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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
09 | 2012/10 | 11
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追加緩和期待の先物買いで戻し、欧州懸念の先物売りで下げ、日経平均は8立会日ぶりに反落
 強いですね~。指数だけは。
 今日は、欧米株が大幅に下落したことをうけ、先物売りが先行。最近、値上がりしていたことから、利食い急ぎの売りも重なり、日経平均は、前日終値を118円下回る8896円と、8900円の大台を割り込んで始まってきました。ただ、先物が8880円安値を付けると、CME日経平均先物の安値(8875円)を意識した買戻しが入り、日経平均は、下落幅を圧縮。10時過ぎに発表された中国HSBC製造業景況指数が前月水準を上回ったことから、経済のソフトランディングを期待した先物買いがさらに増加。裁定買いを巻き込んで上昇し、後場寄り後、日経平均はこの日の高値9043円(前日比29円高)をつけています。ただ、欧州市場が開く2時過ぎになると、ドイツの10月製造業PMI指数が前月水準、予想をともに下回ったことなどからユーロが下落。これを機会に先物売りが増加して再び下落に転換。結局、日経平均は59円95銭安の8954円30銭と、8立会日ぶりに反落。TOPIXは6.10ポイント安の743,27と、3日続落して終わりました。出来高は、前日に比べ2億株多い17億8108万株。売買代金は1兆473億円と、1兆円の大台を回復しました。騰落状況は値上がり519、値下がり983。

 今日の終値での日経平均サイコロは7勝5敗(TOPIXは6勝6敗)、RSIは60、25日線かい離は+0.9%、騰落レシオは94%でした。まあ、ここ数日の指数は、先物にかき回されていますから、あまり信用はできませんね。今日の安値は日足一目均衡表の「雲」に接近したことから、反発したようですが、このほかにも、25日線(8873円)、13週線(8919円)、52週線(8955円)など、いろんな抵抗線が集まっているところですから、押し目買いが入りやすいポイントでもあります。ただ、ここ数日の動きは、欧米株が急落しているのに、無理やりの先物買いに支えられ、指数だけは上げていた…という格好です。月末30日の日銀金融政策決定会合で、大幅な追加緩和があるのでは…というのが思惑材料になっているようです。日銀に対しては、政府が20兆円の緩和を要求した…ということが伝えられ、政府が必死になって打ち消していますが、この話をリークしたのは誰でしょうか。追加緩和したくない誰かが、意図的に流して政府をけん制しているという見方もできないではありません。

 本来安くならなければならない時に、先物で無理やり買いに行けば、自動的に裁定買いが入り、買い残はつみあがっていきます。先週は、一週間まるまる上昇しましたが、おかげで裁定買い残は1903億4400万円増加。1兆8260億円につみあがってきました。過去、2兆円を超えてくると、裁定解消を狙った先物への売り仕掛けが始まるケースが多くありました。日本株は「欧米株離れ」した…などぬるい見方が出て来ているようですが、今週も今日を含め、先物買いが先行していましたので、さらに買い残は2兆円に接近しているはず…。これだけ、日銀の緩和を材料にしたら、すでに織り込み済みとなり、発表時にサプライズがなければ、材料出尽くし…。緩和がなければ…。杞憂かも知れませんが、ここにきての裁定買い残の急増は、無視することはできなくなってきました。今日の下げで、日経平均の3本新値は陰転しています。まあ、基本日柄整理とは見ていますが、最近の無理やりの先物買いは一つ間違えば、下げの引き金をひきかねないだけに注目していかねばなりませんね。

 まあ、レポート銘柄のほうは、なんとか堅調を維持していますから、よかったのですが…。すっ高値で再注目した良品計画は今日も新値。直近レポートで、高値の足が買いを暗示しているとしたパラマウントベッドもともに年初来高値を更新。120円台で再注目したNECも戻り高値付近で堅調に推移しています。物語コーポレーション、富士重工業もしっかりでした。まあ、業績感応相場の間は指数と個別銘柄のかい離した状態が続きそうです。
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欧州への不安や企業業績の悪化懸念から、急反落して終了…ドル高のマイナス影響が顕著
 おはようございます。昨日朝の書き込みで、「霜降」は相場の変化日かも…なんて馬鹿なことを書いたら、昨日の欧米株は急落してしまいました。まあ、どちらも、ちゃんと説明できる下げですから、深刻に考える必要はないと思われますが…。

 さて、欧州は、EUサミット後、主要な関係者の言いたい放題、やりたい放題が続いています。ルクセンブルグ総裁は、まだECBの国債買取りの詳細は決まっていない…といい、ドイツは、相変わらずスペインの銀行救済を渋っています。また、国債買取も必要ない、といっています。一方、肝心のスペインは、支援要請を渋ったまま…。もたもたしている間に、ムーディーズが、スペイン主要5自治州の格付けを引き下げました。これをみて、スペイン国債の金利は、この日も上昇。10年国債は0.13%上げ、5.643%に上昇。スペインの格付けが据え置かれてときの金利は5.29%に低下していましたから、結構なスピードで上げ始めています。危機が一巡した、とみて、投機筋が一斉にユーロ買いや高債務国債券の買いに走っていましたから、これの巻き戻しが始まったのかもしれません。ギリシャでも、トロイカ(ECB,EU、IMF)と政府の間で交渉が進み、残すところは、労働問題だけになってきましたが、これに対しても野党が反対の口出しをしてきています。やはり、のど元過ぎれば、熱さ忘れる…という、いつも通りの儀式が続いているようです。景気もどんどん悪化し、債務国の税収が減少。あちこちで、ほころびが見えてきました。

