大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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イタリア国債入札の成功や連日にわたるFRB議長の市場にやさしい議会証言が支えとなり、大幅続伸して終了
 おはようございます。 朝から、食器洗いやごみ出しなど、バタバタしていたら、書き込みをしなければいけない時間になっていました。予想通り、バーナンキFRB議長が、市場擁護的な発言を繰り返し、市場も好感して続伸していたようです。とりあえず、ずるずるの下げは避けられたようですね。

 さて、総選挙で財政緊縮反対派やユーロ離脱を主唱する政党が大躍進したイタリアですが、昨日行われた10年もの国債の入札には、予定額の1.65倍と前回入札を上回る応募があり、5年債と合わせ65億ユーロを調達。成功裡に終わりました。ただ、先行きの政治リスクがあることから調達金利は、前回を0.5%上回る4.83%に上昇しています。市場も安心したのか、ポルトガルやスペインなど周辺問題国の金利も低下しています。とりあえずの危機は乗り切った格好ですが、まだ、安定政権政権成立へのめども立っておらず、上院再選挙の可能性も残ったまま…。ドイツやECBなどは、イタリアの財政改革が継続するかどうか気をもんでおり、今後のベルルスコーニ氏の出方によっては、EU主導国も景気刺激方針を出すなど、財政緊縮一辺倒の政策の見直しを迫られる場面も出てきそうです。インフレ懸念が強いドイツが容認するはずもなく、再び、EU内での対立がエスカレートする懸念もあります。まあ、しばらくは、もやもやした状態が続くことになるんでしょう。

 27日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万4075ドル37セント +175ドル24セント(1.26%)

 NASDAQ総合指数 3162.25ポイント +32.61ポイント(1.04%)

 S&P500 1515.99ポイント +19.05ポイント(1.27%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万1445円 +185円

 米国10年物国債金利 1.903% +0.024%

 ニューヨーク原油 92.76ドル +0.13ドル

 GOLD 1595.20ドル -19.80ドル

 ドルインデックス 81.54 -0.31
 

 昨日の米国株は、欧州市場が、イタリアの国債入札の成功やECBドラギ総裁の緩和継続発言などを好感して全面高になったものの、朝方発表された耐久財受注(1月)が大幅に落ち込んだことを嫌気し、小幅に反落してスタートしました。ただ、前日のバーナンキFRB議長の上院での証言で、資産買い取りによる緩和策の出口が先になる…との安心感がでたことや、この日発表の中古住宅販売保留指数が、市場予想の3倍に増加したことから上げに転換。ユーロの買戻しからドルが軟化したことから、輸出関連や景気敏感株が買われ、指数は次第に上げ幅を拡大。この日開催された下院でのバーナンキ議長の証言で、再度、資産買い取り政策の継続について言及したことも買い安心感につながり、引けにかけ上げ幅を拡大。ニューヨークダウは引け近くにこの日の高値、1万14104ドル(前日比204ドル高)をつけています。大引けにかけやや売られたものの、結局、主力3指数とも大幅に続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比9887万株減の6億7258万株と、環境好転により売りが手控えられるなかで株価が上昇した…という感じでしょうか。騰落状況は、値上がり2311、値下がり731。VIX指数は、12.7%下げ、14.73に低下しています。

 ダウ30種は上昇29、値下がり1(ヒューレッドパッカードの0.1%)。欧州危機再燃懸念の後退から、JPモルガンが3.5%、バンクオブアメリカが1.6%と銀行株の上げが目立ちました。また、ドル安を好感しキャタピラが2.5%上昇したほか、アルコアや、マイクロソフト、インテルなどがダウの上昇率を上回りました。業種別では、人材派遣、海運、空運、家具、紙パルプ、住宅などが上昇。金関連、たばこ、ビールなどが下落しました。
 NYダウは大幅続伸。頭打ち感の出ていた25日線を一気に上回り、引け値ベースでリーマンショック後の高値を更新してきました。2月25日につけたザラバ高値1万4114ドルを更新していませんので、依然、高値のレンジ内の動きに変化はありません。まだ、明日に迫った歳出強制カット発効への懸念材料があることが、積極的に上値を買うことを抑制しているようです。明日、政権と上下院幹部との会談がもたれるようですが、政権側としては、このまま、効力発揮に持ち込み、増税反対を続けてきた共和党のイメージダウンを図ったほうが得策という見方もあります。国民的な共和党に対する批判を背景に、改めて増税案を飲ませる作戦でしょうか…。すでに織り込み済みなのか…? 時間切れにたいする市場の反応は、読みにくくなっています。 

 米国株は続伸。CME日経平均先物は、大証終値を185円上回る1万1445円で帰ってきました。レンジは、1万1220円~1万1470円。円は、イタリア国債入札の成功を受け対ユーロで121円台に軟化したものの、歳出強制カットの影響が読み切れず対ドルは92円10銭台と小幅な下落にとどまっています。本日の日本株は、米国株の続伸やCME日経平均先物高を受け、反発して始まりそうです。CMEの終値にさや寄せし先物買いが先行。裁定買いから指数は急反発して始まりそうですが、買い一巡後の動きが焦点になりそうです。米国の歳出強制カットの交渉はとん挫状態になっており影響が読み切れず、逃避通貨としての円の需要は高いまま…。日銀正副総裁の提示がありますが、当面は米国への懸念が先か…。昨日に続き、国内政策優先で、財投関連、農業関連、TPP、資源開発関連、創薬関連などが個別に買われる展開か…。指数は高値膠着になりそう…。

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米株の反発でアジア市場は堅調打だったが、リスク回避志向の円買いを嫌気し、日本株は続落
 今日、明日は、また主夫業。1日は、娘の引っ越しで大阪へ行かなければなりません。相場のほうは休憩状態なので、差しさわりはありませんが、神経の使い方が違うので、疲れ方が一層倍です。今日も、スーパーまで買い物に行き、いろいろ買ってきましたが…。晩のおかずに何を作りかも、まだ、決まっていません。

 さて、為替こければ、皆こけた…ではないですが、円安を支えにした主力株は休憩状態になりました。信用買い残は、9週連続で増加した、ということですが、それだけ、皆が買いついた…ということでしょうか。2週間ほど前、「木の葉が沈み、石が浮く」と冗談めかして書きましたが、今買われている銘柄は、石が浮くときに売られた、新興市場株や中小型株。まあ、イタリア総選挙結果、米国の歳出強制カットの問題が、再び、逃避通貨としての円の価値を高め、円安が中断したことが、相場の不透明感を強めた、ということでしょう。米国株が下落し、円が高くなると、ファンド内に占める日本株のウェートがあがりますから、比率を落とすために、持ち株を売却しないといけないケースも出てきます。案外、こんな海外投資家の売りもあるのかもしれませんね。まあ、今は宴の後…で、次の宴会に備えて後片付けしているところ…か。

 チャート的には、以前から、2010年4月高値を上回れば、いったん、調整もありうるとし、下値めどについて、2011年2月高値までの押しを想定していました。押しを作るどころか、1万1500円まで伸びていったので、押し目は2010年4月高値の頭をたたいたところまで…と変更しようかと思ったんですが、今日、頭をたたきに来てしまいました。25日線が近づいていますので、とりあえずは、下げ止まるところですが、海外要因が影響しているだけに果たしてどうか…。先物筋の動きが気になりましたが、政府は明日28日にも正副総裁の人事を野党各党示し、国会での同意を得る予定で、新総裁のもとで新たな日銀政策が動き出しますので、先物筋も積極的な売り仕掛けはしにくいところでしょう。まあ、レンジを形成しながら日柄整理…というところでしょうか。

 今日の日本株は、米国株が反発して帰ってきたことから、小幅に反発してスタートしました。ただ、イタリア総選挙後の政局の混乱を意識したユーロ安に加え、昨日の米上院議会証言でバーナンキFRB議長が、資産買い取り政策を継続する方針示したことから、当面、緩和基調が続くとの安心感からドルが売られ、円が91円台に上昇。これを嫌気し、輸出関連が売られたほか、指数の下落を見て先物市場で利食いの売りが増加。これが裁定解消売りを呼び、指数は下落幅を拡大していました。一時、円が弱含み下落幅を縮める場面もありました。しかし、欧州で、イタリアをはじめとする問題債務国のCDSが上昇。イタリアのCDS価格がスペインを上回ったことなどが伝わると再び円が買われだし、これを嫌気した先物売りも入り、指数は引けにかけ下落幅を拡大。結局、日経平均は、144円84銭安の1万1253円97銭、TOPIXは13.05ポイント安の953.72ポイントと、ともに続落して終わりました。出来高は、31億1953万株と昨日から8億株近く減少しており、相場環境を見極めたいとのムードから手控えられた様子がわかります。騰落状況は、値上がり501、値下がり1092。東証2部指数やマザーズ指数は上昇しており、大型数量株の調整を見越し、軽量級へと資金シフトが起きているようです。

 今日の終値での、日経平均サイコロは6勝6敗、RSIは45、25日線かい離は+0.55%、騰落レシオは104%…。25日線に接近したところで、RSIが底値ゾーンに近い45%…。テクニカル的には、いったん、反発らしい動きがあってもいいところに来ているようですね。今日の朝も、米国株は堅調に帰ってきたものの、為替の動きによっては先物筋の売り仕掛けがあるかも知れない…とし、CMEレンジの下限1万1255円がターゲットになりそう、としましたが、案の定、仕掛けてきました。先物は引け近くに、この日の安値1万1240円と、CMEレンジ下限付近まで売り込まれたあと、1万1260円で終わっています。この売り仕掛けで裁定解消が促され、日経平均は安値引けしたものです。まあ、明日もCMEのレンジ次第では、売りか買いの仕掛けがありそうですが、高い高いといっても円は91円台を維持しているんですから、このまま期末まで行くだけでも、企業業績に与えるプラス効果は大きいはずです。まあ、そんなに急激な円安ではなく、今後は、米国要因を見ながら、ゆっくりとしたペースで下落。株価のほうも、2月中旬までの急激な上げから、もっと落ち着いたペースの上げに変わってきそうです。

 まあ、レポート銘柄のほうも、数量銘柄は休憩。変わって、農業、円安関連で注目してきたやまびこ、サカタのタネが新値をとり、燃料電池車関連の岩谷産業、直近号で再出直りを予想した日本M&Aセンターも年初来高値を更新してきました。他の、小物も25日線上で、踏ん張っており、再度仕掛けが入ってくるものもありそうです。このところ、上昇中の25日線付近でもんでいるものに買い仕掛けが入るものが増えていますね。しばらくは、各論相場で…。
 そろそろ子供たちが帰宅するので、夕飯を作らねばなりません。今日は、まとまりを欠いてすみませんでした。
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予想を上回る景気指標やバーナンキ議長の議会証言から安心感が戻り、反発
 おはようございます。

 昨日の、ロイターの見出しを見ると、「バーナンキFRB議長が、上院をやっつけた…」という見出しがありました。FRBの国債買取で含み損が発生していることや資産買い取りで、資産バブルが発生しているのではないか…として、同議長をやり込めようと手ぐすね引く議員の前で、堂々の論陣を張り、彼らを論破しています。含み損の発生については、雇用増や景気刺激、住宅の復調などで、含み損を上回る成果が上がっている…とし、損失をかかえている資産にしても、途中で売却する方方針はなく、期限まで持ち切るので、損失は発生しない、と議員の懸念を一蹴しています。また、政策の転換にかんしても、以前から、雇用や物価水準が既定の目標値に達するまでは、現在の資産買い取り策を継続する…とし、変更する場合には、事前に告知する…と証言。市場が懸念する、資産買い取りの縮小や停止を否定しています。さらに、歳出強制カットに関して、このまま時間切れになり強制カットが発動した場合、GDPを0.6%押し下げる影響があると、懸念を表明。返す刀で、最近の財政赤字の削減へ向けた動きには、短期的な予算の修正に集中し過ぎ…と景気回復への障害になっていると警告。財政改革は、短期的には緩やかに、長期的には大幅なカットをすべき…と、現在の政治の取り組みに警鐘を鳴らしていました。
 さすが、リーマンショックを克服した同議長ですね。やはり、市場に配慮した証言をしてきました。ただ、果たして、この警告を「SHIT HEAD(〇〇こ頭)」の議員さんたちが、どれだけ真剣に受け止めたか…。お互いのメンツにこだわり、同議長が懸念するように、崖から落ちなければいいのですが…。 

 26日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万3900ドル66セント +115ドル96セント(0.84%)

 NASDAQ総合指数 3129.65ポイント +13.40ポイント(0.43%)

 S&P500 1495.92ポイント +9.09ポイント (0.61%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万1375円 -35円

 米国10年物国債金利 1.879% -0.016%

 ニューヨーク原油 92.63ドル -0.48ドル

 GOLD 1615.50ドル +29.40ドル

 ドルインデックス 81.85 -0.04

  
 昨日の米国株は、イタリア総選挙結果を受けた欧州株が大幅に下落したものの、朝方発表されたコンファレンスボード消費者信頼感指数や新築戸建住宅販売が、前月水準、予想をともに上回ったことから、反発してスタートしました。一時、欧州情勢を懸念した売りから上げ幅を縮める場面もありましたが、S&Pケースシラー住宅価格指数が予想を上回る上昇になったことや、この日行われたバーナンキFRB議長の上院議会証言で、資産買い取りの継続や株価などに資産バブルが発生していないことなどが述べられたことを好感。引けにかけ次第に上げ幅を拡大。ニューヨークダウは、引け近くにこの日の高値1万3918ドル(前日比137ドル高)をつけていました。堅調な住宅関連指標を受け、トールブラザーズなど大手住宅建設株が買われたほか、好決算を発表したホームデポや高級百貨店のメーシーズなどが買われていました。また、明日株主総会を控えるアップルも株主還元を期待して上昇しています。結局、終日前日の終値を上回る状態で推移し、主力3指数とも反発して終了しました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比4680万株減の7億7145万株。騰落状況は値上がり2030、値下がり1003。VIX指数は前日比11.2%下げ、16.87に低下しています。

 ダウ30種は、値上がり23、値下がり6、変わらず1(マイクロソフト)。住宅リフォームの需要増加が決算を押し上げたホームデポが5.7%上昇。韓国企業に携帯のOSを売却することが決まったヒューレッドパッカードが3.8%上昇したのが目立ちました。業種別は、住宅リフォーム、住宅建設、自動車・同部品、小売りなどが上昇。ビール、タイヤ、宅配サービスなどが下落。
 NYダウは反発。バーナンキFRB議長の議会証言で、金融政策の転換懸念は薄らいだものの、3月1日に迫った歳出強制カットの影響を懸念。上値を買いあがる動きはなく、前日下落分の半分くらいしか埋められませんでした。前日25日線を下回りましたが、この日の高値は25日線に抑え込まれた格好になっているほか、25日線が上げの勢いをなくし、横ばいに転じようとしていることは、頭押さえの要因になりそうです。そろそろ、歳出強制カットへの対応など、ポジティブな支援材料が必要になりそうです。

 米国株は反発。CME日経平均先物は、大証先物終値比35円安の1万1375円で帰ってきました。レンジは1万1255円~1万1520円。円は、欧州債務危機再燃を懸念した安全通貨買いが継続。対ドルは91円90銭台、対ユーロは120円付近…と、高止まりして帰ってきました。本日の、日本株は、CME日経平均先物終値にさや寄せし、軟調に始まったあと、為替の動きを見ながらの神経質な動きになりそうです。昨日は、先物売り筋の買戻しから下げ渋る動きになりましたが、今日も引き続き、売り方の買戻しが焦点になりそうです。ただ、為替水準によっては、CMEのレンジ下限が1万1255円であることから、売り仕掛けに会いやすい可能性も残します。指数的にはさえない動きになりそうですが、昨日、僅差ながら補正予算が参議院を通過したことから、個別に関連株を物色するなど、政策をテーマにした個別物色が続きそうです。当面は、各論重視の展開…。いろんな分野に絡む鉄…?

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イタリア総選挙ショックから急落するも、先物筋の早めの買戻しで、底堅く終了
 イタリア総選挙ショックは、世界の市場を揺らがせました。欧州市場にもっとも時間的に近かった米国市場では、株価が急落。安全資産としての債券が買われ、金利は急低下。ユーロの対ドル相場は1.3039台まで急落しています。市場がアジアに移ってもショックは続きました。日本をはじめとするアジア市場は、ほぼ、全面安。昨日、日銀新総裁歓迎相場で、円安が進行していた日本市場への影響は大きく、為替市場が、92円台の円高になったことで先物売りが増加。裁定解消売りに加え、輸出株などが売られたことから、日経平均は他のアジア市場の下落率を上回る下げになりました。ただ、日本株については、昨日のCME日経平均先物が、レンジ下限で1万1100円をつけていましたので、もっと下げる…かと思ったんですが、終わってみれば、今日の安値は1万1374円まで。まあ、意外にしっかりした相場だった…と言えないこともありません。今日、日経に先物の建玉残が載っていましたが、今日の買い手口をみると、ソシエテジェネラル、ドイツ証券、大和証券など売り建玉の多かったところが、買い越しになっており、彼らが買い戻しに動いたことで、意外と底堅い動きになった…ということでしょうか。

 ただ、今晩の欧州市場は、改めて選挙結果を織り込まなければなりません。昨晩は、出口調査結果を受け、中道左派が有利として織り込みにかかり、欧州市場は、ほぼ全面高になっていました。しかし、結果は、下院は350議席(トップの党に54%の議席を振り分ける制度の適用)と過半数を占めたものの、上院では、ベルサニ派がモンテイ派を含めても141議席と、定員の315議席の過半数に届かず、ねじれ国会になってしまいました。モンティ首相のもとで進めてきた財政改革で、世界が上がりGDP比の赤字は低下したのですが、見返りに景気が犠牲となりマイナス成長に下落。失業率も高止まりしたことから、国民的な不満が高まったようです。既存政党への失望感が強く、棄権する国民が多かったほか、ユーロ離脱や、緊縮財政に反対する元コメディアンが立ち上げた新党に票が流れたことが、既存政党が上院で過半数を取れなかった要因になったようです。おかげで、債券市場では、イタリア10年債の金利は、昨日が4.17%から4.49%に上昇。今日になってさらに4.81%に急上昇。債券市場は暴落状態になっています。イタリアの株式市場も一時4%以上下落してスタート。他の欧州市場も全面安になっています。金利上昇は、イタリアだけにとどまらず、一時、沈静化していたスペイン国債にも飛び火。朝方から、0.31%上昇し5.48%と、再び、警戒ゾーンに来ています。

 欧州では、ドイツのメルケル首相を中心に、財政の正常化のため、緊縮財政が押し付けられ、イタリアやスペインなど問題国で財務体質の改善が見られましたが、一方で、景気が犠牲となり、南の諸国はマイナス成長と高失業率に見舞われ、政府への批判が高まっていました。今回の、戦況結果は、まさに、緊縮財政への反対姿勢を示したもの。今後、ECBなどに景気刺激のための緩和要求が高まりそうです。ただ、輸出の好調で、景気が高止まりしていたドイツは、ECBの緩和でインフレ懸念が高まるため、緩和には反対姿勢を強めてくる可能性があります。このためEUでは、景気に対し、有効な手が打てないのではないか…と市場は懸念しているようです。金利が急騰したイタリアは。近々、まとまった資金調達を予定しており、選挙結果を受けて、まともな資金調達ができるかどうかも懸念されています。ECBが、無制限の債券買い取り(OMT)などの安全弁を用意しており、おかしなことにはならないものと思われますが、ねじれ状態では、危機時の国債買取支援も申し込めないと思われ、当面、事態の推移を見守るしかないのではないでしょうか…。結局、上院だけ再選挙となるのでしょうか…?また、時間で気をもまされることになるかもしれません。イタリアとスペインの国債金利の推移が指標になりそうです。

