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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
09 | 2012/10 | 11
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日銀金融決定会合の結果待ちの模様眺め相場だったが、発表後は材料出尽くしの売りで、引け際に急落して終了
 注目の日銀金融政策決定会合は、国債やETF、政府短期証券などを対象とする買い取り基金を11兆円積み増すことに決めました。前月に続き、2か月連続の追加緩和になります。また、政府と日銀のデフレ克服の共同宣言を発表、銀行の貸し出しを促すための基金を新たに設け、額は無制限とする…という内容です。市場が10兆円といって騒いでいるから、一兆円足して11兆円にしとけば市場も満足するだろう…ということでしょうか。相場も終わろうというのに、なかなか発表されないものだから、先物筋は「イライラ状態」。エンジンをふかしまくって、スタートを待つ自動車レースのようでした。そこにでてきたのが「11兆円」という金額。ばかにするなとばかりに一斉に売りに回ったというのが今日の引け間際の動きでしょう。共同宣言や無制限の貸し出し促進の基金については、消化難のまま、見切り発射で売られた、というとこですね。

 円はほとんどの通貨に対し、短時間に買い戻されましたが、時間がたつにつれ、もとに戻り始めているようです。ドルに対しては、今晩も大型ハリケーンで市場が休みになりますので、円高水準が続いたままです。まあ、日銀の追加緩和に対して採ったポジションはいったん閉じて、市場の反応を待ってから新たに、ポジションを組みなおそうということのようです。ただ、日銀と政府の共同宣言…ということですが、民主党政府って「近々…」なくなる可能性があったのではなかったのでしょうか。前原大臣も「政府もデフレ克服の一端を担わなくては…」なんて言い出していますが、この3年間何もしてこないで、選挙が近づいてきて、いまさらそれは無いだろうと思いますが…。銀行の貸し出しを増やすために、専門家会議を設けて不動産の持ち上げに入るようですが、そんなもの、銀行は貸出先がないので、とっくの昔に不動産リートなどへの貸し出しを増やしています。相変わらずのKYぶりですね。そんなことより、国債買取をして、また国債を買わせる、屋上屋を積むようなやり方をやめて、生きた経済に金を流すようなやり方を考えたほうがいいと思いますが…。なんだか、相撲の奇手「猫ダマシ」を仕掛けられたような。冷静な欧米金融筋の判断を待って、次を考えましょう。正直、なんだかよくわからない。一兆円の上積みは、「市場との対話」をしたつもりなのでしょうが、まだまだピントがずれている、としか言いようがありません。

 さて、今日の日本株は、米国市場がハリケーン禍で休場になったことから、手掛かり材料難から模様眺めに小高く始まりました。先物市場では、日銀の追加緩和への思惑が交錯し、買いが入れば指数が上昇、売りが入れば下落するという神経質な動きをしました。いつ戻りなら昼には結果が発表されるのですが、いつまでたっても発表がなかったことから、「これは期待が持てるぞ」と思惑した先物筋が買いを入れ、2時過ぎに日経平均は前日比70円近く上昇する場面もありました。引け際15分前に出てきたのが11兆円の緩和…。これで、材料出尽くしだとばかり一斉に先物売りが出され、それが裁定解消売りを呼び、短時間に急落することになりました。レポートでも裁定解消りに対する警戒感を書きましたが、わずか残り15分間でこれだけ下げる…これが裁定解消売りの破壊力です。おかげで、他の上昇銘柄も指数に引きずられる格好で値を消してしまいました。結局、日経平均は、87円36銭安の8841円98銭、TOPIXは6.84ポイント安の733.98ポイントと、ともに3日続落しておわりました。朝方から、主力株に緩和を期待した買いが入ったことで、出来高は、前日比6億株近く急増。20億3820万株と大台に乗せてきました。売買代金も1兆2577億円にボリュームアップしています。

 今日の引け値での日経平均サイコロは8勝4敗(TOPIXは6勝6敗)、RSIは63%、25日線で下げ止まり、かい離率はゼロ。騰落指数は91%でした。サイコロの過熱感が取れませんが、明日から7連騰分が落ちていきますから、調整ピッチは速まりそうです。まあ、不確定情報で短時間に売られたもので、緩和の内容が十分消化できないままに下げていますので、あとは市場がどう判断するか…ですね。ただ、テクニカル的には、最近の下値を支えてきた「機能線」を切ってしまいました。直近レポートでは、9月安値を切ったことから、下値に振られる可能性も大きいとして、強い材料を持つもの以外は様子見…としましたが、やはり、下値を切ってきました。米国市場が開いてみないとわかりませんが、中国の消費者信頼感指数が急改善したことや、日銀の追加緩和を好感して欧州株が上昇して始まっており、あまり心配したものでもないかもしれません。もともと、11月第1週がポイントと考えてきましたので、押してもしれていると思いますが、日経平均の一目均衡表の雲のねじれが11月14日にあり、やはり、この付近に変化点がくるように思います。
 FRB、ECBと同様に「無制限」とした新基金に対する評価がポイントになりそうです。

