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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
10 | 2012/11 | 12
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ギリシャ支援問題、財政の崖交渉に加え、党首討論での解散含みの政局の動きから、横ばいの動き
 国会の党首討論会が開催されました。野田首相が解散に言及するかどうかに関心が集まり、国会議員の傍聴もいつもより多かったようなきがします。安倍自民党総裁との討論のなかで、首相は「定数削減への協力と引き換えに、16日にも衆議院を解散する…」と意向を表明。安倍総裁も念押しし、首相はこれを確認。16日解散がほぼ確定しました。討論会終了後、野田首相は、輿石幹事長に対し、解散の意向を伝えましたが、前日の常任委員会で党の総意として、解散反対を伝えており、不快感を表明しちゃようです。ただ、解散権は首相の専権事項ですから、党が反対しても、首相が翻意しない限り無理なこと…。これで一気に年末総選挙に向けて踏み出すことになります。12月16日投票が濃厚といわれますが、政治空白を作らないことから9日に速まる可能性もあります。解散が本決まりになったことで、為替市場では、すべての通貨に対し円が売られ、対ドルは、52銭安の79円90銭台、対ユーロは一円近く下落し、101円70銭台になっています。急激な円安を受け、GLOBEXの日経平均先物は、100円近く上昇。下落にも一区切り付きそうな感じになってきました。ただ、ちゃぶ台返しは民主党の得意技ですから、安心はできませんが…。

 今日はもう一つ面白い動きがありました。鉱工業生産指数(9月9.2%→10月9.6%)の伸びや、固定資産投資の伸び(1~10月、前年同期比20.4%増)など中国の景気指標は底打ち感を強めていましたが、統計への信頼のなさから、もう一つ相場へのインパクトを書いていました。今日も朝方から、中國上海市場は軟調に推移していましたが、10月の電力使用量が前月比で3.2ポイント伸び、6.1%増になったことがわかると、中国株は素直に反応し、上昇に転換。日本株もこれに引きずられ買いが増加し、8日ぶりに反発しておわりました。以前から、中国の経済統計で信用がおけるのは、電力使用量、鉄道貨物の輸送量、銀行の貸し出しだといわれてきましたが、電力使用量が今年3月以降で最大の伸びを示したことから、景気が回復基調に入っていることが確認された…として、買いが入ったんでしょう。中国景気の動向には世界が注目を払っていますから、回復の形に問題があったとしても、流れを変える原動力になるかもしれません。今晩の欧米市場の反応が注目されます。

 さて、今日の日本株は、米国株が続落して帰ってきたことやCME日経平均先物の終値が、前日の大証先物価格が8655円で終わっていたことから、これにさや寄せする格好で先物が弱含み、日経平均は8660円と前日終値水準で寄り付いてきました。ただ、朝方からGLOBEX市場で米国株が堅調に推移していたことや、この日午後開催される国会の党首討論での衆院解散への動きを見極めたいとして売り買いとも手控えられ、前日引け値水準を挟んで小動きに推移。日経平均の終日値幅は28円という小幅なものにとどまっていました。この日は、利食い売りから下落していた消費者金融のアイフルが急反発し一気に新値を更新したことから、同業他社が買われたほか、証券や不動産、建設など内需系業種が買われています。一方、円高を嫌気し、輸送用機器や機械など外需株が売られたほか、非鉄や鉄鋼など景気敏感業種もうられました。結局、日経平均は、3円68銭高の8664円73銭と8日ぶりに小反発。TOPIXは、0.15ポイント安の722.41ポイントと、5日続落して終わりました。全般的に見送り気分が強く、出来高は、前日から1億株近く減り、13億8815億円と閑散商いでした。騰落状況は、値上がり759、値下がり740と、値上がり数が8日ぶりに下落数を上回りました。

 今日の引け値での、日経平均サイコロは4勝8敗(TOPIX4勝8敗)、RSIは26%、25日線かい離は-2.2%、騰落指数は96%…。指数系の底値サインが目立っています。以前から、ヘッジファンドの解約45日前ルールによる申し込み期限、15日前後がポイントになりそう…としましたが、昨晩は米国株の悪役だったアップルに底打ち感がでてくるなど、少しずつ状況は変化してきたようです。日経平均も、今年6月以降、400円幅のバンドを形成して動いてきましたが、このバンド下限が接近していたことから、下値抵抗が出てくるとみていましたが、どうやら、意識し始めたようです。衆院解散を受けた円売りで80円乗せがあるかどうかが、底打ち⇒反転の条件になりますが、80円から上には、輸出企業のドル売りなどが控えており、そう簡単にいかないようです。昨日も書いたように、やはり、いったんは底固めの動きが必要なのかもしれません。決算発表が一巡したことから、好決算だったものの、売り込まれてきたものを買い戻す動きがでており、これから今期の決算を織り込む動きが始まるのかもしれません。LTE関連とタッチパネル関連で注目した先週号の銘柄ですが、今日で目先利食い売りが終わったようです。大幅な増益で買われたものの、中間期段階での、通期見通しに対する進捗率は80%に達し、通期で増額修正になる可能性についてはまだ織り込まれていません。明日の動きは要注目です。
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欧州情勢の好転期待と米格下げ懸念の間を揺れ動き、結局、続落して終了
 おはようございます。朝から雷の音で起こされました。新聞を取りに出ると、そんな雲行きではなかったのですが、ごみ出しに出ると、まだうなるような音が響いています。寒冷前線が近づいているんでしょう。今日は、気温が相当下がるみたいです。せめて、相場の温度だけでも上がってほしいものですが…。