 今日の日本株は、昨日上げた分の反動もあり、朝方から売られてスタートしました。CMEレンジの下限が目標にされたらただでは済まない…と覚悟はしていましたが、昨日のCME日経平均先物の出来高は、前日比倍増しており、ある程度、織り込んで帰ってきていた…という見方もできます。多くの売り残を抱えていた先物筋が早めに買戻しに入ったのも、CMEでオ織り込んだ…とみていたからではないでしょうか。案外、すんなりと始まり、一時は下落幅を縮める場面もありました。この動きをみて、さっそく、日銀の緩和や自民党の消費者金融制度の改革、農業支援などのテーマ株を買おうとする動きが始まり、不動産や消費者金融、肥料、農機具関連などから切り返しに入っていました。まあ、個人を中心にした物色意欲は健在ということを示した相場になりました。ただ、引けにかけては今晩の欧州市場や、バーナンキFRB議長の上院での証言を警戒して、再度、売りが優勢となり、結局、日経平均は263円71銭安の1万1398円81銭、TOPIXは13.93ポイント安の966.77ポイントと、ともに急反落。昨日の上昇分を打ち消しています。出来高は、前日比6億株近く増加し39億447万株。売買代金は2兆2120億円に増加しています。騰落状況は、値上がり、366、値下がり1253。

 今日の引け値での、日経平均サイコロは、6勝6敗、RSIは57%、25日線かい離は+2.0%、騰落レシオは104%へと、それぞれ低下しています。
 まあ、外部的なショックで急落しましたが、下げの原因がはっきりしていますから、一時的な下げと見て置けばいいでしょう。焦点は今晩のバーナンキFRB議長の上院での議会証言。市場で高まっている、政策転換懸念を打ち消せれば、イタリア総選挙のスパイラルショックから抜け出しことができるのですが…。歯止めがかかり、為替が安定すれば、財政刺激がある日本株は、独自の動きができるようになります。まず、バーナンキ議長の議会証言に、乞う御期待…というところでしょうか。

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イタリア総選挙で上院再選挙の可能性が高まったことを嫌気し、急反落…円が対ドル、対ユーロで急伸
 おはようございます。

 昨晩書いた「まさか…」が現実のものになりそうな感じになってきましたね。昨日行われたイタリア総選挙ですが、国民は緊縮財政よりも、楽しく生きるキリギリスの生活を選んだようです。出口調査結果を受け、当初は、財政緊縮派のベルサニ氏率いる中道左派連合が優勢と伝えられましたが、開票率30%の段階で、ベルサニ陣営29.2%に対し、元首相のベルルスコーニ氏率いる中道右派連合が28.9%と僅差になったばかりでなく、上院では、中道右派連合がベルサニ氏側を上回り、モンティ氏の政党分を足しても過半数に届かず、再選挙の可能性が高まった、と伝えられました。まだ、開票率が低い段階の予想で、これが最終結果にはならないものの、財政緊縮派が楽勝すると予想していた市場には、「EU危機の再来…」とショックが走っています。

 欧州株は、選挙結果を見ていたものの、出口調査段階の結果を織り込み堅調に推移していましたが、財政緊縮反対派の躍進を受けイタリア国債(10年債)金利は、4.17%から一気に4.49%に急伸(債券価格は暴落)、ユーロは急落しています。市場が米国に移ると、安全資産買いから、米国債が急伸。10年債金利は、前週末の1.967%から、1.9%を割り込む水準まで低下。為替相場では、ユーロは、対ドルで1.3060まで下落。対円は前週の123円台から、一時、120円割れまで下落。米国株は、ニューヨークダウが216ドルも下落するなど、市場は大荒れになっています。昨日、新総裁誕生を歓迎し急伸した日本株の下落はきつく、CME日経平均先物は、昨日の大証先物終値から465円安(約4%)下落して帰ってきました。立会時間中に、イタリア総選挙の結果が判明すると思われますが、結果が、好転した場合には、逆に、急伸する可能性もあり、今日の市場は、イタリア総選挙の結果次第で、大波乱する可能性もあります。

 まあ、それにしても、セックススキャンダルや賄賂容認発言など言いたい放題、やりたい放題のベルルスコーニ氏を選択するとは、ラテン民族には、キリギリス的刹那主義が根っからしみついているんですね。

 25日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万3784ドル17セント -216ドル40セント(1.55%)

 NASDAQ総合指数 3116.25ポイント -45.57ポイント(1.44%)

 S&P500 1487.85ポイント  -27.75ポイント(1.83%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万1185円 -465円

 米国10年物国債金利 1.895% -0.072%

 ニューヨーク原油 93.11ドル -0.02ドル

 GOLD 1586.60ドル +13.60ドル

 ドルインデックス 81.81 +0.35


 昨日の米国株は、イタリア総選挙結果を注視し、神経質な始まりになりましたが、出口調査結果が、市場が歓迎する中道左派優位に展開しているとして、欧州株が上昇した流れを受け、続伸して始まりました。当初は、ユーロが買い戻されドルが下落したことを好感。資源株や輸出関連などが買われ、ニューヨークダウは寄り付き後まもなく、この日の高値1万4081ドル(前週末比81ドル高)をつけています。しかし、中国の景気指標の悪化やシカゴ連銀全米活動指数(1月)がマイナスに落ち込むなどしたことから、全般が伸び悩んでいるところに、イタリア総選挙で上院に再選挙の可能性が浮上したことが伝わると、前週までの上昇分の益出しの動きが一気に増加。引けにかけ次第に下落幅を拡大。結局、主力3指数とも急反落して終わっています。ニューヨーク市場の出来高は、前週末比1億3615万株増の8億1825万株。騰落状況は、値上がり675、値下がり2414。VIX指数は、EU危機の再燃に備えたヘッジの買いが増加。34%急伸し、18.99に上昇。警戒ゾーンの20に接近してきました。

 ダウ30種は、値上がり3、値下がり27。欧州危機再燃を嫌気し、バンクオブアメリカが3.6%、JPモルガンが2.5%下落するなど金融の下げが目立ったほか、アルコアやキャタピラ、GEなど景気敏感・輸出関連株がそれぞれ2%超えの下落になっています。業種別では、金関連のみが上昇。住宅建設、損保、投資サービスなどが下落上位に…。
 NYダウは急反落。高値で形成していたレンジを下放れてきました。先週末、リーマンショック後の高値を更新。利食いのタイミングを探していた投資家に、イタリア総選挙の経過が売りを決断させたようです。当面は、以前から下値確認があるかもしれないとしていた9~10月レンジ相場の上限付近…か。

 米国株は急反落。CME日経平均先物は、円の急伸を受け急落。大証先物終値を465円下回る1万1185円で4%近く下落して帰ってきました。レンジは1万1100円~1万1685円。円は、安全志向の高まりから買われましたが、ストップロスの注文を巻き込み上昇幅が拡大。対ユーロは、一時119円台に入ったあと120円台、対ドルも、一時90円台に入ったあと92円付近で帰ってきました。本日の日本株は、CME先物価格にさや寄せし、先物売りや裁定解消売りから急落して始まりそうです。イタリア総選挙は、どうやらベルサニ氏が率いる中道左派連合が、多数派を占めたようです(トップ政党に54%の議席付与)が、相変わらず、上院の帰趨がわからないようです。今日の動きは、イタリアの選挙結果次第で、上下に振れる可能性が大きく、結果がわかるまで動かないほうが無難かもしれません。イタリア危機が再燃するにしても、日本の財政刺激や構造改革の方向性には変わりはなく、内需系の突っ込み買いならいけそうです。まあ、どういう結果になるか、売り一巡後の動きを見ないと何とも言えませんね。

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日銀新総裁決定の歓迎相場で全面高。続伸して終了…海外要因への懸念で冷静な上昇
 今日の夜まで主夫…。近くのスーパーまで買い物の行っていました。食品コーナーを歩きながら、今日の夕食は何にしようかと、歩き回っていると、いつの間にか、買い物かごはいっぱい…。今晩だけでいいのにいったい何を作るつもりだったのか…。今日もスーパーの作戦に引っかかってしまいました。

 さて、今日の日本株は、黒田東彦日銀新総裁の歓迎相場になりました。同氏がリフレ派ということで、市場も安心したようです。これで日本も本格的に欧米並みの通貨供給の伸びになるとして、円は再び94円台に乗せ、株式市場も朝方からすっ飛んで始まってきましたが、終わってみれば、出来高は、ほぼ前週末並み…。日経平均の終日値幅は、わずか100円でした。まあ、ご祝儀で売り物が手控えられ、全体が上がった…ということでしょうか。いきなり、数量銘柄のディーリングが復活するのかと思いましたが、意外と冷静な相場付きだった…という感じです。

 日本の事情は、TPP参加、日銀新総裁誕生とハッピーですが、欧州に目を向けると、先週、残り少なくなっていた「トリプルA」の国だった英国の格下げがありましたし、イタリアでは、緊縮財政の行方を占うイタリア総選挙が行われています。事前予想でも緊縮財政の継続派が僅差で勝ちそう…としていましたので、まさか、なんでもありのベルルスコーニ氏派が勝つとは思いませんが、まさか…ということもあります。また、米国でも、国防省の80万人の職員が一時帰休したり、米国民の誇りである消防士の給与が支払えなくなる…など、歳出強制カットが効力を発揮する日限(3月1日)が迫っています。政府や民主党は、増税と歳出削減の組み合わせで乗り切る方針といい、国民もこの方式を支持しているといいますが、富裕層への増税に反対する共和党は、メディケア予算の削減などオバマ大統領の福祉予算を削減させることを狙い、妥協する姿勢を示していません。共和党のやり方が国民の賛同を得られるとは思われず、何らかの妥協はしてくるものと思われますが、何しろ残り日数が少ない…。政府のほうも、匙を投げた感じになっており、こちらも「まさか」という急な坂が待っています。いずれも円高要因ですから、お祭り気分に浮かれている場合ではないという気持ちも投資家の中にはあるんでしょう。それが、今日の出来高が増えずに、値だけが飛んだ…という相場になったんでしょう。

 まあ、ご祝儀であれ歓迎であれ、今日の上げでレンジ相場を抜け出して、次のステップに入ったことだけは確か…。レポートでは、6番目の関門までしか書いていませんでした(日経平均日足の左端参照)が、次の、7番目のポイントは1万2042円になりますが…。直近レポートでは、新総裁決定後の相場について、数量銘柄に回帰するのか、新興市場、中小型株に戻るのか…としたものの、結局、並行した流れになるのでは…としました。今日の動きを見る限り、メーンで取り上げた新日鉄住金が上げる一方、再出直りを予想した小松ウォール工業も新値をとるなど、ともに買われる展開になっていました。まあ、今日は、国内事情から円安になりましたが、今晩以降は、イタリアの総選挙結果と米国の歳出強制カットの協議の行方が、為替の決定要因になってきます。

 なんだか弱気を書いているような感じになっていますが、レポートでも書いていますように、昨年3月以来、ずーと強気を続けていますので、念のため。今日の引け値での、日経平均サイコロは、6勝6敗、RSIは58%、25日線かい離は+4.4%、騰落レシオは110%と、依然、警戒信号は出ていません。まあ、今日のように、不透明材料があるから…といって手控える動きがある間は、この相場は大丈夫。
 そろそろ、夕飯の支度にかからねばなりませんので、この辺で…。

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ドイツの景況感の改善や好調な企業業績を背景に、3日ぶりに反発して終了
 おはようございます。 昨日は、大阪に住む孫のところに、お雛様を届けにいきました。もっと早く…とは思っていたのですが、足がなくてのびのびになっていました。3月3日の雛祭りを過ぎたら、さっさと片付けないと、孫の婚期が遅れる(言い伝え?)という心配もあり、次女の車に乗せてもらい、なんとか月内に間に合いホッとしています。…とういうことで昨晩の書き込みができませんでしたが、縁起ものなのでご容赦。

 昨日の日本株ですが、海外株安や円の上昇を嫌気し売りが先行。大証先物終値を下回って帰ってきたCME日経平均先物終値(1万1270円)にさや寄せし先物売りが増加したことから、裁定解消売りが入り、日経平均は、前日比71円安の1万1238円と続落してスタートしました。売り一巡後も、円の上昇が続いたことから先物売りが継続。CME日経平均先物レンジ下限が1万1170円だったことから、この価格が先物筋の売り目標とされ、売り仕掛けが増加。前引け近くには、この日の安値1万1175円と1万1200円台を割り込む場面もありました。午後になると、これまで元財務次官の武藤敏郎・大和総研理事長を押していた麻生財務相が「財務省出身以外の人材でもいい…」と発言したことから、市場が敬遠する武藤氏の芽がなくなった、として、これを好感した先物買いが増加。指数銘柄との裁定買いが、ファナックやファーストリテーリングなど値嵩株に入り、指数は急速に値を戻しプラス圏に浮上。結局、日経平均は、76円81銭高の1万1385円94銭と反発して終了しました。ただ、日米首脳会談、日銀総裁人事、イタリア総選挙など重要イベントを控え、全般には見送り気分が強く、TOPIXは0.62ポイント上昇の963.48ポイントと小幅な上げにとどまりました。出来高は、週末のポジション調整売りや、週明けの相場環境に備えた買いが交錯。前日比5億株以上増加し、33億441万株、売買代金は2兆807億円とそれぞれ大台を回復しています。騰落状況は、値上がり573、値下がり982と、値下がり数が上まわっていました。

 この日の引け値での、日経平均サイコロは6勝6敗。RSIは54%、25日線かい離は+2.4%、騰落レシオは111%…。指数的にはモメンタムの低下傾向が続いており、調整途上にあることを示しています。一昨日書いたように、日経平均は隔日で上げ下げを繰り返しており、この日は「上昇」する日に当たっていましたが、想定通りの動きになっています。週足段階では、サイコロは11勝1敗、RSIは98%と記録的な加熱状態が続いています。不透明要因が多いなか、パフォーマンスの維持から日本株の組み入れを増やしているグローバル系ファンドの実需買いが指数の過熱感の解消を妨げている可能性があります。週明けには、当面の懸念材料が払しょくされるほか、日銀総裁人事も決まり、4月の日銀会合へむけ、緩和期待感が強まり、再度、指数の上げがはじまるというストーリーでしょうか…?詳しくは、明日発信のレポートで注目株とともに、検討してみます。

 22日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万4000ドル51セント +119ドル95セント(0.86%)

 NASDAQ綜合指数 3161.82ポイント +30.33ポイント(0.97%)

 S&P500 1515.60ポイント +13.18ポイント(0.88%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万1500円 +90円

 米国10年物国債金利 1.967% -0.009%

 ニューヨーク原油 93.13ドル +0.29ドル

 GOLD 1572.80ドル -5.80ドル

 ドルインデックス 81.46 +0.10


 昨日の米国株は、FOMC議事録で増加した金融タカ派の増加ショックをひきづり、見送り気分の強いなか、ドイツの景況感が改善したことや前日引け後に発表されたパソコン最大手ヒューレッドパッカード(HP)の決算が予想を上回ったことから大幅高したことなどを好感。3日ぶりに反発してスタートしました。
HPの上げを受けIBMやインテル、マイクロソフトなどパソコン関連が買われたほか、ドイツの景況感改善を受けユーロが上げたことから、輸出関連も上昇。週末にも関わらず、ほぼ終日買われる展開となり、結局、主力3指数とも3日ぶりに反発して終わりました。ただ、ニューヨーク市場の出来高は、前日比1億3029万株減の6億8210万株と減少しており、売り物が手控えられたなか上昇したことがわかります。騰落状況は値上がり2276、値下がり745。VIX指数は、6.5%下げ、14.17に低下しています。

 NYダウは3日ぶりに反発。ダウ30種は値上がり25、値下がり5。業績はさえないながら、予想を上回ったHPが12.3%上昇。指数銘柄中、一番の値上がりになりました。このほか、住宅関連のホームデポ、景気敏感のデュポンなどが1%を超える上げ。一方、メディケア予算の削減の影響が懸念されるユナイテッドヘルスが1.4%下落したのが目立ちました。
 ダウは事前予想通り25日線とのかい離修正が終わったところから反発に転じてきました。依然、高値持ち合いのレンジ内の動きで頭の重さが目立ちますが、来週は3月1日からの歳出強制カットを控えて、回避のための協議の最後の4日間になります。強制カットのスタートを10か月遅らせる案などが浮上していますが、政府と共和党の歩み寄りはいまのところなく、この交渉の行方が来週の相場の方向性を決めることになりそうです。

 米国株は、反発。CME日経平均先物は、大証先物終わり値を90円上回る、1万1500円で帰ってきました。レンジは、1万1170円~1万1510円。円は、日銀総裁人事がリフレ派に落ち着きそうなことや、ドイツの景況感改善を受け、対ドルは93円40銭台、対ユーロは123円20銭台にそれぞれ軟化して帰ってきました。週明けの日本株は、米格高、円安、CME終値高から堅調な始まりが予想されますが、株価の頭を押さえてきた日銀総裁人事や米歳出強制カット回避交渉など相場の急変要因も多くあります。再度、緩やかな円安となり大型数量株が切り返すのか、新興市場や中小型のテーマ株物色が続くのか…。来週は方向感の設定が難しくなりそうです。今週は、良品計画、マツモトキヨシHD、三井海洋開発など、じっくり攻めてきたものがうまく仕上がってきましたね。
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欧州、」中国景気への懸念とFOMCの政策転換懸念が上値を圧迫し、続落
 おはようございます。 今日から家内が帰省します。したがって今晩から4日間主夫業もしなければなりません。朝から今晩のメニューを何にするか頭を悩ませています。短時間でさっさと夕食をつくる女性…やっぱり、男より頭がいい…。

 さて、ある占い師さんが「2月は1年のうちの運気が悪い月の一つ…」と言っていましたが、そんな感じの動きになっていますね。G7、G20と通貨面で対立色の強い流れがありましたが、昨日のFOMC議事録では、雇用が改善する前にも、資産買い入れを縮小ないし停止する必要も…」とタカ派的な見方が浮上。アジアに移ると、中国で不動産投機をやっている連中にお灸をすえるためか、この3日間で市場から1460億ドルの資金を大量吸収。昨日の中国本土株は不動産株を中心に売られ、急落しました。このところ、中国では汚職の摘発が増加。綱紀粛正が強まっているようですが、おかしなことをすると、ネットなどでチクられることから、賄賂の受け取りも、拒否する公務員が増えているといいます。おかげで、高級品の売り上げが急減しているといいますが、投機的な行為を許さない強い調子の動きを見ても、3月からスタートする習体制の固めが始まっているようです。この動きが、やや暴走気味の軍部まで及ぶことを期待したいのですが…。

 市場への逆風は中國にとどまらず、市場が欧州に移ると、今度は2月のユーロ圏綜合PMI指数が予想を下回り低下。好調なドイツと他のユーロ圏諸国とのかい離がすすんだことから、将来的な金融政策の混乱(景気テコ入れの緩和が必要だが、堅調なドイツ経済にとってはインフレ要因)を懸念し、ユーロが急落。株式市場も急落しています。世界の主要な経済の極で不透明感が出てきたことで、再び、安全通貨としての見直しから円が上昇に転じていますが、通貨安が必要なEUが何かやった…?

