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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
10 | 2012/11 | 12
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円安に支えられ小幅続伸して終わるも、パナソニックの無配転落が市場を圧迫
 月一の、病院通いの日で、薬をもらいに行っていました。寒かったせいか、来院者は少なく、意外とスムーズにいきました。処方箋を持って調剤薬局に行きましたが、以前は、お客さんに「この薬にはゼネリック薬がありますが、どうされますか…?」と声をかけていたのに、最近は、とんと聞かなくなりました。医者がゼネリック薬を使うのを嫌がるようで、医者の意向を無視してゼネリック薬を勧め、あとで睨まれてはかなわないということでしょうか。ゼネリック薬が思ったほど普及しないのも、案外、この辺りに原因があるのかも…。一昨年の4月ごろは、結構、熱心に声掛けし、関連企業の業績もそれなりに伸びていたんですけどね~。変なことに気付いてしまいました。

 それにしても、日本のブルーチップといわれる企業が音をたてて、凋落し始めました。NEC,シャープ、パナソニックなどなど…。テレビなどマスコミの論調を見ると、新興市場での売り方など、こまごまとした点を指摘。サムソンなどと比較して、やりかたがまずいと分析。某経済紙はサムソンに見習うべきなどと、書いてくれました。しかし、同国では、意図的に通貨安を演出。電力会社に負担を押し付け、製造コストを押さえるほか、非正規雇用を増やし人件費も抑制するなど、財閥企業寄りの差別的な政策が続けられた結果、競争力をつけたもので、国の内部には、大きなゆがみが生じています。また、新興国の開拓でも、日本企業が地道に人脈を築き、現地に進出しようとすると、あとから来たどこかと、どこかの国が、政府高官にわいろをばらまきまくり、その圧力で契約をかっさらっていく…ということのようです。どこかと、どこかの国のテレビの番組を見ていると、だいたいといっていいほど、わいろを渡す場面が出てきます。それもかなりシステム化されて…。結構、昔のものでもそういう場面が出てきます。

 米国で、家電量販店の売り子にも鼻薬を効かせ、日本製のテレビを買いに来た客に対し、サムスンの製品を日本製といって売らせたケースもあったようです。大手経済紙は、このやり方を日本企業にも見習え…というのでしょうか。もし、日本企業が被っている、通貨高、群を抜いた高率の法人税、世界最高水準の電力料金、ハイレベルの労働規制など、4重苦、5重苦の経営コストのもとで、勝負したら、果たして利益が出せるものかどうか…。今回のパナソニックの問題は、このような劣悪な経営環境を放置してきた「政治」の問題の方が大きいと思われます。

 サムソンを見習え…と書いた、某経済紙は、最近、ドイツ企業を見習えと書いていました。でもドイツはユーロ圏で圧倒的な経済力を持ちながら、他の劣悪加盟国との加重平均である割安なユーロが、常に、ドイツの輸出競争力を高めています。また、労働協約で雇用を確保するかわりに、賃金を抑えるというメリットも享受しています。もともとの競争の基盤がかさ上げされている国の企業をどう見習え…というのでしょうか。そんなこまごましたことを指摘するなら、日本企業を覆う逆風を払しょくすべく論陣を張るべきではないかと思うのですが…。ただ、どこかとどこかの国も、世界の景気が減速してくると、内部矛盾が拡大し、破裂するときが来るはず…。日本でも、企業環境が劣悪化し、税収が減少してきたことから体制を維持することができなくなり、今の政治的な混乱や統治機構の崩壊が始まっているような気がします。政治家のみなさん、居座ることばかり考える前に、今の日本をどうするか、本気で考えないと日本は本当にダメな国になってしまいますよ。

