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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
09 | 2012/10 | 11
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円安や日銀の追加緩和期待から、買戻しや新規の買いが増加。日経平均は4日続伸
 朝から雨が降りっぱなしで、少々ストレスがたまり、布団で経済大国の盛衰(篠原三代平著)を読んでいたら、また寝込んでしまいました。とっかかりが遅れましたが、急いで書いておきます。

 いまの中国の経済状態を考えると、どの大国もが経験したブーメラン効果が一巡し、新たなステップに移り変わらねばならないのに、技術、資本を海外に依存したため、産業の高度化を果たせず、相変わらず投資と輸出に依存した成長を続けるというアリジゴクに陥っているようです。本来なら、個人消費が伸びて、経済がサービス化の方向をたどらなければなりません。しかし、社会保障体制が遅れているため、個人は貯蓄に走り、消費が伸び悩むという状態が続いています。海外が期待するほど、中国の消費は厚みがないのかもしれません。先ごろから、海外の大学や研究機関へのハッキングが増えているのも、なんとか高度技術を手に入れ、産業の高度化を図りたい…という思惑があるのでしょう。しかし、結局、思うようにならず、国民の不満をそらすためにも、輸出と投資に依存せざるを得ないということで、鉄道など社会インフラの整備に走っているんでしょう。でも、いつかは、償却しなければ不良債権化する運命にありますのが、いまの調子で工事ばっかり増やしてこの国は大丈夫なんでしょうか。

 今回の日本バッシングで、批判なしに破壊行為に走る国民性をいやというほどみせつけられましたから、現地への進出企業は、周辺諸国での生産へと切り替えていくはずです。それによって、ますますブーメラン効果が強まり、労働集約的な産業は、他のアジア諸国へ移管。中国国内で空洞化が始まります。合弁で中国に進出しているところは、撤退すれば、合弁相手に資産を全部取られてしまいますから、徐々に生産を縮小し、自然消滅するようになるのではないでしょうか。中国のことを一番怖がっているのは、鄧小平の先富主義や汚職で蓄財した一握りの中国人。文化大革命にようなものが起こって、資産を没収されるのを恐れ、資産の海外持ち出しや、家族の移住などを進めているといいます。そのうち、国民の攻撃をうけ、海外移住や資産移転に制限がかけられる時期が必ずくるはずです。今から、10年後、20年後の中国のすがたってどんなものになっているんでしょうか…。

 ただ、相場は別…。すでに香港ハンセン指数は、本土株に先行して戻り高値に接近しています。一方の上海総合指数は、下落トレンドが続いていましたが、本日、1%以上の上げとなり、2131ポイント台で終わってきました。直近の戻り高値は9月10日の2134ポイントですから、これを抜くとトレンド転換が起きます。このところ、中国株について「枯草状態」になっているんじゃないか…と書いてきましたが、このポイントを抜いてくると、中国市場への見方ががらりと変わってくる可能性もあります。中国リスクを抱えながらも、コマツが1700円台を回復してきた事実を重視したほうがよさそうです。

 さて、今日の日本株ですが、朝も書きましたように、欧州情勢の安定によるリスクオフの解消の動きや日銀の追加緩和への期待から、ほぼ全面高になりました。つい先週まで、世界的な景気減速や日本独自の中国リスクで、日本の外需株は地獄の底に叩き込まれるような論調があり、徹底的に売り込まれていました。ところが、今週になって、IMF、ドイツ首脳が景気重視に変身、米国では、QEシリーズが効果を上げ、住宅市場が急回復。状況が一変し始めたことからリスクオフの巻き戻しが入り、資金の流れが反転してきました。ドル・円⇒ユーロ、債券⇒株という状態です。ただ、債券市場からの資金流出は金利の上昇を伴いますから、金利がつかない「金」には不利…。ということで動きが鈍っています。今日の日本株も、債券売りで10年債金利は0.79%へと0.02%上昇。これを受け、債券先物売り・株先物買い、円売り・株先物買いという商いが相当入ったはず。これが、断続的に入ったため、現物との裁定買いが入り、指数を押し上げたものと思われます。結局、日経平均は、176円31銭高の8982円86銭と4日続伸。TOPIXは、12.51ポイント高の752.30ポイントと、5日続伸して終わりました。出来高は主力株が買われたため急増。20億8827万株と20億株の大台に乗せてきました。売買代金も1兆2200億円台に膨らんできました。騰落状況は、値上がり1327、値下がり240と、ほぼ全面高。

 今日の終値での、日経平均サイコロは6勝6敗(TOPIXは7勝5敗)、RSIは51%、25日線かい離は+1.1%でした。物色の強さをみる騰落レシオは111%と警戒ゾーンの120%に近づいています。今日は、25日線を回復しただけでなく、13週線、26週線も上回っています。対応点からみて、13週線は上向きますが、依然、26週線は下落。下値圧力は続きます。今日は、朝も指摘した7月26日安値と9月安値をむすんだラインも上回っており、この上にとどまったまま終われるかが焦点になります。米国株は、ニューヨークダウが、新しく形成したレンジ上限に接近しており、チャート的にも重要な局面に来ています。ここで、上値を意識するようだと、ちょっとまずいことになる…。日本株にとっては一気にレンジを抜いてくれたほうがベスト…。まあ、熱くならないことが大事です。今日は、パラマウントベッド、富士重工業、良品計画、物語コーポレーションが、年初来高値を更新しました。ただ、NECが、不正な水増し請求の記事を書かれて、下落しています。今の相場の怖いところはこれ…。突然、悪材料が飛び出してくる…。