 21日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万3880ドル62セント -46ドル92セント(0.34%)

 NASDAQ総合指数 3131.49ポイント -32.92ポイント(1.04%)

 S&P500  1502.42ポイント -9.53ポイント(0.63%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万1270円 -50円

 米国10年物国債金利 1.98% -0.04%

 ニューヨーク原油 92.84ドル -2.38ドル

 GOLD 1575.50 -2.50ドル

 ドルインデックス 81.37 +0.29
 

 昨日の米国株は、中國、欧州と株価が大幅に下落したことへの懸念や、朝方発表された新規失業保険申請件数が、前週水準、予想をともに上回ったことを嫌気し、売りが先行。続落してスタートしました。ユーロが下落(ドルは上昇)した流れを受け資源価格が下落。エネルギー関連や輸出関連が売られるなか、続いて発表されたフィラデルフィア連銀製造業景況指数(2月)がマイナス幅を拡大。さらに景気敏感株も売られたことから、ニューヨークダウは、昼過ぎにはこの日の安値1万3834ドル(前日比93ドル安)をつける場面もありました。ただ、オバマ大統領が、歳出強制カットに関して共和党幹部と電話会談を行ったことへの期待感や堅調な企業業績を手掛かりに押し目買いが増加。引けにかけやや下落幅を縮めています。結局、主力3指数とも続落して終了。NASDA総合指数は2日続けて下落率が1%を上回りました。ニューヨーク市場の出来高は前日比299万株減の8億1239万株。騰落状況は値上がり941、値下がり2118。VIX指数は、3.7%上げ15.22に上昇。やや警戒的な動きが強まってきました。

 ダウ30種は、値上がり9、値下がり20、変わらず1(シェブロン)。景況感の悪化から、バンクオブアメリカが3.2%下落、中古住宅の在庫減少を受け、ホームデポが3%超え下落したのが目立ちました。また、この日決算発表を予定しているヒューレッドパッカードの売り上げ低下を懸念し、マイクロソフトやインテルの下落も目立ちました。
 NYダウは続落。昨日の引け値は最近のレンジ相場の下限付近に来ています。ザラバではレンジを下放れ、一時25日線を下回りましたが、テクニカルな押し目として意識され、引けでは25日線を維持して終わっています。ただ、全体をリードしてきたNASDAQ総合指数は、この二日間急落し、25日線を下回り50日線まで下落。調整に入った可能性を示しています。FRBの政策転換懸念(実際には政策転換は先の話になりそう)や欧州、中国への懸念など悪材料に敏感になりつつあるのが気になります。

 米国株は続落。CME日経平均終値は大証先物終値を50円下回る、1万1270円で帰ってきました。レンジは、1万1190円~1万1435円。円は、欧州の景況感の悪化や米株安・金利低下を受け対ユーロは122円80銭台、対ドルは93円台に上昇して帰ってきました。本日の日本株は、首相が訪米中であることや週末控えで見送り気分が強いなか、為替の動きによっては先物筋の売り仕掛けから、波乱含みの展開になることも予想されます。このところ、欧州系証券の売り手口が目立っており、買い立て玉の処理を急いでいる気配があります。このところ海外で商品系ヘッジファンド破たんの噂が流れていることも、思惑材料に…。CMEレンジ下限が1万1190円であり、売り目標にされそうです。そろそろ、食い散らかした数量株に見切り売り的な動きが出始めるか…。好業績小型株から、再度、数量株に乗り換えるチャンスが近づきそうです。

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米株安や中国市場の波乱を受けた先物筋の売り仕掛けで急反落
 相場は小回り3か月…といいますが、格言通り3か月たった2月中旬から、相場はぱったり動きを止めてしまいました。2月のスケジュールを考えると、こう着状態になるのも無理はありませんね。
 今月に入り、G7、G20と日本の円安を咎めるような動きが続いたほか、今晩から安倍首相は日米首脳会談に出発。安全保障やTPPなど懸案事項について詰めを急ぐことになりそうです。何しろ、前民主党政権は、「TRUST ME」から始まって、原発事故対応で間違い海兵隊を被ばくさせ、最後には、中國との対応を間違え、中國海軍が太平洋に進出する口実を与えてしまった…。まあ、米国のアジア政策をぼろぼろにしてくれましたから、米国にしてみれば、やっと、まともに話し合える政権ができた…ということで、今回の首脳会談は、かなり突っ込んだ議論がなされるのではないでしょうか。

 ソ連との冷戦解消後、日本の不沈空母としての役割が終了。金融立国として経済を再生しようとした米国の前に立ちはだかったのが、日本…。そのため、米国から敵視され、強烈な円高により経済的なプレゼンスを削がれてしまいました。しかし、経済の発展をさせれば民主化が促進される…として、支援を続けてきた中国が、経済発展したものの、一向に民主化は進まず、かえって、共産党一党独裁体制が強まっただけでなく、経済力を背景にした軍事力の強化で、アジア外交での米国への圧力を強めつつあります。

 中国をのさばらせたのが、日本の経済力の衰退。米国のアジアでのプレゼンスを高めるには、日本の経済力を再生し、再び、不沈空母化し、中国の太平洋進出の盾にする必要が出てきました。今回、急激な円安が進んだにもかかわらず、米国から批判的な声が上がらないのも、この辺りに原因がありそうです。おそらく、次期、日銀総裁人事も、FRBとの調整が取れる候補者を米国に示し、OKをもらう狙いがあるんでしょう。何しろ、現日銀総裁は、徹底した金融緩和で、リーマンショックを乗り切ったFRBの金融政策を、デフレも克服できないのに「FRBの金融政策は間違っている…」と批判し、顰蹙を買った人物ですから、FRBとしても関心は高いはず…。せめてまともな人物を、と考えているはずです。まあ、今回の日米首脳会談は、民主党時代の3年の空白を埋める大事なものですから、想定以上の話し合いが行われる…と思っておいた方がよさそうです。まあ、日本にとってマイナスになるようなことは、して来ないでしょう。

 さて、日本株は2週間にわたって、隔日で上昇と下落が繰り返される動きが続いています。先物筋が、毎日夜ばかり商いをしているためと思いますが、特にCTAの機関店とみられる欧州系証券の動きが荒っぽくなっています。今日の日本株は、FOMC議事録ショックで米国株が下落したことを嫌気し、売り先行ではじまりました。一時、対ドルで円安がすすんだことから、寄りの売り一巡後に主力株が買い戻され、下落幅を縮める場面もありましたが、中国で不動産市場の価格抑制継続方針が伝えられたことや、まとまった市場からの資金吸収が行われたことを嫌気し中国株が急落。他のアジア株も軟調になると、先物に断続的な大口の売り物が出され、裁定解消売りから指数は下落幅を拡大。一時は前日比160円以上下落し、1万1300割れ寸前まで売られました。売り一巡後は、引けにかけ、底這いの動きとなり、結局、日経平均は159円15銭安の1万1309円13銭、TOPIXは、10.84ポイント安の962.86ポイントと、ともに反落し安値圏で終わりました。出来高は、前日比1億株減少し27億2791万株、売買代金も1兆7834億円に減少しています。騰落状況は、値上がり563、値下がり1020.

 今日の終値での日経平均サイコロは5勝7敗(TOPIXは6勝6敗)、RSIは54%、25日線かい離は+2.0%、当落レシオは111%…。モメンタムの低下が続いています。株価が引きづりこまれないようにしてほしいものです。引け後の先物手口をみると、やはりCTAの機関店とみられる欧州系証券が、6000枚近い大量売りを出していました。先週には1万7000枚以上の買い越しがありましたが、すでに1万枚近くは売っているようです。商品のヘッジファンドの危機が紙上で言われていますが、なにか益出しをしなければいけないような事情があるんでしょうか。買いに回ってくるようだと、先行きが楽しみになるんですが…。

 さて、相場は動反動の法則に従って動きます。2月初旬の大型数量銘柄は、東日本大震災以来の51億株(2月7日)の大商いにつながりましたが、この時には個人のディーリング商いで、大型株が食い散らかされました。この時には、新興市場株や中小型株が売られ、大型数量株への乗り換えがおきましたが、昨日、今日の動きをみると食い散らかされた数量株(大型株)が下落。一方で、新興市場や中小型株が上昇する…という、まさに「動反動の原則」を地でいく展開になりました。直近レポートでは、業績変化率が大きかったにもかかわらず、上げていなかったものを注目しましたが、商業ビル供給増や住宅の駆け込み需要でメリットを受けるとしたサンゲツ、政権交代以来安倍首相のブレーンが注力していたメタンハイドレード関連の三井海洋開発、地方スーパーとの提携強化で地方開拓を進めるマツモトキヨシ、農業と円安による業績修正関連のやまびこ、為替差益狙いの高砂香料などが年初来高値を更新しています。

 一見、食い散らかしているような相場ですが、一方で、冷静にファンダメンタルを見ている投資家もいるんですね。とにかく、大型主力株は、食い散らかして、テーブルの上は、食べかすだらけの状態。いったん、きれいに掃除しないと、新しい相場には移れませんね。そろそろ押し目買い…なんて言ってる間は無理か…?全体の柱になっている株だから、まさか…と思うような銘柄が「ずるっ」ときたら、そろそろ押し目買いのチャンス。とにかく、主力は円安にならないと動けない。円安が再開するのは、日銀総裁が決まって、新総裁が仕切る日銀金融政策決定会合へ向け期待感が高まるようになってから…。来週中には決まるようですが、バーナンキFRB議長が満足するような人選になるのかどうか…。すべては、来週…。

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FOMC議事録への失望、アップル下落、資源価格の急落を受け、急反落して終了
 おはようございます。 きのうは、寒風の中自転車で、街中を走りまわっていました。丘の上みたいなところに住んでいますので、行きは楽ですが、帰りは長い坂道を上がるような感じ…。帰り着くと汗をかいています。そろそろ、住む場所を変えてもいいのかも…。

 さて、昨日の海外は、いろいろあったようです。まず、アップル製品を受託生産している台湾フォックスコン最大の深セン工場が従業員募集を停止した…と伝えられ、アップルからの受注が減少しているのではないか、との憶測を呼び、アップルだけでなく、半導体など関連株が売られNASDAQ市場の足を引っ張りました。同社担当者は、募集を停止していることは認めたものの、従業員は春節休暇から戻り、業務についている…とし、受注減少の憶測を否定しています。市場は、アップルの動向に神経質になっているようです。

 また、昨日は金価格の下落も話題になりました。1月に著名投資家のジョージソロス氏が金を大量売却していたことがわかって以降、軟調な地合いが続いていますが、昨日は、金価格の20日移動平均線と200日移動平均線がデッドクロス(死の交差?)する日が近いとして、弱気サインが出る前に売り急ぐ動きがあったようです。もともと、金は、EUのソブリンリスク問題や、中国のハードランディング懸念などのヘッジ手段として買われてきましたが、懸念が緩和したことで、ヘッジを外す動きが続いていました。この点では、危機ヘッジのための安全資産として円が買われた構図と同じ…。資金が危機前の元のさやに納まろうとする流れがまだ続いていることがわかります。そうすると、円も…。円の場合、1月の貿易収支が過去最大の赤字になったこともありますし、いよいよ三桁へむけ、転がり落ちていきますか…。

 さらに、追い打ちをかけたのが、昨日発表された1月のFOMC議事録。市場が持ち合い商状になるなか、注目度が高まっていましたが、内容は「雇用が改善する前に、資産買い入れを減少か停止させることが必要になる可能性がある…」と複数の委員が指摘していたことが判明。予想よりも引き締め時期が早まる…として、株が売られたほか、金利上昇を見越し、ユーロに対しドルが急伸。これを嫌気して、原油価格などドル建ての資源価格も下落しています。金価格の下落にも影響したものとおもわれます。市場は、FRBの出口政策に敏感になりつつありますが、歳出強制カットの景気へのマイナス効果も予想され、FRBとしてもそう簡単に緩和策を解除できないものと思いますが…。

 それにしても、昨日の東証発表の裁定取引残高の修正は一体なんだったんでしょう。8日まで売買分で、一気に2兆円以上も急増。おかしいと思いながら、相場観をややブレーキをかける方向に修正したのですが…。こんな大事な指標を「間違っていました…」と簡単に修正されては困ります。裁定買い残が減ったということは、実際には純粋の先物売りが予想よりも多かった…ということ。そうなると、昨日の朝方の1万1500円付近にあった先物売りへの仕掛けの意味が分かる気がします。やはり、「ごめん…」で済まされる問題ではありませんね。また、これだけ弱気が多い相場が簡単にヘタレルわけもありませんね。

 20日の米国市場
 ニューヨークダウ 1万3927ドル54セント -108ドル13セント(0.77%)

 NASDAQ綜合指数 3164.41ポイント -49.18ポイント(1.53%)

 S&P500 1511.95ポイント -18.99ポイント(1.24%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万1415円 -25円

 米国10年物国債金利 2.03% 変わらず

 ニューヨーク原油(4月限) 94.46ドル -2.20ドル

 GOLD 1578.00ドル -26.30ドル

 ドルインデックス 81.04 +0.53


 昨日の米国株は、FOMC議事録の公表待ちから見送り気分の強い始まりになりました。朝方発表された住宅着工・許可件数で主力の戸建てや許可件数が予想を上回り、買いが増加。ニューヨークダウは、寄り後まもなく、この日の高値1万4058ドル(前日比23ドル高)をつける場面もありました。ただ、FOMC議事録への警戒感は強く、上値を買う動きは限られ、前日引け値付近でのもみあい商状に移行しています。2時過ぎに議事録が公表され、複数の委員が、早期の緩和策の変更に言及したことから、これを嫌気した売り物が増加。金や原油などの価格下落から関連株が売られたことも指数の足を引っ張り、引けにかけ次第に下落幅を拡大。引け近くには、この日の安値1万3919ドル(同116ドル安)を付けました。結局、主力3指数とも反落して終わりましたが、アップルと関連株が売られた影響で、NASDAQ総合指数の下落率の大きさが目立ちました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比8136万株増の8億1538万株。騰落状況は、値上がり718、値下がり2351。VIX指数は、19.3%上げ、14.18に急伸。下落に備えるヘッジの動きが強まりました。
 
 ダウ30種は、値上がり6、値下がり24。素材価格の下落を受けアルコアが3.3%下落したほか、景気への影響を懸念しバンクオブアメリカが3.2%下落するなど、景気敏感株やドル高を嫌気した輸出関連の下落も目立ちました。
 NYダウは、反落。依然、高値持ち合いの範囲内の動き。25日線上にあり、引き続き強気圏内。RSIは警戒ゾーンからの調整率が50%に近づいており、現在は、出直りのきっかけ待ちの状況。25日線とのかい離修正の終了局面の動きがポイントに。

 米国株は反落。CME日経平均先物は、大証先物終値を25円下回る1万1415円で帰ってきました。レンジは1万1400円~1万1555円。円は、ドルがユーロに対して上昇した流れを受け、対ユーロは124円20銭台に上昇したものの、対ドルは日本の過去最大の貿易収支の赤字を受け93円50銭台と横ばい。本日の日本株は、米株安を受け軟調に推移しそうです。CME先物終値にさや寄せし軟調に始まったあとは、日米首脳会談の結果や日銀総裁人事を見たいということから、売り買いともに手控えられそうです。ただ、一時軟調に推移していた新興市場、中・小型株が勢いを取り戻しつつあることが注目点。内需系が中心か。昨日の裁定買い残の修正を受け、先物弱気筋への攻勢が高まる可能性も…。

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欧州の景況感の改善をう受けた欧米株高が刺激材料になり、戻り高値を更新
 関西のワイドショーを見ていたら、1月の貿易収支が最大の1兆6000億円の赤字になったことが話題になっていました。日本の稼ぐ力が弱くなっており、このままでいけば、海外に借金を依存しなければならなくなる。金利は上がるし、ギリシャ以上の惨事になる…なんて、解説していました。円安になれば、その分輸出も増えてくるんですが、数字だけを取り上げ危機感をあおっていました。

 でも、やっとまともな方向に動き出したことだけは確かでしょう。日銀がやり玉に挙がっています。日銀ばかりじゃないだろいという意見もあるようですが、やはり、通貨価値の維持を名目にデフレを放置してきた責任は大きいと思われます。2006年に景気や株価が回復しているときに、ゼロ金利を解除。以後、引き締め気味の金融政策をとり、米国の証券化バブル崩壊の傷を深くしています。また、どこやらの大学教授の「デフレは金融政策では解消できない…」なんていう海外の経済学者から見たら、馬鹿じゃないかといわれる学説を隠れみのにして、デフレによる円高を日銀の業務である通貨価値の維持…と勘違いし、米国や欧州が、通貨供給の伸びを拡大しているのに、日銀は供給の伸びを抑制。受給関係から円高が進みました。日銀がデフレを放置したおかげで、不動産や株価などの資産価値は下落。デフレを原因とする円高は輸出企業に為替差損をもたらし、業績を不安定にしています。企業にとっては、為替差損ばかりでなく、資産価格の下落は評価損となって企業収益を圧迫。損失の補てんをしなければなりません。企業が余剰資金をかかえていることが悪のように言われていますが、毎期、毎期、差損や資産の値下がり損が発生するのであれば、補填用の資金をため込んでおかないと経営が不安定になります。

 とにかく、低迷の原因の大半が金融政策の対応の失敗の結果であるデフレにあることは確か…。新総裁が誰になり、どこまでやるかわかりませんが、デフレの解消により円安になれば、これまでの流れが逆転していくことになります。企業も、為替差損や資産価格の下落リスクがなくなれば、資金を前向きに使うことができるようになるはずです。あちこちから、アベノミクスを批判する動きがありますが、批判するなら、デフレを解消する処方箋を示すべきでしょう。デフレを放置してきたことで、いったいどれだけの企業倒産や失業者を生み、非正規労働者に追い込まれた若者は、結婚もできず少子化に拍車がかかっています。さらに、リストラや就業機会に恵まれず、いったい何万人の自殺者を出してきたことか…。日銀が、デフレへの挑戦を放置してきたことの弊害は、これほど大きかったのです。安倍首相の登板で、海外が日本が変わる…と期待するのも無理からぬことでしょう。カギは日銀が握っていることに変わりはありません。もし、新総裁が、従来の伝統的な日銀の政策を踏襲したら、まあ、結果は言わずもがなでしょう。

 ワイドショーなどは、「企業が資金をため込んで怪しからん」など皮相的なコメントで視聴者をあおりますが、なぜ資金をため込むような事態になったのかについて、説明はしません。とにかく、歯車が逆回転する可能性がでてきたことに、市場は期待感を持ち始めています。日銀総裁人事が注目されるのは、日本再生のメルクマールになるからでもあります。安倍首相の本気度が問われます。

 さて、日替わりメニューの日本株ですが、今日は、ユーロ圏の景気期待指数が予想外の上昇になったことから、世界景気上昇への期待感が強まり、堅調な相場展開になりました。朝方は、CME日経平均先物終値にさや寄せし、先物買いが増加。裁定買いを誘発し、反発して始まりました。寄り後、まもなく、1万1500円付近にあった売り物を狙った買い仕掛けが入り、日経平均は上昇。あっさりと、6日につけたザラバの戻り高値1万1498円を更新。1万1510円高値まで買われていました。ただ、大台達成後は、日米首脳会談や週末のイタリア総選挙というビッグイベントを控えていることから、買いあがる動きが収まり、引けにかけては小動きの展開になりました。結局、日経平均は95円94銭高の1万1468円28銭、TOPIXは10.09ポイント高の973.70ポイントと、ともに反発して終わりました。出来高は、前日比1億6000万株増加し、28億2282万株、売買代金は1兆8543億円と、二日続きで30億株の大台を割り込みました。騰落状況は、値上がり1316、値下がり291と、ほぼ全面高商状でした。

