じる可能性が強まっています。日銀としても、FRBに対抗し、年内に追加緩和を実施する可能性が強くなっています。そのうち、ECBも景気を意識した利下げや、3年物資金供給などの追加緩和を実施してくるのではないのでしょうか。中国も今年4月以降、歳入を上回る歳出を続け、景気に配慮した動きを続けてきました。どうやら、それが効果を上げ始めたようで、経済のソフトランディングに成功しそうな感じになってきあした。世界経済の三極が緩和的な金融政策を取り始めています。おそらく、金融市場にはかなりの過剰流動性が発生し始めているものと思われます。

 世界的な景況感の悪化から、設備投資など実物経済には資金が流れにくく、金融商品や不動産などに資金が向かうことになりそうです。今は、ミューチャルファンドや11月に決算を控えたヘッジファンド、年末の年金資金などが決算を控え、どうしても売りが先行する時期でもあります。特に、今年は米国経済の堅調を受け、買いから入ったヘッジファンドも多いといわれ、その益出しが出ているようです。また、節税のために10月中に損だしするファンドも多いといい、10月は需給が悪化しやすい時期でもあります。明日から、11月相場に入りますが、例年なら11月安値を買い、「SELL IN MAY」が、ベストパフォーマンスになるというアノマリーがあるようですが、今年は果たしてどうか…。

 日銀の2か月連続の緩和は2003年4月以来、9年半ぶりですが、この時が2007高値に向けての基点になったことを考えると、そんなに弱気をしていていいものかどうか…。悩ましいことになりそうですね。

 さて昨日は、引け間際に11兆円という数字だけを見て、叩き売られた…という感じでしたが、欧米市場では、失望感はあったものの、「日銀と政府の対デフレ共同宣言」や「銀行の貸し出し支援基金」という、猫ダマシ政策が出てきたことから、為替市場の反応は、気迷い感から、円を買うことに戸惑いがあったようで、むしろ国内的な事情でユーロが買われ円は下落。米国も、ケースシラー住宅価格指数が7か月連続上昇するという強材料があり、積極的に円を買う動きは出なかったようです。むしろ、2か月連続して緩和が実施されたことに日銀の姿勢の変化を感じ取ったのか、CME日経平均先物は、高値9005円(大証終値比155円高)まで買い上げられて、日本に帰ってきました。
 この環境をうけ、今日の日本株は、先物買いが優勢となり、裁定買いが入ったことから日経平均は前日比70円高い8911円と高よりしてきました。業績への懸念はあるものの、すでに決算発表を終えた主力株が「悪材料出尽くし」的な感覚で買い上げられ上昇。円が小安く推移したことも支えとなり、前場中は、ほぼ業種に関係なく買われ、全面高になりました。後場になると、中国株が堅調に推移したことや、GLOBEX市場で米国株が上昇したことを受け、先物に断続的な買いが入り上昇。一時は、CME日経平均先物レンジ上限の9005円に迫る8990円高値まで買い上げられました。ただ、今晩から再開される米国株に関して、ハリケーンの被害状況など不透明要因もあることから、引けにかけては利食いが増加。指数も上げ幅を圧縮。結局、日経平均は、86円31線高の8928円29銭、TOPIXは8.87ポイント高の742.33と、ともに反発。前々日の終値水準を回復して終わりました。出来高は、米国株への警戒感もあり、前日から約2億株減少し、18億2007万株、売買代金は、1兆1116億円と大台を維持しています。騰落状況は、値上がり1143、値下がり413でした。

 今日の終値での日経平均サイコロは8勝4敗(TOPIXは6勝6敗)、RSIは70%、25日線かい離は+1.0%、騰落レシオは91%で前日と変わらず。まあ、「可もなし不可もなし」というところでしょうか。直近レポートで指摘した日足機能線を挟んだ動きになっています。小型株から主力への動きの変化があるかもしれないから、変なところに資金を置かないほうがいい…と書きましたが、前倒しで出てきたようです。機能線を維持できれば、日足バンドの上限へ向け上がる局面もありそうですが、まだ現状では不確定…。今日の相場が上髭をのこしたのも、52週線(8956円)に抑え込まれた格好ですし、引け値では、13週線(8941円)を下回っています。やはり、26週線の改善が必要ですね。詳しくは、直近号でも解説していますので読み直してください。とにかく、まだ、米国株次第の動きからは抜け出せていないようです。

 問題は、米国で財政の崖がどうなるかわからないこと…。それによっては、株式譲渡税や配当課税がどうなるかわかりません。だったら、年内に処分しようという動きが強まらないとも限りません。10月中旬から米国株が下げ始めた背景には、来年の税制を気にした動きもあるといいます。まだまだ、注意は怠れませんね。勝負は来週…。今日は、レポート7月1日号からしつこく書き続けてきた富士重工業が大きく上げてきました。ほかの自動車株とは違う…として、注目してきましたが、米国ユーザーの嗜好に合わせて提供した車が大人気。他車が利幅の少ない小型車にユーザーが流れる中、同社は付加価値が高い車種が米国でバカ売れ…。利幅の違いが、業績の違いになって今回の決算数字にでてきました。まあ、ここまでは想定通り…。国内証券は950円なんて目標値を出していましたが、果たして…。乞うご期待。NECも今日は155円を取ってきました。そろそろ、小物の対処法を考えねば…。
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主要企業の好調な業績やリストラ発表を受け欧州株は全面高。米国も堅調な住宅指標を受け夜間取引は堅調推移…日銀緩和策は海外では消化不良
 おはようございます。 米国のハリケーンは、予想以上の被害をもたらしたようですね。オバマ大統領、被災者や災害地への対応を間違えないようにしないと大変です。うまくやれば、大きな得点になりますね。激戦区への遊説をやめ、危機対策本部に詰めている姿は、国民にはプラスの印象を与えそうです。ロンドンのブックメーカーの賭け率は、オバマ大統領の勝利62%ということですが、ハリケーン禍への対応を間違えれば、あっという間に沈んでしまいます。11月6日は米国大統領選、同8日は中国共産党大会…日本は「近いうちに…」。GDPの1位、2位、3位が政治の季節を迎えます。

 さて、昨日の米国市場は、ハリケーンのために、主要市場は休場になりました。ただ、一部の取引は行われ、為替市場では、欧州でイタリアの国債入札が順調に消化されたことを好感。スペインの第三四半期GDPの落ち込み幅が予想を下回ったことなどからユーロが買われたことから、対ユーロは103円10銭台に下落。対ドルは、日銀の追加緩和への失望から、79円60銭台へと小幅な円高になりました。ドルインデックスは0.28ポイント下落し79.95に低下しています。ニューヨーク原油は、対ユーロでドルが下落したことを受け、0.14ドル上げ、85.68ドルに小幅上昇しています。
 GLOBEX夜間取引市場の米国株は、ハリケーンの影響から、一時、大幅に下落していましたが、昨日発表されたケースシラー住宅価格指数が、7か月連続上昇したことなどを好感。ダウは1万3000ドルの大台を回復。日本時間7時に再開された取引でもS&P500がプラス圏で推移するなど堅調な動きをしています。CME日経平均先物(円建て)の終値は、大証先物終値を65円上回る8915円で帰ってきました。

 欧州株は、イタリアの政治的な緊張(連立与党が、現政権支持を撤回する懸念)や第三四半期のスペインGDP減速幅が予想を下回ったことに加え、石油大手ブリティッシュペトロリアム(BP)の好決算、ドイツ銀行の20%増益、UBSの従業員1万人削減など企業の好材料が相次いだことなどを好感。主要市場は全面高になりました。ただ、米国市場が休みになったことから、商いは低調。
 結局、英国FTSE100は54.80ポイント(0.95%)高の5849.90ポイント、ドイツDAX指数は、81.24ポイント(1.13%)高の7284.40ポイント、フランスCAC40は、50.55ポイント(1.48%)高の3459.40ポイントと、大幅に上昇しています。

 欧州株は全面高、GLOBEX米国株も堅調推移。CME日経平均先物は、大証終値を65円上回る8915円で帰ってきました。レンジは8820円~9005円。(現在は8900円を挟んだ展開) 東京市場の円は、対ドルが79円60銭台、対ユーロは103円20銭台とほぼ海外マーケットを受けた始まり。本日の日本株は、CME高を受け堅調な始まりが予想されます。昨日は日銀会合の決定発表が、立会終了間際になったことから、売り急ぐ動きから短時間に急落しましたが、一日たって先物筋の日銀政策への評価がどう変化したかが注目されます。無制限の銀行の貸し出し促進基金設立、政府との政策協定など、消化難の材料もあり、これ以上売り込むことはリスクが大きくなっています。また、大統領選後のFOMCで米国の追加緩和が予想され、日本も12月の会合で追加緩和やインフレ目標の引き上げなどが予想されることも円の上値を押さえそうです。
 為替の方向感がつかめないことから、本日も企業業績を手掛かりに個別色を強めた展開が予想されます。また低位株への攻勢から、信用取引の取り組みが厚みをました銘柄も多く、このなかから一段と仕手化の動きを強めるものも出てきそうです。昨日好決算を発表した富士重工業や、主力株の切り替えしで市場の出来高が増加したことを受けた野村証券などの動きが注目されます。GLOBEX市場の米国株先物を見ながらの神経質な展開…か。

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日銀金融決定会合の結果待ちの模様眺め相場だったが、発表後は材料出尽くしの売りで、引け際に急落して終了
 注目の日銀金融政策決定会合は、国債やETF、政府短期証券などを対象とする買い取り基金を11兆円積み増すことに決めました。前月に続き、2か月連続の追加緩和になります。また、政府と日銀のデフレ克服の共同宣言を発表、銀行の貸し出しを促すための基金を新たに設け、額は無制限とする…という内容です。市場が10兆円といって騒いでいるから、一兆円足して11兆円にしとけば市場も満足するだろう…ということでしょうか。相場も終わろうというのに、なかなか発表されないものだから、先物筋は「イライラ状態」。エンジンをふかしまくって、スタートを待つ自動車レースのようでした。そこにでてきたのが「11兆円」という金額。ばかにするなとばかりに一斉に売りに回ったというのが今日の引け間際の動きでしょう。共同宣言や無制限の貸し出し促進の基金については、消化難のまま、見切り発射で売られた、というとこですね。

 円はほとんどの通貨に対し、短時間に買い戻されましたが、時間がたつにつれ、もとに戻り始めているようです。ドルに対しては、今晩も大型ハリケーンで市場が休みになりますので、円高水準が続いたままです。まあ、日銀の追加緩和に対して採ったポジションはいったん閉じて、市場の反応を待ってから新たに、ポジションを組みなおそうということのようです。ただ、日銀と政府の共同宣言…ということですが、民主党政府って「近々…」なくなる可能性があったのではなかったのでしょうか。前原大臣も「政府もデフレ克服の一端を担わなくては…」なんて言い出していますが、この3年間何もしてこないで、選挙が近づいてきて、いまさらそれは無いだろうと思いますが…。銀行の貸し出しを増やすために、専門家会議を設けて不動産の持ち上げに入るようですが、そんなもの、銀行は貸出先がないので、とっくの昔に不動産リートなどへの貸し出しを増やしています。相変わらずのKYぶりですね。そんなことより、国債買取をして、また国債を買わせる、屋上屋を積むようなやり方をやめて、生きた経済に金を流すようなやり方を考えたほうがいいと思いますが…。なんだか、相撲の奇手「猫ダマシ」を仕掛けられたような。冷静な欧米金融筋の判断を待って、次を考えましょう。正直、なんだかよくわからない。一兆円の上積みは、「市場との対話」をしたつもりなのでしょうが、まだまだピントがずれている、としか言いようがありません。

 さて、今日の日本株は、米国市場がハリケーン禍で休場になったことから、手掛かり材料難から模様眺めに小高く始まりました。先物市場では、日銀の追加緩和への思惑が交錯し、買いが入れば指数が上昇、売りが入れば下落するという神経質な動きをしました。いつ戻りなら昼には結果が発表されるのですが、いつまでたっても発表がなかったことから、「これは期待が持てるぞ」と思惑した先物筋が買いを入れ、2時過ぎに日経平均は前日比70円近く上昇する場面もありました。引け際15分前に出てきたのが11兆円の緩和…。これで、材料出尽くしだとばかり一斉に先物売りが出され、それが裁定解消売りを呼び、短時間に急落することになりました。レポートでも裁定解消りに対する警戒感を書きましたが、わずか残り15分間でこれだけ下げる…これが裁定解消売りの破壊力です。おかげで、他の上昇銘柄も指数に引きずられる格好で値を消してしまいました。結局、日経平均は、87円36銭安の8841円98銭、TOPIXは6.84ポイント安の733.98ポイントと、ともに3日続落しておわりました。朝方から、主力株に緩和を期待した買いが入ったことで、出来高は、前日比6億株近く急増。20億3820万株と大台に乗せてきました。売買代金も1兆2577億円にボリュームアップしています。

 今日の引け値での日経平均サイコロは8勝4敗(TOPIXは6勝6敗)、RSIは63%、25日線で下げ止まり、かい離率はゼロ。騰落指数は91%でした。サイコロの過熱感が取れませんが、明日から7連騰分が落ちていきますから、調整ピッチは速まりそうです。まあ、不確定情報で短時間に売られたもので、緩和の内容が十分消化できないままに下げていますので、あとは市場がどう判断するか…ですね。ただ、テクニカル的には、最近の下値を支えてきた「機能線」を切ってしまいました。直近レポートでは、9月安値を切ったことから、下値に振られる可能性も大きいとして、強い材料を持つもの以外は様子見…としましたが、やはり、下値を切ってきました。米国市場が開いてみないとわかりませんが、中国の消費者信頼感指数が急改善したことや、日銀の追加緩和を好感して欧州株が上昇して始まっており、あまり心配したものでもないかもしれません。もともと、11月第1週がポイントと考えてきましたので、押してもしれていると思いますが、日経平均の一目均衡表の雲のねじれが11月14日にあり、やはり、この付近に変化点がくるように思います。
 FRB、ECBと同様に「無制限」とした新基金に対する評価がポイントになりそうです。

 まあ、当面は業績感応相場が続きます。100円台から注目してきたNECが本日高値153円をつけてきました。150円手前で、足踏みし、空売りを誘って一段高をめざすという、ストーリーを勝手に作っていましたが、今日の動きは想定外のもの…。明日も一段高するようなことがあれば、150円付近が下値抵抗帯に変わってしまいます。正直、これは困った。今日の信用残の状況は、買い残が大幅に減り、取り組み倍率は2倍に急接近してきました。つり天井を前に、昨日、今日は、もっと空売りが入ったはず…。まあ、じっくり見てみましょう。偽りのバレンタインデーでとばっちりをうけましたが、そこまでもう少し…。和歌山、奈良の開拓に乗り出したドラッグストアも本日新値を更新。
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欧州市場は、イタリア政権基盤の動揺を嫌気し下落。米国はハリケーン休場も、再開されたCMEは下落幅が拡大
 おはようございます。 朝一に日経朝刊の一面を見て、目が点になりました。なんと、日本海でメタンハイドレートの存在が確認されたそうです。ハア…?というのが正直な感想でした。奈良の片田舎にいる私でさえ、これまで何度も日本海にあり、太平洋に比べて採取しやすいということは、このブログでも書いてきました。政治評論家の青山氏や山陰の自治体が共同で探査をやったことも紹介。巨大なメタンハードレートの柱が、日本海に何本もあることが確認されています。それなのに、何をいまさら「新発見」を装うようなことが必要なのか…?

 ポイントは共同調査グループに東大がいること…。東大は、地中のメタンハイドレートの採掘技術にこだわり、国の補助金を受けています。日本海では浅い海底に存在していることがわかっていながら、わざわざ、海底下の深いところにある…といわれる太平洋側で試掘を行っています。日本海側は、海底表層にあるため、採掘は土木工学で対処できます。これでは、東大の技術は必要なく、東大のメンツと補助金を確保するために、太平洋で実施する必要があったのでしょう。土木技術での採掘技術では、すでに大手ゼネコンなどが確率し、ロシアではすでに日本企業が参加し、実用化されています。こんなことが、公になれば、税金の無駄遣いをしてきたことがわかり、まずいことになりそうですね。

 山陰自治体などにお探査には、複数の国会議員も同行したといわれ、政治的にも日本海側のほうが低コストで採掘できることが伝わってきたんでしょう。この動きに、押されて、官庁も動き出したのでしょうが、東大のメンツを保つために、こんな茶番を演出する必要があったんではないでしょうか。青山氏いわく、「メタンハイドレートの層は東シナ海から千島列島へかけ、後半に存在している…」といいます。このことは、国際舞台でも広く知られ、韓国では来年にも試掘を始める…といわれています。竹島領有にこだわる理由がこれで説明できますね。 また、尖閣問題も同様…。ロシアも、北方領土にこだわる裏には、この資源の存在が言われています。これだけ、低コストで採掘できる資源がありながら、なぜ、存在を無視し続けてきたのか…。結局、東大のメンツを含め、資源輸入を続けなければならない利権構造が今の日本を広く覆っているからではないでしょうか。

 この国の変化を妨げているものは、官僚システムだけでなく、政財官を含めた利権の癒着構造にありそうです。また、東大などの調査グループの発表を何の批判もなく「新発見」のように書くマスコミの姿勢も問題…。これで一気に世論をあおって、開発にすすんでいくのでしょうが、その時のリーダーは、また、東大…。これまで地道に採掘技術を積み重ねてきたものが廃棄され、東大のものが採用される…ということになるのでしょうか。土木工学による採掘方法の確立は、同大学は大きく後れを取っているといわれています。さっさと民間技術を採用すれば、短時間にできるのに、東大の技術確立を待ったら、また他国に後れを取ってしまう…。メンツのために国の発展を阻害するのは、もういい加減にしてもらいたい。 メタンハイドレート開発が近いとして、最近のレポートで注目した銘柄の動きに期待したい。

 昨日の米国市場は、ハリケーンのために休場。欧州市場は、英国FTSE指数が0.20%安の5795ポイント、ドイツDAX指数は0.40%安の7203ポイント、仏CAC40は0.76%安の、3408ポイントと、いずれも下落しています。米国消費支出が予想、前月水準を上回ったものの、イタリア・モンティ首相の支持政党である自由国民党など中道右派に支持撤回する可能性があるとしたことを嫌気したようです。ちなみに、イタリア株は1.5%安と、他の欧州市場を上回る下落になっています。

 米国市場は、休場になりましたが、短縮された市場では、ハリケーンの襲来で原油需要が低下するとして、ニューヨーク原油は0.74ドル安の85.84ドルに下落。金価格も1.6ドル安の1710.5ドルに低下。イタリア政権への不安からユーロが売られ、円は、対ユーロは102円90銭台に上昇、対ドルは堅調な経済指標を受け、79円80銭台とやや軟化しています。CME日経平均先物は、大証終値を5円上回る8925円で取引されていました。また、日本時間7時に取引が再開されたGLOBEX市場では、NASDAQが25ポイント近く、ダウが100ドル超え下落しています。

 本日の日本株は、日銀金融政策決定会合を控えていることや、米国市場がハリケーンで休場となり手がかり材料が少ないことから、見送り気分の強い展開になりそうです。日銀会合決定については、織り込み済み…として、下落を懸念する動きもありますが、そのこと自体が「織り込み積み」の可能性もあり、結局、サプライズ待ちになりそうです。今日はコマツなど注目企業の決算発表もあり、昨日のホンダの決算発表後と同様な結果をたどる場面もありそうです。引き続き、短期資金が手掛ける低位材料株や、小型内需好業績株が個別に物色される流れ…。
※会員様へのお知らせ…レポート直近号、1ページ目の日足チャート内で、機能線(A)とありましたのは、日足バンド内に示したラインです。ラインにAを表示することを忘れていました。訂正させていただきます。また、機能線という表現ですが、このラインは、下値支持、上値抵抗どちらにもなるもので、「個人的」に 機能線と表現しているもので、テクニカルな用語ではありません。また、裁定取引にともなう国債について問い合わせがありましたが、これは債券先物相場を参考にしています。