 さて、いきなり話が脱線してしまいましたが、今日の日本株は、まさに「パナソニックショック」といってもいい状態でした。7650億円という巨額の赤字もそうですが、やはり、63年ぶりに「無配」に転落することが大きかったようです。パナソニックはコア銘柄として、世界の年金や投信、機関投資家がコア銘柄として保有しています。ギリシャ国債が、投資不適格級に格下げされてパニックが拡大したように、無配や債務超過になると、機関投資家は組み入れができなくなり、売却しなければならなくなります。今日の問答無用の売りは、無配に転落することによる、機械的な売りの部分も大きかった、と思われます。どう再建を果たし、復配までこぎつけてくれるか注目されますが、あまりの図体の大きさが障害になるのかもしれません。

 今日の日本株は、米国株が高安まちまちになったものの、パナソニックの無配転落などを嫌気し、朝方は売りが優勢の展開になりました。また、米国で金利が低下したことを受け、先物に売り圧力がかかり、寄り付きに売られたあとも軟調に推移。一時、日経平均は60円近く下落する場面もありました。ただ、中国HSBCPMI製造業景気指数の改定値が上方修正され、中国株が急伸すると、円が80円台に下落。それとともに先物買いが優勢となり、指数は急速に上昇。輸送用機器など外需株が買われ、一時、日経平均は8976円高値を付ける場面もありました。ただ、為替の方向感がつかみづらいことや、先物がCMEレンジ上限に近づいたところから利食い売りが増えたことから、引けにかけては上げ幅を縮めています。結局、日経平均は、18円58銭高の8946円87銭、TOPIXは0.99ポイント高の743.32ポイントと、ともに小幅続伸して終わりました。出来高は、18億5392万株と前日並み。騰落状況は、値上がり939、値下がり573。

 今日の引け値での、日経平均サイコロは8勝4敗(TOPIXは6勝6敗)、RSIは74、25日線かい離は+1.2%、騰落レシオは96%でした。RSIが、警戒ゾーンの80%にちかづいています。今日も基調は業績相場…。予想を上回る企業が買い上げられたほか、減益でも業績の底入れが期待できるものが買われるなど、結構、わかりにくい相場になっています。明日も引き続き、業績感応相場が続きそうです。指数は、昨日に続き、52週線、13週線に抑え込まれる動き。安値は上昇中の75日線に支えられる格好。25日線が下落から上げに転じており、この接近が次の出直りのポイントになるか…。当分は、指数より個別の材料重視で…。また、先物が、前日のCMEのレンジをなぞる動きが始まったようです。スバル、NEC引き続き堅調。NECはつり天井に抑え込まれるか、天井の上に出るかの正念場。

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ハリケーン休場明けの米国株は予想を上回る個別企業業績と予想を下回る景気指標のはざまで、高安まちまちに
 おはようございます。

  米国のハリケーン禍は大変だったようですね。地下鉄が冠水し、排水が大変だったようです。これから、被害の実態がはっきりしてきますが、被災予想地域での退避勧告や災害予防措置など、対策の可否が問われてきます。もしかしたら、雇用統計以上に大統領選挙への影響を強めるかもしれませんね。被害額は数兆円におよび、GDPの足を0.3%近く引っ張るのでは…という見通しもありますが、一方で、復興にともなう需要もあり、それほどの影響はない…との見方もあります。昨日、先物市場では、木材がストップ高したほか、ホームセンター大手のホームデポも2.23%上昇。ダウ30種採用銘柄中もっとも大きな値上がりになっています。まあ、これからわかってくる被害状況で対策の不手際があれば、オバマ大統領の致命傷にもなりかねません。まさに、正念場ですね。

 欧州はこのところ安定した動きになっていますが、昨日は、ユーロ圏財務相の緊急電話会議が開催されています。ギリシャに関しては、トロイカ(EU、ECB、IMF)との赤字削減に関する交渉が続いていますが、会議の結果は、結局、トロイカの報告書を待つことになったようです。会議としては、ギリシャに対し、一段の歳出削減を実施するよう迫ることを決めたようですが、会議後の会見でユンケル議長が「11月12日の会議で決着をめざす…」としており、何らかの進展があったことをうかがわせます。ドイツのショイブレ財務相も、トロイカに対し、12日までの報告書の提出を催促しています。まあ、欧州に関しては、当面、危機は沈静化した…とみておいていいのかもしれません。ただ、対ドルは、80円が頑強な抵抗ゾーンになり始めており、大統領選やその後の財政の崖を懸念しているのかもしれません。大台に乗っけてくれば、81円50銭の次のポイントが見えてくるのですが…。ここは、強気筋と弱気筋の攻防ゾーンになりそうです。