 この日の終値での、日経平均サイコロは6勝6敗、RSIは58%、25日線かい離は+3.6%、騰落レシオは109%…25日線かい離を除き、過熱感はありません。まあ「今日はどこに行くのやら…?」という展開です。昨日人気化した証券やゴム、鉄鋼が今日は値下がり業種の上位に…。一方、紙パルプや電気ガス、保険など不人気業種に買いが回っていました。まあ、好きになさったら…という感じですが、やはり業績を抑えた流れはしっかりと生きています。レポート直近号では、ベストブライダルを注目しましたが、月曜日に中堅証券会社が投資判断の引き上げを実施。2日間で5万円を超える上昇になりました。2日で5割は出来過ぎですが、やはり業績の変化率をポイントに選んでいました。今日は、同じ日の注目株だった良品計画も値を伸ばしてきました。継続注目中のサンゲツや業績変化率のやまびこも年初来高値を更新してきました。一円、2円を株数でこなして稼ぐため、右往左往するのもいいですが、やはり、王道を抑えるやり方のほうがいいのではないですかね。そのうち、上値を買いに来てくれるでしょう。とにかく、数量株が再度動くのは、円安が必要。ただ、日銀総裁がきまり、新総裁が仕切る会合へ向けての期待感の円安が始まるまでは、個別の材料株優位の展開が続きそう。2月いっぱいは、指数的には出入りの少ない展開になりそうですね。
 今日は、書き込みをしている最中に何回かの電話や来客で中断しましたので、自分でも何を書いているのかわからなくなりました。まあ、2月6日の高値を抜いたことで良し…としておきましょうか。

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欧州j景況感の改善や大型M&Aの続出で続伸…歳出強制カット交渉を懸念し、上値の重さが目立つ
 おはようございます。昨日は、午前中ずっと雪が降り、外出ができませんでした。今日は仕切り直しで、自転車で町中に出かけます。結構、寒いので風邪をひかないように重装備で出かけなくては…。

 なんだか、米国株が動き出してきそうな気配です。3月1日の強制歳出カットまでカウントダウンに入っており、懸念が株価の頭を押さえてきたものの、地中から植物の芽が出てくるときのように、壁を押し上げています。これまでの市場の関心事は、企業業績でしたが、これまでのところS&P500採用企業のうち、391社が発表。71%の企業がアナリスト予想を上回っているといいます(ロイター集計)。過去の平均値64%を上回る堅調ぶりです。今回の決算発表前のアナリスト予想は平均1.9%の増益予想でしたが、これまでのところ5.6%の増益と、予想を大幅に上回っているようです。財政の崖にかんする政治のごたごた…という障害がなかったら、もしかしたら、とっくの昔に、ニューヨークダウは過去最高値を更新していたかもしれませんね。

 またここにきて、米国株を刺激する新たな材料が出てきました。著名投資家バフェット氏hが率いるバークシャーハザウェーが、飲料大手ハインツの巨額買収に乗り出したことが市場をにぎわしていますが、航空会社の大型買収なども含め、2013年に入り、総額1580億ドルのM&A案件があるといいます。前年同期に比べ57%も増加。世界の金融情勢が落ち着き、景気が新たな上昇局面に入ろうとすることから、競争力の強化へ向け、企業が前向きの投資を始めたようです。昨日は、新たにオフィス用品大手のホームデポが、業界3位のオフィスマックスの買収交渉をしている…と伝えられ、他の文具メーカー株が上昇するなど、M&Aが新たな投資テーマとして浮上してきました。ただ、共和党は相変わらずオバマ政権が予算の削減に応じなければ、歳出強制カットもやむを得ない…と強硬姿勢を崩しておらず、投資家も万が一に備え、上値を買いあがることはできないようです。オバマ大統領も、このままだと、消防士の給与が支払えなくなる…などし、市民サービスの低下を国民に訴え、共和党への圧力を強めていますが、なにしろ相手は「SHIT HEAD(〇〇こ頭)」の議員さん…。財政の崖交渉でメンツをつぶされただけに、何をするかわかりません。まあ、これが適当なブレーキにはなっているんですが…。当面は、海外株のほうが面白くなりそうな気がしますが…。

 19日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万4035ドル67セント +53ドル91セント(0.39%)

 NASDAQ総合指数 3213.59ポイント +21.56ポイント(0.68%)

 S&P500 1530.94ポイント +11.15ポイント(0.73%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万1425円 +55円

 米国10年物国債金利 2.026% +0.019%

 ニューヨーク原油 96.66ドル +0.80ドル

 GOLD 1604.20ドル -5.30ドル

 ドルインデックス 80.48 -0.14


 昨日の米国株は、ドイツZEW景気期待指数(2月)が前月水準、予想をともに大幅に上回る上昇となったことを好感。欧州市場が全面高になった流れを受け、高よりして始まりました。好調な企業業績を背景に景気敏感株が買われたほか、ユーロ高(ドル安)を好感したエネルギー株や輸出関連株も上昇。さらに、この日もホームデポによる大型買収の話が伝わり、関連株が買われたことから、寄り後に指数は一段高。ニューヨークダウは、午前中にこの日の高値1万4044ドルをつけ、6日につけた戻り高値(1万4068ドル)に迫る場面もありました。ただ、3月1日の歳出強制カットの期限が迫っているにもかかわらず政治の駆け引きが続いていることから、上値を買いあがる動きはなく、引けにかけて、高値持ち合いの動きが続きました。結局、ニューヨークダウは続伸、NASDAQ総合指数とS&P500は反発して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前週末比2億468万株減の7億3402万株。騰落状況は、値上がり2104、値下がり955。VIX指数は、1.2%低下し12.21と落ち着いた動き。

 ダウ30種は、値上がり22、値下がり8。M&Aの増加からバンクオブアメリカやJPモルガンが1%を超える上昇。ドル安を好感し、輸出関連のGEやスリーエムも堅調でした。一方、メディケア(高齢者向け医療補助)の政府支給引下げを嫌気しユナイテッドヘルスが下落。前週の売り上げ予想への弱気の社内メールの影響が尾を引き、ウォルマートが続落していました。
 NYダウは続伸。徐々に下値を切り上げる動きになっていますが、政治的な混乱を嫌気し、上値の重さが目立っています。レポートでも書きましたように週足でゴールデンクロスを達成しているほか、上昇中の25日線が接近しており、テクニカル的には投資家の強気が刺激されるところに来ています。当面、歳出強制カットへの政策対応がポイントになりそうです。

 米国株は続伸。CME日経平均先物は、大証先物終値(1万1370円)を55円上回る1万1425円で帰ってきました。レンジは、1万1325円~11455円。円は、景況感の改善からユーロがドルに対して買われたものの、麻生財務相の外債購入否定発言が尾を引き、対ドルは93円50銭台、対ユーロは125円40銭台とほぼ横ばいで帰ってきました。本日の日本株は、CME終値にさや寄せし、堅調な始まりになりそうですが、買い一巡後は、こう着感を強めた展開になりそうです。明日から安倍首相が日米首脳会談に出発。アベノミクスやTPP、安全保障問題など懸案事項が話し合われる予定で、全体的にも模様眺め気分が強まらざるを得ないものと思われます。ただ、日銀新総裁hによる追加緩和への期待が高まることから、不動産や金融など内需系への買いが強まりそうです。主力株は一服しそうですが、昨日から、新興市場や中小型の好業績ものを買いなおす動きが始まっており、今日も同じような展開になりそうです。海外先物筋の仕掛けが懸念されますが、為替の方向性がつかめない以上、あまり気にする必要はないのかもしれません。指数は、海外高に支えられ横ばいの動きか…。

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日米首脳会談を控え、模様眺め気分が増幅。物色は数量株から、新興市場・中小型株へ
 G20財務相・中央総裁会議は、日本の政策を非難しないことで終わったはずですが、まだごちゃごちゃ言う国があるようですね。今日は、韓国の高官という人が、「G20では、日本の量的緩和政策は支持されなかった…」と発言していました。なんだか、G7後の、G7高官という人の発言と似ていますね。政府関係者ということのようですが、匿名で言いたいことを言うのは卑怯というものです。これまで、円を狙い撃ちにして、ウォン売り介入を実施。対日競争力を強めてきただけに、今の円安で自国の輸出企業が影響を受け始めているんでしょう。これまでどおりに、ウォン売り介入すればいいのに…と思うのですが、意図的な通貨安には韓国も反対したんですから、格好悪くてそれもできません。まあ、ウォン高で、これまでの輸出競争力が本物だったのかどうかが試されるんでしょうが、まだまだ、実質的にはウォン安なんですから、これくらいでへこたれてはいけませんね。日本は、実体価値の倍まで買い上げられて黒字を維持してきたんですから、日経から高い評価を受け、日本企業も見習うべきと…と礼賛された韓国企業ですから、円が100円や110円になったって、ビビることはないはずです。

 さて、今週は21日から安倍首相は日米首脳会談へ向け出発。22日にオバマ大統領と会談することになっています。訪米前に派手な円安はまずいですから、今週は大した動きはできないだろうと思っていましたが、昨日から円が94円台に入るなど、円安が進み始めると、今日は、閣議後の記者会見で麻生財務相が「外債を買うことはしない…」と発言。朝一から、冷や水をぶっかけてきました。おかげで、今日の相場は無風状態になりました。普通なら、海外先物筋が売り仕掛けをしてもいいのですが、日米首脳会談で、オバマ大統領が、日本の政策を容認する可能性があるほか、来週は日銀総裁人事というビックイベントを控えており、売り仕掛けするリスクは高いと予想しているんでしょう。また、株価の動き自体も高値持ち合いで方向感がないことも、仕掛けをしづらくしているようです。

 まあ、無風状態になるのも仕方がないところでしょう。朝方から為替が円高気味に推移したことから、主力株は動きを止め、一方で、大型数量株が買われている間売られていた新興市場株や中小型株に物色の手が回り、しばらく休憩していたウェザーニュースやネットワンなど相場が低迷していた時期に逆行高していたものや福井コンピューターサービスや三井海洋開発などレポートでも注目していた増額修正関連が買われていました。また、政策を受け、井関農機や種苗関連など農業関連も買われるなど、前日と異なり、発行株数の少ない銘柄に買いが集まったようです。昨日のCMEが休みだったことで、先物筋の手がかりがなく、日経平均の終日レンジは76円と小幅にとどまっていました。結局、輸出関連が不振だったことで日経平均は、前日比35円53銭安の1万1372円34銭と反落したものの、建設や不動産、証券など内需系が買われたことで、TOPIXは0.92ポイント高の963.61ポイントtp小幅に続伸していました。数量株が動きを止めたことから出来高は30億株の大台を大きく割り込む26億8756万株、売買代金も1兆6834億円と、ともに減少。市場エネルギーは縮小しています。騰落状況は、値上がり1075、値下がり476と依然上昇銘柄は4ケタを超えています。

 今日の引け値での日経平均サイコロは、6勝6敗(TOPIXは7勝5敗)、RSIは61%にやや低下。25日線かい離は+3.0%、騰落レシオは105%と、それぞれ、わずかに低下しています。レポートでも書きましたように、為替やCME先物高など環境が整った昨日段階で6日の高値を上回るかどうかが勝負…としましたが、結局、抜けずじまい…。今日は、大幅にボリュームダウンしてきました。以前から、2010年高値を抜いたあとは調整の可能性が高いとしましたが、もしかしたら、当初の想定通りになるかもしれませんね。押し目のめどについては、レポートでも図示していますので参考にしてください。ただ、調整はあくまで指数での話し…。決算発表で利益変化率は3倍になっても買われていない銘柄があるなど、今の相場は十分に業績を織り込んでいないものが多くあり、当面は、個別に割安ものが物色される流れになりそうです。日米首脳会談が終わり、日銀総裁も来週末までには決まりそうですから、為替が動き始めるのは、新総裁が決まり、4月3.4日か同26日の追加緩和を期待する3月初旬から…ということになりそうです。その間、小物に流れが移りそうですが、一方で数量株が売られたら、そちらの方にスイッチする…ということになるのでしょうか。まだ、循環物色している間、この相場は大丈夫。
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米国市場はプレジデンツデーで休場。欧州市場は高安まちまち。今日も為替次第の展開か?
 おはようございます。 新鮮な空気を吸おうと窓を開けたら、雪が降っています。室内(暖房なし)にいると、それほど寒さを感じませんでしたが…。ロシアのほうから寒気団が南下。前線を刺激して雨か雪になっているようです。今日は、自転車で町中まで行く予定でしたが、これではちょっと…。

 さて、昨日の米国は、プレジデンツデーで、株、債券、商品など主な市場は休場になりました。電子取引で、わかった分だけを見ると、ニューヨーク原油は、前週末比0.33ドル安の95.53ドル、金は同0.6ドル高の1609.4ドル、日経平均先物は、大証終値比10円高の1万1420円(レンジ1万1325円~1万1455円)と、いずれも小動きに推移していました。円相場は、欧州でドラギECB総裁がユーロ高の物価へのマイナスの影響を指摘したことから、ドルに対して売られたものの、G20で日本のアベノミクスへの批判が出なかったことを好感。対ドルは93円90銭台、対ユーロは125円40銭台と、前週末よりも円安の取引になりました。

 欧州株は、米国市場が休場になることから、全体的に薄商い。ECBドラギ総裁が、欧州議会での証言でユーロ圏経済に関し、「後半には立ち直るものの、前半に関しては見通しにリスクがある…」と述べたことが嫌気され、ユーロファースト300指数は3日続落。主要市場では、英国のFTSE100指数は、9.17ポイント安の6318.19ポイント、ドイツクセトラDAX指数は35.22ポイント高の7628.73ポイント、フランスのCAC40は6.67ポイント高の3667.04ポイントと、主要市場は高安まちまちでした。
 イタリアは、今週末に総選挙を控えているものの、モンティ首相の財政緊縮政策を引き継ぐ政党が過半数を占める可能性は少なく、財政の悪化を予想し、債券市場では、一時、10年債金利が0.08%上昇し、4.46%に上昇する場面もありました。また、今週、40億ユーロの国債入札を控えるスペインでも、10年債金利は0.04%上げ5.24%に上昇するなど、依然、警戒水域付近の動きが続いています。

 本日の日本株は、手がかり材料難から小動きに推移しそうです。引き続き、為替に敏感な動きが続きそうですが、為替の動きを受けた海外先物筋の動きによっては波乱する局面もありそうです。全体は循環物色の動きを続けており、昨日は円が下落したにもかかわらず、銀行や不動産など内需系の動きがよく、前週まで買われた数量銘柄から資金を移す動きがみられるなど、方向感を欠いた展開になっています。今日も参議院で予算委員会が開催されテレビ中継されますが、政府の答弁により為替の動きが変動することもありそうです。流動性重視の流れですが、一方で好業績ものや割安PBR株を買うなどファンダメンタル重視の流れも生きています。今日はメガフロートや3Dプリンターに加え、競争力会議の農業強化などテーマ性のある話もあります。まあ、丁半ばくちもいいですが、もう少し地に足の着いた投資のやり方も重視したほうがいいですね。レポートで注目している3Dプリンター関連、業績で売られましたが、今日の反応が注目されます。
 米国が休みで、いつもと違う書き方になり、わかりにくくなりました。ご容赦。

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G20財務相・中央銀行総裁会議を乗り切った安心感や円安を支援材料に急反発して終了
 難しい相場になりましたね。昨日はレポートを書きながら、強気していいのかどうか迷いました。G20財務相・中央銀行総裁会議は、日本への政策変更を迫るものにはなりませんでしたが、どうやら、閣僚や、政府に近い人たちが為替水準に関して、話したことが、問題視されたようです。まあ、結局、内政問題には首を突っ込まないものの、為替誘導がないか、政府関係者の発言を監視していこうということのようです。ただ、円安で実害を受ける国は、今後も「イチャモン」をつけてくるんでしょう。政府ぐるみで通貨安操作を行ってきたのに、勝手なことを言うな…といいたくなりますが、もともと、自分勝手な国ですから…。まあ、閣僚うや政府関係者には「箝口令」が敷かれたようですし、当面は、市場の動きに任せることになるんでしょうか。次は、日銀総裁人事に焦点が移りますが、月内には候補者を提示。3月19日には新体制でスタートできる体制を作りたいとしています。先週末、武藤氏に関する観測球を上げて様子見(ガス抜き)をしてきましたが、結局、事務を取り仕切れる武藤氏に決まることになるんでしょうか…。先週末に、名前を出して、いったん市場の失望を浴びていますから、もしかしたら、同氏に決まってもショックは少ないかもしれませんね。

 まあ、レポートでも書きましたが、G20を無事通過、当然、再度円安にも振れるだろうし…で、相場環境としては絶好になりますので、今日の大幅反発は予想されたことでもありました。ただ、先週末の引けにかけ、日経平均は100円以上戻していましたし、個別でも25日線付近から反転したものも多くありました。G20会合の結果は、少なからず織り込んだ格好になっており、果たして、6日に付けた1万1498円を、一気に上抜くような強調相場になるだろうか…?と、いうのが疑問点でした。

 今日は、想定通り朝方から先物買いが先行。裁定買いにリードされ、日経平均は、前週末比145円高の1万318円と高寄り。買い一巡後も、円が1ドル94円台をつけたことから、さらに買い物が続き、昼過ぎにはこの日の高値1万1445円をつけています。ただ、6日の高値に近づいたものの、上値の重さが目立つと、主力株にも売り物が出始め、寄り付きの値段を下回るものが増えています。結局、日経平均は前週末比234円04銭高の1万1407円87銭、TOPIXは20.28ポイント高の962.09ポイントと、ともに急反発して終わったもの、6日につけた戻り高値更新はなりませんでした。出来高は、かなり期待感が先行した割には、前週末比14億株減少し、31億2762万株。売買代金は、12日立会日ぶりに2兆円大台を割り込み、1兆8404億円。騰落状況は、値上がり1542、値下がり121と、全面高商状。

 今日の終値での、日経平均サイコロは7勝5敗と変わらず。RSIは63%に上昇。25日線かい離は+3.5%、騰落レシオは106%でした。まあ、今日の段階では答えは出ませんでしたね。今晩の米国市場がプレジデンツデーで株式市場が休場になるため、手控えた向きが多かったようです。海外投資家の動きが鈍かったことが、もう一つ相場に弾みをつけなかったようです。先週末の急落局面では、先物の買い残高が1万7000枚を超えていた欧州系証券が一日で5000枚近く売ったことが急落する原因になりました。海外先物筋は、日経平均が戻り高値を更新した4日~8日売買分で580億円近く売り越すなど、やや投資態度が変調する兆しも出ています。また、先週にかけて、大型株が上昇する一方、中小型株が下落するなど、相場が一方向に偏っていたことも気になりました。まあ、明日以降、流れが変化するのか、それとも、現状のディーリング相場が続くのか…じっくり見極めて動きましょうか。 でも、徹底的に業績やテーマ性にこだわった先回り買いしておいた方が、いい成果が残せるような気がするんですが…。