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イベント待ちで小幅続落して終了…内需関連と外需株がまた裂き状態に
 中国も簡単に政権交代が進む…とは言えないようですね。重慶市民の人気を博した簿熙来氏を失脚させたことが、毛沢東主義の信奉者を刺激してしまいました。対日批判デモでは、毛沢東氏の肖像を掲げるデモ参加者が増加。保守派が組織的に動いた可能性があり、現体制派は政治綱領から毛沢東思想を一掃しようと動き始めました。ところが、これを察知した保守派は、毛主席の実績を礼賛するような動きを強め、国民をあおろうとしています。ニューヨークタイムズ(電子版)が、温家宝首相一族の蓄財が2700億円に達する…との報道を行い、中国政府はこの記事に関するネットを遮断。国民の体制批判を封じようとの動きに出ています。どうせ、保守派が巻き返しを狙うため、情報をリークしたんでしょう。

 もともと、簿氏失脚の大きな理由は、共産党最高幹部入りを狙っていた簿氏が、現幹部たちの汚職や蓄財の情報を集め、これを取引材料にして、指導部入りを狙おうとしたことが、温家宝首相の耳に入ったことだった…といわれます。この時調べたのが、温首相周辺だったといいますから、情報の出どころも想像がつきますね。新指導部の人事は固まったものと思われますが、幹部に関しては、まだこれから人事が進むはず。このところ、軍部に影響力を残したい胡主席は、改革派を重用し影響力を維持しようとしているそうです。まさに、今の中国は、保守派と改革解放派がしのぎを削り、勢力を維持しようとする戦闘状態にあるようです。負ければ粛清されるわけですから、お互いに必死…。そんな時に、尖閣問題で絶好の獲物を与えた野田首相はピエロというしかありません。

 聞いたところでは、中国と日本の間では、尖閣問題に関して、様々な口頭の約束があった、といいます。外務官僚は当然知っていたはずですが、この取り決めは自民党時代の合意事項。政治主導、自民党政治否定の立場から、おそらくそんな取決めなんか無視したんでしょう。東京都が買収して、問題がエスカレートするよりは、国有化して現状維持にしたほうが丸く収まると考えたんでしょうが、事前の根回しがなされていなかったみたいですね。結局、胡主席としては、今は微妙な時期だから尖閣問題はエスカレートさせてくれるな…と、くぎを刺したつもりだったのに、その二日後に国有化の発表。これでは、胡主席が起こるのも無理はありません。「自民党政権時代からの取り決めが、あったのに裏切り行為だ…」と烈火のごとく怒ったとも言われています。中国の内情を考えると、国民の反指導部批判を避けるためにも、対日政策はエスカレートさせなければすみません。外交ルートを通じて、問題を解消しようとしても、中国側から見たら、合意を破った野田政権(民主党政権)とは、交渉ができないのが本音。結局、次期政権と交渉するしかおさめる手段はなくなっています。それでも野田首相は辞めようとはしません。もし、任期いっぱい、居座った場合、中国はどんどんエスカレートさせていきますから、偶発的に何が起きるかわからないリスクがどんどン高まっています。いまや、尖閣問題の最大のリスクは、民主党政権が居座ることになってしまいました。

 まあ、明日の日銀金融政策決定会合は、ふたを開けてみるまでわかりません。少しでも、市場を意識するなら、サプライズを与えるような配慮をするんでしょうが、「株価に貢献するような政策をなんで取らなければならないの…」というのが本音。いままで、裏切られ続けてきましたから、さすがに今回は模様眺めになりました。「もうだまされないぞ…」という投機筋は、さっさと先週末に処分していますね。

 …ということで、今日は外部環境よりも決算発表に左右される展開になりました。先週末のCME日経平均先物が、大証終値を35円上回って帰ってきていましたから、先物買いが先行。これを受け、日経平均は週末終値を25円上回る8958円と反発してスタートしました。明日の日銀会合への期待感から、先物を中心に買われ、寄り後まもなく、日経平均はこの日の高値8986円(前日比53円高)をつけています。ただ、海外市場を受けて、円高が進んだことや、GLOBEX市場で米国株が軟調に推移したこと、中国市場が軟調に推移したことを受け、後場から一転売りが優勢になっています。特にホンダが業績の下方修正をしたことから、自動車株全般が値を崩したことが市場のムードを悪くし、輸出主力株を中心に売られ、マイナス圏に転じました。ただ、日銀の追加緩和を期待して、不動産や建設など内需系が堅調になったほか、好業績株を個別に買う動きが強まり、指数の下落幅は限定的になりました。結局、日経平均は、3円72銭安の8929円34銭、tOPIXは0.93ポイント安の740.30ポイントと、ともに小幅続落して終わりました。出来高は、週明けの手がかり材料難などから、前週末から4億株近く減少し14億1600万株になりました。ただ、小型株や低位株など個別株を中心にした物色意欲は強く、値上がり銘柄は803、値下がり数は693と、上昇銘柄が上回っています。

 今日の終値での日経平均サイコロは、8勝4敗(TOPIX7勝5敗)、RSI57%、25日線かい離は+0.9%、騰落レシオは96%…。前週と大きな違いはありません。明日から、日経平均7連騰の+分が落ちていきますから、サイコロの改善は早そうです。まあ、日銀の会合が終わっても、次は、米国の大統領選挙が待っています。特に、今週末の雇用統計の数字は、拮抗状態にある大統領選の結果に影響を与える…といいますから、大口の投資家は身動きできないのが本音。だから、個人資金の動きが表に出てくる…ということでしょう。今日も指数が続落するなか、新値銘柄は61出ています。レポート銘柄も、パラマウントベッド、物語コーポレーション、良品計画が連続して新値更新したほか、21日号でも注目した新明和工業、NECネッツエスアイ、日本M&Aセンターが新値を更新しています。

 まあ、指数の動きは、あまり関係ないという感じです。また、14日号、直近号で注目したNECも本日は148円高値引けしてきました。いよいよ、大きな壁に届きましたが、この株の本当の勝負はここからが本番。IBM型の企業変身をめざし、着々と成果があがりつつあります。日本経済の構造が変化する中、企業も、変身を迫られますが、大きな図体を維持するために、のこのこ中国に出て行った結果が今回の騒動。レポートでは、NECと並んで、地道に米国の開拓を進め、ユーザーの人気を集めるようになった富士重工業を一貫して注目してきましたが、大幅に値上がりした上、まだ、700円大台をキープしたまま。次のステップをうかがっています。
 とにかく、今の日本株は指数をみていると実体はわかりません。痛みを我慢して事業変革に地道にと選り組む企業が、やがて評価されてきます。まあ、とりあえずは、明日の日銀金融決定会合の結果と為替市場の反応に注目…というところでしょうか。
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堅調な景気指標はあるものの、大統領選など不透明材料の接近から小動きに
 おはようございます。 完全に風邪をひいてしまいました。体は熱っぽいですし、頭も「ボー」としたままです。昨日は、早々に布団を引いて寝てしまいました。

 …ということで、昨日は書き込みができませんでしたが、昼から相場のほうは大荒れになりましたね。朝の書き込みでも「月内最終の換金売りと、GLOBEX米国株先物の動きに注意した方が良い」と書きましたが、GLOBEX市場の米国株は時間を追うにつれ下落幅を拡大。後場にかけて90ドル近い下げになると、中国上海市場の下落幅が拡大。後場になると、ゴールドマンザックスやJPモルガンなど米系証券を中心に先物売りが増加。株価は前場とは売って変わったような下落相場に変わってしまいました。
 
 先週から海外投資家の買いが増加していましたが、4000億円近い買い越し額のうち、6割以上が先物のい…。先週から今週にかけて、日中に強引な先物買いがたびたびありましたが、たぶん、30日の日銀金融政策決定会合を思惑材料にした米系ヘッジファンドが「円売り・株先物買い」、「債券先物売り・株先物買い」などのプログラム売買を仕掛けていたんでしょう。週明けすぐに、日銀の会議がありますが、市場の期待は少々膨らみ過ぎているところがありますから、材料出尽くしや失望売りがでる可能性もあり、昨日が益出しのタイミングだった…ということもあったんでしょう。日銀の追加緩和に関しては、少々あおりすぎという感じがしないでもありませんが、もしかしたら、投機筋のあおりに乗せられていた…という動きがあったのかもしれません。

 先日から、先物買いが先行しすぎることから、裁定買い残の積み上がりを懸念。今週中に警戒ラインの2兆円を突破したのではないか…としましたが、昨日のような動きがでると、途端に解消売りがでて簡単に急落してしまいます。実際、ポジションが解消されたためと思いますが、円が買われ79円台に上昇、債券先物も上昇していました。ちなみに、裁定取引上位の国内証券の先物手口は、日経平均、TOPIXとも買い越しになっており、日経225型、TOPIX型の双方で裁定解消売りが行われたことを示しています。まあ、来週になってみないとわかりませんが、裁定解消に売りに「びくびく」しなければならないような相場にだけはなってほしくないものですね。昨日は、結局、日経平均は122円14銭安の8933円06銭、TOPIXは10.19ポイント安の741.23ポイントと、ともに続落。月内換金売りがでたことから、出来高は前日比2億株増加し17億9254万株、また、裁定解消うりが外需系値嵩株中心にでたことから売買代金も1兆円の大台に乗せています。騰落状況は、値上がり424、値下がり1101でした。

 昨日の終値での、日経平均サイコロは8勝4敗(TOPIX7勝5敗)、RSIは53%、25日線かい離は+0.8%、騰落レシオは97%でした。日経平均のサイコロの高さだけが目立ちます。週間では、日経平均さいころは5勝7敗、RSIは55%と、過熱感はなし。なんとか、13週線は維持して終われました。来週は、いよいよ26週線の対応点が時価付近に並んできます。翌週は、対応点がさらに下落。26週線に変化が出てきます。いよいよですね…。詳しくは、明日発行のレポートで注目株を含め、検討してみます。パラマウントベッドと物語コーポレーションは、手が付けられない相場になってしまいました。パラマウントベッドの上げ方を見ると、海外のファンドが組み入れをしているような買い方ですね。

 26日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万3107ドル21セント +3ドル53セント(0.03%)

 NASDAQ総合指数 2987.96ポイント +1.83ポイント(0.06%)

 S&P500 1411.94ポイント -1.03ポイント(0.07%)

 CME日経平均先物(円建て) 8965円 +35円

 米国10年物国債金利 1.744% -0.086%

 ニューヨーク原油 86.28ドル  +0.23ドル

 GOLD 1711.90ドル -1.10ドル

 ドルインデックス 80.00 -0.08


 昨日の米国株は、アジア株が大幅に下落したものの、ギリシャ問題について前進がありそうとの観測から欧州株が堅調に推移したことを好感。第三四半期GDP成長率が予想を上回ったこともあり、小幅続伸して始まりました。ただ、寄り付き後、ミシガン大消費者信頼感指数の確報値(10月)が発表され速報値から下方修正されたことを嫌気し売りが先行。昼ごろにかけ、ニューヨークダウはこの日の安値1万3040ドル(前日比63ドル安)をつける場面もありました。引けにかけては、新発売のウインドウズ8への期待感から、インテルやIBM,ベライゾンなど関連株が買われ指数は上昇。引け前にはこの日の高値1万3151ドル(同48ドル高)をつけています。大引けかけやや上げ幅を縮めたものの、結局、ニューヨークダウとNASDAQ総合指数は続伸。金融株の不振から、S&P500は小幅反落して終わりました。騰落状況は、値上がり1229、値下がり1754。VIX指数は、1.71%下げ17.81に低下しています。

 ダウ30種は値上がり13、値下がり17。ウィンドウズ8発売にともなうパソコンの切り替え期待からインテルが1.20%上昇。マイクロソフトも1.18%あげるなど、ハイテク株が堅調でした。一方、バンクオブアメリカやJPモルガントラベラーズなど金融関連がさえませんでした。
 大統領選前にフィッチが米国債の格付けを引き下げる…との噂から、国債が売られていましたが、同社がこの噂を否定。債券が買い戻されたことから、資金が債券市場に移動。株式市場はさえない動きでした。大統領選の接近から、財政の崖など不透明感が増幅。リスク資金は、国債や社債などの市場に一時退避しているようです。ただ、VIX指数は落ち着いた動きをしており、大きな崩れは心配していないような感じです。NYダウは7月3日高値、同15日高値、8月30日安値で形成される抵抗ゾーンで下げ止まる動き…。200日線も下値を支えています。RSIやDMIなどのテクニカル指標は底値ゾーンに来ています。今のところは、外部環境の不透明感を嫌っているところでしょうか。引き続き、8月30日安値を切るか、切らないかがカギ。

 米国株は高安まちまち。CME日経平均先物は、大証終値を35円上回る8965円で帰ってきました。レンジは8905円~9085円。円は、米金利急低下やギリシャ問題の不透明感を受け、対ドルは79円60銭台、対ユーロは103円台とともに円高水準で帰ってきました。週明けは、CME高を受け堅調にはじまりそうですが、よく30日の日銀会合をめぐって先物筋の動きが活発になり、指数は不安定な動きを強めそうです。詳しくはレポートで…。
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堅調な景気指標や企業業績への期待感から3日ぶりに小幅反発して終了
 おはようございます。気温が下がるにつれ、生駒山の山肌の色が心なしか、赤みを帯びてきたような感じがします。朝、霜が降りて、新聞取りが苦痛になる時が、すぐに来るんでしょう。秋は駆け足で通り過ぎていきます。
 
 さて、いつか、いつか…といわれていた「石原新党」がやっと実現することになりました。尖閣問題というパンドラの箱を開け、日中間の対立をあおった責任はありますが、これに関しては、その後の政府の対応のまずさの方が責任は大きいものと思われます。早速、韓国と中国が反応しているようですが、もしかしたら、中国艦船の領海侵犯が激しくなるかもしれません。ただ、辞任会見のなかで、繰り広げた官僚批判や憲法全面改正への言及は、至極ごもっとも…。また、「こんな年寄りが、日本の将来を懸念して国政に返り咲こうとしている…若い者は何をしているんだ」という、話も現職の政治家にとっては耳の痛い言葉です。

 いまの政治の拙さを示すように、昨年度の復興予算の半分近くが、使い残しになっているといいます。しっかり、現地とのすり合わせで復興計画を策定し、予算執行を執行すれば、こんなバカなことはなかったはず…。やはり、復興庁は被災地に置くべきだった…ということ。官僚連中が、利権の拡大をめざし、猛烈な運動をして東京に設置。その結果、現地の需要を無視した官僚の裁量余地を残してしまうことになりました。また、官僚のおごり高ぶりが、変な省庁間の競争意識をあおり、国民の血税を原資とする復興予算のつまみ食いを許すことになりました。大問題になっても、政府や当該省庁からは、正当化するような発言はあるものの、反省や謝罪のことばは一言もない…。石原氏が、日本の将来を憂えて立ち上がった気持ちもわからないではありません。それよりもっと心配なのは、どこからの意向を受けたものか知りませんが、早速、石原批判を始めたマスコミがあること…。あの手、この手を使い、やっとのことで維新の会の支持率を12%台から2%台まで下げたのに、今度は、石原新党…。経済団体も、中国の反応が気になると、懸念するコメントを寄せています。政治さえしっかりすれば、中国や韓国のつけ入るすきなんてなくなるはず…。足元が崩れ始めた政官財のエスタブリッシュメントの最後のあがきが始まる…?

 25日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万313ドル68セント +26ドル34セント(0.20%)

 NASDAQ総合指数 2986.12ポイント +4.42ポイント(0.15%)

 S&P500 1412.07ポイント +4.22ポイント(0.30%)

 CME日経平均先物(円建て) 9075円 -5円

 米国10年物国債金利 1.830% +0.038%

 ニューヨーク原油 86.05ドル +0.32ドル

 GOLD 1717.0ドル +11.40ドル

 ドルインデックス 80.11 +0.32


 昨日の米国株は、朝方発表された新規失業保険申請が市場予想、前週水準を下回ったことや、耐久財受注が予想を大幅に上回ったことなどを好感。買いが先行し、反発してスタートしました。米景気が予想以上に堅調に推移しているとして、景気敏感株に買い物が入ったことから、ニューヨークダウは寄り後まもなく、この日の高値13164ドル(前日比87ドル高)つけています。ただ、中古住宅販売の先行指標になる同販売保留指数(9月)が予想を大幅に下回る伸びになったことがわかると、建設資材など住宅関連を中心に売られ、全般もつれ安する格好で値を下げ、昼前には前日終値水準を下回る場面もありました。しかし、プロクターアンドギャンブル(P&G)の決算が予想を上回り上げに転じると、この日引け後に決算発表を控えたアップルへの期待感が高まり、次第に買いが優勢となり、結局、主力3指数とも小幅に反発して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比4591万株増の6億9473万株。騰落状況は、値上がり1796、値下がり1217。VIX指数は、1.15%下げ、18.12に低下しています。

 ダウ30種は、値上がり18、値下がり11、変わらず1(GE)。業績が予想を上回ったP&Gが2.92%の上昇。6日ぶりの原油価格の反発を受け、エクソンが0.6%、シェブロンが1.1%上げたのが目立ちました。一方、さえない住宅指標を受け、ホームデポが1.3%、スリーエムが0.66%下落しています。
 NYダウは3日ぶりの反発。昨日も書いたように、上昇中の100日線やRSIなどテクニカル指標が底値圏を暗示するレベルに入ってきたことから押し目買い意欲が強まっているようです。当面は、3~4月のレンジ相場を意識した動きが続きそうです。ただ、8月30日安値を切ると面倒なことになってきます。その場合は、10月14日号のニューヨークダウ週足で示した新たなバンドの下限ラインが下値めどになります。一度確認しておいたらどうでしょうか。ドルインデックスとNYダウの逆相関関係を指摘しましたが、昨日、ドルインデックスは再び80ポイント台に乗せてきました。

 米国株は小幅反発。CME日経平均先物は、大証終値を5円上回る9075円で帰ってきました。レンジは8955円~9120円。円は、堅調な景気指標や金利上昇を受け対ドルでは、80円30銭台に、対ユーロは海外で104円台に乗せたものの、103円90銭台と、ともに円安が進行して帰ってきました。本日の日本株は、海外の円安や、米株反発を受け堅調な展開が予想されます。海外投資家の日本株買いが増加していますが、主力は先物買い。本日も先物次第の展開になりそうです。ギリシャ情勢が期限延長で決着しそうなことや、日銀の緩和期待だけでなく、日米の金利差の拡大も円安要因となり円が売られやすくなっています。本日は、10月の月内受け渡し最終で、配当取りの動きが強まるほか、一方で、月内換金売りも予想され、個別株は波乱もあるか。CMEレンジの上限は9120円をつけており、円相場次第では先物買いから9100円大台回復の可能性も強まりそう。引き続き、中間配未定企業や業績増額修正期待株、材料株の個別重視で。夜間取引で、米株指数が下落しており、

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円の80円台乗せを好感した先物買いが、裁定買いを誘発し、反発して終了
 朝から頭が痛かったのですが、なんだか、熱っぽくなってきました。風邪を引いたのかも知れません。夜、寒いので布団を足したら、朝方、布団がずり落ちてあまりの寒さに、目が覚めたことがありましたが、その時が原因でしょうか。まあ、相場のほうも熱にうなされたような感じになっていますから、そろそろ、布団を一枚はいだ方がいいのかもしおれませんね。

 さて、今日の日本株ですが、主力どころが次々と決算を発表してきましたが、やはり、欧州や中国と関係が深いところがいけませんね。一方、東南アジアやインド、米国をメーン市場にしているところは、やはりいい決算になっていたようです。レポートでは「LOOK EAST」を基本に銘柄選別し、富士重工業や信越化学を注目しましたが、やはり、いい決算を出してきました。中国も、4月以降、歳入の伸びを上回る歳出を続け、また2回の利下げを実施して景気刺激策を講じてきましたが、どうやら、底離れしてきた感じです。ただ、二けたを上回る賃金上昇を続けながら、個人消費は一向に盛り上がらず、景気刺激策も、投資が重点…。これでは一時的に回復しても、すぐに腰砕けになる可能性が強いのではないでしょうか。

