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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
10 | 2012/11 | 12
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米株高、円安を好感し高よりスタートも、中国株安や為替の利食いから上げ幅を縮めて終了
米国ではイースター休暇が明け、今晩から与野党の「財政の崖」解消交渉が始まってきます。どこかの国の議員さんたちと一緒で「SHIT HEAD(ウンコ頭)」の本領を発揮し、昨年夏の愚行を繰り返すか、理性を働かせ、妥協点を探るか…。米国流の交渉は、まず飲めないような提案をし、対立関係を強めながら、話を詰めていきますから、はた目から見ていると、気をもまされる場面も出てきそうです。ただ、ブッシュ政権時代は、とにかく、金融界がやりたい放題ができるように規制を緩和したり、取り締まりができないように、野放図な制度改正が行われていますし、金持ち優遇の税制が取られていますから、少々上がるのは、税の公平の観点からいったら当たり前なのですが…。共和党の議員さんたち、ロビイストを通して、金融界や金持ち層から、活動資金をもらっていますから、やはり、簡単に話が進むとは思わないほうがいいのかもしれません。

 また、欧州でも、今晩、ギリシャ支援の合意を図る「ユーロ圏財務相会合」が開催されます。ドイツのメルケル首相は、今回の会合で合意できる…としているようですが、このところ、トロイカのメンバーであるIMFがEUと距離を置きたがっており、果たしてすんなり合意できるか…? 2020年の段階で債務削減目標をGDPの124%と主張するEU側と、同120%を主張するIMFが対立していましたが、先週末の段階では、IMFが折れた…という話が流れていました。まだ、債務削減の期限を2020年(EU)とするか、2022年(IMF)とするかの対立があるようですが、どちらにするかで、支援側が負担する金額が異なるし、だれが負担するか…という問題も残っています。この点については結論を先延ばししようという動きもあるようです。まあ、ドイツが「負担を受け持つ」といえば、即、解決する問題でもありますが。

 また、昨晩はもう一つ大きなイベントがありました。スペイン・カタルーニャ自治州の議会選挙がですが、どうやら独立推進派が過半数を制したようです。独立過激派は議席を減らしたようですが、今後は、独立に向けての住民帳票を実施するかどうかが注目されています。中央政府に対し、支援を要請しているくらいですから、そんなことはしないと思いますが、もし、住民投票が実施され、同州が独立した場合、スペインの産業基盤の主要な部分が同州内にあり、中央政府の税収が大幅に減少する懸念があります。せっかく、スペイン救済へ向け、組み立てられたスキームが崩れてしまいます。107円台にあったユーロが106円割レ近くまで来ていることを見ても、スペイン情勢や今晩の財務相会合を気にしていることがわかります。もしかしたら、安倍自民党総裁のリップサービス効果も一巡したのかもしれませんね。

 さて、今日の日本株は、先週末にかけ、対ユーロ、対ドルで円安が進行したことや、CME日経平均先物が、9400円台を回復して帰ってきていたことから、朝方から買い物が増加。先物買いが先行したことから裁定買いも入り、日経平均は3連休前の終わり値を100円上回る9466円と高寄りして始まりました。前週に続き、自動車株を中心にした外需株や出遅れ株が広範に買われ、全体の8割近い銘柄が上昇しました。寄り後も買いがつづき、一時は9487円と9500円の大台に接近する場面もありましたが、米株高にも関わらず中国株が軟調に推移したことや、GLOBEX市場の米国株が軟調に推移したことから、買い一巡後は伸び悩み始めました。スペイン、ギリシャ情勢への懸念から、ユーロが下落。今晩から本格化する「財政の崖」交渉を懸念しドル売りが入るなど、為替市場で円を買う動きが強まったことから、先物が売られはじめると、裁定解消売りがでて、指数は急速に上げ幅を縮小。結局、日経平均は、前週終わり値比22円94銭高の9388円94銭、TOPIXは3.07ポイント高の779.50ポイントと、ともに3日続伸して終わりました。出来高は、朝方にぎわったこともあり、前週末比約1億3000万株増の21億5279万株、売買代金は1兆3000億円台に乗せてきました。騰落状況は、値上がり987、値下がり564。 

 今日の引け値での、日経平均サイコロは7勝5敗(TOPIXは6勝6敗)、RSI67%、25日線かい離+4.4%、騰落レシオ105%でした。25日線かい離を除き、巡航速度。
 やはり為替は円高方向に動きましたね。昨日のレポートでも、これまでの使ってきたドル円日足から週足に変えて、82円台半ばに強力な抵抗線があることを指摘しておきました。やはり、投機筋も、この辺がいったん利食いのポイントとみていたようです。また、日経平均についても、6月4日安値以来続いてきた800円幅のバンドの上限が接近していることから、ヘッジファンドなどの利食いが出る可能性を指摘。為替、指数のテクニカル面から、指数がらみの主力株を追うリスクを指摘。注目株は「かさ上げ」のほうにシフトしておきました。

 今日の日経平均は、この6月来のバンドを上抜いたことから、バンド抜けを期待しましたが、結局、バンド上限ぎりぎりのところで終わってしまいました。微妙なところですね。抜けた…といえばそうも見えるし、まだバンド内…といえばそうも見える。まあ、明日以降の動きをみて判断するところですが、ドルは、瞬間82円を割り込み、81円台に入っています。やはり…といいう感じです。今後の為替や株価の見通しは、長期的な視点も交えレポートで解説していますので、会員の方は、再読しておいてください。
 
 今日は、信越化学、日東電工、富士重工業、新明和工業など外需がらみが年初来高値を更新しましたが、やはり11月4日号で注目した東洋インキ、同18日号のアイダエンジニアリング、東急リバブル(10月8日号~)など、傍流のところが高値を取ってきましたね。かさ上げ相場は、焦点が絞りにくいですが、当面は、米国に関係しているところを狙う所でしょう。GDPを0.4%引き上げるということですから、日本の関連企業もそれなりのメリットを受けてきそうです。まあ、ここまでは、為替だけで上がってきましたから、当面、為替の動きに注目するしかないでしょう。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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