 米国も、もたついています。欧州危機のとばっちりで、ドルが上昇。現在の決算発表はドルが上昇した時のもの。輸出企業の決算は、中国や欧州の需要減少に加え、ドル高にともなう売り上げ減少が響き、さんざんなものになっています。昨日発表された、デュポンの決算でも、二けた減益のうち4%くらいが、為替の影響といいます。米国にしてみれば、欧州よ、もっとしっかりしろ…といいたいところでしょう。昨日の下落を見ても、輸出企業の比率が高いニューヨークダウがNASDAQやS&P500を上回る下落率になっており、ドル高の影響が、大きかったことがわかります。レポートでも9月30日号で、ドルインデックスとニューヨークダウの関係を示し、ドル上昇が指数に及ぼす悪影響を指摘しましたが、心配した動きがでてきました。先週段階では、S&P500採用企業の減益予想は当初の2.3%から約4%に下方修正されていましたが、今週の内容を受けてどのレベルまで下方修正されてくるか…。アナリストは、欧州、中国経済の減速を受け、かなりハードルを下げていたはずですが、それをさらに下回る動きになっているようです。まあ、最新の予想数字が出てくれば、市場のほうも落ちついてくるものと思いますが…。ドル高が、米国経済に悪影響を与えたことから、今開催中のFOMC(公開市場委員会)の注目度が上昇。特に株価の下落は、バーナンキ議長にとっては容認できないことで、何か出してくる可能性がないわけではありません。当面、円も売りづらくなってきました。バーナンキ議長の、「続投の意思なし」報道も、市場を動揺させたようです。

 23日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万3102ドル53セント -243ドル36セント(1.8%)

 NASDAQ総合指数 2990.45ポイント -26.49ポイント(0.88%)

 S&P500 1413.11ポイント -20.71ポイント(1.44%)

 CME日経平均先物(円建て) 8910円 -90円

 米国10年物国債金利 1.764% -0.052%

 ニューヨーク原油 86.67ドル -1.98ドル

 GOLD 1709.4ドル -16.90ドル

 ドルインデックス 79.92 +0.36 


 昨日の米国株は、EUサミット後の政策停滞や景況感の悪化を受け欧州株が下落したことや、予想以上に悪化している企業業績への警戒感から、売りが先行。急落スタートになりました。この日、決算を発表したデュポンが二けた減収になったことや、スリーエムなど主要企業の決算や通期見通しに予想を下回るものが多く、すでに発表済みの企業も含め改めて、改めて売りなおされたことが影響。ニューヨークダウは、寄り突き後まもなくこの日の安値1万3083ドル(前日比262ドル安)をつけています。その後は、この日イベントを開催するアップルへの期待感から、売りが手控えられ、一時、下落幅を縮める場面もありました。しかし日本時間の夜間2時から開催されたイベントで、アイパッドミニの発売などが発表されたものの、すでに織り込み済みになっていたことから、アップル株が3%を超える下落になると、改めて、全体は売りなおされ、結局、主力3指数とも急反落して終わりました。出来高は前日比3484万株増の6億6842万株。騰落状況は、値上がり825、値下がり2222。VIX指数は、13.3%上げ、18.83に急伸しています。

 ダウ30種は、値上がり2(インテル、マイクロソフト)、値下がり28。二けた減収になったデュポンが9%超えの下落。スリーエムも予想を下回り4%超えの下げ。このほか、アルコアやAMEX,シェブロンなど10社がダウの下落率を上回る下げになりました。宅配サービスのUPSの業績は、欧州、アジア向け荷動きの悪化から減収減益となり、世界的な景気の減速感が確認されましたが、通期見通しが予想を上回り、株価は上昇して終わっています。
 NYダウは急反落。これまで維持してきた新たなレンジ相場を下放れてきました。ニューヨークダウについては、6月安値を基点にする上昇バンドを下回り、安値を切りさげるパターンが続いていましたので、昨日の下げには違和感はありません。当面、以前からレポートのチャートに示してきた2009年安値を起点にするバンド内のインナートレンドラインを下値支持として見ていますので、一度、確認しておいてください。RSIが、急落し、6月安値ゾーンに近づくなどしていることも注目点。ファンド勢が益出し」するという需給悪の面もあり、調整は短期間で済みそうです。

 米国株は反落。CME日経平均先物は、大証終値を90円下回る8910円で帰ってきました。レンジは8875円~9085円。円は、米株急落やスペイン債券金利上昇などを受け、対ドルは79円70銭台、対ユーロは103円60銭台とともに、小幅な円高で帰ってきました。本日の日本株は、朝方はCME終値にさや寄せし先物売りから、軟調に推移しそうです。売り一巡後は、10時過ぎに発表される中国の景気指標待ちで神経質な動きkとなりそうです。ただ、GLOBEX市場の米国株が堅調になっているほか、予想を上回る決算で米国フェイスブックが夜間取引で二けた上昇しており、SNS関連などに買いが入り、個別は堅調に推移しそうです。引き続き、指数と個別物色のかい離した動きが続きそう。今日も、業績重視の展開…。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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