 特に、これまでの銀行融資の内容を見ると、政府の指導があったのかどうかわかりませんが、採算を無視した経営を続ける国有企業中心に行われており、国有企業の赤字が続いた場合、元利返済に支障をきたし、貸出金が不良債権化するのではないかと、心配されています。最近では、国有企業への貸し出しは、採算が悪いとして、貸し出し利鞘が大きい、民間に融資する動きが強まっているといいます。地方の採算を無視した開発、それとつるんで、不良資産を抱え込んだ国有企業、さらに、採算を無視した鉄道などインフラ整備に資金を突っ込もうとしている政府…。だんだん、一党独裁体制と資本主義経済の矛盾が拡大しているような印象を受けます。何年か前に、クリントン国務長官が、大学での講演の際、20年後には、中国の国民は世界でもっとも貧しい国の一つになっているかもしれない…と話したと伝えられていますが、洞察力の素晴らしい研究機関を持つ米国のことですから、何らかの根拠があるのかもしれません。このところ、米国企業の中国への投資が減少していることと関係しているのでしょうか…。日本から、中国に進出している企業の数は、3万社を超えているといいますが、ちょっと深入りしすぎたのかもしれませんね。

 ただ、目先は投資妙味があるのかもしれません。レポートでも、上海総合指数が、一定の急所を抜けば、投資妙味が出てくる…として、所得上昇を受けた食品株や、政府が国民の不満をそらすため整備を強化する保険株が面白い…としましたが、指数は、肝心なところで急所を抜け切れないようです。この辺りがいまの中国株が弱いところかもしれませんね。

 さて、今日の日本株は、欧米株が続落したものの、海外で円が安値圏で推移したことや、CME日経平均先物が、大証終値と変わらない水準で終わっていたことから、しっかりに始まりました。指数寄与度の高いKDDIが、予想を上回る決算を背景に買われたことや中国株が堅調に推移していたことから、日経平均は小幅高で推移。後場も単調な動きが続いていましたが、欧州市場が開く2時過ぎ、日銀が追加緩和として10兆円規模の資産買い入れを行うとの報道があったのを機に、円売りの動きが強まり(ドル買いオプションの絡み?)、1ドル80円台に乗せると、先物買いが急増。裁定買いも巻き込んで指数は引けにかけ、急伸して終わっています。結局、日経平均は100円90銭高の9055円20銭、TOPIXは、8.15ポイント高の751.42ポイントと急反発して終わっています。指数の上げをみて、個人投資家を中心に出遅れ株を幅広く買う動きが強まりましたが、出来高は、前日比2億株近く少ない15億9239万株。売買代金も9698億円と1兆円の大台を割り込む低調な商いでした。騰落状況は、値上がり1241、値下がり294と、ほぼ全面高。

 今日の終値での、日経平均サイコロは8勝4敗、RSIは61%、25日線かい離は+2.1%、騰落レシオは95%でした。サイコロを除き、巡航速度を暗示しています。昨日も書きましたように、13週線、52週線という中期線が上昇しなが下値を支えていました。また、7月安値と9月安値を結ぶラインを、ここ数日維持したままの強い動きをしていましたが、上値に動き出してきました。今日は、200日線もわずかに上回るとともに、昨日陰転していた3本新値も陽転。結局、昨日の陰転はダマシになりました。まあ、30日の日銀金融政策決定会合の中身がすべてですが、先物筋の買いっぷりは、いったい、幾らの緩和があるとみているんでしょうか。今日の先物の手口を見ると、売り手口に裁定取引を活発にやっている国内証券のものが目立っており、上げのかなりの部分が裁定買いによるものであることがわかります。おそらく、今週で裁定買い残は2兆円の大台に乗せてくるのではないでしょうか。過去の例からみても、2兆円大台超えから、先物の売り仕掛けが始まり、指数が下落に転じるということを繰り返してきただけに、30日の日銀会議の結果と為替の反応には十分注意が必要です。今のところ、欧州市場は中国のソフトランディング期待から上昇して始まっています。

 まあ、今日も通期見通しを下方修正したネットワン以外は、堅調でした。それにしても、パラマウントベッドと物語コーポレーションの上げは激しくなってきましたね。良品計画も新値更新ですが、あまり円安が進み過ぎると、仕入れコストの上昇につながりますから、新規の買いは控えたほうがいいかもしれません。
10月8日号の資源開発関連、9月2日号から注目を始めた地方スーパーとの提携で、これまで弱かった地方の開拓を始めたドラックストアの動きが良くなってきました。
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中国への期待感から反発するも、FOMCの景気への警戒的な見方から、続落して終了
 おはようございます。 

 野田政権は、緊急経済対策として4000億円規模の補正予算を組むようです。被災地に流されるはずの復興予算が、省庁からつまみ食いされたことへの申し訳なのでしょうか、事業再生への対策費を増やしています。まあ、それはそれで結構なんですが、政府の震災復興対策法案のなかに、拡大解釈できる霞が関用語を滑り込ませたり、こじつけも甚だしい理由で、予算の分捕り合戦をやった官僚への責任追及はどうなっているのでしょうか。また、つまみ食いした資金がどこに流れていったのか…官僚の天下り先や、政治家が関係する団体などへ流れていないのか…など、まず資金の流れを明確にすることから始めるべきではないでしょうか。結局、責任の所在をあいまいにしたまま、次のステップに進もうとしています。野党も、本気で追及すると、いろいろまずいところがあるのでしょう。隠し金づくりなど、民間企業なら横領罪に当たるようなことをしても、だれも責任を取らない…悪知恵を働かせて、天下り先を創ったり、組織に逆らわない守旧主義の人ほど出世する…。誰も責任を取らないから、物事が前に進まない。おかしなことをした官僚の名前を公表すべきなのに、マスコミはそれをしない。やはり、この国は、根っこからおかしくなっているとしか言いようがない。

 こんな話があります。ある、通信機器販売の店舗に、財務相のかなり上のクラスの人が、購入に来たそうです。規則通り、身分証明を求めたところ、たまたま証明する書類を持ち合わせていなかったようで、店員との間で、押し問答のようになったそうです。規則通りに手続きを進めようとする店員と、規則を無視して自分のために融通をきかせるよう要求する官僚…どちらが正しいかは、だれが見てもわかりますね。折れない店員に対し、この官僚は、ついに官僚風を吹かせ威圧をはじめ、それでも折れない店員に対し、そんな規則なら俺が変えてやる…とすごんで帰ったそうです。みんながみんな、そうではないと思いますが、これが彼らの考え方の根本なのでしょう。この話の中には、公務員は、国民の公僕だという発想はみじんもありません。おごり高ぶりの結果が、国民から取り立てた血税をつまみ食いするどころか、省庁間で分捕り合戦を演じる醜態につながったということでしょう。まあ、政財官の体制派は、お互いもたれあいですから、自分たちに都合の悪くなることなどやるはずはありませんが…。

 24日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万3077ドル34セント -25ドル19セント(0.19%)

 NASDAQ総合指数 2981.70ポイント -8.77ポイント(0.29%)

 S&P500 1408.75ポイント -4.36ポイント(0.31%)

 CME日経平均先物(円建て) 8965円 -5円

 米国10年物国債金利 1.792% +0.028%

 ニューヨーク原油 85.73ドル -0.94ドル

 GOLD 1701.60ドル -7.80ドル

 ドルインデックス 79.94 +0.03 


 昨日の米国株は、欧州市場が中国の景気指標の改善や、米国・新規戸建て住宅販売の増加を好感して上昇した地合いを受け、堅調なスタートになりました。この日決算を発表したボーイングの利益が予想を上回ったことや、通期の利益見通しを引きあげたことなどを好感し買いが増加。ニューヨークダウは、寄り付き後まもなく、この日の高値1万3155ドル(前日比53ドル高)をつける場面もありました。その後、中国経済やFOMC結果への期待感から、堅調な展開がつづいていましたが、FOMCの結果が公表され、景気への慎重な見方が示されたことや在庫の大幅な増加から原油価格が続落したことなどを嫌気し、引けにかけ下落。結局、主力3指数とも小幅に下落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1960万株減の6億4882万株。騰落状況は、値上がり1323、値下がり1665。VIX指数は、2.66%下げ18.33に低下しています。
 
 ダウ30種は、値上がり8、値下がり22。ユナイテッドテクノロジーズやプロクターアンドギャンブルなどが1%近い上昇になった一方、シスコシステムズが3.5%下落。このほか、キャタピラ、デュポン、アルコアなど、景気敏感・輸出株の下落が目立ちました。値上がり業種をみると、建設資材、住宅建設、不動産リートなどが上昇。トラック、鉄道など輸送関連が下落しました。
 NYダウは続落。下値模索の動きにあります。3~4月相場で形成したレンジ内に押し戻された格好ですが、昨日は、前日同様100日線を意識した動きになっていました。前日に比べ、下値が切りあがっており、押し目を買いたい動きはあるようです。昨日の日足RSIは25%に低下。6月安値時の水準は24%ですからそろそろ底値を意識した動きが始まりそうです。6月相場からの出直りでは、200日線がもっとも強力に下値を支えましたが、100日線とは接近しており、案外底打ちは早いのかもしれません。

 米国株は続落。CME日経平均先物は、大証終値比5円安の8965円で帰ってきました。レンジは、8895円~9045円。円は、米株は続落したものの10年債金利の上昇から対ドルは79円80銭台で横ばい。対ユーロは、スペインやギリシャ情勢の不透明感を受け103円50銭台に小幅に上昇して帰ってきました。本日の日本株は、為替の方向感がつかめないものの、相変わらず日銀の追加緩和を思惑した先物筋の売買にリードされる展開になりそうです。FOMCが当面の金利を据え置いたことから、焦点は日銀の動向に移り、対ドルでは円安に振れやすい展開。ただ、決算発表の本格化から個別の主力株は仕掛けづらく、増額修正期待や増配、中間配の未定企業などが個別に物色される展開になりそうです。中間期の営業利益が大幅増額になったNECや中間配の増額が期待されるオリジン電気などに期待したいところ…。
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追加緩和期待の先物買いで戻し、欧州懸念の先物売りで下げ、日経平均は8立会日ぶりに反落
 強いですね~。指数だけは。
 今日は、欧米株が大幅に下落したことをうけ、先物売りが先行。最近、値上がりしていたことから、利食い急ぎの売りも重なり、日経平均は、前日終値を118円下回る8896円と、8900円の大台を割り込んで始まってきました。ただ、先物が8880円安値を付けると、CME日経平均先物の安値(8875円)を意識した買戻しが入り、日経平均は、下落幅を圧縮。10時過ぎに発表された中国HSBC製造業景況指数が前月水準を上回ったことから、経済のソフトランディングを期待した先物買いがさらに増加。裁定買いを巻き込んで上昇し、後場寄り後、日経平均はこの日の高値9043円(前日比29円高)をつけています。ただ、欧州市場が開く2時過ぎになると、ドイツの10月製造業PMI指数が前月水準、予想をともに下回ったことなどからユーロが下落。これを機会に先物売りが増加して再び下落に転換。結局、日経平均は59円95銭安の8954円30銭と、8立会日ぶりに反落。TOPIXは6.10ポイント安の743,27と、3日続落して終わりました。出来高は、前日に比べ2億株多い17億8108万株。売買代金は1兆473億円と、1兆円の大台を回復しました。騰落状況は値上がり519、値下がり983。

 今日の終値での日経平均サイコロは7勝5敗(TOPIXは6勝6敗)、RSIは60、25日線かい離は+0.9%、騰落レシオは94%でした。まあ、ここ数日の指数は、先物にかき回されていますから、あまり信用はできませんね。今日の安値は日足一目均衡表の「雲」に接近したことから、反発したようですが、このほかにも、25日線(8873円)、13週線(8919円)、52週線(8955円)など、いろんな抵抗線が集まっているところですから、押し目買いが入りやすいポイントでもあります。ただ、ここ数日の動きは、欧米株が急落しているのに、無理やりの先物買いに支えられ、指数だけは上げていた…という格好です。月末30日の日銀金融政策決定会合で、大幅な追加緩和があるのでは…というのが思惑材料になっているようです。日銀に対しては、政府が20兆円の緩和を要求した…ということが伝えられ、政府が必死になって打ち消していますが、この話をリークしたのは誰でしょうか。追加緩和したくない誰かが、意図的に流して政府をけん制しているという見方もできないではありません。

 本来安くならなければならない時に、先物で無理やり買いに行けば、自動的に裁定買いが入り、買い残はつみあがっていきます。先週は、一週間まるまる上昇しましたが、おかげで裁定買い残は1903億4400万円増加。1兆8260億円につみあがってきました。過去、2兆円を超えてくると、裁定解消を狙った先物への売り仕掛けが始まるケースが多くありました。日本株は「欧米株離れ」した…などぬるい見方が出て来ているようですが、今週も今日を含め、先物買いが先行していましたので、さらに買い残は2兆円に接近しているはず…。これだけ、日銀の緩和を材料にしたら、すでに織り込み済みとなり、発表時にサプライズがなければ、材料出尽くし…。緩和がなければ…。杞憂かも知れませんが、ここにきての裁定買い残の急増は、無視することはできなくなってきました。今日の下げで、日経平均の3本新値は陰転しています。まあ、基本日柄整理とは見ていますが、最近の無理やりの先物買いは一つ間違えば、下げの引き金をひきかねないだけに注目していかねばなりませんね。

 まあ、レポート銘柄のほうは、なんとか堅調を維持していますから、よかったのですが…。すっ高値で再注目した良品計画は今日も新値。直近レポートで、高値の足が買いを暗示しているとしたパラマウントベッドもともに年初来高値を更新。120円台で再注目したNECも戻り高値付近で堅調に推移しています。物語コーポレーション、富士重工業もしっかりでした。まあ、業績感応相場の間は指数と個別銘柄のかい離した状態が続きそうです。
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欧州への不安や企業業績の悪化懸念から、急反落して終了…ドル高のマイナス影響が顕著
 おはようございます。昨日朝の書き込みで、「霜降」は相場の変化日かも…なんて馬鹿なことを書いたら、昨日の欧米株は急落してしまいました。まあ、どちらも、ちゃんと説明できる下げですから、深刻に考える必要はないと思われますが…。

 さて、欧州は、EUサミット後、主要な関係者の言いたい放題、やりたい放題が続いています。ルクセンブルグ総裁は、まだECBの国債買取りの詳細は決まっていない…といい、ドイツは、相変わらずスペインの銀行救済を渋っています。また、国債買取も必要ない、といっています。一方、肝心のスペインは、支援要請を渋ったまま…。もたもたしている間に、ムーディーズが、スペイン主要5自治州の格付けを引き下げました。これをみて、スペイン国債の金利は、この日も上昇。10年国債は0.13%上げ、5.643%に上昇。スペインの格付けが据え置かれてときの金利は5.29%に低下していましたから、結構なスピードで上げ始めています。危機が一巡した、とみて、投機筋が一斉にユーロ買いや高債務国債券の買いに走っていましたから、これの巻き戻しが始まったのかもしれません。ギリシャでも、トロイカ(ECB,EU、IMF)と政府の間で交渉が進み、残すところは、労働問題だけになってきましたが、これに対しても野党が反対の口出しをしてきています。やはり、のど元過ぎれば、熱さ忘れる…という、いつも通りの儀式が続いているようです。景気もどんどん悪化し、債務国の税収が減少。あちこちで、ほころびが見えてきました。

 米国も、もたついています。欧州危機のとばっちりで、ドルが上昇。現在の決算発表はドルが上昇した時のもの。輸出企業の決算は、中国や欧州の需要減少に加え、ドル高にともなう売り上げ減少が響き、さんざんなものになっています。昨日発表された、デュポンの決算でも、二けた減益のうち4%くらいが、為替の影響といいます。米国にしてみれば、欧州よ、もっとしっかりしろ…といいたいところでしょう。昨日の下落を見ても、輸出企業の比率が高いニューヨークダウがNASDAQやS&P500を上回る下落率になっており、ドル高の影響が、大きかったことがわかります。レポートでも9月30日号で、ドルインデックスとニューヨークダウの関係を示し、ドル上昇が指数に及ぼす悪影響を指摘しましたが、心配した動きがでてきました。先週段階では、S&P500採用企業の減益予想は当初の2.3%から約4%に下方修正されていましたが、今週の内容を受けてどのレベルまで下方修正されてくるか…。アナリストは、欧州、中国経済の減速を受け、かなりハードルを下げていたはずですが、それをさらに下回る動きになっているようです。まあ、最新の予想数字が出てくれば、市場のほうも落ちついてくるものと思いますが…。ドル高が、米国経済に悪影響を与えたことから、今開催中のFOMC(公開市場委員会)の注目度が上昇。特に株価の下落は、バーナンキ議長にとっては容認できないことで、何か出してくる可能性がないわけではありません。当面、円も売りづらくなってきました。バーナンキ議長の、「続投の意思なし」報道も、市場を動揺させたようです。

 23日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万3102ドル53セント -243ドル36セント(1.8%)

 NASDAQ総合指数 2990.45ポイント -26.49ポイント(0.88%)

 S&P500 1413.11ポイント -20.71ポイント(1.44%)

 CME日経平均先物(円建て) 8910円 -90円

 米国10年物国債金利 1.764% -0.052%

 ニューヨーク原油 86.67ドル -1.98ドル

 GOLD 1709.4ドル -16.90ドル

 ドルインデックス 79.92 +0.36 


 昨日の米国株は、EUサミット後の政策停滞や景況感の悪化を受け欧州株が下落したことや、予想以上に悪化している企業業績への警戒感から、売りが先行。急落スタートになりました。この日、決算を発表したデュポンが二けた減収になったことや、スリーエムなど主要企業の決算や通期見通しに予想を下回るものが多く、すでに発表済みの企業も含め改めて、改めて売りなおされたことが影響。ニューヨークダウは、寄り突き後まもなくこの日の安値1万3083ドル(前日比262ドル安)をつけています。その後は、この日イベントを開催するアップルへの期待感から、売りが手控えられ、一時、下落幅を縮める場面もありました。しかし日本時間の夜間2時から開催されたイベントで、アイパッドミニの発売などが発表されたものの、すでに織り込み済みになっていたことから、アップル株が3%を超える下落になると、改めて、全体は売りなおされ、結局、主力3指数とも急反落して終わりました。出来高は前日比3484万株増の6億6842万株。騰落状況は、値上がり825、値下がり2222。VIX指数は、13.3%上げ、18.83に急伸しています。

 ダウ30種は、値上がり2(インテル、マイクロソフト)、値下がり28。二けた減収になったデュポンが9%超えの下落。スリーエムも予想を下回り4%超えの下げ。このほか、アルコアやAMEX,シェブロンなど10社がダウの下落率を上回る下げになりました。宅配サービスのUPSの業績は、欧州、アジア向け荷動きの悪化から減収減益となり、世界的な景気の減速感が確認されましたが、通期見通しが予想を上回り、株価は上昇して終わっています。
 NYダウは急反落。これまで維持してきた新たなレンジ相場を下放れてきました。ニューヨークダウについては、6月安値を基点にする上昇バンドを下回り、安値を切りさげるパターンが続いていましたので、昨日の下げには違和感はありません。当面、以前からレポートのチャートに示してきた2009年安値を起点にするバンド内のインナートレンドラインを下値支持として見ていますので、一度、確認しておいてください。RSIが、急落し、6月安値ゾーンに近づくなどしていることも注目点。ファンド勢が益出し」するという需給悪の面もあり、調整は短期間で済みそうです。

 米国株は反落。CME日経平均先物は、大証終値を90円下回る8910円で帰ってきました。レンジは8875円~9085円。円は、米株急落やスペイン債券金利上昇などを受け、対ドルは79円70銭台、対ユーロは103円60銭台とともに、小幅な円高で帰ってきました。本日の日本株は、朝方はCME終値にさや寄せし先物売りから、軟調に推移しそうです。売り一巡後は、10時過ぎに発表される中国の景気指標待ちで神経質な動きkとなりそうです。ただ、GLOBEX市場の米国株が堅調になっているほか、予想を上回る決算で米国フェイスブックが夜間取引で二けた上昇しており、SNS関連などに買いが入り、個別は堅調に推移しそうです。引き続き、指数と個別物色のかい離した動きが続きそう。今日も、業績重視の展開…。

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連騰をによる益出しの動きと、為替の動きを受けた先物売買の影響で高安まちまちの動き
 今日は24節気の一つ「霜降」…。もしかしたら、相場の変化日?なんて書きましたが、なんだか本当に霜が降ったような相場になりました。まあ、海外の投資家から見たら、今の相場は個別の銘柄を買うものではなく、あくまでも円安方向に動き出した日本経済全体を、先物を使って、まるごと買う…ということです。今晩から米国で始まるFOMC(公開市場委員会)では、追加緩和の可能性はゼロとは言えません。もしかしたら、MBSの無期限買い取りの目標になるインフレ率や失業率の数字を発表する可能性もあり、それによっては為替がひっくりかえるかもしれませんから、無理はできない、ということでしょう。また、輸出企業の想定レートは80円前後ですから、この辺(80円付近)にくると、どうしてもドル売りが出やすくなるという読みがあるようです。