 そういえば、ワイドショーで、暗い部屋でディーリングをやっている個人投資家を紹介していましたね。2006年の1月天井近くに、あのNHKが朝の番組でデイトレードをやっている夫婦をゲストに招いて、株式投資をあおっていたころを思いだしました。そのすぐ後にライブドアショックがきましたしね…。あまりいい思い出がありません。ただ、企業業績が増収大幅増益に転じる最終局面にはまだまだ遠いですが…。日経平均は、1月前半と同じパターンにはいるか。または、13週線と26週線がゴールデンクロスしたニューヨーク高も持ち合い離れが刺激剤になって、1万2000円台挑戦となるか…。やはり、分岐点に来ているような気がします。

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ウォルマートの2月時売り上げ苦戦報道で波乱するも、堅調な経済指標を受け、高安まちまちの動き…こう着相場が継続
 おはようございます。 昨日は、疲れがたまっていたのか、夕方から床に就いてしまいました。意識はパソコンに向かっているのですが、体が布団にへばりついたまま…。気が付けば、朝5時になっていました。まあ、今週の相場が、それだけ疲れるものだった、ということで、昨日書けなかった言い訳とします。

 さて、昨日はロイターが、次期日銀総裁について「武藤元財務次官」を軸に人選が進んでいる…と報道。市場は「ハア…?」という雰囲気で受け止め、一気に売り相場に転換しました。政府は、管官房長官が「個別にだれがいいとか悪いとか言うのは好ましくない…」として、ロイターの報道に対するコメントを避けました。どこから出た話かわかりませんが、もしかしたら、アドバルーンを上げてみて、市場の反応をみたのかもしれませんね。武藤氏は、民主党が推しているという話もあり、同意人事をスムーズに進めるために、安倍首相が飲んだ…という噂もありますが、昨日の反応を見て、果たして「武藤氏でいこう」ということになるんでしょうか。

 週末を控え、投資家が売りのタイミングを図っているときに流れた話ですから、「渡りに船」で、円売りポジションの巻き戻しが入り92円台の円高に、「円売り・株買い」の解消も行われ、先物にまとまった売り物が断続的に入ったことから、裁定解消売りが刺激され、指数は急落しています。昨日の先物手口をみると、これまで一貫して買い越してきたCTA(商品投資顧問)の機関店とみられる大量の売りが目立っており、G20会合を控え、持ち高の減少に動いたことがわかります。下げの勢いに驚いたのか、最近買われてきた銘柄にも見切り売りが増加。一時は、値上がり銘柄数が100台に落ち込むという全面安商状になりました。裁定解消売りのピークでは、日経平均は、一時、この日の安値1万1065円(前日比242円安をつける場面もありました。ただ、G20を仕切るロシア財務相が、G7声明の内容を引き継いだものとなり、特定国を非難したものにはならない…とのコメントがあったことや、最近人気化した銘柄が、25日線付近まで売られるなど押し目買いのポイントに来ていたことから、次第に買い物が増加。引けにかけ下落幅を圧縮。結局、日経平均は、前日比133円45銭安の1万1173円83銭と反落。TOPIXは、12.47ポイント安の942.41ポイントと続落しています。押し目買いと見切り売りが交錯したことから、出来高は前日比9億5000万株増の45億1480万株に急増。騰落状況は、値上がり235、値下がり1414でした。

 引け値で見た日経平均サイコロは。7勝5敗、RSIは56、25日線かい離は、+1.7%、騰落レシオは102%…。全指数とも急速に調整色を強めています。ただ、週足ベースでは日経平均サイコロは11勝1敗、RSIは98%と未体験ゾーンの過熱状態…。まあ、経済実態が伴っていない以上、週明けの相場も為替次第の展開…。やはり円安だった…ということになれば、流動性にとんだ自動車株などが買い戻されることになるんでしょう。

 15日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万3981ドル76セント +8ドル37セント(0.06%)

 NASDAQ総合指数 3192.03ポイント -6.63ドル(0.21%)

 S&P500 1519.79ポイント -1.59ポイント(0.10%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万1315円 +145円

 米国10年物国債金利 2.01% +0.01%

 ニューヨーク原油 95.86ドル -1.45ドル

 GOLD 1609.50ドル -26.00ドル

 ドルインデックス 80.47 +0.08


 昨日の米国株は、G20財務相・中央銀行総裁会議を控え見送り気分が強いなか、朝方発表されたミシガン大消費者信頼感指数(2月)やニューヨーク州製造業景況指数(同)がいずれも前月水準、予想を上回ったことから、堅調な始まりになりました。寄り後は、手がかり材料難から、1万4000ドルを手前に膠着した相場が続いていましたが、昼過ぎ、ウォルマートの2月時売り上げが、給与税引き上げによる消費手控えで厳しい状況になっている…との社内メールが報じられると、一転して売りに傾き、ニューヨークダウは、引け近くにこの日の安値1万3906ドル(前日比66ドル安)を付ける場面もありました。ただ、G20会合が大きな問題なく終わりそう、との観測から押し目買いが増加。引けにかけ下落幅を縮め、結局、ニューヨークダウは小反発。NASDAQ綜合指数とS&P500は反落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比2億6760万株増の9億3870万株。騰落状況は、値上がり1489、値下がり1550。VIX指数は、前日比1.58%下げ、12.46低位安定したうごきでした。

 ダウ30種は、値上がり16、値下がり13、変わらず1(シスコシステムズ)。売り上げ苦戦のメールが流出したウォルマートが2.2%下落したのが目立ちました。このほか、ユナイテッドテクノロジーズ、スリーエム、アルコアなど景気敏感株の堅調ぶりも目立っています。業種別では、ソフトドリンク、コンテナー、ヘルスケア、バイテク、医薬などディフェンシブ系が上昇。貴金属、鉱山、損保、石油探査などが下落しています。
 NYダウは反発。引き続き、1万4000ドル手前でのこう着相場が続いています。25日線が接近中で、そろそろ動きが出そうですが、持合い相場は20日近くたっており、このままでは25日線が横ばいに転じる可能性があり、上昇エネルギーが削減されてきます。RSIは、1月29日をピークに低下傾向にあり、モメンタムの低下も気になります。いったん、お辞儀してから高値挑戦…ということになるのかも。

 米国株は高安まちまち。CME日経平均先物は、なんとかG20会合を乗り切れそうなことから円が下落。これを好感し、大証終値(1万1170円)を145円上回る1万1315円で帰ってきました。円は、G20での対日批判の可能性が薄らいだことから、対ドルは93円50銭台、対ユーロは124円90銭台に、それぞれ軟化して帰ってきました。週明けの日本株は、CME終値にさや寄せし、反発スタートが予想されますが、この日の米国株が休場(プレジデンツデー)になることから、継続的に買われるかどうかはG20会合の結果を受けた為替次第…。流動性重視の色彩を強めており、内容をともなわないつれ高銘柄には厳しい展開か…?

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欧州景気への警戒から軟調推移するも、大型M&Aの発表を受け反転。高安まちまちで終了。
 おはようございます。 朝から雨です。以前のように、さすような寒さはなくなり、心なしか、気温が上昇してきたような感じです。「一雨ごとに暖かくなる…」でしょうか。来週月曜日は24節句の「雨水」。雪や氷が解け始めて、雨が降りやすくなる…といいます。季節は、春へ向かって駆け足を始めたようです。

 さて、ユーロ高は日本の円安誘導のせいみたいなことを言う国がある欧州ですが、何かあれば人のせいにするし、自分らが不利になると勝手にルールを変える…神聖なスポーツの世界では、いかんなく彼らの能力が発揮されています。今回のレスリング除外問題も、他の協議を持続させるために裏で幾らのお金が動いたのか…。たまたま、持続のためにお金が動かなかったレスリングが外された…なんて、話も流れています。
 その欧州が、昨日第4四半期のGDPを発表しました。ユーロ圏の成長率は-0.6%。第三四半期の-0.1%、市場予想の-0.4%をともに下回っています。厳しいのは、欧州景気を牽引するドイツが-0.6%に落ち込んだこと。年が変わり回復し始めているとはいうものの、厳しい結果になりました。これも、日本が円安誘導し、ユーロが上昇したことが原因なのでしょうか。ドイツと並んで、マイナス成長に落ち込んだフランスも、危機感を強めています。

 ただ、ドイツの状況をみると、海外向けの輸出は伸びているものの、域内向けが散々な結果でした。EUでは、ドイツを中心に、徹底的な財政均衡を加盟国に強いてきましたが、金が回らなくなったおかげで、加盟国の経済は失速状態。それが財政状況を悪化させ、一段の財政緊縮を求められ、景気が悪化する…という悪循環を招きました。域内の落ち込みは、このデフレ政策を強制した影響が大きいはずです。ドイツは、危機によるユーロ安で輸出競争力が向上。安全資産を求めてドイツに流入した資金で、域内では一人勝ちになりました。それが、落ち込んだわけですから、ショックも大きいはずです。今後、ECBへの緩和圧力が高まりそうですが、ドイツの場合は、「金融緩和などやられては、インフレになるじゃないか…」と反対姿勢を強め、相変わらず「財政緊縮だ…」といい続けるんでしょう。ドイツにとっては、中國と米国の景気が拡大し、輸出が回復していることが安心材料。他の加盟国との景況感は大きく異なります。財政緊縮で景気の低下に苦しむ域内諸国とのギャップ…EUはどう埋めていくんでしょう。案外このあたりに、次の危機の芽があるのかもしれません。こればかりは、自分たちの都合のいいようにルールを変えるというわけにはいきませんしね。せいぜい、G20の場で、たたいても仕返しされない日本を、韓国や中国と一緒になって苛めて憂さ晴らし…というところでしょうか。

 14日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万3973ドル39セント -9ドル52セント(0.07%)

 NASDAQ総合指数 3198.66ポイント +1.78ポイント(0.06%)

 S&P500 1521.38ポイント +1.05ポイント(0.07%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万1225円 -105円

 米国10年物国債金利 2.000% -0.019%

 ニューヨーク原油 97.31ドル +0.30ドル

 GOLD 1635.50ドル -9.60ドル

 ドルインデックス 80.36 +0.31


 昨日の米国株は、朝方発表された新規失業保険申請件数が予想以上に減少したものの、ユーロ圏の第4四半期GDPが予想を超える落ち込みとなり欧州市場が全面安になった流れを受け、安寄りスタートになりました。対ユーロでのドル上昇や欧州の景況感の悪化から輸出株や欧州関連株などが売られ、ニューヨークダウは寄り後まもなく、この日の安値1万3921ドル(前日比61ドル安)を付けました。ただ、売り一巡後は、新規失業保険申請件数減少を再評価する動きや、食品大手ハインツの買収(バークシャーハサウェイによる280億ドルの大型買収)や航空会社の大型合併など、大型のM&A案件が伝えられたことから、市場は復調。下落幅を縮小し、引け近くには小幅なプラスに転じる場面もありました。ただ、G20など重要イベントを控え、引けにかけては模様眺め気分が強まっています。結局、ニューヨークダウは小幅続落。NASDAQは続伸。S&P500は3日続伸して終わりました。ニューヨークダウの終日値幅は69ドルと、この日も狭いレンジの動きにとどまっています。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1506万株増の6億7110万株。騰落状況は、値上がり1511、値下がり1507。VIX指数は、2.47%低下し、12.66。

 ダウ30種は、値上がり14、値下がり16。アルミ市況の上昇を受けたアルコアが2%強上昇。JPモルガンが1.1%上げたほかは、前日に続き上げ下げとも1%を下回る変動率で、大きな動きはありませんでした。個別銘柄も膠着した動きが続いています。業種別では、石炭、石油周辺サービス、アルミ、ネット関連、バイテクなどが堅調。一方、食品小売り、固定電話サービスなどがさえませんでした。
 NYダウは小幅続落。依然、1万4000ドル大台を前にした足踏み状態が続いています。前日も書きましたように、NASDAQ綜合指数、S&P500とのかい離が目立ってきましたが、この日もユーロ安を原因にドルが上昇。輸出株が多いダウ30種を圧迫しています。すでに、持ち合いは、3週間になろうとしていますが、このところRSIが低下傾向にあるなどモメンタムが低下していることは気になります。9~10月の持合い相場と同じような動きになるのでしょうか。ユーロ相場がポイントになりそう。

 米国株は高安まちまち。CME日経平均先物は、大証先物終値(1万1330円)を105円下回る1万1225円で帰ってきました。レンジは1万1210円~1万1360円。円は、ユーロ圏GDPの落ち込みからユーロが売られた流れを受け、対ユーロは124円10銭台、対ドルは92円80銭台に上昇して帰ってきました。本日の日本株は円上昇やCME日経平均先物安を受け軟調に推移しそうです。先物売りが先行し、裁定解消りから指数が下振れする可能性がありそうですが、一方で、日銀総裁人事について、民主党の事前ルールの見直しが決まれば、政府は早期に人事案を提示する考えを示しており、内容によっては、相場が方向転換する可能性もあります。安倍首相の訪米までは、円安への期待感は持ちにくいのですが、先行グループの中には、そろそろ短期筋のふるい落としが終わり買いゾーンに近づいたものも増えており、押し目買いのタイミングを計る時期が来ています。まあ、週末でもあるし、無理するところではありませんね。

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次期日銀総裁候補のの一人が為替水準について言及したことを好感し、日経平均は反発するも、内需大型株主体のTOPIXは続落して終了
 体調がすぐれず、横になっていたら、本気で寝てしまいました。目が覚めたら6時過ぎ…。急いで書き込みます。

 さて、今日の日銀き金融政策決定会合は、予想通り政策を据え置き、景況感を一歩進めて終わりました。
次回は3月6日・7日に開催されますが、まあ、その時も政策は据え置かれることになるんでしょう。当面、新総裁のもとで行われる4月3日、4日の会合が焦点になりますが、4月は26日にも開催予定で、どちらかで年内の追加緩和が実施される運びとなり、それへの期待感から次の上昇相場に入ることになるんでしょう。もっとも、安倍総理のアベノミクスの意義をくみ取り歩調を合わせてくれる人でなければいけませんが…。とにかく、次は、日銀総裁人事が最大の焦点になります。

 今日の日本株は、何も出ないとはわかっていながら日銀金融政策決定会合があることや、明日からモスクワで、G20財務相・中央銀行総裁会議があることから、妙眺め気分の強い展開になりました。CME日経平均先物高を受け、先物買いが先行。指数との裁定買いが入ったことから、指数は反発スタートになりました。この日、新日鉄住金など主要企業の決算を控えていたことから、前場中の日経平均は1万1300円をはさみ神経質な動きが続きました。昼過ぎに日銀会合の政策据え置きが伝わったものの、大きな反応はありませんでした。ただ、次期総裁候補の一人である岩田一政元日銀副総裁が、円安水準について95円~100円が適当…と話したことを受け、円が軟化。先物買いが優勢となり、指数銘柄が買われ日経平均は上昇。一時、この日の高値1万1356円(前日比105円高)まで買われる場面もありました。引けにかけては、G20の様子を見たいということから、利食い売りが増加。指数は上げ幅を縮めています。結局、日経平均は、前日比55円87銭高の1万1307円28銭と反発したものの、円安を嫌気した内需株の利食い売りがあり、TOPIXは2.14ポイント安の954.85ポイントと続落して終わっています。出来高は、前日から1.5億株少ない、36億6397万株。売買代金は、2兆1344億円と2兆円の大台を維持しています。騰落状況は、値上がり636、値下がり960でした。

 今日の引け値での日経平均サイコロは8勝4敗(TOPIX同じ)、RSIは65%、25日線かい離は+3.15.騰落レシオは113%でした。日経平均は、2010年4月高値(1万1339円)を上回ったあと、セオリー通りこの付近のもみあいを続けています。このところ、終日の振幅が縮小し、日足では三角持ち合いを形成しています。不確定要素が多く、どちらに離れるかは予想がつきませんが、このところ、株価と逆行して低下していたRSIが横ばいに転じ、モメンタムは下げ止まる気配を示しています。現在の日本株は、経済の実態を買っているのではなく、アベノミクスによる円安期待を買っており、やはり、安倍総理と歩調を合わせ、円安に向けた金融政策運営をできる総裁を期待しています。まずは、だれになるかで次の相場の規模が決まって来るものと思われます。

 ただ、依然から先物との裁定買い残の増加を気にしてきましたが、今日発表された数字(2月4日~同8日売買分)は、2兆2163億円と過去最大の増加で、残高は5兆9668億円と、6兆円の大台に近づいてきました。これを見ても、最近の指数の上昇が、裁定買いにより押し上げられてきたものだとわかります。非常にもろい株高の構図になりましたね。もし、総裁人事が市場の期待しない人になった場合、先物売りが優勢になり、一斉に裁定解消売りがでた場合、これだけの規模のものを吸収できるんでしょうか。今日の動きをみても、流動性のある大型株の業績変化率が大きくなると買われますが、小型株の場合は、買いの手が入ってこないケースが増えてきました。

 2007年の戻り相場でも「流動性」が相場のカギになり、流動性のない小型株や新興市場株が好業績にも関わらず、売却される…という相場がありました。「木の葉が沈み、石が浮く」という相場ですが、そのあとに、リーマンショックとともに裁定買い残が日本株を破壊的に下げるということがありました。まだ、早いとは思いますが、そろそろ木の葉が沈みそうになってきただけに、注意するに越したことはありません。それにしても週間で2兆円台の増加とは…。なにかデリバティブがらみの事情でもあるのでしょうか。今日は、レポートで注目してきた横浜ゴムや、太陽誘電、テルモなどインデック系が業績変化率で買われましたが、小型株で倍や3倍の利益を出したものが放置されたままです。やはり「木の葉が沈み、石が浮く」流れになってきたんでしょうか。安倍さん、投機筋の機嫌を損なうと、裁定解消爆弾が破裂しますよ…。まあ、もう少しタイミングをまちましょうか。

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NASDAQ総合指数、S&P500は戻り高値を更新するも、NYダウは手がかり材料難からじり安し、反落して終了…景気敏感相場が進行中?
 おはようございます。

 「G7声明を市場は誤解している…」とした、G7高官とは、いったい誰だったんでしょうか。ドイツは問題視していませんし、米国はアベノミクスを支持…。カナダは「G20で日本の財政金融政策が俎上に上る…」と発言したものの、昨日はトーンダウンしています。英国、スイスも声明文は文字どり解釈すべきとしています。ロシアは、「日本は為替介入していないことが重要」といい、「円は市場で過大評価されてきた…」と円安に理解を示しています。次々に、「俺じゃないよ…」的な発言が続いていますが、どコカの国だけが、相変わらず「通貨安がほしい…」といい続けています。G7高官といわれる人も、市場がこれだけ混乱するとは思っていなかったのかもしれませんね。

 だいたい、ユーロが高くなるのは、危機が収束し、安全資産に逃避していた資金が欧州に還流し始めたことが要因。また、銀行が経営危機を迎えた際、ECBが実施した2回のLTRO(期間三年物低利融資)の返済が始まったことによる実質的な金融引き締め効果もあります。1回目のLTRO(4890億ユーロ)の返済は始まっていますが、すでに1460億ユーロが返済済み。また、2回目(5300億ユーロ)の返済が今月27日から始まりますが、すでに1230億ユーロの返済申し込みがあるといいます。危機の収束で、調達金利は、LTROの金利1%を下回っているほか、いつまでも借りっぱなしにしていると、信用問題になるため、今後も返済額が増加する予想、といいます。返済された分だけ、市場から資金が吸収されることになりますから、ユーロが上昇することになります。G7高官って誰だかわかりませんが、日本が通貨安誘導していることが、ユーロ高の原因になっている…とするのは、八つ当たりと違いますかね。

