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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
09 | 2012/10 | 11
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雇用統計のサプライズ結果を受け上伸するも、週明けからの企業決算発表への懸念から、高安まちまちの動きに
 おはようございます。

 昨日の米国雇用統計は、非農業部門雇用者数の増加は11万4000人となり、中央予想値の11万5000人をわずかに下回りました。失業率は、7.8%と2009年1月以来の8%割れになっています。失業率の急低下に対しては、もとGEトップのウェルチ氏が「テレビ討論会で劣勢になったオバマ陣営が、操作したのではないか…」と疑問を呈するほどのサプライズをもたらしました。ただ、今回の結果で最もサプライズをもたらしたのは、7月の数字が14万1000人の増加から18万1000人に、8月が9万6000人から、14万2000人に、それぞれ上方修正された点。3か月連続して雇用が10万人を超えています。この数字を見ても、米国の雇用が歩みは遅いながら着実に改善していることがわかります。

 ただ、民間雇用者数は、事前予想の13万人増を大幅に下回る10万4000人。建設や小売りが増加したものの、製造業が1万6000人減と、2か月連続減少したことが響いています。また、失業率低下の内容を見ると、9月中に全就業者数は87万3000人増加していますが、このうち58万2000人が、パート労働者。一時雇用の増加内容をどう見るか(就職活動をしていた人が、あきらめて一時雇用になったのか、生活苦からパートになったのか…など)という問題はありますが、就活をあきらめた人や一時雇用者を除いて出した広義の失業率は14.7%と、前月水準と変わらないといます。製造業の雇用増が今後の雇用状況改善のカギになりそうです。

 雇用統計は、サプライズを伴って終わりましたが、週明けからは、国慶節が明け中国の経済活動が再開されます。日本にとっては、こちらの動向のほうが需要でしょう。損保会社が中国暴動特約を停止し、今後発生する損失は保険でカバーできなくなります。また、デモで日本メーカーの自動車が狙い撃ちされたこともあり、今後、日本メーカー車購入を敬遠する動きが強まりそうなことから、トヨタは今月大幅減産する方針を出しました。国慶節の間に日中関係は全く改善されておらず、休日明けからもに日本商品は大きなダメージを受けそうです。先日、文化大革命に関するドキュメンタリー番組について書きましたが、この国が怖いところは、「愛国」の名のもとに、国民同士が監視し合う方向に動いてしまうこと…。お互いに関しし合って、誰かが日本製品を使っていると、売国奴呼ばわりされて攻撃されることもあるかもしれません。文化大革命を経験した人ならなおさらでしょう。日本企業からシェアを奪われた企業からの「煽り」行為もあるかもしれません。来週からの中国の消費者の動きから警戒を怠れません。

 5日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万3610ドル15セント +34ドル79セント(0.26%)

 NASDAQ総合指数 3136.19ポイント -13.27ポイント(0.42%)

 S&P500 1460.93ポイント -0.47ポイント(0.03%)

 CME日経平均先物(円建て) 8895円 +25円

 米国10年物国債金利 1.750% +0.072%

 ニューヨーク原油 89.98ドル -1.83ドル

 GOLD 1780.50ドル -15.70ドル

 ドルインデックス 79.33 -0.03


 昨日の米国株は、朝方発表された9月雇用統計の内容がサプライズな内容になったことを好感。買いが先行し、続伸スタートになりました。雇用統計で建設業の雇用増加が目立ったことから、住宅建設が買われたほか、家具や不動産サービスなど関連株も物色され、ニューヨークダウは寄り付き後、まもなくこの日の高値1万3661ドル(前日比86ドル高)をつける場面もありました。ただ、買い一巡後には、もともとQE3実施で雇用統計への関心が薄かったほか、来週から本格化する企業業績への懸念から、次第に売りが優勢になり上げ幅を圧縮。一時、前日終値を小幅に下回る場面もありました。引けにかけては、やや、買い戻され、結局、ニューヨークダウは続伸。引け値ベースで4年10か月ぶりの高値を更新しています。ただ、アップルが2%超え下落した影響で、NASDAQ総合指数とS&P500は小幅反落して終わっています。ニューヨーク市場の出来高は前日比6785万株減の6億507万株。騰落状況は値上がり1715、値下がり1292。VIX指数は、1.5%下げ、14.33に低下しています。

 ダウ30種は、値上がり20、値下がり10。住宅関連のホームデポが、2.3%上昇、デュポンやスリーエムなど景気敏感株が堅調。一方、欧州への懸念から銀行が売られたほか、ブラジルでの買収案件の浮上から、ユナイテッドヘルスケアが1.45%下げたのが目立ちました。
 NYダウは、3日続伸。9月高値を上限とするレンジ上限で終わってきました。引け値ベースでは、4年10か月ぶりの高値。9月21日のザラバ高値(1万3697ドル)更新が課題になりますが、25日線の勢いが増しており週明けには、400ドル大台乗せも早そうです。ここにきて、長期金利が急伸、昨日は1.75%に上昇してきました。これを嫌気し、金や原油など国際商品価格が下落しています。週明けもこの動きが続けば、商品間の資金の動きが変化してくる可能性もあります。大型株が多い、ニューヨークダウやS&P500が堅調だったことを見ても債券⇒株式という変化を予想したのかもしれません。来週は、債券の動きがポイントになりそう。

 米国株は高安まちまち。CME日経平均先物は、大証終値を25円上回る8895円で帰ってきました。レンジは、8800円~8945円。円は、追加金融緩和が見送られたことや、米国雇用統計のサプライズを受け、対ドルは78円70銭台、対ユーロは102円50銭台にそれぞれ軟化して帰ってきました。3連休明けの日本株は、堅調な始まりが予想されます。米国長期金利の上昇次第では、円が弱含む可能性があるものの、やはり懸念されるのは中国消費者の動き…。当面、対米依存の高い企業や、内需系の好業績株の逆張り方針の買い…。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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