 ただ、今回のFOMCは大統領選挙直前ですから、どちらかの候補に有利になるような政策変更はしづらく、何も出ない…という読みもあります。むしろ、昨日からロイターが複数の関係者の話しとして、資産買い取り基金を増額したうえ、インフレ目標を達成するため、基金の規模を無制限に維持する(満期があった分は、新たに買い付ける)…と報じており、FOMC後は、30日の日銀金融政策決定会合に向け、再び円安基調が強まるとして、引けにかけ先物を買った結果、裁定買いが入り、日経平均がプラスで終わったということでしょう。円安になっても外需株は変われませんから、売買高、代金ともに増加しません。結局、決算発表を前にしては、まだ個別銘柄の方には手がだせないということでしょうか。先物買いには、外需株の空売り分をヘッジするために買っているという話もあるようです。まだまだ、本音のところでは、弱気のようですね。

 さて、今日の日本株は、米国株が小幅反発したほか、CME日経平均先物が9065円(大証終値比45円高)で帰ってきていましたので、先物買いが先行。現物との裁定買いも入り、日経平均は昨日の終値を56円上回る9066円と、ほぼCMEの終値付近での始まりとなりました。円が80円に接近したことを好感し、外需株が買われる局面もありましたが、為替が円高方向に振れると買いの手が止まり、値を崩す…という、為替に神経質な動きが続きました。また、6日連騰したあとだけに、不動産など内需株にも利食い売りがでて、株価は下落。日経平均は、一時、大台を割り込み8970円まで下げる場面もありましたが、引けにかけては先物の買戻しが入り、裁定買いから日経平均はわずかにプラス終わりました。大型株に利食いの動きが出たことから、TOPIXは続落しています。出来高は、前日と同水準の15億7722万株、売買代金は9270億円と低水準の商いが続いています。騰落状況は、値上がり474、値下がり1031…と、とても日経平均が示すような相場ではありませんでした。この日も欠陥商品の指数の正体を表し、ファーストリテーリングが8円80銭、ファナックが9円60銭と、2社で18円以上指数を持ち上げています。

 今日の終値で、日経平均サイコロは8勝4敗、RSIは61%、25日線かい離は+1.5%、騰落レシオは98%でした。まだ、出直り相場の中にありますが、騰落レシオが低下してきており、銘柄が絞りこまれてきている点は気になります。まあ、先ごろも書きましたように、指数は、7月安値と6月安値を結ぶライン上でまだ踏ん張っています。当面は200日線ぬけがポイントになりますが、前回200日線に突っかけた時は、一週間程度の日柄を要しており、目先は足踏みの動きになるような気がします。

 ただ、レポートでは、ここ数か月、今期、来期と2期続けて利益成長ができそうなものをテーマ性を考えて選別してきましたが、今日は富士重工業が、利益の大幅増額修正を発表し続伸。米国ヘルスケア産業の活況を受け選択したパラマウントベッド、来期予想EPS205円の物語コーポレーション、良品計画が本日も年初来高値を更新。9月23日号で注目した福井コンピュータも昨日増額修正を発表し、年初来高値を更新しました。このほか、アップル関連の日東電工、スバルと同様に米国依存型の信越化学工業も上昇しています。このほか、事業再構築でスバルと並んで取り上げたNECも本日戻り高値を更新。26週線が買い場としたウェザーニュースも、この付近で底固めに入ってきました。なかなか、新値が更新できない時に、一吉証券が投資判断を「買い」から「中立」に引きさげたことが響き、意外に深押ししましたが、もしかしたら設備投資負担が業績の足を引っ張ったのかも知れませんね。今の、相場は鉄板とおもっていたものまで、減額修正にさらされることがありますので、警戒は怠れません。
 後はFOMC後の為替の方向がカギになりそうです。EUサミット後に、ドイツがちゃぶ台返しみたいなことを言い始めましたし、明日は、ECBのドラギ総裁が、ドイツ議会を訪問し、国債買い入れ策の説明をするということですが、わざわざそんな異例なことをしなければならない状態になっているんでしょうか…。スペインの金利も「ピクン」と上げ始めましたし、円安だといって安心してはおられないかもしれませんね。だんだん、下値が切り下がってきた米国株も観察しなければならないし…。結構、忙しくなりそう。
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主力企業決算への懸念から続落するも、アップルへの期待をリード役に値を戻し、小幅反発して終了
 おはようございます。 朝から、激しい風雨になっています。今日は24節気の一つ「霜降」ですが、文字通り、これから気温も低下するみたいです。気変わりですが、相場に霜が降りなければいいのですが…。

 さて、昨日は週明けで海外の方は、なんだか静かだったようです。でも、世界の流れを左右する米国大統領選はロムニー候補の巻き返しで、どちらに転ぶかわからない状態…。財政緊縮を主張する副大統領候補を抱えるロムニー候補が勝った場合、流動性を背景とする今の相場は大丈夫なのか…。一方で、「財政の崖」については、議員の間から、赤字削減幅を縮小しようという妥協案もでてきました。11月6日の投票日まで2週間あまりに近づいてきましたので、相場のほうも模様眺め気分を強めてきそうです。

 ちなみに、相場の逆張り指標として注目されている全米個人投資家協会(AAII)のセンチメントサーベイによりますと、18日現在、強気は28.7%に低下、弱気は44.5%に増加。中立派も26.8%へと3.8%も減少しています。強気と弱気の差は弱気が15.8%上回っています。相違ピーク時の8月23日現在ではこの差は、強気が16%上回っていましたから、このところ、投資家心理が急速に弱気に傾いてきたことを示しています。ちなみに、弱気の45%近い弱気の水準は、ほぼ6月安値の水準なのですが…。この数字をどう解釈したらいいのでしょうか? 

 尖閣周辺では、相変わらず中国監視船の接続水域侵入が繰り返されています。「またか…」と軽視した時、突然、武装した特攻隊が上陸し、実質支配をはじめないとも限りません。何しろ、かの国は王朝交代のたびに、権謀術数を用い殺戮を繰り返してきた国…。世界の経営者や政治家が、バイブルとして愛読する孫子の兵法を生み出した国でもあります。まさに「油断」大敵!企業にたいしても、これから「飴」と「鞭」が繰り返され、民間を通じ政府へ圧力をかけさせる動きも始まる。まさに人質作戦…。

 22日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万3345ドル89セント +2ドル38セント(0.02%)

 NASDAQ総合指数 3016.96ポイント +11.33ポイント(0.38%)

 S&P500 1433.82ポイント +0.63ポイント(0.04%)

 CME日経平均先物(円建て) 9065円 +45円

 米国10年物国債金利 1.818% +0.041%

 ニューヨーク原油 88.73ドル -1.32ドル

 GOLD 1726.30ドル +2.30ドル

 ドルインデックス 79.57 -0.06


 週明けの米国株は、EUサミット後の動きでスペインの銀行支援に懸念が生じたことを嫌気し欧州市場が軟化したことや、前週末に主力企業の決算発表を嫌気し急落した流れを引き継ぎ、売りが先行。続落スタートになりました。寄り付き後に発表されたキャタピラの決算が、利益は予想を上回ったものの、売り上げが予想を下回ったほか、通期の売上見通しも在庫整理などを理由に引き下げたことを嫌気。再び、企業決算への懸念が強まり売り物が増加。午後にかけ下落幅を拡大し、ニューヨークダウは、一時、この日の安値1万3235ドル(前週末比108ドル安)をつける場面もありました。ただ、新製品や決算発表(25日)を控えたアップルが切り返すとともに、ハイテク株を中心に押し目買いが増加。引けにかけ急速に値を戻し、結局、主力3指数とも小幅に反発して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は3億1029万株減の6億3355万株。騰落状況は、値上がり1448、値下がり1549。VIX指数は、2.58%下げ、16.62に低下しています。

 ダウ30種は、値上がり13、値下がり17。決算への懸念から一時売られたキャタピラーは1.45%上昇。ユナイテッドヘルス1.53%、バンクオブアメリカ、ヒューレッドパッカード、アルコアが1%を超える上昇。一方、先週さえない決算を発表したマイクロソフトが2.23%、同じくGEが1.5%続落するなど、決算への失望感が尾を引く下げになりました。
 NYダウは小幅反発となりました。かろうじて上部レンジ相場の下限に踏みとどまった格好ですが、これまで下値を支えてきた50日線も切り込み75日線を意識する動きになってきました。すでに先週末の下げで、6月安値を基点にする上昇バンドの下限ラインを切り込んでおり、レンジ相場を維持したとしても、この下限ラインを上値抵抗として意識することもありそうです。レポートでは、三尊天井構成を懸念しましたが、昨日は10月21日安値を切り込み、下落トレンド入り懸念を強めています。先行して下げたNASDAQ総合指数が、ほぼ日足3段下げを済ませ、上昇中の75日線で下げ止まってきましたが、ここからは、この動きが注目されます。

 米国株は反発。CME日経平均先物は、大証終値を45円上回る9065円で帰ってきました。レンジは8840円~9070円。円は、ロイターが30日の日銀金融政策決定会合で、資産買い入れ基金の残高を長期にわたって維持するーことを検討すると報じたことを受け、円安が進行。対ドルは79円90線台、対ユーロは104円40銭台に下落して帰ってきました。昨日の日本株は、円安進行を受けた先物買いで予想外の強さを見せましたが、本日も指数売買を中心に堅調な動きが続きそうです。外需株については、欧州や中国減速の影響から手控えられそうですが、好業績ものや日銀の追加緩和を受けた消費者金融・リース、不動産、銀行など内需系銘柄が買われそうです。事業再構築で注目しているNECが140円台を回復してきましたが、150円手前の壁を抜けられるかどうか。正念場にかかってきそう。第一四半期が下方修正になったナックが、中間期を従来見通し通りとしてきました。やはり、住宅部門が貢献してきたようです。第一四半期決算で、脅されて、目を離したことを反省!

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米株安を受け安寄りスタートするも、円安の進行を好感して、日経平均は6日続伸して終了…物色は内需中心
 今日は日銀の地域経済報告が行われました。白川日銀総裁を上座にした円卓に、各地の支店長が居並ぶもの物々しいセッティングです。テレビで見ていて、医大病院で、行われる物々しい教授回診に似ているなと思いました。大した実力もないのに、大名行列のように医師や看護師を引き連れて行進。手術もしていないのに、さも自分がやったように偉そうに言う(体験談です)。腹が立って、一言二言言ってやろうとしたら、危険を察知した家内に止められたことがあります。

 日銀の支店長会議も同じようなもの。いちいち交通費をかけて集まらなくても、電話やファックスでも済むし、最近はテレビ会議システムもあります。所詮は、権威を示すための教授回診と同じような、無駄なものみたいな気がします。今日の会議の冒頭で、白川総裁は、デフレ脱却のために追加緩和を続ける…と述べたようですが。この3年余り、国民を欺き続け、円高やデフレを深刻化させた責任はどう取ろうというのでしょうか。「包括緩和」と官僚の作文みたいなネーミングをし、国債、ETF、不動産リートを買い取るための基金を別勘定で設け、日銀本体の資産とは別枠にしています。一方、本体の資産はできるだけ劣化しないようにし、基金で資金を供給した分は、日銀の資産を減らし、トータルの資金供給はあまり増やさないようにしてきた、といいます。これを続けてきた結果が、欧米との通貨供給量の伸びの差になって、円高を招請したようです。まさに「包括緩和」は、だましのためのテクニックだったわけです。

 また、買い取り基金は、国債に偏重していますが、国債を買い取っても銀行は、結局、売却資金で国債を再購入するわけですから、市中には生きた資金は回らないことになります。また、日銀が、定期的に国債を買い上げてくれますから、海外の投機筋は、値上がり益を狙って、こぞって日本の国債を買い、円高と値上がり益の双方で儲けており「包括緩和」さまさまということでしょう。いま大事なことは、生きた金を市場に供給すること…なはず。本来なら、株式を直接買い上げるくらいの英断があってもいいはずですが、日銀は、株価に対しては非常に冷淡…。この点でもすでに、世界の趨勢から遅れています。なんだか、効果のない、それどころか円高をさらに推し進めるような政策をだらだらと繰り返し事態を悪化させていく…。なんだか、日露戦争の203高地攻撃で、いつも決まった日の決まった時間に総攻撃を繰り返し、そのたびに、大量の兵士が、手ぐすね引いて待っていたロシア軍の機関銃の餌食になった時と似ています。

 この時は、児玉源太郎が、一時的に野木将軍の指揮権を奪い、艦砲を陸揚げし砲撃を加えることで、あっさりと203高地を落とした…といわれています。ちょっと発想を変えると、物事は簡単に片が付くのに、それができないところが、官僚主義というものです。今の日銀も同じ…。長い間続けてきて効果がないのなら、違った方策をとってみればいいのに、教条主義に陥ってできない…。円高やデフレのおかげで、いったい何人の人が職を失い、自殺に追い込まれて命を失ったか…。もしかしたら、被害の程度は、203高地攻撃を超えているかもしれませんね。為替は1ドル80円を付けそうな勢いで下落していますが、白川さん!まさか30日の日銀金融政策決定会合で何もしないということはないでしょうね~。

 さて、本日の日本株は、週末の米国が急落、CME日経平均先物も週末の大証終値を140円下回る8850円で終わっていましたから、今日は先物売りが先行し、日経平均は128円安と反落して始まりました。ただ、今日の安値付近は、13週移動平均線や25日線、75日線など下値支持力の強い移動平均線が集まっており、売り一巡後は下げ渋る展開になっていました。そこに、9月の貿易統計が発表され赤字幅がわずかに予想を上回ったことがわかると、海外投機筋を中心に円売り株先物買いの仕掛け的な商いが入り、株価は下落幅を圧縮。GLOBEX市場でも、米国株が反発していたことから、朝方、先物を売った筋も買戻しを余儀なくされ指数は一段高。裁定買いもはいり、結局、日経平均は6日ぞ続伸して終わりました。ただ、大型株への買いが止まったことからTOPIXは小幅に反落。7日ぶりに反落して終わっています。週明けでもあり、見送り気分も強く、出来高は15億6406万株と前週末から約2億株減少。売買代金も1兆円を割り込んできました。騰落状況は、値上がり733、値下がり733と同数。

 今日の終値での日経平均サイコロは8勝4敗、RSIは61%、25日線かい離は+1.4%、騰落レシオは106%でした。警戒ゾーンが見え出したよ…という感じでしょうか。今日の物色対象を見ると、円安で指数が上昇したものの、買われたのは不動産やその他金融、建設などの内需系。機械や海運、電気などの外需系は下落しています。今日の貿易統計で対中輸出が14%減少したことが伝えられたように、まだ今後の影響が読み切れないため手が出せないというところでしょうか。まあ、代替えが効かないものは勘弁してくれるでしょうが、消費財など代替えが効くものは、日米との分断を狙う韓国を優先するようなえげつないやり方をしてくるのでしょう。今回の、対日強硬姿勢は、共産党独裁体制の意義がかかっているだけに短期間におさまりがつくとは思われません。国内で不満が沸点に達しているだけに、最後には、日本との直接対決にエスカレートしないとも限りません。まあ、何が代替えが効いて、何が効かないかはわかりませんから、しばらくは中国関連は手を出さないほうがいいのかもしれません。

 さて、今日の下値については、レポートで示したところで反転しました。ただ、○印で示したポイントや200日線も控えており、当面は個別重視でいった方がよさそうです。今回のレポートでは、LTE関連やクラウドコンピューターサービス関連にくわえ、好業績にも関わらず、中間期の配当が未定になっているものを選んでみましたが、200円台のものは早速動きだし、値上がり上位に入ってきました。そのほか、パラマウントべッド、良品計画、富士重工業、物語コーポレーションが新値を更新しています。物語コーポレーションは2月ごろから、中期的に取り組んで生きますとして、レポートで注目を始めましたが、ようやく成果が上がり始めてきました。やっと300円幅ですが、今期、来期の業績を考えると、まだ上値を追ってみたいところです。今日は、クラウド関連のアイネットが引け新値で終わってきましたが、明日、ザラバ高値を更新できるか…。いろいろ注目する株は多い。
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EUサミットへの失望と主力企業決算への懸念から大幅続落
 おはようございます。 昨日は月に一度の自転車での、市街地周りの日…。人酔いして帰ってきたら、孫の来訪…。寝たきり状態から、最近はあちこち這いまわり、つかまり立ちもするようになりました。視界が平面から立体に変わったせいか、何にでも手を出します。手の届くところにあるものを、さらに高いところに移さねばなりません。そのうち、物を投げ始めますから、割れ物は非難させなければならなくなります。だんだん。4人のこどもの成長過程を思い出してきました…。

 さて、EUサミットは、何も決められないだろうという予想に反し、銀行監督一元化を決定。ドイツの顔を立てるため、当初は対象行を絞り、14年初めに圏内6000行のすべてを監督下に置く方向で調整すると、フランスとドイツの妥協の産物になりました。まずはよかった…ということですが、会場を一歩でたメルケル首相は、「銀行への資本注入は、監督機関の設置が前提…」と主張。「監督一元化の法整備について、今年末の期限を加盟国政府が守る保証はない…」と突き放した言い方もしています。フランスなどは、法整備を急ぎ、13年早々にもESMからの資本注入を図りたいようですが、メルケル首相は「資本注入できるのは、今後危機を迎える銀行。過去の分は、各国政府が対処すべき…」としており、オランドフランス大統領の思惑をけん制しています。メルケル首相としては、来年の選挙が終わるまでは、何としても財政負担をともなうような策はさけたいということでしょうか?次回、12月のサミットでは、経済・財政統合への工程表を創るといいますが、その段階で、果たして銀行監督一元化の法整備は整っているんでしょうか…。案外、ドイツが一番遅れたりしていて…。EUへの支援要請を先延ばしするスペインと似たような状態ですね。もし、ドイツが、来年10月の選挙まで先延ばししたら、銀行支援が動き始めるのは、14年に入ってから…。欧州の首脳陣は、投機筋に苛められて快感を感じるマゾヒストになってしまったようです。

 さて、昨日の日本株は、朝方、週末控えと米国のオプションSQを控え、こう着状態を強めそうと予想しましたが、日経平均の終日値幅は76円と小幅にとどまりました。円安傾向が持続したことから、先物買いがリードする展開になり、先物価格はCMEの高値9000円を上回る9030円まで上昇。一時、週末要因から利食い売りが先行し前日水準を下回ることもありましたが、引けにかけ締り、結局、日経平均は、19円82銭高の9002円68銭と5日続伸して終わりました。TOPIXは、2.09ポイント高の754.39ポイントと6日続伸。出来高は、週末で売買が手控えられたこともあり、前日より3億3000万株減の17億5927万株でした。騰落状況は、値上がり991、値下がり519。

 この日の引け値での日経平均サイコロは、7勝5敗(TOPIXは8勝4敗)、RSIは56%、25日線かい離は+1.3%でした。騰落指数は。108%にやや低下しました。朝方も7月26日安値と9月安値を結ぶラインでの動きが焦点になるとしましたが、この日の安値はこのラインにタッチしたところ…。この動きを見ても先行き強気する投資家が増えていることを暗示しています。ただ、中国上海総合指数が強気転換一歩手前で足踏みしているように、一気に上昇方向に乗るには、過去3年間の壁(9100円~9200円台)を抜けるなど超えなければならない壁が残っています。週単位の日経平均サイコロは5勝7敗、RSIは56%と中勢上げトレンドに変化はないものの、日本株は外部要因次第の動き…。以前から懸念していた米国株がやはり大幅な下落になりました。一部に、13週線と26週線のゴールデンクロスを指摘する向きもありますが、本当にゴールデンクロスなのでしょうか…。今後の見通しなどは、明日発信のレポートで解説します。

 19日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万3343ドル51セント -205ドル43セント(1.52%)

 NASDAQ総合指数 3005.62ポイント -67.25ポイント(2.19%)

 S&P500 1433.18ポイント -24.15ポイント(1.66%)