 さて、相変わらず海外では明るい話はありません。16日のギリシャの国債償還は、昨日1か月物と3か月物の入札で40億ユーロを調達。なんとか急場をしのいだようです。でも、20日の臨時財務相会合で次回融資が決まらなかったら、一か月後には、また大騒ぎしなければいけませんね。家計が火の車で自転車操業を続ける苦しさは身を以て体験しましたが、生活レベルを落とせば何とかなるもの…だったような気がします。ギリシャは、まだバブルの時についた贅肉をそぎ落としていないみたいですね。

 ただ、貸す方にも足並みの乱れが見られます。債務削減期限の延長を良しとしないIMFは、貸し出した側の追加的な債務カットを要請しているようですが、来年に総選挙を控えたドイツが国民の反対を恐れて、拒否しています。一方、この際だから、3回分の440億ユーロを先渡ししたらどうだ…という提案もでてくるなど、まだ話が煮詰まっていないようです。そんな先の議論は後にして、さっさと315億ユーロ分の結論を出してしまえばいいのに…と思うのですが、それができないのが欧州人気質というものでしょうか。スペインの支援申請の話もどこに行ってしまったのか?市場のほうは、20日の会合でも結論はでないかもしれないとして、ユーロは売られています。

 また、米国でも財政の崖問題がエスカレートしています。昨年8月に米国債格下げでS&Pに先を越されたムーディーズが、解消の交渉が難航すれば、年内にも格下げの可能性があるようなレポートを発行。昨日の米国株は、朝方から動揺して始まっていました。ムーディーズは格付け会社のなかでは一番評価の高いところですから、ここが、格下げを言い出したことは、政治家への大きな圧力になるかもしれません。オバマ大統領は、相変わらず富裕層優遇税制の継続には反対姿勢を維持していますが、水面下では、税率をめぐって妥協策が練られているんでしょう。昨日も株価が下落したにも関わらず、VIX指数(恐怖指数)は低下しています。昨晩も書きましたように、下げの原因が証券優遇税制などの不透明感にあることがわかっていますので、解決すれば安定を取り戻す…と、市場は冷静に見ているんでしょう。ただ、日本と同じように、米国でも議員は「シットヘッド」と言って、どうしようもない人種とみられています。昨年も、大きな問題になるのがわかっていながら妥協ができませんでした。まあ、楽観せずに事態の推移をみていくしかないようです。

 そういえば、民主党は解散に反対し、任期いっぱいまでやることを決め、首相に突き付けたようです。選挙があれば、元のプータローに逆戻りの議員が多いですから、しがみつきたいんでしょうね。でも、国のためを思うなら、一日でも早く、ガラガラポンをやるべきですが、わが身のほう(高い給料をもらう)が大事なんでしょうね~。任期いっぱい勤めたら、日本がなくなってしまうかもしれないのに…。これもうっとうしい話ですね。でも、レポートでも書きましたように、アップルが下値を意識し始めたような…。

 13日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2756ドル18セント -58ドル90セント(0.46%)

 NASDAQ総合指数 2883.89ポイント -20.37ポイント(0.70%)

 S&P500 1374.33ポイント -5.50ポイント(0.40%)

 CME日経平均先物(円高) 8655円 -15円

 米国10年物国債金利 1.6000% -0.011%

 ニューヨーク原油 85.38ドル -0.19ドル

 GOLD 1724.80ドル -6.10ドル

 ドルインデックス 81.11 +0.04 


 昨日の米国株は、ギリシャ支援の不透明感や財政の崖解消への交渉難航から格下げ懸念が強まったことを嫌気し、売りが先行。ニューヨークダウは、前日引け値を30ドル以上下回る1万2756ドルと続落してスタートしました。売り一巡後、スペインの支援申請が近いとの報で欧州株が上げに転じたことや、ホームセンター大手ホームデポの決算が予想を上回ったことを好感。売り飽き気分も手伝い買い物が増加。指数は急速に上げに転じ、昼ごろにはこの日の高値1万2898ドル(前日比73ドル高)をつける場面もありました。しかし、鉄鋼大手AKスチールの赤字幅が拡大するなどさえない企業決算や格下げへの懸念を受け、引けにかけ急速に売られ、結局、ニューヨークダウとNASDAQ総合指数は続落。S&P500は反落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比3億8528万株増の6億7646万株。騰落状況は、値上がり980、値下がり2072。VIX指数は、0.18%下げ、16.65に低下しています。

 ダウ30種は値上がり6、値下がり24。住宅リフォーム需要増を受け、ホープデポが3.14%上昇する一方、マイクロソフトが、ウインドウズ部門トップの退社や新製品の立ち上がりの不調を受け、3.19%下落しています。また、インテルなどハイテク関連の下落も目立ちました。
 ニューヨークダウは、依然、上昇中の52週線と3~4月レンジ相場下限を意識した下値固めの動きにあります。証券税制の行方が分からないことには、なかなか上値を買いあがれないようです。このところ、アップルに下値抵抗感がでてきましたが、当面、」この動きが全体の動きを左右することになりそうです。

 米国株は続落。CME日経平均先物は、大証終値を15円下回る8655円で帰ってきました。レンジは8625円~8725円。円は、ユーロ下落のあおりを受け、対ユーロは100円80銭台に上げたものの、対ドルは79円40銭台と膠着した動き…。本日の日本株は、CME価格にさや寄せし、軟調にはじまりそうですが、GLOBEX市場で日米株が反発しており、次第に買い優勢の展開になりそうです。ただ主役は、内需系の好業績の中小型株…。また昨日発表された信用残動向を受け、取り組み仕手株も出てきそうです。ここは、不透明な環境が見通せるまで待つのも相場…みたいなきがしますが。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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