 13日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万3982ドル91セント -35ドル79セント(0.26%)

 NASDAQ総合指数 3196.88ドル +10.39ドル(0.33%)

 S&P500 1520.33ポイント +0.90ポイント(0.06%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万1315円 +55円 

 米国10年物国債金利 2.019% +0.037%

 ニューヨーク原油 97.01ドル -0.50ドル

 GOLD 1645.1ドル -4.50ドル

 ドルインデックス 80.09ドル +0.04


 昨日の米国株は、懸念されていたイタリア30年国債の入札が成功したことから、同国債金利とスペイン債金利が低下したことを好感。欧州株が全面高になった流れを受け、堅調に始まりました。ただ、前日行われたオバマ大統領の一般教書演説は特に材料視されなかったほか、この日発表された小売売上高(1月)も予想の範囲にとどまったことから、手掛かり材料難となるなか、利食い売りにじり安になる展開でした。S&P500が2007年来の高値、NASDAQ綜合指数がITバブル崩壊後の高値を更新したあと、それぞれ上げ幅を縮めたことも、利食い売りを促しました。ニューヨークダウは、終日、前日比マイナス圏で推移。引け近くに、この日の安値1万3945ドル(前日比72ドル安)をつけています。引けにかけやや値を戻したものの、結局、ニューヨークダウ反落。NASDAQ総合指数は反発、S&P500は続伸…と指数間のばらつきが目立ちました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比4304万株増の6億5804万株。騰落状況は、値上がり1800、値下がり1271と、上昇の数が大幅に上回っています。VIX指数は、2.7%上げ、12.98に小幅上昇しています。

 ダウ30種は、値上がり17、値下がり13。子会社の売却を決めたGEが3.6%上昇。海外販売が低迷しているマクドナルドが1.7%下落した以外は、値上がり、値下がりいずれも1%を下回る小幅な値動きにとどなっています。業種別では不動産、バイテク、ネットなどが堅調だったものの、鉄鋼、金鉱山、家電などが冴えませんでした。
 NYダウは反落。この日も主日値幅は84ドル小幅にとどまり、1万4000ドル大台を挟んだレンジ相場が続いています。一方、NASDAQ市場や金融の影響が大きいS&P500の堅調ぶりが続いていますが、内需を中心にした景気敏感株の上げが指数をリードしているようです。景気の先行指標ともされる輸送株指数は連日高値を更新中です。このところ、ドル指数がじり高しており、輸出株の比率が高いニューヨークダウの伸びが鈍いのは、この辺りに原因がありそうです。指数には表れない強さが米国株にはあるようです。

 米国株は高安まちまち。CME日経平均先物は、大証先物終値を55円上回る1万1315円で帰ってきました。レンジは、1万1195円~1万1365円。円は、G7声明をめぐる混乱があったものの、今日の日銀会合を踏まえ、対ドルは93円40銭台、対ユーロは125円60銭台と、ほぼ前日水準で帰ってきました。本日の日本株は、朝方はCME終値にさや寄せし堅調な始まりになりそうですが、買い一巡後は、日銀金融政策決定会合の結果待ちから手控え気分が強まりそうです。正副総裁の退任が決まっており、大きな変更はないものと思われますが、市場の一部では、当座預金の付利廃止などもありうる、と見る向きもあり、予断は許しません。G20会合を控え、為替市場の大きな動きは期待できす、当面、調整的な動きか個別の材料株で幕間をつなぐ動きになるのでしょうか。すべては、日銀金融政策決定会合でサプライズがあるかどうか…。

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G7声明の解釈の混乱から円高が進行。先物売りから反落…幅広い銘柄に短期筋の見切り売り
 水曜日は関西テレビのアンカーを見る日。青山氏の話を聞いていたので、書き込みが遅くなってしまいました。今日は、新しい形の「戦争」に備えるべきとし、宣戦布告を前提とした戦争しか想定していない憲法や自営隊法の改正や、日本版NSCの設置を急ぐべき…など、主張していました。あからさまに、米国を敵視し核報復を言い続ける北朝鮮に対し、米国が攻撃を加えた場合、日本の米軍基地に、ミサイル攻撃が加えられる可能性があるが、これに対する備えはあるのか…など、日本の防衛上の問題を指摘していました。尖閣問題も含め、危機は増幅していますが、すべての制度が、第二次世界大戦後のままで、近代の地域紛争に対処できないシステムになっています。いわれるように、すべての制度を見直さないと、日本は、世界の嵐の中に飲み込まれてし舞うかもしれませんね。 

 さて、昨日のG7財務相・中央銀行総裁会議の声明をめぐって、終日混乱が続きました。G7高官が「円安容認との解釈は間違っている…」と匿名を条件に話したことが原因のようです。カナダの財務相が「G20で日本の金融政策と為替政策が議論される…」と話したことも、思惑を誘いました。円安傾向にあることが気に食わない国が、腹いせにおかしな言い方をしたようです。これに対し、実際に会議に出た財務相の中尾武彦財務官は、匿名の話にコメントする必要もないと、一蹴。会議では、各国の財政や金融政策は為替水準を目標にしていないことを確認。為替レートは市場が決めるべきもの…との認識で一致した、と匿名の話を否定しています。

 市場のほうも何が本当かわからないまま方向感を見失った展開が続きました。円安方向に違いはないとして、投機筋が円の売り仕掛けをしたものの、米国債の利払いや償還に備えたドル売り・円買いの動きに抑え込まれ、円が92円台に上昇すると、一転して、先物に思惑的なまとまった売りが出され、これが裁定解消売りを誘発して、指数が下落するなど、為替相場に振り回される展開になりました。15日からG20がありますが、日本の経済政策への批判が高まることを懸念した売りもかさみ、一時は前日比で172円も下げる場面もありました。昨日、高値を更新できなかったことや円高への警戒感から、短期資金を中心に利食い売りや見切り売りが増加。内需、外需、大型、小型と関係なく売られ、ほぼ全面安商状になっています。予想を上回る決算を発表したものや、M&Aに絡む銘柄が個別に値を飛ばしていましたが、全体的には、見切り売りなどから、大きく値を崩すものが増えていました。まあ、2月初旬までの「超強気」相場の修正が始まった…という感じでしょうか。結局、日経平均は、117円71銭安の1万1251円41銭、TOPIXは11.48ポイント安の957.02ポイントと、ともに反落して終わりました。出来高は、前日から3億株減少し31億1280万株、売買代金も2兆1522億円と、減少。騰落状況は、値上がり225、値下がり1418でした。

 今日の引け値での日経平均サイコロは7勝5敗(TOPIXは8勝4敗)、RSIは66%、25日線かい離は+2.9%、騰落レシオは112%…。だんだん調整気味の数字になってきましたね。前週号から、2010年4月高値を更新した後は、調整する可能性が高い…とし、強い材料を持つものを注目してきましたが、予想通りの変化率がでても、市場は反応らしい反応をせず、買い疲れ感が出ていることを思わせていました。とにかく、先週にかけての大型株を中心にしたディーリングは、ちょっと過激すぎた感じでしたね。当面、ぎょくほぐししないといけません。とにかく、昨年11月から続いたアベノミクスへの期待相場はどこかで一区切りつけて、次の日銀総裁人事、新総裁のもとでの4月3日、4日の日銀金融政策決定会合への緩和期待の上昇第二ラウンドへ向かうには、どこかで調整が必要でした。レポート前週号では、押し目が入った場合の下値めどについて触れておりますので、一度目を通しておいてください。調整が日柄にかけるか、値幅にかけるかは、まだわかりませんが、まずは、日銀総裁人事が最大の焦点。海外投資家の買い越しが話題になっていますが、これはアベノミクスで日本が変わる…という期待感が手がかり材料。特に金融政策を担う日銀総裁にアベノミクスの足を引っ張りそうな官僚系が選ばれると、期待感が失望感に変わりかねません。市場は、安倍首相の本気度を見ているわけです。今週中には決まるものと思われますが、人選によって何が起こるかわからない…となれば、手控え気分が強まり、益出しが増加するのも当然なことでしょう。

 まあ、先高方向には違いがないので、じっくり構えておけばいいものと考えています。全般は循環買いの色合いを強めていますが、主力株が買われ、新興市場、中小型株の遅れが目立ってきました。順番通りなら、後者…ということになるのですが、総裁人事によっては円安に戻り、主力株が継続して買われることになるかもしれません。方向感がつかめない時に無理して動くことはありません。業績好転ものを、25日線や13週線、月足での需要な節値などをとらえて買う準備を…。

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欧州株高や意想外の財政収支黒字化を受け上伸するも、一般教書演説を控えた様子見で、上げ幅を縮めたものの反発して終了
おはようございます。

 朝起きて、ニュースをチェックしていたら、目が点になりました。昨日のG7財務相・中央銀行総裁会議後、麻生財務大臣は、「日本のデフレ克服へ向けた政策が理解された…」と発言。市場はこの発言を好感し、円売りをしましたが、その後、G7高官(誰なの…?)が「市場は声明の内容を誤解している…」と発言。実際は、日本の為替政策が問題視された、としています。その後、カナダ中銀総裁が「モスクワで開催されるG20では、日本の金融政策と為替政策が議論される…」と発言。円が上昇に転じています。なんともわかりにくい、動きになっています。日本の政府関係者やブレーンといわれる人から、為替水準に関する発言があったことが問題視されているようです。だったら、わかりにくい表現にせず、はっきりと日本が円安誘導しているから是正しろ…と書けばいいのに…と思うのですが、それだけ内部で利害が対立していたということなんでしょう。先に通貨安誘導をやった米国や欧州はだんまりを決め込んでいるようですが、日本が円安で輸出競争力を高めるのを面白くない…と思う国も多いようです。はやく、日本だから文句を言っても良い…という状況から抜け出さなくてはいけませんね。それと、やはり政府関係者の軽率な為替水準発言は慎むべきでしょう。G7高官というのが誰かわかりませんが、一方で、日本をターゲットにしたものではないとの発言もあります。いったい何が本当かわかりませんが、G20では、自分のことは棚に上げて、日本の円安を苦々しく思っている国も多く、批難されることだけは確かでしょう。

 12日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万4018ドル70セント +47ドル46セント(0.34%)

 NASDAQ総合指数 3186.49ポイント -5.51ポイント(0.17%)

 S&P500 1519.43ポイント +2.42ポイント(0.16%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万1380円 +10円

 米国10年物国債金利 1.982% +0.036%

 ニューヨーク原油 97.51ドル +0.48ドル

 GOLD 1649.60ドル +0.50ドル

 ドルインデックス 80.04 -0.34 


 昨日の米国株は、欧州株が銀行のリストラ期待から全面高になったことや、朝方発表された1月の財政趣旨が予想外の黒字になったことを手掛かりに、買いが先行。反発スタートになりました。欧州市場の流れを受け銀行株や証券株などが買われ昼過ぎまで上昇。ニューヨークダウは、一時、この日の高値1万4038ドル(前日比67ドル高)をつけました。ただ、この日、オバマ大統領の一般教書演説を控えていることから、政策動向を見極めたいとして、引けにかけ模様眺めの動きが強まり、やや上げ幅を縮めています。結局、ニューヨークダウとS&P500は小幅反発したものの、アップル下落の影響でNASDAQ総合指数は続落しています。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1億2648万株増の6億1300万株。騰落状況は、値上がり1963、値下がり1080。VIX指数は、12.64と前日比で2.3%低下。落ち着いた動きになっています。NASDAQ総合指数は続落しましたが、値上がり数は1513と値下がりの948を大幅に上回っていました。

 ダウ30種は、値上がり23、値下がり6、変わらず1(ウォルマート)。欧州で銀行株が上昇した流れから、バンクオブアメリカが3.2%、JPモルガンが約1%上昇。指数採用以外でもシティグループやモルガンスタンレーなども上昇。KBW銀行株指数は1%を超える上げになりました。このほか、アルコア、スリーエムなど景気敏感株の上げも目立ちました。一方、予想を下回る業績やコスト上昇で弱気の見通しを示したコカコーラが2.7%下落しています。
 NYダウは反発。引け値ベースで1日引け値(1万4009ドル)を上回りました。ただ、5日のザラバ高値1万4068ドルは、まだ上回れず引き続き高値のレンジ内の動きを続けています。終日値幅の縮小とともに下値が切りあがる動きが続いており、そろそろ高値更新へ向けての動きが始まりそうです。

 米国株は反発。CME日経平均先物は、大証終値比10円高の1万1380円と小動きで帰ってきました。レンジは、1万1310円~1万1480円。円は、G7声明の評価をめぐって乱高下。対ドルは93円40銭台、対ユーロは125円70銭台と、ともに上昇して帰ってきました。本日の日本株は、為替の動きをめぐり神経質な動きが続きそうです。海外長期資金の流入の思惑から、海外知名度の高い主力株は堅調に推移しそうですが、為替水準によっては先物筋の売り仕掛けも予想され、指数も下振れすることが予想されます。主力株の動きがつらくなりそうなことから、中小型の個別株に流れがシフトするか…。引き続き、日銀総裁人事が焦点に。

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アベノミクスへの米国の公式支持を好感し、先物主導で反発するも、戻り売り圧力が強く、上げ幅を縮小して終了
 連休を挟んでややこしい動きになりましたね。白川総裁の前倒し辞任のおかげで、天井が二日ほど伸びたものの、想定通り「節分天井」になるものと思い、週足も200円以上の影を残し、天井型をつけていました。これを受け、今週は調整前提で相場観を組み立てていましたのに、蓋を開けてみれば、日経平均は215円高…。週末の下落分を埋めてしまいました。まあ、これまで、だんまりを決め込んでいた米国が、公式にアベノミクスを支持する…と宣言したんですから、今日の円安も仕方がないところでしょう。今週末から始まるG20財務相・中央銀行総裁会議では、欧州や韓国あたりから、通貨安戦争のきっかけを作った、と責められるところでしたが、米国の支持やドイツ連銀のバイトマン総裁のユーロ高支持発言のおかげで、バッシングは免れたという格好です。

 ただ、市場の反応を見ると円安=輸出株買いではなくなったようです。今日は、円の安値更新を受け、先物買いが先行。これに刺激され、指数銘柄との裁定買いが指数寄与度の高い値嵩株中心に入り、指数を押し上げています。これまで、円安といえば、自動車株が買われてきましたが、今日買われたのはトヨタ、本田など一部だけ。それも値上がり率は縮小しています。先週までの強烈なデーリング売買でしこり感を抱えたのかもしれません。一方、賑わったのは小休止していた大手証券を中心にした証券や銀行、薬品などディフェンシブ系が中心。しこり感のないところに資金が移動しているようです。まあ、積極的にせめて買いあがっても、ソニーのように業績面で、マイナス要因が出てきて売られてはたまらないということなんでしょう。

 この流れを象徴しているのが、騰落レシオの動き…。このところ低下傾向にありましたが、今日の段階で指数は119%と、とうとう警戒ラインの120%を割り込んできました。物色傾向が拡散状態から、集中状態に入りつつある、ということです。このところ、大型株優位になってきたことが関係しているようです。今日これだけの好環境にもかかわらず、6日の高値(1万1498円)を抜けませんでしたので、もし明日以降軟調に推移すれば、週足で毛抜き状態になる可能性も出てきます。まあ、G20を前に派手な円安もまずいですし、息の長い上げのためには息継ぎも必要です。もっとも、業界を代表する銘柄が上昇。実需の資金が動き出している気配があり、想定通りにはいかないかもしれませんが…。

 まあ、ここは想定通り、次期総裁人事が決まるまで無理はしないほうが賢明でしょう。このところ、マスコミ紙上で、黒田東彦・アジア開銀総裁の名前が出るようになっていますし、先週は、海外紙が同総裁を取材するなど、なんだか、同氏を中心に回り始めたような気がします。まさか、「白」の反対の「黒」なら、いい結果が出る…なんて、単純な人選とは思いませんが、果たして、官僚上がりの同氏で市場は満足するのでしょうか。もし、市場が歓迎しない人が総裁になったら、これまでの安倍総理への期待感が一気に崩れる可能性も出てきます。簡単に言えば、今回の日銀総裁の人事は、安倍総理の「本気度」を図るものですから、期待を裏切れば、当然、バッシングが待っています。今週中には決まるはずですから、それを見て動いても遅くはないでしょう…。

 今日の日経平均は、高寄りして始まり、先物買いにリードされる格好で、高値1万1460円と6日の戻り高値にあと38円まで迫りましたが、円が93円台に上昇すると、先物も下落に転じ、引けにかけ、指数も上げ幅を縮めています。結局、日経平均は、215円96銭高の1万1369円12銭、TOPIXは11.15ポイント高の968.50ポイントと、ともに反発して終わりました。出来高は、前週末から1億株減少し、41億1917万株、売買代金も2兆4234億円と高水準を維持しています。騰落状況は、値上がり840、値下がり732と、指数が示すほどの商況ではなかったことを示しています。

 今日の終値での、日経平均サイコロは8勝4敗(TOPIXは9勝3敗)、RSIは63%、25日線かい離は+4.2%、騰落レシオは119%。株価の上げにも関わらず、RSIや騰落レシオが低下または低水準にあることから、指数が引き込まれなければいいのですが。今日の個別の動きをみても、日足陰線で終わっているものが多く、結構、戻り売りがでていたようです。主力が止まり、中小型・新興市場へ行くか、主力株が続くか…。ここは方向感の見極めが大事になりそうです。

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手がかり材料難のなか、週明けの米国株は、利食い売りから小幅反落してスタート
 おはようございます。 

 3連休を挟んで、為替の動きがややこしくなってきました。今週末から、G20財務相・中央銀行総裁会議を控え、景気刺激のためユーロ安がほしいフランスやECBが、議題に通貨安誘導の是非を問う動きに対し、米国は、ブレイナード財務次官補が「米国は、成長促進とデフレ脱却を目指す日本の努力を支持する…」と、米国政府として初めて日本の政策を支持しています。米国としては、プレゼンスを高めつつある中国をけん制するためにも、円高で傷ついた日本の経済的な回復を急ぐ必要がある、と判断したものでしょう。さらに、次期日銀総裁候補の一人である黒田東彦アジア開銀総裁は、海外紙とのインタビューで「日銀に年内に数回緩和する余地がある…」と語ったほか、物価上昇率2%の達成時期について、2年以内という、期間目標を設定すべき…など、前向きな金融政策に言及。円相場は、米国が現行の為替政策を追認したことと合わせ、円相場を押し下げています。

 一方、先週はドラギECB総裁の、ユーロ高けん制発言から円高方向に振れましたが、昨日は、インフレ恐怖症のドイツ連銀バイトマン総裁総裁が「ユーロ安を目指した為替政策は、インフレ高進を招く…」と発言。ユーロが過大評価されている…との見方を一蹴しています。ユーロ圏内でも景況感がさえないイタリアやフランスなどは通貨安を志向、景況感が改善しているドイツは景気よりもインフレを懸念。為替への見方が分かれています。先週のドラギマジックは、週明けに効果を失った格好ですが、その一方で、緊縮財政に反対するベルルスコーニ前首相の勢力が強まりつつあるイタリアや、不正献金疑惑で政局混迷を続けるスペインでは、ともに10年国債金利が上昇。特にスペインの金利は、警戒ゾーンぎりぎりの動きを続けており、一つ間違うと、大幅なユーロ安につながりかねない動きが続いています。ユーロが再び台風の眼になりそうです。まあ、休みを挟んで、日本株への逆風が、追い風に変わってしまった…という感じでしょうか。

 11日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万13971ドル24セント -21ドル73セント(0.16%)

 NASDAQ総合指数 3192.00ポイント -1.87ポイント(0.06%)

 S&P500 1517.01ポイント -0.92ポイント(0.06%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万1395円 +225円

 米国10年物国債金利 1.946% -0.008%

 ニューヨーク原油 97.03ドル +1.31ドル

 GOLD 1649.10ドル -17.80ドル

 ドルインデックス 80.36 +0.15
 

 週明けの米国株は、欧州市場が高安まちまちになったほか、主要な経済指標の発表もなかったことから、小動きに動きになりました。前週、戻り高値を更新したことから、朝方から利食い売りが優勢となり反落してスタートしました。寄り後も小口の売り物が続き、ニューヨークダウは昼ごろまでに、この日の安値1万3940ドル(前週末比52ドル安)を付けました。その後も、手掛かり材料難から、終日マイナス圏の動きが続き、引けにかけやや下落幅を縮めたものの、結局、主力3指数とも小幅反落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前週末比8094万株減の4億9652万株と閑散商い。騰落状況は値上がり1355、値下がり1669。VIX指数は0.61%下げ12.94と小動き。

 ダウ30種は、値上がり13、値下がり16、変わらず1(シェブロン)。マイクロソフトが1.15上昇、ユナイテッドヘルスが1.07%下落したほかは、いずれも1%を下回る変動率で値動きの少ない一日でした。業種別では、銀行や運輸、人材派遣、損保、出版などが上昇。エネルギーや小売り、ギャンブル、家電などが下落しています。
 NYダウは小幅反落。1万4000ドル大台を手前にした持合いは10日を超えてきました。S&P500がITバブル、証券化バブルの高値に接近していることが、上値を買うことを慎重にさせているようです。相場の振幅は、日々、縮小しており、そろそろどちらかに持ち合いを離れる動きが出てきそうです。今週末にオプションなどのSQを控えていることが、株価の刺激材料になるか…?