 CME日経平均先物(円建て) 8850円 -140円

 米国10年債金利 1.77% -0.06%

 ニューヨーク原油 90.05ドル -2.05ドル

 GOLD 1724.00 -20.30ドル
 

 昨日の米国株は、EUサミットへの失望感にくわえ、前日引け後に発表されたマイクロソフトの決算が予想を大幅に下回ったことから企業決算への懸念が強まり売りが先行。安寄りしてスタートしました。その後発表されたGEやマクドナルドの決算がいずれも予想を下回ったことから、これまで発表された主力企業も改めて売りなおされ、ほぼ、全面安となり終日下げる展開となりました。特に、ハイテク企業の落ち込みがきついことから、ハイテク株全般が売られ、フィラデルフィア半導体株指数(SOXX)は3.02%安しています。来週、新型アイパッドの発売を控えているアップルも3.6%下落。NASDAQ、S&P500指数の足を引っ張っています。終日反発らしい反発もなく売りが続き、結局、主力3指数とも大幅続落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比2億2272万株増の9億3923万株。VIX指数は、13.51%急伸し、17.06に上昇しています。少々慌てたようですね。

 ダウ30種は値上がり1(ホームデポ)、値下がり29。ドル高の影響を受けたマクドナルドが4.46%と採用銘柄中と最大の下落率。キャタピラ、シスコシステムズ、GEが3%を超える下落。アルコア、デュポン、スリーエムなど景気敏感株もダウの下落率を上回る下げになりました。
 ダウは、急落したものの、まだ上部レンジ内の動き。前回下落時の安値を支えた50日線で下げ止まっています。決算発表前のS&P500採用企業の業績予想は3.1%減益に下方修正されていましたが、今のところ4%台に拡大。予想を上回る減益幅になっています。ドル高の影響が大きかったようですが、市場が気にしているのは、予想を下回る売り上げ高の状況…。これまでのところ、発表企業の70%近い企業が予想を下回るという状態です。ニューヨークダウについては、レポートでも、このブログでも懸念される動きがある…として警戒していましたが…。今後の動きについての予想はレポートで解説します。CME日経平均先物は大証終値を140円下回る8850円で帰ってきており、週明けの日本株の動きも懸念されます。
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中国経済への懸念と好調な景気指標のはざまで神経質な動きになったものの、グーグル決算騒動から反落して終了
 おはようございます。 米国の企業決算発表が始まり、朝のデータ集めに時間がかかるようになってしまいました。30分遅れです。

 さて、EUサミットが始まりました。出陣式にあたり、ドイツのメルケル首相は議会で会議の望む方針を説明。ギリシャに対する公約順守の姿勢や、財政同盟にあたってのEUの審査権限強化、銀行同盟の監督権限の限定など、これまでのタカ派発言を続けることを誓っています。一部では、ギリシャの財政緊縮目標達成の2年延長が言われていますが、果たしてどうか…。財政同盟のEUの予算策定の審査権限強化は、加盟国の主権放棄につながりますので、果たして、2日間の会期でまとまるものかどうか…。せめて、基金設立による成長重視の方針だけでも打ち出してくれればいいのですが…。スペインの支援要請への期待感はいまだに続き、同国10年債金利は0.11%低下して、5.39%と、5.5%の壁を切ってきました。

 19日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万3548ドル94セント -8ドル06セント(0.06%)

 NASDAQ総合指数 3072.87ポイント -31.26ポイント(1.01%)

 S&P500 1457.33ポイント -3.57ポイント(0.24%)

 CME日経平均先物(円建て) 8970円  -10円

 米国10年物国債金利 1.826% +0.016%

 ニューヨーク原油 92.10ドル

 GOLD 1744.70ドル  -8.30ドル

 ドルインデックス 79.37 +0.29


 昨日の米国株は、中国の四半期別成長率が、7期連続で減速したことや、朝方発表された新規失業保険申請件数が、予想を上回る増加になったことを嫌気し、売り先行で安寄りスタートしました。ただ、寄り付き後に発表されたコンファレンスボード景気先行指数(9月)が予想を大幅に上回る上昇になったことを好感し、買いが増加。ニューヨークダウは、昼ごろまでにこの日の高値1万3588ドル(前日比31ドル高)をつけています。その後、モルガンスタンレーやトラベラーズなどが予想を上回る決算を発表しダウは高値圏をいじしましたが、決算開示の代行会社の手違いで、この日引け後に発表されるはずのグーグルの決算が数時間早く公表。内容が悪かったことから売り物が増加。取引所が売買を一時停止したものの、売りは他のIT銘柄に波及。引けにかけ大きく値を崩しています。結局、IT関連銘柄の少ないニューヨークダウの下落は小幅にとどまったものの、NASDAQ総合指数は1%超えの下落、S&P500も反落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比3028万株増の7億1671万株。騰落状況は、値上がり1482、値下がり1545。ただ、VIX指数は0.27%下げ15.03と、市場が波乱した割には冷静な反応になっていました。
 引け後に発表されたマイクロソフトの決算への失望から、同社株は時間外取引で下落しています。

 NYダウは5営業日ぶりに反落。ダウ30種は値上がり18、値下がり11、変わらず1。予想を上回る決算を発表した保険大手トラベラーズが3.6%上げたほか、ベライゾンやデュポン、メルクが各1%を超える上げになりました。一方、期待外れの決算に終わったAMEXが3%近い下落になったほか、グーグル騒動のあおりを受けIBMが2.8%を超える下落になり指数の足を引っ張りました。
 NYダウは、引き続き上部レンジ内の動き。この日も25日線(1万3505ドル)を切ったところから反発しています。ただ、ここまでの勢いと異なり、レンジ上限への接近から頭の重い動きに変わってきました。レポートでも予想してきたことですが、ここからの動きが、年内の動きを左右する重要なポイントになってきます。

 米国株は反落。CME日経平均は、大証終値比10円安の8970円で帰ってきました。レンジは、8865円~9000円。円は、EUサミットへの警戒感からユーロが対ドルで軟化したものの、対ドルが79円20銭台、対ユーロは103円60銭台と、ほぼ前日水準で帰ってきました。本日の日本株は、週末控えで神経質な展開になりそうです。円安気味の為替を受け外需主力株が引き続き買われそうですが、今晩の米国市場がオプションなどの清算日にあたっているほか、EUサミットの内容(特に、ギリシャへの期限延長を認めるか)などから、上値を買いあがりにくい状態からこう着感を強めた展開になりそう。昨晩書きましたように、中国上海総合指数が、戻り高値を更新して、トレンド転換を起こせるかも焦点。昨日、不祥事のうわさが流れたNECが、今日の日経朝刊で、これを打ち消すような大幅増益の話が流れてきました。何か、嫌な感じがしますが、今日の市場がどう反応するかが注目されます。
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円安や日銀の追加緩和期待から、買戻しや新規の買いが増加。日経平均は4日続伸
 朝から雨が降りっぱなしで、少々ストレスがたまり、布団で経済大国の盛衰(篠原三代平著)を読んでいたら、また寝込んでしまいました。とっかかりが遅れましたが、急いで書いておきます。

 いまの中国の経済状態を考えると、どの大国もが経験したブーメラン効果が一巡し、新たなステップに移り変わらねばならないのに、技術、資本を海外に依存したため、産業の高度化を果たせず、相変わらず投資と輸出に依存した成長を続けるというアリジゴクに陥っているようです。本来なら、個人消費が伸びて、経済がサービス化の方向をたどらなければなりません。しかし、社会保障体制が遅れているため、個人は貯蓄に走り、消費が伸び悩むという状態が続いています。海外が期待するほど、中国の消費は厚みがないのかもしれません。先ごろから、海外の大学や研究機関へのハッキングが増えているのも、なんとか高度技術を手に入れ、産業の高度化を図りたい…という思惑があるのでしょう。しかし、結局、思うようにならず、国民の不満をそらすためにも、輸出と投資に依存せざるを得ないということで、鉄道など社会インフラの整備に走っているんでしょう。でも、いつかは、償却しなければ不良債権化する運命にありますのが、いまの調子で工事ばっかり増やしてこの国は大丈夫なんでしょうか。

 今回の日本バッシングで、批判なしに破壊行為に走る国民性をいやというほどみせつけられましたから、現地への進出企業は、周辺諸国での生産へと切り替えていくはずです。それによって、ますますブーメラン効果が強まり、労働集約的な産業は、他のアジア諸国へ移管。中国国内で空洞化が始まります。合弁で中国に進出しているところは、撤退すれば、合弁相手に資産を全部取られてしまいますから、徐々に生産を縮小し、自然消滅するようになるのではないでしょうか。中国のことを一番怖がっているのは、鄧小平の先富主義や汚職で蓄財した一握りの中国人。文化大革命にようなものが起こって、資産を没収されるのを恐れ、資産の海外持ち出しや、家族の移住などを進めているといいます。そのうち、国民の攻撃をうけ、海外移住や資産移転に制限がかけられる時期が必ずくるはずです。今から、10年後、20年後の中国のすがたってどんなものになっているんでしょうか…。

 ただ、相場は別…。すでに香港ハンセン指数は、本土株に先行して戻り高値に接近しています。一方の上海総合指数は、下落トレンドが続いていましたが、本日、1%以上の上げとなり、2131ポイント台で終わってきました。直近の戻り高値は9月10日の2134ポイントですから、これを抜くとトレンド転換が起きます。このところ、中国株について「枯草状態」になっているんじゃないか…と書いてきましたが、このポイントを抜いてくると、中国市場への見方ががらりと変わってくる可能性もあります。中国リスクを抱えながらも、コマツが1700円台を回復してきた事実を重視したほうがよさそうです。

 さて、今日の日本株ですが、朝も書きましたように、欧州情勢の安定によるリスクオフの解消の動きや日銀の追加緩和への期待から、ほぼ全面高になりました。つい先週まで、世界的な景気減速や日本独自の中国リスクで、日本の外需株は地獄の底に叩き込まれるような論調があり、徹底的に売り込まれていました。ところが、今週になって、IMF、ドイツ首脳が景気重視に変身、米国では、QEシリーズが効果を上げ、住宅市場が急回復。状況が一変し始めたことからリスクオフの巻き戻しが入り、資金の流れが反転してきました。ドル・円⇒ユーロ、債券⇒株という状態です。ただ、債券市場からの資金流出は金利の上昇を伴いますから、金利がつかない「金」には不利…。ということで動きが鈍っています。今日の日本株も、債券売りで10年債金利は0.79%へと0.02%上昇。これを受け、債券先物売り・株先物買い、円売り・株先物買いという商いが相当入ったはず。これが、断続的に入ったため、現物との裁定買いが入り、指数を押し上げたものと思われます。結局、日経平均は、176円31銭高の8982円86銭と4日続伸。TOPIXは、12.51ポイント高の752.30ポイントと、5日続伸して終わりました。出来高は主力株が買われたため急増。20億8827万株と20億株の大台に乗せてきました。売買代金も1兆2200億円台に膨らんできました。騰落状況は、値上がり1327、値下がり240と、ほぼ全面高。

 今日の終値での、日経平均サイコロは6勝6敗(TOPIXは7勝5敗)、RSIは51%、25日線かい離は+1.1%でした。物色の強さをみる騰落レシオは111%と警戒ゾーンの120%に近づいています。今日は、25日線を回復しただけでなく、13週線、26週線も上回っています。対応点からみて、13週線は上向きますが、依然、26週線は下落。下値圧力は続きます。今日は、朝も指摘した7月26日安値と9月安値をむすんだラインも上回っており、この上にとどまったまま終われるかが焦点になります。米国株は、ニューヨークダウが、新しく形成したレンジ上限に接近しており、チャート的にも重要な局面に来ています。ここで、上値を意識するようだと、ちょっとまずいことになる…。日本株にとっては一気にレンジを抜いてくれたほうがベスト…。まあ、熱くならないことが大事です。今日は、パラマウントベッド、富士重工業、良品計画、物語コーポレーションが、年初来高値を更新しました。ただ、NECが、不正な水増し請求の記事を書かれて、下落しています。今の相場の怖いところはこれ…。突然、悪材料が飛び出してくる…。

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インテルやIBM決算を嫌気し下落するも、予想を上回る住宅関連指標を好感し、小幅続伸
 おはようございます。 朝からパソコンの調子が悪く、取りかかりが遅れてしまいました。簡単にまとめておきます。

 ギリシャとトロイカとの交渉は昨日で終了したようです。EUとIMFの関係者は、今後数日以内の合意を目指すとしています。IMFは財政目標達成期限の延長に傾いており、合意内容が注目されます。また、昨日、格付け会社ムーディーズが、スペイン国債の格付けを維持(見通しはネガティブ)を維持した効果も大きく、昨日の同国10年国債の利回りは0.32%低下し、5.60%になりました。その後、S%Pがスペイン自治州の格付けを引き下げましたが、これは、先日同国債を2段階引き下げたことにともなうものとして、悪材料視はされなかったようです。今晩、45億ユーロの国債入札を控えていますが、この結果によっては、さらに金利の低下が進む可能性もあります。欧州の状況が改善し始めたことから、ユーロの買戻しが進み、対ドルで1.31ユーロに、対円も103円60銭台に上昇してきました。欧州の落ち着きは、他の市場にも影響を与え、大量のリスクオフの資金が逃げ込んでいた米国債市場では、資金流出が始まり、10年債金利は、昨日だけで0.1%も上昇(債券価格は下落)し1.82%に上げてきました。また、金利上昇による利回り格差から、円に対してドルが買われ、円は79円台に下落。欧州の状況が改善してきたことは、世界のマネーの流れを変え始めたようです。

 17日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万3557ドル00セント +5ドル22セント(0.04%)

 NASDAQ総合指数 3104.12ポイント +2.95ポイント(0.10%)

 S&P500 1460.91ポイント +5.09ポイント(0.41%)

 CME日経平均先物(円建て) 8865円 +55円

 米国10年物国債金利 1.826% +0.1%

 ニューヨーク原油 92.12ドル +0.03ドル

 GOLD 1751.2ドル +4.9ドル

 ドルインデックス 79.05 -0.17 


 昨日の米国株は、スペイン格下げ懸念が遠のいたことを好感し欧州株が堅調に推移したものの、前日引け後にさえない決算を発表したインテルやIBMへの失望感から売りが先行し、反落スタートになりました。インテルは期待感から前日上げていただけに、反動安から2.5%下落、IBMも5%近い下落になるなど、昨日決算を発表した銘柄への売りが増加。ニューヨークダウは寄り付き直後、この日の安値1万3468ドル(前日比86ドル安)をつけています。ただ、住宅着工・許可件数が発表され、予想、前月水準ともに大幅に上回ったことがわかると、住宅建設株や銀行株、建設資材関連などに買い物が入り急速に下落幅を縮めています。一時、ペプシコなどの決算が予想を下回ったことから、売り込まれるところもありましたが、引けかけては買戻しの動きも強まりニューヨークダウは前日引け値水準を回復。結局、主力3指数とも小幅に続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比4705万株増の6億8643万株。騰落状況は、値上がり2067、値上がり934.VIX指数は、0.99%下げ、15.07に低下しています。

 NYダウは4日続伸。ダウ30種は、値上がり23、値下がり7。住宅着工の増加を受けアルコアが2.7%近く上昇したほか、キャタピラーやGEなど輸出・景気敏感株の上げも目立ちました。住宅着工・許可件数の大幅増加を受け、住宅建設大手バルトグループが5.3%、DRホートンが4.2%あげるなど、関連株の上げも顕著でした。
 ニューヨークダウは、依然、上部レンジ内の動き…。昨日は、主力企業の決算を嫌気して下落する局面がありましたが、上昇中の25日線を下回ると買い物が入り、前日水準を維持しています。ただ、そろそろレンジ上限を意識し始めていますが、レポートで指摘した懸念材料が実現するかどうか、正念場はここからです。今週末のオプションなどの決済にからむSQの動きも注目点。

 米国株は小幅続伸。CME日経平均先物は、大証終値を55円上回る8865円で帰ってきました。レンジは8755円~8885円。円は、前段でも書きましたように、対ドル、対ユーロともに円安が進行しています。環境の好転を受け、本日の日本株は、主力株への買戻しを中心に堅調に推移しそうです。円の79円台乗せは、輸出企業にとり朗報となりますので、前日に続き外需関連に買いが続きそうです。円の79円台が維持できれば、このところ中国懸念などから売り込まれてきた外需株や先物への買戻しが増加。さらに、米金利上昇を受けた債券売り・株先物買いが裁定買いを通じ、指数を押し上げ。8900円台へのトライもありそういです。対米依存度の高い企業や下げ過ぎになっている成長株の押し目買い…。

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欧州の安定、予想を上回る米企業決算、円安を好感し、続伸して終了
 先週は、週を通し下落し全敗。今週になって、週半ばまで、まだ下げ知らず…。この変化っていったいなんだったんでしょう。やはり、先週末のオプションSQが関係していたんでしょうか。でも、なんだか何かが変わったような…。先週から、IMFの姿勢が緊縮一辺倒から成長重視型に変わり、ギリシャに対して、財政目標達成の期限を延長してあげてもいいんじゃない…と、寛容な姿勢に変わりました。また、朝も書きましたように、ドイツのメルケル首相とショイブレ財務相という、タカ派の二人まで、スペイン、ギリシャに寛容になってきました。メルケル首相は、ドイツが域内からの輸入を増やすといい、具体的に減税による内需刺激策まで提案しています。成果があがるかどうかわかりませんが、緊縮財政しかないと頑なに言い続けてきた姿勢がへんかしたことは確か…なようです?あとは、EUサミットで、何らかの景気刺激策を打ちだしてくるかどうかが注目されます。

 また、ECB・ドラギ総裁の思い切った対策で、事態がそれほど改善されていなくても、高債務国の金利やCDS(クレジットデフォルトスワップ)は、順調に低下しています。もし、危機が再燃し、投機筋が問題国の債券を売っても、当該国の支援要請があれば、無制限に買われるわけですから、投機筋の負けが決まっています。最近の低下は、売り仕掛けをあきらめた投機筋が、ポジションの解消を進めているんでしょう。市場でのリスクが後退したことが原因かどうかわかりませんが、格付け会社のムーディーズは、スペイン国債の格付けをジャンク債一歩手前に据え置くと発表。これも市場の安心材料につながりました。これをうけ、ユーロは急速に買いもどされ、ドルは、1.28ユーロ台から、1.30台に下落。これを機に、ニューヨークダウの上昇が始まっています。レポートでも、ドルインデックスとニューヨークダウの関係を図示し、株価の立ち直りにはドル安への転換が必要…と書きましたが、想定通りの動きになっています。日本も基本的には同じ構造。欧州危機によるリスクオフの動きが、円高を誘発していましたから、危機が沈静化すれば、ポジション調整から円安になるのは当然。今は、その動きが始まっているのでしょう。

 問題は、明日から始まるEUサミット…。終了後に、選挙前の発言は、なんだったの…ということの無いようにしてもらいたいものです。何らかの刺激策をとってくれれば、市場のムードもがらりと変わるのですが…。今週に入っての市場の変化は、ひとえに、欧州タカ派の変身を反映したものではないでしょうか。また、もう一つの懸念材料だった米国の企業が結構、頑張っています。インテルが次期の見通しや設備投資を抑制したことから、時間外取引で売られていますが、その他の企業には予想を上回るものが多くあります。当初予想では、S%P500採用企業の利益見通しは2.1%減が予想されていましたが、中国や欧州の減速から、アナリストは3%減に下方修正するなど、ハードルを下げていましたから、予想を上回りやすいということもあるようです。この傾向が続いてくれれば、米国株は、もっと面白くなるんですが…。

 今日の日本株は、このような欧米の変化に加え、、対ユーロでの円安、中国株が上げたことなどを好感し、朝方から上昇して始まりました。スプリントネクステル買収の評価が上がったソフトバンクが上昇し、指数を押し上げたほか、週末のオプションSQ(8517円)と大きくかい離してきたことによるヘッジの先物買いなど、先物の買い要因が増加。裁定買いも巻き込み、寄り後まもなく日経平均は、8837円(前日比136円高)する場面もありました。ただ、対ドルで円が下げ渋ったことや、25日線に接近したことへの警戒感から、引けにかけては伸び悩んで終わっています。結局、日経平均は、105円24銭高の8806円55銭と3日続伸。TOPIXは7.39ポイント高の739.79ポイントと4日続伸して終わっています。出来高は、18億2904万株と前日から3億株近く増加しています。騰落状況は、値上がり1265,値下がり307でした。

