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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
09 | 2012/10 | 11
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円の80円台乗せを好感した先物買いが、裁定買いを誘発し、反発して終了
 朝から頭が痛かったのですが、なんだか、熱っぽくなってきました。風邪を引いたのかも知れません。夜、寒いので布団を足したら、朝方、布団がずり落ちてあまりの寒さに、目が覚めたことがありましたが、その時が原因でしょうか。まあ、相場のほうも熱にうなされたような感じになっていますから、そろそろ、布団を一枚はいだ方がいいのかもしおれませんね。

 さて、今日の日本株ですが、主力どころが次々と決算を発表してきましたが、やはり、欧州や中国と関係が深いところがいけませんね。一方、東南アジアやインド、米国をメーン市場にしているところは、やはりいい決算になっていたようです。レポートでは「LOOK EAST」を基本に銘柄選別し、富士重工業や信越化学を注目しましたが、やはり、いい決算を出してきました。中国も、4月以降、歳入の伸びを上回る歳出を続け、また2回の利下げを実施して景気刺激策を講じてきましたが、どうやら、底離れしてきた感じです。ただ、二けたを上回る賃金上昇を続けながら、個人消費は一向に盛り上がらず、景気刺激策も、投資が重点…。これでは一時的に回復しても、すぐに腰砕けになる可能性が強いのではないでしょうか。

 特に、これまでの銀行融資の内容を見ると、政府の指導があったのかどうかわかりませんが、採算を無視した経営を続ける国有企業中心に行われており、国有企業の赤字が続いた場合、元利返済に支障をきたし、貸出金が不良債権化するのではないかと、心配されています。最近では、国有企業への貸し出しは、採算が悪いとして、貸し出し利鞘が大きい、民間に融資する動きが強まっているといいます。地方の採算を無視した開発、それとつるんで、不良資産を抱え込んだ国有企業、さらに、採算を無視した鉄道などインフラ整備に資金を突っ込もうとしている政府…。だんだん、一党独裁体制と資本主義経済の矛盾が拡大しているような印象を受けます。何年か前に、クリントン国務長官が、大学での講演の際、20年後には、中国の国民は世界でもっとも貧しい国の一つになっているかもしれない…と話したと伝えられていますが、洞察力の素晴らしい研究機関を持つ米国のことですから、何らかの根拠があるのかもしれません。このところ、米国企業の中国への投資が減少していることと関係しているのでしょうか…。日本から、中国に進出している企業の数は、3万社を超えているといいますが、ちょっと深入りしすぎたのかもしれませんね。

 ただ、目先は投資妙味があるのかもしれません。レポートでも、上海総合指数が、一定の急所を抜けば、投資妙味が出てくる…として、所得上昇を受けた食品株や、政府が国民の不満をそらすため整備を強化する保険株が面白い…としましたが、指数は、肝心なところで急所を抜け切れないようです。この辺りがいまの中国株が弱いところかもしれませんね。

 さて、今日の日本株は、欧米株が続落したものの、海外で円が安値圏で推移したことや、CME日経平均先物が、大証終値と変わらない水準で終わっていたことから、しっかりに始まりました。指数寄与度の高いKDDIが、予想を上回る決算を背景に買われたことや中国株が堅調に推移していたことから、日経平均は小幅高で推移。後場も単調な動きが続いていましたが、欧州市場が開く2時過ぎ、日銀が追加緩和として10兆円規模の資産買い入れを行うとの報道があったのを機に、円売りの動きが強まり(ドル買いオプションの絡み?)、1ドル80円台に乗せると、先物買いが急増。裁定買いも巻き込んで指数は引けにかけ、急伸して終わっています。結局、日経平均は100円90銭高の9055円20銭、TOPIXは、8.15ポイント高の751.42ポイントと急反発して終わっています。指数の上げをみて、個人投資家を中心に出遅れ株を幅広く買う動きが強まりましたが、出来高は、前日比2億株近く少ない15億9239万株。売買代金も9698億円と1兆円の大台を割り込む低調な商いでした。騰落状況は、値上がり1241、値下がり294と、ほぼ全面高。