 米国株は小幅反落。CME日経平均先物は、週末の大証終値を225円上回る1万1395円と大幅上昇で帰ってきました。レンジは、1万1130円~1万1510円。円は、黒田アジア開銀総裁や米国財務次官の発言を受け、対ドルで94円20銭台に軟化、ドイツ連銀総裁の発言から対ユーロも126円20銭台に、それぞれ大幅に軟化して帰ってきました。本日の、日本株は、相場環境が急変したことから、先物の買戻しなどから、急反発して始まりそうです。主力株の買戻しなどが優勢になりそうですが、相場環境の好転を受け個人主導の低下株のかさ上げの動きも続きそうです。買い一巡後は、こう着感を強めた展開になりそうですが、CME先物は1万1510円まで上振れており、上昇幅は拡大する可能性も…。ただ、今週の最大関心事は日銀総裁人事…。海外投資家の期待を裏切るような人事がなされれば、相場が急変するリスクもあります。手放しの強気をしないで、リスク管理も十分に…。天馬…どうなるか。

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世界的な景気回復期待やGDP上方修正期待から反発…NASDAQ総合指数、S&Pは戻り高値更新
 おはようございます。 今日もしばれる朝です。昨日は、ベランダのたまり水に張った氷が終日解けずじまいでした。昨日の日本株も、ECB(欧州中央銀行)のドラギ総裁のユーロ高けん制発言で、青菜に塩…状態でした。でも、今回のユーロ高は、危機が沈静化したことによる資金の還流が原因。日本が円安誘導しているからではないことは十分お分かりのはず…。さすが、口先介入の名人。

 さて、昨日は中国の貿易統計で輸出が予想を上回る拡大を見せたことや、欧州でドイツの輸出が0.3%の伸びになったことで、世界の景気が堅調に推移していることが確認漁れました。また、同日発表の米国貿易赤字(12月)は事前予想の460億ドル赤字を大幅に下回る385億ドルに減少。前月比の減少幅は20.8%になりました。石油輸出が前月比で10億ドル伸びるなど、輸出が好調に推移したことが赤字の減少につながっています。輸出が想定以上に堅調に推移していたことで、0.1%減とされた昨年10~12月のGDPが、上方修正される可能性が強まり、期待感から米国株を押し上げています。世界的な、景気拡大が始まれば、為替面で追い風を受ける日本経済にとってもプラスに作用しそうです。ただ、政権発足当初から、麻生副総理の失言リスクが指摘されていましたが、昨日、円が買い戻された背景には、「政府が予想していた以上のスピードで円安が進んだ…」と、現在の円安水準が行き過ぎともとられる発言をしたことが影響したようです。相場が急所に差し掛かっているときに、こんな発言をしてはいけませんね。

 また、このところ、電力料金の上げは、円安による燃料費高騰のせい…、貿易収支の悪化は円安のせい…など、円安が国民生活の不安材料になるかのような見出しが新聞に踊るようになってきました。白川総裁は相変わらず、物価上昇やデフレ克服には政府の成長政策が必要…と主張していますが、大手マスコミも同調しているような感じがします。どこぞの誰かがネガティブキャンペーンでも張っているんでしょうか。デフレによる円の上昇を通貨価値の維持…と勘違いしている組織がある以上、脱却は容易ではないと思うのですが。安倍首相…財務相出身者でも構わないなんて言い始めていますが、頭の中に、まさか「武藤さん…」なんてないでしょうね。この人で市場は歓迎するのでしょうか。まあ、次は、日銀人事が株式市場の焦点になることは間違いないところでしょう。

 8日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万3992ドル97セント +48ドル92セント(0.35%)

 NASDAQ綜合指数 3193.87ポイント +28.74ポイント(0.91%)

 S&P500 1517.93ポイント +8.54ポイント(0.57%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万1145円 -25円

 米国10年物国債金利 1.954% +0.003%

 ニューヨーク原油 95.72ドル -0.11ドル
 
 GOLD 1666.9ドル -4.40ドル

 ドルインデックス 80.21 -0.02

 
 昨日の米国株は、中国、ドイツの輸出増加から世界景気への拡大期待が強まったことや、朝方発表された貿易統計で赤字が大幅に縮小したことで、第4四半期GDP速報値(-0.1%)が上方修正されるとの期待感から、買いが増加。反発してスタートしました。この日は、アップルへの株主還元への期待感やグーグルの投資判断引き上げなどからハイテク株への買いが増加。前日好決算を発表したリンクトインの急伸もWEB2.0 関連の株価を刺激。指数を押し上げ、寄り後、まもなく日本株は、この日の高値1万4022ドル(前日比78ドル高)を付けました。ただ、週末控えであることや、ドラギECB総裁のユーロ高けん制発言を受け、ドルが上昇したことを嫌気し、資源株や輸出関連が上げ幅を縮めたことから、引けにかけ上げ幅を縮めています。結局、主力3指数とも反発。S&P500は新高値を更新。NASDAQ総合指数は、ITバブル崩壊後の高値を更新しています。ニューヨーク市場の出来高は、前日比8572万株減の5億7756万株。騰落状況は、値上がり2035、値下がりは979。VIX指数は、3.56%下げ13.02に低下しています。

 ダウ30種は、値上がり21、値下がり8、変わらず1。NASDAQ市場のWEB2.0銘柄の上げを受け、マイクロソフト、IBM、インテルのハイテク系が上昇。住宅関連のホームデポなども堅調。一方、前日買われた特殊金融のAMEX、保険のトラベラーズが利食い売りから下落していました。
 NYダウは反発。依然、過去高値を結ぶ抵抗線付近の動き。1万4000ドルを前にした持合い相場は、10日近くになりますが、頭が重い割には、下値が切りあがる動きが続いており、NASDAQ高にリードされる格好で週明けにも引け値ベースで大台乗せを達成することになるのでしょうか。

 米国株は反発。CME日経平均先物は、大証終値を25円下回る1万1145円で帰ってきました。レンジは、1万1035円~1万1330円。円は、ドラギ発言の影響から対ユーロは123円60銭と急伸。対ドルも92円60銭台と上昇しています。週明けの日本株は、CME終値にさや寄せし軟調な始まりになりそうですが、日銀人事が本格化することや、連休明けからディーリングの動きも活発化しそうで、今週に続き、個別株がにぎわことになりそうです。決算発表の一巡から、足の長い資金が売られ過ぎの銘柄を仕込む動きも始まりそうで、案外、底堅い展開になるのではないでしょうか。詳しくは、月曜日発信のレポートで。

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ドラギECB総裁のユーロ高けん制発言や3連休控えのポジション調整売りから、日経平均は続落して終了
 ドラギマジック炸裂…というところでしょうか。期限3年物低利貸し付けで、欧州銀行危機を沈静化、無制限国債買取宣言で、一銭も使わずにソブリンリスク問題も抑え込み、絶大なる市場の信頼を勝ち取ったドラギECB総裁が、ユーロ高に不快感を表明しただけで、ユーロが急落。今日の日本株は、円高に足を引っ張られて、下落。TOPIXはなんとか13週連続高を維持したものの、裁定取引の影響や円高を嫌気した輸出株売りの影響で、前週終値を切り、13週連続高の記録はなりませんでした。マジック効果は、今日の欧州市場まで波及。円は対ドルで92円10銭台、対ユーロで123円50銭台まで買い上げられ、ユーロ安を好感し、欧州市場は高よりして始まっています。また、円高を嫌気し、GLOBEX夜間取引市場でも日本株売りが進行。一時、1万1050円(大証終値比120円安)まで売り込まれています。まあ、まさか魔法使いでもないでしょうが、投機筋にとっては、逆らってはならない手ごわい相手…ということで、ポジションの縮小に動いたようです。

 まあ、日銀緩和期待のラウンドが終わったところに、予想外の日銀白川総裁辞任という臨時の相場ができ、ドラギマジックで終了。次は予定通り日銀総裁人事の思惑相場に移行。新総裁最初の金融政策会議となる4月3日、4日に向けて新たなラウンドを形成するというところでしょうか。直近のレポートでは、ドル円相場は、94円付近に強力な抵抗帯があることから、いったん円高気味になるのでは、また、株価のほうも、2010年4月高値を抜けば、いったん調整も…としましたので、白川さんの突然の辞任発表で相場観を修正しなければいけないかと思いましたが、ドラギさんのおかげで、なんとか想定通りの動きになりました。

 さて、今日の日本株は、米株安に加え、ドラギ総裁のユーロ高牽制発言から円が上昇。さらにこれを嫌気しCME日経平均先物が大証先物を100円近く割り込んで帰ってきていたので、朝方から先物売りが優勢となり、裁定解消売りも増加。日経平均は、前日比178円安の1万1179円と、大幅続落して始まりました。ソニーの決算への失望から、外需株が売られたことも指数の下落幅を拡大。円高の進行も手伝い、終日売られる展開となり、引け近くには、この日の安値1万1125円(前日比232円安)をつけています。3連休を控えたポジション調整の売りも重なり、前日堅調だったTOPIXも下落。ほぼ全面安となり、結局、日経平均は前日比203円91銭安の1万1153円16銭、TOPIXは11.83ポイント安の957.35ポイントで終わりました。騰落状況は、値上がり320、値下がり1298でした。オプションSQ値は、売りが優勢となったことから1万1151円と予想外に低い値になりました。引け値は、わずかですが、SQ値を上回って終わっています。

 この日の終値で日経平均サイコロは8勝4敗、RSIは59%、25日線かい離は+2.5%、騰落レシオは128%と、指数は急速に調整が進んできました。まあ、RSIなど、モメンタム系の指標は低下傾向にありましたから、いずれ、株価が引きずられて下落する可能性は指摘しておきましたから意外性はありませんでした。さて、今日は、注目株が決算を発表してきましたが、1月27日号で再注目したオリジン電気が、通期見通しを増額修正したほか、下期の配当を5円50銭(上期に3円実施)と従来見通しから1円50銭増配し、高値473円と高値を更新してきました。埼玉に所有する遊休地の評価損7億円を計上する予定だったので、懸念するところもあったのですが、それを吸収してもさらに増益するという稼ぎブリでした。すでに、第三四半期までに通期見通しを上回って仕しまっています。なぜ慎重なのかわかりませんが、期末にかけて増額修正になる可能性もあります。つい先日、どこかの証券会社が投資判断の引き下げを実施し、えらい目に合わされましたが、強気を通して正解でした。
 
 また、この日は、ナックやA&Dも決算を発表しましたが、いずれも増益。ナックは株式分割、A&Dは、自社株をデンソーに第三者割当することで、資本業務提携することも発表しました。A&Dは連続業績続伸株として、12月9日号から継続注目してきましたが150円近く上げてきました。
 またこのところ、継続して注目してきた業績変化率狙いの銘柄ですが、想定通り3倍以上の利益を達成。減益予想から一転増益予想に転換してきました。このところ、立て続けに決算で裏切られることがありましたが、なんとか歯止めをかけることができそうです。昨日案内したオフィスビル関連も、下値支持線で下げ止まったほか、2日間で50万株を超える商いを消化。来週は売られ過ぎの是正相場に向かいそうです。まあ、来週に期待をつなげるものを抱えたまま越週できますから、よかった…ですね。全体の動きなど、詳しくは月曜日発信のレポートで注目株を含め解説します。
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さえない企業決算やECB総裁の欧州景気の弱気見通しから下落するも、アップル株主還元期待から下落幅を縮めて終了
 おはようございます。今日はこれから、薬の処方箋をもらうために、近所の病院に出かけます。風邪ひきの患者さんだらけですから、うつされないようにしなくては…。病医院通いもリスクオンですか?

 中国軍の日本の自衛隊艦船へのレーダー照射に続き、昨日はロシアの軍用機2機が領空侵犯…。日本の周辺海域が急に騒がしくなってきました。民主党政権から自民党政権に変わったことで、防衛政策に変更があったのか試す動きが始まっているのかもしれません。でも、今回のレーダー照射問題でも解説があったように、日本をだしに米国の動きを探っているというのが本当のところかもしれません。米国は、昨日、大西洋艦隊の縮小や中東に展開する空母を一隻削減することを決めています。一隻の空母には、フリゲート艦や攻撃型の艦船など数十隻が艦隊を組み支援するといい、一隻削減するということは大きな戦力の低下につながります。米国では、3月1日に歳出の強制削減が発効。軍事費が主な削減対象になりますが、与野党の対策がないまま発効すれば、単に米国の軍事力が低下するだけでなく、世界の安全保障体制にも影響を及ぼしかねません。このところ、世界が妙に騒々しくなってきましたが、米国の軍事費の削減に対し、問題国が米国の姿勢を図っているのかもしれません。財政の崖の交渉の不調が、とんだところに飛び火し始めたようです。

 さて、昨日のスペインの国債入札は、調達金利が前回に比べ上昇(2015年3月末満期債、前回2.476%→2.823%)したものの、目標を上回る46億ユーロを調達しました。この成功を受け、10年債金利は0.03%低下し、5.41%と落ち着いた動きになりました。しかし、政局が混乱するイタリアでは、10年債金利が、一時、昨年12月中旬以来の4.62%をつけたあと、ECBドラギ総裁の金利上昇けん制発言を受け、前日比変わらず…で終わりましたが、神経質な動きが続いています。昨日の、ドラギ総裁の会見では、月内にLTROの資金返済が3割近くに達するものの、資金の流動性は十分確保されているうえ、金利上昇などには短期資金を供給する準備がある…とし、金利上昇をけん制。ただ、ユーロ圏の景気にはまだ下振れリスクがある、とし、最近のユーロ高をけん制する口先介入的な動きをしています。欧州の輸出競争力を損なう円の独歩安は許さないということでしょうか。ユーロ高からドイツの景況感が悪化すれば、追加緩和に踏み切る可能性が強まってきました。

 7日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万3944ドル05セント -42ドル47セント(0.30%)

 NASDAQ総合指数 3165.13ポイント -3.35ポイント(0.11%)

 S&P500 1509.39ポイント -2.73ポイント(0.18%)

 CME日経平均先物(円建て) 11330円 -90円

 米国10年国債金利 1.95% -0.02%

 ニューヨーク原油 95.75ドル -0.87ドル

 GOLD 1671.30ドル -7.50ドル

 ドルインデックス 80.23 +0.48
 

 昨日の米国株は、ドラギECB総裁が、欧州景気に対し弱気の見方をしたことや、朝方発表された新規失業保険申請件数が、予想を下回ったことなどから、下落してスタートしました。ドラギ発言を受けユーロが弱含み、ドルが上昇したことを嫌気し、輸出関連や資源関連が売られたほか、クラウドサービスのアカマイテクノロジーズが予想を下回る決算を発表するなど、さえない決算や見通しを発表する企業が増加し売りを加速。ニューヨークダウは昼近くにこの日の安値1万3852ドル(前日比134ドル安)をつける場面もありました。ただ、ドラギ総裁が緩和に含みのある発言をしたことや、アップルへの株主還元圧力から同社株が反発したことなどを受け、引けにかけ下落幅を縮小しています。結局、ニューヨークダウとS&P500は反落。NASDAQ総合指数は続落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1772万株減の6億6318万株。騰落状況は、値上がり1296、値下がり1726。VIX指数は、0.67%と小幅に上げ、13.50に上昇。

 ダウ30種は、値上がり6、値下がり23、変わらず1(P&G)。キャタピラ、アルコアなど景気敏感株がさえなかったほか、ドル高を嫌気し、資源のエクソンやシェブロンもさえませんでした。一方、AMEXやトラベラーズなど金融関連が堅調でした。業種別では、不動産サービス、たばこ、食品、飲料、テクノロジーハードなどが上昇。人材派遣、生保、自動車・同部品、半導体などが下落しました。
 NYダウは反落。引き続き、2年らいの上値抵抗線付近の神経質な動きが続いています。前日も書きましたように、ラインチャートでは抵抗線上でのもみあいを続けており、底堅い動きです。このところ、頭の重い展開が続き、日足で円天井型を形成し始めたのが気になります。そろそろ、何かポジティブな材料が必要なところに来ているような気がします。

 米国株は、反落。CME日経平均先物は大証終値を90円下回る1万2330円で帰ってきました。レンジは1万1220円~1万1450円。円は、ドラギ総裁の景気弱気発言からユーロが下落。対ユーロは125円40銭台に上昇したものの、対ドルは、93円60銭台と前日水準で帰ってきました。本日の日本株は、CME安や対ユーロの円高を嫌気し、軟調な始まりが予想されます。寄り後は、オプション清算値をめぐって神経質な動きが続きそうですが、3連休を控え投資家の処分売りも強まりそうでで、引けにかけ波乱する動きも予想されます。昨日のCMEレンジ下限が1万1220円に下振れていることも、先物筋の売り目標にされるかもしれません。裁定解消売りから一時軟化。引けにかけ、下落幅を縮める米国型の展開か…。日銀総裁人事が不透明材料になりそうで、当面、主力株の押し目を待ちたいところ。

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ECB理事会の開催や春節連休を控えた中国株の下落を嫌気し、日経平均は反落…内需大型株の堅調でTOPIXは続伸
 半年に一度の術後検査もなんとか、無事に通過。次は、7月末に4年目に入る前の、いろんな検査が待っています。なんとか、3年半無事に過ごすことができました。相場のほうですが、ちょっとは気の利いた反発があるかと思ったんですが、思ったほどの動きはありませんでしたね。3連休を控えていますし、今晩ECB理事会を控えており、大きな動きはできない…と言うところでしょうか。欧州危機時にECBが実施した期間3年物低利融資の返済が始まっており、返済が増えれば冷えるほど市場からの流動性が吸収される格好になります。イタリアやスペインなど高債務国の債券は、ECBが供給した資金に支えられてきた部分もありますので、為替や景気を含め、この流動性の部分に関し、どういう発言をするかが注目されます。