 今日の引け値での日経平均サイコロは5勝7敗(TOPIXは6勝6敗)、RSIは44%、25日線かい離は-0.8%、騰落レシオは102%でした。モメンタムは一気に上向いてきましたね。今日の引け値で、日経平均の三本新値は陽転。「赤3兵」も入り、強気サインを出しました。まあ、想定通り、今年6月安値を起点にする上昇バンドの下限で下げ止まっての反転になりました。ただ、下落基調にある25日線に接近したほか、先日も書いた7月25日安値と9月6日安値を結ぶラインが上値抵抗線としてあり、当面、この抵抗ゾーンを抜けることが必要になります。なかなか、日本独自の材料で動けませんので、海外頼みになりますが、EUのタカ派の変身が本物なら、持続性のある相場が期待できます。米10年債金利が再び1.7%台に乗せており、持続すれば、円安が進む公算も…。外部環境の変化は確定していないものの、株高つながりそうな材料は、確実に増えてきたといえそうです。ネットワンは、昨日、本日会社側が正式に減額修正し、先週の日経の報道を追認してきました。LTE関連機器の納入遅れが、原因のようですが、下期には売り上げに計上される可能性が残っており、当面、通期の増収増益見通しは変わらないようです。チャートは、壊れましたが、時間をかけて修復されます。2番底取りの動きを狙ってみたいところ。パラマウントベッド、東急リバブル、東京建物など、堅調持続。
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欧州の緊張緩和、好調な景気指標、予想を上回る企業業績を受け、大幅続伸して終了
 おはようございます。昨日は、コスモスを見たくなり、法起寺周辺にサイクリングに出かけました。まさに、満開…。たぶん、今年の見納めになるかもしれません。疲れ果てて帰ってくると、家族から今晩は外食にしよう…という提案。疲れた体を引きづってイタリアンを食べに出かけました。なんかおいしいものだったようですが、疲れていて、味を楽しむこともできないありさま…。歳かな~。

 さて、18日からのEUサミットを控え、いろんな話が出てきました。ギリシャ問題に関しては、成長率見通しや労働問題で政府とトロイカ(EU,ECB、IMF)の交渉が続いていますが、IMFの担当者が、事態は大きく進展した…と発言。市場に期待を持たせています。また、スペイン問題では、相変わらずラホイ首相の時間稼ぎが続いていますが、支援要請の必要はない…としてきたドイツ与党の複数の議員から「スペインが欧州支援基金に対し、予防的な信用枠を求めることに反対はしない…」と、理解ある発言をしました。さらに、ドイツのメルケル首相は「ドイツは、ユーロ圏からの輸入拡大に努力する…」と発言。その具体策として、ドイツ国内で、減税を提唱しています。世界的な景気減速懸念から、IMFが財政緊縮一辺倒路線から、景気重視に舵を切り替えましたが、メルケル首相のこの発言も、方針転換をしさするものでしょうか?また、ドイツのほうから、財政判定委員の設置など財政統合に向けたアイデアも提案されています。今回のEUサミットは、注目度が低かったのですが、なんとか注目度を上げようというアドバルーンでしょうか…。ただ、財政緊縮一辺倒が、成長にマイナスになることは、ドイツも意識したようですから、サミットでは成長重視策が話し合われる可能性もでてきたのかもしれません。これを受け、ユーロの買戻しが進み、円の対ユーロ相場は103円台に下落してきました。もしかしたら、相場の前提条件が改善してくるかもしれませんね。

 16日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万3551ドル78セント +127ドル55セント(0.95%)

 NASDAQ総合指数 3101.17ポイント +36.99ポイント(1.21%)

 S&P500 1454.92ポイント +14.79ポイント(1.03%)

 CME日経平均先物(円建て) 8780円 +70円

 米国10年物国債金利 1.723% +0.061%

 ニューヨーク原油 92.09ドル +0.24ドル

 GOLD 1746.30ドル +8.70ドル

 ドルインデックス 79.20 -0.57


 昨日の米国株は、ユーロ圏の緊張緩和を受け欧州株が全面高になったことや、この日決算発表を控えた主力企業への期待感から買いが先行。高よりスタートしました。ユーロが上昇しドルが軟化したことから原油価格が上昇し資源株が堅調になったほか、輸出主導株も堅調に推移。この日発表された鉱工業生産指数(9月)が予想を上回るなど好調な経済指標も上げを支援。寄り付き後まもなく、ニューヨークダウは急伸し、一気に1万3500ドルの大台を回復。その後は、ゴールドマンザックス、ジョンソンアンドジョンソン、IBMなどの決算がいずれも市場予想を上回ったことから、買い物が持続。この日引け後に発表されるインテルの決算への期待感なども支えとなり、引けにかけ高値圏に張り付いたままで推移しました。結局、主力3位数とも大幅続伸して終了。アップルが23日にイベントを開催するとの報があり、アイパッドミニの発売を思惑した買いに上昇したことを受け、NASDAQ総合指数の上げ幅は1.2%を超える上げ幅になりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比2220万株増の6億」3938万株。騰落状況は値上がり2273、値下がり760。VIX指数は、0.23%の下げにとどまり、15.22とわずかに低下しています。
 引け後に発表されたインテルの決算は、利益、売上ともに市場予想を上回ったものの、第4四半期の売上見通し平均が、市場予想を下回ったことから、時間外取引で売られ、3.8%近い下落になっていました。

 NYダウは3日続伸。ダウ30種は、値上がり24、値下がり5、変わらず1(GE)。決算への期待感からインテルが2.85%と採用銘柄中トップの値上がり。景気敏感のキャタピラ(2.6%) スリーエム(1.55%)、アルコア(1.59%)デュポン(1.49%)など景気敏感株が続きました。
 NYダウは引き続き、上部レンジ内の動き…。今回の戻り相場で、上部レンジ相場を抜け出し、三本新値が陽転できるかどうかがポイント。S&P500も同様。NASDAQ総合指数は、3065ポイントの陽転値寸前で、止まっていましたが、昨晩の上げで陽転。強気相場に転換してきました。予想通り、NASDAQ主導の展開になりそうです。NYダウは、ドルインデックの低下基調が続くかどうかが焦点に…。

 米国株は続伸。CME日経平均先物は、大証終値を70円上回る8780円で帰ってきました。レンジは、8635円~8805円。円は、欧州緊張緩和から、ユーロが買い戻されたほか、ドル金利の上昇を受け、対ユーロは103円30銭、対ドルは78円90銭付近にそれぞれ軟化して帰ってきました。本日の日本株は、前日の外需株、主力株が買われた流れを受け、堅調に推移しそうです。指数が10月のSQ値を大幅に上まわってきたことから、先物買いの動きが強まることも予想され、昨日のCMEレンジ上限の8800円台を回復する流れも予想されます。三本新値の陽転値8747円を上回って終われるかどうかが焦点…。インテルの時間外取引の急落の影響が読めない…。

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予想を上回る景気指標や順調な回復を暗示する銀行決算を好感し、NYダウは続伸
 おはようございます。 前の桜の紅葉が急に深まってきました。よく見ると、よく日が当たる上の方から紅葉が進んでいるようです。確か、花が咲く時は下からだったような…。何か意味があるのでしょうか。

 さて、ドイツのメルケル首相とショイブレ財務相というタカ派の二人が、口調を合わせるようにギリシャのEU残留を容認するような発言をしました。デフォールトを起こすようなことはない…とも発言したようですが、何を根拠に、おっしゃったんでしょうか?「一方で、トロイカ(EU,ECB,IMF)の報告書が出る前に、行動しろ…」と催促するような矛盾する発言も…。まさか、ドイツが金をどぶに捨てる(ギリシャに追加融資する)決断をしたんでしょうか。昨日も書いたように、財政緊縮に関してはハト派に転換した感があるIMFが、ギリシャに時間的な余裕を与えるように主張し始めており、市場をなだめるためにも歩調を合わせておこうということなのでしょうか?何が本音か全くわかりません。トロイカの考え方が統一されなくなったことだけは確かなようです。それとも、ギリシャが離脱し、ユーロが急上昇すると一番困るのはユーロ安を享受しているドイツですから、離脱の可能性が高まったことから、急に考え方を変えたのでしょうか?いやはや、ギリシャ、スペインに負けない自分勝手な国ですね。
 
 目先の問題児のスペインは、昨日、ロイターが月替わりにも、支援申請を行うのでは…と報じ、なだめられるように欧州株は上昇しました。でも、ラホイ首相の本音は、21日日曜に投票がある地方選挙を前に「助けて…」なんて言ったら、選挙に負ける…というのがあるのでしょう。でも、政策の失敗で若者に、その日の糧を求めてごみ箱漁りをさせるような国にしてしまって、まだ政権にとどまろうというのか…。日本の外交をむちゃくちゃにし、国民負担も法外に引き上げるなどして国力を貶め、震災復興予算をつまみ食いした省庁のやりたい放題を見過ごし、野党が追及すると委員会にも議員が出席しない…もはや、政権として機能していないのに居座れ続ける民主党といい勝負でしょう。なんだか、世界中の政治が劣化しているような気がします。こんな時に、変なのがでてきて、世界を混乱に陥れて行くのかもしれないですね。

 15日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万3424ドル22セント +95ドル38セント(0.72%)

 NASDAQ総合指数 3064.16ポイント +20.07ポイント(0.66%)

 S&P500 1440.13ポイント +11.54ポイント(0.81%)

 CME日経平均先物(円建て) 8645円 +50円

 米国10年もの国債金利 1.662% -0.001%

 ニューヨーク原油 91.85ドル -0.01ドル

 GOLD  1737.60ドル -22.10ドル

 ドルインデックス 79.73 +0.05

 
 昨日の米国株は、スペイン、ギリシャへの懸念が緩和し欧州株が上昇した流れを受け継いだほか、朝方発表された市場予想を上回り3か月連続上昇したことを好感。買いが先行し、高よりしてスタートしました。また、この日発表されたNY連銀製造業景況指数(10月)が、予想を下回ったものの、前月水準を上回ったことや、新規受注が改善するなど、落ち込みに歯止めがかかりつつあることも好感され、買い物が増加。また、JPモルガンやウェールズファーゴに続き発表されたシティグループの決算が、特別損益分を除くと、好調なものだったことから、市場にも安心感が広がり、住宅関連株やリフォーム株、景気敏感株などに幅広く買い物が入り、引けにかけ上げ歩調をたどりました。結局、ニューヨークダウは続伸、NASDAQ総合指数とS&P500は反発して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前週末比516万株減の6億1718万株。騰落状況は値上がり2030、値下がり1007。VIX指数は、5.39%下げ、15.27に低下しています。

 NYダウは続伸。ダウ30種は値上がり25、値下がり5。銀行株への見直しからバンクオブアメリカが3.5%急伸。JPモルガンも1.8%上昇。レポートでも指摘しましたように、銀行株の上げが目立ってきました。
 NYダウは3月~4月レンジ相場上限ライン、上昇中の50日線、今年6月安値を起点にする上昇バンドの下限ライン…と3本の下値支持線があるため、想定通りの反発になりました。依然、新しく形成したレンジ相場内の動きですが、ここからの戻りにたいしては、想定しておかなければならないこともあります。再度、直近号のニューヨーク株の解説を読んでおいてください。NASDAQ総合指数は、75日線での下げ止まりですが、3065ポイントぬけで、三本新値が陽転。S&P500は50日線での下げ止まり、先週末に3本新値が陰転したばかり…。当面、NASDAQ市場の反発力が注目されます。

 米国株は上昇。CME日経平均先物は、大証終値を50円上回る9645円で帰ってきました。レンジは、8495円~8660円。円は、格付け会社S&Pが昨日出した日本の信用力に関するレポートを受け、円安が進行。対ドルは78円70線台、対ユーロは101円90銭付近にそれぞれ下落して帰ってきました。本日の日本株は、円安やCME先物高に支えられ、堅調な始まりが予想されます。以前から、注目すべきは米国経済…といい続けてきましたが、住宅部門の復活から明らかに改善の方向に向かっています。ITを駆使した生産性の改善、安価なシェールガス・オイルによる原燃料低減メリットがあり、米企業の収益基盤は確実に強くなっています。住宅価格の回復が個人消費に好影響を与え始めており、対米依存度の強い富士重工業の一段高が期待されます。目を目けるのは、西ではなく東…。ただし、条件をクリアすれば、西のマーケットも面白くなりそう。 

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テクニカルな底値圏暗示や円安を好感。外需株や主力株に買戻しや押し目買いが入り、日経平均は5日ぶりに反発
 IMF,世界銀行はともに世界の経済成長を引き下げてきました。欧州の景気が緊縮のやり過ぎで停滞しようとするときに、域内銀行に自己資本規制9%を押し付け、それもわずか10か月の期間で達成しろという厳しさ。公的資金を入れ、経営(特に報酬)に口を出されることを嫌い、どの銀行もリスク資産の圧縮に走り、域内で貸しはがしを行うだけでなく、新興国に投資していた資金まで一斉に引き揚げました。短期間に大量の資金を引き揚げたら引き揚げられた方の景気がおかしくなるのも当然ですね。おまけに、輸出先の欧州は、財政緊縮の嵐で、景気は悪化するばかり…。今の、世界の景気減速はこの流れのなかにあるような気がします。

 IMF(国際通貨基金)もドイツなど緊縮派と一緒になって、ギリシャやポルトガル、スペインに対し、緊縮を求めてきましたが、財政委緊では景気がますます悪化する…ということに、ようやく気が付いたようで、財政緊縮と景気刺激を並行してやる方向に姿勢を変えてきたようです。欧州で、財政緊縮を強めれば強めるほど、景気が悪化。税収が減少し、さらに財政緊縮に走り、スパイラル的に景気が悪化するということを欧州から学んだようです。それでも、ドイツなどは、財政緊縮優先の姿勢を譲ろうとしません。同国は欧州危機でユーロが下落。輸出競争力が増し、まあまあの景気が続いており、景気低迷の痛みがわかっていないようです。そのうち、他の域内諸国の景気がぼろぼろになって、ドイツの域内への輸出ががた減りすれば、初めてわかるんでしょう。まだ、天に向ってはいた唾は顔にかかるところまでは来ていないようです。

 IMFは、欧州の政策担当者が危機を収束できなかった場合、欧州の銀行は、2013年中に4.5兆ドルの資産の売却を迫られる可能性があると警告しています。当の欧州首脳は、ドラギマジックで金利が低下したことで、危機感を亡くした感じですが、実際に、4.5兆ドルの資産が世界の投資先から引き揚げられたら何が起こるかは明白ですね。IMFが慌てて、方針を転換した気持ちもわかります。この問題は、欧州だけではありません。米国の「財政の崖」問題も待っています。それよりも、もっと怖いのは、大統領選にお行方…。もし、共和党のロムニー候補が勝つようなことがあれば、金融規制法が緩和され金融界は喜ぶでしょうが、問題は、副大統領になるかもしれないライアン氏。徹底した緩和策をとるバーナンキFRB議長の政敵ともいえる立場で、ドイツと同じように財政緊縮を優先する立場です。もし、こんなのが、勝ってドイツと同じような緊縮策を取り始めたら、欧州と米国という2大経済圏が沈没。中国もバブル崩壊からデフレ色を強め始めており、それこそ、世界が恐慌に突っ込んでいくことにもなりかねません。まあ、米国の良心を信頼するしかないでしょう。それにしても、IMFが世界中に緊縮のやり過ぎを警告する中、日本だけは、まだ消費税の引き上げ幅は10%でも足りない…と、矛盾する発言をしています。相変わらず、どこやら省の官僚がIMFへの出向者を通して作文させたんでしょうね。

 さて、週明けの日本株ですが、週末の米国株が高安まちまちで終わり、CME日経平均先物が大証終値を15円ほど割り込んでいましたので、寄り付きから先物売りが先行し、続落して始まりました。今日も、米携帯会社の大型買収を計画しているソフトバンクが財務の悪化などを理由に格下げされたことをうけ続落。指数の足を引っ張り、寄り付き後、まもなく、日経平均はこの日の安値8488円(前週末比46円安)をつけています。ただ、湖の安値が6月4日と7月24日安値を結ぶ下値抵抗線にかかっていたことや、先週末のテクニカル指標が底値圏を暗示し、押し目買い意欲が出ていたところに、日本の経済指標の悪化を受けて円売りが進行。これを好感し、外需株やこのところ売られてきた主力株全般に買戻しや押し目買いが入り、後場にかけ上げ幅を拡大していきました。しかし、米国や日本の決算発表を控え、上値を買い上げることはできず、結局、日経平均は43円81銭高の8577円93銭と5日ぶりに反発、TOPIXは、4.67ポイント高の722.93ポイントと続伸して終わりました。

 今日の引け値での日経平均サイコロは4勝8敗(TOPIXは5勝7敗)、RSIは23、25日線かい離は-3.6%。騰落レシオは100に乗せてきました。直近レポートでも、テクニカルなレベルで反発があるかも知れない…と書きましたが、ちょっと早いような気がしますが、とりあえず反発してくれました。ただ、反発力はそれほど強くないとも書いています。当面、7月24日安値と9月安値を結ぶ下値支持線がありましたが、このラインが上値抵抗として上値を圧迫することになりそうです。短期的なあやと、中勢のトレンドは分けて考えた方がよさそうです。今回のレポートはだいぶムードを変えて書いていますし、今、日本株以上に毛嫌いされている中国株のことにも触れています。条件付きですが、とにかく、国慶節連休前の3日間、一日当たりわずか300億円程度買っただけで、あれだけ値が飛んだということは、もしかしたら、」売るものは売って枯草状態になっているのかもしれません。何も、投資対象は日本だけではありません。全方位で考えたほうがよさそうです。今日はレポート注目のISID(電通国際情報サービス)が、中間期の営業利益を、5.1億円から14.77億円に上方修正してきました。
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好調な景気指標を受け買われたものの、銀行決算への失望から売られ、高安まちまちの動き
 おはようございます。 奈良の今日の朝は、底冷えする感じの寒さです。我慢できず、ひざに毛布をかけました。気が付けば前の家の桜の葉っぱが紅葉していました。秋深し…ですね。

 さて、米国では決算発表が本格化し、昨日は、JPモルガンとウェルズファーゴが、第三四半期決算を発表しました。前者が前年同期比34%、後者が22%の増益…と、ともに絶好調でした。特に、ウェルズファーゴは、住宅金融部門が是年比50%増と絶好調。昨年6%台だった住宅金利が3%台に低下。個人の住宅ローンの借り換えが増加したことが、貢献したようです。バーナンキFRB議長が進めてきたQEシリーズが、効果を上げてきたようです。ただ、同社の株価のほうは下落しています。利益は予想を上回ったものの、総収入が予想を下回ったことが、嫌気されたようです。金利低下を受け、預貸利鞘が前期の3.91%から3.66%に低下したことが、原因のようです。住宅部門の復調は、住宅建設・リフォーム株、住宅資材関連株の上昇でも顕著ですが、このところ、住宅価格の復調にも目覚ましいものがあります。

 FRBは、QE3で毎月400億ドルのMBS(住宅担保ローン証券)の買い取りを、雇用状況が一定の状況に改善するまで続けることを決めました。すでに、買い取りは始まっていますが、住宅価格の回復は、個人資産のバランスシート改善につながり、今後の個人消費にも好影響を与えてきます。このところ、差し押さえ物件の減少から中古住宅物件在庫の減少や価格上昇も始まっているといいます。そこに、QE3の資金が投入されるわけですから、住宅部門が、ミニバブル的な様相を示してもおかしくない状態になっています。「財政の崖」問題の行方がはっきりしないことから、米国株の先行きには弱気が台頭しているようですが、水面下でバブルの芽が出てきているときに、果たして…。財政の崖問題が解消できないなら、株価はとっくの昔に下げていおると思うのですが。

 12日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万3326ドル85セント +2ドル46セント(0.02%)

 NASDAQ総合指数 3044.11ポイント -5.30ポイント(0.17%)

 S&P500 1428.59ポイント -4.25ポイント (0.30%)

