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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
09 | 2012/10 | 11
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テクニカルな底値圏暗示や円安を好感。外需株や主力株に買戻しや押し目買いが入り、日経平均は5日ぶりに反発
 IMF,世界銀行はともに世界の経済成長を引き下げてきました。欧州の景気が緊縮のやり過ぎで停滞しようとするときに、域内銀行に自己資本規制9%を押し付け、それもわずか10か月の期間で達成しろという厳しさ。公的資金を入れ、経営(特に報酬)に口を出されることを嫌い、どの銀行もリスク資産の圧縮に走り、域内で貸しはがしを行うだけでなく、新興国に投資していた資金まで一斉に引き揚げました。短期間に大量の資金を引き揚げたら引き揚げられた方の景気がおかしくなるのも当然ですね。おまけに、輸出先の欧州は、財政緊縮の嵐で、景気は悪化するばかり…。今の、世界の景気減速はこの流れのなかにあるような気がします。

 IMF(国際通貨基金)もドイツなど緊縮派と一緒になって、ギリシャやポルトガル、スペインに対し、緊縮を求めてきましたが、財政委緊では景気がますます悪化する…ということに、ようやく気が付いたようで、財政緊縮と景気刺激を並行してやる方向に姿勢を変えてきたようです。欧州で、財政緊縮を強めれば強めるほど、景気が悪化。税収が減少し、さらに財政緊縮に走り、スパイラル的に景気が悪化するということを欧州から学んだようです。それでも、ドイツなどは、財政緊縮優先の姿勢を譲ろうとしません。同国は欧州危機でユーロが下落。輸出競争力が増し、まあまあの景気が続いており、景気低迷の痛みがわかっていないようです。そのうち、他の域内諸国の景気がぼろぼろになって、ドイツの域内への輸出ががた減りすれば、初めてわかるんでしょう。まだ、天に向ってはいた唾は顔にかかるところまでは来ていないようです。

 IMFは、欧州の政策担当者が危機を収束できなかった場合、欧州の銀行は、2013年中に4.5兆ドルの資産の売却を迫られる可能性があると警告しています。当の欧州首脳は、ドラギマジックで金利が低下したことで、危機感を亡くした感じですが、実際に、4.5兆ドルの資産が世界の投資先から引き揚げられたら何が起こるかは明白ですね。IMFが慌てて、方針を転換した気持ちもわかります。この問題は、欧州だけではありません。米国の「財政の崖」問題も待っています。それよりも、もっと怖いのは、大統領選にお行方…。もし、共和党のロムニー候補が勝つようなことがあれば、金融規制法が緩和され金融界は喜ぶでしょうが、問題は、副大統領になるかもしれないライアン氏。徹底した緩和策をとるバーナンキFRB議長の政敵ともいえる立場で、ドイツと同じように財政緊縮を優先する立場です。もし、こんなのが、勝ってドイツと同じような緊縮策を取り始めたら、欧州と米国という2大経済圏が沈没。中国もバブル崩壊からデフレ色を強め始めており、それこそ、世界が恐慌に突っ込んでいくことにもなりかねません。まあ、米国の良心を信頼するしかないでしょう。それにしても、IMFが世界中に緊縮のやり過ぎを警告する中、日本だけは、まだ消費税の引き上げ幅は10%でも足りない…と、矛盾する発言をしています。相変わらず、どこやら省の官僚がIMFへの出向者を通して作文させたんでしょうね。

 さて、週明けの日本株ですが、週末の米国株が高安まちまちで終わり、CME日経平均先物が大証終値を15円ほど割り込んでいましたので、寄り付きから先物売りが先行し、続落して始まりました。今日も、米携帯会社の大型買収を計画しているソフトバンクが財務の悪化などを理由に格下げされたことをうけ続落。指数の足を引っ張り、寄り付き後、まもなく、日経平均はこの日の安値8488円(前週末比46円安)をつけています。ただ、湖の安値が6月4日と7月24日安値を結ぶ下値抵抗線にかかっていたことや、先週末のテクニカル指標が底値圏を暗示し、押し目買い意欲が出ていたところに、日本の経済指標の悪化を受けて円売りが進行。これを好感し、外需株やこのところ売られてきた主力株全般に買戻しや押し目買いが入り、後場にかけ上げ幅を拡大していきました。しかし、米国や日本の決算発表を控え、上値を買い上げることはできず、結局、日経平均は43円81銭高の8577円93銭と5日ぶりに反発、TOPIXは、4.67ポイント高の722.93ポイントと続伸して終わりました。

 今日の引け値での日経平均サイコロは4勝8敗(TOPIXは5勝7敗)、RSIは23、25日線かい離は-3.6%。騰落レシオは100に乗せてきました。直近レポートでも、テクニカルなレベルで反発があるかも知れない…と書きましたが、ちょっと早いような気がしますが、とりあえず反発してくれました。ただ、反発力はそれほど強くないとも書いています。当面、7月24日安値と9月安値を結ぶ下値支持線がありましたが、このラインが上値抵抗として上値を圧迫することになりそうです。短期的なあやと、中勢のトレンドは分けて考えた方がよさそうです。今回のレポートはだいぶムードを変えて書いていますし、今、日本株以上に毛嫌いされている中国株のことにも触れています。条件付きですが、とにかく、国慶節連休前の3日間、一日当たりわずか300億円程度買っただけで、あれだけ値が飛んだということは、もしかしたら、」売るものは売って枯草状態になっているのかもしれません。何も、投資対象は日本だけではありません。全方位で考えたほうがよさそうです。今日はレポート注目のISID(電通国際情報サービス)が、中間期の営業利益を、5.1億円から14.77億円に上方修正してきました。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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