 まあ、当面は業績感応相場が続きます。100円台から注目してきたNECが本日高値153円をつけてきました。150円手前で、足踏みし、空売りを誘って一段高をめざすという、ストーリーを勝手に作っていましたが、今日の動きは想定外のもの…。明日も一段高するようなことがあれば、150円付近が下値抵抗帯に変わってしまいます。正直、これは困った。今日の信用残の状況は、買い残が大幅に減り、取り組み倍率は2倍に急接近してきました。つり天井を前に、昨日、今日は、もっと空売りが入ったはず…。まあ、じっくり見てみましょう。偽りのバレンタインデーでとばっちりをうけましたが、そこまでもう少し…。和歌山、奈良の開拓に乗り出したドラッグストアも本日新値を更新。
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欧州市場は、イタリア政権基盤の動揺を嫌気し下落。米国はハリケーン休場も、再開されたCMEは下落幅が拡大
 おはようございます。 朝一に日経朝刊の一面を見て、目が点になりました。なんと、日本海でメタンハイドレートの存在が確認されたそうです。ハア…?というのが正直な感想でした。奈良の片田舎にいる私でさえ、これまで何度も日本海にあり、太平洋に比べて採取しやすいということは、このブログでも書いてきました。政治評論家の青山氏や山陰の自治体が共同で探査をやったことも紹介。巨大なメタンハードレートの柱が、日本海に何本もあることが確認されています。それなのに、何をいまさら「新発見」を装うようなことが必要なのか…?

 ポイントは共同調査グループに東大がいること…。東大は、地中のメタンハイドレートの採掘技術にこだわり、国の補助金を受けています。日本海では浅い海底に存在していることがわかっていながら、わざわざ、海底下の深いところにある…といわれる太平洋側で試掘を行っています。日本海側は、海底表層にあるため、採掘は土木工学で対処できます。これでは、東大の技術は必要なく、東大のメンツと補助金を確保するために、太平洋で実施する必要があったのでしょう。土木技術での採掘技術では、すでに大手ゼネコンなどが確率し、ロシアではすでに日本企業が参加し、実用化されています。こんなことが、公になれば、税金の無駄遣いをしてきたことがわかり、まずいことになりそうですね。

 山陰自治体などにお探査には、複数の国会議員も同行したといわれ、政治的にも日本海側のほうが低コストで採掘できることが伝わってきたんでしょう。この動きに、押されて、官庁も動き出したのでしょうが、東大のメンツを保つために、こんな茶番を演出する必要があったんではないでしょうか。青山氏いわく、「メタンハイドレートの層は東シナ海から千島列島へかけ、後半に存在している…」といいます。このことは、国際舞台でも広く知られ、韓国では来年にも試掘を始める…といわれています。竹島領有にこだわる理由がこれで説明できますね。 また、尖閣問題も同様…。ロシアも、北方領土にこだわる裏には、この資源の存在が言われています。これだけ、低コストで採掘できる資源がありながら、なぜ、存在を無視し続けてきたのか…。結局、東大のメンツを含め、資源輸入を続けなければならない利権構造が今の日本を広く覆っているからではないでしょうか。

 この国の変化を妨げているものは、官僚システムだけでなく、政財官を含めた利権の癒着構造にありそうです。また、東大などの調査グループの発表を何の批判もなく「新発見」のように書くマスコミの姿勢も問題…。これで一気に世論をあおって、開発にすすんでいくのでしょうが、その時のリーダーは、また、東大…。これまで地道に採掘技術を積み重ねてきたものが廃棄され、東大のものが採用される…ということになるのでしょうか。土木工学による採掘方法の確立は、同大学は大きく後れを取っているといわれています。さっさと民間技術を採用すれば、短時間にできるのに、東大の技術確立を待ったら、また他国に後れを取ってしまう…。メンツのために国の発展を阻害するのは、もういい加減にしてもらいたい。 メタンハイドレート開発が近いとして、最近のレポートで注目した銘柄の動きに期待したい。

 昨日の米国市場は、ハリケーンのために休場。欧州市場は、英国FTSE指数が0.20%安の5795ポイント、ドイツDAX指数は0.40%安の7203ポイント、仏CAC40は0.76%安の、3408ポイントと、いずれも下落しています。米国消費支出が予想、前月水準を上回ったものの、イタリア・モンティ首相の支持政党である自由国民党など中道右派に支持撤回する可能性があるとしたことを嫌気したようです。ちなみに、イタリア株は1.5%安と、他の欧州市場を上回る下落になっています。

 米国市場は、休場になりましたが、短縮された市場では、ハリケーンの襲来で原油需要が低下するとして、ニューヨーク原油は0.74ドル安の85.84ドルに下落。金価格も1.6ドル安の1710.5ドルに低下。イタリア政権への不安からユーロが売られ、円は、対ユーロは102円90銭台に上昇、対ドルは堅調な経済指標を受け、79円80銭台とやや軟化しています。CME日経平均先物は、大証終値を5円上回る8925円で取引されていました。また、日本時間7時に取引が再開されたGLOBEX市場では、NASDAQが25ポイント近く、ダウが100ドル超え下落しています。

 本日の日本株は、日銀金融政策決定会合を控えていることや、米国市場がハリケーンで休場となり手がかり材料が少ないことから、見送り気分の強い展開になりそうです。日銀会合決定については、織り込み済み…として、下落を懸念する動きもありますが、そのこと自体が「織り込み積み」の可能性もあり、結局、サプライズ待ちになりそうです。今日はコマツなど注目企業の決算発表もあり、昨日のホンダの決算発表後と同様な結果をたどる場面もありそうです。引き続き、短期資金が手掛ける低位材料株や、小型内需好業績株が個別に物色される流れ…。
※会員様へのお知らせ…レポート直近号、1ページ目の日足チャート内で、機能線(A)とありましたのは、日足バンド内に示したラインです。ラインにAを表示することを忘れていました。訂正させていただきます。また、機能線という表現ですが、このラインは、下値支持、上値抵抗どちらにもなるもので、「個人的」に 機能線と表現しているもので、テクニカルな用語ではありません。また、裁定取引にともなう国債について問い合わせがありましたが、これは債券先物相場を参考にしています。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
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