 昨日から書いていますように、スペインとイタリアの政局問題から、金利が上昇に向かい始めていますが、案外、ECBへの資金返済が、世界的な投機資金の流れに少なからず影響を与え始めているのかもしれません。まず、今晩実施されるスペインの45億ユーロの国債入札の行方と、警戒ゾーンに入るぎりぎりのところで上げ止まっている金利がどうなるかも焦点になります。ECBへの返済が始まったということは、投機筋への資金の流れも制約されてくる…ということですが、そんなとき、日銀は、ヘッジファンドを含め、海外に資金を貸し出した銀行については、貸し出し分を低利融資することにしました。いわゆる、円キャリートレードの容認です。現状はゼロ金利状態ですから、ただ同然で資金を調達できます。為替リスクさえヘッジできれば、こんなおいしいトレードはありません。円安の状況を見てもかなりの資金が海外に流れていることがわかります。この点でも2004年以降の動きに似てきましたね。貸出先に困った邦銀は、不動産リートや不動産融資を増やし始めており、円キャリートレードで資金が潤沢になった海外投機筋の動きと合わせ、そろそろ投機的な動きが出てくるかもしれませんね。中には、為替のヘッジをせず、短期的な利回り追求に走っている投資家もあるといいます。大型株の値動きを荒くしているのは案外、こんな投資家かもしれませんね。

 さて、本日の日本株は、米国株が高安まちまちになったものの、スペイン、イタリアの政局の混乱を嫌気しユーロがドル、円に対して売られたことから、円が上昇。これを嫌気して先物売りが先行。日経平均は、CME日経平均先物終値(1万1410円)にさや寄せし、前日比57円安の1万1406円と反落してスタートしました。前日予想を上回る決算を発表したスバルやトヨタ、マツダなどの自動車株が買われたほか、輸出株も堅調に推移。一時、下落幅を縮める場面があったものの、中国上海株が、春節に伴う連休が近いことから利食い売りから下落したことを嫌気。明日のオプションSQを控え、清算値の引き下げを意識した売りもあり下げ幅を拡大。後場寄り後まもなく、168円安の1万1295円と1万1300円を割り込み、この日の安値を付ける場面もありました。ただ、日銀の追加緩和への期待は強く、引けにかけ押し目買いが増加し、やや下落幅を縮めて終わりました。結局、日経平均は、裁定解消売りもあり前日比106円68銭安の1万1357円07銭と反落して終わったものの、不動産や建設、紙パルプなど内需系大型株が買われたこともあり、TOPIXは、0.36ポイント高の969.18ポイントと、続伸して終わっています。出来高は、前日から5億株超え増加。51億株4000万株と、東日本大震災があった一昨年3月15日の57億株以来の大商いになりあした。騰落状況は、値上がり708、値下がり877。

 今日の引け値での日経平均サイコロは8勝4敗と変わらず(TOPIXは9勝3敗に上昇)。RSIは60%に低下。25日線かい離は+4.6%に縮小。騰落レシオ135%に低下しています。RSIなどモメンタムの低下が目立っています。やはり新値抜け後は一服してきましたね。計算上のポイント(1万14484円)も達成しました。欧州のほうが、なんだかもやもやとしてきましたから、手放し運転だけはやめようという感じでしょうか。ただ、今日発表された2月1日までの週の海外投資家の先物買い越しは約670億円に増加してきました。また、昨日も一週間で裁定買い残が1兆1000億円近く増加したことを取り上げました。今日発表された海外投資家の買い越し額は3677億円…。裁定業者は海外証券のほうが比率が高いですから、買い越し額のほとんどが裁定買いだったと見れないこともありませんね。果たして、巷で言われているほど、海外投資家が日本株を買っているのかどうか…。なんだか、よくわかりません。独り相撲を取っていなければいいのですが…。

 まあ、3連休を挟んで相場がどう変化するか、ここはよく観察しましよう。ただ、期末決算の増額修正を期待して買ったのに、予想を据え置かれて増益にも関わらず売られている銘柄がふえてきました。官公庁などとの取引が大きいところは、売り上げが期末に立ってきますから、期末に数字が上振れするケースも出てきます。今日の日経夕刊にオフィス需要の堅調がという記事が出ていますが、今後、不動産リートj向けの融資も増えてきますので、さらに商業ビルの供給が増えてくる可能性が出てきます。会員の方は、どの銘柄のことを言っているかお分かりと思いますが、過去三年の下値支持線近くまで売られていますので、そろそろ、再注目してはそうでしょうか。来期の予想EPSから見ると、PER10倍を割り込んできました。物語コーポレーションと同時期に大化け候補として注目してきたナックが2700円台を超えてきました。これでもまだ来期の予想EPSから見たらPERは7.5倍。物語コーポレーションは、来期の業績まで織り込みに行きましたが、ナックもそうなれば、大台替わりも期待できます。まあ、これからもいろいろできて来るでしょうが、勝負は決算発表が終わってから…。月足が強気入りしたものがだいぶ増えてきています。目先の足ばかり見ず、たまには月足でトレンドを確かめてはどうでしょうか。

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スペイン、イタリア政局への懸念や予算をめぐる政府と共和党の対立を嫌気し、高安まちまちの動き
 おはようございます。 今日は半年に一度の術後検査。書き込みが終わったら病院へ行かねばなりません。明日は、血圧の薬の処方箋をもらいに近所の開業医に行く予定。早く病院と縁を切りたいですね。

 さて、欧州ですが、イタリアでは、ベルルスコー二元首相(自由国民党)が率いる中道右派連合が、ベルサニ氏(民主党)を中心にする中道左派連合を急追。支持率が急接近し総選挙(24・25日)の行方が混とんとしてきました。ベルルスコーニ氏は、デリバティブ取引で大きな損失を抱えたイタリア3位銀行と民主党の関係を指摘。ネガティブキャンペーンを張っているほか、現政権が実施した緊縮財政に反対するなど、大衆迎合で支持率を伸ばしており、市場は、再びイタリアの財政状況が悪化するとして、懸念を強め、昨日の債券市場では、再び国債が売られ、金利は0.07%上げ、4.55%に上昇しています。

 また、スペインも、政権与党の不正献金問題がエスカレート。不正献金のなかから、10年以上にわたってラホイ首相を含む幹部が一定の金額を受け取った…と、マスコミが報じたことを手掛かりに、野党からの辞任要求が強まっています。政権側は、「誤報だ」と内容を否定していますが、銀行救済や財政再建で中心的な役割を果たしてきたラホイ首相の立場が不安定になってきたことは、市場にとって大きなリスク要因になっています。イタリアと同様に、国債が売られ、金利は0.06%上げ、5.44%に上昇しています。今晩、45億ユーロの国債入札を控えており、この成否によっては、金利の上昇につながる可能性も出てきそうです。この動きを嫌気し、昨日の主要欧州市場の株価は、反落しています。今晩のスペイン国債入札は要注目。

 6日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万3986ドル52セント +7ドル22セント(0.05%)

 NASDAQ総合指数 3168.48ポイント -3.10ポイント(0.10%)

 S&P500 1512.12ポイント +0.83ポイント(0.05%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万1410円 -20円 

 米国10年物国債金利 1.968% -0.048%

 ニューヨーク原油 96.62ドル -0.02ドル

 GOLD 1678.80ドル +5.30ドル

 ドルインデックス 79.76 +0.23 


 昨日の米国株は、スペイン、イタリア政局への懸念から欧州主要市場が下落した流れを受け、売りが先行。反落してスタートしました。前日、1万4000ドルの大台に乗せたことから、目標達成感からの利食い売りが増加。ニューヨークダウは、寄り後まもなく、この日の安値1万3913ドル(前日比66ドル安)をつけました。ただ、この日もタイムワーナーやラルフローレンなどが、予想を上回る決算を発表したことから、景気への期待感が増幅。次第に買い物が増加し、引けにかけじり高に転じています。ただ、歳出削減にこだわる共和党のベイナー下院議長が、「追加の歳出カットがない限り、3月1日から始まる歳出の強制カットには応じられない」と発言するなど、予算をめぐる政府と共和党の対立を懸念。上値を買いあがる動きは、限定的になりました。結局、ニューヨークダウとS&P500は小幅続伸したものの、アップル下落などの影響でNASDAQ総合指数は反落しています。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1984万株減の6億8088万株。騰落状況は、値上がり1768、値下がり1251。VIX指数は、2.26%下げ、13.41に低下しています。

 ダウ30種は、値上がり19、値下がり11。スリーエムが1.1%上げたほかは、値上がり、値下がりとも1%割れの変動で、値動きの少ない取引でした。スリーエムのほか、アルコア、ウォルマートなど景気敏感株が堅調。一方、インテルやIBM,マイクロソフトなどハイテク株が不振でした。
 NYダウは反落しましたが、依然、過去2年の抵抗線付近のもみあいが続いています。昨日の安値からの切り返しもこのライン付近からのもの。今のところ、下値を固めながら、最高値更新への手がかり材料を待っている段階。

 米国株は高安まちまち。CME日経平均先物は、大証先物終値(1万1430円)を20円下回る1万1410円で帰ってきました。レンジは1マン1265円~11500円。円は、イタリア、スペインの政局不安から、対ユーロは、126円50銭台、対ドルも金利低下を受け、93円50銭台と小幅な円高で帰ってきています。本日の日本株は、CMEレンジへへさや寄せし小幅軟化して始まりそうですが、明日のSQを控えたオプション弱気筋への先物筋の攻勢が続きそうで、寄り後には上ブレすることも予想されます。今のところ、決算発表が、市場のブレーキになっている感じもありますが、そろそろ、休憩中の先行主力株にも見直しの動きが始まるか…。

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日銀総裁辞任のポジティブサプライズと売り方の踏み上げで急反発
 白川日銀総裁の任期前辞任は、予想以上のポジティブサプライズになりました。まだ、だれが次期総裁になるのかわかりませんが、市場は新総裁のもとで開催される4月3日・4日の金融政策決定会合で、追加の金融緩和が実施されるものとして先取りする動きを強めています。米国は2007年10月の史上最高値(1万4164ドル)更新、日本は2010年4月高値(1万1339円、ザラバ高値1万14008円)ぬけが課題になっていましたが、総裁辞任のポジティブサプライズのおかげで、米国に先駆けて急所を抜いてきました。

 ただ、喜んでおれない動きも強まっています。先週の日経平均の勝敗は、4勝1敗で上げが上回りましたが、中身を見ると、先物筋がオプションの残高が多いストライク価格を順番に攻め、弱気ポジション取っている投資家が損失回避のため先物を買戻し、指数が一段高する動きが目立ちました。先物買いが先行したことから裁定機会が増加。結果的に、先週の裁定買い残高は、過去最高の1兆965億円の増加となり、残高は3兆7505億円へと急増しています。海外投資家の買いが話題になっていますが、これまでの買い越し分のうち、裁定買いにともなう買いがどれくらいあるんでしょうか。今週末にはオプションのSQを控えていますが、弱気ポジションを取ったところは総やられの状態…。今日も、欧州市場が開く2時過ぎになって、建玉の残高が多い1万1500円のストライク価格を狙って先物筋の攻勢がかかり、売り方の先物買いヘッジを誘う動きが出ていました。これが裁定買いを誘発し指数を押し上げた…というところでしょうか。

 これからの、日銀総裁人事や政策運営、対中国政策などうまくやらないと、先物買いが一転して売りに変わり、今度は裁定解消売りから指数が売り込まれることになります。先物の買い手口を見ると、商品投資顧問(CTA)の機関店とみられる欧州系証券の買いが積みあがってきています。だんだん、悪材料に対して弱くなってきていることは頭に止めておいた方がいいでしょう。解消売りの影響の大きさは、リーマンショック時や震災時、昨年3月の日銀のちゃぶ台返しの際に、嫌というほど見せつけられていますから…。まあ、当時と違って個人が息を吹き返していますし、買い遅れた投資家が多く、解消売りは吸収できると思いますが…。

 今日は、お祭り騒ぎの結果、日経平均は、416円83銭高の1万1463円75銭、TOPIXは29.12ポイント高の968.82ポイントと急反発して終わりました。出来高は、46億1684万株と前日から減少したものの、売買代金は2兆8191億円と増加。トヨタなど自動車株が予想を上回る決算で買われた流れや、指数寄与度の大きい値嵩株に裁定買いが入ったことが影響したようです。また全業種が値上がりした関係で、値上がり1366、値下がり238と、ほぼ全面高商状。
 今日の引けでの日経平均サイコロは8勝4敗、RSIは68%、25日線かい離は+5.8%でした。騰落レシオは139%にやや上昇しています。
 
 今回の決算を見ていると、いろんな現象が出ているようです。輸出企業が、為替差益で最終利益が増加するのはわかりますが、長引いた円高を受け、為替対策を施したことが逆目に出てくるもの、同じ経営環境にあるものの、利益率の大きい部分を強化した企業とそうでない企業、予想外の利益が上がったために、かねて処理したかった損失を計上してくるもの…など、業績見通しが一筋縄ではいかなくなっています。おまけに、アナリストの投資判断…。決算数字を見ていきなり格下げを実施してくるケースはまだ許されるとしても、スバルなどのように何度も投資判断を引き下げながら、株価が上がってくると、いきなり判断を格上げしたり、判断を据え置いたままで株価目標を調整したり、と紛らわしい動きが増えています。投資家は、何か手がかり材料はないか…と、探していますから、投資判断や目標株価の変更が出てくると振れ幅が大きくなるケースも増えてきました。とにかく、あと追いが多いのが問題。日ごろから地道に調査活動をしていれば、後追いの判断なんかする必要はないはずだと思いますが…。サボタージュが多すぎるんではないですか。
 
 まあ、当面の、計算上のポイントは、1万1484円としてきましたが、本日、これを達成してきました。次は、1万2000円を超えてしまうんですが、今から書いては恥ずかしいですね。本来、新値を抜ければ、一旦は休憩するパターンになるはずですが果たして…。暴走してしまうのでしょうか?今晩米国が高値を更新してくれれば、すっきり調整できるんですが、そんなうまいこと行くわけありません年。マツダですが、通期の利益見通しを250億円から450億円に増額修正してきましたね。

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スペイン金利の落ち着きに加え、日銀総裁辞任による流動性拡大を期待した買いに反発して終了
 おはようございます。 昨晩は体調が悪く早めに床に就きましたが、目が覚めると7時近く…。慌てて新聞を取りに行って一面を見ると、「中国海軍のレーダー照射」と「白川日銀総裁、来月19日辞職」の見出し…。昨晩慌てて、書き込みをしている時点ではわかりませんでしたが、海外は、総裁辞任に反応していたんですね。日銀総裁がらみだろうとは思いましたが、原稿を書きながらでも、チェックしておけば良かった…と反省しきりです。

 さて、中国のロックオンは、世界の常識では「蛮行」にあたり、ロックオンされただけで、反撃されても仕方がない行動。まさに、戦争突入寸前の挑発行為でした。中国の政府の指示によるものかどうかは不明ですが、政権の空白期を狙い、軍が上層部へのアピールをするため暴走したのかもしれません。まあ、世界の常識が通用しない国ですから、付き合いの仕方もほどほどにしておいたほうがよさそうです。白川総裁辞任の件は、政府からの圧力があったのか、本人の意思によるものか明らかではありませんが、副総裁の任期に合わせ辞任するということですから、人事的には、こちらの方がすっきりするのかもしれません。のこすところ、1か月余り…。国会の同意人事であることを考えると、安倍首相は早急に候補者を決めなければなりません。節分後は、日銀総裁人事が焦点になるとしてきましたが、いよいよ、財務省、日銀、民間を巻き込んだ売り込み合戦が激しさを加えることになるんでしょう。

 これ以上に懸念されたのが、スペイン、イタリアの金利の動きでしたが、危険ゾーン突入一歩手前で、小幅に低下。スペイン10年債金利は。0.08%低下し、5.37%に、イタリア債は0.033%低下し4.45%になりました。今回の波乱の原因になった、イタリアの総選挙の行方やスペイン政府を巻き込んだ不正献金問題は解消されていませんので、先行きは予断を許しませんが、とりあえずは危機ゾーンを回避したことを欧米市場は好感したようです。

 5日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万3979ドル30セント +99ドル72セント(0.71%)

 NASDAQ総合指数 3171.58ポイント +40.41ポイント(1.29%)

 S&P500 1511.29ポイント +15.58ポイント(1.04%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万1265円 +185円

 米国10年物国債金利 2.016% +0.043%

 ニューヨーク原油 96.64ドル +0.47ドル

 GOLD 1673.50ドル -2.90ドル

 ドルインデックス 79.52 -0.04
 
 
 昨日の米国株は、欧州でスペイン国債金利が低下したことへの安心感や、日銀総裁交代時期が早まったことで緩和が促進される…との思惑から、買いが先行。急反発して始まりました。買い一巡後に発表されたISM非製造業景況指数(1月)は、前月水準を下回ったものの、雇用や新規輸出受注が大幅に改善していたことから、この内容を好感した買いが増加。寄り後まもなく、ニューヨークダウはこの日の高値1万4013ドル(前日比133ドル高)をつけています。ただ、その後は買い手掛かり材料難から1万4000ドルの大台を挟んだ神経質な動きが続きましたが、引けにかけ利食いに押され上げ幅を縮小。結局、主力3指数は反発して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比749万株減の7億72万株。騰落状況は、値上がり2227、値下がり838。VIX指数は、6%下げ13.72に低下しています。

 ダウ30種は、値上がり28、値下がり2(IBM,ユナイテッドテクノロジーズ)。下落銘柄の下げはいずれお小幅にとどまっており、ほぼ全面高商状。ユナイテッドヘルスやバンクオブアメリカが3%超え上昇したほか、AMEX,JPモルガンなど金融関連、医薬のファイザー、メルクの上げも目立ちました。業種別は、ヘルスケア、貴金属、コンピュータハード、玩具などが上げたほか、SOXX(フィラデルフィア半導体指数)が続伸するなど、注目すべき動きも出ていました。一方、S&Pの訴追を受けこの日も出版が下落。石炭、家電もさえませんでした。
 NYダウは反発。依然、2年来の上値抵抗線付近でもみ合う動きになっています。ただ、直近レポートでも指摘していますように、引け足でみた動きは、すでに抵抗線上での動きに入っており、いずれ史上最高値更新へ向けての動きが始まりそうです。

 米国株は反発。CME日経平均先物は、大証先物終値(1万1080円)を、185円上回る1万1265円で帰ってきました。レンジは1万1015円~1万1275円。円は、スペイン金利の落ち着きに加え、白川日銀総裁辞任後の追加緩和を期待し、対ユーロは127円20銭台、対ドルは93円70銭台とともに急反落して帰ってきました。本日の日本株は、円安やCME高を好感し買いが先行。反発してスタートしそうです。買い一巡後は、中國との緊張関係が頭を押さえそうですが、防衛関連などに短期的な資金が向かい個別の材料株がにぎわう展開にになりそうです。米国でSOXX指数が続伸しておりこれまで出遅れ感のあった電子部品株の見直しもありそうです。昨日の3本新値陰転がダマシに終わりそうで、ほっとしています。早く2010年4月高値を更新し、長期の上げ相場を確認してもらいたいものですね。

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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
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経済・株式の原稿作成・講演会(関西圏内)もうけたまわります。
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