 31日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万3096ドル46セント -10ドル75セント(0.08%)

 NASDAQ総合指数 2977.23ポイント -10.72ポイント(0.36%)

 S&P500 1412.16ポイント +0.22ポイント(0.02%)

 CME日経平均先物(円建て) 8920円 変わらず

 米国10年物国債金利 1.696% -0.06%

 ニューヨーク原油 86.24ドル +0.56ドル

 GOLD 1719.10ドル +6.8ドル

 ドルインデックス 79.93 +0.01


 ハリケーン禍による休場から、3日ぶりに取引が再開された昨日の米国株は、好調な企業決算やギリシャ問題の進展観測から欧州株が上昇した(引けでは下落)ことを受け、買いが先行。高よりしてスタートしました。前日発表されたケースシラー住宅価格指数が7か月連続上昇したことなど堅調な景気指標をを好感。また、この日発表されたフォードやGMなど自動車大手の業績が予想を上回るなどしたことも買いを誘い、寄り付き後も上昇。一時、ニューヨークダウは、この日の高値1万3189ドル(前週末比82ドル高)をつける場面もありました。ただ、シカゴ購買部協会製造業景況指数が発表され、市場予想を下回ったことがわかると、月末の換金売りなどもあり売り物が拡大。昼ごろにかけて急速に値を消し、昼ごろまでにこの日の安値1万3052ドル(同55ドル安)をつけています。その後は、ハリケーンの被害状況を見極めたい動きがつよまり、安値圏で底這う動きになりましたが、引けにかけては月末のドレッシングとみられる買いが入り、下落幅を縮めています。結局、ニューヨークダウとNASDAQ総合指数は反落。銀行株の上げに支えられたS%P500は小幅に反発して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前週末比1億1101万株増の8億4836万株になっていますが、3日分の商いとしては少なく、まだ投資家が市場に戻っていないことを思わせます。騰落状況は、値上がり数が上回り1768、値下がり数は1283でした。VIX指数は4.4%上げ、18.60に上昇しています。

 ダウ30種は、値上がり11、値下がり19。欧州の落ち着きやハリケーン禍からの復旧資金需要の増加から、バンクオブアメリカが2.1%、JPモルガンが1.2%上昇。ウインドウズ8への期待からマイクロソフトが1.1%上げたのが目立ちました。
 ダウは小幅反落。前週末に続き、上昇中の100日線、200日線上での持ち合いが続いています。相場の分岐点になる8月20日前後の安値ゾーンを意識して強弱感の対立があるようですが、RSIやDMIなどテクニカル指標は6月安値水準に近づいてきました。引き続き、動きを観察したいところです。

 米国株は高安まちまち。CME日経平均先物は、大証終値と変わらずの8920円で帰ってきました。レンジは、8895円~8985円と小幅。円は、対ユーロは103円40銭台、対ドルは79円70銭台と小動き。本日の日本株は、主力株を中心に神経質な展開になりそうです。昨日、業績に関係なく主力株が買われましたが、月末のドレッシング的な動きがあった可能性もあり、今日は売りが先行する可能性もありそうです。また、米国で10年国債金利が再び1.7%を割り込んできたことも、日本国債への買い圧力となり、株先物が売られやすくなることは懸念材料です。為替市場で、円相場の80円攻防戦が始まっており、主力株は為替を見ながらの展開か。引き続き、業績発表を受けての個別色を強めた動きに…。昨日に続き、GLOBEX米国株先物市場も注目…。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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