 今日の終値での、日経平均サイコロは8勝4敗、RSIは61%、25日線かい離は+2.1%、騰落レシオは95%でした。サイコロを除き、巡航速度を暗示しています。昨日も書きましたように、13週線、52週線という中期線が上昇しなが下値を支えていました。また、7月安値と9月安値を結ぶラインを、ここ数日維持したままの強い動きをしていましたが、上値に動き出してきました。今日は、200日線もわずかに上回るとともに、昨日陰転していた3本新値も陽転。結局、昨日の陰転はダマシになりました。まあ、30日の日銀金融政策決定会合の中身がすべてですが、先物筋の買いっぷりは、いったい、幾らの緩和があるとみているんでしょうか。今日の先物の手口を見ると、売り手口に裁定取引を活発にやっている国内証券のものが目立っており、上げのかなりの部分が裁定買いによるものであることがわかります。おそらく、今週で裁定買い残は2兆円の大台に乗せてくるのではないでしょうか。過去の例からみても、2兆円大台超えから、先物の売り仕掛けが始まり、指数が下落に転じるということを繰り返してきただけに、30日の日銀会議の結果と為替の反応には十分注意が必要です。今のところ、欧州市場は中国のソフトランディング期待から上昇して始まっています。

 まあ、今日も通期見通しを下方修正したネットワン以外は、堅調でした。それにしても、パラマウントベッドと物語コーポレーションの上げは激しくなってきましたね。良品計画も新値更新ですが、あまり円安が進み過ぎると、仕入れコストの上昇につながりますから、新規の買いは控えたほうがいいかもしれません。
10月8日号の資源開発関連、9月2日号から注目を始めた地方スーパーとの提携で、これまで弱かった地方の開拓を始めたドラックストアの動きが良くなってきました。
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中国への期待感から反発するも、FOMCの景気への警戒的な見方から、続落して終了
 おはようございます。 

 野田政権は、緊急経済対策として4000億円規模の補正予算を組むようです。被災地に流されるはずの復興予算が、省庁からつまみ食いされたことへの申し訳なのでしょうか、事業再生への対策費を増やしています。まあ、それはそれで結構なんですが、政府の震災復興対策法案のなかに、拡大解釈できる霞が関用語を滑り込ませたり、こじつけも甚だしい理由で、予算の分捕り合戦をやった官僚への責任追及はどうなっているのでしょうか。また、つまみ食いした資金がどこに流れていったのか…官僚の天下り先や、政治家が関係する団体などへ流れていないのか…など、まず資金の流れを明確にすることから始めるべきではないでしょうか。結局、責任の所在をあいまいにしたまま、次のステップに進もうとしています。野党も、本気で追及すると、いろいろまずいところがあるのでしょう。隠し金づくりなど、民間企業なら横領罪に当たるようなことをしても、だれも責任を取らない…悪知恵を働かせて、天下り先を創ったり、組織に逆らわない守旧主義の人ほど出世する…。誰も責任を取らないから、物事が前に進まない。おかしなことをした官僚の名前を公表すべきなのに、マスコミはそれをしない。やはり、この国は、根っこからおかしくなっているとしか言いようがない。