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インテルやIBM決算を嫌気し下落するも、予想を上回る住宅関連指標を好感し、小幅続伸
 おはようございます。 朝からパソコンの調子が悪く、取りかかりが遅れてしまいました。簡単にまとめておきます。

 ギリシャとトロイカとの交渉は昨日で終了したようです。EUとIMFの関係者は、今後数日以内の合意を目指すとしています。IMFは財政目標達成期限の延長に傾いており、合意内容が注目されます。また、昨日、格付け会社ムーディーズが、スペイン国債の格付けを維持(見通しはネガティブ)を維持した効果も大きく、昨日の同国10年国債の利回りは0.32%低下し、5.60%になりました。その後、S%Pがスペイン自治州の格付けを引き下げましたが、これは、先日同国債を2段階引き下げたことにともなうものとして、悪材料視はされなかったようです。今晩、45億ユーロの国債入札を控えていますが、この結果によっては、さらに金利の低下が進む可能性もあります。欧州の状況が改善し始めたことから、ユーロの買戻しが進み、対ドルで1.31ユーロに、対円も103円60銭台に上昇してきました。欧州の落ち着きは、他の市場にも影響を与え、大量のリスクオフの資金が逃げ込んでいた米国債市場では、資金流出が始まり、10年債金利は、昨日だけで0.1%も上昇(債券価格は下落)し1.82%に上げてきました。また、金利上昇による利回り格差から、円に対してドルが買われ、円は79円台に下落。欧州の状況が改善してきたことは、世界のマネーの流れを変え始めたようです。

 17日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万3557ドル00セント +5ドル22セント(0.04%)

 NASDAQ総合指数 3104.12ポイント +2.95ポイント(0.10%)

 S&P500 1460.91ポイント +5.09ポイント(0.41%)

 CME日経平均先物(円建て) 8865円 +55円

 米国10年物国債金利 1.826% +0.1%

 ニューヨーク原油 92.12ドル +0.03ドル

 GOLD 1751.2ドル +4.9ドル

 ドルインデックス 79.05 -0.17 


 昨日の米国株は、スペイン格下げ懸念が遠のいたことを好感し欧州株が堅調に推移したものの、前日引け後にさえない決算を発表したインテルやIBMへの失望感から売りが先行し、反落スタートになりました。インテルは期待感から前日上げていただけに、反動安から2.5%下落、IBMも5%近い下落になるなど、昨日決算を発表した銘柄への売りが増加。ニューヨークダウは寄り付き直後、この日の安値1万3468ドル(前日比86ドル安)をつけています。ただ、住宅着工・許可件数が発表され、予想、前月水準ともに大幅に上回ったことがわかると、住宅建設株や銀行株、建設資材関連などに買い物が入り急速に下落幅を縮めています。一時、ペプシコなどの決算が予想を下回ったことから、売り込まれるところもありましたが、引けかけては買戻しの動きも強まりニューヨークダウは前日引け値水準を回復。結局、主力3指数とも小幅に続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比4705万株増の6億8643万株。騰落状況は、値上がり2067、値上がり934.VIX指数は、0.99%下げ、15.07に低下しています。

 NYダウは4日続伸。ダウ30種は、値上がり23、値下がり7。住宅着工の増加を受けアルコアが2.7%近く上昇したほか、キャタピラーやGEなど輸出・景気敏感株の上げも目立ちました。住宅着工・許可件数の大幅増加を受け、住宅建設大手バルトグループが5.3%、DRホートンが4.2%あげるなど、関連株の上げも顕著でした。
 ニューヨークダウは、依然、上部レンジ内の動き…。昨日は、主力企業の決算を嫌気して下落する局面がありましたが、上昇中の25日線を下回ると買い物が入り、前日水準を維持しています。ただ、そろそろレンジ上限を意識し始めていますが、レポートで指摘した懸念材料が実現するかどうか、正念場はここからです。今週末のオプションなどの決済にからむSQの動きも注目点。

 米国株は小幅続伸。CME日経平均先物は、大証終値を55円上回る8865円で帰ってきました。レンジは8755円~8885円。円は、前段でも書きましたように、対ドル、対ユーロともに円安が進行しています。環境の好転を受け、本日の日本株は、主力株への買戻しを中心に堅調に推移しそうです。円の79円台乗せは、輸出企業にとり朗報となりますので、前日に続き外需関連に買いが続きそうです。円の79円台が維持できれば、このところ中国懸念などから売り込まれてきた外需株や先物への買戻しが増加。さらに、米金利上昇を受けた債券売り・株先物買いが裁定買いを通じ、指数を押し上げ。8900円台へのトライもありそういです。対米依存度の高い企業や下げ過ぎになっている成長株の押し目買い…。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
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