 CME日経平均先物(円建て) 8545円 -15円

 10年物国債金利 1.663% -0.014%

 ニューヨーク原油 91.86ドル -0.21ドル

 GOLD 1755.4ドル -15.2ドル

 ドルインデックス 79.69 -0.10


 昨日の米国株は、世界経済の減速懸念や煮え切らないスペインの支援要請への動きから欧州株が軟調になったものの、朝方発表された10月のミシガン大消費者信頼感指数(速報)が、予想をお幅に上回り5年ぶりの水準に上昇したことを好感し買い先行で、反発して始まりました。決算発表への警戒感は根強いものの、同指数の先行き期待指数が前月水準、予想をともに大幅に上回ったことから、景気への期待感が強まり上げ幅を拡大。寄り後まもなく、ニューヨークダウはこの日の高値1万3401ドル(前日比75ドル高)をつけています。ただ、ウェールズファーゴなど大手銀行の決算発表で収益が予想を下回ったことから、決算全般への警戒感が高まり、売り物が増加。指数は上げ幅を縮め昼前には前日比安値圏に静んでいます。ただ、大きく売り込むような動きはなく、引けにかけては前日引け値を挟んだ神経質な動きとなり、結局、ニューヨークダウは小幅に反発、NASDAQ総合指数は続落、S&P500は反落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比2244万株減の6億2234万株。騰落状況は、値上がり1095、値下がり1878。VIX指数は、2.53%上げ、16.14に上昇しています。

 ダウ30種は、値上がり11、値下がり17、変わらず2。売られすぎになっていたパソコン関連を見直す動きから、ヒューレッドパッカードが1.12%上げたほか、IBM,マイクロソフトが堅調に推移。一方、銀行決算への失望から、バンクオブアメリカが2.36%、JPモルガンが1.14%、AMEXが0.99%下落するなど金融関連がさえませんでした。
 NYダウは、昨日に続き小動き。3-4月のレンジ相場上限や、過去、調整時の下値を支えてきた50日線を
下値抵抗として意識しています。ただ、このところ、戻っても上値を抑えられる展開が続いている点が懸念されます。テクニカルな急所を切ったことが影響しているものと思われますが、詳しくは、レポートで解説します。

 米国株は高安まちまち。CME日経平均先物は、大証終値を15円下回る8545円で帰ってきました。レンジは、8525円~8595円。円は、ユーロの堅調を受け、対ユーロは101円60銭台、対ドルは78円40銭台に小幅軟化して帰ってきました。米国では、ゴールドマンザックスが、S&P500の目標株価を1300ポイント台に修正する一方、シティが米国株のオーバーウェイトを推奨するなど、相場観の対立が目立ってきました。日本株はおいてけぼりの格好ですが、シティは日本株のアンダーウエイトを考えているようです。当面の見通しや注目株はレポートで…。
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指数寄与度の多き銘柄の下げで続落するも、中国株高や円安を受け、相場実体は堅調
 なんでも米国の真似をする必要はないと思うのですが、今日の日本株の指数と相場実体のかい離は、米国と同じでした。昨日のニューヨークダウ30種は18ドル58セント安でしたが、ニューヨーク市場の騰落状況を見ると、値上がり2001、値下がりは1021…値上がり数は値下がりの倍近くに達していました。実際、ニューヨークダウ総合指数は、27.41ポイント(0.33%)の値上がりでした。ソフトバンクの携帯大手スプリントネクステルの買収報道を受け、競争激化が予想されるとして、ATTやベライゾンが大幅に下落したことがダウ30種の足を引っ張ったようです。ただ、より構成銘柄が多いS&P500は、大統領選でのロムニー候補の巻き返しから、金融規制強化法案の緩和を期待した金融株の上げなどを受け、上昇して終わっています。マスコミは、ニューヨークダウを取り上げ、米国株は安かった…と書きますが、騰落状況をみると強かったことがわかります。

 一方、今日の日本株です。日経平均株価は、4日連続で下落しました。しかし、相場全体をみるTOPIXは4.37ポイントの上昇。騰落状況は、値上がり839、値下がり650。一時、値上がり数は1000を超えていました。明らかに指数と、実体のかい離が起きています。今日は、日本でもソフトバンクの米国携帯大手の買収が話題になりましたが、買収資金は、日本の三大メガバンクが1.8兆円を融資する方針と伝えられ、財務の悪化懸念が出たことや、買収相手であるスプリントネクステルの中身を懸念する動きから、同社を売る動きが強まり、結局、486円安(16.86%)しています。また、昨日、決算見通しを発表したファーストリテーリングが、海外部門の不振から、大きく売られ、1770円安(9.93%)しています。問題は、両社が日経225採用銘柄で、指数寄与度の上位銘柄のため、今日の急落でファーストリテーリングが70円、ソフトバンクが53円。両社合計で123円も指数を押し下げています。もし、という話はありませんが、両社が変わらずだった場合、少なくとも今日の終値より、123円上…111円高して終わっていた可能性もあったわけですね。

 今日の動きを見ても、日経平均の指数としての信頼性のなさがはっきりしてきます。以前から、指数寄与度の高い銘柄を売り崩したり、買い上げたりすれば、指数の操作が可能…と、指摘してきましたが、今日の動きに典型的に出てきました。この点は、1988年に先物売買が開始される以前から、学識経験者などから一部の史巣寄与度の高い銘柄を動かせば指数の操作が可能になる…として、単純平均型の日経225を先物取引の対象にすることに強い反対があったことも確かです。その後、1989年のバブル相場のピーク時には、あまりの過熱ぶりに、玉の手当てができなかった投資信託などが先物買いに走り、現物との間のさやが拡大。この鞘取りを狙って裁定買いが急増。連日外資系証券の225採用銘柄買いが積み増されていきました。

 1990年に入ると、為替が円安転換し、一方で金利上昇ピッチが速まるとともに、外資系証券の先物売りが急増。たまりにたまった裁定買い残の解消売りと、先物売りが交互にでて、下げを加速…。一気にバブル崩壊へ向かっていきました。当時の、投資家は、裁定取引のことなんか知りませんら(私を含めて…)、なにがなんだかわからないうちに、株価は急落。学識経験者が懸念した通りの結果になっています。海外の投資家にしてみれば、倍率25倍という省エネで日本株を売り崩せるのですから、まさに「ウハウハ」状態。当時、米系証券に巨額の利益を上げさせた日本人ディラーが並み居る不動産長者を押さえて、高額所得のトップになったことが話題になりました。結局、どこの圧力かはわかりませんが、十分な検証をしないままに、先物を導入した(させられた)結果が、日本の失われた20年につながったとも言えます。その後、日銀の政策失敗で、円高・デフレに突っ込み、指数寄与度の高かった輸出株がダメージを受け、日経平均型の銘柄は、会社存亡の危機にさらされる状態になっています。こんな状態の指数を先物売買の対象にしているのですから、指数が上昇するはずはありません。先行きの見通しがないから、常に売り圧力がかかることになります。

 長くなるからもう書きませんが、要は、問題を抱え込む企業で構成する指数に、25倍ものレバレッジを効かせて取引させているわけですから、株価には下落圧力がかかり、ますます、経済の活性力が落ちていくことになります。それが、もし操作されていたら…。そろそろ、何らかの改善策を講じるところに来ているような気がするのですが…。たった2社の株価の下げで、指数が130円近くも下げる…。これに何の問題意識も持たないようなら、当局の責任は重いと言わざるを得ませんね。

 まあ、今日の日本株は、2社の株価を除けば、円安や中国株の堅調を受け、これまで売られてきた中国関連株や輸出関連に見直し買いが入ったほか、政府の月例経済報告が、3か月連続下方修正されたことで、月末の日銀金融政策決定会合での追加緩和の可能性が高まったとして、不動産など内需関連も買われ、堅調に推移しました。ただ、引けにかけ、ソフトバンクが下落幅を拡大したほか、週末控えの手じまい売りもあり、上げ幅を縮めて終わっています。出来高は、17億3194万株と前日並みだったものの、売買代金は、値嵩株が売られたこともあり、前日に比べ2000億円近く増加しています。

 今日の引け値での、日経平均サイコロは3勝9敗、RSIは19%、25日線かい離は-4.2%と、ほぼ底値圏を暗示。騰落レシオは96%に上昇。指数の低迷と、物色範囲の拡大という相反する動きが進行しています。
今後の動きなど、詳しいことは、日曜日発信のレポートで解説します。
 今日は、指数と相場実体のかい離があまりにひどかったので腹立ちまぎれに、余計なことをかいてしまいました。
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M&A,ギャラクシー販売差し止め破棄・差し戻しを受け通信株が波乱し、高安まちまちの動きへ
 おはようございます。 昨日は、秋の陽気に誘われてサイクリングに出かけましたが、途中休みも取らずに走り続けていたら、疲労困憊し、夕食も取らず朝まで寝てしまいました。

 さて、日本株の弱さが目立っています。日経平均は昨日まで3日連続安。TOPIXも同様ですが、こちらのほうは、大きな三角持ち合いを下放れ、700ポイント割れに近づいています。日経平均の週足RSIは40%ですが、TOPIXは35%とTOPIXの弱さが目立っています。今日がオプションSQで、清算値をめぐる仕掛け的な動きがあったのかもしれませんが、日本株全体の指標であるTOPIXの弱さを見ると、日本売りが進んでいるのかもしれません。デフレに対し、政府も日銀も互いに相手の責任にして有効な手を打てず、デフレで国力を衰退させ、日米安全保障条約で安全が保障されていたはずが、普天間やオスプレイの問題で日米間に亀裂を生じさせています。また、原発ゼロを打ち出しましたが、これは日本の潜在的な核保有能力(世界はそう見ていた…)の放棄を意味します。おまけに、デフレ下の消費税引き上げで、さらに経済的な体力を奪おうとしている…。体力(喧嘩するエネルギー)はどんどん落ちている、おまけに、防衛の面では裸同然。これでは、中国ならずとも日本にちょっかいを出してみたくなるのも当然でしょう。さらに、政権交代で日本が立ち直る機会は、民主党政権が居座るつもりのようですので、来年の夏まで日本はもっと悪くなっているかもしれない…。

 米国では財政の崖、欧州では、一向に改善しない高債務国問題、中国の景気減速…どうやら、リスクオフの動きが再度強まってきた感じです。そのなかで、ファンダメンタルの悪化が著しい日本株のウエートを落としている…今週の、まとまった先物売りの中には、こんな投資家の素直な反応が含まれている感じがします。ただ、昨日の段階で、日経平均サイコロは4勝8敗、RSIは21%、25日線かい離は-4%、騰落レシオは91%…。騰落レシオを除き、底値ゾーンに近づいています。最大懸念材料の中国問題も、これ以上の対立は本当の日本の右傾化を招き、真の脅威に発展するため、落としどころを探っているというところ。ただ、メンツを大事にするお国柄としては、現野田政権とは、握手はできない…というところでしょう。テクニカル的には、もう少し。あとは、野田さんがいつ政権を投げ出すか…いまは、これが最大の好材料。

 11日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万3326ドル39セント -18ドル53セント(0.14%)

 NASDAQ総合指数 3049.41ポイント -2.37ポイント(0.08%)

 S&P500 1432.84ポイント +0.28ポイント(0.02%)

 CME日経平均先物(円建て) 8580円 +30円

 米国10年物国債金利 1.677% -0.001%

 ニューヨーク原油 92.07ドル +0.82ドル

 GOLD 1773.00 +7.30ドル

 ドルインデックス 79.78 -0.32 


 昨日の米国株は、スペインの支援申請が近いとして欧州株が上昇した流れに加え、この日発表された新規失業保険申請件数が予想を大幅にした回り33万件台に減少したことを好感。買戻しなどが先行しきゅ反発して始まりました。ユーロ高や地政学要因から原油が上昇。資源株が上げたほか、欧州情勢の好転を期待して金融株が買われるなどし、ニューヨークダウは、寄り付き後、まもなくこの日の高値1万3428ドル(前日比84ドル高)する場面もありました。ただ、新規失業保険申請の急減が特殊要因に基づくものであることから、それほど強い数字ではないとの観測や、ソフトバンクによるスプリントネクステル買収報道がでると、通信各社にとって不利になるとして関連株が売られるなど、徐々に売りが優勢となり上げ幅を圧職。そのご、連邦高裁がサムソン製品の販売差し止め決定を破棄し、地裁に差し戻したことが伝わるとアップルが売られ、全体も売りが先行。引けにかけては、前日引け値を挟んだもみあいになったものの、結局、ニューヨークダウとNASDAQ総合指数は続落。金融株の堅調を受け、TOPIXは小幅反発しておわりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比5449万株増の6億4478万株。騰落状況は、値上がり2001、値下がり1021と値上がり数が圧倒的に多く、一部の銘柄の影響で指数が下落したことがわかります。VIX指数は、4.3%さげ、15.57%に低下しています。

 ダウ30種は、値上がり12、値下がり18。ATTやベライソンがそれぞれ1%以上下げる、など通信関連の下落が目立ちました。
 ダウは、引き続きレンジ内の動き。上昇中の50日線と3-4月レンジ相場の上限を下値抵抗とする動きが続いいます。RSIは6月安値時以来の水準に低下してきており、そろそろ根固めから反転する動きに近づいてきたようです。

 米国株は高安まちまち。CME日経平均先物は大証終値を30円上回る8580円で帰ってきました。レンジは8515円~8635円。円は、ユーロの堅調を受け、対ユーロは101円30銭台、対ドルは78円30銭台に、それぞれ軟化して帰ってきました。本日の日本株は、CME高、円安を受け堅調な始まりが予想されます。週末控えで大きな動きは期待できそうにありませんが、中国市場の動き次第では、関連株株買いもありそうです。当面、指数は、SQ清算値をめぐって神経質な動きになりそうです。その日に材料が出た株を買う個別材料株の落穂ひろい相場…。

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アルコア決算への失望や大手石油会社の製油工場の稼働停止を嫌気し、続落して終了
 おはようございます。 今年の「壬辰(みずのえたつ)」の不調和の流れは、10月、11月ごろピークを迎えるということでしたが、だんだん本性を現してきた感じです。12月21日にはマヤ歴が予言するという人類最後の日が来るとも言います。=実際は、そこを起点に新しい人類の6万5000年の歴史が始まるといいますが…= 特に、欧州問題を懸念すべきとしていましたが、欧州がもたもたしている間に事態は悪化してきました。せめて来るべき、6万5000年の人類の歴史が明るいものであることを望みたいものです。

 さて、格付け会社のムーディーズはスペイン国債の投資不適格級(ジャンク債)への引き下げの可能性を警告していますが、昨日は、これに先行して、S&P社は昨日同国の格付けを投資適格の最終ランクの「BBB-」に引き下げました。見通しをネガティブとしていますから、今後、ジャンク債に引き下げられる余地を残しています。なんだか、ムーディーズと張り合っている感じがしないでもありませんが、格付け会社の動きが急になってきた…ということは、裏で投機筋の動きが活発になっているということでもあり、ユーロや債券市場の動きが懸念される事態になってきました。

 スペインのラホイ首相は「来年の景気見通しは、予想を上回りそうだ(税収が増加する)」と楽観的な観測を述べ、相変わらずEUへの支援を要請する姿勢をみせていません。今の金利なら、なんとか市場から資金調達して、国債償還に対応できると高をくくっているようです。すごい余裕ですね。投資不適格になったら、だれも買ってくれなくなって金利が跳ね上がるのに…。ドイツなども支援要請は必要ないといっていますが、本当に、いいんでしょうか…。ラホイ首相は景気に楽観的ですが、格付け会社のフィッチは、欧州債務問題や中国景気への懸念からユーロ圏加盟国の格下げ可能性を警告していますが…。ヘッジファンドの決算が近づくと何かと相場が荒れてきますね。

 10日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万3344ドル97セント -128ドル56セント(0.95%)

 NASDAQ総合指数 3051.78ポイント -13.24ポイント(0.43%)

 S&P500 1432.56ポイント -8.92ポイント(0.62%)

 CME日経平均先物(円建て) 8550円 -40円

 米国10年物国債金利 1.678% -0.042%

 ニューヨーク原油 91.25ドル -1.14ドル

 GOLD 1765.10ドル +0.10ドル

 ドルインデックス 80.05 +0.07 


 昨日の米国株は、前日引け後に発表されたアルミ大手アルコアの決算で、中国の景気減速からアルミ需要が下方修正されたことを嫌気し、売り先行で始まりました。決算発表で好悪が入り混じり、寄り付き後はこう着した状態が続いていましたが、石油大手シェブロンが、カリフォルニア州の工場の操業停止を発表。ガソリン価格が上昇する懸念が強まったことから、個人消費に悪影響を与えるとして、次第に売り物が増加。7-9月決算についても、落ち込みが懸念されるとしたことから、企業業績の先行きへの懸念が増幅。輸送大手フェデックスが、荷動きからみた来年の景気予想を0.1%下方修正(2.7%→2.6%)したことも嫌気され、引けにかけ下落幅を拡大。引け間際に、ニューヨークダウはこの日の安値1万3327ドル(前日比145ドル安)をつける場面もありました。結局、反発らしい反発もないまま主力3指数とも続落して終わりました。ニューヨーク市場の出k高は、前日比2132万株減の5億9029万株。騰落状況は、値上がり1151、値下がり1883。VIX指数は、0.49%下げ16.29に低下。投資家のメンタルは極端な弱気に傾いていないことを示しているようです。

 ダウ30種は、値上がり4、値下がり25、変わらず1(バンクオブアメリカ)。年末販売の好調な予約状況が伝えられたウォルマートが1.7%上昇。JPモルガン、トラベラーズの金融が堅調。一方、製油所の稼働停止を発表したシェブロンが4.2%下落、決算発表が失望されたアルコアが4.6%それぞれ下落したのが目立ちました。
 ダウは、新たに形成し始めたレンジの下限まで下落。再度、3~4月に形成したレンジ相場上限の下値支持力確認の動きに出てきました。昨日は、50日線を下回ったほか、急所である9月28日安値(1万3334ドル)を切ったことから、反発力への影響が懸念されます。RSIが最近反発したゾーンにきており、いったんは押し目買いが入る水準。反発力の強さが試されます。

 米国株は続落。CME日経平均先物は、大証終値を40円下回る8550円で帰ってきました。レンジは8545円~8680円。円は、スペイン格下げの影響でリスクオフの動きが強まり、対ユーロは100円50銭台、対ドルは78円10銭台に上伸して帰ってきました。本日の日本株も弱含みに推移しそうです。週末のオプションSQに絡んだデリバティブ筋の事情で相場が動かされている気配がありますが、今日も思惑的な商いが市場をリードしそうです。このところ、中国市場だけが堅調な動きを始めていますが、PKOの思惑はあるものの、昨日は主要都市の公共交通機関整備に政府予算を投入することを発表しており、この影響が注目されます。今日も上昇するようだと、中国関連株への買戻しから、全体のムードがやや改善する可能性もあります。

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日本独自の悪材料である中国リスクを手掛かりにした先物売崩しを受け、大幅続落
 IMF、世界銀行の総会が48年ぶりに日本で開催されている最中、今日の日本株は2%近い下落となり、8600円の大台を下回って終わりました。米株安や欧州懸念、中国との軋轢などあるものの、世界経済の減速は世界共通の悪材料。結局、中国リスクがまだ十分に織り込まれていなかった、ということでしょうか。かろうじて、米国向けハイテク需要に望みをつないでいましたが、これまた中国のフォクスコンの労働者の暴動やパソコン需要の後退によるインテルの投資判断下げで打ち砕かれました。まあ、精神的に「プッツン」してしまった、というところでしょう。そこに、欧州のCTA(商品投資顧問)筋が付け込んできています。

 中国での日本ブランド商品は、売り上げが前年比で半分くらいに落ち込んでいるといいます。まあ、江沢民政権以来の、軍国主義日本の刷り込み教育を受けた若い人が消費の中心ですから、簡単には収まらないものと思われます。依然、戦艦大和の映画が作られたことがありましたが、この時のセットを写真にとり、日本が巨大戦艦を建造した…として、虚偽の報道を平気でやる国ですから、現地で何が報道されているかどうかわかりません。マーケットとしてリスクが大きいとして、撤退しようとすると、工場から技術からすべて取られて、裸で放り出される…残れば、絶好の攻撃相手として、わいろの供給攻勢にさらされるし、わいろを払わなければ、しつこく税務監査や法律違反容疑で、何度も嫌がらせをされる…。おそらく、ひどい目にあわされることになるんでしょう。結局、投機筋も、中国進出企業は、ひどいことになる…というストーリーを描き、関連企業のCDS(クレジットデフォルトスワップ)を買う一方、先物を使って売りたたき、短期的な利益を出す…というやり方をしているんでしょう。中国進出企業と、日経225の銘柄がかぶっているのも不運でした。