 こんな話があります。ある、通信機器販売の店舗に、財務相のかなり上のクラスの人が、購入に来たそうです。規則通り、身分証明を求めたところ、たまたま証明する書類を持ち合わせていなかったようで、店員との間で、押し問答のようになったそうです。規則通りに手続きを進めようとする店員と、規則を無視して自分のために融通をきかせるよう要求する官僚…どちらが正しいかは、だれが見てもわかりますね。折れない店員に対し、この官僚は、ついに官僚風を吹かせ威圧をはじめ、それでも折れない店員に対し、そんな規則なら俺が変えてやる…とすごんで帰ったそうです。みんながみんな、そうではないと思いますが、これが彼らの考え方の根本なのでしょう。この話の中には、公務員は、国民の公僕だという発想はみじんもありません。おごり高ぶりの結果が、国民から取り立てた血税をつまみ食いするどころか、省庁間で分捕り合戦を演じる醜態につながったということでしょう。まあ、政財官の体制派は、お互いもたれあいですから、自分たちに都合の悪くなることなどやるはずはありませんが…。

 24日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万3077ドル34セント -25ドル19セント(0.19%)

 NASDAQ総合指数 2981.70ポイント -8.77ポイント(0.29%)

 S&P500 1408.75ポイント -4.36ポイント(0.31%)

 CME日経平均先物(円建て) 8965円 -5円

 米国10年物国債金利 1.792% +0.028%

 ニューヨーク原油 85.73ドル -0.94ドル

 GOLD 1701.60ドル -7.80ドル

 ドルインデックス 79.94 +0.03 


 昨日の米国株は、欧州市場が中国の景気指標の改善や、米国・新規戸建て住宅販売の増加を好感して上昇した地合いを受け、堅調なスタートになりました。この日決算を発表したボーイングの利益が予想を上回ったことや、通期の利益見通しを引きあげたことなどを好感し買いが増加。ニューヨークダウは、寄り付き後まもなく、この日の高値1万3155ドル(前日比53ドル高)をつける場面もありました。その後、中国経済やFOMC結果への期待感から、堅調な展開がつづいていましたが、FOMCの結果が公表され、景気への慎重な見方が示されたことや在庫の大幅な増加から原油価格が続落したことなどを嫌気し、引けにかけ下落。結局、主力3指数とも小幅に下落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1960万株減の6億4882万株。騰落状況は、値上がり1323、値下がり1665。VIX指数は、2.66%下げ18.33に低下しています。
 
 ダウ30種は、値上がり8、値下がり22。ユナイテッドテクノロジーズやプロクターアンドギャンブルなどが1%近い上昇になった一方、シスコシステムズが3.5%下落。このほか、キャタピラ、デュポン、アルコアなど、景気敏感・輸出株の下落が目立ちました。値上がり業種をみると、建設資材、住宅建設、不動産リートなどが上昇。トラック、鉄道など輸送関連が下落しました。
 NYダウは続落。下値模索の動きにあります。3~4月相場で形成したレンジ内に押し戻された格好ですが、昨日は、前日同様100日線を意識した動きになっていました。前日に比べ、下値が切りあがっており、押し目を買いたい動きはあるようです。昨日の日足RSIは25%に低下。6月安値時の水準は24%ですからそろそろ底値を意識した動きが始まりそうです。6月相場からの出直りでは、200日線がもっとも強力に下値を支えましたが、100日線とは接近しており、案外底打ちは早いのかもしれません。

 米国株は続落。CME日経平均先物は、大証終値比5円安の8965円で帰ってきました。レンジは、8895円~9045円。円は、米株は続落したものの10年債金利の上昇から対ドルは79円80銭台で横ばい。対ユーロは、スペインやギリシャ情勢の不透明感を受け103円50銭台に小幅に上昇して帰ってきました。本日の日本株は、為替の方向感がつかめないものの、相変わらず日銀の追加緩和を思惑した先物筋の売買にリードされる展開になりそうです。FOMCが当面の金利を据え置いたことから、焦点は日銀の動向に移り、対ドルでは円安に振れやすい展開。ただ、決算発表の本格化から個別の主力株は仕掛けづらく、増額修正期待や増配、中間配の未定企業などが個別に物色される展開になりそうです。中間期の営業利益が大幅増額になったNECや中間配の増額が期待されるオリジン電気などに期待したいところ…。
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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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