 まあ、ヘッジファンドも商品投資顧問も、運用成果が上がっていませんから、例年通り、流動性がある日本たたきで成果を上げようとして動いてきたんでしょう。日銀や政府は、株価に対する関心が全くありませんから、少々無茶をやっても、なにもされないという安心感があるんでしょう。以前から、裁定買い残の急速な増加を懸念してきましたし、ヘッジファンドの解約45日前ルールから、10月は危ないとしてきましたが、どうやら、そんな感じになってきました。売買代金が、1兆円を割り込んできただけに、裁定解消売りの影響が増し、株価の下押し圧力が強まります。毎度のことですが、そろそろ25倍という、とんでもないレバレッジを見直したほうがいいと思うのですが…。日本経済のバブル崩壊の引き金を引いたのが先物と裁定取引だったというのは、周知の事実ですが、いまだに、何の改正もされていません。とにかく、400億円の資金があれば、今日一日の売買代金以上の売買ができるということが異常だと思うのですが、わかっていて改善せず、株価操作まがいの商いを許している…犯罪行為以外の何物でもないような気がします。やはり、この国は、人材面から制度面から「腐っている」としか言いようがないような気がします。

 まあ、当分、CDSと先物を使っていたぶられる相場が続きそうです。今日の相場は、前段に書いてきたようなことを凝縮したような相場で、朝方から先物が売られ、裁定解消売りがでて指数は急落して始まりました。中国上海市場は、連休前から保険会社によるPKOみたいな買い物が入っていましたが、連休明けもおかしな買いで株価は持ち直し、今日はコマツなど関連株も買戻しみたいな動きから、反発していました。ただ、欧州市場が開く2時近くになると、円が78円10銭台に上昇。これを機に欧州系証券から、まとまった先物売りが連続して入りだし、それとともに裁定解消売りが増加し、指数は下落幅を拡大。結局、日経平均は、173円36銭安の8596円23銭、TOPIXは10.84ポイント安の716.84ポイントと、ともに大幅続落して終わっています。出来高は16億株弱、売買代金は9915億円と再び1兆円を割り込んできました。騰落状況は、値上がり230、値下がり1334。石油・石炭を除く、33業種すべてが下落するという、まさに日本売り的な相場付きでした。

 今日の引け値での、日経平均サイコロは、4勝8敗、RSIは19%、25日線かい離は-3.6%、騰落レシオは90%…。RSI、25日線かい離は、そろそろ反発があってもいい水準まできましたね。ただ、昨日も書いたように、今日は9月6日の安値を切り込んできました。レポートでは、昨年11月安値を起点にするバンドの下限ラインまであるか…としましたが、どうやら、その線が濃厚になってきました。とにかく、中国との関係を改善しようと思えば、原因を作った野田政権では無理…。早く、政権交代しないとどんどん泥沼に入っていく…。それと、中国が強気になったのは、原発(=核)を放棄したこと。世界は、日本を潜在的な核保有国と見做し、それが抑止力になっていた…という部分もあります。民主党のやってきたことは、近隣諸国との関係を悪化させ、日本を守る基本となる安全保障体制にもヒビを入れるなど、すべて日本の国力を弱めることばかり…。政権に居座れば居座るほど株価は下落する…。変なばらまきはやめて、まず国力の回復を図ることが第一だと思うのですが…。そのためには、民主党政権の一日でも早い下野が望まれます。

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世界的な景気減速にくわえ、インテルの投資判断下げが嫌気され、大幅続落…NASDAQ市場の弱さが際立つ
 おはようございます。 秋らしいさわやかな天気が続いています。絶好のサイクリングシーズンです。わずらわしい世界の喧騒をはなれ、自然と親しんで癒されてみるのもいいのではないでしょうか。

 さて、うっとうしい話は、あちこちで山積み…。市場の期待を背に、ドイツのメルケル首相はギリシャを訪問しましたが、結局は肩透かしに終わったようです。もっとしっかりやれ…と金貸しが返済資金のねん出の念押しに行った、というところでしょうか。スペインの支援要請問題も宙に浮いたまま。ドイツは、「スペインの問題は、銀行を中心にした金融問題なんだから、さきごろ決めた1000億ユーロの支援で十分。支援要請の必要はない」という姿勢。一方、スペインは、一時の7.8%というとんでもない金利から、今は6%割れに国債金利が低下している…。この水準なら、自力での資金調達ができるかもしれない…。下手に支援要請して、あれこれ内政干渉されても困るしな…。EUに示した財政削減策についても、公務員の削減など、肝心なところには手を付けていないし、あまりやりすぎて国民の反感を買ってもな~という感じで、支援要請を延ばし延ばしにしているようです。でも、そろそろ市場はしびれを切らし始めており、昨日は0.1%ほど「ピクン」と金利が上げています。欧州の根本問題は、財政緊縮ではなく、景気拡大による増収で、先ごろのEUサミットでそれを決めたはずですが、あの話はどうなったんでしょう?

 また、少し東に移ると、米国のマスコミでは、米国とイスラエルが共同でイランの核施設を攻撃するという話が流れているようです。大統領選を前にユダヤ人票を盾に、イスラエルがオバマ大統領に「踏絵」を迫っているもので、実際に攻撃することはない(来年早々は危険…?)ようですが、米国内でシェールガスや、シェールオイルの開発が進み、米国にとって中東の安定が以前ほど必要でなくなったことから、イスラエルが関係の維持を図っているんでしょう。問題は、裏でイランが糸をひいているといわれているシリア情勢です。内戦状態にもかかわらず、隣国トルコへの攻撃がエスカレートしています。トルコ側も応戦していますが、最近では越境攻撃も辞さないという動きになってきたようです。昨日、ドルが上昇しているにも関わらず、原油価格が跳ね上がったのも、紛争のエスカレートを懸念したものといわれます。この地域で、紛争がエスカレートすると、イスラエルを敵視するパレスチナ過激派などが動き始めるほか、イスラム教シーア派とスンニー派の対立にも火が付きかねません。中国のいじめに続き、原油価格まで上がってきては、日本は…。

 9日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万3473ドル53セント -110ドル12セント(0.81%)

 NASDAQ総合指数 3065.02ポイント -47.33ポイント(1.52%)

 S&P500 1441.48ポイント -14.40ポイント (0.99%)
 
 CME日経平均先物(円建て) 8675円 -95円

 米国10年物国債金利 1.720% -0.026%

 ニューヨーク原油 92.25ドル +2.90ドル

 GOLD 1765.0ドル -10.90ドル

 ドルインデックス 79.98 +0.39


 昨日の米国株は、IMFなどの世界経済成長の下方修正を受け、欧州市場が軟化した地合いを受け、軟調なスタートになりました。この日引け後のアルコアから始まる決算発表への懸念から手控え気分が強いなか、世界的なパソコン需要の後退をうけ、インテルへの投資判断や目標株価の引き下げがあり、同社株が下落すると、売りはハイテク株全般および、下落幅を拡大。地政学要因から原油価格が上げたことを受け、石油関連が上げ下値をささえたものの、引けにかけては決算発表への懸念や利食い売りから、再度売りなおされ、結局、主力3指数とも大幅続落し、安値圏でこの日の取引を終えています。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1億4800万株増の6億1160万株。騰落状況は、値上がり702、値下がり2359。VIX指数は、8.34%上げ、16.37に上昇しています。

 NYダウは続落。ダウ30種は値上がり3、値下がり27。投資判断の引き下げがあったインテルが2.75%安と採用銘柄中1番の下落率になったほか、マイクロソフトも1.68%安と、ダウの下落率を大幅に上回りました。1%を超える下落になった企業は11社に達しています。S&P500の主力10業種のうち、上昇したのは石油だけで、堅調だった住宅関連もこの日は大きく売られてました。
 ダウは、大きく売られましたが、まだ新しく形成しているレンジ相場内の動き。引け値は、上昇中の25日線を意識して踏みとどまっています。依然、三本新値は陰転していません。ただ、NASDAQ総合指数は、この日25日線に続き、50日線も下回り、75日線に接近するなど弱さが目立ちます。アップル、グーグルなどこのところNASDAQを牽引してきた銘柄への利食いが増えていることが下落幅を拡大させているようです。RSIが40%を切るなど調整が進んでおり、75日線での反応が注目されますが、三尊天井形成など懸念される動きも出ています。ダウについては、前週号で、ドルインデックスとの関係で弱気を予想しましたが、再度、確認しておいていただけたらと思います。

 米国株は続落。CME日経平均先物は、大証終値を95円下回る8675円で帰ってきました。レンジは8670円~8850円。円は、欧州情勢の不透明感から、対ユーロは100円80銭台に、対ドルは78円20銭台にそれぞれ上昇して帰ってきました。本日の日本株は、CME終値にさや寄せし先物売りから軟調な始まりが予想されます。昨日の下落は、欧米株の下落を先取りしたところもあるようですが、インテルの投資判断の引き下げなどハイテク関連の下げはまだ織り込まれておらず、指数の足を引っ張ることになりそうです。週末のオプションSQに加え、ヘッジファンド決算の解約45日前ルールの影響もあり、しばらくは軟調な展開になりそうです。追加緩和を期待した内需株で、どれだけ全体をささえられるかがポイント。

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世界景気減速や中国リスクを嫌気した先物の売り崩しで反落
 秋が深まるとともに、人の心も荒んできたようです。実りの秋の収穫を終え、食料や富を蓄積したころを見計らって、周辺騎馬民族が富を収奪にくるという攻防の歴史を何千年も繰り返してきたことが本能に刷り込まれ、この時期になると神経を高ぶらせるように、できているんでしょうか。アップルのアイホン5を生産していたフォックスコンの労働争議も、英国紙の伝えるところでは、二人の従業員が酒を飲み過ぎての喧嘩が原因といいます。警備員が止めに入ったのですが、止め方が良くなかったのか、これが日ごろの不満に火をつけ、2000人の従業員の暴動につながった、といいます。中国の場合、農民工など地方からの出稼ぎ労働者と都市部にすむ住民との間に差別的な扱いがあるといい、日ごろから不満を抱える労働者が多いといいます。この体質は、インドなど他の新興国でもあるといい、現地への進出企業にとっては、労務管理は頭の痛い問題のようです。もともと、米国が中国に肩入れしたのも、経済発展によって共産党独裁体制をあらためさせ、民主主義を植え付けようとしたことから始まっています。

 しかし、米国が民主化に成功したのは、敗戦で根こそぎ変化した日本のケースだけ。イラン、イラク、アフガニスタンなど、民主化しようとして経済発展を支援した国は、いずれも民主化せず、最後には米国に牙をむいています。今回の中国も、同様な道を歩むことになるのでしょうか。今の中国は、外国の資本、技術を借りて成長してきました。鄧小平の「先富主義」により、確かに、多くの人間が富を手にしましたが、彼が考えたように、富は他の国民にいきわたらず、貧富の格差を生み出すことになってしまったようです。国民も、自分たちが過酷な労働条件で働かされているのに、共産党幹部や地方の官僚、国営企業幹部などが、汚職などによりますます富んでいく状態に嫌気がさしているのが現状でしょう。その結果が、資本家から富を奪って、国民に還元した「文化大革命」への懐古で、対日デモでの毛沢東の肖像だったということでしょう。

 こうなってくると共産党の存在意義が問われてくることになりますので、嫌でも先富主義の見直しが必要になるはずです。また、国共合作で日本軍に打ち勝ったことが党存在の大きな意義の一つでした。しかし、経済発展で存在意義が薄れるなか、尖閣国有化を機に、右傾化し再び中国を侵略しようとする日本に対する防波堤として、再び、党存在の意義を高めようというのが今回の強硬な態度の背景なのでしょう。この流れをみると、短期間に日中間の緊張が解けると考えるのは甘すぎるような気がします。もしかしたら、海外資本や技術依存の成長を見直し、外資に認めた特典を排してくるかもしれません。毎年20%づつ賃金が引きあがり、外資との格差がなくなれば、経営的におとる国内企業が追い込まれるのも当然…。たぶん、外資系企業への賃上げ圧力を強めてくるはずです。出世欲の塊みたいな組合幹部を、くすぐればすぐにストライキを始まるでしょう。最近の中華思想の復活は、中国独自で経済発展ができるという、変な自身の表れかもしれません。自信過剰みたいな気もしますが、自分のことがわかっていないのも今の中国…。変な方向に走っていかなければいいのですが…。

 さて、本日の日本株は、IMF(国際通貨基金)、世界銀行が、それぞれ世界の経済成長や、加盟国の成長予想を下方修正したことから、景気敏感株を中心に売られ、反落スタートになりました。中国での日本製品への不買運動の影響が、自動車販売に数字として表れたことや、中国でのアイホン5生産の停止を嫌気し、ソフトバンクや工作機械など関連株も下落。終日、連休前の終値を下回って推移しました。中国で、人民銀行が大型の資金供給オペを実施。預金準備率の引き下げが近いとの観測から他のアジア市場が上昇するなか、後場にかけ先物市場にまとまった売り物がだされたことを機に、裁定解消売りなどから主力株を中心に下落幅を拡大。今晩から、米国で決算発表が本格化することから、押し目買いを入れる投資家もなく、結局、日経平均は、前週末比93円71銭安の8769円59銭、TOPIXは9.45ポイント安の727.68ポイントと、ともに反落。ほぼ安値圏で取引を終えています。出来高は、中国関連への見切り売りなどから主力株が売られ、1億6000万株増の16億2478万株。騰落状況は、値上がり393、値下がり1160。

 今日の終値での日経平均サイコロは5勝7敗(41%)、RSIは31%、25日線かい離は-1.6%、騰落レシオは93%でした。RSIの調整ピッチは速まっていますが、他の指数の調整未了感が目立っています。今週末にオプションSQを控えていることから、波乱含みの展開もありそうとしましたが、やはりね…という感じです。下げの爆弾になる裁定買い残は9月末までに1兆7577億円に達しています。6月22日の1兆94億円からみると、3か月で約7500億円の増加。今の1兆円を割り込むような売買代金水準では、十分な下げエネルギーになります。ただ、朝も書きましたように、月末の日銀金融政策決定会合で追加緩和の可能性が高いことから、内需株中心に買われ、押し幅は限定的なものになりそうです。当面、9月6日の安値8646円(ザラバ)を守れるかどうかが焦点になります。それにしても、あと7円で三本新値が陽転したのに失敗。今日陽線で終われば「赤三兵」で買い信号がはいったのに、これもダメ…。この辺が今の相場の弱さ…か。レポートでも触れたように、26週線の調整日柄が満ちるまでは我慢の時か…。個別銘柄の落穂ひろい。本日は、NECネッツエスアイ、物語コーポレーション、アイダエンジニアリング、東急リバブルの4銘柄が年初来高値を更新。 
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世界的な景気減速懸念やアイホン5生産停止を受けたアップル下落の影響で反落
 おはようございます。 

 短い休みでしたが、この間いろんなことがありました。中国は、相変わらず接続水域への出入りを繰り返し、長期神経戦への持ち込みを図っています。また、米国の尖閣問題専門家は、中国が活動家(もしかしたら、武装した?)を100人単位で尖閣上陸させ、居座らせる可能性があると警告しています。もし、重火器を使用されたら、野田政権はどう対応するのでしょうか。武器使用について規制を緩和しなければ、貴重な海保の若者の命を失わせることにもなりかねません。なにしろ、相手は、領土問題では、ベトナム、インド、ソ連などと戦闘行為を重ねてきたベテラン。平和ボケの日本の基準で物事を考えると大きな間違いを犯すことになりそうです。

 一方、日中間の緊張を受け、予想通り(?)韓国が漁夫の利を得ているようです。阪神大震災など、日本の危機のたびに、ハブ空港や国際貨物取扱港などで漁夫の利を占めてきましたが、今回も、韓国の自動車メーカーの販売が急伸。観光地では、日本から目的地を変更した中国観光客で対前年比35%も伸びたといいます。よかったですね。でも、中国の後ろに隠れて、日ごろのうっぷん晴らしをしようとしたのに、中国からは経済水域で難題を突きつけられてしまいました。そのとたん、対日姿勢が腰折れとなり、融和を図る方向に変化しています。大国の間で生きる国の宿命とはいえ、さもしいものですね。そういえば、日本からの借款は62兆円にも達しているようですが、返済期限はとっくの昔に過ぎているそうですね。そろそろ返済してもらってもいいのでは…。

 さて、うにの棘状態の中国ですが、今度は、アイホン5の生産を受け持つ中国・フォックスコンで生産が停止した…という報道がありました。膨大な需要に対応するため、国慶節の休日返上で勤務したことに、労働者が反発したようです。会社側は期間中3倍の賃金を支払った、といいますが、社員は納得しなかったようです。おかげで、昨日のアップルの株価は2.2%も下落。米株下落の原因を作ってしまいました。真相のほどは、わかりませんが、中国での生産が、納期などの面で大きなリスクになり始めたことは、確かでしょう。このところの、中国での人件費の上昇を受け、国内企業と外資系企業の人件費格差がなくなってきたことから、(国内企業の競争力を維持するため)外資系企業の賃金引き上げに動き出した…という予想もあります。企業にとって、中国という国はモノづくりでは、リスクばかりで魅力のない国になってきたような感じがします。

 8日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万3583ドル65セント -26ドル50セント(0.19%)

 NASDAQ総合指数 3112.36ポイント -23.83ポイント(0.76%)

 S&P500 1455.88ポイント -5.05ポイント (0.35%)

 CME日経平均先物(円建て) 8800円 -70円

 米国10年物国債金利 市場は休場 気配は1.746% +0.014%

 ニューヨーク原油 89.33ドル -0.55ドル

 GOLD 1775.6ドル -5.20ドル

 ドルインデックス 79.60 +0.27
 

 昨日の米国株は、世界銀行が東アジアや中国の成長率見通しを引き下げたことから、世界景気への懸念が強まり欧州主要株式市場や商品市況が軟化した地合いを受け、売りが先行。反落スタートになりました。この日がコロンバスデー祝日で債券や為替市場が休場で手がかり材料が少ないなか、前週末、高値を更新していたことから利食い売りが先行したことも、下げに拍車をかけました。アイホン5の中国での生産停止の噂からアップルが下落するなか、通信やコンピューター関連などが売られ、ニューヨークダウは寄り付き後、まもなく、この日の安値1万3552ドル(前週末比58ドル安)をつけました。ただ、売り一巡後は、今晩のアルコアから始まる決算発表の結果をみたいという動きから、小動きに推移。終日マイナス圏で推移したものの、引けにかけては、やや下落幅を縮小しています。結局、ニューヨークダウとNASDAQ総合指数は反落。S&P500は続落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前週末比1億4149万株減の4億6358万株と閑散商状。騰落状況は、値上がり1172、値下がり1813。VIX指数は、5.44%上げ15.11に上昇しています。

 NYダウは、反落。ダウ30種は、値上がり11、値下がり18、変わらず1。ユナイテッドヘルス、アルコアなどヘルスケア、景気敏感セクターが上げた一方、住宅関連のホープデポ、輸出関連のGEの不振が目立ちました。ダウは、3~4月レンジ相場の上限ラインを下値に、1万3700ドル付近を上限とする新たなレンジ相場内の動き…。相場全体をリードしてきたアップルへの売りが増加し、NASDAQ100指数が他の指数を上回る0.86%の下げとなり、25日線も下回ってきたことが懸念されます。

 米国株は下落。CME日経平均先物は、前週末の大証終値に比べ70円安い8800円で帰ってきました。レンジは8775円~8910円。円は、欧州でスペイン、ギリシャ支援問題が不透明感を強めていることから、再度リスク回避姿勢が強まり、対ドルは78円30銭台、対ユーロは101円50銭台にそれぞれ上昇して帰ってきました。本日の日本株は、CME先物終値にさや寄せし先物売りが先行。裁定解消売りなどから軟調なスタートが予想されます。今週末にオプションSQを控えており、これに絡む動きも相場の先行きを読みづらくしそうです。為替の円高もあり、外需株は動きづらそうですが、月末開催の日銀金融政策決定会合での追加緩和を期待して、不動産や消費者金融、リース、消費関連など内需系への買いがありそうです。ハイテク株はアッププルの中国生産停止問題はありますが、昨日、ウォールストリートジャーナルが新型の小型アイパッドの1000万台生産を発注したと報道しており、関連株が買われる可能性もありそうです。資本金別で小型株指数の弱さが目立っており、流れは、中型、大型へシフトすることも想定しておくほうがよさそうです。


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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
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